受田新吉 衆議院議員
30期国会発言一覧

受田新吉[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-|30期|-31期-32期-33期-34期
受田新吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは受田新吉衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第28号(1965/04/06、30期、民主社会党)

○受田新吉君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました沖繩及び小笠原諸島返還に関する決議案に対し、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  すでにこの種の決議が行なわれること実に五回に及んでおります。私は、まず冒頭に、この決議案が国会に出された一片の紙切れではなく、決議案の一字一字にこもる沖繩、小笠原住民の切実な願いを政府が胸に深く刻み込み、これの実現に誠意ある努力を傾注されるよう強く切望いたしてやみません。(拍手)  昨年わが党の調査団が沖繩を訪れ、ひなびた農家を突然に訪問いたしましたとき、そこの老人と老婆は破れた畳に額をぴったりとつけて、沖繩を一日も早く日本……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第1号(1965/12/20、30期、民主社会党)

○受田新吉君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま上程されております昭和四十年度の第二次補正予算案並びに大蔵大臣の財政演説に対する質問を試みんとするものでございます。(拍手)  さて、本補正予算案は、顧みまするに、十一月二十四日衆議院に提出されて以来、じんぜん月日をけみしまして廃案となったものでございます。今国会召集とともに、あらためてこれが提出されまして、押し迫った年の瀬を控えて、急遽審議の爼上にのぼせられるということは、日韓国会の変則状況の結論とはいいながら、政府の責任まことに重大であるといわなければなりません。(拍手)しかし、私は、国会の正常化を前提として、この当面急を要する補正……

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 内閣委員会 第2号(1963/12/13、30期、民主社会党)

○受田委員 大臣時間がないそうですから…………。
【次の発言】 今度の当委員会に提案されております三つの給与法案について、総括的に大臣にお尋ねをいたします。  この一般職、特別職、防衛庁職員の給与法のバランスを前提にして提案されているかどうか、お答えを願いたいのです。
【次の発言】 特別職の内閣総理大臣が四十万円、一般職の行政職五等級一号俸が一万五百円、こういうことになっておるわけです。この一万五百円で生きる方法としては、住宅はどの程度のところにあり、また食生活――もちろん独立青年の十八歳を基準とした標準生活費は出されておりますが、政府の出された一万五百円の生きるための基礎的な数字、それぞれの……

第45回国会 内閣委員会 第3号(1963/12/14、30期、民主社会党)

○受田委員 一問だけお尋ねをしておきます。  きのうお尋ね申し上げた問題点について、政府に資料をお願いしたのです。ここへ出されている三つの給与関係法案について、上に厚く下に薄いような現象を取り上げてお尋ねして、これに対する具体的な算定基礎を御要求申し上げた。いまここに資料が出ておりますが、もう少し早く拝見すると、大体見当がついたのでございますが、この特別職と一般職と防衛庁職員その中で、事務次官を十六万円とする案が出ております。そしてこれは次官に対する限られた号俸が規定されておるのであります。さらに、国務大臣三十万円、総理大臣四十万円というのが、特別職の法案に出ております。これは給与の低い、一万……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 社会労働委員会 第57号(1964/06/19、30期、民主社会党)

○受田委員 今度の改正案の中で問題点として指摘したい数カ所について質問を申し上げ、政府の所信をたださせていただきます。  私は、この戦傷病者戦没者遺族等援護法が制定された昭和二十七年以来この法案に取り組まさせていただいたので、この法案の審査をするときには感慨無量なものがあるのでございますが、当時のおい立ちのときから比べると、飛躍的に改正が重ねられまして、今回の改正点などは相当行き届いた、未処遇の皆さんにも手を差し伸べているという点、確かに感謝したい政府提案であると申し上げたいのです。特に私からもしばしば当委員会等で指摘しました問題点が、一歩一歩片づくような提案をされているという点で、私個人とし……

第46回国会 逓信委員会 第6号(1964/02/27、30期、民主社会党)

○受田委員 電波法の第一条に目的が書いてあるのですけれども、この目的に合致しない無電局の免許ということはあり得ないことですが、しかし免許された無電局が、放送の場合、三年間忠実に目的のために協力しない場合に、再免許の際にこれを押えるということが、郵便省として十分考えられておるかどうか。近く三年がくるわけてございますが、民営放送局について特に考えられる問題です。御所見を伺いたい。
【次の発言】 再免許をなし得ない放映局も考えられるということになりますね。
【次の発言】 私はきょう東京高裁で、中央教育放送株式会社の行政訴訟の第一回公判が行なわれるということを伺っております。おとどし秋に予備免許を与え……

第46回国会 逓信委員会 第11号(1964/03/16、30期、民主社会党)

○受田委員 NHKの予算を審議するにあたりまして、最後の質問者でございますので、ゆっくり時間をかけて御理解を願いながら質問をさしていただきたいと思いますが、よろしゅうございますね。何か途中で質疑打ち切りの動議なんか出ますか。
【次の発言】 放送法の第一条には、放送の目的が書いてあるわけです。そうして第七条以下に日本放送協会の規定があるわけでございますので、その放送法の目的をNHKはいかに果たされているかということについて質問をまず申し上げたいと思います。  放送法の第一条に放送の公共の福祉貢献の規定が書いてありまして、原則的に一、二、三と項がわけらておりますが、その中で「放送が国民に最大限に普……

第46回国会 逓信委員会 第16号(1964/04/01、30期、民主社会党)

○受田委員 最初にお願いしておきますが、民間保険との保険料率の問題を比較したいと思いますので、関係者をお呼び願いたい。  それから、政府から資料を出していただいておるので、参考資料――願わくば、料率の変更の経緯を示す資料をひとつお出し願いたい。つまり、民間保険が最近保険料を引き下げておる。既加入者については、配当を増額する、こういう措置をこの四月一日からとっておるわけです。その関係がありますので、簡保のほうの保険料算定基礎である死亡率、余命表等を十分参考にされた保険料算定基礎をお示しを願いたい。次回の委員会までに御提出をしていただきたい。民間保険との比較で出していただくとたいへんけっこうだと思……

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/15、30期、民主社会党)

○受田委員 短時間に能率をあげますが、最初に十七日の公労協のストに関連して大事な問題を一つ、二つお尋ねします。  大体公労協の争議に関しては、三公社五現業、こうした対象になる当事者というものが力がない、能力的に限界がある、予算措置においても限界がある、こういうことになって、実際問題としてはこれは容易でない事態を招く危険があるわけなんです。たとえば調停案が出る。そうした調停に際会して、調停段階で労使が合意に達したということがあっても、しかしそれを法律的に制約する、政府与党がこれを実行しなければならぬという制約規定がない。こういう問題で、公労委のあり方、公労法の問題を基本的に研究する段階にきておる……

第46回国会 逓信委員会 第23号(1964/04/24、30期、民主社会党)

○受田委員 それでは、質問をかいつまんで申し上げます。  今度、当委員会で審査されておりますこの法案は、いわば電電公社の事業面においては一つの革命に伴う措置であると思うのです。その近代化をはかるための革命が暴力革命であってはならない、民主革命でなければならないという意味で私お尋ねをさしていただきます。  この政府から出された資料から拝見しますと、電話の設備の近代化、拡充政策の遂行の基本構想が出ておるわけです。まずこの点からお尋ねしてみたいのです。  電電公社の示しておられる第三次及び第四次の長期計画について確認をさせていただきたい点があります。それは一月現在では、三十八年度と九年度という形で数……

第46回国会 逓信委員会 第24号(1964/04/28、30期、民主社会党)

○受田委員 私は民社党を代表いたしまして、本法案に対する反対の討論を申し上げたいと思います。  私たちは、電通の近代化、合理化に対して、これを推進するためにいかなる協力も惜しまないものであることは論をまつまでもございません。しかし、この近代化、合理化施策推進の過程において最も重要な問題は、これに従事する従業員の処遇ということ、不安を一掃するということ、この点の配慮が徹底していなければなりません。  法案の提案理由を拝見いたしますと、一時に多数の要員が退職をしなければならないという状態に対処して、特別の処遇措置を講ずるとうたってあります。私たちは、今度の特別給付金の性格が、よしいろいろな議論はあ……

第46回国会 逓信委員会 第28号(1964/06/05、30期、民主社会党)

○受田委員 二問だけちょっと森本委員の質問に関連する問題点をお尋ねして、質問を中断している森本委員にあとを譲ります。  今度の法改正の中で、先ほど森本委員から指摘された第一の問題点、私から見た第一の問題点で、これを明確に御答弁願っておきたい点があります。それは三十三条の二の改正点でこれに掲げてある「義務船舶局の無線設備は、次の各号に掲げる要件に適合する場所」としてあるこの場合の要件の中に、自然的要件を運用の面で生かすことができるかどうか。たとえば赤道直下を航行するタンカー船のごとき場合は、特に灼熱の地域を航行するわけでございますから、そうした自然的条件といいますか、それを克服するために、この条……

第46回国会 逓信委員会 第33号(1964/06/26、30期、民主社会党)

○受田委員 私はこの機会に、NHKから国会に御提出を願っております貸借対照表等の基本問題にふれてみたいと思います。  放送法第四十条第三項に、NHKかり毎事業年度の貸借対照表等を御提出願った場合に、内閣は、会計検査院の検査を経て国会に提出しなければならないということが書いてある。提出しなければならないというこの規定は、どういう法律的な効果を生むものであるか。当委員会で、提出した書類の扱いを、もし異議があったというような場合には、一体どういうような責任の先生を見るものであるか、それを含めてこの決算書、貸借対照表等の国会提出に関する法律論をいまから議論をしてみたいと思います。  ただ、ここへこうし……

第46回国会 内閣委員会 第5号(1964/03/03、30期、民主社会党)

○受田委員 短い時間でありますので、大臣にお答え願います。  今度提案されておりますこの設置法の審議をするにあたっては、国立学校のほうの設置法とにらみ合わせながら審議をしなければ、この定数をはっきりさせることはできないわけであります。当委員会としては、その点を十分勘案して、その定数増の必要性について根拠を明らかにしながら審議を進めていくべきだと思います。しかし、きょうは、学校教育法という、教育基本法に相対立する重要な法律の中で、学制の基本的な問題にちょっと触れて御答弁願いたいと思うのであります。  それは学校教育法のおしまいのほうに、吉田内閣の初期であったのですけれども、私自身も関与して審査し……

第46回国会 内閣委員会 第9号(1964/03/13、30期、民主社会党)

○受田委員 この審議されている法案のうちの国事行為の臨時代行に関する法律案について、まずお尋ね申し上げます。若干問題点を出したいと思っております。  先ほど来・稻村委員等からいろいろとこの法律案に対する諸点についてお尋ねがあったわけですが、実はこの法律は憲法の四条の二項の規定に基づく当然の立法事、項でありますので、たとえ任意規定とは言いながら、こういう法律を一応つくっておく必要がある、常時これが発動するわけじゃなくて、いつでもこれが適用できるような準備をしておく必要があるということから、従来当委員会ですでに八年も九年も前から提案をしておった問題ですけれども、政府も一応この国事行為の臨時代行規定……

第46回国会 内閣委員会 第11号(1964/03/19、30期、民主社会党)

○受田委員 ちょっと補足質問させてもらいます。  皇室経済法関係で今度賜与と譲り受けの金額を増額措置されたのでありますが、提案理由を拝見しますと、物価の上昇等を考慮して、二十二年当時に比較して約倍額に近い金額を設定されておるようです。しかし、これは私たちとしては、六百五十万円、二百二十万円という賜与、譲り受けの価格の上昇を何の形でおきめになられたかの算定基礎を一応明らかにしていただかなければならぬと思うのです。ただ物価指数を考慮してという、いいかげんな数字をおあげになられて金額をおきめになると、大ざっぱに予算がきめられるということになるわけです。この点、算定基礎を明らかにして御説明を願いたいと……

第46回国会 内閣委員会 第13号(1964/03/26、30期、民主社会党)

○受田委員 総理が次の御予定があることを承っておりますので、二つの問題点にしぼって短時間に総理にお答えを願います。総理お一人だけでけっこうです。  この臨時行政調査会の審議期間を延長する法案に関連して、私は非常に重大な問題がひそんでいることを指摘します。それは石橋委員の質問にも見られたとおりでございまするが、国防省設置などという、これから出される問題でなくて、現にすでに国家公務員法の改正案なるものが出されて、臨時行政調査会が当然その職権の中にあって、すでに専門部会――第一部会においては、行政の総合行政に関するところで、人事院の機構を十分論じております。また、第三部会におきましても、公務員問題と……

第46回国会 内閣委員会 第15号(1964/03/28、30期、民主社会党)

○受田委員 まず、今度の改正案の部を二つつくっている点についてお尋ねをしたいのです。  この部の新設理由は、一応承って了承できるのでありますけれども、しかし、趣旨は了承できても、ここに問題があるのは、行政機構の基本的改革をやろうとする前に、こういうものをいますぐやらなければならないかどうかという、時期の問題が一つある。それから通商参事官なるものが振りかえられて部長になる。ちょうどそこに参事官がおるので部長にするのだ、こういういかにも御都合主義に見られてしようがありません。参事官は必要がなくなったのか。いままでは必要があったが、これからはなくなるのか。あるいは引き続き参事官を一名どこかへ持ってく……

第46回国会 内閣委員会 第16号(1964/03/31、30期、民主社会党)

○受田委員 私は、山村長官と佐藤会長さんとお二人に二つ問題を出して、簡潔にお答えを願いたいと思います。  一つは、この前総理にもちょっと伺ったわけでございますが、調査会の答申が出るに先立って、すでに国家公務員法の改正案等を国会へお出しになっております。この国家公務員法の改正案の骨子を見ますと、人事院を骨抜きにして、総理府に人事局を設けて、人事管理行政を一本化しようとしておられるおけです。このことは人事行政上の基本的な大問題なのです。これをすでに法案をお出しになって、国会の通過をはかろうとされておるわけでございますが、今度、人事院の機構及び人事行政の基本問題に対して、佐藤会長さんの主宰されるこの……

第46回国会 内閣委員会 第18号(1964/04/03、30期、民主社会党)

○受田委員 関連。ちょっと間にはさましていただいて……。私、いまの輸送関係、国鉄新線の建設、こういうような問題に関連するわけでありますが、大体国内の貨物輸送機関というものが、陸上では国鉄があり、また自動車があり、海上では内海の場合は内航船がある、また飛行機もあるわけでございますが、一体運輸省は、この国内の貨物輸送機関がそれぞれどのくらいの比率でこの輸送業務を担当しているのか、それに対して今後どういう対策を用意しているのか、お聞きしたいと思うのです。事務当局でパーセンテージを示していただいて、最終的に陸海空三輸送機関による今後の対策を運輸大臣から御答弁を願います。

第46回国会 内閣委員会 第20号(1964/04/09、30期、民主社会党)

○受田委員 短時間に能率をあげて質問いたしたいと思います。  今度の改正案で定員増の御計画を承ったわけでございますが、その内容の中で、特に就職促進の業務を担当する職員を大幅に増員する計画がございます。これに関連してお尋ねしたいのですけれども、特に身体障害者とか、あるいは中高年齢層とか、こういう人々が職務の場をなかなか与えられがたいという実情を、どう打開しようとしておられるか。すでに身体障害者の場合は、身体障害者雇用促進法が岸内閣のときに制定されております。それに基づいて、現在身体障害者登録者がどれだけあり、そしてそれの雇用促進の状況がどうなっているか。まず、現時点における御答弁をお願いいたしま……

第46回国会 内閣委員会 第25号(1964/04/23、30期、民主社会党)

○受田委員 最後に、一言二言お尋ねしておきたいことがございます。先ほどから質疑応答がされておるOECDの代表部をどういう陣容をもって構成するかということでお尋ねしたいのですが、特に経済関係の外交官を大量に送るというような意図があるかどうか、代表部の構成について御答弁を額いたい。
【次の発言】 相当大じかけな機構をもって対処されようとしておるその熱意について了承できるのでございますが、特に新しい機構として代表部をOECDに置かれる以上は、そこに実力を持った外交官を派遣して、能率を高めるような人的配置を十分考慮してもらいたい。その点を要望しておきます。  なお、今度の改正案で在勤俸の新しい規程がさ……

第46回国会 内閣委員会 第34号(1964/05/21、30期、民主社会党)

○受田委員 今度の改正案で最も力点を置いておられることは、証券局の新設であろうと思います。したがって、証券局を設置されることによる証券行政の強化の面について二、三点をただし、明確な御答弁を願いたいと思います。  田中さんは特に株価の対策にお気を使っておられるようでありまするし、池田総理みずからも、終始外国旅行をされても、日本のダウ平均の動向に深い関心を寄せておる、こういうことが世間周知の事実となってあらわれております。にもかかわらず、池田内閣長期政権の現時点における結論は、この経済情勢の好転、特に開放経済の御計画にかかわらず、依然として低迷をしておる今日、この二十日間くらいにやや持ち直している……

第46回国会 内閣委員会 第35号(1964/05/22、30期、民主社会党)

○受田委員 私は、今度の改正法案に対する重要な問題点を二、三拾い、さらに昨朝ジョンソン大統領が署名をいたしました、日本水産業界に重大な影響を持った大陸だな法の署名に関する質問を申し上げたいと思います。  まず、今度の改正案で法律的に疑義のある問題点を触れてみたいと思います。それは改正案の一つとして、農林省の地方支分部局の一つである営林局に、付属機関として特別の審議会を設置する事項でございます。この付属機関としての審議会なるものは、いかなる法的根拠によって設置されるものであるか、御説明をお願いいたします。
【次の発言】 国家行政組織法のどこに、地方支分部局に対しての付属機関を置く規定がありましょ……

第46回国会 内閣委員会 第40号(1964/06/03、30期、民主社会党)

○受田委員 時間が進行していますから、能率をあげて短時間に片づけます。  賀屋大蔵大臣、 (発言する者あり)私が大蔵大臣と申し上げるのは、かつて私は、あなたが日比谷公会堂で大蔵大臣当時ごあいさつをされたのを静かにお聞きして印象に残っておるからでございます。法務大臣としていろいろと抱負経論もおありだと思いますが、今度お出しになったこの設置法改正の中で、第二と第三の改正点については、一応私納得させていただきます。特に監獄法に基づく刑務所の位置の変更などが、その明るさを取り返すための御努力のあとが見られるという点、また、入国管理事務所の出張所を設置する件についても、便宜供与をするという意味において、……

第46回国会 内閣委員会 第43号(1964/06/11、30期、民主社会党)

○受田委員 私、この法案に関係して、各方面から行き届いた質問をさしていただきたいと思います。  私、最初に、先般来議論されていることでずばりと答えを出していただきたい問題点があります。それは恩給並びに年金の性格論、減損能力を補てんするという立場のお説を中心にしておられるようでありますが、恩給と共済組合制度の年金とには、そのおい立ち等から多少の相違があります。多少といっても、もっと大きな相違があるかもしれませんけれども、しかしながら、これは大体公務員が退職後保障される年金という点については共通の問題でございますので、これを同じ角度から検討するほうがむしろ妥当ではないかと思いますので、お答えを願い……

第46回国会 内閣委員会 第44号(1964/06/12、30期、民主社会党)

○受田委員 能率をあげて、十分間の質問だけにとどめます。答弁が長くなると、時間がかかります。質問は十分しかしません。  河野さん、あなたは、経済企画庁長官もやっておられ、また農林大臣もやられ、建設大臣もやられて、いわゆる経済閣僚としての重要ポストを歴任されたお方であるし、国土の総合開発計画という大目標のために、あなたが非常に馬力をかけておられることには、私は非常に共感を呼んでおるわけです。ただ、この大事業を果たすために、終始長期的展望に立つ  日本の経済の実態も把握しておられると思いますが、最近のあなたの御努力のあとを見まして、確かに効率的なやり方をされておりますけれども、それが長期的展望に立……

第46回国会 内閣委員会 第45号(1964/06/16、30期、民主社会党)

○受田委員 私、少し時間をいただいて、総理府設置法等の一部を改正する法律案につきまして、お尋ねをさしていただきます。  この法律案には、ずいぶんたくさんの関係の法律案が出ておりますので、普通であったならば、普通の法律案の五倍も六倍もお時間をいただくべきところでございますが、かいつまんで重点的にお尋ねをさしていただきます。  第一、この総理府関係で直接総理府の所管事項である問題といたしまして、総理府総務長官の御所管の業務の関係をお尋ねしたいと思います。総務長官は、総理府設置法に任務が規定してあるのでございますが、総理大臣にかわってお仕事をなし得る権限はどこまであるのか、お答え願いたいのです。

第46回国会 内閣委員会 第49号(1964/06/25、30期、民主社会党)

○受田委員 十五分間を厳守させていただいて、総理に対する質問をさせていただきます。  総理大臣池田さんは、岸内閣のときの国務大臣でいらっしゃり、安全保障条約を日本とアメリカの間で締結されたときの責任者でいらっしゃる。ところが、この日米安保条約は、六月二十三日でまさに満四年間をけみしました。そしてあと六年で期限満了でございます。そろそろこのあたりで、池田三選を目途として敢闘これつとめておられる池田さんの胸中を去来するものは、日米安保条約のあり方をいかにするかという抱負経綸であろうと思います。そこで一言お答えを願いたい。一九七〇年の日米、安保条約期限満了時には、同じくNATOの一九四八年に二十年の……

第46回国会 文教委員会 第20号(1964/04/15、30期、民主社会党)

○受田委員 このたびの教育会館の法案の御提出で、懸念される二、三の点をお尋ねして、当局の意図を明らかにしてもらいたいと思います。  この教育会館の事業について、業務、特に文部省が館長の要請に応じて職員の研修等について大きな力を持つではないか。研修員の選定等について文部省の意図が強く響いて、館長自身の自主性ある選考ということでなくして、文部省の推薦というものが強く響く危険はないか、この点ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま地方公務員の研修機関として自治大学というものがありますが、これに一例をとってみましても、その選考は地方庁の推薦もあるし、自治省の推薦もある。文部省が館……

第46回国会 文教委員会 第33号(1964/06/17、30期、民主社会党)

○受田委員 一、二問だけ簡単にお伺いいたします。  この法律によって救われる各種学校の数はすでにお伺いをしております。その学校の種類を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで性格はわかったわけですが、各種学校の設立認可基準を高めようという動きが文部省内にありますかどうか、お答え願いたい。
【次の発言】 各種学校の中には非常に規模の小さい基礎の薄弱なものもあるわけです。しかしそれがいま現に認可されて社会に認められておる。その経営の実態を文部省としてどういうふうに育成しようとするか。基礎の薄弱の規模の小さいものに対する育成措置というものをちょっとお答え願いたい。


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 内閣委員会 第3号(1964/12/07、30期、民主社会党)

○受田委員 いま審議されておる三つの法案につきまして、きわめて簡潔に、かつ中身のある質問を試みたいと思います。  最初に、今度人事院が勧告をされ、この実施のため法案をお出しになったのでありますけれども、政府といたしまして、その実施時期について七閣議了解事項としての実施期に関しての何かの話し合いがされておると聞いておりますが、どういうことをお話しになっておられるのか、増原長官からひとつ……。
【次の発言】 それは閣議決定の付帯事項ですか、そういうかっこうで出されておるというふうに私もいま思い直しているのですが、五月実施は、税の自然増収、その他予算編成上の問題等を考えて実際問題として困難であるとい……

第47回国会 内閣委員会 第4号(1964/12/17、30期、民主社会党)

○受田委員 二点だけ。第一は、法務省の局長、特に管理職の地位にある局長のポストは、検事をもって充てることができるものと、しからざるものがある。ところが、私しばしば指摘していると思うので、きょうお答えを願いたい。  法務省設置法の規定の中にも、検事による充員規定が十七条に書いてあるわけでございますけれども、検事をもって充てる職種は、そのポストにつく場合に、検事の任務と職務を行なわないにかかわらず、検事の給与を出しているという事例を私しばしば指摘したのですが、一方入国管理局長のようなポスト、五つほど検事をもって充てないポストがあるのでございますが、この五つの局長は、そこのポストにつく際に、入国管理……

第47回国会 内閣委員会 第5号(1964/12/18、30期、民主社会党)

○受田委員 長官以下お疲れであろうと思いますが、短時間の間に要点をかいつまんでお尋ねします。私は、先国会で討議された防衛関係二法案が今回再び討議されるにあたって、重大な問題点を一、二指摘して防衛庁の御見解をただしたいと思います。  その第一は、国防会議という重大な国防の基本方針等を決定する会議に、その議長たる総理が、もし先般池田さんのように事故で入院されておるような場合に、総理みずからが議長として出席しなくても、また副総理が置かれなくても、会議が構成されるかどうか。これは重大な問題でありますから、まず御答弁願いたい。
【次の発言】 たいへんあいまいな御答弁です。六名の議員のうちで二名が欠けてい……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/03/31、30期、民主社会党)

○受田委員 当委員会に提出されておりまする戦傷病者特別援護法の一部改正案の外二件、これに関連して、重要問題点を取り上げながら一時間ばかり質問をお許し願いたいと思います。  この三つの法案で、従来から長く歴史を築いていただいた戦傷病者戦没者遺族等援護法、昭和二十七年にこの法案が誕生したとき、私が特に時の厚生大臣吉武先生に御指摘を申し上げた修正要点である動員学徒等の、いわゆるその後改正された準軍属の扱い方、この点についてまずただしていきたいと思います。  この法律の趣旨は、昨年の当委員会で私から、立法精神はどこにあるか、他の一般社会保障制度との相違点がどこにあるかということをお尋ねいたしました。き……

第48回国会 逓信委員会 第7号(1965/03/11、30期、民主社会党)

○受田委員 私、いま議題にしておられる放送の内容についての不偏不党の問題だけに関連して一言だけお尋ねしたいと思います。  放送事業の本質的な問題を討議しておられるのでありますけれども、この問題は国民に与える影響が非常に大きい問題でありますので、特に放送法第四十四条の協会の放送番組編成使命について、私から取り上げてお尋ねしたい点が一つだけございます。これはNHKの場合に、この不偏不党のうちで、不党ということばをどういうふうに理解しておられるか、いまの質疑応答の中身から、不党ということばについて政治的公平という解釈以外のことばが出ておらぬようでございますけれども、不党というのはくみせずということば……

第48回国会 内閣委員会 第5号(1965/02/16、30期、民主社会党)

○受田委員 今度の臨行調査会答申という画期的な現象が起こっておるわけですが、この調査会をつくるときの行きがかりで一つ基本的問題がありますので、お答えを願いたいのです。それは、あの法律の中に行政審議会との関係事項が一項入れてあります。それでこの答申の対象となった事項は、調査会が機能を発揮する間は重ならないように規定づけられてあります。行政審議会は一体その期間何をしてきたかということと、それから臨時行政調査会の答申後、行政審議会に対してはいかなる諮問をしておられるか、お答え願いたいのです。
【次の発言】 そうしますと、この臨行の答申が出て後半年近くたつわけでございますが、また新しい諮問はしておられ……

第48回国会 内閣委員会 第6号(1965/02/18、30期、民主社会党)

○受田委員 この前の委員会で資料要求をいたしました資料が提出されておりますので、これに関連した質問を短時間にさしていただきます。  行政管理庁長官は、その規定する法律の根拠に基づきまして、公社、公団、公庫その他特殊法人を十分監察する業務が与えられております。その業務の一翼として、いわゆる政府のお仕事の現場を担当するがごときかかる公社、公団等その他特殊法人の職員の処遇について、どういうふうに監察をされておるか。少なくとも国民のとうとい血のにじむようなお金が使われているわけでございますから、当然行管長官所管事項の内容として十分監察しておられると思いますので、私最初にお尋ねしたいのは、ここに公社の役……

第48回国会 内閣委員会 第7号(1965/02/19、30期、民主社会党)

○受田委員 短時間にお尋ねして、資料要求をして、次会に譲りたいと思います。  いま問題になっている出入国管理について、一つだけお尋ねをいたしておきたいのですが、大体この出入国の管理の重大国務を担当するための法律が、いまのところ出入国管理令というポツダム政令にゆだねられておるわけです。これは一体どうしたことか。出入国管理法というものでなくして、ポツダム宣言を受諾した、例のポツダム政令に基づいたものが、そのまま残されている理由はどこにあるのか。法務大臣ひとつ御答弁願います。――法務大臣からお聞きしたいのです。
【次の発言】 こうした敗戦の痛苦を印象づけるような政令をもって出入国管理業務を行なってい……

第48回国会 内閣委員会 第9号(1965/02/25、30期、民主社会党)

○受田委員 今度の改正案の中で二、三の点を特に指摘して、その真相を明らかにしていただきたい点がございますので、簡明にお答えを願いたいと思います。  法務省設置法は、そのつど改正案をお出しになって改められつつあるのでございますが、法務省の中に他の省にない官職がある。これは一つの問題点があるわけです。ちょっと変わった、いわば省略した官職、ポストがあると思いまするが、共通のポストの中に法務省に欠けているポストを御指摘を願って、その趣旨を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その置いてない理由を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これは政務次官が大いにその実権を握っておられるというような問題……

第48回国会 内閣委員会 第12号(1965/03/04、30期、民主社会党)

○受田委員 関連して、私も発言しなくてはならぬ。高橋先生は内閣委員も長くやっておられるし、国会対策の責任老であったわけで、この問題の処理については一応あなたなりの御見解があると思うのです。それであなたはいま国務大臣でいらっしゃるし、同時に行政長官でもあるのですから、国務大臣の側からひとつはっきりした御意見を、この機会に示していただきたい点があります。せっかく問題が提起されておりますから、私もそこを念を押しておきます。  閣議の席上においても、この問題はしばしば議題にのぼっておることを私も承知しておるのですが、国務大臣としてこの問題を積極的に推進するお気持ちがあるのか、あるいは消極的にこの日がい……

第48回国会 内閣委員会 第17号(1965/03/16、30期、民主社会党)

○受田委員 私は、愛知さんが文部大臣を兼ねておられるのでたいへん好都合でございますから、その所管事項につながる立場で一、二お尋ねしてみたい点があります。  科学技術の振興について科学技術庁が果たしている役割りはきわめて大きいし、臨行の答申にも、特に指摘して、総合調整方策をうたっているわけでございますが、日本の科学技術振興という問題は、最近相当の努力をされているけれども、結果的には依然として自然科学系統の研究が人文科学系統の研究に比してなおおくれがある。これは先進諸国家の分野と比してそのように判断するが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 そこで、私たち大いに他山の石として学ぶべきことは、……

第48回国会 内閣委員会 第18号(1965/03/18、30期、民主社会党)

○受田委員 この前の委員会でお尋ね申し上げておった事項について、当局の御答弁をお願いしたい点があります。  国家行政組織法等の一部改正の法律に伴いまして、定員の関係が一応この国家行政組織法等という文句の中で片づけられております。これは昭和三十六年のことでございますが、これに関係をして先委員会でお尋ねをした科学技術庁設置法の附則の定員関係の措置についてのいわゆる定員外の職員ということにこれはなると思うのでありまするが、取り扱い方についてお尋ねをしたのです。特に指摘した未帰還職員というこの規定は、科学技術庁というお役所が戦後できたお役所であり、そして未帰還職員というものは、戦後特殊の事情で戦前に勤……

第48回国会 内閣委員会 第19号(1965/03/19、30期、民主社会党)

○受田委員 ごく簡単に二、三の問題点を指摘して、今国会提出の通産省設置法一部改正、法律案に対するお尋ねをいたします。  最初に、これは行政組織上の基本にもなる問題でありますが、同時に国民の全体が最も理解しやすいような形に改めるべき問題ではないかと思うので、省名についてお尋ねをしてみたいのです。それは、通商産業省という名称は、これは各省を通じて四字連続書かれているのは通産省だけでございます。通商産業省と普通言わぬで通産省。あなたの場合でも、通商産業大臣と言うのは公式の場合だけで、普通は通産大臣。こういう名称の用いられ方について、昭和二十四年でしたか、通産省ができたときの占領下における名称がそのま……

第48回国会 内閣委員会 第21号(1965/03/25、30期、民主社会党)

○受田委員 労働大臣と久しぶりにお目にかかるわけですけれども、あなたは労働行政のベテランと称せられて、自民党の中では貴重な御存在である。したがって、いわゆる自由民主党の与党へのお気がねなしに、幅広い野党の見解も十分取り入れた労働行政をやっておられる人だと思いまするが、御見解をまずお伺いしたい。
【次の発言】 まず、法案審査に先立ちまして、法案に直接関連のないことでありまするが、労働行政の基本に関する問題をちょっと伺っておきたいのですが、労働省の福祉増進をはかるための労働省でございますけれども、労働大衆の中にも、いろいろな思想傾向、あるいはその要求に対する方法等において特殊な形態を持っているもの……

第48回国会 内閣委員会 第25号(1965/04/01、30期、民主社会党)

○受田委員 五分間以内で解決します。追い詰められた質問でございますから、党をを代表して、最後に三つの問題点を同時に質問して、同時にお答え願うという形をとります。  第一は、この法案に直接関係する事項でございますが、農林研修所をおつくりになるにあたっては、単に農林省職員だけを研修の任に当たらせるのでなくして、農業従事者の中で、優秀な人材を発掘して、事務及び技術の研修をさせるという方途を講ずべきじゃないか。もう一つは、中央にたった一カ所置くだけでなくして、願わくば、各ブロック別に国立農業試験場及び県農業試験場のような形をもって、できればそこに一年のうち何日か合宿訓練をして、技術的な、あるいは友愛を……

第48回国会 内閣委員会 第26号(1965/04/02、30期、民主社会党)

○受田委員 このたびの法律改正の中で、最初に私が特に政府にただしておきたいことは、昨年の当委員会で附帯決議を付した事項がどのように処理されたかということ、この点についてまず御答弁を願いたいのであります。
【次の発言】 附帯決議の処理については逐条お尋ねすることとして、大体恩給ということはどういう趣旨で給せられ、そして共済年金との相違点をどこに置いておられるのか。恩給なるものは、社会保障の性格をとるのが適当であるのか、加味することが適当であるのかないのか、そのことも含めて御答弁願いたい。
【次の発言】 いまの現存の公務員が、能力補てん説を採用されておるというお立場から見て、退職町の経済取得能力そ……

第48回国会 内閣委員会 第27号(1965/04/06、30期、民主社会党)

○受田委員 外務大臣、私、ちょっとあなたに緊急な事態に即応する問題を一つほど提起して、法案の審査に入っていきたいと思います。  この間、二日でしたか、沖繩問題に対する例の日米協議委員会の交換公文をライシャワーさんと大臣とがかわされたと報道されておるわけです。これは前の施政権の拡大方針などを織り込もうとした現地住民の希望、またわれわれの願いなどが一向に取り入れられていない。全くわれわれとしては期待はずれの交換公文が合意の上でかわされておるようですが、どういう政府の努力がされたのか。多年の懸案である自治権の拡大、あるいは主席公選その他の返還スケジュール等もあわせて願いたいという意味であったのですが……

第48回国会 内閣委員会 第28号(1965/04/07、30期、民主社会党)

○受田委員 私は、外務省設置法の一部改正法案につきまして、特に希望を付して賛成の意を表明します。  これは当委員会における審議の経過を見ましても、山内委員の御意見の中にあったような寄り合い世帯的な中南米・移住局の新設という問題が起こってきます。役人が寄り合い世帯で仕事をするときに、そこにおのずから職務上のなわ張りというようなものが出てくる。機能性のほうが上にいくか、あるいは地域性のほうが上にいくかというような問題も起こってくる。非常にむずかしい新局がここにできたわけです。しかし同時に、外務省の外交事務を推進するために、特に移住の重点が中南米に置かれているという意味で、これを一方における関連性を……

第48回国会 内閣委員会 第30号(1965/04/09、30期、民主社会党)

○受田委員 この皇室経済法に関連して、まず皇室に関係あるいろいろな行事を中心にお尋ねしてみたいと思います。総務長官がお帰りになられて、永山先生がお尋ねになるそうでございますから、もっぱら総務長官に質問をします。  皇室の尊厳、これは民主主義諸国家と同様に、国民の象徴としての皇室になってきておるのでございますから、いまさらその尊厳が昔のいわゆる神格化した皇室関係でないことは、はっきりしておる。国民に溶け込んだ皇室という意味でひとつお尋ねしてみたいのですが、総理府総務長官は皇室に関していかなる権限を持っておられるのであるか、長官の宮内庁に関する権限関係をちょっと御答弁、願っておきたいと思います。

第48回国会 内閣委員会 第33号(1965/04/16、30期、民主社会党)

○受田議員 永山委員の御質問にお答えを申し上げます。  私からお答え申し上げる部分は、憲法に関係する問題を中心に申し上げ、その他八田議員から重ねて御答弁を申し上げることにいたします。  ただいまの御質問の第一点の旧勲章の年金受給者の中には、金鵄勲章以外のものが含まれるかということでございますが、このことにつきましては、旭日章という勲章が、現に年金を伴う勲章として存置されてあります。これは金額にいたしまして、旧制でございますので、戦前と変わらない、高いところで年額約千円程度のものでございますので、現実に存置してありますけれども、新しい経済生活に関連する立場のものとしてははなはだ少額であって、憲法……

第48回国会 内閣委員会 第34号(1965/04/20、30期、民主社会党)

○受田委員 それでは、いま提案された法案の中で、経済企画庁設置法の一部改正案を中心にお尋ねをさせていただきます。  経済企画庁長官は、今度の改正案の骨子に、国民生活局の設置を掲げておられるのであります。これは私自身としても、また民社党としても、大いに共鳴するところであり、すでにわが党が消費者基本法案なるものを国会に提案をして、継続審議にいまなっております。この消費者基本法案と、わが党の考えている消費者をどのようにしあわせにするかという立場の法案と国民生活局との関係、この問題について、当局としてもある程度御研究しておられやしないかと思うのです。わが党の提出した法案について、一応の御理解をいただい……

第48回国会 内閣委員会 第37号(1965/04/23、30期、民主社会党)

○受田委員 官房長官が来られるまで、ちょっと事務的な問題について事務当局にお尋ねをいたします。  この憲法調査会法なるものが廃止される法案がいま出ておるのでございますが、昭和三十年の鳩山内閣当時、清瀬国務大臣を憲法担当国務大臣として、憲法調査会法案なるものの審議が、大いに与野党の激論の中に戦わされました。私、当時その特別委員の一人として幾つか問題点を指摘して、政府の見解をただしたのでございますが、顧みて十年の日月をけみした今日、この憲法調査会の答申が昨年の七月三日に出され、膨大な資料調査の一応の結論が出ております。ところが私が指摘したいことは、――長官が来られたので、もう政治的なほうを含めた質……

第48回国会 内閣委員会 第38号(1965/04/27、30期、民主社会党)

○受田委員 時間があまりないようですから、質問のはしりだけさせていただきます。この席でけっこうです。十分ばかりで質問を終わって、お昼を差し上げたいと思います。  今度の建設省設置法の改正案の中で、ポイントの一つは計画局に宅地部を新設されるということでございます。もちろん職員定数等においてはあまり変更を見ずして、宅地部の効果をあげようとしておられるようでございます。私は基本的な問題をまずお伺いいたしたいのですが、建設大臣は、従来の建設行政の中で、特に御就任以来お考えになっておられると思うのでございますが、日本の宅地政策というものはよほどまずかった。文明国らしくない宅地に、多くのマッチ箱のような家……

第48回国会 内閣委員会 第39号(1965/04/28、30期、民主社会党)

○受田委員 関連して。時間の関係で私、大出委員が質問された定員関係にちょっと触れてお尋ねしておきたいと思います。  どうも私、今度の建設省設置法の改正案について納得のいかない点があるのですけれども、これは法律案説明資料の中に、定員のところでこう書いてあるわけです。それは「昭和四十年度における建設省の定員は、外務省定員に計上されるアタッシュの振替減一人を除き、」その次に、「建設行政の円滑な遂行を図るために増員が必要と認められるものも、すべて建設省内の配置転換によりこれを賄うこととし、」こういうことがあるわけですけれども、これは建設行政の円満な遂行をはかるために増員が必要と認められるものを配置転換……

第48回国会 内閣委員会 第41号(1965/05/07、30期、民主社会党)

○受田委員 私は、民社党を代表して、本法案に対して希望を付した賛成討論を行ないます。  私は、先般以来の本委員会における討議の内容を通じて、一応建設省のねらっておられる新しい法律体制に対する真意を伺うことができました。当面する建設省の大業は、単に河川、道路、建設業その他の諸般の問題を広範に取り扱うという方式はありましょうが、まず国民の住まいをりっぱに盛り立てて、安住の地を与えるという必要性を強く私宅痛感しております。この点につきまして宅地部を新設して、そこにおいて強力に対策を樹立しようという真意には、共鳴を惜しむものではありません。ただ、問題は近代化される建設行政のさなかにあって、建設省が大量……

第48回国会 内閣委員会 第43号(1965/05/12、30期、民主社会党)

○受田委員 橋本先生、私はごく簡単に先生の御所見に対して私の立場から御質問申し上げてお答え願いたい点が一つほどあります。それは先生の御所論は、この農地開放に対して、開放させられた農地の所有者にたいへん損害を与えているから、これを何らかの形でこの法律によって救うことは当然であるというお考えのようです。ただ理論的に言うならば、報償ということはけしからぬやり方で補償が筋が通るという御意見のようです。私はただ今度の調査会の目的が、そうした法律論争でなくて生活上、生業上の問題としてこの問題を処理しようという目的が明らかにされ、この法案が出されている関係上、先生の御所論に対してひとつはっきりさしていただき……

第48回国会 内閣委員会 第46号(1965/05/18、30期、民主社会党)

○受田委員 この法案が本院に提出されて会期末に片づけられようとしているわけですが、私は、もう参議院から回ってきた関係もあるので、ずばり一、二点の問題点を確かめておきたいと思います。  佐藤臨行調査会なるものとこの委員会との関係から見て、この佐藤さんという人は非常な実績をあげていただいたわけだが、新しい臨行、この行政委員会に佐藤さんを利用する心がけでおられるかどうか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 この附則規定の中で、この法案が通った場合に、委員の任命はすぐさま七月一日を待たなくてもやれることになっておる。そうすると、この国会が会期延長になった場合、この延長期間、国会開会中に任命する用……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 内閣委員会 第2号(1965/08/03、30期、民主社会党)

○受田委員 一問だけ、出発の時間が来ているから……。  実施期の問題ですけれども、五月実施という想定でお進めになっているのですか、作業は。そうですか。――四月現在で調査されるわけで、実際は四月実施ということが筋として通るわけですね。五月では一月ずれているわけです。  それともう一つ、山内君が言われたように、人事院としての政治的配慮を講ずるならば、予算編成権を握っておる政府と十分話し合いをして、実施期を予算編成に都合のいいときに、推定的な額でもけっこうだと思うが、そういう形で勧告することもできると思う。それから政府としても、勧告を五月実施とし、それに伴うて九月実施ならば、五月から九月までの、基礎……

第49回国会 内閣委員会 第4号(1965/08/06、30期、民主社会党)

○受田委員 この法案は先国会で十分質問させていただいている関係がありますので、新たに附帯決議の線に沿うた修正もされておるようでございますから、私、この前お尋ねした問題点で、その後における情勢の重大な変化に伴う建設省の御方針なりその他の御意見を伺って、質問を終わりたいと思います。  今度、法案の骨子ともいうべき宅地政策の強化拡充について、具体的な問題点を取り上げてみたいと思うのです。小山建設大臣は、先国会で私に対しても相当積極的な宅地政策をお述べになっておられました。ところが、いま日本人の一番問題としておることは、生活上住まいのないということである。これは文明諸国家で日本が一番落後している。この……

第49回国会 内閣委員会 第7号(1965/10/01、30期、民主社会党)

○受田委員 大蔵省の課長さんおいでのようでございますから……。  この人事院勧告の対象になる一般職の職員の中に検察官が入っておると思うのです。ところが、検察官なるものは法務省で検察官の給料に関する法律なるものを用意して、そちらで裁判官と同様にお扱いされておる。大蔵省としては従来人事院の所管の中に当然入るべき検察官の扱いはどういうふうにお考えになっておられますか。
【次の発言】 今回総理府に人事局ができましたが、この人事局の所管の中に検察官が入るか入らぬか、どういう形になっておりますか。
【次の発言】 そうすると今後は大蔵省はタッチしないことになりますか。


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 社会労働委員会 第45号(1966/06/09、30期、民主社会党)

○受田委員 きょうお尋ねする問題の中で、各省にまたがる問題の分を先に取り上げて、各省から御出席願った方々に質問が終わったらお引き取り願うことを先に片づけて、それから厚生省所管の問題だけの分を扱わさせていただきます。  最初に、靖国神社の性格をお尋ねいたします。靖国神社は憲法に規定する宗教団体である、宗教法人であるという立場を政府はおとりになっておられるわけでございますが、これは純然たる宗教法人、宗教団体とみなされるのか、あるいは国家的意義を持つ特別の団体という意味が別にひそめられておるのか、お答え願いたい。
【次の発言】 そうすると、信教の自由という立場から靖国神社に合祀されないことを希望する……

第51回国会 逓信委員会 第38号(1966/06/10、30期、民主社会党)

○受田委員 時間が進行しておりますが、大切な放送法、電波法の改正案でございますので、民社党を代表してまず基本的な問題点、さらに具体的な問題点をそれにつけ加えて質問をさしていただきます。  今度の放送法の改正案なるものは、昭和二十四年に放送法が制定されて以来、初めて根本的な法改正の手段をおとりになったわけです。私もちょうど二十四年の放送法その他電波法、電波監理委員会法の、いわゆる三法案を担当さしていただいてから十七年たって、ここにさらに進歩した立場でこの改正案を扱うということには、感概無量なものがあるわけであります。しかし私が今度の放送法改正で非常に遺憾に思うことは、せっかく根本的放送法関係の改……

第51回国会 逓信委員会 第39号(1966/06/16、30期、民主社会党)

○受田委員 私、民社党を代表して二点について簡明な御答弁にあずかりたいと思います。  その第一点は、この法律の二条に規定してある一般放送事業者の場合の原則として、併立主義による世局方針というものを行き届かしていって、日本のどこにでも各種のテレビが見られると。あるいはラジオが聞けるというような形に、一応基本方針は出ております。東京、大阪は御存じのように民放の場合は四つの置局がある。名古屋は三つしかない。仙台や北海道や広島へ行くと二つしかない。その他は一つしかないわかけですね。これは日本国民として、このすばらしい恩恵を受ける度合いが違うわけでございますが、人口の密度に比例して、人口に比例して放送局……

第51回国会 内閣委員会 第1号(1965/12/22、30期、民主社会党)

○受田委員 時間は十分を厳守します。
【次の発言】 それでは私、二点だけ。  総理は非常に御健康であるから私安心しておるのでございますが、総理の激務というものは、こうして内閣委員会の主管大臣である総理大臣としても、たびたび御苦労願うわけにいかないわけなんです。きょうは非常に差し繰っていただいてうれしく思いますが、この内閣法第九条による総理のあらかじめ指定する臨時代理という制度をぜひおとりになられて、総理にかわってこの内閣委員会などの責任ある答弁をしていただくような形、あなたのお兄さんも御健康でありますが、池田さんはもはやなくなられました。この機会にいわゆる副総理なるものをお置きになるということ……

第51回国会 内閣委員会 第3号(1965/12/24、30期、民主社会党)

○受田委員 今度の給与関係の改正法案で、御足労願っている地方公務員関係の給与の問題から先に質問をさしていただきます。地方公務員法の規定によると、地方公務員の給与というものは、国及び他の地方公共団体の給与あるいは民間賃金等その他の事情を勘案して、条例をもって決定するような規定が掲げられてあります。ところが実際問題として、国及び他の地方公共団体の給与を比較してきめられたにしては、著しくアンバランスである。もちろん地方の特殊性というものがこれに加味されていることは理解できるのでありますが、その比較の上にあらわれた数字は著しく不均衡であるということ、自治省としては、この不均衡をどう是正されようとしてお……

第51回国会 内閣委員会 第8号(1966/02/24、30期、民主社会党)

○受田委員 あまり時間をかけないようにしなければならぬ点もあるわけですが、ポイントを押えて、二、三点お尋ねします。  今度の改正案は、定員を農林省から三人ほど山村振興のために経済企画庁へ回すという、きわめて単調な法案であることは、よく理解できます。この機会に、この法案に直結する問題を一つお尋ねして、残余の一、二点をただしたいと思うのです。  山村振興法が去年国会を通りまして、いま実施されておるのですけれども、これは少なくともすでに一年に近い実施期間があるわけで、山村総合開発計画というものは、一応立案ができておるのではないかと思うのです。三人の定員を今度農林省から持ってくるという法案でございます……

第51回国会 内閣委員会 第9号(1966/03/01、30期、民主社会党)

○受田委員 上原長官、ずばっとお答えを願いたい一、二点、お尋ねさせてもらいます。  今度の法案の改正そのものは、研究所を一つつくるだけの話で、たいした法案でないように見れるのでございますが、科学技術行政の基本的な問題として、あなたのお役所は、科学技術の各省にまたがる行政機構上の総合調整をはかる責任のある役所だとわれわれは判断しておるわけです。したがって、いま科学技術関係では、東大にも研究所があり、その他各国立大学、民間にもいろいろある。防衛庁にもある。そういうものを現実にどういうふうに調整をされておるのか、経費の点ではどういう実権を握っておられるか、お答えを願いたいと思うのです。

第51回国会 内閣委員会 第12号(1966/03/08、30期、民主社会党)

○受田委員 法務省に、時間がないそうですから、この機会に青少年問題に関連した法務省の態度をちょっとお伺いしておきます、いまは関連質問ですから、簡単に申し上げます。  総理府設置法について、法務省の教育、擁護に関係する青少年問題でございますが、学校教育の過程で、十八歳から二十歳までの少年、学生といえども、少年法の適用を受ける年齢層です。この層を、少年法改正によって、年齢の切りかえによって、十八歳から二十歳までを厳罰主義で臨もうとする法務省の一部の見解がある。一方、最高裁その他の、教育主義的な立場でこの青少年の非行を防止しようという主義がある。この調節を法務省は苦慮されておると承っておるのでござい……

第51回国会 内閣委員会 第17号(1966/03/18、30期、民主社会党)

○受田委員 総理府設置法の改正案で、まず新しく設置された機関の質問をさせていただきます。  青少年局の新設でありますが、これは従来の協議会の事務局を青少年局に移行をして、新しい局をつくると同時に、従来の協議会という形のものはそのまま残すという形態がとられているようです。 そうすると、この青少年問題を解決するためのお役所が一つできるわけでございますが、その局の実質的運営の背景に、青少年問題の中央協議会というものが終始知恵を授けて、その実施面に過誤なからしめるという努力をするという有機的結合というものがそのまま残されるような形になるのかどうか。協議会は協議会として別の意義を持ち、青少年局はまた青少……

第51回国会 内閣委員会 第20号(1966/03/25、30期、民主社会党)

○受田委員 簡明に質問します。  法律の改正点そのものは、ごく簡単で問題にならぬように見えますが、しかし、私が当委員会で従来しばしば指摘しております大学校という名称を用いる機関が、一つ生まれる改正案が出ております。大学校病蔓延の徴があらわれまして、各省とも研修所を大学校に切りかえる手続が、最近とみに激しさを加えておる。こういうことで、従来各省設置法でしばしば私からも指摘した点をまた繰り返しておられるわけです。厚生大臣もやはり人の子でいらっしゃると見えまして、今回も社会保険の研修機関を大学校という名称に切りかえるわだちを繰り返されておるわけでありますが、これは研修所としてそのままにしておいて、何……

第51回国会 内閣委員会 第21号(1966/03/29、30期、民主社会党)

○受田委員 五、六分間時間をいただきまして、できるだけ協力さしていただいて質問します。  大臣、私、きょうは五、六分という時間の制限があります関係で、多くのことをお尋ねしません。少なくともこの機会に、通産省が国民の信頼をかち得るような威信を十分保って通産行政に邁進していただくために、たいへん残念なことでございますが、先般特許庁の審査長を中心として農林水産部門をめぐる大汚職事件が発生しました。これは天下に衝撃を与えている事件でありまして、発明、発見等純粋な気持ちでやる人までも含めて、特許というものに実は非常に不正があるということになったならば、国民の創意を生かす道がふさがれるわけです。しかも今度……

第51回国会 内閣委員会 第23号(1966/04/01、30期、民主社会党)

○受田委員 時間を縮めて質問します。大臣御出席の機会に基本的な問題をひとつ伺っておきたいと思います。  認証官である重要な地位にある大公使の数が最近またふえてきたわけです。新興国がどんどん大使の交換をやるわけで、韓国も今度入ってきたし、アフリカの国々は相次いで任命されておるわけですが、現在どれだけおいでますか。認証官たる大使それから認証官でない公使の数をひとつ伺いたい。
【次の発言】 名称公使を含めて七十六名ですか、七十六名は認証大公使で、名称公使が五名ですか、正式な数字をひとつ伺いたい。
【次の発言】 これだけ大量の大公使は、外務省の事務官僚から上がられた方々で大半を占めておられる。事務官僚……

第51回国会 内閣委員会 第24号(1966/04/06、30期、民主社会党)

○受田委員 それでは、私おしまいの質問をごく簡単にしましょう。改正点に忠実に、第一点の問題点をまず指摘させていただきます。  今度の改正案で、その第一のポイントは、海上の航空安全を強化するために、海上保安庁と船舶局の任務を強大にするという趣旨であります。そのことに関連して先ほど来航空関係の質疑応答が熱心に繰り返えされたのでありますが、海上輸送というもの、また海の男の海上交通に寄与する度合いというものは、非常に大きなウェートを占めておる。現に海上輸送量から言いましても、鉄道あるいは自動車の輸送量に比べて、海上の船舶輸送の量のほうがうんと大きくて、四二%をこえる統計も出ておる。こういうときに、海難……

第51回国会 内閣委員会 第25号(1966/04/07、30期、民主社会党)

○受田委員 時間が非常に制限されております。端的に質問をさせてもらいます。  外務大臣、外交官の任命にあたって、私が多年主張しておるのでございますが、特に大使、公使の任命にあたっては、できるだけ国威の発揚ができ、国際親善をはかるような立場で、いわゆる幅の広い人間としての実力を持った人を多数採用すべきである。決してキャリヤだけにとらわれてはならぬということは、しばしば申し上げておる。また、ノンキャリア、いわゆる外交官試験に合格をしていないけれども、奮励努力をする人は、どんどん大使、公使に登用すべきである。特に外交官試験に毎年十名ないし二十名近く合格されるのでありますが、その人だけがたんたんたる出……

第51回国会 内閣委員会 第30号(1966/04/26、30期、民主社会党)

○受田委員 私は、この間から二十日ほど東南アジアを皆さんのお許しをいただいて視察して帰ったのでございますが、各国とも日本に寄せる期待というものは非常に大きいものがある。われわれ国のよさというようなものの自覚の上に立って、これらの国々と大いに提携して、共通の目標である国際平和に寄与したいという熱意を持って帰ってきたわけです。その私の印象の上に、各国の政治情勢の中で、社会保障の線が、これらの後進国にもどんどん採用されてくる。 その中でわが国が持つ独特のよさというものは、公務を持った者に対する処遇というものが、非常に重く実施されているという点です。これはわが国の歴史の伝統の上に立つ官僚機構を大事にす……

第51回国会 内閣委員会 第34号(1966/05/12、30期、民主社会党)

○受田委員 法案の立法精神には、私たちの党の立場として、現実の自衛隊に対する批判を強くしているものであっても、この法案そのものには、民生とのつながりという意味において基本的には賛意を表してみたいと思っておるわけです。そういうわけで、私たちが懸念する点を二、三指摘して解明さしていただきたい、かように考えております。  最初この法案をおつくりになる前に、この法案では拝見することのできない、いわゆる特損法、正確には特別損失補償という二十八年の米軍関係の法律の扱いは、一体どういう立場をおとりになられたのか、ちょっとお答えを願いたいのです。
【次の発言】 これはやはり基地周辺整備ということになるならば、……

第51回国会 内閣委員会 第39号(1966/05/27、30期、民主社会党)

○受田委員 時間は御希望に応じてどのようにでもいたしますが、いかがいたしますか。(「簡単、簡単」と呼び、その他発言する者あり)二、三十分というお声があるようでございますから、では最後の締めくくり質問をさせていただくことにいたします。  ただ、この法案はごく簡単な改正案でございますので、法案自体にたいした問題は私はないと思うのです。いろいろ問題点としてあげられている八郎潟の事業団への切りかえ等に対する御意見もありますけれども、これは開拓事業の一環としての一時的な切りかえ措置で、職員に不利を与えないという明確な答弁があったようでございますから、有利であっても不利ではないという前提のもとに、これに対……

第51回国会 内閣委員会 第49号(1966/06/23、30期、民主社会党)

○受田委員 おつかれです。ごく簡単にお尋ねしますからお答えをいただきたいと思います。  私は問題点を二つにしぼって、与えられた時間のワク内でかっちり質問を終わりますから、御了承いただきます。  まず第一に、昨年の通常国会で憲法調査会廃止法案が通過いたしたわけでございますが、私はここでぜひひとつ、憲法第九条の戦争放棄の規定にも関連する重大なこの憲法調査会答申書の扱いについて総理の御所見を伺っておきたいと思うのです。もともと私、この憲法調査会法案が出たときに、提案者である総理並びに担当国務大臣にお尋ねをして明らかになっておると思うことでございますが、三十一年六月十一日に公布された憲法調査会、それは……

第51回国会 内閣委員会 第50号(1966/06/24、30期、民主社会党)

○受田議員 ただいま議題となりました連合国占領軍等の行為等による被害者等に対する給付金の支給に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  御承知のとおり、占領期間中における連合国占領軍等の行為により死亡し、負傷し、または疾病にかかった被害者に対しましては、昭和二十一年五月閣議決定により見舞い金の支給措置を講じ、昭和二十七年五月には閣議了解により追給措置を講じ、さらに昭和三十六年十一月十一日には、政府の実態調査の結果、これらの者に対する救援の立法措置を講じ、それぞれの被害の実情にあわせ、療養給付金、休業給付金、障害給付金、遺族給付金、葬祭給付金及び……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 内閣委員会 第1号(1966/07/15、30期、民主社会党)

○受田委員 一点だけ、おいでいただきました三人の方のどなたからでもけっこうですからお答え願って、特連局長から日米協議委員会のことをお伺いします。  私、お三人の方の切実な御発言に非常に責任を感じている一人でありますが、沖繩の皆さんが本土の皆さんに比べて著しく劣勢な立場に政治的に取り残されている問題の一つに、健康保障の政治問題があると思うのです。沖繩の琉球大学に今度医学部を新設しようという動きが、政府部内にも生まれております。これは何でいままでこれがおくれているか、そのことにふしぎな気持ちすらするような状況でありますが、ちょっと伺いたいのですが、沖繩の終戦当時の、戦争末期のあのたいへんな犠牲を受……

第52回国会 内閣委員会 第2号(1966/07/28、30期、民主社会党)

○受田委員 時間が進行しておりましてたいへん気の毒ですが、総裁、五、六分か十分程度がまんしていただきます。何か大事な投降ですから、早目に切り上げさしてもらいます。  総裁、多年給与の勧告をされる人事院の御苦労については、私自身としても終始感謝しているわけですが、しかし、だんだん勧告に政治性が盛られてくるという批判も出てくるし、また今度のILO論争の過程においても、人事院として、管理職の範囲などについて相当大幅な拡大方針をおとりになってきた。もともと教頭などというものは管理職として扱うべきでないという人事院の多年の主張であったものが、文部省のほうの圧力で、途中から教頭にまで管理職手当を出すような……

第52回国会 内閣委員会 第3号(1966/10/13、30期、民主社会党)

○受田委員 六人委員会のほうに御出席のようですから十分で質問を終わります。もう枝葉末節の議論はやめて、基本問題を一、二点だけ……。  長官、先ほど、人事院勧告の完全実施をしたいと私は思っておる、労働大臣もそうおっしゃっておられる。そうなると九月実施がせめて一ヵ月でも繰り上げられて八月実施という形になるようなそういう動きはないのでございますか。
【次の発言】 私は、完全実施ということに長官が念頭にその影を置いておられても、なかなかむずかしい。したがって、われわれはそれを主張してきておるのですけれども、従来の慣例から九月になっているのを、せめて一ヵ月でも前進するということになれば、これは公務員の皆……

第52回国会 内閣委員会 第4号(1966/10/27、30期、民主社会党)

○受田委員 私は民社党の委員として、特にきょう問題になっている上林山防衛庁長官に対して、長官御自身を中心に数件の御質問を申し上げます。上林山長官、個人的な友情とまた別に、議員として公的な立場における事態の解明とはっきり分離して、いまから御質問をしたいと思います。  先ほどからいろいろと質疑応答を繰り返されている中で、長官就任後の上林山さんが、責任の所在についていささかぼけた認識を持っていられると思うのです。一例をまず申し上げたいのでございまするが、お国入りの際における長官機に搭乗をした人々の氏名一覧表は確かに承りました。ところが、議員秘書と銘を打った皆さんが、最初六名おられたわけですが、その議……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第4号(1964/05/29、30期、民主社会党)

○受田小委員 私、これは問題がちょっと限定されるわけですけれども、一問だけ伺っておきたいことがあります。御意見をお持ちの方だけでけっこうでございますが、いま浦松先生のおことばの中に、電波は空の国道である、国民全体のために電波を使っていくという場合に、国道通行税のようなものを考えてもいいんじゃないかというおことばがありました。いわば電波使用税、こういう考え方、これは天下の公器を独占をしているわけでございまするから、公共放送と民間放送とを問わず、電波使用料というものを徴収するほうがむしろ適当であるという意味の御意見と了解してよろしゅうございますか。

第46回国会 逓信委員会電波監理及び放送に関する小委員会 第5号(1964/06/03、30期、民主社会党)

○受田小委員 一問だけ徳川先生、中川先生にお答え願いたいのですが、先ほど淡島千景さんの御発言の中に、NHKに出演をするときは特に張りのあるような感じがする、それはこれを聴視する人々の期待が大きいというような意味の御発言があったのですが、この点全国津々浦々にまで、このNHKの放送は浸透しておる、地方の末端の山間僻地の人もこれを見ておる。この感激は、出演される方御自身にも一つの大きな感激というものがあると思うのです。そういう意味で、民放との対抗では、やはりNHKが普及度において高い性格を持っておるというので、その点歩のある立場にあると思います。しかし、民放とのまじめな競争ということを大所高所から考……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/02/17、30期、民主社会党)

○受田分科員 時間が進んでおりますから、ごくかいつまんで二、三の点を宮内庁長官にお尋ね申し上げたい。――これに関連して、法制局のどなたかおられないですか。
【次の発言】 最初に私がお尋ね申し上げたいのは、予算に関係するわけでございますが、宮殿の新営費に対しまして、皇居造営寄付取扱要領なるものを宮内庁が三十五年五月十七日にお出しになっておられます。これには現金及び物品の寄付を受け付ける規定が掲げてありますが、これは現にどのくらい現金や物品の寄付の申し出があっておるか、お答えを願います。
【次の発言】 新年度歳出予算書を拝見しますと、宮殿新営費なるものが十一億ばかり計上されております。これといまの……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1964/02/21、30期、民主社会党)

○受田分科員 たいへん時間がたって皆さまもお疲れですし、ごく短時間で私の質問を終わります。私は端的にお尋ねしますから、ポイントだけ突いてお答えを願います。  最初に、総理府の御所管であります栄典制度の問題でございます。過ぐる昨年の七月の閣議におきまして、昭和二十一年に一応停止された生存者叙勲制度なるものを復活する決定をされております。そして、幅の広い国家公共に対する功労者に報いる規定を設けておられます。そのこまかい規定は別に定めるということでございますが、この閣議決定に基づいてどのような進行状況に叙勲制度を展開しているか、簡単にお答えを願いたいのであります。

第46回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1964/02/18、30期、民主社会党)

○受田分科員 大臣お急ぎのようですから、私のお尋ねすることにずばりと簡明にお答えを願って、お引き下がりを願いたいと思います。  私、実はこの機会に、外務省及び日本国政府の見解としてはっきりしていただきたいことは、原子爆弾の投下ということはたいへんな国際法違反であるという、昨年の末に行なわれた東京地裁の判決理由書というもの、この司法機関の決定に対して政府自身も同様の考えを持つかどうか、お答えを願いたいと思うのであります。外務大臣から御答弁を願います。あなたにずばりとお答えを願いたい。
【次の発言】 政府自身が、今度この国会に核停条約の御承認を求めておられますね。核実験を停止することさえも非常に重……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/02/24、30期、民主社会党)

○受田分科員 二十分ばかりで質問を終わりますが、宮内庁に御質問をいたします。  今度の新年度予算の皇室費の中に、先ほど質問があったのございまするが、なるべく関連しないかっこうでお尋ねしたいのは、宮殿新造営費なるものが関連経費を含んで一応計上されておるわけです。これが造営のはかどりがおくれていることも承っておるのですが、その事情はいろいろおありであることも伺いました。経費の点において、おくれることで負担増というものがどれだけあるのか。また、聞くところによると、この造営の過程において、関係業者の間における利害関係などで造営の進捗に渋滞を来たしておるというようなことも聞いているのですが、それらを含め……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、民主社会党)

○受田分科員 たいへん時間が進んでおりますので、十分で私の質問を終わります。ポイントは、公務員給与の問題と、公務員制度審議会の今後のあり方、この二つを五分ずつで、十分で終わらせていただきます。  政府は、公務員給与の実施にあたって、従来人事院勧告をもとにこれを法律化して施行しておられるわけでございますが、いつもその実施期にズレがある。人事院が勧告する五月は、政府としては予算編成上その他で非常に都合の悪い時期と判断されておるのかどうか伺いたい。
【次の発言】 予算編成上非常に不自由な時期、実施期を五月にしているのは、調査には非常に便利がいい、そこで、その間の調整をとるために政府も六人委員会等で種……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1966/03/01、30期、民主社会党)

○受田分科員 私、文部大臣に予算案に関連する二、三の問題点をお尋ねして、同時に、担当局長さんに事務的な説明を仰ぎたいと思います。  文部省は、学校教育体系の中で、義務教育課程に準じて幼稚園、高等学校というような制度を今後どういう扱い方をされようとするか、義務教育課程に幼稚園部門と高等学校部門を加えようという意図ありやいなやという問題をお尋ねしてみたいのであります。
【次の発言】 そうしますと、義務教育課程六・三制に加うるに、就学前の幼稚教育と後期義務教育を終えた者に対する高等教育という形のものを前向きで検討したいという意味でございますか、どうですか。

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、民主社会党)

○受田分科員 質問のポイントは、国会職員の給料、国会議員の歳費並びに図書館運営について、三つを重点的にお尋ねします。  先ほどから国会職員の給料については、一応質疑応答が行なわれておったようでございますが、私、なるべく重ならないで大事な問題をお尋ねしてみたいと思うのです。  国会職員の給料というものは衆参両院議長の決定によることになっているわけですが、この国会職員の給与等に関する規程というものが、両院議長決定に基づくような形のものは、これは国家公務員法の六十三条であったと思いまするが、法律によって給与準則に基づく給与の支給という、一般公務員の給与支払いに対する基本的な扱い方とちょっと変わってお……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1966/03/02、30期、民主社会党)

○受田分科員 それでは息もつがせず質問を続けます。  あまりこまかい問題をお尋ねすることを遠慮して、質問のポイントを畜産対策に限定してお尋ねします。  最近、北海道のある農家の経営調査報告書を拝見しますと、総収入が二百三十三万七千余円、費用二百十八万二千円で、純収益十五万五千円だといわれております。このうちで一日の労賃を五百円と計算して、水稲部門は四十四万円の売り上げで二十四万円の純益であったのに対して、酪農部門は百八十三万円の売り上げで五万七千余円の赤字であったという報告がされております。これは一つの例でございますが、これを町の勤労者と比べてみます、二倍半多い労働日数で、公務員の平均ベースの……



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データ更新日:2023/02/05

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