受田新吉 衆議院議員
23期国会発言一覧

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受田新吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは受田新吉衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第25号(1947/08/15、23期、第一議員倶楽部)

○受田新吉君 私は、本日上程せられましたところの海外同胞引揚感謝並びにその促進に関する決議案に対し、小会派を代表して全幅の賛意を表する次第であります。  あたかも本日は終戰満二周年記念日であります。この歴史的な、われわれの終世忘れがたい記念日にあたりまして、百万になんなんとするわれらの同胞が今なお海外に残留している。これらの方々に対し、速やかにその帰還を促進する決議をなすに至りますることは、まことに感激にたえないところでありまして、國会の一員として、ここに國民の選良として選び出されましたる私どもは、まことに欣快至極に存ずる次第であります。  私は、今や永遠の戰爭を放棄して、しかも永遠の平和を希……

第1回国会 衆議院本会議 第35号(1947/09/23、23期、第一議員倶楽部)

○受田新吉君 ただいま政府当局から、今回の関東水害につきまして詳細なる対策の御説明がありましたので、これにつきまして、私は第一議員クラブを代表いたしまして、さらにもつと具体的に、もつと眞劍に、かつもつと愛情あふれる施策を講ずべきであるという点について質問を申し上げます。  そもそも今回の水害に限らず、これまでの天災に対して、政府がとつていた対策がどうであつたか。これにつきまして、私は今までの政治史そのほかの面で十分うかがい得られますものは、官僚のまことに責任のがれの政治が行われたということである。今回にことにおきましても、たとえるならば、この堤防を切開すべきや否やについて、すでに数十万人の人命……

受田新吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

受田新吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1947/08/13、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 厚生大臣に續いてお尋ねいたします。ただいま中島委員の御質疑の中にありましたことについての御囘答で、なお滿足できない點についてお尋ねいたします。  ただいま中島委員から御質疑なさつたことに對して、大臣が、軍人軍屬を公務起因の傷病患者としての取扱いにする。すなわち勞働者と災害、補償保險法の適用を受けることについての御囘答で、舊軍人軍屬の公務起因の傷病患者、この者を適用もしくは準用していただくことに對して、現在ではそれができない。これは關係方面の御方針もあつて、やむを得ないと思いますけれども、しかしながら舊軍人軍屬の中には、公務起因の傷病患者としからざる者があるのでありまして、この公務起……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第9号(1947/10/13、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 委員長が先ほど言われた函館、舞鶴に視察に行く計畫がまだ許しがないそうですが、非常に差迫つた問題だし、また寒さも迫つてきておるので、この點はわれわれの熱情のあるところをできる限り早く具現したいと思うのであります。どういう事情かは存じませんが、こちらの熱意に缺けるところがあるか、もしくは非常に困難な事情があつて、とうてい實現がむつかしいというようなことでもあるならば、この際あらためて方法を考える必要がないかと考えるのでありますが、その間の事情をちよつとお知らせ願えますまいか。

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1947/10/18、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 先ほど厚生大臣の御答辯で未復員者の家族を救援する對策がすでに明らかにされていることで、非常に喜んでいるものでありますが、ここで問題が一つ殘つているのは、戰死をして歸つて來た場合に、この人たちの打切りの一時金が三百十圓くらい充てられているじやないかと思います。長いこと引揚げを待たれていた家族が、それまで本人百圓、扶養家族百五十圓ずつもらつておつたのに、それが戰死して英靈となつて歸つてきた場合に、三百十圓の打切りで片づけられると、これは實に悲慘です。しかも葬儀費ももらえないという實情であるのであります。この間も私の郷里の家内でたくさんの英靈が歸つてきたのに、その英靈をこうもり傘で隱して……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第14号(1947/11/22、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 復員廳の第一復員局の荒尾部長にお尋ね申し上げます。ただいま成田さんから質疑によく似通つていて、直接復員局關係になりますので、お伺いします。今度の追加豫算の未復員者のために特に設けられたもの、未復員者に必要な經費の問題ですが、最初は既復員者出頭に必要な經費として二百四十一萬九千圓を出されておるし、それから在外元軍人軍屬の給與改正に必要な經費として十億六千二百萬圓、さらに戰爭裁判關係の事務處理に必要な經費として八十萬圓出されておる。今後減少したものとして未復員者に必要な經費の減少、これは豫定よりも少く還したからというので、二億三千萬圓ほど減少されたのです。こういうような豫算關係で、せつ……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第15号(1947/11/29、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 先ほど引揚關係の豫算の内容を伺つたのでありますが、昭和二十二年一般會計豫算補正に出されてあります厚生省關係の第三十三項、「未復員者に必要な經費の減少しとしてありまして、この中に「本年七月以降在外元軍人軍屬の復員豫定の減少に伴い、二億三千三十五萬五千圓を厚生本省第一復員局より修正減少した。」というこの内容は、先ほどの御説明のどの部分が當るのか、ちよつと御説明願います。
【次の発言】 そうすると引揚援護院關係の豫算しかおわかりになりませんか。
【次の発言】 實は私未復員者の給與状況その他についての豫算の内容をお伺いしたかつたのです。  それからもう一つお尋ねしたいのは、先ほど援護院のお……

第1回国会 決算委員会 第12号(1947/09/25、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 まとめて御質問したいと思います。順を遂うてお答え願いたいと思います。  第一が、この國家公務員法に對して全般の規定がどうも拘束的な法規のような感じがする。もう少しせつきよくてきに身分を保障し、保護するような規定を設ける必要がないか。特に勞働組合の立場を十分尊重して、その意見を取上げるような規定を設ける必要がないか。一例をあげるならば、保障の條講に、八十五條に勤務條件に關する行政措置の要求の項があるのでありますが、これに對して、要求することができるというような非常に微温的な規定をあげている。もつとこれを積極的に保護するような規定を設けてはどうか。この點何だか勞働組合運動の進展を塞ぐよ……

第1回国会 決算委員会 第13号(1947/09/27、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 特別職と一般職の分類でありますが、教員のような特殊な任務をもつているものをこの一般職のほうに入れた關係上、こういうような問題が起ると思うのであります。たとえば試驗及び任免の方で、五十九條に中に、條件附採用期間を設定しております。ところが教員のように一定の學級を擔當して、児童を教育するというものに六箇條月が来たからお前は不合格だからやめろというようなこととなると、もちろん先生はオミツトされたのだ、こういうことになつて、教育上非常に影響を及ぼす。しかも全國五、六十萬という教員が常にこういうような制限のもとに條件附採用をされたならば、全國の教育が一定期間實績を上げるのに非常な苦境に陥ると……

第1回国会 決算委員会 第14号(1947/09/28、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 根本的な問題をお尋ねいたしますが、この法案をおつくりになる精神の中に、民主革命の上における官吏道の刷新というような點をお考えになつておられる。これははつきりお伺いしたのでありますが、實際においてこういう問題があると思う。この法文全體を見て、どうもまだ官僚臭が温存されている。特に官という言葉が依然として官尊民卑の表現をそのままに殘している。人事官、これなども人事院というふうに切りかえ、秘書官のごときも秘書というように切りかえて、せつかくこの法案の題目が公務員というように民主化された言葉に切りかえられているのでありますから、内容もそうしたもので埋めつくされるようにあるべきものである。國……

第1回国会 決算委員会 第15号(1947/09/29、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 これは職階制と特別職と關係をもつてくると思うのでありますが、この職階制によつて非常に專門官職が固定されるということが豫想されるのであります。その場合に政策決定にあたつておる部課長のようなものが、特別職の方から締出されておることについては、妥當を缺くおそれはないだろうか。從つて一般職の中から特別職である次官などと同列にこれを配置する必要があるのではないかと思うのでありますが、御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ところが部課長は政策決定に當然參盡する階層だと思うのです。けれどもこれを一般職の方へ入れておくことになると、さつぱり政治性をもたない存在になつてくる。非常にその點はつき……

第1回国会 決算委員会 第16号(1947/10/02、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 各黨でそれぞれの立場から研究にはいる前に、もう一つお伺いしておきたいのでありますが、附則の第十三條に、「外交官、領事館その他の在外職員、學校教員、裁判所の職員、檢察官その他の一般職に屬する職員に關し、その職務と責任の特殊性に基いて、この法律の特殊を要する場合においては、別に法律又は人事院規則を以て、これを規定することができる。」とあります。この條文の中で、これを立案なされた當局として、おそらく何らかの構想を描いておられることだと思いますが、たとえるならば、この特殊性に基いて法律の特例を要する場合として、學校教員に關しては、別に法律として學校教員身分法のごときもの、もしくは檢察官に對……

第1回国会 決算委員会 第19号(1947/10/15、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 第一議員倶樂部の一部を代表して意見を述べたいと思います。この公務員法案が本委員會に出されて、非常に短時日の間にこの厖大な、しかもきわめて緊切な、劃期的な官吏制度の根本的改革に該當する法案が審議されるということは、國會の權威といたしましてもまことに重大であつたのであります。私個人の心持から、願わくはいま少し餘裕をもつてこの法案を審議をする機會を與えてもらいたかつた。從つてこの法案が非常に杜撰なうちに、不用意のうちに決定をみるおそれがある。私たち非常な勉強をして審議を續けてまいりましたが、結果からみてなおかつそういう感じをもつておるのであります。從つてこの全文を通じて私が願うのは、もつ……

第1回国会 決算委員会 第21号(1947/11/21、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 通信關係の御説明を願いたいと思うのでありますが、郵便年金並びに簡易保險であります。特に簡易保險は契約が多くて、收入が非常に増大したということをお話でありましたが、支出の方で、ちようどこの年度は空襲が最も頻繁なときで、多數の契約者が死亡しておると思います。ここへあげてあるこの數字は、巖密に調査されたものではありましようが、事實死亡している者が届出をしないで放任されたままになつておる數字が相當額ないか。三、四月から八月までは空襲が最も苛烈をきわめておるので、そういう點について放任されたものがそのままにしてあるか、何らか手を盡してあるのか。この點特にお伺いしたいと思います。

第1回国会 決算委員会 第23号(1947/11/26、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 私から一つお尋ねいたします。ただいま當局の御説明で事務局の構成については構想を伺つたのであります。地方財政に精通している事務職員を現實の場合に地方から簡抜し得るか。たとえるならば現在地方團體は財源の捻出に非常に困つている。實くじとかいろいろな便法を講じてやつておるようであるが、タバコやズルチンのような政府の專賣に屬するようなものもない。その苦しみの中で復興くじを發行したり地方起償に盡力しておる。こういうほんとうの苦しみの體驗をもつ人たちが事務局構成人員の中にはいることが大事だと私は思うのでありますが、結果的に見て依然として中央におる人たちが大部分ことを占めるようなことはないか。生活……

第1回国会 決算委員会 第24号(1947/11/28、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 私は第一議員倶楽部を代表して、ただいま本委員會に上程されております三法案に贊意を表し、併せて竹谷源太郎氏の修正案に贊意を表するものであります。地方財政委員會方案を除く他の二法案は、内務省解體に伴う當然の法案として、何ら異議をはさむものでございませんが、地法財政委員會法案については、一昨日來の質疑において、政府當局の御答辯を伺つてほぼ了解點に達しておるのでありまするけれども、重ねて希望を申し上げてこの法案の圓滿な推進を願いたいのであります。  第一は、この委員會の構成メンバーが、専門的な財政通をあげることができがたい憾みがある。この點において少くともその缺を補う意味において、第八條の……

第1回国会 文化委員会 第2号(1947/08/01、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 まず文部省当局に御質問いたします。史跡名勝、天然記念物、國寶の保存については、それぞれ關係法規がありまするので、それで十分保存をする措置がとられておることを承知しておるまするが、あの戰災を受けて相当な損傷のあるこれらの対象に対して、實際において復興対策がいかにとられておるか。ここに網羅せられてある統計を見ましても、相当數の損害があることは、はつきりしておるのであります。一例を嚴島の鹿にとりますと、この鹿はあの土砂のため、もしくはここに特別の事情のために、鹿が今はほとんどいない、一匹もいないと。私聞いておるのであります。また近く指定されるであろうといううわさのある奈良公園の鹿にいたし……

第1回国会 文化委員会 第3号(1947/08/05、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 五つの項目を簡單にお尋ねいたします。第一番目に文部省當局へお伺いいたしますが、宮廷文化というものが、今までヴエールのなかにとざされていた。これを民主化と同時に公開する必要はないか。たとえば、正倉院の國賽は一年一囘の蟲干のときに、きわめて特定の人に觀覽せしめられる。このようなものも、この際廣く公開して、死せる文化が活ける文化となるような措置をとるべきではないか。そのほかに皇室に關係した御物その他の國賽的、いや、それよりもつと高い立場の文化的な對象物が實際ある程度、皇室の尊嚴を傷つけない程度に公開されてしかるべきではないか。先般奈良で、八紘寮竝びに建國會館の觀覽をしたのでありますが、國……

第1回国会 文化委員会 第4号(1947/08/07、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 委員長にお尋ねしますが、先般お尋ねいたしました皇宮警察と内務警察との關連事項について、御答辯を得たいのでありますが、内務省當局はお見えになつておられますか。

第1回国会 文化委員会 第6号(1947/08/26、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 大臣に對して新日本建設國民運動の問題と關連して、五つの項目にわたつて御意見を伺いたいと思います。  第一は、新日本建設國民運動は、その要綱が閣議決定として發表されたにかかわらず、その後何ら施策が講ぜられていない。從つて國民の脳裡からは、去る六月末に發表された要綱が、何者であるかさえ、忘れ去られようとしている、これは私まことに惜しいことだと思います。實は當時發表された要綱を、私暗誦した一人であります。しかもその第八項目にあげてある社會正義の實現などは、政治家としても、最も率先垂範すべき問題であると考えております。地方の府縣そのほかの官廳、學校などを訪ねてみても、文部省はこれに對してい……

第1回国会 文化委員会 第7号(1947/09/23、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 文部當局にお伺いいたしますが、先ほど提出された國語國字の調査機關に關する問題と、そのローマ字の問題ですが、これも相離して考えるということもどうかと思われますが、これを併せて調査研究するというような方向へ、お考えはございますまいか。これは重大な國民の國語生活に關係する問題でございますので、特にお尋ねいたします。
【次の発言】 文部省にお尋ねいたしますが、教科書の文字が印刷の杜撰その他で誤植が多いようであります。これについては各地方から相当の聲を聞くのであります。早急の間に教科書を印刷される關係で、これはやむを得ないかとも思いますが、願わくはこの際新しい國をつくる段階として、國語生活は……

第1回国会 文化委員会 第15号(1947/11/22、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 簡単にお尋ねいたします。私はまず新憲法の第七條に規定されてあります天皇の國事に關する行為のうちの、栄典を授與することについてお尋ね申し上げたいのであります。從来の家族制度は、すでに廃止されておるし、すでに十四條の、すべて國民は法のもとに平等である云々の規定によつて、相当民主的に進められておりますが、今なおここに勲等等が存置されております。死亡者に對して叙位、叙勲等も依然として続けられておるようでありますが、これに對する政府の態度はどういうところにあるか。また宮中席次などは、今どうなつておるか。こういう點について、何らか目標を明らかにしていただきたい。現に勲章をぶら下げて街を歩いて、……

第1回国会 文教委員会 第14号(1947/10/18、23期、第一議員倶楽部)

○受田新吉君 教育振興のための特殊郵保切手發行に關する請願の趣旨を朗讀いたします。  左記理由により政府は教育振興を目的とし、それに適應する意匠を有する特殊郵便切手を速かに發行せられたい。  右請願する。     記  一、敗戰日本を再建するには教育の振興を急務とする。今春より實施の六・三制新學制を完全に遂行し、また乏しい資源の開發利用をはかるために科學教育を振起することは特に必要である。  二、しかるにこの大切な教育の現状を見るに教材、教具はもちろん、教室、教員さえ不十分の點少くなく、實施に困難をきわめている。  三、ここにおいて政府の萬全の施策をまつとともに、内外國民の教育に對する關心の高……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第6号(1948/03/18、23期、第一議員倶楽部)

○受田新吉君 今の大藏御当局の御答弁でちよつと私再質問申し上げたいのです。未復員者の給與法がいよいよ実施せられておりますが、この法律は過去七月にさかのぼつて適用されることになつておりますので、でき得べくんば今の御質問の戰死者の取扱いに対しても、すなわち引取旅費と埋葬費、これを七月一日として未復員者給與法と同じ施行期をもつてするようにしていただくならば、前にさかのぼるという例の未復員者給與との関係は解決すると思います。それからもう一つ戰死者の遺族に対して実は非常に冷遇しておることに対して私つい数日前にこういう現実を見ております。遺骨を引取つて郷里へ帰られる遺族が、英靈をそでに隠すがごとくして帰つ……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1948/03/26、23期、第一議員倶楽部)

○受田新吉君 厚生省の政府委員の方にちよつと先にお伺いしておきたいのでありますが、住宅営團の住宅に住んでおる者に対する厚生政策は御担当になつておられますか。
【次の発言】 そうすると、引揚者の住宅問題としては、先ほど御説明になつた限度しかないわけですか。
【次の発言】 それで引揚援護院としては今からの住宅でなくして、現在引揚げてきている人たちのそうした住宅対策をどういうふうに考えておられるか。それから現に引揚げてこちらに帰つていて非常に不自由しておる人が、自分で家を求めていろいろ苦労しているのと同時に、もう一つ現在住んでいる家が、住宅営團に関係するのですが、閉鎖整理委員会などで相当高價に賣り渡……

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1948/04/02、23期、第一議員倶楽部)

○受田新吉君 引揚者の職業問題に関して質疑申し上げたいと思いますが、この引揚げてきた人たちの中で怪我をしておる者、傷痍者が━━たとえば失明者とか、手足を失つた者とか、こういうものが國立病院で入院加療しておる際に、その將來の生活目標を早速與えていかなければならないと思うのでありますが、これらの人に労働省として職業補導のために何らかの連絡をとつておられるであろうか、どうであろうか。こういう問題について特に労働省職業安定局長の御所信を伺いたいと思います。
【次の発言】 非常に御努力をしていただいておることを感謝いたしますが、この四月の暫定予算に職業紹介に関する事務、その他の事務の処理のために二百万円……

第2回国会 厚生委員会 第5号(1948/06/02、23期、日本社会党)

○受田新吉君 恩給増額の請願が多数出ておりまするが、私この多くの請願の中で相当数紹介をしておる責任者として、この請願の趣旨の説明をいたしたいと思います。  今未曾有の物價高騰の際に、社会のあらゆる面は一つとして革新を見ていないものはないのであります。しかし残念ながら退職官公吏とか教職員とか、こういう者の恩給が昔のままでありまして、ために恩給を受けておる適格者は悲痛の叫びをしており、困苦窮乏の苦しみは言語に絶するものがあるのであります。この点に対し受恩給者がここにその生活の打開をはかり、もつて再建日本の基盤となろうと強く決意して、ここにこの恩給増額の請願をいたしまして、國家の恩養、保護を受けたい……

第2回国会 水産委員会 第23号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○受田委員 本請願の要旨は、北海道苫前郡燒尻村の船入澗は、人口の増加と漁業の進展に伴い出入の船舶も増加して、著しくその狹小さを感ずるようになつた、しかも同港は日本海の要港としても最適の地であるので、該村に速やかに漁港を築設されたいというのであります。

第2回国会 文化委員会 第3号(1948/03/19、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 大体各方面からの構想をまとめて考えた場合に、國民こそつてお祝いできる日という意味から、六月とか十一月、その他農繁期のごときはなるべく避けて、國民の大部分の層が――ある特定のものは別ですが――こぞつて一日が樂しめるというように考えていく必要があるのではないか。それで年間を通じての回数は、從來のごとく十二回ないし十五回程度までに止めて、各月の按分を考える必要があるが、今申し上げた時期を一應はずす、こういう立場をとりたいと私は思つているのであります。  もう一つ、十二月二十五日の國際親善日という、クリスマスというものが、私たちの周囲の宗教関係の団体から非常に攻撃されているのであつて、ある……

第2回国会 文化委員会 第4号(1948/04/02、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 私は最初これを祝日、祭日として取扱うことについて考えてみたのですが、さらに熟考してみると、平和記念日がありますし、憲法記念日があつて、新生日本の二つの大きな道筋としてあらゆる文化軌範の中心になる憲法と、それから永遠の平和を念願するための門出とする平和記念日と二つあれば、祭日はこの二つでその両樣を示すものであるから、八月十五日は追康の日とか更生の日とかいうような意味で休日として、靜かにその日を考えるようにしたらどうかと思うのですが……。
【次の発言】 私はこれは紀元節でも、建國節でもいいし、どちらでもわれわれの頭で考えたときには、軍國主義時代の言葉がふと思い出されるのだけれども、これ……

第2回国会 文化委員会 第5号(1948/04/13、23期、第一議員倶楽部)

○受田委員 この祝祭日の法制的な措置が最後にとられる日は、およそいつごろになる予定ですか。
【次の発言】 もう一つ、この祝祭日は國民生活に最も関連の深い問題であつて、これを輿論調査その他によつて、相当綿密に國民の声は聞かれたのではあるが、いま一歩各層の代表者でも集めて、公聽会に準ずるような最後の討議をお考えではないか。それほど念を入れる必要はないか。これは合同打合会と関連して、私の希望的な意見として申し上げます。
【次の発言】 会議の開始時刻は正一時ということでありますか。
【次の発言】 これは國会粛正の声が高らかな時代に、文化委員会がまず範を示して、午後一時になれば全員打そろうごとく御配意願……

第2回国会 文化委員会 第14号(1948/06/22、23期、日本社会党)

○受田委員 法文化する前に、希望條件として「文化の日」「成人の日」等の趣旨については、國民に徹底させる意味において、法文中さらに具体的な説明を加える必要があると思いますが、その意思はありますか。また理事会の意向はいかがでしようか。
【次の発言】 参議院では、元服の年といわれたことがありますが、歳士道という考えと誤解されるから、よく考慮していただきたい。

第2回国会 文化委員会 第15号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○受田委員 新しい栄典制度の文化勳章、普通勳章、それに旧勳章の佩用も許すということであるが、英國におけるガーター勳章、フランスではナポレオン以後一貫した勳章を有している。日本では將來いかにする考えですか。
【次の発言】 法律上旧勳章の佩用を許す者もあるというが、過去の勳章にとらわれていはしないですか。
【次の発言】 勳章の意匠はいかなる方法で決定したか、意匠の募集のようなことは考えなかつたのですか。
【次の発言】 旧制度の勳章の佩用を許した場合、老將軍を見て、遂には昔の勳章の方がよかつたというようなことになつては困るがどうですか。

第2回国会 文化委員会 第18号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○受田委員 この請願の趣旨を説明いたします。柳井町は山陽線の岩國の次の急行の停る駅で、皆さん御承知の所であると思うのでありますが、ここは四國と九州との交通の要衝になつておりまして、宮島と相対立する重要な観光地帶であります。從つて、海上にヨツトあれば、陸上にゴルフ・リンクというようなものを設けて、現に五箇年計画で、非常な熱意をもつて仕事を進めておるのであります。これらについて、でき得べくんば國家においてある程度のこういう観光施設を、國庫補助その他によつて設置していただいきたい、こういう請願であります。しかも將來この地方が中國、四國、九州の要衝になつて、瀬戸内海の発端の中心地になるということを考え……

第2回国会 文化委員会 第21号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○受田委員 私から特にお願いしておきたいことは、ただいま懇談会で了解を得た事項を委員長が採択を決定されるわけでありますが、その中に漏れた請願第三八のザベリヨ遺蹟顯彰費國庫補助の請願は、これは当時請願の趣旨を説明した際に、私からるる申し上げた通り、非常に國際的な意味もあるし、しかもただ單に宗教的関係でなくして、日本文化の革新期に大きな貢献をしたザベリヨを顯彰する意味でありますから、ぜひとも現地に來ていただいて御調査の上、この重大な意義を有する請願を次の國会において優先御審議していただくことをお願いしたいのであります。この請願は山口縣知事が顯彰委員会の委員長となり、縣廳の首脳部並びに縣会及び國会関……

第2回国会 文教委員会 第8号(1948/06/02、23期、日本社会党)

○受田新吉君 ただいま御審議をいただくことになりました國立山口大学の設立に関する請願について、その紹介議員として趣旨の説明を申し上げます。  ただいまお手もとに申請書を差上げますので、ごらんいただきたいと思うのでありますが、山口縣は特に教育縣として古い傳統をもつておりますし、文化の点においては、例の室町時代から西の京都といわれて、大陸文化の輸入地でありました。また明治維新以後においても、この点、西欧文化の輸入地として、特にその海外の文明を輸入する基点になつておつたのでありまして、こういう歴史的の因縁からも山口縣が教育を非常に尊重する傾向をもつておつたことと、そういう環境に惠まれていたということ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1948/11/19、23期、日本社会党)

○受田委員 次長にお伺いしたいのですが、未復員者の家族の給與について、今お説の通り未復員者給與法も現存しておるのですけれども、これは改正をすみやかにやらないと、あの額ではとうてい生活の保障ができない。そこで私のところへ最近いくつも、連絡をしてくれという問題を投げかけられている中に、共通した問題としてこんなのがあるのです。地方の官廳役所、たとえば縣廳とか市役所とかいう所へ勤めていた人で、まだ復員して來ないでいる人たちの家族が、その方面から俸給、諸手当をもらつていたものが、未復員者給與法の実施とともに、この三月をもつて支給を打切つて、未復員者給與法の方の支給によつて待遇せられることになつたから、当……

第3回国会 文部委員会 第7号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○受田委員 時間が過ぎておるので、日高局長に二分か三分くらいでお答え願いたいことを一分くらい御質問します。  今日久保議員から御説明にあつた長崎の大学の問題ですが、これに関連して水産学部の構想が明らかにされておりましたが、水産とか商船とかもしくは逓信とか、そういう特殊的な教育の大学は、文部省所管として、その一般的陶冶の方面を担当し、特殊の技術技能については、それらの所管である関係各省において、これを担当するというような意見を伺つておるのでありますが、現に水産講習所とか、高等商船学校並びに逓信官吏練習所のごとき、これらの特殊の教育機関を文部省の直轄として、その教育を統一する方向に進められておるか……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1948/12/02、23期、日本社会党)

○受田委員 投票を用いないで、第三回國会において海外同胞引揚に関する特別委員長をせられた河野金昇君を推薦いたしたいと思います。御賛成を願います。
【次の発言】 理事はその数を七名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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