稲富稜人 衆議院議員
26期国会発言一覧

稲富稜人[衆]在籍期 : |26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期
稲富稜人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは稲富稜人衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院26期)

稲富稜人[衆]本会議発言(全期間)
|26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期
第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 衆議院本会議 第6号(1953/11/03、26期、日本社会党(右))

○稲富稜人君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の昭和二十八年度補正予算案に対し反対し、両社会党共同の予算組みかえの動議に賛成のための討論を行わんとするものであります。(拍手)  政府は、本臨時国会を救農国会と称し、ただいま提案になりました補正予算を災害予算と称しておられるのでございます。しかるにもかかわらず、補正予算に計上されました予算は、風水害対策費わずか三百億円、冷害対策費わずか百十五億円のみでございます。(拍手)これは、罹災者及び被害者とともに私たちの最も期待しておりましたそれに反した、実に僅少なる予算であると言わなければならないのであります。(拍手)……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 衆議院本会議 第5号(1954/12/04、26期、日本社会党(右))

○稲富稜人君 私は、両社会党並びに労農党を代表して、政府提出の昭和二十九年度予算補正案に反対し、ここに新たに政府案に対する組みかえを要求するの動議を提出いたしまして、その理由の御説明を申し上げたいと存ずる次第であります。(拍手)  まず、私は、両派社会党が勤労国民大衆の熱望にこたえて作成いたしました組みかえ要求の内容をここに明らかにいたしたいと存ずる次第であります。  一、歳出補正については左記の通りとする。   1 災害復旧事業費(救農事業費、災害対策用種子確保補助金などを含む。)については、失業対策事業をかねて復旧事業総体のおおむね三割を実施することを目途として、百六億円を計上して、政府案……

稲富稜人[衆]本会議発言(全期間)
|26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院26期)

稲富稜人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定委員会 第19号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して……。ただいま議論の対象になつておりますのは、当該事業にかかる主務大臣に対する協議の問題でありますが、協議というのは、まとまる場合とまとまらない場合とあるのであります。しかも法律において協議しなければならないということをうたつていることは、絶対的なものでなければいけないので、その絶対的な条件であるところの協議がもしもととのわなかつた場合、先刻から話を聞いておりますと、その点がはつきりしていないということは、立法上非常に不都会品があると思う。この協議しなければできないという絶対的な条件を、立法者はいかに考えておられるかということを承りたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 このたびの災害に対する恒久的な対策につきましてはあとに譲るといたしまして、現実の問題としては、現在の罹災者に対して衣食住の不安を除去してやるということが、最も緊急な問題ではないかと思うのであります。先日われわれが罹災者に会いましても、ほとんどぼう然自失というような状態で、感激も持たないというようなありさまでありますが、これがいささか自分の家をつくろつて参りますと、あすの食糧をどうするのだという不安にかられて来るのであります。これに対して現在の食生活をどうするかということが最も必要だと思いますが、現在支給されておりますあのお握りですか、ああいうものをもつて政府はいつまで救済する御計画……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 御報告申し上げます。本小委員会におきましては台風二号による農作物等の救済対策につき討議を重ねましたが、おおむね左記項目につき融資または助成を必要とする結論に達しました。  一、営農資金等の融資約五十億円  (1)融資は凍霜害対策の例にならい、原則として五分の利子補給を行うこととし、そのうちの半額につき政府が補助すること。  (2)損失補償の四割のうち半額を国の負担とすること。  二、補助等約七億五千万円とし、そのおもなる項目は次の通りであります。  (1)麦種子購入費補助。  (2)種苗輸送費補助。  (3)苗しろ再仕立て補助。  (4)開拓地麦肥料農薬補助。  (5)菜種補助。 ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 従来筑後川その他に対する建設省の河川計画というものでは、どのくらいの雨量としてのものを立てておられるのか、この点ひとつ承つておきたいと思います。
【次の発言】 私の聞いているのは、筑後川の雨量というものをどのくらいと測定して筑後川の河川計画というものができておるか、この点を承りたいと思つておるのであります。
【次の発言】 そうすると、筑後川の雨量が三百五十ミリを程度として筑後川の河川計画ができておる、そうして、このたびの雨量が六百ミリないし七百ミリだ、こういうことになりますと、筑後川の河川計画というものを根本的に考え直さなければいけない、こういうことになつて来ると思うのであります。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/18、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して。ただいま大野大臣から議員立法の話が出ましたが、実は私たちも、特別立法措置につきましては、先日大野大臣の報告中にも特別立法の必要なことを力説されておりましたし、その後緒方副総理からもその話が出ておりまして、会期も迫るものでありますから、いずれ政府からそういう措置があるのだろうと思つておつた。一昨日でありましたか、緒方副総理にその話をしましたところが、いやまだはつきりしていないと言う。実に唖然としたのであります。ことに先刻の話によりますと、当然特別立法でやらなければいけないようなものがたくさんあるのであります。たとえば営農資金のごときものにつきましても、現在まだ研究しているん……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 小委員会の結果を御報告申し上げます。台風第二号による被害農家及び被害漁家に対し、低利の経営資金を融通するため、政府及び都道府県が所要の助成措置を講ずる必要がありますので、この法律案を小委員会において決定したのであります。すでにこの法律案に対しましては、第一条より第七条まででありまして、委員各位のお手元に配付してありますので、内容はそれを御一読願いたいと思う次第であります。すでにこれは先般の本委員会において決議を願つておりまする金融措置に対する特別措置法でございますので、小委員会で決定いたしましたこの特別措置法に対しまして、本委員会におきまして適当なる措置を講ぜられるようお願いする次……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/23、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 ただいま井手委員から大体質問がありましたのと重復をする点もあるようでございますが、最後に念を押すために大臣にお尋ねしたいと思うのであります。すでにただいま井手委員のお言葉にもありましたごとく、第二台風が起りましてすでに二箇月経過しておりまして、私たちは、今後にもそうでございますが、農村に対する助成というものは次の植付に必要なる準備をすることが大体の目的でなければならぬと思う。営農資金のごときもしかりであります。しかるに、この資金融通に対しましても、あるいは助成に対しましても、その植付の期間を終りますと、その効果というものは非常に削減されることは当然であります。しかもそういうような事……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/26、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 それでは農林小委員会の立法措置に対しまする経過を御報告いたします。  農林小委員会といたしましては、緊急立法の必要のある特別措置法の設定に対しまして、協議をいたしました結果、大体今のところ五つの法律案をつくることを決定いたしまして、草案をつくつております。一つは、昭和二十八年六月及び七月の大水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する法律であります。これはただいまのところ食糧管理局との関係もありますので、この草案をつくりました。その内容につきましては、本日さらに小委員会におきまして検討することになつておりますが、大体これに対する立案をしたいと思つております。  それから、土地……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/28、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 西日本風水害地対策小委員会における昭和二十八年台風第二号による被害農家及び被害漁家に対する資金の融通に関する特別措置法案の起草の経過並びに本法案の要旨につき、簡単に御報告申し上げます。  本法案は、去る二十一日の小委員会におきまして、ただいま皆様の御手元に配付いたしております通りの案文を、小委員会の成案として全会一致で決定いたしたものであります。  本法案の要旨及び目的を簡単に御説明申し上げますると、第一点は、本法案は昭和二十八年台風第二号により、麦、菜種その他政令で定める農作物を栽培している農業者並びに魚類または貝類を養殖する者その他政令で定める漁業者が、当該農作物の減収並びに魚……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 大体本問題につきましては、われわれ一箇月の間検討して来ておるので、繰返してまた問わなければいけないことを遺憾に思う。  先刻世耕委員の、このたびの水害に対する損害をどれほど見るかという質問に対して、官房長は三百三十億とか言われたようでございました。その点の根拠を承りたいと思います。
【次の発言】 三百三十億というのは、政府が負担すべき大体の概算が三百三十億というのでございますか。
【次の発言】 私がこの質問をするゆえんのものは、大蔵省のこのたびの特別非常災害に対する認識が非常に足りないじやないか、はなはだ失礼でございますけれども、たださいふを締めることによつて、この災害に対処しよう……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 地方的な問題ですけれども、この際お聞きしたいと思いますが、福岡県の星野という所に鉱滓の非常に堆積したのがある。かつて帝国局在時代のものですが、地元では非常に反対がありましたけれども、監督局は、これは十分なる設計のもとにやつて危険はないのだといつて、無理にやらせたのですが、三十万トンの堆積があつた。ところがこのたびこの堆積が約二万トン流出したといいますが、その下の約百戸くらいの家が埋まりまして、人が十数人死んだ。そしてまだ約二十八万トンの堆積が山の上にあるわけです。これは当然排除しなければたらないと思うのでございますが、今地域的な問題が制限されましたが、こういう制限をされますと、ただ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/09/08、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 先刻からの同僚各位の質問によりまして、大体政府の意思のあるところはわかつておりますので、時間もありませんから、できるだけ、重複する点を避けまして、簡単に御質問申し上げたいと思います。  まず、先刻の緒方副総理の言葉の中に、政令で指定する地域に対しては国会側と十分協議をして決定をしたいという考えを持つておる、こういうような御答弁があつたのがありますが、私たちがこのたびのこの政令に対しまして最も憂慮いたしますことは、私たちは、先般の国会におきまして、御承知のごとく非常災害に対しまする特別立法の処置をやりまして、罹災者を一日も早ぐ復興せしめたいという気持から、そういうような法律が議会を通……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第31号(1953/09/11、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 大体同僚委員と政府との質疑応答を先刻から承つたのでありまして、重複する点を省きたいと思うのでありますが、ただ、最初に承りたいと思いますことは、先刻からの副総理並びに主計局長の御答弁を承つておりますと、災害に対する予算の見通しが十分ついていない、こういうようなことを先刻から承つておるのであります。すでに災害があつて今日まで数箇月を経過しておりますのにこれに対する見通しがまだ政府についていない、こういうことを聞きましたならば、さだめし罹災者は非常に国に対する失望の念にかられるのではないかと思うのであります。さらにまた、一方には見通しがないと言いながら、小笠原大蔵大臣は、渡米にあたりまし……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第33号(1953/10/05、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 先刻から政府の御答弁を聞いておりますと、過般来の委員会における大臣の答弁が個人の資格をもつて答弁されたというふうに承るのでありますが、私たちは個人の資格をもつ御答弁は受けたくないのでありまして、閣僚として、しかも責任のある大臣としての答弁を承りたいと思つて質問いたしますから、それに対する大臣としての御答弁をお願いしたいと思うのであります。なお、すでに西日本におきまする災害が起りまして三箇月を経過しておるのでありまするが、今日なお政府といたしまして、この災害に対する対策、しかも具体的な方針がきまつていない、閣議でもまだその大体の大綱がきまつていないという先刻の御答弁を聞きまして、私た……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/17、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は今次凍霜害調査に関し山梨、長野方面の事情を御報告いたしたいと思います。  調査班は吉川久衛君、芳賀貢君、古屋貞雄君の各委員と不肖稻富をもちまして編成し、事務局より専門員岩隈博君、農林省より川合技官を帯同いたしました。  調査の日程としましては、短期間にできるだけ多数の被害筒所を視察し、また現地の意見を聴取いたしたいとの趣旨よりしまして相当の強行軍を敢行したような次第であります。すなわち去る二日東京を出発しまして、中央線により山梨県甲府市に至り、県側より総括的な説明を聞きました後、東八代郡一宮村に参りました。ここは桃を主とする果樹の被害の著しい所であります。次いで同郡日川村に至り……

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/20、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 大体今同僚から御質問がありましたので、重複する点は省きたいと思いますが、やはりこの措置が非常に遅れておるということに対しましては、被害民の気持を十分忖度されて何とか急な方法をとるようにしていただきたいということを重ねて希望を申し上げたいと思います。  ただいまの御意見にもありましたけれども、政府はあるいは金融措置に際しましても、貸し付けるということに主体を置かれておるようでありますが、現在のような非常なる被害の地方におきましては、もちろん貸付も当然やむを得ないことでありますけれども、何とかして助成その他の直接の救済方策を立てるということが最も妥当だと思うのであります。先日お示しのあ……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連ですが、先刻吉川委員の質問に対しまして、ちよつと農林次官に聞きたいのです。期限二箇年間の問題でございますが、もしも二箇年間で返済のできない場合には適当なる処置をとるという御説明があつたのでありますが、適当なる処置とは、どういう具体的な方針をおとりになる含みがあるか、政府の御方針を承りたいのであります。
【次の発言】 それでは政府としても、二箇年間は無理だ、延ばさなければならないような場合があるだろうということは、予期しておられるわけでありますか。
【次の発言】 われわれの考え方は、二箇年間では無理があると思うのです。適当な処置をとられるというならば、おそらく適当な処置をとる分が……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 食糧庁長官に関連して質問いたしますが、災害救助法によつて十五日間配給をされる。しかしその後において、農民の実生活というものはそんなたやすく復活するものではないのでありまして、その期間が過ぎたらさらにそれを延長して救助をする、こういうようなお考えはもちろんあるだろうと思うのでございますが、これに対してどういうような考えを持つておられますか、食糧庁長官からはつきり伺いたい。
【次の発言】 それは貸し付けるとおつしやるのでありますか、貸与をするという意味でありますか、どうでありますか。
【次の発言】 ついでにこの際申し上げておきたいと思いますが、食糧庁長官の部下は、現地に行きますと、職務……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/03、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して。ただいま綱島委員からの御答弁があつたのでありますが、私も綱島委員の御意見には承服できないのでございます。私たちは、やはり立法のときには、一番当初から、開拓地に限定するということに反対しておつたのであります。それがいつの間にかそういうことになつていることは、われわれもつて遺憾だと思うのであります。これに対しては、ただいま綱島委員がおつしやるように、改正する際に当然改正するのが妥当である、私はかように考える。綱島委員は予算措置の問題を非常に考えていらつしやるようでございますけれども、はなはだ失礼な言い分だが、これは詭弁を言つていらつしやるのであつて、予算の編成がえまでもしなく……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/07、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して。政令が出てから間もなくという御答弁でありますが、今まで政令が出されなかつた理由はどういうわけでございますか、その理由について承りたい。え
【次の発言】 私たちが最も憂慮しますことは、政令の地域がいつまでもきまらないということは、予算措置と政令というものを比較、対照してお考えになつておるのじやなかろうかと思います。まず予算から先に割出して、予算の地域が定まれば政令の地域も定めてやろうというように、政令の御決定になる基準にお心をなさるのではなかろうかというような心配が、被害住民にはあろうと思います。少くとも災害に対する予算というものは、しばしば申し上げますように、災害の実情に……

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/02、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 まず政府にお尋ねするにあたりまして、私は、このたびの水害並びに冷害に対しまする政府の認識が非常に足らないではないか、まずかように考える次第であります。なぜならば政府は、もちろんこのたび災害のためと言いながら臨時国会は開かれたのでございますけれども、それほど災害が重大なるものであるということを考えられるならば、総理大臣は、みずから国会劈頭に、しかも全国の最も苦しみの中にぼう然自失の状態にあります罹災者に対して、その不安から救い、ほんとうに罹災者に希望を与えるようなことをするとなぜ明言しなかつたか。これを総理大臣が明言しなかつたということは、現在、口には災害対策をやるとは言いましても、……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/14、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 競馬会法案につきましてお尋ねするにあたりまして、最初にお尋ねしたいと思いますことは、ただいま御承知の通り、従来の日本競馬会と訴訟が起つておるのでありますが、この訴訟に対する進行状態について承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この競馬会法条が通りますと、国が所有する財産の譲渡というのは当然起つて来るのだと思います。その場合に、現在係争中のその財産を譲渡しなければできないということになつて来るのでありますが、これに対してはどういうようなお考えを持つておられますか。
【次の発言】 それはあなたの方では勝訴になるのだというような考えでもりましようが、原告側としてはやはり勝とう……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/05/26、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 それでは畜産局長にお尋ねいたします。この前私競馬会法案に対しまして、質問継続中で中断いたしておりましたので、引続きお尋ねいたしたいと思うのでございますが、要は明朗なる競馬を行うということが最も必要だ、かように考えるわけでございまして、その点につきましては、現在の国営でやるのと民営にするのと、競馬の執行にはたしてどれだけの真価があるか、真価というのは、いわゆる明朗なる、しかも公正なる競馬をやるという点においてどういうような見通しがあるか、この点ひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 公正なる競馬を行うということに対しましては、畜産局長としてもその点を十分念頭に置いておられるようでご……

第19回国会 農林委員会 第65号(1954/08/30、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 関連して……。ただいま局長のお話を聞いていますと、六人の設立委員の方が競馬に対して御経験があるという御説明でありますが、私はこの六人の方々には、おそらく競馬法の設立にあたつてわれわれがいたしました修正、その修正趣旨には反対な人が多いだろうと思うのです。これではわれわれが競馬法に対する原案を修正いたしましたその意が徹底しないのじやないか思います。その辺われわれは非常に憂慮するわけなので、その点から、はたしてわれわれの修正に対する意見等が設立委員会等で論議されたか、われわれが聞きたいと思うのはそこなのでありまして、その点がつまびらかになつていない。その点をひとつ局長から詳しく承りたいと……

第19回国会 農林委員会 第66号(1954/08/31、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 今の井手委員の質問に関連いたしまして、昨年度の病虫害防除費は、異常災害であるとして二十二億ぐらいの金額だつたと思う。本年度はこういう天候であるし、相当に病虫害が発生しておるということは、農林省はおわかりになつておると思う。しかも病虫害防除に対しては昨年の半額にも満たない。こういうことで病虫害の防除という目的が達成せられるというお考えを持つておるかどうか、その点の農林省としての見方を承りたいと思う。さらにまたこれに対する大蔵省との予算折衝に対しての経過をひとつ承りたい。
【次の発言】 私は本年度の病虫害防除に対しましては、病虫害防除に対して、はたしてどのくらいの農民が犠牲を払つておる……

第19回国会 農林委員会 第67号(1954/09/01、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 今の井手委員のお尋ねに関連してお尋ねしたいと思います。ただいま農林大臣の御答弁を聞いておりますと、将来の異常発生に対してはまた何とか方法をとらなくちやいけないというような熱意のあるように承つたのであります。ところが現在の農薬の支出に対しては自分としては最善を尽したので、もうこれ以上できないものだというようなおお言葉もあつたようであります。将来異常災害等がありました場合には、さらにこれに対して何とか方法を講ぜられるだけの御用意があるかどうか。この点、私は今の御答弁に食い違いがあるような気がいたしましたので、重ねて承りたいと思います。

第19回国会 郵政委員会 第15号(1954/03/18、26期、日本社会党(右))

○稲富稜人君 御説明申し上げます。水分村に無集配特定郵便局設置の請願でございますが、福岡県浮羽郡水分村は従来から非常なる植木及び苗木の産地でございまして、全国的にも有数なる主産地であります。そういう関係上、為替等の送金高にいたしましても、全額数千万円に上つているというような状態でございます。ところがこれに対して郵便局の設置がありませんために、非常に不便を感じております。また隣接しておりまする田主丸町あるいは船越村等もこの水分村には非常に関係が深うございますので、この際ぜひ水分村に無集配の特定郵便局を設置いたしてもらいますように請願いたしておる次第でございます。以上簡単に御説明申し上げます。  ……

第19回国会 予算委員会 第9号(1954/02/10、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は大体農業対策を中心といたしまして、さらに災対策等に及んで関係閣僚にお尋ねいたしたいと思うのであります。そのお尋ねをいたしまする前に、一応議員立法に対する政府の所見を、これは実は総理にお尋ねしたいと思うのでありますけれども、総理は不在でありますので、副総理その他政府委員から適当に御答弁願いたいと思うのであります。  そのお尋ねいたしまする要旨というものは、実は総理は先般来日経連または経済同友会等の会合において、しばしば議員立法の弊害というものを強調せられておるというような新聞報道を聞くのでございますが、そういうような事実があるのか。また政府としてはさようなお考えを持つておられるの……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/03、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつております昭和二十九年度一般会計予算、同特別会計予算、同じく政府関係機関予算、並びに自由党、改進党及び日本自由党等、保守三党の共同修正案に反対いたし、両社会直の組替動議に賛成するものであります。  その理由は、今やわが国は内憂外患その極に達しつつあり、わが国経済にとつて実に本年度予算ほど重大なる意義を有するものはないと存ずるのであります。しかるに政府は、本年度予算の編成にあたつては常にその方針が動揺し、確固たる信念に欠けておつたのであります。すなわち小笠原大蔵大臣は、最初一兆五、大百億円予算を唱えておられたのでありますが、昨年末に……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/03/20、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は日本社会党両党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計予算補正(第3号)に対し、政府はすみやかにこれを撤回して、以下申し述べますごとく、これが編成替を求めるの動議を提出し、その提案の理由並びにその概要を説明するものであります。  すなわち政府の提出しました第三次補正予算は、これを一言にして申しますならば、東京、大阪、神奈川、の富裕三都府県に対する義務教育費国庫倉担二十七億八千万円を支出するために各省の予算を削つたものであるのであります。これ第一に、われわれの主張する義務教育費国庫負担の基本線を政府が一部認めたものでありますが、これによつて義務教育費国庫……

第19回国会 予算委員会 第29号(1954/04/14、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 最初に緒方副総理にお尋ねいたしたいと思います。お尋ねいたしますことは、造船疑獄その他汚職事件に対する内閣の責任についてであります。この問題については、すでに本委員会におきましてもしばしば論議され、しかもこれに対しましては総理より答弁があつたのでありますけれども、私はまだこれに対して十分納得ができませんので、副総理にお尋ねいたしたいと思うのであります。この内閣の責任に対するしばしばの質問に対しまして、総理の答弁は、常にこれは検察庁の調中だから、その取調の内容が明らかになつた上で内閣はこれに対する態度を決定する、こういう答弁をされておるのでございまするが、これを別な言葉で言いますと、こ……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は競馬の問題につきましては、実は農林大臣並びに現在競馬の執行者であります理事長、副理事長を参考人に呼んでいただくように、先日来私どもの委員にお願いしておつたのでありますけれども、それが徹底いたさなかつたようでございますので、質問はあとにしたいと思つたのでありますけれども、時日もないことでありますので、簡単に要点を局長にお尋ねしておきまして、また不十分であつた点につきましては、さらに機会を見て質問いたすことにして保留いたしておきます。簡単な要点だけをお尋ねしたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいと思いますことは、このたび私たちがこの競馬法を改正するにあたりまして、最も憂慮いたし……


■ページ上部へ

第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 私は総理大臣にお尋ねするにあたりまして、まず内閣の性格についてお尋ねいたしておきたいと思うのであります。御承知のごとく、鳩山内閣は、組閣にあたりましては、いまだかつてあまり類例を見ない三党首声明によりますいわゆる一箇月後には国会を解散する、それと同時に一応内閣も総辞職をしなければならない、かような宿命を持つた内閣である、いわゆる選挙管理内閣としての性格を多分に持つた内閣であるということを十分御承知の上で、組閣になつたと思うのでございますが、これに対する御認識は違つてないのであるか、承りたいと思います。
【次の発言】 しからばさらにお尋ねしたい思うのでございますが、かような特殊の性格……

第21回国会 予算委員会 第3号(1954/12/23、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 簡単にお尋ねいたします。大体私の質問いたさんとすることは、ただいま足鹿委員からお話がありましたので、結論的に二、三経審長官並びに河野農林大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。昨日私は御質問申し上げまして、その継続でございますが、私まず河野農林大臣にお尋ねいたしますのは、昨日私は総理大臣に申し上げのでございますけれども、現鳩山内閣が選挙管理内閣というような特殊の性格を持つた内閣である、こういう建前から私はお尋ねをするわけであります。  しばしば河野農林大臣は、あるいは米の統制撤廃であるとか、いろいろな政策をお並べになる。しかも現内閣の存命というものは、すでにこの数箇月に迫つたとい……


稲富稜人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院26期)

稲富稜人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第4号(1953/07/09、26期、日本社会党(右))

○稲富委員 要点だけを簡単に二、三お尋ねしたいと思います。あなたの方は診療所は任意加入でございますか。今あなたの方の診療所の関係の人たちは、任意に加入しておられるわけでございましようか。
【次の発言】 そうすると区域内の牛馬の頭数は、先刻聞き漏らしたんでございますが、どのくらいおりますか、家畜の頭数ですね。
【次の発言】 そうすると、診療を受ける人の掛金は幾らなんですか。費用はどういうふうになつていますか。
【次の発言】 そうすると、診療所のその費用というものは、共済組合が負担するわけですか。
【次の発言】 私の聞きたいのは、診療所の経営面を聞きたいのですが。



稲富稜人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

稲富稜人[衆]在籍期 : |26期|-27期-29期-30期-31期-33期-34期-35期-36期-37期
稲富稜人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 26期在籍の他の議員はこちら→26期衆議院議員(五十音順) 26期衆議院議員(選挙区順) 26期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。