このページでは稲富稜人衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○稲富稜人君 ただいま議題となりました沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、沖繩及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、沖繩県の復帰後における社会経済情勢の変化等にかんがみ、内国消費税及び関税に関する特例の期限の延長等を行おうとするもので、その主な内容は、 まず、内国消費税については、沖繩県産酒類に対する酒税の軽減措置、揮発油税及び地方道路税の軽減措置並びに料飲店用輸入ウイスキー類に対する酒税の軽減措置の期限を五年延長するとともに、砂糖消費税の免除措置及び沖繩県産品に対する物品税の免除措置を免除または軽減措……
○稲富委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 現在、沖繩及び北方問題に関しましては、きわめて多くの問題が山積しております。 まず、復帰後すでに四年有余を経過した沖繩県にとって、海洋博終了後、新しい転機を迎えた振興開発問題を初め、県民の生活問題、経済問題、さらに基地問題等、また日ソ間の懸案事項であり、全国民の長年の悲願である北方領土の復帰実現等、当委員会に課せられている使命は重大でございます。 微力ではございますが、委員各位の御協力を得まして、円満な委員会の運営を図ってまいりたいと存じます。 何とぞよろ……
○稲富委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○稲富委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事一名が欠員になっております。これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に本名武君を指名いたします。
【次の発言】 これより沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。藤田国務大臣。
【次の発言】 次に、鳩山外務大臣。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方関係予算について、順次説明を求めます。亀谷……
○稲富委員長 これより会議を開きます。
最初に、内閣提出に係る沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から提案理由の説明を聴取いたします。藤田沖繩開発庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 甘利正君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十三分散会
○稲富委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事安井吉典君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は加藤万吉君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。
内閣提出の沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正……
○稲富委員長 これより会議を開きます。
沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審議を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十四分散会
○稲富委員長 これより会議を開きます。 沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 去る四月二日から四日まで、本法律案の審査のため沖繩県に委員を派遣し、現地の実情を調査いたしてまいりました。 この際、派遣委員から報告を求めたいと存じますが、私が便宜この席から御報告申し上げます。 われわれは、去る四月二日から四日までの三日間、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の審査に資するため、沖繩県に派遣されました。 派遣委員は、竹中修一君、加藤万吉君、池端清一君、斎藤実君、甘利正君及び私の六名でありまして、現地において、委員西銘順治君、上……
○稲富委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。上原康助君。
【次の発言】 次に、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。玉城栄一君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、来る十九日火曜日午前九時四十五分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十四分散会
○稲富委員長 これより会議を開きます。
沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 次に、玉城栄一君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
○稲富委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島田琢郎君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時二十三分散会
○稲富委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり二件であります。
両請願を議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
両請願の内容につきましては、文書表等ですでに御承知のことでありますし、また先ほどの理事会におきましても慎重に御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等は省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
まず、請願日程第一の請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決……
○稲富委員 私は、先般農林大臣から承りました農林大臣の所信表明に対しまして若干の質問をいたしたいと思うのであります。 まず農林大臣は、その所信表明の中において「経済社会の土台とも言うべき農林水産業の役割りはきわめて重大であり、その健全な発展なくしてわが国の真の繁栄はない」とまで言及されております。もちろんかくのごとき意見は、今日まで表現こそ違いますけれども、歴代の農林大臣がことごとく、農林水産業の重大性にかんがみて大いにこれが発展に努力するということはしばしば申されているのであります。ところが、それにもかかわらずこの所信表明の中において農林大臣は、「わが国農業の現状を見ると、高度経済成長の過……
○稲富委員 委員長にお尋ねしますが、農林政務次官はお見えになっていないのでございますか。
【次の発言】 見えていませんか。本来から言うならば、大臣がおられないときはやはり政務次官が出席して、そして委員会を進行するということが当然のことであると思うのでございますが、この点は委員長としてはどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 最初から政府委員に質問するということは大体不見識な問題であって、その点は今後委員会の運営上、大臣が出られない場合は大臣にかわって政務次官が答弁の任に当たる、事務的な問題は他の政府委員でこれを補う、こういうような過去のいきさつもありますので、今後そういうふうに取り計らっ……
○稲富委員 私は、本法案の施行に伴います特に重要と思われます事項に限りまして、数点お尋ねしたいと思うのでございます。何しろ質問の時間が三十分でございますので、余り詳しくお尋ねいたしてまた詳しく御答弁願っておりますと、時間がかかりますので、まず私、要点だけにしぼりまして数点一緒にお尋ねいたしまして、それに対してまたまとめて御答弁を願いたい、かように考えます。 まず私が農林大臣にお尋ねしたいと思いますことは、御承知のとおり、古来よりわが国の海岸の防風林というものは、ほとんど松を植えてあります。何ゆえに松が適当であり、また、この松にかわるべき樹木があるかどうか、この点をまず承りたいと思います。 ……
○稲富委員 私は、今回提案されました農業改良関係二法案についてお尋ねをいたします。 この二法案が提出されました理由は、農業後継者対策の一つとして提出されたということは当然でございます。ここで私たちが考えなければいけないことは、何ゆえに今日後継者対策をかく講じなければならないようになったか、その原因を考えるとき、私は、何ゆえに後継者が不足するようになったか、この際、日本農業の原点に立ち返ってひとつ深く考えなければいけない問題があるのではないか、かように考えます。 実は一々御答弁を受けたいと思いますけれども、私時間がありませんので、まず質問をまとめましていたしたいと思うのでございます。 私は……
○稲富委員 まず私は、質問に入るに先立ちまして、鈴木農林大臣が今回ソ連との漁業交渉においでになりまして本当に御苦労さまでございました、御苦労のほどを察しながら、この機会に厚く敬意を表したいと思います。 まず、領海法の問題につきまして、農林省及び外務省に対して若干の質問を行いたいと思うのでございますが、鈴木農林大臣は、数日後にはまたソ連との交渉に行かれるわけでございますので、私の質問に対しまして、その交渉に差し支えがあるようなことでありますならば、何も答弁をいたさなくても結構でございます。また、私きょう、午前中ほかの委員会に出ていっておりました関係上、大臣の中間報告も承っておりませんので、ある……
○稲富委員 総理、忙しい中を来ていただきましたのでいろいろお伺いしたいこともありますし、また私たち総理の耳に入れておきたいこともあるのでありますけれども、遺憾ながら私の持ち時間がわずかでございますので、ただ一、二点につきまして、総理の耳にぜひ入れておいて今後十分ひとつ決意していただきたい、こういう点を希望を述べまして、私の質問をいたしたいと思うのでございます。 最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、これは先日鈴木農林大臣にも私はお尋ねした問題でございますが、今回領海法がここに提案されるに当たりまして、つくづく私たちが考えますことは、実はこれは総理もすでに御承知のとおりでございますが、昭和四……
○稲富委員 私は、民社党及び新自由クラブを代表して、領海法案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。 修正案は、お手元に配付いたしたとおりでありますので、朗読を省略して、以下修正の趣旨を簡単に申し上げます。 政府原案におきましては、宗谷海峡、津軽海峡等五つの特定海域に係る領海は、それぞれ三海里の線までとしておりますが、これらの特定海峡についても領海は十二海里までとし、この際、国際海峡として新たな無害通航のルールをつくる必要があるとの趣旨から、特定海域における外国船舶の通航の方式については政令で定めることといたしております。 何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○稲富委員 私は持ち時間が至って短うございますので、先刻から同僚各位が質問された問題と重複する点が多々あると思いますけれども、要点についてかいつまんで二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。大臣はお疲れのようでございますから、答弁は大臣でなくても結構でございますから、大臣はひとつゆっくりそこで休んでおっていただきたいと思います。 最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、まず獣医学教育を何ゆえに二年間延長して六年制にしなければならないか、その具体的理由、まずこれを承りたいと思うのでございます。私これを承りたいと思いますのは、昭和二十四年に新制大学制度が制定されて以降今日まで獣医学教育は四年……
○稲富委員 私は、今回締結されました日ソ漁業協定の内容に対しまして、率直に申し上げまして決して満足するものではございません。かえって、将来に対して多くの不安と疑問というものを残しておるというような感じがいたします。 しかし、今回農林大臣が、長い間の粘り強さと非常な努力によりまして、その交渉の結果、ここまでこの協定を運んでこられたというその熱意と努力に対しましては、これを高く評価するとともに、多大の敬意を表することにやぶさかではございません。この機会に、その御労苦に対しましては厚く感謝の意を表したいと存じます。 しかしながら、これは今後わが国としての重大な問題でもありますので、今後の問題とし……
○稲富委員 私は、与えられた時間がわずか十五分でございますので、ただ二点にしばりまして要点を簡潔に申し上げまして、お尋ねいたしたいと思うのであります。 まず第一にお尋ねいたしたいと思いますことは、これはただいま瀬野君からも御質問がありました問題でございますが、現行の米価決定方式を再検討すべきではないかという問題でございます。これは、私は数年前から毎年毎年繰り返してここで大臣に何回かの質問をし、希望した問題でございますが、またことしも重ねてこの問題をお尋ねしなければいけないということを私は実に残念に思っております。 御承知のとおり、十数年来やってまいりましたわが国の米価決定のやり方というもの……
○稲富委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○稲富委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、沖繩県における台風第五号による被害状況について政府より説明を聴取いたします。国土庁防災企画課長柳晃君。
【次の発言】 次に、沖繩開発庁関総務課長。
【次の発言】 それでは、今回の沖繩の被害に対しましては、政府は速やかに被害状況を把握し、災害復旧その他の対策に万全を期せられんことを本委員会といたしまして強く要望いたします。
【次の発言】 次に請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載してありますとおり十五件であります。
請願日程全部を議題といたし……
○稲富委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○稲富委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西銘順治君。
【次の発言】 外務省来ていませんので、総理府の室城交通安全対策室長にお願いします。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時五十一分散会
○稲富委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
本委員会に付託になりました請願は、北方領土の返還に関する請願一件であります。
本請願の取り扱いについては、先ほどの理事会において協議いたしましたとおり、この際、その採否を保留いたしますので、さよう御了承願います。
なお、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土の復帰促進に関する陳情書外六件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖繩及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたい……
○稲富委員 私は関連いたしまして、ただ一点だけお尋ねいたします。
その一問でございますが、サトウキビの価格が明後日決定されるような状態にあるということを承りますので、機会がないので、この機会に今年度のサトウキビの価格決定に対しまして簡単にお尋ねいたしたい、かように考えます。
まず、最初に申し上げたいことは、本法律案が通過いたしましても、国内糖の生産というものに対しましては、将来一層これは努力をすべきものである、かようにわれわれ考えておりますが、この点に対する政府の考え方を承りたいと思います。
【次の発言】 私が次に尋ねようと思っていたことを全部答弁なさいました。もう言うことはないようになっ……
○稲富委員 早朝来同じ質問が繰り返されて、私たち聞いている方があきあきしているのに、これに対してまじめに大臣が御答弁なさっておることに対しまして非常に敬意を表します。さぞかし御退屈だろうと思いますので、できるだけ大臣の答弁を少なくするようにいたしまして、まず私は若干の質問をいたしたい、かように考えます。 政府は来年度より米の需給均衡化対策をやる、こういうことを承っておりますが、これはわが国の農地改革が実施されて以来の農業の再編成でもある、こういうような非常に重大な問題である、こういう立場に立って、政府もわれわれもともに取り組まなければできない問題である、かように考えます。こういうふうに考えま……
○稲富委員 私、米の需給の均衡化の問題について、この問題につきましては先般も農林大臣に基本的な問題につきましてはお尋ねいたしておりますので、ただ集約する意味において結論的なお尋ねをしたいと思うのでございます。 まず、私は、あなたにこういうことをまたお尋ねすることを非常に気の毒に思うのですよ。あなたは今度の内閣に入られて、あるいはむずかしい漁業問題に取り組み、また今回のこの米の生産調整、あなたのやったことじゃないもののしりぬぐいだけをさせられるというような、実に気の毒な状態に置かれている。そういうあなたにいやな質問をすることは何だか気の毒なような気がして、気も進みませんけれども、ただ成り行き上……
○稲富委員 私の質問することに対しましては、あるいはもうすでに同僚各位から質問された問題があるかと思うのでありますけれども、この法律案は、本日提案の説明を承り、また本日採決をするという非常に急な審議であります。しかしながら、大臣は、きょうの説明において、慎重に審議をしてもらいたい、そういう御希望もありましたので、その御趣旨を尊重いたしまして、重複する点がありましたらその点を御了承願いたい、かように考えます。 まず、最初にお尋ねいたしたいと思いますのは、この法律案が会期末に唐突としてここに提案されました。これはやはり巷間伝えられるところによると、各省間において、閣内のいろいろな問題があって、そ……
○稲富委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 上原康助君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、不肖私が委員長に当選いたしました。
【次の発言】 この際、一言あいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
○稲富委員 本日、大臣より承りました所信表明に対しまして、若干これを中心としてお尋ねいたしたいと思うのでございます。
本日、大臣から承りました所信表明の内容は、作文としては実にりっぱにできております。しかし、この所信表明の大臣の基本的な考え方というものが、日本農業の将来はかくあるべきであるというような展望か、目標か、そういうものの上に立っての所信表明であるか、それとも本年度に行わんとする農政のあり方についての表明であるか、いずれにその重点を置いておられるかということについてまず最初に私は承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 ただいま大臣からも御答弁がありましたように、わが国の農業の将……
○稲富委員 私、今回提案されております森林組合法につきまして質問をいたしたいと思いますが、すでにけさからもう六時間以上にわたりまして同じ問題で質問が繰り返されておりますので、聞いておる方のわれわれさえも、実は何かいや気が差しているくらいなので、さぞかし、精力的な大臣もお疲れのようでございますので、私はひとつ要点を簡略に質問いたしましてこの問題を二、三ただしたい、かように思う次第でございます。 まず冒頭に大臣に承りたいと思いますことは、今回、私たちが多年要望いたしておりました森林法の中の森林組合が、ここに森林法より分離独立して新たに森林組合法の制定を見たのでありますが、この意義及びその効果を政……
○稲富委員 まず私は、与えられた時間がわずか十五分でございますので、要点を主体にいたしまして、二、三希望を述べながら、大臣にお尋ねしたいと思うのであります。 まず、今回の日ソ交渉に行かれる大臣に対しては、本当に御苦労さまでございますということをしみじみ感ずるわけでございます。私はこの際、大臣がソビエトに行かれるに当たりましてひとつ胸の中に入れておいていただきたいと思いますことは、私たちは日ごろよりソ連、本当の名はいわゆるソビエト社会主義共和国連邦でございますか、このソ連とは隣国でもあるということで、善隣友好関係を保持するということに長く努力をしてきたつもりでございます。国会におきましても、わ……
○稲富委員 私、時間が余りありませんので二、三要点だけを申し上げまして、質問いたしたいと思います。
それは、現在政府が計画されております水田利用再編成の問題でございます。まず、現在政府が指示されております水田利用再編成対策に対する全国的な進展状況がどういう状態にあるのか、この点承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 その問題は次にしまして、さらに、市町村におきましては、これを返上して行わないというような決議をした町村もあるように聞いておりますが、そういう事実がありますかどうか、承りたいと思います。
【次の発言】 それで申し上げたいと思いますことは、現在の状態において大概の全国的な町村に……
○稲富委員 先般新聞の報道によりますと、政府は本年度の生産者米価は据え置き、消費者米価は三%値上げをする、こういうようなことを漏らされたように新聞は報道いたしておりますが、そういうような考え方があるかどうか、まず最初にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 もしも、農林省としてそういうような考え方がいま一切ないとするならば、新聞は何からか察してそういう報道をしただろうと思いますので、いささか参考になると思いますので、私からそのことについてお尋ねしたいと思うのでございます。
まず、そういう報道をされるように、本年度の米価は、生産者米価は上げないのではないかというようなことを察せられるゆえん……
○稲富委員 まず農林大臣にお尋ねいたしたいと思います。
わが国の農政では麦作対策というものは従来余りやってなかった、四、五年前から急に麦作振興対策というものに政府は取り組んだ、御承知のとおりでございます。何がゆえに四、五年前急に麦作振興対策をやらなければならないようなことになったのであるか、その点の事情がありますならば、この機会にまずそれを承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 私、いろいろまた聞きたいことがありますけれども、私の与えられた質問時間がわずか十五分でございますので、二、三問で終わりますので、簡略に私もお尋ねしたいと思います。
それで、そういうようなことから麦作振興対策と……
○稲富委員 いささか委員会が興奮しておるようでございますが、私は、農林大臣が、現在の農業の実情に対して、将来を憂慮しながら非常に努力していらっしゃることに対しては大きくこれを評価して感謝いたしております。どうも先刻からいささか議場が興奮状態にありますが、これもまたやむを得ないかと思うのでございます。それほど現在の農政というものは真剣に検討しなければいけない時期が参っておる、かように考えます。私は、将来の日本の農業をどうするか、こういうような意味から、かた苦しい気持ちではなくして、ひとつ話し合うようなつもりで、大臣に二、三お尋ねしたいと思うのであります。私の質問時間はわずか十五分でございますので……
○稲富委員 私は、石炭産業が今日非常に大きく見直されようとしておるときに当たりまして、今回の北海道の南大夕張炭鉱の災害に対しましては非常に残念なことであると考えます。それと同時に、殉職されました多くの犠牲者の方々に対して、本当に御冥福をお祈りすると同時に、その御家族の方々に心からお悔やみ申し上げ、さらに災害に遭われまして加療中の方々に対して、一日も早く全快されることをお祈りするわけでございます。私たちは今日、そういう多くの犠牲者が出たことに対しまして、これを無にすることなく、今回のこの災害を将来の大きな教訓といたしまして、わが国の炭鉱災害をなくするために保安確保をなすべきであるという考えの上に……
○稲富委員 私は、農林水産大臣にまず冒頭にお尋ねいたしたいと思いますことは、農業の持つ使命というものは、単に国民に食糧を供給するというそればかりでなく、農業並びに農民の持つ健全性がいかに国家形成の上において重大なる役目を有するものであるかということでございまして、これに対して大臣はいかようにお考えになっておりますか、承りたいと思います。
【次の発言】 幸いに農林大臣もそれをお認めになったのでありますが、私がこのことを特に念を押して申し上げたいと思いまするゆえんは、農業の健全性を保持することは、まず安心して農業経営ができる農業を確立することであり、農業経営者が希望を持てる農村を築くことが必要であ……
○稲富委員 私は、持ち時間がわずか十分間でございますので、要点だけを御質問いたしたいと思います。 まず、国井参考人にお尋ねし、つきましては各参考人からも結論的な御意見を承りたいと思うのでございますが、それは食管の根幹の問題でございます。 系統農協におきましては、食管の根幹を守るということをその目標とされまして、あるいは要求米価の問題につきましても、あるいは生産調整の自主的な対策に対しましても、何とかしてこの食管制度の根幹を守ろうということで非常に努力をされておることは私たちも承知いたしております。ところが、現在、政府のやっておりますような米の買い上げ制限であるとかいろいろな米価決定に対する……
○稲富委員 私は、穀物検査規格の問題一点についてお尋ねいたします。 私は、昨日の本委員会におきまして、現在の穀物検査規格を改正する必要はないかというしとをお尋ねいたしました。ところが、これに対しまして食糧庁長官は、検討して改正する必要がある、低い方に統一したい、こういうような答弁がありました。もしもそういうことになりますと、米価に及ぼす影響というものは非常に大きいものがございます。なぜならば、御承知のとおり、今日の検査規格の中の水分は、東北地方におきましては一六%、北陸は一五・五%、九州は五%ということになっております。これを一五%にするということになりますと、東北地方のいま一六%のものは非……
○稲富委員 私は、与えられた時間がわずか二十分間でございますので、詳細に承っておりますと時間がありませんので、ただ日ソ外交の基本的な性格に対しまして、外務大臣に二、三の質問をいたしたい、かように考えるわけでございます。 ただいま議題になっております日本国政府とソ連邦政府との間に結ばれました日ソ漁業暫定協定の内容を私たち検討いたしますと、その検討を深めるほどこれに対する疑惑と将来への不安と不満というものを感ずる、さらにまた、一方には一種の義憤さえ感じざるを得ないというような気がしてならないのであります。 その理由は何であるかというと、この協定がソ連の一方的な主張のみが主体をなして、わが国はこ……
○稲富小委員 私は、この重大な問題をわずか十五分間で質問しろという実にばかげた話なので、本来ならもう質問したくございませんけれども、せっかく与えられた時間でございますので、端的に素朴な問題でひとつ質問をいたしたいと思います。 まず、食糧庁長官にお尋ねしたいことは、すべてのこういう器具でも机でもこの価格を決定するということはその資材費あるいは設備費、労力費、そういうものが一切加算されて生産費というものが決定されることは御承知のとおりでございます。そうしなければ再生産はできないことになってくるわけでございます。ところが、農畜産物だけはひとつもそういう生産費というものが的確に加算されてない、米麦に……
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