稲富稜人 衆議院議員
33期国会発言一覧

稲富稜人[衆]在籍期 : 26期-27期-29期-30期-31期-|33期|-34期-35期-36期-37期
稲富稜人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは稲富稜人衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

稲富稜人[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第26号(1973/04/13、33期、民社党)

○稲富稜人君 私は、民社党を代表いたしまして、この際、昭和四十七年度農業の動向に関する年次報告並びに昭和四十八年度において講じようとする農業施策、いわゆる農業白書に対し、総理に若干の質問を行ないたいと思います。(拍手)  私は、ここで、その白書の枝葉末節の内容について議論するつもりはありませんが、ただ、この機会に、わが国農業の基本的姿勢に対し、総理の率直なる御答弁を求めたいと存ずる次第でございます。  私は、昭和四十三年、その年のいわゆる農業白書に対して質問したおり、農業基本法制定以来毎年提出されておる白書は、単に官僚的作文にすぎないものであって、これによって、少なくとも農業にその運命をかけて……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第3号(1973/12/04、33期、民社党)

○稲富稜人君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員荒木萬壽夫君は、去る八月二十四日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手)  荒木君は、明治三十四年七月、福岡県三池郡高田町にお生まれになったのでありまして、私にとっては福岡県立八女中学校の二年先輩であります。そのとき以来、交友は五十有余年の長きに及んでおります。中学時代の荒木君は、俊秀の誉れ高く、私たち後輩のあこがれの的でありまして、私は、後輩として親しく交わりを得られたことを、当時大いに誇りとしておったのであります。  ……

稲富稜人[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

稲富稜人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、民社党)

○稲富委員 私、通産大臣に、石炭産業の基本的な問題について若干お尋ねしたいと思いますが、私は本委員会に出たのは初めてでございますので、私が質問いたしますことは、あるいは今日まで本委員会でしばしば論議された問題もあるかと思いますから、その点は御了承願いたいと思います。特にまた先刻、同僚議員の質問を聞いておりますと、私がお問いしたいと思うこととずいぶん重複いたしておりますので、できるだけそういう点を省きまして簡略にお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず、先日所信表明の中において、昨年六月の石炭鉱業審議会の答申の趣旨を尊重して、四十八年から五十一年までを対策期間……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、民社党)

○稲富委員 私の持ち時間二十分が食い込まれまして、五分しか残っていないそうでありますから、いろいろお聞きしたいことがありますけれども、集約いたしまして一、二点だけお尋ね申し上げたいと思います。  炭鉱の保安対策に対しましては、政府といたしましてもいろいろ努力をされておるし、さらに予算等に対しましても予算づけをされておることは十分承知しております。しかしながら、なおまたこういう炭鉱災害が生ずるということは、いままでの努力においてもまだ足らざるところがあるということが立証されたものだということを言わなければならない。私たちはこの際、いままでのことはいままでとして、新たにひとつこの保安対策というもの……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1973/04/09、33期、民社党)

○稲富委員 いよいよ最後でありまして、もう時間がありません。すでに大臣もお見えになりましたので、先刻委員からいろいろ御質問いたしましたことに重複しない点だけを、まとめまして一つずつにしてお尋ねしたいと思います。  実は、今回の事業団等の法の改正は、合理化事業団の運営の一そうの円滑化、強化をはかる観点から、事業団に管理委員会を設置する。この管理委員会の設置に対しましては、先刻から参考人の話を承っておりますと、非常に期待をされている方、あまり期待をされておられない方があるのであります。  私、ここでお尋ねいたしたいと思いますことは、この事業団の業務運営の円滑化、強化をはかるために、法律の中に、管理……

第71回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1973/06/22、33期、民社党)

○稲富委員 まず大夕張炭鉱の閉山の問題につきましては、あらゆる角度よりいろいろ検討されているということは承っておりますので、この閉山に対して現在政府がとっておられる具体的な対策、並びに経営者及び労働者との間の関係がどういうような状態に進捗しているか、この点について承りたいと思います。  実は私の時間が十五分でございますので、要点だけを申し上げまして簡略に質問いたしたいと思いますので、答弁におきましても、ひとつ簡略にごく要点だけの御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 問題は、いよいよ閉山というものが表面化してきますと、おそらく労働者としても労働意欲というものが非常に喪失する。その結果は生産と……

第71回国会 農林水産委員会 第2号(1973/02/22、33期、民社党)

○稲富委員 時間がありませんので、結論から申し上げまして二、三お尋ねいたします。  まず、ミカン問題についてお尋ねいたします。先刻から大臣の答弁等を聞いておりますと、本年度のミカンの生産過剰というものがいかにも天候に支配されたんだというようなことで、それにウエートが置かれております。いかにも政府がその責任を回避しようという努力をされておるようにわれわれは見えてなりません。われわれは今回のミカンの生産過剰というのは作付面積が非常に大きかった。先刻も話がありましたが、農業基本法によってやはりミカンというものに政府は積極的に取り組んだという事実があるということも見のがすことができないのであります。現……

第71回国会 農林水産委員会 第6号(1973/03/06、33期、民社党)

○稲富委員 私、農政の基本的な問題につきまして若干お尋ねいたしたいと思いますが、これに対しまして、はなはだ失礼ですけれども、大臣の率直なしかも大胆な御答弁をお願いしたいと思います。  実は、先日から大臣の御答弁を聞いておりますと、何かそのときの事態に対して、はなはだ失礼ではございますけれども、逃げるというわけではございませんが、何か要領よく答弁だけしようというような感じが見受けられますので、私は決して責任を追及いたしませんから、思われたことを率直にお願いしたいと思います。  さらに、いま一つ申し上げたいと思いますことは、実はこういうことを申し上げて失礼でございますが、この間、農業委員会の全国大……

第71回国会 農林水産委員会 第10号(1973/03/28、33期、民社党)

○稲富委員 乳価の問題に関連して一点だけお尋ねしたいと思います。  今日乳価の問題がいろいろ論議されておりますときに、この際、牛乳というものに対する規格を農林省としては決定する御意思はないかどうかということなんです。なぜかといいますと、御承知のとおり、今日われわれは生乳の消費を拡大しなければいけないと思いますが、ちまたに牛乳の入らないコーヒー牛乳であるとか加工乳が非常にはんらんいたしております。これに対する取り締まりは、もちろんこれは厚生省になるわけでございますが、牛乳の規格がないために取り締まることができないので、色づき牛乳のごときは単なる名称をつけた清涼飲料水として扱っている状態であります……

第71回国会 農林水産委員会 第14号(1973/04/05、33期、民社党)

○稲富委員 最初に、これは前に農林大臣に質問いたしましたことに関連がありますので、この問題についてお尋ねしたいと思うのでございます。  それは農業基本法の第十六条に「自立経営たる又はこれになろうとする家族農業経営等が細分化することを防止するため、」云々という条項があります。これに対してこの間農林大臣に質問いたしましたところが、これは事務当局に答弁いたさせます――たぶん何か方法はとっておると思いますが、事務当局に答弁をいたさせますという大臣の答弁がありまして、事務当局から何も答弁がありませんでしたので、これに対してどういうような措置を考えておられるか、この点をお伺いしたいと思うのでございます。

第71回国会 農林水産委員会 第23号(1973/05/09、33期、民社党)

○稲富委員 先般来数日にわたりまして同僚各位から両法案に対する質問も十分尽くされておりますので、私は要点をかいつまみまして若干お尋ねいたしたいと思うのでありますが、法案に対する質問に入る前に、農林大臣に特に私は申し上げたいと思うのでございます。  先日、新聞を読んでおりますと、近いうちに農林省の局長の異動があるということが報ぜられまして、もうすでに部署まで、だれは勇退するのだ、だれはどこにいくのだということを新聞記事に報道されておったのでございます。事実はどうか知りません。ただ、ここに私、申し上げたいことは、今日まだ国会開会中であるし、しかも法案等の審議最中に、その関係局長あたりが異動するとか……

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/06/12、33期、民社党)

○稲富委員 ただいま神田委員から質問いたしましたそれに関連いたしまして、私、若干質問をいたしたいと思います。  わが国の漁業問題が、食料政策としても非常に重大な役割りを示すものであるし、そういう点からも、漁業の振興対策をやらなければいけない、その振興対策をやるためのいろいろな弊害もある、こういうような観点から、私は大臣並びに関係の方々にいささかお尋ねしたいと思うのでございます。  これはすでに農林省の発表でもありますように、昭和四十五年における動物性たん白質の摂取量というものが、一日一人当たり三十二グラムでございまして、この中における水産物というものは五三%を占めておるといわれております。  ……

第71回国会 農林水産委員会 第36号(1973/06/26、33期、民社党)

○稲富委員 すでにもうほかの同僚各位から詳細にわたって質問あっておりますので、なるたけ重複を避けまして要点だけ御質問申してお答えを願いたいと思うのでございます。  まず比嘉参考人に沖繩の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  先刻からも参考人の御説明にもありましたように、私たちの承知いたしておりますのは、沖繩の農業におけるサトウキビの生産量というものは、沖繩の全農産物のうちのほとんど六三%を占めておる、かように聞いておるのでありまして、沖繩農業の基幹作物であるということは先刻からもお話のあったとおりであります。このサトウキビをいかに振興するかということがひいては沖繩農業を振興する……

第71回国会 農林水産委員会 第37号(1973/06/27、33期、民社党)

○稲富委員 私は実は農林大臣にきょうは質問したいと思っておったのでございますが、大臣が御出席できないそうでございますので、あるいはかわって次官から答弁願うかと思いますが、失礼ですけれども、不十分だった場合は、それは大臣に伝えていただいて、いつか時期を見て大臣からまた御答弁を願うことといたしまして、それに対してまた私は質問することにして、いささか私の持ち時間を留保しておきたいと思いますので、さようひとつ御了承願いたいと思います。  最初に、実はこれも大臣にお尋ねしたい問題でございましたが、私たちの委員会において常に附帯決議というのがつけられます。この附帯決議というものに対して常に大臣は、附帯決議……

第71回国会 農林水産委員会 第46号(1973/07/18、33期、民社党)

○稲富委員 本日の質問に対しましては、実ははなはだ失礼でございましたが、私の都合で私の持ち時間が非常に狭められておりますので、いずれ小さい問題につきましては後かた機会を見てお尋ねすることにいたしまして、本日は林政の基本的な問題にはしょりまして、二、三の点をお尋ねいたしたい、かように考えておりますので、そういうつもりでひとつ御答弁願いたいと思うのであります。  私、最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、森林の意義をどう見るかという問題であります。御承知のとおり、林業基本法の第一条にも「林業及びそのにない手としての林業従事者が国民経済において果たすべき重要な使命にかんがみ、国民経済の成長発展と社……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、民社党)

○稲富委員 実はもう政府に、生産者米価の決定時期であるし、数日後に米審が開催されることも承っておりますので、時間もずいぶんおそくなっておりますから、特に四十八年度の米価の問題について二、三お尋ねをいたしたい、かように考えております。  それで、米価の問題だけに限りますので、あるいは前に委員の方々から御質問のありました点と重複する点があるかもわからぬと思いますけれども、その点はひとつ御了承願いたいと思うのでございます。  冒頭、ひとつ農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、四十八年度の米価決定にあたりましては、食糧管理法の精神というものを十分重視しながら、その線に沿って決定されるものである、……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会 第24号(1974/05/10、33期、民社党)

○稲富委員 私に与えられた時間は十分間でございますので、端折って簡略にお尋ねしたいと思います。  一番最初にお尋ねいたしたいことは、実はこの問題は本来なら総理か内閣官房長官に質問することが妥当ではないかと思うのでございますけれども、それがためにわざわざ官房長官にここに出ていただくということは恐縮でございますので、閣僚の一人として、しかもこの事業団の主務大臣でございます外務大臣にお尋ねするわけでございますので、そういう点でひとつ御了承の上御答弁を願いたいと思います。  最初にお尋ねいたしますことは、今回内閣法の一部を改正する法律案の中に、国務大臣の定員を一人増員するというようになっております。こ……

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、民社党)

○稲富委員 けさから、同僚各位から、農業、水産業に対する石油の必要性、困っている実情等に対しましては、ずいぶん繰り返し希望を述べ、また、御答弁もありましたので、私は、簡略にかいつまんで二、三点をお尋ねしたいと思うのであります。  まず、最初に、通産省の石油部長にお尋ねしたいと思いますけれども、けさ、石油の将来に対する見通しに対しまして、非常に楽観を許さないというような御説明もあったのでありますが、私がここで承りたいことは、将来の石油事情というものに対するもっと的確な見通し、こういう状態がいつごろまで続くか、いつごろになったら解除するだろうかということで、こういう点がわかりましたら、お示し願いた……

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、民社党)

○稲富委員 時間もずいぶん経過しておりますし、お見受けするところ、農林大臣も相当にお疲れになっているようでございますので、私、来年度の予算編成期を控えまして、農業の基本的な問題について、簡略に若干の質問をいたしたいと思います。  まず、最初にお尋ねいたしたいことは、本年の九月、農林省は、世界の食糧事情調査のために、北米のアメリカ、カナダ、あるいは中南米のメキシコ、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、ヨーロッパ、東南アジア・大洋州のオーストラリア、タイ、フィリピン、インドシナ、それからインドという方面に調査団を派遣されたと聞いておるのでございますが、この調査の結果を、簡略でようございますから、この機……

第72回国会 農林水産委員会 第9号(1974/02/15、33期、民社党)

○稲富委員 私は、わが国の農業の基本的な問題について、農林大臣に、質問とかいうようなかた苦しい意味でなくして、一体どうしたらいいかということを検討するというような意味からお尋ねをいたしたいと思います。  私がまず最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、昨年、私は、農業白書に対する質問を本会議でいたしましたが、そのときに、私は、現在の農業基本法が空文化しているという事実にかんがみまして、空文化している農業基本法の改正をやる必要はないかということを総理にただしましたところ、総理は、改正の必要を認めないということをはっきり答弁されておりました。また、昨年の暮れ、農林大臣の就任のあいさつに対する質問を……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/02/20、33期、民社党)

○稲富委員 今回芳賀貢君外十名から提出されております国が行なう民有林野の分収造林に関する特別措置法案に対しまして、提案者に若干お尋ねをいたしたいと思います。  この法案は、現在立ちおくれております民有林の高揚をはかろうという方向で立案されたもので、その点は非常にけっこうであると思われます。ただ、ここでお尋ねしたいと思いますことは、林業基本法の第七条に、「国及び地方公共団体は、」「施策を講ずるに当たつては、林業従事者又は林業に関する団体がする自主的な努力を助長することを旨とする」ということを明記しておりますが、したがって、これによって、現在、林業基本法の方向に向かって、森林組合あるいは造林公社、……

第72回国会 農林水産委員会 第20号(1974/03/13、33期、民社党)

○稲富委員 きょうは、参考人の方にはまことに御苦労さまでございます。  実は、きょうお聞きいたしたいと思いますことは、いずれ、この開発公団の審議にあたりまして政府にいろいろただしたいことがありますので、それの参考として率直に承りたいと思うのでございますが、私たちが一番心配いたしますことは、  一つは、先刻からもいろいろ話が出ておりますような職員の身分保障という問題で、これは非常に大きな問題でございますが、この問題はすでに先刻からすべての委員から御質問がありまして、希望等も出ておりますし、時間がありませんので、この問題は重複を避けまして、私は、公団の小倉理事長に二、三の点についてお尋ねをいたした……

第72回国会 農林水産委員会 第23号(1974/03/20、33期、民社党)

○稲富委員 まず、今回の漁業三法案のうち、漁業近代化資金助成法及び中小漁業融資保証法の一部を改正する法律案、及び漁業災害補償法の一部を改正する法律案の二法は、私たちがかねて希望いたしておりましたようなことをおおむね取り入れられて改正をされていると私たちは思っております。さらに、沿岸漁場整備開発法案も当然の立法処置であると思いますが、ただ、これらによってわが国の漁業をはたしていかに振興せしめるかという点です。特に、現下国際的な食料危機が憂慮されております。また、国内におきましては畜産危機ということが言われておりまして、国民の必要といたします動物たん白源を大きく要求される漁業の重大性というものを私……

第72回国会 農林水産委員会 第24号(1974/03/26、33期、民社党)

○稲富委員 私は、ずいぶん時間も経過いたしておりますし、実はもう質問の必要もないかと思うのでございますけれども、大臣も見えておりますので、二、三の点につきまして簡単に要点だけを申し上げまして、政府の所信を承りたい、かように考えております。  まず、第一にお伺いいたしたいと思いますことは、農用地開発に対する政府の基本的な考え方についてでございますが、農業生産の基本であります農地というものが年々歳々減少の傾向をたどっておるということはすでに御承知であると思うのでございます。このような中におきまして、最近は、農用地の確保とか、あるいはこれに対して最も積極的に開発すべきであるというような意見というもの……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、民社党)

○稲富委員 時間がありませんし、大臣も参議院のほうでお急ぎのようでございますから、素朴な問題について一、二点だけお尋ねしたいと思います。  先刻から私は大臣の御答弁を承っておったのでございますが、畜産危機だということは大臣も言われております。私たちは、今日の日本の畜産はほんとうに重大な危機に当面しておると思います。大臣も、先刻から、畜産というものを健全な産業として取り組ましていかなくちゃいけない、選択的拡大のもとにおいてやっていかなければいけないとおっしゃっているのでありますが、ただ、私たちが今日畜産危機ということを言うゆえんのものは、現在はこれが産業として成り立つための条件がないということで……

第72回国会 農林水産委員会 第36号(1974/05/08、33期、民社党)

○稲富委員 本法第一条の二に「この法律による年金たる給付の額は、国民の生活水準その他の諸事情に著しい変動が生じた場合には、変動後の諸事情に応ずるため、すみやかに改定の措置が講ぜられなければならない。」ということをはっきりうたってあります。もちろん、今回の法改正はこういう点を十分勘案しての法改正だと思うのでございますが、今後の改正に対する参考にもなりますので、その「国民の生活水準その他の諸事情に著しい変動が生じた場合」という点をどの程度に政府は認識をされておるか、承りたいと思うのでございます。
【次の発言】 それで、特にここで法改正に対して頭に入れてやらなければいけないことは、農林年金の場合、厚……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 農林水産委員会 第2号(1974/09/10、33期、民社党)

○稲富委員 私は、政府に質問をいたす前に委員長に質問申し上げたいと思うのであります。  実は、本委員会を開催されるということは一カ月前からきまっておったのでございます。それで、当然、本委員会に対しては政府側から大臣なり次官なりが出席すべきものだと思いますけれども、大臣も次官も本委員会に出席をされないということは最も遺憾でございます。委員長としては政府側にどういうような連絡をとられたのであるか。連絡をとられたにもかかわらず政府側から大臣も次官も出席しないということは、委員会軽視もはなはだしいと思うのだし、また、政府と委員長は連絡して、大臣あるいは次官も出席できないような委員会であるならば、あるい……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 農林水産委員会 第4号(1975/02/13、33期、民社党)

○稲富委員 私は、先般当委員会において安倍農林大臣が表明されました所信に関連して若干の質問を行いたいと思いますが、時間の関係もありますので、基本的な問題にしぼってお尋ねいたします。     〔委員長退席、中川(一)委員長代理着     席〕  なお、その中には、昨日行われました同僚委員の質問と重複する点もいささかあると思うのでございますけれども、質問の順序の上で若干重複する点があったら、それは御了承願いたいと思います。  まず、最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、所信表明の中で、大臣は、「従来の高度成長から安定成長へ経済運営の基調を移行させていかなければならない」と言われております。この言……

第75回国会 農林水産委員会 第7号(1975/02/25、33期、民社党)

○稲富委員 大臣に質問いたします。  御承知のとおり、国際的な食糧事情の変化に対しまして、わが国が国民の生活を保障し得るよう食糧の長期安定対策をとることが必要であるということは、先日私はこの委員会で特に申し述べたのでございます。それがためには、私たちは、食糧基本法をこの際制定して、将来遺憾なきを期し、全国民に対し、食糧に対しては不安を与えないようにすることが今日の急務であります。そのためには、何といっても、農民が常に国民に対して食糧の安定的供給をなし得る万全の備えをするということが今日の政治の最大の任務であり、また、責任でもあると思うのであります。これがためには国内の農業生産力を増強することで……

第75回国会 農林水産委員会 第8号(1975/02/26、33期、民社党)

○稲富委員 実は、もうこんなに時間を経過されましてやりたくないのですけれども、やらぬわけにもいかないし、しかも、私のお尋ねしたいと思っておることは、すでに先刻からもずいぶんお尋ねになっております。ただ、答弁に対して、私の考え方に沿わない点がたくさんありますので、そういう点から重複をするかもわかりませんが、要点だけ簡略に質問をいたします。それで、大臣から答弁を願いたいと思うのでございます。いささか時間を待たされてしゃくにさわっておりますので、お気に召さぬ点があるかわからぬと思いますけれども、その点はお許しを願いたいと思うのでございます。  最初に申し上げたいことは、政府が今回提出されております畜……

第75回国会 農林水産委員会 第15号(1975/03/18、33期、民社党)

○稲富委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案及び四党共同提案に係る修正案に対し賛成し、日本共産党・革新共同提案の修正案に反対の討論を行うものであります。  現下のわが国農業をめぐる諸情勢はきわめて厳しいものがあり、国民食糧の安定的供給体制の確立が緊急の課題となっており、これがためには、食糧自給度向上を目標として、農用地及び水資源の確保と高度利用、生産基盤の整備、農業の担い手確保等の諸対策を総合的かつ強力に推進する必要があります。  本案は、かかる農政推進の要請にこたえ、農業振興地域における施策を拡大するために、農用地……

第75回国会 農林水産委員会 第22号(1975/05/28、33期、民社党)

○稲富委員 飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案の質問に当たりまして、まず、農林大臣に最初にお尋ねいたしたいと思います。  この法律で言う「飼料の安全性の確保」とは、家畜に主体を置くのか、それとも家畜を通じて生ずる人の健康を損なうおそれがあるということを主体とするのか、そのいずれに重点を置いて改正しようとするのか、その点の基本的な考え方を承りたいと思います。
【次の発言】 人の健康に重点を置くということを主体に考えを持っていくといいますと、厚生省としての責任もまた非常に重大になると思うわけでございますが、これについて厚生省としてはどういうような考え方を持っておられるか、この点をまず……

第75回国会 農林水産委員会 第25号(1975/06/04、33期、民社党)

○稲富委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民社党の三党を代表して、飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案及び三党共同提案にかかる修正案に対し、賛成の討論を行うものであります。  近年、飼料等をめぐる諸情勢は、畜産経営の多頭化、集団化等飼養形態の変化に対応し、その種類、品質、給与等の実態が大きく変化しております。こうした中にあって、最近においては、飼料及び飼料添加物の使用に対しては、人の健康を損なうおそれがある畜産物が生産されることを防止したり、家畜等に被害が生ずることにより畜産物等の生産が阻害されることを防止するための安全性の確保が緊急の課題となっていると同時に、飼料の栄養成分に関……

第75回国会 農林水産委員会 第29号(1975/06/19、33期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が十分でございますので、余り質疑応答をやっておりますとそれだけで終わってしまいますので、要点だけをお尋ねし、希望を述べたいと思うのでございます。  先刻から、本年度の米価、麦価に対する問題は非常に事重大であるがために、各方面の意見を十分聞いた上で慎重にこれに対処したいというような農林大臣の御意見も出ておりますので、私がこれからお尋ねしますことが何かの参考になれば結構であると思いますし、また、こういう意見も一方にはあるということもひとつ頭に入れていただいて、今後の麦価並びに米価の決定に対する方針を決めてもらう参考にしていただきたいと考えております。  まず、最初に、農林大……

第75回国会 農林水産委員会 第31号(1975/06/26、33期、民社党)

○稲富委員 もう本会議の予鈴も鳴る時間になりまして私の時間がありませんから、要点だけを二、三お尋ねいたしたいと思います。  まず、私は、今回の麦価の米審に対する諮問が同時諮問をなされなかったということは、自民党の内部事情を知っておるために非常に御苦労があっただろうと思います。この同時諮問が行われなかったということに対しては、安倍農林大臣がもしも同時諮問をなさったとするならば安倍農林大臣の将来に対する非常な汚点を残すことであったと私は思うわけですが、しかし、これを切り離されたということは、これは確かに長官の御協力もあったことであると高く私は評価するものでございます。  そこで、この際お尋ねしたい……

第75回国会 農林水産委員会 第34号(1975/07/10、33期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が余りありませんので、要点だけを質問をいたしたいと思います。特に試算米価に対するいろいろな計算上の問題等についてはすでにもう同僚各位から十分質疑応答があったと思いますので、大局的な見地から若干の質問をいたしたいと思うのであります。  まず、最初に農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますけれども、私たちは、今日まで、米価決定に対する米価審議会の存在というものは非常に重視しなくちゃいけないという立場をとっております。そういう関係で、本農林水産委員会につきましても、米審に諮問がされた後に委員会を開かなくちゃいけない、米審に諮問をする前に諮問案等は本委員会等には発表されないだろうと……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 災害対策特別委員会 第1号(1975/09/11、33期、民社党)

○稻富委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、その職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 小沢一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、金丸徳重君が委員長に当選いたしました。  ただいま委員長に当選されました金丸徳重君は、本日御出席になっておりませんので、引き続き、私が委員長代理として理事の互選を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第76回国会 農林水産委員会 第1号(1975/10/30、33期、民社党)

○稻富委員 私は持ち時間が七分でございますので、余り詳しく質問いたしておりますと、それで終わりますので、要点だけを、しかも現在の緊急な問題に限って質問をいたしたいと思います。  私は、沖繩の農業の将来の問題につきましては、先般農林省関係にはいろいろ質問いたしておりますので、本日は沖繩開発庁お見えになっておると思いますので、開発庁にまずお尋ねいたしたいと思います。  私がまず開発庁にお尋ねいたしたいと思いますことは、沖繩の農業開発に対してもいかなる考え方を持っていらっしゃるか。私たちは、沖繩の農業というものは、亜熱帯地方としての日本の特殊農業として将来進めれば、将来性のある農業がそこでできるんだ……

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/06、33期、民社党)

○稻富委員 食糧庁長官を中心にひとつお聞きしたいと思うのです。  私は、大体本年度の残り米の問題を中心にお尋ねしたいと思っております。これはすでに昨日から本日にかけまして同僚議員からいろいろ御質問があっておるようでございまして、私、不幸にしておりませんでしたので、重複する点は簡単に御答弁を願えば結構でございます。そのつもりでひとつ御答弁願いたいと思います。  一番最初にお尋ねしたいと思いますのは、これは形式的な問題でありますけれども、本年度の米の生産目標をどのくらいに今日見ておられるかということを承り、それからこれに対する本年度の政府の買い上げの目標というものをどのくらいに考えておられるか、そ……

第76回国会 農林水産委員会 第4号(1975/11/13、33期、民社党)

○稻富委員 私持ち時間が十分でございますので、農林大臣にはまたいずれお尋ねする機会があると思いますから、外務大臣がお急ぎのようでありますから、もっぱら外務大臣に対してお尋ねしたいと思います。これはもう先刻から同僚からもお尋ねしたような問題で、重複する点があると思うのでございますけれども、簡単に御答弁願えば結構だと思うのであります。  冒頭まずお尋ねいたしたいと思いますことは、過般朝鮮民主主義人民共和国との間に発生いたしました松生丸事件につきまして、今日外務省はどういうような解釈をなさっておるか、さらにまたこれに対してどういうような処置をおとりになろうとしておるのか、今日その事情がわかっておりま……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1976/05/12、33期、民社党)

○稲富委員 私の質問の持ち時間が十分間でございますので、一つ一つ答弁をいただいておりますと一問で終わりますので、私まとめまして最初に全部、質問いたしますから、後でまとめて御答弁をお願いしたいと思います。  まず第一に、お尋ねいたしたいと思いますことは、わが国唯一のエネルギー資源であります石炭産業の重要性が非常に認識されております現在、二千万トン体制を中軸として生産力を安定することは、最大のわが国の課題であると思います。それがために第一に取り組まなければいけない問題は、保安体制の確立が必要であると思います。政府は特に保安体制に留意して指導監督をすべきである、かように考えますが、これに対して政府は……

第77回国会 農林水産委員会 第3号(1976/03/03、33期、民社党)

○稲富委員 まず農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、今回の総理大臣の施政方針演説の中にも、「日本経済は適正な安定成長路線への転換とともに、その体質と構造を変えていかなくてはなりませんが、そのためには中小企業と農林漁業、」とこういうように、農林漁業というものが四つの重要な課題のうちの一つであるということをはっきり総理も述べております。そうしてこの「農林漁業対策としては、自給力向上のための基盤整備、生産対策等を重視いたしました。しかし、そのいずれも構造改革による生産性向上という長期構想の一環としてとらえてまいります。」ということを総理もはっきり申されております。それでようやく農業の重要性と……

第77回国会 農林水産委員会 第5号(1976/03/29、33期、民社党)

○稲富委員 今回の土地改良法の一部を改正する法律案に対して若干の質問をいたしたいと思いますが、私に与えられた時間がわずか二十分でございますので、要点だけを若干お尋ねいたしたいと思うのでございます。  まずお尋ねいたしたいと思いますが、今回のこの土地改良法の改正案にかんがみまして私たち思いますことは、農業基盤整備事業の必要であるということは私たちも認めるのでございますし、またこれに対しては各地方ともいろいろ希望があると思うのでございます。ところが、政府におきましては、その地方地方の希望がありますと安易な計画でその基盤整備事業をやって、そうしてついにはその期限がおくれて、逆に農民の期待外れになると……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/06、33期、民社党)

○稲富委員 冒頭にひとつ委員長に御注意申し上げたいと思います。  大体理事会で決めた時間をみんな超過して、そして委員長が注意もしないということは不都合であって、最後になったらおまえなるたけ簡単にやれ、こう言われる、こういうことでございましたらこっちは意地でも長くやろうと思いますので、その点御承知願いたいと申し上げたいのですけれども、そうすることもまた余り大人げないので簡単にやりたいと思いますが、以後は十分注意をしていただきたい。
【次の発言】 そのつもりで答弁も簡略にお願い申し上げたいと思います。大体十時までに終わってくれということでございますので、できるだけ短縮して質問をいたしたいと思います……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/12、33期、民社党)

○稲富委員 私、持ち時間が少ないのと、さらにこれを終わりまして石特でまた質問いたさなければなりませんので、簡略に質問いたしますから、簡略にするために要を得ぬかわからぬと思います。しかし、大体同僚各位からすでに質問があっておると思いますので、簡略にお尋ねいたしたいと思うのであります。  まず、農林年金の問題につきましてお尋ねいたしたいと思います。  大臣にお尋ねしたいと思いますが、農林年金につきましては、従来その財政基盤が非常に弱いので、年金財政の健全化ということがしばしば問題になってきたことは御承知のとおりであります。それがために、国からの補助率を二〇%以上にするようにという関係者からの要望も……

第77回国会 農林水産委員会 第10号(1976/05/13、33期、民社党)

○稲富委員 私は持ち時間が三十分になっておりますので、両法案に対していろいろお尋ねしたいことがありますけれども、野菜生産出荷安定法の問題につきましては、昨日あるいはただいまも同僚各位からずいぶん質問応答がなされておりますので、まず私は農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、農業災害補償制度は、災害対策として農業経営の安定のために多大の寄与を今日までしてきておることは事実であります。しかし、本制度の今日の発展充実は、災害の試練を教訓に農家が本制度を支持してきたことはもちろんでございますが……

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、民社党)

○稲富委員 私は、競馬関係につきまして若干お尋ねいたしたいと思いますが、本日は余り時間もありませんので、中央競馬会を中心として基本的な問題についてお尋ねいたしたいと思います。  まず、今日までのわが国の競馬の経過と現状等を申し上げまして、これに対する大臣の所信を承りたい、かように考えるわけでございます。  これはすでに御承知でもあると思うのでございますが、わが国の競馬は、文久元年に横浜において洋式競馬が開催されて以来、本年で百十五年になるわけでございます。この間、競馬を取り巻く環境は幾多の紆余曲折、変遷を経たのでありますが、戦後においては、昭和二十三年に新競馬法が施行されまして、政府みずからが……

第77回国会 農林水産委員会 第14号(1976/06/22、33期、民社党)

○稲富委員 ずいぶん私の時間が食い込まれておりますし、大臣も後の時間がないようでございますので、私も要点だけを簡潔に質問をいたしたいと思いますので、ひとつ簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  本年度の米価並びに麦価の問題に対しましては、先刻来すでに同僚各位よりいろいろ質問が重ねられておりますので、私は今日はその具体的な問題に対しましてはお尋ねしないことにいたしまして、生産者米価及び麦価を決定するに当たりましての取り組み方について、基本的な問題についてひとつお尋ねをいたしたい、かように考えます。  そういう意味からまず大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、一体政府は日本の農業に対する基本的……

第77回国会 農林水産委員会 第15号(1976/07/07、33期、民社党)

○稲富委員 私の持ち時間がずいぶん食い込まれておりますし、私次の会場にまた行かなければいけない関係もありますので、簡略に質問いたしますので、大臣もひとつ簡略に御答弁を願いまして、なるべく早く切り上げたいと思っておりますので、御承知を願いたいと思います。  まず私は、米価の時期になりますと毎年同じようなことを繰り返して質問しなければいけないということを本当に遺憾に思っております。昨年もそういう意味から、米価の決定方法というものを何とか考えたらどうかということを、私は大臣にも数回にわたって要望したのでございますけれども、ついにそれもことしもできなくして、従来と同じような形で米価決定方式がやられると……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、民社党)

○稲富委員 私はまず質問をいたす前に、実は大石大臣とは特に個人的に親しくいたしておりますので、そういう意味から私は大石農林大臣に特にこの機会に申し上げたいと思うのでございます。今回の冷害あるいは福岡を中心に起こりました塩害、こういうような稲作の災害に対しまして委員会からも派遣があり、また政府としてもこれが実地調査に直ちに行かれたということに対しましては、私たちも政府の被害に対する関心の多いことに対して非常に敬服をいたすのであります。ただ大石大臣に私は特にこの機会に申し上げたいと思うことは、大臣も非常に忙しい中で現地調査に行かれたということに対しては敬意を表しますけれども、宮城県と岩手県と行って……


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1974/04/26、33期、民社党)

○稲富委員 私の質問は至って時間が短時間でございますので、かいつまんでお尋ね申し上げます。しかも私、農林大臣にお尋ねすることにつきましては、実は外務省にも関係があって、外務省の意見も聞きたいと思うのでございますが、外務省の意見を答弁いただいておりますと農林省に対する問題が時間が短縮されますので、これはひとつ外務省の局長も十分聞いておいて後かたひとつ外務大臣から御答弁願いたい、こう考えますこともありますので、その点をひとつ外務省の局長も含んでおいていただきたいと思うのであります。  それで、至ってわずかな時間でございますので、かいつまんでまず農林大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、今回のこの……

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、民社党)

○稲富委員 私は次の委員会が採決になっておりますので、簡略に要点だけをとりまして若干の質問をいたしたいと思います。農林大臣が御出席になっておりません。農水委員会があっておりますので、実は農林大臣にお尋ねしたかったのですけれども、やむを得ませんから他の政府委員から御答弁を願いたいと思うのでございます。  最初にまずお尋ねというか申し上げたいことは、本法には出かせぎ労務者の短期雇用者が失業した場合の対策を問題とされているのでございますが、私たちはその問題をもっと最初の次元にさかのぼって、何ゆえに農民が季節労働者として出かせぎをやらねばならないようになったかという、この農政の基本的な問題というものを……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

稲富稜人[衆]在籍期 : 26期-27期-29期-30期-31期-|33期|-34期-35期-36期-37期
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