三木武夫 衆議院議員
28期国会発言一覧

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三木武夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは三木武夫衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

三木武夫[衆]本会議発言(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 衆議院本会議 第5号(1958/06/18、28期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官・科学技術庁長官】

○国務大臣(三木武夫君) 私に対する御質問は、長期経済計画を修正の必要はないかというお話でございます。御承知のように、世界景気の低迷や、輸出価格の低落によって、輸出貿易の足どりは必ずしも所期の目的通りに行っていないことは、御承知の通りであります。しかしながら、これはまだ年度が始まってニヵ月ばかりのときでございますから、今後、世界の景気も底入れの状態になって参った感がいたしますし、また、政府の輸出増進に対する積極的な施策と伴って、今後できる限りこの目標に近づけたい。そういうことで、この段階で長期経済計画を改訂することは適当とは考えておりません。改訂の意思はないということでございます。努力をしてい……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 衆議院本会議 第3号(1958/10/01、28期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官・科学技術庁長官】

○国務大臣(三木武夫君) 私に対する御質問は、年金制度を長期経済計画の中に織り込んで考えてあるかという御質問であったと思います。社会保障を拡充し、年金制度を創設するということは近代政治の方向でもあるわけで、また、財政の規模にも消費水準にも影響を持つものでございますから、当然に長期経済計画の中には織り込んで考えてある。お答えといたします。(拍手)

第30回国会 衆議院本会議 第13号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官・科学技術庁長官】

○国務大臣(三木武夫君) 私に対しての御質問は、下期の経済見通しと、失業者の状態でございますが、下期の経済見通しについて、小松君も御承知のように、経済の機動力をなすものは国民の消費、財政、輸出、設備投資、在庫投資、これがやはり経済の機動力をなすものでありますが、そのうちで、季節性もあるし、財政の面においては公共事業等も相当繰り上げ実施をいたしておりますから、設備投資を除いて、今言ったような経済の機動力になる要素は、みな下期にはプラスの要素であります。ただ、設備投資が問題でありますが、在庫り投資が、下期にはこれはふえてくることは間違いがございませんから、在庫投資等ともにらみ合せて考えてみれば、こ……

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委員会発言一覧(衆議院28期)

第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 本日、初めて科学技術の委員会に出席いたしましたので、一言所信を申し述べてごあいさつといたしたいと思います。  今や、世界においては、新しい産業革命が、進行しつつあります。まことにここ数年来の世界の科学技術の進歩には驚くべきものがあり、世界の産業構造、社会構造に大きな変革をもたらしつつあります。このような時代にあって、天賦の資源に恵まれないわが国が、欧米諸国に伍しつつ、なお一そうの発展を期するためには、長期経済計画に示される通り、国内資源の有効利用と輸出の飛躍的伸張とにより、産業活動を活発化し、国民所得と雇用の増大をはからなければならないことは言うまでもありません。このため、政府……

第29回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 長期にわたるわが国経済の安定的発展をはかり、あわせて国民生活の安定と向上を期するためには、長期経済計画の推進とあわせ、経済、社会、文化等の諸施策の基盤となる国土の総合的な開発をはかることがきわめて重要であることは、今さら申すまでもありません。  かかる見地から、昭和二十五年には国土総合開発法及び北海道開発法が、昭和三十二年には東北開発促進法等が制定され、国土の総合的な利用、開発、保全、並びに産業立地の適正化を目途とする総合開発の推進がはかられてきている次第であります。すなわち、昭和二十六年には、国土総合開発法に基き、十九の特定地域を指定して未開発資源の開発、災害の防除、産業立地……

第29回国会 商工委員会 第2号(1958/06/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 私このたび経済企画庁長官に就任いたしましたにつきましては、この機会に所感の一端を申し述べて各位の御協力を得たいと存じます。  今さら申すまでもありませんが、わが国経済が自由経済を基調として運営せられているとは申せ、それが均衡のとれた安定的成長をはかるためには計画性をもあわせ持つべきことは当然のことであります。昨年未、新長期経済計画が策定せられましたのもこの趣旨に基くものであり、私はこの計画を今後の経済運営の指針として、長期にわたるわが国経済の安定成長に努力いたしたいと考えるものであります。  さらに政府の重要な経済施策は、かような長期的方針のほかに、絶えず変動推移する現実の経済……

第29回国会 大蔵委員会 第3号(1958/06/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 経済の見通しでありますが、その間にはやはり世界経済の動向ということも大きな要素になるし、日本の努力という、たとえば輸出振興などに対しては、これは政府も近いうちにいろいろ輸出振興に対しての輸出振興策を打ち出したいと考えておりますが、その輸出振興の策と伴いまして、そうして非常に人為的に日本の景気回復ということをはかっていける面もあって、ただ平面的に経済の動向ということばかりは論じられない。日本の努力ということもその中には非常にあるわけであります。そういうことで、現在のところでは、将来景気振興策をとるという考えは持っておりません。またそういうことを安易にとることが日本経済のためにいい……

第29回国会 大蔵委員会 第5号(1958/06/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 政府は、なべ底である、こういう見解を持っておる。その根拠になるものは、製品在庫のごときは毎月相当な減少を見せておる。たとえば製造業における製品在庫を三月、四月を比較して見ても、昭和三十年を一〇〇とした統計でありますが、一六一が一四六・一、こういうことで、一〇%程度の在庫の減少というものがある。一方において有効需要というものが減少しておるかというと、御承知のように消費水準は強含みの横ばいである。また設備投資の面においても、これは将来においては問題があると認めます。しかし、大体一二%程度は継続工事であって、継続工事は御承知のように新規事業のような景気の変動による影響が少い。こういう……

第29回国会 大蔵委員会 第7号(1958/06/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 今御指摘のように、三月の完全失業者が八十五万だったということは事実であります。ところが四月には五十五万に減っておる。毎年三月は新規の卒業生があるわけでありますから、たとえば三十一年度は百六万というような数字も出ておる。こういうことで季節的な三月という新しい卒業者の出る新規な事情であって、その後の失業者が予定の数字より非常な変化があるとは考えていないのであります。
【次の発言】 多少最近の動向が悪化しておることは事実であります。しかし、全体としての政府の雇用計画というものについて、この際に非常に大きな変更を加えなければ政府の見通しが大きな誤まりを犯すというふうには考えていない。御……

第29回国会 大蔵委員会 第12号(1958/08/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 総括論としてはそうであります。
【次の発言】 企画庁長官としては全責任を持っておる。政府としても、やはり、あの白書は膨大なものですから、一々読んでおるわけではないので、「てにをは」は知りませんけれども、荒筋は政府の方針として政府の了承も得ております。
【次の発言】 現在の段階として一応水田報告というものはおおむね妥当である、こう考えております。
【次の発言】 今御指摘になりました点ですが、水田君は、これを、景気循環という声もあるけれども、経済成長の渋滞であると見た。そういうふうな言い方であります。今日のような一つの近代政治といいますか、そういう場合には、昔経験したような景気循環……

第29回国会 予算委員会 第2号(1958/06/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 現在の経済水準でありますが、三、四月ごろから大体横ばいのような状態になってきておる。御承知のように、一月ごろから在庫整理あるいは生産調整などが起きまして、これが最近ではやはり在庫整理もだんだんと終って、最終段階になってきておる。それで品物によって違いますが、七月ないしおそいものでも九月ごろになってくると、需要と生産というものが大体マッチしてくる、その間はやはり在庫整理の時代が続く、こういうことで次第に最終段階になってきておる。これを一口になべ底と言っておるわけですが、秋口になってくると、従って景気は多少改善してくる、こういう見通しを立てておるわけであります。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 岡さんの御指摘のように、理研は輝かしい歴史を持っておるわけであります。それが、いろいろな経営上の制約もあったりしまして、必ずしもその名誉ある伝統を引き継いで今日にきたとは言えないのであります。今後やはりこれに力を入れて、日本の総合的な、基礎的な研究のセンターにする、しかも、今お話の中にありましたように、ただ研究のための研究というのでなくして、開発に結びついた日本の科学技術のセンターとして育て上げていきたい、そういうことで、今回機構も変ったわけでありますから、陣容を一新して、予算の上については必ずしも満足でございませんが、こういうものは、一日にして科学技術の理想的な機構を整備する……

第30回国会 外務委員会 第9号(1958/10/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 現在世界においては、すでにイギリスにおいても、あるいはまたイタリアなどにおいても、コールダーホール型の発電用の原子炉というものが実用化されておる炉としては一番進んでおる。そういう点で、日本の原子力開発というものはエネルギーの現状からして必要である、そういう場合に、世界全体の原子力の開発が進んでからという考えもあるでしょうが、どうしても日本が将来原子力発電を開発していかなければならぬとするならば、この機会にやはり日本も原子炉を輸入した方がいいということで、コールダーホール型の原子炉を輸入しようということで、御承知のように見積書も出まして、三つのイギリスのグループの見積書も出て検討……

第30回国会 外務委員会 第11号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 この点は非常に重要な点であります。経済性も大事だけれども、ことに安全性というものが大事。安全の専門部会で検討しておる。それは温度係数の問題でありますから、これを不測の事態の場合にどう制御するかということについて検討が加えられておるわけでありますが、技術的な問題なので、原子力局長からお答えをいたさせます。
【次の発言】 それは腰だめでそういうものはやるものではないのでありまして、まあまあというのではなしに、耐震性については相当検討が加えられたという報告は聞いておるわけです。今はその温度係数などの問題を中心にやっておるわけであります。しかしこれを実際に持ってきて、それを実現するとい……

第30回国会 外務委員会 第12号(1958/11/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 燃料については当分の間これは民間を許さない、国または公社というものにおいて所持するという方針はきめましたが、この原子炉の損害の場合における補償処置については閣議では決定をしていない。そこでわれわれの考えとしてはやはり原子炉を設置する場合には相当の保険能力を持った者に限る。この責任保険の制度というものを確立したい。民間の保険制度というものは、原子炉の運転が開始されるまでには確立をしたいという方針であります。しかし保険というものに対しても各国の例を見ましても、保険支払い額というものに対しては限度を設けてある国が多いが、それ以上の異常災害に対しては国家が限度をおいて責任をとったり、あ……

第30回国会 社会労働委員会 第12号(1958/10/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 賃金格差並びに所得格差の問題があると思います。賃金格差の問題については、政府委員からいろいろお話があったようでありますが、結局は中小企業と大企業との賃金格差、その根本は、やはり生産性の問題、中小企業が低い生産性、俗に産業の二重構造といわれている、こういう点から中小企業の年産性が低い、賃金も従って低い、こういう問題と、もう一つは、高額所得者と低額所得者、この国民所得の格差、こういう二つの問題があろうと思う。その傾向をどういうふうに見ておるかということであります。賃金の格差については、先ほど政府委員から御説明があったようであります。おそらくこれは労働省の統計を使っておることと思いま……

第30回国会 商工委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 昨年来の総合緊急対策の実施によりまして、経済活動は過熱状態を脱し、国際収支の逆調を回復するなど一応着実な調整過程をたどって参りましたが、反面、世界経済の低迷や過去の過大な投資による影響を受け、最近の経済活動はいわゆるなべ底横ばいの状態を続けております。  すなわち、輸出は伸び悩み、鉱工業生産、出荷は停滞し、在庫調整も予定よりおくれ、ために卸売物価は依然下押しぎみに推移し、企業経営の悪化も伝えられているのであります。かように、当面の経済動向は停滞を続けておりますが、下期に入って経済活動はある程度明るい要因を加えていくものと見られるのであります。すなわち下期に入りますと、設備投資は……

第30回国会 商工委員会 第3号(1958/10/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 加藤君の御質問、私もやはり中共が東南アジア市場に台頭してくるというこの事実を軽く見ておるわけではありません。しかし今中共の市場というものから、日本商品が駆逐されているというふうには私は見ていません。陶磁器とか、あるいはまた繊維などに対してはそういう傾向もございますけれども、全体として東南アジア貿易が中共に駆逐されておるということには見ていない。それだけ中共の工業水準というものを評価はしてないのであります。問題はむしろ今後五年なり、十年なりの先の問題で、今すぐこれが中共に東南アジア市場というものが駆逐される、そういうふうには見ていません。しかしいずれにしても、日本は長い目で見れば……

第30回国会 商工委員会 第4号(1958/10/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 全然食い違いはありません。高碕通産大臣も、向うの方が今申したように二千万ドルの中でわずかなものしか賠償のプロジェクトがきまってない、全体としての計画がないと、消費物資というのは通常貿易にも影響いたしますから、そういう点で積極性がないというのではなしに、非常に積極的です。向うも希望し、こちらの方もこの滞貨の処理というものは非常に大きな問題でありますから、言葉は慎重を期されて言われておるが、内心はきわめて積極的です。
【次の発言】 やはり東南アジアに対して日本の政策の基本になるものは、こういう後進国の経済水準を高めるということだと思います。ああいう人類の谷間のような地域があることは……

第30回国会 商工委員会 第11号(1958/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 お話の前提は、水質の基準を次第に高めていく、現状においては理想的なことはいろいろな摩擦が起ってできないのでありますから、漸進的に水質の基準を高めていく精神かどうかという御質問に対しては、その通りに考えておるわけでございます。  それから政治的というお話は、産業立地的な見地からのお尋ねであると思うのであります。そういうふうな産業立地的な配慮も加えなければならぬが、基準として科学的な一つの基準を持つべきであるという御意見はその通りだと思います。しかしこれはいろいろな問題でなかなか困難もあろうと思いますけれども、理論的には私はそうだと思う。そういう点でこれは水質審議会等においても検討……

第30回国会 大蔵委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 佐藤大蔵大臣がニューデリーのIMFの総会に出張される期間、私が代理に指名をされたのでありますが、大蔵大臣の留守中でもございますので、あまり積極的にどうということではございませんが、責任だけを果したいと思います。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 景気の状態につきましては、景気沈滞の時期であることは明らかであります。世界的にもそうでありますが、世界的に見れば行き過ぎた経済の調整期である。これは、一つの自由経済として、ある程度の景気変動ということは避けがたいことであります。そういう調整期は、現在日本もその例外ではない。ただ、しかし、下期の経済あるいは来年度という将来の問題であ……

第30回国会 内閣委員会 第6号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 この科学技術会議は受田委員も御承知のように、すでに前国会からの懸案になっておりまして、いろいろ行政機構の全般にわたって自民党が検討を加えていることは事実でございますが、しかしこれはそういうことの以前にこの必要を感じて――それはなぜ必要かといえば、御承知のように科学技術庁も科学技術に対する総合官庁ではございますが、文部省関係、これは研究の上においては大学その他文部省関係の研究機関というものは、これは非常に大きな意義を持っているわけであります。そういうものに対しては、これは科学技術庁の管轄外にありますので、やはりここに科学技術に対する総合的な計画を立て、あるいはその計画を推進するよ……

第30回国会 予算委員会 第1号(1958/10/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 長期計画で日本の経済の、昭和三十七年度を目標としておる経済の成長率は、そういうあり得べきいろいろな問題をその中に勘案して長期計画は作られておるものであります。

第30回国会 予算委員会 第3号(1958/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 御指摘のように、民間の投資と公共の投資のアンバランスは確かにあると思う。これは将来において是正していかなければならぬものだと思います。
【次の発言】 現在の経済をどう見るかという問題でありますが、われわれも景気がいいとは申していないのであります。景気の沈滞である。これを不況ということになると、どういうふうな基準によるかによって、これは並行線だ。景気は沈滞である。よいといっておるならば、それは非常に大きな違いでありますが、沈滞である。従ってその沈滞の原因は、行き過ぎた経済の調整期に入っておる。それは世界的な傾向であります。しかし政府が何もしないで静観とか申しますと、そうではない。……

第30回国会 予算委員会 第5号(1958/11/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 小林君のお話のように、長期計画における雇用の計画は、五カ年後に四百九十八万、これを毎年に割ってみますると八十三万、機械的に五カ年間の計画を割れば八十三万、三十二年度は百十五万という実績であります。多少のなにはありますが百十五万、そうして三十三年度が六十五万大体両年を合せてみると、九十万程度の雇用になるわけでありますが、大体この計画は、多少の計画通りといかない面があるにしても、五カ年計画が予定いたしておる新規雇用は解決をしておる。ただしかし問題は、日本のような、非常に雇用の状態が、何と申しますか、潜在失業者もおりますし、あるいはまた近代的な雇用の形態とも言えないのでありますから、……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工委員会 第1号(1958/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 ただいま本委員会において全会一致可決されました附帯決議に対しては、その精神を尊重して、各位の御意思に沿うように努力をいたしたい覚悟でございます。

第31回国会 内閣委員会 第2号(1958/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 ただいま議題となりました科学技術会議設置法案につき御説明申し上げます。政府といたしましては、科学技術振興の国家的重要性を深く認識いたし、その振興のために諸般の施策を推進しているのでありますが、従来の施策が総合性という面において必ずしも十分でなかったということに思いをいたし、政府の施策に一そうの総合性を持たせるため、ここに科学技術会議設置法案を提案する次第であります。  以下科学技術会議設置法案につき、その概略を御説明申し上げます。科学技術会議は、内閣総理大臣の諮問機関として総理府に置かれ、内閣総理大臣は科学技術に関するきわめて重要な事項に関して関係行政機関の施策の総合調整を行う……



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各種会議発言一覧(衆議院28期)

第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 岡委員の御指摘のように、国際原子力機関というものが去年の秋総会を開いて、日本は理事国になっておりますが、まだこれは具体的に国際原子力機構が動いておるという段階ではない。今後はやはり日本も理事国として、こういう原子力の平和利用が国際的な規模で行われることは好ましいと思います。現在はまだ日本がようやく燃料を三トン申し出て、これが初めての動きである、そういうふうなことでありますから、もし日本の原子力開発ということが、しばらく様子を見ておって、もう少し世界においてこの開発が進んだ段階においてやるべきであるという意見ならば、国際原子力機関が動き出すのを待っておってもいいわけでありますが、……

第30回国会 商工委員会農林水産委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/11/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○三木国務大臣 ただいま議題となりました公共用水域の水質の保全に関する法律案の提案理由並びにその要旨について御説明申し上げます。  近時都市人口の増大、鉱工業の急激な発展にもかかわらず、都市下水道の整備が著し(立ちおくれ、工場事業場等においても汚水処理施設の整備に欠くるところがありましたため河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他の公共の用に供される水域が年々汚濁され各種の問題が随所に発生するに至りました。  すなわち、汚濁水の放流に起因して水産業等の関係産業に相当の損害が生ずる等の事例が年々増加する傾向を示しておりまして、この傾向をこのまま放置するときは、産業相互の協和を害し、均衡のとれた経済発展を……




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データ更新日:2023/02/05

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