このページでは森山欽司衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○森山政府委員 私、このたび郵政政務次官になりました森山でございます。微力かつ未熟なものでございますが、皆様の御指導をお願いいたします。(拍手)
○森山政府委員 今、森本委員の言われたことはまことにごもっともでございます。その線に沿って少なくとも郵政内部に関する限りは進めるつもりでございます。また全体の調整も要することがあろうと思いますから、その点はこちらだけでやるわけに参りません。また関係のいろいろな方面とよく連絡をいたしまして目下進行をさせる過程にあるわけであります。
【次の発言】 御趣旨の線をよく検討いたしたいと思います。
○森山政府委員 小俣局を自動式に切りかえられたいとの御要望でありますが、全国には設備が行き詰まり、加入電話の増設ができない電話局が昭和三十七年度末までには大都市を除いても約八百局の多きに上るものと見込まれ、資金の関係上、これらを一挙に解決することは困難でありますので、公社は申し込みの状況及び現在の設備状況等を考慮いたしまして、緊急を要するものから順次新電話局を建設し、同時に自動式とすることにいたしております。 小俣局につきましては、なお局舎に余裕がありますので、当分の間現方式のまま交換台を増設して電話の増設をはかりたいと考えております。 なお、三和局につきましては、当時国産の小自動クロスバ……
○森山政府委員 郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険及び郵便年金特別会計並びに一般会計の昭和三十三年度決算の概要と、会計検査院から御指摘のありました事項について申し上げます。 郵政事業特別会計の歳入予算額は一千六百七億九千七百余万円、歳出予算現額は一千六百五十一億一千七百余万円でありまして、これに対する決算額は、歳入は一千六百二十八億九千九百余万円、歳出は一千六百二十九億一千四百余万円となっておりますが、この中には、収入印紙などの業務外収入支出や借入金、建設費等の資本的収入支出が含まれていますので、これらを除きました事業の運営による歳入、歳出を見てみますと、歳入は一千二百三十九億……
○森山政府委員 小川委員御指摘の、定員をできるだけ充足せい、あるいはそのための予算を十分とるように力を注ぐ、その点につきましては同感でございますが、ただ、先ほど郵務局の次長から話がありましたように、企業の合理的な運営の点から見ますると、郵便のように非常に人手を食う作業、しかも、郵便物の取り扱いが、日により、あるいはまた季節によりまして、大きな変動があります際には、超勤を全くしなくていいというようなわけには参りかねるわけでございまして、ある程度の超過勤務というものは期待せざるを得ないわけでございます。そういう意味において、超過勤務の必要性というものについては、ある程度の御理解はいただけるのではな……
○森山政府委員 ちょっと歯を治療いたしまして、お聞き苦しいと思いますが、建設の資金といたしましては調整していると思いますが、個々の問題につきまして、その内容については公社の方にまかしておるわけであります。
【次の発言】 電信電話の拡充にあたりまして、建設資金を効率的に利用しようという動機、あるいは都心目抜きの場所をできるだけ効率的に使おうというようなことで、先ほど来お話のありましたような方法によって施設を作りましたことを、われわれすらりと聞いておりますと、格別問題もなかろうという感じもいたすのでありますが、また他面、特に日比谷電電ビルの土地の所有、建物の建設の経過、あるいは建物所有、その使用者……
○森山政府委員 ちょっと席を立っておりまして、一番最初のところをお聞きしておりませんので、ちょっと拝見いたしましてお答えいたしたいと思います。
○森山政府委員 練馬区会のお話が出まして、先ほど私の名が出ましたので申し上げたいと思います。練馬区会の方から郵便遅配について陳情が参りまして、四つほど原因が掲げてありますが、最大の問題として人手不足ということをあげておったわけでございます。私の方といたしましては、練馬の局は人員不足ではないのだということをはっきりと申し上げました。その理由は、これは比較の問題にはなりますが、練馬の四隣の郵便局に比べてどこよりも人員がたっぷりやってあるのだということを申し上げたわけでございます。なお、練馬の郵便局の従業員の方々の休暇の口数は、全国平均毎月大体一〇%でございますけれども、練馬の場合は二〇ないし三〇%……
○森山政府委員 ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 最近の電話需要の伸びはまことに著しいものがありますが、同時に、都市の発展及び町村の合併に伴い、加入区域を広げてほしいという声が強くなっております。しかしながら、現在の料金体系のままで加入区域を広げますと、その境界付近において通話料に著しい格差を生ずることになります。また、電話の接続の即時化の進展に伴いまして、市外通話についても全国的に自動即時化を進めなければなりませんが、料金のかけ方を現在の方式のままにしておいてこれを実施することは、技術的に困難であります。このような事情から、市内市外両……
○森山政府委員 放送料金の問題のお話がありましたし、それからNHK、民放を通じてのいろいろな問題をお伺いしたのでございますが、実は大臣もそうでございますが、私どもも郵政省に着任いたしまして、通信あるいはその中の放送というような問題について総合的な一貫した政策的配慮に必ずしも十分でないということを痛感をいたしまして、御承知かと思いますが、目下省内でこれらの問題についての総合的な通信政策というものを考究中である段階でございます。ただいまお話しになりました諸点につきましては、きわめて重要な事柄でございますので、その際に御意見について十分検討を加えて、この総合的な通信政策の中にこれらの問題をとらえて参……
○森山政府委員 放送法三十四条に基づいて、放送に関する研究を郵政大臣が命ずることができるようになっておるわけでございますが、この三十四条の命令を出すにつきましては、従来予算の裏づけというようなことを念慮に置いておるものでありますから、そういう意味で、予算の裏づけを従来欠いておりましたために、NHKの自主的研究の形をとってやって参ったというのが、従来の経過でございます。
【次の発言】 森本委員のお説はごもっともでございまして、今後そういう方向に向かって努力をいたしたいと考えております。
【次の発言】 来年度以降につきましては、御趣旨の線に沿って十分の再検討いたします。なお、電波監理局長より補足説……
○森山政府委員 当該問題に直接のお答えをすることにはならないと思いますが、事柄によりましては、労働条件にも関係のある管理運営事項という問題もあり得るだろうと思うわけでございます。そのボーダー・ラインの問題をどう処理するかという問題でございますが、やはり電話の合理化、自動化を進めるという見地から見まして、これを団体交渉の対象としないということが適当な場合には、管理運営事項として交渉外に置くべきものであるという問題もあり得ると考えております。
【次の発言】 一般的に合理化の問題に対しまして、組合の中にはこれに反対するものもあり、またこれに対して協力すべしという態度を打ち出す組合もあるわけですが、し……
○森山政府委員 最近における郵便貯金の利用の実態と国民所得の伸びの状況等にかんがみまして、総額制限の額の引き上げが望ましいことは申すまでもありませんが、税法上等の理由によりまして、このたびは実行することが困難であったわけでございます。しかし来年度の郵便貯金の増加目標額は、現行の制限額のもとに一応策定したわけでありますので、さしむき制限額が引き上げられなくても、できる限り努力して、来年度の目標額を達成したいというふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 大へん御心配いただいてありがたいのでございますが、さしむき現段階におきましては、ただいま森本先生おっしゃられましたような点について周知宣……
○森山政府委員 昨夜仲裁裁定が提示されまして、私どもも一通り読んだだけでございまして、なお数字的に詰めるというところまではまだ作業は進んでおりません。しかし基本的には仲裁裁定は尊重しなければならぬというふうに考えており、またこれを実施に移す方向に向かって作業を進めたいと考えております。ただ具体的に補正予算を組むかどうか、またそれをいつ組むかというようなことにつきましては、目下検討中の段階でございます。
【次の発言】 仲裁裁定は完全に実施するつもりでございます。
【次の発言】 おそらく補正予算を組むというようなことになろうかとも思いますが、これを組むかいなか、また組むについての時期等につきまして……
○森山政府委員 ただいま事務次官から答弁がありました線に沿いまして、具体的に調査研究を進めるようにいたしたいと思います。
○森山委員 関連して。先ほど森本委員のお話に、郵便の数が非常にふえた、その割合に人がふえてないということを言われましたが、私も最近テレビを見ておりましたところ、全逓の委員長も同じようなことを言っておる。要するに、昭和二十四年ころに比較して郵便物は倍くらいふえたが、人はそれほどふえないということを言っておるわけです。実際実情はどうなっているのか。一見一般の人から見ますと、組合の言っていること、森本委員の言っていることがもっともらしく聞える。はたして事実はどうなのか。二十四年を基準にしてとる見方は、どういうふうに考えていったらいいのか、そういうところをまず第一点として、この際郵政当局の御見解を承っ……
○森山委員 ILO八十七号条約及び関係国内法案が国会に提出されましたのは、昭和三十五年四月二十八日の第三十四回通常国会でございました。今日は昭和三十八年六月二十五日、法案が提出されましてからまさに満三年余を経過して、国会は四十三国会になっておりまして、十国会目で与野党の質疑に入り、審査がようやく軌道に乗るようになったわけでございます。この法案が提出されるまでの経過を加えてみますと、おそらく六年越しの懸案であろうかと思っておるわけでございますが、問題が起こりましてから、さらにまた法案が提出されましてから、相当長時日を経過しておりますので、この法案の内容の理解ということについて、私ども必ずしも十分……
○森山委員 前回に引き続きまして質疑を続行したいのでありますが、政府の御都合で、文部大臣が長い間この委員会にお見えになっている時間がないようでございますから、文部大臣あるいは文部省に関係ある事項を質問さしていただきたいと思うわけでございます。 まず第一に、地方公務員の管理職の範囲の基準の問題でございますが、今度の改正法案によりますと、「人事委員会規則又は公平委員会規則で定める。」ということになっておるわけでございますが、教職員に関しては政令で基準を定めるというふうな特例を設けておるようでございます。この特例を設ける必要、なぜそういうことが必要かということにつきまして、文部大臣あるいは文部省の……
○森山委員 時間がだいぶ長引きまたから、ごく簡単に、一項目だけ大臣に御質問したいと思います。 毎年春になりますと、総評を中心とする春季闘争が年中行事として行なわれておりますが、ことしもまた春の訪れとともに春闘が始まったわけございます。ことしの春闘の場合に、公労協がどこまでやるかということが、春闘がどこまで盛り上がるかということに対して非常に大きな影響を持っておりますから、総評としましても、公労協としましても、強力な闘争を行ないたいと考えておるようでございますが、今までの状況を見ますと、組合員の闘争意欲はそれほど盛り上がっておりませし、闘争準備もあまり進んでいない。人によっては大したことないと……
○森山委員 昭和女子大学の問題に関しまして、最近国会において、本日をまぜて四つの委員会で取り上げられておるわけであります。すなわち、法務委員会、文教委員会、予算委員会分科会及び本日の連合審査会ということになるわけでございまして、一つの問題でこのくらいたくさんの委員会で議論の種となりました問題は、私はあまりその例を知らないわけでございます。大体昭和女子大学というのは私立学校でございますから、私立学校は、私立学校法弟一条に掲げてありますように、私立学校の特殊性にかんがみて自主性を尊重する、他面その公共性を高めるという二つの基本方針を基礎にいたしておるわけでございますし、私立学校は国立、公立学校と異……
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