福田一 衆議院議員
30期国会発言一覧

福田一[衆]在籍期 : 24期-25期-26期-28期-29期-|30期|-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
福田一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは福田一衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

福田一[衆]本会議発言(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 衆議院本会議 第7号(1963/12/11、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  中小企業の問題についての御質問でございますが、私は、総理が毎々言われておりますように、中小企業の今日の問題というものは、日本のいわゆる産業のひずみを直すというたてまえから見て、非常な重要な問題になっておることは、佐々木先生と所見を同じゅうするものであります。しかしながら、そのひずみを直すといいますが、今日、この前の中小企業基本法をつくりましたときにも皆さま方に申し上げたところでありますが、中小企業というものは非常に種類が多くて、たとえば考えてみただけでも、いわゆる製造業と販売業があります。また、製造業と販売業のうちでも、大企業と直結したものと、そ……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第4号(1964/01/23、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  一次産品の買い付けの問題でありますが、これはことしの非常に大きな問題になろうと思うのでございまして、国連の貿易開発会議等においても重要議題になる予定でございます。われわれといたしましては、鉱業品とか木材については開発事業を進めてきておりますが、今後も御趣旨に従って処理をいたしてまいりたいと思っております。  なお、輸出体制の整備の問題についてお話がございました。まことにごもっともでありまして、日本の貿易の姿を見ますと、現在日本の産業が輸出しておりますものは、軽工業が四三%、重工業が四八%でございますが、しかし、諸外国の例、先進国の例は、化学重工業……

第46回国会 衆議院本会議 第5号(1964/01/24、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  私は、平岡さんの御議論には、半分賛成するところがありますし、半分反対でございます。なぜかといいますと、大企業はすべて悪いというたてまえで立論をされておるようでありますが、私は、平等ということ、また、自由ということの観点から見ると、そういうたてまえで律していったのでは、社会生活はできていかないと思う。大体、大企業でも、その自分の企業の社会性を認識して、社会に奉仕するという気持ちでやっておるならば、これはむしろ尊重すべきであります。むしろ、小さい企業であっても、その社会性を認識しないでやっておったら、これは軽べつすべきであります。私は、こういう観点か……

第46回国会 衆議院本会議 第6号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  技術導入の問題につきましては、ただいま大蔵大臣から御説明があったとおりでありますが、われわれは、自由化をいつするというような時期について何ら明言を与えておらないのでありまして、日本産業がそれに耐え得るようになったというところまで、われわれはそれを主張してまいりたい、かように考えておるところであります。  一方、国際カルテルの問題につきまして御質問でございますが、強い産業は国際カルテルで押えられはしないかということでございますけれども、しかし、国際カルテルなどということができて、これが自由化、関税引き下げというような効果を減殺するようでは、これは困……

第46回国会 衆議院本会議 第8号(1964/02/18、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  輸出振興の重要性にかんがみまして、大蔵大臣からも御説明がありましたが、耐用年数の短縮をはかるほか、海外市場開拓準備金制度等五つの項目を今度実施することになりました。これによる減税額は大体二百五十四億円と推定しておりまして、所得控除によりますところの二百三十四億円をカバーし得るものと考えております。したがいまして、今年度は大体五十五億ドルの輸出をいたしておりますが、来年度われわれが考えておりまする六十二億ドルは十分達成できる予定でございます。(拍手)

第46回国会 衆議院本会議 第9号(1964/02/21、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 特定産業振興臨時措置法案につきましてその趣旨を御説明申し上げます。  御承知のように、わが国は、国際経済の一翼をになうものといたしまして、貿易・為替の自由化を着々と推進し、さらに関税の一括引き下げの動きに対しても、原則としてこれを受け入れていく方針を固めております。  このような国際経済環境の変化に対処しつつ、国民経済の健全な発展を確保していくためには、申すまでもなく、かかる情勢に敏速に適応し得るよう国内体制を十分整備しておくことが必要であります。ひるがえってわが国産業の実情をながめますと、今後の経済成長を先導することを期待されている重化学工業部門の多くにおいて合理的な……

第46回国会 衆議院本会議 第15号(1964/03/19、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 中小企業基本法に基づきまして先般政府が国会に提出いたしました、昭和三十八年度中小企業に関する年次報告及び昭和三十九年度において講じようとする中小企業施策について、その概要を御説明いたします。  まず、中小企業の動向と問題点について申し述べます。  わが国の中小企業は、企業数三百二十万で、全企業の九九%に当たり、また就業者数は千七百二十万で、農林水産業を除く民間産業就業者二千六百二十万の六六%に当たり、国民経済の中できわめて大きな地位を占めておるのであります。  昭和三十年以降わが国の経済は著しい発展を遂げてきたのでありますが、この間に技術の革新的な発展、貿易・為替の自由……

第46回国会 衆議院本会議 第16号(1964/03/24、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  まず、質問の第一点は、国際市場の構造の変化にいかに対処するかという御質問と思います。御案内のように、日本は軽工業が大体五〇%、重化学工業が五〇%の輸出と相なっておるのでありますが、この軽工業につきましては多種多様化、あるいはまた高度化というような措置を今後とっていきたいと思います。また、重化学工業化を順次進めまして、そうしてこの重化学工業のパーセンテージが輸出市場において占める割合を増加するように措置をいたしてまいりたいと思います。  次に、信用膨張と手形期限の延長についての対策でございますが、これにつきましては、中小企業関係では支払遅延防止法等……

第46回国会 衆議院本会議 第17号(1964/03/26、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えいたします。  自由化の計画についての御質問でございますが、お説のとおり、ただいままだ百八十二品目残っておりますが、英国、フランスその他がいまだ自由化しておらない品目は、ただいま御説明のあったとおりであります。しかし、日本に対して差別待遇をいたしておる品目が相当ございますから、日本がこの程度の自由化をいたしておれば、これで十分とは申しませんが、決して恥ずかしいものではないと思っております。しかし、今後も自由化の計画を進めてまいるわけでございますが、石炭とか硫黄とか、あるいは農産物の一部等は、非常に自由化が困難であろうと思います。また、重油等は石炭に与える影響がござ……

第46回国会 衆議院本会議 第22号(1964/04/09、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  中小企業のいわゆる小さい肥料会社が困りはしないかということでございますが、従来も財政資金をつける場合等々においても、中小企業の育成に十分注意を払ってまいりました。したがって、かなり安定はしてきておるのでありますが、今後もこういう措置をとる場合には、中小企業に対して十分な考慮を払ってまいりたいと存じておる次第でございます。  なお、自由化についての御質問でございますが、自由化をする意味は、高い肥料を農家の方が使われないようにする措置を考えておるわけでございまして、私は、御心配のようなことはあり得ないと考えます。むしろ、肥料会社がいわゆるダンピングに……

第46回国会 衆議院本会議 第23号(1964/04/10、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 通産省といたしましては、アルコール専売組合に対しまして、去る七日、違法な争議行為を行なうことのないよう警告を発したところでありますが、万一不幸な事態が発生いたしましたときには、厳重な措置をとる所存であります。(拍手)

第46回国会 衆議院本会議 第24号(1964/04/16、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 鉱山保安法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  労働者の人命の尊重は、申すまでもなく何よりも大切なことであります。このため、政府といたしましては、これまでも鉱山の保安の確保につきましてはできる限りの努力を払ってきたところであり、この間において、鉱山の保安の状況は漸次改善されてきているのでありますが、鉱山、特に石炭鉱山における重大災害の発生はなおあとを断たず、特に昨年十一月、不幸にして三井三池炭鉱におきまして多くのとうとい犠牲者を生じましたことは、深く遺憾とするところであります。  政府といたしましては、今後このような大災害を再び繰り返すこ……

第46回国会 衆議院本会議 第25号(1964/04/23、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 中小企業団体の組織に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、中小企業基本法はその第十九条におきまして、国は中小企業者以外の者の事業活動による中小企業者の利益の不当な侵害を防止し、中小企業の事業活動の機会の適正な確保をはかるため、紛争処理のための機構の整備等必要な施策を講ずるものと規定しております。大企業と中小企業との事業活動の調整に関しましては、現在すでに百貨店法、小売商業調整特別措置法などがありまして、おのおのその機能を果たしているのでありますが、今後貿易の自由化や技術革新の進展に伴って、ますます増大することが予……

第46回国会 衆議院本会議 第35号(1964/06/11、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 政府といたしましては、総合エネルギー政策の確立と石炭問題の解決のため、従来から特段の努力を続けてまいりましたが、ただいま本院において議決されました決議の御趣旨を尊重いたしまして、今後一そうの努力を払い、善処してまいる所存でございます。(拍手)

第46回国会 衆議院本会議 第36号(1964/06/16、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) 去る十一日の午後三時七分に、川崎市所在の昭和電工川崎工場におきまして、プロピレン・オキサイドのプラント増設工事中に爆発事故を起こしまして、多数の死傷者を出しましたことについては、まことにわれわれとしても残念と考え、遺憾の意を表したいと存ずる次第でございまして、特にこれによってなくなられたお方、また負傷をされたお方たちに対しては、心から哀悼の意を表し、すみやかにその負傷の全快されることを心からお祈りいたしたいと存じます。  そこで、まずこの問題の原因及び対策の問題その他について御質問がありましたが、特に高度成長と人命の尊重ということについてのまず第一点の御質問につきまして……

第46回国会 衆議院本会議 第38号(1964/06/19、30期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(福田一君) お答えをいたします。  十六日の午後、通産省といたしましては、直ちに災害対策本部を省内につくりまして、まず、電力につきましては、東京電力、中部電力、北陸電力をして応援体制をつくらせ、ヘリコプターその他をもって人並びに資材を急送いたしまして、本日十九日をもちまして大体の電力の供給、電灯の回復は行なわれることになりました。  また、ガスにつきましては、これまた東京瓦斯及び瓦斯協会を動員いたしまして応援体制を整えまして、大体今回の新潟地区におきましては四万五千戸の罹災家屋がございますが、二十日をめどといたしまして二万戸が回復する予定であります。ただし、ガスのほうは、ガス管でご……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第16号(1966/02/17、30期、自由民主党)

○福田一君 ただいま議題となりました昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第3号)につきまして、予算委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。  本補正予算は、昨年十二月二十一日予算委員会に付託され、去る二月四日政府から提案理由の説明があり、昨日から質疑に入り、本日、質疑を終了して、討論採決をいたしたものであります。  まず、補正予算の内容を申し上げますと、日本国有鉄道において二月十五日以降に運賃の改定を行なうこととしてもなお生ずると見込まれる運輸収入の減収額二百六十二億円について、鉄道債券の発行等によりこれを補てんしようとするものであります。  次に、予算委員会における審議の概要を……

第51回国会 衆議院本会議 第23号(1966/03/05、30期、自由民主党)

○福田一君 ただいま議題となりました昭和四十一年度一般会計予算外二案につきまして、予算委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。  本予算三案は、去る一月二十七日予算委員会に付託され、二月四日政府から提案理由の説明があり、翌五日から質疑に入り、以後ほとんど連日にわたり審議を続け、その間、二日間の公聴会、六日間の五分科会を開いて、審議の慎重を期した後、本日、質疑を終了して、討論採決をいたしたものであります。  予算の規模につきましては、さきに本会議において大蔵大臣から説明がありましたので、説明を省略させていただきまして、審議の概要を申し上げます。  まず、公債の発行に関しましては、「……


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第53回国会(1966/11/30〜1966/12/20)

第53回国会 衆議院本会議 第5号(1966/12/19、30期、自由民主党)

○福田一君 ただいま議題となりました昭和四十一年度一般会計補正予算(第1号)外二案につきまして、予算委員会の審議の経過及び結果を御報告申し上げます。  本補正予算三案は、去る十二月六日予算委員会に付託されたものでありまして、その後補正予算の重要性にかんがみ、再三、日本社会党及び民主社会党の理事との懇談会を囲いて、審議に入るよう努力したのでありますが、両党の同意を得るに至らず、やむを得ず、十七日に委員長職権をもって委員会開会の手続をとったのであります。  しかるに、当日は、午前中から議長あっせんのもとに国会正常化について与野党の折衝が行なわれることになりましたので、その結果を待つこととしたのであ……

福田一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 すでに御案内のとおりでございますが、十一月九日の午後三時に、三池炭鉱の三川鉱で爆発事故が起りまして、四百数十名の方が死歿せられ、さらにまたいま相当数の負傷者が病院に収容されて療養中でございます。このような大きな事故が起きた例は最近にないところでありまして、私、この保安を監督いたしております担当大臣といたしましては、死歿者の方に対し、また罹災者の遺家族のお方に対して、心から哀悼の意を表し、また遺憾の意を表する次第であります。  今後このような事態が再び起きないような措置については、いろいろと手を尽くしてやっておりますし、また、それらについては本会議においても御報告をさせてい……

第45回国会 予算委員会 第2号(1963/12/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいまの御趣旨にはわれわれも賛成でありまして、そのような措置をとってまいっております。たとえば、外国からの大型のスーパーマーケットが入ってくることについてはチェックした例もございます。今後の対策につきましては、ただいまいろいろ予算関係等にも出しておりまして、おおむね先生のおっしゃるような趣旨に基づいていま施策をやっておる次第であります。
【次の発言】 お答えをいたします。中小企業に対して政府関係金融機関に資金をできるだけ確保するということについて、われわれいま予算面においてもいろいろ努力をいたしておりますし、また、いま市中銀行のお話も出ましたが、……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいま御質問がございましたとおり、石炭産業の自立と安定をはかる目的で、いわゆるスクラップ・アンド・ビルドの計画についての右沢調査団の答申がございまして、その答申の趣旨を尊重しつつ、当初予定をいたしておりましたいわゆるスクラップ・アンド・ビルドの計画は、大体その方向に沿って進めてきておりますが、事実は、石炭産業に従事する労務者の数等は、自発的に退職をする人たちが相当多くふえております関係上、数の上においては確かにおっしゃるような、もうすでに十二万何千人ということでございますから、数の上では当初の考え方とは相当数相違しております。しかし、これはスクラ……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 決算委員会 第10号(1964/03/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和三十六年度及び三十七年度決算外三件の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、それによって御承知おきいただきたいと思います。  何とぞ御審議のほどをお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいま福井委員から、政治の国会運営の問題についても非常に御理解がある御意見を承らしていただいておりまして、恐縮をいたしておるのであります。また同時に、通商産業省所管の問題に関連いたしまして、いわゆる近代化資金の運営について、三十六年、三十七年において数件の不当な使用方法等があったということで御指摘をいただきましたことについては、われわれとして非常に遺憾に存じておる次……

第46回国会 商工委員会 第1号(1964/01/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今後の通商産業政策の方向と重点について御説明を申し上げます。  その前に、今国会もまたいろいろ皆さんに非常にお世話になると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  昭和三十八年度のわが国経済は、一昨年末の引き締め政策の解除以降、予想以上に順調な回復過程をたどってまいりましたが、他方最近の内外経済情勢が、なお解決すべき多くの問題点を内蔵していることもまた事実であります。このような観点から、私は、昭和三十九年度の通商産業政策は、開放経済体制下における将来の繁栄のために早急な地固めを行なうことを中心に展開すべきであると考え、このため施策の最重点を、中小企業の近代化の促進、輸出……

第46回国会 商工委員会 第4号(1964/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 石油資源探鉱促進臨時措置法を廃止する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  石油資源探鉱促進臨時措置法は、昭和二十九年に限時法として制定された法律であります。すなわち、同法は石油資源の探鉱を急速に促進する必要のある地域を指定し、その地域内にある石油を目的とする試掘権につき、施業案の変更の勧告及び命令、存続期間の特例、試掘権の譲渡等鉱業法の特則を定め、もって、当該地域における石油資源の探鉱を促進することを目的として制定されたものであります。  しかるところ、同法が制定された翌年には国策会社として石油資源開発株式会社が設立され、同社を中心として石油資……

第46回国会 商工委員会 第6号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 仰せのとおり、ガスが当該地域の産業に大きな影響を持っており、またガスが出るからといってそういう仕事ができておることも事大でありますから、われわれとしても、ガスの問題をできるだけ国のほうからもめんどうを見る気持で処置をしていきたい、こう思って、予算等においてもいささか私は努力をいたしておるつもりでございます。十分な措置でないということでございますれば、これはまあ多いに越したことはございませんが、いまの段階において、皆さんからも御要望があり、いろいろそういう問題については考慮をいたして行政を行なっておる、こう考えております。

第46回国会 商工委員会 第8号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私がアメリカから帰ってきたときの羽田の新聞記者会見のときに、そういうような、アメリカが小麦を売るようになるんじゃないかということを私は実は言ったわけであります。その時分はまだきまってなかったのです。したがって、だんだんアメリカとソビエトとの関係、自由主義国家群とソビエトとの貿易関係というのはこういう意味で進むのではないかという面も見られるということを私が発言をした。そのときにちょっと新聞社のお方から、前に油送パイプをシベリアへずっと引いて、そしてそのかわりとして日本が油を買うという問題があったが、ああいうことについてどう考えるかということであったから、私は、油の行政と二つ……

第46回国会 商工委員会 第9号(1964/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 金属鉱物探鉱融資事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の金属鉱業は、貿易の自由化を契機として、急速にその体質改善を進め、金属鉱産物の低廉かつ安定的な供給体制を確立する必要に迫られておりますことは、御承知のどうりであります。金属鉱業の体質改善の方策としては、さまざまのものが考えられますが、最も重要かつ効果的な方策は、探鉱を急速に促進して優良資源の確保をはかり、採掘品位の向上をはかることであります。  このため、政府におきましては、従来から中小鉱山に対し新鉱床探査費補助金を交付し、地質調査所において地質の調査を行なう等……

第46回国会 商工委員会 第10号(1964/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま提案になりました中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  中小企業金融公庫は、政府関係中小企業金融機関として、一般金融機関が融通することが困難な長期資金を中小企業者に対して融通いたすことによりまして、中小企業の発展に多大の貢献をしているのであります。  当公庫は、これまでその資金源を政府からの借り入れに仰いできたのでありますが、最近、中小企業の近代化を早急に実現することが国民経済の均衡ある成長発展のために特に強く要請されている実情にかんがみますとき、この際当公庫が債券を発行することにより、民間資金を調達する道を開きまし……

第46回国会 商工委員会 第12号(1964/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま上程されました特定産業振興臨時措置法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のように、わが国は、国際経済の一翼をになうものといたしまして、貿易・為替の自由化を着々と推進し、さらに関税の一括引き下げの動きに対しても、原則としてこれを受け入れていく方針を固めております。  このような国際経済環境の変化に対処しつつ、国民経済の健全な発展を確保していくためには、申すまでもなく、かかる情勢に敏速に適応し得るよう国内体制を十分整備しておくことが必要であります。ひるがえってわが国産業の実情をながめますと、今後の経然成長を先導することを期待されている重化学工業……

第46回国会 商工委員会 第14号(1964/02/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御質問の問題は主として大蔵省関係であると思いますが、通産省としましても政府関係機関、いわゆる中小企業金融公庫、商工中金、国民金融公庫等には関係がございますが、この三庫については、歩積み、両建ての問題は、これはわれわれとしては認めておりません。ただ市中銀行の問題になりますと、これは欧米各国でもある程度、いまあなたも仰せになったように、どの度合いがいいかということが問題になるのであって、これは全然いけない、禁止すべきものであるというものではないわけであります。したがいまして、われわれとしてどういうふうな感触を持って見ておるかといえば、願わくば、せいぜい多くても一〇%前後くらい……

第46回国会 商工委員会 第17号(1964/03/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は先ほどからあなたの御質問を承っていて、非常に現実的な面から政治に取り組んでいることに感心をいたしておるのであります。実は私も終戦後、私の家内とおふくろと子供と四人で八畳間に二年ほど住んでおったことがございます。もちろんこれは終戦直後のことでありますが、そういう生活は決して健康的なものでもなければ、実にわびしい生活であります。あなたが将来結婚される人たちの住宅問題について、いま非常に青年男女が悩んでいる姿をよく把握して御質問になっておる、私もまことにそういうことを充足できない政治であるということにむしろ非常なふがいなさを感じておるわけであります。御質問の趣旨はよくわかり……

第46回国会 商工委員会 第19号(1964/03/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 さようでございます。
【次の発言】 お説のとおりでございます。
【次の発言】 大企業と中小企業がどちらが中心ということじゃなく、相関的に一体として、いまお話のあるような姿に持っていきたいというのがわれわれの望むところでございます。
【次の発言】 お説のとおりでございます。
【次の発言】 その方針で処置をいたしております。
【次の発言】 その段階までまいりますと問題が起こり得ると思うのであります。お説のとおり日本の中小企業関係で最も機械産業というのが高度の成長を遂げようとする段階にいまきております。日本は重化学工業に力を入れなければ輸出産業が伸びませんし、事実また日本の産業……

第46回国会 商工委員会 第20号(1964/03/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 いま楯委員からお話がございましたように、見通しというのはなかなかそう簡単に当たるものでもないし、またいまあなたが仰せになったように、これは神様がいてここでやっても、見通しということになると、ほとんどむずかしかろうと思います。でありますから、先生のような見方も私は成り立つと思います。ただ私たちが考えると、これはまあ意見の相違になると思うのでありますが、確かにいまの傾向でいきますと、四月、五月、六月くらいの輸入というものは、いままでの調子で伸びていけば、六十二億ドルの輸入を相当オーバーするような数字が出てくると思う。しかし私たちがいまやっておりますことは、ある程度経済の過熱を……

第46回国会 商工委員会 第21号(1964/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 アジア経済研究所法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明いたします。  わが国経済を長期にわたって拡大発展させるためには、官民一体となって貿易の順調な拡大をはかることがきわめて重要でありますことは、いまさら申し上げるまでもありません。政府といたしましては、今後とも貿易拡大のための諸施策の実施に引き続き努力する所存でおりますが、特に低開発地域、中でもわが国と地理的にも歴史的にも関係の深いアジア諸地域との経済交流の推進が必要であります。このためには、アジア諸地域等の経済に関して十分な調査研究が必要と相なるわけでございます。  特殊法人アジア経済研究……

第46回国会 商工委員会 第23号(1964/03/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 そういう事実があることは、私まだ具体的に聞いておりませんが、それがあるとすれば、これは非常に遺憾なことでありますので、抑制するように努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 予算を取っただけでは事実何も値打ちはありません。予算が適正に行なわれておらなければいけないと思います。いまの御発言でございますと、国の予算をピンはねしておるようなところもあるということでございますので、私はいま初めて承るのでありますが、そういうような疑いがあれば、商工会はどういうふうに予算を使っておるかということで今後厳重に調べさせたいと思います。

第46回国会 商工委員会 第24号(1964/03/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 確かにこの前桜井委員からそういう御質問があったわけでありますが、まだ実は事務的に詰めておりませんので、あるいはあとで訂正をさしていただくかもしれませんが、私は、個人もしくは法人が、利益の追求といいますか、営利を目的として、そうして事業を営むものを企業と見るべきである、こう考えます。
【次の発言】 お説のとおりだと思います。
【次の発言】 私とあなたの応答の中でも、利潤を追求する、あるいは営利を目的とする、こういう表現をいたしております。あなたは利潤を追求する、私は営利を目的としている、こう言っている。目的としておることと現実に利益が上がることは別問題であります。いままで十……

第46回国会 商工委員会 第25号(1964/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 電気事業法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  電気事業は、国民生活及び産業活動に不可欠な、そして代替性の著しく乏しい基礎エネルギーを供給するものであり、国民経済の発展と密接不可分の関連を有するきわめて公益性の高い基幹産業であります。  近時、国民生活の高度化、近代化と産業活動の目ざましい伸展に伴って、電力の需用は著しく伸長し、総エネルギー需要に占める、相方の比重は非常に高まってきております。これに伴い電気事業には、豊富、低廉、良質な電気を供給することによって、日本経済の成長をエネルギーの面からささえていかなければならない重大な使命を課せられている……

第46回国会 商工委員会 第26号(1964/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 軽機械の輸出の振興に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のように、軽機械の輸出の振興に関する法律は、軽機械の輸出の重要性にかんがみまして、昭和三十四年に制定施行されたものであります。この法律は、第一に製造業者の大部分が中小企業でアセンブル製造方式を採用しているミシンと双眼鏡について登録制度を実施することによって、生産設備等の整備と品質の向上をはかるとともに輸出面における過当競争を防止することをねらいとしております。  第二には、ミシン、双眼鏡のそれぞれに輸出振興事業協会を設立して、海外における市場調査、宣伝等の事業を活発に……

第46回国会 商工委員会 第27号(1964/03/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 日本電気計器検定所法案につきまして、その提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  電気の公正な取引を確保するため、家庭用の電気メーターをはじめとする取引用電気計器につきましては、電気測定法に基づきまして一品ごとの検定を受けなければならないこととなっております。現在、通商産業省工業技術院電気試験所がこの検定を行なっているわけでありますが、検定のための一品ごとの試験の実施は、特定のものに委託できることとなっており、現在、東京都及び社団法人日本電気協会がこの委託を受けまして、電気試験所とともに、検定のための試験を実施しているわけであります。  このように試験が三機関において……

第46回国会 商工委員会 第28号(1964/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御承知のように、ただいま企画庁長官が国連の貿易開発会議へ代表として出ておるのでありますが、この会議は一方においてガットの場があって、これは大体先進国等を中心にした集まりで、これに相当数が加わっておる。今度は国連のいわゆる低開発国の多くが加わっておるという会議になるわけであります。そういう意味で、いささか内容も違ってくるわけであります。目的とするところは、世界の貿易を今後ますます拡大していくようにしたい。その貿易を拡大するには、低開発国の産業をだんだんある程度高度化をしていく。同時にこの低開発国に購買力がつくようにするというように考えていかなければならない。それには、そこで……

第46回国会 商工委員会 第29号(1964/04/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 探鉱関係その他この種の助成をしなければならないような企業でございますから、できるだけ安い金利にしたいというのがわれわれの希望であります。
【次の発言】 お説のとおり、まだまだこの程度で十分だと思っておるわけではございません。もちろんもっともっとふやしていきたい、こういう強い熱意を持っておるわけでございます。
【次の発言】 鉱物資源というものは鉱工業生産において重要なファクターであることは御案内のとおりであります。その場合において、いままで鉱山等の経営を民間にゆだねてやってきておったのでありますが、どうも銅、鉛、亜鉛というような鉱物資源の価格が国際的に低落して――もっともこ……

第46回国会 商工委員会 第30号(1964/04/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり銅、鉛、亜鉛というような鉱物は価格の変動が非常に激しくて、したがって、経営上もそのためにいろいろ困難を来たしておる事情もあり、それがひいては労働問題等にも影響を与えております。われわれとしても板川委員のお説には賛意を表するものでありまして、何らかの意味で――いま少し景気がよくなったといっても、過去の赤字を埋めるのが精一ぱいで、まだとてもいい配当などというところへはいかぬと思いますけれども、これでも半年以上こういう市況が続きますとかなりカムバックできるのじゃないか、そういうことを考えて、この際景気のいいときにこういう問題を考えるのは非常に重要なことであろうと思う……

第46回国会 商工委員会 第31号(1964/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 金属鉱物が、いわゆる産業の原料としても、あるいはまたその他の産業育成の手段としても、非常な重要な資源であり、しかも国内においてこれが十分な生産ができておりません。海外に依存しておる面等もあるのでございますから、できるだけ国内の資源を活用するという意味からいっても、いま仰せになりましたような低利の融資をもってこの鉱山業を育成する、あるいはまた何らかの探鉱資金等を国が持つというような施策等は、これはどうしてもわれわれとしては強力に推し進めていかなければならないと考えておる次第でありまして、昨年予算編成のときにあたりましても、われわれとしてはかなり努力をいたしたつもりでございま……

第46回国会 商工委員会 第32号(1964/04/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま上程されました繊維工業設備等臨時措置法案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国繊維産業を取り巻く内外の環境は、近年著しい変化を示しつつあります。すなわち、国内におきましては、開放経済体制への移行に伴い、繊維工業も従来のような閉鎖的な規制体制をこれ以上続けることが許されなくなってまいりましたのはもちろん、最近、合成繊維の発達に伴い、複合繊維が急速に増加し、さらに労働需給の変化により、労働集約的産業としての強みも次第に弱まる傾向を示しております。  他方、海外におきまして、諸外国のわが国繊維品に対する輸入制限は一段と強化さ……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 経済外交の意味でございますが、これは大きな意味でいえば、政治と経済は分離しておりませんから、あらゆる外交はある意味において経済外交であると言えるかとも思います。ただ私たちが普通に考えて言っております経済外交ということは、いわゆる貿易に関連をいたしまして、直接間接にそれに影響のあるような問題を取り扱うことを経済外交と言っておるわけであります。
【次の発言】 いろいろの面に連絡をとってやっておりまして、外務省のほうでもなかなかそういう面に努力はしていただいてくれるようでありますが、一部の面では、やはり必ずしも十分だとは私は思っておりません。しかしすべて行政官庁の間というものは……

第46回国会 商工委員会 第35号(1964/04/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように黒字が出ておるのでありまして、予算編成のときにも実はこの問題についてはわれわれも考えたところであります。ところが、現在までのところは黒字が出るような形なんですが、これからかけている保険は相当低開発国向けのいろいろのものにかけておりまして、案外赤字が出る公算があるものが実は相当あるわけなんであります。そこで、それを大蔵省に言いますと、いままあそれはもうかっておるのはもうかっておるけれども、やはり将来のことを考えると、また損したからといって急に保険料率を上げるというわけにもいかぬから、もうちょっと推移を見てからきめてくれぬかと、こういう話がございまして、どうもそう……

第46回国会 商工委員会 第36号(1964/04/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業団体の組織に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり中小企業基本法はその第十九条におきまして、国は中小企業者以外の者の事業活動による中小企業者の利益の不当な侵害を防止し、中小企業の事業活動の機会の適正な確保をはかるため、紛争処理のための機構の整備等必要な施策を講ずるものと規定しております。大企業と中小企業との事業活動の調整に関しましては、現在すでに百貨店法、小売商業調整特別措置法などがありましておのおのその機能を果たしているわけでありますが、今後貿易の自由化や技術革新の進展に伴って、ますます増……

第46回国会 商工委員会 第37号(1964/04/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま提案になりました特許法等の一部を改正する法律案の提案の理由及びその概要を御説明いたします。  本法案は、特許庁事務の機械化に伴いまして、特許法、実用新案法、意匠法、商標法の登録関係の条文を改正しようとするものであります。  最近、特許等の工業所有権に関する社会一般の関心はとみに高まっておりまして、出願件数は逐年累増し、昭和三十八年の特許、実用、新案、意匠、商標の出願件数は二十六万件の多きに達しております。  出願件数の増加は、審査に要する期間の延長をもたらしているのみならず、出願受理事務、書類の進達発送事務、登録事務等の特許庁の一般事務の遂行に深刻な影響を与え、こ……

第46回国会 商工委員会 第38号(1964/04/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、繊維は日本の産業のうちで輸出において占める割合は非常に高いものがありますが、最近は順次この比率が下がってきております。しかし、比率は下がってきておるが、輸出の絶対量が減っておるわけじゃなくて、ほかの輸出が伸びましたために繊維の比率が下がっておる、こういう状況であります。もっとこれを伸ばすくふうをしてみたらどうかということでありますが、これは御案内のように低開発国その他におきましても、ある程度繊維の産業が、工業ができてこれを生産するようになってまいりましたし、したがって日本としてはどうしても高級品をつくる、相当質の高いものをつくって輸出をするというところへ力を……

第46回国会 商工委員会 第40号(1964/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  その前に私は一般的に社会党のお出しになっている法案と特振法との概括的な関係を見てみたいと思うのです。  社会党の言っていられるのは、独占的な、あるいは寡占的なもので、いわゆる国内の消費者に悪影響を与えるようなものについては、これを何とか考えなきゃいけないということでありますから、何も特定産業振興法とは直接関係のないことを規定されようという意図を持っておられるのだと思います。したがって、これを特定産業と直接お結びつけになるということは意味がないので、特定産業のうちにも確かに社会党の言われるようなものもあるかもしれません。あまりないとは思う……

第46回国会 商工委員会 第41号(1964/05/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御説ごもっともでございまして、いわゆる差別的な措置を講ぜられておるところがあることは、われわれとしても遺憾と存じております。これは実際問題として、たとえば日米貿易合同委員会等におきましても、強くわれわれから主張はいたしておりますが、ただ、この綿の問題等につきましては、国際協定等もございまして、その国際協定にも違反するような問題が起きてきておりますので、先般、この問題についてもアメリカ政府と非常にやり合ってきておるというか、交渉を続けてきておるわけであります。十分なところまでは効果をあげ得たとは思いませんが、ある程度はわれわれの主張も入れておると思っておるのでありまするが、……

第46回国会 商工委員会 第42号(1964/05/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま、業界の輸出が五十億くらいだからあまり重要視しないといいますか、軽視するようなことがあってはならないというお説でございまして、これはごもっともだと思っております。小さいものを積み重ねていくようなやり方でありませんと、日本のような中小企業の多いところでの輸出というものはなかなかうまくいきません。たとえこれが十億のものであってもやはり十分注意をいたし、われわれとしても協力すべき面は協力をする、こういう形で進んでまいりたいと思うのであります。  そこで、具体的な問題といたしまして、そういうような輸出の規制のワクがたくさんあることは好ましくないという一般原則については私も……

第46回国会 商工委員会 第43号(1964/05/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 だんだんと委員のお話を承っておりまして、委員のお考えになっておるような諸問題について十分善処してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 お説のとおり、過去五年間の経験、また実績、事情等をよく勘案いたしまして、今後において善処してまいりたいと思います。
【次の発言】 実情をよく調査いたしまして、その必要があれば、御趣旨のようにやってまいりたいと思います。
【次の発言】 私、はなはだ恐縮でございますが、実態をつまびらかにいたしておりませんので、担当局長からお答えをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま決議をいただきました内容につきましては、御趣旨を……

第46回国会 商工委員会 第44号(1964/05/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 レモンの自由化の問題は、私が就任したときすでに、自由化の問題が出ると同時に、レモンは自由化をしてはどうかという意見が出ておりまして、外へは自由化ということは御案内のように全部いつ幾日にするとか、この品物は自由化するというようなことは前に発表しないことになっておりますので、そういうことは申し上げておりませんが、レモンの問題はもう二年前からそういう問題があったわけであります。その理由は何かということになりますと、レモンの場合は、国民が食生活的に使っておるのは大体七割以上が海外から輸入をいたしておりまして、二、三割が国内で生産される、こういう段階になっておるわけでありますが、レ……

第46回国会 商工委員会 第45号(1964/05/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 電源開発促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、電源開発株式会社が建設する福井県九頭竜川水系の電源開発資金の一部を国際復興開発銀行から借り入れるため、その借款に担保を付する等所要規定の整備をしようとするものであります。  言うまでもなく、わが国の電力需要は、産業構造の高度化、生活水準の向上に伴いまして、今後ともますます増大する傾向にあります。これに対する供給力としては、火力技術の高度化等を反映して、大容量火力が中心となってゆく趨勢にはありますが、この火力の経済性を確保するためには、ピーク供給用、さらには事故時の……

第46回国会 商工委員会 第46号(1964/05/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 プラント輸出に傾いていくといいますか、中小企業の場合は資力その他がございませんから、なかなか進出はむずかしい。しかしできるだけそういう進出の機会を与えることに協力することはけっこうかと思います。まだ具体的にそれを意欲的に考えている人もわりあいに少ない、実際問題としてやってこないというわけになっております。プラント輸出のほうがどうしても中心になることはお説のとおりだと思います。
【次の発言】 われわれとしては流通機構という面からというよりは、いろいろの生産、流通その他いわゆる低開発国の経済を発展させるという意味合いにおいて開発銀行構想というものを一応持っておるわけであります……

第46回国会 商工委員会 第49号(1964/05/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御質問の御趣旨のとおりでありまして、大体日本の技術に対する研究体制またこれに対する予算措置というものは私は非常に不十分である、こう考えております。これは電子工業だけではございません。ほんとうのことを言うと、もっといろいろな面にわたってまだまだやらなければならないと思いますが、特にこの先端をいっております電子工業というようなものについては、今後ひとつますますそういう意味において、予算的にもあらゆる意味において強力に措置を講じてまいりたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 電子工業の重要性については、もう御説のとおりでございまして、同じような認識を持たしてい……

第46回国会 商工委員会 第50号(1964/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、審議会ができましてから二年間を費やしたわけでありますが、臨時立法が制定されてから十何年という間、いわば間に合わせ的な法律でもって今日までやってきた、これは非常な怠慢であるというおしかりでございますが、われわれといたしましても、なるべく早く本格的なものをつくりたいという考えではおったのでありますが、いろいろの事情もございまして今日まで延びてまいりました。ようやく審議会で答申案を得ましたので、今回これを成文化して国会に提出をして御審議を願うということにいたしたわけでありまして、その点は、いわゆるおくれておったということにつきましてはわれわれ自身も遺憾であると考え……

第46回国会 商工委員会 第51号(1964/05/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおりだと存じます。
【次の発言】 公益性が強いことは事実でございます。そこでこれに対して、株式会社にはしておりますが、普通の会社とは違った監督を加えております。問題は、公益性の強いものをどういうやり方でやるかということはいろいろ方法があると思います。われわれとしては、今回の方法によっていままでよりは一段と、あなたが御主張されておるような面が実現を見ておるのである、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 あなたの考えておられる公益性というのを聞かないで答弁してはいかぬというお話でございますが、大体私としては、公益性が強いから国でやるとかあるいは一社化すとい……

第46回国会 商工委員会 第52号(1964/06/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 いままでの法案提出に至るまで、また九分割されたときの事情についての御質問と存じますので、一応政府委員から詳細答弁いたさせます。
【次の発言】 私は仰せのとおりだと思います。九分割化に対してある程度不満があった。事実不満でございました。その後、一つは電源開発促進法というものができまして、その不満に対する一つのはけ口ができたわけです。それで一応まあまあということでおさまっておったと私は思っております。
【次の発言】 お説の前段は、お説のとおりだと思います。結論として、出した法案が、いわゆるいまの体制そのままを認めることになりはしないかということでございますが、われわれとしては……

第46回国会 商工委員会 第53号(1964/06/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、私たちといたしましても、電気の特殊性というものを考えますと、できるだけこれが単一な形で運営される、発電の場合においても、使用の場合においても、送電の場合においても、単一の意思によって運営されるほうがその意味においては非常に効果的であるという、原則論としては私もこれを否定するものではございません。ただ御案内のように、この種の問題につきましては審議会を起こしまして、長い間にわたって検討を続けてもらっておるのでありますが、審議委員のうちにもそういう意見を持っておられる人は相当ある。ただ現段階においてこれを直ちに一社化をするというようなドラスティックな案に持っていく……

第46回国会 商工委員会 第55号(1964/06/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、ごもっともな御趣旨であると思いますので、何とか実現をいたしたいと思っております。ただ法律の条文等々の問題もございまして、条文にあれがないとなかなかむずかしいこともあるわけです。これは電源開発促進法などを改正いたしますときには、ぜひあなたのおっしゃる趣旨を取り入れて善処いたしたいと思います。
【次の発言】 御趣旨に従って、行政面においても一そう強力に推進いたしたいと思います。
【次の発言】 エネルギーのことでありますから、安定して供給が行なわれ、十分に供給が行なわれ、しかも低廉であるということ、これが主たる目的であると思うのであります。こういう点から考えてみまして、安……

第46回国会 商工委員会 第56号(1964/06/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業がやっておる仕事の分野に大企業が入ってくるということは、中小企業のいわゆる活動範囲を大企業が荒らすということになる。したがって、この中小企業の活動分野というものを確保することが必要であるということは、これはもうわれわれとしても十分考えておるところでありますが、今度その入ってくる場合において、組合を通じてそれを一定期間チェックしていこう、そういう交渉を正式にさせるということを法定しようというわけでありまして、自由のたてまえから言えば、われわれとしてはかなりこれはドラスチックな立法である、こういうふうに考えておるところでありますが、それをなぜ一定期間というようなことに……

第46回国会 商工委員会 第57号(1964/06/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨日の午後三時七分に川崎市所在の昭和電工株式会社川崎工場内のプロピレン・オキサイド製造設備の一部が爆発をいたしました。その結果、ただいまのところ十二名の死者を出し、また入院しておりますところの負傷者は大体五十名、うち重傷者が約十数名あるということが明らかになっておるところであります。  この原因につきましては、いま調査をいたしておる段階でありますが、詳しい報告は一応事務のほうからいたさせたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、今後日本が重化学工業化を実現していかなければならないという段階におきまして、しかもこういう最新鋭工場においてこういう事故が起きたということは……

第46回国会 商工委員会 第58号(1964/06/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 われわれとしては、ただいまのところこれを認める意思はございません。
【次の発言】 ただいま、まだ自動車については自由化もいたしておりません。自由化をする場合においても、車種とか、あるいは完成車、部品関係の場合をどうしていくか等いろいろの問題があるわけであります。自由化自体も認めておりませんので、いまのところわれわれはそういうようなノックダウン方式の問題は考えておりません。
【次の発言】 お説のように、自由化はいろいろの影響を各界に与えるものであります。したがって、自由化の時期というものは、それを決定するまでは、われわれとしてははっきりしたことを申し上げるわけにいかない。き……

第46回国会 商工委員会 第59号(1964/06/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 災害がきのう起きましたので、直ちに本省の中に官房長を主とする通産省の災害対策本部をつくりまして、災害の実情の把握につとめますと同時に、一応最も必要なことは、われわれとしては、道路網の回復、あるいはエネルギーの回復ということが第一と考えますので、電力関係の復旧に一番重点をまず置きまして、そして、これは広域運営の立場からでありますが、中部電力と東京電力、北陸電力、この三電力をして救援をさせる手配を整えさせました。  それから今後の問題でございますが、被害の状況から見ますと、昭和石油の四万バーレルのあそこに新しい施設がありますが、これがほとんど全滅的な、壊滅的な影響を受けておる……

第46回国会 商工委員会 第60号(1964/06/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御承知のようにこの法案は、世銀から二千五百万ドルの金を借りる、ついてはその担保を出すという問題を決定していただく法案でございますが、昨年の暮れから、実はこういう借りようという話がございました。その後も話を進めておったわけでありますが、四月終わりごろ、五月初めになりまして、両者の意見が完全に一致を見ることになりましたので、実は五月半ばごろこれを閣議で決定して出したわけでありまして、われわれとしてはできるだけ早くこれを決定してお願いをいたしたいとも考えておったのでありますが、いろいろな事情もございましてたいへんおくれたことは申しわけないと思っております。

第46回国会 商工委員会 第61号(1964/06/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの御質問の御趣旨はごもっともであると思います。そのように措置をいたしたいと思います。
【次の発言】 電力会社との関係、それから通産省との関係でございますが、私たちとしては、計器の問題というのは非常に大事でございます。もし電力会社とツーツーになって、変な計器ができたというようなことになってはたいへんなんでございますから、私はその間において画然たる一線を引いております。これに関する限りは、通産省として十分な監督をやるようにいたしてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 私はそういう陳情があったことは聞いてはおりますが、それを何も頭から認めておるわけではござ……

第46回国会 商工委員会 第62号(1964/06/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまお示しをいただいた趣旨は全く私としても同感でございます。いまのようなやり力ではたして今後ふくそうしてくる特許の問題を解決していけるかどうかということは、かなり疑問が存すると私も考えておる。そこでこれをどう抜本的に解決するかということが今後の課題であると考えます。これに関連して人事の問題等々もお話がございましたが、私としても何とかこの問題を解決するように、通産省として大いにここいらで本腰を入れて研究してみる必要があるということを深く感じておる次第でありまして、今後そういう意味で善処してまいりたいと思います。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1964/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 第四十六回通常国会におきまして、石炭対策特別委員会の御審議をいただくにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。  御承知のとおり、石炭鉱業は、いわゆるエネルギー革命の進展に伴い、今日多くの困難な問題に直面しております。  政府といたしましては、このような事態に対して、石炭鉱業調査団の答申及びこれに基づく石炭対策大綱に従って、抜本的な石炭対策を進推してまいりました。  石炭対策大綱の実施は、昭和三十八年度からその緒につき始めましたが、今後はその基本的な考え方の上に立って、総合的、体系的な施策の実効ある展開とその充実がぜひとも必要であります。  このため需要の確保、生産流通の各面……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1964/02/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 石炭鉱害賠償担保等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  石炭鉱害賠償担保等臨時措置法は、昨年、第四十三国会におきまして、石炭鉱業及び亜炭鉱業による鉱害について、鉱害賠償のための十分な担保をあらかじめ積み立てさせ、賠償担保制度を充実させるとともに担保として積み立てられた資金に政府資金を加えたものを財源として、賠償資金融資を行ない、鉱害の被害者の保護を手厚くすると同時に、石炭鉱業及び亜炭鉱業の健全な発達に資することを目的として制定されたものであります。  この制度の実施につきましては、昨年七月、三億円全額政府出資の特殊法人……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほどからだんだんの御意見を承っておりまして、私は多賀谷さんの御意見は一つの先見的な意見であるとは思いますが、ある程度は行政指導の範囲でもできるという感じがいたします。それからもう一つは、そういうふうなものをつくりますと、今度は合理化努力というものが阻害されるおそれが多分に――一面においていい面もございますが、そういう面ができてくるおそれがある。何といっても、石炭は電力会社が一番いいお得意さんでありますから、電力会社へできるだけ自分のところの炭を入れようとする努力は、それは当然であります。しかし入れた場合に代金の決済がどうなっておるか、値段がどうなっておるかということは、……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1964/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 過般来、産炭地における上水道に関する対策について種々御質問がございました。これについてお答えを申し上げたいと存じます。  産炭地における上水道に関する対策につきましては、先般来当委員会においてもいろいろ御意見がございましたが、関係各省と協議いたしました結果、まず、上水道を地元市町村に引き継ぐ場合の市町村の改良更新費に対する国の助成については、補助率について引き続き検討いたしますとともに、市町村負担分については全額起債を認め、その元利償還所要額に対し地方交付税による補てんを行なう所存であります。また、鉱害復旧に対する国の補助率も検討いたす考えでありますが、有資力復旧の場合に……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1964/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 実は新産都市その他工業整備地域等々に関して補助率アップ等の問題がございまして、もしそういうようなことをするのであれば、それがなくても産炭地振興のために補助率アップの問題は重要であるとは思いますが、もしそのようなことがあって石炭だけが残るということでは困るということで、この点は強く私としてはその場合には要請をいたすつもりでございます。それならばここらでそういうものを考えればどうかというお話があるかと思いますが、実を言いますと、いろいろそういうこともございますけれども、まだ積極的にそれをつくり上げるまでの準備はいたしておらないわけであります。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1964/04/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御質問のとおり、また政府委員が御答弁申し上げたとおりのような数字になっておりますが、私は一つの石炭産業としての変わった転機が来ているというふうには考えないで、滝井さんがいまお話しになったとおりのような事情で、一応申し込みはしたけれども、また考え直すという場合もあるでしょうし、いろいろの事情がその間に伏在はいたしておりますが、このことによって、二百万、三百万のものがそういうことがあったからといって、石炭鉱業全体についての一つの問題の転機があるというふうには考えません。ただ、ボーダーラインにあるようなところは、いずれにしても今後ずっとやっていくか、あるいはどうしてもや……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1964/04/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 鉱山保安法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  労働者の人命の尊重は、申すまでもなく何よりも大切なことであります。このため、政府といたしましては、これまでも鉱山の保安の確保につきましてはできる限りの努力を払ってきたところであり、この間において、鉱山の保安の状況は漸次改善されてきているのでありますが、鉱山、特に石炭鉱山における重大災害の発生はなおあとを断たず、特に昨年十一月、不幸にして三井三池炭鉱におきまして多くのとうとい犠牲者を生じましたことは、深く遺憾とするところであります。  政府といたしましては、今後このような大災害を再……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1964/04/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 あなたは炭鉱地域に長くおいでになって専門に御研究になっておられるわけでありますから、事情はおわかりのことと思いますが、私はそういう生産第一主義というのがこういう結果を招いておるかどうかということについてはちょっと疑問に思っておるわけであります。それでどういうことかといいますと、いまスクラップ・アンド・ビルドの過渡期であります。そうして石炭産業に対してグルーミーな、あまりいい感じでないといいますか、一般の人がそういうほうへ入っていかない。むしろ逆に人がやめていくというときであります。やめる場合においても、先山がやめた場合とあるいは運搬をしておった人がやめた場合とでは非常に違……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1964/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 前々から渡辺委員がこの問題について非常な熱意を示しておられ、いろいろと委員会あるいはその他の場所においても御意見は承っております。まことにごもっともな面も多いと考えましたので、今度診断班をつくりまして診断をしていただく、こういうことにいたしたわけであります。これは私が申し上げるまでもなく、政治というものはある程度万人の納得するところでないと、なかなかこれが実現は困難であります。したがって、診断というものを中心にしてわれわれとしてはいろいろの施策を考えてまいらねばなるまいかと存じておるわけでありまして、その診断班がいまできて、これから診断をされようというときでありますので、……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1964/05/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、審議会にもいろいろはかりまして、その上で今回このような改正案を提出をいたしたわけでございます。したがって、いますぐに、これ以上に何をするかということについては考えておりませんが、今後とも必要が起きれば、私は保安法については随時改善を行なって、保安の万全を期するように努力いたさなければならないと思っております。また保安の設備改善その他につきましては、政府としても今後できるだけ予算等の面においても善処をして、万全を期するように努力をいたしてまいりたいと考えておるわけでございます。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1964/05/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御決定をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨に沿って善処いたしたいと存じます。
【次の発言】 私は、鉱業権を実施することによって非常な災害を起こしたり、そういうことがあるということについては、われわれとしても考慮すべき面はあると思います。しかし原則論を言えば、すべての職業、すべてのことがやはり公共の福祉を常に考えながら事業というものは行なわれなければならない。そういう意味でいえば、いま鉱害の問題も出てきておりますし、あるいはまた同じ公害ではあっても、たとえば排水施設が十分でない、あるいは何か原材料を使った残り水を流すと魚がどうなるというような問題等もあっ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1964/06/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま当委員会で決議されました石炭問題に対する諸問題は、いずれも重要な内容を含んでおりまして、われわれとしてはできるだけその趣旨を尊重して善処いたしたいと思います。こういうことを言うと、すぐそれは紋切り型で何を言っておるかわからぬ、こう言われるが、私はそういう気持で実は言っておるのではないのでありまして、いま石炭産業は最低のところに落ちてきておる。スクラップ・アンド・ビルドの計画が一応進んで、これ以上悪くならないというところまで大体落ち込んだと私は思う。気の毒だと思っております。いままでは、処理をするということであったと思う。しかしこれからは、やはり新しい一つの目途をも……

第46回国会 大蔵委員会 第7号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 開放経済体制へ向かうわけでありまして、それは開放経済体制といえば資本の自由化が原則になるのですから、向こうからも入ってくる、こっちからも出ていく、こうでなければならない。向こうから入ってくるほうはかなり神経質に考えておるのであります。出ていくほうは、いままでのところは大きいウジミナスのような問題は別としまして、あとはわりあいにそう大きいものはたくさんはなかったと思うのであります。  それから、出ていってもあまり保険もかけていなかった。かける価値がないからかげなかったということもありますが、危険をおかしてまでというのは、よほどの自信がないと出ていっておらなかったと思うのであ……

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/04/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 重化学工業の問題でありますが、先ほど来お伺いしておって、私も一言お答えをしておきたいと思うのです。日本の重化学工業の中では、相当程度先進国に近づいたものがある。たとえば鉄鋼などを例にとってみますと、設備においては、もうアメリカ以上の設備を持っておる。一番弱いところは何かというと、やはり資本構成が悪いということ、借金によって仕事をしておるというところが一番悪い。もしこの点をのけたならば、日本の鉄鋼業はどこにも負けない競争力をいまや持つに至っておるわけであります。また石油化学のような、いわゆる装置産業であったにしても、あまりいままでに金を使わないで世界のトップ・レベルの技術で……

第46回国会 内閣委員会 第1号(1964/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 通商産業省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨及び提案の理由を御説明申し上げます。  通商産業省におきましては、国際経済情勢の推移に対処し、また国内経済の発展に即応した行政機構を整えるよう検討してまいりましたが、このたび成案を得るに至りましたので、ここに本改正法律案を提案することといたしました。  改正の第一点は、通商局に国際経済部を新設することであります。  御承知のとおり、わが国の貿易自由化率はいまや九二%をこえてはほぼ先進国並みの水準に達し、さらに昨年二月にはIMF八条国への移行勧告を、また七月にはOECD加盟への正式招請をそれぞれ受ける等、わが国経済……

第46回国会 内閣委員会 第13号(1964/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、最近の日本の産業が次第に世界的な規模に発展していかなければならない段階において、特許の申請とかこれに伴う件数というものは、非常に最近はふえてまいりまして、そうして毎年毎年その件数が、一方において処理をいたしますが、一方においてはまた申請がふえる、この関係が、毎年申請のほうが増加するような状況下にあるわけでございまして、こういう段階においては、何としてもこの相当の人員をふやし、さらにまた事務の機械化をはかる、こういうようなことが必要である、かように考えておりますので、そこでこういうような法案をお願いをいたしているわけでありますが、特許庁長官から、その具体的な……

第46回国会 内閣委員会 第14号(1964/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほど来企業局次長がお答えをいたしておりましたとおり、通産行政のうちには、消費者に対する行政というものは一つのウエートを持っておりまして、常に生産と消費ということを頭に入れながら行政をやってきておるわけでございます。そこで幾つかの原局がございますが、各原局がみなそういうことを考えてはおるのであります。また、いま御指摘のありましたような課の間におきましても、いろいろそういうことを考えながらやってきておったのでありますが、しかし、何といっても終戦後の今日までの事情を見てみますと、ちょうど戦争が済んだあとは物がないときで、何として本物の生産ということにどうしてもウエートがいって……

第46回国会 内閣委員会 第15号(1964/03/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまだんだんの御質問を通じまして、実は私もあまり知らない、よくわかっておらないことをいろいろと聞かしていただいたような次第ですが、確かに、行政事務が複雑化していきますと、その間にいろいろの混淆の問題等も生じますので、そういう場合にあたっては、ただいま御質問がありましたとおり、大きな立場からといいますか、国の行政を一応統括しておるという立場から見て、疑問といいますか、何かその場合場合に応じて支障のないような措置をとってまいると同時に、私は、やはり地方自治と中央との関係などというものは、今後一そう研究を続けてまいるべきではなかろうかと考えております。

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/05/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 レモンの自由化の問題は、御案内のようにもう二年前、私が通産大臣に就任した時分から、やってはどうかという話がしばしば出ておったことは御存じかと存じますが、われわれといたしましてはこれをやるにあたっては、レモンジュース問題が起きたときもございますし、いろいろありましたので、やはり慎重に考えねばならない、こう思っておったところであります。ただしかし今日のレモンの市価の実情を見ますと、われわれの見ておりますところでは、国内のレモンが大体三十円ぐらい、それから国外から来たサンキストが七十円から九十円程度の高値を維持しておる。だんだん高くなってきている。こういうことは、レモンというも……

第46回国会 農林水産委員会 第52号(1964/05/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの御質問でございますが、ただ調停といっても、何も基準なしに調停というわけにはもちろんまいりません。そこで、資料を出すということに相なっておるのでありますが、詳しいことは局長から御説明を申し上げます。
【次の発言】 いままでの肥料生産業者と需要者側との関係、いわゆる尿素でありますとか、そのほかの硫安でないものについてもいろいろ話はあるわけであります。そういう関係等見ておりますと、まあ大体やはり常識的な線で話が進められております。もちろん、これは硫安という一つの基準があるからでもありますけれども、私は、やはりそういう話し合いをした場合に、一方はどうしても売らなければな……

第46回国会 農林水産委員会 第53号(1964/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように、四十三ドル何セントという合理化目標を立てて、肥料の行政に当たってきたことは事実でございますが、これは私は何も言いのがれをしようという意味で申し上げるのではございませんけれども、これは目標でございまして、目標というものは、すべて達成する場合には、外界の事情というものも同じような状態であるということでないと、なかなかむずかしいかと思います。その合理化をする手助けをする意味のほうは実現をしたけれども、外界におけるその他の問題、いわゆる肥料価格を決定していきます上でのその他の問題、労賃でありますとか、あるいは物価でありますとか、その他いろいろの経済事情等が、当初予想……

第46回国会 予算委員会 第2号(1964/01/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように、ただいま制限いたしておりますまだ自由化していない品目は百八十九品目あるわけであります。そのうちで工業関係とも回せられるものが八十前後あると思いますが、こういうものは順次IMFに移行し、あるいはまたガットの関係から、だんだん開放体制に向かっておる今日の段階では順次自由化をしていく、こういうことはわれわれとしてやっていかなければならないと思います。ただ、しかし世界の動きを見てみますと、欧州方面におきましても、日本に対して相当制限的な措置をとっておるのでありまして、また対米関係においてもそういう面も見られます。そこで、そこいろ辺の問題も、よくこれは貿易のことですか……

第46回国会 予算委員会 第3号(1964/01/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、このビニロン・プラントの問題は、倉敷のビニロン・プラントを延べ払いで出すことを認めておるわけでありますが、そのほかに、プラントの問題で三つばかり話があることは事実であります。しかし、まだこれは政府のほうに正式に、どうしてくれ、こうしてくれという話は来ておりません。が、これは、この前の予算総会においても政府の態度として申し上げておるのでありますが、低開発国との関係あるいは西欧との関係等におきまして、西欧より以上の条件でやることは好ましくない。同時にまた、低開発国からもそういうプラントの相当な申し込みがあります。そうすると、そういうものと比べてみて、あまり量が……

第46回国会 予算委員会 第5号(1964/02/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 日本の商社の方が韓国へ行っていろいろそういう仕事をされておるということは聞いておりますが、これは旅行者の関係で旅行のたてまえでいま行っておるわけでありまして、これを禁止するとか、あるいはまたやめさせるという理由もないわけでございますので、一応われわれとしてはそういう立場で認めておるわけであります。それから、どういう弊害を起こしておるかということについては、まだつまびらかにいたしておりません。
【次の発言】 向こうでそういうような貿易をされて利益があがっておる、利益があがっておるについて税金をかける、あるいは取引税、――私は韓国の税制を知りませんが、そういう取引があれば、そ……

第46回国会 予算委員会 第6号(1964/02/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま厚生大臣がお答えしたとおりでございます。
【次の発言】 予算は昨年より四割増の百六十六億円であります。
【次の発言】 お答えいたします。何年くらいからやりますか。
【次の発言】 三十年が六百五件、三十一年が千百二十三件、三十二年が千七百三十六件、三十三年が千四百八十件、三十五年が千百七十二件、三十七年が千七百七十九件、三十八年が千七百二十八件、これは実は役所での調べではないのであります。しかし、あなたがおっしゃったように、引き締めをしたときには若干その件数がふえておることは事実であります。ただ、ちょっと誤解があるのじゃないかと思いますことは、昨年末からことしの初め……

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ロッキードの問題につきましては、これは航空機製造に関する法律が、あなたも御案内のようにあるわけであります。そうしていま、日本はいままで二百機つくるということでそれをやっておりまして、大体四十年には、これはもう全部なくなる、こういうことでありますから、その場合に、この航空関係の製造事業をやっている会社並びにその下請の工場が仕事がなくなりはしないか、こういう御質問であると私思うのでありますが、これはわれわれとしては、YS11というような、いわゆる民間航空関係の仕事をさせておりますし、そのほかにも、補修とかあるいはその他のこともあります。しかし、いずれにしてもそういうことがなく……

第46回国会 予算委員会 第9号(1964/02/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの御質問は、自主規制等に関してのことと承ったのでありますが、実はホッジス長官とお会いいたしましたときに、いままでに日本が自主規制をしておる品目について、なぜこういうような自主規制が行なわれるに至ったかという事情がみなあるわけであります。たとえば、向こうの業界からの要望があったとか、あるいはまた、市場撹乱のおそれがあるから出てきたとか、いろいろそういう理由があるわけであります。その理由に基づいて、どういう理由でこういうことが出てきておるかという内容を明らかにいたしまして、それがこういう事情になっている、そうして、それが三〇%ないし四〇%にもなっているということでは、……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/02/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨年の本会議において御答弁申し上げました趣旨は、OECDではなくてIMFの貿易為替の問題に関連して御答弁いたしたつもりでございまして、その場合におきましても、この海運の問題については、IMFに入る場合においても八条国移行をした場合においても考えなければならぬ、こういうことは申し上げました。しかしOECDの場合は、これは久保さんもよくおわかりと思うのですが、これは入るときにあたっては、やはりある程度の制限をつけなければいけないということで、種々政府の間でも考慮いたしまして、結果的に入ったほうが効果があるというので、一定の制限をつけて入ることにいたしたわけでありますので、御了……

第46回国会 予算委員会 第11号(1964/02/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 一月の鉱工業生産の指数は出ておりませんが、十二月は一七、八%の伸び率が若干鈍りまして一・一%減になっております。
【次の発言】 指数は政府委員から答弁させます。減の数字だけ一・一%減ということでございます。
【次の発言】 五千六百万ドルでございます。
【次の発言】 そのとおりで、四億三千万ドルでございます。
【次の発言】 ちょっと数字がいまあれしておりますが、大体三千五百万ドルくらいかと思います。
【次の発言】 これは政府委員が答弁すべきだと思います。
【次の発言】 政府委員に答弁いたさせます。

第46回国会 予算委員会 第12号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御説のとおり、雑炭を入れますと五千七百万トンになっておりますが、私たちが五千五百万トンと言っておりますのは、カロリーを五千九百で押えた場合においてこれを五千五百万トン、こう言っておるわけで、五千九百のカロリーで押えますと、ことしの出炭量は、現在大体五千三百二十万トンということになりまして、五千五百万トンに及ばないということになっております。なお、輸入の問題でございますが、これは、原料炭の問題でいささかこの年度の途中におきましていろいろな問題がありまして、その意味で輸入をいたしておるのであります。できるだけこれは抑えていきたい、こういう方針で考えているわけでございます。

第46回国会 予算委員会 第13号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、繊維の倒産の問題については、別にほかにも理由があると思いますが、いま仰せになった生糸の問題については、通産省は権限がございません。農林省でございます。
【次の発言】 お説のように、織機の問題はなかなか困難な問題でありまして、福井県とかあるいは石川県等においては、人絹の織機が多い、あるいは京都、丹後方面にはそれ相応のウールの問題が出てきておるというように、いろいろ方々に問題はありますが、これを全面的に全部調査して監督してというのは、実はなかなかむずかしい問題がありまして、やみ織機等の問題もありますが、通産省としては、そういうことのないように、できるだけの行政指導並びに……

第46回国会 予算委員会 第14号(1964/02/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 産炭地振興事業団の土地造成の問題でありますが、これは当初からいろいろの考え方はあるわけでありますけれども、いわゆるボタ山をくずして土地造成をやる、そして、その場合にどういうふうにして見ていくかということについては、われわれとしてもいろいろの考えをもって対処してきておるのでありますが、この間なかなかまだ未調整といいますか、われわれの考え方と必ずしも合わない部面もあるわけであります。これは、あなたがよく御存じだと思います。こういうことを何とかやはり前向きで解決をしていきませんと、ほんとうにボタ山取りくずしによるいわゆる産炭地振興というものは、なかなか私は本格的な能率をあげてい……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/02/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業団地の問題と地域開発の問題、それから席炭地振興の問題、これはいずれもやはり相関性を持っておるわけでありまして、地域開発と産炭地振興、また産炭地振興といわゆる中小企業団地というようなものについては、それぞれ計画があります場合においては、十分相関性を考えながらやらせるようにいたしておるわけでありますが、いま阪上委員の仰せになった産炭地振興というたてまえになりますと、団地をつくらなければそこに中小企業、あるいは企業を持ってきてはいかぬというようなことになると、これは必ずしも相関性を絶対に認めていくというようなわけにはいかないかと思うのであります。やはり一つの企業として行……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/02/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま農林大臣がお答えいたしましたとおりでございます。

第46回国会 予算委員会 第18号(1964/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨年の暮れ、三池において大災害を起こしまして、まことに遺憾にたえないのでございますが、ただいまの先生の御質問は、各石炭鉱山その他の関係においても、いわゆる企業内部におけるところの保安についての体制が不十分であった、だから企業に対して保安を義務づけるということを考えてはどうかということでございます。われわれとしては、いままでの法律の関係においても、ある程度の保安の義務を義務づけております。山に、それぞれこういうことをしなければならない、たとえば機械設備はこういうものをつくる必要がある、あるいはその他の面においていろいろ義務づけておるのでありますが、それが不十分であるというあ……

第46回国会 予算委員会 第19号(1964/06/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業の倒産の問題でありますが、これは永井さんからも、御質問の御趣旨が倒産問題だけでなくて、全般の意味からもひとつ解明せよというお話でございますので、もうすでにおわかりのことと思いますが、あらためて御答弁をさしていただきたいと思います。  御案内のように、日本が開放経済体制へ入ってまいるということになりますと、どうしてもいわゆる設備の近代化、合理化、こういうものをやっていかなければならない。その設備の近代化、合理化は、大企業の場合におきましては大体そのめどがついてまいっておるのでありますが、大企業がそういう近代化、合理化をやるにつれて、中小企業また下請関係にある中小企業……

第46回国会 予算委員会 第20号(1964/06/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 レモンの輸入業者は九十一社ございまして、半期の判り当てが百三十万ドルぐらいでございますが、そのうちで四、五社が相当大きく輸入をいたしております。そうして、あと一番大きいところが二十六万ドル前後、それから十五万、十万、十万、五万、それくらいから先はもううんと小さくなって、二万ドルとか、最低は千ドルというくらいであります。
【次の発言】 一〇%でございます。
【次の発言】 昨年の四月に五〇%から七〇%に引き上げました。
【次の発言】 自由化をいたしましたあとに、サンキストからアンダーソンという副社長がやってまいりまして、事情を聞いたんでございますが、代理店、特約店を三つばかり……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 決算委員会 第19号(1965/04/01、30期、自由民主党)

○福田(一)委員 ちょっと関連して。  私は決算委員会の委員としてきょうは差しかえを受けて出てきたのでありますが、一身上の問題について弁明をいたしておきたいと思うのであります。また、審議のやり方等についても、十分お考えを願いたいということを委員長に申し上げたいと思うのであります。  決算委員会がこの問題を取り上げて十分御研究になり、国政の姿を正されることは、私は正しいことであり、また議員の当然の任務だと思っております。したがって田中議員がいろいろそういう問題について発言をされたりいろいろしておられたことについて私も何らとやかく申し上げるものではありません。しかしその審議の過程におきまして、投書……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会 第5号(1966/02/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。(拍手)  先般の本会議におきまして、私ははからずも予算委員長に選任されました。まことに光栄に存じますが、非常にふなれでもございまして、皆さん方にたいへん御迷惑をおかけするかと思いますが、皆さんの御協力によりまして、大過なくその責を果たさしていただきたいと思いますので、どうかひとつよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の辞任の件についておはかりいたします。  理事植木庚子郎君、小川半次君及び加藤清二君よりそれぞれ理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/07、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。勝間田清一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 お答えをいたします。  ただいまの質問と答弁の内容について委員長が了解しておるところでは、いささか少し食い違いがあるように考えられます。ついては、この問題について理事会において十分検討した上でお答えをいたしたいと存じます。
【次の発言】 これにて勝間田君の質疑は終了いたしました。  午後は二時三十分より再開することとし、暫時……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/02/08、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。永井勝次郎君。
【次の発言】 この際、野原覺君より関連質疑の申し出があります。これを許します。野原覺君。
【次の発言】 これにて永井君の質疑は終了いたしました。  午後は正一時より再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十一年度・総予算に対する質疑の続行をいたします。春日一幸君。

第51回国会 予算委員会 第9号(1966/02/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。山花秀雄君。
【次の発言】 お答えをいたします。  野原覺理事から、社会党の要求されておりまする資料の提出を御相談がありましたので、委員長は、官房長官に連絡をいたしまして、例年とは別に、今回からは特に資料を早く提出して、委員諸君の質問に便宜を与えるよう努力をしてもらいたいということを申し入れをいたしました。その中に、ただいまお話のございました案件もあるのでありますが、これは地方との関係もございますので、非常に急がせており……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/02/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際申し上げます。ただいま参考人として日本銀行総裁宇佐美洵君の出席をいただいております。  宇佐美参考人には御多忙中のところ御出席をいただき、ありがとう存じます。  なお、宇佐美参考人の御出席は、おおむね一時間程度であります。また、同君の御意見は、委員の質疑に対する答弁の形で承ることにいたしますので、御了承を願います。  それではこれより質疑に入ります。加藤清二君。

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/02/11、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、おはかりいたします。  本日午前の質疑の際、最高裁判所当局より出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定しました。  最高裁判所御当局で、発言の際は、委員長に許可を求めてください。  それではこれより質疑に入ります。山中吾郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて山中君の質疑は終了いたしました。  午後は一時二十五分より再開することとし……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/02/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。楯兼次郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて楯君の質疑は終了いたしました。  次に、加藤進君。
【次の発言】 これにて加藤君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして、昭和四十一年度総予算に対する総括質疑は終了いたしました。  次会は来たる十四日午前十時より開会し、昭和四十一年度総予算に対する一般質疑に入ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十九分散会

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  これより一般質疑に入ります。滝井義高君。
【次の発言】 野原君に関連質問を許します。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 質問者、いいですか。
【次の発言】 野原君の関連質疑を許します。
【次の発言】 これにて滝井君の質疑は終了いたしました。  次に、倉成正君。
【次の発言】 これにて倉成君の質疑は終了いたしました。  午後三時再開することとし、暫時休憩いたします。    午後二時十二分休憩

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/02/15、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き、安井吉典君の質疑を許します。安井君。
【次の発言】 委員長は発言しておりません。発言しておらないということは、休憩していないということであります。――速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。  先ほどの問題について理事会を開くことにいたします。  その間暫時休憩いたします。    午前十一時二十分休憩

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/02/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第3号)を議題とし、審査を進めます。  提案の趣旨はすでに聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。川俣清音君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ただいまの川俣議員の御提案でございますが、政府と十分連絡をとって、川俣先生のおっしゃるように処理をいたしてまいりたいと思います。
【次の発言】 これにて川俣君の質疑は終了いたしました。(拍手)  午後は一時五十分より再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時四十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十年度補……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/02/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第三号)を議題とし、質疑を行ないます。八木一男君。
【次の発言】 これにて八木君の質疑は終了いたしました。  この際申し上げます。ただいま参考人として前臨時行政調査会会長佐藤喜一郎君の出席をいただいております。  佐藤参考人には、御多忙中のところ御出席をいただきありがとう存じます。  なお、佐藤参考人の御意見は、委員の質疑に対する答弁の形で承ることにいたしますので御了承願います。  それでは吉田賢一君。
【次の発言】 それでは、佐藤参考人には御退席になってけっこうでございます。ありがとうございました。  吉田君、発言……

第51回国会 予算委員会 第17号(1966/02/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。   この際、理事の辞任の件についておはかりいたします。   理事竹本孫一君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  つきましては、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小平忠君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を続行いたします。田中武夫君。

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/02/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。  昨日留保いたしました楢崎弥之助君の質疑を許します。楢崎君。
【次の発言】 お答えをいたします。  三矢問題の処理については、前委員長から引き継ぎをまだ詳細に聞いておりません。したがいまして、前委員長と十分打ち合わせをした上でお答えを申し上げたいと存じます。
【次の発言】 これにて楢崎君の質疑は終了いたしました。  次に、永末英一君。
【次の発言】 これにて永末君の質疑は終了いたしました。  次に、石野久男君。

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、分科会の件について御報告いたします。  分科員の配置並びに主査の選任につきましては委員長に御一任願っておりましたが、各分科会の主査を次のとおり指名いたしましたので、御報告いたします。  第一分科会主査 井出一太郎君。  第二分科会主査 愛知 揆一君。  第三分科会主査 大橋 武夫君。  第四分科会主査 植木庚子郎君。  第五分科会主査 荒木萬壽夫君。  以上でございます。  なお、分科員の配置につきましては公報をもって……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/03、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  去る二十四日から六日間にわたって審査を行なってまいりました分科会の審査は、昨二日をもちまして全部終了いたしました。  この際、各分科会主査より、それぞれ分科会における審査の報告を求めます。
【次の発言】 静粛に願います。  まず、第一分科会主査井出一太郎君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査愛知揆一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 次に、第三分科会主査代理倉成正君。

第51回国会 予算委員会 第21号(1966/03/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  本日、参考人として日本銀行総裁の出席を求めたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 一般質疑を続行いたします。穗積七郎君。
【次の発言】 法制局次長が出席しています。
【次の発言】 野原君に関連質問を許します。野原君。
【次の発言】 この際、三十分休憩いたします。    午後零時十四分休憩

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/03/05、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  昨夜、羽田空港において、カナダ太平洋航空機の惨事が発生し、多数のとうとい人命が失われましたことは、まことに痛恨のきわみでございます。ここに慎んで哀悼の意を表したいと思います。  この際、運輸大臣より発言を求められておりますので、これを許します。中村運輸大臣。
【次の発言】 これより締めくくりの総括質疑に入ります。野原覺君
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。

第51回国会 予算委員会 第24号(1966/06/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、委員長より一言いたしたいと存じます。  去る十七日行なわれた本委員会の議事がはなはだしく不正常な事態におちいったことはまことに遺憾にたえません。私がここにあらためて申し上げるまでもなく、当委員会は、その審議を通じて、国政の内容と、これに対する各政党の主張を明らかにする重大なる義務を国民に対して負っているものであります。委員諸君におかれては、この点を十分に留意せられ、その任務の遂行に協力をせられるよう切望してやみません。  この際、小平忠君より議事進行に関して発言を求められております。これを許します。小平忠君。


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 予算委員会 第1号(1966/07/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  先般の理事会の協議に基づき、予算の実施状況について調査を行なうことにいたしたいと存じます。  つきましては、この際、議長に対し国政調査の承認を求めることとし、その手続は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  直ちに委員長において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動により、現在理事が一名欠員となっておりますので、これよりその……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について、前会に引き続き調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 この際、川俣清音君から関連質疑の申し出がありますのでこれを許します。川俣君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 食糧庁長官、俵の問題の質問があったのに答えてないじゃないか。
【次の発言】 この際、中澤茂一君から関連質疑の申し出がありますので、これを許します中澤茂一君。
【次の発言】 これにて角屋君の質疑は終了いたしました。  午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時半より再……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動によりまして、現在理事が一名欠員となっております。つきましては、この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして委員長において指名することに御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は久野忠治君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  先般、本件の調査のため委員を派遣して、実情を調査いたしたのでありますが、その調査報告書が委員長に提出されております。  つ……


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第53回国会(1966/11/30〜1966/12/20)

第53回国会 予算委員会 第1号(1966/12/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  明日午前零時五分より開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後十一時五十六分散会

第53回国会 予算委員会 第2号(1966/12/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十一年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十一年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず、各案の趣旨につきまして、政府の説明を求めます。大蔵大臣水田三喜男君。
【次の発言】 引き続き補足説明を許します。主計局長谷村裕君。
【次の発言】 以上をもちまして政府の説明は終わりました。  次会は、明十九日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会いたします。  今日はこれにて散会いたします。    午前零時三十一分散会

第53回国会 予算委員会 第3号(1966/12/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十一年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十一年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。灘尾弘吉君。
【次の発言】 委員長からお答えを申し上げます。  御質疑のとおり、この委員会が自由民主党だけの出席で行なわれるという姿はまことに遺憾でございますが、この点につきましては、すでに御案内とも存じますけれども、自由民主党といたしましては、野党の方々にあらゆる機会を通じて審議に参加していただくようにお話をいたしました。議院運営委員会においても、あるいは……



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各種会議発言一覧(衆議院30期)

第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 外務委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1964/03/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  OECD加盟あるいはIMF八条国移行等々のことは、御案内のように、IMF八条国移行は二年ぐらい前からそういう方針がきまっており、OECD加盟も大体二年間前からきまっておるのでありまして、これに対する通産省としての考え方といえば、何といっても輸出を振興するということでございまして、一方において輸出振興をはかる、また、一方においてむだな輸入がないようにする、国産品の奨励であるとか、あるいはまた、設備をむやみに増設するというようなことのないように、そういう観点から大体対策をずっといままで実行しておりますので、ここにOECDに入ったとかあるいはIMF八条国……

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1964/04/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 なかなか重大な問題だと思いますので、事務とよく相談をして後刻お答えをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 出願をいたしました場合に、府県知事に協議するという形でやった場合でも、かなり事務がいま渋滞をいたしておることが多いのであります。そのときに、また市町村長も加えて、その市町村長の意見も聞いた上でなければ認めないということになると、ますます事務が渋滞するおそれがあるというので、実際上の行政措置をとる場合において、十分そういう点も考慮しながら処置をするという考え方でこの条文をつくった、こういうわけでございます。

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第2号(1964/04/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 今度の鉱業法の改正にあたっても、保安ということについては特に重きを置いて改正をいたしたつもりでおります。今度御案内のように鉱山保安法の改正も行なうことにいたしましたし、保安の問題については一そう力を入れて立法上もまた実際の行政上も措置をいたしてまいりたい、かように考えておるわけでございます。
【次の発言】 これは考え方の問題になると思いますが、行政をやります場合に、こういう鉱業権を与えるとかあるいは取り消すとかというような権限、その鉱業権というものは国が持っておる、それを与える、こういう杉であると思うのです。そういう意味で法定するということだと思うのであります。私はいま仰……

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第3号(1964/04/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  今度の鉱業法の改正にあたりましては、御案内のように、審議会においても十分審議をいたしていただきましたし、また、ただいま御指摘がありました昭和三十三年十一月四日の参議院の附帯決議の内容等を十分考慮に入れつつ改正案を作成したつもりでございます。
【次の発言】 まず、他産業とのいわゆる利害の調整あるいは公益性との利害の調整の問題でございますが、これは私、もちろんこの鉱業法というもの自体がそういう問題を当初から考えて立案をされておるし、制定もされておると思います。われわれとしては、それは一つの大きな問題として頭の中に描きつつ今度の改正をいたしておるつもりで……

第46回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1964/05/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御説明をいただきました特徴は、私はそのままそのとおりであると考えておるわけでございます。そこで装置産業であるというところに、一つの特徴があるわけでございまして、装置産業でございますから、どうしても設備を動かしていかなければならない。動かすということになると、相当量の肥料ができる。また硫安ができ、硫安ができた場合に、国内だけでは間に合わないで、国外にも出すようにしなければならないという特徴が、どうしてもここで出てくるわけだ、こう考えておるわけであります。
【次の発言】 私はいままでの法律とかわって、この法律が一応成立した形において見たお答えをしたほうがいいのではない……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1964/02/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題になっております通商産業省予算各案について御説明を申し上げます。  まず、三十九年度通商産業省所管一般会計の予定経費要求額は、五百十三億九千万円でございまして、これを三十八年度当初予算額四百三十億六千八百万円に比較しますと八十三億二千二百万円の増で、約一九%の伸びとなっております。このうち石炭関係予算が百十七億九百万円で、前年度のほぼ横ばいとなっておりますので、石炭関係以外の予算では八十三億六千二百万円の増、約二六%の伸びとなっております。  三十九年度予算のうち政策事項につきまして、これを中小企業対策費、輸出振興及び経済協力費、国際競争力の強化対策費、技術振……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1964/02/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 下請代金が非常に遅延するということが中小企業に大きな影響を与えることは、われわれとしても非常に前視をいたしておりまして、この問題を解決することが、当面の中小企業問題を解決する一つの大きな措置であるという考え方から、かねてから――かねてと申しますのは、昨年の予算編成前後からこの問題についていろいろと研究を重ねておるところでありまして、それぞれの所管においてあらゆる角度からこの問題を検討することは望ましいことだと思うのでありますが、通産省といたしましても、中小企業の担当省である関係もございまして、実はこの問題を慎重にただいま研究をいたしておるところでございまして、近くその結論……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1964/02/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 玉置委員のお話がございましたとおり、日本の中小企業をこれからりっぱに育てていきますには、いわゆる近代化と組織化が必要であります。一般的にいっては、それは絶対に必要でございます。そうして、また同時に、これは産業全部についていえないかもしれませんが、産業によっては、いわゆる系列化、それから系列化の下の共同化、こういうことも必要であろうかと思います。ただ、西陣のことについてお話しでございして、私非常にけっこうで、一つの問題をよく勉強しますと、そこからりっぱな地についた政策が生まれてくると思うのでありまして、西陣の場合は、消費者の希望に基づく一つの流行、その流行にどういうふうに対……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1964/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 一部にそのような事例があったということも聞いております。
【次の発言】 その後できるだけそういうことをしないようにという方針で指導いたしております。
【次の発言】 仰せのように、そういうことは非常に遺憾でございます。今後そのようなことのないように指導していきたいと思います。
【次の発言】 三機関の間によく連絡をとりながら、資金量をふやして中小企業の資金需要に応ずる、なお審査その他も簡素化して十分に利用者の便をはかれという御趣旨であると思います。まことにけっこうな考えであり、今後努力したいと思います。
【次の発言】 お説のように、秋田の場合も新潟の場合も、実はそういうような……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように、この需要の問題は非常に大事でありまして、われわれとしても非常に苦心をいたしておるところでありますが、五千五百万トンという需給の関係、これは私は将来にわたっても不動の姿でもってそれだけの需要を確保する、またもちろん供給は確保するということでいかなければならぬ、このいう方針であります。それが一時的な事情で、事実ことしは五千二百万トンであったり、あるいは来年は五千四百万トンしか出ないからといって、それでもう石炭はその程度でいいのだというような感じでは見ておりません。いやしくも政治でこういうことをやりますとはっきり言った以上は、やはり政治に対する信頼感を持たせるとい……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/02/21、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会に入ります。  本日午前中に御出席を願いました公述人は、八幡製鉄副社長藤井丙午君、東京大学名誉教授大内兵衛君のお二人であります。  この機会に、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。御承知のとおり、国及び関係機関の予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても、連日慎重審議を続けておるわけでありますが、この機会に、各界の学識経験豊かな各位の……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/02/22、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案について、昨日に引き続き公聴会を続行いたします。  本日午前中に御出席を願いました公述人は、富士銀行取締役調査部長紅林茂夫君、法政大学教授高橋誠君のお二人であります。  この機会に、御出席の公述人各位にごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。御承知のとおり、国及び関係機関の予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても連日慎重審議を続けておるわけでありますが、この機会に各界……




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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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