このページでは福田一衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○福田(一)国務大臣 一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、はからずも法務大臣に就任し、法務行政を担当いたすことになりました。わが国の内外にわたりきわめて厳しい問題が山積しているこの時期に当たり、その職責の特に重大であることを痛感いたしている次第であります。委員長初め委員各位の御理解と御協力を賜りまして、法務行政の運用に遺憾なきを期したいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 私は、法務行政に課せられた使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図るためには、その基盤ともいうべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の……
○福田(一)国務大臣 昨年二月、米国上院外交委員会多国籍企業小委員会における証言に端を発したいわゆるロッキード事件につきましては、東京地検は、警視庁及び東京国税局と緊密な協力の上、ロッキード社の航空機売り込みに関し、わが国に流入した資金をめぐり発生した事犯の刑事責任を追及し、昨昭和五十一年三月十三日から同年九月三十日までの間に、田中角榮元内閣総理大臣等国会議員三名を含む合計十六名を受託収賄、贈賄、外為法違反、議院証言法違反、所得税法違反等の罪名で東京地裁に公判請求しました。その経過は、同年十月十五日、第七十八回臨時国会の衆参両院のロッキード問題に関する調査特別委員会で稻葉前法務大臣が行いました……
○福田(一)国務大臣 私は、前回の委員会におきまして、灰色高官について法務省としては今後資料は提出いたさないという意味の発言をいたしましたが、これは取り消しまして、議長裁定の趣旨に沿って、国会の国政調査に対しまして協力いたします。
【次の発言】 いまも坂本さんがお話しになりましたように、公表の問題でございますけれども、あのときも政府として公表をしたわけではない。三木総理もまた稻葉法務大臣も公表をしたわけではございません。まあ、稻葉法務大臣は記者会見等でいろいろのことも言っておりましたけれども、とにかく秘密会に資料として提供をいたします、こういうことを申して資料を提出したわけでございます。その後……
○福田(一)国務大臣 ただいま刑事局長からお答えをいたしましたとおり、まだ捜査は全部終わっておるわけではございません。したがいまして、その終わりました段階においては全容の報告をいたさなければならないと考えておるわけであります。
【次の発言】 まず政府としてこのSECの調査について最近どのようなことをしておったかという御質問であると思うのでありますが、これはこの前、総理が訪米をいたしましたときに、総理からはカーターさんとの話では出ませんでしたが、外務大臣が向こうの外務省関係者に対して、SECにおいてこの資料が手に入った場合には公開されると思うが、もし公開されない場合においても、両国の司法取り決め……
○福田(一)国務大臣 昭和四十九年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。 法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は六百四十四億三千百三十三万円余であります。 これに対しまして、収納済歳入額は五百九十一億七千七百三十一万円余であり、予算額に比べ五――二億五千四百一万円余の減少となっております。 この減少しました主な原因は、罰金及び科料の六十七億九千九百三十九万円余の減少及び刑務所作業収入の十億八千百六十万円余の増加によるものであります。 次に、法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は千七百六億八千三百四十六万円余であります。これに予算補正追加額二百八十六億五……
○福田(一)国務大臣 第九項の御指摘の点は、検察運営についての貴重な御示唆として受け取っております。 ただ、その実施については、なお検討を要する種々の問題があると考えますので、今後十分研究して善処いたしたいと存じます。
○福田(一)国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の適切な運営につき、格別の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。 この機会に法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員各位の深い御理解と特段の御協力を賜りたいと存じます。 私は、昨年十二月、当委員会において就任あいさつをいたしました際に、若干申し述べたところでございますが、法務行政の使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。特に内外ともに困難な問題が山積しているこの時期におきましては、国家社会の基盤ともいうべき法秩序が厳然として維持され、国民の権利がよく保全されていることが肝要と存じます。私は常にこのことを念頭に置き……
○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。 私が就任をいたしました直後でありますが、一月四日に総理大臣とお会いをいたしまして、ロッキード事件のようなことを再発を防止するためには、政府としても何らかの措置を当然とるべきであるということを話し合いまして、その結果、内閣の官房にこの問題――これは多岐にわたります。御案内のように、自治省の法律関係のこともあるでしょうし、法務省の関係のこともある、あるいはこういうことをもっと一般的に言えば、政治あるいは経済全般にわたる問題を含めて、日本の高度成長のやり方その他、いままでのやり方等についても反省すべき面があるというようなことになれば、非常に範囲は広くなる……
○福田(一)国務大臣 ただいま御提示をいただきました七項目の問題につきまして、これを附帯決議にしてはどうかという御提案であると思うのでございますが、これは委員会においてよく御検討を願いまして、附帯決議になった場合には、私としてはこれは尊重をする、こういうことで申し上げるよりない。いまここで結構でございますと言っては、委員会の審議といいますか、皆さんのあれになるので、なかなかお話を聞いておるとごもっともな御意見が多いと思いますけれども、私がここで結構ですということを申し上げることは、委員の皆様の御研究といいますか、御検討にまたしていただきたいと思います。
○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。
ただいまの問答を聞かしていただいておって、やはり今後検討すべき面があるということを感じました。
【次の発言】 お答えをいたします。
横山委員の提出された七項目にわたる御意見については、慎重に検討いたしましたが、その御意見中には、ごもっともな点も多々あり、それぞれ適当な措置をとりたいと考えております。
まず、一、二につきましては、すでに刑事局長通達を発出しておりますが、さらに、改めて刑事局長通達を発出し、この制度の周知徹底を図るよう努めたいと存じます。
三につきましては、脅迫、軟禁等の場合についても給付を行うかについて検討をいたします。
四に……
○福田(一)国務大臣 大変遅くなりまして申しわけありません。 ただいま御質問がございました犯罪被害補償の問題につきましては、従前からその必要性が一般に認められておるところでございます。したがって、法務省としては、何らかの法案を作成することについて調査をいたしておるという段階でございますが、御案内のように、これはただでできぬというか、すぐに金の要る問題もございますね。そういうことになりますと、大蔵省その他関係省とのいろいろの折衝その他もございますし、それからいかなる法律にするか、公明党の方からはいまここにちょうだいしておるような法案ももうすでに出ておりますので、これに対するわれわれの態度という……
○福田(一)国務大臣 社債発行限度暫定措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 現行商法第二百九十七条は、一般の株式会社について、社債は、その資本及び準備金の総額または最終の貸借対照表により会社に現存する純資産額のいずれか少ない額を超えて募集することができないものとしております。 ところで、最近の経済状況のもとにおきましては、各企業について財務内容の改善とともに景気の浮揚及び雇用の安定を図るために、企業の設備投資の活発化が強く要請されているのでありますが、この目的達成のための長期安定かつ低廉な資金の調達方法として、社債の発行の必要性が非常に増大しております。 ところが、企業の中……
○福田(一)国務大臣 この種の各官庁にまたがる問題については、総理府内で一応各関係省と連絡をしながら御答弁をすることにいたしておりますから、総理府を呼んでいただかないと、(横山委員「総理府を呼んでくれ、すぐ」と呼ぶ)ちょっとお答えをいたしかねるのじゃないかと思います。
【次の発言】 お話、十一日に答弁計を出しまして、いま一月余になっておるのですから、何らかの措置を政府としてもとるべきものであると私も思いますが、御案内のようになかなか各省予算のあれがありまして……(横山委員「銭は要らぬ、予算関係ない」と呼ぶ)いやいや、いろいろ国会その他に出ていて、事務をやるときにそれぞれ担当の人が集まると言って……
○福田(一)国務大臣 西宮さんが、誤判によるところのいろいろの不条理な問題がないとは言えないではないか、こういう御指摘があったわけでございますが、もちろん警察、検察、あるいは裁判官も人間でございますから、間違いが絶対にないとは私は言えないと思うのであります。たとえ善意でやっておっても誤りがあり得ることは御指摘のとおりだと私も思っておるわけであります。したがって、いろいろの措置については慎重を期すべきものであると考えております。
【次の発言】 私は、警察その他が捜査をいたします場合に、そういうような悪意を持ってやるということはあり得ないことだとは思いますけれども、しかしまた、多数のうちには御指摘……
○福田(一)国務大臣 一つの問題点を指摘されたという印象を私は受けるわけでございますが、この灰色高官名を公表いたしましたときには、まず法務省の立場から言いますというと、これは秘密会でやっていただきたいということを前提として申し述べたわけでありますが、結果においては――結果といいますか、委員会の決定によってそれをそのまま公表することにした、こういう経緯になっておるわけであります。 その場合に、今度は、いま飯田さんの御質問から言えば、政府委員が灰色高官名を出したときに、その灰色高官名を出しておるのだが、その灰色であるゆえんを立証するはっきりした事実を出しておらないというような場合はどう考えたらい……
○福田(一)国務大臣 刑法の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明いたします。 この法律案は、単純収賄、事前収賄、第三者収賄、事後収賄及びあっせん収賄の各罪の法定刑の長期をそれぞれ五年に引き上げること、受託収賄罪の法定刑の長期を七年に引き上げること並びにあっせん贈賄罪の法定刑中、懲役の長期を三年に、罰金の多額を五千円(罰金等臨時措置法第三条第一項第一号により百万円)にそれぞれ引き上げることを内容とするものであります。 なお、単純収賄、事前収賄、第三者収賄、事後収賄及びあっせん収賄の各罪の法定刑の長期を五年に引き上げることにより、これらの罪の公訴時効の期間が現行の三年から五年に延長……
○福田(一)国務大臣 先ほど来の先生のお話を聞いておって、ごもっともな御意見であると私は承っております。
われわれは、いかなる場合に処しても、正しいことについてはやはり勇気を持って処理をする、また隣国の関係においてもわれわれのいわゆる政治見識というものがいつでも優先していかなければならない、かように考えております。
【次の発言】 アメリカで違法な滞在であると認めておるのに、それがまだ帰っておらないということであれば、これは適当でないと存じます。
【次の発言】 多数の者が同一個所に住所を詰めておるという事実から、いろいろのことが想定できるわけでありまして、その点は注意をいたしたいと思います。
○福田(一)国務大臣 お説のとおり児玉、小佐野ルートの解明は非常に重要でございます。しかし、御案内のように二人とも病気のために思うような取り調べが十分にできなかったという事実があるわけでありますが、しかし、御指摘のようにこの問題の解明は非常に重大であると思いますので、捜査本部は縮小はいたしましたけれども、まだ解いておらない。しかも、ことしの三月の半ばには、証券取引委員会にロッキード問題に関するロッキード社の調査特別委員会が報告を提出するということに相なっておるところは、これは坂井さんも御案内のとおりであります。そこでその報告についてSECがどういうような措置をとるかというようなことについても十……
○福田(一)国務大臣 井上さんにお答えをいたします。 実は、法律でそういうものは禁止されているかどうかということが一つの疑問のように見受けますのでお答えをするのでありますが、私が政治資金規正法を自治大臣として改正をいたしまして、一昨年の七月四日にこれが両院を通過いたしました。それまでの日本の法律では、選挙に関して外国人から金をもらってはならないという規定がございまして、罰則も科せられておったわけであります。そこで私は、いやしくも、外国人から金をもらうなどということは、これだけ日本が経済的に発展もし、世界における有力な国家の一員となったのに、その日本の政治家が外国人から金をもらうなどということ……
○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。 この事案につきまして無罪が確定をいたしましたことは私も承知いたしておるところでございますが、これについて検事側が控訴するかどうかという点は、まだ報告を受けておりませんから、これは政府委員の方から感触をお答えする方がいいのじゃないかと思うのであります。 それから、こういうような無罪になった場合の賠償金といいますか、国としてどれだけの手当てをこれにしたらいいのかということについては、これは非常に少ない。われわれが見ても若干少ないような感じがいたすのでありますが、その額等についても政府委員から答弁させますが、これはやはり一つの問題点ではなかろうか。人生……
○福田(一)国務大臣 これは私よりは自治大臣から御答弁があった方がいいと思いますけれども、御案内のように、昨年の一月一日からは新しい選挙法が施行されておりますから、いかなる理由を問わず外国人から金をもらってはいけない、こういうことになっておりますが、その前には、選挙に関してはもらっていけない、こういうことになっておるのであります。したがって、その条文その他は申し上げるまでもなく御理解をしていただけると思うわけでありますが、私はいまちょっと――いまその資料を拝見したのでありますが、この資料の書き方等は、これはだれがどういう責任を持って書いたのか(正森委員「それは次に聞きますから」と呼ぶ)と思いま……
○福田(一)国務大臣 冒陳においてそういうことが出て、いまお話があったように、何かハワイにおいてそういうようなことがあってこの全日空あるいはその他に対して働きかけた、こういう冒陳があることは私も見ておりますから承知をいたしております。しかし私は、そういうことを言うべき筋ではないと思いますけれども、検察が最も重きを置いておる点は、田中前総理がそのようなことをだれから頼まれたか頼まれないかは別にしても、とにかくそういうことを言って、そうしてトライスターを買うようにという動きをしたというところに重点を置いて取り調べをしておったんだと私は承知をいたしております。しかしこのことは、私、実を言うと余りあな……
○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。 私は、この議長裁定がございまして、その第四項には、「政府は、事態の推移をみて、刑事訴訟法の立法趣旨をも踏まえた上で事件の解明に最善の協力を行うものとする。」、こういう条項がございます。 そこで、私が承知いたしておりますのでは、前回、法務省がお決めになったいわゆる灰色高官というのはこういうものだという趣旨を踏まえて、これは秘密会に提出をいたします。なぜ秘密会に提出をするかということは、それは、刑事訴訟法の本来の趣旨は、犯罪の捜査をする場合におきましても、真実の解明と人権の擁護ということが立法の趣旨になっていることはあなたも御承知のとおりだと思うの……
○福田(一)国務大臣 昨昭和五十一年二月二十三日の衆参両院のロッキード問題に関する決議並びに同年四月二十一日の衆参両院議長裁定が、国権の最高機関である国会における決議ないし議長裁定として尊重されなければならないことは当然でありますが、一方、われわれ行政を預かる者として、同じく国会の制定に係る法律を執行するに際し、いささかもこれに違反、抵触することがあってはならないと考えます。 ところで、刑事訴訟法四十七条は、訴訟関係人の人権保護並びに捜査及び裁判に対する不当な影響を防止するため、原則として訴訟関係書類の公判開延前における公開を禁止し、同条ただし書きにおいて、非公開にすることによって保護される……
○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。 いまのお話は実は私もただいま聞いたところでありますが、国公立の医師がいまあなたのおっしゃったようなことをしておるとすれば、これはわれわれとしては非常に問題である。事実をもっと承り、あるいは調べた上でなければはっきりしたことは言えませんが、そういう国公立の医師がそういうふうに製薬会社からリベートのような形で金をもらっておるということになったら、直ちにこれを犯罪として結びつけるべきかどうかということについて、事実の認識が必要でありますが、事実といたしますれば、われわれとしても重大な関心を持って取り調べをしなければなるまいかと考えております。
○福田(一)国務大臣 私が申し上げた真意が、いま小林委員が御指摘になったのとはいささか趣を異にしておるのでございまして、いま小林委員が申し述べられたように、国会において議決があったというような場合に、それを無視するというような真意は毛頭ございません。すでに議長裁定がございまして、そして四十七条の本旨を踏まえて十分に協力をしなければいけない、こういうことを申されておるのでございます。これは議長裁定の第四項にございます。私はその点は十分尊重しなければならないと思うのでございまして、もしその点について私の発言が間違いあるといいますれば、それは私はこの際取り消しをさせていただきたいと思います。
○福田(一)国務大臣 ただいま刑事局長がお答えをしたところでございますが、私の承知しておるところでは、この資料は公開するとSECは前から言っておったと思うのでありまして、公開されるものと私は心得ております。その段階において何らかの事情で公開されないというような場合があったときに、どういう事情があるのか、それを踏まえながら、いま刑事局長が申し上げたように公表をするということは結構なことだと思っております。
【次の発言】 そういううわさは聞いておりますが、私の立場から言いますと、犯罪容疑があるかどうかということに重点が置かれておるわけでございますから、それぞれの担当の行政の面においてまずただすべき……
○福田(一)国務大臣 ただいま外務大臣がこの問題についてお答えをしたとおり法務省としても考えておるので、もし安原刑事局長が何か違ったような答弁をいたしておるとすれば、これはただいまの外務大臣の答弁のとおりとお考えを願って結構だと思うのでございます。 たしかあのときに言いましたのは、三月三十一日ごろまでにはロッキード社からの報告がSECに提出されるだろう。そうすればそれを審査する時間もかかるであろうから、五月の初めには出てくるであろうと思う。しかしその場合において、もし何か秘密なものがあれば、当然われわれの方としては司法共助の関係もあるからもらえるものと思っておる、請求をするつもりである。いま……
○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。 このサラ金の問題は、最初できたときにはかなり利用価値があるという意味がありましたが、最近に至りますと、いま御指摘のような非常に悪質なものがふえてきております。 そこで、こういうものが法的に見てどういうことになるかということは政府委員の方から答弁をいたさせます。
○福田(一)国務大臣 防衛庁がP3Cを使用するということに関連をして、そのことについての疑惑があったならばこれをできるだけ解明するようにすべきである、こういうような御質問と思いますが、一般論として見れば私はごもっともな御意見と思いますが、今回の場合にそれがどの程度適用されるか、どういうふうに処置をすべきかということについては、これはやはり防衛庁自身が十分に考えなければならない問題である。国務大臣として私が、防衛庁のその面にまで突っ込んで御答弁をすることはいかがかと思います。
○福田(一)国務大臣 御指摘の問題でありますけれども、確かに只松さんの言われるような面もありますが、全然開かれてないというわけでもないと思いますけれども、今後商法改正等の場合においては、ただいまの御意見を十分に取り入れながら問題を煮詰めていきたい、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 お答えをいたしますが、坂口さんの御指摘の点は私も事情をよくわかる気がいたすのであります。いま設備がフル稼働しているわけでもなし、それからまた、いわゆる高度成長のような需要増大の時期でもない。それから輸出もそれほど伸びてもいない。輸出は相当伸びてはいますけれども、設備投資をせにゃならぬかどうかという問題……
○福田(一)国務大臣 昭和五十二年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。 昭和五十二年度の予定経費要求額は二千七百五十四億五千二百三十四万九千円であります。前年度予算額二千五百三十四億七千五百七十六万円と比較しますと、二百十九億七千六百五十八万九千円の増額となっております。 さて、予定経費の増減について、内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百四十五億五千二百二十二万五千円であります。これは、昇給等の原資としての職員基本給の増額分が主なものでありますが、そのほかに、副検事、法務事務官等四百三十人の増員に要する人件費が含まれております。 こ……
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