安井吉典 衆議院議員
30期国会発言一覧

安井吉典[衆]在籍期 : 28期-29期-|30期|-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
安井吉典[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安井吉典衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

安井吉典[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第11号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○安井吉典君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました地方税制改正に関する二法案につき、政府の所信をたださんとするものであります。  今日の地方財政の実態は、道路をはじめとする公共事業の大幅な増加と、物価騰貴からくる給与費及び行政費の一般的な膨張で、地方財政の需要は増大する一方である上に、都市部の自治体では、産業と人口の激しい流入のために、上下水道、住宅、文教施設等の整備、ごみやし尿の処理に追いまくられ、税の伸びはあっても、これにとうてい間に合わない状態であり、また、農山漁村部の自治体では、おくれた農林漁業近代化の基盤整備をはじめ、郷土に残った住民にこれ以上見捨てられな……

第46回国会 衆議院本会議 第15号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○安井吉典君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております地方税法等の一部を改正する法律案に対し、修正案を提案いたしたいと存じます。  地方税の問題についての取り組みで重要な点は、一つには、大衆負担の軽減、二つには、地方財源の充実という二面であります。すなわち、一般国民大衆、特に比較的低い所得水準にある人々の税負担力に対する十分な配慮が必要である反面、地方自治がその地域社会における住民の生活を快適にし、しあわせを高めていく機能を果たすため必要な自主財源を確保しなければならないのであります。  しかるに、政府提出の地方税制改正法案においては、三十九年度減税四百九十五億円という……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第38号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○安井吉典君 ただいま御説明を受けましたいわゆる地方財政白書は、地方財政の新しい危機にある実態を、なるほどそれによって知ることができるわけでありますが、その真の原因は何か、またそれならば、どうすればよいかについては、何らの解明がないのであります。私は、日本社会党を代表し、以下、政府に対し、若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初に、政府の御見解を特に伺っておきたい問題があります。  最近、東京都議会で議長選挙をめぐる贈収賄事件があり、現職議長を含め自民党議員九名が逮捕される不祥事が起きました。もっとも、東京だけでなく市長の職を一千万円で取引した大月市長問題をはじめ、各地で地方自治体の住民……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第5号(1965/10/16、30期、日本社会党)

○安井吉典君 私は、日本社会党を代表し、今国会が、日韓問題よりもむしろ重点的に取り組むべき国民の生活に直接つながる問題、災害、医療費、給与改定、さらに地方財政等に関し、原議員に引き続き政府の所信をたださんとするものであります。(拍手)  まず冒頭に、永山国家公安委員長に一点伺っておきたいことがあります。  去る十月十二日夜、明治公園における日韓・ベトナム十万人集会のあと、デモ行進が請願のため国会付近に参りますと、待ちかまえた武装警官隊は、装甲自動車を道路に直角または斜めに駐車させて通行を妨害し、要らざる挑発的行為に終始したのであります。道路交通法の取り締まりを行なう警察が、道路のどまん中に違法……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第7号(1965/12/28、30期、日本社会党)

○安井吉典君 私は、ただいまの地方行政委員長報告のうち、昭和四十年度分の地方交付税の特例等に関する法律案について、地方行政委員会において留保した、本案を否決すべきであるとの少数意見を御報告申し上げます。(拍手)  本案に対する地方行政委員会における審議において、各委員からしばしば指摘されましたごとく、地方財政は、自民党政府の高度経済成長政策のあおりを受け、昭和三十六年度を峠に悪化の方向に転じ、年々収支状況が悪くなってまいりました。この地方財政悪化の一般的な傾向の上に、昭和四十年度は思いがけない新しい重大な事態が発生したのであります。これが法人税など国税の二千六百億円に近い大幅な歳入減という事実……

第51回国会 衆議院本会議 第45号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○安井吉典君 私は、提案者を代表し、日本社会党提案の地方公営企業法の一部を改正する法律案外二法案に関し、提案の理由を御説明申し上げます。(拍手)  先ほど永山自治大臣から政府提出法案の御説明がありましたが、率直に申しまして、私は、今日の地方公営企業の危機の実態についての政府の認識や理解に関し、きわめて不満を覚えるものであります。自治大臣は、地方公営企業の財政悪化について、人件費や資本費が値上がりしたのに料金値上げがおくれたこと、経営合理化の不徹底等、もっぱら企業の内部に原因を求め、だから公営企業制度を改めなければならないとしておられるのでありますが、はたして問題は公営企業自体の中だけにあり、公……

安井吉典[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第9号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○安井委員 この際資料をお願いいたしたいわけですが、ILOのエリック・ドライヤー委員長から、結社の自由に関する実情調査調停委員会委員長の井筒及び付属文書が政府にきているはずですが、あすの質問に関係がありますので、あすの朝までにひとついただきたいと思います。

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第10号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○安井委員 ILOの結社の自由に関する実情調査調停委員会のエリック・ドライヤー委員長の書簡が、大平外務大臣並びに各提訴の労働組合に対して過日届いたわけであります。初めに私はその内容につきまして、さらにまたそれに対する政府の対策についてお伺いをいたしたいと思うのであります。  今度のこの書簡は、この委員会にこの事件における各申し立てを付託することに同意された日本政府の決定を高く評価いたします、とこう述べながらも、きわめてきびしい態度でしたためられているわけであります。  大体考えてみましても、八十七号条約批准の問題は、ILO結社の自由委員会の第百七十九号事件関係報告をくってみますと、第三十二次報……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第11号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○安井委員 昨日に引き続きまして、本日は条約や法案の内容について若干のお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  いままで入れかわり立ちかわりいろいろな角度からもう問題点が出尽くした感がございますが、私は、いままですでに論じ尽くされた面については比較的簡単に通り過ごしながら、もう少し詰めたらいいのではないかと思われる問題だけに時間をかける、こういうことで進めてまいりたいと思います。  一番初めに在籍専従やチェックオフの問題でありますが、これもいままでの質問の中で論じ尽くされた感があるわけでありますが、ただこの問題についてのある委員の御発言の中には、チェックオフや在籍専従を認めることは、職員団体……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第13号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○安井委員 私の質問は時間の関係でこま切れになってしまいまして、きょうは文部大臣がお見えでございますので、主として文部省に関係した事項を中心にいたしまして、その他議題となっております諸案件に関しお尋ねを進めてまいりたいと思うわけであります。  まず初めに、教育関係の公務員の場合における職員団体の加入につきまして、管理職の問題があるわけでございます。政府原案によりますと、この管理職については政令で定める基準に従い、人事委員会規則または公平委員会規則で定める、こういうふうな書き方になっているようでありますが、政令で基準を定めるという考え方は、いかなる理由によるものでしょうか。いままでもいろいろお答……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第15号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま私の要求に対しての資料の御提出をいただいたわけでございますが、さっきの理事会の話し合いによりまして、この質問は後日に譲りたいと思います。ただ、この資料の中で、国家公務員の団体と地方公務員の団体との交錯ですね、これはクロスする場合があり得るわけですが、それについてこの資料で明らかにされていないことが一つと、それから教育公務員の場合ですね、国家公務員である大学の職員、あるいはまた地方公務員である公立学校の教職員、こういう場合はこの表だけでいけるのか、あるいはまた、教育公務員の場合は別な組み合わせというものが、マル・バツが出てくるのではないかとも思うのですが、そういう面についてこ……

第46回国会 災害対策特別委員会 第20号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○安井委員 北海道の冷災害を中心にいたしましてお尋ねいたしたいと思います。  特に本委員会では中山委員長以下委員派遣をいただきまして詳細な調査を進められて、先ほど報告が行なわれたわけでございますが、その御努力に敬意と感謝をささげますとともに、その報告に関連いたしまして、委員長から、各種の要望についてはぜひ実現の努力をするようにとの特別な御発言がございました。それの成果を期待するものでございます。私も委員の諸君と一緒に歩きましたし、独自の立場でもあちこちの災害事情をつぶさに見てまいったつもりでございますが、いままでもこの委員会でいろいろな角度から問題が取り上げられておりますし、時間も制限されてい……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○安井委員 私、この際、北海道木材化学株式会社がこのたび倒産いたしました問題に関連いたしまして若干お尋ねいたしたいと思います。御無理を願って質問の機会をいただいておりますし、だいぶ時間がおそくなっておりますので、短い時間で、端的なお尋ねという形で進めてまいりたいと思いますので、そういうおつもりで政府側も御答弁願いたいと思うのです。  北海道木材化学株式会社は、昭和三十四年四月の設立で、昨年の五月に工場が一応完成いたしまして、八月から操業をしておる、その出資は九億八千万円、ところがその出資額のうち北海道が二億五千万円、北海道東北開発公庫が二億円、つまり出資額の四六%をこういったような機関出資で占……

第46回国会 地方行政委員会 第2号(1964/01/30、30期、日本社会党)

○安井委員 若干政府に資料を要求いたしたいと思います。固定資産の評価がえ作業が自治省において進められておるようでありまして、各地においてそれについて関心を呼び、波紋を生じておるようでありますが、それに関しての資料をお願いいたしたいと思うのです。  第一は、固定資産評価基準でありますが、先ほど官報の分厚なものをお配りいただいたのですが、これでは理解しにくいと思いますので、もう少し解説的なわかりやすいものをひとつおつくりを願いたい。  それから第二に固定資産評価がえの件業のスケジュール、これは当初お示しになっておりましたが、どうもずっと作業がおくれているように見受けるわけでありますが、今後どういう……

第46回国会 地方行政委員会 第5号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○安井委員 公営企業金融公庫法改正に関連いたしまして、地方公営企業そのものの問題点を一昨日の委員会におきましても論議いたしていたわけでありますが、地方公営企業が、公共の福祉増進という方向で成果をあげている事実はそれといたしましても、最近の情勢は、客観的ないろいろな事情を反映いたしまして、事業そのものが非常な苦境にある事態を、昭和三十七年度地方公営企業決算の概況に関する自治省の報告その他からうかがい知ることができるわけです。事業別に見ましても、交通事業は総事業の約七割が赤字であり、病院事業はその五割、水道事業は三側が赤字というふうな実態が示されております。特に最近は、公共料金一年間ストップという……

第46回国会 地方行政委員会 第7号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案は、固定資産評価がえにからんでの問題でございますので、きょう私は、主として法案の前提になります評価がえの問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  今度自治省が、全国の市町村に各資産の評価がえを全面的にやらせておられるのは、三年ごとの定例的な評価がえではなくて、固定資産評価制度調査会の答申を経ての抜本的な対策としての評価がえだという点において、私どもも関心を持っておりますし、国民も非常に大きな関心を持って今日まで見てきているわけです。その結果がどういう形であらわれているかは、ただいま資料をお願いしておりますわけで、これ……

第46回国会 地方行政委員会 第9号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○安井委員 きょうは、大蔵省あるいは法務省からもおいでをいただいておりますので、大臣お見えですけれども、初めにそちらのほうのお尋ねを進めていきたいと思います。  今度の固定資産評価がえの適用は、もちろん市町村税である固定資産税、それから道府県税である不動産取得税、そのほか市町村税の都市計画税、これらに当然適用になるわけですが、しかし、さきの固定資産評価制度調査会の答申の中では、現在まで同じ固定資産に対する評価が、国税の場合と地方税の場合でまちまちであるので、それの全面的な統一をはかるということもあの調査会の答申の重要な柱の一つであるわけです。そういうふうに私ども伺っており、今日までその方向で作……

第46回国会 地方行政委員会 第15号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○安井委員 警察法の一部を改正する法律案につきまして、改正内容は二ヵ条しかないので、私どもわりあい簡単に考えていたのですが、しかしいろいろ疑問も出てまいりましたので、この際その内容にわたりまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  改正法案の初めの部分は定員増加でございますが、警察庁の定員十名増加の内訳について、いただいております資料にも載っているようでありますが、もう少し御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そのほか、ことしの場合は警察官の増員の計画はないわけですね。
【次の発言】 定員の問題はまたあとにいたしまして、もう一つの改正規定は、六十条の二の規定を新設するわけでありますが……

第46回国会 地方行政委員会 第22号(1964/03/16、30期、日本社会党)

○安井委員 参考人、たいへん御苦労さまでございます。主として住民税や固定資産税の問題について、税調のこれまでの審議の経過や、あるいはまたこれからの御方針等についてひとつ承りたいと思うのであります。  まず所得課税の問題につきましては、所得税という面が一つございますし、同時に道府県民税及び市町村比税というふうに、同じ所得に対して三重に課税が実は行なわれているわけであります。ですから、国税における所得税の減税の問題だけを切り離して論議をしていては基本的な問題点を取り違えるおそれがあるのではないかと思うわけです。特に所得税の課税については、生活費に課税をすべきでないとか、そういうふうな論議がいろいろ……

第46回国会 地方行政委員会 第23号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○安井委員 私は地方税法等の一部を改正する法律案外一法案につきまして、後ほど修正案を提出するという考えを持っております関係もございまして、大臣に対して最後的に重要な問題点につきましてお尋ねを進めてまいりたいと考えているわけですが、ちょうど参議院の関係で大臣いま部屋を出られておりますので、その間若干の問題点につきまして政府御当局にお尋ねをいたしてまいりたいと思います。  一つは、公団住宅の関係でありますが、公団住宅に対する固定資産税の軽減措置につきまして、自治省は通達で市町村を指導されているそうでありますが、そのとおりになかなか実行ができていないところもあり、公団家賃の問題にこれがはね返ってきて……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○安井委員 この九十六条の第一項第七号ですね。この規定は、つまり七千万円という一つの線を引くという規定だと思います。だからこの七千万円の線から下は、専決処分でいい。七千万円から上は議会の議決を経なければいけない、そういう一つの線をこれできめているわけです。ですからそういうところからいって、おきめになったお気持ちは、当時私はここの委員でなかったものですから特に伺いたいのですが、この七千万円というところをこれよりあまり下げてもいけないし、上げてもいけないし、大体この辺がいいだろうというところで、七千万円という線をお引きになったんですか、どうですか。

第46回国会 地方行政委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○安井委員 まず赤津大臣の御就任をお祝い申し上げます。  地方自治の問題も、それからまた国家公安の問題も、問題だらけで、地方自治体が中央集権化のもとに圧迫をされております現状、公安の問題では前大臣がおやめになったその経過からも明らかであります。そういうような点で、御健闘を祈りたいと思います。  その御就任の最初の機会に、ただいま日韓会談が行なわれているわけでございますが、それと地方自治との関係につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思うわけであります。ここは外務委員会ではありませんし、まあ外交的なこまかい問題には入らないにいたしましても、日韓交渉がその成り行きいかんによりましては、地方自治体に対……

第46回国会 地方行政委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○安井委員 このたびの遺憾きわまるライシャワー傷害事件につきましては、先ほど来の阪上委員の質問によりまして、相当その中身が明らかにされたわけでございますが、黒金官房長官はすぐにお帰りにならなければいけない御予定があるそうでございますから、官房長官にお尋ねしたいことが実はたくさんあるのですけれども、これは非常に重要な問題だと思いますので、ただ一点だけしぼって端的に伺いたいと思うのです。  先ほどの質疑の中にもございましたが、この事件をめぐる責任問題でありますが、早川国家公安委員長の辞職という形で一応いまあるわけでございますが、二十五日の赤澤新国家公安委員長決定後の黒金官房長官の記者会見の模様が伝……

第46回国会 地方行政委員会 第32号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○安井委員 それでは、ちょっと財政局炎にお尋ねしたいわけでありますが、地方公共団体の行政水準の向上という課題があります。これについては、都市は都市なりに、農村漁村等はそれなりに、非常に大きな財政需要の増加に四苦八苦をしているという状態でありますが、それらに対する財政の調整機能あるいはまた財源補償という機能を、この地方交付税の中で果たさせているわけでありますが、しかし現実はなかなかそうはなっていないで、単に、国がかってに計画をした施策のしりぬぐいのために地方交付税が使われている、こういうふうな実態がある点は、先ほど来の同僚委員の指摘のとおりだと私は思うわけです。そこで、いわゆる地方交付税の本来の……

第46回国会 地方行政委員会 第33号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○安井委員 きのうですか、地方公務員の給与住宅の問題についてちょっと伺って、資料をお願いしていたわけでありますが、いまお示しをいただきました職員公舎に関する調べでは十分な実態がわからないのであります。大体現在都道府県で三万八千戸、市町村で二万八千戸、合わせて六万六千戸くらいの職員公舎を持っているということでありますが、これらに対しまして財源付与はどういうふうにされておりますか。
【次の発言】 職員に対する給与の問題は、きわめて重大な問題であります。これは大臣に伺っておきたいわけでありますが、給与そのものについても、時間がありましたらさらに触れたいと思うのですが、一応最近の傾向として、国家公務員……

第46回国会 地方行政委員会 第34号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○安井委員 関連して。大臣、いま参議員院のほうに行かれるそうですから、関連して伺っておきたいのですが、いまの茨木市職の問題についても阪上委員から指摘がありましたように、各方面からの調停の動きがあったわけです。その中でも地労委等も調停に乗り出そうという意向を示したが、結局市当局が当事者であるところの調停中し入れについては、自治法第九十六条で市議会の同意が必要なわけです。ところがこれがおそらく見込みがないだろう、こういうようなことで手を引いたというふうなことがあるわけです。現行法ではどうしてもそういうふうな手続を踏まなければいけないわけでありますが、それでは地方公営企業労働関係法の調停機能を、現実……

第46回国会 地方行政委員会 第37号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○安井委員 法案の中身に入るに先立ちまして、風俗営業をはじめ警察官職務執行の全体にわたる問題で一点だけ伺っておきたいと思います。  新聞によりますと、今度東京オリンピックの治安対策について政府で検討をされていることが報道されているわけでありますが、新聞記事だけの報道によりますと、酢っぱらいの取り締まりの強化だとか、あるいはまた環境の浄化のための対策等が立てられ、閣議の中では、たとえばこのオリンピックを成功させるための警備対策として、警備体制強化のため自衛隊の活用や戸口調査の復活もやるべきじゃないかというような意見も出て、国家公安委員会のほうでは巡回調査の方法も検討している、こういうふうな記事が……

第46回国会 地方行政委員会 第38号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○安井委員 法案の中身につきましても若干お尋ねをしたいのでありますが、文部省や厚生行からおいででございますので、この法案の中に取り入れることがよいかどうかは別として、広く風俗営業と呼ばれていい分野で規制が十分に行なわれていないトルコぶろだとかボーリング場だとか、そういうような問題について初めにお尋ねをいたしたいと思います。  まず、ボーリング川という、新しいスポーツですか、娯楽ですか、そういうふうな形態が現に行なわれているわけでございますが、これについてもいろいろ問題があるという点が先日来の論議の中でも指摘されております。  そこで、警察庁といたしましてこの問題につきまして問題点をどういうふう……

第46回国会 地方行政委員会 第39号(1964/04/27、30期、日本社会党)

○安井委員 私、ちょっと法律的な面からいろいろ伺いたいと思いましたが、先生は法律のほうの御専門でないそうでございますが、先ほど、風俗学的な立場から年齢のことをちょっとお触れになったので、この際ちょっと伺っておきたいと思うのであります。まあ私どもも青少年の人たちのすこやかな成長を念ずる立場から、やはり不健全な社会環境を幾らかでも除去してあげておくということが私どもの任務ではないか、そういうふうに思うわけで、したがっていまの風俗営業等取締法の問題に関連いたしまして、いろんな問題を論議してきたわけでありますが、その青少年の取り締まりの対象の年齢が十八歳というふうにいまの法律はきめられております。それ……

第46回国会 地方行政委員会 第40号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して伺いたいのですが、この行政書士に書類を書いてもらったときの料金の問題ですがこれはいろいろな書類によって違うでしょうし、どういうふうな仕組みになっているのかそれからもう一つ、資格条件が何か上がったので、料金も少し上げなければいかぬというようなことになると、これはちょっと困ると思うのですが、そういう因果関係ができないような配慮というものも必要じゃないかと思いますが、その点いかがですか。

第46回国会 地方行政委員会 第41号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいまの石田さんの御発言に関連してちょっとお伺いをしておきたいのですが、その前に、私どもは今度の国会に提出されました地方税法改正法案、あるいは地方税法等の一部を改正する法律案、これらについて、特に固定資産税の問題では、新評価をいまの段階で決定するということは問題があるではないかということを、繰り返し政府に申し上げていたわけであります。だから、現在直ちに評価を決定することなしに、特に暫定期間を置いて、つまり新評価は三年間たな上げして、三年後でなければ使わないという、そういうふうな法律案の内容になっておるのだから、いまきめるべきではないではないかと、繰り返し申し上げたわけであります。……

第46回国会 地方行政委員会 第44号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○安井委員 このたびの地方自治法等の一部を改正する法律案の内容の主たるものは、大京都政に関連する問題が大部分でございますが、きょう審議の最終段階に至りまして、私は総括的な御質問を政府にいたしたいと思うのでありますが、その前に一般的な問題につきまして、政府の御見解を承っておきたいと思うわけであります。  東京都の問題は私は二面あると思うわけであります。一面は、現在の東京都の都政の現実のあり方が、東知事もオリンピックにはきわめて熱心で、行政の方向はすべてそれに集中されているような感があって、本来の都民の生活につながるような問題のほうはおろそかにされているというような印象も私どもわきから受けるわけで……

第46回国会 地方行政委員会 第45号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○安井委員 大臣が問もなくお帰りになると思いますので、お帰りになってから、最近、地方自治にとって重大な関心を持たなければならない問題もいろいろ起きておりますので、お尋ねしたいと思うわけですが、その前に、十一日に自治政務次官から都道府県知事に対して昭和三十九年度地方財政の運営に関する通達が出ておりますことに関連してのお尋ねを二、三いたしたいと思うわけでありますが、きょうは福岡県の問題が取り上げられてまいりまして、そういうふうなローカルな問題が出ておりますので、私どものほうにも地方におけるいろんな問題があがってきておりますうちの二、三を、この機会にお尋ねをしておきたいわけであります。山口県の和木村……

第46回国会 地方行政委員会 第48号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○安井委員 私ども、いままで道路交通法一部改正法案につき、審議を重ねてまいったわけでありますが、今日の道路交通問題は、法律による取り締まり規制という問題だけでは解決できないわけであります。道路交通は、大都市においてはきわめて逼迫をしております。渋滞が各所に見られるわけであります。それとともに、交通事故は激しくふえて、一つの戦争で死傷者を出すと同じくらいな数が、あるいはそれ以上の数が一年において生じている、とこういうふうな現実があるわけであります。そのためには、総合的な立場から問題の解決に当たらなくてはならないわけで、私どもも常に政府の御当局にそのことを要求をし続けてまいり、この委員会も、かつて……

第46回国会 地方行政委員会 第49号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○安井委員 前回も運輸省よりおいでをいただきましていろいろ伺うつもりでございましたら、時間の関係でせっかくおいでいただきながら失礼をしたわけでありますが、きょうはまず道路交通を確保するという問題に関しまして、初めに運輸省においてのいろいろな対策についてお伺いいたしたいと思うわけであります。  基本問題調査会の答申もございますが、当面最も大きな課題の一つになっておりますこの問題に対しまして、運輸省としてどういうふうな取り組みをなすっていらっしゃるか、特に最近の問題点について御見解をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 現在まだ答申も出て間もない段階でございますので、そういうお答えだろうと思……

第46回国会 地方行政委員会 第53号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと午後の審議でいろいろ資料をいただきたいのがあるのですが、そのうち特にいまお願いしておきたいのは、一つは先ほども質疑がございましたが、今度の団体供済の中に加入するのが適当であるかないかということでいま論議の対象になって、今回の法律からはじかれた団体が、国保中央会が先ほど例にあがりましたが、そのほかだいぶあるのではないかと思いますけれども、自治省でいろいろ御検討されました団体はどれとどれであったかというふうに、それがわかるような資料をいただきたい。どういうふうなものが検討の対象になったかということですね。それを一つ。これは今回は間に合わなくても、将来また考えなければならないとい……

第46回国会 地方行政委員会 第54号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○安井委員 時間がなくなっておりますので、この問題についての、さらにまた暴力団事件についての根本的な問題を、もう少し別の機会にお尋ねをし、警察庁当局もことしの重点的な問題点として取り組んでおられるそうでございますので、私どももそれに呼応して、もっと真剣に取り上げる態度に進みたいと思いますが、きょうは一、二点だけ伺って、あるいはまた資料をお願いする、こういうことにいたしたいと思います。  最近の暴力団の傾向が広域化し、系列化の方向に進んでおり、さらにまた地方進出の方向が顕著であるというような点、あるいはまた武装暴力化の方向に進んでいるというふうな点、こういうような問題点をはっきり一つの事件として……

第46回国会 地方行政委員会 第62号(1964/07/28、30期、日本社会党)

○安井委員 だいぶ時間も過ぎてまいりました。あと現地視察に行く予定もございますので、さらにまたいまの阪上君の質問は相当広範囲にこの問題を取り上げております関係もあって、重複を避けて、補足的に数点についてお尋ねをいたしたいと思います。  私は今度の爆発事故、それから六月の昭和電工の川崎工場における死者十八名、負傷者百二十名を出したあの爆発事故、さらには新潟地震における昭和石油のあの事故、こういう一連の事故は、今日の経済政策が、その打ち出しは高度経済成長というふうなことで、経済の成長だけに重点が置かれて、それに伴って必ずいろいろな危険などが出てきたり、公害を生じてくる。その公害の最たるものが、今度……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいまも人事院勧告についての質問がございましたが、私も引き続きまして今度の八月十二日における人事院勧告と地方公務員給与との関連の問題を政府御当局にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、勧告の本質の問題でございますが、時間がありましたらこれは十分その問題に取っ組むのがほんとうだと思うのですが、きょうはたくさん質問がありますので、この点省略的な形で進めさせていただきたいと思うのですが、ただ私は地方公務員給与の問題を扱っておられる自治省として、あの勧告をどういうふうに受け取られているか、あれについてどういうような感じ方を持っておられるのか、それをお聞きしておきたいわけであります。

第46回国会 地方行政委員会 第65号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○安井委員 この面の国会を通過した風俗営業等取締法一部改正法の八月一日施行以来の動きについて、いま亀山委員からいろいろ御質問があったことに対する御当局の答弁で、大体一応の姿をのみ込むことができたわけでありますが、一口に言ってしまえば、八月一日からの実施で、きょうは九月の十日ですから、その結果が今後どういうふうにはっきりした姿であらわれてくるかということについて、まだしっかりした結論を得ていないという段階ではないかと私は思います。おそらくきょうの御答弁は、八月中くらいの結果を押えてのお答えだろうと思いますから、そういうことではないかと思います。私どもが聞きたいのは、一応深夜喫茶の取り締まりを中心……

第46回国会 地方行政委員会 第66号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○安井委員 いまの紅谷委員の質問で尽きているわけでありますが、ちょっと関連して大臣にお尋ねしたいわけでありますが、実はきょうは、私もゆうべの夕刊で官房長官談話を見たものですから、官房長官、さらに増原国務大臣もぜひ来ていただいてお尋ねをしようと考えておりましたら、向こうの都合でそれができないそうですから、官房長官や増原大臣に対する質問を自治大臣に向けたのじゃちょっとお門違いかもしれませんが、やはり池田内閣の閣僚としてぜひ聞いていただきたいわけであります。地方の公務員給与は地方の自主財源でやれという官房長官談話、これはどこまで政府側の真意があるのかどうかわかりませんけれども、これくらい奇妙な言い方……

第46回国会 地方行政委員会 第67号(1964/10/27、30期、日本社会党)

○安井委員 私は第二班の調査の結果につきまして、その概要を御報告申し上げます。  この調査の目的は二つございまして、第一は大阪府における風俗営業等に関する調査であり、第二は、和歌山県における地方行政に関する総合調査であります。  派遣委員は森田重次郎委員長のほか、田川誠一理事に秋山徳雄委員と私の四人でありますが、大阪府では、渡海元三郎理事のほか亀山孝一、奥野誠亮、和爾俊二郎、阪上安太郎、門司亮、栗山礼行の各委員がオーブザーバーとして現地参加され、和歌山県でも、渡海元三郎理事及び阪上安太郎委員がオブザーバーとして参加され、調査室からは、崎川主任調査員及び直江調査員、それに委員部から峰崎参事が同行……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/02/08、30期、日本社会党)

○安井委員 毎年春の年中行事のようになっております日ソ漁業交渉は、三月三日からモスクワでまず科学技術小委員会から開かれるそうでありますが、ことしはマスの不漁年に当たっておりますし、その上日ソ漁業条約そのものも改定時期が二年後に迫っているという事情もあり、昨年のような早いスピードで妥結がもたらされるかどうか問題がございますが、いずれにいたしましても、これまでは毎年交渉のたびに漁獲数量が減り、あるいはまたいろいろな規制が大きくなるという過去の経験からいたしましても、わが国の北洋漁業が不利な立場に陥らぬよう強く望まれるところであります。この交渉に臨む政府の態度をまず赤城農林大臣から伺いたいと思います……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 地方行政委員会 第2号(1964/11/19、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連いたしまして、本部長に一点だけ伺っておきたいと思います。  楢崎君の容疑は、公務執行妨害罪容疑だというふうにお話があるわけでありますが、ただその執行妨害のあり方、その手を広げたときの状態が執行妨害と見られておるのか、打ったときの状態が執行妨害というふうに言われておるのか、その点ですが、どうでしょう。
【次の発言】 すると広げたときのやつはそうでなしに、打った状態だけを言われる、そういうことのようですね。  そこで公務執行妨害罪は刑法の第九十五条の規定であるわけでありますが、「公務員ノ職務ヲ執行ステルニ当リ之ニ対シテ暴行又ハ脅迫ヲ加ヘタル者ハ三年以下ノ懲役又ハ禁錮二処ス」……

第47回国会 地方行政委員会 第3号(1964/11/20、30期、日本社会党)

○安井委員 関連して。本部長、どうしても四時にはお帰ししなければならないということで、そういう理事会の申し合わせでございますので、いまお帰りになります前に、もう時間がありませんので、ほんのわずかお伺いをいたしておきたいと思います。どうせまたこれから一度二度とおいでをいただかなくてはならないと思うわけでございますが、いまちょっと伺っておきたいのは、中里巡査、年齢は幾つで、警察経歴はどれくらいの方ですか。
【次の発言】 たくさんお聞きいたしたいことはありますが、この人は合気道やその他武道のなかなかの達人だというふうに伺っておりますが、そうですが。

第47回国会 地方行政委員会 第5号(1964/12/03、30期、日本社会党)

○安井委員 きょうあと三時半から警察の問題の質問に入りますので、それまでの間二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思います。残った問題はあすの朝から続けることにお許しをいただきたいと思います。  これは調査室からいただいた資料ですが、調査室でつくっても自治省でつくられた数字が基礎になっているのだと思いますから、それでお答えを願いたいわけでありますが、まず第一番目に、財源所要額について六百億円総額において必要だという御算定であります。この六百億円の内訳は、給与改定、寒冷地手当の改定、共済負担率の改定、管理職手当の改定というふうになっておりますが、特別職の分、都道府県の管理職あるいは議員とか、こう……

第47回国会 地方行政委員会 第6号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○安井委員 きのう中途になりましたので、残りの部分に対するお尋ねを続けてまいりたいと思います。  きのう財政局長から大体の今度の給与改定についての財政措置の問題について、いろいろお話を伺うことができたわけでありますが、地方公共団体における国庫補助職員、たとえば改良普及員だとか、そういった補助職員がたくさんあるわけでありますが、それに対する財源措置。それからもう一つは、一般会計ではありませんが、国民健康保険の職員、これらに対する財源措置。それから臨時職員がいるはずですが、これに対する措置。そういったような点につきまして、今回の措置の中でどういうふうに具体的になされているか。それをひとつ伺います。

第47回国会 地方行政委員会 第9号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○安井委員 法案の審議に先立ちまして、私はこれは特に大臣からお答えを願いたいと思っている点でありますが、どうも最近における法案審議に私は非常に不満を持っているものであります。この脚地方公務員の給与財源付与に関連するところの地方公付税の特例法案をこの委員会が審議を終えまして、参議院に送ったわけでありますが、その際、私どもが審議を打ち切ったのは五日、それに前後していわゆる財政課長通達なるものが出て、いま自活体の中に非常に大きな混乱を巻き起こしております。これは私最近ちょっと二、三聞いてみましても、期末手当にプラスアルファした場合は地方交付税からその分を差し引くというような趣旨の内容だそうであります……

第47回国会 地方行政委員会 第10号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○安井委員 一昨日の委員会におきまして、今度の人事院勧告に伴う地方公務員の給与改善措置に関し、自治省財政課長内簡なるものが出されているという問題につきまして、私お尋ねをし、私からもさらに他の委員からも、その内簡を資料として御提出願うことをお願いを申し上げていたわけでございますが、それはどうなりましたか。
【次の発言】 いまの御答弁がございましたけれども、国会議員が正規の要求をする形で資料の御提出を願う、こういう形での問題提起でございますが、たとえ内簡でありましても、地方自治体に非常に大きな影響を与えているわけでありますから、私どもが国の行政に関して調査を進める上においてこれは重要な資料だと思い……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/05、30期、日本社会党)

○安井委員 本年は新潟地震をはじめ、災害がたくさんあった年でありますが、特に豊作年と言われながらも北海道の冷害凶作、それから中国、四国、九州にわたる二十号台風、さらに八月来からの長雨災害、これは福島、宮城等にわたるわけでございますが、こういう災害も多発をいたしております。とりわけ北海道の冷害は深刻かつ異常であります。この臨時国会が始まるまでの閉会中にも、十数回各委員会で取り上げ、災害対策がいろいろの角度から講ぜられてきて、大体いま仕上げの段階にきているような気がするわけでありますが、私は、きょうは一番特徴的な北海道の冷害凶作の問題を焦点に据えながら、政府の災害対策の問題についてのお考えをお聞き……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 地方行政委員会 第7号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○安井委員 関連して。これは行政局長、いまここまで来ている段階で、あとの始末はどういうふうになるわけですか。懲戒という手続があったのですね。あったその段階において……。
【次の発言】 そこで私、大臣に申し上げたいわけでありますが名札をつけるということは、ある意味においてはそれは効果があると思います。それはやはり私らは大臣を存じ上げていますけれども、会った人はテレビに出ていたおじさんということで、だれか知らぬ。吉武という名札をつけておいていただいたほうが都合がいいだろう。局長から課長、皆さんいらっしゃるのですけれども、委員部の諸君や速記の皆さんも、あるいは国会議員もつけていたほうが居眠りなんかで……

第48回国会 地方行政委員会 第11号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○安井議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は相変わらず低い状態に置かれております。特に物価高を背景として、社会保障の飛躍的な拡充が望まれるところであります。  さらに、最近における医療費の急激な増加は、各種共済組合の財政収支を悪化させ、組合員に過重な負担をしいる掛け金引き上げを余儀なくさせており、このまま放置するならば医療保険は崩壊の危機に追い込まれるのであります。また、老後の生活安定のための年金保障制度の確立は、今日、……

第48回国会 地方行政委員会 第14号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○安井委員 私もいまの妙な話を伺っていたのですけれども、文部省のいまの作業はずっと以前から続いてやっているのですか。いつごろからです。ずっと以前からこの一割ということでやっていたわけですか。
【次の発言】 これはだれにお聞きしたらいいか、自治省ですか、いまの文部省がやっておられるようなこういう例はほかにたくさんあるのですか。
【次の発言】 たしかことし単価が変わりましたね。ことしは幾らになったわけですか。
【次の発言】 そうしますと、私いまの華山さんとの問答を聞いておりますと、七万八千何がしというのは、文部省としては自信がないということですか。つまりその一割落としが正しいという御判断なのか。何……

第48回国会 地方行政委員会 第16号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○安井委員 持ち時間十五分だそうですから十分お尋ねできませんけれども、初めに総括的な問題として、租税負担率等の問題をちょっとお伺いをしたいわけです。どちらの参考人のお答えをいただけるか、どちらでもけっこうでございますが、ひとつその点をお伺いしたいわけでありますが、その前に私どもいま地方税法の改正案の審議をしていますが、現在国会には国税についての諸法案と地方税の諸法案と、政府提出のものがあるわけです。ところが実は税調の四十年度の税制改正の答申というものがその前にあるわけです。その前にもう一つ長期税制の答申があるわけです。三つこう並んでいるわけです。ところが、私どもの目から見ますと、どうもその三つ……

第48回国会 地方行政委員会 第18号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○安井委員 佐野委員の質問に関連してお尋ねいたします。過般衆議院予算委員会の昭和四十年度予算案の審議終結の段階において、水道問題の処理に関し、社会、自民両党間で合意に達し、大蔵大臣をはじめ政府側は、その合意事項を誠意をもって実行する旨答弁を行なっていますが、いまなおその具体的な実行段階に至っていないことは遺憾であります。この際、現在の時点における政府のお考えを、自治大臣よりお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま自治大臣の御答弁によりますと、従来の政府の態度よりある程度前進していることは認めますが、しかし、われわれの期待にはほど遠く、私は不満であります。今後、党と党の間の話し合いがな……

第48回国会 地方行政委員会 第21号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○安井委員 私はこの法律案の内容にわたりまして少しお尋ねをしたいのでありますが、それに先立ちまして、ただいま佐野委員も指摘をされていた点でありますが、この法律案が出てきた背景や町村合併の本質とでもいいますか、そういうふうな問題について若干お尋ねをいたしたいわけであります。  今日の市町村の規模は、これでは困ると思われるような、そういう事態もあります。その反面、いささか過大で処理に困るというふうなものもあるようであります。つまり現在ある姿が完全無欠だと言うことはできないと思います。そういうふうな中で、この市町村合併という問題を私どもが考えていく場合には、もっと市町村合併が進められてよいのではない……

第48回国会 地方行政委員会 第22号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○安井委員 関連してお尋ねしたいのですが、昭和三十九年度から四十年度にかけての当面の対策として、三十九年度の給付費の決算不足額についての処理と、それから事務費の不足額の増額問題についていまお触れになったのですが、具体的にこれは補正予算で措置をする、こういうふうに理解してよろしいわけですか。
【次の発言】 その場合の不足分についての金額の問題がありますね。これは決算してみなければわからないことだろうと思いますが、一応現在の段階において、厚生省としてどの程度をお考えになっているか。調整交付金の特別措置をしなければいけないわけですが、その分を含めてどのくらいのお考えを持っているか。  それから事務費……

第48回国会 地方行政委員会 第24号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○安井委員 大臣はあとで戻ってこられるそうですから、大臣に対する質問はあと回しにいたしまして、初めに、農林省からおいでいただいておりますので、山村の財政にとりまして重要な意義を持っております国有林野に関する市町村交付金の問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  山村は例外なしに財源が乏しくて地方交付税にたよって運営をしているわけであります。しかし国有林を持っております地帯ではそれに関する交付金が大きな財源になっている事実を見のがすわけにはいきません。  そこで政府に伺いたいわけでありますが、自治省の税務局からもおいででございますので、現在山林のうち、固定資産税の対象になっている面積……

第48回国会 地方行政委員会 第25号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して伺いたいと思います。  一番初めに文部省地方課長から事件の概要についての御報告がありました。その御報告は県の教育委員会からの報告をそのままここでお話しになったのだと思うわけであります。私も現地で現実に調査したわけではありませんけれども、私が聞いております事実とだいぶ食い違いがあるわけです。  そこで伺いたいのは、県の教育委員会段階で本人その他から事情の調査を十分に行なって県教委の判断が行なわれたのかどうかということです。その点については、私どもの聞いたところでは、県の教育委員会において本人から話を聞いたというふうな事実もないようだし、それから本人に特に親しい人たちか……

第48回国会 地方行政委員会 第26号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○安井委員 いろいろいままでのお話を伺っておりますと、暴力団というものは、たいへん重宝なものであるがやっかいなものだ、そういうようなふうに理解されるわけでありますが、つまりいろいろ外からやっかいな問題がふりかかってくる場合には、持ち前のその力でそれを処理してくれるし、しかしそれが逆にこちらのほうに裏返しにひっかかってくる、こういうふうなものではないかというふうに思うわけでありますが、いまちょうど興行問題が出ておりますので、そのほうから先にお伺いをいたしたいと思います。  暴力団と興行との結びつきが、沿革的にも古いものだというふうなお話を、先ほども永野さんから伺ったわけであります。そういうふうな……

第48回国会 地方行政委員会 第27号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○安井委員 もう時間がおそくなりましたから、一つだけ伺って終わりたいと思います。  港湾労働と暴力団の関係、さらに、いまは建設業と暴力団との関係、そういう形で問題が取り上げられました。先日は興行界やあるいは芸能人と暴力団との関係、そういうようないろいろな角度からこれまで扱ってきたわけでありますが、きょうのように港湾、建設業の関係ということになると、暴力団の動きからの側面と、もう一つは、労使関係の問題と、この二通りに分けて考えることができるのではないかと思います。  暴力団との関係から言いますと、特に港湾労働というのは、沿革的にもそういうふうな傾向を持っていたわけでありますし、最近興行界における……

第48回国会 地方行政委員会 第31号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○安井委員 まず大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、いま本島委員から詳しく事実問題等についてお尋ねがあったあとでございますので、私は重複を避けて要点だけにとどめたいと思います。  きのうの本会議でもこの問題につきまして、私、総理大臣や自治大臣にお尋ねをいたしまして、これらの東京都における事件は、自民党は、総裁選挙でやたらな金が使われているというふうなことから、これっぽちの金が議長選挙の予備選挙で使われたって、こんなものは大した問題でないじゃないか、こういうふうな自民党の都議の諸君の談話が新聞にも出ておるわけなんでありますが、そういうようなことからすれば、政治の大もとを正すべきだという点につい……

第48回国会 地方行政委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○安井委員 両参考人のお考えをちょっと伺っておきたいわけでありますが、先ほどのお話の中にも、国の財政援助というふうなことばがあったわけですが、一番初めこの新産都等の計画が出ましたころは、何か国が主体になってやるんだ、国が援助するんじゃなしに、国が主体になってやって、まあ地元のほうは一銭も出さないというわけじゃないが、むしろ国の計画に対して地元が援助するんだというぐらいな計画で最初あったように思うのです。いろんな新産都の会合なんかへ出ても、政府のほうは、これが計画がきまりましてからあと地方がやって、政府のほうはまあ余裕があればお手伝いします、国会の答弁がそうなってしまっておるわけですね。一番初め……

第48回国会 地方行政委員会 第34号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○安井委員 たくさん問題はあるわけですが、細谷委員に続きまして二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思います。  法制局おいでですか。
【次の発言】 それでは先にお伺いいたしたいのは、政府提出法案のスタイルの問題でありますが、今度のこの法律の提案のしかたについては、消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案という形で出ているわけです。ところが、現実には消防法と消防組織法と別々な法律であって、従来の慣例からすれば、別々な改正法案という形で提出されるのが普通ではなかったかと思うわけです。しかしことしの場合には、これが一本の形で出されているわけであります。これはほかにもこういう例は今度の国会からだい……

第48回国会 地方行政委員会 第35号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○安井委員 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に関し、なお問題点はあると思うのでありますが、二点について自治大臣から率直な御答弁をいただきたいと思います。なお退職年金のスライド制の問題その他についてもお尋ねいたしたいのでありますが、時間の関係もございますし、先ほど来の各委員の御質問の中で相当明らかにされておりますので、その点には融れないことにいたします。  私のお尋ねいたしたい第一点は、最近の地方公務員共済組合の短期給付の現況を見ますと、医療費の増加に伴い財政悪化が進み、かつ組合員の負担が漸次増加する現状であり、その上に医療費の緊急是正の問題が生じ、財政悪化と負担増加の傾向は一そう……

第48回国会 地方行政委員会 第36号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○安井委員 最近地方自治体の中で、世間からとかく非難をされるような事件が相次いで起きておりますことは、たいへん遺憾に思うわけであります。地方財政が非常に苦しくなって、ある種の危機の事態があらわれているのではないかとさえ私は考えるわけでありますが、それだけに自治体自身もしっかりした考え方や態度で仕事にあたっていただかなければならないと思うわけであります。すべての問題を全部自治省だけが処理せよというわけにもいきませんで、ただ違法な問題等については、自治省は監督的な立場で当然断固たる処置に出るべきだと思いますが、地方自治体自身の立場が、しっかりしてもらわなければいけない、こう思うわけであります。東京……

第48回国会 地方行政委員会 第39号(1965/05/29、30期、日本社会党)

○安井議員 私は、提案者を代表し、ただいま議題となりました東京都の議会の解散に関する特別法案に関し、提案の理由を御説明いたします。  東京都議会の議長選挙をめぐる贈収賄事件その他の汚職事件のため逮捕または起訴された自民党所属の都議会議員の数はすでに十七名に及び、議長交際費の使用に関する疑点等の問題もこれに重なり、都議会に対する非難の世論は日ごとに高まり、当然のこととして都民の解散請求のリコール運動も激しさを加えてまいりました。  この現状に対し、都議会内部においても、全員総辞職解散を行ない議会の浄化をはかろうとの動きが出ましたが、汚職議員を含む一部議員の反対によって果たせず、過日の臨時会におい……

第48回国会 地方行政委員会 第40号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○安井委員 海上保安庁において、あるいは運輸省において、ただいまの御報告につけ加える点がありましたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 事故の原因につきましては、なお詳細調査中だということでありますが、いま調査をされているのはどこの役所ですか。海上保安庁ですか。運輸省ですか。その所轄に基づきまして、正確なことはもちろん言えないでありましょうけれども、大体こういうような点が重要ではないかと思うような点がありましたら、ひとつこの際御発表願いたいと思います。
【次の発言】 運輸省からもおいででございますが、いまの海上保安庁からの御答弁によりましても、水先案内人の手違い、またはパイロットと本船の操……

第48回国会 地方行政委員会 第41号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○安井委員 いま華山さんから詳しく水資源の問題や、水道財政の問題で御質問がありましたので、私はもうごく簡単に、二、三点にしぼって、きょうおいでいただきました両参考人の方と、それから政府のほうにお尋ねをいたしたいと思います。  水道料金の値上げの問題についても、いまお触れになって、昭和四十三年度までの三ヵ年の収支に基づいての今度の料金アップの計画であったのが、これもはっきりした結論を得ないままに定例議会を終わってしまわれた、こういうふうに伺っているわけでありますが、長期の見通し等については先ほど来のお話で尽きていると思いますが、短期的に見て事業計画に今度の料金値上げの問題が確定を見ないということ……

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/02/15、30期、日本社会党)

○安井委員 私は、地方財政を中心といたしまして、この機会に政府の御見解を伺いたいと思うのでありますが、経済企画庁長官が何かお急ぎだそうでございますから、先にいたしたいと思います。私の質問の構成が、実は、長官だけ先にするとこわれてしまうのですが、しかし、御都合があるそうですから、先にいたしますので、それだけにぜひひとつ満足できるような御答弁を願いたいわけです。  長官に伺いたいのは、最近の物価の問題であります。例の東京都の水道料金の問題も、この委員会でもこの間取り上げられたわけでありますが、その問題を私はきょうは特にあとで伺っておきたいと思っているわけですが、いま長官お立ちだそうですので、その問……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 地方行政委員会 第1号(1965/07/31、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま永山自治大臣からごあいさつを伺い得たわけでありますが、私も、自治大臣並びに国家公安委員長としての御就任に対しお喜びを申し上げます。大臣は特に自治体の御経験がおありなそうですから、そういう意味でも私どもは期待を持っておりますし、なかなかの野人性の持ち主で、官僚機構のワクに負けないでひとつがんばっていただきたい、こういうふうに期待を申し上げるわけであります。  しかし、その反面、若干不安もなくはありません。永山さんのことを日の丸大臣だとかうしろ向き大臣だとか、そういうたいへん不遠慮な批評をする人もあります。これはいままでの大臣のお働きなさってきましたその経過の中からそういうふう……

第49回国会 地方行政委員会 第5号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○安井委員 大事な問題ですから、関連して、私はちょっと確かめる意味でお尋ねしたいのですけれども、前に、地方交付税が少し余分にあるというふうなことで、自治省は特別な法律案を国会に出して、その年に使わないで翌年に繰り越しているということもいままではあったわけです。ところが今度は、ひょっとすると補正予算が組まれて、法人税あるいは酒税等が減額された形で国の予算が組まれる、こういうことになったら、明らかに三割近くの減額になってあらわれてくるわけです。ですから地方のほうは、ほしい交付税の額があったのを翌年に繰り越したという過去のそういう経過があるわけですから、もしも万一の場合が出てきた場合は、翌年に交付さ……

第49回国会 地方行政委員会 第6号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○安井委員 地方公務員の給与改定等の問題についてお尋ねをいたしたいわけでありますが、地方公務員の給与は、例年国家公務員の給与改定と関連して処理されるという習慣があるわけでございますが、 そういうふうな関係もありますので、きょうは総務長官の出席は願えませんでしたけれども、総理府の増子人事局長がおいでだそうでございますので、政府がこの人事院勧告を国家公務員の給与改定にどう実施していくのかという点につきまして、まずお伺いをいたしたいと思います。  八月十三日に、政府並びに衆参両院議長に対して、人事院は勧告を行なったわけでありますが、それについて政府は今日までどういうふうな御処理をなすってこられている……

第49回国会 農林水産委員会 第8号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○安井委員 北海道、東北の冷害対策につきまして、先ほど来の質問があり、大体問題点は出てしまったように思いますし、さらにまた、政府側の調査も現段階では十分ではないようでございますので、もう少し先の段階でひとついろいろ質問をすることにいたしまして、きょうは時間がだいぶ過ぎておりますので、ほんのわずかの時間、先ほど来の質問の補助的な意味でお尋ねをいたしたいと思います。  私もこの数日、北海道全道ではありませんけれども、上川の北部地帯その他につきまして現地を歩いてみて、思った以上の冷害の深刻さに驚いたわけです。手当たり次第に持ってきた稲のサンプルもそちらのほうにありますから、ひとつごらんになっていただ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 地方行政委員会 第3号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○安井議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度の地方交付税の総額等の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  自民党政府の高度経済成長政策のあふりを受け、昭和三十六年度を峠に地方財政は悪化の方向に転じ、本年度においては一般的な悪化要因の上に、一、政府が当初予算において国税三税収入につい  て大幅な見積もり違いをし、そのため今次補正  予算において減額補正を行なったことから、地  方交付税額が約五百十二億円落ち込んだこと。二、そのため地方税の減収もかつてない五百三十  二億円の大幅額にのぼること。三、国家公務員に対する給与改定の人事院勧告に  準……

第51回国会 地方行政委員会 第5号(1965/12/27、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま本案は原案のとおり可決されましたが、これまでの委員会審議の中で各委員からしばしば主張されましたように、本案は今日の地方財政の危機対策としては多くの矛盾や欠点を持っており、私どもは、これらの欠点を除去した対案としての法案を提出しておる次第であり、私はいま可決されました原案に対し、なお納得しがたいので、国会法第五十四条に基づき少数意見の報告をいたしたいと存じますから、念のため申し上げておきます。

第51回国会 地方行政委員会 第6号(1965/12/28、30期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと伺いたいのですが、いままでもとの法律によっての税金の入る額をお聞きしていましたけれども、今度変わったことによって、税額のほうはどういうことになりますか。

第51回国会 地方行政委員会 第16号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○安井委員 先ほどの秋山委員の質問にちょっと関連して一点だけ伺っておきたいのですが、鎌倉市の予算編成についての事件、自治大臣、御存じですか。
【次の発言】 どういうふうにお考えですか。
【次の発言】 私もよくわからないのだけれども、先ほどの秋山さんのお話によれば、新しい改正案による計算で税金をはじいて予算に出した、それが市議会から、そんな税法は国会をまだ通っていないじゃないかと言われて、助役が進退伺いを出した、こういうところまでいま行っているのですね。だから、この場合問題になるのは、一体自治省は市町村の予算編成についてどういうふうな指導をされているのですか。

第51回国会 地方行政委員会 第18号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○安井委員 福田大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  二月の十四、十五両日にわたりまして、予算委員会で地方税法改正の中の固定資産税の問題につきまして議論をいたしましてから、きょう三十九日目で地方行政委員会における話し合いがつき、このあと三党共同修正をもって土地の免税点を八万円、家屋の免税点五万円、償却資産の免税点三十万円、さらに水道に対する電気ガス税の非課税措置につきまして措置されることにお話し合いがついたわけでありますが、これによって五十数億円の当初の地方財政見積もりより減収を見ることになるわけであります。このことは、私どもは、政府原案では最初当然見込むべきものでない増収を見込んだという……

第51回国会 地方行政委員会 第20号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま提案されております法案に関連いたしまして、きょうは特に国有林野交付金の問題についてまずお尋ねいたしたいと存じます。  今度の改正法案の中には、国有林野に関する交付金について全く触れられていないわけでありますが、この法律の対象になります国有資産等の評価の問題については、各資産ともにそれぞれ多くの問題を持っているように思います。特にこの法律が民間の資産に対する固定資産税の身がわりとしてできたという経緯があるにもかかわらず、一般の固定資産税と国の交付金、納付金との間のアンバランスはおおうべくもない問題だと思います。とりわけ国有林野の問題につきましては、私も昨年の三月三十一日のこの……

第51回国会 地方行政委員会 第21号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○安井委員 ただいま議題となっております法案に関しまして、一昨日、自治大臣の御出席はいただけなかったわけでありますが、今度法案の上に明記されておりません国有林に関する交付金が、民間の資産に対する固定資産税と均衡がとれていないのではないかという点を中心にいたしましていろいろお尋ねをしたわけであります。きょうは永山自治大臣御出席でございますので、その点をさらに詰めて質問を続けたいと思うのでありますが、農林省のほうからあとでお見えだそうでございますので、その問題はあと回しにいたしまして、同じく一昨日、工場誘致条例の問題をあわせてお尋ねをしていたわけでございますので、その問題のほうを先にお尋ねをいたし……

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○安井議員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案外二法案に関し、提案者を代走し、その要旨につき御説明申し上げたいと思います。  資料につきましてはすでに配付済みと聞いておりますが、四月二十三日付の地方公営企業法等改正法案の要点という刷りものにつきまして申し上げたいと思います。  私どもが社会党の法案を提案する趣旨は、今回の地方公営企業の危機に対するための対策としての政府の法案がきわめて多くの欠点を持っているからであります。したがって、それにかわるものとしてわれわれの長い間の検討の結果をまとめまして、これから申し上げる三法案という形に仕上げたわけであります。  私どもが政……

第51回国会 地方行政委員会 第45号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○安井委員 ILO八十七号条約の批准に伴う国内法の処理の問題につきまして、たな上げ部分の政令が出るという段階を迎えたわけでございますが、私どもそれをずっと以前から関心を持って見ていた立場からいたしますと、およそ八年越しのこの問題への取り組みが、問題点のたな上げという形で一年間延びたかと思うと、公務員制度審議会ではきわめて不正常な形で結論を出してしまう、そういうふうな事態において、全く憤激にたえない次第であります。こういうふうな事態が起きたものですから、国会は非常な混乱におちいりまして、ようやく六月二十日の三党幹事長書記長会談で申し合わせを行ない、特に衆議院の正常化が果たされたわけであります。こ……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、日本社会党)

○安井委員 私は、きょうの質問では、この間のこの委員会の質疑の中で相当大きな論議を呼び、その結論がはっきりつかないままになっております固定資産税の増税問題を焦点として若干の御質問をいたしたいと思うのでありますが、その前に、先ほども有馬君からも、地方財政についてのお話があったわけでありますが、それらの問題その他につきまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  初めに、福田大蔵大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、きょう私、地方財政の問題をここで論議をいたしますが、それらの問題も、予算の上にもちろん関連を持って載っているわけでありますが、その基礎となる法律は、たとえば地方税法だとか、地方交付税……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○安井委員 昨日、固定資産税の増税問題につきまして、質問をいたしていたわけでありますが、大蔵大臣並びに自治大臣の御答弁は私はきわめて不満であり、きょう総理の御出席をいただいたわけでありますが、昨日、時間をかけての論議の中で問題点を申し上げたつもりでありますが、きょうは総理は初めてでございますので、若干結論的な部分について申し上げたいと思うのであります。  地方税である固定資産税の評価がえが、昭和三十九年一月一日付で行なわれました。ところが、その評価がえによっては、農地等は一・三倍程度の上がり方でありますが、宅地は六倍半以上の引き上げ、山林その他等も五倍程度の全国平均の引き上げであります。現実に……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 地方行政委員会 第4号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○安井委員 時間がもう二時になりますので、おなかもすいたし、問題はたくさんあるのですが、問題提起程度の質問にしておいて、この次にまた詳しくお尋ねしたいと思うのですが、第一点は、地方公営企業に働いている職員の賃金改定の問題について、今度の人事院勧告に関連して政府はどう考えているか、それの財源措置に協力をする等の問題も含めまして、ちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは、いまの細谷さんと行政局長との押し問答みたいなことになって時間がかかると思いますから、きょうは深く入った質問をいたしませんけれども、そういうふうな態度だけでは私は問題の解決はできないのではないかと思います。九月実施と……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○安井委員 河野建設大臣のおいでを願っておりますので、まずこの改正法を御提案になった趣旨について伺いたいわけであります。いただきましたこの要綱によりますと、交通安全施設について必要な規定の整備をする、こういうふうな問題、あるいはまた道路審議会の委員の定数を増すとか、こういう問題についてはわからないでもないのでありますが、一級国道及び二級国道の区別を廃止して、新たに道路の種類として一般国道の制度を設けるのだということが、今度の改正の主体をなしておるわけです。私一読したところでは、一体何のために二級国道をやめて、一級国道一本の形にしなければならないのかという、そういう積極的な理由が、どうもこの要綱……

第46回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第4号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○安井委員 この地方公営企業のうち、都市交通の問題は、とにかく赤字の王様で、事業体の七割以上が赤字で苦労をされておる実態に対して、この小委員会で徹底的な検討を加えるということで論議が進んでおり、その恒久対策はこれからまたゆっくりやるにしても、当面の対策についての取り組みも、ただいままでの同僚の委員の諸君の御論議の中でもう出てしまっておりますので、私よけいなことを言う必要はないのですが、ただこれからいろいろ相談を進めていく上で、きょう出てまいりましたいろいろな御意見の中から意思を統一するというと大げさですけれども、そういうふうなことも必要ではないかと思いますので、一、二点のお伺いという形で私の考……

第46回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第12号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○安井委員 いままでいろいろお話を承っております点、私どももいろんな角度からこれまで検討しておりました方向と大体同じように考えられますし、またきょうは使用者側のほうも労働者側のほうもおいでなんですが、大体対策的な方向もニュアンスの若干の差はございますけれども、大体似てきておる。こういうふうに思うわけです。結局最後的には、当面の解決策はたくさんございますけれども、利子補給や償還年限の延伸、こういったところに集中されるような気がするわけでありますが、それはあとからまたいろいろ論議がなされると思いますが、いま甲府の市長さんがお帰りになる際だそうでございますので、この点だけ伺っておきたいのは、利子補給……

第46回国会 災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/10/20、30期、日本社会党)

○安井委員 午前中の質疑で相当多くの部分が明らかになってまいっておりますが、私も今度の農林省の北海道に対する現地調査の結果に基づきまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  調査団の出発の前日に災害対策特別委員会で、私もその調査に対する注文をつけるというふうな意味をも含めまして、いろいろな問題について御当局の意見も伺っておいたのでありますが、そういうような問題の処理がどうなされたかというような問題をも含めて、時間が十分ございませんけれども、その時間内でお尋ねをいたしたいと思います。  初めに、食糧庁長官が所用でお立ちにならなければならないそうでございますので、長官にお尋ねをいたしておきたい……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する調査小委員会 第1号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○安井小委員 調査会が長い間かかって労作をおまとめになったことに敬意を表します。  しかし、きょうは四人の他の参考人の方からたいへん手きびしい批判も出まして、被告が一人であとみんなが批判者の側ですから、その点北野会長さんは不利かもしれませんが、しかし私も、実はその四人の方のおっしゃっていた御意見に、たいへん同感する点が多いわけです。ですから、むしろその四人の方の御意見に、一つずつ北野会長から御答弁願ったほうが早いのかもしれませんけれども、その中で、あるいはまたそのほかになるかもしれませんけれども、私まだ他の委員の方の御発言もあると思いますので、二、三点だけ伺っておきたいわけであります。  先ほ……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○安井分科員 自治大臣に数点につきましてこの際お尋ねをいたしたいと思います。また別に伺う機会がありますので、きょうは、この機会にお尋ねをいたしておいたらと思う点に限りたいと思うわけでありますが、初めに地方議会の議員の退職年金の制度の問題であります。  先年この制度ができまして、十二年以上都道府県議会の議員あるいは市町村の議会の議員をつとめた人には年金が渡る、こういう仕組みになって今日に至っているわけでありますが、最近になりまして、この年金受領に至る前にやめる人が相当多いので、一時金の仕組みをつくってもらいたい、こういう要望が全国的に非常に高まってきているわけです。全国町村議会議長会あるいは市議……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○安井分科員 私はこの機会にローカルな問題でありますが、北海道の北端の礼文島という島に起きております風土病でありますが、これで現在も二十一人の患者が呻吟し、最近の段階でも二十一人、同じ数の人たちが死んでいます。この問題についての政府の取り組みが十分でないような印象を受けるわけであます。私も現地を見てまいりましたが、そういうような印象を受けるものでございますので、この機会にこれについての政府の対策を伺っておきたい、かように考えるわけであります。  政府のほうの御理解と私のほうの見方とはそう変わりがないと思いますので、私どもが理解している限りにおいての現在の情勢をざっと申し上げますと、この礼文島と……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○安井分科員 私、この機会に三月一日から始まります日ソ漁業交渉の問題について伺いたいと思うのでありますが、その前に、当面の農林水産行政につきまして若干のお尋ねをいたします。  昨年の北海道の冷害凶作に対しまして、天災融資法の一部改正が行なわれたわけであります。これに対しまして、社会党の私どもは、単なる限度額の引き上げではだめだ、やはり金利を下げる等の措置が必要だということを主張したのに対して、政府からは、通常国会にさらに天災融資法の一部改正をいたしたいと考えますという御答弁をいただいていたわけでありますが、現在なお天災融資法の一部改正法案が国会に出ていないわけであります。そのおくれている理由等……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○安井分科員 この間の予算委員会における固定資産税の問題に関する私の発言は、現在、党と党の話し合いのほうにまかされておりますので、きょう私、特にその問題に触れるつもりはなかったのでありますが、先ほどひょっと入りましたら、奥野委員や赤澤委員からこの問題についての質問が行なわれておりまして、奥野さんは前の自治事務次官だし、赤澤さんは前の自治大臣であって、寄ってたかって、だいぶ私に圧力をおかけのようでありますので、初めの考え方を改めまして、この際、固定資産税の問題に関して若干のお尋ねをいたしたいと思います。  先ほどのいろいろな論議の中で、一々私なりの反論があるわけでありますが、それは、全体の質問の……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 地方行政委員会消防に関する小委員会 第1号(1966/11/10、30期、日本社会党)

○安井小委員 大小、たくさん質問はあるのですけれども、きょうは一、二点だけ簡単に伺っておきたいと思うわけですが、先ほどの佐久間長官の御報告に関連しての問題ですが、一つは、常備消防増強の必要性についてお話があって、まざに同感であります。政令指定という形で逐次増強されているわけでありますが、しかし、それでもなお地方へ行ってまいりますと、現実の要求には遠いようであります。たとえばこういうふうな例も、この間、二、三年にしたわけでありますが、それは、すでに常備消防署を持って運用をしてきたところが、政令の指定では人口要件等相当きついものですから、それにはずれてしまって、現在まで消防署を持っていなかったとこ……



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データ更新日:2023/02/05

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