安井吉典 衆議院議員
28期国会発言一覧

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このページでは安井吉典衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

安井吉典[衆]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 衆議院本会議 第11号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○安井吉典君 私は、日本社会党を代表し、一昨日の横浜市立体育館の歌謡曲ショーにおける惨事につきまして、政府に対し緊急質問を行なわんとするものであります。(拍手)  去る三月二日午後五時四十五分ごろのできごとでありますが、横浜市中区横浜公園市立体育館で開かれました、ラジオ関東主催、歌謡曲ゴールデン・ヒット・ショー公開録音の入場に際し、北側入口から、昼ごろより表で待ちかねていた群衆がなだれ込み、婦人や子供たちは次々に将棋倒しに折り重なって倒れました。新聞等の描写によれば、倒れた人の上にまた倒れ、その上を踏み越えるというありさまで、一瞬、泣き叫ぶ者、うめく者、助けを求める者、血を見る騒ぎとなりました……

安井吉典[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

安井吉典[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会 第1号(1958/10/03、28期、日本社会党)

○安井委員 ただいま北海道に対する国政調査についての御報告がございました。私も、それに加わらせていただきました一員といたしまして、それによりまして、一そう認識を深めた面もきわめて多いわけでございます。この際、それに関連いたしまして御当局に御質問申し上げたいと思うわけでございます。内容は非常に多岐にわたるわけでございますが、この際、道及び市町村の税制、財政の問題に問題をしぼりましてお尋ねを申し上げたいと思います。  北海道の全体的な特殊性あるいは現状の分析等につきましては、ただいまの報告で十分尽きているわけでございますが、要するに、きわめて後進地域にあるため、従いまして行政水準が低い、あるいは地……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○安井委員 新市町村建設促進法の一部を改正する法律案の趣旨につきまして、先般御説明を受けたわけでありますが、その内容の第一点は現在都道府県知事の勧告済みの合併計画で、さらに未合併分を明年三月末までの間に態様調整をするというようなお考えが、第一点にあげられているようでございます。そこで、ちょうど青木長官が御出席になりましたので、まず初めにお尋ねを申し上げたいのでございますが、今日この段階までお進めになるにつきまして、自治庁が一生懸命にいろいろな面から御努力をされましたことを多とするわけでございます。しかしながら、その間におきままして、だいぶ行き過ぎがありましたり、あるいはまた、客観的に見まして不……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 地方行政委員会 第9号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○安井委員 このたびの警察法の改正案の上程の機会に、警察制度の全体的な問題につきましていろいろお聞きしたいと思っておりましたけれども、大臣もおいでになりませんので、当面の問題であります科学警察研究所の直接の問題にしぼりましてお尋ねをいたしたいわけですが、憲法三十八条で、供述の不強要、自白の証拠能力につきましての規定がはっきりできまして、拷問や脅迫、そういった暗い雰囲気の中で捜査が続けられるのではないということをはっきり国民がきめたわけでありますが、そういう中におきまして犯罪捜査を科学的に進めていくということは大へん大切なことだと思います。そういう意味におきまして、今度の研究所の充実、整備拡充の……

第31回国会 地方行政委員会 第13号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○安井委員 消防組織法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、消防についての若干の問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  これまでの三つの国会の中で消防の問題が取り上げられたのは今度が初めてでございます。それだけに今日の自治体消防をどういうふうにしてよりよくするかということについての政府の積極的な御見解の御発表もあろうかと考えておりましたところが、それがございませんで失望を感じたわけでございますが、国家消防本部の「わが国の火災の実態と消防の現状」というパンフレットの中でも、この中を若干引用いたしますと、「消防も能率的なものへ、合理的なものへと、組織も変化して来ている。組織のみならず、……

第31回国会 地方行政委員会 第14号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○安井委員 私、昨日消防組織法の改正法案に関連いたしまして、主として第十九条の法案の背骨になる問題につきましての御質問を申し上げておったのでありますが、本日続きまして消防力強化に関しまして、人的な方面の強化が必要だというような考え方からお尋ねを二、三いたしたいと思うのであります。  消防人に対する教養訓練の措置を強化していくということは、きわめて大切なわけでございますが、今度消防大学校設立の運びが法案でもきめられているわけでございます。従来の消防講習所から消防大学校への発展につきまして、内容的などのような向上があるか、そのような点からお答えをいただきたいと思います。

第31回国会 地方行政委員会 第18号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○安井委員 地方財政計画は、言うまでもなく地方自治の基礎であるわけです。地方住民にとりましては、国の予算も大へん大きな関心の的であり得るわけでありますが、しかし、それよりも自分の身近な地方公共団体の予算の費目の動きというようなものに、より深い関心を持つわけで、単にそれだけではなしに、国の施策というものも、都道府県から市町村へとその財政の網の目を通ってから、初めて実現されたと言うことができるぐらいきわめて重要であるわけであります。新しい地方自治制度がしかれましてから、わが国の各地方団体では、住民の福祉を増進し、郷土の発展を念願しながら、地方自治体関係者によりまして営々たる努力が続けられて今日に来……

第31回国会 地方行政委員会 第19号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○安井委員 昨日、地方財政計画に関連いたしましていろいろお尋ねいたしておったのでありますが、なお一点これにつけ加えてお尋ねいたしまして、地方税法の問題に入りたいと思うわけでございますが、それは会計年度の変更の問題でございます。いつかも私、ちょっと問題として出したことがございましたが、国の会計年度の関係で、補助とかあるいは起債等がだいぶずれてくるわけであります。そういうことによりまして特に積雪寒冷地帯等におきましては、工事その他の事業がそういうものにきわめて不適当な時期に行わなければならない、そういうような状態に陥りましていろいろな不都合を生じておるようなわけであります。これに対しまして自治庁で……

第31回国会 地方行政委員会 第26号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○安井委員 消防本部長おいででございますので、この機会に消防団員等公務災害補償責任共済基金の関係につきまして簡単に二、三お尋ねをいたしたいと思います。非常勤消防団員あるいは一般の応援協力者に対する公務災害補償について、この法律がたしか三十一年の十一月だと思いますが、できましてから、まだ加入をしていない者がだいぶあるようでございますが、この間資料もいただきましたが、これの契約の状況、それからなぜ入らないのか、あるいは今後どのくらいの期間を置いて全体的に入る可能性があるか、そのことをまず最初にお伺いいたしたい。
【次の発言】 都道府県の中では、その単位で組合を組織してやっているところがあるようです……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 地方行政委員会 第3号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○安井委員 最近中小企業の深刻な争議が相次いで起っているようでございます。一月から四月までの東京都内の従業員三百人以下の企業の争議は、去年の同期は三十四件であったものが、ことしはもう六十件、そのうち経営者がロックアウトというような最後の挙に出たのが、去年は二件であったのが、ことしは七件というように非常にふえております。現在のものをちょっとチェックしてみましても、主婦と生活の争議、メトロ交通の争議、田原製作所の争議、第一電気精機の争議、興和工業の争議、高村建材の争議、光伸社の争議、高山精密の争議、富士文化の争議、その他ずいぶん多いわけでありますが、それの全体的な特徴は、労使の対立がきわめて鋭くな……

第32回国会 地方行政委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して。中小企業の労働争議に対する暴力団の介入とでも言いますか、その問題につきまして、いろいろ実情を聞いたりあるいは見たりするにつけまして思うことでありますが、暴力団なるものの組織というようなものは、警察庁ではつかんでいないということの先ほどの加賀田委員に対するお答えでありました。しかし、たとえば会社側が暴力団を連れてくるにしても、職業安定所へ頼みにいって集めてくるというわけでもないと思いますし、あるいはまた町の中を歩いて行って一人ずつ探してくるということでもないんじゃないかと思います。そういうことから言いますと、何か暴力供給業者とでもいいますか、言葉はおかしいのですけれ……

第32回国会 地方行政委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○安井委員 だいぶ質疑通告が多いようでございますので、簡単に暴力団の関係と中小企業の争議との関係についてお尋ねをいたしたいと思います。  最近中小企業争議が頻発いたしておるわけですが、その際、たとえばメトロの争議だとか、成光電機の争議だとか、そういうような場合に、暴力団的なものの介入がありまして、そういうことから争議を一そう深刻にしているという場面が多いようでございます。それにつきまして二、三お尋ねをいたしたいわけでありますが、この前の要求でお出しいただきました、いわゆる暴力団に関する調べをきょう拝見いたしておるわけですが、この中でもいろいろな団体があるわけです。規模の大きい団体があったり小さ……

第32回国会 地方行政委員会 第6号(1959/10/06、28期、日本社会党)

○安井委員 私も一時間くらいあるのですけれども、時間がおそいですから、一つ三分間にまとめまして、政府に対して今度の補正予算を組む場合の要望を申し上げたいと思います。  その前に、もう作業がすでに始まっているでしょうし、これから本格的になるだろうと思いますが、けさの新聞にも出ていますけれども、大蔵省としてあるいはまた政府として、災害補正予算に対する態度をちょっとお話しいただきたい。二百億を組むとか、二段に組むとか、きょう出ていたようですが、どうでしょう。
【次の発言】 その額の方は多いに越したことはないし、そういう方向で一つお願いしたいわけですが、その二段がまえという考え方ですね。最初のものを組……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 地方行政委員会 第4号(1959/11/12、28期、日本社会党)

○安井委員 ちょっと関連して。きょうの内容につきましてお聞きしたい点が数点ありますけれども、公安委員長は今お帰りの時間だそうでございますので、一点だけ石原委員長にお伺いしたいわけです。  交通事故の非常な増加、一年間に十四万人もの人が死傷するといったような事態の中にわれわれ置かれておりまして、もう、うかうか道路も歩くわけにもいかないし、車に乗ってもあぶないし、あるいは省線電車に乗っていても、都電に乗っていても、いつ何どきどうなるかわからないといったような、戦国時代の中にわれわれいるような気がするのであります。そういう祭におきまして、国家公安委員会が取り締まりの立場に立つわけですし、それから運輸……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○安井委員 先ほど門司委員の御質問の中で、道路と交通の危険防止の問題についてのお話がありましたけれども、道路法第四十七条第一項の道路と交通との関係の制限に関する基準ですが、これは今どうなっておりますか。
【次の発言】 道路法ができましたのは、施行が昭和二十七年十二月五日、今は昭和三十四年なんです。この間において自動車は膨大なふえ方をしておる。先ほど指摘されましたように、道路の幅よりも大きい自動車が通っているというふうな、そういうふうな段階にどんどん進んでおる際に、いまだにこういったような政令ができないということは、一つの政府の非常に大きな怠慢だと思います。どうでしょう。これは建設省かもしれませ……

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。今の問題が特に立法権の行政に対する侵犯というよりも、むしろきのうの現われ方は、自民党がきのうの本会議の中でこの間の事件を大きく取り上げて、それをきょうだいぶそういったような問題点の中で明らかにされた問題もありますけれども、そういうものがただ大ざっぱにみそもくそも一緒になったような格好でずっと盛り上って、そういうものを国務大臣の答弁の中から裏づけしようというふうな演出が考えられていた。ところが、実際上やってみましたら、大臣の答弁が自民党側のその演出に沿わないような運びになったというところから、ああいうような方向が出てきたのじゃないかと思うのです。ですからこれはむしろ立法権の……

第33回国会 地方行政委員会 第7号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○安井委員 私きょうは地方財政の昭和三十五年度の動きにつきまして、自治庁がさきに発表をいたされておりますものが、その後においていろいろと災害の問題やら、あるいはまた自民党の新しい予算編成への方針等によりまして変わってくるであろうということが予想されますので、それらの全体につきまして、いろいろな面からお伺いをいたしたいというふうに考えておりましたけれども、だいぶ時間が過ぎておりますので、そういった総体的な見通しの問題は日を改めてお伺いをすることにいたしまして、きょうはその地方財政の見通しの中でも、特に関心を持たれております競輪の廃止問題と地方税の減税補てんの問題に限定いたしまして、政府のお考えを……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○安井委員 今、新島問題についての質疑が繰り返されておりますが、それに関連いたしまして私からもお伺いをいたしたい。警視庁の第一機動部隊を向こうに派遣されたわけでありますが、こういったケースは従来もあったわけですか。
【次の発言】 警視庁始まって以来、島に大ぜいの部隊を派遣するのは初めてのことだということに伺うわけでありますが、やはり警視庁としては、それまでに事態が重要だというふうにお考えになったわけですね。
【次の発言】 何しろ離れ島のことでありますから、私ども新聞その他の報道でより知る道はないのでありますが、十二月七日付の朝日によりますと、新島ミサイル闘争、これのデモは平均年令六十才のデモだ……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○安井委員 去る十一月二十日に東洋化工株式会社横浜工場の火薬大爆発事件が世間の耳目を驚かしてから、全く間もたたないうちに十二月十一日同じく横浜市の第二京浜街道で火薬運搬中にトラックの事故によりまして大爆発を起こしたわけであります。全くこの間一カ月もたたないといううちの問題であります。この国会におきましても火薬の問題やあるいは交通事故の問題を、われわれの地方行政委員会はもとより他の委員会におきましても、今日まで大きく取り扱いましていろいろな決議がなされましたり、それについての対策等について、政府側からいろいろ御答弁をいただいていたはずであります。しかしながらそういったようなものが全くむだだったと……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 地方行政委員会 第7号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○安井委員 地方財政並びに税にも関係が出てくるかと思いますが、お尋ねをいたしたいと思うわけであります。初めにことしの政府予算の編成に関連いたしまして、地方財政計画ができたわけでありますが、新年度の地方財政の方向につきまして、この間の予算編成の中からだいぶ改善されたような面もあるわけであります。しかしながらわれわれがこれこそ重大な問題だと思っていたようなものがまだまだ宿題になって残っておるというふうな気がするわけであります。去年の暮れからお正月にかけまして、自治庁と大蔵省とがきわめて手に汗を握るような大熱戦を広げまして、予算の最後的な数字が固まったというふうに聞くわけでございますが、自治庁として……

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。ちょっと一点だけ伺いたいわけですが、今の八十七号条約の批准に関連いたしましての法令がいろいろ問題になるわけですけれども、自治庁担当はどの部分ですか。地方公務員法だけですか。
【次の発言】 それじゃ、公共企業体のやつは労働省ですね。――そうですか。それにいたしましても、地方公務員、つまり地方公共団体の関係のあります職員に、ずいぶんこれは関係のある問題でございますので、自治庁としても、政府全体の考え方をおまとめになるその際に、地方公共団体の実情を最もよく知っている自治庁としては、こうなければいけないという態度を、これはもうすでにお持ちになっていなければならない、そういうことで……

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○安井委員 今日主として地方税法改正法案に関しまして質問いたしたいと思っているわけでありますが、まだ大臣がお見えになりませんので、その前に、これはもちろん税制にも、広く財政に関係のあることでありますが、ことしの地方財政計画の概要説明の中に一点、内容についてもっとはっきりお聞きをしたい点がありますので、その点を一つ奧野財政局長がおられますからお尋ねをいたしたいのであります。  財政計画の中の給与費の中に、市町村財政指導の強化のための職員の増を百三十八人見込まれており、技能検定職員の増と合わせて約一億円が計上されているようでありますが、これも今まで財政計画の中に見当らなかった項目でありますが、今日……

第34回国会 地方行政委員会 第17号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○安井議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました地方税法の一部を改正する法律案につきまして提案理由の御説明をいたします。  最近の政府の税制改正に対する態度は、国税が中心となり、地方税は従になっているやに思われます。従って、減税措置も国税中心になされ、地方税は結果的には逆に増税になっている面が多々あります。神武景気とか、岩戸景気とかいわれながらも、一部の大企業、大所得者層を除いては、依然として低生活水準にあえいでいる現状のもとで、国税より以上に大衆課税の要素の濃い地方税の減税は当面の急務であると断言できると思います。しかしながら、政府におきましては、そういう事態に対して何……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。四山鉱の問題、特にその場合における警察の態度についてちょっとお尋ねをしたいと思うわけでありますが、その前に山代組その他の暴力団の介入の問題について、さっき門司委員からも質問がございましたが、私も、門司委員の趣旨と同じように、この犯行に関係のある犯人そのものよりも、これらのいわゆる団組織といいますか、集団組織という問題の方が重要だと思います。その集団組織そのものを問題にする場合には、やはりその組織が何をもって動いているかという、特に資金源の問題を突くということが非常に大切なことじゃないかと思います。その意味におきまして、その資金源にまで、今度の動いた連中の金がどこから出てい……

第34回国会 地方行政委員会 第25号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○安井委員 今の法案に対して二、三点明らかにしていただきたいと思うのでお尋ねをしたいと思います。  初めに、第二条で法律の適用を受ける企業の範囲についての改正が行なわれておりますが、この中で工業用水道事業については常時雇用職員三十人以上のものに適用すると改正が行なわれているわけです。これは各水道事業が分かれて規定をするという考え方によるものだと思うのですが、そうしますると、水道事業は今まで五十人以上だったものが、工業用水道については三十人以上というふうに、本家と分家の関係で適用基準が違っているのはどういう関係か、その点ちょっとお答えいただきたい。

第34回国会 地方行政委員会 第29号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○安井委員 道路交通法案につきましは、今日までずっと総括質問が続き、たとえば特に問題になる酒気帯び運転の問題、泥よけ、スピード制限、道路環境の浄化の問題、踏み切りの問題、あるいはまた道路の改良の問題等、いろいろな面から問題点がとらえられてきたと思いますし、さらにまた小委員会におきまして逐条について現在審議が続いているわけでございますので、私はなるべく重複しないような範囲で現在まであまり触れられていない罰則の問題だとか、あるいは運転免許の問題であるとか、そういったような点について御質問をいたしたいと思うわけであります。  まず初めに、この法律は全国一律に適用になるわけでございますが、積雪地帯にお……

第34回国会 地方行政委員会 第30号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○安井委員 関連して。政令ではそういうふうにおきめになるのですね。それはいいと思いますけれども、ただ具体的な問題として、運転者はそれではよくわからないと思うのですよ。だから、やはりお酒ならどの程度のものをどれだけ飲めばよいのか、しょうちゅうならどれぐらいか、ビールならどれぐらいか、ウィスキーならどれぐらいかというような具体的な御指導が大切だと思います。その点どうでしょう。
【次の発言】 ですから一級酒はそれでいいんですよ。合成百酒ならどうだとか、しょうちゅうはおかんをして飲まないだろうと思いますが、その場合はどうとか、そういう換算表も同時に一つはっきり皆さんにわかるようにお示しになるということ……

第34回国会 地方行政委員会 第31号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○安井委員 これは、きのう小委員会で慎重な審議が行なわれました結果を総括的にお尋ねをいたしました際に、質問事項の中に加えておけばよろしかったわけですが、きょう関係各省もおそろいのようでございますので、一点だけ、要望的な問題でございますがお尋ねをいたしたいと思います。自民党側の御都合でだいぶお急ぎのようでございますので、簡単に一つ……。これだけは協力をいたします。  それは教習所の関係でありますが、今車の問題が出ましたけれども、整備の行き届きました事の上に技術のすぐれた運転者が乗ることによって事故が減るわけでありますが、車が激増して参りまして、それとむしろ正比例的に無免許運転者がだいぶふえている……

第34回国会 地方行政委員会 第32号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○安井委員 今回の消防法の一部を改正する法律案につきましては、内容の若干の点におきまして問題点がないわけではないと思いますけれども、しかし全体的には火災予防を徹底するという方向に一歩前進するものとして歓迎せらるべきものだと思うのであります。ただ、一番の問題点は、このような法的な措置が強化されましても、はたしてそれを裏づける各方面からの財政的な措置が十分に講ぜられるかどうかというところに、実効が上がるかどうかということがかかっているものだというふうに思うわけであります。その意味におきまして、私は主として財政的な部面につきましてお尋ねをしたいと思うわけでありますが、その前にこの法律案の条文の二、三……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 地方行政委員会 第3号(1960/09/10、28期、日本社会党)

○安井委員 まず委員長にお願いをしておきたいのですが、きょうの委員会は、九日と十日の両日開会ということは一月前から決定をいたしておったことです。それにもかかわらず、主管大臣である自治大臣は、ことに自治行政についての全般的な施政方針等もまだ明らかにしていない段階におきまして、きょう大臣並びに政務次官どちらも御出席がないわけです。あるいはまた政府当局も、委員の方はすっかりそろいまして待っているにもかかわらず、非常に出席がおくれております。こういう点からいいまして、政府側の特に地方行財政の問題についての誠意を疑うわけであります。委員長として、こういう問題についてどうお考えになり、どう処置されるか、そ……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会公聴会 第1号(1958/11/03、28期、日本社会党)

○安井委員 時間の制約があるようでございますから、私二点だけお伺いいたしたいと思います。  初めに、今回の改正案によりまして条文の表面に現われた問題もずいぶんあるわけでありますが、ことに私どもおそれますのは、その表現のあいまいさであります。たとえば「公共の安全と秩序」といったような、きわめて抽象的なあいまいな表現が随所になされているわけであります。それによる乱用こそが最もおそろしいものであります。私どものこういったような心配に対しまして、またこれに対する反論が行われておりまして、今の御質問の中にも若干触れたようでございますが、現在の警察制度は昔の警察国家のあり方と全く違って国民警察なんだ、国家……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○安井委員 関連質問。今の場合、井岡さんの言われるさっきの例でいいのですが、その不特定多数という問題ですね。たとえばそういうふうな疲労運転に入った場合、現場の係長がそれを容認した、あるいは命じた。それだけで済んだ場合は、その係長がこの運行管理者に当たるのですか。それとも、いろいろな場合がありますが、その人が課長の次席ぐらいの人に、実はこう聞いているのですが、どうでしょうと相談した、その人が認めた、また課長が認めた、あるいはもっと大きな問題で、もう少し上の立場の人に相談をした。そういういろいろの場合があるが、つまり一人だけが容認した場合と、その立場々々で相談した場合と二つに分けてお答え願いたい。



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データ更新日:2023/02/05

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