久保三郎 衆議院議員
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このページでは久保三郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

久保三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第7号(1965/12/28、30期、日本社会党)

○久保三郎君 日本国有鉄道整備緊急措置法案について、簡単に提案の理由並びにその内容について御説明申し上げます。  日本国有鉄道は、わが国交通機関の大動脈として国民経済の中で重要な地位を占めており、将来にわたってその地位は確保さるべき立場にありながら、いままで質疑応答の中でも見られるように、今日の国鉄は、幹線輸送の渋滞、殺人的な通勤輸送、さらには続発する事故等々、その使命である大量客貨の安全、正確、迅速な輸送を遂行することがはなはだしく困難な状況にあります。  御承知のごとく、戦時中は戦力増強、戦後は経済復興の名のもとに、長期にわたってその施設を酷使してまいりました国鉄は、昭和二十四年、マッカー……

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委員会発言一覧(衆議院30期)

久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 運輸委員会 第2号(1963/12/12、30期、日本社会党)

○久保委員 ただいままで御報告がありました鶴見の事故を中心にして二、三お尋ねするわけでありますが、もちろん直接の原因についての調査なり究明というのは、技術的にもこれからおやりになることだと思うのであります。われわれ自身、その結論を待つ以外にないと思うのですが、そこで振り返って戦後の国鉄の経営の問題から考えてみまするのに、大体この五カ年計画というのが第一次から始まりまして、今日第二次というか、そういうことになっておるわけですが、この第一次の目標は、大体戦後荒廃した施設の取りかえ、こういうところに重点があったと思うのであります。しかし、これも第一次五カ年計画の中では計画自体に対してはややそれに近い……

第45回国会 運輸委員会 第3号(1963/12/14、30期、日本社会党)

○久保委員 船舶局長に一つお伺いしたいのですが、いまの加明丸ですか、これは満載喫水線が新造時にはあったというが、今日ない。これはいかなる理由で満載喫水線を新造時にはつくっておいて、あとでこれをなくしたのか。これについてはお調べがありますか。
【次の発言】 あなたの説明でわからぬではありませんが、その必要性がなくなった満載喫水線というのはどういうためにあるのですか。
【次の発言】 聞かぬでもいいようなことを聞いているのですが、意味がなくなったということはどうも指導官庁としてはおかしい。
【次の発言】 これは船舶安全法の点から私は申し上げているのでありますが、言うなれば、こういうものを強制できるよ……

第45回国会 運輸委員会 第4号(1963/12/17、30期、日本社会党)

○久保委員 第二国際空港の計画についてですが、いままでの経過について御報告をお願いしたいと思います。  なお、先般航空審議会というか、その答申が出たそうでありますが、これに対して政府はどのような措置をとられておるか、概要を御説明いただきたい、かように思います。
【次の発言】 その答申に基づいて政府で具体的な方針を策定するというが、その時期はおよそいつのころまでに考えておられるか。
【次の発言】 それで、その答申に盛られた内容でありますが、候補地としてどういうようなところを答申してきたか、その点はどうですか。
【次の発言】 そこで、四つの場所について大体検討した結果としてどういう答申かということ……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第1号(1964/01/29、30期、日本社会党)

○久保委員 ただいま御説明になった予算あるいは法律案等につきましては別の機会にまたお尋ねしますが、さしあたって大臣に二、三お伺いしておきたいのですが、一つは昨日まで開かれました日米合同委員会で、シップ・アメリカンに対してそれぞれ日本の立場からその改善について御要求なさったと思いますが、これに対してどういう反応がございましたか。
【次の発言】 お尋ねしますが、合同委員会の討議の案件と申しますか、そういうものについては、事前に相互交換されてやっておられると承知いたしておるわけですが、そういう方法を今回とられておるでしょうか。おるとするならば、前もってこちらの側のシップ・アメリカンに対するところの考……

第46回国会 運輸委員会 第2号(1964/01/31、30期、日本社会党)

○久保委員 時間も制限されていますから、簡単に一点だけ運輸大臣にお尋ねしたいのですが、海運の集約合併というか、これはまさに海運界にとれば世紀の事業である。という意味は、大体海運経営者は、今日まで長年やっておられて、その功績はまあまあ多とするものもあるかもしれないが、結果としては、残念ながら自力において日本海運の体質改善なり構造改善というのはできない。そこで、昨年の本国会において海運再建の二法律が出た。これに基づいて、好むと好まざるとにかかわらず、今日海運界は六つのグループに集約されようといたしております。そこで、この是非については、あらためてまた論議をしなければならぬと思うのでありますが、この……

第46回国会 運輸委員会 第3号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。――大臣からたびたびお答えがありますが、野間君が言うとおりに、この法案は一年かかっておるわけであります。われわれも新線建設は別に否定はいたしておりません。建設審議会の答申は、野間君なり泊谷君からすでに御指摘があったように、建設資金の問題がたいへんなんです。いわゆる建設資金の主たる財源は政府が公共事業として投資をしろ、こういうことが重点なんです。そういう重点がぼやけていて、副次的ないわゆる組織機構というか、そういうものにこの法案は力点が置かれているというところに実は世間でも迷うわけです。手段は二の次でありまして、資金が重点なんですね。もちろん運輸省として年次割りの資金計画という……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○久保委員 関連して。――いま根岸線という具体的な建設線についてその見解をただしたのでありますが、根岸線のようなものを引き継ぎをさせて、また譲渡か貸し渡しかわかりませんが、そういう方法をとることがはたして新線建設の理想というか、それにマッチするかどうかということ、これに対して鉄監局長は、第十九条並びに附則のほうか知りませんが、それによって遅滞なく引き継いでもらうのだから心配ない、人間もそのとおりだから支障はない、こういうようなお話がありました。なるほど法律の文言で見ますればそのとおりでありますが、いま野間委員が御質問しているように、しかも前段あなたが答弁したように、関係の従業員の進退については……

第46回国会 運輸委員会 第5号(1964/02/07、30期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して。――運輸大臣にお尋ねしますが、いまの大蔵大臣の御答弁は、先般の運輸大臣の答弁とはちょっと違うのでありますが、その点はどうなんです。利子補給については打ち切るというのがいまの大蔵大臣のお話でありましたが、先般私の質問に対して、前向きの姿勢で考えていかねばならぬだろう、そういうふうに努力します、こういうふうにあなたはおっしゃったわけですが、その辺はもちろんまだ何とも詰めてはいないでしょうが、そういう見解はずいぶん違うと思いますが、いかがですか。大蔵大臣がおっしゃるのは総体的にものを考えていこうということであります。そういうふうにとればもちろん私は何もここであなたに答弁……

第46回国会 運輸委員会 第6号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○久保委員 この鉄道網の整備ということについて、いままで鉄道建設審議会の建議に基づきまして、それぞれ予定線あるいは着工線、調査線ということにやってきているわけでありますが、最近における経済の進展というか、そういうことに合わせて、言うならば今日政府の方針として総合的な交通体系を立てて、その中で新線建設はどうあるべきかということがまず考えられねばならない大きな前提条件だと思うのであります。提案された理由の中には、抽象的にはいわゆる経済の発展、地域格差の解消、こういうような意味でこの公団をつくって新線を建設するんだと言っておられます。この地域格差なり経済発展というものはどういう観点から考えておるのか……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○久保委員 私は簡単に国鉄に限った事故の問題でお尋ねをしておきたいと思います。言うまでもございませんが、機会をあらためて陸海空全体の事故の問題を討議したいと思いますが、いま申し上げたように、限られた時間でありますから、当面国鉄の事故、特に先般一月二十九日に運輸大臣に答申のありました国鉄の監査委員会の鶴見事故に関する監査報告書に基づいてそれぞれの所見を伺うわけであります。  全体として運輸大臣はこの報告を受けられたわけでありますが、これに対して具体的な措置をおとりになっておりますか、いかがですか。
【次の発言】 それじゃ報告書は全体として御検討はいただいたのですか。

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと大臣に……。
【次の発言】 大臣はこういうこまかいことはお知りにならぬかと思うのでありますが、航空機の事故は飛行場が中心で、離着陸のときに多いのですね。航空中には、この間のような問題もありましたが、まあまあ数にすれば少ないですね。ところがその原因については、いろいろ各方面からお話がありましたから、これに触れませんけれども、これは防災の面からいって、羽田空港を一つの例にとりますと、消防車が九台ございます。科学消防車その他を入れて九台配置しておる。そこでこれの所要人員というか編成は、大体三十一名なくちゃならぬことになっているそうです。これは常時配備しておかなければ、いまの日東航……

第46回国会 運輸委員会 第10号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○久保委員 けさほど、委員長はじめ当委員会委員で、新宿駅を中心としての輸送状況と、それから中央線の運転状況を視察してまいったのであります。新宿駅の駅長からもそれぞれ要請などがございましたが、一つは、われわれ視察をいたしまして、これが普通の状態であるというので、言うならば、異常が通常であるということでありますこれに対して抜本的な対策としてはなかなか容易でないと思うのでありますが、少なくとも当面あのままで過ごすことには危険もあることでありますから、何か早急に手を打たなければならぬ、こう思うのです。もちろん、新宿駅長からわれわれに要請された一つには学生の時差通学をぜひ国会で取り上げてほしいという切な……

第46回国会 運輸委員会 第11号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○久保委員 二、三お尋ねしますが、まず一つは、今回の法改正では検査手数料がそれぞれ多少上がるわけでありますが、この上げる基準というか、それはどういうことからきめられておるのか伺いたい。
【次の発言】 私がお尋ねしておるのは、こういう手数料というか料金というかよくわかりませんが、そういうものの値段というか、額ですね。これはどういう基準できめるのがいいのかということと、それから今度の値上げですね。こういうものはどういう基礎から割り出してきておるのか、それをお尋ねしておるわけです。
【次の発言】 大体かような手数料というのは受益者負担ということが一つあると思うのですが、もう一つは、国の責任から出るも……

第46回国会 運輸委員会 第12号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○久保委員 関連して。港湾局長の答弁はそれで私もよろしいかと思うのですが、そこで、硫黄についてはバラ積みを許すというが、これについては国際間の問題もあることですが、船舶安全というか、人命安全条約というか、そういうものからいって、最近特に労働者の災害というものを非常に軽視するというか、そういう傾向があるわけです。もちろんそういう物資の輸入が多くなったから、特に災害が多くなるということも一つの現象ですね。だからここで特に船舶局長にお尋ねしたいのは、いま問題になったバラ積み硫黄の積載は、安全条約上はどうなっているんですか。それははずしてもいい、バラ積みでよろしい、こうなっているのか、もし日本の特殊な……

第46回国会 運輸委員会 第13号(1964/03/03、30期、日本社会党)

○久保委員 それでは、いま議題になりました法案について若干お尋ねをしたいと思います。  まず第一に船舶局長にお尋ねしたいのでありますが、旅客船の検査強化を昨年九月以降されているということでありますが、その検査強化の基準というか、そういうものはどういうものであるか。さらには、これによって対象となる船舶の総数はどの程度に見込まれておりますか。
【次の発言】 そこでいまのお話の中で、二、三ありますが、一つは、検査の結果、非旅客船への転用の問題であります。転用していった場合に、おそらくこれは石炭専用船なりあるいは貨物船というか、そういうところに転用されると思うのでありますが、この船自体にやはり問題がま……

第46回国会 運輸委員会 第14号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○久保委員 その前に、説明の要求を一つだけ緊急にしておきたいのですが、港湾労働等審議会の答申がきのう政府に提出されたので、きょうこの委員会の終わるまでに本委員会にもその答申を報告してほしいと思います。

第46回国会 運輸委員会 第15号(1964/03/06、30期、日本社会党)

○久保委員 来年度の旅客船の建造についてでありますが、この公団に応募される中には、来年度は特に自動車航送船が多いというふうな話も聞いているのでありますけれども、これはそのとおりであるかどうか。
【次の発言】 いまのお話だと種類は雑多だそうでありますが、十七社がこれに応募しているわけですね。  来年度の旅客船の建造方針というのは大体どういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 そのスクラップされる船のいわゆる代替建造が自動車航送船であっても、それは一様に扱うことになりますか。
【次の発言】 特にこの配付された表を見ましても、船齢の古い、たとえば二十五年から二十九年の間だけで見ましても、鋼船が四……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○久保委員 ただいま報告がありました富士航空の事故でありますが、たび重なる事故でありまして、あまり言うことばも出ないほどであります。結局その原因についてはいずれも当委員会には調査中ということになるわけでありますが、大体機体の整備はもちろんでありますけれども、そのほかに操縦士の訓練あるいはミス、そういうところにも大きな問題があろうと思うのです。それからきのう、あの辺はどうでありましたかわかりませんが、大阪空港付近は、午前中は大体強風注意報が出て、きのう大阪に所用があって航空機に乗ってまいったところが、途中で名古屋に着陸をして風がおさまってから大阪へ入ったのであります。そういう状況の中で実はきのう……

第46回国会 運輸委員会 第19号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○久保議員 ただいま議題となりました日本国有鉄道整備緊急措置法案について、提案の理由並びにその内容について御説明申し上げます。  日本国有鉄道は、国民経済の中で重要な地位を占めており、将来にわたってその地位は確保さるべき立場にありながら、今日の国鉄は、輸送力の不足からくる幹線輸送の渋滞、異常輸送を続ける通勤輸送、さらに続発する事故等等、その使命である大量客貨の安全、正確、迅速な輸送を遂行することがはなはだしく困難な状況にあります。  御承知のごとく、国鉄は、戦時中は戦力増強、戦後は経済復興の名のもとに、長期にわたってその施設を酷使してまいりましたが、昭和二十四年には、マッカーサー指令により、労……

第46回国会 運輸委員会 第21号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○久保委員 関連質問。――先ほど御報告がありました昨日の名鉄ですか、追突事故で、新聞で拝見すると、当該の運転士は、訓練期間というか、養成期間を終わってから十日だという話を聞いたのですが、そういう事実がありますか。
【次の発言】 なるほど運転免許証というか、それは取られたと思うのでありますが、いまお話しのように、鉄道経営の中では、免許を取ったというか、資格がついても、ある期間実地の見習いは当然やらなければいかぬのですね。言うならば、そのあとで優等列車はかなり経験を積んだ運転士を乗せるというのが常識と言われるほどになっている。そういう指導については、運輸省としては、基準というか、そういうものもいま……

第46回国会 運輸委員会 第22号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連。――ひとつ大臣にお伺いしておくのですが、いままで御答弁があったかどうかわかりませんが、日韓会談は昨日、金議長ですか、これが大平・金メモを学生代表に韓国で発表したということであります。そうなりますと、御承知のように、日韓会談というか、この交渉は一応ルールからはずれたとわれわれは考えているわけです。もちろん担当の大臣でございませんから、外交の本質についてお伺いするわけじゃありません。しかしすでに閣議等でも論議されたと思いますが、こういう形の中で、いままで御説明があったような日韓航空が、正常に安定していわゆる開設される見通しがあるのかどうか、この日韓会談と関連して日韓航空の……

第46回国会 運輸委員会 第23号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○久保委員 質疑に入る前に、この前の委員会で要求した資料が出てまいりましたから、海運局のほうから概要を説明願いたいと思います。
【次の発言】 いま御説明のありました最後の団体協約の問題でありますが、そういう必要がなかったのかどうかでございます。大体運賃の問題からいきましても、いまの御説明で見ますれば、少なくともこの運賃の低迷というか、だんだん悪くなってきている、そういうときにおいて、せっかくある団体協約の制度というものが活用されないのはどういうわけか。非常に疑問に思うわけなんですが、どういうことなんですか。
【次の発言】 五百トン以上の大型船について、実は組合法からはずれていたから、団体協約と……

第46回国会 運輸委員会 第24号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○久保委員 船腹量の策定について、もう一度確認をしておきたいのてあります。一つは船種別に船腹量を策定するわけてすか、その船種別についてあらためてお伺いするのは、いわゆる鋼船、木船の別、あるいは貨物船、タノカーの別、いろいろあると思うのですが、こういう種別てこれを策定するのてすか。
【次の発言】 先般もお尋ねをしたわけてすか、木船の問題であります。木船は、絶対の船腹量はあまり多くなっていかない、大体こういう傾向にある。これは鋼船への切りかえというか、そういう方向か一つにはあると思うのです。この間も申し上げたように、木船てなくてはならぬし、木船のほうか有利たという面も実はあるわけてあります。そうい……

第46回国会 運輸委員会 第26号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○久保委員 運輸大臣に、法案には直接関係ありませんが、先に二、三お尋ねしておきたいと思います。  先般参考人をお呼びしたときに、たしか修学旅行協会とかそういうところの代表だと思うのでありますが、そこで取り上げられた問題で、いわゆる僻地の学校ですね。僻地の学校は、御案内のとおり、一学年の数も非常に少ない、あるいは三学年を一緒にして複数教育というか、そういうものをやっていく。そうしますと、この修学旅行においては非常に負担もかかるし、あるいは輸送その他について非常に苦労するという話がございました。と申しますのは、国鉄の運賃割引にしましても、団体割引はたしか二十人以上の児童生徒に対して割り引きするわけ……

第46回国会 運輸委員会 第27号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○久保委員 観光局長の答弁は、非常に懇切丁寧というお話でございますけれども、時間の関係もありますので、私もできるだけ簡単にお伺いしますから、簡単にイエスかノーか、そういうふうに答えてください。  次に、あっ旋業法の問題でありますが、いままで問題になった十三条の三号に関連して二、三お伺いいたします。  一つは不正行為があったというようなことで取り消しをされる場合には、説明があったように聴聞会で処理されますね。そこで聴聞会で処理される場合でも、聴聞会もたとえばあっせん業者そのもの、被害者そのものの意見を聞いて判断されるのですね。そうですね。そうだというと、あっせん業態によっては、あっせん業者がカウ……

第46回国会 運輸委員会 第28号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○久保委員 一つだけ自動車局長にお伺いしておくのですが、先ほどバスやタクシーの踏切ストップの問題が論議されたのでありますが、そこで公営交通、いわゆる都電、都バスというか、そういうのを中心にした地方公営交通のストップに対する財政措置というのはその後どうなっていますか。いま理事者側から訴えられたのは、御案内のとおり四十八億実は赤字である。累積赤字は別にして、大体四十八億の赤字が見込まれる、こういう問題についてしかるべく財政措置を講じてほしいというので、これは自治省並びに大蔵省等にも関係があるのでありますが、当面の役所である運輸省はその後どういう働きをしておられるか、その解決のめどがあるのか、その点……

第46回国会 運輸委員会 第29号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○久保議員 いままで運輸大臣にお尋ねがあった点でありますが、まずひとつわれわれの態度を明らかにしておきたいと思います。  いわゆる国鉄の公共性の問題、これは、言うならば、公共性とはきめられた時間に列車を走らせなければならぬという一つの義務、あるいは運送は順序に従ってこれは輸送するという運送の義務ですね、あるいは運賃はきめられた運賃で輸送する、こういうふうなことが言うなら一つの狭い意味の公共性だと私は思っております。それからもう一つは、もっと大きく言うならば、公共性とは日本国有鉄道は国民経済上、その輸送を能率的に、しかも国民生活にその輸送をやることによって寄与するというのが一つの公共性だろうと思……

第46回国会 運輸委員会 第30号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。――いまの資格要件というか、それを引き上げる問題ですね。これは科学的に何か根拠があって上げるのかという問題、科学的と言っては語弊があるが、何かそういうものがあるのかどうか。ただいまの御答弁では抽象的なものでありまして、たとえばいままでの経験年数なり船の大きさでは非常にまずいという面が今日まで出たのかどうか。  それから海上航行安全審議会、この答申によって云々と提案されていますが、寡聞にして海上航行安全審議会のほうは実際聞いていない。だから、親切に説明するなら海上航行安全審議会の答申というか、そういう結論を本委員会に出してほしいと思うのですね。これはまだ時間がありますから、もし……

第46回国会 運輸委員会 第31号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○久保委員 いまの野間君の質問で大体尽きていると思うのでありますが、私は二、三点お聞きします。  こういう事故によって死傷された方々に対する見舞いというか、補償というかわかりませんが、そういうものが、数が多いだけにいろいろな立場の方がおられるので、しかも民間会社でもないので、金の出し方にもいろいろ制約があろうと思います。しかし、いうならば、早いところ遺族に対してもあるいは関係者に対しても納得してもらうことが、やはり国鉄という一つの大きな企業に対する信用度を高めることだと思うのです。でありますから、これは多少の無理があるし、また計算尺でぴたりきまりのつくものではないだろうと私は思うのですが、先ほ……

第46回国会 運輸委員会 第32号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○久保委員 この際資料の要求をいたしたいのです。一つは、新幹線が秋に開業になりますが、新幹線の将来にわたる収支の推移、どういうふうな予想を立てておられるか、これはもちろん運賃の立て方によって違いますが、これが一つ。  それからもう一つは、この法案に関係いたしますが、この法案では、たとえば列車の自動制御装置とか、新しいものが出てまいりましたが、これに類する既成線の信号保安とかいろいろなものがございますが、これに対して営業法なりあるいは刑法に基づく犯罪がどの程度あるか、あるいは線路に立ち入ったり、線路に石を置いたりという犯罪の最近の数字、これは二年ほどの推移を見ればいいと思うのですが、それを出して……

第46回国会 運輸委員会 第33号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○久保委員 私は、東海道新幹線が間もなく開業だというのでありますから、一応東海道新幹線の管理運営の問題、さらには安全対策の問題、そして提案されている法案の内容というふうに、大体そういう順序に従いましてダブらぬように質問したいのであります。  そこでまず第一にお伺いしたいのは、新幹線の管理というか、これは先般資料としてお出し願いました幹線支社というか、そういうもので管理をしていくという大筋がありますが、ついては既設線区における鉄道管理局との共管というか、そういう部面にも一応関係を持つということでありまして、言うなれば新幹線は新幹線の支社で一本にやるという割り切り方はしていないのであります。これに……

第46回国会 運輸委員会 第34号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○久保委員 一昨日の佐世保の海上保安部巡視船の連行事件といいますか、その報告がありましたが、どうもふに落ちない点が二、三ございますので、時間もたくさん取っておりませんから要約してお尋ねをするわけですが、一つは、いまの報告では、一回は巡視船の船長は移動することを拒否したという話であります。まず問題のとらえ方として、公海と認めておるわけであります。しかもこちらは公船でありますから、そういう観点からするならば、一回拒否したが、二回目に同行というか、そういうふうに移動すること自体が私はおかしいと思う。そういう指示のしかたをしているのかどうか。これはどうなんです。

第46回国会 運輸委員会 第35号(1964/05/19、30期、日本社会党)

○久保委員 海上保安についてお尋ねするわけでありますが、本日は漁船の海難事故等を中心にしてお伺いしたいと思うのであります。  特に最近話題にもなっておりますマグロ漁船の問題であります。すでに御承知かと思いますが、報道機関によってそれぞれ報ぜられていますように、最近特異な例として九十九トンのマグロ船の海難が引き続いており、今年に入りましても一月に三件あるいは四月に三件、合わせて最近までに約十件ほどの海難があるように伝えられております。その中には多少問題になるような記事もありますが、私はやはりこの真相を確かめるのがまず第一の問題だと思うのであります。そういう意味で、新聞によりますれば、海上保安庁は……

第46回国会 運輸委員会 第37号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○久保委員 先般、公労協の仲裁裁定が出たわけであります。これに対して政府は今後それぞれ所要の措置をとることと思いますが、裁定の中身についてはそれぞれの場所でまた質問が出ると思うのですけれども、私はおおむね裁定に従うという前提に立って 政府の所要の措置について若干お尋ねしていきたいのであります。  その所要の措置の前に一つだけ、裁定について国鉄にお伺いしたいと思います。裁定の理由の中の格差でありますが、この格差について裁定は考慮した、いわゆる本企業体のほうが低位にあると認めるということで九・五%となったのでありますが、従来国会の中でも論議されましたように、国鉄職員の労働の質について、実は政府もこ……

第46回国会 運輸委員会 第38号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○久保委員 前回の委員会で、中途で委員長が散会を宣告したので、実は質問も切れ目がなくてやめさせられたようなかっこうでありますから、あらためて海運局長にお尋ねするのですが、いわゆる海運収支の改善ということによる船腹拡充と自社船建造の問題で、実は話が中途で、というよりは入り口で質問は中断になっているわけです。  あらためてお聞きしますが、自社船建造に対するところの運輸省というか政府の方針はどうなっておるか、概括的にまずお話しを願いたい。
【次の発言】 昨年の国会で成立を見た海運集約というか、海運の基盤強化というのと国際収支改善というものは、必ずしも一致しないのが現状かと思うのであります。そういう現……

第46回国会 運輸委員会 第39号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○久保委員 国鉄当局にお尋ねするわけですが、先般新聞に報道されたところによりますれば、何か四十年度を起点にして長期計画を一応策定しているようであります。これはもちろんまだ政府部内においてもコンクリートはしていないだろうし、さらには基本問題懇談会というものを設けて、四十年からの長期計画、これは資金計画を含めてやっていこうということでありますので、この懇談会にも時間的にいってまだその意図するところを伝えてはおらぬと思うのであります。そういう時期でありますから、私が二、三お尋ねをするのは、そういう進行過程にあるということを前提にして二、三お尋ねするのですが、一つは、この発表されたようなものは、国鉄と……

第46回国会 運輸委員会 第40号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○久保委員 本日は木村局長だけであって、運輸大臣はお見えにならぬそうでありますから、至って事務的なことだけさしあたりお伺いしましょう。  一つは、けさの新聞にも出ておりましたが、前にもあったと思うんですね。自動車のドアのハンドルによる事故、これはわれわれしろうとがいままで見ていても、こういう構造の車は、しかもドアのハンドルが前向きになっている、こういうことで、たいへん危険のようだな、こう思っておったのでありますが、実は、その後事故もあり、改善されたかと思っておったら、たまたまきのうああいう災難があったそうでありまして、それは全く構造上の問題か、それとも故障していたとか機能が不完全のためにそうい……

第46回国会 運輸委員会 第41号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○久保委員 前回の委員会でお尋ねしましたが、なお結論的なお話を残しておりましたので、その点をお尋ねするわけですが、その前に、自動車のドアの取っ手というか、そういうものの事故がありまして、この点で先日お尋ねしたのでありますが、その後この改良方についてどういうふうになったか、これを御説明いただきたい。  それからもう一つは、最近行楽シーズンになったと同時に、天候もかような状態でありますので、ともすればバスの事故というのが多くなる季節になった。そこで、つい最近は、ある会社のバスが転落をいたしまして、死傷者をたくさん出したというような事故がありますので、これらについて一応当局からの御説明というか、その……

第46回国会 運輸委員会 第43号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○久保委員 前回の委員会に引き続いて、主として漁船の問題でお尋ねするわけでありますが、本日は、大体もう会期も後半になりまして、余白をあまり残しませんので、一応けじめをつけたい、こういう考えでおりますので、答弁もこれに向いた答弁をひとつお願いしたい、こういうふうに思っております。  一つは、本委員会で、たとえば船舶安全法の改正あるいは船員法の改正の法案を審議の際に、それぞれの附帯決議を実はしているわけであります。この附帯決議が忠実に行なわれているかどうかの問題が一つございます。そういう点についてお伺いしますので、あらかじめひとつお目通しをいただきたい、こういうふうに思っております。  そこで、こ……

第46回国会 運輸委員会 第44号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○久保委員 一言だけ聞いておきます。  海上保安庁長官にお尋ねしますが、日本の保安庁が所管している水路図誌は大体全部完備しているのですか。
【次の発言】 これは委託で測量をやらしておるところはないのですね。みな保安庁直轄でおやりですか。
【次の発言】 これの効用については大体問題ないのですか。たとえば船を運航する着が水路図誌の正確なものを持っておるとか、そういう普及度はどうなんですか。
【次の発言】 常備してあると言うが、常備してはいないのもあるのじゃないか、図誌じゃなくて勘でやっておる者もあるのじゃないですか。それから最近潮流の変化その他もあるでしょうし、航路標識などは毎年変わってくるという……

第46回国会 運輸委員会 第45号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○久保委員 大体のお話はわかりましたが、港湾局長にお尋ねします。係官を派遣して、今晩帰ってくるということでありますが、いままでの状況報告では、全体としての港湾の設備は破壊された、こういうふうに聞くわけであります。そうでなくてもここの港湾は地盤沈下が特徴的でありまして、港湾の構造というか、そういうものもだいぶ違っておると思うのです。そこでさしあたり輸送の問題で、港湾の機能が、全面的にはなかなか容易でないと思うのですが、ある程度有効に迅速に働くということが必要だと思うのです。そういうところはこれから帰ってからやると思うのでありますが、おおよその見込みで、そんなにかからないで応急的な岸壁の使用という……

第46回国会 運輸委員会 第46号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○久保委員 私はいまの問題で、質問があって答弁がありましたから一応いいのでありますが、きのう事務次官が行って、二人は懲戒免ということにしたそうでありますが、そのほかにいま棚橋委員からもあったように、綱紀というのは、単にどろぼうしたのはもちろんでありますが、その組織、指揮、命令というか、監督というか、そういうものはやはり正すべきところは正して、天下にこれをはっきり見せるのが筋だと思うのです。あえて運輸大臣の責任まではどうかと思いますが、海運局長もおられますが、いま高橋委員から非常におとなしい語調でいろいろお話があったのでありまして、たいへん遠慮されておるのでありますが、現地における感情というか、……

第46回国会 運輸委員会 第47号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○久保委員 現在交渉中の対米航空運送協定の改定の問題について一音お尋ねするわけですが、まず第一に、現在の交渉過程はどうなっておるのかということであります。新聞紙上によりますれば、一応何らかの回答が、非公式か公式かわかりませんが、あったといわれている。こういうのでありますが、政府自体では、現在こういうような回答が一応あったというのでありますから、これに対する対応策をさらに練り、出先に対して訓令を出していることと思うのでありますが、 ついては、けさの閣議にも大臣は出席されておるようだし、引き続いての経済閣僚懇談会にも午前中出席されたそうでありますが、本日ただいまの段階で、いわゆる閣議の席上で本問題……

第46回国会 運輸委員会 第50号(1964/10/02、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。――鉄監局長、これは今後の問題もありますので伺いたいのですが、ついこの前の国会でできた建設公団に関する法律の解釈の問題であります。私、一ぺん念を押しておきたいと思うのですが、いまあなたの御説明によると、敷設法別表によるのはなるほどそのとおり。しかし、この公団法によるところの基本計画について終点を、それから経由も変えてよろしいというが、起終点は変えてはいけないことになっていますね。そのことをあなたがお述べになったのはよろしい。なぜ起終点を書くかというと、まず第一に、公団法でいうところの基本計画のその因縁というのは、由来は言うまでもございませんが、鉄道建設審議会の答申を受けて運輸……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○久保委員 資料要求。本委員会にはしばらくぶりで入ってきたので、中断しておりましたが、ごく常識的な資料をさしあたりお願いいたします。  まず、原燃の事業報告。みなそういうものでいいです。それから防災科学技術センター、次には航空宇宙技術研究所、金属材料技術研究所、放射線医学総合研究所、理化学研究所、以上の事業報告を提出願いたい。  なお、それから、最近科学技術庁を中心にして科学技術の振興対策というか、そううい計画書が前のはいただいておりますが、そういうものが最近出ておりますれば提出願いたい、かように思います。

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○久保委員 原子力研究所の原子炉の設置といいますか、そういう問題について若干お尋ねしたいのであります。今日まで四基ですか、それぞれ型の変わった原子炉ができているようです。一号炉から四号炉、あるいはJPDRですか、そういうものがつくられておるわけですが、この一つ一つの設置された方向が原子力研究所の目的と合っているのかどうかという問題でございます。  われわれ単純にいままで知り得た範囲では、それぞれの炉は日本の国の原子力研究開発の方向に沿ったものだと承知しております。しかも、多額の金を要してつくるものでありますから、その試験研究の結果が次の段階に十分利用されていかねばならぬと思うのでありますが、ど……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1964/03/12、30期、日本社会党)

○久保委員 午前中の森山委員の質問で、全体的な労働協約がまだない、そういうお話がありまして、いま森田参考人からもなおお答えがあったわけですが、聞くところによれば、入り口でつまずいたきりで、中へ入らぬそうですね。実を言うと、一番最初の基本的なものがちっとも進まぬ。と申しますのは、労働条件については労使協議してきめる、至って常識的な基本的なことが、それがなかなか先へいかぬというので、実はそういう全体的な労働協約がまとまらぬ、こういうふうにも仄聞しているのでありますが、この点は組合の委員長に聞きましょうか、いかがでしょう。
【次の発言】 大体わかりました。こういう基本的なものは、そう言っては何であり……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/02/08、30期、日本社会党)

○久保委員 厚生大臣に最初にお尋ねしたいのであります。  時間もありませんので、しごく簡単に御質問申し上げるのですが、実はすでに御案内かと思いますが、茨城県の猿島町という特定の町に、流行性肝炎というのが最近出てまいりました。もちろんこれは、まだ決定的な原因が判明しないようでありますが、この特定な地域に多数の肝炎が流行して、言うならば働き盛りの者がどんどん死んでいく。最近日本医科大学の乗木教授が調査をいたしました結果、ビールスによるところの流行性肝炎であろう、こういうようなことで、実は話題と関心を呼んでいるわけであります。そこで、この乗木教授の実地調査によりますれば、その地区における小・中学校の……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 運輸委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○久保委員 ただいま副総裁のほうから、最近における事故の全体についてお話がございましたが、質疑者もたくさんおりますので、私は二、三お尋ねをしていきたいと思います。  一つは、この新幹線関係の事故でございますが、大体開業以来十月一日から先月の十一月二十四日までの間に合計七十七件実は事故があるわけです。一日に大体一・四件というか、一件半ほどという、かなり数にしては多いのであります。しかもこれは各セクションにわたって事故がある。いま副総裁から御説明があったように、開業当初におけるところのいわゆるなれるまでの期間が短い。いままでもたとえば「はつかり」車両故障にいたしましても、「はつかり」などはもっとた……

第47回国会 運輸委員会 第2号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○久保委員 関連でありますが、私はワンマンカーの問題を一言聞きたいのです。ワンマンカーは逐次増加の傾向にあるわけです。この理由は、言うならば、ツーマンカーに比べてもちろん人件費が安くつくということが大きなねらいであります。さらに最近車掌などの需給逼迫というようなことが大きな理由のようであります。ところが事、交通運輸の仕事でありますから、単に現在における要員の需給逼迫や企業の採算向上というか生産性向上というか、そういうものだけでやることは、最近における交通事故の傾向にかんがみても芳しくないことはいまさら言うまでもないのであります。  そこでまずお尋ねしたいのは、このワンマンカーの認可基準でありま……

第47回国会 運輸委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○久保委員 ただいま内海委員から国際収支改善、海運収支の問題と船腹増強の問題のお話がありましたが、私どもはいまのお話には多少疑問があります。時間もありませんから一言だけ申し上げて、次の機会に掘り下げた議論をしたいと思います。  国際収支の中でも、海運収支の恒常的な赤字、これを解決しようというのは、なるほど日本の政府にとっても国民にとっても一番大事なことだと思います。そこで従来運輸省を中心にして、政府は国際海運収支改善イコールと言っては語弊があるが、船腹の増強ということで今日に至ったようであります。いまお話のとおり、運輸大臣からそれぞれの向きに要求をしているということであります。しかしながら、こ……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/05、30期、日本社会党)

○久保委員 防衛庁長官にまずお伺いしたいのでありますが、懸案であったバッジシステムの日米の協定ができ、聞くところによりますれば、本日指定会社との間に契約をするそうでありますが、まずお尋ねしたいのは、第一点として日米合同研究の中で改善すべきものが出てきたので、本来は二次防の中で完成する予定を一年ほど延ばすということでありますが、この中身はどういうものでありますか。
【次の発言】 このバッジシステムの一年延長は、いま抽象的な御答弁がありましたが、そうではなくて、当初のいわゆる二百七億のワク内ではおさまらぬ、言うなれば、ヒューズに指定をしたこの機器がアメリカ側から異論が出て、これではとうていバッジ組……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会 第4号(1965/02/12、30期、日本社会党)

○久保委員 ただいま議題になりました承認事項でございますが、海運支局の出張所を三カ所新設する事項でありますけれども、まず、それぞれの海運支局出張所の陣容であります。これからつくろうとする三つの出張所の人的な配置はどういうふうになるのですか。
【次の発言】 出張所で一名ということでありますが、一名で、これは連絡だけでありますか。
【次の発言】 そうしますと、出張所におる職員一人は、そこで船員手帳の認証は自分の権限としておやりになるわけですか。
【次の発言】 船員手帳の認証事務だけが出張所の設置の理由ですか。
【次の発言】 三つの出張所、その港の出入の船舶の数、それから種類――一般の貨物船であるの……

第48回国会 運輸委員会 第5号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○久保委員 土地造成の問題でありますが、これについては開銀融資で実はやっておられると思うのですが、そうですね。
【次の発言】 地方団体がやる場合はどういう形でやっていますか。
【次の発言】 そこで五カ年計画では、土地造成で大体どの程度地方自治体が消化するものがありますか。
【次の発言】 いまのお話では、中期経済計画の中には五千五百億の別のワクでいまの金があるわけですね。
【次の発言】 これは面積というか、そういうものについてどういう程度になるのですか。
【次の発言】 過去の例で地方自治体がそういうことで土地造成をした場合に、必ずしも右から左にスムーズに誘致さるべき企業にわたっていかない、あるい……

第48回国会 運輸委員会 第6号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して――先ほどの副総裁の御答弁で、たとえば用地買収等に対する渉外費というか、これは当然組んでおる、また足りなければ本社に稟議されればこれを増額していくということでありますが、本件は取り調べ中でありますからよくわかりませんが、新聞等の伝えるところを総合すれば、それ以下のものだと思うのですね。はっきり公開の席で言えないような、言うならばおつき合いとかそういうものも多少あろうし、仕事をやっているからいろいろな面でやはり予算というようなワクで出し得ないようなものが相当現場にはあるんじゃなかろうかと思うのです。そういうことになりますと、当然、苦しいから顔なじみの業者に、こういう金……

第48回国会 運輸委員会 第8号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○久保委員 自治省からおいでになっておりますが、資料の要求をひとつしておきたいのです。それは港湾財政の、これはことしはちょっと無理でしょうが、三十八年度決算で、これは港湾別でなくてもよろしいですが、重要港湾というか、六大港ぐらいに仕分けしてそれぞれの港湾財政の大体の材料はあると思うので、まとめて次会審議の際までに出していただきたい。それからいま野間委員から要求のあった材料も、同様に、次会は五日に予定されているようでありますから、それまでに出していただきたい、こう思います。  それからこれは港湾局長にお尋ねしたいのですが、いま港湾審議会の管理部会の審議についてお話がございましたが、管理部会で取り……

第48回国会 運輸委員会 第11号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○久保委員 交通安全国民会議に関連して、ちょっとお尋ねというより意見を申し上げておきたいのですが、いま政府は、道路交通の、いわゆる無謀運転というか、そういうものを対象にしているそうでありますが、刑法の一部改正を提案しております。これは御承知ですね。これはなるほど、被害者の立場からいけば、正常ならざる運転によって国民の生命、財産に損害を与えることでありますから、この刑の量を引き上げるかどうかという問題は考慮に値する問題だと思います。ところが非公式に説明を聞いておりますと、刑法のできたのは明治四十年で、その当時の東京都の自動車は五台とか七台だったが、最近では御案内のとおり多くなっておる。だから、そ……

第48回国会 運輸委員会 第14号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。――大体野間委員からのお話で、御当局のほうもおわかりになったと思うのでありますが、私はひとつ要望をしておきたいのであります。  先ほど石田総裁からの御答弁で、たとえば日立製作所のごときは云々というお答えがございました。そういうものの考え方自体を、もっとお聞きしなければはっきりわかりませんけれども、この臨時雇用員というものは、どういう仕事をやらせるのか、あるいは超過勤務というのはどういう性。格のものかということをきちんとおきめになってやらぬと、単に人件費がふくらむからということでおやりになるとするならば、労働の質の点からいっても問題が多いと私は思うのであります。われわれの考え方……

第48回国会 運輸委員会 第15号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○久保委員 いまの追分線でありますが、これはこの前にも取り上げたのでありますが、きょうも取り上げてもちっとも釈然としない。釈然としないのは、この敷設法別表の広島経由がそのままになっていて、実際行為は千歳経由というか、千歳に結ぶということなんですね。鉄監局長からいろいろお話がありましたが、それは法律のたてまえからいって、われわれとしてはもしも千歳にやるべきだという建設審議会の決定があるならば、そういう手続をやはりとるべきだろうと思うのです。ところが、矢尾委員からもお話があったように、建設審議会の中でも、それはおかしいじゃないか、おかしいじゃないかというそのあとの結論は、建設審議会はどうなったかわ……

第48回国会 運輸委員会 第16号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○久保委員 きょうはさしあたり二、三お尋ねしておきます。  わからないことを聞くのでありますから、別に私のほうで策であるわけではありませんから、そのつもりでお答えいただきたい。  一つは、オーナーの経営の状態ですね、この一年間、中核体の経営状態に比べて、外面的に上向いているのか下向いているのか。これに関連して資料をあとから数字として出していただきたい。九月期の決算まででけっこうです。概括的にどうなんですか。
【次の発言】 オーナーの再建は中核体の責任だとおっしゃいましたが、そうなんですね。どういう責任なんですか。これは、どういう責任というのはたいへん失礼な言い方かもしれませんが、いわゆる五カ年……

第48回国会 運輸委員会 第18号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○久保委員 大体各方面から質問がありましたので、私からは二、三点お尋ねをしておきます。  一つは、この会社は、いうならば日本全国必要な土地にトラックターミナルを建設する、こういうことだと思うのでありますが、それに間違いがございませんか。
【次の発言】 その場合の資金調達でありますが、いうならば、東京トラックターミナル株式会社をつくって、この法律が成立すれば、当然日本自動車ターミナル会社に吸収合併ということでありますが、そういう形で発足した場合は、会社の名称は、日本自動車ターミナル株式会社になるわけですが、どうも東京トラックターミナルを引き継ぐということに限定され、論議もそこに大半集中されている……

第48回国会 運輸委員会 第20号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○久保委員 関連してちょっとお伺いするのですが、後ほど総体的にお尋ねするのですが、先ほど小川委員の質問でいわゆるブルー14あるいは四つの米軍基地、こういう問題に質疑が言及されたのでありますが、私が関連してお尋ねしたいのは、すでに航空審議会からは富里あるいは霞ケ浦、いろいろそういうもので先年答申されているわけです。しかし、これは政府部内の事情によって今日まで第二国際空港は決定に至らない。これからきめようとするわけでありますが、ひとつは航空審議会の答申というものは現在の四つの東京周辺にある米軍基地あるいはブルー14という管制の壁、こういうものを前提に置いて第二国際空港を設定したのか。あるいは政府は……

第48回国会 運輸委員会 第23号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○久保委員 私、ちょっと……。
【次の発言】 それでは、時間だそうでありますから、簡単に一つだけお尋ねしたいのです。東京湾空域は非常に狭い、こういうお話でありますが、いまそれぞれの参考人から具体的に、木更津とか、あるいは審議会答申の富里とかあるいは霞ヶ浦、こういうお話も出ておるわけであります。ついては、松浦参考人として、東京というか、空域全体としていまあげられているような候補地らしきものは、実際にその辺に設定した場合に、空域としては十分おありになるというふうに見ておられるのかどうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 もう一つ続けてお答えいただきたいのでありますが、たとえば霞ヶ浦という話も出てお……

第48回国会 運輸委員会 第24号(1965/04/15、30期、日本社会党)

○久保委員 委員長に一言前もって申し上げますが、当委員会でいまもお話が出ましたが、外務省から責任を持って答弁できる者が来ておらないようでありますね。きょうの問題は南北ベトナムとの海運あるいは船員の問題でありますから、当然のごとく航行安全というものが中心課題になります。その答弁のできる人が来ないでは、議事進行はできないと思うのです。何かいま非公式に聞くと、アジア局長なりアメリカ局長は会議をやっていて来ぬ。局長が来なければ、外務大臣を呼んでもらいたい。  そこで、来るまで私も参考人の皆さんにお伺いするのでありますが、先ほど北ベトナムの問題で、和田参考人から、船員の安全が第一だ、そのとおりであります……

第48回国会 運輸委員会 第27号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○久保委員 いままで各方面から質問がありましたようで、私は簡潔にお尋ねをするわけですが、私から要求した大臣がまだお見えになっておらぬ。総理大臣と河野国務大臣を要求しておるのですが、これは委員長どうなっておりますか。
【次の発言】 総理は予算委員会、河野大臣は連絡  したのですか、どうなんですか。
【次の発言】 いかなる理由で出席しないのですか。
【次の発言】 連絡したと言うが、連絡の返事はどういうふうになりておるのですか。河野国務大臣は新東京国際空港の問題では、関係閣僚懇談会の座長をつとめられておる、これは大久保政務次官に聞きましょう、そうですな。

第48回国会 運輸委員会 第29号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○久保委員 この造船法の改正に関連して、本日は造船政策というか、そういうものの全体について大ざっぱにお尋ねしたいと思います。  そこで、一つには、造船工業界というか、造船界の現況についてはどういうふうに認識されておるか。言うならば大手の造船関係、これは昨年OECD加盟以来、国際的に問題が出ているわけであります。日本の造船シェアが大体全体の四〇%前後というような大量の受注をいたしておりますから、そこでOECDを中心にして、まあヨーロッパ中心でありましょうが、そういうところの造船界としては、これに対して何らかの対策をとりたい。その背景は、言うまでもありませんが、造船能力の向上と船腹過剰の傾向、そう……

第48回国会 運輸委員会 第30号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○久保委員 港域法が港則法の中へ吸収されるわけでありますが、この吸収されることは提案説明で大体了解はできるわけです。ただ問題は、港域を設定する場合の手続、これはどういうふうな手続をやっているのか。手続というのは、言うならば一つの特定な港の区域を決定するわけですが、その場合、地元の関係、たとえば関係地方自治団体あるいは特に問題の多いのは漁業者との関係であります。漁業権との関係が当然出てくると思うのでありますが、そういう手続は従来どういうふうにしてやっておられるのか、これはどうですか。
【次の発言】 そこで、港域の設定、新設と港域の変更、こういうものの発動はどこからしますか。

第48回国会 運輸委員会 第31号(1965/05/15、30期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して。――だいぶ粘って御質問のようでありますが、私はあらためてしますが、いまの問題でありますけれども關谷委員からお話があったようなことが実際は実情としてあるわけです。法の上ではないはずなんですがね。といって、これを拡大解釈というか、そういうものでやれるものではないと私は思うのです、頭数でありますから。かっこうが違うというくらいなら拡大解釈できますが、人数の問題でありますから。そこでこれは旅客定期船の需給の関係とも関連があります。だから言うならば、もう一つ制度として限定旅客定期免許、限定とはさっき關谷委員から指摘があったように、運転者、乗務員ですね、これだけは運んでよろし……

第48回国会 運輸委員会 第32号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○久保委員 きょうは、運輸大臣そのものの発言に質疑があるのでございますが、運輸大臣は御出席がないようでございますが……。
【次の発言】 時間の制限もあるようでありますが、その中で連れてこなければ質疑が進みませんので、あらかじめ断わっておきます。
【次の発言】 それでは、これは政務次官で御答弁できると思うのでありますが、きのう貿易外収支の会議をおやりになりました。これについて、四十年度の海運収支についてどう見通しをされたのか、いかなる対策を講じようとするのか、その点だけさしあたり伺っておきたい。
【次の発言】 そこで海運収支の改善対策というか、これは中期経済計画で赤字は三十八年度と大体横ばい状態……

第48回国会 運輸委員会 第33号(1965/05/26、30期、日本社会党)

○久保委員 いま關谷委員からもお尋ねがありましたが、いわゆる港の構造と船の関係、いまの港湾局の答弁では必ずしも満足でない。言うならば、現状やむを得ずこういう港にかかる船を入れているというように見られるわけなんです。この点の改善についてはもちろんこれからいろいろ検討すると思うのだが、さしあたりこれはここの室蘭港ばかりでなく、京浜あるいは阪神それぞれあると思うのです。港湾の施設と入出港するところの貨物及び船舶の大きさ、こういうものをこの際全体的に検討して応急対策を立てないと、あしたと言わず、今日また同じような事故ができないという保障はないわけなんであります。そういう点について、運輸大臣はどのように……

第48回国会 運輸委員会 第34号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○久保委員 当委員会理事会において、先般、委員長を中心にして、国会決議に基づいて、日米航空協定改定、この問題をひっさげて渡米の上、アメリカ国会の担当の議員諸君と十分交渉するはずであったわけであります。その後、政府筋等からの連絡も一あって、一時渡米を中止というよりは見合わせるというか、待機ということになったようでありますが、這般の情勢を考えまして、この際、なるほど政府自体からの要請等も多少あろうかと思うのでありますけれども、しかしこの問題を当初当委員会で取り上げ、本会議において決議された趣旨のものは、いわゆる政府間交渉によっては問題の進展をはかりにくいだろう、よって国民の総意ということで国会を代……

第48回国会 運輸委員会 第35号(1965/07/12、30期、日本社会党)

○久保委員 これは政府側から、どちらでもけっこうですから御答弁いただきたいのですが、いま委員長並びに三理事からそれぞれ渡米されての交渉というか、わが国会の意思を向こう側に十分伝えられたことが御報告になりました。たいへん御苦労であったと思います。しかし問題はこれからでありまして、しかも今日非常に困難な情勢も伝えられておるというのですが、いまの委員長はじめ各それぞれの理事からのお話によって、現在アメリカは日米航空協定に対して、不平等であるということについてまず了解しているのだ、いまの協定は不平等である、そういうふうな了解のもとに折衝が進められているのか、いかがでしょう。外務省か航空局――航空局が主……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○久保委員 私も小泉長官に二、三お伺いしたいのです。  御蔵島が米軍から拒否されたということは、いわゆる条件が合わぬということでございましたか。
【次の発言】 それでは、御蔵島については、米軍とその御蔵島に代替するということでお話をしたためしがなくてつぶれた、こういうことですか。
【次の発言】 先ほどの質疑の中で、御蔵島の条件の中で一番決定的なものは、そういう表現は使わなかったが、例として気象条件が合わぬ、こういうことだそうですが、そのとおりですか。
【次の発言】 そこで、長官にお尋ねしますが、いま根回しをなさろうとしているのですね。しているわけじゃないですね。根回しをいまからするわけですね。

第48回国会 災害対策特別委員会 第10号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○久保委員 時間も迫っておりますし、総体的な質問はただいままでありましたから、私はその中から抜けた二、三についてお尋ねをします。河川局長は何か時間の関係もあるそうでありますから、河川局長にお尋ねをします。  お尋ねの要点は、いわゆる霞ケ浦の水位の問題でありますが、御承知のように、異常渇水というのか、そういうことで霞ヶ浦の水位はかなり低位になっております。そこで問題なのは、御案内のとおり田植え期、しかもいままでに干害あるいは海水の逆流による塩害、こういうもので地元ではたいへんな損害を受けている。いま追いまき等をやっているわけでありますが、間もなくというか、今日ただいま田植え期に入っていると思いま……

第48回国会 地方行政委員会 第18号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○久保委員 まず第一に、委員長にお尋ねを一つしたいのであります。  地方税法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、運輸委員会から地方行政委員会に合同審査の申し入れがあったと思うのでありますが、聞くところによりますれば、これを拒否されたというのでありますが、その理由は何でしょうか。
【次の発言】 委員の差しかえというのは、これはもちろん国会法に許されており、国会議員の審議を充実させるための趣旨から差しかえができております。この差しかえの問題と、連合審査の問題は、おのずからこれは違うのであります。これは委員長御承知のとおりであります。しかも、いまの御説明では、本法案は三月一ぱいにあげねばなら……

第48回国会 法務委員会 第25号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○久保委員 私は改正案の二百十一条を主としてお尋ねするのでありますが、提案理由の説明を読みますと、さらに質疑応答の中で、刑罰を重くするという目的は、最近の特に道路交通における悪質犯罪、これに対して改正するのだ、こういう御説明のようでありますが、悪質犯罪と刑罰の関係はどういう関係に考えられておるか。ということは、刑罰を重くする効用といいますか、私は法律の専門家じゃないのでありますが、そういう効用についてはいかように考えておりますか。
【次の発言】 刑罰を科するというと、たとえばいまの御説明でよくわかりかねるのでありますが、執行猶予で云々というお話がございましたが、それでも再犯といいますか、そうい……

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/02/20、30期、日本社会党)

○久保委員 最初に官房長官にお尋ねしたいのでありますが、椎名外務大臣が韓国で本日日韓基本条約の仮調印をされるというのでありますが、それは事実でありますか。
【次の発言】 きょうの午後二時に調印されるということでありますが、その内容は公表されましたか。しかも憲法七十三条については、すでに当委員会で先般論議があったとおりでありまして、この七十三条の精神は、事前に国会の審議をしてもらうということが精神であります。ところが、この午後二時に、いま調印されるというのに、何ら公表もされないままに椎名外務大臣が処理するということは、まさに秘密外交だと思うのでありますが、どうお考えでありますか。


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 運輸委員会 第1号(1965/08/04、30期、日本社会党)

○久保委員 時間もあれですから、二、三お尋ねしておきます。航空局の国際課長が最近、十日から始まる交渉の下打ち合わせで渡米したという新聞報道があるが、そのとおりであるか。そのとおりだとするならば、どういう打ち合わせをしてきたか、あるいはしているのか、それをお聞かせいただきたい。
【次の発言】 その下打ち合わせは米側との下打ち合わせか、それともアメリカ駐在大使館を通しての交渉下打ち合わせか、どっちなんですか。国際課長が直接米側担当官との打ち合わせに行ったのか、それともアメリカ駐在大使館を通じての交渉に行ったのか、どちらですか。
【次の発言】 それは、十日から行なわれる会談の手順について打ち合わせに……

第49回国会 運輸委員会 第5号(1965/08/19、30期、日本社会党)

○久保委員 日米航空協定の改定交渉についてお尋ねするわけでありますが、聞くところによりますというと、今回の交渉は去る十日から引き続きやっておられるようでありますが、明日をもって一応中断するというふうに新聞等は伝えているのですが、そのとおりであるかどうか。いかがでしょう。
【次の発言】 中断することはきまっておらないということでありますが、それはそのとおりだと思うのであります。ついては、仮定の問題でお尋ねするのはたいへん恐縮なんでありますが、今日の段階で、日本側が主張するような形で最終的に解決するめど、見通しはあるのかどうか。いかがでしょう。

第49回国会 運輸委員会 第6号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○久保委員 いま経過の説明がございましたのですが、米側との休会の申し合わせでありますが、これはどちらから休会の申し出があったのか。いまのお話だと、米側が本国政府と協議する必要があるので一時休会、こういうふうにとれるのだが、そのとおりなのかどうか。それからもう一つは、いまの報告の中で、かなり進展したというが、進展したというのはどの辺が進展したのか。そういうことについて一言お伺いしたい。
【次の発言】 かなり話が煮詰まったというが、かなり煮詰まったならば、休会ということじゃなくて、普通、本国政府に請訓を仰いで、とにかく一応軌道に乗っている会談でございますから、その交渉を続行するのが外交的なルールか……

第49回国会 運輸委員会 第7号(1965/10/01、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。いま野間君の質問に対して答えがないようだが、質問が悪いので答えられないのかどうか。それともこの場所で責任ある答えが出ないというのですか、どっちですか。順々に聞きましょう。まず運輸省。
【次の発言】 いまの航空局長のお話で、結局許可する場合に条件つきで許可するというか、実際はそうなると思うんです。いままでの話を総合すると、米軍の都合によっては一方的に乗り入れを禁止する場合がある、取り消しをする場合がある、そういうことですね。そういう条件つきで許可するべきものは許可、その通告は正式にしていないのですか、それとも何かいま航空局長の後段の話では、関係筋と相談をしてお答えをしたい、こう……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 運輸委員会 第2号(1966/01/17、30期、日本社会党)

○久保議員 ただいま議題となりました日本国有鉄道整備緊急措置法案について、提案の理由並びにその内容について御説明申し上げます。  日本国有鉄道は、わが国交通機関の大動脈として、国民経済の中で重要な地位を占めており、将来にわたってその地位は確保さるべき立場にありながら、今日の国鉄は、幹線輸送の渋滞、殺人的な通勤輸送、さらには続発する事故等々、その使命である大量客貨の安全、正確、迅速な輸送を遂行することがはなはだしく困難な状況にあります。  御承知のごとく、戦時中は戦力増強、戦後は経済復興の名のもとに長期にわたって、その施設を酷使してまいりました国鉄は、昭和二十四年マッカーサー指令により公共企業体……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/11、30期、日本社会党)

○久保議員 お尋ねの内容は、いわゆるこの法案で鉄道施設整備事業の内容だろうと思うのであります。これはお読みになったように、いわゆる線路を増設すること、これが線増といわれていることでございますし、今日国鉄から出されております長期計画に盛られるようなものを大体さしている、かように御了解をいただきたいと思うのであります。でありますから、二番目の鉄道車両の整備ということは言うまでもありませんが、車両の増備、それから第三番目が、いわゆる輸送の近代化といいますか、そういうもの。四番目には、保安施設を整備するということでございまして、おおよそ先ほど申し上げたように、国鉄当局が今日国鉄整備長期計画、そういうも……

第51回国会 運輸委員会 第10号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。  せっかくの名ざしでありますから……。  それはいろいろ見よう、考えようはございますが、現実には――こまかい点は別ですよ。総裁がおっしゃるのも、広い国鉄の分野でありますから、通勤輸送は設備を改良してももうけはない、ペイしない、こういう理論の立つところもありましょう。いなかのどこかの山の中の線、いわゆる通勤通学だけ用があってあとは乗らぬ、そういうところもあります。だから、山手線ばかりではありませんが、総体に私が申し上げたいのは、結局ペイするということと、もうからぬということとは、ちょっと違うと思うのですよ。これは理屈です。だから、もっとはっきり申し上げますならば、たとえば山手……

第51回国会 運輸委員会 第14号(1966/02/19、30期、日本社会党)

○久保委員 私の質問は、なるほどいま委員長が議題にした国鉄運賃法の改正案だが、本委員会に提案されている私外七名の緊急措置法案も議題に供さなければいかぬと思うのです。本日の委員会の日程は変わっちゃいない。ところがいま宣告したのは運賃法の改正案だけだが、これはいかなる所存でそういう提案をしたのか。
【次の発言】 委員長になられたばかりであるから、ある程度やむを得ないと思うのですが、用語は十分気をつけられたい、かように要望しておきます。  そこで、運賃法について質問をいたすわけでありますが、大体いままでの質疑の中で、およそだれもが疑問に思っている点、だれもが聞かなければならぬという点は、一応質疑の形……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/07、30期、日本社会党)

○久保委員 飛行機の事故、それから船、鉄道の事故もありましたが、そのたびに実は同じような、というては語弊があるが、この安全第一だということについて、当委員会では同じことをたびたび繰り返し言っておるわけだし、そういうふうにも聞いておるわけです。今度のような事故がたび重なるというか、不幸にして重なったこの航空機の事故に対しても、これによって犠牲というか、とうとい命をなくされた人たちには心からの哀悼の意を表しながらも、私は、いまからこれを質問するにあたって、半ばむなしさを感じつつ質問するわけであります。  これは、私自身も非常に残念だと思っているのです。いままで委員各位から出てきた問題は、新しい問題……

第51回国会 運輸委員会 第17号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○久保委員 三月の十一日でありますが、政府登録旅館においてたくさんの人が火災によって死傷したのであります。これは群馬県の水上町でありますが、この問題点について一、二御質問を申し上げたいと思うのでありますが、質問に入る前に、観光局長並びに消防庁長官に、事柄の概要について一応御説明をいただいたらと思っております。
【次の発言】 概要御説明いただきましたが、私がお尋ねしたいのは、一つには、このホテルというか旅館は、いまの法律、制度というか、そういうものからいって、火災による災害から人間の命を守るという基準には合っているのかどうか。これは消防庁長官ですね。そういうものに合っているかどうか、ひとつ……。

第51回国会 運輸委員会 第19号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。いまの私道の問題ですが、いまの道路局長のお話では、いまのところ何も考えておらないという答弁だと思うのです。それは別に責めるわけじゃありませんが、そこで聞きたいのは、私道に関係する踏切、そういうものでこの国会で問題にしなくちゃならぬような差し迫ったものは、あるのかないのか。大体私道についてはそんなに張り込んで助成をして踏切道改良まで考える必要はないのだ、こういうふうに御認識であるのかどうか。これは鉄監局長からもお答えをいただきたいのだが、われわれはそういうのがあるかどうかわからぬけれども、南武線の踏切の問題、これは二年ほど前かと思ったのでありますが、これはたしか私道にかかわる踏……

第51回国会 運輸委員会 第20号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○久保委員 私は、いま田道委員から要求があった資料、この資料は膨大なものでありますが、できますなら来週早々に手元に届くように努力してほしい、こういうふうに思います。それがいやならば、法案は残念ながらずっとあとになることを政府は承知してもらいたい。これはあたりまえなんです。本来ならばこういう資料は法案提案と同時に、要求がなくとも出してくるのがあたりまえなんだ。政府委員席のほうでけらけら笑っているようだが、不届きしごくなんだ。だからこれについては、資料が欠ければ審議ができないんだから、ぜひ責任を持ってもらいたい。大臣もおられますから、そのとおりにお願いします。  なお関連して、よけいなことでありま……

第51回国会 運輸委員会 第21号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○久保委員 答弁者の都合もあるようでありますから、銀行局にこの前お願いした、保険制度というか保険の概要というか、これについての説明は後ほどお願いしたいと思います。  それで、警察庁から交通局長が見えておりますからそのほうから先にしたいと思うのですが、お尋ねの第一は、現在における交通事故、その中でも死傷事故の傾向は、もちろん概念的には多くなっていると思うのでございますが、そういう傾向についてどういうふうに見ておられるか。  それからもう一つは、死んだ場合はもちろん賠償となれば、民法による賠償の請求あるいはいま審議している自賠責による保険金の給付、こういうことでやっているのでありますが、交通局長に……

第51回国会 運輸委員会 第22号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○久保委員 御出席の方々の御都合もあるでしょうから、総理府にまずお尋ねいたします。きょうは長官がお見えにならなくて、宮崎室長さんがおいでになりますね。そこで御答弁できかねる問題がありましたら断わっていただきたい。  お尋ねの第一点は、昨年、交通安全国民会議を政府は開催されました。二回にわたって開催されたのでありますが、その会議で、それぞれのむきから表明されたいろんな意見があるわけです。その中でも特に、いま私どもが審議しておる自動車による事故、こういうものについて意見の表明があったと思うのです。非公式にわれわれのところに伝わっている問題二、三について具体的にどういう措置をしたか、お答えをいただき……

第51回国会 運輸委員会 第23号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○久保委員 前回に引き続いて関係の向きに質問をするわけでありますが、関係する個所が非常に多くなりましたので、順序を立てて逐次御質問申し上げます。  なお、質問の済み次第、私から申し上げた場合は、私としては御退席になってよろしいと思いますので、あらかじめ断わっておきます。  それじゃ、法制局おいでですね。前回質問した中身は御承知かと思うのでありますが、埼玉県川口市において、市条例によって市自体が交通災害の共済制度をつくった。この四月一日から発足しておるようでありますが、その起こりは、新聞記事から知ったわけでありますが、これをつくる過程において、言うならば大蔵省はそういう制度自体は困ると言ったのか……

第51回国会 運輸委員会 第24号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○久保委員 先ほど田邉委員からの御質問で、いわゆる滞留金の利息の問題が出ましたが、先ほどの保険部長の答弁だと、これが全然保険の制度というか、事業に関係して計算をされていないようなお話でありましたが、それはそういうことなのか、ほんとうに計算していないのか。計算してはいないが、事実は滞留金は自然に利息を生んでいく。生んできた利息は当然のごとく保険業者の中に入ってくる、これだけは事実だと思うのです。ほんとうに計算していないのかどうか。計算していないとすれば、むずかしい保険数理というものを計算して、保険の給付と保険料との関係はどうあるべきか、こういうこまかい計算まで計算できる能力を持ちながら、滞留金の……

第51回国会 運輸委員会 第26号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○久保委員 先日の委員会で要求してありましたところの、自賠法の保険料率の算出基礎、そういう資料が出ておりますが、この内容について一応説明を求めたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で一応筋道としてはわかったのでありますが、この計算の中には、前回申し上げたように、滞留金というか、そういうものの利子は全然計算されていない。前回の答弁では、それは保険企業の中でその他の保険と一緒になっているというような御説明でありましたが、それはすべての保険について同様なのか。この自賠責だけがそういうふうになっているのか。いわゆる短期の保険は、先般御説明のようになっているのか、長期にわたるものはそうでなく計……

第51回国会 運輸委員会 第27号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○久保委員 大臣が来る前に、担当局長である佐藤航空局長に二、三お尋ねします。  一つは、国内航空企業の再編成というか、そういうふうなことがずっと政府部内において討議されているようでありますが、その問題に関しては、すでに航空審議会からの答申もあるように聞いているわけです。ついては、さしあたりお尋ねしたいのは、昨年の航空審議会から出た答申、これの要点をお尋ねしたいのです。
【次の発言】 いまおあげになりました幾つかの点でありますが、一つには航空企業の数の問題、いわゆる国際航空については一社、しかもこれは日航、それに対する助成強化、こういうふうなこと。それから国内の企業については二社というふうになっ……

第51回国会 運輸委員会 第28号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○久保委員 これは銀行局からの資料かと思うのでありますが、原付の保険料率の算出資料、きょう出ております。この中で、ちょっと見なれない文字を使っているのがあるのですが、この参考というほうで、一番上の統計表の分類の第一原因、第二原因となっていますが、第一原因と第二原因というのはどういうことなのか、ちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 それはそれでわかりました。  次に、先般御質問申し上げたいわゆる改正しようとする原付自転車は、従来ある国の再保険から、それを除く、いま竹谷委員からもお話がありましたが、多少私の質問だけを見れば、誤解して、われわれの真意を曲解される心配もあるので、あらためてこの……

第51回国会 運輸委員会 第30号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○久保委員 私も二、三お尋ねをするのでありますが、いままでそれぞれお尋ねされた方と内容が多少重複するかと思うのでありますが、重複した際には答弁のほうは省略してけっこうであります。  この改正案はいわゆる三・三答申に基づくものだと考えておりますが、そのとおりでありますかどうか。
【次の発言】 そうしますというと、港湾運送事業そのものの中で一番大きいものは、問題の発端と言っては語弊がありますが、その大きいものは港湾労働の問題が一つございます。港湾労働は三・三答申を踏まえて先般制定されました一応のコースができたと思うのであります。いま御提案になりましたのは、運送事業の体系を整えるということだと思うの……

第51回国会 運輸委員会 第31号(1966/05/11、30期、日本社会党)

○久保委員 法案について取りこぼした二、三の点がありますので、質問を申し上げたいと思います。  この自賠責による保険金の支払い額についてでありますが、今日ただいまでは限度額はそれぞれ百万円、こうなっているわけです。そこで、最近の実績を見ますのに、たとえば昭和三十六年度から昭和三十九年三月末までかかるものでありますが、この保険金支払い件数を調べてみますと、死亡が八千八百二十三、重傷が五万九百八十七、軽傷が三万八千四百七十二人、計九万八千二百八十二人、これに対してどの程度の保険金が支払われているかということであります。平均値を見ますと、いま申し上げた九万八千人の死亡あるいは重軽傷者に対するものであ……

第51回国会 運輸委員会 第34号(1966/05/24、30期、日本社会党)

○久保委員 私は日本社会党を代表して、自動車損害賠償保障法の一部を改正する法律案原案並びに自民党提案の修正案に反対をいたし、社会党提案の修正案に賛成の意見を申し上げます。  自動車損害賠償保障法の制度については、すでに本委員会でそれぞれ申し述べたとおり、今日における自動車にかかわる人身の死傷に対し適切な被害者救済をいたそうとするのがこの法律のたてまえであり、その保障をすることは国家の責任であるというのが、本法のもう一つのたてまえであるわけであります。  今回の改正提案の中で大きな問題は、一つには原動機付自転車を強制保険の対象にするということであります。この点については、われわれも異存はございま……

第51回国会 運輸委員会 第36号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○久保委員 簡単に二、三お尋ねをいたします。  大事な点で、いまの問題で公取の話は大体わかった。いまの答弁を聞いていて港湾局長はどう思いますかということになるのだが、ちょっと待て。というのは、そういうことになると、そうでなくてもやはり力の強い者が残って、しかもそれが役員とか何かになるというのが当然です。そこで、そういうことになりますと、いままでの審議の中で整備されつつある、二年の間に集約合併といったのはいいと思うのですが、そういう方向をとる。そういう場合に、われわれとしてはもちろん適正規模にすることがねらいである。これには異存がございませんし、またそうすべきだと思うのです。ところが発言権がない……

第51回国会 運輸委員会 第39号(1966/06/03、30期、日本社会党)

○久保委員 宮田参考人にお伺いするのでありますが、この法律が成立した暁にはそれぞれ適用になるわけでありますが、この法律から中小の造船所、そういう企業が受けるところの、まあ利益と言っては語弊がありますが利益、利益というよりは、先年内航二法が改正された際、大きな問題は、いわゆる適正船腹量の策定、あるいは最高限度の問題、そういうところからいって、いままでの、特にその中でも木船業者の仕事量が非常に減るであろう、それでは造船所としてやっていけないという声がかなり強かったわけです。今回、先ほど来のお話によりますれば、この法案の多少のところには問題があるけれども、大体においてこれが通ることは強く希望する、こ……

第51回国会 運輸委員会 第40号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○久保委員 前会に引き続いて漁船関係でお尋ねをするわけでありますが、前会は、漁船の載貨基準、いわゆる乾舷マークについてお尋ねをしたわけでありますが、その際、船舶局長から一応お答えがあったと思うのです。そのお答えの中身には、漁船の特殊的な条件として、しけの場合もあるし云々という答弁もあったと思うのですが、受け取った感じとしては、何か特殊な条件というか、そういうものを基準にして考えるというと、載貨基準、いわゆる乾舷というものはいま直ちにつけさせるというか、そういうことはできないような意味にとれたわけなんであります。たいへん恐縮でありますが、重ねて漁船の載貨基準あるいは乾舷については、もはやいままで……

第51回国会 運輸委員会 第41号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○久保委員 法案の内容について先にお伺いいたします。  この法律案の内容は、一つには小型船造船業というものを運輸大臣というか、そういうものの権限で登録制にしよう、登録というものは届け出あるいは許可、そういうものの一つの形でありますが、登録によるメリットというか、効果というのは業界にどの程度及ぼすのか、小型船についてのいまの法案ですから、それについてどういう利益をもたらそうとするのか、これをまず第一にお伺いしたい。  第二点としては、この法案の骨子である小型船造船業の近代化、合理化、そういうものに対して一定の基準を設けて、基準に合うものについてのみ登録をする、しかし現在やっておるものは経過措置と……

第51回国会 運輸委員会 第42号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○久保委員 私は歴史を聞きたいのでありますが、内航海運については、たしか説明にもあるが、四十六国会で内航二法として実は成立した、その内容は、言うならば適正船腹量を策定して、これによって船腹過剰を食いとめて、海運市況というか内航市況の安定をはかろうということであったのであります。だからその効果が今日ただいまどのように出ておるのか、あるいは欠陥がありとするならば、どの点で欠陥が出てきたか。それからいま提案しているこの法案は、四十六国会で成立した内航二法というか、その改正といかなる関係があるのか、それをまず第一にお聞かせをいただきたい。  それから運輸大臣は、重要法案であるから、でき得べくんばやはり……

第51回国会 運輸委員会 第44号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○久保議員 ただいま議題になりました都市鉄道整備促進法案について、提案者を代表して提案の趣旨及びその内容を説明いたします。  都市における交通は、産業と人口の過度の集中により、通勤輸送の殺人的混雑、路面交通の恒常的な渋滞、そして救いようのない交通事故の頻発を招き、都市問題の中心的課題ともなっております。  この都市交通問題を解決するには、都市問題全般にわたる総合対策の樹立とその強力な推進が肝要であることは言をまちませんが、当面極度に混乱を続けておる都市交通の現状を打破することが緊急に必要なことであり、それには道路網の整備により路面交通の円滑化をはかると同時に、高速鉄道の建設を促進し、大量輸送機……

第51回国会 運輸委員会 第45号(1966/06/27、30期、日本社会党)

○久保委員 簡単にこの国会の中でできなかった国鉄の経営について二、三お尋ねしたいわけであります。  そこで私はまず第一に、一つの実例から申し上げたいと思うのでありますが、常磐線の準急は、今回の運賃値上げと並行して全部急行列車に格上げしたわけであります。これはよその準急もみんなそのようになったと思うのでありますが、これも経営の方針というならばやむを得ないのであります。いままでの急行という概念からするならば、運賃値上げ前まで準急列車であったものは、決して従来の急行の形にはなっておらないと思うのであります。それはどういうことかと言うと、一つには、御承知のように急行とは、言うなれば各都市間を結ぶような……

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○久保委員 いまの問題点は、委員長からお話がございまして、一応の結論が遠からず出ると思うのでありますが、そうなったのにさらに私からいろいろなことを申し上げる必要はないかと思うのです。ただ問題は、いままでの制度、それからいままでのやり方、そういうものをもう一度検討する時期ではないだろうかという気持ちを持って、私たちは実際いまこの自席でも、そうだ、そうだ、こう言っているわけなんです。いままでのものが絶対よろしいんだということだけで、そうなれば国家財政がどうの、ほかの問題がどうのといろいろ御心配にならなければならない問題はあろうかと思いますが、毎回災害対策委員会で問題になる大きな柱の一つでありますか……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。いろいろとお話がありまして、きょうの結論だと思うのですが、いま各省とも、野間委員の質問に対して大臣にお話をするという約束はできた。しかし、話してもらうのが目的じゃないのです。中身をどうするかが問題なんで、これは国会議員が言っているのだから、子供の言っていることじゃないのだから、いまさら中身を一々ぼくから説明する必要はないと思う。私は言っても言わぬでもかまわぬ、野間委員と違う。だから、この汚濁防止の条約を批准するプログラムを、少なくともこれから二週間後において、素案でもいいからつくって出してもらいたい。私はそういう気持ちです。けれども、野間委員の言ったことを否定しているわけじゃ……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○久保委員 しろうとの上に、前からお話を聞いていないのでよくわからぬのでありますが、どうも野間委員のおっしゃっていることと結論的に私は同じなんですが、いついつまでにやるというのも、いまお話しのように努力目標である。来年の秋にはどこかの会社で新しい車種にくっつけるだろう、モデルチェンジとあわせてやるかもしれない。その次の年にはまた別な車種についてモデルチェンジとあわせていまの排気ガスの改善というか、そういう装置をくっつけてやる。そういうことをいまおっしゃっているのですが、なるほど自動車産業というか、つくるほうの側になれば、やはりお話のとおりやっていくことが一番企業的だろうと思うのです。 しかし、……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 運輸委員会 第1号(1966/07/22、30期、日本社会党)

○久保委員 前国会最終日に、私から主として国鉄の当局に御質問申し上げた三点、すなわち、健全な団体旅行に対する割引の制度について、さらには列車運行ダイヤの設定というか、そういうものに対する考え方について、さらには、一番大きく問題になっていると思うのでありますが、小口の荷物の輸送改善等について、それぞれお尋ねをしたのでありますが、いずれも事柄上、即刻明確な御答弁はなかったと思うので、この際国鉄当局より御答弁をそれぞれいただきたい、かように思う次第です。
【次の発言】 それぞれ御答弁をいただいたのでありますが、言うまでもありませんが、一つには団体旅客というか、従来は多少国鉄も政策的にはその中身につい……

第52回国会 運輸委員会 第2号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○久保委員 関連。一つだけ聞いておきますが、いままでの政務次官やら航空局長、計画課長のお話を聞いておると、何か新国際空港ができるような話でもあり、そうでもなさそうな話です。それで、新国際空港ということになりますれば、先ほど来小川委員から申し上げたとおりであると思います。そこでわれわれの手元にいま入ったあの図面では、新国際空港としては成り立たぬではないか。特にSST時代においてはどうなんだというお話。ところが、SSTについては、まだ開発途上にあるから、これは追ってそのときに考えましょうという話です。なるほどいまの図面からいえば、これはそう言わざるを得ないと私は思うのです。  そこで、いま大臣も航……

第52回国会 運輸委員会 第3号(1966/08/18、30期、日本社会党)

○久保委員 いまお話がありましたが、この問題についてはあとで触れることにして、一つの問題として、何かどうも奥羽線なり東北本線、そういうものが相次いで雨のために不通になった。しかも、土砂崩壊もまれに見る大きなものである。片方はこれもまた鉄橋の倒壊という、珍しい事故だと思うのであります。これらの線はそれぞれ古い建設にかかる線路だと思うのです。ついては、最近の改良工事というのは重点として、たとえば線増あるいはその他の問題がございますが、既設の施設に対する補強というのが必ずしも十分でないのではないだろうかというような疑問を起こすのであります。これは仁杉常務からお聞きしたほうがいいと思うのでありますが、……

第52回国会 運輸委員会 第4号(1966/10/11、30期、日本社会党)

○久保委員 きょうは荒舩運輸大臣に、言うならば運輸大臣の政治姿勢というか、そういうものについて若干お尋ねをしたいのであります。  就任以来何かと話題の多い大臣のようでございます。話題になった問題等を中心にしてお尋ねしたほうがよろしいかと思いますのでお尋ねするわけですが、一つは就任早々でありましたか、運輸大臣としても一番問題で、世間でも一番問題なのは交通事故の問題が一つございますが、それとうらはらの関係にある通勤輸送の問題であります。就任直後、どこかのテレビか何かにお出になりまして、その席で、朝七時半ごろまでは通勤列車はただにしたらどうかというようなことで、だいぶすべり出しがよかったようでござい……

第52回国会 運輸委員会 第5号(1966/11/17、30期、日本社会党)

○久保委員 私も社会党を代表して、今回の事故に際して遭難された方に心から哀悼の意を表したいと思います。  それにしても、ついこの間、最後は三月の七日でありましたが、当委員会で同じような質問をし、冒頭、もはや問題は出尽くしているのである。それを再びこの席で政府当局に質問することは、何とも心の中にむなしさを感ずる。われながら無力感にひたって実は政府当局に質問をしたわけであります。  いままでの御答弁を聞いておりますと、三月七日の議事録をそのまま繰り返しお述べになっているようにさえ感ずるわけであります。私も同じような質問をすることはあまりにもみじめではないか、こういうふうに考えるわけであります。  ……


久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○久保小委員 大野参考人は、いま、三千万の限度から五千万に引き上げてほしい、こういうお話でありますが、しろうとでわからぬのでありますけれども、三千万では少なくて五千万程度までというのは、何か理由があるのですか。もちろんいまの建築の単価なり何なりが上がっている、そういうことのほかに何かありますか。五千万という数字をお出しになった何か理屈の基礎はいかがですか。

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第2号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○久保小委員 せっかくの機会でありますが、時間もだいぶたっておりますので、簡単に二、三お尋ねします。  福本さんにお伺いしたいのですが、国内線における日航の問題については、御両所からそれぞれ御所見の発表がありましたから、これは別にお聞きする必要はないかと思いますけれども、ただ最近、国内航空として三社が合併したわけなんですが、この合併の形態は、いわゆるローカルといいますか、そういうもののあり方からいって大体適切だろうかという考えをしているのです。というのは、現状を見ますと、北は北海道から南は九州といいますか、そういうところで三社がやっておるのは、言うならば全部ばらばらで、隔離された形の航空網を持……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第3号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○久保小委員 航空局の監理部長がお見えですから、日本国内航空の誕生というか、三つの会社が統合して一つになったわけですが、これについては政府の方針としてこれを慫慂してきたのか、いかがですか。
【次の発言】 それは航空審議会の答申に従って運輸大臣が、ローカル航空会社の統合整理というか、そういう方針で本問題を扱ってきた、こういうふうに了解してよろしいのですか。
【次の発言】 それ以前に航空審議会では、国内航空その他についての政策の答申をしたと思うのでございますが、その点はどうですか。
【次の発言】 航空審議会の答申ではブロックあるいはブロック間、こういうことでやってきたが、いまのお話だと、その後の経……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第4号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○久保小委員 ただいまお二人の参考人からそれぞれお話を伺ったのでありますが、そこでこれに関連して、これは運輸省並びに通産省にお尋ねするのでございますが、いまお話のあったYS11の開発、生産、これは政府としてそれぞれ指導されてきたと思うのでありますが、このねらいというのはどこにあったのでしょうか。
【次の発言】 それは法律ができた目的でございまして、私が具体的にお尋ねしているのは、YS11というのはどういう御計画でそういう開発と製作をお始めになったか。いまの参考人からのお話によりますれば、問題はYS11をどう使うかということであります。単に研究開発ということじゃなくて、これを開発、生産するという……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第5号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○久保小委員 大臣にお尋ねするのでありますが、東京における第二国際空港建設の問題で、最近新聞等で報じられておりますところでは、かなり閣議の席でも論議されておるようでありますが、航空審議会からの答申によって、一応第二空港についてはそれぞれ答申があり、それに基づいて一応建設をしようとかかったと思います。ところがその後閣議でこれが問題になりまして、池田総理から、第二空港についてはさらに視野を広めて検討したらどうかというような話も出ているそうでありますが、第一点としては、池田総理からそういう話になっているかどうか。さらに最近の問題では、河野建設大臣が首都圏整備委員会の委員長としての資格で第二空港につい……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第6号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○久保小委員 大臣にひとつお尋ねしたいのですが、先般の予算委員会で当委員会にもおられます佐々木良作委員の質問に答えられた、これから航空局長をあなたのかわりにアメリカに派遣して対米航空の折衝に当たらせる時期でございますが、特に先般の委員会でも私からお尋ねしたのでありますけれども、ニューヨーク・ビヨンドの航空路開設の交渉についてであります。先日の予算委員会では、議事録にも載っておりますが、どうも大臣の答弁は前回当委員会で私どもに答弁した内容とは少し違うように見受けるわけであります。と申し上げますのは、アメリカとの交渉の眼目はニューヨーク・ビヨンドであるということ、だと思うのです。ところが、ことばの……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第2号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○久保小委員 資料要求だけしておきます。  これは鉄監にも関係あるのですが、踏切改良で、いままで協議がととのわぬできたものは何件くらいあるか、これを教えていただきたい。  それからいまの泊谷君の資料要求にもちょっと関連しますが、たしか労働科学研究所というのがございましたな、そこで調査している――これは簡単な項目だけでけっこうですが、項目を調べていただきたい。  それから労働科学研究所で職員の疲労度というか、そういう適正について調べて集計した結果があれば、これを出してもらいたい。  それから鉄道技術研究所で、特に国鉄事故を中心にして、いままで研究したテーマ並びに現在取りかかっているもの、あるいは……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第3号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○久保小委員 資料が全部整っておらないので、さしあたり二、三お尋ねしておきたいのですが、先ほど説明のありましたタイヤの材質による取りかえでありますけれども、この間常磐線であった事故もタイヤだと聞いておりますが、あれはB刻印タイヤでございましたか。
【次の発言】 いまの話だとタイヤの厚さの基準というか、そういうものを変えていこうというのが一つですね。そうしますとこの間の原因はやはりタイヤの厚さが薄かったということになりますか、それとも材質でありましたか。いかがですか。
【次の発言】 いまの運転局長のお話によってこれから調査をされるのでしょうが、そういう数字が出たら大体どの程度のものか、あとでけっ……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第4号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○久保小委員 参考人の方々に貴重な御意見を聞かないでお尋ねするのはたいへん失礼なのでございますが、実は外務委員会の連合審査で、私がこの前の質問から残っていたものですから向こうに行っていて、たいへん失礼しました。そこで村野さんお帰りだそうでありますので、いまのお話につけ加えて私は一言だけお尋ねをいたします。  いままでそれぞれの参考人の方々から国鉄の投資不足、特に安全対策に対する問題が出たと思うのでありますが、そこでいろんな御意見を集約した結論として、やはり投資不足という問題が出てくると思うのです。投資不足は、御承知のように世間でいわれており、国鉄自体も言っておるのだそうでありますが、大体一兆四……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第5号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○久保小委員 要求した資料がまだ不十分というか、大半は出てきたと思いますが、この前、勝沢委員からも要求しておりますけれども、一番結論的に、いわゆる十分な保安対策というか、そういうものを想定した場合に、どういう防護でどの程度に必要経費がかかるかという意味の資料を要求しているわけです。  それからもう一つは、勝沢委員からの質問であったと思うのでありますが、たとえば先般組合のほうからも陳情があり、さらに当委員会で参考人としてそれぞれの組合からも出てまいりましたが、組合としては組合の立場から安全対策というか、これにはこの程度どうしても予算がかかりそうだというようなことで、かなり詳細な個所づけまで中には……

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第6号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○久保小委員 これは運輸省と国鉄にお伺いするのでありますが、先般の鶴見事故の監査報告あるいは最近出ました、交通の基本問題調査会ですか、この答申の中でも踏切の問題では言及しているのでありますが、そこで、一致した問題としては、踏切の整理統合について言及しています。踏切の整理統合については、関係各省における協議というか、そういうものはなかなかうまくいかぬというような意味でありましようか、閣議の決定を求めたい、こういうのが一致しているわけなんでありますが、具体的に一つ一つのものを閣議で決定するというのも、なかなか立体交差にいたしましても、整理統合にしましても、これは閣議の決定事項にするような性質のもの……

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会原子力政策に関する小委員会 第3号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○久保小委員 関連して。一つだけ大臣と原子力委員会の方にお尋ねします。  この白書というか、原子力委員会から出たもの、あるいは原研当局者から出たもの、それからこれは非公式であったかと思うのでありますが、研究者から出たもの、大体読んでみまして、いろいろ各委員からいままでお尋ねがあったことに尽きると思うのでありますが、なお大筋として三つあると思うのです。  一つは、いままで問題になっているいわゆる自主性の問題でありますね。特に管理体制の自主性、それは先ほど大臣がおっしゃるように、特に給与の問題その他は一つの大きな壁があるということです。大臣はそれの一つの試案として考えられた点をさっき発表になりまし……

第46回国会 外務委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○久保委員 OECDに関連して、海運対策、そういうものに中心を置いて二、三お尋ねするのですが、この前の連合審査で松平委員からおおよその質問がありましたので、私は簡単にお伺いしたいと思います。  まず第一に、OECD加盟を決意されたのはたしか昨年の初めだと思うのであります。そのときに、海運の問題についても、やはり一昨年の秋以来の懸案事項として、言うならば二年ほど前からの懸案事項として、昨年の当初においては海運再建二法ということで、集約を中心にした政策を固めたわけだと思うのであります。そのときに、OECD加盟を決意されたとするならば、当然OECDの加盟についての、いわゆる今日問題になっております外……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○久保分科員 限られた時間でありますので、私は簡単に二、三お尋ねしたいと思います。  まず第一に、航空関係の問題でありますが、アメリカ軍との関係、いわゆる安保条約に基づく地位協定に基づくところの航空法適用の問題で一つお尋ねしたいのであります。具体的な例で申し上げますが、調布の飛行場に米軍関係のフライイング・クラブというのがあるそうであります。ついては、このフライイング・クラブで飛行するものは、航空法の適用はどういうふうになっているのですか。いかがですか。
【次の発言】 航空法の適用をしないというのは、どういう条約、法律に基づくわけでありますか。


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会安全輸送対策に関する小委員会 第2号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○久保小委員 いま關谷小委員からお話がありましたが、船舶職員法違反の問題、大体小型鋼船の海難事故は、そういうものが多いのではなかろうかと思うのです。そのほかにもあると思うのですが……。  そこで原因別の中で、いま御指摘があった運航の誤り――機関取り扱いの誤りというか、この運航の誤りが直ちに船航職員法違反とはならぬと思うのでありますが、こういう事故を起こした場合に、船舶職員法違反がどの程度あるのか。いまのお話だと全体で二千件ほどあるという話でございますから、これを船の種別ごとにおわかりでしたら、次の機会でけっこうですから、仕分けしてほしい。というのは、小型鋼船、漁船あるいは機帆船というか、そうい……

第48回国会 運輸委員会安全輸送対策に関する小委員会 第3号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○久保小委員 厚生省に最初にお伺いしたいのでありますが、現在の海難というか、そういうものの原因には労働力の不足というものが一つございます。労働力の不足が直ちにではありませんが、それと関連して労働の質というか、そういうものの低下、これがあるわけであります。そういうことからして、たとえば操船の誤り、知識の欠如、そういうことが原因になって海難事故がかなり多いというのは御案内のとおりであります。そこで、それに関連してお伺いしたいのは、いわゆる船員の質を高めていくということであります。これはとりもなおさず再教育、再訓練、たとえば海技免状にすれば上級のものを取らせていく、こういうようなことも一つあるわけで……

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第4号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○久保小委員 二、三お尋ねしておきたいのですが、ただいま御説明がありましたいわゆる地方鉄道軌道整備法に関係してであります。特に、その中で最近国鉄の新線建設がかなり促進されつつありますが、その中で、御指摘があるように、いわゆるそのために私鉄が路線廃止をせねばならぬというような問題についてでありますが、廃止補償の規定の整備ということで、いま局長からお話がありましたが、三十九年十月省令を改正の上、云々と、こういうことでありますが、これはどういうふうな省令を出されたのですか。
【次の発言】 どうも法律の条文というようなものとか、それからいまの局長の御説明だけでは、多少よくなったのかなという感じなんであ……

第48回国会 社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○久保委員 この法案が実施されるのは、少なくとも二年をこえない範囲、いわゆる最大限二年以内には実施するということでありますが、この最大限二年以内ということでありますが、それでは、現状でできないのは何と何だろうということ。たとえば、普通の法律なら、最大限一年あるいは半年ということで実施するわけです。普通の審議会等の時限立法もございますが、そういうものは二年間でやるということになりますが、この法律は二年以内でやるのだ、こういうことでありまして、たいへん何か特殊な法律案だと思います。ついては、どうして二年をこえない範囲というふうにおきめになったか、最大の理由は何かということについて御説明を願いたい。

第48回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○久保分科員 大臣、この間もあなたは予算委員会でお答えになったのだが、政府として七カ年計画というか、これを承認して、しかもこの資金についても責任を持って措置する、こういうのが政府の責任のあり個所だ、こういうお話がありました。そのとおりだと思います。そこでいま野間委員からお話しをしているのは、さっき国鉄当局からも説明があったように、実際の貨物収入では決算見込みは減収だ、景気の関係は、くどいことを申し上げる必要はないほど悪いというのが、これが大体いまの見方でしょう。これが半年後によくなるかどうか、これは神さま以外にわからぬかもしれぬ。しかし大体において先ほど副総裁が減収見込みを非常に内輪に述べられ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○久保委員 私はこの法案の中で、特に都市交通に関係のある問題について二つほど簡単にお尋ねします。  一つは、いま井岡委員からもお尋ねがあったことでありますが、法第二十一条第二項では料金のことに言及しております。この中でいっておることは、この「料金は、公正妥当なものでなければならず、かつ、能率的な経営の下における適正な原価を基礎とし、地方公営企業の健全な運営を確保することができるものでなければならない。」ということでありますが、この二十一条の二項はだれを拘束するものであるか。法律というからには、だれかが拘束されると私は思うのですが、拘束される対象はだれであるか。それは言うまでもなく、当該地方公営……



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データ更新日:2023/02/05

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