久保三郎 衆議院議員
28期国会発言一覧

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このページでは久保三郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

久保三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第15号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○久保三郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました運輸大臣永野護君不信任決議案に対し、賛成の意見を述べるものであります。(拍手)  運輸大臣永野護君は、就任以来、懸案事項の解決と称し、常に国民大衆の声を聞かず、業者の要請にこたえることにきゅうきゅうとして今日に至っておるのであります。(拍手)ことに、私鉄運賃の値上げについては、就任早々よりこれを企図し、あるときは閣議のおしかりを受け、あるときは党内の圧力に押えられたが、とうとう新春早々その念願を達成し、国民大衆の怒りを買っておるものであります。(拍手)  私鉄運賃値上げに当って、運輸大臣は、業者を代弁し、安全運転を確保するという、……

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委員会発言一覧(衆議院28期)

久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 運輸委員会 第2号(1958/06/24、28期、日本社会党)

○久保委員 関連してちょっとお尋ねしますが、銀行から出てくる残高証明を出納役が偽造したとおっしゃいますが、大体都城の出納所には銀行の派出員が来て、そこで残高証明を出すのでしょう。その残高証明を偽造するといってもそう大幅な偽造はできないのじゃないか。むしろ私の想像ですが、これは銀行側にも非常に無責任な態度がありはしないか、こう思うのです。結局この銀行の派出員が残高証明を書く際に、出納役とぐるになって書いている、こういうふうなことも一つお調べいただきたい。  それからもう一つ、これはお尋ねですが、この銀行はどういう銀行ですか、地方銀行でどういう程度の銀行ですか。

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/01、28期、日本社会党)

○久保委員 国鉄の当局にお伺いいたします。ことしの五月に東南アジアから鉄道関係者が参りまして、国鉄の各運輸施設等を視察したそうでありますが、その中で特に金沢鉄道監理局管内の敦賀の構内を視察されたのですが、これに当って地元鉄道監理局長は総額約四千五百万円を出して見せかけ工事をしたという話がありますが、この点についてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 視察団が敦賀の機関区を見たその見る目的は何であったか。
【次の発言】 今のお答えの中で、たとえば敦賀機関区の休息施設を見せてあげた、こうおっしゃるが、今度この工事でやったような冷暖房装置で、あらゆる電気設備が入っておるような休息設備が、果し……

第29回国会 運輸委員会 第9号(1958/08/01、28期、日本社会党)

○久保委員 国鉄総裁にお尋ねを申し上げます。志免炭鉱の問題について今各委員からそれぞれくどいように御質問がありまして、重ねてお尋ねするのは大へん恐縮ですが、大事な点だと思うので、二、三お尋ねを申し上げます。  まず第一に、調査委員会設置について運輸大臣から認可の書類が参りました。その書類の中で、諸般の情勢にかんがみ、万遺憾なきを期せという注意がありますが、諸般の情勢にかんがみというのは、どういうふうに国鉄総裁はとられておるのか、この点をまず第にお伺いしたい、こう思います。
【次の発言】 私は前の国会からの議事録等から類推しまして、ただいま総裁が御答弁なさったような問題だけではなさそうに考えてお……

第29回国会 運輸委員会 第10号(1958/08/16、28期、日本社会党)

○久保委員 まず第一に、先ほどもお尋ねがあつてはっきりしませんでしたが、この航空機の当日のダイヤ遅延の原因、その理由を後ほどお調べいただきたいと思います。そこでお尋ねしたいのは、航空機のダイヤ管理、これはだれがどこでしているか。その者はダイヤ遅延に対する理由をダイヤの中に書き込んでおくと思うのだが、これは会社でやつておるか、あるいはそれとも航空管制の方の担当官がやつておるのか、この点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 会社の方がおられるようですから伺いますが、このダイヤの管理ですね、これはディスパッチャーでおやりになっていると思うのでありますが、毎日の記録はお持ちでございましょうか。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 運輸委員会 第1号(1958/10/03、28期、日本社会党)

○久保委員 関連して。局長にお尋ねしますが、今いろいろ御説明がありましたが、きょう出された調査の報告ですが、この前の委員会で私からお尋ねしたうちで、この航空機が当日千歳から飛んできた、そのときに、千歳出発が約一時間、羽田出発が二十三分おくれた、こういうお話ですが、その原因は何かというお尋ねに対しては本日の調査の中には入っておらぬ。これに対して回答してほしい。  それからもう一つ、今、正木委員からお話がありまして、いろいろ会社等にも注意しているということですが、どういう注意をしているのか、会社はどういう点で措置したか、こういう点をお伺いしておきたい。  それから一まとめにして、航空局としては全日……

第30回国会 運輸委員会 第6号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○久保委員 国鉄当局に先にお伺いします。ビジネス特急の問題でありますが、ビジネス特急には大へん事故が多いということを最近聞いております。この事故の原因はどこにあるか、これをまず伺いたい。
【次の発言】 二十八日までにはそれぞれ整備ができて正規の運転には支障がないという見通しのようでありますが、大体聞きますと、いろいろな点でこの問題は無理がある。まず第一に速度の点で無理があるのじゃないかという話を聞いております。そういう基礎的な調査試験というものは、すでに試運転開始以来相当の期間になりますが、これまでの間に整備されるのがほんとうじゃないか、こういうふうに思うのです。それから横ぶれが多いが、直った……

第30回国会 運輸委員会 第8号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○久保委員 自動準局長にお伺いしますが、先ほどの御説明で、年々登録単数が多くなっております。それであなたの方の下部末端にいきますと、陸運局の登録の力の要員あるいは検査の要員は、これに見合った数が今日あるのか、この点まず伺いたいと思います。
【次の発言】 そこでもう一つお尋ねしますが、登録並びに検査には手数料がございますね。それではその手数料と、そういう要員の人件費とは、どういう工合になっておりますか。
【次の発言】 大体登録とか検査の業務は、手数料でせめて人件費かまかなえればそれでよろしい。あとの施設その他は、自動車税を取っているのですから、そういう税金でまかなうのが建前じゃないかと思うのです……

第30回国会 運輸委員会 第9号(1958/11/04、28期、日本社会党)

○久保委員 関連して。通産省にお伺いしますが、先ほどの御答弁の中で、駐留軍人あるいは軍属、そういうような者が持ち込んで放出した車両が年間四千五百両もある、なおその他に横流れもあって、約一万両くらいの外車が流れている、こういうことでありますが、横流れの問題は別にしましても、四千五百両の放出車両、これにはもちろん関税あるいは関税に類するものはかかっていないわけですか。
【次の発言】 国内自動車産業の問題で先ほど来御意見が二つに分れているようでありますが、いずれにしましても、問題が大へん多いと思う。それで、率直に申し上げて、そういう取りきめはこの際相当大幅に修正する必要がある、こういうふうに私は思う……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 運輸委員会 第3号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○久保委員 同僚議員の質問でちょっとわかりにくいところを大臣にお尋ねしたいのです。今の天野委員の最後の御質問のガソリン税の今回の値上げということは、巧妙なすりかえ――運輸大臣の立場から、今の御答弁でそういうすりかえはあまり好ましくないようにお考えだと思います。実際は私鉄業者のガソリン税値上げに対する反対を押えていくという一つの布石ではないだろうか、こういう見方も、うがった見方ですがございます。そういう見方は別としても、今回値上げしようとするその増収分に対しては、先ほど来いろいろお話がありまして、安全運転、いわゆるサービスの向上というところに重点を置くというのだが、ガソリン税の値上げ等が今後確実……

第31回国会 運輸委員会 第7号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○久保委員 国鉄総裁に志免鉱業所の問題でお尋ね申します。  まず第一に、一月の十日に大臣から上申書に対する内諾書というようなものが参ったようでありますが、この内容を総裁はどういうふうに御解釈いただいているか、その点をお伺いします。
【次の発言】 それで、この分離を了承するという内諾書ですか、承認書ですか、これに対してどういう作業を今日まで進められたか、その点をお伺いします。
【次の発言】 今まで予算委員会等における大臣の答弁を聞いておりますと、分離に際しては指名競争入札にする、これはまあ御理解になっておると思うのでありますが、特に所属職員の処遇については円満に措置をするようにという強い要望があ……

第31回国会 運輸委員会 第8号(1959/02/19、28期、日本社会党)

○久保委員 国有鉄道法についてお尋ねするわけなんでありますが、大臣おられないようでございますし、あいにく私、工合が悪くなったものでありますから、この質問は次会に回していただきたいと思います。

第31回国会 運輸委員会 第9号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○久保委員 日本国有鉄道法の改正についてお尋ねしたいのですが、今回のこの改正は、先ごろの提案説明を伺いますと、支社制度を強化するのが一つ、もう一つは部外投資の問題、こういうふうになっているようでありますが、その二点についてお尋ねをしたいのであります。  まず第一に国鉄の機構そのものでありますが、公社になってから相当変革もございます。これはもちろん国鉄の持っている使命からいって、能率的な機構になることだと思うのでありますが、特にその中でも、最近閑散線区等においては管理所方式というものをとられておる。これは新しい仕組みでありまして、そうしますと、鉄道監理局の下に管理所があり、管理所の下に現場機関が……

第31回国会 運輸委員会 第11号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○久保委員 国鉄関係でお尋ねするのですが、先般大臣はおらなかったがきょうはおいでになりますので、まず第一に、来年度から着手いたします東海道新幹線の建設、来年度予算では、自己資金三十億をこれに引き当てておるわけでありますが、この建設資金計画は、運輸大臣としてはどういうふうにお考えになっておりますか、まずその点をお伺いいたします。
【次の発言】 大臣のお話では、自己資金と外資導入によってまかない得ると言われたのですが、この東海道新幹線については国の大動脈でございます。むやみやたらに外資導入に期待を持つことは国家百年の計からいって非常にうまくないのじゃないかとわれわれは考えておるわけであります。 む……

第31回国会 運輸委員会 第12号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○久保委員 その資料に関連して、トラック、バス、ハイヤー、タクシー等の運賃額に占める燃料費の計算、こカを出して下さい。
【次の発言】 三国間輸送の助成についてだけお尋ねをいたしたいと存じます。これは厚生施設の四千万円を除いて四億六千万が三国間輸送に対する助成のようでありますが、これは先般予算委員会でも一応質疑があったわけであります。さらにお尋ねをしたいのは、この助成というのは、いわゆる狭い意味における奨励的な性格の助成金であるか、それとも一定の、たとえば――欠損補助というような意味を持っておるのか、そのいずれであるか、まずお尋ねいたしたいと思います。

第31回国会 運輸委員会 第15号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○久保委員 大臣に日本観光協会法案について若干のお尋ねを申し上げたいと思います。  今回提案されております日本観光協会法案は、現在あるところの全日本観光あるいは国際観光を統合して、特殊な法人として発足させるようでありますが、観光振興の問題については、言うまでもなく外貨獲得という面は、なるほど重要な一つでございます。それともう一つ観光資源の開発というのも、これまた大事なことであります。それからもう一つは、観光事業というものが、単に国際収支の上だけで寄与するということであってはならない思うのであります。むしろ国内におけるところの健全なるレクリエーションの場所として全国民にこれを開放でき、全国民が利……

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/17、28期、日本社会党)

○久保委員 先日質問をいたしたわけですが、時間がありませんでしたために十分意を尽し得なかったので、あらためて御質問申し上げます。なお、堀内さんからも御質問がありましたので、その点はなるべく省いていきたいと思います。  この法案のねらいは、先ほど来御説明があった通りだと思うのですが、この法案をでっち上げるまでの間に、関係各省との間の協議というか、それはどの程度までおやりになっておるか、従来通りの形でやっておられたのか、あるいは一歩進んでおやりになっておるのか、その点を一つお伺いします。
【次の発言】 そうしますと、閣議で御了解を得たということでありますが、これは従来の国際観光協会に対する助成、あ……

第31回国会 運輸委員会 第20号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して私は要求をしておきます。関係各省庁――警察庁は帰ってしまったが、これを含めて、都市交通に対する現況をどう見ているか、文書によってそれぞれ委員会に提出してほしいということが一つ。もう一つは、これは政府に対して申し上げるが、都市交通に対するところの基本方策をこの会期中に提出してもらいたい。以上です。

第31回国会 運輸委員会 第21号(1959/04/02、28期、日本社会党)

○久保委員 国鉄総裁並びに鉄監局長がおいでですから、お二人にお尋ねしたいと思います。  まず第一に、四月十日には皇太子の御成婚があるということで、政府はただいま恩赦というか特赦について、それぞれ成案を得つつあるというお話であります。国鉄内部における行政処分が今日までたくさんある。行政処分の中には、御承知のように運転事故あるいは営業事故等に関係する処分がある。そういう処分について、今度の御盛儀に対して政府並びに国鉄ではどら取り扱うか、そういうお考えを今持っておるかどうかを、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の鉄監局長のお話だと、政府部内においてもそういう考えを持っておらない、こういう……

第31回国会 運輸委員会 第22号(1959/04/07、28期、日本社会党)

○久保委員 先般お尋ねしたのでありますが、運輸省からはおいでになっておらぬし、おいでになっていても監督局長ではおわかりにならないので、きょうは政務次官がおいでですから、あらためてお尋ねをするわけです。  今回の皇太子の御結婚に伴いまして、政府は特赦を行うというお話でありますが、特赦の本質についての論議は別として、実施されるという前提に立てば、いわゆる行政処分の問題について、政府内部においていかように扱う考えでおられるか、その点をお尋ねしたいのであります。
【次の発言】 一般特赦は実施される御方針でございましょうか。
【次の発言】 一般の刑法上の特赦は実施されて、それ以外の行政処分については考え……

第31回国会 運輸委員会 第23号(1959/04/28、28期、日本社会党)

○久保委員 詳細な報告が来てないというが、この前私は七日に質問してあるのですから、詳細な報告がなぜ来ていないのですか。  それからもう一つ、さしあたりの対策を講じたというようなお話ですが、機関車は変えたのですか。C五四 五が入るような線路かどうか、これを伺いたい。
【次の発言】 詳細な報告が来ておらなくとも、そのトンネルを通過する機関車、あるいは燃料、そういうものははっきりしておると思います。これに対してはとりあえずマスクをつけるとかなんとか言っておりますが、そういうマスクについても、ちょっとこの間週刊誌を見れば、どうも不完全のようである。もう少し具体的な対策が二十日以上たって立てられないとい……

第31回国会 運輸委員会 第25号(1959/06/17、28期、日本社会党)

○久保委員 関連して。副総裁は先ほど、近く理事会にかけて決定していきたい、こういうお話ですが、そうしますと、首脳部としては、先ほどからお話があったような構想で機構改革をおやりになるという御方針でありますか、どうですか。
【次の発言】 先ほどのお話から十和田の一貫輸送ということを言っておられますが、十和田は南北それぞれ所要時間も違うことでありますし、客の流れからも大体一貫輸送の必要はなさそうにわれわれは聞いております。まん中にはさまれた湖水は、大半は湖水を利用して乗り継ぐので、一貫輸送の必要はないのではなかろうか。ましてや冬季におけるところの南北両線の運行については、御存じの通り全然隔絶した姿で……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 運輸委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○久保委員 自動車局長にお伺いするのですが、最近ハイ・タク事業の労働争議がだいぶ悪性化している傾向があると思います。これについてどういうふうに考えているか、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 暴力行為ということで、何かお話によれば一方的なお話のようにも聞えますが、最近メトロ自動車というかメトロ交通といいますか、新聞でも出ましたが、この労働争議に会社側は大量の暴力団を介入させて、幾多の不祥事件ができたということは御承知の通りだと思います。こういう問題について、今お話の内容だけではよくわかりませんが、この経営方針なりあるいは労務管理に幾多おくれている面が多いのではないかとまずわれわれ……

第32回国会 運輸委員会 第2号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○久保委員 航空局長に今の御説明に関連してちょっとお伺いしたいのですが、七月一日からわが方に移管になりました航空交通管制飛行そのことと駐留軍の航空機との関係は今後どういうふうになるのでありますか。今までと変るのかどうか、その点はどうですか。
【次の発言】 航空管制が全体として日本側に移管になったけれども、駐留軍との関係が従来通りだというのでは少し物事が中途半端じゃないか、こう思います。それで今考えておられるそうでありますが、当然七月一日から移管になるに際して、自後の問題について日米両国側において協議するという手続があってしかるべきだ。現在のままで中途半端な形でいきますと、問題が起きたときの所在……

第32回国会 運輸委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○久保委員 関連。運輸大臣にお尋ねしますが、今のお話ですが、国務大臣として石炭産業対策というか、あるいはエネルギー対策について政府は確固たる方針が今日できているのでしょうか、この点一つお伺いします。
【次の発言】 先ほどの御答弁で何か確固たる方針をお立てになった上でやはり従来の方針通り国鉄から分離するというふうに御答弁なさっておるのですが、どうもその点は大臣としてははなはだ不見識じゃなかろうかと、こう思うのです。いわゆる国家の政策として、エネルギー対策なり、石炭対策なりが確固としてできたその一環として考える情勢が今日なんです。去年あたりは別として、今日の情勢ではそれが一番重点です。その重点を抜……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 運輸委員会 第2号(1959/11/04、28期、日本社会党)

○久保委員 今のお話に関連して、二十八年度災害では地方鉄道の補助関係といいますか、そういうもの以外に自動車関係もあったように思いますが、今回はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 融資のあっせんでなくて、前回二十八年には、私鉄の関係でバスを一括してやったのですか。
【次の発言】 この自動車関係の復旧というか復興については、中小企業金融公庫その他で扱うことになるのですか。
【次の発言】 それから国鉄の復旧予算、追加予算というか、そういうものが出ておらぬようでありますが、資金手当その他についてはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 この問題はあまりきょうやるつもりはなかったので……

第33回国会 運輸委員会 第5号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○久保委員 大臣に一言お尋ねします。個人営業免許を早急におやりになるそうであります。この点についてはいろいろ意見もあったことでありましょうが、すでに方針を決定したことについて今さらとやかくは申し上げませんけれども、ただ一つ、個人営業を許した場合に、個々ばらばらな形態であって、そして陸運行政として公益性が追求されるか、あるいはそれともそれぞれの事業が健全な発達ができるかというと、これはなかなか問題があるので、ついては、それらに対する対策はお考えになっておるかどうか。
【次の発言】 大体大臣のお考えは妥当じゃなかろうか、こう思うのであります。ついては、免許のあとでそういう問題が出てきたときにこれを……

第33回国会 運輸委員会 第6号(1959/12/02、28期、日本社会党)

○久保委員 ただいま議題になりました十一月二十五日に銚子港において、漁船の遭難がありました。これについて政務次官並びに関係の局長にお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、この十一月二十五日の事故でありますが、これは波崎町の漁船、いわゆる揚繰船三十二トン、これは木船でしょうが、第五幸辰丸というのがございます。当時の乗組員は船長ほか三十三名、合計三十四名の乗組員であります。それで銚子港の川口付近の一ノ島灯台の付近で波浪のためこれは転覆したわけです。転覆した結果、生存者が六名、死亡確認された者が三名、行方不明が二十五名、こういう大きな事故があったわけです。当日のこの漁船の行動は、二十五日五時ごろ出……

第33回国会 運輸委員会 第7号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○久保委員 海難救助態制の強化に関する決議案を提出いたします。  まず決議の案文を朗読いたします。    海難救助態制の強化に関する件   最近頻発する海難事故により貴重な人命、財産が失われつつあるは、誠に遺憾に耐えない。これら遭難当時の状況判断によれば、救難態制は必ずしも万全とは認め難い恨がある。   よって、政府は速かに左記の措置を講じ、もって海難救助に万遺憾なきを期すべきである。      記  一、巡視船艇、人員及び職員宿舎等を整備強化すること。  二、航空機及び通信施設を整備するとともに空、海、陸よりの救難態制を確立すること。  三、救命用具を整備すること。  四、航路標識を整備拡充……

第33回国会 運輸委員会 第8号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○久保委員 質問に入る前にちょっとお聞きするのですが、答弁のために大臣の出席を要求しておったのですけれども、本日お見えにならぬ。大体どういう用件で来られないのか。毎日やっている委員会でないのでありますから、しかも予定している委員会でありますので、出席できないという理由はないのではないかと思いますが、その点どうですか。
【次の発言】 とにかく今お話を聞くと、内部的な開所式のようなお話であります。いろいろ御都合があると思うので、われわれも大臣でなくてはいけないような問題についてはもちろん大臣に出てもらうけれども、それ以外の問題についてはことさらに忙しい立場も考慮して実は遠慮しているのでありますから……

第33回国会 運輸委員会 第9号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○久保委員 関連して。――鉄監局長はどこに行きましたか。
【次の発言】 鉄監局長は、先ほどの答弁で、この教育は、日本国有鉄道法の法規によって業務委託ということで受けておるということでありますが、そういう法律はどこにもありません。ここに書いてある委託は、第三条の第二項によって「日本国有鉄道は、その業務の円滑な遂行に妨げのない限り、一般の委託により、陸運に関する機械、器具その他の物品の製造、修繕、検査若しくは調達、工事の施行、業務の管り理又は技術上の試験研究を行うことができる。」、どこにも教育を引き受けるなんてないですよ。国鉄当局は何によってこれを引き受けているのか、これがまず第一です。

第33回国会 内閣委員会 第1号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○久保委員 防衛庁長官に簡単に二、三お尋ねいたします。百里の基地の関係でありますが、まず第一に、最近新らしい部隊が若干入っておるようでありますが、この兵隊はどういう兵科であって、何を目的に入っておるのか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 新しい兵隊四百だそうでございますが、あそこはまだ航空基地としての整備ができていないのは御承知の通りであります。そういうところで、大へんこまかい質問で恐縮でありますが、どんな訓練をやっておるわけですか。
【次の発言】 それではその次に移りましょう。この航空基地になる前に、この農地が農林省の手によって、農地法に基く転用許可を防衛庁側の要請に従って出した。そ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 運輸委員会 第3号(1960/02/17、28期、日本社会党)

○久保委員 ただいま議題になっております南大東島の気象観測に関しての質問を若干いたしたいと思います。  まず第一に、今回提案されましたこの高層気象観測はいかなる効果をねらっているのか、さらにはどういう物品というか、観測器具を譲与するのか、金額にしてどういうものか、予算はどういう方法で出すのか、そういう点でまずお尋ねをします。
【次の発言】 この仕事は貸与と譲渡と二つおありになるのですね。それでこれは当分の間となっておりますが、今年度いわゆる三十五年度今回限りの問題ではないわけですね。
【次の発言】 次にお尋ねしたいのですが、譲与の相手方は当該いわゆる琉球南大大島の高層気象観測を行なう気象機関と……

第34回国会 運輸委員会 第4号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○久保委員 今、館委員からそれぞれお話がありましたので、一つだけ私は聞きたいのですが、人間の補充の方は今お話があった通りで、やるというのでありますが、失われたヘリコプターの補充はどうするかということなんです。というのは、三十五年度の提案になっている予算案を見ても、なるほど海上保安庁関係は総額ではふえている。その中には、当たってみると、航路標識がなるほどおよそ入っているが、その他の救難関係の体制というものは、前に銚子港における遭難事故に関連して御質問申し上げたときの構想とはだいぶ後退している。後退している上に、今度ヘリコプター一台失われたということになると、これはどうなることでしょうか。この補充……

第34回国会 運輸委員会 第5号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○久保委員 日本国有鉄道法の一部改正法律案についてでありますが、先般来から世銀借款についてはお尋ねを繰り返してきたのでありますけれども、説明がいまだ交渉過程にあるというふうなことだけで、実際にはどういう進行状況になっているのかもはっきりはわからないということが一つございます。それでこの法案提出にあたっては、大よその見通しとか大よその輪郭とか、そういうものがなくて世銀から借款する手続をきめていくというのは、国会としても不見識ではなかろうかと思うので、くどいようでありますが、世銀借款についてお尋ねをしたいのであります。でありますから、明確なお答えをいただきたい。というのはどうもやり方が、法律は先に……

第34回国会 運輸委員会 第6号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○久保委員 総裁がおいでになりましたので、少しおそまきながら一つだけお尋ねをしたい。というのは、志免鉱業所の事後処理についてであります。この志免鉱業所の問題につきましては、ことしの一月二十六日に労使の間において一応の線が見出され、長きにわたりました紛争というか、そういうものが解決をしたとわれわれは考えているわけであります。その志免問題の解決の基本方針はおよそ三つあると思う。これは当事者間で取りかわした覚書によりましても、志免鉱業所は現在の経営を続けていく、と同時に、赤字解消にもちろん努めなければならぬ。それから、志免鉱業所において従前通り働く所属職員の労働あるいは生活不安は除去するように措置す……

第34回国会 運輸委員会 第8号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○久保委員 関連してそれでは大臣に一つだけお伺いいたします。ただいままで正木委員並びに勝澤委員からお話がありましたが、国鉄の経営の問題であります。きょう開通式をあげられるというお話の、鹿児島だと思いますが、枕崎線の問題であります。これは中途であるようでありますが、こういう新線を建設していたのでは、これでは鉄道は赤字である。公益負担をされながらこういうものをやっておったのでは――これは不良資産です、とうてい国鉄は健全な経営はできないと思うのです。しかも新線建設は政府の方針でやっておる。だからぜひ大臣にこれをお聞きしたいのです。この新線建設は十七キロちょっとでありますが、ここに私は略図をもらってき……

第34回国会 運輸委員会 第9号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○久保委員 この前、質問が少し中途半端でありましたのであらためてお尋ねしたいのですが、枕崎線の建設計画はどういうことになっておるのか、まずそれをお尋ねします。
【次の発言】 この枕崎線の建設計画を立てるにあたっての経済調査は、当時立てたものは今日とあまり変わらないだろうと思うのですが、当時の経済的な調査の結果はどういうふうに出ておりますか、これをお尋ねします。
【次の発言】 枕崎線というふうな、こういう経済的には引き合わぬものは、地方の開発ということだけでしぼって建設をしているだろうと思うのでありますが、そういう地方の開発というものについて、枕崎線の効果はどういうふうなことがあったか、どういう……

第34回国会 運輸委員会 第11号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○久保委員 関連して。この問題は先般の予算分科会で一応お尋ねいたしたのですが、時間がありませんでしたのでさらに追加してお尋ねしたいのです。  現在の海運界の立て直しには三つの要素がある。これは言うまでもなく、経営基盤の強化あるいは新造船のあり方、それともう一つは船質改善、こういう大まかに言って大体三つだろうと思う。そこで、今回提案になりました利子補給と一口に言われている法律でありますが、これは経営基盤の強化に役立てようとするのか、それともそれ以外の目的を持っているのか、これを一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうだとすれば、現在のような多くの不良資産というか、そういうものを持っている……

第34回国会 運輸委員会 第13号(1960/04/06、28期、日本社会党)

○久保委員 航空法の一部改正に関連して航空交通関係について二、三お尋ねしたいと思います。  まず第一に、先般も名古屋空港で事故が発生したわけでありまして、この原因についてはいろいろあるようでありますが、いずれにしても今日、去年の七月から日本はアメリカの手より完全に交通管制業務を引き継いだ、こういうことになっておるわけでありますが、これを運営する要員の面では現況はどういうようになっておるのか、予定計画通り要員の充足はできておるのか、この点をまず第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねしているのは、計画通り要員の充足ができておるかどうか、こういうことをお尋ねしておるのであります。

第34回国会 運輸委員会 第14号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○久保委員 せっかく両大臣おいでになりましたので、踏み切り問題、今もお話がありましたから簡単に申し上げます。  大体両大臣とも政治力の旺盛な方でありますから、結論を言えば、今会期中には法案が出てくると思うのでありますが、出てこなければわれわれの方も両党共同で議員立法したい、そういうことで大体成案に近いものをそれぞれ持っていますから、いつでも出す用意がございます。これを前提にしてお話を申し上げます。  そこで、三年越しの問題でありまして、この問題が起きたのは、大体交通事故の頻発ということで、先ほどお話のありましたように、内閣のもとに交通事故防止対策本部というようなものができて、これからの話だと思……

第34回国会 運輸委員会 第15号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○久保委員 質問に入る前に、前会に質問しっぱなしで回答を保留しておりました御回答から先にいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまお話がありました緊急事態発生の場合の取りきめというか、そういうものは規定がない、こういうことで、ただ自衛隊法に基づいて自衛隊から要請があればこれに協力するというようなことだというのでありますが、えてしてこういうものは取りきめがないところにいろんな紛争なり事故が起きると私は思う。だから特に航空交通管制を主体的に握ろうという運輸省の考え方であるとするならば、やはりあなたの主体的な立場からこれを取りきめる、そういう態勢があってしかるべきだと思うが、この点はどうですか……

第34回国会 運輸委員会 第16号(1960/04/15、28期、日本社会党)

○久保委員 質問に入る前に、今の船舶局長の補足説明ですが、これは従来の慣例によりますれば、前もってプリントを配付するようになっておりますので、至急配付を願いたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 それでは、道路運送法の一部改正についてお尋ねしたいのであります。  今度の改正の中で一番大きいのは、輸送秩序を乱したものについての規制、これを罰則強化とその他の方法によって規制をしていく、こういうことでありまして、今日の陸上運送に対しての、いわゆる混乱に対する消極的な方策の強化だ、こういうふうに考えておるわけであります。ところが、現在における輸送混乱というのは、そういう問題はどこから出てきたのか……

第34回国会 運輸委員会 第17号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○久保委員 私も、引き続き造船問題についてお尋ねをしたいのでありますが、まず最初に、日本の商船隊の整備であります。  今回この改正法案を出した理由は、この商船隊の増強をはかるのには、今後五カ年間この法律を延長するのが適当だというようなことでおやりになっておるわけでありますが、大体現在の船腹は、およそ五百四十万トンくらいだろうとはうのでありますけれども、一方新長期経済計画によりますと、大体三十七年度で、貨物船の方で五百八十八万トン、それからタンカーで二百三十万トン、合計して八百十九万トン、こういう計画を政府は出しているのでありますが、この五カ年間にどの程度の船腹増強ができるのか。いわゆる船腹量の……

第34回国会 運輸委員会 第18号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○久保委員 先般御質問申し上げたのでありますが、外務省に尋ねてほしいという御要請がありましたので、外務省からどなたかおいででしょうか。
【次の発言】 それでお尋ねしたいのは、米軍との関係でありますが、現在の安保条約に基づく行政協定で、日本領空については、いかなる条項でこの航空といいますか、これを許与しているのか、一つお尋ねします。
【次の発言】 行政協定第五条第一項によって領域外から入ってくるあるいは出ていく、こういうものには着陸料というかそういうものは課さない、そういうものがあるから当然これは出入りできるのだ、こういうことであります。第二項では、その施設及び区域の間を出入りしたり、その間を移……

第34回国会 運輸委員会 第19号(1960/05/04、28期、日本社会党)

○久保委員 航空交通管制について、二、三お尋ねをしたいのでありますが、まず第一に先般小牧の飛行場で事故がございましたが、そのあと新聞等を見ておりますと、防衛庁は操縦に当たった自衛官の責任について、検察当局等にその解明というようなことをやった、こういう話も聞いておるわけなんです。これは見ようによれば、何か検察当局に、自衛官の方は全然責任がないというような見解に立っておるようにも見受けられるのであります。これはもちろん今後の検察当局等の調べではっきりすると思うのでありますが、ここでお尋ねしたいのは、管制官の責任と操縦士の責任の分界であります。これについて防衛庁はどのような見解を持っておられるか、こ……

第34回国会 運輸委員会 第20号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○久保委員 私は、ただいま長谷川委員からも御指摘がありましたように、単に交通運輸の行政面からでなくて、自然公園としての立場から御質問をしたいと思います。  調べてありませんので、さしあたり、箱根の山は国立公園であって、当該地区は自然公園法に基づく特別地域に推定されている部面があるか、この点まず承りたい。
【次の発言】 その一部とは、現在話題になっている地域でありますか。私は現地を見ておりませんのでわかりませんが……。
【次の発言】 そうだとすれば、この特別地域の保護並びに規制の条項、これは第十七条だと思うのでありますが、たとえば、今各委員から御指摘になりました、さくを道路のわきに作って富士の景……

第34回国会 運輸委員会 第21号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○久保委員 簡単に運輸大臣並びに副総裁にお尋ねするのでありますが、昨日でありますか、仲裁裁定が出まして、両方とも受けることになったと思います。そこで、大体八百円から八百五十円平均になるということでありますが、この原資の扱い方でございます。けさの新聞等を見ますと、政府筋は、大体郵政関係には補正を組まねばならぬだろう、あとは企業内努力というか、やりくりでやってもらう、こういう報道があるわけなんです。今も国鉄経営全体について島口委員からお話があった通りでございまして、特に三十五年度の予算は、経営費については早くいえば極端な切り詰め方をしているということでございます。そうなりますと、このベース・アップ……

第34回国会 運輸委員会 第22号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○久保委員 時間もだいぶたちましたから、簡単に申し上げます。これは、鉄監局長並びに副総裁にお尋ねしたいのですが、ただいま提案になっております運賃法の改正は、国鉄の性格を変更する第一歩であるのかどうか。先ほどお話にも出ましたように、国鉄当局としては四十五万を、全体として企業性に徹しなければならない、こういうお話であります。企業性に徹するということは、企業の目的を完全に達成することだとわれわれは了解する。企業の目的を達成するためには、ただそれだけでは裏づけがございません。やはり企業財政というか、そういうものの確立が不可欠な条件です。企業財政の確立というのは、言うまでもなく、その企業の再生産を確保す……

第34回国会 運輸委員会 第23号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○久保委員 大島先生に一つお尋ねしたいのですが、運賃制度調査会の答申をごらんになったと思うのでありますが、その中で、現在の国鉄運賃法の運賃決定の四原則がございます。これに答申は言及いたしております。第二番にある原価を償うものであること、これが主力であり、あとの三つのものは現状に合わぬから修正するのが望ましいということも答申されているわけであります。と同時に、この調査会では、あとの三つの条件については、それぞれ適宜に加味して現状に即した解釈をして今度の答申をした、こういうことになっておるのでありますが、これに対する先生の御所見はどんなものか。

第34回国会 運輸委員会 第24号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○久保委員 この前の質問で引き続いて、鉄監局長から御答弁があるはずであります。鉄監局長からまず御答弁をいただいて、それから次に入りたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁で、今回の改正の趣旨は国鉄運賃法にもとっておらぬ、こういう御趣旨でございますが、この四つの原則をどういうふうに理解しどういうふうに当てはめるかということを確立しなければ、今回の改正が妥当でありあるいは不当であるかという観点は出てこないと思うのであります。今までの御解釈では、どうも原価主義だけははっきりしているが、あとはどうもあいまいだ、こういうふうにとり得るのではなかろうかと思うのです。しかもその原価主義にいたしましても、扱……

第34回国会 決算委員会 第7号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○久保委員 資材購入の方で一つ御質問したいのです。不当事項の四八八号ですが、断路器の購入の問題です。この断路器は、指摘事項にある通り、一番札の斎藤商店の納期がおそいというので、これを退けた。ところが会計検査院が調査すれば、全部申出納期よりあとから納入されたということであってこれはどうもわれわれとしても納得いかないことなのでありますが、これについて一つ詳細に説明を願いたいと思う。
【次の発言】 結果からものことを論ずれば、当時の状況はやむを得なかったというなら、みんなそういう結論になると思うのです。会計検査院の指摘事項に対して、国鉄当局はどう思っているのですか。まずそれを聞きたい。

第34回国会 決算委員会 第8号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○久保委員 ちょっとお尋ねしますが、指摘事項の中で四九五号、これは事後措置についてということでありますが、このフレームを取りかえたものに比べて差は認められなかったので、二十四年度計画において二千個旧式のフレームの改造を行なった、こういうことでありますが、こういうことが事前におわかりにならなかったのか。それともう一つは、そういう弁明に書いておるような試験をなぜ早く行なわなかったのだろうか。指摘事項があってから初めて気がついたというのでは、専門家としてあまりにもだらしがないと私は思うのですが、これはいかがでしよう。
【次の発言】 それは事後措置のことでありまして、私が聞きたいのは、これはどこですか……

第34回国会 決算委員会 第9号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○久保委員 農林漁業金融公庫の中で、一つだけお尋ねしたいのですが、元金の延滞が、三十二年度の決算の中で、六カ月以上が二十三億程度ある、こういうことなんですが、なお業務概況を見ますと、三十三年度分の「延滞している債権の殆んどが、旧特別会計時代から公庫設立当初の時期迄に貸付られたものである。」こういっておるのでありますが、いずれにいたしましても、この貸し付けするとき自体に問題が相当あったのではないかと私は思うのです。特にこの土地改良区に対する問題でありますが、これは最近各所にいろいろな問題が出てきておる。もう事業は中途半端になっていて、とうていこれを返済する見込みはないというようなことが多いのであ……

第34回国会 決算委員会 第10号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○久保委員 資料提出を委員長を通じてお願いしたい。今の海運の償還猶予額の一番最近の額をお願いしたい。猶予額はどの程度になっておるか。それから、これは会社別というわけには参りませんから、幾つの会社があって、何口であるか。それからもう一つは、貸付基準というのでしょうか、銀行で業種別による貸付条件とか、金利とか、償還期間、据置期間とか、あるでしょう。それからたとえば機械工業にはどういうものでやるとか、優先は造船にやるとか、電力にやるとか、そういう基準がございましょう。――ございませんか。
【次の発言】 今淡谷委員からお話があったように、具体的に、どういう業種には六分五厘でやって、どういう業種には九分……

第34回国会 決算委員会 第18号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○久保委員 それじゃ今のに関連してちょっとお尋ねしますが、予算執行中にもチェックすることができるということでありますが、これは会計検査院独自の立場でということであれば、それと同時に、今委員長からお尋ねの国会からの請求権というものは、あった方がいいか、今のままがいいか、どういうふうに検査院はお考えになりますか。
【次の発言】 公正妥当というのは、検査の内容に注文をつけるということじゃなくて、国会の請求は、これにどうも疑問があるという場合に、請求をするということだと思うのです。そうだとすれば、これを受けて立って、検査院は独自の立場から独立の機関として検査して国会に報告するのが、国民に報告するのが当……

第34回国会 農林水産委員会 第11号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○久保委員 ビール麦の問題でまず最初に公正取引委員会にお尋ねをいたしたいと思います。  ビール麦の取引については、昨年十一月、全国農民連盟と茨城県農協青年連盟の代表から、それぞれ公正取引委員会に、ビール会社四社及びこれらが結成するところの麦酒酒造組合を独禁法違反ということで提訴しておるわけでありますが、その後公正取引委員会においてはどういう調査とさらに審議を続けておられるか、その状況についてお伺いをいたしたい、かように思います。
【次の発言】 それでは、続いてお尋ねしますが、今まで大へん困難な御調査をいただいておると思うのでありますが、特に、ビール麦の問題は、一方は力の弱い耕作農民、片方は独占……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 運輸委員会 第4号(1960/09/01、28期、日本社会党)

○久保委員 特定の地区を例にしてでありますが、特に漁船乗組員の労働条件あるいはその監督等について政府にお尋ねしたいわけであります。  まず第一に、現在ありますところの船員法でございますが、これは一つの特定地区の例でありますけれども、実際は的確にこれが守られていないように思うわけであります。これが一つであります。もう一つは、一般労働行政の面と、特に船員労働の面では内容も質も違うと思うのでありますが、現在の時勢にもはなはだしく合わぬものが多いのであります。こういう点について、まず政府当局はいかなる監督をやっておられるか。もちろん各末端においては、相当努力はされていると思うのでありますが、何といいま……

第35回国会 農林水産委員会 第3号(1960/08/12、28期、日本社会党)

○久保委員 まず第一に、きょう委員会に配付になりました昭和三五年産ビール大麦の取扱いについてという資料でありますが、これはどこの資料でございますか。
【次の発言】 今三人の参考人の方々からそれぞれ経過等の御報告がございまました。大体農林省自体はこういう資料で、今の話とだいぶ違う点が多いと思いますが、こういうことに対して農林省はまず第一にどう考えているか。当面この資料を出した担当局長は振興局長さんですか。
【次の発言】 たしか四月だったと思うのですが、局長はこの問題でお話しまして、大へん関心を持たれておられるようであったのです。ところがこういう資料でもわかるように、その後野放しにしておって、農協……

第35回国会 農林水産委員会 第5号(1960/09/02、28期、日本社会党)

○久保委員 大体ただいままで御質疑がありましたので、私は簡単に、せっかくビール関係の最高責任者がおいでになりましたので、二、三点お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、この問題が出てきた原因というかその問題点は何かというと、先ほど山本参考人からもお話がありましたが、なるほどビール会社とビール麦耕作者の間は七十年の伝統と歴史を持ってきた。その間においてビール会社のなみなみならない御努力もあったろうし、耕作農民ももちろん苦労があったと思います。これは初期におけるビール生産という問題からきた問題でありまして、この功績を全然否定しようとかあるいはいけないとかいうことをわれわれは言っておるのではな……


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第34回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○久保委員 酔っぱらい運転について、今お答えがあったわけでありますが、そうしますと、六十五条は訓示規定ではなくて、やはりこれによりますと、百十八条の第二号にひっかかるわけですね。
【次の発言】 今の酒を飲んでの運転ですが、二つに分けてみたらどうか。一つは酒を飲んでは運転できないのだという訓示規定を設ける。それから酔っぱらっての運転は、今の政令できめる、血液一ミリの中にどの程度、それ以上になっている場合はもちろん酔っぱらい運転として処罰する。こういうふうなことにすれば、今の世間の要求にある程度かなうのではないか。というのは、この第六十五条をそのまま今のようなお話に持っていきますと、酒を飲んでいる……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○久保分科員 時間がありませんので簡単に二、三お伺いいたします。  運輸大臣にお尋ねしますが、ただいままで陸上交通の問題でそれぞれ御質問がありましたが、結局総合的な対策というか、そういうものが欠けておることが一つだと思うのです。そこで、もちろんそのためには交通問題調査会というか、そういうところでいろいろ知恵をしぼっておられると思うのですが、いつになったらこれの結論が出るか私はわかりません。もちろん審議の内容は、それぞれの輸送機関の分野、適正配置、こういうことも考えておやりになっておると思うのですが、現実にこの問題を消化する場合には、総合的な対策を樹立すると同時に、総合的な法体系を確立する必要が……



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データ更新日:2023/02/05

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