久保三郎 衆議院議員
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このページでは久保三郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

久保三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第8号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○久保三郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案説明がありました海運関係二法案に関し、総理並びに関係大臣にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  わが国海運が、戦後壊滅にひとしい中から戦前をしのぐ船腹を保有するに至り、今や世界第五位の海運国にまで伸長しながらも、業績不振ははなはだしく、多額の償却不足と約定延滞額をかかえ、先行きさらに悪化の傾向にあることは事実であります。もし、わが国海運をして、貿易依存度の高いわが国経済の中で、輸出入物資、特に大量の原材料物質の円滑、安定的な供給と国際収支改善の一翼をになわせようとするなら、当然新たな施策を講ずべき時期にあることは言うまでもありません。し……

第43回国会 衆議院本会議 第43号(1963/06/29、29期、日本社会党)

○久保三郎君 ただいま議題となりました日本鉄道建設公団法案に対する修正案の提案理由及びその要旨について御説明申し上げます。  この修正案は、原案の目的である鉄道新線の建設を促進し、経済基盤の強化と地域格差を是正するためには、原案では遺憾ながら重要な点において欠けるところがあり、とうてい所期の目的を達成することができないので、所要の修正をいたそうとするものであります。(拍手)  御承知のとおり、鉄道新線の建設は、国の産業開発、経済の発展、あるいは地域格差の是正の上に大きな役割りを果たすものであり、したがって、鉄道敷設法第一条別表により定められております予定鉄道線路だけでも、総数において二百三十一……

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委員会発言一覧(衆議院29期)

久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 運輸委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○久保委員 関連して。ただいま踏み切りの問題は皆さんからお話がありましたので、結論としてやるということらしいのでありますが、端的にお伺いしますが、保安施設の費用分担の問題で難航しておるのが真実なのか、それともただいま御指摘があったように各省間のなわ張りと言っては大へん語弊がありますが、そういうことからいって難航しているのか、こういう点をはっきりしておくのが一つだと思うのです。これはもし各省間のなわ張り争いというか、そういうことだとするならば、どうも政党が主体性を持って政治をやる日本の政治にはふさわしくないのであって、これは委員長、できますれば総理大臣をお呼びになって決着をつけるのがやはり先決か……

第37回国会 運輸委員会 第3号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○久保委員 私は主として漁業、特に中小企業に働いている漁船の船員の問題について御質問を申し上げるわけでありますが、その前に一つだけ資料提出を含んで海運局長にお願いしておきます。  先般御披露がありました三十六年度の海運政策というか、そういうものについてのものの考え方もございますが、その中で定期航路の安定ということで必要があらば法改正も考えているというのでありますが、これはいかなる観点から考えておられるのか、簡単に御説明をいただきたい。  次には資料の提出でありますが、三国間輸送の最近の情勢あるいは将来の展望、こういうものについて資料がありましたら提出願いたいと思います。  それからもう一つは内……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会 第1号(1961/02/03、29期、日本社会党)

○久保委員 国鉄当局にお尋ねというか要望しておきたいのですが、先般来問題になっておりました室蘭桟橋の付帯業務というか、タグ・ボートの払い下げというか、そういう問題にからんで労使の双方に紛争があるわけです。けさの新聞を見ますと、昨日事故が起きたようでありまして、われわれ自体も再三お話ししていたように、十分話し合いの上で解決するように要望しておいたのでありますが、どうも聞くところによれば、手順をきめて話し合えといっても、大へん形式的なものでやっておられるようでありまして、こういうことでは問題は解決しないと思うのです。もちろん国鉄がそういうものを直接自分の手で運営するのがいいのか、あるいは他にこれを……

第38回国会 運輸委員会 第2号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○久保委員 関連して。政府は総理府に交通対策本部を設けて、特に都市交通の問題をやり出した、こういうのですが、政府委員でおいでになっておる局長あるいは官房長は、そういうメンバーでありますか。
【次の発言】 それじゃ国友局長にお尋ねしますが、これは今までにどういう観点からどういう仕事をやっておられたか、その点御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、現在までにこの対策本部はどういう仕事をなされたですか、あるいは三十六年度の施策の中にどういう点を対策本部は要求したのか、あるいはとったのか、こういう点、一つ概要でけっこうですからお話を願いたい。

第38回国会 運輸委員会 第3号(1961/02/10、29期、日本社会党)

○久保委員 時間もありませんし、私の方は実態調査を最近いたしますので、その際それに基づいてしかる後御質疑申し上げますが、さしあたり運輸省、国鉄、建設省にお伺いしたいと思うのですが、その他の方々は、私の質問には今日、用がございませんから……。  まず第一に、建設省国道課長でありますか、お尋ねを申し上げたいのですが、先ほど細田委員の質問に答えられたことは、どうも建設大臣直轄の方はうまくいっているので、あとの分については僕は知らぬとは言わなかったが、これはどうも各県でやっているので思うように参りません、こう言われるのですが、そういうことを聞いているんじゃないのだと私らは思うのです。国道であるというか……

第38回国会 運輸委員会 第6号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○久保委員 まず第一に港湾行政の全体的な問題で関係の方面にお尋ねしたい。  港湾行政は、それぞれ行政機関が末端においても独立的な立場をとっておるわけであります。これはもちろん一つ一つが重要な仕事でありますから、当然その必要性はあるとは思うのでありますが、従来港湾行政の簡素化というか、合理化については、昭和二十八年以来政府においても取り上げつつあるわけです。ところが最近の貿易あるいは港湾輸送というか、そういうものの輻湊に伴いまして、さらにこの簡素化なり合理化というのは強く要望されておることであるわけです。ところが行政管理庁自体においても、これに対する改善の勧告をそれぞれ関係の向きに出しっぱなしで……

第38回国会 運輸委員会 第8号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○久保委員 前会中途で質問を保留いたしましたので、引き続いて御質問申し上げるわけでありますが、まず、現在の五カ年計画というものはこれを練り直して、所得倍増の面に見合って新五カ年計画あるいは十カ年計画にしたことは一応わかるわけでありますけれども、現在の五カ年計画を修正せねばならぬ大きな理由はそれだけか、現在の五カ年計画でもその計画が予定通り進捗をしていないものを含めて今回の新計画を策定したのかどうか、こういうことを一つ念のためにお伺いしておきます。
【次の発言】 そうしますと、新しい港湾整備計画というのは、全体には五千三百億ときめて、前期五カ年は二千五百億ときめて、このワクは、先般御質問申し上げ……

第38回国会 運輸委員会 第9号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○久保委員 先般の質問に引き続いて港湾関係に申し上げるわけでありますが、本日は調達庁、出ておりますか。――それでは調達庁の方にお伺いするわけでありますが、アメリカの駐留軍が現在日本の施設を使用している、特に港湾関係はどういうことになっているか。大体どういうところでどの程度使っているか、その概要をまず知らしてもらいたい。
【次の発言】 これは一つの例をとって申し上げるわけでありますが、横浜についてはどういうところを提供しているか。
【次の発言】 この駐留軍が使用中の施設は、一般の港湾事情から見ても非常に重要なところをお使いになっているわけです。と同時に最近の港湾事情は輻湊いたしておりまして、日本……

第38回国会 運輸委員会 第11号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○久保委員 国内旅客船公団法の一部を改正する法律案に関連して、政府当局に次の点をお尋ねしたいと思います。  まず第一に、旅客船公団を改組というか拡大して、戦標船のスクラップ・アンド・ビルド方式でこれが立て直しをやろう、こういうことでありますが、戦標船は現在約七十万総トンが残っていると思うのであります。ところがこれらの戦漂船の代替建造としては、計画造船によるもの、さらには開銀の融資によるもの、さらに今回提案されている旅客船公団によるものと三方法があると思うのです。これらの三方法によっていかように建造計画を進めていくのか、具体的に一つお示しいただきたい、こう思うのです。

第38回国会 運輸委員会 第13号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいま提案説明がありました鉄道軌道等の事業における公共負担の国庫負担等に関する法律案について、若干の補足説明を申し上げます。  まず、本法案を提出した背景というか、その事情について申し上げねばならぬと思います。  御承知の通り、国鉄を初め、鉄道、軌道企業経営の現況は、従来その固有の性格といわれておりました陸運における独占的立場が、急速な自動車等新興輸送機関の発達のために、これが失われつつあります。しかも、それらとの競争をしいられる立場にあって、従来負担し得られたところの公共負担が、この独占性の喪失のために、企業内で消化することが困難になって参ったわけであります。よって、当然のこと……

第38回国会 運輸委員会 第14号(1961/03/20、29期、日本社会党)

○久保委員 関連して。総裁、あなたも御存じだと思うのでありますが、たとえば最近起きている踏み切りの事故を一つとりましても――これは私が調べた一つだけで申し上げましょう。これは去年だと思いますが、亀有でいわゆるトラックと電車が衝突した事件がございます。このときの実例からとりましても、あなたがお作りになって、職員にこれを守れという運転取扱心得で、はたしてあの踏切警手が健康なからだであっても、あの一、二秒かそこらの間に、運転規則にきめられたところの地点まで行って赤信号を出すなり発雷信号を出すなりというととは不可能だということです。可能ではない。私は決してあなたの言葉じりをつかまえるのではない。観念的……

第38回国会 運輸委員会 第16号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○久保委員 政府の答弁者として、私、運輸大臣ほか通産大臣、経済企画庁長官、農林大臣においでいただくことを通告してありますが、農林大臣は、何か出てこられないので、政務次官でけっこうでありますが、おおよそ何時ごろお出ましいただけるのですか。
【次の発言】 それでは運輸大臣にお尋ねをしたいのでありますが、所得倍増計画と交通体系という問題であります。  所得倍増という経済の高度成長を実現するというか、そのためには、いろいろ施策もありましょうが、高度成長をはかるという反面は、これは御案内の通り、二重構造を是正する、そのためには所得の格差をなくする、あるいは地域格差をなくする、こういうことだと思うのであり……

第38回国会 運輸委員会 第18号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○久保委員 この際お尋ねしたいのは、不定期船の共同輸送の問題でありますが、これは最近共同輸送についていかなる業界の取りきめというか、そういう対策を立てたのか、その点をさしあたりお伺いしておきます。
【次の発言】 共同輸送の点でありますが、これはさらに強化されて、日本の海運界としても効率的な輸送ということで持っていくと思うのでありますが、そういう場合に、対外的な問題というのはあまりないのかどうか、念のためにお尋ねしておきます。
【次の発言】 そこでそのアメリカのシップ・アメリカン政策についてでありますが、その後の状況はどうなっているのか。日本としての状況、あるいはアメリカの状況はどうなっておりま……

第38回国会 運輸委員会 第19号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○久保委員 時間もありませんので、簡単にお伺いするわけでありますが、大臣も政務次官もそのうちおいでになるでしょう。港湾法の問題で今御質問もありましたが、これに関連してお伺いするのは、やはり同じようなことであります。政府が持っている地盤沈下対策審議会というのは、大体答申が出たのですが、いかなる答申が今日出ているのか、いつごろ出したのか、これを一つ具体的にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 その答申案はあとで詳細手元まで届けていただきたいと思います。  そこでお伺いしたいのですが、対策審議会で答申したが、政府の施策としては、たとえば今提案になっておる港湾法の一部改正で、国庫負担を引き上げ……

第38回国会 運輸委員会 第20号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○久保委員 まず第一に航空運送事業の免許等についてお尋ねを申し上げます。特に問題になるのは、不定期として免許をしておるものがありますが、これが路線不定期ということで、実質的には定期的に運航しておるものがあるわけです。この免許にあたっても、不定期の免許基準というのは定期免許に比較しては非常にゆるやかである、こういう点は当然考えられると思うのです。実際に不定期路線運航ということをやっておりますれば、本来定期の免許に準じて認可をするなり、あるいはその運航の許可をするなりという方法がとられるべきだと思うのですが、こういう点については今日いかように考えておるか。特にこの際につけ加えて申し上げておきたいの……

第38回国会 運輸委員会 第22号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○久保議員 ただいま御質問の点でございますが、これは一応考慮の中へ入っております。
【次の発言】 この鉄道軌道法との関係でありますが、この法案の全体とこの問題とはもちろん密接な関係はございます。ございますが、一応公共負担の問題に限定しておりますので、この関係は触れておらないわけであります。
【次の発言】 お尋ねの冒頭でありますが、この法案の提出の理由として、赤字経営であるからという理由で提案をしたとおっしゃいますが、そういうことには触れておりません。この法案を提出した理由は、これは私企業にしてもあるいは国鉄企業にしてもいずれも本来の使命としての公共性は持っておるわけです。それ以外に、先般提案説……

第38回国会 運輸委員会 第25号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○久保委員 十六日に発生しました伊豆急行電鉄の工事に関しての落盤事故でありますが、その後の調査も済んだことと思いますので、一応その事故の概要について鉄監局長から御答弁いただきたい、こういうように思います。
【次の発言】 この工事というか、伊豆急行の全線については非常にトンネルの部分が多いということも言われておるわけであります。しかも、この地帯の土質が軟弱というか脆弱というか、これは熱海のトンネルも前にそういうことを言われておりましたが、それよりもひどい土質じゃなかろうかというふうに推測される。そこで、先般の十六日の事故以外に、最近において三人やはり別の地点で落盤事故で死亡しているということであ……

第38回国会 運輸委員会 第26号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○久保委員 前回に引き続いて、世銀からの借款の問題でお尋ねをするわけでありますが、全体を御発表いただければ幸いでありまするけれども、それはできかねるかと思うので、私の方から一つずつお尋ねをして、そうしてお答えをいただきたい、こういうように思います。  その前に、今回の世銀借款は、大体いつのころ調印になるのか、これを一つお願いしたいのです。
【次の発言】 そうしますと、大よそもう借り入れの条件というのはほとんど確定したと思うのでありますが、さらに総裁が行かれてから、何か重要な変更等でも予想されますか、されませんか。
【次の発言】 そうしますと、この席で、できれば借り入れの条件等重要なポイントにつ……

第38回国会 運輸委員会 第28号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○久保委員 時間がだいぶ詰まって参りましたから、簡単に大臣にお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、先般大臣が旅先で談話を発表されまして、その中で、たしかいわゆる踏切法案、これを今国会へ提出するということを強調されたようでございますが、会期も、御案内の通りもう幾らもございません。しかも三年越しかかっておりますこの踏み切り改善といいますか、これが出て参りますれば、あらゆる角度からやはり審議をしなければならぬと思うのです。でありますから、今の時期にまだ法案が提案されておらないのでありますが、これはどういうお見通しでございましょう。これをまずお尋ねしておきます。

第38回国会 運輸委員会 第29号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○久保委員 私は日本社会党を代表して、この法案の採決にあたって次のような趣旨を申し上げて賛成するものであります。  この日本国有鉄道の新線建設ということは、言うまでもございませんが、これが決定をする機関の鉄道建設審議会等の問題もございます。しかしながら今日まで、必ずしもその新線建設が日本の経済あるいは他の輸送機関との問題で適切でないような問題も多々あったろうと考えられます。よって、将来国有鉄道が新線建設をする場合は、言うまでもございませんが、日本の経済あるいは文化あるいは交通系絡、こういうものは当然勘案しなければいけませんと思いますが、それにしてもやはり真にこれが鉄道建設でまかなうべきかあるい……

第38回国会 運輸委員会 第32号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○久保委員 国鉄総裁にお尋ねしたいのでありますが、昨日東海道新幹線工事にからむ疑惑が出て、職員の一部が逮捕されたという事件があったわけでございます。これは十分御承知だと思うのでありますが、新幹線工事については、国内では資金調達が間に合わぬということで、先般総裁がアメリカにおいでになり世界銀行から八千万ドルの借款契約をしてきたばかりであります。さらに御承知のように、本国会においては国鉄の運賃値上げが公共料金値上げの先べんをつけてああいう形で本会議を通ったわけであります。この運賃値上げの理由には、いろいろございましたが、今まで政府当局並びに国鉄からの御説明では、新しい五カ年計画、大体その中には東海……

第38回国会 運輸委員会 第33号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して簡単に二つの点をお尋ねいたします。  一つは今回追加になります京葉工業地帯に対する予定線でございますが、先般新聞を見ておりますと、今まで御指摘があったような建設の進度でありますと、とてもじゃないが国鉄の新線建設というものは間に合わない。これは民間でやる方が適切であろうということで、寄り寄りそういう計画を持っておるという報道がなされておるのでありますが、これに対して運輸省当局はどういうふうに見ておりますか。
【次の発言】 それじゃそのことは将来のことでありますが、十分御研究をいただきたいと思うのであります。民間といっては語弊がありますが、一般の方々がこの京葉地帯に臨海……

第38回国会 運輸委員会 第36号(1961/06/05、29期、日本社会党)

○久保委員 昨年の三十五臨時国会において、公営競技全般についての制度を検討するということで、総理府の中に公営競技調査会を設置するということになっておりますが、先般来の質疑の中でお話をお聞きしますというと、この公営競技の調査会は設置が七月になされたまま本年まで放置されていたようでありますが、この関係はいかなる理由で今日までおくれていたのか、これをお尋ねします。
【次の発言】 昨年の十二月に現実には発足したのでありましょうが、政府の方針としてきめたのは七月であります。七月から十二月まで何をやったのか、それをお尋ねします。
【次の発言】 方針はきまっておりながら十二月まで発足できなかったことは、一つ……

第38回国会 運輸委員会 第37号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して。港湾局長に一つだけお尋ねしたいのでありますが、先般通過しました港湾の緊急整備措置法でございますか、これに基づく整備計画といいますか、こういうものは、将来において一応の段取りはきめて、港湾審議会ですかそういうところにかける段取りに今なっておるのですか。その作業の関係はいかがでしょうか。
【次の発言】 大よそその作業の見通しはいつのころに決着がつくのかということが一点。それから当然五カ年計画全体の結論が得られなければ今年度の中身はわからぬと思うのでありますが、その関係はどういうふうになりますでしょうか。

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○久保委員 政務次官に一つだけ伺います。  先ほどあなたのお説が鈴木委員のお話と同感であるようで、主管省が持っている予算を総合的ににらんでやるから、そういう意味からいけば企画庁が予算を持つことが適当である、こういう話であります。ところが、先ほども離島振興の計画の御報告がありましたが、その報告の中で、電気導入は大体計画を上回っているが、その他は大体多くは二〇%――これは一つの例ですよ。そうしますと、経済企画庁は、その他はと言うが、二〇%では残念ながら役目を果たしていないのではないかと思う。今の振替の問題がそれだと思うのですが、言うなれば振替とは名のみであって、実体は各関係省庁にあって、あとはただ……

第38回国会 決算委員会 第18号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○久保委員 お願いします。
【次の発言】 それでは、大へん参考人の方に申しわけありませんが、一、二お尋ねをいたします。  まず第一に、嵯峨根参考人にお尋ねいたします。先ほどの御答弁の中で、CP5の材料試験の点について言及されました。これもできたらやろうというお考えであったように述べられておりますが、そうでございましょうか。
【次の発言】 先ほどのお話とただいまのお話と、少し違いますが、要約して申し上げれば、できたらやろう、こういうお話のように聞いておるわけでありますが、大体途中で中央孔の設計変更、あるいは燃料棒の問題、こういうことは、あとからの設計変更というか、支障が出てきたわけですね。そうし……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○久保委員 私は、中小企業金融公庫のことについてお尋ねをするわけでありますが、一つの事例から申し上げた方がいいかと思うのであります。もちろん、これは金融機関でございますから、具体的な名称等は差し控えて申し上げます。  これは、ある製造工業に対しての融資でありまして、金額は五百万の代理貸しであります。この代理貸しが始まる前に、その会社と何らかの関係があると思われる浴場業者から、公庫の融資方を申し入れられたのですが、代理店としては、これが不当であるので却下したという経緯があって、その直後、ただいま申し上げた製造工業の方から五百万の申し込みがあり、その中身は、三百万が設備資金、残り二百万が大体運転資……

第38回国会 決算委員会 第24号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○久保委員 私は、こまかい点で三つか四つ、お尋ねします。  まず第一に、三十四年度の予備費の問題で、大蔵省に命令融資損失補償に必要な経費として千二百十六万八千円出しておりますが、これは、今までの御説明ではわからない。内容は、予備費の性格で実施する性質ではないのではないか、こういうふうに考えるが、これはどういう中身でありますか。
【次の発言】 今の御説明では、一応わからないのではありませんが、さっき小川委員から申しておりますように、国会開会中でもございますので、これはぜひとも三十四年度の予算に組んで審議を仰いでやるべきだと、われわれは考えております。時間がありませんから先に移りますが、その中身に……

第38回国会 決算委員会 第29号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○久保委員 大臣は所要があって退席するそうでございますから、一つだけ最近の事例でお尋ねしておきたいと思います。  まず、お尋ねの要点に入る前にお伺いしたいのでありますが、水戸に射爆場というのがございます。これは水戸の近辺でありまして、その隣接地域には、御案内の通り原子力地域が密集しているというわけでございます。従来、この射爆場と原子力開発との問題が、いろいろ問題になっております。これは大臣も御承知だと思います。そこで最近茨城県知事初め、これらに関係する者が四、五人、平和利用の観点から、いろいろな原子力関係の視察もかねて渡米しております。これに一緒に参りました地方新聞の社長でありますが、茨城新聞……

第38回国会 決算委員会 第32号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○久保委員 公取がまだ出席してないようでありますが、さしあたり、それじゃ農林省の方へお尋ねしたいのでありますが、三十四年以来、ビール麦の取引関係については、紛争に紛争を重ねて今日まで来ているわけであります。この間の事情は、私から詳細にお話を申し上げる必要はないほど、農林省当局には御存じだと思うのでありますが、今日に至るもその問題が解決しておらないようにわれわれは伺っておるわけでありますが、農林省としてはいかなる対策を講じようとするのか、まず第一点にお伺いします。  言うまでもございませんが、今国会に、御承知のように、大麦、裸麦の転換に関する法案等が出て参りました。農林省は、いわゆる大麦、裸麦か……

第38回国会 決算委員会 第37号(1961/05/29、29期、日本社会党)

○久保委員 農林省に前回お尋ねをしておりましたビール麦耕作並びに取引の関係でありますが、最近聞きますと、これとは別個に、ビール会社の方から近々のうちに麦芽三万五千トンの輸入許可の申請が出されるそうでありますが、それは真実であるかどうか、これをまずお尋ねします。
【次の発言】 農林省は協議を求められたといいますが、現在まで農林省内部においては、この問題の処理はどういうふうにお考えでありますか。あるいは三万五千トンの麦芽輸入について、いかなる理由によって大蔵省が協議を求めてきたのか。その間の事情を御説明願います。
【次の発言】 その申請の内容とする、いわゆる麦芽製造の能力がビールの消費増に伴わない……

第38回国会 決算委員会 第39号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいまの問題で、関連してお尋ねします。先ほど残る者は二名だろう、こういうお話でありますが、それはそういうことにとってよろしゅうございますか。
【次の発言】 先ほどの話では、土地収用法にかけてもやらねばならぬ、こういう話ですが、一名あるいは二名ならばやるというその根拠は、何でありますか。
【次の発言】 内々に話し合いをしているというのは、最近のことでございますか。
【次の発言】 土地収用法の適用については、先ほど西村委員が申し上げた通り、けんかになっているわけですから、これはいずれにしても、やるとなれば話は大へん紛糾して参ると思うのです。いずれにしても、先ほど御説明があったように、……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第2号(1961/10/03、29期、日本社会党)

○久保委員 大臣はこれから予算委員会で向こうにおいでになるそうでありますから、私の大臣に対する質問はいずれあとでお願いすることにしますけれども、そこで一つお願いしたいのは、過般来、特に武州鉄道の問題が世間の耳目をそばだてているわけであります。これに対して、当委員会の委員として当然その内容等をしさいに検討するのは責任だと思って、それぞれ非公式でありますが、政府に対し所要の資料の要求をいたしております。ところが、出てくる資料はいずれもそのものずばりでなくて、要約したもの等を出されるのは非常に本員として迷惑しごくであります。この点はそのものずばりの本物の写しを要求通り出していただくように、大臣から下……

第39回国会 運輸委員会 第3号(1961/10/04、29期、日本社会党)

○久保委員 大体私鉄運賃の値上げは予定コースということできておるのじゃないかと世間一般では見ておるわけです。まず突破口として、国鉄運賃値上げをこの四月にやった。その当時は、池田総理も、運輸大臣も、公共料金の値上げについてはやらないのだ、こういうような言明をしていたわけです。ところが、国会が終わり、この国会が始まるまでの間にはだんだんこれが変わってきた。そしてこの間の池田総理の施政方針演説の中でも、サービス部門の料金というか、そういうものについては適正な運賃、料金は容認しなければならぬ、こういうふうに変わってきた。文章の上では、言葉の上では、なるほど適正な運賃、料金は容認しなければならぬ。しかし……

第39回国会 運輸委員会 第6号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○久保委員 来月の二日から開かれる日米貿易経済合同委員会、これに関連して運輸大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、まず、けさの新聞を見ますと、大平官房長官の談話では、今度のこの会議にはこまかいことはやらぬ、特にボナー法というようなものについては実はやらないから、運輸大臣は出席させない、こういうことでございます。はたしてそうなのかどうか。さらにこのボナー法というものだけが、日米間における運輸行政の問題点なのか、こういうことについてお尋ねをするわけでありますが、特に従来懸案事項であった海運だけとりましても、シップ・アメリカンというような政策のために、貿易の三分の一以上を取引している日本には今日まで……

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○久保委員 国鉄法の一部改正法律案の議題に入る前に、国鉄当局に一つお尋ねをしたいのであります。  先般の十月一日の時刻改正は、いまだかつてないような時刻改正であったわけでありますが、それはそれなりに一つの理由はございますが、最近に至るまでの列車の運行状態を見ますのに、列車の運行がはなはだしく乱れておりまして、せっかく国民の要望にこたえた大時刻改正のダイヤ通りに走らぬ。ダイヤ通りに走らぬといっても程度の問題がありますが、最近における状況は、特殊な列車について見ますと、毎日三十分ないし一時間近くもおくれるものも出てきている。こういうことは、いろいろな理由はございましょうが、ダイヤ編成上の無理が一つ……

第39回国会 運輸委員会 第8号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○久保委員 この前若干お尋ねしたのでありますが、時間の関係で省略をしたものがありますので、二、三お尋ねをするわけですが、お見えになっているところからお願いしたいと思います。  まず第一に海運の問題でありますが、海運の問題については、特に従来の海運政策としてとられたものは利子補給を中心にした船腹増強と基盤強化、いわゆる計画造船と並んで今日までやって参ったのでありますが、今日の日本の海運界で、船腹増強と基盤強化というものは、ともすれば二律背反するものがあるわけです。これに対して利子補給あるいは計画造船というものでやってきたわけでありますが、最近の情勢並びに池田内閣の経済政策というようなものから参り……

第39回国会 運輸委員会 第9号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○久保委員 まず第一にお伺いしたいのは、この法案は前国会で審議未了ということで再提出なさったわけでありますが、この法案の中身というか重点は――目的は第一条にある通り踏切道の改良を促進して交通事故をなくし、あるいは交通の円滑化をはかるということでありますが、この法案の重点は、立体交差を含む踏切道の改良、しかも今年度を初めとする五ヵ年計画が重点のようになっているわけであります。ついてはこの五ヵ年計画の中身をあらためてお伺いしたい。いかなる規模において五ヵ年間に立体交差を含む踏切道の改良をなさんとするのか、これをまず第一にお伺いしたいのであります。

第39回国会 運輸委員会 第10号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○久保委員 二、三私もお尋ねしてみます。  大分交通の事故でありますが、当日はこの交通会社の係員が現場付近を巡回中であったというのですが、新聞その他ではっきりわかりませんが、そのがけの方からすごい水が吹き出してきたという状況だったように聞いておるのです。そうだとすれば、防護措置がどうあろうかということは別として、警戒態勢が少しゆるんでいたんじゃないか、こういうように思うわけです。しかもその土地の状況を聞きますと、岩盤の上に土砂が乗っかっていたような土地柄だそうでありますが、こういうところから水が吹き出せば、上の土砂がくずれてくるのは必然でありますから、どうもわれわれとして納得がいかないのです。……

第39回国会 運輸委員会 第11号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○久保委員 二、三お尋ねをしておきたいのですが、今三人からそれぞれ合理化の一局面というか、そういう問題で御質問があったわけですが、国鉄では第二次五カ年計画を作ってやっておられるわけでありますから、その中で当然合理化あるいは近代化の問題を含めて第二次五カ年計画というものは推進されるだろうと私は思うのであります。われわれは局部的な合理化や近代化は承知しておるわけでありますが、しかしながら全体の第二次五カ年計画の中に占めている近代化、合理化の具体的な方策については、寡聞にしていまだ承知しておりませんので、そういうものが実はあるのかないのか、あるいはできるところからやるという形で今日合理化等を進めてい……

第39回国会 決算委員会 第10号(1961/12/07、29期、日本社会党)

○久保委員 運輸審議会のあり方について、ただいま運輸大臣の御答弁の中に、委員はいわゆる独立した立場に立って任命され、身分も保障されておるのだ。これは運輸審議会のできた歴史は御存じの通りだと思うのですが、アメリカの制度を若干というか、ほとんど入れてできたわけです。その中で特色とするものは、裁判的な要素を含めておるわけであります。よって、その運輸審議会の委員は、身分の保障をするようになっておるわけです。しかも、この諮問の形にしても、なまのまま申請がある。そのなまのままこれを運輸大臣が運輸審議会に諮問する。その答申の結論に基づいてこれを尊重して、運輸大臣の責任において、たとえば私鉄の運賃あるいは武州……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会 第2号(1961/12/20、29期、日本社会党)

○久保委員 きょうは大臣がお見えにならぬで政務次官がお見えになりました。三十七年度の予算折衝の過程だと思うのでありますが、昨日大蔵省から大蔵省原案なるものが示されたということであります。われわれ詳細にはまだ承っておりませんが、当初われわれが考えており、また運輸大臣が当委員会で施政方針というか運輸行政についての御方針をお話しになりました際のお話とはだいぶ違う。そういうことから二、三点お伺いしたいわけです。  まず第一に、運輸省はもちろんでありましょうが、政府としては高度成長経済計画のゆがみというか、ひずみが、今日輸送部面に顕著に現われている、この一点について、御承知だと思うのでありますが、これに……

第40回国会 運輸委員会 第4号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○久保委員 二つほど当面の問題で簡単にお尋ねをするわけでありますが、一つは、先般新聞等でも報じられた志村観光自動車の集団雇用の問題に関連して、自動車運輸輸送の状況、これと、もう一つは、明日から施行というか、実施されるところの車両制限令に関連しての、特に都市交通の問題をお尋ねしたいと思うのであります。  さしあたり第一番目には、志村観光自動車の集団雇い入れ問題でありますが、この事件については、すでにそれぞれ監督官庁において必要なる監査もいたしておるやに報道されておるので、まず第一に運輸省自動車局の方から、この事業所の監査の結果について御公表をいただきたい、こういうように思います。

第40回国会 運輸委員会 第7号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○久保委員 特定船舶整備公団法の一部改正法律案というものについて若干質問をしたいのでありますが、まず第一にお尋ねしたいのは、この共有方式はいかなる方式でやるのか。というのは、いわゆる金利あるいは償還、共有の持ち分、こういうものについて、要点だけ御説明をいただきたい。こういうふうに思います。
【次の発言】 新年度は五億の借り入れ融資ということが財源になっておるということでありますが、それではしけは百十何隻、引き舟は三隻程度ということなんだが、全体として特に重要港湾――この間も関谷さんからお話がありましたが、重要港湾が主体でありますが、それ以外にも問題がある。いずれにしても、全体として今日のはしけ……

第40回国会 運輸委員会 第9号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいま提案になっておりますこのはしけ増強の問題に関連して、いろいろ問題はあろうが、はしけ、引き舟は、この制度下幾らか増強になるというのだが、それからつながるところの港湾荷役の問題の一環である荷役機械の問題等について、少しお尋ねしたいと思うのであります。  まず第一にお尋ねしたいのは、荷役機械、特に港湾運送事業者の現況からいって、はしけは増備したが、荷役機械がこれに伴わぬというような実態ではなかろうかと思うのでありますが、荷役機械の現況はどうなのか。これに対して、先般運輸大臣は、この増強についても別途資金あっせん等を考えるというのだが、具体的にどういうあっせんを考えるのか。今提案さ……

第40回国会 運輸委員会 第13号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいままで、国鉄関係の汚職というか、そういう問題の質疑がたくさんなされたわけでありますが、私も一言だけ申し上げておきたいと思うのでありますが、汚職の発生要素というのは、まず第一に、業者の方から出てくるのが定石だと思うのです。心がけの悪い人間も、数多くの中でありますから、こちらから業者に対してリベートというか、あるいは贈りものを強要する者もあるいはあるかもしれませんが、常識としては、業者の方から自分の仕事を有利に運んでもらいたいというところから出てくるのが、まあ普通だろうと思う。今日まで、国鉄といわず、いろいろなところに汚職があるわけでありますが、これらはほとんどそういう形だと思う……

第40回国会 運輸委員会 第14号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○久保委員 今回の土讃線土砂崩壊不通事故調査のため、当委員会より派遣されました委員を代表して、私から簡単にその視察報告を申し上げたいと存じます。詳細な日程及び現地で面接した方々についての御報告は、省略させていただき、以下、視察の大要について申し上げます。  私どもの一行は、派遣決定後、急遽現地におもむき、三月十一日には事故現場に至り、国鉄、運輸省、並びに高知県の各関係者とともに、土佐岩原駅より工事用のレール・カーに搭乗して災害個所まで行き、国鉄関係者より災害状況、工事の進捗状況等の説明を聴取し、つぶさに視察いたし、それより、土佐岩原駅より国鉄が現在バス代行をしております国道三十二号線によるルー……

第40回国会 運輸委員会 第15号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○久保委員 日本国有鉄道法の改正の質疑に入る前に、二つほど運輸大臣に緊急の問題としてお尋ねをしたいのであります。
【次の発言】 まず第一に、最近伝えられるところによれば、私達の大手十四社に対する運賃値上げの問題について、運輸大臣は態度をきめられたごとく報道されておりますが、御承知のように、最近ある新聞社の世論調査が出ております。この世論調査によれば、いわゆる池田内閣を支持するかしないか、こういうようなことが重点になっているわけでありますが、その池田内閣を支持しないという率は、約五%最近上がっておる。支持率も四〇%以上であったものが、最近の世論調査によれば、三十四%に低下しているわけであります。……

第40回国会 運輸委員会 第17号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○久保議員 鉄道軌道等の事業における公共負担の国庫負担等に関する法律案について御説明申上げます。  まず、本法案を提出した趣旨について申し上げます。  御承知の通り、国鉄を初め、鉄道軌道等の事業の現況は、従来その固有の性格といわれていた陸運における独占的立場が、自動車等新興輸送機関の急速な発達により失われ、これらとの競争をしいられるものとなり、独占性の中で消化し得られたいわゆる公共負担を企業内で処理することが困難となって参りました。すなわち、負担力主義による運賃設定によって公共負担を吸収する経営は限界に達し、さらに独占の立場を失った鉄道事業の本質は、大きく変化したことを認めざるを得ないのであり……

第40回国会 運輸委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○久保委員 中村常務、私もあまりこういうことは不得手で、申し上げたくないのでありますが、また別な席でお尋ねしますけれども、あなたに一つだけ聞いておきたいのは、こういう形でやった場合、予想されるものは何もなかった、その後どういうふうになるかというお考えが何もなくて、先ほどおっしゃったように自然の形――それが自然かと私は言いたいのです。私は、法律とか慣行とか、そんなものは別として、あなたが労務行政というか、労務管理をやるという立場に立っておられて、そういう形で先行されるものが先行されないで、片方は団体交渉の継続という形、片方は妥結ということ、そういう場合に必然的に起こり得るであろうということを何も……

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○久保委員 国鉄から関常務理事だけ今のところおいででありますから、最近の問題の一つについてさしあたりお尋ねするわけです。というのは、先般も少しお話が出ましたが、東洋電機というか、そういうものにからんでの汚職というか、まだ判定はつきかねると思うのでありますが、まあいずれにしても、本社の課長が容疑で逮捕されているという事態でありますし、東洋電機は国鉄関係の中でも有数なメーカーのように聞いております。そういう点に関してお尋ねをするわけでありますが、この問題に関連して、本社で関係者として今日検察当局に招致されている者はどういう方々であるか、あるいは検察当局が家宅捜査をいたしたそうでありますが、そういう……

第40回国会 運輸委員会 第20号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○久保委員 先般来、時間がありませんでしたので、御答弁を保留しておりました船員局長からの漁船関係船員の対策について御回答をいただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 ただいまお話がありました各般の点がお話のように的確に実施されるならば、相当な進歩であろうかと思うのでありますが、今おあげになった幾つかの問題は、今までの長い歴史と伝統というか、そういう経過がありまして、尋常一様の手段では、残念ながら、指導要項はできたが実施はできかねるという問題が多々あろうかと思うのであります。しかしながら、積極的にかような点を指導していこうという、その意気込みに対しては敬意を払うのでありますが、ついては……

第40回国会 運輸委員会 第21号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○久保委員 船員法の改正について、先般に引き続いて、国鉄の連絡船等を中心にしてお尋ねをするわけでありますが、従来の御答弁を見ておると、持って回ったような答弁も多いので、一つ端的に御答弁をいただきたい、こういうようにまず要望しておきます。  それから、先般のお尋ねの中で、船員法改正委員会から三十四年の二月に、国鉄の労使双方に対して一つの試案を出されておるわけでありまして、この内容については、先般私から御披露したわけでありますが、これに間違いがないかどうか、さらにこの結末はどうなったか、これを一つ御回答いただきたい。
【次の発言】 そこで、三十四年の二月に出した試案というものは、当然船員法改正委員……

第40回国会 運輸委員会 第22号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○久保委員 関連して簡単に一、二お尋ねしたいのですが、この改正は二十トン未満のものについてはどういうふうになるのでしょうか。
【次の発言】 これは現在は登録でありますね。その二十トン未満を現在登録から届出にするということは、いかなる理由からそういうふうにしたのか。
【次の発言】 二十トン以下のものを、早く言えば野放し――と言っては語弊があるが、届出にする、こういうことの今の御説明では、どうもわれわれは若干理解しにくいのでありまして、これはむしろ運送取扱業というか、そういうものが最近の経済事情に応じて非常に問題が複雑になってきているのでありますから、現状通り登録制にしておくのがいいんじゃないか、……

第40回国会 運輸委員会 第23号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○久保委員 もう時間もありませんし、大体質疑は尽きましたが、一つだけお尋ねし、資料をあとでいいから出してほしい。現在新線の建設中であって、未稼働になっている資産が、約百六十九億、百七十億ほどあるわけです。これが当面の問題として、投資はしたものの未稼働であるということは、国家的見地からいっても不経済だし、経営自体から見ればまた別な観点も出るかと思うのでありますが、これは今の進度でいって、国鉄は新五カ年計画を樹立されたわけですが、その中でこれはどういうふうに組み込まれているのか。これからの問題は別として、どういうふうにやられているのか、これは一言吾孫子副総裁からお答えをいただき、そういう年次的資金……

第40回国会 運輸委員会 第24号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○久保委員 先般中途で――中途というより、お答えを保留してお願いしておいた第七十条の定員の問題について、一応非公式に御説明は若干承りましたが、要約して、七十条改正の中身について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、七十条の改正は、現状に合わせたということが一つ。もう一つは、これによってその船舶の所要定員を、特に航海当直の定員を削減するというものではない、こういうことだと思うのであります。ただし、従来は、同時に航海当直をする者は三人以上というふうに規定しているわけでございます。同時航海当直する者の員数が三人以上ということに相なりますと、常時同時に航海当直するかどうかは別と……

第40回国会 運輸委員会 第25号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○久保委員 国鉄総裁にお尋ねをいたしたいのですが、実は先般の国鉄労組との紛争の、あなたの方で言う一つの結末だと思うのでありますが、職員に対してそれぞれ処分をなさった発表が出ておりますが、ものの順序としてお尋ねしたいのは、いかなる観点からこの処分をされたのか、まず第一点としてお伺いしたい。
【次の発言】 お話によりますれば、年度末手当の問題についてのことでありますが、年度末手当については、なるほど総裁おっしゃるように、たしか先月の二十六日であったと思うのでありますが、二十六日の日に団体交渉の場が持たれた。その中で、団体交渉は一応継続するということで、国労との間では継続状態にあったわけであります。……

第40回国会 運輸委員会 第26号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○久保委員 行政管理庁の長官はきょうは出張だそうでありまして、大へん法案の最終段階で残念でありますが、政務次官がおいででありますから……。  まず第一に、この提案になっております自動車の保管場所の確保等に関する法律案の所管省庁というか、これは御案内の通り、運輸、建設、警察庁、そういうようなところだそうでありまして、なるほど中身を見ましても、大体そういうところに関係しているわけであります。さらにもっと広げれば、通産省にも関係が出てこようかと思うし、さらには自治省においても同様、こういうことでありまして、この自治省あるいは通産省は、法文自体には直接関係がございませんから、一応除外をいたしましても、……

第40回国会 運輸委員会 第27号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○久保委員 自動車局長に、本法案の改正の若干の点をお尋ねするわけでありますが、この道路運送車両法の改正の中で、特に重点は、何といっても、車両検査の一部の仕事を指定自動車整備事業者にやらせる、こういうことだと思うのでありまして、そのねらいは何に基因しているのか、これがまず第一です。
【次の発言】 いろいろ問題点が含まれておりますが、順を追ってお尋ねしたいのであります。  現在の自動車整備事業者というか、そういうものの実態は、どういうふうに今日なっておるのか。お言葉によりますれば、大へん優秀なものがだんだん出てきているというのでありますが、特に目ぼしいものも中にはありましょうが、しかしながら、解体……

第40回国会 運輸委員会 第28号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○久保委員 この事故に対して、私も、その犠牲者となられた皆さんに心からお気の毒を申し上げたいのでありますが、ただ単に気の毒である、これから一生懸命にやりますということだけでは、残念ながら、なくなった方の霊も浮かばれないのではなかろうかと思う。そういう意味で、私は二、三御質問を申し上げたいのであります。  まず第一に、本年度の予算審議の際にもくどく私から申し上げたのは、たとえば、ことしの国鉄の予算を見まして、当然、昨年の列車ダイヤの大改正に伴って、ともすればおくれがちの固定施設あるいは運転施設、そういうものを含めて、幾多改良せねばならぬのにもかかわらず、改良費は昨年に比して六十二億の削減になって……

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○久保委員 私は、簡単に、米軍に提供しております水戸射爆場の問題でお尋ねをしていくわけでありますが、最初に、日米合同委員会で昨年取り上げられております返還というか、この経緯について、当面の責任者である調達庁の方から最初に御答弁をいただきい。特に、昨年の十月でありますか、那珂湊の市街地に機銃掃射が起こりました。今までもたくさん被害がございましたが、これに関連して日米合同委員会にいろいろ問題が提起された。その際の話では、米軍側においては、代替地の提供さえあればこの演習場を返還してもよろしい、こういうことであったそうでありまして、言うならば、日本政府が、俗な言葉で言うと、げたを預けられた格好になって……

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/02/05、29期、日本社会党)

○久保委員 ドミニカ移民の問題については、八日に、帰国された関係者の方々を当委員会にお呼びして、事情をお尋ねするという予定になっておりますから、本日はさしあたりの問題を二、三お尋ねをしたいと思います。  まず第一に、外務省並びに農林省のただいままでの御説明では、政府は何らこれに対して責任というものを感じておらないように私はお聞きしたのでありますが、そうでございましょうか、いかがでしょうか。
【次の発言】 前向きの施策とか、十分協力を申し上げるとか、あるいは同情と言っておりますが、それは当然の話であります。私が非常にふんまんにたえないのは、先ほど申し上げたように、責任というのは感じておられないの……

第40回国会 決算委員会 第5号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○久保委員 最初に川畑さんにお尋ねをしたいのでありますが、一つは、あなたが移住される前に、この移民募集にあたって、あなた方がお聞きした、あるいは書類を見せられた、いわゆる募集要項というものはどういう内容のものであったか、それを一つさしあたり伺いたい。
【次の発言】 重ねてお伺いしたいのでありますが、漁業はどういう漁法でどういう漁具を持っていったらいいか、こういう条件はございましたか。
【次の発言】 持っていかれた漁具、漁船類はどの程度のものでありますか。
【次の発言】 そうしますと、その募集の際に、この地区における漁業について、あなたは十分承知しての上じゃなくて、大体こういうことだろうというこ……

第40回国会 決算委員会 第7号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○久保委員 それでは、今お話が出ました問題から一つお尋ねしたいと思います。  上塚参考人にお伺いしたいでありますが、ただいまの森山さんという方からの書簡を御披露になりましたが、この書簡はいつのころでございますか。私には、入植というか、移住当時のものではなかったかと思うのでありますが、森山さんでしたらば、すでにこちらに帰っておられるわけであります。   〔委員長退席、高橋(英)委員長代   理着席〕  そこで漁業移民についてでありますが、漁業移民について先行すべきところの漁場の調査というか、そういうものはなされないままに、ドミニカ側の要請に基づいて早急に送り出したということであります。その後日本……

第40回国会 決算委員会 第8号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○久保委員 時間も過ぎて参りましたし、質疑も大体数多くしましたので、私は二、三、再確認の意味でお尋ねしたいのですが、まず第一に、これは経済企画庁の監督官にお伺いしたいわけですが、この会社の理事会の構成要件というのはどうか。
【次の発言】 理事会の成立としては、いわゆる理事全員のうちの何人集まってもいいのかどうか、そういう点はどうですか。
【次の発言】 そこで総裁にお尋ねするわけですが、釈明書の中で、秋田木材との関係でありますが、「少数理事の専断により裁定せられたものである」こういうふうにお述べになっておりますが、当時の少数理事というのは、今お話があった過半数であったか。それから、理事会の議長は……

第40回国会 決算委員会 第12号(1962/03/03、29期、日本社会党)

○久保委員 ドミニカ住移問題を中心にした審議を、参考人等の意見をお聞きして行なって参ったわけでありますが、審議の途中で、外務省を代表する高木移住局長からもお話がありましたが、ドミニカ問題一つだけをしぼって考えますれば、要約して、今回のこの事故というか、帰還せざるを得なかった最大の原因は、事前調査にあった、こういうふうにわれわれ思うのでありますが、外務省としていかように考えられておるか、あらためてお答えいただきたいと思う。
【次の発言】 ただいまお答えがございましたが、当決算委員長あてに、いまだハラバコア地区におる帰国同志会の会長なる人から、ドミニカ移住の真相を御報告として先般書簡があったようで……

第40回国会 決算委員会 第13号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○久保委員 今お話があったように、本問題は、当面の責任者である、いまだこの席においでにならない文部大臣あるいは大蔵大臣等をお呼びしていただくのは当然だと思う。私は、庶民の感情と言うか、国民の感情をまぜてお話を一言だけ、大学当局からおいでになっているから申し上げたいのですが、ゴルフを正科にするかどうかは、なるほど大学の自由でありますし、はっきり申し上げまして国会がとやかく言うべき筋合いのものではございません。しかしながら、国民の感情として、ゴルフを正科にするために十万坪のうち八万坪をゴルフ場にするがごときは、断じて国民感情としては許さない、私はそう思う。これについて、大学の事務局長はいかが考えて……

第40回国会 決算委員会 第17号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと外務政務次官に一言。この前ここで、先ほどお話があったドミニカの問題を審議した最後に、三月中にそれぞれ要望される点、問題の点は解決したい、こういう御意向をお漏らしになったわけですが、その後その通りにいっておらないようにわれわれは見るわけです。先ほどの質問にあったように、知事会からも相当具体的な要望事項が外務省に出ていると思うのでありますが、これらについてもう少し何か的確な措置というものをとってほしいと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 高木移住局長にお尋ねいたしますが、先般もドミニカからの引揚者というか帰還者が、どうも思うようではないというような意向を漏らしているのであ……

第40回国会 決算委員会 第18号(1962/03/26、29期、日本社会党)

○久保委員 私は主として会計検査院長にお伺いするのですが、最近決算委員会では、人を食った話というのが二つほど出て参りました。一つは、本日のこの東大ゴルフ場の問題。東大の学生の運動場だといって、十万坪の用地のうち八万坪にいわゆるゴルフ場としてやっている。これくらい人を食った話が、今までの各委員からの御発言でわかっておる。一つは、東北開発という会社がありますが、この会社は、赤字なのに黒字の決算をしたという、これも人を食っておる。  そこで、私はお尋ねしたいのでありますが、こういう国有財産の管理は、もちろん大蔵省がおやりになる、あるいは財産を移管されておる文部省なり東大なりがやるわけでありますが、こ……

第40回国会 決算委員会 第24号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいまの小川委員からのお話は、各地方公安調査局ごとにお示しを願いたい、こういう要求だと思うのです。私は別に額は秘密じゃないだろうと思うのです。その使い道が、いわゆる外部に機密を要するものであるから、これは発表できないというならば理由の一つにはなりますが、額は別に秘密じゃないでしょう。幾ら使ったか調べるのが国会の責任であります。公安調査庁も、その中身については一部公開をはばかるとか、あるいは捜査の段階にあるものもありましょうから、これを一々ここで、公開の席で発表することはいかがかと思うのは理屈が通ります。しかしながら、額を示すというのは、しかも今日ただいま使っておるものでなく、既往……

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○久保委員 私は、六月初句からの異常降雨による農作物の被害、その中で特に麦類の被害についてお尋ねをしたいのであります。  先ほども御説明があったように、農作物の被害全体として約百七十億と出ておりますが、特に私の出身県である茨城県においては、麦類の被害は約十八億となっております。しかも、作付面積の半分以上がこの被害にかかっておる現状でございます。ついては、この被害についての対策であります。先ほど御説明はなかったようでありますが、まず第一に、天災融資法を発動する準備はしておるのかどうか、その中身というか、政令等についてはいかように考えて、いつの時期にこれを出すのか、この点をまず第一にお伺いしたいと……

第40回国会 大蔵委員会 第25号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○久保委員 関連。ただいまビールに関連してビール麦の問題が出ておりますので、一つだけお尋ねしたいのであります。  御承知だと思いますが、ここ三、四年来ビール会社といわゆる酒造組合と生産農民との間の取引関係は混乱しているわけなんです。従来麦耕連というものが――これは生産団体ではなくて、指導団体というふうになっておるそうでありますが、実際はビール四社の下請機関ということでやっておるわけです。そこに不満を持った農民が系統共販をやろうということで、ここ二、三年来系統共販の形も出てきておる。ところが御承知のようにビール四社は、その系統共販に対しては、従来の麦耕運の取引と比べて相当の差別待遇をやっておる。……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第1号(1962/08/15、29期、日本社会党)

○久保委員 十四日のただいま御報告がありました自衛艦が一般商船に衝突した事故でありますが、新聞報道によりますと、衝突直後においてその自衛艦は姿を消した、こういうことである。私は、その衝突した場合においてそれぞれの船がとるべき処置についてはよく存じておりませんが、少なくとも常識的に考えれば、衝突をしたという場合には、お互いの船がそれぞれ助け合うというのがまず第一だと思う。その措置をとらぬで自衛艦が姿を消したということは、どうしても納得いかない。さらに、との際でありますから、衝突したときの措置というのは、海上法規上どうなっておるのか。艦長のとるべき処置というものは、それぞれどうなっておるか。さらに……

第41回国会 運輸委員会 第2号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいま運輸大臣から、就任にあたっての所管行政の所信の表明があったのでありますが、運輸行政の中で当面重要と思われる問題をそれぞれお述べになったわけであります。その一つ一つについては、この国会中においてさらに詳細に御所見を承りたい、こう思うのでありますが、さしあたり二、三の点についてお伺いをいたすわけであります。  まず第一は、海運問題についてであります。もちろん前国会より継続審査の形をとっております海運企業の整備に関する臨時措置法案でありますが、この法案の内容その他についてはあらためてお伺いをいたしたいと思うのであります。  聞くところによりますれば、政府自体においても、提案はして……

第41回国会 運輸委員会 第3号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○久保委員 関連して。一番大事なことでありますから、ちょっとお尋ねしたいのですが、ノルウエーとかアメリカとかいろいろ例をあげられまして、船舶の近代化によって船員費を減らすというか、節約をしていくという傾向は、世界的な傾向だということは、その通りです。それはそうでしょう。だが、今肥田君からお尋ねしているのは、結局いわゆる船員に成り手がない、だんだん減ってくるということについては、世界的傾向なのかどうなのか、こうお尋ねしているのですよ。しかも、先ほど来お話を聞いております。と、待遇についてはそう悪いわけではないというような意味ですね。船員費全体についても、あなたの方から先般出された資料によりますれ……

第41回国会 運輸委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○久保委員 関連。このオート・アラームの故障というか、誤作動について、私のところに最近電報が入りまして、この誤作動の統計が、ある船一隻ですが、ここに来ております。これによりますと、大へんな誤作動でありまして、短期間でありましたが、そういう事実について、運輸省としては御存じないはずはないと思うのであります。われわれは、残念ながらオート・アラームについて見たことも、経験したこともございません。でありますから、そういう実際に仕事に従事しておる諸君からの資料を基礎にしております。しかしながら、先ほど申し上げたように、次の機会にその資料をお見せいたしたいと思うのでありますが、電報が参っておりまして、誤作……

第41回国会 運輸委員会 第5号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○久保委員 先般の国会で、自動車損害賠償保障法並びに車両法の一部改正がなされたわけであります。この改正の問題点は、いわゆる賠償保険の無保険をなくするということで、車両検査証と保険の期間というか、そういうものを一致させる意味で、特殊なステッカーというか、標章を車体に張らせるというのが要点であります。その後、法の改正に伴って実務に移っておられるようでありますが、この法案の改正について、予算的な裏づけはどうなっているのか。言うならば、われわれが今日まで了解したところによりますれば、検査証の更新に従って、逐次これを実施するようになっていたと思うのでありますが、実際は今年中に全部実施をするということで、……

第41回国会 運輸委員会 第6号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○久保委員 時間もたくさんないようでありますし、大体お話を承って大へん勉強になりましたから、二、三お尋ねしてみたいと思います。  一つには、進藤参考人にお尋ねしたいのであります。先ほどのお話の中で、世論もだいぶ関心を持ってきた、さらには言論界でも海運問題についてはそれぞれ意見を出してこられている、こういうことでありまして、それも事実でありますが、先ほど来どなたかのお話の中にありましたいわゆる総合対策というものが全然出ていない、こういうことを言われました。私たちもそうだと思うのでありますが、この総合対策というのはいわゆる海運全体の問題であります。しかも現実に、お話によりますれば、今、海運はもうの……

第41回国会 運輸委員会 第7号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○久保委員 ちょっと関連して。  先ほど来お話を伺っておりますと、政府の見解は、何か法律以前の問題だ、こうおっしゃっていますが、法律以前の問題で、十河総裁も事故の問題やらその他たくさんの問題について十分考えておることだから、自主的に御判断をいただくのが一番いい、こういう御答弁でもります。法律の問題についてはしばらくおくにしましても、御説の通り法律以前の問題ならば、政府は自主的判断に期待するという、そういう意味ですね。そうすると、その中は、責任をおとりになるのが当然だろうが、法律によって罷免権を発動するのじゃなくて、それは十河総裁自身でそういう辞任をするのが筋であろう、こういう意味での法律以前の……

第41回国会 運輸委員会 第8号(1962/09/28、29期、日本社会党)

○久保委員 時間もたくさんございませんので、運輸大臣に一つだけお尋ねしたいのでありますが、その前に、これは要望事項でありますが、つけ加えておきたいと思うのです。  きょう、実はこの委員会終了後、当委員会として東京の陸運事務所、さらに羽田空港の管制業務、こういうものを調査することに相なっているわけです。すでに御案内の通りでありまして、陸運事務所並びに航空管制業務、いずれも業務量に応じた人員の配置がないというのが一つ。さらには、労働条件の劣悪といっては語弊があるが、さらに改善されないままでありますので、なかなか需給が困難であるという面もあるので、実はその実態を調査しようというのであります。ついては……

第41回国会 運輸委員会 第9号(1962/10/31、29期、日本社会党)

○久保委員 関連して。ただいまの輸出船と日本海運との関係でありますが、政務次官のお考えも一つはその通りだと思うのであります。ただし、そこで考えねばいかぬのは、この調整は、あなたがおっしゃる方法だけでは私は不足であると思う。むしろこれは経済外交によって、たとえば航路同盟の中において関連して処理される方法もあるだろうし、あるいは不定期船にしても、協定その他によって処理される方法があると思うのです。今までのは賠償が主でありましたが、インドネシアの賠償にからむ船の引き渡し、あるいはフィリピンの高速船の問題、これは単に賠償は賠償だけで処理されている、あるいは輸出船は輸出船だけで処理されているところに、日……

第41回国会 運輸委員会 第11号(1962/11/26、29期、日本社会党)

○久保委員 京浜運河の船の衝突事故について、二、三お尋ねするわけであります。  まず第一にお尋ねしたいのは、第一宗像丸が入港して参ったわけでありますが、この宗像丸は、ガソリンを積載しておったタンカーだそうであります。この場合、港則法によれば、港外において港長の許可を求めるということになっておりますが、それは求めてあるのかどうか。いかがでしょう。
【次の発言】 危険物積載の船舶の入港については、ただいま答弁の通り、許可を要することになっておりますが、許可を受けたあとにおいての港長の任務というのは、どういうふうになっておるのか、適切な指示を与えるような仕組みになっているのかどうか。単に錨地なり泊地……

第41回国会 運輸委員会 第12号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○久保委員 先日の京浜運河におけるタンカー衝突事件について、引き続いてお尋ねをするわけでありますが、当委員会の決定に基づきまして、去る三十日、実は現場を視察して参りました。その現場を視察して参りましたことを土台にして、二、三お伺いしたいのであります。  一つには、視察の結果として、京浜運河そのものが非常に狭いということであります。これは前回説明がございましたが、参ってみた実感として、非常に狭い。現在の大型船の通過、しかも行きかいさせるためには非常に狭い水路になっているということが一つ。それからもう一つは、航行安全を確保するための現場機関としては、海上保安署というか、そういうところの人間、装備が……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 運輸委員会 第1号(1962/12/11、29期、日本社会党)

○久保委員 私は、輸送の安全性確保の問題でお尋ねをするわけでありますが、政務次官はおられますが、来年度予算編成方針というか、それにも密接な関係がございますので、ただいま運輸大臣が参議院本会議だそうでありますから、本会議が終了したら直ちにこちらにおいでいただきたい、こう思いますので、おいでになるまで政務次官あるいは国鉄にそれぞれお尋ねをする次第です。  まず第一に、政務次官にお尋ねしたいのでありますが、戦後経済の発展というのは、これはなるほど廃墟の中から立ち上がって今日の形でありますから、相当な伸展だと思う。しかしこれは決して自民党内閣が云々というのではないのでありますが、いずれにしても経済は伸……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会 第3号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○久保委員 運輸大臣に先にお尋ねするわけですが、三十八年度の国鉄予算を見ますと、その中には、日本交通公社に出資する項目があるようであります。これはいかなる目的というか、ねらいで今回そういう予算を提案したのか、その御趣旨を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 一応今のお話だと、国鉄の輸送販売、こういうものを最近の旅行事情にあわせてやるのには、どうしても、今の交通公社であっては十分でない。そのために民間企業としての株式会社移行のための出資だ、こういう御説明であります。  そこで国鉄総裁にやはり同様のお尋ねをするわけでありますが、現在の国鉄と交通公社との関係で、今運輸大臣が述べられたような点、い……

第43回国会 運輸委員会 第4号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○久保委員 時間がありませんから、資料として提出を要求しておきますが、海運局長の方には、ただいま若干お述べになりました内航海運の現状と問題点について、さらに船舶局長からは、やはり中小造船業の現状と問題点、これを資料として出していただきたい。以上です。
【次の発言】 関連。――時間もありませんから、私は一言だけ要望しておきますが、運輸大臣に要望いたします。  ただいままで国鉄副総裁のお話でわかったと思うのでありますが、なるほど百歩譲って勤惰の差を何かによってつけたいという気持はわからぬではありません。しかし、その手段方法を誤ると、大へんな経営のマイナスになるということも十分そろばんの中に入れなけ……

第43回国会 運輸委員会 第7号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいま議題となりました踏切道改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案の提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  踏切道の改良を促進し、交通事故の防止と交通の円滑化をはかる目的をもって、去る第三十九国会において踏切道改良促進法が成立し、同法に基づき改良計画の指定が行なわれ、逐次計画の一部が実行に移されているわけであります。  しかしながら、同法の実費は、昭和三十六年度を起点としての踏切道改良五カ年計画を骨子とする時限立法的なものでありまして、踏切道の実情と将来の趨勢とを勘案するとき、このような時限法的な同法をもって処理することは踏切道の現状をみてきわめて不十分であり、この……

第43回国会 運輸委員会 第8号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○久保委員 お尋ねしたい第一点は、この区域の航行については、何らかの航行規制というか、制限がありますか。
【次の発言】 京浜運河におけるタンカーの衝突事件は港内であったのでありまして、狭い区域であったのでありますが、そのときにも当委員会でそれぞれ現在の制度その他について検討を進めるように要請をして参るその席上で、運輸大臣からも、港則法あるいは海上衝突予防法その他の問題についてそれぞれ検討の用意があるということでありますが、今日まで海上保安庁なり――きょうは海運局は来ていませんか。
【次の発言】 この進行状況はどうなのですか。時間もありませんから、簡単にお答えをいただきたいことが一つであります。……

第43回国会 運輸委員会 第9号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○久保委員 まず提案になりました船舶安全法の改正のことでありますが、これは一九四〇年のいわゆる海上人命安全条約に署名をして、これの批准の手続の前提として提案されたと思うのであります。ついては一九四〇年にこれができたのでありますから、今国会に安全法の所要の改正をするというならば、当然その根拠になる条約そのものが承認を求められなければならぬと思うのでありますが、いまだに国会には承認を求める手続がしてないようであります。これはいかなる考え方でございましょうか。
【次の発言】 人命の安全については、別段条約に定めがなくとも、古い法律で時代に合わぬものがたくさんありますから、当然提案されることはけっこう……

第43回国会 運輸委員会 第10号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○久保委員 この前の質問の続きでありますが、質問に入る前に今手元に水産庁からの要求した資料が出て参りましたので、一応概略的にこの資料を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この船舶安全法でありますが、船舶の航行の安全ということ、もう一つはそこに乗り組んでいる船員の安全あるいは衛生、こういうものを目的としているのがこの船舶安全法の趣旨だと思うのでありますが、今日の実態あるいは改正案について見ましても、必ずしもそういうものではない。もちろんそういう乗組員の安全なり船舶の安全というのは単にこの法律だけじゃなくて、衝突予防法なりあるいは船員法あるいは漁船特殊規則というか、そういうもので律してい……

第43回国会 運輸委員会 第11号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○久保委員 電波監理局長に前回当委員会で關谷委員からお尋ねをしたいわゆる内航船とこれに対する電波の割当、あるいは海岸局の整備の問題について私からもお尋ねするわけですが、前回どうも答弁が徹底を欠いておるわけであります。御承知のように、今日海上人命安全条約が批准の手続中というか、承認を求められておるわけであります。それに関連して、船舶安全法の一部改正が御案内の通り出ておるわけですが、その条約の勧告の中にも、これも御承知だと思うのですが、実行可能な限りというか、この条約の趣旨に沿ってやれということ、あるいは特に無線設備については、国内のものについても、中波といいますか、そういうものを使って一つ早急に……

第43回国会 運輸委員会 第12号(1963/03/08、29期、日本社会党)

○久保委員 国鉄総裁にお尋ねするわけでありますが、最近聞くところによりますれば、東海道新幹線の工事にからんで、近接せる地方鉄道あるいは軌道といいますか、そういうようなものに対してどうも当を得ない支払いをしているようなものがあるという話であります。特に具体的な問題の一つとしては、近江鉄道に対しての補償というか、この問題があるわけであります。いわゆるその言っているところは、減益補償をしたということ、あるいは踏切整備ということでこれまた補償をしているということでありますが、その中身について一応御説明いただきたい、こういうように思います。
【次の発言】 実害を算定したというが、具体的に土地等を買収する……

第43回国会 運輸委員会 第14号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○久保委員 先般資料提出を要求いたしまして、本日出て参りましたが、この中で、二、三お尋ねをしたいのです。用地補償の方針並びに基準については後刻お尋ねしますが、具体的な問題として近江鉄道に対する補償の算定基準の中で、一つは業務員の待遇改善というのが、額は少ないのでありますが、出ております。これは運転手、車掌に対するということでありますが、こういうのはいかなる観点からこれは補償の対象になるのか。さらにもう一つは、まくら木の腐食が増加するということで、これまた出ておる。それから踏切設備の保守でありますが、これはいわゆる一方的な補償であって、この施設をやるかどうかはどういうふうになっておるか。言うなれ……

第43回国会 運輸委員会 第15号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○久保委員 海運の全体的な問題を二、三お伺いしたいのでありますが、日本の海運の不況の原因は、先ほど来大臣からも御説明がありましたが、私どもはさようなものに比重があるとは考えておらない。今提案されている中身は、性格からいって二つあるわけです。海運不況の対策としていわゆる集約によって過当競争を防止するというのが一つ、もう一つは、利子のたな上げあるいは利子補給を増強して、財務的なもののてこ入れをしていこう、この二つだと思うのです。その前に考えてみるべきものは何かというと、不況の原因というのは何、であるか、不況の原因というのはなるほど企業基盤の弱体化、いわゆる高金利、さらにさかのぼれば戦時補償の打ち切……

第43回国会 運輸委員会 第16号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○久保委員 引き続いて海運の問題について御質問をいたすわけでありますが、先般来他の委員からもそれぞれ御質問のありました中で、特に關谷委員等から日本の海運の未来像というか、青写真というものはいかなる構想に基づくものかという御質問がありましたが、これに対して的確な御答弁がないのであります。運輸大臣あるいは海運局長は、日本の海運をしていかなる構造にいわゆる構想として持っていくのか、大よその輪郭はどの方向へ持っていくのか、そういう点についてお答えをいただきたい。  というのは、今回提案された二つの法律案によりますれば、一つは集約化によるところの利子たな上げの方式、もう一つはいわゆる建造利子補給をさらに……

第43回国会 運輸委員会 第17号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○久保委員 日本航空株式会社法の一部を改正する法律案についてでありますが、提案の趣旨は社内重役というか、これの構成を一部広めるということでありますが、提案の御説明によりますれば、会長制を設けるということが一つ、さらには子会社的な存在であった日本航空整備株式会社を合併するということがこの理由のようでございます。日本航空整備株式会社との統合についてお尋ねするわけですが、この日本航空整備株式会社との合併の理由というのはいかなる理由であるのか、単に御説明では、近く予想されるからということでありますが、この経緯についてまず第一にお尋ねをしたいのであります。これは航空局長でいいと思います。どうです。

第43回国会 運輸委員会 第18号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○久保委員 先般来引き続いて二つの海運に関する法案についてお尋ねをいたしているわけでありますが、どうもお答えが大ざっぱ過ぎて、われわれには了解ができにくい面も多々あるわけであります。重ねて基本的な方向についてお尋ねをするわけでありますが、幸いきょうは朝田事務次官も見えられておりますから、朝田事務次官にも事によってはお答えをいただきたいと思うのですが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 それではそういうことにいたしまして、まず第一に、今回提案されている再建に関する法案のねらいは、先般もお尋ねしましたが、結局詰まるところは、日本の海運界の不況をこれによって打開しようということかと思うのでありま……

第43回国会 運輸委員会 第19号(1963/03/26、29期、日本社会党)

○久保委員 前回に引き続いてお尋ねするわけでありますが、前回もう一度考えてみたらどうかということで、特に朝田次官にお話をしておきました不定期船、専用船あるいはタンカーというようなものの船腹の手当、こういうものは荷主が勝手にやると言っては語弊がありますが、そういうものをある程度規制して海運専業者にその手当等はまかせるべきだという私の主張であります。これは言うまでもありませんが、単に船腹の手当だけじゃなくて、用船料そのものの市況に影響が多いことは今日の常識になっているわけであります。そういう点からいっても、さらに外国用船との関係からいっても、市況を安定し、やはり海運業を健全に再建していこうというな……

第43回国会 運輸委員会 第20号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○久保委員 土屋参考人からいろいろお話がございまして、時間の関係がありますので二、三お尋ねするわけであります。  一つは、先ほどのお話の中で、土屋参考人がお入りになっておる海造審の答申と違った点をあげられましたが、それはいわゆる二つ以上のオペレーターの集約、合併を条件とするのが法律になっておる、必ずしも海造審はそういうことではなかった、これはオペレーターの集約を急ぐということから来たのだろうという御説でありますが、この集約の仕方は、海造審はやはりある程度の幅を持って考えられたと思うのであります。海造審の一員である土屋参考人としては法案の成立を望むというお話でありましたが、一番大事な点の一つはや……

第43回国会 運輸委員会 第21号(1963/05/09、29期、日本社会党)

○久保委員 時間も過ぎておりますから、私はきょうは二、三の問題でお尋ねをしておきたいと思うのです。  そこで、いままでの御説明では、やはりわれわれとしては、先ほど井手委員がおっしゃったように、運輸大臣はじめ政府も国会も、さらに国民も、東海道新幹線の資金計画というか、これについては、だまされたという感じはぬぐい去ることはできません。しかも、御答弁いただいている副総裁自身も、最近までお知りにならぬ。しかも国会答弁では、この改定計画である二千九百二十六億という数字で、りっぱに来年の秋には開通します、こういう答弁をしておる。その二千九百二十六億の改定の際の理由としては、いまあなたが新たに八百億とか、膨……

第43回国会 運輸委員会 第22号(1963/05/10、29期、日本社会党)

○久保委員 昨日に引き続いて東海道新幹線の資金計画の問題でありますが、きょうは担当である大石常務がおいででありますから、主として大石常務からお伺いするわけです。  まず第一に、きのうからお話し申し上げていることは、新年度予算がすべりだして間もない今日、昨日の副総裁の御答弁によりますれば、約八百億前後の工事資金不足ということであるようであります。これは単なる、いわゆる全体計画が八百億前後足りないということであります。さらにもう一つは、今年度予算はすでに残りはきわめて少ない。言うならば、ことしの予算を組んだものは、大半が過去におけるところの債務負担行為の決済に充てられる、こういう二つの問題でありま……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○久保委員 先日要求しました資料が手元に出て参りましたが、どうも資料として完全なものではないのでありまして、この点特に――たとえば予算消化状況表でございますが、三十七年度の見込みはすでにおわかりかと思うのであります。もちろんこれは現在問題になっております新幹線の予算増というか、見込み違いというか、そういうものに関係があるかと思うのでありますが、三十七年度の見込みをやはり出していただきたい、かように思います。  それからもう一つは、この車両の入札経過でありますが、ここに出てきた書類は、金額その他は全然入っておらぬ。これは少しくどうかと思うのであります。車両入札の経過についてでありますから、当然一……

第43回国会 運輸委員会 第24号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○久保委員 新総裁に二、三要望を兼ねてお尋ねするわけです。  ただいまのごあいさつまことに適切かと思うのです。われわれも粗野の育ちでございまして、回りくどい論理とか、回りくどい話はいまの時代に合わぬと思うのです。そこでむしろお考えになっている点を率直にお述べになることが一番大事かと思うのです。私もそういうつもりでおりますので、今後ともどうぞよろしく。  そこで前総裁のことをこの席で持ち出すのはいかがかと思うのでありますが、忘れもしませんが、ちょうど一年前の本日くらいだと思うのですが、御案内の三河島事故が起きまして、その直後当委員会でいろいろ質疑応答がかわされて、その際私から、現在の国鉄の実態か……

第43回国会 運輸委員会 第25号(1963/05/22、29期、日本社会党)

○久保委員 ただいま配付になった資料は、先般われわれの方から要求したものと思いますが、この資料は後ほど見ましてそれで質問をしたいと思います。さしあたりけさの新聞等に発表になりました東海道新幹線の補正計画というか、こういうものが国鉄から運輸大臣に報告されたということを聞いておりますが、その報告された内容の主たる点についてまず御説明いただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 ただいまの御説明でありますが、さらに八百七十四億の不足額があるので、これを追加せねば工事は完了しない、こういうことであります。さらに別な資料を見れば、これでも当初の計画から見れば相当縮小されている。さらに八百七十四億……

第43回国会 運輸委員会 第26号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○久保委員 観光基本法案について若干御質問を申し上げるわけでありますが、この基本法案では観光のいわゆる定義というか意義というか、そういうものを明確にされたことは一つの進歩だと思うのです。同時にこの前文のところにうたってある現状に対する分析でありますが、この現状分析について一言お尋ねしたいのであります。この条文によりますれば、「現状をみるに、」云々となっておりまして、現状については、すなわち観光の使命達成のための基盤整備や環境の形成は不十分である、こういう現状、それに最近における所得水準の向上と生活の複雑化、こういうところからくる観光旅行者の増加、こういうふうに書いてあるのでありますが、この増加……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○久保委員 私も資料要求だけしておきますが、近江鉄道の関係でありますが、七キロ幾らか並行しておりますが、当初の設計と、何がゆえに近江鉄道に張りつけの形をとらざるを得なかったのか、そういう技術的あるいはそれ以外の理由があるのかどうか、これも審議促進のためにひとつ資料として文書で出していただきたいと思います。

第43回国会 運輸委員会 第28号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○久保委員 港域法の一部改正に関連して一つだけお尋ねするわけでありますが、港域いわゆる港の区域でありますが、これは年々変化のあることは事実であります。言うなれば、今回までのこの改正は、変化に応じての港域の拡張なり分割ということが主であったと思うのです。こまかくいろいろな点を見ますと、従来の港域に含まれている地域において、逆に港域としてそれを拘束する必要のないものが相当あると思いのです。これは一つの例でありますが、私どもの住んでおります茨城に土浦港というのがあります。その土浦港の陸寄りと言っては語弊がありますが、川口、これも港域に入っているのでありますが、ここしばらくの間、いわゆる土浦港の機能あ……

第43回国会 運輸委員会 第30号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○久保委員 港則法の質問に入る前に、委員長を通じて資料の要求をいたしておきたいと思います。最近行政管理庁が国鉄に対し、あるいは運輸大臣に対して、国鉄経営に対しての勧告をしたようでありますから、この勧告の資料、さらに国鉄側のこれに対する弁明というか、説明、これをひとつ要求しておきます。  そこで港則法の改正案に入る前に、二、三、お尋ねをしておきたいのでありますが、この港則法の一部改正は、昨年でありましたかの京浜運河におけるところのタンカー衝突事件、こういうものにかんがみて、実は提案してまいったと思うのでありますが、当時の本委員会での質疑の中では、港則法ばかりじゃなくて、港湾行政というか、そういう……

第43回国会 運輸委員会 第31号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○久保委員 東海道新幹線の工事に関連してまずお尋ねするわけでありますが、先般予算委員会でも若干質問がありましたので、多少重複するところがあるかと思うのでありますが、一応順を追うてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に伊豆箱根鉄道と新幹線に関係してでありますが、これは伊豆箱根鉄道が昭和三十七年の四月に下土狩線の免許申請を出しておるわけであります。まず第一に、この下土狩線の免許申請に関して運輸省の見解はいかようになっておるか、これをお尋ねしておきたい。
【次の発言】 この会社は、すでに予算委員会でもお話がありましたとおり、免許を待たずして路盤を構築し始めたということでありまして、その中間にお……

第43回国会 運輸委員会 第32号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○久保委員 それでは、当該船種は戦標船だと思うのでありますが、そのとおりでありますか。大体建造はいつのころで、最近における船舶の耐航検査、こういうものはいつであったのか、ひとつお話をお伺いしたい。
【次の発言】 それで臨時検査の最近は二月七日ですか。
【次の発言】 二月七日の際の臨時検査については、指摘事項はあったのかないのか、さらには、今日就航しておったのでありますが、この就航を許可した条件があるのかないのかっいかがですか。
【次の発言】 そうしますと、これは無事に帰ってきましても大体期限ぎりぎりですね。しかもそれで続けて――時間もありませんから簡単にお尋ねするのでありますが、これは何年のこ……

第43回国会 運輸委員会 第35号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○久保議員 ただいま議題となりました鉄道新線建設緊急措置法案の提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、日本国有鉄道が行なう鉄道新線建設の、緊急かつ計画的な実施を促進するため、鉄道新線建設十ヵ年計画の策定とその実施に要する国庫負担等について必要な規定を設けようとするものであります。  御承知のとおり鉄道新線の建設は国の産業開発、経済発展、あるいは地域格差の是正のためには大きな役割を果たすものであります。したがって、鉄道敷設法第一条別表により定められています予定鉄道線路は総数において二百三十一線に達する多きを数えております。  ところが、そのうち現在建設工事を進めておりますいわ……

第43回国会 運輸委員会 第36号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○久保委員 かねて懸案事項になっておりました航空管制官の問題について、その後の経過はどうなっているのか、これをお尋ねするわけでありますが、もうすでに何回かこの席から申し述べてあるように、今日の民間航空の発達あるいは空港の実態、こういうことからまいりまして、これをコントロールするところの航空管制官の需給の状態は逆にさらに感化している。しかも現在管制官にある者自体も、その勤務の過酷に耐えかねて、さらに労働条件の劣悪ということもありまして、ともすれば民間会社に移動するというような者まで出てきているわけであります。これを防ぎとめる問題には幾つかあると思うのでありますが、さしあたり管制官にその職務に応じ……

第43回国会 運輸委員会 第37号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○久保委員 先ほど来お尋ねがあってそれぞれ答弁がなされたのでありますが、重要な課題というか、これは一つには自動車整備の基本線として、進歩する時代の要請にこたえて、たとえばいまお話があったプロパンガスの使用の問題、これについては局長からそれぞれこれに対する当面の対策が述べられておったわけでありますが、どうも考えるに、対策と方針はきめてそれぞれやらせるということにはなっておりますが、残念ながら今日の実態では積極的にその整備に万全を期すという事業者というか車両主というか、そういう者が多くないということから、たまたま火だるま事件というようなものができるわけであります。そこにやはり法の規制が必要だと思う……

第43回国会 外務委員会 第23号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○久保委員 当初からこの海外移住事業団法案に関してお話を伺っておりませんので、多少重複しておるかもわかりませんが、二、三この機会にお伺いしたいのであります。  まず第一にお伺いしたいのは、この法案を提案されることによって、従来の移住政策というか、そういうものに大きな変化でもあるのか、あるいは進展があるのかということですね。そういう点、かいつまんでひとつ大臣からお答え願えれば幸いだと思います。
【次の発言】 いままで、移住行政が、単なる労働力の移動、こういうふうにとられておったことも一つであります。それから、もう一つの問題点は、たとえば、近い例としては、国会でも問題になりましたドミニカの問題、さ……

第43回国会 決算委員会 第23号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○久保委員 資料の要求だけいたします。  最近というかいままでに、総理府、そういうところで沖繩の復帰に関する国民の世論調査をしたと思います。その結果についてひとつ資料を出していただきたい、こういうように思います。


久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期

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各種会議発言一覧(衆議院29期)

久保三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○久保委員 岩尾公述人にお尋ねいたしたいのは今の点でありますが、わが党では御案内のように、運賃値上げというか、今回のこの法案の提出に見合って、いわゆる公共負担法というものを提案しておるわけであります。これについては先ほど岩尾さんはどうも不徹底ではあるがということでありまして、もちろんわれわれはそれを十分承知の上で実は出しておるわけであります。時間もないと思いますが、概要一言申し上げて御批判をいただきたいのであります。  われわれの考えは、ただいままでほとんどの公述人の方々から御指摘になったような点をまず取り上げていくのが先決ではないだろうか、もっと言いますれば、少なくとも現実の問題を考えながら……

第38回国会 運輸委員協議会 第1号(1961/07/10、29期、日本社会党)

○久保三郎君 気象庁長官に二つほどお尋ねしたいのです。  今度の水害は、特徴的なものは中小河川を中心にした被害が大へん多いのでありますが、この中小河川等に対する局部的な豪雨というか、そういうようなものの観測の施設の整備状況というか、そういうものはどういうふうになっているんだろうかということが一つです。  もう一つは、これは私は見ませんでしたが、すでに気象庁はかかる豪雨があることを予告警報をしていたということでありますが、それはいつのころ出されておるのか、そして関係方面にはどれほど徹底していたと思うのか、そういう点についてお伺いしたい、こういうふうに思います。

第38回国会 災害対策協議会農林水産小委員会 第3号(1961/08/08、29期、日本社会党)

○久保小委員 集中豪雨に関してではございませんが、やはり災害としてどういうふうに考えられているか、農林省にお尋ねしたいのであります。  この集中豪雨以前の旱魃でございます。これは地域的にはそう広範囲ではないと思うのでありますが、特に私ども関係しておる北関東の茨城、栃木、さらには福島というようなところは、顕著な被害をこうむっているわけで、県並びに関係団体においては今日まで一応の対策をしているわけなんですが、従来の例に見ますれば、これも従来と同じように措置すべきものだ、こういうふうに考えておるのでありますが、農林省としてはどういう措置をとられておるか、この点を一つ……。


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○久保小委員 小委員長に一言お尋ねというよりは、確認をしておきたいのであります。本小委員会の運営の方針でございますが、これは言うまでもございませんが、さきの国会で踏切道改良促進法が通りました。しかし、これだけでは今日の踏切道等の交通の円滑あるいは安全、こういうものを確保することはむずかしいということから当小委員会が作られまして、そしてこれに対する事後の措置をしようということであると思う。よって、この小委員会の運営の方針は、踏切道整備に関しての一切の調査等を進めることは当然でありますが、それと同時に、この小委員会設置の目的にあったいわゆるさらにこの制度に対して補強すべきものを探し出す、そうして必……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第3号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○久保小委員 時間もありませんので、私も便所の話を一つ。大へんいろいろ貴重な御意見がありまして、もうわれわれがお話なり意見を聞く余地がないほどです。ただ便所のことで、先ほど山下参考人から国鉄の経営についてもお話がありましたが、われわれの方の党の中で、実は汽車の便所について改造しようという声が強いのであります。というのは、昔汽車が広野の中を走っております時代は、今のようにたれ流す、といっては語弊がありますが、下に雲散霧消といいますか、そういう格好でいくわけであります。時代が変わりまして、こういうふうになってきては、単に停車駅におけるところの問題だけではなくて、沿線の問題にもなるわけです。さらには……

第40回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○久保小委員 関連して……。運輸大臣に一つだけお尋ねしておきたいのですが、ただいま手元に運輸省で去る十五日発表した「道路交通上の問題点について」というものが出ておりますが、そこで今の御答弁にも関連するのでありますが、将来の問題は別にして、当面都市における交通難というものは事実でありまして、これをどうするかが今日の問題です。そこでどうするかの問題の一つの方法として、その是非についていろいろ論議はあるようでありますが、いわゆる車種別規制というものが、警察庁関係から出ている。ところが、これに対して、ただいまも大臣からお話がありましたように、国民経済上の問題等を十分考えなければいかぬ、ここにもそういう……

第40回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第5号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○久保小委員 きょうは主として地下鉄、いわゆる地下あるいは高架を含めての都市高速鉄道の建設についてお尋ねをするわけでありますが、まず第一に、都市交通難を緩和するにはいろいろな方策があると思うのでありますが、その一面において輸送力を増強するということが、やはり大きな眼目であると思います。それが地下高架を含めての高速鉄道の建設を促進するということになる。ところが従来までの経過を、たとえば東京都自体にとりましても、この程度の伸展では残念ながら都市交通をさらに円滑化していくということにはほど遠いと思います。それと同時に、一面路面電車の問題も並行して問題になりつつあります。そういうことを考えますれば、何……

第40回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○久保小委員 踏切道改良促進法が昨年できたわけでありますが、この法律の施行後の状況を、かいつまんで当局の方からまず第一に御説明いただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 ただいま第一次指定につきましてお話がありましたが、大体保安設備の新設及び改良の個所が、合計千九百三十八となっているわけです。このうちで、大体三十七年中に完成また着工――あるいは立体交差も同様ですが、立体交差は一年間で完成というわけには参らないと思います。そういう三十七年度あるいは三十八年度に完成あるいは着工の計画は、ただいまの御説明では、それぞれの御回答があってからこれがきまるということですか、どうですか。

第40回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第2号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○久保小委員 まず国鉄にお尋ねするわけでありますが、昭和三十四年の九月に筑肥線の踏切で発生した事故について、裁判の最終的結論は、当時の乗務員は有罪、こういうことになっているわけです。この内容は、こまかく申し上げる必要はないと思うのでありますが、結局有罪という判決の要点は、運転する者は、そういう危険であるというようなものを発見すれば、いつでも停車できる程度の徐行運転をしなければならぬ。それを怠った。単に緊急汽笛吹鳴、注意を喚起するということだけでは義務として十分でない、こういうことのようであります。そうなりますと、これはなかなか問題があると思うのでありますが、これについて、国鉄当局としては、どう……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○久保分科員 限られた時間でありますので、答弁は簡単明瞭に一つお願いしたいと思います。  まず第一に、国鉄の三十七年度の予算案についてでありますが、ただいままで与党の先輩委員がそれぞれ御指摘になったように、この三十七年度予算からでも、国鉄の現状に合ったところの予算ではないようにわれわれは見ておるわけです。しかも、昨年というか、三十六年から始まりました新五カ年計画というその計画自体に照らし合わせても、後退をしているように見えるわけであります。先ほど運輸大臣は、現在の国鉄の輸送の実態を見て、新五カ年計画を繰り上げてやらせるように検討を命じておるという話でありますが、現在提案されている予算自体は、縮……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○久保議員 踏切道の改良を促進するということでありますが、いまある踏切道改良促進法は、御案内のとおり三十六年度を初年度にして五カ年という時限的な立法でございますが、要はこの踏切道の改良の費用の問題に尽きると思う。その他いろいろありましょうが、そういうことを考えれば、この改良促進法はむしろ緊急整備法というか、そういう性格でこれがつくられたならもっと促進ができたんだろう、こういうふうに思うわけです。私どもはこれは別途にまた考えるにしても、少なくとも先ほど申し上げたように、費用の問題について少しく国なり地方公共団体、そういうものがめんどうを見ぬ限りは、残念ながら今日の鉄道事業者は、もちろん国鉄も含み……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○久保分科員 それでは一つだけ御質問申し上げますが、回りくどい答弁は時間がありませんからやめていただきたい。どうも聞いておると、くつを隔てて足をかくということわざがありますが、どうもそういうふうでだいぶ時間を空費しておりますから、十分注意していただきたいと思います。  そこでお尋ねしたいのは、航空基地の建設の問題でありますが、一つの例として、茨城県下にある百里基地の建設の状況であります。これは防衛力整備計画の中で、いかなる目的を持たせようとして設置を始めたのか、設置を始めたのはいつからであって、完成目標はいつまでに置いているのか、現況はどうなっておるのか、見通しはどうなのか、そういう点をまとめ……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○久保分科員 時間もたくさんありませんので、大蔵大臣には一つだけお尋ねをするわけですが、お尋ねすることは、ただいまの正示さんのお話の中にも触れますが、専売事業の問題でございます。専売事業の経営は、御案内の通り公共企業体ということでやっているわけでありますが、電通、国鉄等は同じ企業体ではありますが、中身はだいぶ違うわけであります。そこで大体企業でありますから、それに応じて企業性を発揮するというのは、言うならば、その企業の経営者自体の自由裁量の部面が非常に多くなければならぬ、こう思うのであります。それが企業の妙味でありまして、それがなければ、昔ながらの大蔵省専売局ということでも事は足りるかと思うの……



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データ更新日:2023/02/05

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