このページでは久保三郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○久保三郎君 日本社会党提出、日本国有鉄道の鉄道施設の整備に関する特別措置法案について、提案者を代表し、提案の趣旨を御説明いたします。 戦後、国鉄は他産業の発展に著しく立ちおくれ、安全性さえ疑われるに至り、その整備をはかるため、昭和三十二年より二次にわたる五カ年計画が策定されました。しかし、いずれも中途で修正を余儀なくされ、ただいまは、昭和四十年度より始まった第三次長期計画の四年目を終わろうとしております。しかし、この計画もその半ばにおいて三たび修正せねばならない羽目におちいっております。 いま、その経緯を振り返ってみまするに、国鉄は戦後しばらくの間、民生安定、経済復興の名のもとに荒廃した……
○久保委員 いまの御報告でありますが、これから原因その他についてはっきりしてくるだろうと思うのでありますが、さしあたって二、三お尋ねしておきたい。 一つは、踏切道改良促進法が五カ年計画で昭和三十六年にできました。さらに引き続いて、この五カ年計画を延長した。それによって踏切道の改良を促進してきたわけでありますが、実は私の手元に、昭和三十七年の八月運輸省の担当の部局である鉄監局の、当時これは南武線の踏切事故があった直後でありますが、やはり今日と同じような、国会を中心にした大きな問題になったわけであります。そこで三十七年の八月に運輸省鉄監局が踏切保安設備緊急整備計画要綱なるものをつくって、それで整……
○久保委員 その合意書の写しですね。これは持ってこられるでしょうから、委員長のほうから外務省に言って、いまやっているうちに持ってきてもらいたいと思います。せっかくですからね。 それから一、二お尋ねします。これは航空局長にお尋ねしますが、さっきも小川委員からあったように、最近の情勢からいくと、羽田は狭くて飽和状態になりそうだ。そのために新しい国際空港をつくるのだ。理由はそのほかにもあるかもしれないが、最も重要な理由はそういうことになっておる。そうなると、地位協定五条一項によって許していたものを、国民的な立場からいけば、これはもはや地位協定はどうあろうとも、さっき質問があったように、羽田にMAC……
○久保委員 関連して。いまのお話ですが、慎重に万全の措置ということばだけではどうにもならぬ。これはお互いに知っておるはずでありますから、あるいは運輸省内部ですでに取りかかっているかと思うのでありますが、たしかきのうの新聞に、この石油基地の問題について出ていましたが、問題は深刻だと思うのです。だから単に万全の措置を講ずると言ったって、いま言ったような三百メートルの幅のところを、そこを万全の措置と言ったって、だれも通さぬ、それも一つの方法で、しかしどの船も通らぬでその船だけ通るとしても、三百メートルのところで万が一、船がよろめくということはないかもしれませんが、何かのはずみで岸にぶつかった、それの……
○久保委員 自治省からおいででありますが、きょうは都市交通、その中でも公営交通、なかんずく東京都における問題について若干お尋ねをしたいのでありますが、まず第一番目にお伺いしたいのは、昨年、地方公営企業法の改正、これに即応してそれぞれの公営交通の再建計画というか、そういうものがそれぞれの企業体、自治体より出てきたと思うのでありますが、それらの進行状況はどういうところまできているのか、まずさしあたりお伺いしたいと思います。ただ、たいへんかってな言い分でありますが、時間に制約もございますので、簡略にお願いしたいと思います。
【次の発言】 いまお話のとおり、それぞれの再建計画が出てくるし、また、出てこ……
○久保委員 船舶整備公団の改正法案の中身に入る前に、この公団によって解撤建造をする内航船について、若干お尋ねをするわけでありますが、まず第一に、内航二法と俗にいわれる二つの法律を改正して、言うならば船腹過剰、それによるダンピング、あるいはそれによる幾多の弊害というか、そういうものが出てくる。かたがた老朽船もあるということで、これを一挙に解決しようということで、昨年、制度改正をしたわけでありますが、不幸にして、その際与党が単独審議でこれをつくりまして、野党不在のままでありますので、この際そのときの状況等も一つには御説明をいただくということで、これから若干お尋ねをしたいと思うのです。 まず第一に……
○久保委員 この間の質問の引き続きでありますし、なおただいま河村委員からも幾つか重要な点でお尋ねがあったと思うのでありますが、そのうち一、二、引き続いて、よくわかりませんので、御説明をいただきたい、こういうように思うのであります。 一つは、今度の輸出船ですね。この前私から質問した、たとえば水船、沈没した船ですね。こういうものがいわゆる許可というか、一つの権利として売買というか、権利が売買の対象になるようにいままで御説明が実際はあったのであります。そこで教えていただきたいのだが、局限して、この水船というのは法律上船であるのかどうか。船でなければ、この間御答弁がありましたように解撤、スクラップと……
○久保委員 航空問題は、あらためてまたお尋ねするときもあるようでありますが、さしあたって二、三お伺いしたいのですが、その一つは、いわゆる航空界の再編成についてであります。 これは先般運輸大臣が記者会見かで、抜本的に再検討する必要がある、こういうような意味のことを発言されたように見たわけなんでありますが、御案内のとおり、昨年の五月閣議了解事項として一応再編成の方向といいますか、こまかい点は別でありますが、おおまかな線が一応了解事項として成立し、その後いろいろないききつがありまして今日に至っているわけであります。必ずしもその線がそのとおりに十分実行されていないように思うのでありますが、そういう意……
○久保委員 先日に引き続いてお尋ねをするわけでありますが、その前に一応この前の委員会での御回答をいただくことになっておる事項がありますので、私のほうから言うよりは、御説明というか、お話しいただいたほうがいいだろうと思うのです。もしそういうことでよろしければ、まず船舶というか、そういうものの定義――定義といってはたいへんなんですが、解釈の置き方についてお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 いまの御答弁で、この船舶という定義というか解釈については、結論的に、浮かんで、物を載せて運べるというものが、内航海運法というか内航の関係の法律の船舶であるというような解釈であるようでありますが、それだけで実……
○久保委員 まず船員局長にお尋ねするわけでが、この災害防止協会の中でいわゆる船員災害というものを防止するわけですが、第二条の(定義)によれば、「船員の就業に係る船舶、」以下順に書いてあるわけですが、この陸上における「労働災害防止団体等に関する法律」、これと大きく違うのは、言うならば船舶というか、そういうものが一つには違う。ところがだんだんこの法律案を見ていくと、どうも何か船舶というものの防災というか、そういうものについてはなかなか出ていないふうに私は見るわけです。たとえば第十四条の防止規程でありますが、その二には「船員災害の防止に関し、機械、器具その他の船内設備、作業の実施方法、船内の生活環境……
○久保委員 労働省に引き続いてお伺いするわけであります。これは監督課長の所管外であるかもしれませんが、この前労働省所管の漁船船員の安全というか防災、そういうものについて質疑をしたわけでありますが、本日引き続いてお尋ねしたいのは、従来不満足ではありますが、漁船船員の労働条件、そういうものについては、運輸省あるいは水産庁連名でそれぞれ指導要綱というものを出しまして、指導しているやに聞いているわけであります。多少の改善の方向も労働条件についてはあったやに仄聞するわけでありますが、労働省所管の漁船船員に対する労働条件の改善、こういうことについて、従来いま申し上げたような形をとってやったためしがあるかど……
○久保委員 関連して。それじゃ一言だけ副総裁に……。この問題はそれぞれ皆さんからお話があってはっきりしていると思うのですが、一つには停車場というか、そういうものを大体予想して、そこへ団地をつくっているのではなかろうかということですね。もう一つは、共済組合が土地造成というか、組合員のための土地の取得、売買、そういうものについて不動産会社とかなんとか、そういうものにかかわって不明朗な点があるじゃないかというような点だと思うのです。そのとおりな部面もあるようでありますが、これは十分注意していただくことは当然でありますが、たださっきの答弁の中で、何か所有権が移転したあとまで、値段が高くなるとか転売する……
○久保委員 時間もたくさんございませんから、二、三お尋ねします。
その第一は、防衛庁に関連するのでありますが、郵政省からおいででありましょうか。
【次の発言】 先般もどなたか御質問されておったかと思うのでありますが、言うならば今回の法案は、騒音による障害に対する措置ということでありますが、それに直接関係があり、かつテレビのごときは画面の映像が写らぬために聴視ができないというようなことがあって、そのためにNHKはそれらのものに対しては減免の措置をとっている、こういうことになっておりますが、民間航空専用の飛行場、いまこの法律案によって設定しようとするような飛行場、その中でもジェット機が飛ばないと……
○久保委員 運輸大臣にお尋ねするわけでありますが、昨日参議院の内閣委員会で質疑があった、いわゆる運輸大臣が自分の所掌事項である船舶整備公団の公団債引き受けの金融機関を、特殊な関係にある銀行に対して口添えをしたというようなことでありますが、われわれとしてはたいへん残念に思っているわけであります。なお公団債が発行される、運輸大臣の監督下にある公団は、御案内のとおり、昨日問題になりました船舶整備公団、さらには鉄道建設公団、それからまたこれは公団債の発行に至らぬかと思うのでありますが、新東京国際空港公団、先ほど大臣から提案理由の御説明がありました法案が法律として成立いたします場合、二つの外貿埠頭公団が……
○久保委員 質問者も多数あるようでありますし、時間の関係もありますので、手短に二、三お尋ねをしたいと思います。 米田さんにお伺いしたいのですが、この一元的な運営というお話でありまして、そうなりますと、これはドア・ツー・ドアというような形に当然なるわけであります。その場合、輸送業者である海運会社が一元的に運営なさる、そういうのが望ましい姿であるとおっしゃっているわけでありますが、その場合の一元的運営というのは、幾つか方法、形があると思うのですね。その形の中で、陸運、あるいは倉庫を含めて陸上運送の問題があるわけなんでありますが、そういう陸上運送のほうの一元的運営というのは、陸上輸送機関をどういう……
○久保委員 それぞれお尋ねがありましたから、簡単に二、三お尋ねをしたいのであります。
一つには、いまの御質問あるいはその前の野間委員の御質問の中で、船会社の形を変えた出資というか、あるいは公団債のようなこともあったし、だんだんやっているうちに長期借り入れ金のような形にもなってきておりますが、最終的に船会社に出してもらう金の性格は何であるか。
【次の発言】 そうしますと、それは三十年とか二十年とか、そういう長期ですか。短期なら大体三年というのが普通なんですが、それ以上は長期ととれば、非常に短い長期もございますけれども、それはどんなものですか。
○久保委員 法案に関連して二、三伺いたいのでありますが、いま関係の郵政省が来ていませんから、来る前に局長に二、三お伺いします。 一つは、日本の造船業ですね、最近貿易の自由化ということで、国際的な取引面はそういう面からもたいへん変わってきょうとしておると思うのです。その中で従来世界で一位を誇っている日本の造船業というものは、どういうこれからの地位というか、展望の中でやっていこうとしておるのか、それが一つであります。 もう一つは、造船技術というか、そういうものがだいぶ進んできているわけでありまして、特にその中でも大型タンカーの問題が今日問題としてあるわけです。最近は超大型タンカーということで三……
○久保委員 運輸大臣が来るまで国鉄にお尋ねをするわけでありますが、ただいま徳安委員から冒頭お尋ねあった、いわゆる長期計画における資金問題であります。これは先ほどの御答弁でおおむねわかっているわけでありますが、われわれとしても、国鉄の再建というか経営を好転させて、いま計画実施中の、長期計画を着実にやろうとすれば、何とか財政面で考えていかなければならぬというふうに当初から考えているわけであります。そこで去年くらいまでは、基本問題懇談会の結論としては、財政問題に、いわゆる資金計画というかそういう問題に最後のほうで言及しています。言及している中で、特に従来われわれがこの委員会を中心に言ってまいりました……
○久保委員 きょう大臣にお尋ねするのは、大阪で問題になっております。タクシーの冷房割り増し料金の問題であります。 本件は七月に入ってから実施されたようでありますが、実施される以前から本件は世論の批判を受けておりまして、われわれは、これはタクシーばかりではございませんけれども、タクシー等の使命というのは大衆を輸送するものである、だから、大衆がこぞってがえんじないような制度に対しては、当然何らかの方法で早急にけりがつくもの、かようにかたがた思い、さらには当委員会は、御案内のとおり、日程の詰まった中で法案審議を精力的にやっておったわけであります。幸いわが党といたしましては、昨日参議院の運輸委員会の……
○久保委員 運輸省に最初にお尋ねするのでありますが、実は南海電鉄の踏切事故の直後、運輸委員会の中で、私から政府に対し、少なくとも全国の踏切を一斉点検して対策を考えるべきだ、あらためて一斉点検をやれということで要求をしたわけでありますが、その後機会がなくて――総点検をしたのか、したとするならば、おおよそどういう問題点が出てきたか。そういうものをこの際あらためてお聞かせいただきたい、こういうふうに思うわけです。 なお、きょうは運輸省では民鉄部長がおいでですから、まずさしあたり、いま申し上げたように踏切の総点検をしたのかどうか、した実績としてはどういうものがあったのか、さらに進んでは、対策はとった……
○久保委員 交通安全について各般にわたってお尋ねをしたいと思うのでございますが、それぞれ御答弁をいただく方々の時間の関係もありまして、系統立って御質問ができにくいので、やや質問が散漫になるかもしれませんが、そこは答弁者の頭によってひとついい答弁をしていただきたい、こういうふうに思っております。 なお、先に断わっておきますが、それぞれ要求した大臣等の出席もきょうは不可能のようでありますから、後日それらの関係大臣の出席を得て質問を重ねたい、こういうふうに思うので、あらかじめ委員長において御了承いただきたい、こういうふうに思います。 そこで、まず第一に運輸大臣にお伺いするわけでありますが、被害者……
○久保議員 ただいま議題になりました交通安全基本法案の提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 今日、交通に課された任務は、安全にして能率的な輸送力を提供することによって、国民経済の均衡ある発展を助け、ひいては社会福祉の向上をはかることにあります。 しかるに交通の現況は、慢性的な渋滞と続発する事故により、交通地獄、交通戦争といわれるように、国民生活を脅かすに至っておるばかりか、経済発展の障害ともなっております。 かかる状態に立ち至らしめたものは、戦後経済が急速に発展する中で、設備投資は産業資本に振り向けられ、経済の発展をささえる交通には十分な投資がなされず、ために基礎的な固定施設の拡……
○久保委員 塚原さんがお見えにならぬから、労働省にひとつお尋ねをしたいのでありますが、今年度に入ってから、労働省は、おそらくダンプカーと大型トラックの運転者というか、そういうものを中心に考えておやりになったと思うのですが、「自動車運転者の労働時間等の改善基準について」ということでそれぞれ通達を出されたり、各事業所にもそういう趣旨を伝達されたと思うのでありますが、その結果、それぞれ基準監督というか、そういう立場からも立ち入り検査その他をおやりになったと思うのであります。話は逆になりますが、もしそういうふうに立ち入り検査をおやりになりましたならば、違反事項ですね、その違反事項とはどんな模様であった……
○久保委員 法案の中身の大筋というか、重要な二、三の点について確認の意味でお尋ねをしておきたいと思います。
そこで、最初にお伺いしたいのは、通学路の指定、これは第二条第三項で、言うならば、学校の敷地から、いわゆる正門からというか、そういうところから五百メートルの区域内だという、五百メートルになさった一応の根拠というものは何でしょうか。
【次の発言】 いまの古川さんのお話では、文部省が五百メートルと言ったということでございますが、これはまたあとで文部省にもお尋ねしなければいかぬと思うのでありますが、五百メートルの基準は、文部省が五百メートルということであるから、本法案についても五百メートルを妥……
○久保委員 きょうは大臣は一人もおいでになりませんが、優秀な方々が来ているので、責任を持って答弁ができると思って質問を始めます。
そこで、一つは、先般ダンプカーの実態調査がしてあるかどうか。してないというので、関係各省庁それぞれ調査をしてほしいという要求をいたしておりましたが、その処理はどうなっているか、総理府のほうから聞きます。
【次の発言】 室長、あなたはまさかうそは言わぬでしょうな。ある省の高官に会って、きょうはどんな質問をするのかと言うから、君のほうにもいっているはずだが、ダンプカーの実態調査をしたかどうか聞くんだ。そうしたら、そんな話はありませんと言うんだが、それは事実ですか。やっ……
○久保委員 ちょっと答弁の前に、あわせて。いまのお話に関連して、閉塞というか、そういう方式はどういう方式でこの線はやっておられるのか。 それからもう一つ。いまの御説明もあわせて考えれば、当然隣の駅を急行列車が通過なり発車をしたという連絡がその箱作の駅にもあると思うのですが、停車場構内の配線あるいは信号機の建植位置、こういうものから考えれば、当然本線から貨物線へのポイントは定位に直して本線に切りかえるのが定石だと思うのです。隣の駅を急行列車がとにかく出ているのでありますから、出た列車を場外にとめて入れかえが可能なような配線ではないと思うのです。そうだとすれば、当然さっき申し上げたように、定位に……
○久保委員 警備課長あるいは運輸大臣に一言申し上げておくのでありますが、いまの質問なり答弁なりで大体双方の意見というか、そういうものはおわかりのとおりであります。ただここで警察当局に申し上げておきたいのは、警察当局は公団がやる仕事を加勢するという立場ではないと思うのです。そういう立場ではない。ところがまかり間違うと、いまのような答弁を切り離していくと、どうも公団の仕事を加勢をするような結論というか、そういう筋道にもなろうかと思うのです。言うまでもありませんが、警察当局は治安の維持あるいは不測の事態を前もって予防する、そういう任務だと思うし、また反対であれ、賛成であれ、問題は生活の問題であります……
○久保委員 いま松本君から赤字線というか、国鉄の経営についてお話が出て、大臣から答弁があったのですが、いま来年度の予算要求の時期にあたって、国鉄の経営全体と当然進行中の第三次長期計画の実施というような問題で、いろいろな方面からいろいろな意見が出ているわけであります。 そこで、私は本日二、三の点で当面お尋ねをしたいのでありますが、先ほど赤字線の建設、そういうものについて大臣から御答弁がありましたが、建設公団が三十九年の三月にできた。その公団ができた直後に、経済の事情、そういう客観的事情が変化したので、一部基本計画を変更するということで審議会にかけられておる。その当時のわれわれが受け取った受け取……
○久保委員 時間もありませんから簡単にお尋ねしておきたいと思います。簡単に答弁してください、長い演説はいいですから。
一つは、厚生省に先に聞きましょう。厚生省では、いわゆる身体障害者に対して国鉄及び連帯運輸をしておるそういう鉄道では、運賃割引というかそういうものをしていることを承知しているかどうか。
【次の発言】 戦傷病者特別援護法というのでは、やはり運賃の減免、介護人についても同様やっているが、いま御存じの制度と戦傷病者特別援護法との汽車賃の問題で違う点は何であるか。
【次の発言】 それ以外に違う点はないか。たとえばだれがこの負担をするのか、こういうことで違いはないのか。
○久保委員 大臣はお疲れのようでもありますので、簡潔にお話を申し上げたいと思います。 この前予算委員会の席で手短にお話を申し上げたいわゆるILO百十四号条約、すなわち漁船員の雇い入れ契約に関する条約の問題でございます。本件については政府部内において、今国会に現状のままで批准を進めよう、こういう計画がおありだそうであります。現状のまま批准をするということは、いうならば船員法第一条に規定しているように、船員法から適用除外になる二十トン未満の漁船の船員については、本条約適用なしというようなことで進めようとしているようでありますが、少しく問題を船員法に移して申し上げますと、船員法では御承知のように五……
○久保委員 法案の審議に入る前に、一言大臣にお伺いしたいのでありますが、それはかねてから問題になっております日本通運の問題であります。これはすでに昨日新聞に報道されたように、前の最高責任者が検察庁に召喚されたということでありまして、いずれこの問題は検察陣営の手により、あるいは裁判によって正しく糾明されることだと思うのでありますが、ただ一刻も猶予できないのは、日本の輸送、特に陸上輸送でありますが、その中に占める日通の役割りというのは、今日ただいまでもかなり大きな役割りを持っていると思うのであります。また、最近のように輸送革新というか、目まぐるしくこれからも変転するであろう輸送革新について、通運業……
○久保議員 自動車損害賠償保障法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。 近時、交通事故は激増の一途をたどり、まさに交通戦争といわれるものがあり、そのよってきたるゆえんのものは、経済の高度成長に追いつけない交通資本の不均衡にあり、無政府的な競争からくる混乱によるものでありますから、基本的には総合交通政策の樹立と、その施策の推進にまたねばなりません。しかし、直面するこの交通戦争に対し、少なくとも交通安全の政策目標を明らかにし、これを強力に推進する体制を確保することは急を要することであり、わが党は別途、交通安全基本法案を提案し、御審議をいただいておるところであります。 本法案は、その……
○久保委員 時間もありませんから簡単に、自動車に関係をして一言大臣にお尋ねをしたいのですが、先般予算委員会等でもお話しを申し上げた、いわゆる自動車損害賠償責任保険の保険金の限度引き上げの問題です。 これは当時大臣から、前向きで検討するというお話がございました。もはや二カ月程度たっておりますし、その間世論もこの限度額引き上げについては、かなり強い要望であります。この際、国会も実質的には間もなく閉会になりまして、次の国会まで多少の時間もございます。そういう関係もありまして、この限度額引き上げについて、少なくともこういう世論にこたえるとするならば、年内くらいにはめどをつけていかなければいかぬじゃな……
○久保議員 労働基準法の一部を改正する法律案の提案理由及びその趣旨を説明いたします。 近時、交通事故は国民生活に一大脅威を与えており、これに対処する総合的施策の制定と、これを強力に推進する体制をつくる必要があります。そのため、日本社会党は、交通安全基本法案を別途提案いたし、総合的施策の目標の幾つかを明示しておりますが、その中で、交通安全を確保する直接的な施策として、交通安全施設を整備すること、車両、舶船及び航空機の安全性を確保すること、そして運転者等の側から安全な運行及び航行の確保をはかることの三つを強調してきたのであります。 本法律案は、その一つである運転者等の側からの安全性確保をはかろ……
○久保委員 私は主としてじみな問題をお尋ねするわけですが、その前に、来年度予算案は一口で言うなら総合予算というようなことで組んだ、こういうことを言われておりますが、総合予算というのは一口で言うならどういうことを意味するのですか。大蔵大臣から……。
【次の発言】 いまのお話だと、いつもやっておることが総合予算なんですね。そうでしょう。予見し得られるものは全部歳入歳出で予算としてこれはやる。補正予算というのは、まさに予算成立の決定後において、歳出いわゆる支出、あるいは収入全体をくるめて変動があるときにやるわけだ。だから今度の総合予算というのは、変わった点というならば、いままでもお話のありました、た……
○久保委員 限られた時間でありますので簡単にお尋ねをしたいのでありますが、いま保安庁長官の御報告では原因がわからぬ、究明中であるということでありますが、いずれにしても事実は二十七名の漁船船員がいまだに帰ってこない、船は沈没しているという事実であります。だから、これにはおおよそどういう原因であろうかという、その推定はできると思うのですね。推定も何もできないことではないと思うのです。ですから、保安庁として、推定からいけばこれはどういう原因があったのだろうか、そういうことぐらいはわかると思うのですね。それは御発表いただきたい。
【次の発言】 いまのお話のことは、いわゆる積み荷の問題が原因ではなかろう……
○久保委員 簡単に国鉄再建問題というか経営の問題で二、三お尋ねしたいのであります。先ほども自民党のほうからお尋ねがありましたが、特に最近国鉄の財政再建というか、全体的な再建方策、こういうものが政府内部でも問題になってまいりました。このことはいまさら申し上げる必要のないことなのでありますが、いまやっている第三次計画、これを立てるときに国鉄は大きなデッドロックに乗り上げたはずなのであります。その当時、第一次、第二次五ヵ年計画が中途で挫折した原因、そういうものを反省し、その批判の上に立って第三次計画は立てられるべきなのだ。ところが、その第三次長期計画というか現行の計画を実施する際に、政府と自民党は国……
○久保委員 最初に、昨夕、銚子の一ノ島灯台付近で漁船の転覆遭難事故がありましたが、この概要について保安庁等からお伺いしたいと思います。なお、委員長から注意がありましたように、限られた時間でありますので、概要をかいつまんでお願いしたいと思います。
【次の発言】 大体状況はわかりましが、きのうの夜、二ノ島にはい上がった一人の船員を救出するのに、何かヘリコプターが早いところ飛べなかったように聞いております。飛んでいったときにはすでに地元の潜水夫を使ってもやい銃によるロープで救出したという話を聞いているのです。いまヘリコプターの基地は東京だろうと思いますが、そういう配置の問題等も考えながら、さらにもう……
○久保議員 日本社会党提出、日本国有鉄道の鉄道施設の整備に関する特別措置法案について、提案者を代表し、その理由を御説明いたします。 戦後、国鉄は他産業の発展に著しく立ちおくれ、安全性さえ疑われるに至り、その整備をはかるため、昭和三十二年度より二次にわたる五カ年計画が策定されました。しかし、いずれも中途で修正を余儀なくされ、ただいまは昭和四十年度より始まった第三次長期計画の四年目を終わろうとしております。しかし、この計画もその半ばにおいて三たび修正せねばならない羽目におちいっております。 いま、その経緯を振り返ってみまするに、国鉄は戦後しばらくの間、民生安定、経済復興の名のもとに荒廃した施設……
○久保議員 ただいま議題となりました地方陸上交通事業整備法案について、提案の趣旨を説明いたします。 経済の急速な高度成長は、わが国の交通の分野にも、急激な構造的変化を引き起こし、多くの問題を提起しております。すなわち、人口と産業の都市集中による都市交通の問題がある反面、人口流出と産業の衰退による過疎地帯の交通確保の問題があり、あるいは、高速道路や新幹線による交通手段の進歩が交通体系を変えつつある一方、旧態依然たる交通事業が地域の発展を阻害しているなどの問題があります。 本法案が目的とするものは、地方における交通問題の解決であります。地方交通のにない手は、ときに国鉄の支線である場合があります……
○久保委員 限られた時間でありますから、本日は貨物輸送、そういう問題を中心にして、時間の範囲内で多少お尋ねをしたいと思うのであります。 まず第一に、全体的なものから入るのが順序でありますが、時間の問題もありますので、最近問題になっております国鉄再建の問題に関連して、国鉄の貨物輸送、そういうものからお話しをいただきたいと思うのであります。 一つには、すでに当委員会では、変な形で通ったのか通らないのかわからぬが、参議院に参っておる再建促進法案によりますれば、国鉄の分担すべき輸送分野は、あらためてこれからその法案が成立後において、運輸大臣が基本方針を示して、国鉄がこれに基づく計画を立てるというよ……
○久保委員 議事進行について一音申し上げますが、私外九名のいわゆる社会党提案の衆法第五号、すなわち、日本国有鉄道の鉄道施設の整備に関する特別措置法案、この取り扱いについて委員長に申し上げたいと思います。 すでにこの法案は当委員会に付託されておりまして、それで政府から提案の国有鉄道運賃法改正案並びに日本国有鉄道財政再建促進措置法という法案と一緒にこれは審議を続けるという形でまいったわけであります。ところが、先般の委員会で、政府提案の二つは、不法な採決といわれるような形でまいった。この問題についていま私は言及する必要はないと思う。ただ問題は、私外九名提案の社会党案に対してその後の公報掲載を見ます……
○久保委員 いまのフェリーの事故に若干関連して先にお尋ねしたいと思います。 これは先般も交通安全の特別委員会でわが党の板川君からお話ししたと思うのでありますが、きょうは船舶関係はおいでになりますか。――これはやはり船舶の構造の問題が一つあると思う。いわゆる構造の問題についてある程度考えなければいかぬ。それからもう一つは、陸上の接岸設備ですね、そういう問題を先に考えることが先決だと思うのです。ランプゲートというのか知りませんが、そういうものを半開きにして着岸せねばならぬというようなことは、やはりどう見ても正常な扱いではないと思う。それは接岸地点が見えないからそういうふうにした――もっとも、原因……
○久保委員 今回のトヨタ、日産を中心にする車両構造の欠陥による事故、こういうものが、はしなくもと言ってはたいへん語弊がありますが、言うならば、はしなくも問題になった。このことは、単なる事故対策という単純なものじゃないように思うわけです。ことばのつかい方がちょっと変でありますが、言うならば、何だか業界に対する不信感というものが非常に濃厚になって国民の中にあると思うのですね。 いわゆる業界に対する不信の念というのを、この際どういうふうにしたらば払拭できるか、業界全体が考えなきゃならぬ。いままでの運輸大臣の御答弁は、まことに適切でありまして、答弁の限りにおいては、われわれと意見が一致しているように思……
○久保委員 限られた時間でありますから、簡単に二、三、参考人の皆さんにお伺いします。
まず第一に、御承知のように欠陥車があったという事実でありますが、従来、欠陥車というものが指摘される過程は、どんなふうに欠陥車というのが見つかってくるのか。たとえばユーザーの申告があってか、あるいは御承知のように、運輸省に事業者からの事故の報告、そういうものに基づいてあったのか、それは、そのほかにもあると思うのでありますが、どういうことで発見されたのか、この点、川又参考人にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、事故という場合は、たとえばついきのうもどこかでテスト中に、ある会社の車が燃えたという……
○久保委員 二、三この法案に関連してお尋ねします。 一つは、これは海運局というか、政府に御答弁いただくのが一番いいと思うのでありますが、船舶整備公団、これができた一番最初の動機というか、それは御承知のように、定期旅客船の安全、そういうものを中心にして、代替建造というか、建造についての助成ということができたと思うのであります。そこで最近は、幸いにして定期旅客船の事故、そういうものはほとんどないと思うのであります。しかし、これはその後の建改造によって、定期航路、定期旅客船というのは、体質改善はほぼ完了したのかどうか。最近のこの公団船ですね、共有船の建造の推移を見ていくと、大体少なくなってきている……
○久保委員 時間もありませんから、簡単に関係の皆さんにお伺いをしたいのでありますが、まず第一に、私どもが昨年来提案している自賠責の一部改正に対して御意見をいただいたのでありますが、あるいは聞き落としたのか知りませんが、いわゆる適用除外あるいは自家保障、この二つをすべて現行の自賠の制度の中に取り込むというこの改正案についての御見解をお漏らしいただけなかったかと思うのであります。
そこで念のために、山口参考人、それから古瀬参考人のお二人から、賛成であるのか、あるいは御批判があるのか、簡単に御意見をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、次に山口参考人にお伺いしたいのでありますが、先ほど……
○久保委員 一言、法案についてお尋ねいたします。 これは単純なことでありますが、この整備事業計画は、内容が三カ年計画という緊急整備措置法という、そういうところから三カ年というようになっているのだろうと思いますが、何か特別に意味がないとするならば、現在における安全施設の実態から見てもう少し別な法律的な制度を考えてみたらどうかと思うし、それから別な席でお尋ねいたしておいたのでありますが、道路の改良あるいは構築というか、そういうものに対する態度、方針というものを安全サイドからもう一ぺん組み直してみたらどうか。そういう考えからするというと、三カ年間の計画というようなものはどうも食い足りないというか、……
○久保委員 去る十二日でしたか、警察官が千葉県で無免許で車を運転して少女をひき殺す、そういう事件がありました。私はこの関係について二、三国家公安委員長にお尋ねしたいのであります。 この警察官のやり口を見ますと、何か警察官としての教養というか、そういう基礎的な教育ができていなかったんじゃないかと私は思う。もちろん最近の若い人たちの風潮としてある程度、まあ明治や大正生まれの人間から見れば多少どうも理解しがたいことが間々起こるように思うのだが、それは別として、今回の事件は残念ながら法律を守るあるいは住民の生命、財産を守る立場にある警察官として、最低限必要な条件が欠けていたということであります。日ご……
○久保委員 きょうは、交通事故を経験した運転者で脳障害を起こしている、そういう者がかなりおるようであります。私の地元の救急病院である水戸の志村病院の院長のいままでの経験あるいは診断というのか知りませんが、これによりますれば、脳障害を起こした、たとえばむち打ち症を起こした者がその直後二、三カ月の間にかなり重大な事故を起こしている。これは運転中に失神というか、そういうことがあるんだというような話でありまして、そういうものを野放しにしておく状態は、言うなら気違いに刃物ということになるということで一つの警鐘を乱打しているわけでありますが、この判定あるいはこれをどういうふうに扱うか、なかなか問題のあると……
○久保委員 自動車の欠陥車というものに関連して、二、三お伺いするわけでありますが、まず最初に、タイヤの安全性についてお伺いしたいと思います。
最初に運輸省に聞きますが、タイヤの安全基準というか、保安基準というのは、道路運送車両の保安基準の中では構造については何も言及していないようでありますが、最終的には構造なり設計、そういう問題についてどこの役所が責任を持つのか、お答えをいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、タイヤについてはいまお話しがあった項目というか、要点について保安基準ができている。それで安全は確保できるというお話でありますか。それとも、いまお話しの項目だけでは、残念ながら自動車……
○久保議員 いまのお尋ねでありますが、政府とわがほうの案の違っている点の一つであります。われわれのいままでの主張では、できますならば交通行政などは一元化していくべきであろうという主張をいまでも持っておるのであります。しかし、その中でも特に当面する交通安全を確保するためには、ばらばらになっておる機構を一元的に運営していく必要がある、こういう考えがあるわけでありまして、それを一省あるいは一庁それぞれに置くかどうかという問題については、かなり議論があります。しかし当面、そういう要請に答えていく必要があるので、いまお話がありました第二十条で交通安全対策委員会の設置をやっていこうということでありまして、……
○久保委員 時間もたくさんないようでありますが、なおいままで総務長官はじめ、各委員に対してお答えがありましたが、多少失礼でありますが、御答弁の内容が提案された主管大臣としてはいささかどうかと思うような点があります。名前がいずれにしても基本法でありますから、少し重複するかもしれませんが、二、三そういう点でお尋ねを申し上げますと同時に、具体的な問題について、この際確認の意味を含めてお尋ねを申し上げたいと思います。 まず第一に、政府として今回交通安全対策基本法案を提案されましたが、これはどんな動機から提案することになったのでしょう。 それからもう一つは、この法案を成立させて、これによっていかなる……
○久保委員 前回に引き続いて、政府提案の交通安全対策基本法案に関係して二、三お尋ねをします。
まず一つは、第十一条でございますが、これはいかなることを意味しているのか。いわゆる「施策における交通安全のための配慮」、こういうことでありますが、かいつまんで中身を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話だというと、たとえばの話でとりますと、これから学校を建てる場合には交通安全の条件、そういうものを考えて建てねばいかぬ。一つの例をお示しになりましたが、これは当然これからの話だと思うのです。ただ、現行のいわゆる制度なりあるいは実態、これを新たな観点から改善する、交通安全の観点から改善す……
○久保委員 私は、現象としてあらわれているような、そういう当面の問題について主としてお尋ねをするわけでありまして、まず第一に、国鉄の経営の問題でお尋ねするわけであります。 内容に入る前に、昨日も大きな事故がありまして、東京の通勤がまる一日中断したということでありますが、理由はどうあろうとも、最近かかる事故があと断たないというのには、いろんな問題があろうと思うのでありますが、国民からすれば、理由のいかんを問わず、どうするんだということが先になると思うのであります。そういう意味で、国鉄はたいへんたくさんな職員をかかえ、たくさんな列車、電車を動かしているのでありますから、そうはたで見るほど簡単なも……
○久保分科員 最初に木村行政管理庁長官に、新聞によりますと、今回の愛知用水及び水資源公団ですか、合併に伴って役員がふえるという話が出ていますが、大体役員の多い会社ほど成績が悪いのです。その例に漏れず、それでなくても非能率的な公団、公社が、まあ合併だから両方の役員を調整するために多くなるのだということかもしれませんが、そういうのはこの際はあまり通用しないことだと思うのです。英断を持って合併するというか、統合するということになりますれば、やはりそういう形だけのものじゃなくて大いにやるべきだと思うのですが、どうでしょう。
【次の発言】 結果的には多くなったのでしょうね、二年間そのまま置くというんだか……
○久保分科員 御注意もありますので、簡単に申し上げます。
一つは超高層ビルの典型的なモデルというか、霞ケ関三井ビルというのが最近でき上がりまして、それぞれ入居もきまっていくようであります。
念のためにこれは確認しておきたいのでありますが、いわゆる建蔽率その他について間違いはないかどうか。話によりますれば、同ビルの敷地内にはそのビル以外に建物があるという話であります。その建物を撤去しなければいわゆる法律によるところの建蔽率その他に合わないという話もしているわけであります。その点はどういうことなのか。
【次の発言】 わかりました。
そこで、次には、このビルはたいへん大きいビルでありますが、こ……
○久保分科員 私は、まず第一に海運問題について二、三お尋ねをしたいのであります。 特にその中でも外航問題でありますが、いわゆる国際海運の問題でございます。再建整備法というか、そういうもとでおよそ六中核体を中心に集約をしまして、今日聞くところによりますれば、その所期の目的をやや達成してきたということであります。もちろんその中には系列会社あるいは専属会社等の中ではまだ当初目的であるところの延滞利子の問題あるいは約定延滞金の問題、そういう問題が片づかぬものもあるようでありますが、言うならば再建の線にまだ所期の目的を達成しない専属系列会社の問題は、当初より予想されていたことと私は思います。ついてはい……
○久保分科員 私は船員保険の問題で実はお伺いしたいのであります。 それで、ただいま児童手当についてお話がありまして、これが出そろえばわが国も文明国として云々というお話もありました。たいへんにけっこうだと思うのでございますが、船員保険については、すでに御案内のとおり、基本になるものは船員法でございまして、一般の船は五トンまでは、乗り組むところの船員は船員保険の適用になるわけでありますが、一方漁船については、二十トン以下のものはそういう保険にははいれない。言うならば一般の国民健康保険というか、そういうものによって保険が実施されている。これは単に保険ばかりの話じゃないのでありますが、いわゆる片方は……
○久保分科員 私は主として公営交通の問題でお尋ねをしたいのでありますが、すでに公営交通というか、公営企業の再建、そういうことでそれぞれの再建計画をただいま実施中であるものがあるわけであります。たとえば例を東京都にとりました場合、どうして東京の都営交通というか、そういうものが企業として悪化したのかということでありますが、これは見方にはいろいろございますが、まず第一に、最近とみに赤字になってきた。ということは、利用者が少ないというのが決定的な原因だと思うのであります。利用者が少なくなったのは、大まかに見て二つあると思うのですね。 一つは、いわゆる都民の要求にこたえられない形がある。その要求にこた……
○久保分科員 私は、主として水産庁の関係をお尋ねいたします。 時間もありませんので、簡単に二、三お尋ねするのですが、一つは船員法の問題であります。御案内のとおり、船員法の適用になる漁船の乗り組み員、これは第一条第二項第三号で、一口で言うならば、二十トン以上のものであれば船員法の適用になる。ところが、一般の船の場合は、御承知のように、五トン未満はこれは適用にならない。五トン以上のものはすべて船員法の適用範囲になるということであります。従来これは三十トンの制限でありました。それが三十八年に二十トンまで引き下げて漁船船員には適用させるとなったのであります。この船員法の適用あるいは除外という問題は、……
○久保議員 お答えします。 お尋ねのいわゆる社会党案、これは国鉄の再建に対して運賃値上げは含んでおらない。その理由を明確に述べろというお尋ねであります。たいへん長時間かかるかもしれませんが、かいつまんでお話を申し上げたいと思うのであります。 すでに御案内のとおり、国鉄の経営悪化の原因は外的な条件あるいは内的な条件、大まかに分けて二つある。そのうちの外側のほうでありますが、一つには国鉄が独占性を失ってきた。失ってきたというのは、陸上交通機関としてまず第一に輸送力の不足が訴えられているということ、もう一つは積極面に欠けている、いわゆる近代化がおくれているという二つの面が輸送力の面からはあると思……
○久保議員 基本的な大事な問題でありますので、かいつまんで申し上げますが、多少お許しをいただきたい。 まず第一に、国鉄の経営悪化の原因でありますが、いままで政府並びに国鉄当局等からもお述べになったことでありまして、必ずしも全部が全部一致はしておりませんが、おおよそそういう認識というか、それは同じだとわれわれも思っています。 かいつまんで、念のためわれわれの考え方を申し上げておきますが、一つには、たとえばこの収入の面から見てどうなのか、悪化の原因は収入が思うように伸びないということだと思うのです。それじゃ思うように伸びないということは、収入がなくなってきているのかというと、そうではなくて、そ……
○久保分科員 私自身は、国鉄は質問の予定はありません。ただ、よその方がわかりませんから、総裁は何かお急ぎで……。
【次の発言】 時間の都合でお尋ねするかもしれませんが、いまのところ国鉄は予定はございません。一応お話を申し上げます。
それでは、一番最初に、外務省来ておられますから、先に外務省にも関係することをお尋ねします。一番最初にお尋ねしたいことは、いわゆる日米間の航空協定の問題でありまして、いわゆるパシフィックケースについてお尋ねをしたいと思うのであります。
すでに御承知のように、昨年、というよりは、ことしになりまして、ニクソン大統領が、一月の末にジョンソン前大統領が退任まぎわに、アメリ……
○久保分科員 まず最初に、郵政のほうの関係で、ただいまも御説明ありましたが、郵便番号制度というものが昨年来できまして、幸いに民間の協力も順調のようにわれわれは考えておるわけなんでありますが、その受け入れ体制は、必ずしも提唱者である郵政省が十分でないように見受けられるのでありますが、この番号制度になって、郵便番号が所期の目的のとおり現在処理されておるのかどうか、もしもそうでないとするなら、どの程度まで処理されているのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話でいくと、何か十年計画でおやりになっているようでありますが、これは、御説明では五、六年でという努力目標のようであります。……
○久保分科員 それじゃ私も総括質問のときに時間がなくて残しましたので、多少お伺いしたいと思います。 まず第一に、道路の原単位と自動車というか――原単位は、もちろん自動車ですが、将来の展望についてお伺いしたいと思います。かなり意欲的に道路建設というか整備はしているわけなんでありますが、それにもかかわらずというか、それ以上に道路というか自動車の使用が多くなってきているわけであります。これは建設省のほうで計算された道路の原単位から見ましても、交通事故との関係で昭和三十三年からのものをひとつとってみますと、三十三年の原単位は百二十六であります。それで四十三年は四十二に落ちているわけであります。そこで……
○久保主査代理 長谷川正三君。
○久保分科員 最初に労働省関係をお尋ねしたいと思います。 御案内のとおり、実は三十分で三つの省にまたがって質疑するわけで、総括質問のときに多少漏れたものをと思っておりますので、懇切丁寧に簡潔にお願いしたいと思います。 まず第一に労働大臣にお伺いしたいのは、いま考えられておる労働省設置法の改正、これはいわゆる都道府県にある労働基準局、こういうものを廃止して都道府県に移管する。当然その中には婦人少年室もありますが、それも持っていくということなんであります。このいろいろな理由は、私は短い時間の中でお伺いするつもりはないのであります。ただ問題は、こういうことは何かあまりにも便宜主義だし、あまりにも……
○久保分科員 私は、主として水産というか、漁業の問題について若干お尋ねしたいのでありますが、限られた非常に短い時間でありますので、こちらからも簡潔に申し上げますから、お答えのほうも簡潔にお願いしたいとまず申し上げておきます。 冒頭、これは農林大臣あるいは水産庁長官、お二方にお尋ねしたほうがいいと思うのですが、毎日の新聞に、最近特に多いと思うのでありますが、漁船の遭難というのがたいへん多いのですね。これはつい最近では北洋における結氷が原因だろうというのでありますが、それで転覆していった。台湾沖でもあったしこの辺でもあったということで、原因にはいろいろな問題があると思うのでありますが、つい秋ごろ……
○久保分科員 私は、二月七日の予算委員会で質問いたしました水戸射爆場の問題に関係して、引き続いてお尋ねするわけであります。 まず第一に防衛庁長官にお尋ねしますが、二月七日の予算委員会以後今日まで、アメリカ側に対していかなる交渉をしていただいたか、これを伺いたいのであります。 そこで、御答弁をいただく前に念のため申し上げておきますが、私の水戸射爆場問題に関する質問に対し、最終的に佐藤総理大臣はこのように答弁をいたしております。御承知かもわかりませんが、一応結論のほうを読み上げます。「先ほど私の答弁が不満だといって重ねてのお話でございますが、私が米軍に交渉することは、今日この場における皆さんと……
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