倉石忠雄 衆議院議員
31期国会発言一覧

倉石忠雄[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-|31期|-32期-33期-34期-35期-36期
倉石忠雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは倉石忠雄衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

倉石忠雄[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第5号(1967/03/17、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答え申し上げます。  御指摘のように、食糧の自給度についてのお話でございましたが、自給度を維持するためには、なお大いに研究を要しなければならぬ問題もございますが、お話にもありましたように、たとえば、長期的に見ますると、食肉などの部分を考えてみますというと、非常に問題のある品目も、わが国の輸入食糧を考えますときに、多いわけであります。しかし、私どもは、現状の自給度を落とすことはいけないと思いますので、四十二年度予算にもいろいろ予算的に計上いたしてあります増産対策をやってまいって、食糧の自給度を確保することに力を入れてまいりたいと思っております。  第二には、政府は、農……

第55回国会 衆議院本会議 第15号(1967/05/23、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) このたびの失業保険法の改正は失業保険という立場からいたすものでございますが、農山漁村の生活の安定の面からも慎重に検討することが必要でございます。そこで、農山漁村からの季節労務者、出かせぎ者などにつきまして、いろいろの特例的措置を設けましてその影響を緩和するようにいろいろな配慮をいたしておりますことは、労働大臣が申し上げましたとおりでございます。また、社会保障につきましてもその充実をはかることが必要と考えられますし、その面で農業従事者に対する、お話のありました年金は重要な検討課題でございます。  そこで、農民年金の問題につきましては、農業構造政策の観点から検討することが……

第55回国会 衆議院本会議 第21号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答えいたします。  国営雄物川地区は、当初用水改良のみを行なう目的で着手いたしたものでありますが、事業の進捗に伴いまして、地元から強い要望がございまして、排水改良もあわせて行なうことといたしましたので、事業の完成はおくれておるわけであります。昭和三十九年度に四排水路の新設改修を事業計画に組み入れることといたしました。このため排水路は四十年度から着手することとなりまして、自来今日まで鋭意工事を続けておるわけでありますが、この地区の全事業は昭和四十五年度には完了する予定でございます。おくれておりますのは、当初事業着手のときの目的と、さらにその目的が地元の熱烈なる要望によ……

第55回国会 衆議院本会議 第22号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農林省関係の公害では、水質汚濁による農業、漁業の被害でございますが、この救済対策といたしましては、現在、公共用水域の水質の保全に関する法律に基づいて、紛争の和解の仲介の制度が設けられておりますけれども、今後は、さらに関係各省とも密接な連絡を保ちまして、公害に関する紛争処理の制度の整備、被害の判定や原因の把握につとめまして、そのために専門機関の整備などをいたす予定になっております。苦情の処理や救済資金を確保する等の方法も考慮いたしておりますので、そういうことについてさらに関係各省と検討を続けて、万全を期してまいりたいと思っております。(拍手)

第55回国会 衆議院本会議 第32号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十一年度農業の動向に関する年次報告及び昭和四十二年度において講じようとする農業施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十一年度農業の動向に関する年次報告について申し上げます。  四十年度から四十一年度にかけてのわが国経済は、三十九年来の不況及びそれからの回復、さらには上昇という変動の過程をたどったのでありますが、このような景気の変動にもかかわらず、新規学卒者を中心とする農家労働力の流出と食糧需要の旺盛な伸びという従来からの傾向には、基本的な変化は見られなかったのであります。  このような状況のもとで、四十年度における農業の生産性及び農業従……

第55回国会 衆議院本会議 第39号(1967/07/14、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農業生産を維持して、農業にとって良好な環境を保ちますためには、生産力の高い優良な農地の壊廃を防止するということは絶対に必要でございます。無計画な農地の転用によりまして農業の環境がそこなわれないように措置することは、当然必要なことでございます。そこで、本法で、市街化区域に関する都市計画につきましては、そのような観点から、あらかじめ建設省と十分協議を尽くした上で定めることといたします。また、市街化調整区域につきましては、農地の転用を原則として認めないというたてまえで運用をいたしてまいりたいと思っております。  それから、農用地の造成につきましては、土地改良長期計画などにお……

第55回国会 衆議院本会議 第40号(1967/07/17、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) このたびの農業災害につきまして、先ほど塚原総務長官からお答えいたしましたように、天災融資法その他の発動につきまして、ただいま数字を集めて、なるべく早くこれを実施に移すように努力いたしております。(拍手)
【次の発言】 国土開発の急激な進展に伴いまして治山治水事業がいろいろ欠陥を生じておることは、先ほど閣僚の方々がお話しになりましたとおりでございまして、私どもは、今回の災害にかんがみまして、これに対して十分なる検討を加えて万全を期してまいりたいと思っております。  それから、山の緑化及び保全につきましては、従来も政府は非常に努力をいたしてまいったのでありますけれども、こ……

第55回国会 衆議院本会議 第41号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十一年度林業の動向に関する年次報告及び昭和四十二年度において講じようとする林業施策につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、昭和四十年度を中心とする最近の林業の動向について申し上げます。  木材の需要は、薪炭需要の減少や代替財の進出等需要構造の変化を伴いつつも、趨勢的には拡大基調にありますが、国内における木材生産は依然として停滞の傾向を示しており、このため、外材輸入量は逐年増加しております。このような需給状態を反映して、木材価格は四十年の後半から四十一年にかけて上昇いたしました。  一方、国内における森林資源の開発は必ずしも十分でなく、しかも、最近にお……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 衆議院本会議 第4号(1967/12/08、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 来年度予算でお米の値段をどうするつもりかというお尋ねでありますが、それは総理大臣からお答えいたしましたとおり、ただいま検討中であります。  第二の、食糧管理制度をどうするかということでありますが、平林さんも御存じのように、これは農業政策、物価政策、財政政策等に重要な関連がございますので、各方面の御意見を聞いておる最中でありますが、ことに、ありがたいことに、ことしはわが国開聞以来の大豊作というわけでありまして、そういうことを念頭に置いて、私の手元で鋭意検討を続けておるという現状であります。(拍手)


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第4号(1968/01/31、31期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お尋ねのございました米価審議会委員の任命につきましては、御存じのように、すでに二年間にわたって無答申であります。それから最後には、何が書いてあるのか、片方は白とすべきである、片方は黒とすべきであるというふうな、どういうふうに参考にしたらよいかわからないような答申を出さざるを得ないようなことになっておりますのを見て、私は、これはやはり大事な米の値段をきめる審議会としては、もっとやり方はないだろうかということについて、各方面の意見を聞きましたし、また、私の考え方をもとにいたしまして、今回のような任命をいたした次第であります。  御存じのように、いままでは一年にたった三日間……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第69号(1969/07/29、31期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、ただいま上程されました内閣不信任決議案に対し、自由民主党を代表して、反対の意思を表明いたすものであります。(拍手)  わが国の経済は、戦後驚異的に発展を遂げ、その国民総生産は世界第二位に上昇いたしたのであります。かくて、今日では、全国の道路には自動車がはんらんし、都市、農村を問わず、屋根の上にはテレビのアンテナが林立するという状態が出現いたしたのであります。粗鋼の生産量はアメリカに次ぎ、自動車の生産量もまた世界第二位であります。このようにして、わが国の経済は、労働力不足を訴える状態にまで立ち至ったのでありまして、過去五十年を顧みまするときに、今日の日本経済の伸展は、実に大き……

倉石忠雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御指摘のような事件が起きましたことは私も残念に思っておる次第であります。  御承知のようにワクチンを製造いたしますために使います豚が、ただいまお話しのように大体一万五千頭ほどあるわけであります。これは常にあとで焼却、埋却するということになっておるわけでございますけれども、その焼却、埋却をいたしますほかに、河野さん御承知のように、資源の有効利用ということで、化製工場で油脂その他の原料に使うことも許されておるわけでございますが、今般このような事件ができてまいりましたので、厚生省、農林省相談をいたしまして、この処分について取り扱いを厳にいたしますように、厳重な通達をいたして今日に至っ……

第55回国会 内閣委員会 第4号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。  第一は、食糧庁に次長を置くことであります。最近における社会経済事情の変化に伴い、食糧管理制度の適正な運営とその改善、食品工業の体質改善等食糧庁の所掌事務が増加し、また複雑になっておりますので、これらの事務の処理の円滑化をはかるため、この改正を行なうものであります。  第二は、水産庁の付属機関である水産研究所について所要の改正を行なうことであります。水産研究所は、全国で八カ所設置されておりますが、近年のわが国漁業をめぐる諸情勢の推移に対応して、水産に関する試験研究体制の整備……

第55回国会 内閣委員会 第11号(1967/05/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、わが国の経済は、高度成長以来いわば片寄った成長をいたしておりました。ことに、御承知の農業基本法を制定いたしました当時に予測いたしましたよりも、ほかのほうの産業が急テンポで発展をいたしました結果、そのあおりも食っております。たとえば農村に労働力の給源を求める、そういうようなこともありまして、低生産性部門であるといわれておる農業、中小企業等が若干立ちおくれておるわけですが、私ども政府といたしましては、基本的にはやはり農業は、少なくとも農産物の自給度は、現状より落としてはならない、こういう見地に立って、急速にその効率化をはかって生産を上げていかなければならないのであり……

第55回国会 内閣委員会 第13号(1967/05/30、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 閣議決定をいたしました。まだ提出されているかどうかは存じませんけれども。
【次の発言】 できておるそうでございます。
【次の発言】 大出委員のお話しの国有林野の活用に関する法律案は、御承知のように、一般の農業もそうでありますけれども、最近の鉱工業等の著しい伸びの影響を受けまして、やはり労働力がそういう方面に流出をして、そこで森林の経営等にもいろいろ支障を生ずる。そこで、私どもといたしましては、この林業の構造改善をいたし、同時にまた林業の所得を増進さしていくために諸般の施策をしなければならない。それからもう一つは、大出さんの御承知のように、わが国ではやはりできる限り食糧の自給度を……

第55回国会 内閣委員会 第14号(1967/06/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 北東北のビートにつきましては、その沿革は御存じのとおりでございますが、私どもは、北海道あるいは北東北のような寒冷地帯における畑作に適当いたしておるものを奨励して、それらの地域における農村の人々の所得を確保することが必要であるということ、もう一つは、甘味資源をできるだけ国内の生産によってまかなう比率を高めてまいりたいという考え方で始まったわけであります。御存じのように、まだいろいろ援助はいたさなければなりませんが、北海道のビート産業におきましては、大体目鼻もつき、採算もだんだんと引き合うような状態になってきておりますが、北東北につきましては、これは米内山さんも御存じのように、加工……

第55回国会 内閣委員会 第15号(1967/06/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 新聞ではその記事を見ましたけれども、私どもまだ何も聞いておりません。
【次の発言】 ただいま政府はつとめて臨時行政調査会の答申にありますように、公団・公庫等の新設はできるだけやらない、行政を簡素化してまいる、こういうたてまえでありますので、いろいろ話がありますけれども、そういうたてまえに照らして善処してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 全然その要望もまだ聞いておりませんし、内容もわかっておりませんが、原則としては、ただいま申し上げましたような精神で対処をいたしてまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 御承知のように、日米、日ソ、それぞれ漁業条約を持っておる……

第55回国会 内閣委員会 第16号(1967/06/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、食管制度は、わが国の国民の主食である米その他必要なものを取り扱っておるわけであります。その結果は、国民経済にも、農家経済にも、大きな影響を持ってまいることは、御承知のとおりであります。そこで、政府といたしましては、やはりこの食管制度はその根幹を維持しながら、そのときに応じて運営をうまくやってまいるということが必要でございます。その取り扱っているものにつきましても、いろいろな種類のものを取り扱っておるわけであります。したがって、この食管制度を運営してまいりますためには、この円滑な運営を期する、こういうことが何よりも大切でございます。それからまた、生産者米価、麦の価……

第55回国会 農林水産委員会 第2号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、農林大臣に就任いたしまして以来、委員各位にごあいさつを申し上げる機会に恵まれませんで、三カ月余を経過いたしましたが、農業をめぐる内外の諸情勢がまことに容易ならざるときに、農林大臣を拝命いたし、その職責の重大なことを痛感いたしております。つきましては、農林漁業の国民経済に占める役割りの重大性に思いをいたし、全力をあげてこの重責を果たしてまいる覚悟でございますので、何とぞ皆さま方の理解ある御協力を賜わりますようお願い申し上げます。  本日この機会をかりまして、農政の基本方向について私の所信の一端を申し述べたいと存じます。  最近の農業の動向を見ますと、食糧需要の動向に対応した……

第55回国会 農林水産委員会 第5号(1967/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、日本のいわゆる高度経済成長政策以来とみにそういう状況が激しいのでありますが、五年前に農業基本法を制定いたしまして予測いたしました当時の状況から見ますと、著しい変化を生じてきているわけであります。日本全体の産業構造の中で見ますと、私どもは、鉱工業が国際競争力を持ってどんどん伸びていくことそれ自体はけっこうなことだと思います。ただ、そのために、それに要する労働力の補給源として農村がねらわれた。したがって、いま日本が国際的に経済力を競争できる位置に置かれたといたしましても、全体の産業構造から見ますと、きわめて跛行的な経済の成長だ、低開発部門が若干立ちおくれておる状態で……

第55回国会 農林水産委員会 第7号(1967/05/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府の政策の問題でございますから、私からお答えいたしたほうがいいと思います。  いろいろ御質疑がございましたようですけれども、台湾との話し合いの中では、リンゴの先方からの買い入れ量についてはさらに拡大するという約束を取りつけておるわけでありますが、それを実際に実現する方途について、さらに農林省としては努力をいたします。  それから、ただいまいろいろここで事務的に申し上げましたけれども、結論といたしましては、果実の消費が一そう普及することは、その需要の拡大に資するものと思われますし、ただいまお話のありましたような青少年の体位を向上させるということにも資するわけでありますからして、……

第55回国会 農林水産委員会 第8号(1967/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 委員会の開会に問に合いませんで、まことに恐縮でございました。けさほどは九時から閣議をいたしましたが、ちょうどジュネーブのケネディラウンドの最終段階でございまして、それに対するわれわれのほうの腹がまえ等もいろいろ意見がまちまちでありまして、そういうことでだいぶおくれました。  もう一つは明日に控えておりますいわゆる公労協関係のスト宣言について、いままでのようなあり方でなくて、やはりせっかく調停委員会というものがあるのだから、調停委員会を活用して、なるべく職員諸君のストライキなどを回避するような配慮をすべきではないかということで、三公社五現業の関係閣僚の打ち合わせをいたしておったの……

第55回国会 農林水産委員会 第10号(1967/05/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 安全操業の問題につきましては、ただいまお話しのようにいろいろ問題がございますことは、わが国としてはまことに遺憾千万でございます。そこで、政府といたしましては、歯舞、色丹は北海道付属のわが国本来の固有の領土であるというたてまえをとっておりますからして、そこにおいてソ連側といろいろな折衝の問題が起きますと、やはり根本的には領土問題が優先してまいることになるわけでありますが、相手方がそういう点について譲ろうとはいたしておらないことは御承知のとおりであります。そこで、ただいまちょっとお話にありましたように、安全操業とソ連船のわが国への寄港というような問題がからみ合っているようなお尋ねの……

第55回国会 農林水産委員会 第15号(1967/05/31、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米価につきましては、生産者と政府の農林省事務当局とはかなり前からいろいろな考え方について相互の資料を持ち寄って打ち合わせをいたしておりまして、いまその最中であります。まあいつごろになりますか、御承知のように、それぞれ数十科目にわたって資料が計算されるわけでありますけれども、それの見方等について、生産者の見方、その見方についてはどういうものだろうかというような、こまかな相談をいまやっている最中であります。それが、結局意見の二本のレールで、その食い違いを調整することはできない点もあるかもしれませんけれども、なるべくひとつその間の話し合いで、筋の通った、説明のできるようなものを相互に……

第55回国会 農林水産委員会 第17号(1967/06/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、いまのお話につきまして、あまり事情をつまびらかにいたしておりませんけれども、もしお話しのようなことだというと、たぶん基礎の賃金において非常に低いのではないか。そういうようなことは、先ほど来ここでお話のありました漁業の振興、ことにいま御審議を願っておりますような中小漁業の振興を考えておる立場から申しますと、非常に穴になっておるところでありますから、わがほうでもそれぞれの所管省と研究をいたしたいと思います。
【次の発言】 農業のほうと漁業のほうと、やはりいまお話しのような点については全く同じ状況にあると思うのでありまして、私ども日本全体として考えてみますときに、労働力の問題は……

第55回国会 農林水産委員会 第18号(1967/06/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほど政府委員からお答えいたしましたことが私どもの方針でございますが、専管十二海里は、御存じのように、別に国際法できめられたものでもありませんし、それぞれかってに各国がやっているわけです。わが国は、韓国との間については部分的には協定がございますけれども、そういうもののない地域においてどうなるかということは、私どもの日本がいままでほかの国と漁業の話し合いをいたしておる実績等も、先方では、専管水域の宣言があるにもかかわらず、われわれの実績を尊重されておること等もございまして、いまにわかに十二海里に設定するということは考えておりませんけれども、先ほど水産庁長官も申し上げましたように、……

第55回国会 農林水産委員会 第20号(1967/06/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、この法律案成立の上は、決議の御趣旨を十分に尊重いたしまして、運営について万全を講じてまいりたいと存じます。
【次の発言】 お話しのように、水産というのは、わが国の全体の生産の中で大きな部分を占めておりますし、また漁種は遠洋あるいは沿岸それぞれ異なっておりますけれども、わが国の国民がとっておりますたん白の中で、魚類からとるたん白は欧米人に比べて非常に多いわけでございます。それからまた、お話しのごとく、外貨獲得のためにもかなりな努力をいたしておる水産業でございますからして、これにつきまして、私どもは、御承知のように、ただいま御審議を……

第55回国会 農林水産委員会 第25号(1967/06/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話のように、沿岸は、その従業者の数においても、それから漁獲高においても、また、日本の沿岸の比較的小さい漁村の人々を国全体の政治の上で考えてまいりますときに、たいへん大事な部門であることはお話のとおりでありまして、政府もそういうことについては十分認識を持ちまして、沿岸の漁業の発展について力を入れておるわけでございますが、いまお話のありましたように、近年の傾向は、その従業者の数も若干減少しておる傾向のようであります。しかし、一般の所得から申しますと、魚価が上昇いたしてまいっておりますので、所得については一人当たりの所得ではそう心配はありませんが、ただ、先ほど来お話がございましたよ……

第55回国会 農林水産委員会 第26号(1967/06/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、十分に検討いたしまして、その趣旨が貫徹できますように努力をいたしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 先ほど来ここでお話がございましたように、麦につきましては、大体その裏作を放棄する傾向が出てまいっている。これは麦をつくっておることによって所得が期待いたしておるよりも少ない。したがって、ほかのほうの産業に出て現金収入をとるほうが楽だという考え方が多く出てまいっておることはいなめない事実でございます。私どもといたしましては、昨年米審でも御意見がありましたように、麦についての将来の方向について検討すべきであるということであり……

第55回国会 農林水産委員会 第27号(1967/06/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御承知のように、麦につきましては、できるだけ麦の生産を確保するという趣旨で、昨年の予算でお話のように予備費で二億五千万円、四十二年度はいまお話のありましたように本予算で二億五千万円、けれども、麦全体のことにつきましては、食管で二百三十億円ほど支出をいたしまして、麦の保護のために、また麦の増産を継続することのできるために、あれだけの負担を国としていたしておるわけでありますが、私ども麦のことを考えますときに、いまのままで増産ということにつきましては、これは率直に考えましてなかなかむずかしいと思います。しかし、麦がある程度の自給度を維持してまいる必要のために、ことしは管理政策の新しい……

第55回国会 農林水産委員会 第29号(1967/07/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米価審議会はなるべく早いほうがいいと思っておりますが、国会の関係で政府と与党との間にいろいろな折衝をいま続けておる最中でありまして、まだ本格的に何とも言明する段階になっておりませんが、今明日中には明確にして、なるべく早く御連絡いたしませんと、委員の方々も御迷惑でありますから、なるべく早くきめて通知をいたしたい、こう思っております。
【次の発言】 私の考え方はきょうでもやってもらいたいのでありますが、いま申し上げましたように、私の自由にもいきませんが、なるべく私の考えが通って早期に行なわれるように、さらに努力いたしたいと思います。

第55回国会 農林水産委員会 第30号(1967/07/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この際、御報告申し上げたいと思いますが、先日、委員各位から米価審議会をいつから開くかというお話がございまして、それぞれ米価審議会の会長とも打ち合わせまして、七月八日から開催することに決定をいたしましたから、御報告いたします。  それから、政府の方針といたしましては、米価の決定は七月十五日にいたしたい、そういう方針をきめております。  御報告申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、政府はその御趣旨を十分尊重いたしまして、この御趣旨に沿うように努力をいたしたいと存じます。
【次の発言】 果実につきましては、いまお話のように、選択的拡大……

第55回国会 農林水産委員会 第31号(1967/07/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 算定方式につきましては、藤田さんよく御存じのように、どうも私はよく理解ができないのですが、指数化方式と申しましても、やはり指数を積み上げていくものでありますし、いわゆる積み上げ方式といいましても、やはり各要素を積み上げていく。しかし、いわゆる指数化方式といわれておりますようなものにつきましては、私どもの考え方としては、そういうものに拘泥するということは必要ないのではないか。しかし、過去の米価算定には、いわゆる指数化方式なるものは非常に重要な要素を占めておりましたが、私どもといたしましては、まだ諮問をいたす段階ではございませんので、各方面と相談をいたしまして、多くの方々に御納得の……

第55回国会 農林水産委員会 第33号(1967/07/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのことは、ミカンと同様に試験調査を行なってまいりましたが、カキは例が一県しかございませんで、そういう関係で、保険として、試験調査をさらに対象を進めてやって、これを続行して資料を整えて、そうして研究をいたす対象として追加する考えでございますが、いま申し上げましたように、データがきわめて少ないものでありますから、さらにその試験調査を続行いたしまして、でき得る限りその対象といたして追加をする考えでございます。それから、その他の果樹につきましては、ただいまのところ実験実施の対象とすることはちょっとむずかしい状態でございます。  それから、もう一つのお尋ねは、果樹保険事業運営の経費……

第55回国会 農林水産委員会 第34号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、その御決議の趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上、善処いたしたいと存じます。

第55回国会 農林水産委員会 第35号(1967/07/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この際、御報告を申し上げたいと思います。  昭和四十二年産の米穀の政府買い入れ価格は、一―四等平均包装込み手取り予定価額百五十キログラム当たり一万九千五百二十一円と決定をいたしました。十六日の政府の閣議においてこのように決定いたしました。内容は政府委員から申し上げます。
【次の発言】 お話のように、米審は、委員の各位それぞれ苦労されましたけれども、ついに一本の答申を出すことはできなくなりました。これは昨年も同じような経路をたどったわけであります。そこで、ことしは二回にわたって米審の会期を延長いたしまして、委員各位は非常に熱心にそれぞれの御意見を吐露されまして、それを終始承ってお……

第55回国会 農林水産委員会 第36号(1967/07/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 きのうの本会議のお話がございましたが、私は十四項目ほどございましたけれども、その中で、たとえば保険の関係などは労働、厚生両大臣が呼ばれておりますし、私より彼らのほうが専門でありますから、その答弁がいいと思いましたし、それから総理も丁寧に答えられた向きもありましたので、そういうところをつまんで飛ばした。別に他意あったわけでもありませんし、しろうとでありますから、どうぞ御了承をお願いいたします。  それから、ただいまのお話、私は率直に申しまして、需要がふえてまいりますわりあいにその需要に見合うだけの供給ができないということにつきましては、決して農林省はこれを否定いたすわけではござい……

第55回国会 農林水産委員会 第37号(1967/07/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しの点は、きわめて重要でございまして、昨日も申し上げましたように、五ヘクタール以下のものが大体九〇%を占めておる。そういうところで十分な政府の意図しておる施業計画が行なわれないということではうまくないのでありますから、政府もそういうことについては全力をあげなければならないと思っております。そこで、御存じのように、ただいまの森林法は、森林資源の保続培養と森林生産力の増進をはかることを目的といたしておるものでありますけれども、このたびの改正は、その目的に沿いまして、森林所有者の計画的森林施業の推進につきましての措置を定めようとするものでございます。これによりまして森林計画の達成……

第55回国会 農林水産委員会 第38号(1967/07/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 だいぶ限界がむずかしいんじゃないかと思うのですが、必ずしも不注意ではないでしょうが、一種の災害ではないかと思います。政府も、この法律でもお願いいたしておりますように、そういうことの早期発見等もいたしまして、これを未然に防ぐべきである、それは国有林であろうと民有林であろうと同様にこういう災害をできるだけ未然に防いでいきたい、こういうのがたてまえでございます。
【次の発言】 御趣旨は全く同感でございまして、政府は、できるだけいま考えておりますような施策を講じまして、このような災害を皆無にいたしたい、そのためには予算的にもなお一そう努力をいたしてまいりたい、こう思っております。

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1967/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 乳価のことにつきましては、もう皆さま御存じだと思いますけれども、いままで農林省は指導価格制をとってまいりましたけれども、国民生活審議会等から、そういうことに行政府は関与すべきではない、こういう意見もありましたし、それから消費者の婦人団体などからも、指導価格というようなものがあることが、かえって乳価を高くする原因になっているのだというようなことを言われる方もあり、いろいろ検討いたした結果、指導価格制は今回やめたわけであります。  元来が、こういうものは統制品でも何でもありませんから、それぞれの関係者の間で話し合って、自然に価格形成がなさるべきものでありますけれども、しかし私どもと……

第55回国会 予算委員会 第2号(1967/03/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話につきましては、たいへん示唆に富んだ御構想であると存じておりますので、大いに検討いたしてまいりたいと思います。

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 最近一番高いのは、昨年の暮れであります。

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業構造の改善をはかりますためには、土地対策または資本装備の充実方策、いろいろしなければなりません。先ほど地域の格差のことでいろいろお話がありましたけれども、そういうことで農業経営の担当者に私どもは着目をいたして、その老後の生活の安定、または経営の委譲促進、そういうことを通じて、構造の改善に資する措置について検討をいたしていかなければならない。総理大臣からお答えいたしましたように、ただいまの農業が、先ほど来お話のございましたような将来の見通し、日本経済の将来の発展を期待する意味においても高度経済成長、その他のいろいろなファクターがありまして、立ちおくれておる面もあるわけでござい……

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/03/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたしますが、ただいま御指摘の経済社会発展計画について若干こちらの考え方も申し上げたいと思いましたが、先に数字が出ましたので、事務当局からその点を先にお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいまお話のございました自給度のことについてちょっと先に申し上げたいと思いますが、先ほど申し上げましたパーセンテージは、芳賀さんもうすでによく御存じだと思いますか、全部の農産物の自給度を申しました。お尋ねのほうは食糧農産物だと思いますか、それだと八二%ぐらいに昨年なっていることは、御承知のとおりであります。  それからまた、経済社会発展計画におきましては、ただいまお話がございました。いま……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えいたしますが、農林省といたしましては、当時の価額としては妥当な価額であると考えておると報告を受けております。
【次の発言】 高槻のものが払い下げられました当時、農林省で査定いたしております金額は、その当時はあれで妥当であった、こういうことを言っておるわけでありますが、その後の報告書はいまお読みになったとおりであります。私、その間の事情をあまりつまびらかにいたしませんので、必要があれば事務当局からお答えいたします。
【次の発言】 事務当局から御報告いたします。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話の中に少し混雑している点があると思うのです。豚の問題と鶏の問題とは全然違うのであります。鶏のほうについて豚に関すると同じような不正な事件とか、そういうものは起こっておらないのでありまして、問題が起こりましたのは豚のほうであります。  豚につきましては、先日もこの席で詳しく申し上げましたように、大体一年に一千万頭つぶされておるうち、いわゆる病菌豚、つまりワクチン・メーカーから出ました斃獣というのは一万五千頭ですから、そのパーセンテージでいうと〇・一五だ。それからいまお話の中にあとを断たないとおっしゃいましたけれども、いま行なわれているということではなくて、前に行なわ……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いまのお話のお答えの前に、いまの上関町がこれを処分いたしました経過を申し上げないとよくおわかりにならないと思いますけれども、上関町が昭和四十年の一月に開拓農家から買い受けまして、その後皇座山開発株式会社へ売り渡された約二十五ヘクタールの土地は……
【次の発言】 それでは、ただいまのは事務的なことですから、政府委員からお答えいたします。
【次の発言】 四十二年度の暫定予算の編成に当たりましては、農林漁業生産基盤の整備事業等農林関係の公共事業の円滑な実施を確保するために、継続事業を中心といたしまして、工期の季節性その他の事情を考慮いたしまして、暫定期間中に実施が見込まれる事業量につ……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほどお話のございました同対審の答申につきまして、御存じのように、農山漁村同和対策、これは土地基盤の整備、近代化設備の導入等についての総合施策を実施して、その事業規模の拡大に努力してまいっております。しかし、四十二年には、私ども予算にも計上いたしてありますように、先ほど来しばしばここで質疑応答がございました、ああいう総理大臣はじめ各大臣が申し述べております趣旨に沿いまして、われわれの担当の仕事を遂行してまいる決意でございます。
【次の発言】 農林漁夫の関係につきましては、非モデル地区それからモデル地区、いまお話しのようにいろいろありますけれども、別に限定することはいたしませんで……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 有線放送につきましては、放送とそれから各戸連絡という両機能を備えておりますし、それから農業の生産流通等の情報を交換するというようなこと、それから農協活動を円滑に推進してまいる等のことで、農山村の振興にも大いにいままでも力があったわけであります。また将来はますます有線放送に期待するところも大きい次第でありますからして、いまいわゆる一元化というようなことにつきましても、われわれは慎重に検討いたしたい。ただ、ただいまお話のございましたように、農集その他の新しい計画等も加えて特別委員会でいろいろ御検討の模様でございますので、農業の人々といたしましては、自分たちが一ぺん便宜を与えられ、そ……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 生産者米価の決定のしかたにつきまして、昨年のお話がございました。十分そういうことも考慮いたして、食管法の定めるところによって適切な方法で決定をいたしたいと思っております。  食管の運営につきましては、御承知のように、これは農家経済、国民経済全般について重大な関係のある問題でありますから、この食管法のたてまえはくずさないで、さらに合理的な運営につとめたいと思っております。  それから米審につきましては、しばしば申し上げておりますように、まだ任期中でございますので、どのようなことにするか、それぞれ各方面の御意向等も徴して、慎重に決定してまいりたい、こう思っております。

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/07/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府がいわゆる農民年金、農業者年金、これを言い出したのは、いまお話しのような、選挙ににわか仕立てに、当てずっぽうを言ったわけではありません。農業につきましては、御承知のように、産業構造の変化から、各国においてもそれぞれいろいろ態様が違っておりますが、日本は日本なりにやはり非常な変化がきておる。このいわゆる農業者年金というものを活用いたして、土地の移譲等をやりやすくして、経営規模の拡大等に資しておる国も御存じのようにございます。そういうものも、やはり国によっては、いわゆる農民年金というふうな呼び方の中でやっている。もう一つの傾向は、やはりいわゆる社会保障的な考え方で、ことにいまの……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話は私どもも全く同感でありまして、いろいろ水管理について、こういう機会をよい反省の機会といたしまして対策を考究してまいりたいと思っております。  今回の干ばつの地域は、いままでは台風常襲地帯ということで、むしろ干ばつよりも雨等の災害が多かった地域であります。したがって、たぶん樹園地などをおつくりになる方々もそういうことは念頭にあったでありましょうが、今回のような干ばつということには比較的注意をしなかったのではなかろうかという感じもいたすのであります。こういう際に私どもは、たとえばいまため池のお話がありましたけれども、そういうことについてもまず応急的な施策、さらに恒久……

第56回国会 決算委員会 第4号(1967/10/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省が日本の将来の農政を考えまして構造政策について鋭意研究をいたしました。その間にいまお話しのような農地管理事業団についても、そういう構想についてもいろいろ検討いたしましたが、やはり二回にわたって廃案になりました経緯等にもかんがみまして、ただいまそれを提案するという意思は持っておりませんが、やはり私どもの考えております構造政策というふうな形で推進してまいるには、ああいう制度というものは非常に必要なものではないかという感じも持つわけであります。いまそれについて具体的な意見を決定いたしておるわけではありません。  そこで、農林金融につきまして専門的なお話がございました。御存じのよ……

第56回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/10/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 このたびの干害につきましては、先ほどお話しのような非常な事態でございますので、なるべく早く統計の調査を進めるようにいたしておるのでありますが、十月七日をもって集計をいたしまして、いまお話しのように天災融資法、激甚災法等を発動いたす予定で諸般の準備を進めております。  なお、それが決定いたしますと、直ちに自創資金のワクを設定いたすことになります。しかし、それでは急の間に合いませんところに対しては、つなぎ資金は御承知のように現にすでに出しておるわけであります。そういうことでなるべく早くいまの天災融資法、激甚災法、それからいまの自創資金のワクを決定してすみやかに処置をいたしたい、こう……

第56回国会 農林水産委員会 第5号(1967/10/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま、委員長からお話がございました四十二年産イモでん粉の価格につきまして、本月七日に決定をいたした次第でございます。ただいま、それを事務当局から御報告いたさせます。
【次の発言】 イモでん粉の価格は、イモの生産農家の経営の安定と農家所得の確保ということを念頭に置きまして、いつも価格が適正に決定されておると思う次第でございますが、政府が農産物価格安定法に基づきまして定めることとなっておりますこの価格は、従来、農林水産委員会にイモでん粉対策についての小委員会が設けられまして、御審議をいただいてまいっておることもよく承知いたしておるわけであります。  このたびは、イモでん粉の価格……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業者年金につきましては、われわれは農業近代化、それからまたただいまのような客観的情勢、農業界の事情を見まして、これの近代化をはかり、加入者を育成する等、いろいろな角度から農業者年金というものを考えておるわけでありますが、ただいま農林省部内でも、それからまたもう一つは権威のある学者たちの集まりであります農民年金研究会等にも委嘱をいたしまして、鋭意検討を続けておるわけでありますが、結局、国民年金審議会等においても別途にいろいろ検討を続けていただいておるわけであります。したがって、なるべくすみやかに成案を得て、ただいま申し上げましたような方向の考え方をどのようにして取り入れることが……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私が申し上げております趣旨は、ただいま……(安宅委員「いやいや、そう言ったかどうかさえ言ってもらえばいいんだ」と呼ぶ)そういういまお話しのようなことを考えているかどうかというお尋ねでありますから、私は、国会議員は審議会にはお願いしないほうがいいだろうというのがいままでの考え方でありしたという経過を申し上げた。現在はどうしようかと思って検討中でございます。小さななんという意思はありません。これはなかなか大事な米価審議会でありますから……。
【次の発言】 いま申し上げましたように、私はこの前の国会で申し上げたと同じ心境にただいまあるわけでありますが、私がたぶん申したとすれば、いまの……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会 第1号(1968/02/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府は、中小企業とか農業とかというような比較的低生産部門について、昭和四十三年度予算においても特段の財政的配慮をいたしたということは、大蔵大臣も御説明申し上げて・おるとおりでございます。  そこで、私どもは、やはり農業基本法が差し示しておりますような経営規模を広げる方向にあらゆる施策を集中してまいりたい、そうして国民の食糧に対する自給度はこれを維持、拡大してまいる、こういう方向で四十三年度予算も編成いたしておる次第であります。
【次の発言】 審議会につきましては、私はお説のとおりだと思います。農林省設置法によりますれば、農林省としては米価を決定する前に米価審議会の意見を聞き云々……

第58回国会 予算委員会 第3号(1968/02/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 記者会見いたしました。
【次の発言】 お答えいたします。  事柄が昨日のことでありますから、私はきわめて記憶は明らかだと思いますが、ただいまお読み聞けの中には、だいぶ誇張と粉飾があるようでありまして、私の真意を伝えておりません。  昨日、内閣の閣議が済みましてから、衆議院の食堂において行なわれておりました記者会見に臨みましたが、私の所管の農林関係の事項がありませんでしたので、きょうは何にもありませんでしたと……。しかし、いつもあの食堂でやる記者会見には、ミカンやコーヒーも出ておりますので、まだ時計を見たら予算委員会の始まる前でありましたので、例によって雑談をいたしておったわけで……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十二年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げたいと存じます。  最近の農業の動向を見ますと、食糧需要の動向に対応した農業生産の選択的拡大、機械化による労働生産性の向上、農業経営に意欲を持ち経営規模を拡大しようとする農家の増加等農業の近代化が順調に進んでいる面も見られますが、他方、解決を要する幾つかの重要な問題が生じてきております。  その第一は、農産物需給の問題でありますが、農業基本法制定当時の予想を上回る経済成長により、食糧需……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/04/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 加藤さんのお話のアデナウアー前西独首相の御逝去については、われわれもつつしんで哀悼の意を表すると同時に、まことに残念だと思います。しかし、電報がまだ入って――先に新聞に出まして、政府としてはそのことについて閣議として御相談を申し上げるという時間もございませんので、別にまだ何も決定いたしておりません。
【次の発言】 中部圏の開発につきましては、ただいまのほかの閣僚が申し上げましたように、協議会から成案が出ますれば、それに従って実行していく、こういうことでありますが、農林省といたしましては、前々からその趣旨に沿いまして、ただいま御指摘のようなわれわれの考慮を必要とする血で、関係県、……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1967/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農基法が制定されましてから五年余でありますが、その間におきまして、わが国の経済は農基法制定の当時に比べますと、予想よりも一般の情勢に非常に変化がありましたことは、北山さん御存じのとおりであります。私どもは、日本産業の全体が調和のとれた形で成長していくことが望ましいし、またそういうつもりでやってまいりましたけれども、御承知のように他産業が跛行的に著しい高度の成長を遂げたというふうなことで、農業面においては御指摘のように若干の立ちおくれた面は見受けられるのであります。しかし、私どもといたしましては農基法に定めてありますあの精神、つまり、生産対策、価格対策、そういうことでまず経営規模……



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データ更新日:2023/02/05

倉石忠雄[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-|31期|-32期-33期-34期-35期-36期
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