倉石忠雄 衆議院議員
33期国会発言一覧

倉石忠雄[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期-35期-36期
倉石忠雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは倉石忠雄衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

倉石忠雄[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第4号(1973/01/29、33期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、自由民主党を代表して、政府に対し、若干の質問を行なわんとするものであります。  まず、政府の外交方針及び安全保障に対する考え方についてであります。  私は、まず全世界が待望いたしておりましたベトナム戦争の終結が一応実現いたしましたことを、国民とともに心から喜ぶものであります。(拍手)しかし、インドシナ諸国は、その長い歴史の経験から、不安と動揺の渦巻く不安定の中に、きびしい戦後を迎えることでありましょう。私は、一日も早く真の平和が彼らの上に来ることを、心から祈るものであります。また、それゆえにこそ、わが国は各国に先んじてベトナムの復興、再建に最善の努力をなすべきであると存じま……

第71回国会 衆議院本会議 第62号(1973/09/22、33期、自由民主党)

○倉石忠雄君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま上程されました内閣不信任案に対しまして、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  私は、日本の議会制民主主義のために、健全なる反対党がすくすくと伸びられることを長い間念願をいたしておった一人であります。(拍手)  ただいま成田社会党委員長がここでるるお述べになりました。私はあの成田君の御演説を拝聴して、こういうお考えの方には、われわれにかわっていただいて政権を担当していただくことはとうていできないというまことに残念な気持ちでありました。(拍手)  諸君、皆さん、私は、きょうの不信任決議案は、おそらく全国のテレビあるいはラジオにおいて……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第9号(1974/01/23、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) お答えいたします。  このたびの食糧の世界的逼迫が伝えられておりますような時期でございますが、私どもといたしましては、あらゆるケースを想定いたしまして、国民食糧に支障のないように計画を立てておるわけでありますが、国内で間に合うものにつきましては、昭和四十九年度予算をごらんいただいてもわかりますように、ああいう型の予算を編成しておるにもかかわらず、食管会計等を除いて、生産面に使っております予算三二・一%という、前年度に比べて非常に大きな予算をつけていただいておるのも、いま私が申し上げましたようなことについて政府が重点的に考えておるということでございます。したがって、基盤……

第72回国会 衆議院本会議 第19号(1974/03/22、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 出かせぎにつきましてお話がございました。私どもは、農政の基本といたしましては、もちろん、出かせぎのない農業経営が望ましいことは当然でございますが、たとえば水田の単作地帯、川俣さんよく御存じの地域、こういう地域の農業労働の季節的に大きい地域にありましては、地元の兼業機会もまた乏しいのでございまして、そういう地域におきましては、農家所得の確保のために出かせぎが行なわれておるというのが実情でございます。これに対しましては、農業生産基盤の整備をするとか、農業団地の育成、農地流動化等の対策を講じまして、農業によって他産業従事者と均衡のとれた生活を営むことができますような自立経営……

第72回国会 衆議院本会議 第23号(1974/04/04、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 国際協力事業団による農業開発は、資源の収奪にならないという保証があるかというお尋ねでございますが、海外の農業開発を支援いたしまするにあたりましては、まず国際協力の見地に立って、相手国の農業の振興と現地の農民の福祉の向上に寄与するという立場から、これを進めることが基本的に重要であると存じます。このために、国際協力事業団による農業開発は、長期的に見まして、相手国の農業生産力の増大を促し、まず現地の需要を満たすことを第一義といたしまして、しかる後に輸出余力があれば、これをわが国への安定供給にも資するという、相互援助の考え方のもとに進めてまいることにいたしておりますので、いや……

第72回国会 衆議院本会議 第25号(1974/04/11、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  最近における農村の土地利用の状況にかんがみ、需要に応じた農産物の安定的な供給と、生産性の高い農業経営の育成という農政の基本目標を達成するためには、土地の農業上の利用の確保とその効率的な利用の促進をはかるとともに、農業経営の規模の拡大をはかることがきわめて重要でありますので、この法律案を提出した次第であります。  次に、この法律案の主要な内容について御説明申し上げます。  第一は、農用地利用計画の対象に、従来の農用地等のほかに農業用施設の用地を加え、地域における総合的かつ……

第72回国会 衆議院本会議 第30号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(倉石忠雄君) 昭和四十八年度農業の動向に関する年次報告及び昭和四十九年度において講じようとする農業施策につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十八年度農業の動向に関する年次報告のうち、第一部農業の動向について申し上げます。  わが国は、今日、物価問題、資源エネルギー問題に加えて、世界的な食糧需給事情など内外の諸問題に直面しております。このような中で、国民食糧の安定的確保をはかることは、国民生活の保全にとって一そう緊要な課題となっているのであります。  わが国の食糧自給度は、農産物輸入の引き続く増大と、米を除く穀物等の生産の減退とを反映して、今日まで長期的に見て低……

倉石忠雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

倉石忠雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 内閣委員会 第44号(1973/07/19、33期、自由民主党)

○倉石議員 ただいま議題となりました靖国神社法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  現在の靖国神社には、創建以来祖国のために殉ぜられた約二百数十万にのぼるとうとい方々が奉斎されているのであります。私どもは、これら戦没者等の英霊に対して全国民的な尊崇の念をあらわすために、その遺徳をしのび、これを慰め、その事績をたたえ、その偉業を永遠に伝えることは、国民として当然なさなければならない事柄であると信ずるのであります。したがいまして、靖国神社を国民の名において、かつ国民の負担において守ること、すなわち靖国神社を国家護持することは、英霊に対する国民の尊崇の念にこたえるゆえん……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 決算委員会 第14号(1974/05/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのように、農業者が農業を営みますにも諸掛かりがだんだんかさんできておることは事実でございます。  米価は、御承知のように生産費所得補償方式という方式でいたします。そのためには米価決定の前に法律に基づいて米価審議会を開催するわけでありますが、米審に提出いたします資料につきましては農林省がこれを提出するわけでありますが、その資料がまだ十分に集まる時期に来ておりません。毎年六月末から七月にかけてやっておるわけでありますが、そういうことでありますので、いつこれをやるかということについては、いま鋭意その資料を収集中であります。したがって、それが出まして米審の意見を徴して決定いたすわ……

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私は、このたび、農林大臣に就任いたしましたが、農林水産業及びこれをめぐる内外の諸情勢がまことにきびしい時期でもあり、その職責のきわめて重大であることを痛感いたしておる次第であります。全力をあげてこの重責を果たしてまいる所存でございますので、委員各位の御理解と御協力を切にお願い申し上げます。  昨年末からの世界的な穀物等の需給の逼迫は、最近においては、米国、ソ連などの増産により緩和の方向に向かっているようであります。しかし、なお、開発途上国における生産の不安定、輸出国における在庫の減少等の事情により、当面の世界の食糧需給は依然として逼迫ぎみに、価格は高位不安定に推移するものと見ら……

第72回国会 農林水産委員会 第6号(1974/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林水産委員会の開催にあたりまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。  最近のわが国経済社会は、石油の供給削減と物価の著しい高騰等により、これまでにないきびしい局面を迎えております。農政の分野におきましても、農産物の国際価格の高騰、農林漁業生産資材の需給、価格の問題、地価の値上がりによる農業開発用地の取得難等、きわめて困難な事態に直面しております。  私は、昨年十一月に農林大臣に就任いたしましたが、このようなきびしい局面に対処しつつ、農林漁業の健全な発展をはかり、国民の負託にこたえるため、最善の努力を払ってまいる覚悟であります。  まず、食料政策の基本的態度について申し述べ……

第72回国会 農林水産委員会 第7号(1974/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 この間皆さま方に申し上げました私の所信表明でも申し上げておりますように、わが国の農業は、農業基本法施行以来、国民の食糧需給の高度化、多様化に伴いまして、いろいろな需要供給に逐次変化を見ておりますが、わが国の置かれておりますこういう地理的な立場にかんがみまして、できるだけ農業生産の維持拡大をはかってまいる。基本法に申しております選択的拡大、それから生産性の向上、生産の増大、そういうことを実現するということの目標で農政を進めてまいるわけでありますが、その間、もちろん、農業者の所得と生活水準の向上を目ざすことは当然なことであります。御存じのように、経済成長が著しく高度でありましたため……

第72回国会 農林水産委員会 第8号(1974/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、最近の状況を見ますと、私どもが予期いたしておりませんでした、いわゆる石油危機と言われるようなものがあり、それに付随いたしまして、農業用資材等についても著しい高騰を見て、そのために、計画的生産をやっておいでになる農家の方々の生産にもいろいろ影響が出てまいっておる。こういうことを全力をあげて切り抜けていかなければならない、そういうむずかしい条件が加わってまいった、こういうことを申し上げたわけであります。
【次の発言】 瀬野さん御指摘のように、農業就業人口の減少が続く中で、農家戸数の減少は少ないようであります。御存じのとおりであります。経営規模の拡大は一般的には微弱で……

第72回国会 農林水産委員会 第9号(1974/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業はもちろん、ほかの産業でも、その他の一般社会情勢等の影響を受けることは、どの産業もそうであろうと思います。わが国の経済が今日のようになりました過程――しかも、いまから十三年ほど前に、あの当時の経済成長の状態を見ながら、将来の農業はこうあるべきであるというのが国会できめられた農業基本法であると私どもは考えておるわけであります。したがって、その目的を達成するためには、非常に長期的な計画を立てていかなければいけないと思っておりますが、その間に幾多の変遷が一般の経済社会情勢にございますので、所期の目的に到達するにはなかなか時間もかかることだろうと思いますけれども、現在、いまお話しの……

第72回国会 農林水産委員会 第14号(1974/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 森林資源の整備につきましては、お話しのございましたように、森林は多面的な機能を持っております。かつ、その造成には、超長期と長期を必要とすることなどにかんがみまして、森林計画制度の適正な運用によりまして合理的な森林施策の推進につとめますとともに、特に、公益的機能の発揮が強く要請されます森林につきましては、保安林に指定する等の方策を講じてまいっておることは御承知のとおりでありますが、さらに、また、最近、森林、林業をめぐる諸情勢の変化に対応いたしまして、昨年の二月、森林林業政策の長期指針といたしまして、森林の公益的機能の拡充をはかることを旨といたしまして、森林資源に関する基本計画を改……

第72回国会 農林水産委員会 第17号(1974/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御存じのように、いま物価の問題がたいへんやかましくなっております。そういう関係から、私どもは、物価の安定についても、一方において消費者経済も考える立場からいろいろなことをやっておるわけでありますが、ただいまお話しのございました肉につきましては、御存じのように、価格は安定しておりますが、そこで下半期九万トンのワクは出しましたけれども、約半分、四万トン余り、現実にただいまお話しのような事情もございましたので、これは調整保管をいたして出さないことにいたしました。そういうような取り扱いをいたしまして、畜産振興事業団においてもこれを調整するという態度でやっておるわけであります。

第72回国会 農林水産委員会 第24号(1974/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 政府委員のお答えいたしましたような方向でやってまいりたいと思っております。
【次の発言】 ただいま竹内さんに政府委員がお答えいたしましたところに、ただいまの案件がすべて入っております。そこで、そのお答えに対して私にまた念を押されましたので、そのとおりに考えておりますというお答えをいたしましたが、簡単率直と申しましたから、そのように御了承を願います。
【次の発言】 先ほど竹内さんにお答えいたしましたことで尽きておると思いますので、そのとおりにいたしたいということを申し上げておるわけであります。
【次の発言】 新公団の仕事は、もうすでにしばしば申し上げておりますように、広域な未利用……

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お話しのございましたオホーツク海沿岸は、流氷での漁業への影響等が多く、漁業にとりましての自然条件が悪いということは私どもも承知いたしております。このような条件下にあります本地域の漁業の振興をはかりますため、沿岸漁業構造改善事業等の推進によりまして、魚礁の設置、それからホタテガイ地まき拡大のための共同作業船の建造、それから流通施設の整備などを進めてまいっておるわけでありますが、今後なお沿岸漁場整備開発法に基づきまして、総合的かつ計画的な漁場の整備をはかり、そして、また、当地域の漁業生産の拡大と安定化をはかって、あわせていまお話しのサロマ湖等の養殖適地におきましては、ホタテガイ等の……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 小委員会において私どものほうの担当者から芳賀さんのおっしゃいましたような発言があったかどうか、かりにあったといたしましても、それはたぶんお心やすだてだと思いますが、私ども、もちろん予算編成に際しましても、それから諸般の問題を決定いたしますときにも、予算に関係のありますような事柄につきましては、常に財政当局と緊密な連携をいたしまして、同じ政府部内でありますので、そういう立場でやっておることは御理解をいただいておることだと存じます。したがって、どうしても意見の調整ができないようなときにはやむを得ない場合もあるかもしれませんけれども、全体の財政の都合を部内において十分打ち合わせをいた……

第72回国会 農林水産委員会 第27号(1974/04/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 水産資源がわが国の食料にとりまして大切なものであることは申すまでもございませんが、その水産資源につきまして、いろいろな環境がたいへんむずかしくなってきておることも御存じのとおりであります。しかし、いまお話しのございましたように、遠洋にしても沖合いにしても、とにかくわが国は世界第一の漁業国でございますので、いろいろ困難はありましても、その困難に対処して現状の状況を維持してまいるということに私どもは最大の努力をいたさなければならぬと思っておりますが、ことに、沿岸につきましては、まだこれからさらに伸ばしていく必要があります。そのためには、技術的にも予算的にも大事な施策、なすべき施策が……

第72回国会 農林水産委員会 第28号(1974/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いずれの仕事も、石油危機等はじめとして、昨今いろいろな仕事の用具が高騰してまいりました。そういう意味でなかなかやりにくいということは、私どももよくわかるわけであります。  そこで、まずそういうものの手当て、確保をすることが大切であるのと同時に、価格の安定について最善の努力をしていかなければならない、そういうことが一つだと思います。  もう一つは、魚価の安定等をばかりますために、流通機構の改善等、できるだけの措置を講じまして、安定的な作業ができますようにつとめなければならない。そういう意味で、私どもといたしましては、他産業と同じように、漁業につきましても最大の努力を鋭意続けておる……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 全く御同感でございまして、ことに昨今、経済発展に伴って公害問題等がやかましく論議されるような時代になりまして、よけい森林の重要性が認識されるわけですが、将来わが国が逐次発展してまいり、また都市化の現象が出てまいりますと、先般も何かの法案の審議のときに、ここで委員の方の御質問に建設当局が答えまして、関東地域だけでも将来四十億トンの水不足を考えなければならぬというふうな話もございましたが、私どもといたしましても、国土保全と、それから水資源の確保というようなことを考えましても、森林に対する政策というものは一段と力を入れるべきではないかと思いますし、毎年の予算編成にあたりましては、私ど……

第72回国会 農林水産委員会 第31号(1974/04/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、善処してまいる所存でございます。

第72回国会 農林水産委員会 第32号(1974/04/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 たいへん大事な点のお話しがあったわけでありますが、農業者年金の考え方につきましては、これは政府委員からもるる申し上げておるようでありますが、私ども、農業者年金制度の発足を考えましたとき、全国の農業団体の諸君が非常に喜んで賛意を表してくれました。それで、一つには、国民年金、いわば老後保障のようなものでありますが、これに至らない年齢層の人たちで農業をやってこられた人――ことに農業というものは、いまはだんだん省力が行なわれるようになりましたけれども、実際の肉体労働は非常に激しいものであります。したがって、こういう方々が六十歳になりましたならば、六十五歳の老齢年金の需給に至る前に何らか……

第72回国会 農林水産委員会 第33号(1974/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 今日のような時世になりまして、一般の公的年金につきましても、御存じのように修正を加えまして、なるべく時節に合うようにという考えでございました。同じような性質を持っております農業者年金につきましても、そういうものと平仄を合わせる必要がある。また、したがって、内容もそれで改善されるわけでありますので、そういう意味で御提案を申し上げたわけであります。
【次の発言】 保証ということはなかなかむずかしい問題でございますが、第一には、規模を拡大して安定した経営が営まれるようにするということが大事で、農業が他産業に比較して、産業として成り立つようにしていくということが後継者に対する魅力を与え……

第72回国会 農林水産委員会 第36号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 遺憾ながら、農協において、労働基準法違反について監督署から指導されるケースがあると承知いたしております。こうしたことの原因の一つとしては、農協の理事等使用者側の責任者がそういう基準法等について習熟していない、理解が十分でない点があると思いますので、これらの者を対象として労働基準法等の労働関係法令についての研修を行なったり、そういうようなことについて都道府県を指導いたしておる次第でありますが、この措置とあわせまして、全国農協中央会、全共連等の系統組織の全国団体に対しましても、単協における労働基準法等の順守など、労働条件の適正化の指導を行なってまいりたいと思っております。

第72回国会 農林水産委員会 第38号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農業振興地域の整備に関する法律は、農業の振興をはかるべき地域を明らかにし、土地の農業上の有効利用と農業の近代化のための施策を総合的計画的に推進することを目的として昭和四十四年に制定され、本法に基づく農業振興地域の指定及び農業振興地域整備計画の作成は、昭和四十九年度には全国に行き渡ることになっております。  最近における農業振興地域の土地利用の状況を見ますと、農業以外の部門の土地需要が全国的に強まっていることから、農業の用に供する土地の開発保全と農業経営規模の拡……

第72回国会 農林水産委員会 第39号(1974/05/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 商売にしております商系の人たちがいろいろ自分のところの特徴を出そうということで種々やっておることは事実でございます。これはお話しのございましたように、使用者が安心して使えるようなものはそう数多くないものであるほうがむしろ理想的ではないかと、私どもはそのように思っております。  もう一つ、いま地力のお話しがございましたが、これは最近労働力も少なくなってまいりました関係もありましょうし、しかも、また、大規模な農業をやっております方々は、それぞれ土地に対する考え方が一般の者よりもだいぶ違っておいでになるようでありますから、まず地力を培養するということについては、いまでもかなり力を入れ……

第72回国会 農林水産委員会 第41号(1974/05/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業振興地域の整備に関する法律の改正の趣旨につきましては、その背景はただいま御指摘のとおりでございまして、御質問の御趣旨は全くそのとおりでございます。  そこで、農業外の土地需要が全国的に強まりましたことに伴いまして、農村地域で、地価の上昇や他部門への土地利用との競合を生じまして、また農用地の利用度の低下や、経営規模の拡大が進んでおらない等の事態を生じておる次第でございます。このような事態に対処いたしまして、農業用の土地を確保いたしますとともに、その効率的な利用を促進して経営規模の拡大をはかりますために必要な措置を講ずることが急務であると思いましてこの改正案を提出した次第であり……

第72回国会 農林水産委員会 第42号(1974/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 本年の生産者米価につきましては、ただいまお話しのように各方面でいろいろ御意見がございますが、私どもといたしましては、まず、米価審議会に提出いたします資料がまだ整っておりませんので、そういう資料を調整、収集いたしておる段階であります。その上で米審を開いて決定をしてまいりたい、こういうことを考えている次第でございます。
【次の発言】 ただいまお話しのように、米価決定について、別段期限を付してはいないわけでありますが、先ほどもお答え申し上げましたように、米審という機関があります。それにはやはりそれぞれの専門家、生産者代表、消費者代表というふうな方々が参加していただいておるわけでありま……

第72回国会 農林水産委員会 第46号(1974/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 諮問にあたりまして、私どもは、まず第一に、いまお話しのございましたように、四十九年産米の米価について諮問をし、二番目には、前々からもう御存じのように、ただいままでは、政府は、九月三十日までは米価を据え置くということの方針にいたしまして、十月一日からはそれを引き上げるという方針である。そこへ新しく四十九年産米が入ってくる。そういうことのために、われわれといたしましては、食管会計の健全性、これもやはり政治全体としては尊重し、できるだけ健全な運営をしなければならない。しかし、そういう食管会計全体を含めた国全体の財政の立場から見ましても大事な問題でありますので、米価審議会が開かれる機会……

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林漁業用は、いまお話のございましたように、石油にたいへんいろいろ関係がございます。機械の動力用、それからまた、いまもお話のありましたプラスチック、そういうようなもの、ビニール、そういうものも必要でありますし、それからまた、これからだんだん寒くなりまして、やはり季節ものでハウス園芸が盛んに行なわれておりますが、そういうのに用います油あるいは電力、そういうようなものも必要になってまいりますので、直接、間接に非常にいろいろ必要なものがございます。  農林漁業用として四十八年度の私のほうで使用いたします燃料油の見込みは、農林業用として大体五百三十万キロリットル、それから水産用が五百八……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいまのお話でございますが、小林さん御存じのとおり、昨年の十月、農林省では昭和五十七年を目途に自給度の計画を立てまして世間に発表いたしましたことは御存じのとおりでございますが、大体あの中で、ただいま御指摘のありましたように、米は一〇〇%、これは間違いない。その他野菜、果実、肉類、乳製品、そういうようなものにつきましては、御存じのように段階的に、八五ないし九〇%の自給度を維持するようにしてまいりたい、そういう計画を発表いたし、その計画に基づいてその生産の計画を進めておる次第であります。
【次の発言】 失礼いたしました。たいへんお急ぎのようでありましたので、発表をいたしましたもの……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 米の援助のやり方は幾つかございまして、韓国では第一に貸し付け方式がございます。これは十年据え置き後、現物で二十年間に均等返還をいたします。それから延べ払いの場合も、やはり十年据え置きで、円貨でこれは二十年間均等返還、こういうやり方でございます。無償のものは、御承知のようにケネディラウンド。それから、ただいまのお話しの延べ払い輸出の価格でございますが、これは市場価格を基準といたしまして、品質差、支払い条件等を考慮しながら、そのつど政府間の交渉によって決定することとしておりますが、本年六月の韓国向けの延べ払い輸出は、過剰米でございます四十五年産米を対象としておりますので、その価格は……

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/01/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 先ほどここでお話がございましたが、農林物資は六品目やっておるわけでありますが、この中で、小麦粉のようなものは食管法で厳重にやれることになっておることは御存じのとおりでございます。ただいまの法律に指定してありますものは、このうち、合板もそうでありますし、食用油もそうでありますが、あと砂糖は、糖価安定法という別個の法律でやります。  したがって、先ほど来三条、五条のお話がありましたけれども、私どものほうでは、それぞれ食管法等によって厳重にやれるものはやりますけれども、指定されておるものにつきましては、とりあえずは三条で調査をいたし、それが納得できなければ、その場で、御存じのように切……

第72回国会 予算委員会 第8号(1974/01/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省の側について申し上げます。  ただいま調査官百四十九名おりまして、現在各地で調査いたしております。二百六十五カ所ほどやっておりますが、農林省は、御存じのように地方にそれぞれ農政局を持っております。営林局を持っております。  そこで、私どものほうでは、買占め売惜しみ法に指定されてある物資が七つございまして、生糸、大豆、大豆かす、食用油、合板、製材、丸太、したがって、いま私が申し上げましたような売惜しみ法に指定してある品物の調査につきましては、調査官が参りまして、地方農政局で各何カ所を指定してやっておりますけれども、そういう場合には、地方農政局または食糧庁あるいは営林局等にそ……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林省物資は、御存じのように七品目指定されてあります。そこへ二品目、砂糖としょうゆを追加いたします。大豆は初めから指定されております。いまおっしゃいましたようないろいろな事情を勘案いたしまして、万遺憾なきを期して、ちゃんとやっております。
【次の発言】 辻原さん御存じのように、大豆というのは用途がはっきりしておりまして、大手が九〇%以上でございます。したがって、相手国との輸入量、それからその契約に基づいて手当てをしているわけでありますが、よその国から来るものでありますので、契約量と、その途中にありますものと、在庫とをしっかり把握しておりますので、万遺憾なきをと申しましたのは、御……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いま公取委員長からお話がありましたように、国民生活に密着しておるものでありますし、一般に出ております小麦粉の量においては変化はないのでありますから、私どもといたしましては、時節柄、こういうときであるから特に慎んで、値上げなどはきびしくやってもらいたいということの注意をしばしばいたしておるのであります。なお、そういうことについて、今後とも食糧庁においては対処してまいります。
【次の発言】 ものの言い方は穏やかにやっておりますけれども、砂糖とかそういう諸般の物資について、私どもは、時節柄国民の期待にこたえるように厳重にやっております。  ラーメンにつきましては、いま小麦粉の原料の代……

第72回国会 予算委員会 第15号(1974/02/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 いまお話ございました米の一〇〇%、これはもうおわかりのとおりでありますが、その他のものを一昨年、政府、農林省が長期計画を発表いたして、御存じのとおりであります。あれによって見ますと、大体七三から七七%ぐらいを目標にして生産計画を立てるようにいたしたい、こういうわけであります。
【次の発言】 一つ一つの品物は別にいたしまして、大体七六ぐらいなところへ来ておると思います。
【次の発言】 これは、わが国は、いま石油のお話もありましたが、石油はほとんど全量輸入品であります。その石油を使って生産されているものはいろいろございますけれども、農産物においても大きな影響力を持っております。した……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 これらの問題につきましては、関係省庁でなお慎重に検討中でございます。
【次の発言】 御存じのように、私どもの林野の職員のみならず、同じような立場にあります常用勤務者、ことに、私どものほうでは、いろいろその文句の中にも書いてございますが、種々検討中でありますけれども、その間にも、やはり常用雇用者に対しては逐次待遇の改善に努力いたしておることは、御存じのとおりでございます。
【次の発言】 お話しの統一見解は、従事者の雇用及び職務の態様から見まして、関係各省のそれぞれの認識の上に立ってああいう結論を得た次第でありますので、直接常用労務者を使っております私どもの立場としては、この趣旨が……

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 国内でできるものはできるだけ生産して自給度を高める、必要であるが、国内で十分まかなえないものは、安定的な価格で輸入をいたしたい、こういう趣旨であろうと思います。
【次の発言】 主としてそういう地帯も有望な地域と考えております。
【次の発言】 われわれは、農民を叱咤するなんていう気持ちは毛頭ございません。(津川委員「ごめんなさい、激励です」と呼ぶ)  そこで、毎日毎日社会の情勢は移り変わっていくわけでございまして、御存じのような状況で、飼料穀物等については、輸入金額がかなり上昇してまいっておりますので、これはできるだけわが国においても助成策を講じて、少しでも増産をしたいという考え……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 失業保険法の改正につきましては、私どものほうに、いまお話のございましたように、たいへん農民の出かせぎ等にも影響がございますので、そういうことについて、われわれの希望を労働省にもお伝えいたしてあるわけでありますが、その間の折衝の模様を、私つまびらかにいたしておりませんので、事務当局からお答えいたさせます。
【次の発言】 農政の問題につきましては、別途、いままでわれわれの考えておりますことを、しばしば申し上げておるわけであります。したがって、出かせぎというようなことをなさらないで、農業は農業として成り立つような施策を、もちろん講じておるわけでございますが、ただいまお話のございました……

第72回国会 予算委員会 第28号(1974/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 お答えの前に、この国際価格は、しばしば変動することのあることも御存じのとおり。ただいまはやはり石油の高騰、それからそういうことに伴ってフレートの高騰等も加わって現在のような状況でありますが、一般的に考えまして、小沢さん御指摘のように、かなりの金額をアメリカに支払っておることは当然なことでございます。それでありますから私どもとしては、国内でできるものは十分に国内でまかなう用意をすると同時に、必要であるけれども、全部を国内で満たし得ないような、いまお話しの麦、四麦を含めてでありますが、飼料作物等については、来年度予算でもできるだけ奨励措置を講じてその生産量を高めてまいりたい、こうい……

第72回国会 予算委員会 第29号(1974/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 御指摘の具体的な事実は存じませんが、阿部さん御存じのように、いま農地は農地法できびしく基準を定めてやっておりますので、その買い占めという形がどういうふうになっておるか存じませんけれども、まあ普通のやり方、聞いておりますと、仮登記をして金を払うというふうなことをやっておるようでありますが、すでに今日まで、数はいま記憶しておりませんが、あとで御報告いたしますが、そういう優良農地をそういうただいまお話しのようなことで買い占められておりますようなものは、原状回復を各都道府県が命じておる件数が非常に多いのでありまして、われわれのほうでは、やはり正式にこの移動が行なわれる場合には、基準に照……

第72回国会 予算委員会 第31号(1974/03/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農林物資は、御存じのように、大ものはことごとく食管でございます。そのほか、みそ、しょうゆ、ラーメンとか食用油、これは当分の間値上げしないでもらいたいという話で、その当分の間というのは、まだ日をきめておるわけではありませんが、一月の末から二月にかけてやりまして、まず私どもは、三月一ぱいは当分の間に属すると思っておりますが、そのときになりまして、状況の変化があればまた様子を見て相談する、こういうことであります。
【次の発言】 私のことばが足りませんでしたけれども、先般来、たとえばラーメンというものが急に上がったというふうなときに、大手の上げたものを呼びまして相談をいたしました結果、……

第72回国会 予算委員会 第32号(1974/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 決して寡黙ではないのでありまして、通産当局と、まず量については前々から種々御相談をいたし、これは確保できるようになっております。  いま、御存じのように、全鰹連や全漁連――御承知のように、従来大体一年に約五百万トンほど使用しておりますが、半分の約二百五十万トン分は製品の輸入をいたしておりました。そういう関係がございましたので、今日のような状況になりますと、オイルの入手について若干不便なところはあるようであります。私ども、そういうことにつきましていろいろ全漁連、全鰹連とも話し合っておるのでありますが、遠くに運ぶわけでありますので、若干その点は違いますけれども、全漁連の末端価格の値……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 農林水産委員会 第3号(1974/10/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 ただいま、世界の食糧事情について、各方面でたいへんこれが重要視され、それから、また、先般東京で開かれましたFAOのアジア地域の会議等におきましても、各国ともいずれも非常に重要視いたして、熱心な討議が行なわれました。そういうことを考えますというと、もちろん食糧問題は大きな問題であることは間違いありませんし、われわれもそういう点について真剣に取り組んでおるわけでありますが、静かに今日の客観情勢を観察いたしますというと、この大事な食糧を、国内において生産し得るものは可能な限り国内生産を増強して自給度を高めてまいる、同時にまた、その間において、いま申し上げましたような目的で最大の努力を……


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1974/04/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 私どもの農政についていろいろ御意見がございました。先般御発表になりました日本社会党の農業政策に関する基本方針もいろいろ拝見をいたしました。私ども大いに参考になる点もございますが、いまお話しのございましたように、全体のわが国の必要量を国内で自給するとすれば、現在の耕地面積だけではなかなか間に合わないことは御存じのとおりであります。  そこで、私どもといたしましてはできるだけ農地の効率化をはかるという意味で、たとえば麦等はいままで稲と錯綜しておりましたので割りのいい稲のほうに重点が置かれる傾向で麦が少なくなった。そこでやはりこれは裏作が十分にできるような品種の改良が必要であるという……

第72回国会 社会労働委員会地方行政委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号(1974/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農業者が出かせぎをせずに済むような農政、農業でありたいということは、かねがね私どもも申し上げておるところであり、考えておるところでありますが、ただいまのわが国の経済全体を見ますと、ずっと高度な経済成長に伴って労働力もまた農村に大きな期待を寄せた。一方において、農業それ自体もテンポは他の産業ほどではありませんけれども、やはり逐次伸びてはまいっておりますが、その間、時間の短縮等のできる生産性が上がってきておりますので、余暇を多く持つようになった。もう一つは、農政の方向として規模拡大ということを目標にいたしておりますので、零細な農家がその間において戸惑うような形を持つようになってまい……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 国民の食糧でございますので、農産物並びに魚介類等につきましては一日もゆるがせにするわけにいきませんので、この油の問題が出てまいりましてから、緊密に通産省とも連携をいたしまして、いまお話の中にありましたようなあっせん所、これは通産では地方の通産局に全部置かれるわけであります。それとちょうど同じ場所にあります地方農政局、ここにも同じような対策本部を設けまして、いますでに緊密にやっておるわけであります。  ただいまいろいろな点を御指摘になりました。そういうことで、なるほど油が不足するということで、たいへんどなたもその確保に一生懸命におなりになることは当然なことでありますが、そこで、必……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 昭和四十九年度農林関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  最初に、各位の御協力を得て御審議をいただくにあたりまして、予算の裏づけとなっております農林水産業施策の基本方針について申し上げます。  まず、農業につきましては、最近における農産物の国際需給の動向にかんがみ、国民食糧の安定的な供給確保を基本とした諸施策を積極的に展開することが必要であります。  このため、国内で生産が可能なものにつきましては、生産性を高めながらできるだけその生産振興をはかってまいる所存であります。特に、四十九年度からは、需要の増大にもかかわらず生産の停滞している麦、大豆、飼料作物について特……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1974/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○倉石国務大臣 農用地の土壌の汚染防止等に関する法律、これに基づきまして、昭和四十六年度からカドミウムにかかる土壌農作物等の細密調査を実施いたしております。土壌汚染の実態の把握を、このことによってつとめておるわけでありますが、現在までの結果によりますと、カドミウムの含有量が一PPMをこえる玄米が検出されました地域数は、全国で、先ほどお示しのように三十七地域でございますが、これらの地域につきましては、法律に基づいて、すでに十三地域が農用地土壌汚染対策地域として指定されておりますし、また、このうち群馬県の碓氷川流域地域等、これらの五地域につきましては、排土それから客土等を内容といたします農用地土壌……



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データ更新日:2023/02/05

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