このページでは成田知巳衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○成田知巳君 施政方針演説に対する私たちの代表質問が、われわれの反対にもかかわらず、深夜国会で行なわれるというこの異常な事態こそ、一九七〇年を前にしての政界の今後の動向、特に、私たちと政府・自民党とのきびしい対立を浮き彫りにしたものであり、私たちは、ますます安保廃棄の不退転の決意を強めた次第であります。(拍手) 一九七〇年を明年に控え、以下、私はすべての国民が重大な関心を寄せています内外政治の基本について、日本社会党を代表し質問をいたしたいと存じます。 質問に入る前に、総理にお願いしておきたいことがあります。 総理の施政方針演説が国民の期待に反し、説得力のない、顧みて他を言う、まことに内……
○成田知巳君 この第六十二臨時国会は、おそらく後世の歴史家から、日本の運命の大きな曲がりかどであったと評価される国会になると思いますが、私は日本社会党を代表し、日米共同声明を中心に、内外政治のあり方について、総理にお尋ねしたいと存じます。(拍手) 今国会が解散国会であることは、すでに既定の事実となっております。だとすれば、当面の重大案件を処理した上で解散するのが、政府と国会の、国民に対する共通の義務だと思います。(拍手) 案件の第一は、日米共同声明の内容を徹底審議して、問題の所在を国民の前に明らかにすることであります。(拍手) その第二は、沖繩県民の願いである国政参加の法案と生活関係法案……
○成田委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、先般の総理の所信表明並びに日米共同声明につきまして、問題点を順次お尋ねしたいと思います。 総理は、南ベトナム訪問の際には、御承知のように羽田の流血デモで送られました。また、アメリカ訪問にあたりましては、由比老人の焼身自殺、この抗議をあとにして出発された。日米会談を終えまして日本に帰ってきました日には、沖縄における十数万の弔旗の県民大会で迎えられたわけであります。このことは、幾ら総理が訪米の成果を声を大にして宣伝されましても、総理の一連の行動が一体日本国民に何をもたらすか、その危険性について国民が直感しておる、その真実を国民は見抜いておる、こうい……
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