このページでは成田知巳衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○成田知巳君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党を代表し、ただいま議題となりました田中内閣不信任決議案について、提案の趣旨を説明し、同僚各位の全面的御賛成をいただきたいと存じます。(拍手) まず、決議案文を朗読いたします。 本院は、田中内閣を信任せず。 右決議する。 田中内閣誕生以来、今日まで一年有半を経過いたしましたが、各種の世論調査の示すように、田中内閣ほど国民の支持が短期間のうちに急激に低下した内閣はございません。(拍手)おそらく日本の政治史上空前であるだけでなく、絶後となるでありましょう。(拍手)この世論調査の示すものは、民意はすでに田中内閣から去っておると……
○成田知巳君 激しく動く内外の情勢、狂乱状態の物価高のもとで、国民の皆さん方は、再開国会の審議を、不安と期待の入りまじった複雑な気持ちで見守っておられると思います。 私は、日本社会党を代表し、政府の内外政策について具体的に問題の所在をただし、その対応策を明らかにしていきたいと存じますので、総理も、多弁と饒舌で問題の核心をそらされることなく、簡明率直に見解を明らかにされ、国民の期待にこたえていただきたいと存じます。(拍手) 質問に入る前に指摘しておきたいことは、総理は、三月には物価を鎮静させる、また、大蔵大臣は、短期決戦だと呼号されてきましたが、一昨日の演説には、全くこれらのことばが影をひそ……
○成田知巳君 私は、日本社会党を代表し、三木内閣の外交、内政の基本についてお尋ねいたしたいと存じます。 総理の率直な答弁をお願いしたいと存じます。 日本の最近の政治経済の激動は、六〇年代後半を境として、一つの時代が終わりを告げ新しい時代の幕あけが始まりつつあることを示していると思います。 戦後の長い間の保守支配を支えてきたものの一つは、日米安保体制であり、他の一つは、いわゆる高度経済成長路線でありまして、自由民主党の諸君の好んで言う安保繁栄論でありました。 しかし、アジアにおける冷戦構造が、日中国交の回復、ベトナムにおけるアメリカ軍の敗退により、次第に崩壊していくにつれて、日本の安全の……
○成田知巳君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員佐藤榮作君は、去る六月三日慈恵医大病院において逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。 ここに、私は、皆さんの御同意を得、議員一同を代表して、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) 日ごろ頑健そのものであられた佐藤さんの思いがけない逝去の報に接しまして、保守政界の巨星ついに落つの感を深くしたのは、私一人ではなかったと思います。いまここに立って、かつて論戦を交えたありし日の佐藤さんの総理大臣席でのお姿をまざまざと思い浮かべ、まことに感慨無量のものがあるのでございます。 佐藤さんは、明治三十四年三月山口県熊毛郡……
○成田知巳君 私は、日本社会党、日本共産党・革新共同及び公明党を代表し、ただいま議題となりました三木内閣不信任決議案の趣旨説明をいたします。(拍手) まず、決議案文を朗読いたします。 本院は、三木内閣を信任せず。 右決議する。 私は、昭和四十八年九月、本議場で、田中内閣不信任案の提案理由説明の際、冒頭、「内閣誕生以来、今日まで一年有半を経過いたしましたが、各種の世論調査の示すように、田中内閣ほど国民の支持が短期間のうちに急激に低下した内閣はございません。」と述べましたが、三木内閣は、その成立以来わずか一年で、各種世論調査の結果は、田中内閣同様、国民の支持が短期間に、かつ急激に低下し……
○成田知巳君 私は、日本社会党を代表いたしまして、総理の施政方針演説に対し、変革の時代と言われている今日、日本の内外政策はどうあるべきかにつき、われわれの立場を明らかにしながら質問いたしたいと存じます。(拍手) 三木内閣誕生以来、われわれは一貫して早期解散を主張してまいりましたし、総理自身も何回か解散に踏み切ろうとなされたはずですが、自民党内派閥の思惑に縛られ、解散できず今日に至っております。果たして、三木総理の意志で、総理の手で解散ができるのかどうか疑わしいとさえ言われておることは、総理御承知だと思います。 五十一年度予算案に見られる三木内閣の諸政策は、経済危機の克服どころか、これを激化……
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