岡田利春 衆議院議員
31期国会発言一覧

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岡田利春[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡田利春衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

岡田利春[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第14号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○岡田利春君 私は、ただいま趣旨説明のありました石油開発公団法案について、日本社会党を代表し、総理及び関係各大臣に質問を行なうものであります。  産業のかてであり、国民生活上密接な関係を持つエネルギー政策について、総合エネルギー調査会は、去る二月二十日に一カ年半に及ぶ検討を終えて答申を行ないましたが、その内容は、昭和四十年から昭和六十年までの二十年間にわたる長期の需要目標と、そのとるべき政策について述べ、そしてエネルギーの低廉性と安定供給の二つの原則を同時に解決しようといたしておるのであります。  すなわち、わが国のエネルギー需要は、昭和四十年度を起点に、五十年度には二・一倍、六十年度には三・……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第59号(1969/07/11、31期、日本社会党)

○岡田利春君 私は、日本社会党、民主社会党、公明党を代表いたしまして、衆議院副議長小平久雄君の不信任決議案の趣旨説明を行なうものであります。まず、案文を朗読いたします。     衆議院副議長小平久雄君不信任決議案  本院は、衆議院副議長小平久雄君を信任せず。  右決議する。  以下、その理由について述べさせていただきます。  このたびの社会労働委員会で行なった自由民主党の暴挙は、国権の最高機関としての国会の権威を著しく傷つけるものであります。いやしくも衆議院副議長の任にある小平久雄君は、衆議院副議長として、議会制民主主義をみずからき然とした態度を堅持してこれを守り、自民党の暴挙に対してはきびし……

岡田利春[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

岡田利春[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 わが国の石油の需要が爆発的に増加をしてきたことは御承知のとおりでありまして、特に石油では最大の輸入国であり、また第三位の石油消費国である、こういう状態から考えて、過般の中東動乱に基づくその後の影響というものは、当初政府は楽観的な見解を示しておりましたけれども、石油製品の値上がりは避けられない状態になってきておるのではないか、こう実は予測されておるわけです。しかもこれは大体七月から九月にかけて百円ないし五百円のキロリットル当たりの値上げは必至である、こう実は言われておるわけですが、その後の見通しについて、一体どういう対策を立てておられるか、あるいはまた、この中東動乱の余波はどう……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 長い間、石炭政策が当委員会、国会で問題になってまいったわけですが、特に石炭の問題がわが国の政治の課題になってまいりましたのは、昭和三十年に合理化臨時措置法が制定されて以来であります。そして国際的なエネルギーの流体化の現象、特にわが国の場合には昭和三十六年ごろから急速に石炭産業の合理化の方向が非常に急テンポに進んでまいったわけです。三十七年に第一次調査団が編成され、その答申に基づいて、いわば石炭対策の第一期というのは昭和三十八年から三十九年にかけて行なわれ、その後第二次調査団が派遣をざれ、さらに第三次の答申が行なわれた。今日の日本の石炭産業というものは一体どういう実態にあるのか……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 石炭産業の合理化が進められてまいりまして、特に今年度の予算から考えましても、さらに三百三十万トンを上回る山の閉山が行なわれるわけです。特に政治的にも非常に注目をされました豊里鉱の閉山もすでに決定をいたしておるわけであります。また三菱茶志内、藤田炭鉱、さらに高根、住吉、三舟の租鉱炭鉱、こういう形で中小炭鉱では今年すでに閉山協定が終わった山もございますし、これからも閉山が進められてまいると思うわけです。そこで今日までの、これらの炭鉱離職者に対する再就職の状況についてどうなっておるか。さらにまた緊急にいま閉山になっている各山の炭鉱離職者に対する再就職対策は、労働省としてどういう角度……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 先ほど来の質問に対する答弁を聞いておりますと、石炭対策の抜本対策が打ち出されて一応昭和四十五年度で自立安定をしていく、したがって石炭特別会計も昭和四十五年あるいはまた今回の期限の延長についても四十五年ということになっているわけです。しかし今回行なわれる合理化閉山あるいはまた合理化による炭鉱離職者、これに対する対策はその後長い時間をかけて進められ、なおかつ高年齢層を中心にして離職者というものが滞留している、こういう経過をたどっているわけです。ですから今年三百三十万トン閉山をする、年次計画で閉山は組まれているのです。さらにまた条件悪化等においてどうしても炭鉱経営が困難であるという……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 御存じのように石炭産業は、いま再建の第一歩を踏み出すわけですが、今年度のそれぞれ各産業の労使の賃金問題はほぼ終わったと見られるわけです。しかし石炭に限ってはまだその解決を見ていないわけですが、特に最近の交渉について大臣はどういう理解をされておるか、そういう点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 きのう石炭協会と炭労及び全炭鉱の交渉が持たれて、いわゆる会社側、協会は今年度の賃金について最終回答として一方八十一円の回答をいたしたわけです。これに対して炭労、全炭鉱ともに八十一円は七%で、昨年はこれよりも若干プラスされたものもございましたし、昨年よりも低いこの提案をのむ……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 長時間にわたって参考人の方々から貴重な御意見を拝聴しましてありがとうございました。  二、三御質問申し上げたいと存じますが、まず第一点は、石炭政策を要求され、今度の政策を受けられる側に立ったわけです。もちろんわが国の石炭産業の歴史的経過から見て、大手、中小の協調と対立の歴史、こういうものをわれわれは身をもって実は味わってきたわけです。しかし、今日のこの時点に立って考えれば、いずれにしても昭和四十五年で日本の石炭産業の自立を目標にする、しかも体質的には残る山というものはほぼ決定に近づいておる、こう申さなければならないのではないかと思うのであります。そういたしますと、大手の協会の……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 お忙しいところ、貴重な参考意見を聞かしていただきまして、まことにありがとうございます。若干御質問を申し上げたいと存じます。  いまお話もありましたように、電力用炭の引き取りがまだ順調にまいっておりませんから、六百万トンをこえる貯炭がすでにあるわけです。貯炭になるということは、御存じのように少なくともトン当たり三百円程度の貯炭経費がかかることは、これはもう常識的なわけです。しかし一方、各電力の貯炭状況を見ますと、そのスペースからいって貯炭引き取りは可能であるわけです。ですから決済は別にしても、私はこういう石炭の置かれておる現状から考えれば、九月に決済しようと、一応貯炭はやはり一……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 再建整備臨時措置法案の第二条の「再建整備計画」についてお尋ねをしたいと思うのですが、特に「再建整備計画」の中で、一から四までの内容が本条では規定をされているわけです。そこで、「石炭の生産及び販売並びに財務に関する計画」がございますけれども、生産の場合には一応の計画というものが策定され得ると思うわけです。しかし販売の場合には、いわゆる政府が負担増対策をしての政策的な需要と、その企業が企業努力で販売計画を立てなければならない部面が出てくるわけです。しかし、今日の需要の状況を見ますと、自力で販売をする計画は一応出るとしても、実際問題として今日の石炭の急激な後退を見ますと、計画を認定……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 今回の石炭政策の抜本策の中で、特に掘進補助金の新しい制度が打ち出されたわけです。この内容は、起業坑道の場合には四割、沿層の場合には三割の補助ということで予算が計上されておるわけですが、この具体的な支給の基準についてはほぼ煮詰まっておるかどうか、まずお伺いしたいわけです。
【次の発言】 この掘進補助金の支出は一応実績主義をとっておるわけですが、これは上期、下期に分けて出すものか、あるいはまた四半期ごとに出すという考え方か、この面、いまどういう考えを持っておられるか承りたいと思います。
【次の発言】 先般の委員会でも問題になっておるわけですが、最近の石炭企業の金融の状況は非常に困……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第19号(1967/06/22、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 大臣が時間がないそうですから、大臣の質問を先に行ないたいと思います。  昨年の六月に当委員会で、これからの石炭事業対策として石炭火力の建設が八基決議されておるわけです。今日磯子、竹原の二基が追加をされて、一応五基建設のめどがついた。そういたしますと、あと三基、当委員会の決議に基づけば建設をすべきではないか、こういうことになっておるわけですが、その後この磯子、竹原の二基以外の石炭火力について、一体どう考えられておるのか所見を承りたいと思うのです。
【次の発言】 これからの需給状況を十分検討して、そういう問題について具体的にさらに検討を加えていきたい、こう言われますけれども、いろ……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 どらも貴重な御意見ありがとうございました。大体参考人の述べられた意見というものは、私どもが当委員会で特にこれからの石炭対策として指摘をしている点とほぼその内容のすべてではなかったか、こう実は私承ったわけです。  質問が多数ございますけれども、時間の関係上しぼってこれから御質問を申し上げたいと存じます。特に合理化事業団の田口さんにお聞きいたしますが、近代化資金の貸し付けは今年から掘進補助金制度が採用されましたから、近代化資金の大宗をなしていた第一種の主要坑道関係の融資は今年からなくなっているわけです。したがって、機械設備関係の第二種あるいは保安融資さらに流通合理化、これらの部面……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 今年度の石炭特別会計の中で、産炭地域振興対策として、いわゆる活性炭工場の建設が予定をされておるわけです。この点について、今日どういう考え方で検討を進められておるのか、まず説明を賜わりたいと思います。
【次の発言】 わが国の活性炭の製造の歴史的な経過というものはどういう状態にあるのか、そしてまた、現状の活性炭製造についてはどういう状態にあるのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 これからの活性炭の需要見通しは一応どういうぐあいに判断されますか。
【次の発言】 現在のわが国の活性炭の一年間  の生産量はいまどの程度ですか。

第55回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 産炭地振興計画が今度五ヵ年間延長されていくわけですが、大体資料によれば、今月中くらいには一応できるのだ、こうめどを立てられておりますが、いつごろできるわけですか。
【次の発言】 産炭地振興法による対象企業の問題で、御存じのように鉱工業ということに限られておるわけです。そこでいままでの産炭地振興事業団として進められてきた経過からかんがみて、この対象企業というものをある程度広げる必要があるのではないか、こういう議論もずいぶんあるわけです。もちろん等という読み方があるわけでございますけれども、どうもそれではやはりウエートが乗らないというような面で、振興事業を進める上に私は何か制約め……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第25号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 ちょっと関連して。会員構成ですから、たとえば三井鉱山のような大きい会社もありますし、中小炭鉱、小さい炭鉱もあるわけですね。会員というのは一社一会員であるとするならば、当然二分の一以上の賛成を得る場合とは、会員数の二分の一以上ということになるのかどうかですね。そうなりますと、中小炭鉱のほうが数が多いわけですね。だから法のたてまえから言いますと、要するに二分の一以上の賛成がなければ、坑外員の場合には希望しないわけですから、年金を出さない。したがって基金の積み立てばしない、こういうことになるわけですよ、法のたてまえは。しかし局長のいまの答弁を聞いておりますと、いやしかし答申の線もあ……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第26号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 本法案中、過去通算年数が十五年間で今後五年間坑内勤務をした者については、五十五歳からこの年金を支給することになるわけですが、しかし長期的に考えてまいりますと、今後二十年間あるいは三十年間、たとえば満十八歳の採用者が今後三十年間炭鉱につとめた、しかし年齢はその場合といえども四十八歳で五十歳には達しないわけです。当面の石炭産業における雇用状況等から考えれば、いますぐの問題ではございませんけれども、そういう年金受給資格の二十年ないし三十年を勤務した場合については、当然情勢の推移等により、この点はその情勢に合うように十分検討され、実情に適合するように運用されるべきではないか。特に石炭……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第27号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 自治省来ておりますか。――ちょっとお伺いいたしますが、いまいろいろ教育問題が出ましたけれども、一例をあげますと、北海道の留萌の近くに小平町という町があるのですが、今度新たに新日本炭業の福久炭鉱の閉山を会社側として正式に態度をきめ、近く閉山が予定されておるのです。そこで従来もこうしたケースがあったかと思いますけれども、小平町ではこの炭鉱の子弟の学校教育のために、起債をして不燃性の学校を実は建てたわけであります。しかし今日の石炭産業の実情からなかなか経営が成り立たないということで、当初は長期的に石炭採掘をする予定でありましたけれども、突如閉山に踏み切らざるを得ない、こういう事態が……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第29号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 日ごろ石炭対策についていろいろ御協力を賜わっておりますことを心からお礼を申し上げたいと存じます。いま貴重な御意見を拝聴いたしたわけですが、若干、順次参考人の方々にお伺いいたしたいと思う次第です。  初めに齋藤さんにお伺いいたしますけれども、いま申し述べられた中で、原料炭が昭和四十五年を展望しますと、北海道に比重が非常に大きくなってまいるわけです。大体九百七十万トン程度は北海道で生産される。したがって北海道の原料炭の供給が、いわゆる瀬戸内海のおそらく水島あたりの鉄鋼所まで供給されることになるのではないか、こう実は私どもは判断をいたしておるわけです。したがって、この輸送距離が遠く……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1967/10/09、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 石炭対策特別委員会委員派遣九州班のうち、三井三池炭鉱坑内火災事故調査について御報告申し上げます。  すでに御承知のとおり、去る九月二十八日、三池炭鉱三川鉱において死者七人に及ぶ大災害が発生いたしました。九州班はおりから出発直前でありましたので、急遽派遣日程を変更し、十月一日大牟田市におもむき、三池炭鉱における災害の実情を調査した後、予定の派遣日程に入ったのであります。したがいまして、一般的な九州班の報告は、別途文書をもって提出することとし、ここでは三池炭鉱の災害関係について御報告したいと存じます。  私ども九州班一行は、十月一日、大牟田市に集合、大牟田市役所において、まず、福……

第56回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/11/11、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 先ほど、去る十月十一日の石炭鉱業保安確保に関する決議について鉱山保安局長から見解の表明があったわけですが、いずれも折衝中でいわゆる態度が不鮮明なわけです。この決議の実現のために通産大臣の決意のほどをこの機会にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 労働大臣、時間がないですから、実は十一月の八日に、先ほどこれも見解の表明がありました労働省安全衛生局長名で鉱山保安局長に対して勧告がなされたわけです。今度の災害はあまり大きい災害でないから局長名の勧告にしたのか。いずれにしても、最近の炭鉱保安の現状から見ますと、最近もガス爆発が三井芦別で発生しています。全般的に労働者は減っておる……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 ただいま通産大臣から所信の表明が行なわれたわけですが、その中で、石炭鉱業の現状につきまして述べられておるわけです。去る十一月十一日の当委員会におきまして、菅野通産大臣は私の質問に対して実は答えたのであります。いわゆる第三次答申を受けて石炭鉱業安定のための抜本対策を進める、こういうことで発足をしてまいったわけですが、この実施は二年半程度ズレを生じたことはすでに御承知のとおりであります。そして今日依然として石炭産業の不安定な状態というものが出炭減になってあらわれ、あるいはまたこの要因としては、人員の確保の問題、あるいはまた日本的な地質構造におけるわが国の石炭産業において、思わぬ出……

第57回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 関連。本件の事故は、これは別に上凾の炭車もあって三両目から切断して炭車が逸走した、こういう事故なわけですが、巻き上げ機械の定凾違反とか、そういう事実はないわけですか。
【次の発言】 ただこの場合、組夫の現場は別な現場なわけですね。高温多湿であり、休憩をしておった。そこに目尾鉱の鉱業所の直轄従業員が従事して炭車の逸走が起きたので、それによって三名及び係長が死亡したわけですね。言うなれば、組夫の現場で起きた事故は当然乙が全責任を負わなければならぬけれども、事故の相互関係にある問題については契約には別にないわけですね。たとえば直轄現場で爆発した、そして組夫も現場で死亡した、山野の例……

第57回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 炭鉱各社の経理状況が非常に悪化した。特に資金繰り上問題があり、今度の補正の場合にも財投で処置をいたしておるわけでありますが、大体今日の石炭会社の経理、金融状況について承りたい。
【次の発言】 この上期の場合には一応九月決算でありますけれども、十二月に坑道掘進補助金、また安定補給金、これの支給がなされておるわけですが、これは内払いですか、それとも精算払いですか。支払い状況はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 今年負投四十億でこれを呼び水にして一般金融機関の金融をつけていく、こういう答弁があったわけですが、最近の市中銀行の石炭各社に対する金融態度といいますか、こういう……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 商工委員会 第13号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 理事会の決定で、二時から本会議がございますので、私の質問は一時でとめたいと思います。時間が足りませんから、質問はそのまま保留させていただきます。  いま橋口委員から産金政策について質問がありましたので、これに加えて質問をいたしたいと存じます。  先般の予算委員会において大蔵大臣は、わが党の河野委員の今後の国際金価格の暴騰についての質問に対して、金価格が公定価格と自由価格の二本立てになることはあり得るということを明確に答弁をいたしました。私どもは、これはあり得るのではなくして、避け得られない情勢下に入ったのではないか、こういう見解を持っておるのでありますが、この面について通産省……

第58回国会 商工委員会 第15号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 初めに四参考人に対して共通点について御質問申し上げます。  先ほど来御意見を承っておったのでありますが、今回金属鉱業等安定臨時措置法が廃止になるわけです。もちろんこの法律ができた背景と今日の情勢は変わっておりますが、私はしかし、単に政策として進めていく、鉱業審議会で一応方向を出して政策を進めるというのではなくして、鉱業の現状はいわば農業やあるいはまた今日置かれておる石炭鉱業――石炭鉱業の場合でも原料炭の場合は海外開発もしなければならぬという段階に入っているわけです。こういう情勢から考え、さらにまた長期的に見ますと、コストアップ要因というものが非常に大きいわけです。したがって私……

第58回国会 商工委員会 第16号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 法律案の審議の前に、一、二鉱種対策についてお伺いをいたしますが、特に最近のわが国のS源供給の構造がいま大きく変わりつつあるわけです。したがって、鉱業審議会においても需給対策の分科会を設けて現在検討を進められておるわけですが、この機会に、わが国のS源供給の特に今年度の見通し、さらにまた長期点な視点に立って、昭和五十年度のS源供給の構造はどのような見通しに立っているか、この点についてまずお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 最近の国際的な硫黄価格の状況、さらにまたこれから硫黄の価格が一体どういう推移をたどると判断されておるのか。さらにまた国内の硫黄の価格の見通しは、これらの……

第58回国会 商工委員会 第18号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党共同提出にかかる鉱業政策の確立に関する決議案について、四党を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   鉱業政策の確立に関する件(案)   従来、わが国の鉱業政策は、主として貿易の自由化に対処して樹立されてきたが、最近の金属鉱業をめぐる情勢は、本格的な開放経済体制の進行、鉱産物の需要の急増、海外依存度の上昇、労働力の制約等大きな変化を示している。このような変化に対応し、鉱物資源の確保、国内鉱業の安定と国際競争力の強化のため、強力  な鉱業政策の確立が必要である。   よって政府は、次の諸点について適……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1968/01/30、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 美唄炭鉱の災害については、本委員会から調査団が派遣されますので、一点だけ要望を申し上げておきたいと思うわけです。  今回の場合には、常盤坑二坑の災害でありますから、美唄炭鉱から見れば二割程度の出炭規模の問題だろうということになるわけです。しかし、今日の石炭産業の現状から考えれば、重大災害が発生することによって、その炭鉱が崩壊をする可能性が私は非常に強いと思うわけです。特に二月、三月は、統計的に見ればガス爆発の事故が非常に多いわけです。なかんずく、北海道の炭鉱は、気圧的な変化もございますから、どうしてもこの二月、三月に集中する傾向があるわけです。そういう意味で、特にこの美唄炭鉱……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 初めに三菱美唄の災害のその後の原因調査でありますけれども、作業個所の係の従業員が全員死亡しておりますから、なかなか原因の究明は困難とは思いますが、一応今後の保安対策の見地から、どういうことを想定をしてこの原因の究明に当たっておられるか、その点についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 大体、ほぼハッパによる災害である、私は別に原因を断定的な考えで述べるわけでありませんけれども、これからの炭鉱保安の見地から言って、ハッパの場合に、二回に分けてハッパがかけられたのか、一度にハッパがかけられたのか。現場はミリセコを使っておりますから、そういう意味では、ハッパ施行前のガス検定が十……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1968/03/27、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 昭和四十二年の生産実績も三月末で集計をされるわけですが、過般の委員会で大体その見通しについて承ったわけです。しかも減産の最大の理由として労務者不足がその大きな原因である、こういう説明を実は受けたわけですが、もちろん今日の炭鉱の人手不足、こういう理由も一つの生産減の理由であろうかと思います。しかしもう一つは、五千万トンの石炭を確保するという前提に立って、昭和四十五年にしかも各炭鉱が自立をする、こういう方向で計画が組まれたわけです。しかし、その後のスクラップ計画を見ますと、このスクラップ計画を相当上回って、なかんずく四十五年度肩がわりをして自立安定をする中でも、大手で三菱の古賀山……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 きのう、海外の原料炭の動向について質問いたしたのでありますが、私は、きのうの局長の答弁では非常に甘いのじゃないか、特に一昨年末以来の国外の原料炭の値上がりの動向、さらにまた最近の海外の供給の状態、加えてイギリスあるいはフランス、ドイツの各鉄綱会社も原料炭は米炭に依存しなければならない、おそらく将来は、わが国と同じように米炭に依存をするという傾向を深めるものと判断をするわけです。きのうも数字が出ましたけれども、四十一年度では、米炭依存度が四〇%、豪州炭依存度が四二%、カナダは四・四%、ソ連が七・四%、中国が三・五%、その他二・八%で、一千七百八十七万トンの原料炭が輸入をされてお……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 ちょっと関連いたしますけれども、およそ石炭鉱業の再編成問題がどうしても審議会の諮問事項になってくると思うのですが、その生産ベースについて全然触れない。問題は、そういうものごとの考え方でこの長期安定策が諮問できるのかどうか。この点は非常に私は問題だと思うわけです。すでにエネ調では五千万トン出炭規模、昭和六十年度、これはもう当然必要である、こういう形で答申をしているわけです。あるいはまた過般の参議院の予算委員会では、大矢委員の質問に対して総理は、たとえば三千万トンなどということは、わが国の国際収支からいって、あるいは原料炭確保からいって、そういうことは考えていない――むしろ積極的……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 初めに端的に山本参考人にお聞きいたします。実は私七日の日に帰ってまいりまして、八日釧路地区に参りまして、釧路地区の炭鉱の労働組合の幹部の諸君とお会いをしたわけです。このときにすでに四月の十五日労働賃金の問題については中労委の調停を申請をしておる。もちろん連休もございましたけれども、ずいぶん時間がかかっているということに対する非常な不信といいますか、そういうような意見が述べられておりましたし、また同時並行的に進めると言われているいわゆる遺族補償と退職手当の問題、この問題については自主的な交渉が実質上何ら行なわれていない、こういうものに対する不信というものが非常に述べられたわけで……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 時間がありませんから二問だけ質問いたします。  第一点の質問は、山はね現象と推定をされるが、しかし、今度の災害は山はねそのもので死亡したのではない、山はね現象が起きて、おそらくケーブルが燃焼したことによって炭壁あるいは坑木に着火をした。この火災現象によっていわば十三名の方々が生命を――行方不明もございますけれども、そういう原因であったと思われます。そういたしますと、二月に山はねがあり、今回山はね現象と推定されることによってこういう災害が起きたとすれば、こういう事態に対するいわゆる保安器具、特に火源となる電気施設、こういうものの装置について考えなければいかぬのではないか。私は炭……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 三菱美唄の炭鉱の災害については、当委員会から調査団を派遣する予定でございましたけれども、地震の関係で調査に行くことができなかったわけです。私、社会党の党派遣調査団として、美唄炭鉱の状況についていろいろ現地でも報告を受けてまいりました。  災害発生以来、特に保安監督局の対策は、私なりで判断いたしますと、きわめて厳正な態度で、しかも沈着にその状況判断をし、行動しておったということは評価されてよいのではないか、こう実は考えております。局長以下陣頭指揮に立って、まず救出作業をいかに完了するか、これに第一の重点を置いて、二次災害を起こさないように、そういう体制のもとで進められてきた、こ……

第58回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1968/07/10、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 ただいま各炭鉱の災害並びに前回当委員会で決議をしたその後の内容実施について報告を受けたのです。また報告されない点では漆生災害が発生いたしておりますから、別途あらためて委員会でこれら保安問題については総括的に質疑を行なうということで、本日は質問を保留いたしたいと存じます。  それと同時に一方、石炭鉱業のあり方について、すでに審議会でも審議がなされておるわけですから、その間の特に保安問題については監督当局として万遺漏のないように措置をされるよう特に要望いたして、本日は質問を留保いたしたい、かように存ずる次第です。


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 商工委員会 第2号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 時間の関係で公取に質問いたしたいと思います。  端的に伺いますけれども、日本歯科用品商業協同組合という組合がございますけれども、この組合については御存じですか。
【次の発言】 去る六月の四日に札幌の公取に対して、服部鴻一、上山昭三という二名が四十五条に基づいて違反事実の報告といいますか、その結果、札幌公取を通じて中央公取委員会のほうにこの問題は審査案件として上がっておる、こう私は承っておるのでありますが、審査の今日の状況について、できる限り内容をひとつお話し願いたいと思うのです。
【次の発言】 特にこの二名のうち一名は、北海道の釧路市に居住いたしておるわけですが、現在人口二十……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 石炭産業の現状にかんがみて、この石炭産業の長期安定対策のために、通産大臣は四月の末に石炭鉱業審議会にその対策について諮問されたわけです。しかもこの答申は、今日の石炭産業の現状にかんがみて八月一ぱいに答申をしてほしい、こういう形で諮問されたわけですが、その後審議会は六回にわたって開催をされておるわけです。しかし、今日の審議状況から判断をして、通産大臣が諮問いたしました八月中の答申というのは、事実上不可能ではないか、このように私どもは判断をいたしておるわけです。しかし、この答申がおくれるということは、今後の石炭のあり方について討議がおくれるという意味でありますから、そういう意味で……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 いま鹿野委員からも非常にきびしい御意見がありましたけれども、いまわが国の石炭産業は、まさしく長期的な安定策を樹立をする過程にあるわけです。こういう時期にあたって、炭鉱災害が続発することは、われわれ炭鉱に特に関係のある議員として非常に遺憾に感じておりますし、むしろこういう災害が続発することは、石炭産業を残すよりも、むしろ石炭産業というものは国民の生命を守るために思い切ってなくしてはどうか、こういう意見が国民の中からむしろ出てくるのではないか、こういうことを私は深刻に実は考え、心配をいたしているわけです。  私はそういう前提に立って考えてみますと、昔から貧すれば鈍するということば……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1968/08/23、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 いま多賀谷委員が質問いたしました石炭鉱業審議会に対して、私も同様審議会に対して非常に不審を抱いておるわけです。  特に六月の十九日に小委員会が持たれておりますが、この小委員会に先立って、態谷通産事務次官が石炭政策のあり方について発言をし、これが報道されているわけです。そしてこの内容は、私企業の跡始末を国がするということは食管会計と同じ結果になる。だから管理会社及び第二会社の設立はやるべきではない。こういう見解を表明いたしておるわけです。少なくとも大臣が審議会に対して石炭政策のあり方を諮問した。大臣を補佐する事務次官は、これに対して一定の見解をすでに六月の中旬に述べている。こう……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1968/09/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 初めに、ただいま平和並びに夕張の炭鉱災害についての報告がありましたので、これに関連して一点だけまず質問いたしておきたいと思います。  それは、去る八月の九日に、衆議院並びに参議院で当面の炭鉱保安を確保するための決議が行なわれておるわけです。また、これに先立ってすでに保安調査団が一応の調査結果をまとめておるようにも伺っておりますので、この決議の具体化のために、一体どういう努力をされておるか、さらにまたその状況について、この際説明を承りたいと思うわけです。
【次の発言】 聞くところによりますと、この保安決議に基づいて、石炭協会においても、保安委員会といいますか、保安専門の会議を持……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1968/10/31、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 通産大臣、出張どうも御苦労さんでした。あなたが帰国をされてから植村石炭鉱業審議会会長とお会いになりましたか。
【次の発言】 会っていなければ会っていないでけっこうですが、通産大臣は、私の質問に対して、会っていないということをこの際確認をいたしておきます。  近く会う予定がございますか。
【次の発言】 通産大臣は、去る七月の末に石炭鉱業審議会に対して、石炭の長期安定策について諮問されたわけです。とのときの諮問の趣旨についてもう一度この機会にあらためて承っておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、当時すでに石炭産業のあり方について各界の意見がそれぞれ出ておったわけで……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 石炭答申が延びておるわけですが、これからの日程では、小委員会で結論を出し、さらに総合部会を開き、総会を開き、答申を出される、大体このめどはどのように立てられておりますか。
【次の発言】 いままでの報道関係をつぶさに私どもが検討いたしますと、審議会といわゆる通産原局、大蔵、通産の関係、何かこういう点で非常に対立といいますか、意見の相違というものが表面化されている。審議会に期待をしている一般の国民の側からすれば、これに対する不信感というものが増大しているんではなかろうか、あるいはまた、この過程で議論されておる内容が非常に多岐にわたっている、こういう点で、関係者の動揺あるいは産炭地……

第59回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1968/11/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 去る七日の日に当委員会で、石炭鉱業審議会の植村会長を参考人に出席願いましていろいろ見解を承ったわけです。そこで、その後小委員会の作業はどのように進んでいるか。さらにまた植村会長が当委員会で述べられた、大体小委員会の結論は今月一ぱいくらいでまとめたい、しかる後に総合部会及び総会を経て本格答申は十二月に若干入るのではなかろうか、こういう見解が実は述べられておるわけです。したがって、それ以来約二週間近く経過をいたしておりますので、その後の審議の情勢と見通しについてこの機会に承っておきたいと思います。
【次の発言】 通産大臣にお伺いいたしますが、先般植村会長が出席された場合、大臣も当……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 商工委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 大臣、鉱山局長がまだ参議院のほうから見えませんから、その前に予備的な質問をいたしておきたいと思います。  私は、本日わが国の硫黄政策についてお尋ねをいたしたいのでありますが、特にいま国内硫黄鉱山の中で最大の規模を誇る松尾鉱業の現状はきわめて憂慮すべき状態にある、かように存ずるわけです。  そこで、私は、まず通産当局として今日の松尾鉱業の現状を一体どう把握されているのか、その点についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 松尾鉱業における合理化の推移をながめてみますと、昭和二十八年に二百八名の共かせぎ婦人の人員整理を行なった。また昭和三十三年には三百二十名の希望退職を募……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 私は、いま進められております小委員会の取りまとめに対するいわば基本的な問題の質問の前に、若干事務的な質問を行ないたいと思います。  その第一点は、当初審議過程においていわば窓口整理をする、こういうことが議論されてまいりましたけれども、この窓口整理ということばは、確かに今度の取りまとめの報告された内容にはしるされていないわけです。しかし、閉山交付金をトン当たり二千四百円から平均トン当たり三千三百円に上げる、ただし臨時の措置としてここに書かれておりますのは、企業ぐるみの閉山を行なうときにはそれぞれの債務、労働債務、一般債務、金融債務、鉱害債務、これらに対してはその見合いでこれに対……

第60回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1968/12/26、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 本委員会から派遣されました九州班の調査について御報告を申し上げます。  当調査に参加いたしました派遣委員は委員長堂森芳夫君、大坪保夫君、田畑金光君及び私、岡田利春の四名でありますが、このほか現地におきまして、三原朝雄委員及び田中昭二議員が参加されました。  今回の調査の目的は、石炭産業再建に対する最後の抜本策といわれております石炭鉱業審議会の第四次答申につきましての同審議会政策懇談会小委員会の答申骨子が出され、間もなく同審議会の答申が出されるという時期にあたり、今後当委員会がその具体化のための予算措置並びにその立法措置に直面しての審査の万全を期するため、現地における関係者の率……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 本法案の提案理由の説明がすでに行なわれているわけでありますが、この提案理由の説明の中で、北方領土とは歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島、このように提案なされておられます。この北方領土の提案の見解をまとめたのはいつであるか、戦後一貫してこの方針をとってきたといわれるのか、この点の見解を承りたい。
【次の発言】 そういたしますと、わが国の固有の領土について政府が統一的な見解をまとめたというのが、いまの答弁では昭和三十一年の、いわゆる日ソ共同宣言の交渉に当たるに際して政府はそういう見解を統一をした、こういう理解でよろしゅうございますか。

第61回国会 商工委員会 第17号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○岡田(利)議員 私は、ただいま議題となりました硫黄業安定法案について、提案者を代表し、その提案の趣旨説明を申し上げます。  わが国の硫黄の需給状況は、国内の需要を鉱山硫黄がほほ供給するという形で需給バランスがとられてきました。しかし、近年公害防止の社会的な要請が強まり、昭和四十二年には、両害基本法が成立し、大気汚染の亜硫酸ガス対策として石油製品の脱硫が強い要請となり、そのために必要な脱硫設備が設置され、これに伴い回収硫黄が大量に生産され年々増加の一途をたどることは明らかであります。  製品なかんずく重油の硫黄分を回収する脱硫装置は、昭和四十五年末までに全国の石油精製工場に建設されることになっ……

第61回国会 商工委員会 第32号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 いま同僚千葉委員から質問もありましたし、なお人事院の関係が、時間の都合があるそうですから、初めに関連して質問いたしたいと存じます。  審査官の確保の問題、また部門別の審査官の養成、また審査官の待遇問題は、どのように制度を改正しても、非常に重要なポイントであると私は考えるわけです。今度の法律改正は、オランダ特許法の改正をも大きく参考にしたように見受けるわけですが、オランダでは審査官の待遇は非常に注意深く、しかもその待遇を引き上げることに努力をいたしておるわけです。オランダの場合、審査官はその勤務時間は七時間で、昼食時間は一時間四十五分、また昇進、待遇等についても特別な配慮を払っ……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1969/01/09、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 二点だけ御質問します。  いままで植村さんの御意見を聞き、今度の答申を見まして、非常に実は失望をいたしておるわけであります。いわゆる自主的自主的と言われますけれども、事実これを具体的に進める場合には、むしろ官僚統制になるのじゃないか、いわゆる植村構想であって、受けざらというものがない、自主的にそういうものをつくるべきだというサゼスチョンもない、まことに柱が抜けた答申ではないのか、との点が第一点でありまして、これで、はたして石炭が安定できるという自信がおありなのか、ひとつ明確に見解を承りたいと思います。  それから第二点の問題は、この構想でいけば、答申でいけば、むしろ石炭鉱業自……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 本日は委員会の開会もおそい時間でありますので、短い時間で当面見解を承っておかなければならない問題点、また特に問題点として政府が検討しなければならぬ事項について質問いたしたいと存じます。  その第一点は、過般明治鉱業の安川社長が大平通産大臣を訪れて、明治鉱業としては企業ぐるみ新しい政策のもとで閉山をいたしたい、こういう安川社長の見解が通産大臣に披瀝されたと伝えられておるわけであります。これを受けた大平通産大臣は、この明治鉱業の場合には九州三山、北海道二山、合計五山があるので、地域経済の影響等も考え、現行の政策の中で弾力的にこれを消化できるように検討を事務局に命じた、このように私……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 一、二点御質問申し上げますが、初めに橘内参考人にお伺いします。  今度北海道では、明治二山が企業ぐるみ閉山ということで、いま閉山提案が行なわれておるわけです。また、いま述べられたように、本年明治を除いて中小十山、大体五十万トンの山が北海道では閉山になる。したがって、明治二山をプラスいたしますと、ほぼ百万トンの山が北海道では閉山になるということはもう大体明らかになっておるわけであります。ただ、明治の問題はしばしば新聞紙上うわさをされておりましたけれども、明治鉱業自身が労働者に対して、組合に対して閉山をする意思表示をいたしたわけですが、私の聞いておる範囲では、その明治鉱業は正式に……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 昭和四十四年度の予算の中にある十億円の産炭地地方自治体に対する交付金について、予算も四月二日には成立するわけですから、具体的な構想が当然固まっておるのではないか、こう思いますので、この際明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 今日産炭地振興事業団において産炭地域のために各種の企業に対する貸し付けが行なわれているわけですが、その中で北海道の産炭地私鉄に対する貸し付けも一部行なわれておるわけですが、この点については現在大体どういう実績になっておるか、概略でけっこうです。  それと同時に、産炭地鉄道は産炭地域にあるわけですから、炭鉱が終閉山になっていく、輸送量が減ってくる……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 今回の茂尻の災害の質問に入る前に、最近の、昭和四十四年一月から以降でけっこうですが、炭鉱の災害の傾向についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 災害発生個所の七片上層第三立て入れ十一番層払いは、三十一日から操業いたしておりますから、いわば操業開始三日目に災害が発生したということになるわけです。特に、この偽傾斜の採炭現場は、ハッパ採炭であるということでありますが、北空知各炭鉱とも非常にガスの多い地帯で、過去においても赤平のガス突出爆発とか、あるいはまた茂尻でもいま述べられたような爆発が起きておるわけです。したがって、当然このハッパ採炭に対しては、何らかの規制をとっておるもの……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 第四次答申が去る十二月の二十五日に出されて、政府はこれを受けて一月の十日閣議決定をし、本委員会に石炭関係法案それぞれが提出をされておるわけです。しかも今日までの議論を通じて、石炭問題というのはいわば体制問題である、そういう問題意識の上に立ってこれからの石炭対策を進めなければならぬ、こういう基本的な考え方については政府と私どもはほぼその認識が一致いたしておるものと考えるわけです。したがって、その認識を今後体制問題としてどのように具体化していくつもりなのか、こういう点についてよりその認識を具体的にこの際お聞かせ願いたいと思うわけです。

第61回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 私は実は今回の政府の石炭新政策に反対の立場にあるものです。それはもちろん非常にきめこまやかな政策ではありますけれども、はたしてこれでわが国の石炭産業というものが、長期的な視点に立つ場合に産業として安定するかどうか、こういう点について数多くの疑問を持っておるわけです。しかしながら、今日の石炭の置かれておる実態を直視いたしますと、現実的に問題の処理をしなければならぬと考えざるを得ないわけです。私どもはそういう立場に立って過般来本委員会を通じて政府の所信をただしてまいりました。この中で明らかになってまいりましたので、一応政策については基本的には反対でありますけれども、この現実の中で……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 初めに、企業ぐるみ閉山企業の特別交付金交付のため、特に債権者の場合それぞれ申し出をするように措置されておるわけですが、この場合、当委員会で問題になりました公租公課については一般債務として取り扱っておるのかどうか。それとも一般債務に優先して別な方法でこの公租公課に対して補てんをしておられるのかどうか。この点がペンディングであったわけですが、この取り扱いについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、二分の一交付という意味は、一般債務と同様の取り扱い、こういう理解でよろしいわけですか。
【次の発言】 その場合、二分の一もしくは基準の定めるトン当たり幾らか、いず……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 石炭対策特別委員会が最近あまり開かれぬものですから、参考人の方に御出席を願って質問が逆になりましたが、私は参考人の方だけに御質問いたしますので、時間がございませんから、ひとつ端的に意見をお聞かせ願いたいと思います。  初めに田口参考人にお聞きいたしますが、私も当委員会で、炭鉱の機械化の趨勢にかんがみて機械センターの設立という問題をいままで強く主張してまいりました。この点についてはいま事業団がそれぞれの支所に機械センターを設けて機械の効率的な利用、こういう方向で努力をされておるということに敬意を表しておるわけです。しかし、私は最近の炭鉱の機械化の動向並びに新しい石炭政策に対応す……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1969/07/30、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 たいへん貴重な御意見ありがとうございました。原料炭の関係についてはいろいろ御意見がございましたけれども、確かに今日の原料炭の供給事情はいま述べられたとおりである、同感でございます。そこで、今日の国際的な原料炭の不足に対応して、わが国の原料炭の確保をどうするかという点について、私は四つのポイントがあるのではなかろうか、こう実は考えるのであります。その第一点は、海外の関係においては、何といっても長期契約の安定化並びに供給先の分散化という問題があると思います。特に、最近の長期契約の動向を見ますと、憂慮すべき状態にあると存じます。  第二は、結局資源産業でありますから、ベースメタルと……

第61回国会 石炭対策特別委員会 第19号(1969/11/10、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 ただいま六人の参考人の方々から御意見を拝聴いたしたわけですが、私の今日の炭鉱保安確保に関する諸問題に対する認識と、きょう述べられた意見がまさしく一致していると実は拝聴いたしたわけです。したがって、あまり質問はございませんけれども、二、三点についてこの際重ねて御意見を承りたいと思います。  その第一点は、総じて述べられておりますことは、炭鉱の生産構造というものが非常に不安定な状態に今日ある、こういう認識は労使ともに率直にいたしておるのではないかと思うわけです。  私は、この生産構造の不安定の原因というのは、長い鋭角的な合理化の連続、こういう中から特に今日の石炭企業の体質というも……

第61回国会 予算委員会 第8号(1969/02/10、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 私は、石炭問題に入る前に、ただいま報告のありました金沢におけるF104ジェット戦闘機の墜落事故に関連して御質問いたしたいと存じます。  まず、私は社会党を代表いたしまして、今回のなくなられた犠牲者に対して心から哀悼の意を表するとともに、また被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。  特に今回の事故は、いま報告にありましたように、おとついの予算委員会での発生当時の報告よりも、予想以上に上回った大事故となりまして、しかもこの金沢周辺における事故は、単に今回だけの事故ではありません。すでに報道されておりますように、一昨年十二月に同じ機種のF104ジェット機が落雷の……


岡田利春[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
29期-|31期|-32期-34期-35期-36期-37期-38期-39期

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各種会議発言一覧(衆議院31期)

岡田利春[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
29期-|31期|-32期-34期-35期-36期-37期-38期-39期
第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○岡田(利)委員 ただいまの三原委員の質問にも 関連するわけですが、この特別会計法は昭和四十 五年度までと期限が定められておるわけです。も ちろん、これを廃止する場合には廃止に関する法 律案を提案されると思いますけれども、しかし、 今度の石炭政策の柱になっております異常負債一 千億、この元利均等償還は、市中銀行の場合には 十年間、政府関係機関の場合については十二年間 で償還をするという計画が定められて、今年百二 十五億一千万円が計上されたわけです。もちろ ん、この程度の財源でございますから、これが廃 止されれば当然一般石炭政策の中で、一般予算の 中で計上されるということになると思いますけれ ど……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○岡田(利)分科員 十七日の日に日ソ漁業交渉が一応まとまったわけですが、私は、国際漁業の面からいって、これと関連する日米漁業交渉が久しぶりで再開をされて、聞くところによりますと、今月の二十二日ごろまでにこの交渉は一応今回は終了する、こういうぐあいに伝えられておるわけです。したがって、この日米漁業交渉は今回のこの十日間の日程の中で交渉が進められておるわけですが、もう三日後には一応交渉の期限のめどが実は来るわけです。私は、日米漁業交渉の推移というものは、将来の日ソ漁業交渉にも大きな関連と影響を持つもの、かように考えるわけです。そういう立場から、この交渉の経過はいまどういうところまで進展をしておるの……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1967/12/16、31期、日本社会党)

○岡田(利)小委員 金山は、私の認識ではわが国の鉱山開発技術の温床である、そういう理解に実は私は立っているわけです。また戦前の鴻之舞、轟鉱山、また近く串木野鉱山等を見せていただいたわけですが、率直に申し上げまして、参考人から述べられた意見で、多少食い違いといいますか、ニュアンスの違いがあるのではないか。また河上参考人、及び有田参考人の場合には、いわばわが国の代表的な金山を経営されておる、こういう立場でありますが、四十二鉱山の場合には、相当零細規模の金山もあるわけです。そういう面もある程度含めてお聞きいたしたいと思いますけれども、河上参考人の場合には、いわゆる構造的な調査、新地域の開発、さらにま……

第57回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第2号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○岡田(利)小委員 いま新鉱床探査補助金制度が唯一の補助成策でありますけれども、一応基準によれば、この補助金は五〇%補助をしてやる、こういわれておるわけですが、その基準は一体何なのか、示していただきたいと思うのです。
【次の発言】 その基準はいつ定められたのですか。
【次の発言】 今年度六千円の補助を七千円にするという予算要求が行なわれておるわけです。六千円の補助金を七千円に引き上げる、こういう予算要求が行なわれているわけです。しかし、四年間の推移を見れば、労働賃金から見てすでにその基準というものが実情に合わないのではないか。さらにまたいま千円のアップを要求しておるけれども、七千円自体でも実質……

第57回国会 石炭対策特別委員会亜炭に関する小委員会 第1号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○岡田(利)小委員 堀部参考人にお伺いしますが、わが国の石炭の埋蔵量というのは一応二百億トン、こういわれておるわけですね。亜炭の場合には大体この中に含まれておるのではなかろうか、こう思うのですが、東北が主力でございますけれども、わが国のいわゆる亜炭の埋蔵量についてはどの程度賦存いたしておるのですか。
【次の発言】 仙台通産局の統計を見ますと、東北関係の確定埋蔵量が約一億トンですね。私のところに数字があるのは一億トン、推定で四千八百十八万トンですか、予想を含めて大体五億九千万トン、こういわれておるわけです。  そこで、亜炭の山の診断を――先生歩かれておるのですけれども、規模別に見ますと、Aランク……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○岡田(利)分科員 私の質問の本題に入る前に、一つだけ総理府総務長官に見解を承っておきたいと思うわけです。  それは昭和四十年の十月五日に北海道の訓路の新富士海岸で旧海軍の爆雷が漂流をいたしておりまして、これを炊事遠足をした児童が誤って火に入れまして、この爆発によって四名の児童が死に、二十三名の児童が負傷いたしたわけです。当時佐藤総理から死亡者に対して二十万円のポケットマネーがお見舞いであるという形で出ておるわけですが、これを救済する法律が実はないわけです。しかし何とか救済をしなければならぬのではないかということで、昭和四十一年の十一月の解散国会前に、連合国占領軍等の行為等による被害者等に対す……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○岡田(利)分科員 私は、人口問題の基本的な点と優生保護法について、若干の質問をいたしたいと存じます。  政府は、昨年、人口問題審議会を発足をさせて、しかもその総会の席上で委員から、政府は一体どういう基本的な立場でこの人口問題審議会にはかったのか。この質問に対しては、きわめて中立的な態度であって、政府としては特段基本的な意見というものは持っていない、自由にひとつ審議をして答申をしていただきたい、こういう態度を示したように聞いておるわけです。その審議会が回を重ねておるわけですが、伝えられるところによれば、今年十月ごろには答申がなされるのではないか、こう承っておるわけですが、この答申は一体いつごろ……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○岡田(利)分科員 私は、今年度の予算分科会の席上において、日ソ漁業条約交渉の総括と、ことしの交渉に対する展望について実はお尋ねをいたしたいと思います。  去る一日より日ソ漁業条約の交渉が、昨年に引き続いて、いわば、条約の自動延長下における第二回目の交渉、こういう態勢で交渉が開始をされたわけです。しかし、モスクワ放送や最近の一連のソ連のこの交渉に対する動き等から判断いたしますと、交渉は非常に難行が予想されるのではないか。こういう点で、この交渉に対して国民は非常に注目と期待をいたしておる、かように考えるわけです。そこで、この第十二回の漁業交渉の結果というのは、将来の日ソ漁業のあり方をきめる、いわ……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 商工委員会鉱業政策に関する小委員会 第2号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○岡田(利)小委員 私は、小委員長の出された試案について、この案文については賛成であります。ただ、この案文に賛成するにあたって、政府から明確な答弁を三、四点について明らかにしていただきたいと思いますので、そういう立場から御質問いたしたいと存じます。  第一の問題は、この案文にもありますように、いわば「硫黄鉱山の安定を図るため、回収硫黄を中心とした輸出を積極的に推進する」とあるわけです。しかし、今日国内硫黄の需要が大体三十一万トン前後、国内硫黄鉱山の産出量は二十五、六万トン前後、こういう趨勢にございますから、もちろん今後合理化努力がなされて増産されるなら別でありますけれども、一応二十五万トンと仮……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○岡田(利)分科員 私は北方関係の問題について御質問いたしたいと思います。  初めに、政府は北方領土問題対策協議会を今度新たに設置をする、こういう角度で法案の作成を急いでおるようでありますが、この法案はどういう形で、いつ国会にまず提案をされるのか、この見通しについて伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いま長官が答弁をされたいわゆる北方協会でありますが、これは北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律という中に規定をされておるわけです。しかし、この北方協会が設立されましてから今年は八年目を迎えているわけです。私はこの法律案の審議に当たったわけですが、このときに一体十億の国債というのは……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○岡田(利)分科員 私は、日ソ漁業交渉並びに関連する問題についてお尋ねいたしたいと思います。  第十三回の日ソ漁業交渉が当初三月一日が大体四日ごろから開催されると伝えられておるわけでありますが、この日ソ漁業交渉のここ数年の経過にかんがみて、この十三回交渉に臨む政府としては、すでに基本的な方針をきめられておると思うわけです。この際、この日ソ漁業交渉に臨むわが国の基本的な考え方について、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私はわが国の国際漁業交渉というのは、どうも外交主導型ではないのではないか、特に日ソ間の漁業関係の問題でも、どうも外務省と農林省の意見が対立をする、いわばこういう状態という……



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データ更新日:2023/02/05

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