このページでは岡田利春衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました領海法案に対し、福田総理並びに関係大臣に対して質問を行うものであります。 昨年四月、米国議会における漁業保存管理法が制定されて以来、先進諸国家の二百海里漁業専管水域の設定が相次ぎ、ソ連、カナダ、ノルウェー、EC七カ国がすでに実施し、オーストラリア、ニュージーランド等もその方針を決定し、まさに一九七七年は二百海里元年の年となり、海の分割は、名実ともに定着し、二百海里漁業専管水域の設定は、新しい国際慣行として形成されるまでに至っておるのであります。 このような状況の中で、政府は日米の漁業協定を締結いたしましたが、対ソ連の……
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十二年度一般会計補正予算(第2号)外二案に対して、反対の意思を表明し、討論を行うものであります。(拍手) 経済の福田と自称する首相が政権を担当して以来、一年を経過いたしました。福田内閣は、誕生後直ちに不況克服、景気対策最重点を掲げて、支出構造の転換と産業構造政策の展望も明らかにしないまま、高度成長時代の発想を受け継ぎ、大型プロジェクトを中心とする公共投資をにしきの御旗として、三〇%にも近い国債発行に依存する本年度予算案を編成し、実質経済成長率六・七%、国際収支マイナス七億ドルの達成を、内外に対して公約とも言うべ……
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表して、政府提案の昭和五十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係予算案に反対し、わが党提案の予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成の討論を行うものであります。(拍手) わが国の経済は、長い不況のトンネルから脱出して、ようやく上昇過程に入りつつあると言われていますが、それは、企業優先、特に大企業を中心とした利益の回復であって、勤労国民の最大の関心事である雇用の情勢はいまなお好転しないばかりか、一家の家計を支える中高年齢層の雇用問題は深刻な社会問題となり、政治にその責任が今日問われておるのであります。 今日の企業利益の増大は、なりふり構わ……
○岡田(利)議員 ただいま議題になりました石炭資源活用法案の提案理由の御説明を行います。 なお、お手元に配っております提案理由の説明は若干ミスプリントがありますので、私の方から読み上げた形で提案理由とさせていただきたいと思います。 昭和四十八年秋の中東紛争を契機とする石油危機は、世界のエネルギー情勢に大きな影響を与え、諸外国に比べエネルギーの海外依存度の高いわが国においてはその影響はきわめて深刻なものでありました。このような情勢の中でこれに対応した新しいエネルギー政策の確立が急がれ、長期的かつ安定的なエネルギーの供給確保を目指し、国産エネルギーの積極的な活用と、エネルギーの多様化及び備蓄体……
○岡田(利)委員 二時十分までの短い質問時間ですから、それぞれ問題提起を含めて御質問いたしたいと思います。 ただいま細谷委員に対する大臣の答弁もあったわけですが、政府は去る五日の日に総合エネルギー対策推進閣僚会議を開催をして、一昨年策定されたエネルギー計画というものを今度は六十五年度を目標にして改定をする、いわば二年足らずして総合政策は改定の憂き目を実は見たわけです。私はしかし、この閣僚会議で計画の見直しをするというに当たって政府の反省がどうも見られないのではないか。総括と反省がない上に新しく総合エネルギー政策を策定しても、また短期間で改正をしなければならない、こういう事態に追い込まれるので……
○岡田(利)委員 石炭政策の第一次から第五次政策、そして今度の新政策と、合理化法制定以来二十年以上にわたって政策を展開してまいったわけです。私はこの総括として、日本の炭鉱というのは、非常に激動する中で、しかもエネルギーの流体化の激しい状況の中でも、現在残っている炭鉱は、一言で言えばよくやっている、こう私は思っておるわけです。 といいますのは、ともすれば石炭産業を平面的に比較をする癖があるわけですが、政策的に見ますと、ヨーロッパのイギリス、フランスあるいは西ドイツ、それと日本の比較というものがよくなされるわけであります。しかし、わが国の石炭の賦存の地質条件というのは新生代第三紀層の一番新しい地……
○岡田(利)委員 初めに有吉参考人に承りたいと思うのですが、私ども石炭政策を進める場合に、率直な感じとして、どうも石炭協会の場合には石炭企業としての連帯性といいますか、そういう面については非常に欠けているのではないか、こういう率直な感じがあるわけです。二千万トンを維持する、そして石炭の位置づけをして、これに政府のいわゆる支える助成が必要である、ここはぴんと一致するわけですね。しかし、各論になってくると、どうも石炭協会の場合には同床異夢で、布団は同じだけれども夢が各社違うのではないか、こういう率直な感じをわれわれは受けておって、政策を決定する場合にそういう感じを非常に強くいたしておるわけです。 ……
○岡田(利)委員 私は三点について、この際、大臣に質問を申し上げておきたいと思います。 第一点は、大臣もすでに報告を受けておられると思いますけれども、松島炭鉱の池島鉱業所において去る四月一日に、排気立て坑の開削現場においてガス爆発が発生をし、三名が死亡、重傷が一名、軽傷二名という災害が発生をいたしております。 そしてまた昨日、十三時五十分ごろに、三菱の高島炭鉱において一卸二片の胡麻払いのロングウォールの現場で五名が崩落のために埋没をして、不幸中の幸いといいましょうか、四名が救出をされ、一名が死亡するという、事故が相次いでおるわけです。 特に池島炭鉱の場合には、従来の常識ではこの開削立て坑……
○岡田(利)委員 三井石炭鉱業株式会社芦別炭鉱の災害現地調査の結果を御報告申し上げます。 日程は、五月十三日、十四日の二日間でありまして、現地では、まず病院に負傷者を御見舞いし、坑口において黙祷をささげ、犠牲者の御冥福を御祈りいたした後、札幌鉱山保安監督局、北海道労働基準局、三井石炭鉱業株式会社並びに労働組合、職員組合から、それぞれ説明、要望等を聴取してまいりました。 派遣委員は、岡田利春君、西中清君、西田八郎君、川田正則君、安田純治君、大成正雄君の六名であり、このほか、岡田春夫委員長、篠田弘作君、野村光雄君、池端清一君、小平忠君が現地参加されました。 まず、三井芦別炭鉱の概要について簡……
○岡田(利)委員 まず初めに、今回鈴木農林大臣が訪ソをされて、漁業交渉、大変御苦労さんでありました。 私は主として今回の日ソ関係の漁業交渉と若干の水産問題に限って、大臣の所信をお尋ねいたしたいと思う次第です。 私は、今回の鈴木農相の訪ソは、日ソ間の漁業交渉においては、さきに昭和三十一年河野農林大臣が訪ソをされて日ソ漁業条約を締結された、まさしくこの歴史的な訪ソに匹敵する意義を持つものではないか、こういう実は理解をいたしておるわけです。しかし、昨年の四月のアメリカ議会におけるアメリカの二百海里漁業専管水域の法律の可決、それ以来の一連の流れをずっと見てまいりますと、日本としては当面対米交渉に重……
○岡田(利)委員 漁港関係二件についての質問に先立って、農林大臣に二、三の問題について御質問いたしたいと思います。
すでに十五日から日ソ漁業交渉が行われて、その状況はそれぞれ報道関係を通じて知らされておるわけですが、この機会に今日の日ソ漁業交渉の中間的な報告をぜひ大臣からいただきたい、こう思う次第です。
【次の発言】 交渉の推移は予想以上に非常に厳しい状況の中で進められておる、こうわれわれも受け取っておるわけです。しかし過般、衆議院の本会議ではこの交渉に関する院の特別決議が行われておることは大臣も御承知のとおりであります。しかも、これはかつての日米繊維交渉以来の衆議院での決議であるという意味……
○岡田(利)委員 いまの船員保険法の問題ですが、船員保険法というのは、わが国で、官公庁の恩給以外、民間の保険法としてはたしか昭和十四年にこれが制定をされて、いわば先進的な役割りを私は果たしてきたものだと思うのです。 御承知のように、厚生年金は昭和十七年の一月から実施をされておるわけです。しかし最近、保険体系から見ればその先進的な役割りを果たしてきた船員保険法が、いわゆる労働省所管のそれぞれの保険関係と比較をして、いま提起をされておるように、失業保険等については非常におくれている。そういう意味では、中央審議会で議論をするということも大事でありますけれども、今日の情勢から言えば、早急にこれは抜本……
○岡田(利)委員 農用地開発公団が旧農地開発機械公団の二十年間続いた業務を継承して四十九年に発足をいたしたわけですが、特に旧機械公団業務として今年度四十億に上る受託業務が今日も継続されておるわけです。これは三カ年間で解消する、こういう一応の方針でまいったわけでありますから、この受託業務の解消の見通しは一体どのようになっておるのか、大体これからどの程度の年月でこの受託業務を解消できるのか、こういう見通しについてまず第一点伺っておきたいと思うわけです。 同時にまた、旧公団を引き継ぐ場合に準職員が百三十六名、このうち退職者が二十二名、そして今日なお未定員化の三十五名が残っておるわけです。当然今年こ……
○岡田(利)委員 当面の石炭諸政策の問題について、若干質問いたしたいと思います。 今年度から来年度を見通して、来年度の石炭政策の課題は、石炭の需給の安定をどうするかというのが第一であり、第二は、炭価政策をどのように来年度は展開をしていくかというのが第二の問題である。第三の問題は、いわゆるエネルギー政策下において、今日、石炭エネルギーの位置づけが一応策定をされておるわけです。したがって、この総合的なエネルギー政策の中ですでに進められておるサンシャイン計画、あるいは、すでに概算要求をいたしております石炭の利用技術の開発の問題、あるいは海外炭の開発の問題これに関連するコールセンターの設置、こういう……
○岡田(利)委員 いま野村委員から北海道の産炭地振興について御質問があったわけですが、北海道全体を考えてみますと、北海道の石炭産業の安定、閉山跡地の再開発、これが両々相またなければ、北海道の産炭地振興とは言えないと私は思うわけです。幸い、特に石炭需要の面では苫東が石炭火力が着工した、半年ぐらいずれて、五十四年末からは石炭の搬入が行われる、こういう意味で、空知炭田のいわば内陸発電所と相まった需要の安定に一歩大きく前進をする、こういう体制ができたことを私は非常に喜んでおるわけです。 しかし、また一方、釧路の開発並びに天北の開発という問題が先ほどから述べられ、副知事もこれに賛意を表されておるわけで……
○岡田(利)委員 初めに農林大臣にお伺いいたしたいと思うのですが、実はきのう、日本時間ではゆうべになりますけれども、ソ連のノーボスチ通信のカチューラ評議員が論文を発表した。この論文によりますと、来年度の漁獲の割り当ての量につきましても今年度と全く同じである。したがって、この論文の示すところによれば、来年度の漁獲量は八十万トン台、まあ八十四万トン程度、漁場の規制についても当然ことしと同じ方向で行く、こういうような論文が実は発表されておるわけです。前回大臣は、大体通年百万トンベースを確保した、こういう報告を国会になされたわけですが、こういう状況をどう一体判断をされておるのか。 あるいはまたサケ・……
○岡田(利)委員 本法の提案理由の説明の中で、いま最後に大臣が声を強められて――去る十八日に本法は閣議決定をされて、あと二日間残した国会で審議をすることになったわけです。延長国会でありますので、こういう法案の審議は私もきわめて遺憾であることをまず申し上げておかなければならないと思います。 そこで、このように延長国会に本法案を提出せざるを得なかった、今国会が召集される以前から、この対策は、新しい立法として提出予定の法案であったことも私は承知をいたしておるわけです。したがって、このような時期に提案せざるを得なかった諸般の事情について、まずお伺いをいたしたいのであります。
○岡田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの楢橋進君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
それでは、委員長は、理事に
田中 六助君 楢橋 進君
野田 毅君 山下 徳夫君
岡田 利春君 多賀谷真稔君
西中 清君 西田 八郎君
を指名いた……
○岡田(利)委員 日ソのサケ・マス漁業交渉についてせっかくの努力をなさった農林大臣、御苦労さんでした。
同僚議員が質問いたしておりますので、できるだけ重複しないで端的に質問いたしたい、かように思います。
まず第一点として、ソ連は一千万トンの水揚げがあって、他の外国の二百海里以内から六百万トン程度の水揚げがある、こう公式に発表されておったわけです。今日、ソ連では、他の外国の二百海里以内からの六百万トンのうち、一体どの程度昨年一年間漁獲が減ったのか、そういう情報については農林省としては承知ですか。
【次の発言】 先ほど大臣が言われておったように、EC海域では六十万トン、ソ連海域ではECは六万ト……
○岡田(利)委員 参考人の皆さんには、時間が遅くなって大変恐縮です。 私ども、ケミカルの方はなかなか理解できないところもあるわけですが、端的に御質問いたしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 初めに、伊木先生にお伺いしたいのですが、いま承っておりますと、石炭の利用というのは結局液化とガス化である。そうしますと、かつて戦前、ソ連あたりで石炭の地下ガス化ということが若干研究されたことがあると承知をいたしておるわけです。しかし、わが国でも諸外国でも、もはや石炭の地下ガス化という問題については全然手を染めないで、これはもう問題にならないというような感じすらあるわけですが、国際的に石炭……
○岡田(利)委員 初めに、わが国のエネルギー政策について若干承っておきたいと思います。
すでに政府は、昭和六十五年度を目標年次にして、エネルギーの本格答申をいま得ようといたしておるわけですが、中間答申がすでに出されておるわけです。当初の目途は今年の夏ごろにいわゆる本格答申を受ける、こういう政府の説明でありましたけれども、今年の夏、七、八月には本格答申がなされるのかどうか、その見通しについて承っておきたいと思うわけです。
【次の発言】 その場合、さきに中間答申で昭和六十五年を目途にしてエネルギーの需給見通しをすでに発表されておるわけです。この中間答申を中心にして各党はそれぞれ、それぞれの政党独……
○岡田(利)委員 参考人の皆さん、どうもありがとうございました。 伊木参考人には、私、他の参考人に聞いた後、所見をひとつ承りたい、こういう形で参考人の皆さんにお尋ねをしたいと思います。 保安法ができてことしがちょうど三十年目になるわけであります。特に、炭鉱の保安を守る上において、保安法は五十八条から成っておるし、また、石炭鉱山保安規則は四百条から成っておるわけです。これに基づいて各山に保安規程がある、このくらい管理あるいは規制、あるいはまた機械器具の指定が微に入り細にわたっておる法律体系というものは他に類例を見ないのではないか、こう思っておるわけです。しかし、依然として炭鉱の災害は減らない……
○岡田(利)委員 北炭の本来の災害の復旧が、水没炭鉱としては世界に類例のない復旧が行われた、これも一つには二千万トン体制を維持をしていく、さらにまた、地域経済を十分配慮する、こういう中でとられた措置であったと私は思うわけであります。しかし、一年足らずして、今日再び北炭の再建問題が重大な局面になっておる、これはやはり、いま部長からも説明がありましたけれども、新鉱の五千トン体制が、当時四千トン体制をすでに割っている、ようやく四千三百トン体制になってきた、この企業の責任はきわめて私は重大である、こう思うわけであります。しかし、企業の責任を厳しく追及するとともに、今日、地域の不安、動揺を一体どう解決を……
○岡田(利)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十二年度一般会計補正予算(第2号)、昭和五十二年度特別会計補正予算(特第2号)、昭和五十二年度政府関係機関補正予算(機第2号)の三案に対し、反対の意思を表明し、討論を行うものであります。 私は、以下簡潔に、第二次補正予算案の問題点について指摘をしてみたいと思います。 まず第一に指摘をしなければならないことは、今年度予算の第一次補正予算に引き続き、第二次補正予算案の提出となったことであります。 政府は、第一次補正の理由を六・七%の実質成長の達成のためと、もっともらしいことを言っておりましたが、今次第二次補……
○岡田(利)委員 私は、いままでの質問にできるだけ重複を避けまして、端的に四、五点にわたって政府の見解を承りたいと思う次第です。 まず初めに、私は予算の反対討論でも申し上げたのでありますが、昭和五十一年から五十二年にかけての輸出、輸入の動向は、当初予想した以上に輸出増になって、貿易収支の大幅な黒字を記録してまいったわけであります。五十一年で見ますと百十一億ドル、前年対比輸出で二四%の伸びになっておるわけです。今後、昨年一年間の円高の急騰の傾向から考えて、五十二年の輸出、輸入の落ちつき見込みは一体どうなるのか。これを受けて五十三年度の輸出、輸入は、経済見通しでその金額を予想いたしておりますけれ……
○岡田(利)委員 私は、質問に入る前に一点この際伺っておきたいのでありますが、きのう北京において、日中の貿易協定が調印をされたわけであります。しかも往復二百億ドル、八年間の長期にわたって、わが国からはプラントあるいは建設用の機材を輸出をする、中国側からは石油、原料炭、一般炭のいわばエネルギーが輸入をされる、こういうバーター取引の協定が結ばれたことは高く評価をされなければならない、私はこう考えておるわけです。そういう意味で、福田総理は日中の平和条約の交渉は機が熟した、こう本委員会でも述べられておりますけれども、まさしく、この貿易協定の締結と同時に日中平和条約の交渉はせきを切って水が流れた、いわば……
○岡田(利)委員 私は、主として労働団体の参考人の皆さん、また、関連して政府関係者に質問いたしたいと思います。 特に、中小企業関係については、後から同僚の上坂君から質問がありますので、この点ひとつ御理解をまず願っておきたいと思います。 まず、質問に入る前に、おととい永大産業が、関連四社とともに会社更生法の適用申請を行った。戦後最大の倒産であります。特に、この永大産業の関連中小企業の連鎖倒産の防止対策あるいはまた顧客対策、さらにはまた雇用対策が、今日注目をされておるわけです。永大産業労組は、総評の全国一般に加盟いたしておると承知をいたしておるわけです。したがって、この機会に富塚参考人から、こ……
○岡田(利)委員 石炭政策は今日新政策として二千万トン体制の維持、こういう一つの位置づけがなされておるわけです。過般、エネルギー答申の中間報告の中でも、国内炭は二千万トンということが位置づけられておりますし、恐らく今月の二十日以降に出されるであろう本格答申の位置づけについても、中間答申と変わらないのではないかと私は実は考えておるわけです。しかし、最近の国内石炭の需給の動向を見ますと、果たして二千万トンの体制が維持できるかどうか、こういう点について非常に危機感を感ぜざるを得ない要素が日増しに強まってきておると私は思うわけです。そういう意味で、政府はこの二千万トン体制の維持という基本方針については……
○岡田(利)委員 私は、今回議題になりました日ソ及びソ日漁業協定に関連しまして、きのうの参議院の決算委員会において、園田外務大臣は、わが党の小野参議院議員の質問に対して、今日ソ連の提案している善隣協力条約は受け入れられないが、北方領土問題が含まれれば、善隣協力条約と平和条約の交渉を、同時運行したり一本化したりしていろいろな方法があると考えられるという趣旨の説明が実は行われておるわけです。この見解は、従来の政府の見解と違って、日中条約後の対ソ外交の一つの姿勢を示したもの、こう私は受けとめておるわけです。したがって、この面についてもう一歩突っ込んだその真意について、この機会に説明願いたいと思うわけ……
○岡田(利)委員 前の質問者と重複をしないように、ひとつ御質問をいたしたいと思います。 今年度予算一千二百九十三億の予算が決まったわけですが、これを分析をしますと、石炭鉱業にかかわるものは四四%、ボタ山を除くとまだ比率が下がるわけです。それ以外の鉱害対策、産炭地振興対策、炭鉱離職者の関係、合計五四%、その他二%という数字になります。従来、石特会計は、石炭鉱業と、いわば石炭鉱業の閉山に伴う後始末、大体フィフティー・フィフティーの原則でずっときたわけですが、今年石炭関係で政策が終わったという関係もございましてこういう比率になっておるわけです。今後の石炭特別会計の伸びは、今日の石油情勢等を考えると……
○岡田(利)委員 新しい石油情勢の危機、いろいろいままでそれぞれ受けとめ方がございましたけれども、大体八〇年代の前半には第二の石油危機が来るだろうというのがきわめてシビアな見方であったろうと思うのです。それがイランの革命によってきわめて急速に新しい危機が訪れたという認識に立って、非常に厳しく受けとめておかなければならないだろう、私はこんな感じを持っておるわけです。 そういう前提に立って、これからのエネルギー政策を考える場合に、もちろんエネ調では答申を出しておりますけれども、これを実行する面を含めて、全般的にもう一度わが国のエネルギー政策というものを洗い直してみる必要があるのではないかなと私は……
○岡田(利)委員 きょうは大変お忙しいところ、貴重な御意見をありがとうございました。いま山下委員の方から総括的な質問がありましたので、各論に触れて端的に御意見を承りたい、こう思いますので、よろしくお願い申し上げます。 初めに長橋参考人にお尋ねいたしますけれども、すでに昭和五十四年度の電力の需要の見通しについては方々で発表になっておるわけです。しかも、IEA対策として電力業界は三百万キロリットルの油の節約をする。その節約は五十三年末から五十四年の夏にかけて原発が六基完成をする。さらにまた原料の一部をLNGに転換をする、余裕としては石炭のたき増しもできる、こういう一応の方針であろうかと思うわけで……
○岡田(利)委員 今回の災害現場である一卸六片の下層第二ガス抜き卸。問題は、この坑道で、すでに一号から八号までのガス抜き座が設けられて、ガス抜きが行われておるわけです。
そこで私お聞きいたしたいのは、一号から六号までのガス抜き量について把握をされておるかどうか。この点、おわかりであれば御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 私がここで注目をするのは、一番先端の八号のガス抜きは、穴が十一本掘られておるわけです。七号は十九本掘られて九万立米、八号は二万六千立米。そうしますと、もちろん七号より八号が先端でありますから、時間的な経過から見れば、量が少ないということはわかるわけです。それにしても、一……
○岡田(利)委員 昨年ボンにおいて七カ国の首脳会議が行われて、今年は六月の末に東京サミットがすでに予定をされておるわけです。ボン会議の後、東京サミットの議題は、前回の会議と同じように通貨、金融あるいは通商、貿易、景気と成長、エネルギー、南北問題の五つの議題が取り上げられることが決まっておると思います。しかし、初めてアジアにおいてこの首脳会議が開かれる、そしてまたアジアの情勢は、日中条約さらに米中の国交回復が行われて、新しいアジアの情勢が今日生まれておるわけであります。 聞くところによりますと、ジスカール・デスタン・フランス大統領はこの後北京を訪問する、あるいはまたカーター米大統領はソウルを訪……
○岡田(利)委員 日韓の漁業問題に関する水産庁の次長会談が十五、十六日に行われたと伺っております。この結果、韓国漁船の操業問題について何らか進展があったのかどうか、進展がないとすれば、今後政府間レベルでこれらの問題の解決についてはどのように対処するのか承りたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、聞くところによりますと三月には長官会談が予定をされて、いわゆる政府間レベルで問題を解決するように強力な交渉をするように、この機会にさらに重ねて強く要望いたしておきたいと思います。
同時にまた、サケ・マス漁業の交渉が来月行われるわけですが、特に私はこの機会に、小型サケ・マスの四分の一減船が今……
○岡田(利)委員 藤田委員の質問に引き続いて、若干関連して御質問申し上げたいと思います。 今国会は雇用国会とも言われて、各党とも熱心に雇用問題について議論を進めてまいったわけです。また過般来の各党首会談においても、もちろん雇用問題のみではございませんけれども、雇用問題をも含んでそれぞれ今後の政府の施策について強い要望をしてまいったところであります。そしてそういう過程を経ながら、政府・自民党としてもこの問題について特に重点的に今後検討していく姿勢を示されたことは、私は国民の期待からいってきわめて当然であろうかと思います。そこで、特に雇用対策の問題について、すでに政府・自民党が各党に一応の考え方……
○岡田(利)委員 日韓大陸棚協定に関連して若干御質問いたしたいと思います。
まず初めに、今日の国会における日韓大陸棚協定の審議の状況にかんがみて、新聞報道によれば、韓国側は、この協定の批准を早急に行わなければ、韓国としては報復措置をとらざるを得ない、したがって鉱区の単独設定あるいはまた漁業専管水域の二百海里の早期設定を図るという態度が伝えられておるわけです。外務省としてはこれらをどう把握をされ、この報道についてどういう見解を持たれておるか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ただいま野坂委員から海洋法会議並びに非公式単一草案等に関連して質問がありましたけれども、今度行われる海洋法会……
○岡田(利)委員 鈴木農林大臣には長い間の交渉、大変御苦労さまでした。 私は主として漁業に関連して御質問いたしたいと思うのですが、その前段に一つだけ外務大臣にお尋ねをいたしますけれども、今度この二百海里の交渉経過を踏まえて、領土問題の厳しさというのはきわめて強く受けとめられたものと思うのです。しかし、日ソの外相会議もありますし、領土問題、懸案事項の解決に大臣も意見を述べられておるわけです。かつて福田総理大臣が外務大臣の時代に、この懸案事項、領土問題の解決に当たって、歯舞、色丹あるいはまた国後、択捉、これらが返還をされる場合には、いわば非武装地帯にすべきではないか、いわば安保条約の適用除外、わ……
○岡田(利)分科員 ラストでまことに恐縮ですけれども、しばらくでありますのでおつき合い願いたいと思います。
私は、古くてなお現代の問題である僻地医療の問題について若干お尋ねをいたしたいと思うわけです。
私はまず冒頭に、厚生省で言う僻地医療の僻地とは一体どういう定義づけをしておるのか、お伺いをいたしたいと思うわけです。
【次の発言】 高度経済成長時代に過密過疎が物すごく急速に進んでおりますから、それだけに、昭和二十年代あるいは昭和三十年代の前半の時代と今日の地域の状況というものは私は極端な変化があるだろうと思うわけです。しかも今日、農林漁業の問題については、食糧や資源の立場から、民生の安定は……
○岡田(利)分科員 質問に入る前に主査にお願いいたしておきますが、私、円高、ドル安の問題で二、三の質問をしたいと思っておるわけです。なお、これに関連して、引き続き横山議員が質問いたしますので、さよう取り計らいをくださいますようにお願い申し上げておきます。 五カ国蔵相会議が終了後、特にスイス・フラン、またマルクが今日高騰し始めておるわけですが、これに引きずられるように円高の傾向が再燃をしてきた。そして一時的でありますけれども、二百三十六円台を記録する。いま景気回復の政策を進めるわが国にとって再び円高の傾向はきわめて注目をすべきだし、また憂慮されるべき状況ではなかろうか、こういう心配を実はいたし……
○岡田(利)主査代理 西宮弘君。
【次の発言】 太田一夫君。
○岡田(利)分科員 予算委員会に引き続いて、若干国内航空関係についての質問を申し上げたいと思います。
初めに、昨年来円高で、航空会社もジェット燃料等の円高差益というものは当然生まれたものと考えられるわけです。もちろん、昭和五十四年度は二五%の空港整備のいわば財源として税金を上げる、こういう問題もございますけれども、今日、航空三社の経営状況というものは一体どういう状態にあるのか、この機会に承っておきたいと思います。
【次の発言】 今日、日本航空では、スチュワーデスを中心にして合理化問題で労使が話し合いをしておると承っておるわけです。特にスチュワーデスの減員、そして退職をしたスチュワーデスをいわ……
○岡田(利)主査代理 これにて中野寛成君の質疑は終了いたしました。
次に、貝沼次郎君。
【次の発言】 これにて貝沼次郎君の質疑は終了いたしました。
次に、津川武一君。
【次の発言】 これにて津川武一君の質疑は終了いたしました。
次に、土井たか子君。
【次の発言】 これにて土井たか子君の質疑は終了いたしました。
次に、権藤恒夫君。
【次の発言】 これにて権藤恒夫君の質疑は終了いたしました。
次に、安藤巖君。
○岡田(利)主査代理 これにて川俣健二郎君の質疑は終了いたしました。
次に、寺前現巖君。
【次の発言】 これにて寺前巖君の質疑は終了いたしました。
次に、薮仲義彦君。
【次の発言】 これにて薮仲義彦君の質疑は終了いたしました。
次に、村山喜一君。
【次の発言】 これにて村山喜一君の質疑は終了いたしました。
次に、三谷秀治君。
〔岡田(利)主査代理退席、玉沢主査代理
着席〕
○岡田(利)主査代理 これにて田口一男君の質疑は終了いたしました。
次に、井上普方君。
〔岡田(利)主査代理退席、玉沢主査代理
着席〕
【次の発言】 私は、職業訓練関係について質問をいたしたいと思います。
昨年の四月十八日に職業訓練法の一部改正の法律案が成立をいたしておるわけですが、この職業訓練法の改正に基づいてすでに労働省としては作業を進めておる、こう思うわけであります。したがって、訓練校のこれからの目指す将来像といいますか、そういう点について一体どういう青写真を今日つくられておるのか、御説明願いたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。