有島重武 衆議院議員
31期国会発言一覧

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有島重武[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは有島重武衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

有島重武[衆]本会議発言(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第13号(1968/03/18、31期、公明党)

○有島重武君 私は、公明党を代表して、政府提出昭和四十三年度予算三案に対し反対の意見を述べるとともに、社会党より提出されております組み替え動議につきましては、多く賛同する面もあるとはいえ、なお若干見解を異にする点がございますので、反対の意を表明するものであります。  激動のゴールドラッシュにおののく世界経済の情勢は、一九二九年以来最悪の事態におちいり、ドルとポンドによる国際通貨体制は、いまや崩壊寸前にあることを認めざるを得ません。迫り来る不況の中にあって、国民の生活を守り、国力の伸展を確保し、深刻な世界経済の変動に応じてわが国の経済を安定せしめるためには、いかなる対策を講ずべきでありましょうか……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第59号(1969/07/11、31期、公明党)

○有島重武君 私は、公明党を代表して、ただいま提出されました衆議院副議長小平久雄君の不信任決議案に対して、賛成の討論を行なうものであります。(拍手)  議長とともに衆議院を代表する副議長の不信任案に対し、賛成を表せざるを得ないことは、きわめて遺憾なことであり、まことに残念でありますが、以下、賛成の理由を申し述べたいと思います。  私が本案に賛成の意を表する第一の理由は、今国会におきまして、小平君は、本院副議長としての責任を果たしておられない。このことであります。  議長、副議長の責任は、院の最高責任者として、外に向かっては院を代表し、内においては与野党の間に立って議事運営に最善を尽くし、議案審……

第61回国会 衆議院本会議 第69号(1969/07/29、31期、公明党)

○有島重武君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題とされております大学の運営に関する臨時措置法案に対し、反対の討論を行なうとともに、本法案の背景にある、教育に対する政治介入、統制強化の意図を明らかにして、大学に対する懲罰的強圧の非を強く弾劾するものであります。  わが党は、早くより大学問題の憂慮すべき事態に着目し、あすの日本をになう学生諸君に、学問の研究と健全な秩序ある教育の場を与えるために、学園民主協議会、授業形態と資格付与の多様化等を含む一連の提言を発表し、当面の紛争に対する解決策とともに、新しい世代をつくる教育の基本的かつ現実的な改革のための具体案を提唱してまいりました。  佐藤……

有島重武[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

有島重武[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/03/29、31期、公明党)

○有島委員 中小企業の分野調整の問題ですけれども、この問題についての今後の方向、それから差し迫っての処置、そういったことについて伺いたいのでございます。
【次の発言】 貿易の問題でございますけれども、後進国との貿易について、その見通しはどういうことになりますか。
【次の発言】 ただいまの問題でございますけれども、物を出すということと、それからもう一つは、技術そのものをここに出していくこととは相関連することじゃないかと思いますが、そういった点についてはどうお考えでしょうか。
【次の発言】 先ほど動的変化を一切取り入れることはできない、そういうようなお話がございましたけれども、どの程度取り入れて考……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1967/04/05、31期、公明党)

○有島委員 ただいま小峯、武藤両委員ほかの委員から、私の伺いたかったところを大部分聞いていただきましたので、当面のことをひとつ伺います。  牛乳の需要がふえているというお話でございます。一方、まだまだこれからPRもしなければいけない、サービスもしていかなければならない、そういう面もあるようでございます。ここでかりに店頭売りを主体にいたしまして、家庭用には大型びんを主体とする、こういうような方向に向かいました場合に、業者、小売り、需要家、それぞれ立場がどうなっていくか、この御意見を聞かしていただきたい。田部さん、大野さん、それから春野さん、三巻さん、四人の方から伺いたいと思います。

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1967/04/20、31期、公明党)

○有島委員 先日、四月五日の当委員会におきまして牛乳の容器の問題が出ておりました。大野参考人のほうからこの容器について、ポリエチレンの袋を使うことの是非について答弁があったわけであります。一つは、ポリエチレンはいまのびんよりもかえって高くなる、第二番目は、消費者がこれを喜ばない、三番目には、うっかりすると漏れてしまう、したがって、世界的にはいかなる国でも実際の経済上の話にはなっておらない。こういうような大野参考人の話がございまして、これをすぐに裏づけまして、舘林政府委員のほうから、「ポリエチレンの容器の御質問がございましたが、今日でもポリエチレンの容器は許しておるわけでございますが、これは強度……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1967/05/17、31期、公明党)

○有島委員 先般当委員会におきまして、四党共同決議いたしました乳価安定に関する件についてでありますけれども、これについて宮澤経企長官は、政府部内の連携をとりつつ、決議の趣旨を実現するよう極力努力する、このように言われたわけでございます。この問題につきまして、農林省としてはどのような措置をとられたか、それをまずお聞きいたします。
【次の発言】 先日の新聞に、農林省に牛乳流通改善研究会というものを発足させる、そういうような記事が出ておりましたけれども……。
【次の発言】 この研究会の構成人員とか中心者とか、そういう具体的なことについてはまだきまっておらないのでしょうか。

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1967/05/25、31期、公明党)

○有島委員 牛乳の問題について先に聞きます。  先日来、公取のほうでもってコーヒー牛乳、フルーツ牛乳につきまして不当表示のおそれがあるというような、そういうような訓育があるようでございますけれども、東京都の衛生研究所に依頼して分析した結果では、明らかに成分から見てこれは牛乳と表示するのはおかしいという結果が出ている、そのような報道がございました。これにつきまして農林省の見解を伺いたい。
【次の発言】 牛乳と乳製品との、区別が消費者側といたしましても非常につけにくい状態なわけです。学習院の初等科でも、これを牛乳だと思って使っていたという話がございますけれども、そういうことについて、これは公取のほ……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1967/07/06、31期、公明党)

○有島委員 私もただいまの問題につきまして、この規制強化の法案が今度の国会に出なかったわけでございますけれども、これについて公取委としては、たとえ法案が出なかったとしても、再販の制度をきびしく監視してくださるというようなお話でございました。それで具体的にこの監視を強化するといいますと、どういったことになるのでしょうか、この点を委員長から……。
【次の発言】 指定品目の再検討をする、もう一つはやみ再販行為の監視を強化する、その二点でございますね。  宮澤長官が先にお時間があるらしいので、指定品目の問題はあと回しにしまして、このやみのことでございますけれども、プラザー工業のやみ再販の事件の説明を先……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1967/07/11、31期、公明党)

○有島委員 ややこまかい問題でございますけれども、佐藤内閣の物価政策の基本的なことにつながると思いますので伺います。  いま大阪でタクシーの冷房料金の値上げのことについて大問題になっています。これは読売でございますけれども、新聞にも大きく書き立てられておるわけでございます。大阪ナンバーに乗らないで、みんな神戸のナンバーを選んで一生懸命乗るような、そういうような事態まで起こしておるといっておるのですけれども、この冷房料金の認可が妥当だと思っておられるのかどうか、そのことをまず第一番に伺いたいと思います。
【次の発言】 いま職員の問題、それからお客さんの問題もありましたけれども、この値上げには、事……

第55回国会 文教委員会 第8号(1967/05/19、31期、公明党)

○有島委員 ただいまお話を伺いまして、新時代に即応する新しい指導者をつくっていこうという、人間性に深く根ざして、しかも広い世界的な視野に立って、そうしてまた科学的な技術を駆使していく、そういったようなエリートをおつくりになるという、その趣旨は十分わかりました。これは一種の英才教育の形になると思いますけれども、私は、特に芸術大学なんかに関しましては、本質から考えまして、大学というものが高等学校を卒業してから採るというよりも、むしろ中学卒を採って七年制にしていくべきだ、そのように考えております。この大学について、先ほど四年の年限ではこれはおそらく短いであろう、大学院設置を将来しなければならない、そ……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/05、31期、公明党)

○有島委員 わが国の学術振興の強化ということにつきましては、これは緊急のことでもあり、また非常に国家の必要事である。このたびの特殊法人にいたしますことが、ほんとうにこれが学術の振興強化にそのままつながるものであれば、私どもはここに賛意を惜しまぬものでございます。いままで数々の質問がございまして、ほぼ問題点が尽くされておるようでありますけれども、多少重複すると思いますけれども、ここで少しく質問させていただきます。  いままで問題になりました点、一つにはこれが官僚統制にそのままつながっていくのじゃないか、そういうような疑いが幾つかございまして、いま文部大臣は責任体制を強化するのだと申されましたけれ……

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/14、31期、公明党)

○有島委員 私は、公明党を代表して、日本学術振興会法案に反対の意を表明するものであります。  以下、反対理由について申し上げます。  わが国の学術振興は、多年にわたる大きな課題であり、重大かつ緊急の問題であります。したがって、今日これを強化拡充することはきわめて当然のことであり、国民のひとしく期待するところであります。  しかしながら、このたび政府より提出されました日本学術振興会法案の条文を検討いたしますと、事学術振興に関する法案としては納得しかねる点があまりにも多過ぎます。  その第一は、役員、評議員等の任命、解任、また業務計画の作成、変更等、要所要所についてはすべて文部大臣の権力のもとに一……

第55回国会 文教委員会 第24号(1967/07/21、31期、公明党)

○有島委員 今期国会におきまして文教委員会でもって取り上らげれた諸問題の中で、その進渉状況につきまして二、三質問いたしたいと思います。  初めに基本理念につきまして、教育基本法の第一条の見解、また期待される人間像の中の「生命の根源」という一句につきまして、これは教育のあらゆる施策の出発点でもありますし、その一つの目標となるわけであります。これが非常に主観的な見解の交え得る問題でございますので、これについて広く文部当局、また学識経験者、教職員、また父兄、それから学生、生徒、児童、各層のアンケートをおつくりになるというふうなお話がございました。これは来年度になさるというお話でございましたけれども、……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1967/08/02、31期、公明党)

○有島委員 私も初めて物価問題の委員に入れていただきまして、いろいろ勉強させていただいておるわけでありますけれども、物価問題は物懇や安定推進会議ができましてから、国民的認識がたいへん深くなってきた。また、政府間の内部でも認識が高くなってきたといわれておりますけれども、私どもこれはしろうと的な実感なんでございますけれども、経済全体の中で物価というものは非常に身近な感じがいたしますけれども、経済全体の非常に表面的な現象じゃないかというような感じがするわけであります。それを承知の上で、経済全体における物価問題の重要性ということについてはっきりしたお考えを伺いたいと思います。

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/10/11、31期、公明党)

○有島委員 私は米価につきまして、ややこまかい問題になりますけれども、米の卸売り業者と小売り業者、それから販売マージンの問題、それから登録制の問題であるとか、そういった問題を食糧庁にいろいろ伺った上で企画庁長官の御意見なんかを伺いたいと思っております。いま食糧庁がおくれておりますようなので、先に長官にいろいろ御意見を伺っておきたいと思っております。  米価の問題については、大筋にいろいろ大きな問題があると思いますけれども、自由化するかどうかについてしばしば論議がかわされて、そのたびに慎重にこれは考えていることだということが前々からございましたが、それはどのような検討をされて、いまどのような方向……

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1967/11/01、31期、公明党)

○有島委員 運輸大臣、きょうは時間をお急ぎのようなので、要点だけ私もタクシー行政についてお伺いしたいと思います。  六月二十七日に臨時物価対策閣僚協議会できまりましたタクシー行政に関する改善事項についての運輸省での実施状態について、二、三伺いたいわけなんです。こまかいことはあとでもってまた蜂須賀さんのほうから伺いたいと思いますけれども、最近の報道によりますと、新潟地区、苫小牧地区において地区一括の値上げが行なわれたように聞いております。これは六月二十七日の協議会の決定によりますと、一定地区においては一律には上げない、そういうようなお話でありましたが、それが最近になって上がっておる。これについて……

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1967/12/01、31期、公明党)

○有島委員 食肉の問題でございます。牛肉はもちろんのこと、豚肉につきましても、これは価格が上昇いたしまして家計に脅威を与えている。需給調整のためには、これは食肉の輸入政策が適切かどうかということが問題ではなかろうかと思うわけです。食肉の輸入は牛肉のように外貨割り当て制になっているものがありますけれども、その割り当て量というものがどのような算出基準になっておるか、まずそのことを伺いたいと思います。
【次の発言】 いまのお答えでございますが、需要ににらみ合わせてきめておるというのですけれども、具体的に数字を出すためにはどういう計算要素を入れるのか、そういったことを聞きたい。

第56回国会 文教委員会 第6号(1967/11/22、31期、公明党)

○有島委員 私は、本日は一局削減問題をめぐりまして文化行政について、また私学振興の問題などについて伺いたい。もう一つは、羽田事件等の暴力事件をめぐりまして、教育の民主化ということについて、この二点について文部大臣に伺いたいと思います。  昨日の新聞によりますと、「佐藤首相が訪米直前の閣議で全閣僚に指示した一省庁一局削減についての各省庁回答が二十日までにほぼ出そろった。政府は二十一日の閣議で、この回答について大筋を決め、さらに行政管理庁に各省庁回答が適当かどうかを検討させたうえ、十二月初旬に予定されている臨時国会召集前に第三回の臨時行政改革閣僚協議会を開き、最終的な裁断を下す方針である。」こうい……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1967/12/12、31期、公明党)

○有島委員 先般、中共の牛肉を輸入する件につきまして、岡田畜産局長にいろいろ伺いました。それで、これは一つには物価安定の一助となるのじゃないか、そういったような立場から伺いましたところが、結論といたしましては、食肉の中共からの輸入については、これは積極的に検討していくというようなお答えをいただけましたけれども、一つだけ問題があって、それは口蹄疫の問題である。それで、その口蹄疫の問題につきまして幾つかのお答えをいただいたわけでありますけれども、これがどうしても決定的な輸入を阻害する一つの条件であるかどうか。先日も本会議におきまして、公明党の竹入委員長の質問に対しまして佐藤内閣総理大臣も、中共との……

第57回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/21、31期、公明党)

○有島委員 ただいま木原委員より宣伝費につきましてのお話がございましたけれども、それとごく関連した問題で交際費の問題を取り上げたいと存じます。  きょうは時間もそれほどございませんので、問題提起にとどまるようなことになりそうなんですけれども、販売費と交際費については一ただいまの宣伝ということにつきましては、これはかなり公共性がある。それに対しまして、交際費のほうは個人的な関係のものが強い。それで、テレビの話なんかも出ておりましたけれども、宣伝のほうは何か明るい、ぱっとした感じでございまして、それに対して交際費のほうは、暗い、しめったような印象を受ける。販売費の中の交際費と、それから宣伝費の割合……

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/22、31期、公明党)

○有島委員 ただいまの文化財の問題、また文化行政について関連質問をさせていただきたいと思います。  文化財保護委員会のほうと、それから文化局と、これが一緒になって、そういうお話が出ておるようであります。したがいまして、教育行政ということと文化行政ということが、将来分離していくんじゃないか、その方向にあるように思うわけであります。そこでもって、現在の文部省設置法の文化局の所掌事務の中で一つだけ伺っておきたい。  文化の振興に関して企画し、援助と助言を与える、そのようにいわれておりますけれども、文化の振興に対して企画をしていく、これはどの程度のけたでもって、規模でもって考えておられるか、その点につ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/02/29、31期、公明党)

○有島委員 私も、ただいまの武部委員の質疑にやや重なると思いますけれども、独禁法の第六章、特に二十四条の二をめぐりまして少し質問さしていただきたいと思います。  本法が二十二年の四月に制定された。これが二十八年に大幅な変更をされました。このことにつきまして、その改定の背景となりました情勢の変化と申しますか、改定の根拠となるもの、またその改定の目的、それらについてお伺いをしたい。これは先ほど有賀さんからそれについてお話があったようなので、有賀さんからひとつお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 質問のしかたがちょっと悪かったかと思いますけれども、その独禁法そのものが、成立以来いままで経緯をたど……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1968/03/07、31期、公明党)

○有島委員 ただいま物価の話が理論的に、またはやや具体的に出ておりますけれども、初めに非常にラフな聞き方で恐縮でございますけれども、最近野菜についてはやや安定してきたけれども魚が非常に高い。これは主婦の嘆きになっております。これは非常に実感としての話でございまして、いろいろなふうに考えられと思いますけれども、この魚の値の見通しは今後一体どうなるのか、これは主婦がいま非常に聞きたがっておる点でありまして、きょうの私の質問とはやや本質をはずれますけれども、長官に一言伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それでは本筋に戻りまして、独禁法、特に再販売価格の問題について伺いたいのでございますが、去年……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1968/03/21、31期、公明党)

○有島委員 先般来、独占禁止法並びにその中の再販売価格維持契約制度についてのことを伺いましたが、その中で、初めに、ことばの定義の上でもってちょっとわかりにくいところがございますので、いろいろきょうは教えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  最初に、再販売価格維持契約ということについて、これは客観的に定義づけがあるのだと思うのでございますけれども、それについて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いまのおことばで、この二十四条の二に書いてありますのには、「これを維持するためにする正当な行為」というふうに書いてありますので、これは非常にわかりにくく思った……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1968/04/15、31期、公明党)

○有島委員 昨年の秋以来、提案者四党のそれぞれの意見を反映いたしまして、ここに一つの形をとることになりましたこの消費者保護基本法が本日本委員会に提案されまして、質疑に入ることになったわけでございますが、今後本法案が関係各省庁また地方公共団体の積極的な協力を得て実効をあらわしてまいりたい、同時にまた国民各層の理解と共感を呼び起こして、これは官民を通じての一つの国民的な連帯感のくさびになっていくようになりたい、そのように願っておる次第でございます。  国の内外の各層に繰り広げられておりますいろいろな段階、いろいろな分野において、対立とか不信感の中でもって不毛な論議がいたずらに空転するような、そうい……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1968/04/18、31期、公明党)

○有島委員 関連して。ただいまの武部委員の質問に関連いたしまして、私も二、三質問をしたいと思います。  ただいまお話しのありましたように、正式に届け出があれば応ずるというようなこと、これは確かに形式上はそうであろうと思いますけれども、実質的な取り調べということは、すでにそれ以前に始まっているわけであると思うのです。これは早々にお始めになるかどうか、そのことについてお聞かせ願いたい。
【次の発言】 これは実質的に競争制限になるということは明らかなわけでございますね。いままでよりも競争の制限は、実質的には強化されてしまうということは明らかなことでございますね。それで、山田委員長が就任になりましたと……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/23、31期、公明党)

○有島委員 消費者保護基本法の提出によりまして、従来の行政一般が、新しい消費者保護という立場から見直されているわけでございますが、本日私の質問によってその細目の質問は一応終了することになりますが、ただいまも砂田委員のほうから、法の運用ないしはその事後のことなどにつきましてお尋ねがあったようでございます。私も、厚生省関係の行政の態度について、特にきょうは全般的には言いませんが、薬事法だとか環営法を取り上げまして、その運用のしかたがやや厳密さを欠いている点があるのじゃないか、それから、事後の処置で消極的な点があるのじゃないか、こういった点について少しお尋ねしたいと思うのです。  厚生省といいますか……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1968/04/25、31期、公明党)

○有島委員 ただいま砂田委員のほうから、本消費者保護基本法のアフターケアのことについて御質問ございましたけれども、私は同じような観点でございますが、一けただけ視野を広げまして、今後こうした問題を検討していかなければならないのではないかと思われる点につきまして、提起を兼ねて御質問いたすわけであります。  最近、製鉄にしろ製紙にしろ、重工業の各部門におきまして大企業の合併が相次いで行なわれております。これらが独占禁止法の違反の疑いがあるということが言われておりますけれども、またその一面、これは国際経済、自由化に対処して企業の強化をしていかなければならないわけでありますから、不可避的な事態であるとも……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1968/05/16、31期、公明党)

○有島委員 長官お急ぎのようですが、初めに一つだけ、これは新聞報道に出ておりましたが、宮澤長官は大企業の合併について、場合によってはあとからでもこれは分割命令が出せるというようなことをおっしゃっておった。もう一つ、以前に物懇の提案の中で、「わが国でも最近、生産の大規模化を要請する声が高い。また、販売面での系列化が進む傾向にある。それらは、技術進歩への順応または国際競争力の強化を意図するものとしても、あるいは、流通の面からみて合理的なものがあるとしても、産業の寡占化が管理的価格の採用につながり、消費者の利益を損なうという危険に対しては、それに対処する有効な手段を整備しておく必要がある。これはむし……

第58回国会 文教委員会 第8号(1968/04/10、31期、公明党)

○有島委員 近く法案の審議に入ると思いますけれども、その前に、先日大臣よりの今五十八国会におきます所信表明につきまして少し伺っておきたいと思います。  これを拝見いたしますと、初めに明治百年の問題がございまして、あと当面する諸問題というふうになっておるようでございますけれども、明治百年につきまして、これは先般来予算委員会なんかでもいろいろ議論があったようでございます。それで明治百年といっても、終戦までの八十年とそれ以後の二十年と分けて考えなければならないのではないかというような議論もあったようでございます。それで、いまの時点が非常に重大な時点であるというように大臣も認識していらっしゃる。そうい……

第58回国会 文教委員会 第9号(1968/04/12、31期、公明党)

○有島委員 大臣お急ぎのようなので、簡単にいたします。  国立学校設置法の一部を改正する法律案についてでございますが、これは大学の改組についての問題でございますので、現在の大学が、学校教育法の五十二条に、大学は学術の中心である、広く知識を授ける、深く専門の学芸を教授し研究する、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的としているとありますが、現在の大学がこのような目的を果たしておるかどうか、その点について大臣の御所見を承っておきたい。
【次の発言】 いまの大臣のお答え、そこの目的に向かって努力をしていくというお答えでございますけれども、このたびのこの法改正もそうした一環として受け取ってい……

第58回国会 文教委員会 第10号(1968/04/17、31期、公明党)

○有島委員 新学期が始まりまして、いま新聞紙上には文教問題について非常に雑多な、また困難な問題が続々と掲載されております。その中の一つといたしまして、新学期からの小学校教科書についての記事がたくさんございまして、それでだいぶこれが右寄りになっておるというような批評がたくさん出ております。こういう問題につきまして、先般灘尾文部大臣が発言されました国防教育云々、このことについて少しお話をし合ってみたい、そう思うわけでございます。  灘尾文部大臣が昨年末の記者会見におきまして、国防を考えない国民はあり得ない、子供のときから国を守るとか自国の安全保障について自覚と認識を養うことが必要だと思う、いつまで……

第58回国会 文教委員会 第11号(1968/04/19、31期、公明党)

○有島委員 前回、昨年末の国防教育に関する灘尾文部大臣の発言につきまして、世間では、これは非常に前時代的な、いわば富国強兵的な軍備に通じていくような考え方であるというふうに理解している。これに対しまして大臣のお考えをさらにわかりやすく誤解のないように説明して公表なされるようにと申し上げましたところ、これは釈明の必要はない、一度言ったことはどう解釈されようともかまわないというのではなしに、父兄や教員たちの戸惑いをなくすためには積極的に努力すると申されまして、ごく近い将来において国防について大臣のお考え方を公表されるという約束をいただいたわけでございます。質疑の中で幾つか重要な点がございましたので……

第58回国会 文教委員会 第15号(1968/05/08、31期、公明党)

○有島委員 ただいまの理事会で貴重なお時間を御承認いただきまして、資料要求とそれから緊急質問をさしていただきます。  資料要求の第一番は、現在審議しております教特法につきまして、これは数年来超過勤務手当の是非につきまして数々裁判がありました、その裁判の判決資料をいただきたい。それが第一番でございます。第二番目は、先日大臣にいろいろ質疑をいたしました中でもって、文部省と日教組と話し合いをしよう、それがなかなか実現できないその大きな理由といたしまして、日教組側の倫理綱領についてのお話がございました。それで、この倫理綱領につきまして文部省側がどのような点についてこれを非常に不適当なものであると断定さ……

第58回国会 文教委員会 第16号(1968/05/09、31期、公明党)

○有島委員 お忙しいところをたいへん御苦労さまでございます。私も四人の先生方に質問さしていただきます。  ただいま衆議院で問題になっております点は、おもに法律の上での問題、形式的な問題が多いわけでございますが、教員の質を向上して教育そのものを充実していくんだという、そういったことが一番の目的であると思うのでございます。それでそういった立場から、いま質の向上について一番応急に考えなければならないのは何であるか、それらを校長先生の立場からどういうふうに考えていらっしゃるか、そのことを伺いたい。
【次の発言】 そういたしますと、限られた予算の中で今度こういった措置をとろうという場合、定員数をふやして……

第58回国会 文教委員会 第19号(1968/05/15、31期、公明党)

○有島委員 本法案につきましては、ただいままで二十数時間にわたりまして数々の審議がなされてまいりました。その問題点の中でかなり重要なことがございまして、これ以上さらにまた審議を続けることにさえ疑義を持たれるような状態になりました。その問題はさておきまして、きょうは法務大臣がたいへんお急ぎだそうでございますので、まず質問に入ってまいりたいと思います。  法務大臣に伺いたい点でございますが、憲法に規定されております国会調査権ということと司法権ということ、この関係につきまして、司法権の独立の原則、一般的な御見解を、初めに聞かしていただきたいと思います。

第58回国会 文教委員会 第20号(1968/05/20、31期、公明党)

○有島委員 ただいま各委員から御質問ございましたけれども、私どもの公明党といたしましても、当日災害が起こりまして数時間の後に調査団を派遣いたしましたので、その調査その他をもとにいたしまして質問させていただきます。  私どもとしても一番心配しております点は、地方財政あるいは父兄負担にかなり大きなしわ寄せがかかってくるんじゃないかという点でございます。この点については、ただいままでいろいろな質問がございましてお答えがございましたので省略いたします。そしていまもっぱら問題になっておりますのは、復旧という点が一番当面の問題として、これは当然論議されておりますけれども、将来に向かってこれがいつどこで起こ……

第58回国会 文教委員会 第21号(1968/05/22、31期、公明党)

○有島委員 日本学校安全会法の一部を改正する法律案の審査にあたりまして、二つほど承っておきたいと思います。  一つは法案の中から、一つは運用の面からなんですが、今度の改正の十一条におきまして、役員となる人の資格について規定されております。この役員となる人の条件を変えた理由について承っておきたいと思います。
【次の発言】 このようなスタイルに変更していくと、これが一つの慣例になっておられるようなんですけれども、これを旧の法に定められたその根拠はどうであったのですか。特に国務大臣、国会議員というものを役員の中から除くというところですね。前はそういうふうにしてあったわけですけれども、それがどういう根……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/08/07、31期、公明党)

○有島委員 昨日、八月六日に消費者保護会議をなさったという、その御報告を承ったわけでございますが、やや抽象的ではありますけれども、やはり重要な決定をも含んでおる、そう思いたいと思います。そこで、いままでもお話がたくさん出ましたので、私はただ一点だけ、第六番目の苦情処理体制の整備のことにつきまして長官にお尋ねいたします。  ほかの項目を見ますと、みんな「検討をすすめる。」「検討をすすめる。」と、こう書いてありますけれども、ここだけは「体制整備をすすめる。」というふうな書き方なんで、ここはやや具体的なものが示され、また施行されるように期待いたします。ここでもって経済企画庁、通商産業省、農林省、厚生……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1968/09/03、31期、公明党)

○有島委員 先ほどから古米の話が出ておりましたけれども、卸売り業者のほうからの申し入れによりますと、政府の目標量を処理することができない、これは九月二日でございましたか、そのように言っておるようでございますけれども、今後古米の処理についてどのようにお考えになっておるか、このことを伺いたい。
【次の発言】 私が伺っておりますのは、いまの二度つゆを越さないようにするとか、配給計画を少しきめこまかくするとか、そういうようなことではいままでと何にも変わりはない、そういうお答えになりますね。何かここでもって一つの考えを具体化するかどうか、具体化するという計画はいま何一つないのか、無策であるのか、そのこと……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1968/10/25、31期、公明党)

○有島委員 前々回の八月七日の当委員会におきまして、コーラ飲料の酸度につきましていろいろと質問いたしました。消費者保護という立場でもってずっといろいろな質疑をしているわけでございますが、コーラ飲料のあるものは胃酸よりもさらに強い酸性を持っているというような話を私は聞いた。そのことについて金光環衛局長さんに伺ったのだと思いましたけれども、これについて資料を出していただけるとかあるいは調査してくださるというふうなお話しがあったと思うのですが、その後の御報告を伺いたい。
【次の発言】 胃液との比較はどういうことになりますか。
【次の発言】 一つの物質として、これはいまのPHが二・四程度の高さもあると……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1968/11/13、31期、公明党)

○有島委員 前回の委員会でもってお尋ねした点で御回答の漏れがございましたので、きょうはそのほうだけ簡単に伺っておきたいと思います。  それは、自動車のメーカーがコストダウンを宣伝しておりますけれども、その車種にわたりまして製作を中止して、そうでないものをまたつくっていこう、そういうような動きがあったように私聞いたのでございますけれども、その辺の事情を初めに伺いたいと思います。
【次の発言】 消費者といいますか、ユーザーといまおっしゃいましたけれども、その側から見ますと、安くなったと喜んでおったら、それは今度生産がストップになるようなことになりますね。その点についていまお答えがなかったものですか……

第59回国会 文教委員会 第5号(1968/10/04、31期、公明党)

○有島委員 たいへん時間がおそくなりましたので、私は荒筋だけ伺いまして、あとこまかいお話はまたの機会に譲ろうと思います。  きょうは、初めに論議されました人事院勧告の実施について一つだけ聞いておきたいと思うのですが、八月三十日の閣議決定については、世論のいろんな批判がございましたね。特に八月一日からの適用のくだりについては、これをさらにさかのぼって適用し得る、そういうことはわれわれも考えるのですけれども、この閣議決定をそのまま固執していることが賢明なことなのかどうなのか、閣議決定を再考することが不可能であるというような根拠なり理由なりがあるのかどうか、そういったことについて大臣から伺いたいと思……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、公明党)

○有島委員 ここ数年来問題になっております中国の肉の問題でございますけれども、これが最近、今度は輸入を促進していく方向に変わるというような新聞記事が出ておりますが、この経過についてちょっとお話しをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は田中さんとも前にお目にかかりましたし、大体五項目が相当、ひどくいえば難くせをつけたような、答えようもないような形であるという認識に立っております。それで今度その態度を改められるという方針にしっかりと変わったのかどうか、その点だけはよく確かめておきたい。それじゃ、これを前向きに検討し直すということは、この前の五項目があまりにも、表面上は論理的かもしれませんけれ……

第60回国会 文教委員会 第2号(1968/12/19、31期、公明党)

○有島委員 たいへん時間が経過して御苦労さまでございます。  いろいろございますけれども、一つは、高坂先生と柴田さんのお二人からイデオロギーということばが出まして、このことばについての一つの問題提起をしておきたい。それからもう一つは質問でございます。  受験生のおかあさんの窪田さんのほうからのお話は、入学試験をやめたからといって問題が解決するわけではないのだから試験をやってもらいたい、問題は別なところにあって、教育理念の問題でものの考え方が何かピントが狂っているんじゃないかというようなお考えがあったのですが、これも私は、はからずもおかあさまの口からこういうふうな問題が出たということは全く重要な……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1969/03/06、31期、公明党)

○有島委員 初めに私は、いま証拠になっておりました消費者保護基本法について、同じ立場から一言御質問しておきたいと思います。  いま戸叶さんからだいぶお話が出ましたけれども、食品衛生法を今国会に出したいということは、いままでのお話の経過を聞いてみると、これは無理じゃないかと思います。少なくともことし中には目鼻をつけるとか、そういった期間的なことはしっかりしておかないと、私どももこれは議員立法しなければならぬじゃないか、そういうことは考えているわけなんです。それで、手をつけてみれば非常に膨大で、むずかしいことは痛感するわけでございますけれども、大体のもう少しのめど、それを伺っておきたいと思うのです……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1969/04/03、31期、公明党)

○有島委員 朝からずっと、だいぶ時間がたってお疲れのようでございますので、私も一般的なことをいろいろ伺いたいと思いましたけれども、いままでの御質問の中でお考えが大体わかるようなところは全部省略いたしまして、二点ほどに限って伺いたいと思うのでございます。  このたびの政府の物価安定政策の中で一番の特徴は、公共料金を鉄道以外は全部押える、そういうふうにおっしゃったわけでございますけれども、公共料金を押えるというには、やはりそこにはくふうが必要である。そのくふうは、一つには内部の合理化ということもあるでしょうけれども、どうしてもこれは財政でもって補充していかなければならない、そういうことが起こるわけ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1969/04/17、31期、公明党)

○有島委員 参考人の方々、たいへん長い間御苦労さんでございますが、私でおしまいでございますから……。  いままででほとんど質問が出尽くしたような感じがいたしますけれども、大体まとめて考えてみますと、私どもこうやって中国の食肉の輸入のことについて興味を持ちますことも、これは物価問題から始まったわけでございまして、私も去年、一昨年あたりから、この問題について興味を持って研究もいたしましたし、この席でもっていろいろ伺いました。それから田中良男先生からも直接いろいろなお話も伺っておりました。ここでもって問題になっておりますのは、農政の問題、それから医学の問題。ここでもってまだ国際的な関係の問題というこ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1969/04/24、31期、公明党)

○有島委員 前に質問されました委員の方となるべく重複を避けたいと思いますが、菅野大臣は数年前から消費行政について深い関心を示されて、しかもそれを実行に移されたというようなことをいわれておりました。今度は先に向かって、あと十年後にどのような物価安定の状態にすべきか、そういうような観点に立って考えますと、この八年間というもの、大体平均五%以上の上昇をずっと続けてきたわけであります。それで、これはもう危険信号がぶつ続けているわけであります。これに政府としてはいつも真剣に取っ組んでおるということを言い続けてきた。それでひとつ、いつかこれを三%以下にしなければならない、その転換の時点をどの辺に持っていこ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1969/06/19、31期、公明党)

○有島委員 夏になってまいりますと、清涼飲料をずいぶん飲むわけでありますけれどれ、粉末ジュースというのが相当出回っておりますね。それで粉末ジュースというものの成分なのでございますけれども、これはきょうは農林省がいまちょっといないので、ジュースの正しい定義ということはあとにしますけれども、公取に伺いたいのですけれども、粉末のジュースという表示そのものに問題があるんじゃないか、そういうふうに思うのですけれども、御見解はいかがですか。
【次の発言】 その作業は夏までに間に合いますね。もうそろそろ夏だけれども。
【次の発言】 それは急いでいただきたいと思います。  それから、今度は厚生省に伺いたいので……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1969/07/31、31期、公明党)

○有島委員 時間が全くなくなってしまいましたので、一つだけ競争と生産性の向上という点でございますが、自由な競争の方向に持っていけば生産性の向上はほとんど無限である、競争を奨励すべきである、それが原則であるとおっしゃった。ところがアメリカはいま日本に自主規制を押しつけていますね。そういったことも一つあるかと思うのです。  もう一つは、品質の向上という中に、さっき歯ブラシのお話がございましたけれども、実用性の向上ということ以上に宣伝の部分に非常にコストがかかっているとか、かっこうをよくするということ、美的要素ですね、これは一つの向上であると思うのですが、そういった面が今後非常に多くなってくるのじゃ……

第61回国会 文教委員会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○有島委員 本日は文部大臣の所信に対して質問さしていただきますけれども、その前に、きょう東京教育大学に機動隊が導入された、そういう話を先ほど聞きました。それで掲示板に、本学は当分の間教職員、一般学生の立ち入りを禁止します。許可された者以外の人で無断に入った者は処罰されます。というような要旨の掲示が出ておるそうであります。それで、学校側の要請でもって五百人前後の機動隊が導入されたというような話なんですけれども、これについて文部省側にも情報が入っていると思いますので、詳細を伺いたい。
【次の発言】 いまの御報告の中でもって抜けた点があると思うのです。掲示の中で、無断で入った者は処罰されるということ……

第61回国会 文教委員会 第9号(1969/04/02、31期、公明党)

○有島委員 私は、ただいま御提案になりました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案、これにつきまして若干の質問をさしていただきます。  初めに文部大臣に、この改正のねらいは何であるか、このことを簡単に伺っておきたい。
【次の発言】 いまの大臣のお話、一人一人の能力を適正に開発していくといいますか、そういったことが一番のねらいであるというふうに考えました。  この問題は、教師の質ということと、それからもう一つは体制を改正していくということの二点に分かれると思うのですけれども、ここで扱われておりますのは、大体受け入れ体制と申しますか、そういう改正に限られ……

第61回国会 文教委員会 第10号(1969/04/04、31期、公明党)

○有島委員 議題となりました案件につきまして、私は公明党を代表して反対意見の討論をいたします。  政府案につきましては、学級編制標準及び教職員定員の標準ともに従前よりは一歩の前進を認められますが、本来学級編制は、教育効果の上から見て四十名以下を理想とし、標準とすべきものであり、教職員定数の標準は、教職員の質の向上及びその養成と兼ね合わせてきめるべき問題であると考えられます。  社会党案につきましては、その大要に賛意を表しますが、若干の意見の相違がありますので、三案ともに反対の態度を表明するものであります。  以上であります。

第61回国会 文教委員会 第14号(1969/04/25、31期、公明党)

○有島委員 初めに予算について伺いますけれども、この前の東京の場合には、先ほどのお話では二百億かかっておる。それで当初予算とそれから実際にかかったものとの差がどのくらいになっておったのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 これは専門家がやられることでございますから、心配があるかないかわかりませんけれども、東京の場合にはいろいろな条件でもって、建設、設備、道路、そういったことは非常に有利であったに違いない。このたびの札幌は、特に季節的にも影響を受けるし、東京なんかとはまるっきり条件の違ったところでもってやるわけでございますから、そういった誤算がかなり見込まれるのじゃないかと思います。そ……

第61回国会 文教委員会 第21号(1969/06/06、31期、公明党)

○有島委員 著作権法案の審議を開始するにあたって、大体大ざっぱな概念的なことについて、まずここで各党の方々から質問があったわけでございます。私も、質問そのものは多少の重複があると思いますけれども、基本的なことについて二、三しっかりとお伺いしておきたい、そう思います。  最初に、この法案提出の経緯につきまして、何べんかお話ございましたけれども、特にこれが六十余年間そのままになっていて、今度新しくできたというお話でございましたけれども、これがここに六十余年間放置されていた、どうしてこんなに長い間放置されていたんだろうというふうに私は思うわけであります。そういうような角度からこの法案提出の経緯につい……

第61回国会 文教委員会 第22号(1969/06/11、31期、公明党)

○有島委員 貴重な御意見をいろいろ伺わせていただきましたが、時間もかなりたちましたから、ただ一つだけ中川先生にお伺いしたいのですが、アメリカのCの行き方でございますが、これに対しての評価をどのようにしていらっしゃるか、そのことを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 重ねて伺いますが、著作権の審議の段階におきまして、Cのこの行き方について特に御審議がありましたでしょうか。こういった行き方を日本の田がとったならば、どういう利点がある、またどういう弱点が生ずるか、そういうような審議はありましたか。
【次の発言】 わかりました。

第61回国会 文教委員会 第24号(1969/06/18、31期、公明党)

○有島委員 私は、大体簡単に三つぐらいの点をお尋ねすることにとどめたいと思いますが、最初に、社会保障制度審議会の報告でございますけれども、この報告について、文部省側としてはどのようにこれを受けていらっしゃるのか、その御感想を伺いたいと思います。
【次の発言】 いま三つの点をあげられましたけれども、最初に、「今日とりあげることは時期的に適当とはいい難い。」そういうような一項目がございますね。この点についてはどういうふうに思っていらっしゃいますか。
【次の発言】 そうすると、時期的には適当ではないと言われるけれども、適当である、そういうふうに言われるわけですね。

第61回国会 文教委員会 第35号(1969/07/24、31期、公明党)

○有島委員 議事進行。昨日から当文教委員会け正常な審議に入っておるわけでございますが、けさの新聞を見ますと一斉に「きょう強行採決か」、そういった報道が出ております。一例を申し上げますと、「衆議院は文教委員会が定、例日以外の二十四日、与野党の話し合いで、大学運営臨時措置法案の審議を続行するが、自民党としては同日中に、同法案の採決を強行、二十五日の衆議院本会議に上程する意向を固めている。」、これは一例でございますが、このように各紙に伝えられております。私どもとしては、こういうことがあってはならない、当然そう思うわけでございます。そういうことがもしあるならば、きょうの審議は非常に不安定なものになり、……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1967/04/22、31期、公明党)

○有島分科員 私は、文教関係予算審議の根拠となりますべき問題、また、少し大きく申しますと、国政運営上、一度は考えておかねばならないと思われますきわめて基本的な事柄につきまして、本日は二、三質問いたしたいと思います。  今期国会の冒頭に、内閣総理大臣の施政方針演説の中で佐藤総理は、「われわれ日本国民はすでに戦後の目標を達成し、いまや新たな歴史の創造に取り組む時期にまいりました。国家と民族の発展の基礎は、人にあります。」と述べられました。新しい時代をつくっていくべき人の育成につきましては、私ども国民すべてに課せられた重大な課題でありますが、とりわけて、文部当局がその主たる責任を負わなければならない……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第1号(1967/11/22、31期、公明党)

○有島小委員 文化局と文化財とが合同する、町方ともいま不十分なものが合同して、これからどうしようとしているか、これは国民全部が心配しておるところでございますが、いまのお話で、これをさらに充実していく方向である、そのように受け取っております。  私ども、およそ文化といいますと、これは特定のすぐれた知恵の働きを形式化して、あるいは組織化して、より多くの人々がともどもにこれを使っていくことができるようにする、これを文化というんじゃないか、かように考えているわけでありますが、わが国の文化政策としては、今後ますます複雑化していく文化現象――いまここではもっぱら文化財、過去のものに限っておりますが、現在の……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 物価問題等に関する特別委員会消費者問題に関する小委員会 第1号(1967/12/15、31期、公明党)

○有島小委員 戸叶委員長から消費者保護のための基本法を御提示いただきまして、たいへん時宜に適したものであると、私どもはその趣旨について基本的に賛成いたしました。党内でもってさっそく種々検討いたしました結果、一つの案を作成いたしまして先日提出いたした次第であります。とは申しましても、個々の問題にわたっては、これは内容としては、消費者を保護するという立場からは、それほどかわったところはないのではないか。ただ、それに至る、現在の消費者に対する行政が、そこにどのように有効に働きかけていくことができるかということが相当たいへんな問題ではないか。そのためにその基本法をせっかくつくられるのであるならば、また……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○有島分科員 政府から示されました昭和四十三年度の文部省関係の予算案につきまして、きょうは私学の振興の問題についてお聞きしたいと思っておりますが、ただいま主査から念を押されまして、時間がたいへんシビアーでありますので、前段をきょうは省略いたします。最初に大臣に、わが国の教育において占める私学の役割りの重要性ということについていろいろ承りたいと思っておりましたけれども、これは省略いたしまして、具体論に入ります。  それで一番具体的な問題といたしまして、今度「新たに私立大学の教育研究の充実向上をはかるとともに、経営の健全化に寄与するため経常的研究費の助成を行なうこととし、三十億円を計上した」これに……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1969/03/20、31期、公明党)

○有島委員 国鉄の再建計画をめぐる諸問題を質疑するにあたりまして、いままでいろいろな議論が重ねられてまいりました。きょうはたいへん時間が経過いたしまして、関係者一同がお疲れであると思いますし、私は、特にきょうは国民生活に密着している物価の問題、この一面に限ってここでお尋ねしていきたいと思います。  それで、いま経済企画庁長官からお話が出たので、私もきょう行なわれました物価対策閣僚協議会のこの記事を見ましたけれども、非常にこれは問題である。  第一番には、国鉄運賃に続く私鉄運賃の値上げ問題が表面化しておる、そういう認識の上にこの閣僚会議がやられたわけですね。そういうことになっておりますけれども、……

第61回国会 文教委員会公聴会 第1号(1969/07/14、31期、公明党)

○有島委員 だいぶ時間が延びてしまいましたので、私、問題を二つにしぼりまして、二点だけ問題にしたいと思います。  初めに、こうしてここでもって公述人に来ていただきまして、公聴会を開いております。これは大学紛争の基本的な認識について、若い世代の人たちが何を感じて何を訴えておるのか、こういったことについてやはりピントを合わせて、それで、それじゃ一体われわれは何をしていったらいいのか、そういう問題に発展していくべき一つのかなめにするためにきょうはやっているのじゃないかと思います。それで、そういった問題が明らかになった上で、今度は政治の立場からはどうするか、教育の立場からはどうするか、また、社会一般的……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○有島分科員 先日の予算委員会の総括質問で、わが党の伏木和雄委員からいろいろな質問がございまして、そのときに、厚生大臣のお答えでございますが、児童手当制度を四十五年度から実施する、そのようにお答えをいただきました。それで審議会を設置してこれが検討をするようなお話でございましたけれども、ここら辺ちょっと疑問がございますので、きょうはそのことを伺っておきたいと思います。  いままで児童手当懇談会があって、そこに一つの経過報告が出ておるわけでございますけれども、もう一ぺん審議会をつくらなければならないというのは少し解せないわけなんですが、この懇談会の設置の趣旨がどういうことであったのか、その辺から伺……



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データ更新日:2023/02/05

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