このページでは有島重武衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○有島委員 第九十三国会における文部大臣の所信表明に対しまして、いささか質問をさせていただきます。いろいろありまして、愛国心の問題を含んでの基本問題それから、財政再建といいますか行政改革にどのように貢献していくのか、その中で教科書無償制度をどのように存続させていくのかというような問題、それから青少年の非行の問題国際交流の問題、また日本語の問題、体育の問題などと多少羅列的になりますけれども、簡潔に議論を進めていきたいと思っておりますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。 最初に所信表明を伺いましたので、後からこのプリントをもう一遍読み直してみたのですけれども、歴代の文部大臣のおっしゃっている……
○有島委員 議題になっております放送大学学園法案につきましては、すでに過去数次にわたりましてさまざまな審議が行われたわけでございます。私ども公明党の同僚の鍛冶清君、また池田克也君なども、いろいろな形で審査をさせていただきました。その報告も受けております。またただいまは、この件に関しまして、かつて小委員会をつくりましたときの小委員長の嶋崎譲委員より、さまざまな質問または問題提起があったようでございます。 公明党といたしましては、この放送大学を一つの構想として十数年来私たちも考えてまいったわけでございます。それは国民の生涯学習ないしは生涯教育と申しますか、そういった立場に立ちまして、いまの学校制……
○有島委員 去る十月三十一日の金曜日に、文教委員会と逓信委員会で本放送大学学園法案に関する連合審査をいたしましたが、そのときの質問で保留の課題の問題がございますので、それをまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 「桃栗三年柿八年」という言葉がございますけれども、この放送大学学園によって設置される大学機関、これがその真価を発揮いたしますのは、二期計画が終わる七十一年、というと大体十年、十五年後でございますね、そのころに、本当に電波を使った放送による教育がよかった、こういうふうになってもらいたいということでございますか。
【次の発言】 十年、十五年先の日本の状況というのが一体どうなってお……
○有島委員 放送大学学園法案によって設置される大学、いわゆる放送大学でございますけれども、正確に言うと、これは電波を教育手段の一部として採用する大学というふうに理解してよろしいかと思います。これが電波というものの一つの特性、そのメディアの持つ真価を発揮して、日本全国津々浦々をカバーして、その機能を十分に発揮するのは大体十年から十五年後である。「桃栗三年柿八年、放送大学十五年」、こういうことになろうかと思います。長いといえば長いけれども、国家百年の大計の上から考えれば、わずかの時間と言えないこともない。願わくはりっぱなよい実がなって大いに裨益してもらいたい、こう思うのです。これが大きな実はなった……
○有島委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 放送大学学園法案に対する附帯決議(案) 一 本法にいう「大学」は、学校教育法第一条の大学であるが、その機能するところは、従来の概念を超えて、いわゆる「新しい高等教育システム」の中核的機関として位置づけられる。したがって、本法第一条の「大学教育の機会」は、「大学教育その他の高等教育の機会」として、より広く解釈すべきである。 二 放送法と学校教育法を前提とする放送大学は、 (1) この二つの法にもとづく整合性をもった大学であること。そのた……
○有島委員 先ほど来、いろいろな御議論が出ておりまして、私は、補足的にちょっとだけ時間をいただいているのですが、どうも結論的に私、考えておりますのは、いろいろな諸施策がとられております、教育でございますから、特に学校教育でございますから、学校の先生が一番御苦労なさっておられる、親御さんも大変苦労しておられる、そういうことでございますけれども、その中でもって行政というものは一体何ができるかということでございますね。その坊や、これは文部省だけの坊やではございませんが、その坊やに行政という立場で一体何ができるのだろうか、そういうことでいまいろいろなお話をしておるわけですね。 それで、文部省のなされ……
○有島委員 初めに、週休二日制についてお尋ねをしておきたいと思います。
人事院がこの週休二日制につきまして、検討なさり、報告をなさり、そして勧告をなすったわけですが、どうしてこの週休二日制という問題と人事院が取り組まなければならなかったか、一番もとに戻りましてのこの勧告の趣旨を承っておきたいと思います。
【次の発言】 私が質問したいのは、どうして民間企業が週休二日の方向に進んでいくのか、その辺の分析もいろいろおやりになったと思うのですが、これはどんなふうな分析をしていらっしゃるのか。
【次の発言】 もう少し詳しくお話を進めていきたいのです。
昭和四十年代に高度成長がなされた、その間にこうい……
○有島委員 昭和五十六年の国立学校設置法の一部を改正する法律案、これについての審査をさせていただきます。 幾つか項目がございますけれども、要点をしぼって、最初に教育大学の問題、それから体育大学の問題、三番目は国立歴史民俗博物館をめぐっての問題、こんなふうに問題をしぼりたいと存じます。 そこで、最初に教育大学につきましてですけれども、先ほど来同僚委員の質問がございまして、大臣も、これを聞いておいでになって、以前からの経過、経緯というものをほぼ御承知であろうと思うのでございますけれども、私ども八十四回国会でもって審議をいたしました、いわゆる新構想の教員養成のための教育大学、このときに、新しい構……
○有島委員 大学共同利用機関としての国立歴史民俗博物館を新設することにつきましては、先般大臣から御説明がございましたし、私も、井上準備室長からかなり詳細な御説明を受けました。そして、その成果を期待しておる一人でございます。
そこで、大臣に確認をしておきたいのですけれども、こうして新しい企画をしてやっていく、これはいいことなんだけれども、この際に現存のいろいろな関連の機関をさらに充実し改革をしていく、こうしたことが大切なのじゃないだろうかということを私は痛感するわけでございますけれども、基本的に大臣いかがでございますか。
【次の発言】 そこで、関連いたしまして、大学共同利用機関ではございません……
○有島委員 法案の質疑に入るわけでございますけれども、その前にちょっと伺いたいことがございます。 最近、試験問題が転用されたといいますか、山口大学の医学部の教授の方が国家試験に御自分の方の試験問題を転用されたという事件がございました。また、ごく最近、国立滋賀医科大学の教官が受験生のところを訪ねたとかいうことで問題になっておるようでございます。ゆがめられたといいますか、エスカレートしているといいますか、こうしたような受験地獄の一つの現象、これは非常に憂うべきことであると思うわけでございます。 この際、大臣のお考えになっておりますこと、あるいはこれに対して今後どのような措置をおとりになっていく……
○有島委員 毎年の例のようになっております私立共済の年金の額の改定でございまして、問題はもう大体出尽くしておるというような感じでございますけれども、二、三の質問をさせていただき、なお時間がありましたならば、私学の問題について少しまた聞きます。
初めに、私学に勤めていた人が国公立の教職員になられる、あるいは国公立の教職員の方が私学の方に移られる、そうしたときに、この年金の扱いでもって何か不利益をこうむる、そういうような場合はありませんか。
【次の発言】 これからの社会というのは、一つの職業にずっとかかわっている人もいるでしょうが、相当いろいろと職業を動く人もいるかもしれない。いまのは同じ教職員……
○有島委員 公明党の有島でございます。 参考人の先生方には、大変きょうはまたお忙しいところ、ありがとうございます。 ただいま議題としております私立学校法及び国立学校設置法の一部を改正する法律、こういうことでありますけれども、高等学校、とりわけ大学・大学院につきまして量的に抑制をする、こういった消極的な表現になっておりますけれども、その気持ちとしては、質的な充実をやっていきたい、こういうことでございまして、私たちも、精力的にこれを審査しておる最中でございます。 私は、いままでもいろいろお話がございましたけれども、現状におきまして高等教育の質的な充実といいますか、向上といいますか、こういうこ……
○有島委員 ただいま議題となっております日本学校健康会法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して御説明申し上げます。 本法律案が行政改革の一環として立案されたものであることは、当委員会における審査の中で明らかにされたところでございます。 しかるに、行政改革の立場から見れば、その効果はきわめて不十分であり、公明党・国民会議、民社党・国民連合、新自由クラブ及び社会民主連合の四党におきましては、むしろ日本学校給食会は廃止すべきであるとの見解に立って検討を行ってきたところでございます。 一方、本法律案を教育的立場から見た場合、現行の日本学校給食会の業務を直ちに廃止することは、学校給食制度の……
○有島委員 最初に、大臣に御確認を申し上げたい。
新規改訂にいたしましても、部分改訂にいたしましても、その改訂ということになりますと、そのためのはっきりとした根拠といいますか、何か切実な理由があるべきだ、当然のことであると思うのですけれども、大臣にまずお確かめをさしてもらいます。
【次の発言】 私がいま申し上げておりますのは一般論でありまして、このたびの問題とは別としても、いやしくも改訂をするというならば、それには相当な理由がある、それは当然でございますね。
【次の発言】 そうすると、文部大臣としては、いまのところ改訂の根拠を持ち合わせておらない、その必要は認めておらない、こういうことでござ……
○有島委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいまの法律案に対する附帯決議案について御説明を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 私立学校法及び国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、高等教育に対する国民や社会の要請にかんがみ、次の措置を講ずべきである。 一 本法に定める抑制期間中に大学の質的充実等を図る措置を講じ、今後更にその期間を延長ずることがないようにすること。 二 抑制期間中に、高等教育全体の計画的な整備のあり方を検討すること。 三 高等教育に寄せる新しい時代の要請に応じ、とくに学習者への柔軟な対応措置等の具体化を図ること。 四……
○有島委員 ただいま議題となりました中西積介君外四名提出の学校教育法等の一部を改正する法律案及び学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、与えられました時間の許す限り質問をさしていただきます。 最初に、本改正案の御提案とかかわりまして、現在、高等学校における実習助手についてお尋ねをいたします。 昭和五十四年版の学校基本調査というのによりますと、全国の国立及び公立の高等学校、さらには盲・聾・養護学校などの実習助手が配置されておるその数が一万五千二百八十七名となっております。これらの実習助手の業務につきまして、学校教育法第五十条の三項によりますと「実習助手は、実験又は実習について、教諭の職……
○有島委員 放送大学学園法案並びに社会党より提出されました放送大学を設置するための国立学校設置法及び放送法の一部を改正する法律案を一括提案されたわけでございます。放送大学学園法、内閣提出の法案につきましてはいままでずいぶん長い時間をかけて審査をしてまいりましたし、一応の審議も終わったわけでございます。しかし、この法案は未知数の部分が大変多くございまして、幾ら論じ合ってもいろいろな問題は残ろうかと思います。 そこで最初に文部省の方にもう一遍確認だけしておきたいのですけれども、放送大学は生涯教育の中核的な機関である、こういうような定義づけ、これは社会党さんの方の案もこういった点では一致していくの……
○有島委員 本特別委員会の審査も延々と慎重に進められてまいったわけでございますが、御承知のように、私どももこれに対しての最終的な結論といいますか、要求をまとめなければならぬという段階が来ているわけであります。
そこで、行政管理庁長官、ずっと主管大臣としてこの審議をお聞きになっておいでになったわけでございますけれども、どうでしょうか、この法案について修正の可能性というのですか、修正についての御所感を承っておきたいと思います。
【次の発言】 そうなりますと、ここで審査を一生懸命やっているわけです。この審査の成果は一体どうなるのかということですね。これはもうお考えをいただきたい。余りがんこな態度で……
○有島委員 議題となっております国立学校設置法の一部改正法案の審査に当たりまして、私は、高等教育全般の整備あるいは改革というような観点から時間の許します限り二、三の質問をさせていただきたい。 高等教育の計画的整備の見直しにつきまして、後期計画の見直しをしておるという話が先ほども出ておったようでございます。この後期計画が始まってからまだそれほど時間もたっていないのに見直しをしなければならないという状況でございます。これについては従来の考え方あるいは予測が狂っていたというか、不足であったというか、こういうことにかかわろうかと思うのですけれども、聞くところでは、大学と短大の進学率の伸び悩みの問題あ……
○有島委員 きょうは大臣に対して一般質問の機会を得さしていただいてありがたく思っております。 それに入ります前に、先日法案の審議のときに高等教育の問題全般にわたって触れたのでございますが、その際に、一番最後でやや時間切れでもってペンディングになったような問題がございますので、最初にそれを聞いておきたい。 高等教育の問題で、放送大学の母体である学園だけはもうできたということは一つあります。あるいは共通一次試験が第四年目を経て定着してきたというふうに私は感じております。そういった問題がありますけれども、この二つのことについても、私どもは、大学も含む高等教育全般的な弾力性というか、あるいはもっと……
○有島委員 参考人には御多忙なところ、おいでをいただきまして、本当に御苦労さまでございます。この際、日ごろ大切な幼児教育に従事していらっしゃる全国の大ぜいの方々もいらっしゃるかと思います、心から敬意を表したいと思います。 時間が私十分なものですから一つくらいしか質問できないのじゃないかと思いますけれども、それで、いまここで問題になっておりますのは、三年間の延長をするかしないかということでございますけれども、私は、その前提になっている、もうちょっと大きい、時間を長くとって考えて、お聞きしたいと思いますので、御質問させていただきます。 先ほど日名子先生から、人口の予測の誤りが行政側にあったとい……
○有島委員 私学共済の年金の問題につきまして例年ここでもって審査するわけでございますけれども、ことしのことにつきまして年金の支給一カ月おくれで五月にした、このことについて、ただいま湯山委員の方から大変詳細な御質問がございまして、私もほぼ同趣旨になるので詳細は省略いたしますけれども、私もほかの年金とのバランスということもあろうかと思いますけれども、事教育に関する、特に私立学校に関しての問題でございますから、これはなお別建てに考えてみる余地があるのじゃないだろうかということを指摘をしておきたいと思います。 そこで、これは関連をしているかとも思うのですが、去年ここでもって審査の折に、私は、私立大学……
○有島委員 健全な国民の育成ということにつきまして責任と権限とを与えられております教育行政ということは、より明朗なものであってもらいたい、これが国民の一致した考えであろうと思う。大臣、どうですか。
【次の発言】 従来教科書検定というものは非公開で密室でやってまいったわけであります。この検定の非公開ということについて、国民は非常に暗い印象を持っておるという点について、大臣の認識はどうですか。
【次の発言】 私が聞きたいのは、国民は暗い印象を持っておる、このことについて大臣はどのように認識していらっしゃいますかということです。
【次の発言】 公開できない理由を一点だけ挙げられました。私どもは公開せ……
○有島委員 きょうはこの席をかりて、小川文部大臣に対しまして、一つには、内閣を代表なさる閣僚のお一人として、一つには、国内の教育に責任をお持ちになる文部大臣として、第三番目には、憲法のもとにこうして生きております日本人の一人あるいは国民を代表する練達の政治家のお一人として、そうした三つの立場でもっての話し合いをしたいし、質疑を申し上げたい。よろしゅうございましょうか。
【次の発言】 きょう、八月六日で広島被爆三十七年ということでございます。被爆者の方々ないしはその家族の方々、心から追悼と、これを保護し、そうして日本の平和ということを超えた人類の平和を誓い合う、そういう日に、たまたまアメリカの方……
○有島委員 初めに、大崎局長、来ていらっしゃいますか。――大崎学術国際局長さん、中国訪問、大変御苦労さまでございました。先ほど帰国の御報告があったわけでございますけれども、その御報告の中でもって、中国側の話を聞いた、中国側の言うことは確かにもっともである、そういったことがございました。では、全く同意をしていらっしゃったのかどうか、あるいは多少の誤解がある、そういう認識でお帰りになったのか。
【次の発言】 そうすると、私の伺ったことは、多少の誤解があった、しかもその誤解がいまなお残っておる、そういう印象でお帰りになったのでしょうか。
【次の発言】 大臣にお確かめしておきたい。報道されるところによ……
○有島委員 七月二十六日に中国政府から抗議の申し入れがあった。昨日政府の態度が官房長官の談話でもって出されたわけでございます。これに対して私ども、遅きに失したということと同時にまだまだこれから先に非常に大きな危惧が残されておる、こう言わざるを得ないと思っております。 そこで、第一番目に、どうも話が外交上の問題あるいは政府部内の問題ということに限定されがちでございますけれども、国民という立場でこの問題がどういうふうに影響をされておるかという点です。この一カ月の間に、関係諸国、中国、韓国はもとより東南アジアの諸国に対しいろいろな報道もなされ、そしてそれが結果として非常に反日感情というか反発という……
○有島委員 第九十八回国会の環境庁長官の所信につきまして、せんだって拝聴をいたしました。国民の健康と生活を守って、そして自然を保護して、よりよい環境をつくり出していくということにつきましては、すべての国民が本当に期待をしておるところでございまして、長官を初め、責任を持ってひとつ取り組んでいただきたいと心から願うものでございます。つきましては、時間の許す限り二、三の質問をしてまいります。 初めに、環境保全と環境の利用ということについての調整といいますか、こういうことについてしばしば議論が繰り返されてきたことと思いますし、それから、特に昭和四十五年に、経済との調和条項というのを削除したというよう……
○有島委員 参考人の先生方、それぞれ貴重なお話を承りまして、大変感謝をいたしております。 早速質問をさせていただきますけれども、まず大村参考人から、体験に基づいての大変生々しいお話で、非常に感銘を深くいたしたわけでありますが、同じ環境の中におりながら、全く影響を受けなかった方々というのもいらっしゃるわけでございますね。いわば耐性が強いという方々がいらっしゃるものなのか、そういったことをどんなふうに感じていらっしゃるか。これは感覚的な問題であろうかと思います。 それから、公害患者認定に当たりまして、認定漏れと申しますか、すれすれの線の方々がいらっしゃることと思うのですね。そういった方々が、こ……
○有島委員 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案、先ほどからの審査をあらあらと聞いておりまして、どうも環境庁当局がやや頼りないような印象を払拭できない、そういった印象をいま受けております。
まず、公害健康被害の究明ということについては、これは環境庁が責任を持っていらっしゃる。いろいろなところでそれはやっているのだろうけれども、それの主責任は環境庁である、そのように考えてよろしゅうございますか。大臣、ひとつお答えをいただきたい。
【次の発言】 私が聞いているのは、公害による健康被害、このことについて、いま法案を審議しているこの主管庁は環境庁である、それで公害被害の究明ということについては環……
○有島委員 参考人の方々には、大変貴重な御意見をいただいて、ありがとうございました。 最初に、金沢参考人と青山参考人のお二人に伺いたいのですけれども、私どもは、基本的に環境管理の推進といった立場で政策を進めているわけなんですが、いまのお話を伺っておりますと、金沢参考人も、産業の開発が進むといろいろな弊害が出てくる、公害が出てくる、それで回復が困難である、だから公害の未然防止ということが一番発想のもとである、こういうことを言われたわけであります。確かにそのとおりでございますけれども、もう少し積極的に、環境もこういうふうに利用していったらいいのだという、ほかの参考人からの御意見がございましたが、……
○有島委員 先日、三月四日の当委員会で、私はスパイクタイヤの問題で質問をさせていただきました。そのときに、健康に与える影響について、そこのところは何か非常にあいまいなようでありましたので、どんな調査をいましていらっしゃるのか、環境庁の方でも把握をしていらっしゃるのかどうか、その点をまず承りたい。
【次の発言】 厚生省の方、来ていらっしゃいますか。――いまの問題についてどういったことをやっていらっしゃるのか、厚生省の方からもお願いしましょうか。
【次の発言】 どうしてやらないのですか。
【次の発言】 健康問題じゃなくて環境問題だ、こうおっしゃるのですか。
○有島委員 第九十八回国会における文部大臣の所信につきまして、公明党を代表して質問をさせていただきます。当委員会で理事を務めております鍛冶清委員が今度予算の方でまた御質問をするということになっておりますので、代表として私がいたすことになりました。 第一番に承っておきたいのですけれども、大臣、先ほども議論が多少交わされたようでございますけれども、憲法の問題につきまして、伝えられるところ、瀬戸山文部大臣は自民党内においても名だたる改憲論者でいらっしゃるというふうに世間一般が承知しておるわけであります。この点について、この認識は誤りがないかどうか。
○有島委員 時間が余りございませんから、すぐに個別問題でございますけれども、大分報道をにぎわしました東京都町田市の忠生中学のことでございますけれども、あそこは千人を超えているわけでございますね。それで、文部大臣に、これは事務的な話じゃないから、伺うけれども、政府としては、この校内暴力の問題について大変いろいろとこの解決に苦慮をしていらっしゃるし、できることなら何でもしたい、そういうお気持ちであろうと思うのです。それで、忠生中学においては教員の方々も一つの教員室におさまらないで、二ヵ所でやって、連絡がつかぬ、そういうような状況である、そういうような報告も受けていらっしゃると思うのです。こういうよ……
○有島委員 学校制度の改革につきまして文部大臣に確認をさしていただきたいと存じますけれども、今国会の冒頭に、本年一月二十八日、公明党の竹入委員長の質疑の中で、「いまや六・三制は、中等教育を中心に多くの問題が明らかとなり、改革を具体的に進めなければならない段階に至ったと判断するもの」である、どうだ、こういう質問がございました。これに対して中曽根総理大臣が、「御指摘のように、確かに検討の必要がある」、そして「確かにそういう段階に来ている」、改革を具体的に進めなければならない段階、こういった段階に来ている、これを「検討してまいりたい」、こういう答えがこれは本会議でなされたわけでありますけれども、これ……
○有島委員 私は、私学助成の問題、それから学制改革の問題、この二点について尋ねをしたいと思います。また、時間があればその他二、三聞きたいこともあるわけですけれども、最初に私学助成の問題です。 私立大学につきましてはこのところ打ち続いて不祥事が報道されておりまして、先ほど来集中的にそれがここで論議をされてきたわけでございますが、文部大臣としては、はなはだ遺憾なことである、申しわけない、国民の関心が集まっておる、英知を集めて対処をしたい、しかしこれは一つの限度もある、こういったなかなか苦しい御答弁のようでございました。しかし、こうした問題を通じて私が心配をいたしますのは、これでもって私学助成を全……
○有島委員 本法案につきましての逓信とそれから文教の方の連合審査ということでございますけれども、先ほど来各委員からさまざまな御質問がございましたけれども、そこでみんな指摘されておりますように、相当長い期間やってきた、そこでもって全然法案は変わらない姿で出てきておる、それで、この前の連合審査のときに、前任者であられた文部大臣が、その点は十分検討するというようなお答えがあったような事項もある、それがそのままになって、また持ち越されておるというようなことがあるようであります。 そこで、文部大臣にひとつここでお約束をいただきたいのですけれども、そのような事項につきましてチェックしていただいて、それで……
○有島分科員 都市交通、特に東京の下町方面の問題でございます。
東京の地下鉄は世界一である、こういうことになっております。そこで、今後の首都圏の地下鉄の整備につきまして、十一号線は現在蛎殻町、箱崎のエアターミナルまで工事の認可が出ている、こう聞いております。昭和四十七年の三月の都市交通審議会の答申では、深川の扇橋まで十一号線を延ばすということになっておるようでございますけれども、この免許申請はいつごろなさるのか、早くやっていただきたい、こういうことでございます。
【次の発言】 そういたしますと、この審議会の答申についてはどのような評価をしていらっしゃるのか。
○有島分科員 初めに、雪害と森林行政のあり方についてということですが、今回の山林の雪害につきましてさまざまな報道がなされております。昭和三十八年度の雪害の場合と対比の上で、今回の雪害の特徴と申しますか、概要を御説明いただきたい。
【次の発言】 やはり三十八年のときになかったような何か新しい雪害の現象というか、そういうことになりますか。
【次の発言】 この被害の後の処理でございますが、これは相当きめの細かい処置をお願いしておきます。
そこで、いまの二十年生級の、これは杉、ヒノキの建築用材ということになりますかね、これを一生懸命植えたころの造林意識と申しますか、そういうものと、現在の造林の考え方……
○有島分科員 私は、新エネルギーの開発につきまして、特に波浪のエネルギー、海の波のエネルギーですが、それからソーラーシステムの開発等について質問をさせていただきたいと思っておりますが、その前に、中小企業庁長官がいらっしゃるので一つだけ、婚礼写真の問題を伺っておきます。 一生に一度の婚礼写真はだれでも大切に残しておきたいということになっておりまして、この方面の特殊性に応じましてこの業界の協会ができておるそうであります。 この写真技術というのは個人の技術でありまして、大きな業者あるいは中小零細業者に属しておろうとも技術に変わりはない、差はないということになるはずでございまして、最近は労働省それか……
○有島分科員 私は、行政区画の変更の条件は何かということと、災害の予防ということ、二点について質問をいたします。
戦後三十七年を経て、全国各県、各自治体、その居住人口もずいぶん変化をいたしておるわけです。それから、道路の整備等によって交通事情もずいぶん変わってまいりました。それから、河川工事というようなもので昔の区域が昔の川に隔てられておったのがいまでは大分事情が変わっておるというようなことがずいぶんあろうかと思うのです。行政サービスの上で行政区の区割りのあり方につきまして検討を加えていくお考えがないかどうか。
【次の発言】 全国で年間どのくらいそういったような問題、話があるのか。また、都内……
○有島分科員 私は伝統的工芸の振興対策についてということで質問をさせてもらいます。 私は東京の下町に住んでおりまして、いままだ江戸時代からずっと続いている職人さんたちというのが相当いらっしゃるわけであります。 それから、質問の前にこれを大臣にプレゼントしたいんだけれども、これは「墨田の職人達」というパンフレットです。これは私の友人の大木田守君という方が沖縄の民芸について非常に造詣が深くてこんな本をつくったものですから差し上げます。文化庁の方も来ていらっしゃいますか。――文化庁にもこれをひとつ差し上げましょう。 第二臨調の第一部会がまとめた行政改革の理念の原案というのが、これは正式発表は六……
○有島分科員 私は、自治会というか町会というのがありまして、町会の会館というのをつくる、それの所有権の問題、税制の問題など、これについて。それからあとは、グリンカードを実施する、それに伴って円が海外の方に動いていくという問題があると思うのですけれども、この二点について質問をさせていただきます。 最初に、町会の問題です。 これは、東京都内なんかですと、特別区というのがございまして、そこに町がたくさんあります。それで、そこに会館があるわけですね。会館があるというか、会館が必要になってくる。ところが、町会の会館を購入した場合に、その土地、建物はもっぱら公的使用に供されているのですけれども、その所……
○有島分科員 時間の許す限り二、三質問をさせていただきます。 初めに、東京に荒川区南千住というところがございまして、そこに貨物の隅田川駅があるわけです。これにつきまして一つの投書が朝日新聞の二月十四日付に載りました。これについて質問をいたします。 初めに、その投書を読んでみます。「国鉄常磐線の隅田川貨物駅構内の踏切は「魔の大踏切」といわれ、交通の難所でした。十数年の悲願が実って、昨年三月、自動車専用の地下道が開通、やれやれと思っていましたが、昨年十二月、線路をまたぐ歩道橋の工事が終わると、踏切を閉鎖するではありませんか。人も自転車も歩道橋を渡れということですが、自転車を引きずりながら歩道橋……
○有島分科員 私はきょうは歩積み両建ての問題について質問をさせていただくというつもりでおりますけれども、その前に、こうして大蔵大臣とお目にかかってお話のできるチャンスはなかなかございませんので、一つだけお聞きしておきたい。 と申しますのは、例の減税の問題でございますけれども、二階堂幹事長が景気浮揚に役立つ相当規模の大幅減税を実施をするというようなことを言われまして、その後御承知のとおり福田衆議院議長からの御発言があって、政府の方でもこれは前向きに取り組むというふうに聞いておるわけでございまして、国民はこれに大きな期待を寄せておるわけでございますし、大蔵大臣におかれましてもこれは大いに努力をし……
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