このページでは山口敏夫衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○山口敏夫君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、賛成の意見を表明したいと思います。(拍手) 第二次大戦後の世界は、二つの世界観、すなわち、自由主義と共産主義との宿命的な対決という形で展開してまいりました。それが、いまや、このような単純な公式論では理解しがたいまでに、われわれの世界は多面的な様相を呈しております。中ソの対立を見るまでもなく、われわれは、イデオロギー的団結が国家的利益の抗争によって突きくずされるという、多くの事実を目撃しております。こうした国際社会は、政治、経済、軍事等、あらゆる面で多極化し、一方では、世界各国の諸……
○山口(敏)委員 先ほど大臣からの提案理由の説明の中にも、最後に、特に政府としての立場で、もっと早い機会に承認を求めるべきでありましたが、きょうまでおくれたことをたいへん遺憾に存じます。こういうふうな提案理由の説明があったわけでありますけれども、すでに一九六三年の八月に国際会議において作成されて、特にこれは東京条約といわれるくらいこの問題が東京において討議されたわけでありますけれども、今度の乗っ取りショックであわてて出てきたのかどうかあれですが、ここら辺の非常におくれた理由をまず最初にお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 元来航空機内で行なわれた犯罪に関しては、国際的な統一された見解といい……
○山口(敏)委員 佐藤総理に対するわが党の水田政調会長の質疑の中でも、行政改革の問題は何本かの柱の一つになっておるわけであります。これは、非常に国力、民力というものが充実し、ますます高度化社会になるに従って、国民生活の中における行政問題というものは、あらゆる角度から検討、また合理化をされていかなければならないわけでありますし、特に政府といたしましては、過般の総選挙の中におきましても、ことしは内政を充実するのだ、こういうことをいっておるわけでありますし、われわれの立場からいたしましても、国民生活を優先した政府、国民生活を優先した政治というものを積極的に押し進めていくためには、やはり福祉の増進、こ……
○山口(敏)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、簡単に賛成の意見を表明いたします。 紛争や局地的な戦争が随所に発生しております今日の国際情勢の現実から見まして、侵略に対する防衛力の必要性については多言を要しません。本法律案は海空自衛官と予備自衛官等の増員及び准尉制度の新設等をそのおもな内容とするものであります。 現在自衛隊では、海空防衛能力の強化に重点を移しているようでありますが、四面を海に囲まれたわが国に対する侵略が常に海または空を媒体として行なわれることを考えるとき、海空防衛力の面で一そうの充実が必要であることは言う……
○山口(敏)委員長代理 伊能繁次郎君。
○山口(敏)委員長代理 これより会議を開きます。
運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑を許します。伊能繁次郎君。
【次の発言】 本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、加藤陽三君より本案に対する修正案が提出されております。
【次の発言】 提出者より趣旨の説明を求めます。加藤陽三君。
【次の発言】 これにて修正案についての趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより原案及び修正案を一括して討論に付するのでありますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
運輸省設置法の一部を改正する法律案及びこれに……
○山口(敏)委員 今回の件につきましては、やはり防げる事故を起こした、ここに責任はきわめて重大だと思います。特に、防衛庁長官の辞任だけでは済まされない内容を多分に含んでおる。空の過密がいわれてから久しいわけでありますし、同時に空中衝突一歩手前といわれる異常接近、こうしたものが昨年だけでも三十件近く出ているわけでありますし、ますますそれが増加の傾向を示しておるわけであります。「ばんだい号」事件の遭難のときに、航空専門家の方々が、もし次に事故が起こるとするならば、それは空中衝突であるということを指摘されておった。こうした点からいいましても、これらの過去の事故というものが、後の事故対策に全く生かされ……
○山口(敏)分科員 防衛問題につきまして、一、二長官はじめ関係当局にお伺いしたいと思うわけであります。 戦後の日本社会は、特に防衛問題なんかを議論しにくい一種の精神的な風土みたいなものが形成されておる。私は、非常に大事な問題でありながら避けて通っておったということが、今国会の中に見られるような、いろいろトラブルもまた生まれてきたのではないかというふうに思うわけでございます。 しかし、私どもの立場といたしましては、独立した一つの国家というものが形成されている以上、自衛の問題、要するにみずからの国はみずからの立場で守る。これはやはり一朝有事の際に、家族が危険に脅かされれば、これはおやじさんが先……
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