このページでは山口敏夫衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○山口(敏)政府委員 先ほど土井先生の御質問の中で、大臣がいろいろ見解が変わってきているではないか、こういう御指摘があったわけでありますけれども、もちろん厚生省の立場としては、法律のもとに公の仕事をする行政当局でありますから、当然法律的な適用の範囲内でものごとを処していかなければならない。ただ私は、しかし厚生行政の中に含まれている多くの問題というものは、率直に申し上げて、討論とか議論の中だけで解決できる問題というものはむしろきわめて少ないのではないか。お互いがやはり、国民の皆さんの命と健康を守る、生活を守るためにはどうすればいいかという形の中で歩み寄って問題に対処していかなければならない。 ……
○山口(敏)政府委員 魚介類の水銀の許容基準等につきまして、四十六年から水銀の慢性毒性試験を実施しておりまして、基準の設定作業を進めておったわけでありますけれども、このたびのこうした有明湾等の事例にかんがみまして、水銀汚染、特に魚介類の摂取等の暫定基準を早急に設定をしたい。特にいま先生御指摘のように、二十三日をめどにいたしまして専門家会議で検討しておる。特にこれは国民の皆さんの食生活にもきわめて重要な関連があるわけでございますので、十分科学的に検討してまいって、PPMというような形での許容基準と同時に、主婦の方々や国民の方々にもわかりやすく食生活の指導指針等の形も含めまして、両面から暫定基準を……
○山口(敏)政府委員 このたび厚生政務次官に就任いたしました山口敏夫でございます。 七十一国会社会労働委員会の審議にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。 ただいま厚生大臣の齋藤さんから所信表明もございましたが、今日における福祉国家実現への国民の皆さま方の声は一段と大きいものと確信をいたします。恵まれない子供たちの問題、安心できる老後あるいはたよりになる年金、そうした国民福祉の充実、向上のために、今日まで多大なる御努力とその政治的情熱をつぎ込んでまいりました社会労働委員会の先生方に心から敬意を表しますとともに、私、この分野における経験、たいへん乏しゅうございます。ひとつよろし……
○山口(敏)政府委員 大橋先生の御指摘のように、この痛ましい事件の教訓からいたしましても、患者の方々の病院の収容区分については十分医務局におきましても検討して、しかるべき指示なり方法を考えていかなければならぬことだということを思うわけであります。
【次の発言】 当然何らかの障害やあるいは事情があって入院されておる患者の方々が、こういった悲劇的な事件に遭遇したときに、相手に補償能力があるなしによって必要以上のさらに御苦労なりをされることについては、何らかの措置をしなければならないということで、先ほど大臣の答弁にもありましたが、補償等の問題につきましては、今回についても厚生省としても相談になってい……
○山口(敏)政府委員 ただいま川俣先生の御指摘のとおり、福祉社会の中で、特に重症身障児をはじめ身障者の方々に対する社会的な理解や共感というものがより必要であるということは、もう当然でございますし、また、そうした施設に働いておられます職員の方々の待遇を少しでも改善しなければならない、また、より社会的な理解も深めていただかなければならない、こういう考え方の上に立ちまして、四月三日、厚生省で島田療育園の方々あるいはびわこ学園の方々の陳情を伺いました。そして私も、厚生政務次官という立場であると同時に一人の政治家としても、ぜひそうした福祉の現場というものに対して実状を認識を深める意味におきましても、また……
○山口(敏)政府委員 安心できる老後、その中における一つの年金制度の確立、これは時代的な必然性、また要求が非常に強いものがあることは先ほど御指摘のとおりでございますが、また老人問題のいろいろな今日的な課題を検討しておりますときに、やはり変革期の中における、ひとつの社会福祉の中におけるお年寄りの方々の位置づけ、あるいは家庭内におけるお年寄りの方々の位置づけというものを考えましたときに、やはり福祉年金につきましても、大臣がたびたび国会で答弁しておりますように、ただいまの局長のお話にもありましたように、勇気づけの年金から社会保障的な安定した形における福祉年金の確立というものが必要を迫られておる、こう……
○山口(敏)政府委員 ただいま労働大臣からの御見解がございましたように、厚生省のほうといたしましても、陸上労働者の場合に準じて取り扱うように処置したいと思っております。
○山口(敏)政府委員 ただいま羽生田先生の御見解のように、経済成長社会の中におきまして、やはり物質文明の中で国民的な連帯あるいは安定というものを求めるのは、ひとえに福祉の面でどういう政治があるいは行政が機能を果たすかということに尽きるわけでございますし、そうした意味からいいましても、一つの安心できる老後あるいは同時に医療福祉の面の整備充実、さらに赤ちゃんがじょうぶに、すこやかに育つ保育環境、そうした一つ一つの部門も含めまして、私どもかより豊かな福祉社会を国民の手の中にするための積極的な諸施策を推進していかなければならない、このように考えている次第でございます。
○山口(敏)委員長代理 討論の基礎になる数字ですから、質問者のあれをよく聞いてやってください。
【次の発言】 ただいま石母田委員から発言がありましたけれども、先般社会労働委員会の視察のときに、これはもう党派を越えて、福祉施設の職員の確保の問題につきましては、非常に強い認識と、また国会を通じての努力も約束をしてきたところでございますし、そういう点を十分踏まえてひとつ政府側も御発言いただきたいと思います。
【次の発言】 石母田委員の前回質問の補足的な見解ですから、答弁を簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 大橋敏雄君。
○山口(敏)委員長代理 速記をちょっとやめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
ただいまの森井忠良君の御意見につきましては、次回の理事会にはかりまして、しかるべき趣旨を全理事と協議して善処したいと思います。
【次の発言】 次回は、来たる四月二日火曜日、午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時四十一分散会
○山口(敏)委員 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、本法律案中昭和四十九年四月一日施行となっております未帰還者留守家族等援護法による葬祭料の改正規定並びに戦傷病者特別援護法による療養手当及び葬祭費の改正規定につきましては、これを公布の日から施行し、昭和四十九年四月一日から適用することとするものであります。 何とぞ、委員各位の御賛同をお願いいたします。
○山口(敏)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩前の質疑を続けます。坂口力君。
【次の発言】 小宮武喜君。
○山口(敏)委員 福祉社会の建設という長期的な目標のもとにはなばなしくスタートした福祉元年の昨年に比べまして、ことしは物価抑制という短期的な課題と苦悩を背負いながらも、大臣はじめ政府の関係者が年金制度等、各種社会保障施策についてきわめて積極的な努力を傾注していることは、昭和四十九年度の予算編成において、特に社会保障関係予算を大幅に拡充したことなどから見ても非常に高く評価するものでありますが、しかし、国民の福祉のより一そうの充実を目ざしていくという、今後におけるわが国内政の最大の課題ということを考えますれば、昨年来の著しい生活環境の混乱等々、一方においては物価抑制のために各種施策に全力を傾注する……
○山口(敏)委員長代理 和田耕作君。
○山口(敏)委員長代理 大橋敏雄君。
○山口(敏)委員長代理 田中美智子君。
○山口(敏)委員長代理 坂口委員。
○山口(敏)委員長代理 次に、枝村要作君。
○山口(敏)委員長代理 次に寺前委員。
○山口(敏)委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、次の事項につき、格段の努力を払うべきである。 一 一般戦災者に対し、戦時災害によって、身体に障害を受けた者及び死亡した者の実態調査を行い、当時の救済状況を明らかにすること。 一 警防団員等に対する援護法上の取扱いについては、戦後相当期間経過していることにかんがみ、その認定方法等について弾力的に運用するよう配……
○山口(敏)委員 私は自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさしていただきます。 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、次の事項について適切な措置を講ずるよう配慮すべきである。 一 勤労者財産形成促進制度全般について、今後更に積極的な改善に努めること。 二 財産形成促進に有効な税制、財政面からの優遇措置を可及的速やかに講ずること。 三 物価対策や土地対策の確立が勤労者財産形成の基礎的条件をなすことにかんがみ、これらの施策の早期充実を図ること。 四……
○山口(敏)委員 私は、ただいま大臣から提案ございました特に健康保険法の問題につきまして幾つかの質疑をさせていただきたいと思います。 提案理由の中にもございましたが、四十八年に改正をされた。しかし、それ以来わが国の経済基調の激変による税やあるいは保険収入の伸び悩み等々に加えまして、依然として医療費は急増をしておるわけでございます。そうした点で今回の改正案もやむを得ないということも言えるわけでございますが、しかし同時に、この負担増というものも、一部負担というものもあるわけで、医療と国民生活というものは非常に重要な関係にあるわけでございまして、そういう一つのある意味においては福祉の根幹に触れる問……
○山口(敏)委員 鬼さん、委員長や同僚議員の質問に対してあなたは本当のことを言っておらない。少なくとも宣誓という重みの中で真実を述べていただかなければならないわけですし、ロッキードの日本における活動や歴史について一番承知をしておるのはあなたなんですから、やはりこの証言の機会を通じて疑惑解明にひとつ積極的に協力してもらいたいと思うのです。
それで、あなたは、初代の東京における支社長のエリオットさんはもちろん御存じですね。
【次の発言】 エリオットなら知っていますというような間柄じゃないのですよ。あなたは昭和三十三年から三十四年ごろ、例のロッキード、グラマンのときにこのエリオット氏と組んで、連日……
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