このページでは山口敏夫衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○山口敏夫君 私は、新自由クラブを代表して、昭和五十二年度一般会計、特別会計、政府関係機関の三予算に対し、賛成の態度を表明するものであります。(拍手) その主な理由は次の三点であります。 まず第一に、不十分ながらも減税額を上積みし、政府修正が実現したことであります。 われわれ新自由クラブは、去る二月四日、総理大臣の施政方針演説に対する河野代表の代表質問を通じて、不況克服、景気浮揚を最重点の政策目標とし、予算審議に臨むことを明らかにしてまいりました。 すなわち、政府案では今日のこの深刻な不況を脱するには不十分であると判断し、個人消費を活発にし、浮揚効果を高め、あわせて不況下の国民生活を守……
○山口敏夫君 私は、新自由クラブを代表して、昭和五十四年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。 わが国経済は、高度成長から安定成長への時期に入るとともに、国家財政の歳入の伸び率は低下しました。他方、国民の行政に対する需要は多様化し、かつ拡大しつつあり、それに伴い歳出は増加傾向をたどっております。その結果、国家財政はきわめて逼迫し、今後も改善する見通しは暗いというのが現状であります。 このような厳しい国家の財政状況のもとに来年度予算が編成されるに当たり、新自由クラブは、特に以下の四点を強調し、主張してまいりました。 第一に、従来の予算編成方式である増分主義を改め、各省庁……
○山口(敏)委員 いよいよ五十二年度予算も終局の段階を迎えておるわけでございますが、私どもは、与野党伯仲国会というこの状態、またそういう状態に限らず、立法府と行政府の関係というものが大変歪曲された形で正しい機能を発揮しておらない、そういう立場に立ちまして、いまこそ国会の機能というものも改革をしていかなければならない。また野党といえどもその責任を果たしていかなければならない。こういう立場から、河野代表の本会議における代表質問にいたしましても、これまでの立法府と行政府の関係を根本から見直すべきである、いままでの学者や評論家の提案ではなくて、国会という現場におる政治家からの具体的な提案も申し上げたわ……
○山口(敏)委員 政府の措置によって人質が解放されて一応の解決を見たわけでございますが、その後、政府は、アルジェリア政府に対して、犯人と六百万ドルの身のしろ金を日本政府に引き渡すことを希望する、二番目として、当面アルジェリア政府が犯人を出国させず国内に拘禁し、六百万ドルが利用されないような措置をとるよう要請する、三つ目としてアルジェリア政府側の措置、犯人に対する情報や捜査資料の提供を求める、この三点を政府方針として決定して、福田総理は、この三項目が、政府方針についていろいろあったけれども、これが政府として最初にして唯一の見解だ、こうおっしゃっておるわけでございますけれども、そう理解してよろしい……
○山口(敏)委員 まず外務大臣に。ベトナムと中国の戦争状態について私ども大変心配をしておるわけでございますが、新聞の報道等によりますと、中国軍が完全に撤退をすればその後に中国、ベトナム両国間の正常な関係回復に関する外務次官会議に応ずる用意がある。ベトナム外務省はいままでそうした会談には一切応じないという非常にきつい姿勢であったわけでございますが、ここで和平へ向かって大幅に進みつつある、こういう状況のようでございます。今日の中越戦争の戦況状況等につきまして、現実に中国軍の撤退は始まったのか否か、その辺の状況も踏まえて、お伺いをしたいと思います。
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