このページでは瀬長亀次郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○瀬長委員 質問に入ります前に、山中総務長官も本会議で申されておりましたし、さらに委員長、各委員から沖繩選出議員に対する歓迎のことばがありまして、私感謝申し上げます。 それと同時に、沖繩問題をここに提起する場合に、何といいましても私一年議員でありますから、御協力さらに御助言をぜひやってほしいということをお願いいたします。 それに関連いたしまして、最初に議会制民主主義に関連して、この委員会の民主的運営について意見を申し述べ、さらに山中総務長官の意見をもお聞きしたいと考えます。端的に申し上げまして、私の場合には十分間と制限されております。私はかつてアメリカの軍事裁判にかけられまして、二カ年の懲……
○瀬長委員 外務大臣に対して、二つに分けまして質問をしたいと考えます。 一つは毒ガスの撤去の問題について、一つは沖繩返還協定の内容について、この二つの問題を質問いたしますが、御答弁をできるだけ簡潔にわかりよくしてもらうために、私のほうで整理しておきたいと思います。 最初に申し上げたいのは、沖繩県民の、心、願い、これはアメリカの沖繩ではなく真の日本の沖繩にしたい、これだと考えております。もっと詳しく申し上げますと、沖繩の空も海も、さらに陸地も水源地も、アメリカのものは一つもありません。だが、海も空も陸地の大部分、水源地、いいところはアメリカに支配され、よごされております。ですから、沖繩返還あ……
○瀬長委員 愛知外務大臣を逃がしてしまいまして、非常に残念でたまりません。それで愛知外務大臣に対する質問も関連させて、特に沖繩担当の大臣でありますので、山中総理府総務長官に質問いたします。 その前に、コザ事件について最初に質問いたしますが、ここに持ってまいりましたのは、あの二十日の午前一時十五分から始まったいわゆるコザ事件における県民の怒りがどんなものであったかということを証拠立てております。これはアメリカの自動車、これが焼かれた残骸であります。これを私が持ってまいりましたのは、愛知外務大臣もいま答弁の中で、この事件の背景は二十五年にわたるアメリカの支配に対する不満のうっせき、このあらわれだ……
○瀬長委員 郵政大臣にお聞きする前に、数字的な問題がありますので、郵務局長にお聞きしたいと思います。おわかりでなければ、知りませんということでいいですし、おわかりであれば簡潔に答えていただきたい。
一つは、日本政府の赤字とも関係がありますので、琉球政府の郵政庁の赤字が大まかに幾らぐらいになっておるかということをおわかりであるかどうか。さらに、沖繩の郵政事業で取り扱っておる郵便物数量について、大体どのくらいの件数が一年間に取り扱われているかといったようなことで、おわかりであれば報告していただきたいと思います。
【次の発言】 郵政大臣にお聞きいたします。
郵政大臣はすでに沖繩に行かれましたので……
○瀬長委員 最初に、法務省に、沖繩が返還になる時点における法的な地位についてお伺いしたいと思います。と申しますのは、沖繩の戦後処理は終わっていない。そこで返還協定が締結されて、たとえば四月一日に施政権が日本に返る、そのときは、当然サンフランシスコ平和条約三条に基づくアメリカの権限を放棄するということになりますと、これまでの一切の大統領行政命令その他布令、布告は無効になるということは、政府の本会議や委員会での証言であります。その場合考えられますことは、岡崎・ラスク交換公文、これについて、たしか中谷議員の本委員会での質問に対する愛知外相の答弁だったと思いますが、あれはすでに無効になっておる。この場……
○瀬長委員 総理府にお伺いしたいのですが、本土産米穀の沖繩への贈与の問題について総理府のほうでわかりますか。農林省ですか。いま本土産米穀を沖繩に贈与といった形で移出されていて、その売り上げ資金は農林漁業を中心にした産業基盤の整備に向けるということになっておりますが、総理府のほうでそういった点は質問しましたらお答えできますか。 農林省ですか。お答えできますね。その点について沖繩県民が一番ふしぎに思っているのは、大体年間県民の米の消費は十万トン、その二万トン内外が沖繩で生産されておって、八万トン内外がアメリカとその他の外国及び本土から入れられるものでやっと間に合わしておりますが、非常にふしぎに思っ……
○瀬長委員 最初に対策庁に御質問申し上げます。
いま下地島パイロット訓練飛行場の問題が出ましたので、用地買収費は三・三平方メートル当たり大体幾らぐらい予想されておるか、買収用地の面積は幾らであるか、この点お答え願います。
【次の発言】 用地買収費が地主の要求でこれだけでは足らないという場合には、新しく国の資金を出す計画があるかどうか、この点を明らかにしてもらいたいと思います。用地買収費が地主のほうからの要求で妥結しないという場合があるとき、十億以上出す予定があるかどうか、この点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 これは将来国営にするとかという話もありますが、ずっと復帰後も県営でこ……
○瀬長委員 最初に施設庁長官にお尋ねします。
三月十二日の沖繩現地の新聞に、本土調査団が発表したということで、団長が楯石さんですか、記者会見で発表しておりますが、この発表の中で、復帰の時点で直ちに地主と契約ができるよう、復帰以前に予約のための仮契約をしたい、契約のできない地主には何らかの措置をなされるだろうといったような、内容はもっとありますが、 こういったことを大体中心にして記者会見で発表しております。この発表は施設庁長官も確認されると思いますが、そう理解していいですか。
【次の発言】 私は施設庁長官に聞いているのであって、こういったのはあとの質問に対する基本的な態度としてきめておかなくち……
○瀬長委員 最初に条約局長にお尋ねします。
事前協議制度の問題と関連いたしまして、現在沖繩の基地と本土の基地と違っている点、これはどういう点が違っておるのか具体的に申し上げますと、事前協議制度の中における合衆国軍隊の日本への配置に関する重要な変更、さらに同軍隊の装備における重要な変更、並びに日本国から行なわれる戦闘作戦行動、こういったような三つに該当するものが沖繩基地にどのような態様で配置されておるか、この点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 説明にならぬ。私の聞いておるのは、現在そういうような三つの項目に該当するような基地が沖繩にあるかどうか、これを聞いておるわけなのです。返還……
○瀬長委員 最初に、施設庁にお尋ねいたします。
安保条約が締結されて発効した、地位協定も同じように、その時点で沖繩の基地のような状態があったかどうか。すなわちアメリカがアメリカの国費を使って施設をつくったり弾薬倉庫をつくったりしたような個所があったかどうか、この点を簡単に説明お願いしたいと思います。
【次の発言】 この点につきましては、沖繩返還協定の一番の重要問題は基地の取り扱いだと思うのです。したがって、佐藤内閣は本土並みという場合に、基地の機能の問題、基地の広さの問題、そういったことではなくて、安保条約あるいはそれに基づく地位協定その他が本土並みに適用されるということが本土並みだと言って……
○瀬長委員 外務大臣に質問いたします。
沖繩返還協定の名前でありますが、これは協定になるのか、あるいは条約という名前になるのか、この名前の問題を明らかにしてほしい。
それから、スケジュールの問題については、従来新聞報道にも出されておるとおりの発表でありますが、夏にならないあるいは夏に入って一番早い時期までに協定を結ぶということですが、その場合、協定が結ばれた段階では全文を国民に発表されますか、それともいわゆる沖繩国会といったような国会が開会されないとこの内容は発表されないのか。まずこの二点から最初にお伺いします。
【次の発言】 私、この発表の問題をお聞きしたのは、外交は内閣の専権であるとか……
○瀬長委員 時間がわずかしかありませんので、すぐ防衛庁長官に質問いたします。
三月三日に海上自衛隊の護衛艦四隻が房総半島沖で米原潜を目標艦に共同訓練を行なっておりますが、これは国民に非常にショックを与えております。情勢いかんによってはまたそういったようなアメリカの原潜を目標艦に共同訓練をやることになるのかどうか、防衛庁長官の方針を聞きたいと思います。
【次の発言】 そこで、第二番目に、米原潜の沖繩を除く日本におけるいわゆる行動区域は何カ所ありますか。
【次の発言】 土佐湾と相模湾ははっきりしておりますか。
【次の発言】 次に沖繩に移りますが、いままでの説明によりますと、自衛隊の派遣配置予定地……
○瀬長委員 最初に申し上げたいことは、この沖繩協定は、沖繩の施政権の返還を道具に使って、実に共同声明を条約化して、安保条約を大改悪しておる。そういった意味で主権を侵し、その意味では実に屈辱的であり、安保の大改悪を通じて行なわれておる意味では侵略的な協定といわざるを得ないし、これが日米両政府の合作による実に世紀の危険左策謀であるという意味で、国民的にこれが支持されていないことは当然だと思います。 そこで時間の制限がありますので、二つ外務大臣にお伺いします。 一つは、日米共同声明、これは条約化しないのだ。さらに連合審査会で、外務大臣は覚えておられると思いますが、日米共同声明の条約化の問題につい……
○瀬長委員 私の質問は主として最高裁事務総長吉田さんに対して伺いたいと思います。質問は三つの点に要約して行ないます。 一つは、復帰時点において布令あるいは布令と刑法、これは琉球刑法であります。その二つで処罰された問題などに関連して、その布令の効力について。もう一つは、復帰の時点で裁判所制度が変わる、これに関する問題についてであります。もう一つは、行政協定第十七条の実施に関し日米合同委員会において合意された事項の送付等について、これは一九五三年十一月二十七日、高等裁判所長官から地方家庭裁判所長あて、刑事局長通達で行なわれております。この確認と資料の要求、この三つにしぼって質問いたします。 布……
○瀬長委員 最初に、労働省に対して御質問申し上げます。
沖繩の若年労働者が毎年毎年本土に就職をしてまいりますが、この求人数については、いま吉田委員の質問に対しまして、中小企業の労働力の不足六割以上に達しておる、ところがこの不足は、いま沖繩に求人数が毎年毎年非常に増加をしておりますが、最初に職安局長にお尋ねしたいと思いますが、四十三年度決算の報告がありましたが、この四十三年以降、本土から沖繩に対する求人数、おわかりでしょうか。
【次の発言】 いまの数字は大体合っておりますが、七〇年、すなわち四十五年は実に九万に達しております。六六年、すなわち四十一年が一万六千であったのが逐次多くなりまして二万……
○瀬長委員 時間が二十分程度しかありませんので、簡潔に、最初に外務省に御答弁をお願いしたいと思います。 第一番目に、毒ガス撤去の発表についての信憑性についてであります。アメリカ政府は五日、第一次撤去の際の移送経路を変えなければ、この夏じゅうにでも毒ガスを完全に撤去すると発表した、これについてであります。アメリカは、毒ガス撤去の事実につきましては二転三転、今度四転しております。最近の発表、すなわち二カ月前では、即時安全に全面撤去せよということについては、ジョンストン島の毒ガス兵器の貯蔵庫がそう簡単にはいかない、一カ年以上かかるということであって、政府もまたそれを信じていたと思うのだが、突然こう……
○瀬長委員 総理府副長官にお伺いします。 質問の焦点は、去る九日、沖繩の琉球政府立法院で全会一致で決議された返還協定に関する決議、これに焦点を当てて御質問申し上げます。御答弁の正確を期するために、簡潔ですので、全文読みます。 返還協定に関する決議 日米両政府は、沖繩の一九七二年施政権返還についてその協定書の作成と調印のための準備を急いでいるといわれるが、県民は自らの将来にかかわるこの重大な問題についてなんらその内容を知らされていない。 琉球政府立法院は、日米両政府に対し、施政権返還協定交渉の内容を直ちに明らかにするとともに、県民をはじめとする国民の意思を施政権返還協定に正しく反映させ、……
○瀬長委員 最初に、建設省の政務次官に御答弁をお願いしたいと思います。 主として私は住宅及び道路の問題について質問いたしますが、概括的に最初に申し上げたいのは、沖繩は本土と違って、今次大戦の最後の戦場となって十数万の命を失って傷つけられた。それだけではなくて、住宅は約十万戸以上が焼かれ、破壊され、道路にいたしましてもほとんど使用不可能におちいってしまった。こういった意味でも沖繩の道路、住宅、さらに上下水道あるいは都市計画、いまだに区画整理事業も緒についたとはいえないような状態である。本土においては戦後いち早く戦災を受けた地域、都市、これを特別に復興するための戦災都市復興措置法なるものができて……
○瀬長委員 最初に、防衛局長にお尋ねします。
日本で自衛隊の基地のない都道府県は何県あるか、簡単に数字だけ御説明いただきたい、
【次の発言】 次に、装備局長にお伺いします。
六七年の三木・オズボーン交換公文、ホーク・ミサイル・システム及びナイキ・ハーキュリーズ・ミサイル・システムの取得及び生産に関する交換公文が出おりますが、それ以後ホーク・ミサイル・システムやハーキュリーズ・ミサイル・システム、これをアメリカから種類別に何基買ったか、本土で生産されたものが種類別に幾らか。本土の場合、入札であるのか、指名であるのか、そういったことを含めて、値段と、アメリカからこういったのは幾ら買ったか、生産……
○瀬長委員 最初に大蔵大臣にお聞きしますが、沖繩の返還協定が進められる中でいろいろの問題が出ております。広範な県民の要求は、核も基地も自衛隊もいない平和な、そして豊かな沖繩、これが統一された要求になっておると思います。百歩譲って、核抜き本土並みがはたして文字どおりいくかという問題で、本土並みに関して大蔵大臣の御意見をお聞きしたいと思いますが、本土並みという場合、政府の統一見解は、安保条約やそれに基づく地位協定、さらに関連取りきめが何ら変更なく沖繩に適用されるものだといったようなのが本土並みというふうに説明されておりますが、その範囲内でも非常に疑問に思われるのは、アメリカの資産の有償引き継ぎ――……
○瀬長議員 私は、最初に、総理に要請したいと思いますが、いま委員ではありません。委員外発言ということになっております。あの一番すみっこで、佐藤総理は見えなかったと思うのです。沖繩の県民の声を聞こうという場合に、委員の席からはみ出させようかなあ、どうかなあといったようなかっこうで向こうにしつらえられておる。したがって、要望といいますのは、これから委員会も継続される、その正式な委員にしてほしいし、本会議も開かれるだろう、こういった場合でも、沖繩選出の議員をむしろまっ先に質疑に立てるということが、特別選挙法に基づいて選挙された沖繩県選出議員に対する誠意ではないか、私はそう思う。佐藤総理は自民党の総裁……
○瀬長委員 時間がございませんので、かいつまんで、沖繩のたばこ産業と製塩産業についてお聞きしたいと思います。 御承知のとおり、沖繩では、復帰近しという声とはうらはらに、復帰不安が非常に高まりつつあります。その復帰不安を抱いておる人々は特に中小企業、さらに中小企業につとめている労働者、これであります。とりわけ、復帰いたしましたら仕事をやめなくちゃいけないといったような専売公社関係、さらにその労働者は、一体われわれの仕事と生活はどうなるだろうかということを真剣に考えております。そこで、たばこ産業につきましては、三つの点にしぼって一括してお伺いいたします。 第一点は、琉球煙草、オリエンタル煙草、……
○瀬長委員 二十九日の委員会の引き続きの質疑を行ないます。
最初に、十月二十二日に、沖繩の全専売労働組合沖繩地方本部宮里正紀委員長ほか十名が専売公社の総裁に会って、四項目にわたる要求書を出しておりますが、事実そうであったかどうか、明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 その要求の中に、退職を希望する者以外の労働者は、復帰と同時に専売公社の職員として全員採用すること。第二番目に、一時的な復帰工場ではなくて、将来も安定したたばこ工場を沖繩につくること。三番目に、沖繩におけるたばこ産業労働者の現在の勤続期間、これを日本専売公社の勤続年数に加えてもらうこと。四番目に、公社の沖繩復帰対策室、この……
○瀬長委員 本会議終了後でありますから、最初にほのぼのとした質問から行ないます。
外務大臣はきのう、いわゆる沖繩協定、私はこれは新たな軍事条約と見ておりますが、この屈辱的な、侵略的な日米沖繩協定、この批准書が交換されたそのときに、沖繩特産の泡盛で乾杯されたと聞いておりますが、おいしかったですか。
【次の発言】 私がそれを聞きますのは、泡盛も沖繩特産でありますが、特に沖繩に核爆弾があるということは、すでに外務大臣は、にらんでおるというところまできておられます。
そこで、この写真でありますが、これは伊江島の基地で現在でもまだ隠されておるBDU12、核模擬爆弾の写真です。これは、いわゆる模擬爆弾……
○瀬長委員 私きょうは、四十七年度予算の中で特に沖繩関係予算について質問したいと思います。 この予算書を見ますと、二千二百二億円などという実に膨大な沖繩関係予算が組まれております。「県民生活の安定と福祉の向上を図るため、各種社会資本の整備、産業経済の振興、社会保障や文教の充実等、各面にわたる施策を講ずることとしている。このため、沖繩開発庁を設置して諸施策の推進体制の確保を図るとともに、沖繩関係経費として総額二千二百二億円を計上している。」こういうことであります。 ところで、だんだん調べてみますと、一例でありますが、防衛庁関係のものの中に「四十七年度においては、新たに、沖繩の復帰に伴い、沖繩……
○瀬長委員 時間の関係がありますので、二つに限ってだけ質問したいと思います。 第一番目に、渡航拒否の事件であります。二番目は久米島における旧日本軍隊、軍人の沖繩県民虐殺事件について。この二つであります。 たしか六日の決算委員会で、渡航の問題については、特に赤旗の記者遠藤昌照及び三宅生郎、この二人が渡航を拒否された。これに対して再申請を出したほうがいいんじゃないかということであったので、再申請をすでに一週間ぐらい前に出しておりますが、この点についてどういうふうな折衝が行なわれ、許可されたのか、またされるのか、この見通しなどについて御答弁願いたいと思います。
○瀬長委員 いままでベトナム侵略戦争に対する外務大臣の答弁を聞きますと、とんでもない答弁だという印象をいま私は受けております。というのは、日米沖繩協定の発効、五・一五を迎えて、平和で豊かな安定した生活ができるかと期待していた県民は、五・一五が近づくにつれて、まさに戦場だということまで言っております。きょうのニクソン大統領の重大決定、これは要約すれば大体三つからなっておるようでありますが、ハイフォン港を含む北ベトナムのすべての港湾に機雷を敷設し、これを封鎖する、二番目には、今後三日以内に第三国の船舶が港外に出るかどうかの選択を与える、北ベトナム領内のあらゆる交通、輸送機関の徹底的切断を断行する、……
○瀬長委員 この前の沖特委の引き続きでありますが、いま、特に八日のニクソン大統領の重大決定の発表前後から、沖繩は戦場みたいになっておる。そこで、沖繩には御承知のように、核主力部隊といわれておる第三海兵師団、それに第十八戦術戦闘航空団といったようなものから第二兵たん、さらに嘉手納ではKC欄給油機、これが、きょうの朝電話の連絡がありましたが、すでに五十五機以上になっておる。さらにギャラクシー、これも五機ないし七機すでに駐機しておるということです。 お聞きしたいことは、KC欄給油機が朝から晩までひっきりなしに飛んで、現在では那覇でもその爆音が聞こえるようなところまで来ておる。そこで、この給油する行……
○瀬長委員 最初に、旧日本軍隊の犯した犯罪について、この前の沖特委と決算委員会でも質問いたしましたが、あのとき、私久米島の鹿山事件だけではなく、全県にわたって調査するように、これが一つ。もう一つは、この問題は関係省が大体想定されるのに四つくらいあるのではないか、まあ総理府はもちろんのこと、法務、外務、厚生、そういったような関係省の間で意見を調整して、政府の統一見解を出してほしいということを要求しましたが、これについて総理府の調査の結果がどうなっておるか、あるいは統一見解がどうなっているか、これを答えてほしいと思います。
【次の発言】 私が最初決算委員会でそれを法務省にやり、さらに沖特委で総理府……
○瀬長委員 時間が二十分しかありませんが、山中長官にお聞きする前に、経企庁の政府委員が来ておられますね、その人にちょっと聞きたいことがあります。 この前の沖特委で、物価問題に対する私の質問に対して、商売人のことは道徳の問題と言ったのですが、それは別として、一般の消費者、県民ももっと落ちつかぬといかぬといったようなことを答弁しておりますが、こういった経済問題、物価問題で落ちつけないから聞いているのであって、落ちつけなどといったようなことは、いまでもそう考えているのか。これは基本的な態度なので、もし経企庁あたりでそういった態度で物価問題に対処されるのであれば、沖繩問題に対してどのように美しいこと……
○瀬長委員 私、最初に、中川委員の質疑の中でも出ましたが、秘密文書とかいわれておる電文ですね。この電文の写しをすぐいまここに提出できますか。すぐできなければ、委員会にすみやかに提出してほしい。この電文は秘密ではなくなって、明らかになっておるだけに、ただ新聞を読んで知るだけではなくて、国会にやはり外務省としては提出していただきたいということが国民の意思だと思います。この点からお伺いします。
【次の発言】 それでは委員長に申し上げたいと思います。いまの外務省からの秘密文書の電文の写し、たしか三通だといっておりましたが、この点委員長のほうでぜひ委員会に提出できるようにおはからい願いたい。それと同時に……
○瀬長委員 最初に総理府に二つだけ質問します。一つは沖繩への渡航の拒否の問題、一つは久米島における旧日本軍隊の虐殺事件について、この二つです。 総理府に具体的に渡航の拒否の問題を伺いますが、これについては、現に渡航を拒否されておる人が相当いると思いますが、時間の関係で具体的問題だけに集中します。いま問題になっている外務省の密約文書事件、これとも非常に関連しております。現在拒否されているというのは、「赤旗」の遠藤昌照政経部副部長、三宅生郎政経部記者、二人は新聞記者であります。もう一人は民主主義文学同盟の作家中里喜昭、もう一人は沖繩返還同盟牧瀬恒二常任理事、この四名が理由なくアメリカ軍から拒否さ……
○瀬長委員 きょうはVOAの傍受施設について、自衛隊の専用のケーブル、さらに航空料金について、電話架設料金について、全逓労働者の待遇についてお聞きするつもりでありましたが、時間の関係がありますので、最初に、全逓関係労働者の身分、処遇についてお伺いします。 いま、四月の四日から百二十時間ストを打ちまして、九日まで沖繩の全逓労働者は待遇問題についてストを打っておりますが、これについて郵政省から、いままでの全逓労働者から要求されたもの、さらにまだ未解決のもの――未解決なものを解決するためにストライキに入ったと思うのです。それで、この点を最初に明らかにしてほしいのです。 二十七年間アメリカの軍事占……
○瀬長委員 大蔵大臣の時間が十二時までということでありますので、最初に大蔵大臣にお聞きします。 復帰の時点、五月十五日でなければ沖繩のドルを円にかえられぬということを聞いておりますが、県民の要求はすみやかに一ドル三百六十円で切りかえろということ、これがほとんどではなくて全県民の要求になっていることは大臣御承知のとおりだと思います。その件につきまして、去年ニクソンの経済新政策が発表されたあとで、沖繩県出身の七名の衆参両議員が佐藤総理に官邸で会いましたが、沖繩の庶民大衆ということばを使っておりました、庶民大衆に不利益を与えるようなことは絶対にやらないということを言っておりました。これは佐藤内閣の……
○瀬長委員 沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の中での、自治省関係で特に琉球政府の承継等、さらに沖繩県の職員等の給与に関する経過措置といったような、別にもありますが、きょうの質問はそういう点に焦点をしぼって行ないたいと思います。 最初に、琉球政府と申し上げましても、実質的にはアメリカの占領統治を一番の目的としてアメリカがでっち上げた政府で、アメリカ民政府のもとにあって、いわゆる下請け機関の性格を持っている。ところが、そういった下請け機関の権限を持っているにしても、その政府の財政負担、これ一切沖繩県民の税金その他でまかなっていて、日米両政府からの援助金などというのも幾らかありましたが、実際は……
○瀬長委員 最初に福田外務大臣にお伺いします。
外務大臣は、いま嘉手納基地にいわゆるスパイ機、これはこの前も沖繩国会で非常に問題になったもので、SR71の飛行機ですね。これと一緒に同じスパイ機で、しかもSR71よりももっと陰険なスパイ機だといわれているEC135というのとRC価という飛行機、この二つのスパイ機が、現に嘉手納基地から作戦行動をやっておる。この点おわかりですか。
【次の発言】 これはアメリカ局長とか、そういったような実務に携わっておる人も知らないのですか。
【次の発言】 KC135は給油機ですね。同じボーイングから改装されていまのSR71機みたいな超高空を飛んでいるスパイ機がある……
○瀬長委員 最初に、国有地の払い下げについて大蔵省に御質問いたします。
いま那覇の与儀ガソリンタンクあと地が国有地になっておりますが、幾坪ありますか。
【次の発言】 その国有地は、いままでアメリカがガソリンタンクを据えつけて非常に危険である、さらにまた、これを撤去させれば、那覇の都市計画の一環として、とっくに、与儀小学校のあと地に使うのだということで、十年前からその撤去の運動を、陳情もやり、あるいはすわり込みもやるということで、むしろ五月十五日の復帰前にアメリカは開放することを決定しております。したがって、この件についてお伺いしたいのですが、そういう開放させたのは国ではなくて市民であったとい……
○瀬長委員 最初にお伺いしたいのですが、愛知外務大臣のきょう説明された文章の中で、一ページの最後から二行目、「共同声明の三原則に基づいて」とありますが、この「共同声明の三原則」というのは非核三原則のことですか。
【次の発言】 私がそれを申し上げましたのは、特に核問題については共同声明の第八項、ここには非核三原則などということは全然書かれておらないし、いわゆる核政策、この核政策についての総理の見解を述べておる。この核政策は、もちろん佐藤内閣の核政策、一番最初にうたわれておるのは、アメリカの核抑止力への依存である、さらに二番目には非核三原則、三番目が核軍縮、四番目が核の平和利用。そうなりますと、核……
○瀬長委員 総務長官は、いま沖繩県民の信頼をかちとるということが一番大事であると言われましたが、復帰の問題はむしろこれからだ。だから非常に苦労されると思いますが、がんばってもらいたいと思います。 それで、いままでの質問でもありましたが、ガスの問題と水の問題。この問題は、基本的にはアメリカの基地があって、アメリカ軍が沖繩におるということの中にあると思います。こういった点で論争しようと思いませんが、最初にお聞きしたいのは、毒ガスであっても、核兵器であっても、アメリカが持ってきたんだ。持ってきたときにはもちろん県民はだれも知らぬ。だが持ち帰るときには、核兵器を持ち帰るには七千万ドル出すのだとかいう……
○瀬長委員 これは日本時間でありますが、十六日に発表されたニクソンの新経済政策を出さなくちゃいけなかった原因は、すなわちドル危機の進行、アメリカ国内における不況と失業の増大、インフレの激化など、アメリカ経済の八方ふさがりの状態。これがどうして生まれたか、これは、基本的にはアメリカ帝国主義によるインドシナ侵略、対外侵略政策の強行、独占資本のもうけを保証する経済政策の結果であって、特に日本国民がその犠牲をしいられる筋合いのものではないということは、これは申すまでもないことであります。本土の国民といいましても、一番打撃を受けるのは中小零細企業、さらに労働者であり、ひいては農民である。もうすでにこのド……
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