このページでは瀬長亀次郎衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○P長亀次郎君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 総理、今、日本国民を広く覆っているものを一言で言うならば、底知れぬ不安と混迷であります。果てしない軍備拡張競争のもとでの原水爆戦争の恐怖、社会保障がどんどん切り詰められていく暮らしと老後の見通しのなさ、そして金権腐敗政治が横行する政治への不信の増大、だからこそ国民は、さきの総選挙において自民党中曽根政治に対して厳しい審判を下したのであります。 ところが、総理は、自民党の大敗北の原因として自認されている政治倫理への取り組みは、施政方針演説でも田中問題に一言も触れないなど根本問題を回避し、反省はなきに等し……
○瀬長委員 これより会議を開きます。
規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの高橋辰夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、渡辺朗君が委員長に御当選になりました。
委員長渡辺朗君に本席を譲ります。
○瀬長委員 最初に長官に総論的なことからお聞きいたしますが、長官の所信表明には全然基地問題に触れていませんね。ところで、第二次振計では、産業振興及び都市整備に大きな影響を与えている米軍の施設、区域を早期に、縮小することを基本目標の一つにしている。これは説明するまでもなく長官御承知だと思います。ところが、今沖縄の現状は、あの例のACMI、これが四千平方キロの空域を新たに設定するということをもうほとんど強引に運輸省は決めている。さらに特殊部隊、殺し屋部隊と言われている、これがまた六月にはやってくる。こうなりますと、この振計に言う施設、区域の縮小ではなくて、むしろ拡大強化というのが現実である。これに……
○瀬長委員 私、最初にトマホーク問題について大臣の意見をお聞きしたいと思います。
御承知のように、米国防総省は二十七日、海軍が海上、海中発射の核弾頭つき巡航ミサイル・トマホークの実戦配備を数日前に開始したと発表しております。政府はこれに対して核装備の有無、これを確認する意思があるかどうか、大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 第七艦隊の艦船に核装備すると既に発表されておる。第七艦隊が横須賀を母港として佐世保、さらに沖縄のホワイト・ビーチなど主要な日本の軍港その他に寄港する、当然のことである。もし政府のこの態度を許すと核持ち込みが許される、となるとアメリカの核戦争計画のもとで日本を核戦場と……
○瀬長委員 私、きょう、平和と民生安定について質問申し上げます。
最初に、中西長官が危機管理関係の大臣になられたときの発言でございますが、朝日では「将来は有事法制も」、それから毎日は「有事立法研究も 危機管理 中西特命相が示唆」、読売は「「有事法制」将来、研究も 中西国務相表明」というふうにあります。沖縄現地のタイムス、新報にも大体同じようなことがあります。私、これを見まして非常に衝撃を受けたのです。今でもそういったお考えがあるのか、ちょっとお聞かせいただきたい。
【次の発言】 それで六月二十三日、慰霊の日、あの口は三十二軍の司令官と長勇参謀長が白刃して、いわゆる組織的抵抗が終わった日が六月……
○P長委員 私は最初に外務大臣にお伺いします。 既に御承知のように、ニカラグアの二つの港に対する機雷敷設、この問題は国際的にも非常に大きい問題になっております。十日のワシントン・UPIは、米国防総省は九日、、「CIAがニカラグアのコリント、フェルト・サンディノ両港に機雷を敷設するため六週間以上かけて秘密作戦を指揮し、この作戦実行には中南米系の元軍事要員が参加した」ということを明らかにしております。この機雷敷設の問題は既に御承知だと思いますが、これは国連の安保理事会でも機雷封鎖非難決議がアメリカの拒否権によって拒否されましたが、だが、米英以外のすべての国がこれを支持しております。イギリスは後で……
○P長委員 私、嘉手納基地の三七六戦略航空団のKC135、この問題についてお伺いしたいのですが、この部隊のKC135は嘉手納に常時何機いるのか、どういう任務を帯びているのか。これは簡潔に説明してください。
【次の発言】 その十五機は、変動があって、常時四機はアンダーソン基地にいるB52戦略爆撃機、これに給油するという任務を帯びているということでありますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 これは後で詰めますが、安保条約との関連で申し上げますが、直接戦闘作戦行動を行っている戦略爆撃機B52に対してKC135の給油は許されるかどうか。
○P長委員 私、六月二十九日の沖特委でも質問しましたが、きょうはアルトラブ問題とACMI問題、いわゆる空域の問題について質問します。
最初に、日本有事でない、極東有事の場合、グアムのアンダーソン基地を発進した、しかも有事の場合だから核爆弾を搭載したB52G戦略爆撃機が日本が管轄する飛行情報区、これはFIRと言っておりますが、これを通過する際に、アルトラブの管制上の便宜を日本政府は与えることができるのかどうか、これは運輸省から最初に答えてもらいます。
【次の発言】 これは重大なことだと思いますが、今申し上げましたのは極東有事の場合ですから、アメリカが第三国に対して事を構えた場合、B52が核爆弾……
○瀬長委員 これより会議を開きます。
規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの仲村正治君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大内啓伍君が委員長に御当選になりました。
委員長大内啓伍君に本席を譲ります。
○瀬長委員 私、国の補助金カットに関係して質問します。 今回の補助金カットは、第一にその対象が生活保護、保育所、児童保護、老人ホーム、精神衛生、身障者の保護、児童手当、義務教育費など教育、福祉分野だけではなくて、失対事業費への切り込みも行われておる。 さらに第二番目に指摘したいのは、離島僻地の医療に従事する保健婦さんの人件費補助、これを初め、沖縄振興開発に重要な河川、ダム、砂防、道路、農業基盤整備、漁港、空港など各般にわたっております。よくこれほどカットしたものだな、カットというのは切ることだから血が出るのですよ。 それで最初にお伺いしたいのは、このとおり県民に耐えがたい犠牲を強いるもの……
○瀬長委員 私は、沖縄の石灰石、いわゆるコーラルと言うのですか、この違法採掘についてお伺いしたいのです。 実は去年の八月と九月の二カ月間にわたって総務庁の沖縄の出先機関、沖縄行政監察事務所が調査した結果をことしの一月に発表しているのです。違法行為、違法採掘をやっているところが二十二カ所。町村別に言いますと、長官御存じかもしれぬが、南部の糸満市、具志頭村、知念村、佐敷町、それから離島では宮古の平良市、城辺町と上野村、全部で二十二カ所ですね。それで、これも総務庁の向こうの出先の発表ですが、これで明らかになったことは、周辺農地への被害の問題、それから二番目に流出などによる自然の破壊問題、三番目に文……
○瀬長委員 私、最初に三月八日の予算分科会で、米兵による殺害事件について示談書の問題について質問しましたが、栗山局長も安倍外務大臣も全然それに触れられていない。粟山局長は覚えていると思いますから繰り返しませんが、その前に、きょうの電話で知ったことなんですが、防衛施設庁那覇防衛施設局の職員が今――城間幸栄、これが殺されたのですが、この原告五名、それから法廷代理人の弁護士新垣勉、この新垣勉のところへ二回、それから原告にもみんなそれぞれ会って、国を相手に今訴訟を起こしているのですが、この訴訟をもし取り下げなければ補償金やらないということを、むしろ脅迫的なことを言っているが、施設庁、それ知っていますか……
○瀬長委員 私、AFSATCOMシステムについてお伺いいたします。
AFSATCOMの英語のフルネームは何と言うのか。エーエフサットコムと言うのか何かわかりませんが、フルネームは何と言うのか。それから日本語では何と言うのか。通信衛星関係は難しいですから、それからひとつ解説してもらいます。
【次の発言】 その機能ですね、どういう機能を持っておるか、どういうステーションであるか。機能とどういう任務を持っておるか、これを説明してもらいます。
【次の発言】 一般的にというのはどういう意味ですか。
【次の発言】 このAFSATCOMは、在日米軍基地のどこにあるのですか。
○P長分科員 最初に、文化庁に質問します。 ことしの一月に、沖縄の国頭村、例の山原地域と言われておりますが、ここでヤンバルテナガコガネという新種が発見されて、これは大型昆虫でありますが、非常に話題になっております。 ヤンバルテナガコガネというのは我が国最大の甲虫と言われておりまして、これは琉球列島の昆虫相成立やその地史との関係を解明するのに非常に貴重な存在だと言われておりますが、文化庁はこれを調査されたことがあるかどうか、この一点。 まとめて申し上げます。 もう一つはこの保護対策、これが必要だと思うのだが、文化庁としてはどういうふうな保護対策をされるおつもりか。 もう一つは、これが新……
○P長分科員 私は、ACMIについて質問いたしますが、その前に二つ確認したいことがあります。 一つは、共産党は、言うまでもないことだが、もちろん安保条約、軍事同盟には反対である。自民党・政府は賛成でその堅持、根本的に非常に違っております。しかし、政府は常に現在の安保条約に基づいて提供された区域、施設の整理縮小、これを整理縮小していくことは基本的な姿勢として総理はもちろん大臣もそういった考え方を持っておる。とりわけ全国の基地の五三%も占め、量質ともに強大な米軍基地のあるところについては、各大臣とも常にこの整理縮小の問題は言っておられる。そういう点で、細田運輸大臣は防衛庁長官もやられたことがある……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。