瀬長亀次郎 衆議院議員
33期国会発言一覧

瀬長亀次郎[衆]在籍期 : 32期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期
瀬長亀次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは瀬長亀次郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

瀬長亀次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第3号(1973/12/04、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長亀次郎君 日本共産党・革新共同を代表して、私は、日本国民が今日直面しておる物価高と石油危機など、重大事態に際し、総理並びに関係大臣に、一連の内外政策について質問いたします。(拍手)  田中内閣が発足してから一年余り、いまや田中内閣の失政は、今日国民が現実に直面しているすべての事実について明白であるにもかかわらず、総理は、きのうの答弁でもその失政を全く認めないばかりか、みずから国民に約束した政治責任を、あらゆる詭弁を弄して回避しようとしているのであります。そこにはまともに現実の事態を直視しようとする姿勢もなければ、物価高、物不足、石油危機の中で、かってない困難に直面する国民へのあたたかい思……

瀬長亀次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

瀬長亀次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1973/02/27、33期、無所属)

○瀬長委員 二十三日の外務委員会で、私、沖繩の基地にAIDがあると指摘したことに対して、調査した結果あることがはっきりすれば、政府は責任ある措置をとるということを外務大臣言われましたが、その責任ある措置の問題はあとにいたしまして、AIDがキャンプ桑江内にあるということを確認されましたか。
【次の発言】 さらに事実関係をもう少し確認したいと思います。  このAIDはいつごろから沖繩に居すわっているか、これ、説明願います。
【次の発言】 きのう二時、沖繩県庁の職員、これは県知事の指名で一人派遣され、さらに関係の村である北谷村の村長の指名で一人参加し、さらに県会議員三名、報道陣が数名行って、もちろん……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1973/03/06、33期、無所属)

○瀬長委員 最初に外務大臣にお聞きしたいと思いますが、二十七日の沖特委でAIDの問題について触れましたときに、最後に大平大臣は、「非常に責任がありますから調査するわけでございます。あなたからいろいろお話がございましたけれども、問題はキャンプ桑江内にある機関が、地位協定上存在を許されるかどうかという問題が問われておるわけでございますので、それに必要な調査をいたしまして、政府として判断し、措置いたすつもりでございます。」という御答弁がありますが、あれから約一週間、もうすでに「その機関がどういう機能を果たしておるか、それから軍とどういう関係にあるのか」という点をいま詳細に調べつつあるわけでございます……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、無所属)

○瀬長委員 労働大臣にお尋ねしたいと思いますが、いまさっきの質疑応答の中で、特に米軍の四種雇用という問題については、関係各省で連絡協議会みたいなものをつくってやると言われておりましたが、いずれにいたしましても、しかしその連絡協議会といいましても窓口の省がなければならないし、それはやはり何といっても労働省だと思うのですが、前もって確認したいと思うのですが、それでいいですか。
【次の発言】 私が申し上げるのは、こういった関係各省集まるでしょう、それにはやはり呼びかけ人が必要なんです、何といっても呼びかけるのは労働省、特にこれは第一種とかいうふうなのは国が労務を提供するわけですから、これはもう施設庁……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1973/04/20、33期、無所属)

○瀬長委員 海洋博について二、三点お聞きしたいと思いますが、万博関係の歴史で、一ぺんきまってから延期あるいは中止になった実例を御存じですか。この点、大臣でなくてもいいと思いますので、政府委員からお答え願います。
【次の発言】 延期が一つありますね。一九一五年開催予定であった大英帝国博覧会、これが戦争の結果、九年間延期されて二四年に行なわれておる。この実例はありますが、いずれにしても海洋博は、きまったから延期もできぬということは、万博の歴史を見ても明らかであります。  これに関連いたしまして長官にお聞きしたいのは、地元では、特に経済だけではなくて、社会、労働、教育、文化各方面にわたって、この海洋……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1973/04/25、33期、無所属)

○瀬長委員 最初に防衛庁にお聞きしたいのですが、恩納村の山火事、演習による山火事の損害賠償請求が、防衛施設庁に来ておると思いますが、この点御存じですか。
【次の発言】 恩納村長から出されておるのは、昨年の十月五日に発生した在日米軍のマリーン演習場より発生した火災に対する立木の補償の問題ですが、額は百二十七万九千円余りです。この問題につきまして、那覇施設局だと思いますが、この立木については六〇年に、いわゆる土地賃貸借権についてという布告に基づいて、いわゆる地上物件、これは全部アメリカの所有になっている。だから、日本政府として損害を賠償するわけにいかぬというふうなことをいわれたようですが、それは事……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1973/09/21、33期、無所属)

○瀬長委員 最初にサトウキビ価格の引き上げ陳情が特に農林省に来ておると思いますが、今度の場合は去年と違って鹿児島が一緒になっております。要求は統一されております。さらに去年と違うのは、去年は沖繩県と生産者及び生産団体の意見は統一されておりませんでしたが、今度は県も議会も生産者団体も生産者も統一され、さらにこれが鹿児島と共同で陳情が行なわれております。  その陳情については、すでに御承知だと思いますが、ぜひこれは成功させなければいかぬという問題は、トン当たり六千九百五十円、これは安過ぎる、引き合わぬ、最低一万三千円にしろという問題と、さらに米穀買い入れ価格算定方式と同様、生産費及び所得補償方式に……

第71回国会 外務委員会 第2号(1973/02/23、33期、無所属)

○瀬長委員 ベトナム停戦協定に引き続きラオス停戦協定が結ばれて、インドシナ半島における戦争は一応終結するかのような様相を示しております。ところで、この協定を成功させた力は、もちろん耐えがたい長年の年月を耐えて英雄的に抗米救国の戦いを進めたベトナム、ラオス人民の英雄的な戦いによる成果であり、さらに国際反帝民主勢力の力によるものであることは言うまでもありません。ところが、ニクソン政権の新植民地主義、力の政策は変わっておりません。変わっていないどころか、いよいよますます力の政策をアジアにおいて進めようとしている。  そこで、私は、こういった力の政策に協力、加担してきた佐藤内閣からさらに田中内閣に至る……

第71回国会 外務委員会 第5号(1973/03/08、33期、無所属)

○瀬長委員 海洋博に関連いたしまして、最初に外務大臣にお伺いしたいと思います。  三月三日に二階堂官房長官は、「海洋博の事業規模そのものを縮小することはできないが、四十八年度の事業計画を少し減らすことを検討するよう」関係各省に指示したといったことがありますが、この海洋博覧会につきましてはいろいろの困難な事情が出ておることは御承知だと思います。本問題につきまして海洋博を中止するか、時期を延期するか、あるいは事業縮小も含めて再検討するか、その三つのうちいずれかをとらなければならないと思いますが、条約の関係でいまの段階で中止するとか、あるいは延期するとか、あるいは内容面をもっと掘り下げて検討して、海……

第71回国会 外務委員会 第7号(1973/03/28、33期、無所属)

○瀬長委員 前回に引き続きAIDの問題について外務大臣にお聞きしたいと思いますが、その前に一応確認しておきたいのは、大平外務大臣、常に外交の基調は国益を基調にし、国際信義の問題をたびあるごとに強調されておりますが、私もその点については同じ意見を持っております。ところで、特に対米外交については、アメリカが国際信義にもとるようなことがあったら、大臣としては、大臣の性格上きついことは言えないにしても、国民の利益を代表する信義に反することをやられた場合には、アメリカに少しきついおことばを言うことができますか。その点について最初にお聞きしたいと思います。

第71回国会 外務委員会 第17号(1973/05/11、33期、無所属)

○瀬長委員 時間がございませんので、私、まとめて三つの点、お伺いしたいと思いますが、特に安養寺参考人と佐藤参考人の御両名に御意見を聞かしていただきたいと思います。  第一番目に、日本政府の、ILO条約や勧告に対する態度の問題です。二番目は、労働基本権等、日本国憲法、さらにILO諸条約と勧告の問題、三番目に、日本の婦人労働者の地位とILO条約、この三点にしぼって御意見を承りたいと思います。  御承知のように、ILOで採択された条約や勧告は国際的最低基準を定めたものであり、各国はこの最低基準を守るだけでなく、それより上回る内容の実現に努力する国際的義務があると考えます。ところが日本政府は、いま参考……

第71回国会 外務委員会 第23号(1973/06/20、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私は、日本国民に加えられた米軍の犯罪について質問いたしますが、二つの点を特に質問したいと思うのです。  一つは、アメリカ兵の野獣のような行動について、日本がこれをさばく権利すら奪われておるという現実の問題、これは特に大平外務大臣に質問したいと思います。二つ目は米軍の横暴、傲岸さ、こういったものについて、これをむしろ助長するような日本政府の恥ずべき卑屈な態度について、大まかに二つの点を質問したいと思います。  第一に、事実関係から、これは検察庁に確認してもらいたいというのがありますが、六月十六日に米海兵隊広報部が沖繩県金武村ブルービーチの演習地域で、一九七三年四月十二日十五時十分に起……

第71回国会 外務委員会 第27号(1973/07/02、33期、無所属)

○瀬長委員 委員長、大臣は見えないのですか。――それではきょうは最初に核政策、エネルギー政策、特に政府の核政策の基本について質問したいと思います。  大臣が来られてから本論に入ることにして、最初に日本とフランスの協力によるオーストラリアのウラニウム濃縮工場の設立計画があると聞いておりますが、あるかどうか、あるとすればどのように進めておるのか、この答弁をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 この設立計画は、今度のフランスの核実験をやるのだといったような問題と関連して、オーストラリアで相当反対運動が起こっておるといったことで、計画が実際進んでいないということを聞いておりますが、そういった関連が……

第71回国会 外務委員会 第29号(1973/07/11、33期、無所属)

○瀬長委員 二日の当委員会で外務大臣に核実験についての抗議の問題で質問しましたら、外務大臣が、「いままで行なわれた核実験について、私が申し上げましたように抗議を続けておりますが、その事例につきましては取り調べまして御報告します。」ということになっておりましたので、外務省当局に、とりわけアメリカの核実験とそれに対する抗議の問題、資料を出してもらうように再三申し入れたんですが、アメリカを除くフランス、中国、ソ連、イギリス、この四カ国についての資料は集まっておるのですが、アメリカに対する資料は、地下核実験、これは七一年以降の地下核実験だけしか資料を出していない。これはどういうことで資料を出していない……

第71回国会 外務委員会 第32号(1973/08/24、33期、無所属)

○瀬長委員 SR71偵察機について質問いたしたいと思いますが、その前にSR71機、いま嘉手納基地に何機配置、駐留しているか、いつから配置され、どのような偵察をどの国を相手にやっているか、その点をまず第一に確かめたいと思います。
【次の発言】 数機というのは五、六機という意味ですか。
【次の発言】 そこで、米国防総省の権威ある側からの発表として、これは特にスポークスマン、ダニエル・ジェームズ中将、この人の発表として日本の各新聞にも報道されておりますが、「米国は十五日のカンボジア爆撃停止後も、カンボジア解放勢力の動きを撮影するため、高空を飛ぶ高性能の長距離戦略偵察機SR71を沖繩基地から出動させて……

第71回国会 外務委員会 第36号(1973/09/19、33期、無所属)

○瀬長委員 最初に、ベトナム民主共和国との国交樹立の問題について、大臣は、内容は同時発表をするので発表しないといったようなことを言われましたが、ただ基本方針として四つの点、一括して、時間の関係がありますから、お聞きしたいと思います。  最初に賠償について、日本政府の基本姿勢、すなわちサイゴン政権との取りきめで全ベトナムに賠償問題が解決したので、賠償問題については触れないという基本姿勢で臨まれるのか。さらに二番目に、援助についてでありますが、サイゴン政権についてはたしか五千万ドルの援助が予定されておるというのだが、ベトナム民主共和国に対する経済援助、これはいかほど予定し、さらにその計画を進めてお……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に事実関係を確認しておきたいと思います。  糖価安定事業団の収入と支出、収入は主としてどこからの収入であり、支出はどこへ出したものであるか、これを事務当局にお願いします。
【次の発言】 四十年から四十八年九月までに糖価安定事業団の収益が百五十二億五千七百万円になっておりますが、そのとおりですか。約百五十三億――時間がございませんので、調査の上あとで御返事ください。  それから、砂糖にかかっている税金ですが、四十五年と四十六年の関税が合計して約二百億、さらに砂糖消費税二カ年間で九十三億、約三百億円税金が砂糖関係で取られている。これは一キログラム当たり消費税が十六円計算、さらに関税……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1973/12/20、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に外務大臣にお尋ねしたいのですが、安保条約の問題とそれから事前協議制、こういった問題についてもっと詰めてみようと思うのですが、私は四日の代表質問のときに、「今回の中東問題の危機に際し、日本にいるすべての米軍が、総理も防衛庁長官も知らない間に自動的に警戒態勢に入りましたが、これは政府の繰り返しの言明にもかかわらず、安保条約に基づく事前協議の取りきめなるものが、全く実効のない、紙の上の空文にしかすぎないことを示したものであります。これは、アメリカ政府が戦争を決意したときには、日本国民は、国会も政府もあずかり知らないままに、わが国土が侵略戦争の前進基地になるということをまざまざと証明……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1974/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初にお聞きしたいのは、この前の外務大臣の施政方針の中で、基地の整理統合というのがありますね。従来、整理縮小ということばで基地問題を取り扱っておりましたが、とりたてて今度の場合整理統合といったような表現を使われたのは、そこに基本的に基地問題に対する姿勢が違ったのか。たとえばニクソン・ドクトリンを現実に持ってくる関東計画を見てもわかりますように、統合してアメリカの基地の機能をむしろ強化する。整理縮小して次第次第に日本全土からアメリカの基地をなくするということではなくて、不用なもの、アメリカにとって不用なものを整理して、そして統合しながら米軍の在日基地を強化していくというふうなことが、……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1974/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私最初に、去る三月二日那覇の小禄で起こりました爆発事件についてお尋ねしたいと思いますが、沖繩県議会は、きょう午前中に全会一致で那覇市内における不発弾爆発事故に関する意見書を決議し、あした五名が代表して政府に意見書の提出に来るということになっております。この中で特に注意しなければならないのは、今回の爆発事故は不測の事故によるものではなく、国による戦後処理が十分になされていないことに起因するものであると、実に明快に書かれております。沖繩は、ほんとうにあの戦争中、鉄の爆風の中で、中部、とりわけ南部、ひどいところになると坪当たり実に十二、三発も集中爆撃を受けたことは、これは現実に沖繩の戦史……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1974/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 質問に入る前に、ここに来られる政府委員、たとえば総理府であれば小渕副長官あるいは伊藤管理室長あるいは西銘政務次官、こう来ておられる。その場合、委員会で質問になった事項について自分の見解はこうだと述べられるにしても、こういったような委員会の質問があり、これについては早急に対処しなければならないと思うとかということを、お帰りになって大臣に話されるとか、そして相談をまとめられるだろうというふうに私思っておるのですが、そのとおり理解していいのですか。ただ委員会で聞きっぱなしで帰る、長官あるいは大臣にも報告もしない、また意見も聞かない、意思を統一しようというふうな努力もされないとは考えていな……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1974/03/19、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 時間の関係がありますので、三点要望いたしまして、質疑は次回の委員会に譲りたいと思います。  第一点は、沖繩に国鉄を敷設する問題についてであります。  全国四十七都道府県のうち国鉄のないのは沖繩県だけなんです。これはすでに長官御存じのとおりであります。沖繩を南北に結ぶ鉄道の敷設により沖繩の交通渋滞は緩和され、自動車事故、自動車公害も減るとともに、沖繩本島の過密、過疎問題の同時解決にもなります。県民の生活と暮らしが非常に明るくなるのは当然であります。したがって、鉄道を敷設することは、沖繩の都市問題を含めて、振興開発の背骨となると私は考えております。沖繩振興開発計画の県知事原案にはこう書……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 きょうはおもに日米合同委員会の合意議事録の問題について質問したいと思います。  まず第一番目に、たしか二十五日の日米合同委員会でアメリカ側代表が米原潜の寄港を要求したということが二十六日の新聞に報道されておりましたが、アメリカ局長のほうでその合意された内容について明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、日本側としては放射能監視体制と核種分析機関の確立その他体制が整うまで米原子力潜水艦の寄港を遠慮してもらいたいという要望をされたというふうに理解していいですか。
【次の発言】 アメリカとして早急に原潜の寄港を日本に要求するといったような姿勢ではなかったというふう……

第72回国会 内閣委員会 第13号(1974/03/12、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、本法案に対し賛成の討論を行ないます。  特に本法案に示されました同和対策協議会を五年間延長することは、同和対策事業特別措置法が昭和五十四年三月三十一日まで有効であることから見て、これに合わせることは当然であり、当面、必要な措置であります。ただ、日本共産党・革新共同は、今回の法改正と関連して、若干の問題を指摘し、その改善を要求するものであります。  その第一は、学識経験者十名と関係行政機関の職員十名、計二十名で構成される同和対策協議会のその構成に関してであります。  たとえば同協議会の構成メンバーで学識経験者十名中、全日本同和会代表二名、部落解放……

第72回国会 内閣委員会 第19号(1974/04/05、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に、三つほど確かめたいことがあります。一つは、日本の空域で、進入管制を運用、管理している個所、すなわち、アメリカが進入符制を握っている個所は、どこどこの飛行場で、どこどこの基地であるか、その点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 そうすると、民間空港で進入管制をアメリカが握っているところは、現在のところ那覇空港だけですか。
【次の発言】 もう一つ確めたいと思いますが、一九七二年、昭和四十七年七月七日に改定されたSARP協定、この十五条、これは沖繩における航空交通管制が、運輸省で運用をする以後も、そのまま生きるのかどうか、効力はそのまま発生するか、十五条は、「那覇空港か……

第72回国会 内閣委員会 第26号(1974/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 きょうは、特に沖繩の福地ダムなど、北部のダム、いわゆる湖上におけるアメリカの訓練、演習、こういったことについて質問をしたいと思いますが、その前に厚生省に、それと関連する問題がありますので、次のことをお聞きしたいと思います。  これは、昭和四十一年十一月第一週から始まるという問題で、日本駐留合衆国軍との伝染病情報の交換について、厚生省の公衆衛生局長が、各都道府県知事を通じて、その保健所長に通知をしなければならぬ、保健所長とアメリカの病院と情報を常に交換するということになっておりますが、この通知につきまして、公衆衛生局長は、沖繩県知事を通じて事実通知したかどうか、この点をお伺いしたいと……

第72回国会 内閣委員会 第30号(1974/05/16、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に、山中防衛庁長官にお伺いしたいのですが、これは直接現在の法案には関係ないのですが、いまのVFWの問題について、現在地主が、いまだに返還されてないということで、現地ですわり込みをやっているわけです。これは大臣すでにおわかりだと思いますが、その問題について、去年の、四十八年の六月十四日の内閣委員会において、大出委員の質問に対する答弁で、はっきり「これは復帰に伴う事務の明らかな処理上のミスであります。したがって、ミスのために地主である沖繩県民の関係各位が迷惑を受けられた。しかも、それは本来収用すべきではなかった対象であったにもかかわらず収用をかけられたという問題において、いまさら申……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1974/11/14、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 大臣とアメリカ局長に伺います。時間の関係がありますので、最初に、大臣にまとめて御答弁願いたいのが二点あります。  一つは、サトウキビの価格の問題で、これにつきましては、屋良沖繩県知事が、いろいろサトウキビ生産農民の要求をひっさげて陳情に来た。その帰ってからの感触ですが、山中農林大臣代理、大蔵あるいは総理府、各回りまして、感触として、去年とは違って非常に明るい、というのは、具体的には最低トン当たり一万八千円、こういったのを達成するのに明るいというふうなことを記者会見で話しておりますが、そういうふうに見ていいのかどうか。大臣、屋良県知事を失望させないような方向でやるといったようなことが……

第73回国会 外務委員会 第2号(1974/08/02、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私は、最近沖繩の伊江島で起こりました二つの事件、一つは核模擬爆弾BDU8Bの投下演習の件と、もう一つは伊江村出身の青年に対する米兵による狙撃事件の二つについて御質問申し上げます。  大臣のお答えを正確にするために、二つの点をとりわけお話し申し上げます。  一つは、御承知のように沖繩はアメリカに占領されて実に二十五年、ほんとうに民族の悲劇を味わわされたところである。その沖繩の伊江島というところはまた典型的に二重、三重に基地の苦しみを味わわされたところである。そこにこの二つの事件が起こったということ。  もう一つは、あと十一カ月いたしますと、政府が主導して強行しようとする海洋博覧会が行……

第73回国会 内閣委員会 第4号(1974/12/06、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に、開発庁に質問したいのですが、この前、那覇の小禄の爆発事故に対して見舞金として一億六千万円出す、それは、もちろん要求額は三億九千万円ですが、これについては、いろいろな面で被災者側では不満を持っております。  きょうは内容面には触れないで、三つの点を、きょう大臣もお見えになりませんが、大臣にかわって責任のある返事をしてもらいたいと思いますのは、この問題は沖繩特別委員会や法務委員会で、当然のことながら国が責任を持って、国賠法に基づいて補償すべきであるということが非常に論議され、さらに日弁連の沖繩調査団も、当然国が責任を持って、国賠法に基づいて補償すべきだという意見がありました。と……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/05/22、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 沖繩担当長官の植木さんに二点だけお伺いしたいと思います。  沖繩問題は、御承知のように日本の矛盾が鋭く、そして端的にあらわれているのが沖繩の現状ではないかと思います。これはいわゆる対米従属の政策から来る矛盾、基地と沖繩の矛盾、さらに大企業奉仕、高度経済成長からやってきている矛盾、この二つの矛盾は全日本の矛盾でありますが、特に沖繩で最も鋭くあらわれている。この面で暮らしの問題と文化の問題、私、これをお尋ねします。  いま申し上げましたように、いろいろな矛盾が絡み合って、現在沖繩の失業者は二万一千名といわれております。これは率からいって五・二%なんです。二万一千人と申し上げますと、向こ……

第75回国会 外務委員会 第26号(1975/06/27、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私最初にフォード、シュレジンジャーの核発言についてお伺いしたいと思いますが、シュレジンジャー国防長官はもし北朝鮮が南朝鮮を侵略したらアメリカは北に対し核兵器を使うことも辞さないと言い、六月二十五日のフォード大統領の核先制使用も否定しないという発言について、外務大臣の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 日本政府としては、アメリカのこういった核攻撃あるいは核脅迫政策といわれておるものにつきましては別に反対ではない、いわゆる評価するということでいいのですか。
【次の発言】 それでは関連しますので、次に、三木総理の核のかさ発言についてお伺いしたいと思います。  三木総理は、御承知の……

第75回国会 決算委員会 第9号(1975/06/05、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 沖繩が祖国復帰してからすでに三年を越しましたが、三年前に沖繩問題については、核抜き、本土並み沖繩返還というのが特に自民党の線から宣伝をされ、さらに沖繩の施政権が返還されない限り日本の戦後は終わらないといったようなことも宣伝されておりましたが、いま三年たって、今日これがほとんど実現されていない。すなわち核抜き本土並みは、核の疑惑はますます強まる一方であり、さらに本土並みは、他府県並みに政治、経済その他引き上げていくということであったが、実はそれも逆で、とりわけ失業者の問題などは、全国平均二・一%の失業率であるが、沖繩は五・一%以上になっておるという問題に象徴されるように、さらにまた基……

第75回国会 内閣委員会 第18号(1975/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私は、特にアメリカ局長並びに法務省関係の方に質問いたします。  質問は、この前起こりました金武村における少女暴行致傷事件、もう一つは伊江島の発砲事件にかかわる裁判権の放棄の事件、この二つについて質問をいたします。  その前に、この両事件については、沖繩県議会が与野党一致して、当該の海兵隊の撤去を要求し、さらに伊江島射爆場の即時撤去を要求しましたが、なぜそのように県民の怒りをかき立てたのか。三木内閣の与党である自民党の県連に所属しておる議員も含めて全会一致で、いま申し上げましたような海兵隊と射爆場、この撤去を要求したその背景を申し上げますと、とりわけ、いま問題になっております海兵隊、……

第75回国会 内閣委員会 第23号(1975/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に私、ベトナム後の日米共同作戦体制の強化されている中での、とりわけ沖繩と韓国の問題、さらに自衛隊などの問題について防衛庁長官にお伺いいたします。  最初に、これは長官でなくてもよろしゅうございますが、最近の沖繩の現地の新聞に、この前、台湾からF4Cが嘉手納に移駐して、嘉手納の第十八戦術戦闘航空団はいわゆるF4C型が二個中隊になった。ところで、このF4C型はアメリカ本国に帰って、タイのウドン基地からF4D型が嘉手納に移駐し、嘉手納基地における第十八戦術戦闘航空団の主力機は、いままでのF4C型からF4D型にかわっていく。さらにタイの基地から戦闘爆撃機だけではなくて、輸送機その他戦車……

第75回国会 内閣委員会 第25号(1975/06/18、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 三木総理に、最初に沖繩の問題と安保条約の問題について質問いたします。  この前、内閣委員会で沖繩の金武村に起こりました海兵隊による二少女の暴行傷害事件で、藤尾委員長がアダンの葉を持って総理にお会いになった。そのときに、調査した上で善処するといったようなことを総理は述べられておりますが、この事件について総理の見解を最初に承りたいと思います。
【次の発言】 総理のそういったような所存とは逆に、あれからどんどん起こっているのです。たとえば、いまの金武村の少女暴行傷害事件、これは四月十九日。さらに去年の七月十日に行われた日本人青年殺人未遂事件に対して、日本政府は五月の六日に裁判権を行使しな……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1975/11/20、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 大臣の時間が制限されておりますので、私、大臣にだけ質問いたします。  最初に確かめておきたいのは、沖繩の返還の時点で、県民は挙げて核兵器も基地もない平和な沖繩というのを目標にして努力してきましたが、自民党とその政府は本土並み沖繩返還、これをスローガンにして国民に誓ったと思います。これは経済問題にしても格差をなくすることはもちろんのこと、安全とか生命の保障ということも当然含まれている。そういった意味で、本土並み返還ということについて覚えておられるかどうか、ちょっと簡潔でいいですから。
【次の発言】 きょうはB52戦略爆撃機の飛来、再飛来の問題と、いわゆる核兵器、原爆ですね、これは親爆……

第76回国会 内閣委員会 第7号(1975/12/05、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 ベトナム後、特に沖繩基地が訓練から部隊の配備あるいは装備の問題まで非常に変わっており、基地そのものが朝鮮に照準を当てて動いているというふうな状況の中で、B52が再飛来する、さらに伊江島におけるB43、原爆の核模擬爆弾のBDU8B、これの投下訓練が行われておりまして、二十日の沖特委でも植木総理府総務長官に質問をいたしました。  最初に、BDU8Bの投下訓練について富澤外務大臣に質問をいたしますが、その前に、BDUの訓練がどういうふうになされているか、ここに写真がありますから宮澤外務大臣よく見てください。これは、一はF4ファントム、これが射爆場の上に来てまさに落とそうとするところ、それ……

第76回国会 内閣委員会 第8号(1975/12/09、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に防衛庁長官に対して、補給問題について御質問したいと思いますが、その前に、きょうの各新聞でも報道がありました大統領の、いわゆるニクソン・ドクトリンにかわるようなドクトリンの発表があり、その場合に朝鮮に対しては、朝鮮が緊張しておるといったようなことも関連いたしまして、現在の安保条約で一番問題になるのは事前協議制、これは日本が戦争に巻き込まれないような歯どめの制度としてできておるということは当然であります。その問題で、現在この歯どめをいかに強くするかということが日本国民の願望に沿い、また日本政府の方針でなければならないと考えます。三木首相はしばしば、日本と朝鮮との関係について、釜山……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 内閣委員会 第4号(1976/03/04、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に、恩給法の一部を改正する法律案について若干の質問と要望をしておきます。  今回の恩給費の引き上げは、昨年の附帯決議を盛り込んだ、いわゆる上薄下厚の内容を持つものであり、一定の評価ができると思います。それで、扶助料について若干質問したいと思いますが、最低保障の適用になる長期在職者及び実在九年未満の者の遺族である妻の場合、その扶助料は幾らになるか、簡単に数字だけ挙げてもういたいと思います。
【次の発言】 長期在職者で最低保障の適用になる妻の場合でも、いま試算しますと二十九万九千円にしかならない。短期在職者、実在九年未満に至っては十六万千五百円になりますが、総理府の資料で計算してみ……

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 沖縄における公用地等の暫定使用に関する法律、いわゆる公用地の問題について質問したいと思います。  その前に、沖縄における土地収用の経過、歴史というのですか、これを簡潔に申し上げて、その段階段階で質問したいと思います。  最初に軍用地として接収されたのが一九四一年から一九四四年まで、これは日本軍の軍事権力によって、その当時は治安維持法もあり、特高警察もあり、憲兵というそういった軍事権力がバックにあって、総動員法によって収用されたというのが大体の経過でありますが、これが第一段階。第二は、占領軍が沖縄に進攻して、それが四五年四月の五日にミニッツ布告が出されて占領支配が始まる。そして中国の……

第77回国会 内閣委員会 第15号(1976/08/26、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 施設庁長官が早目にお帰りになるというので、軍用地問題から先に質問申し上げたいと思います。  いまの沖繩に適用されておる軍用地の暫定使用法、これは来年の五月十四日には切れるわけであります。これに対してはこの前もいろいろ質問いたしましたが、きょう質問いたしたいのは、これは沖繩県議会でも全会一致で反対を決議し、さらに、新しく選挙され当選した平良幸市知事も反対しておる。これについて施設庁としては、いまの暫定使用法にかわる新しいものを出す意思があるのか、あるとすればいつ出すのか、こういった点についてあらかじめ御意見を承りたいと思います。


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1976/10/27、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私、最初に沖繩の伝統芸能劇場の建設の問題について、長官の御意見を承りたいと思います。  長官、新しく長官になられてまだ間もないので、沖繩の古典舞踊を見られたことはないかもしれませんが、沖繩の組踊ですね、あれは無形文化財に指定されて、ちょうど指定されたのが復帰の時点でありましたが、文楽と同じように無形文化財になっております。  ところで、沖繩の芸能人は他府県に比べて非常に多くて一万五千人に達しておる。しかし、現状は練習場すらない。十坪ぐらいの練習場があればいい方だ。大道具、小道具を置く場所すらない。「執心鐘入」というのがあるのですが、あれの鐘を十数万円かけてつくりますけれども、こうい……

第78回国会 内閣委員会 第1号(1976/10/07、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私、おととい防衛庁の職員が来て説明をしておりましたけれども「沖縄県の区域内の駐留軍用地等特別措置法案の骨子について」というものが手元に届いております。これについて質問を集中したいと思いますが、長官の時間があるということですから、一応長官から大体十五分ぐらいお伺いして、あとは事務当局にお伺いします。  それで、これについての基本的姿勢を申し上げますと、われわれは現在の憲法の五つの原則、これは国家主権と国民主権の原則の問題、それから恒久平和の原則の問題、それから基本的人権の擁護の原則、それから議会制民主主義を含めて民主主義の原則の問題、一つは自治の尊重の原則、これが現憲法の五つの原則で……

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/12、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 最初に、いま出されております在勤法について一言お伺いしたいと思います。  この内容は、今度ホーチミン市、サイゴンにある大使館とハノイにある大使館を統合してハノイに置くという内容でありますが、これを契機にして日本政府の対ベトナム外交政策の基本姿勢、これについて一言お伺いしたいと思います。
【次の発言】 次に大臣にお伺いしたいと思いますのは、日中戦争、太平洋戦争をどう見るかという問題ですね。すなわち、日本の侵略戦争と見るのか見ないのか、もし、日本の侵略戦争と見ないのであれば、その理由は何か、お伺いします。
【次の発言】 私がいまお聞き申し上げましたのは、現在及び将来にわたって本当に自主……

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 私は、サトウキビの生産者価格とさらに基盤整備の問題、それから含みつ糖の問題、黒砂糖と言っておりまする含みつ糖の問題、さらに台風災害に対する政府の政策などについて質問申し上げますが、その前に申し上げたいのは、これはもう約八ヵ年ぐらい前の話でありますが、ある大臣が沖繩に参りまして、サトウキビ畑を見て、沖繩というところはススキの多いところだなと言った。あれは収穫時になると花が咲くものだから、ススキに似ております。おまけがついて、沖繩の農民ほど怠け者はいない、これを畑に耕せば収入が上がるはずだが、怠け者ばかり集まっているんだなというようなことを言った高官がいたわけなんですね。大石大臣がそう……

第78回国会 農林水産委員会 第6号(1976/10/26、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長委員 いま大臣が二、三分座をはずされることになっておりますので、事務当局にまず先にお伺いしたいと思います。  十月八日の農水委員会で十三号、十七号台風の被害の問題も今度のキビ価格決定に当たっては配慮してほしいということを私申し上げましたら、今村政府委員はこう答えております。「大臣も災害につきましては非常に全魂を傾けて対処をしておられるわけでございますから、私たちも大臣の意図を受けて災害の対策につきましては最善の努力をいたす所存でございます。」というふうに答えておられます。きょうの小委員会でも、台風十三号の被害、十七号の被害、これは被害量あるいは被害見込み金額ということになって、大体一五%……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/03/01、33期、無所属)

○瀬長委員 海洋博のためにいま那覇から本部までの縦貫道路として四車線から六車線にする、これは五十八号線、これは恩納村にも通ります。もう一つは石川からキャンプ・ハンセンを通って名護に行く線、これは有料道路でありますが、こういった大きい道をつくっても、どかんどかんアメリカがずっと演習を続けておるといったことでは、この海洋博なるものが美しい海、空、この資源を開発するなどという大きい目的は達せられません。  きょうは時間がありませんので爆弾、それについての問題について触れます。いま申し上げました五十八号線、これは恩納村を通っていきます。この恩納村のキャンプ・ハンセン内の恩納岳を中心として、アメリカが爆……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1973/03/07、33期、無所属)

○瀬長議員 私、駐留軍労務者の基本権利についてお伺いしたいと思いますが、その前に確認したいことがあります。それは、四十六年十一月三十日、社労委員会において寺前委員の質問に対しまして原国務大臣が答えているのがあります。「原国務大臣 私どもの見解におきましては、駐留軍の労務者に対して、労働法において十分保護されておると思っております。」さらに最後に、「原国務大臣私は重ねて申し上げますが、基地に働く日本の労務者は、労働法によって保護されていると確信いたしております。」この原国務大臣の確信について、いまでも日本政府の首脳はそう考えているか。特に防衛庁長官からお願いいたしたいと思います。

第71回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1973/03/07、33期、無所属)

○瀬長議員 私最初に甘味資源の問題について、すなわち、沖繩のサトウキビ生産はこれ以上奨励するのかあるいは米の生産調整のように減らしてもいいというお考えなのか。この点は、沖繩の農業の基幹産業はサトウキビづくりであることは、農林大臣おわかりだと思います。こういった点で、甘味資源確保の方針を全般的に簡潔に述べてほしいと思います。
【次の発言】 ところで、去る二月六日の予算委員会で、農林大臣は、今回の沖繩のサトウキビ価格の決定はそう不満を受けるものではないといったような発言をされておりますが、いまでもそうお考えなんですか。
【次の発言】 この写真をちょっと見てください。これが三日前に写してきた沖繩のキ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長分科員 私、きょうは、原子力潜水艦の沖繩の那覇軍港及びホワイト・ビーチ、これに対する放射能の測定の安全性の問題その他についてお伺いしたいのです。  最初に、科学技術庁にお伺いしたいのは、いま、原子力軍艦放射能調査指針大綱によって現在の放射能監視体制がとられておるようでありますが、これによりますと、沖繩は当然のことながら復帰後は本土並みになっていなければならない、それがなっているかどうか、そういった点に焦点を合わせてお伺いしたいのですが、最初に、復帰後沖繩に原子力潜水艦が何べん寄港し、さらに停泊したものが何隻か、沖合いにいたのが何隻か、その実態について御説明を願いたいと思います。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長分科員 私は、沖繩に国鉄と国鉄船を導入してもらいたいという県民の要望がありますので、これについて、運輸省あるいは開発庁、関係当局にお尋ねしたいと思います。  その前に申し上げたいことは、沖繩と他府県の基本的な違いであります。いわゆる交通運輸体系の整備についての非常に違う点は、一つは、はっきり言えば二十七年間にわたるアメリカ占領軍の占領下にあって、道路はほとんど全部と言ってもいいほど基地を中心にしてアメリカによってつくられたものであって、沖繩県民のための道路ではなかった。これが一つ。もう一つは、いまは県庁になっておりますが、復帰前は琉球政府であり、それは長い間任命主席という名のもとで琉球政……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本共産党・革新共同)

○瀬長分科員 私、きょう農林省関係にも質問しようと思っておりましたが、外務省関係だけで時間がなくなると思いますので、外務省関係のほかはお帰りになっていいと思います。外務省だけは残ってもらいたいと思います。  最初に、私、嘉手納米空軍基地内における核災害の問題、さらに核模擬爆弾の投下訓練の問題と、最後にOTHレーダー、この三つについて御質問申し上げます。  最初に大臣にお聞きしたいのは、去年の十二月二十四日、参議院外務委員会で立木議員が、嘉手納基地第三五五作戦計画書、基地災害対策というアメリカ軍の内部文書、これを示しまして大臣にお見せしたが、見たことがない。で、答弁は、こういうことだろうという想……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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