田中伊三次 衆議院議員
33期国会発言一覧

田中伊三次[衆]在籍期 : 24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期-35期-36期
田中伊三次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中伊三次衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

田中伊三次[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第12号(1973/03/01、33期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(田中伊三次君) 私に対する御質問は、暴利には処罰をせよという御意見でありまして、暴利に対しましては厳重処罰をすることに賛成でございます。  ただ問題は、新たな処罰法をつくる必要があるのか、現行法はどういうことになっておるかということを考える必要がございます。  まず、昨今問題になっておるようなものを取り締まるための現行の法律といたしましては、先ほどから改正が論議されております商品取引所法、それから証券取引法、食糧管理法、それから、勅令ではございますが物統令、このうち、御質問の暴利に関しますもので直接の関係の深いものは物統令でございます。これは昭和二十一年に勅令として出されたものであ……

第71回国会 衆議院本会議 第58号(1973/09/07、33期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(田中伊三次君) 私に対するお尋ねは、朝鮮民主主義共和国を大韓民国と比べて差別をしておるではないかというお尋ねであります。  これは申し上げるまでもありませんが、韓国はわが国との関係は承認の関係で、北鮮の関係は非承認の関係でございます。非承認の国を承認の国と全く区別をせずに扱えよというお説自体に無理がある。しかしながら、朝鮮民主主義人民共和国といえども、わが国の利益に反せざる限りは、総理の仰せのごとくに極力これを迎えるという態度をとってきておること、御承知のとおりでありまして、過去の数個の例によりましてなるほどということはおわかりをいただくはずでございます。今後もこの方針をとっていく……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 衆議院本会議 第3号(1974/07/31、33期、自由民主党)

○田中伊三次君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員谷口善太郎先生は、去る六月八日逝去せられました。  谷口先生は、昨年四月、象牙海津共和国の首都アビジャンにおいて開催せられました列国議会同盟春季会議に派遣されましたが、帰国後、おからだの調子が悪くなり、入院加療を続けておられました。しかし、その後は小康を得られ、本年三月には、京都府知事選挙の応援にも立たれたほどでありますが、やはり御無理がたたったのでありましょう、去る六月、病勢にわかにあらたまり、ついに七十四歳の生涯を閉じ、不帰の客となられました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。  ここに、私は、諸君の御同意を得て、議員一同を……

田中伊三次[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

田中伊三次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 外務委員会 第21号(1973/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 熱心な御質問でございますが、ありのままに申し上げますと、何ぶん初めての入国で、オーケーをするとすると、初めてのケース。初めてのケースをやります場合には隣国その他に対する外交上の配慮も必要といたします。それからどういう用件で、どういう経歴の人物がどれくらいな期間、どんな形の身分でお入りになってくるかということ、これらは簡単にはいきません。慎重なる手続を踏んでその真相を確かめなければならない。これはその確かめる責任がございます。そういう点から申しますと、パリ協定尊重のたてまえから当然ではないかというふうに仰せになりますけれども、なかなかそう簡単にいかない。パリ協定も尊重しなけ……

第71回国会 決算委員会 第2号(1973/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 昭和四十五年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は二百九十四億二千百二十七万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額は三百二十三億五千六百八十万円余であり、予算額に比べまして二十九億三千五百五十三万円余の増加となっております。  この増加しましたおもなものは、罰金及び科料の二十二億一千百十万円余、刑務所作業収入の六億二千九百二十万円余等でございます。  次に法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は九百四十九億七千二百七十八万円余であります。これに予算補正追加額四十七億五千三百十四万円余、予算補……

第71回国会 決算委員会 第21号(1973/07/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私に憲法に関する御質疑をいただきましてもいかがかと思うのでございますが、まあ法務大臣が憲法の解釈に関して御答弁を申し上げたから見当違いというわけでもなかろうと存じますから、お答えを申し上げます。  わが国憲法の採用しております基本的人権というのは、非常に高度なものであり、これほど高い見地に立った全面的、絶対的の基本的人権というものを規定しておる憲法は世界の憲法にも類例がない、こういうものでございます。ところが反面、一つの制約がございまして、これは先生のお読みになりました十一条のすぐ隣に十二条という条文がございます。このお隣の十二条の条文によりますと、十一条によって認めてお……

第71回国会 決算委員会 第24号(1973/09/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 昭和四十六年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は三百九億九千九百八十三万円余であります。  これに対しまして収納済み歳入額は三百五十三億八千六百七十五万円余であり、予算額に比べまして四十三億八千六百九十二万円余の増加となっております。  この増加しましたおもなものは、罰金及び科料の三十九億百三十万円余、刑務所作業収入の五億六千二十二万円余等であります。  次に法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は一千七十一億六千六百十四万円余であります。これに予算補正追加額六十二億八千八百五十八万円余、予算補正……

第71回国会 決算委員会 第25号(1973/09/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 外交に関連する事項と存じます。外務省からお答えを申し上げます。
【次の発言】 衆議院の委員会の答弁であったかと記憶をいたしますが、日本に亡命という制度があるのかないのか、彼がやってきたときには亡命の扱いをするのかどうかといったような意味の御質問がございました。それに対して私がありのままの答えをいたしましたことをもう一度申し上げますと、わが国には亡命制度はない、したがって、亡命の取り扱いはいたしようがない、こういうお答えをいたしますと同時に、一般論として言えば、条件が整うならば特別の滞在を許す道がなくはない。それは、しかしながら仮定の問題であって、本人が実際に日本に来てみて……

第71回国会 決算委員会 第27号(1973/10/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 御意見は、私もそのとおりごもっともと思う。ただ、一言申し上げたいと存じますことは、からだが日本におったのが韓国に移されておる、それ自体が問題ではないかというおことばはそのとおり思えるのでありますが、だれが連れていったのか、拉致したのは何びとか、個人か国家機関か、これを明白にいたしませんと主権の侵犯は明白にならぬ、原状回復というものは国際法的には明白にはならぬのであります。その国際法的に何びとの行為であるかということを明白にするために時間がかかっておる。何ぶん関係者が日本にいないものでございますから、捜査当局も非常に骨が折れる、時間がかかるという事情にあることを御了承をいた……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案の改正点の第一は、沖繩の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する事務の終了に伴い同事務に関する規定を整理しようとするものであります。  改正点の第二は、現在松山市にある松山刑務所の所在地が市街地化したこと等の事情により、同刑務所を愛媛県温泉郡重信町に移転すること、及び現在鹿児島市にある鹿児島入国管理事務所鹿児島空港出張所の所在地が、鹿児島空港の廃止、新鹿児島空港の設置により、鹿児島県姶良郡溝辺町に移転することに伴い、その位置の表示を改めようとするものであります。  改……

第71回国会 内閣委員会 第35号(1973/06/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ありのままに申し上げますと、先生お説のように、この法律は大会社の間に幾らかそぐわぬ点がなくはないという感じでございます。と申しますのは、大会社はこの会社更生法によって相当程度会社更生の目的を達しておる。しかるところ中小会社につきましては、何ぶん銀行関係が、大蔵省所管の話になりますが、大口銀行関係、この協力関係がうまくいかない。銀行を債権者としておる大口の関係がうまくいかぬ。それぞれの理由はあるわけでありますが、そういうことでございます。しかし、現在のところ、会社更生法をしからば改正して、そうして中小会社の実情に即するように改めていかなければならぬかと申しますと、そこまでど……

第71回国会 内閣委員会 第36号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 坂本先生仰せの御心配よくわかります。本来この刑務所の移転とか拡充とかいうことはなかなかむずかしい問題でございまして、法務省の方針といたしましては、極力地元の代表者、自治体の皆さまの御了解をいただきました上で、無理のないように善処をしたいという方針をとらしております。ことに本件問題は、改築ができ上がりました上は、城野から多数の者、その他全九州からたくさんの人が収容され、膨大に数もふえるという事態が結果において出てくるわけでございますから、こういう場合においては、なおさら地元住民の皆さんを代表する自治体の皆さんとの間に十分の懇談を詰めて、そうして御了解をいただき、御協力をいた……

第71回国会 内閣委員会 第37号(1973/07/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 大いに検討するに値するものと存じます。国有地、もう一つは地方自治体の有に属する公有地、そういうものは大いに検討をする余地があろうかと思います。ただ、条件がそれぞれむずかしいのでございまして、そういう条件に当てはまります限りは検討の要があると思います。
【次の発言】 無理にがんばろうという考えはないのですが、いやしくも法務省が法規違反の疑いがあるなどという質問をされるようでは、これは困るのですね。そこで、すみやかにどういう実態であるのかということを調査をさせます。  大体の答えは、これは契約である。しかし、契約内容を遺憾なく実施してもらうためにはいろいろ注文もせねばならぬ、……

第71回国会 内閣委員会 第38号(1973/07/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 承認国と非承認国との間に幾らか区別のありますことは避けがたい。国際関係を見ましても、世界どの国もそのようでございます。しかし、承認国であろうが非承認国であろうが、事いやしくも人道問題戦災復興などということは人道以上の問題でもございます。人道並びに人道以上の問題というものについては国境を越えるべきものである。承認国はよろしい、非承認国はいけない、非承認国の中でもベトコンはいけないというようなことも言うべきものでない。ベトコンということばは、臨時革命政府ということばに取り消して訂正を申し上げますが、それはそういうことを言うべきものではない。日本が道義の国家というものを看板にあ……

第71回国会 内閣委員会 第49号(1973/08/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 大出先生の御発言で一つ気になることがあるのです。それは、大平外務大臣の仰せになってきたことと私の発言に食い違いがあるという。これは参議院でもそういうことをおっしゃったので、冗談じゃないという話をしたのですが、それはそうでない。これは違う場所で違う人間がものを言うておりますから、質問も違うでしょうから、答えのニュアンス、発言のニュアンスというものには幾らか差はあってあたりまえなんです。あたりまえなんだが、それは違うことを一つも言うておらぬ。同じことを言うておる。どこが同じなのかというと、ごちゃごちゃいろいろございましょうが、どこが違わないのかというと、いま先生仰せのとおり、……

第71回国会 内閣委員会 第52号(1973/10/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私も先生の御意見と同様でございます。私が第六感ということばを使って発言をいたしました当時と事情は全く違ってきた。その事情の変わってきた根拠は、ただいまお話しになりました金東雲一等書記官の行動というものが指絞によって証明されたということが明瞭になり、日本の捜査当局がこれを公式に発表いたしました。この発表をいたしました瞬間から私は先生と同様の考えを持っておる。いまや某国ではない、KCIAというか国家機関だ。韓国国家機関だということを政治的に限定して差しつかえがないのだ。  政治的とはどういう意味か、こういうことでございますが、政治的ということは、法律的、国際法的という意味に対……

第71回国会 法務委員会 第2号(1973/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私は、昨年末三たび法務大臣に就任をいたしました。内外の諸情勢が大きく転換しつつあるこの時期にあたりまして、国家の繁栄の基盤である法秩序の維持と権利の保全を使命とする法務行政に課せられた使命は、まことに重大なものがあると考えております。私はこの使命を遂行するため、法務行政各般の適正な運営に最善の努力をいたす所存でありますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  本日はせっかくの機会でございますので、就任のごあいさつとあわせて、当面その実施に努力をいたしたいと考えております法務行政の重点施策につきまして、所信の一端を申し上げたいと存じます。  まず、第一は、法秩序の維持につ……

第71回国会 法務委員会 第3号(1973/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 遅刻のおわびを申し上げます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、裁判所における事件の適正迅速な処理をはかるため、裁判所職員の員数を増加しようとするものでありまして、その要点は大略次のとおりであります。  第一点は、裁判所の員数の増加であります。これは、地方裁判所における交通関係の業務上過失致死傷事件の適正迅速な処理をはかるため、判事補の員数を三人増加し、また、簡易裁判所における民事事件の適正迅速な処理をはかるため、簡易裁判所の判事の員数を四人増加しようとするものであります。  第二点は、裁判官以外の裁判所……

第71回国会 法務委員会 第4号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 おことばのとおり、この法律ができますと、その適用を受けるのは裁判所でございます。これはおことばどおりでございます。ただし、私のほうの職務としまして、法律の改正の作業、これはすべて法務省の所管となっております。そういうことで、法律の提案をいたしまして、その改正の手続を私どもがやっておるという事情でございます。
【次の発言】 私の先ほどのことばが足らなかったのでございますが、法案の提出をいたしました場合の責任は政府、内閣にある。本来申しますと、先生仰せのとおりに、裁判所が提出すべきものである。裁判所が提案の理由を説明すべきものであり、答弁すべきものである、こういうことになるの……

第71回国会 法務委員会 第5号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 裁判遅延の原因でございますが、これはやはり裁判所もたいへん少ない定員のもとで裁判の急速な進め方ということについては御苦心をいただいておる。これに対しましては何としても、まず刑事事件について申しますと、検事それから弁護人、この訴訟関係三者が、十分協力をいたしまして、裁判所も円滑なる訴訟指揮ということには全力をあげていただくということで、訴訟当事者の協力によりまして、現行制度のもとにおいてできるだけ迅速な裁判の実現ということに努力、苦心を重ねていくべきものであろう、こう考えております。
【次の発言】 横山先生御心配をいただてておりますこの執行官制度改正の根本問題は一体どの点に……

第71回国会 法務委員会 第6号(1973/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 法律の明文に直接の規定はございません。ございませんが、何を根拠にやっておるのかというお尋ねでございますと、破壊活動防止法に根拠がある。破防法の命ずるところによって調査をいたします調査は、調査を受ける団体の人権に、団体の人権というのはおかしいのでありますが、団体のお立場、権利にできるだけ影響のないように、いわば御遠慮をしながら必要最小限度の調査をしなければならないということが破防法の大精神でございます。それは破防法の条項のどこにも注意をしろ、注意をしろと書いてあるとおりでございます。その条文にのっとって考えます場合には、わが国には数千の団体がございます。その数千の団体を選ば……

第71回国会 法務委員会 第7号(1973/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 結論を先に申し上げますと、罰則については、という前提が速記録にちゃんとあるのですね。罰則については現行法の活用で十分ではなかろうかと思う、新たなる立法の必要はないと考える、こういう趣旨でございます。
【次の発言】 現行の法律と重複するような内容の法規はつくらないでいいじゃないか、こういうふうに私は考えております。ことに罰則に関しては強すぎるほどの罰則がちゃんと並べてございますので、何も強い、最高でやらなければならぬことはないんで、ずっと下でやっていいのでありますから、これは必要がない。新たなる罰則立法の必要がない、こういう趣旨であります。

第71回国会 法務委員会 第8号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 人権擁護について格別の御配慮をいただきまして、たいへんありがたいと思っております。先生おことばのとおりに二百人余り、二百人ちょうどぐらいになっておる。そこでこれだけの人員をもってしては、人権擁護の重要性、多様性、複雑性にかんがみまして、とうてい数は足らぬのであります。年々歳々その増員に苦心をいたしておりますが、なかなか微力で思うとおりにまいりません。本年もごくわずかな増員ということでこれをまかなうことになったのでございます。しかし、そうきめられております以上は、これを十分にその能力を動員をいたしまして、最善を尽くして御期待に沿うようにやっていきたい。将来の問題としましては……

第71回国会 法務委員会 第9号(1973/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 刑事補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  刑事補償法による補償金の算定の基準となる金額は、昭和四十三年の改正によって、無罪の裁判またはこれに準ずる裁判を受けた者が未決の抑留もしくは拘禁または自由刑の執行等により身体の拘束を受けていた場合については、拘束一日につき六百円以上千三百円以下とされ、また、死刑の執行を受けた場合については三百万円とされているのでありますが、最近における経済事情にかんがみ、これを引き上げることが相当と認められますので、この法律案は、右の上限額である千三百円を二千二百円に、三百万円を五百万円に引き上げ、いわゆる冤罪者に対……

第71回国会 法務委員会 第11号(1973/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 間に合わぬということになりますと重大事態でございますので、そういうことにならぬように格別の御配慮をいただきたいという念願でございます。あとは裁判所から……。
【次の発言】 この訴訟遅延、遅延とこう皆さんが仰せになるのですけれども、実態をよく調べてみますと、一般事件はそんなに非難を受けますほど遅延はございません。そこそこいけております、民事も刑事も。ところが大型の特殊事件になりますと、事件の様相が複雑であるというようなことからまま非難を受けるほどの長い期間がかかっておる。それは立証一つを考えてみましても、証人喚問一つを考えてみましても、事案自体が複雑であります場合においては……

第71回国会 法務委員会 第14号(1973/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 大体六年前と思いますが、私がこの前に法務省のごやっかいになっておりましたときに、たしかこの部屋であると記憶をいたしますが、社会党さんから質問が出まして、いま時分に監獄とは何ごとだ、この名称自体けしからぬ、いいかげんにしたらどうだという、たいへん御熱意のこもったお話がございました。私は非常に感激をいたしまして、その日即日、その日の日付をもって矯正局に命じまして、いわゆる監獄法の改正作業に着手をせよということを、その日の日付から起こしまして監獄法の改正に着手をいたしました。自来私は間もなくいなくなったのでありますが、今日まで一次、二次、三次と矯正局案ができ上がっております。お……

第71回国会 法務委員会 第15号(1973/04/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 技術的なことでございますので、刑事局長から先にちょっとお答えいたさせます。
【次の発言】 私がりっぱな説明ができるわけでもないのでありますが、私の見るところを申し上げますと、いま局長から話の出ました四大公害訴訟事件、これは御承知のとおりに水俣事件、それから四日市事件、阿賀野川事件、神通川事件というものをいま局長が申したのだと存じます。こういう事件が起こりまして、世間は、民事の裁判で損害賠償がとれるということになるほどであるならば、なぜ一体刑事的に処罰をせぬのか、刑事罰をなぜおろそかにしておるかということ、これは国会でも盛んに論議が出ておるところでございます。  ちょっと考……

第71回国会 法務委員会 第16号(1973/04/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 商法の一部を改正する法律案、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案及び商法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げます。  商法の一部を改正する法律案は、現下の社会経済情勢にかんがみ、株式会社の運営の適正及び安定をはかり、あるいはその資金調達の方法に改善を加える等のため、早急に改正を必要とする事項について、商法の一部を改正しようとするものであります。  この法律案の要点を申し上げますと、第一に、株式会社の業務が適正に行なわれることを確保するために、監査役は、会計監査のほか、業務監査をも行な……

第71回国会 法務委員会 第17号(1973/04/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 提出をいたします。
【次の発言】 二百条に関する判決が出ました結果でございますが、これを無効とするということに結論が出ましたので、いま先生お話しのように、これを改正するという方向に向かっていくべきものであろうか、それとも二百条は改正でなくて削除すべきものではなかろうか、この二つの方法のどちらをとることが現状にかんがみて一番妥当であろうか。刑法の一般改正というものに関しまして、全面的改正を目下法制審議会で審議中でもあって、この審議会もこの問題に触れており、それからまた、政府の与党という立場から自由民主党に関する所見もございまして、これも手続的には踏んでいかなくちゃならぬ。ど……

第71回国会 法務委員会 第19号(1973/04/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ありのままに申し上げますと、二千二百円の上限が、これがもう妥当なもので現段階はこれ以上上げる必要はないんだというふうには実は考えていないわけでございます。いないのでありますが、財源を要する法律でございます。財源はどうなったのかというと、予算折衝の結果は二千二百円という御交渉が裁判所と大蔵省との間に成立をした、これを閣議はそのままのんで国会にお願いをいたしまして予算が通った、したがって刑事補償法を適用して使う財源というものはきまってしまったわけであります。そのきまってしまった財源を限度として考えますと、上限二千二百円ということで財源の準備ができた、こういうことでございます。……

第71回国会 法務委員会 第20号(1973/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 いまお読み上げの御質問、私の答え、よく記憶しております。お説のとおりいまも考えております。  軍法会議で裁判をいたしましたものには、大体大まかに見まして二種類ございます。  一つは軍刑法、これは陸軍刑法、海軍刑法、軍法会議は別でございますが、軍刑法というものに違反をした事件として裁判をいたしましたものが一つ。  それからもう一つは、軍法会議で裁判をやったのだけれども、適用をいたしました法律は、軍刑法でなしに一般刑罰法規、一般民間で適用しております刑罰法規というものを適用していたしましたものと二種類ございます。  これの影響が、終戦になりまして大赦、恩赦をいたしまして、陸海……

第71回国会 法務委員会 第21号(1973/04/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 先生抑せのお気持ちは、私もそのとおりに響くのでございます。ございますが、憲法四十条、この条文がどうも御意に沿えない結果になるんですね。それはいまさら言うまでもございませんが、無罪の判決を受けたときは、法律により補償を求めることができるということが書いてある。無罪の判決を受けた者は場合によっては補償を求めることができない、こういう法律をつくれば、この法律は憲法違反でございます。だから憲法どおりいいますと、無罪の判決を受けたら、無罪の原因が責任無能力であろうが、人違いであろうが、何であろうが、無罪の判決を受けた以上は無罪の理由のいかんにかかわらず補償を求めることができる。補償……

第71回国会 法務委員会 第22号(1973/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 いまのおことば、たいへん恐縮に存じますが、不拘束の場合につきましても何とか補償の道を講ずべきものであるという、私が数年前に在任をいたしておりました当時にお答えをいたしましたそのことばどおり検討を加えたのでありますが、今回の提案にこれを盛ることができなかった、こういうことで、前回も申し上げましたように、不拘束の場合の刑事補償につきましては今後も引き続き検討させていただく、こういうことを重ねて申し上げる次第でございます。
【次の発言】 裁判費用に関します点については、局長の申しましたとおりでございます。
【次の発言】 現行法で出しております補償額の決定に際しましては、前の委員……

第71回国会 法務委員会 第23号(1973/04/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 検察官も血の通うた人間でございますから、おことばのように感情が全く入らないとは言いかねるのでございます。しかしこういう重要な判決に対して上訴手続をとるかどうかという重大な事柄を決しますには、検察をあげて一貫して冷静に感情を離れて判断するということを永年の鉄則とし、これをかたく守って今日に至っているのでございます。そういうことでございますから、先生御心配をいただきますようなことのないように十分注意をさせたい。注意の上にも注意をさせたい、こう考えるのでございます。  なお、この上訴をすべきかどうかという問題に関しましては、私の意見は永年にわたって苦労に苦労を重ねてきてくれまし……

第71回国会 法務委員会 第24号(1973/05/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 御質問の問題は、具体的な場合に当面をいたしますと、おことばのようにたいへんむずかしい問題であろうと思います。むずかしい問題でありますが、今度の改正案におきましては、監査役に地位と権限を与えております。この新しい権限を与え、その地位を強化しておりますので、この改正制度のもとにおいて、監査役に人を得ることができるならば――これはなかなかむずかしい問題でございますが、こういう内容の地位で、こういう強化された権限を使っていくということはなかなかむずかしい問題でありますが、監査役に人を得るならば、この与えられた権能に基づいてぐんぐん仕事をやれる。それは買い占めも売り惜しみも断固遮断……

第71回国会 法務委員会 第25号(1973/05/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 廖承志氏御一行は、中日友好協会の代表という資格で親善のために日本を訪問する、こういうことでございます。
【次の発言】 小島先生、これはありのままに申し上げるのでございますが、入国の目的に反する言動が入国後において行なわれた場合にはという仮定の御質問、この仮定の御質問に対して、さような事態があった場合は断固たる態度をとらねばならぬということを答えますことは、この両国の友好親善の関係にたいへん誤解を招く、仮定で答えているんじゃないかという説明をしなければならぬということになりますので、そういう入国目的に反するような言動があった場合にはどうするのかという御質問に対するお答えは、……

第71回国会 法務委員会 第26号(1973/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 たいへん先生のお尋ねは具体的でむずかしい御質問でございますけれども、専門家がおりますから民事局長から先に……。
【次の発言】 擬制説は、御承知のとおりに、自然人だけが権利の主体となれるんだ、したがって、法人は権利の主体となるためには擬制によって権利の主体となし得るんだというようなこの考え方ですね。その考え方には私は賛成せないほうでございます。法人といえども権利主体として実在するものという考え方に立ちまして、実在説をとるほうでございます。
【次の発言】 これを省きますこと、なかなか容易な技術ではむずかしい問題と私は考えます。民事局長から一応私にかわって答弁をさせます。

第71回国会 法務委員会 第27号(1973/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ただいまおことばのうちの裁判所の関係につきましては、裁判所のほうからお答えを申し上げることが適当かと存じます。  そこで、その裁判所の関係を除きます法務省の刑務所その他諸般の施設につきましては、できるだけこの施設は内地の施設並みに内容を改善し、これを引き上げていきたい、こういうふうな方針でやっているのでありまして、それぞれの施設についての具体的な行き方というものについては事務当局から答弁させます。
【次の発言】 私は、申しわけないことでございますが、現場を知らないのでございます。知らないのでございますが、部下からの報告を受けておるところによりますと、おことばのとおり、元刑……

第71回国会 法務委員会 第28号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 商事行為を行なう、いわゆる一口に申します営利企業、そういう営利企業といえどもすべからく社会性を持つべきである、社会性を反省しない企業などというものは有害のものではないかという御意見は、私もそのとおり賛成でございます。問題は、その重要な事柄ではありますが、これを商法の規定の中に設けることが適当であるかどうか、この問題はなかなかむずかしい問題。およそ国家組織のもとにおける私企業というものは、いま先生仰せのごとくに、会社に限らずどのような企業もみな社会性を持ってもらわなければ困る。その企業に関する一切の規定の中にこれを設けていくということを徹底すること、一つの方法でございましょ……

第71回国会 法務委員会 第29号(1973/06/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 一つ一つお願いします。
【次の発言】 広範囲な御質疑を一挙に仰せになりましたので、まごつくわけでございます。そこでまず企業の社会性――私は社会性と申し上げておくのでありますが、この問題につきましては、いわゆる自由経済時代、経済統制のない自由経済時代において、ことに営利を目的とする営利会社、私企業が業務をやっていく、こういう場合に企業が利潤を得るための企業としての取引は自由である、何をやったってかってだという考え方に立って仕事をされたのでは国家、社会に及ぼす影響というものがまことに憂うべきものが出てくるおそれがある、こういうふうに考えますので、営利を目的とする私企業といえど……

第71回国会 法務委員会 第30号(1973/06/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 最高裁から四月四日にただいまお話しのような違憲判決が出ました。出ましたことは最高裁裁判事務処理規則、これは最高裁の規定でございますが、最高裁の規定に基づきまして両院の議長さん、内閣総理大臣に対してこの旨が通告されております。そうなっております以上は、法務省の立場といたしましては、そのままこれを見過ごすわけにはむろんまいりません。まず方針といたしましていろいろ検討いたしました。改正のやり方いろいろございます。どうすることがよかろう。まず第一に最高裁の出す意見に従って刑法二百条の下限を上げる――下限を上げるということばはこれは間違いで、上限を下げるということが妥当でございまし……

第71回国会 法務委員会 第31号(1973/06/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 私が直接に財界人との間に懇談をしたということはございませんけれども、この商法改正をめぐる、ことに監査制度の改正、ことに監査役の権限の強化ということを公表いたしまして以後、財界の方面では、この改正が行なわれる場合を前提にしまして、監査役には当該企業について権威のある大ものを起用していくべきである、これによって会社の経営を堅実に進めていかなければならぬという方向に向かって動きがあるようで、この点はたいへん喜んでおるのでございます。しかし先生仰せのように、前回もおことばがございましたが、制度の改正をいたしましても、その制度に沿うような人材を企業内部の監査役に起用していくというこ……

第71回国会 法務委員会 第32号(1973/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 本年三月以来公安調査庁長官に対してたいへん熱心に御質問をいただいておる。一部は私がここで承っておる。また他の部分は調査庁長官からの報告もあり、お説のとおり速記録も拝見をしました。どういう御質問を共産党がなさるのかということについてはたいへん、まあありのままに申し上げますと、私は注目をして、どんなことをおっしゃるのかということをまことに注目をしておる。そういうことでございますので、一言申し上げますと、破防法に基づく調査だとは言いながら、調査をされる立場に立ちますと、この法律の劈頭にもくどく書いてありますように、調査を受ける人々の基本的人権に影響するところが大きい、少なからざ……

第71回国会 法務委員会 第34号(1973/06/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 おことばのように、企業の社会性とでもいうべきものが高揚されなければならぬ時期に当面をしておると考えるのでございます。先生仰せのように、自由経済のもとに営利企業が行なわれておって、その営利企業が社会性を無視して、売り惜しみ、買い占め、公害その他の問題を引き起こして御迷惑をかけております。これは一体基本的にはどういうことに原因があるのかといいますと、これは、会社法的観察といたしますと、会社の運営の中心をなしておりますものは、社長、副社長、専務、常務取締役を中心とするいわゆる執行部でございます。その会社の執行部が積極、消極に行なっております行為をチェックして、これを規制する制度……

第71回国会 法務委員会 第35号(1973/06/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ただいまの質疑応答を承っておって考えることでありますが、安保条約六条に基づく地位協定、いま先生御指摘の地位協定の中の十七条の三項の(a)の(ii)というものに関してお手元に記録をお持ちのようでありますが、日米両国間の合意議事録ができておる。私はここに問題点があるのではないかと思う。その議事録によりますと、公務の証明書が出された場合には、その証明書に対して反証をあげ得ない限り裁判においてものを言う。これはあたりまえのことを言うておるのでしょうけれども、問題は、その証明書はだれが書くのか。米軍の司令官か司令官に準ずる者が書くのでしょう。向こうさんがお書きになったもので、こうい……

第71回国会 法務委員会 第36号(1973/06/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 山陽特殊鋼事件のような事件が起こりまして、よく流行しております粉飾決算、逆粉飾決算というようなものをなくするためには監査制度の強化をしなければならぬという意向は各方面から先生御承知のように強く出てきたわけであります。したがって今度の改正は、それだけではないのでありますが、それが動機になっておる、こういうことでございます。  さて、その結論としまして、ここにお手数をわずらわしております改正法案というものの実施ができて、具体的には監査制度の強化、これが行なわれて、粉飾決算、逆粉飾決算などというものがなくなる見通しがあるのか、そんなことは形だけで役に立たぬのではないかという先生……

第71回国会 法務委員会 第37号(1973/06/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 昨日の御質問に対する、殖産住宅事件と申しますが、その概要を刑事局長から御報告申し上げます。
【次の発言】 横山先生、ひとつ御理解をいただきたいのですが、どういうことかといいますと、昨日あなたの重要な御質問があって私が答弁に立った、そのときに申し上げたことは、事件は捜査中である、全部は申し上げられませんが、差しつかえのない限度においてぜひ明日御報告をしたい、商法の御審査を願っておるという関係がございますので、積極的に私はこのことをお答えを申し上げたので、そこでこの重要な事柄が限度を越えて国会に出る、報道されるとものの一時間もならぬ間に業者は知ることになりましょう。そういうふ……

第71回国会 法務委員会 第38号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 自由主義経済のもとにおいては利益の追求は自由であるというたてまえも言えぬことはございますまいが、いま先生仰せのように、何としても、企業には申すまでもなく社会性を十分認識をしてもらわなければならぬ、こういう点から申しますと、商法の中に規定ができないまでも、何らかの方法で、いま申しました社会性という見地に立ってこれを究明する、明らかにする方途は研究する余地がある、検討をしてみなければならぬものだ、こう考えております。
【次の発言】 現実の問題として、いまお話しのような天下りであるとか政治献金というようなことが売り惜しみ、買い占め等の財政、経済関係の地盤というものに何らかの影響……

第71回国会 法務委員会 第39号(1973/07/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 まず先生仰せの動機の問題でございますが、山陽特殊鋼事件等によりまして粉飾決算を防止するためには当時現行商法このままではいけないということを感じて、これが動機となって商法改正ということに着手をいたしましたことは事実でございます、これはおことばのとおりでございます。  しかし、それ以前からも商法改正問題というものは重要問題として議題にのぼっておったものでございまして、これが粉飾決算を基本的に防止をしていくためにはいかにあるべきかということを考究いたしました結果、これはやはり株式会社の監査制度の充実強化ということ以外にはなかろうということの結論になりまして、今回の案を立案をいた……

第71回国会 法務委員会 第43号(1973/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 小林先生の深刻なお話を承って政府として思うのでありますが、要は誤った戦争に従事をさして、その従事したことに関連をして陸軍刑法、海軍刑法に触れたとして軍法会議で刑に処せられた、三十年を経過した今日の段階において、この人たちをどう取り扱うかということが御質問の御趣旨であります。  これは私はこう思う。いろいろと仰せになりました。これを承って思うのは、何としても刑に処せられた御本人並びにその遺族の名誉を回復して差し上げるということ以外にはない。それは理屈はいろいろあるのですよ。法律上の理屈をいうと冷たい理屈がいろいろある。刑を受けて十年たったら刑は言い渡しを受けなかったことにな……

第71回国会 法務委員会 第44号(1973/08/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 この事件の重要性をどう認識しておるかというお尋ねでございます。  私は、日韓両国の関係は、他国の関係とは違う、一衣帯水の隣接した関係にあるばかりでなく、両国の間には、すでに、両国民が結婚をいたしまして、子供ができ、孫ができ、ひ孫ができておる、その数は膨大な数に及んでおる。現にわが国がおあずかりをしてある、いわゆる法務省が入国管理をいたしております人々の頭数が六十二万人にも及んでいます。外国人をあずかっております数は七十三万人でございます。そのうち六十二万人まで朝鮮半島の出身の諸君である。こういう深い関係にあります両国の間柄が、本件事件のいきさつのために、誤って、両国の間に……

第71回国会 法務委員会 第45号(1973/09/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お説のようにアジアの情勢は朝鮮民主主義人民共和国、北ベトナムの関係がだんだん好転をする傾向にあり、たいへんうれしいことでございます。しかしながらこの御審議をいただいておりまする出入国法は、これらの特定の国を対象として適用しようというものでないことは申し上げるまでもないことでございます。そこで日中国交回復、北部の諸国との友好関係の方向に打ち向かっておりますような傾向は、かえって出入国の増大を来たしており、ますます出入国関係が多くなっておる、こういうことでございますので、事務から説明を申し上げたと存じますが、激増してまいります旅行者の大部分が短期の旅行者である。これに複雑な審……

第71回国会 法務委員会 第46号(1973/09/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して説明をいたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の絵与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりでございますが、そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じましてその給与を改善するなどの措置を講ずるために、この両法律案を提出いたしました次第でありまして、改正の……

第71回国会 法務委員会 第47号(1973/09/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 両君の来日の見通しでございますが、私は、わが国の態度があくまでも強腰で入念に交渉を継続するならは来日必ずしも悲観的ではない、初めからそう言うておるんでありますが、これは来日は可能であるというふうに私は今日もなお考えております。
【次の発言】 具体的な捜査に関する事柄に私が触れられぬものでございますから、そこで、単なる見通しの問題として考えておることでございますが、来日をしなければ捜査は進まない、少なくとも捜査は終局を迎えかねる。来日をするには二つの方法がありまして、主権の侵犯が明白になったときには返さなければならぬ国際法上の義務を生ずる。その段階が来ますまでにということに……

第71回国会 法務委員会 第48号(1973/11/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 御承知のとおりに刑法改正の問題は十年前、三十八年の中垣法務大臣当時の諮問でございます。それで今日までに特別部会を設けまして部会三十回そして小委員会七百回をちょっとこえておるぐらい開きまして、先生仰せのように大体の結論が出かけております。この審議会の結論をえらい私が急ぐようでまだ言いにくいのでありますけれども、大ざっぱなねらい、大ざっぱな見通しを申し上げますと、大体来年の春三、四月ごろまでには結論が出るのではなかろうか、大体の傾向でございます。それが出ましてそれが直ちにそのまま立案されてその内容で国会に付議される、一般にはこう思っておるようでございます。そういうことであれば……

第71回国会 予算委員会 第8号(1973/02/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 本件は、事件を立てる立件前の内偵中かと存じます。刑事局長から御報告を申し上げます。

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/02/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 ちょっとひとつ御了解いただきたい。この神戸判決は行政庁が不服の申し立てをしまして、目下大阪高等裁判所に係属中でございます。係属中の事案に関しましては、民事、刑事にかかわらず、行政府、立法府で論議をすることは、司法独立の精神を尊重して遠慮をするということになっておりますので、そこで、その見地でなしに、私は幸か不幸か訴訟を指揮する担当大臣でもございますから、こういう理由で控訴をしたのだという控訴理由の説明を国会で行なうことは一向差しつかえがない、評論ではない、こういう立場で一口私の感想を申し上げます。  それはこういうことでございます。身体障害の母親が児童をかかえておる、自分……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お説のとおり、裁判が確定をいたしましても、実際にその賠償金がなかなか取れないということ、先生お説のとおりと存じます。  そこで、この対策といたしまして私が申し上げたいと思うことをありのままに申し上げますと、これは裁判所の司法行政、裁判所に専属する司法行政に関することに言及せなければならぬ。それは私の立場においては慎むべきことでございます。しかし、そう言うておっては答弁になりませんので、裁判所の司法行政に介入をするのではないという限度で私の所見を申し上げますと、これは一口にずばり申しますと、交通事故による損害賠償請求事件という民事事件は、極力力を入れて、迅速な裁判で解決をし……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お話の事件は、去る二十二日、関係者四名の逮捕をいたしまして、目下厳重に捜査を進めております。そういう捜査中の事件でありますので、捜査の内容をここに御報告申し上げることがたいへん困難と存じますが、専門の刑事局長が来ておりますので、刑事局長からお答えを申し上げます。
【次の発言】 裁判中の案件でございますから、具体的裁判事件としてでなくて、一般論として、こういう立場にお立ちになった方に対して名誉の回復をする道が制度として何かなかろうかという、その問題としてこれをとらえまして、一言お答えを申し上げてみたいと思います。
【次の発言】 ああそうですか。はい、それじゃ……。

第71回国会 予算委員会 第24号(1973/03/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 お説はごもっともな点が多いのでありますが、ありのままに申し上げますと、ただいま先生お示しになりました四大訴訟事件というのは、これは水俣事件、四日市事件、阿賀野川事件、神通川事件を仰せになるのだと思います。  そこで、これらで判決が示されておりますことを一口に申しますと、これらの企業体の不法行為に原因いたしまして損害賠償責任があるという判決をいたしております。刑事の裁判はそういうわけにいかぬこと、御承知のとおりであります。故意、過失を立証いたしまして、殺人罪、過失傷害致死罪というものを立証していかなければならぬ、こういう事態になるわけでございますが、ただいまもお触れになりま……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/05/14、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 諸君の御推挙によりまして委員長に当選をいたしました。まことにありがとうございます。  この特別委員会は、すでに各位御承知のとおり、ロッキード問題の真相を究明して、国民の輿望にこたえる委員会でございます。それぞれの立場はありましても、真相の究明に全力を傾け、いろいろ党の主張その他がありましても、これには全力を傾けて国民の御要望に沿いたい、この決意でございます。どうぞ御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、異議なきものと認めて、委員長は、理事に       大橋 ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/05/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  本日の請願日程全部を一括して議題といたします。  審査の方法についてお諮りをいたします。  各請願の内容につきましては、文書表によって御承知のことと存じますし、先ほどの理事会で御検討をお願いいたしましたので、この際、各請願について、紹介議員からの説明の聴取等は省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決定をいたしました。  これより採決いたします。  本日の請願日程中第一六九ないし一七二の各請願は、いずれも採択すべき……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/05/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  まず、防衛庁及び国防会議事務局から順次発言を求めることにいたします。坂田防衛庁長官。
【次の発言】 内海国防会議事務局長。
【次の発言】 これで説明を終わりました。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは、質疑の申し出があります。順次これを許します。まず箕輪登君。
【次の発言】 それでは、関連して大橋武夫君。
【次の発言】 この際、木村運輸大臣の発言を求めたいと思います。木村運輸大臣。
【次の発言】 質疑を続行いたします。楢崎弥之助君。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/06/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、開会をいたします。  ちょっとお耳に入れておきますが、きょうは木村運輸大臣は十一時十五分までここにおります。十五分から勲章伝達式が予定されておりますそうで、退席をいたします。御了承をいただきたいと思います。  それから、航空局長を呼んでおりましたが、中村航空局長は本日付で次官に転任をいたしまして、とりあえず松本航空局次長が参っております。山元監理部長も来ております。  それで、高橋君が新任の航空局長になるわけですが、これはきょう来られますか、来られぬか。
【次の発言】 なるほど。  そういうことです。御了解をいただきます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/06/03、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、証人の出頭要求の件についてお諮りをいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、来る六月九日午後一時三十分に、朝田静夫君を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じます。これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、さよう決定をいたしました。衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。  次回は、来る六月九日午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二十三分散会

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/06/09、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について石黒規一君より証言を求めることにいたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によって、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないことになっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係の過去にあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/06/10、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出があります。順次これを許します。まず、大橋武夫君。
【次の発言】 佐藤文生君。
【次の発言】 それじゃ、それを御検討願います。  佐藤君、もうそれでよろしゅうございますか。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 運輸大臣、先ほどから論議になっておる行政指導ですね、四十九年以降が大型エアバスの採用はよくはなかろうかという行政指導をした、だれからだれに指導をしたのかということがくどく尋ねられてもわからぬとおっしゃる。これはお調べになればわかるんじゃないですか。部長か、課長か、課長補佐か、わ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/06/16、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について渡辺尚次君より証言を求めることといたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によりまして、証人に証言を求める場合には、その前に宣誓をさせなければならないこととなっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず、証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係のあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に関するとき……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1976/06/17、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について大庭哲夫君より証言を求めることにいたします。  証言を求める前に証人に一言申し上げておきます。  昭和二十二年法律第二百二十五号、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律によって、証人に証言を求むる場合には、その前に宣誓をしなければならないことになっております。  宣誓または証言を拒むことのできるのは、まず、証言が、証人または証人の配偶者、四親等内の血族もしくは三親等内の姻族または証人とこれらの親族関係にあった者及び証人の後見人または証人の後見を受ける者の刑事上の訴追または処罰を招くおそれのある事項に関するとき、また……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1976/06/23、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  この際、木村運輸大臣に申し上げておきます。  先般、問題になっておる運輸省の行った行政指導は、いつ、どこで、だれからだれに対して行ったかということについて調査をお願いしておきました。これについて御発言を願います。木村運輸大臣。
【次の発言】 ただいまの運輸大臣の御発言に対して御質疑があろうと存じますが、法務大臣が時間を急いでおりますので、法務大臣から先に発言を願います。稻葉法務大臣。
【次の発言】 それでは、法務大臣は午前中は出席ができるようであります。両大臣に対する質疑を進めます。まず佐藤文生君。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第11号(1976/06/24、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、これより会議を開きます。  この際、御報告を申し上げておくことがございます。  昨日の委員会で、鈴切康雄君に対する昨日の証人内村信行君の証言の中で、証人が地検に呼ばれた日は先週だと証言をいたしましたが、同証人から連絡がありまして、それは先週でなく、先々週の誤りであった、訂正を願いたい旨申し出が事務局にございました。昨日、理事会において協議をいたしました結果、この申し出は了承することにいたしましたので、この段御報告を申し上げておきます。
【次の発言】 それでは、ロッキード問題に関する件について、本日は松田功君から証言を求めることにいたします。  証言を求める前に証人に一言……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号(1976/06/30、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず佐藤文生君。
【次の発言】 坂本恭一君。
【次の発言】 現に居所がわかっておるかどうかをお尋ねになっておるのですよ。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 坂井弘一君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 それでは、次回は明日七月一日、午前十時より理事会、十時三十分より本委員会を開きます。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時三十六分散会

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第13号(1976/07/07、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず松永光君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 お静かに、御静粛に。
【次の発言】 法務大臣、わき役という言葉はいかがなものであろうか。捜査権と調査権は、両者が同時に行われる場合には、かかる重大な事態のときには捜査権が優先するものと考えるという御意味であろうと思う。そういう意味に御訂正を願います。(発言する者あり)静かに、静かに。
【次の発言】 中島君、時間……。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第14号(1976/07/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず稲葉誠一君。
【次の発言】 浅尾君、先ほど稲葉君から要求の資料、これは委員長から要求の資料としてぜひお出しを願いたい。わかりましたね。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 ちょっと野間君、この点は重要ですから、大蔵省銀行局に一遍、答弁させてみたらどうですか。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時五十三分休憩
【次の発言】 それでは、休憩前に引き続いて会議を開きます。  ロ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第15号(1976/07/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告をいたします。  去る六月十六日及び二十四日の全日空副社長渡辺尚次君の証言につきまして、偽証の疑いがあるものと認め、七月八日告発の議決を行い、告発状の作成その他告発の手続はすべて委員長に一任されておりましたが、翌七月九日告発いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  なお、告発状は本日の会議録に掲載をいたします。御承知を願います。
【次の発言】 次に、七月九日、東京地方検察庁検事正高瀬禮二君より、ロッキード問題に関する調査特別委員長あてに、渡辺尚次君が六月十六日及び二十四日本委員会において行った証言について、議院における証人の宣誓及……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第16号(1976/07/21、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、お諮りをいたします。  去る六月二日の委員会に証人として出頭を求め、病気のため出頭できなかった証人児玉譽士夫君につきましては、当日の不出頭はやむを得ないものと認め、このたび本人の同意を得ましたので、本委員会において委員を派遣し、その所在においてロッキード問題に関する調査を行うことといたしたいと存じます。  派遣委員は私、田中伊三次、派遣日は明二十二日、派遣地は東京都世田谷区等々力六の二十九の二十、児玉譽士夫君自宅として、議長に対し委員派遣の承認申請をいたしたいと存じます。これに御異議はありませんか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。まず、松浦利尚君。
【次の発言】 松浦君、何か御発言がございますか。――松浦君。
【次の発言】 松浦君にお答えを申し上げます。  ごもっともな、重要な御発言と存じます。この動議の取り扱いについては、直ちに理事会を開き相談をいたしたいと思います。  暫時休憩をいたします。     午後零時七分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  ロッキード問題に関する件について質疑を続行いたします。  質疑の申し出により、順次これを許します。まず増本一彦君。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第18号(1976/07/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。  まず、大橋武夫君。
【次の発言】 お静かに。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 それでは坂井弘一君。
【次の発言】 法制局長官、機種それ自体の選定はユーザーの自由である、そうじゃありませんか。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 次回は、明二十九日午前十時理事会、十時三十分委員会を開きます。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十九分散会

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第19号(1976/07/29、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りをいたします。  本日、最高裁判所岡垣刑事局長から出席の要求が出ております。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと決定をいたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。まず、稲葉誠一君。
【次の発言】 十分、検討いたします。  庄司幸助君。
【次の発言】 庄司君、行政管理庁がおりますよ。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 岡垣局長、差し支えがないですね。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第20号(1976/08/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告をいたします。  さきに本委員会において偽証の疑いで告発をいたしておりました渡辺尚次君に関し、検察当局から、去る七月三十一日公訴提起を行った旨、処分通知書が私あてに参りましたので、この際、ここに御報告を申し上げます。  なお、この通知書は本日の会議録に掲載をいたします。
【次の発言】 ロッキード問題に関して調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 関連して、大出俊君。
【次の発言】 稲葉誠一君。
【次の発言】 松永光君。
【次の発言】 では、会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第21号(1976/08/11、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず斉藤正男君。
【次の発言】 ちょっと林君。先ほど要求のインボイスに関する資料、出せますね。
【次の発言】 理事会一致の要望でもあるから、差し支えのない限度で提出してください。
【次の発言】 帰って、よく相談してみてください。(「声が低くて聞こえない」と呼ぶ者あり)監督官庁はここにおらぬから、信頼をして、監督官庁と相談の上で出せる限り出させます。委員長にお任せを願いたい。
【次の発言】 それで林君、いまもお聞きのとおり、御発言のインボイスの限度で十分ですから、上司と相……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号(1976/08/12、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、松浦利尚君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 午後一時再開することとして、暫時休憩いたします。     午後零時四分休憩
【次の発言】 それでは、休憩前に引き続いて会議を開きます。  この際、証人出頭要求の件についてお諮りをいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、小佐野賢治君を本委員会の証人として出頭を求めることとし、出頭を求める期日については委員長に御一任を願いたいと存じますが、これに御異議はありませんか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第23号(1976/08/18、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  去る八月十二日の委員会において小佐野賢治君を証人として出頭を求めることに決定をし、その出頭の日時については委員長に一任されておりましたが、委員長は、来る八月二十五日午前十時三十分、出頭を求めることにいたしましたので、この段御了承願います。  なお、衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることにいたします。
【次の発言】 ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。まず楢崎弥之助君。
【次の発言】 いま急ぎ連絡します。ほかの質問を……。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第24号(1976/08/19、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず横路孝弘君。
【次の発言】 法制局がおらぬね。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 楢崎君、ちょっと待ってください。――楢崎君、この問題は、ここに三木総理がおりません。いつかの機会に三木総理が出席をしておるときに特に発言を求めて、発言を特に許しますから、発言を求めて直接聞いてもらいましょう。その方がしゃんとして……
【次の発言】 庄司幸助君。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 ちょっと待ってください。いま答えが出ます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第25号(1976/08/25、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、委員長から申し上げておくことがございます。  本日出頭を求めておりました小佐野賢治君から、去る八月二十三日、前尾議長あてに、医師の診断書を添えて、書面をもって、病気のために出頭できない旨の申し出があり、議長から当委員長にこの通知がございました。  この際、診断書を朗読いたします。     診断書      住所 東京都世田谷区野毛三の九の一      氏名         小佐野賢治         大正六年二月十五日生   病名 高血圧症兼冠不全   上記疾病にて加療中のところ、血圧上昇著しく、狭心症発作頻発し、種々検査の結果、当分の間絶対安……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第26号(1976/08/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任に関する件についてお諮りをいたします。  理事亀岡高夫君が本日委員を辞任されましたことに伴い、理事一名欠員となりました。  これよりこの欠員の選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名することに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定をいたします。  それでは、理事に山下元利君を指名いたします。
【次の発言】 ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  この際、参考人の出頭を要求する件についてお諮りをいたします。  本件について、本日、委員会に参考人として、日本放送協会会長小野吉郎君……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第27号(1976/09/01、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。まず、稲葉誠一君。
【次の発言】 三浦久君。
【次の発言】 それでは鈴切康雄君。
【次の発言】 河村勝君。
【次の発言】 法務大臣、刑事局長に、大事なことだから、委員会はこれで終わるのですけれども、ちょっと一口確かめておきたい。  灰色高官の定義は、これは議長裁定にうとうてあることであるからあたりまえのことで、国会が決める。決めて、このとおりの定義に該当する人物を出せということを国会が法務当局を通じて捜査当局に要求をしたときには、ややこしいことを言わない……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号(1976/09/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。まず、斉藤正男君。
【次の発言】 それを委員長が答える前に、田中武夫君、関連して。
【次の発言】 徳田君、答弁ありますか。
【次の発言】 ちょっと徳田君、委員長から尋ねますが、慣習上という説明ですね。いままでに、いかなる事情があっても出したことはないか、例外は幾らかあるか。答弁に無理があってはいけませんよ。
【次の発言】 例外はあるでしょう。ありそうに思う。  そこで、ただいま田中武夫先生がおっしゃるとおりに、いやしくもこの委員会は、御承知のような経路を経てロッキ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号(1976/09/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、田中武夫君。
【次の発言】 田中君、万事理事会で打ち合わせましょう。
【次の発言】 銀行局長、何か言うことはありますか。
【次の発言】 大事なことですから、お答えをいたします。  衆議院の法制局長、内閣法制局の第一部長の発言のとおりと存じます。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 松浦君、ちょっと待ってください。  せっかく熱心な御質問ですが、あなたが御出席になっておる前回の委員会で、委員会側と法務大臣側との間にすっきりした、しっかりした話し合いがこの問題は……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第30号(1976/09/09、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  安原刑事局長より発言を求められております。安原刑事局長。
【次の発言】 では、ロッキード問題に関する調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 諫山博君。
【次の発言】 坂井弘一君。
【次の発言】 永末英一君。
【次の発言】 橘欧亜局長が来ております。
【次の発言】 橘君来てませんか。――外務省、だれか来てませんか。――ちょっと後回しにしましょうか。
【次の発言】 ちょうど時間です。
【次の発言】 この際、暫時休憩をいたします。     午後四時二十七分休憩


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 委員各位の御推挙によりまして委員長に就任することになりました。  この委員会の重要任務にかんがみまして、多数決によって物事を決するようなやり方は極力避けまして、円満な理事会の運営によって事を進めていこうと考えます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  次回は公報をもってお知らせすることにし、本日は、これにて散会いたします。     午後七時二十九分散会

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/10/08、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山下元利君の動議に御異議はございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 異議なしと認め、さように決定をいたします。  よって、委員長は、理事に       塩崎  潤君    瀬戸山三男君       松永  光君    森  美秀君       山下 元利君    田中 武夫君       横路 孝弘君    松本 善明君       坂井 弘一君 以上、九名の方を指名いたします。  暫時休憩いたします。     午前十時四十一分休憩

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、楢崎弥之助君。
【次の発言】 秘密会で政府が発表をいたしましたものにつきましては、政府が秘密会で出したものを国会が公表するということは一体どんな論拠でやるんだという議論もあろうかと思いますから、一口でお答えをいたしますと、いま法務大臣が仰せのとおりに、捜査当局は個人の刑事責任を追及しておる。したがって、刑事訴訟法の精神にのっとって、この発表問題は個人の人権と公共の福祉との兼ね合いを非常に細かく心配をしていらっしゃるようであります。できるだけ個人の人権を傷つけないよ……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/15、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題について調査を進めます。  この際、稻葉法務大臣からロッキード事件の捜査処理に関する中間報告を求めることにいたします。稻葉法務大臣。
【次の発言】 御苦労さん。
【次の発言】 ただいまの中間報告に対して質疑の通告があります。順次これを許します。  本日の発言は、特に受け持ち時間を厳守されんことを望みます。  まず、松永光君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 稻葉大臣、ただいまの御発言中、文句を言うという言葉はいかがかと思います。御批判を得る、御批判という言葉に……
【次の発言】 よろしい。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する調査を進めます。  質疑の通告があります。順次これを許します。まず、瀬戸山三男君。
【次の発言】 塩崎潤君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 まあ、まあ、政府が発言を求めておるんだから……。稻葉大臣。――稻葉大臣から一口。
【次の発言】 ちょっとお静かに。  田中君に申し上げます。内閣総理大臣は、政治的道義的責任という問題は、議長裁定の条項に基づいて国会でおやりになるべきことであるということをおっしゃっているのですね。そこのところのどこがわからぬかを、もう一口重ねて御質問願います。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/10/21、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  この際、証人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。  ロッキード問題に関する件について調査を行うため、来る十月二十七日午前十時三十分に、小佐野賢治君を証人として当委員会に出頭を求めたいと存じますが、これに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決定をいたします。  衆議院規則第五十三条の規定により、その手続をとることといたします。  暫時休憩いたします。     午後一時六分休憩

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 鈴切康雄君。お待たせしました。
【次の発言】 鈴切君にちょっと申し上げますが、私を数回お呼びになりまして、そして何とか譲歩をすべきところは譲歩をして基準の設定に対しては協力をしてやれということを、大変熱心に御伝達になりまして、きょうも私がここに出ることができませんでした理由は、二度にわたって総理公邸の方に呼ばれたからです。時間がない、ぐずぐずしておると選挙が早くなる、そういうことであるから急いで妥結をするように、譲歩をすべきは譲歩をして最善の努力をしろということを言っておられまして、まことにこれは熱心でございます。  以上御報告を申し上げておきます。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/11/02、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 それでは、これより委員会を開会いたします。  ロッキード問題に関する調査を進めますが、質疑に先立って、委員長たる私より総理並びに法務大臣に対して一つの提案を申し上げたい。  ロッキード問題がこのまま推移をいたしますと、会期わずかである、ロッキード問題の、ことに灰色高官の名前を発表せないままでこの国会が終わるおそれなしとしない。政府、お困りでしょうが、国会も困る。この委員会は、今日までの審議で、いわゆる灰色高官の基準を定めることにつきましては与野党いまだに一致を見るに至っておりません。  そこで、委員長が一つの提案を申し上げるわけでありますが、従来の委員会及び理事会の審議の経緯にか……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第9号(1976/11/04、33期、自由民主党)【議会役職】

○田中委員長 これより会議を開きます。  去る二日、政府より、ロッキード事件に関し、田中角榮君、佐々木秀世君、加藤六月君、二階堂進君、福永一臣君の四君に関し報告書が寄せられております。  本日は、四君各人別に政府から寄せられた報告書を御披露申し上げ、同時に、御本人の弁明を十分以内に限り許すことにいたしたいと存じます。  この四君のうち田中角榮君からだけは、本人の出頭にかわり弁明書が寄せられております。  まず、田中角榮君に関する政府の報告書を御紹介申し上げます。  一、前内閣総理大臣田中角榮  二、ロッキード事件の捜査の過程において得られた資料、すなわち、全日空関係者及び丸紅関係者の供述、米国……


田中伊三次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

田中伊三次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 法務委員会刑法改正に関する小委員会 第4号(1973/07/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 政府の案に反対という態度がきまっておるわけじゃないのです。政府の態度に反対だということも賛成だということもいまだきまっていない。ペンディング。そういうことでございますので、まあ政府案に賛成というほうは、政府の提案理由というものがちゃんと容認できておるものですから、それはそれで賛成ということになるものと想定されます。政府の案に反対だというほうは何で反対をなさるのかということの反対の理由、これは私つまびらかに大体のことはわかっておりますけれども、どうもそれに言及することは遠慮をしなければならぬ。まだきまっていないことで論議の最中、論議が進んでおる、花の咲くような論議が展開され……

第71回国会 法務委員会大蔵委員会商工委員会連合審査会 第1号(1973/06/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 本件につきましては、御承知のとおり、捜査を継続しております最中でございます。昨日も若干の逮捕者を出しておりますが、この経過の詳細をまだ申し上げる段階に至っておりませんが、先生おことばのように、商法改正をめぐりまして深い関連のある事項でもございますので、早急に捜査の見通しをとりまとめまして御報告を申し上げたいと考えておりますが、本日この段階ではまだ御報告を申し上げる材料がとりまとまっておりません。本日午後この委員会が終わりました時点において中間的な報告を求めてみたい、こう考えておるところであります。まことに申しわけございませんが、できるだけ早急に御報告申し上げることにいたし……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○田中(伊)国務大臣 昭和四十八年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和四十八年度の予定経費要求額は千四百五十億九千二百三十八万三千円でございます。前年度予算額千二百九十七億八千六百九十万九千円と比較いたしますと、百五十三億五百四十七万四千円の増額となっております。  増減の詳細は別途の資料によりまして御承知を願いたいのでありますが、その内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百十二億二千五百四万二千円であります。これは、公務員給与ベースの改定等に伴う増額分、昇給等の原資としての職員基本給及び退職手当等の増額分がおもなものでございますが、……



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データ更新日:2023/02/05

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