このページでは田中伊三次衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○仮議長(田中伊三次君) 御推挙によりまして、しばらくこの席を汚します。
諸君の御協力によって大過なきを期して参りたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 柳田秀一君外三名より、議長不信任案上程に先だって一時間休憩すべしとの動議が提出されております。
この動議は記名投票をもって採決いたします。
この動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんことを望みます。――閉鎖。
【次の発言】 氏名点呼を命じます。
【次の発言】 諸君に申し上げます。ただいまより五分以内に御投票あらんことを望みます。(拍手)
なお、この制限時間内に御投票なき方は棄権したるものとみ……
○田中伊三次君 日韓両国は申すまでもなく指呼の間に隣接いたしておりまして、両国の国民の交通、文化の交流、物資の交易は、古く有史以前にさかのぼり、わが国の鎖国時代においてさえなお親密な民族的関係が保たれたのであります。このような地理的、歴史的、経済的、文化的かつ民族的な関係は、悠久の未来にわたって断つことのできない宿命的関係であります。(拍手)こういう関係にある両国の間に、今なお正常な国交を結ぶに至らないことは、まことに遺憾であり、これは両国の不幸であります。政府・与党は、平和条約成立以来、誠心誠意この国交関係の樹立に努めてきたことは当然でありまして、これはいかなる政府が出現いたしましても、この……
○田中(伊)委員 裁判所にお尋ねをしておきたいと思います。
今度は判事の数が二十八名増員になるということですが、二十八名の判事を補充する具体的な計画がお立ちになっておるのか。具体的計画と申します意味は、どの方面から採用するか、補給源はどうなっておるのかという見通しであります。それをお尋ねいたします。
【次の発言】 この欠員四十七名ということですが、一体判事の欠員は始終数十名の欠員が続いておる。ずっと以前はそうではないでしょうが、最近の状況は、補充しても補充しても欠員になる。これはどういう実情ですか。
【次の発言】 簡易裁判所の判事も現に四十名ばかり欠員がある。判事補にも四、五名の欠員があるよ……
○田中(伊)委員 一昨日起こりました中央公論の社長宅で行なわれた殺人事件、いわゆる嶋中事件について、きょう劈頭に総理の御決意を伺いたい、また法務大臣、警察庁長官等の御所見も伺いたいと考えておりましたが、すでに参議院と衆議院の本会議でこの問題が熱心に論議せられて、こまかい対策についてはわが衆議院におきましては与野党一致の意向で、法務、地方行政連合審査会まで設ける方針がきまった。そこでこの席にこれを譲って、根本的対策にしっかり力を入れたい、こう考えて、きょうはそのことに触れません。大臣諸公にもお手元に差し上げてある私のプリントによりまして、順次お話を申し上げていきたい。そこで時間が二時間というかた……
○田中(伊)委員 与党を代表してお尋ねをいたしたいと存じます。 質疑の前に一つ池田総理以下の諸君にお願いを申し上げます。与党質問は三人で分担をするという結果、質疑の事項はたくさんな量を私が背負っております。お手元に回してあるプリントのごとくに、その数は数十項目に及んでおる。たとえば質問が一分で答えが一分だとしても、二時間はたっぷりかかるプログラムである。私の方も注意をするが、答えは簡明に一つ要を尽くしてもらいたい。これを一つお願いをしておく。私の方も気をつけます。 まず第一の私のプログラムの憲法問題でありますが、これは総理すでに本会議においてたびたび言明のあるところで、これを略します。 ……
○田中国務大臣 お答えいたします。高い次元というのは、日本と韓国とが歴史的にもつながりがあり、一衣帯水であるというような、そういう両国の、しかも唯一無二の隣国でありながら、十年間もやっておってさっぱり進まないというようなことでは困るので、日韓の国交正常化のためによりよい道を選ぼうという姿勢を高い次元と言ったのだと思います。内容に対しては、相手のあることでありますし、今まで表に出ておりますのは、妥当な合法な請求権をお互いの両国がどういうふうな状態で突き合わせをするかというのが現在まで出ておるのでありまして、その後の問題に対しては、ここで申し上げる段階になっておらないということは外務大臣の答弁と同……
○田中(伊)委員長代理 次に、検察行政に関する件について調査を進めます。猪俣浩三君。
【次の発言】 志賀君。
【次の発言】 次会は公報でお知らせすることにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後二時十二分散会
○田中(伊)委員 まず警察庁長官に伺います。現在わが国の右翼団体、その右翼団体の数はどれくらいあるか、それからその右翼団体に属しております人員の数は全体としてどのくらいあるか、第三にはその右翼団体に属するものの中で、いわゆるテロをやりそうな危険人物と目されるものは、人員がどれくらいあるか、さらにそれが東京に何人くらいおるか、これだけのことを数字だけでけっこうですから、先にお答え願いたい。
【次の発言】 ずいぶんおるものですね、暴力行為に出そうなものの数が千名。私はもう一つ伺いたいのは、凶器を持つ。凶器といってもいろいろな意味がありましょう。性質上の凶器もあれば用法上の凶器というものもありましょ……
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