田中伊三次 衆議院議員
27期国会発言一覧

田中伊三次[衆]在籍期 : 24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
田中伊三次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中伊三次衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

田中伊三次[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第14号(1955/04/28、27期、自由党)

○田中伊三次君 私は、自由党を代表いたしまして、鳩山内閣総理大臣、重光外務大臣、一萬田大蔵大臣、石橋通産大臣、国家警察担当の大麻国務大臣に対しまして、以下数点について政府の所見をただしたいと存じます。  まず第一に、現内閣の外交の基本方針について伺いたいのであります。  わが国のよって立つ国際的環境をありのままの姿において観察いたしますと、日本は、言うまでもないことでありますが、共産主義陣営と対立するところの自由主義陣営に属する、いわゆる自由諸国の一員であることはもちろんであります。中でも、日米両国間は、講和以来、安保条約、行政協定等によりまして高度の親善、緊密なる協力関係を基調とする共同防衛……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第9号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○田中伊三次君 私は、自由民主党を代表して、日本労働組合総評議会が現に行なっているいわゆる春季賃上げ闘争について、いささか所見を申し上げて、政府の御意見を伺っておきたいのであります。総評の主張を拝見いたしますと、独占資本の利潤を吐き出させ、大衆の利益を守り、国民生活を防衛するというのであります。しかし、国家内外の経済情勢から見て、わが国経済の現段階を思うとき、この際における、かかる大幅な、大規模な賃上げ闘争が、果して国民生活防衛のために役立つかどうか、これが第一の問題点であります。  御承知のごとくに、終戦十年にして、わが国経済はようやくにして立ち直り、特に、最近の経済情勢は好転のきざしも現わ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第15号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職:自治庁長官】

○国務大臣(田中伊三次君) 私に対するお尋ねは、国鉄から納めてくれる納付金制度を全廃する意思はないかという一点でございます。これは、申し上げるまでもないことでございますが、国鉄のみならず、電電公社からも、専売公社からも、同じ納付金をいただいておるばかりでなく、いやしくも、国有の資産からも交付金をちょうだいしておりますばかりでなく、さらに、地方自治体の、市町村以外の府県の持っておりまする住宅関係からも、それぞれ交付金をいただいておるという現状にありまして、国鉄の納付金だけをこの際全廃するということは、地方財政を大きく圧迫することになりますので、これは大へん困難なことと存じます。従って、これを撤廃……

第26回国会 衆議院本会議 第21号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職:自治庁長官】

○国務大臣(田中伊三次君) 地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  御承知のように、昭和三十一年度においては、地方行財政制度について各般の改正が行われ、地方財政再建の方途が開かれたのでありますが、政府は、これに引き続き、昭和三十二年度におきましても、さらに地方財政を健全化するために各種の方策を講ずることにいたしたのであります。その方策の一環として、地方交付税の税率を現行の百分の二十五から百分の二十六に引き上げ、その総額の増加をはかるとともに、これに伴い、単位費用について給与改訂等に伴う改訂、投資的経費の算定の適正化等をはかり、また、測定単位の新設、補正……

田中伊三次[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

田中伊三次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/06/24、27期、自由党)

○田中(伊)委員 それでは重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案について、通産大臣の御意見を伺いたいと存じます。  まず私の質問は、この法案が鉄鋼の部門からも、ゴムの部門からも、砂糖その他の部門からもいろいろ意見がありましょうが、私は御承知の京染め――京染めのみならず、京都における染色業界というものに過去二十年間にわたって深い関係を持ち、その実態をよく存じております関係で、ひいてこの京都関係の染色と軌を一にするわが国の染色工場、その全局について深い影響があるものと考えるので、ここに質問をするわけであります。一口に申しますと、この法律案を厳格に適用なさるということになると、京染……

第22回国会 文教委員会 第14号(1955/06/07、27期、自由党)

○田中(伊)委員 私は文部大臣に端的に伺いたいのでありますが、一体この学生事件というものを、学生に無理があるんだ、大学側の処置には欠陥はないんだ、こういう考え方に立って簡単にものを扱おうとすることには反省すべき点があるんじゃないか、こう私は考える。本来この事件は、もう事件としては起ってしまったので、それをどうとかこうとかいうことは必要がないわけでございますが、私がここに特に論及したいと考えることは、一体この事件の――ただいま経過は詳細に承わりましたが、直接原因となった当面の原因は何か、これをまずとらえることが一つ。その原因を分けて、一体その学生側にはどのような欠陥があったか、総長側にはどのよう……

第22回国会 法務委員会 第8号(1955/05/14、27期、自由党)

○田中(伊)委員 刑務所の中における囚人同士の殺人事件、それから刑の執行停止中に、その停止された囚人が市中の病院に入院中に、善良な市民を殺害せんとしたいという、ここ数日前に起りました二つの事件について、花村法務大臣の所見をただしておきたいと存じます。  第一の、この刑務所内の殺人事件というものは、去る五月四日午後二時十分ごろ、京都刑務所の中の第一工場で作業中の囚人が、何か同性愛のもめごとが動機となって、仲間の囚人を殺害したという事件が起っております。それから、続いて五月十日の夜中のできごとのようでありますが、京都刑務所で刑の執行を停止いたしました囚人が外に出て、これは結核患者のようでありますが……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 議院運営委員会 第1号(1955/11/22、27期、自由民主党)

○田中(伊)委員 二日でいいだろう。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 法務委員会 第30号(1956/05/07、27期、自由民主党)

○田中(伊)委員 この事件は、その概要はすでに委員長におかれても他の委員諸君におかれてもよほど明確になっておる内容でございますから、私はその内容を一々申し上げることを省略いたします。この事件を私が初めて知ったのは、ちょうど四月八日の地元の京都新聞の朝刊であります。ただいま森島参考人から出ておる書面の中にも書いてありますように、この不良少年四人の殺人事件は、真の犯人がほかにある、その真犯人が他にあるの、だという新聞記事であります。こういうめずらしいことがあるのかなと思っておりますと、その日の夕刊及び翌日の朝刊には、全国有力な各紙に同様なことが掲載され、容易ならざることであると考えましたが、現地を……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第17号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私もうかつでありますが、昨日の午後でありましたか、今朝の新聞を見たかということで、昨日の午後とにかくあらゆる新聞を集めまして事件をながめてみたのであります。また今朝、衆参両院におけるこの事件の取扱い方についても新聞の記事を拝見した、こういうこと以外に、実は事実は知らないのでございます。しかしながらお説の通りいやしくも県の経理に関する重大な問題である、こう考えますので、この点はさっそく調査をすることにいたしております。遠からずして調査の実態が明瞭になろうかと存じます。その程度でございます。
【次の発言】 先ほどもお答えを申し上げましたように、昨日初めて知ったという内容の事件でござ……

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 二十八日に御質疑のありました福岡県庁に起った会計の経理に関する事件でありますが、その後電話をもって事件の概要を知ろうとしたのでありますが、どうも電話をもってしては完全に参りませんので、福岡県東京事務所の所長を呼びまして意見を聴取いたしましたが、これも事柄が明瞭となりません。よってその翌々日の三十日の朝の第一便の飛行機で山本調査官を派遣いたしまして、慎重に調査をなさしめております。ところが大へん調査が困難でありまするのは、御承知の通りすでに検察庁の手によって調査の対象となるべき文書の大部分が押収されておるという現状に置かれておりまして、調査は容易でないのであります。しかしながらい……

第26回国会 決算委員会 第20号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 一昨日の委員会におきまして、淡谷委員の御発言に対しまして、もし不穏当な言辞がありましたならば、これを取り消すことにいたします。

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまのお言葉は、災害地の住宅に金融をした場合に、地方の自治体がこれに対して適当な保証の道を考えることが妥当ではなかろうかという御意見と拝聴いたします。事柄自体は、地方の事情をよく存じております地方の自治体が何らかの方法において裏づけをするという行き方は、どうお聞きをいただいておるかは存じませんが、私の方ではそんなにむきになって反対をしておるというわけではないのでございますが、何分にも地方行政の大へん窮屈なときでございます。そういう窮屈なるときに、何とかして地方は地方の分に課せられた固有の責任で、行政水準の引き上げをするために全力を傾けておる、こういうときでございますので、本……

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 災害を受けました地方住民の住宅建設について大へん御同情と熱意のある御意見を拝聴いたしまして、自治を預かる私の立場におきましても大へんお礼を申し上げたい心持でございます。  そこで、ただいまお尋ねの、そういう場合に地方自治体がその借入金の債務につき保証を行うことが許さるべきことであるかどうか、これらの運用についてお前の見解はどうかということでございますが。これは御承知の通り一昨日でございましたか、当委員会で瀬戸山先生から熱心な御質疑がございました結果、私も調べてみなければならぬという点も考えまして地方自治法を調査をしてみたのでございます。ただいまお言葉のありましたように、こういう……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 おくれまして申しわけございません。おわびを申し上げます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容を簡単に御説明申し上げます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律は、都道府県及び市町村の選挙管理委員会が管理する国会議員の選挙、最高裁判所裁判官の国民審査等の執行について国が負担すべき経費の基準を定め、もってその適正かつ円滑な執行を確保する目的をもって昭和二十五年に施行されたのでありますが、以来、公務員の給与改訂、物価の変動その他この法律の施行の状況にかんがみまして、六回にわたる改正を行い、常に実情に即する基準……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 いろいろ詳細な御質問をいただいておりますが、御承知の三十二年度の予算上における人夫賃の単価がたしか二百五十円内外であったと記憶しております。そこで、この二百五十円という単価でございますが、失業対策の場合と比べますと、今のお説の通り、遠慮をして一割減と踏んで見て三百二円という単価になっておるわけでございます。私の方の考え方は、失対事業に全く準ずる経費というものをだんだん考えてみたのでありますが、予算単価の二百五十円というものを基準にして、これをちょうどまん中に当る市に持っていってみよう。それから町村分は、二百五十円よりは勢い安く、二百二十円となっております。それから区の分は、それ……

第26回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1957/05/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 今仰せになりましたような助役と選挙管理委員長との兼務という問題は、兼務のゆえにいろいろ職務上の混淆なり疑いを生ずるおそれがあったもの、こう考えるわけであります。そこで、制度の建前といたしましては、何とかして、こういう事態にもかんがみまして、できるならば兼務を禁ずるような一つの方向にこれを持っていくことが理想である。ところが、だんだんと町村の方も合併をいたしまして、その規模においても大きくなっては参りましたけれども、まだ、選挙管理委員長というむずかしい特殊な知識を要する仕事につきましては、話は違いますが、教育委員長と同様にどうも人を得がたい。人材の降るほどある都市の部におきまして……

第26回国会 大蔵委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 昨年の九月の終りか十月の初めであったかと記憶をいたしますが、選挙区のものが参りまして、ひどい増徴をするそうじゃないか、これは反対だから反対のサインをせよというお話がございました。私も当時在野時代のことでありまして、ちょうど私のザインをいたしますときの耳に入っておりました常識では、大体一キロ当り一万円程度を増徴すべしというような意見が相当強くあったときでございました。いやしくも一万円という増徴はひどい、こう私も腹から考えてもおったし、その際は増徴すべきものではなかろう、こういうふうに考えておりましたので、そういうひどい増徴に対しては同意すべきものではない、こう当時個人としては考え……

第26回国会 地方行政委員会 第1号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ごあいさつを一言申し上げます。昨年の十二月二十三日に石橋内閣の組閣に当りまして、私ははからずも自治庁でお勤めをすることになりました。何分地方行政は私のようなしろうとでは及ばざるところが多いと存じますが、皆様の格別の御支援をお願い申し上げたいと思います。(拍手)
【次の発言】 例年のことでございますが、地方財政計画に関しては当委員会で所管の長官から詳細に御報告をできるだけ早くするということの慣例になっておるようでございます。そこでやや時がおくれておりますので、ここで中間報告のようなことになりますが、地方財政計画は二つの点で少し計数がまとまらぬ点がございます。第一は地方税の改正をや……

第26回国会 地方行政委員会 第2号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まず法案の見通しでございますが、本日の閣議で、地方税法の一部を改正する法律案と交付税の特例法、それか特別トン譲与税の三つを、ただいま閣議で決定をして参りました。この三つの法律案は今日中に提出のできる見通しでございます。  それから次の金曜日の閣議で国有資産等所在市町村交付金及び納付金法の一部改正法律案を、いわゆる基地交付金に関連をいたしまして決定する予定でおります。  それ以外の自治庁所管の法案は、地方財政再建促進法の一部改正と、公営企業の金融公庫の法律案、それから地方交付税法の一部改正、地方財政法の一部改正という簡単なものもございますか、この法案は来週の火曜日の閣議には間に合……

第26回国会 地方行政委員会 第3号(1957/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま議題となりました三つの法律案についてその趣旨を御説明申し上げます。  まず昭和三十一年度分として交付すべき地方交付税に関する特例に関する法律案について、その趣旨を簡単に御説明申し上げます。  最近の経済界の好況によって、ことしは租税収入の相当の自然増収が見込まれますし、また別途所得税及び法人税の増収を財源として一般会計の予算の補正が行われまして、地方交付税が百億円増額されることになります。これが関係予算の御審議をただいまお願いしておるわけでございますが、地方交付税の増額に伴い今年度内において緊急措置を必要とする要措置額といたしましては、交付税の増額に伴い法律に当然に交付……

第26回国会 地方行政委員会 第4号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御意見のように本年は大体七百億近い増収がある見通しとなっております。これをさらに申し上げますと、地方税法を改正いたします結果百億に余る減収があるにかかわらず、一方においては七百億に相当する増収が見込まれる、こういう時期でありますので、御説の通りに地方税が重いということはもう通説でありますから、この重い地方税をこの際思い切って減税の措置を講じてはどんなものかという意見は、御意見のごとくあるわけでありますが、御説の通り今日は赤字団体再建の第三年に入らんとしておる段階にあるわけでありまして、給与のベース・アップもこれを押えてきておる。それから事業も圧縮をいたしまして、できるだけ自治体……

第26回国会 地方行政委員会 第5号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 公営企業金融公庫法案について、その趣旨を御説明申し上げたいと存じます。  地方公共団体が経営しております公営企業は、水道、交通を始め多岐にわたっておりますが、これが整備拡充は、民生を安定するためにも地方産業を振興するためにも、きわめて緊要と存ぜられ、政府といたしましても、一段とその積極的な推進をはかりたいと存ずるのであります。すなわち、地方債につきまして、一般会計分は公債費対策の一環としてこれを漸減し、必要な限度にとどめる一方、公営企業債は、可能な限り増額することといたしましたのもこのためでございます。しかして、これら地方債につきましては、できるだけ政府資金で処置することが望ま……

第26回国会 地方行政委員会 第6号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 この問題は、予算折衝の際の事情を申し上げると見通しの御参考になると存じますので申し上げるわけでございますが、私の方の要求いたしましたものは、三十二年度、初年度より十億円を計上しろという要求をしておったわけでございます。財源の都合上三十二年度は五億にとどまりました。しかしながら次年度以降においては十億を予定したい。大体こういう意味を含んでおるわけでございます。そこで世に言われておるところによりますと、第一年度五億、二年度十億、それ切りなんだ、三年度以降においてはやらないのだとは言わぬけれども、約束はないのだというふうに伝えられておるようでございますが、そういうことでは、この制度を……

第26回国会 地方行政委員会 第9号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 芸者論でいつも皆さんに笑われるわけでありますが、私が予算委員会で話をいたしました芸者以外の芸者というのは――御承知の通りに芸者の花代に課する税金であります。行為税でございます。ところが類似行為をしておるものがある。どんなものかというと、やとなと名づけられるものですが、芸者とやとなの行為は少しも違わない。その行為をする彼女のからだを見ましても、着物の着方から帯の結び方に至るまで違わない。そしてサービスも同じことをするのです。その法律の知らない行為についてはわれわれがここで関知することではございませんが、法律の知る範囲の行為というものは全く同じ行為なんです。その同じ行為をしている一……

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 地方交付税法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明します。  御承知のように、昭和三十一年度においては、地方行財政制度について各般の改正が行われ地方財政再建の方途が開かれたのでありますが、政府は、これに引き続き昭和三十二年度におきましても、さらに地方財政を健全化するために各種の方策を講ずることにいたしたのであります。  その方策の一環として、地方交付税の率を現行の百分の二十五から百分の二十六に引き上げ、その総額の増加をはかるとともに、これに伴い、単位費用について、給与改訂等に伴う改訂、投資的経費の算定の適正化等をはかり、また、測定単位の新設、補正方法の合理化など、基準……

第26回国会 地方行政委員会 第12号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 福井県をめぐる事態に限らないわけでございますが、今お言葉のございました福井県の問題につきましてはさっそく検討をいたしまして、行き過ぎがあるといたします場合においては、これに対しまして慎重に善処いたしたいと考えております。  なおこの福井県に類似いたしましたような地域が、全国的に見まして他にないともいえないような複雑な情勢になっております。これらにつきましてもお言葉の趣旨を拡充いたしまして十分慎重に検討をして、これに対しては適当なる指導を加えていくようにして参りたいと存じます。
【次の発言】 それぞれの議会の開催の地域を指定をしてみたり、あるいは警官の出動を要請するような事態があ……

第26回国会 地方行政委員会 第13号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 住民税課税の方式の選択に伴う不均衡是正のための改正を、お願い申し上げておるわけでございまするが、この場合に国全体としての計画を、財政計画にあげておりますのは、御承知の通り、詳細な数字は忘れましたが、ほぼ五十億内外の減収を見込んでおるわけでございます。しかしこれは全体の地方財政計画として五十億ということを見込んでおるのでありまして、個々の団体についてどうか、見通し違いというものもないとは言えませんので、そういう場合は特別交付税の配分において十分見ていきたい、これが大体の大ざっぱな方針でございます。
【次の発言】 この特別交付税の幅がどれくらいあるかという問題でございますが、三十二……

第26回国会 地方行政委員会 第14号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ことしは産投からの政府の出資金が五億で、公募債の限度額を七十億、こういうことといたしておりまする理由は、すでにお言葉にもありましたように、ことしは仕事始めがどうしても九月になろうが、なるべく早くやる考えでございますが、役員の任命が大体六月の一日、店をあけますのが九月、こういう見通しでございます。そういうことから公募債は三百二十億に及んでおる、そういう区分けでございますにかかわらず、七十億でがまんをして運営しようという方針でございます。そこで将来はこの金額をもっとふやすべきではなかろうかということで、これはそもそも金融公庫を作ろうではないかという交渉の段階においてすでにその話をし……

第26回国会 地方行政委員会 第15号(1957/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 二五%の税率を一%引き上げるという措置を行いまして、法律の改正をお願い申し上げておりますことは、御承知の通りでございます。実質的にながめまして、この交付税法の改正が一%の引き上げで、果して合理的であるかどうかという問題でごさいますが、この問題に関しましては、かねてよりしばしばの機会に申し上げておりますように、第一は地方税収それ自体に、相当の量にわたりまして自然増収があるということ、もう一点は、国の財源の都合によりという、第二の理由等をあわせ考えまして、形式上一%引き上げるということに意見の一致を見た次第であります。
【次の発言】 本来は三十一年度に交付すべきもの、これが法律の命……

第26回国会 地方行政委員会 第16号(1957/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 農地につきましては、農民の負担を増すようなふうには取り扱わない、これは明白に申し上げてよいだろうと思います。その他の面につきましては、部長からお答えを申し上げます。
【次の発言】 福岡県の問題のようでございますが、これは今朝の新聞を見まして、こういうことがあったことを初めて知ったようなわけでございます。従ってまだ何らの報告を受けておりませんので、これは後刻調査をいたしまして御報告を申し上げます。
【次の発言】 私よく存じませんので、政務次官からお答え申し上げます。
【次の発言】 第二方式、第三方式をとります場合にあるいは生ずるかと考えられる歳入欠陥を、具体的にはどんな方法で補う……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お尋ねをいただきました、いわゆる基地交付金をめぐる問題でございますが、閣議決定によるにあらずして、あくまでも法律によって一定の率を定めて交付をする方針をとることになりまして、目下立案をいたしまして、最後の調整にいっておるというわけでございます。大へん時間がかかって、最終的決定が長びいておりますことは、まことに私の微力のいたすところで申しわけがございませんが、いつでもここ一両日ということを申し上げておるように聞えるわけでありますが、もういよいよ最終のところに参りましたので、今お言葉をいただきましたごとくに、その内郭を盛りました法律案をここ一両日のうちに提案をすることになろうと存じ……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 基地交付金の問題につきましては、当委員会をあげて大へん御心配をいただいておりまして、政府部内でその決定がおくれておりましたことをまことに恐縮に存じております。おわびを申し上げる次第でございます。本日の閣議で内閣総理大臣が発言を求めまして、総理大臣から明確な線を打ち出しまして閣議の了承を得たわけでございます。  第一に、本件の助成交付金の事務を取り扱う所管の官庁をどこにするかという問題でございますが、この問題は本件の事項はすべて自治庁長官が所管としてこれを扱う、この旨を法律の明文の中に書き込むべきものである、これが第一点でございます。  第二は、この交付金の配分のやり方はすべて政……

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 交付公債はその性質から考えまして、公債返済の考え方というものはいろいろな角度がございましょうが、最も合理的な考え方といたしましてはなしくずしというか、崩済をするという考え方に立ってものを見ることが、一番無理がない見方であろうと存じます。そういうことになりますと、一体交付公債から一般の公債同様の六分五厘の利息を国家がとっておるというようなことは、全くわけのわからぬことである。こう考えまして、一応重要事項であると考えますので、閣議に持ち出してこれに対する政府の方針をきめたい、こういう念願でございますが、まずものの順序といたしましてこれが私が閣議に持ち出しまして、閣議で相談をいたしま……

第26回国会 地方行政委員会 第22号(1957/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律案につきましてその趣旨を御説明申し上げます。  昨年創設されました国有資産等所在市町村交付金の制度は、固定資産税を課さないものとされていました国または地方公共団体が所有する固定資産についても、そのうち国または当該地方公共団体以外の者が使用している固定資産、国有林野の土地及び発送変電施設の用に供する固定資産については、現に固定資産税の課されている他の同種の固定資産との均衡及び当該固定資産と所在市町村との間における受益の関係等を考慮して、所有者たる国または当該地方公共団体から固定資産税相当額を資産所在の市町村に交付するものでありますが、……

第26回国会 地方行政委員会 第25号(1957/04/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説はまことにごもっともと存じますので、大蔵当局とも十分に折衝を遂げまして、起債の許可手続の簡素化になりますように、最善の努力に着手していきたいと思います。
【次の発言】 承知いたしました。御意に沿うように善処をいたしまして、御報告を申し上げます。

第26回国会 地方行政委員会 第27号(1957/05/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 今のお尋ねでございますが、この問題は制度の面において反省すべき点もあろうかと存じます。と申しますのは、今回のできごとは、職員の相互扶助を目的にして作った信用組合に金を預けたことがよかったか悪かったかという問題よりは、もう一段進みまして、預託をいたしましたその金が、預託という名義のもとに実は第三の金融機関に流れることを目的に預託をしたんではなかろうか、まだはっきりいたしませんが、そういう節があるところの問題ではなかろうか、こう思うのであります。そういたしますと、こういうけしからぬできごとを将来根絶するために、制度を、また運用をいかにすべきか、こういう物の見方で真剣にこれと取り組ん……

第26回国会 地方行政委員会 第28号(1957/05/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 国税三税の減税に伴います結果、交付税においても地方税自体につきましても減収が生じておりますことはお説の通りでございます。そこで三十二年度におきましては予算編成の前後から痛切に感じておることではございますが、ともかく今年度においてはこれは何とか苦心を重ねるといたしましても、この現状そのままでは三十三年度以降におきましては、とうていまかなうことを得ないということで非常に苦悩を重ねておるという現状でございます。実情をありのままに申し上げますと、やむを得ず一%の引き上げということに予算折衝を見たわけでございますが、そういう意味におきまして非常に苦悩を重ねておる、こういう現状でございます……

第26回国会 地方行政委員会 第31号(1957/06/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 事務的なことでもございますから、事務の方から説明を先に申し上げます。
【次の発言】 公営住宅の固定資産税の問題は、原則としてこれを取る、こういう方針であるとお答えを申し上げるより仕方がないと思います。ただ極力軽減の方法も考えなければならぬと考えますし、この固定資産税相当額の取り方が、地区によってまちまちである、こういうことも不合理なことでございますので、一定の基準を設けまして、地区によってまちまちな課税を行わないようにすることが一つ。  それからもう一つは、建築後三年間は課税の対象となるべきものの評価を二分の一にするということで、負担の軽減を極力はかりながらこれには課税をしてい……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説の通り、国家公務員の行政職は表が二つにわかれておる。地方公務員は地方公務員法の精神にのっとりまして、国家公務員の給与の改訂には右へならえをする、こういう方針であります。ところが実際に右へならえをしようという段階になって、(一)表、(二)表いずれをとるべきか、ほかにもたくさん種類があるということになりますと、私の方でこの表を頭において、地方公務員の職務内容についてあらかじめ調査研究しておきませんと、実施の指導は急速にできぬという事態になっておりますので、現在は二、三の手近な府県についてその実態を調べておりますが、複雑でなかなかその結論が出ないのです。そこでありのままに申し上げ……

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 出席がおくれまして、申しわけがございません。ただいまお尋ねの点でございますが、国と地方がそれぞれの区分に応じて利子の補給をいたしておるという事情になっておることは、お説の通りでございますが、その利子の補給をいたしております財源措置はどういうふうになっておるかという点が、お尋ねの第一点であろうかと思います。これは私もうかつでございまして、交付税の単位費用でこれをまかなっておるものと実は考え、そういう常識を持っておりましてただいま御質問があるということで調べてみますと、交付税の単位費用では扱っておらないのであります。天災、地変等に関する融資の利子に関するものでございますので、それぞ……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 この天災融資法――もっと長い法律のようでございますが、この天災融資法で融資をいたしました場合の利子の補給につきましては、災害を受けた人々の負担部分を除く部分につきましては、第一次的には府県がこれに対して補給をいたしまして、同時にこの府県の融資分については国が半額の補給をしておるという態勢と心得ております。しかし二十八年災害でございますと、三十一年の方針には全額償還をしなければならぬという事態も参りますので、ここにこの開拓営農振興臨時措置法案が心配されておるという事態ではないか。これに関連して申し上げますと、そういうことでないかと存じます。そこで問題は、府県が負担をいたしまする利……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説のような場合に、その災害地の災害の状態並びにその地方の財政事情の実態をよく押えてみまして、このような場合にはお説のごとく平衡交付金の算定につきましては格別の考慮を払いまして、その地方の負担の減少に努めて参りたいと存じます。

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えを申し上げます。国税の減税に伴う税のはねっ返りをでき得るだけ避けようと努力をいたしました。そこで避ける方法はいろいろございますが、まず一番端的に無理のない避け方というものはどうすればよいかというと、これは交付税率の引き上げということ以外に無理のない方法はないわけであります。このほかに、いや地方税を逆に上げて財源の確保をしてはどうかというようなことがないとは言えませんが、これは私の断じてとらざるところであります。そこで交付税率の引き上げを理想といたしますと、皆様御存知じの通りに百分の三を引き上げることを理想といたします。詳しい計算では百分の三・〇五を引き上げるということを理……

第26回国会 予算委員会 第6号(1957/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 新年度の公債費の具体的対策としてどういうやり方をするのかというお尋ねでございます。  まず、ただいまお話しのように、公債費の重圧が日を追うに従って忍びがたいものになりつつあることはお説の通りでございますので、何とかこの公債費対策というものを具体的に地方各自治体の得心するごとくに立てて参りたい、こう考えたわけでございますが、理想といたしましては、予算の柱の上に別の公債費の柱を立てまして、予算の実行として国の責任を明らかにして、補給すべきものはその公債費の補給をいたしまして、重圧を緩和するごとく努力をするということが行き方としては最も理想のことでございますが、来年度は財政上の都合も……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お尋ねの御趣旨は、公債費の中で給与費に該当する部分については、将来国がこれを補給するという方法をとるべきではないか、こういう御質問のように承わりました。そこでまだ政府の方針はそれを行うことに明確にきまっているわけではございませんが、自治庁の考え方を申し上げますと、それは将来予算の実行として、そういう形において来年度限りでやろうとしておる交付税の考えでなしに、独立した予算の項目の上に柱を立てて、予算の実行としての法律を別個に制定をいたしまして、国の責任を明らかにして、給与に関する部分だけは、とにもかくにもお説の通り、これは国家の責任を明らかにして補給をしてやるべきもの、こういう考……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 収入の大づかみの総額でございますが、手元に資料がございませんので、午後の機会にお答えを申し上げます。  それから切りかえの点につきましては、本年度はこれを具体的に切りかえる処置を考えてはいないのであります。
【次の発言】 ただいまの御質問の競輪でございますが、競輪は本年度は四十四億五千万円、来年度は四十五億円、それから競馬は今年度が七億円で来年度が同じく七億円、モーターボートは本年度が十億円で、来年度はややふえまして十億五千万円というようなことで、総額にいたしまして大体一億円前後にふえる見通しを持っておるのであります。それからこれを何に使っておるかという問題でございますが、これ……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えをいたします。ただいままでに市町村合併は比較的順調に進みまして、三月末日の三十一年度の年度末が参りますと、約一万の町村が三千三百の町村に、三分の二を減じまして三分の一に数が減ぜられるという状況でございます。これはただいまお説のありました通り。ところがそこで現在どうしてもうまく参りませんところが一千町村ございます。この一千の問題も、ただいまのお話によりますと、知事の勧告を行わしめ、総理大臣の勧告を行わしめて、聞かざる場合においては財政的に冷遇する、これは何事かというお話でございますが、そういう考えは自治庁はこれをやる意思はないのであります。ほんとうにないのであります。一口だ……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御心配をいただいておりますように、わが国の市町村のほとんど全部が、このたびの新市町村の合併問題には関係を持っておるわけでございますから、ほとんど全国の市町村にわたりまして、今御心配をいただきましたような心配があるわけでございます。そこでその点は、せめてこの部分だけでもすみやかにその修正対策を必要とするということを強く政府に要望いたしまして、私も政府の一員としてこのことの解決を急いでいるわけでございます。そういうような気配も一つの強い動機となりまして、ここに地域給制度全般に関して、わが政府の方では具体的な一つの案を立てまして国会に御相談をすべきものである、この時期は急ぐべきもので……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お言葉のありました芸者の花代でございますが、現行制度のもとでは、芸者の花代は税率三制、芸者に類似するもの、芸者以外の芸当でありますが、これは税率が一割五分でございます。そこで私が就任をいたしまして、このたびの地方税法の改正を志しました第一の改正の大方針としては、遊興飲食税全般に関して、同じ税の中における負担の均衡がとれていない。その不均衡を是正することが公平である。同じような仕事をしておって、芸者と名がつくと三割、芸者以外の芸者は一割五分、これくらいわけのわからぬ不均衡はないわけであります。これの均衡をとるというきわめて簡単な理由でございますが、これによって一側五分におろしたわ……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答え申し上げます。道府県の設立にかかる大学の経費に充当するための地方起債を認めないのではないかといおしかりでございますが、そうではないのであります。認めない方針ではないわけであります。しかしそれだけでは答弁になりませんので、やや申し上げますと、高等学校以上の府立、県立という場合でございますが、これは御承知の通り、自治体の単独事業として取り扱っておるわけでございます。国家の補助はないわけでございます。そこで単独事業として取り扱います場合は、ほかにも都道府県いずれもたくさんな単独事業をお持ちの場合が多いわけでございますので、勢いこれに割り当てられる金額が少くなりがちであるという事……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員協議会 第1号(1955/11/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○座長代理(田中伊三次君) 椎熊委員長代理がまだお見えになりませんから、私が暫時かわって司会をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  それではこれから議院運営委員の協議会を開きます。  この際、議長から発言を求められております。
【次の発言】 それは民主党内閣だ。選挙したときが民主党内閣なんだから……。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お説の通り準じて取扱いをしたい、こう考えております。
【次の発言】 このたびの給与改訂に際して、一挙にこの問題を解決するということはなかなか困難ではなかろうかと思います。将来の問題としまして、新たに編成をいたしました合併新市町村の同一地域内における不均衡というものを是正をすることは、将来の問題としまして何とかこれを御意向に沿うように考えたい、こういう方針でございます。
【次の発言】 詳細な意見を言えという御意向でございますからやや申し上げてみますと、大体今御質問をいただきました点は、新たに編成された新市町村の内部における地域的な不均衡でございますが、本来を申し上げますと、この地……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お尋ねはまことにごもっともな熱意のある御意見と拝聴いたしまして、まことに恐縮に存じます。石橋内閣はお言葉をいただきました通り、まず官界の粛正については、内閣それ自体、政府それ自体が大いに反省をしていきたいという心持で、まず改めるべきはおのれであるという意味の強い、一般から申しますと少し強過ぎるほどの発言をいたしたわけで、その通りの信条で、まず内閣、続いてそれぞれの所管の政府をという意味で、自粛の念に燃えておるわけでございます。さらに一般の政界の粛正ということは、まことにおこがましい話なんでありますが、これを何とか実行するためには、ただいまのお言葉の通り、選挙をでき得る限り公正に……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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