山中貞則 衆議院議員
33期国会発言一覧

山中貞則[衆]在籍期 : 26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期-40期-41期-42期-43期
山中貞則[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山中貞則衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

山中貞則[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第30号(1973/04/26、33期、自由民主党)

○山中貞則君 史上空前の規模で行なわれつつあるゼネストを前にして、自由民主党を代表し、緊急質問を行ないます。(拍手)  最初に確かめておきます。田中総理、わが国は厳然とした法治国でございますね。――法治国家であることを前提にして質問いたします。  政府は、二十三日、三公社五現業に対し賃上げの有額回答をされました。これは異例の決断といえましょう。すなわち、鉄鋼回答を待って行なわれていた感のある従来の方式を打ち破ったこと、さらに、四十一年以来ゼロ回答を続けてきた国鉄に、それも民間会社ならとうに倒産している年間三千億円をこえる赤字をかさ上げしているような経営状態の中で、しかも、今国会で運賃値上げ法案……

山中貞則[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 この問題は確かに、富士の環境保全、しかもこれが立法によって国家の意思として保全をしたいというたてまえの法律がいま審議されている現状から考えれば、理論的にも現実的にもそこに結果的においてどうしても若干の自然破壊を伴わなければ済まない実弾射撃場の存在すること、このことはおっしゃるとおり私も原則論として相両立しないものであると思います。しかしながら、この演習場の設定の経緯並びに、これは立場は違いますが、私どもとしては安保条約、行政協定等によってやはり実弾射撃の場というものを機能維持のために提供をしなければならないし、自衛隊としてもそれを必要といたしておりますから、そのかわり管理権は自……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号(1973/06/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 いまの第七条は、これは「日本国政府の各省その他の機関に当該時に適用されている条件よりも不利でない条件で、日本国政府が有し、管理し、又は規制するすべての公益事業及び公共の役務を利用することができ、並びにその利用における優先権を享有するものとする。」こういうふうになっているわけでありまして、何をしてもいいということには実はなっていないので、関税から所得税から物品税から、それぞれきびしい条件のもとに免除されあるいは免除されないもの、あるいは売り払いを禁止するもの、そういうもの等いろいろ制限がありますが、同じ地位協定といわれておる第十六条には、「日本国において、日本国の法令を尊重し、」……

第71回国会 地方行政委員会 第16号(1973/04/17、33期、自由民主党)

○山中(貞)委員 私は、自民党の政策審議会を、西村副会長が来ておられませんから、一応代表して申し上げたいと思います。  中身の問題は別といたしまして、提案の形式にあらわれておりますだけでも、わが党の地方行政委員会の正規のメンバーの理事の諸君が、だれも提案者になり手がなかったということだけでも、この問題の経緯について、尋常な状態でなかったことは証明されていると思います。  したがって、まず基本的には、与野党間において、思想、政策は違っていても、委員会において議論した後にお互いがお互いを信頼し合うという政党間の信義、それに欠けた結果になったという点は、私はまず、わが党の政策審議機関としておわびを申……

第71回国会 地方行政委員会 第38号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 関東空軍施設整理統合計画、俗に言う関東計画、これはアメリカが、直接にはポスト・ベトナムの問題もありましょうし、あるいはアメリカの極東戦略の変更とまでいかなくても、財政上の問題等も関与していると思いますが、機能をある程度維持しながらも、いままでのように、われわれから見ると各地に、市街地等の中に点在するような形で基地を今後置くことは、アメリカ側も好ましくないという判断に立って合意が得られたものと思います。  この経緯は、外務省、さらには具体的なそれに伴う代替施設その他については大蔵省という形で進んでまいりますが、最終的には、私どものほうでその施設を建設する役目を受け持つわけでありま……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 このたび、文字どおりはからずも防衛庁長官に就任を命ぜられました。  内閣委員会の皆さま方には、わずか十カ月余り前まで長年月にわたり、与野党ともに、立場を異にしながらも真摯な議論をかわし、そして国政のために努力してまいった経験を持つ私として、皆さま方と再び当委員会で国政のために議論する立場を与えられたことを光栄に存じ、かつ喜びに思います。今後、皆さま方の急遽登板せざるを得なかった私に対する御理解のもとに御叱正を賜わりまして、私どもの立場が国民に受け入れられるように一生懸命努力をいたしますから、御協力を賜わるようにお願いいたします。  以上をもって就任のごあいさつといたします。(拍……

第71回国会 内閣委員会 第28号(1973/06/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 ただいま加藤委員より、私の新任にあたりはなむけの激励のことばを賜わりましたこと、身に余る光栄であります。私はとの大任を果たすために、政治家として蓄積したすべてのたくわえをはたき出しても完遂するつもりでおりますので、加藤委員のみならず委員各位の御協力のほどを切にお願いをいたします。  これからの質疑にあたりまして、私は大体みずから全部答弁するのが私の本来の性格でありますが、事柄の事実関係、あるいはこまかな装備等の関係につきまして、それらのことについては政府委員より答弁をさせることを、着任早々というゆえをもってお許しを願いたいと存じます。  ただいまの、領空侵犯の事例等、あるいはま……

第71回国会 内閣委員会 第29号(1973/06/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 存じております。
【次の発言】 これはアメリカの在郷軍人の団体によって運営されている一種の娯楽施設に入るものでありますが、その坪数その他については事務当局より説明させます。
【次の発言】 私自身もこの問題については、きわめて部分的ではあっても重要な問題でありますから、詳細な報告並びに指示をいたしております。ただいまの部長の答弁は、当初から私も疑問を抱いた答弁でありまして、あとの答弁は私自身も、ここに私は坪数を持っておりませんけれども、坪数、境界確定並びに地主への通知、それぞれの手段が行なわれていることを確認いたしておりますので、私がおわびをいたします。  さらにそれに対しては、……

第71回国会 内閣委員会 第30号(1973/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 たいへん意地の悪い質問のうちに入るわけでありますが、二年越し通らないで、したがって四十七年度からたとえば陸上の場合は千名をお願いし続けてなお今日に至っているということでありますから、今度はぜひ通してほしい、意見は十分お互いに述べ合っても、国会の手続上は通過成立をさせてほしいと願っておりますし、またこれは政府としてのお願いでありますし、したがってその願いがかなえられるものと信じておりますので、そういう御質問はたいへん意地が悪いということを申し上げたわけでありますが、しかしそれは、通らなかった場合に仮定上どうするかという問題でありますから、お答えをいたします。  したがって、通らな……

第71回国会 内閣委員会 第31号(1973/06/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 実際の予算及びその作業は厚生省で行なっていることは事実でありますから、ただいまの厚生省の課長の答弁では、まだ事実関係を確認していないということでありますけれども、事実が確認されたならば、私自身もやはり、これは広く散らばっておる遺骨の収集と態様を異にいたしまして、一艦艇の中に残存する遺体を収容するわけでありますから、落札業者の了解がとれればさしたる事業ではありませんので、そういうことは国家の義務として当然行なわれてしかるべきだ、そのように考えます。
【次の発言】 憲法及び自衛隊法の定められた範囲内における有事即応というものは、すなわち専守防衛という立場で、私たちの国家の独立、そし……

第71回国会 内閣委員会 第32号(1973/06/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 いまおっしゃったとおり、私が中心になってまとめた秘密文書の取り扱いでありますから、その時点において、当時は、総理府には極秘書類は一件もないという扱いをきめた記憶があります。したがって私、就任いたしまして初めてのポストでありますから、一生懸命勉強しております合い間にも、防衛庁における秘密書類の取り扱い、あるいはまた長官まで上がってこないで消えてしまう書類があるのではないか、それらの取り扱い等について全部詳細な説明を求めました。もちろん、そのときに問題になっております文書があって、それに取り扱い注意という判こを押してあることについては、私がそこまでまだ目が届いていなかったということ……

第71回国会 内閣委員会 第33号(1973/06/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 裁判管轄権の問題を私、直接やる立場にはありません。しかしながら、沖繩県民の現在提供施設となっている、ことに米軍基地、これは旧国有財産であったもの等はほとんどありませんで、一般の民間の私有地の半強制的取得、あるいは無抵抗状態のままの一方的な取得というところから発生した沿革がありますので、この点を私は踏まえて基地全般の問題を一応処理しようとしておるわけでありますが、さらに、沖繩県民に対する基地内のアメリカの、ことに軍人、兵士の態度については、これは私も総務長官時代に沖繩の憂いを自分の憂いとしてやってきましたので、私もここで防衛庁長官の立場からの質疑には、率直にいってつらいものがあり……

第71回国会 内閣委員会 第34号(1973/06/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 これはちょっと私と局長と打ち合わせがまだできておりませんでしたが、私が責任者として答弁しておきます。  これは、入ってくる者に対して、自分たちが将来、これは義務束縛でないけれども束縛される期限、それを途中で自分が自分の意思によって束縛をのがれることも自由ですから、その際にはただしどれぐらい返さなければならない、そういうことは入校の際の条件になりますので、したがって、ただいま局長が申しましたようなことではいけないので、開校いたしまするときには、その初めて入ってくる生徒たちがそれを覚悟して受験するということの準備は当然いたさなければなりません。そのためには、自治医大等の前例を当然参……

第71回国会 内閣委員会 第52号(1973/10/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 私どもは、外務省のほうで外交折衝をされて、それで政府の意思として、ミッドウェーの横須賀いわゆる母港化と俗にいわれておりますが、そういうことについては、われわれとして、日米両国において合意されたものは、それを私どもとして受け入れる立場をとっておることは当然でございますが、かといって、ミッドウェーが母港化したからといって、日米安全保障条約に基づいてのわが国の防衛の基礎の問題で大きく変化があるかといえば、それは第七艦隊というものが、主として極東それから東南アジア水域を遊よくしている、アメリカの強烈な機動隊というものがいままでも存在しておったわけでありますし、そのことについては変わって……

第71回国会 内閣委員会 第54号(1973/11/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 三沢の飛行場の天ケ森射爆場の問題なんかについても、あるいは補助飛行場として千歳の着陸についても、どうもいままでの空と違って海のほうは少し乱暴であるという気持ちがしまして、その点少し注意を喚起していたのですが、ただいまおっしゃったような事故等も起こりまして、やはり日本の特殊な列島の気象条件というものを熟知させなければいけないこと、さらに日本の国内航空法規というものをきちんと理解し守らしめてもらいたい、そして姿勢も乱暴なと思われるような態度は慎んでもらいたいということを、私どもも、また外務省のほうも、それぞれアメリカ側に申し入れました。アメリカ側のほうも、言われてみれば、日本の気象……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会 第21号(1974/04/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 ADIZは各国がそれぞれ自国の防衛のために設定しておるものでありますから、それぞれの国の配慮によってなされておるわけであります。いま沖繩の与那国島上空を台湾のADIZが通過しているという問題は、変則な状態として沖繩が米軍の施政権下にあったためにそういうような形になっていると思いますが、それはわが国を拘束するものではない。したがって与那国への民間便も依然として飛行が認められておりますし、また一方において、台湾側は中国大陸の内部までADIZを設定しておる。それは各国自由であります。  われわれは沖繩が返還されますときに、中国大陸への配慮としては、それまで真四角に設定しておりました米……

第72回国会 外務委員会 第28号(1974/05/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 まず、マクルーカス米空軍長官と会談した閣僚は私だけでありますから、私みずから進んでこの場に出てきたわけであります。  まず私との会談では、そのようなことに関する一切の話題は出ておりません。そのことは本日の閣議においても明確に報告をいたしておきました。ということは、政府の見解というものは今日まで明らかでありますから、日本国憲法に照らし、そしてそのもとにおいて制約された形で存在する自衛隊のあり方として、象徴的にいわれる海外派兵及びそれに類似する形においてもそういうことはやらないということを明確にしておりますから、私どもとしては、よその国の空軍長官であったとしても、それが記者団の仮定……

第72回国会 決算委員会 第3号(1974/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 昭和四十六年度における防衛庁関係歳出の決算について、その概要を御説明いたします。  まず、組織、防衛本庁の経費について御説明申し上げます。  当初の歳出予算額は六千三百二億四百万円余でありまして、これに昭和四十六年五月以降政府職員の給与を改善するための予算補正追加額二百五十六億六百万円余、高空における放射能じんの調査研究等のため科学技術庁から移しかえを受けた額八百万円余、南極地域観測事業のため、文部省所管、文部本省から移しかえを受けた額五億一千二百万円余、科学的財務管理方法導入準備調査のため、大蔵省所管、大蔵本省から移しかえを受けた額八百万円余、前年度からの繰越額十五億五千六百……

第72回国会 決算委員会 第9号(1974/04/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 一応順調に進行していると申し上げたいのでありますけれども、昨今の資材、原料、人件費等も含めました異常な高騰によって、四十八年度中に調達を済ませなければならなかったもの等において、艦船三隻等は契約を行なえないまま四十九年度に入りました。これは、会計法上はそれが可能であります。さらに、国庫債務負担行為で昭和四十八年度末までに契約をしなければならなかったもののうち、小型LST輸送艦については一隻、建造を見送ることにいたしました。これは二億円を大蔵省に返上手続をいたしたわけであります。  将来の展望でありますが、これらのことを踏まえますと、今後の装備品調達等においての単価の値上がりとい……

第72回国会 内閣委員会 第3号(1974/01/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 皆さん御承知のように、先般の内閣改造で再び防衛庁長官として留任をいたしました。よろしく皆さま方の御教導のほどをお願いいたします。
【次の発言】 これは二年の歳月の間に、ただじんぜん日をむなしゅうしていたわけではありませんで、直接間接あらゆる立場からの話し合いは続けておったわけであります。ただ最後に残りましたのは、合意と申しますか了解を得ました文書中の「等」ということばの中に、それは司令部が入っていると解する、あるいは司令部は入っていなかったと思っていたというようなやりとりがずいぶん続いたわけであります。  しかしながら、私どもとしては、厚木移駐ということは、すでにその航空機五十……

第72回国会 内閣委員会 第4号(1974/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、航空手当等の最高支給割合を改めるとともに、任用期間を定めて任用されている自衛官に対する退職手当を増額するものであります。  すなわち、第一点は、航空手当等の最高支給割合を、現行の百分の六十五から百分の七十五に改正するものであり、第二点は、任用期間を定めて任用されている自衛官に対する退職手当について、自衛隊法第三十六条第四項の規定により一回または二回任用され、その任用期間を満了して退職する場合等の額を、現行の百日分からそれぞれ二百日分または百五……

第72回国会 内閣委員会 第14号(1974/03/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 ただいま議題となりました防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  従来、防衛施設周辺の民生安定施策としては、昭和四十一年に制定された防衛施設周辺の整備等に関する法律に基づき、障害防止工事及び民生安定施設の整備の助成、建物の移転の補償等の諸措置が講じられてきたところであります。  しかしながら、最近における防衛施設周辺の都市化の進展、住民の生活環境保全に対する意識の高揚等に伴って、従来の施策では諸般の要請にこたえることが困難となってきており、ために防衛施設周辺の生活環境等の整備について、新たな観点からその施策を強化、……

第72回国会 内閣委員会 第16号(1974/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 私は、閣議において、当委員会で御答弁申し上げましたとおり、たまたまその場に居合わせた閣僚は、私一人であったので、個別に農林、外務両大臣に申し上げれば、いいと思ったが、しかし、たまたまその日に、議員の質問趣意書、公明党の藤原房雄君だと思いますが、それに対して沿岸漁業の見地からの政府の回答書が、閣議決定される日でありまして、そのことが若干触れてありました。したがって、そのことが触れてある以上、むしろ、あらためて閣議で、両大臣及び総理から閣僚にこの事実を知ってもらいたいし、ソ連は、きちんと日時、場所あるいは被害の実態、金額それから相手方の漁船名その他のものを明確にして外交折衝を行なえ……

第72回国会 内閣委員会 第17号(1974/04/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 初めに、たいへん御丁重なおことばをいただきました。鬼木先生が再び衆議院議員となられて、なじみのない当委員会で各種の御激励、御指導を賜わりますことを感謝しております。  なお、現在の問題は、事務当局に答弁させます。
【次の発言】 ちょっと答弁のしかたがまずいと思うのですが、まず第一に、任期を限って公務員になるというものが実はほかに例がありません。陸上において原則二年、海、空において三年、その間、国家公務員、しかも志願兵制である、試験はありますけれども。そういう者に対して、退職時の際の特別退職手当というものを、いかなる計算方式を当てはめるべきか、これは十分検討の余地があるものであり……

第72回国会 内閣委員会 第26号(1974/05/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 日本とアメリカの場合は、私は非常に幸いだと思っています。それは日本側が、先ほど防衛施設庁長官が申しましたような範囲で、義務的な経費としては、予算に、日本に駐留する安保条約のためのみの職員、施設等に対するわずかな、六千万ぐらいの金額でございますから、間接的にいま数えたものをあげれば、そうであるとも言えるし、ないとも言えるものであります。  しかし他面、諸外国も、アメリカとの関係でそういうことをやっておるかといえば、西ドイツあたりは、御承知のとおり、やはりもうきちんとした駐留経費の分担がありまして、最近の情報によれば、一九七二年及び七三年の両会計年度だけで二十二億ドルを、完全に駐留……

第72回国会 内閣委員会 第27号(1974/05/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 一応中央の観閲式というものは、毎年行なっておりまして、昨年朝霞でやりましたが、それぞれの駐屯地の行事というものについては、大体その地区の責任者、基地司令なり師団長なり方面総監なり、そういう者等が、交通事情の問題、あるいはまた県当局や市当局等とのお話し合いができたところは、そういうこともやりますが、できないところについては隊内でやる。特別に統一しておるわけではございません。
【次の発言】 油の問題は、これは去年起こりました問題でございまして、来年度の予算でも、私たちは、四十七年度の予算の数量である主燃料七十四万キロリットルを七十三万五千キロリットルに、ネット増がふえておるにもかか……

第72回国会 内閣委員会 第28号(1974/05/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 自衛隊法施行令第八十七条「政治的行為の定義」というところに、「政治的目的をもって、賦課金、寄附金、会費若しくはその他の金品を求め、若しくは受領し、又はなんらの方法をもってするを問わず、これらの行為に関与すること。」ということがありますから、そういうことは禁止されておる行為の一つである、そう解釈いたします。
【次の発言】 「政治的目的をもって、賦課金、寄附金、会費若しくはその他の金品を求め、若しくは受領し、又はなんらの方法をもってするを問わず、これらの行為に関すること。」、ですから、本人が第三者に、他人に対して賦課金や寄附金や会費その他の金品を求め、もしくは受領し、ということです……

第72回国会 内閣委員会 第30号(1974/05/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 設置というものを入れざるを得なかったのではなくて、現行周辺整備法、略称で申しますが、これを行政上運用してまいりました。その運用の間、それぞれの周辺地域の市町村長や住民の方々あるいはまた私どもから見て、確かにこの点は肯綮に当たると思うような御要望等がありましても、現在の施設の運用の実態による阻害要因というものだけではとらえにくい問題がある。さらにまた、将来の問題あるいは現在の客観情勢を踏まえましても、たとえば三沢等は、賛否は別として、国の大型開発地域になっております。 しかし、三沢市はその中にあるにもかかわらず、広大な面積の空港用地を提供しておるということで、三沢市としては、もち……

第72回国会 予算委員会 第2号(1973/12/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 人件費については、実人員を、自衛官といえども人の子でありますし、公務員でありますから、これを削減することはちょっと考えられませんけれども、増員その他については、当然検討の対象になるだろうと思いますし、また、正面装備等の問題等についても、いまお話のありましたような、目玉という表現が当たっているかどうか疑問でありますが、要するに大蔵省の総需要抑制の一環として、また最近の情勢としては直接に油の問題もありますし、それらの問題で、道路整備五カ年計画、あるいはまた港湾、漁港、治山治水、そういうような公共事業的なものの一般の大蔵省の編成方針をにらみながら、ただいまの閣議決定の末尾にある、その……

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 私どものほうは、一般官庁営繕についても同じようにやっておりますし、部隊の演習その他についても、同じように一〇%削減を目標に具体案を練っております。一般官庁で冬二十度Cに保つという場合であっても、われわれは、部隊を十八度Cに引き下げておりますので、したがって、防衛本庁を含めて、われわれ自身も、他の官庁と違って十八度Cでがまんしようという姿勢を示しております。  さらに、演習等については、極力移動その他の回数も少なくするし、また、海域、空域等についても、海域等についてはなるべく近いところで、しかも経済速力で空も海も陸も演習をする、あるいは演習の回数等も、実動演習をなるべく指揮所演習……

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 質問者が田中委員であるだけに、そのばりっという明快なところがなかなかむずかしいのですが、まず、節約の実績ですが、先般の通達その他によって、部隊のほうも含めておおむね一〇%、十二月においては六千キロリットル程度の消費が抑制されることが、ほぼ見通しが実績として立つつもりであります。自今も、一月以降もそういう方向で参ります。  さて、そのホークの阪神地区配備につきましては、これは現在の基地取得難その他もありますから、置くとしても、これは既存の自衛隊の敷地内ということになると思います。しかしながら、それについては、ただいまの御意見にございますように、移動するから油を食うというようなもの……

第72回国会 予算委員会 第8号(1974/01/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 横須賀は計八隻、攻撃型空母ミッドウエー、ミサイル搭載軽巡洋艦オクラホマシティー、ミサイル搭載フリゲート艦ウォーデン、ミサイル搭載駆逐艦パーソンズ、駆逐艦ローアン、ガータ、R・B・アンダーセン、バウゼル、以上であります。

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 総理は最高指揮官であります。しかし、私は自衛隊の隊務の統括者であります。したがって、実務については、まず私が一義的に責任を負いますが、ただいま一応列挙されました内容のことには、すべてそういうことはいたしておりませんということばを初めに御返答として申し上げておきます。
【次の発言】 現状というのはいろいろ幅広い話でありますから、いずれ個々に指摘があるのでありましょうが、基本は日本国憲法であり、そして防衛庁設置法第四条であり、自衛隊法第三条である。そしてまた、自衛官の心がまえ等に基づく日常教育ということに一貫して行なわれていると思います。

第72回国会 予算委員会 第13号(1974/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 ちょっと突然でありますから、私もよく全部見る時間はありませんから、その当時の責任者の諸君から答弁をいたさせます。
【次の発言】 これは米空軍でもオープンにしておりますから、差し上げます。
【次の発言】 これですけれども、コピーして出してよろしゅうございますか。同じことですから、コピーすれば、いいですね。――これをそのまま出すのは貸し出し手続が要りますので、だから資料としてお出しするなら、コピーで出します。同じものですから、よろしゅうございますね。
【次の発言】 だから、全員に配れとかなんとか言われるわけですから、したがって、改ざんも何もいたしませんから、コピーした資料をお出しい……

第72回国会 予算委員会 第14号(1974/02/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 防衛庁としては、たとえば戦術核兵器等について、憲法上、将来解釈が許される範囲内の小型のものであっても、非核三原則に基づいて持たない、これははっきり表明しておる政府の見解でありますし、それの変更を加える意思もありませんから、まずこれは確定的なものであります。確定しているわけであります。  さらに推進力の問題としては、ただいま読み上げられました統一見解にあるとおり、原子力基本法第二条における平和利用に限る。ただし、一般の殺傷力その他でない推進力として、これが普遍化しない現状においては、なお、たとえば自衛隊の自衛艦における推進力……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 沖繩県民の皆さんから見れば、確かに、おっしゃられるような点があるかと思います。しかしながら、米側との間には一年余りの交渉が続けられておりまして、その間、米側として、日本側の要望に対して沿い得る第一段階として示してまいりましたものは十月末ごろであります。そのまま合意すれば、十一月の初めごろには日米安保協は開けたわけでありますが、しかしながら、米側で俗にいう山中メモというようなものを追加いたしまして、私の知っております範囲の沖繩県民の御要望に沿い得る余地がまだあるということで、その後三カ月近くを費やして、ようやく米側の譲歩をかちえて、今回の、先ほど外務大臣が申しました要望に沿い得る……

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 昭和四十年の政府統一見解がおることでありますから、したがって、私どもは、装備局長を中心にその具体的な事実について詳しく調査をいたしまして、その方向において誤っていない、ただいま述べられたとおりである、そう思います。
【次の発言】 私が、直接会う必要はないと考えました。
【次の発言】 お聞きになりたかったらお呼びになって、国会で御相談になって聞かれてけっこうだと思うのです。  私は、民間の技術者が、昭和三十三年ごろにそういうものを研究してみた、しかし、それだけの話であったということを信用しておるわけでありますし、また、昭和四十年以降は、政府は、そういうことも含めて、一切政府として……

第72回国会 予算委員会 第32号(1974/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 まず、工事期間は四十一年十月から四十六年十一月にわたる五カ年間であります。作業の延べ日数は七百十日間、工事に要した人員は七万四千十八名。ブルドーザー、バケットローダー、コンプレッサー等を使用しておりますが、お話のございましたように、かけがえのない隊員を一人殉職せしめております。  なお、自衛隊がそのような工事を受託をいたします場合の基準は、自衛隊の訓練の目的に合致するものであること、地方公共団体等の正式な要請であること、それがまた公共の利益に合致しておると認められること、そして、特定の個人もしくは特定の団体等を利するようなことのないこと、環境その他についての注意を払うこと等を前……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 内閣委員会 第3号(1974/09/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 もちろん知っております。しかし私の立場で、文部省に対してどうこうしてほしいとか問題があるから注意を喚起するとかそういうことはいたしておりません。私どもは、いまの段階において、まず自衛隊員は、いかなる立場の違いがあるとも、外部からの非難中傷なりその他の苦しいことに対しても、自衛隊法に示された崇高な使命のもとに不動の信念を持って進むべき時期であると考えておりますから、今後とも、義務教育の問題は、文部省の議論のあれでありますから、これは別でありますが、いろいろありましても、ただじっと自分たちの使命を、信念を持って堅持し続けて、ひたすら黙って前進するのみであるということを考えておりまし……



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各種会議発言一覧(衆議院33期)

第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 ハワイの問題は……(庄司委員「ハワイの問題はいい」と呼ぶ)じゃそれはやめますが、なるほど漁民の方は、自分たちが操業している上をジェット機が飛ぶ、その燃料を自分たちに回してくれれば自分の船は動けるのだというそういう考え方は、私は否定できないと思うのです。しかし、これはあなた方の党と私たち自民党、いわゆる私たちの立場の政府とは見解を異にいたしますが、われわれは国家の行動としての自衛行為としての一定範囲の油というものは必要であるし、使用せざるを得ませんし、これを、たとえば何カ月か休んでそして突如それに対応しろといっても、防衛力というものは瞬時の中断も許されないということがありますから……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1974/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○山中国務大臣 昭和四十九年度防衛庁予算案について、その概要を御説明いたします。  まず防衛本庁について申し上げます。  昭和四十九年度の防衛本庁の歳出予算額は、九千八百五十三億六千百万円で、前年度の当初予算額に比べますと一千三百四億五千三百万円の増加となっております。  次に、新規の継続費は、昭和四十九年度甲型警備艦建造費等で二百八十七億六千五百万円、国庫債務負担行為は、航空機購入、艦船建造、装備品等整備、研究開発等で二千三百七十七億八千百万円を要求しております。  次に、防衛本庁の予算案の内容について申し上げます。  昭和四十九年度予算においては、最近における経済情勢等を考慮し、厳に抑制的……




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データ更新日:2023/02/05

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