このページでは山中貞則衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○山中貞則君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律案について申し上げます。 この法律案は、さきに成立した国際開発協会協定に基づき、わが国が国際開発協会に加盟するに伴い必要な措置を規定いたしております。協定によれば、わが国の出資額は三千三百五十九万合衆国ドル、すなわち、百二十億九千二百四十万円となっておりますが、政府はこの金額を限度として同協会に対して出資し得ることを規定し、この出資は、金または自由交換可能通貨で行なうこととなっております。なお、自由交換可能通貨として本邦通……
○山中(貞)委員長代理 もうその辺で適当に……。
【次の発言】 大久保君、あした出せるかというんです。――横山君いいそうです。明日政務次官から回答があります。
【次の発言】 委員長席からお諮りいたしますが、理事会にかけてきめておりませんが、他の委員さん御賛成なら、資料要求はよろしいですか。
【次の発言】 それじゃその資料を政務次官お願いします。あしたでもできるでしょう。――では明日資料を提出願います。
午後二時まで休憩。
午後零時三十六分休憩
○山中(貞)委員 議事進行。 今の問題は非常に重大な問題ですから、証券並びに金融に関する小委員会に引き続き下ろしていただいて、本委員会としてもその経過並びに結論を随時御報告を願って、この問題の解明並びに今後の行政措置の運用に誤りなきを期していく方が正しいかと思いますが、そういうお取り扱いはいかがですか。
○山中(貞)委員 自民党の山中でございます。私は、委員長の指示を忠実に守りまして、一点にしぼってお伺いしておきたいと思います。それは、今後税制調査会はまだ引き続き御労苦を願いまして、私どもの税体系について抜本的な御検討を加えていただく重要な職責にあられますので、この際税制調査会の良心についてお尋ねをしておきたいと思います。 それは、項目としては租税特別措置の問題でありますが、その中で、たまたま銀行預金利子の課税の問題については割り切れなかったという点を一応あげられました。私は、そのお言葉は、一番割り切れなかったものとしてあげられるのに適切なものであろうと思って拝聴いたしておりましたが、さらに……
○山中(貞)委員長代理 辻原弘市君。
○山中(貞)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。
沖繩のパイナップルカン詰の輸入に関する問題について質疑の通告があります。
本問題は、果樹農業、特に桃あるいは桃カン詰の生産に関連を有するものでありますので、特に本委員会におきましてもこの角度から検討を進めることにいたします。
足鹿覺君の質疑を許します。足鹿君。
【次の発言】 ただいまの問題で、私は政府当局の考え方に三つ誤まりがあると思う。その一つは、これは琉球だけの問題ではないということです。それは、奄美大島に、すでに現在……
○山中(貞)委員 これは芳賀君からあなた方質問を受けて答弁が明快にできるはずがない、法的な根拠のはなはだあいまいな収入支出である。従って昨年見本市船を建造する際にこの問題は非常に議論を呼んで、会計法の建前からいったってこの体制はすみやかに整備しなければいかぬということを注意してあって、見本市船建造を一応便宜上ジェトロというものにまかした。しかしながら、差益を徴収する事柄そのものについては、本来関税で操作すべき、国直接の収入になるべき事柄のものを、ガットその他対外的な影響を考えて、差益の性格によって徴収をする。しかもジェトロ本来の、設置法なりジェトロの法律の中にも明確にそういう規定はない。従って……
○山中(貞)委員 三点だけ御説明、御意見を承りたいと思います。 会長には長い間非常にむずかしい問題に取り組んでいただきまして、法制上は一応任務を満了するわけでございますが、ただいま最終的にお話になりました通り、なお引き続き日本の税制の根本的な問題、あるいはただいま一々あげられましたこまかな事例等についてさらに検討を、国会ばかりでなく、皆様のような方にお願いをしなければならない情勢になるかとも考え、その準備も進められてはおりますが、せっかくの機会でございますので、三年間責任者としていろいろの御労苦を賜わりました体験から、さらにただいまお話になりましたことを含めまして、今後設置されるとしたならば……
○山中(貞)委員長代理 これより質疑に入ります。質疑の通告があります。順次これを許します。倉成正君。
○山中(貞)委員長代理 楢崎弥之助君。
○山中(貞)委員 今の資料要求、だいぶいろいろな問題を含んでおりますから、取り扱いについては理事会において相談したいと思います。
○山中(貞)委員 私は推理小説の鬼と言われるほど乱読する方であります。が、刑事局長は松本清張の「黄色い風土」というのをお読みになりましたか。
【次の発言】 この「黄色い風土」というのは最近再刊されましたが、偽造紙幣団というものを中心にして、相当膨大な長編物なんです。ぜひこれを、専門家に勧めるのはおかしいと思いますが、一読されたい。というのは、心理的な面における非常な得るところが私はあると思います。捜査技術その他については、専門家ですから、一推理小説家の作文等によってヒントもあまりないと思いますが、単なる民間の推理小説家が筆をとっただけでも実に膨大な内容であります。贋造紙幣団というものがどのよう……
○山中(貞)委員 関連して。さっきまでのやりとり、われわれは与党としてなるべく早くしてもらおうと思って質問もしておりませんし、発言もしておりませんが、しかし与党としても重大な問題であって、答弁のやり方が大蔵大臣も局長も私は非常にまずいと思う、ということは、ここで立法せんとする表は、なるほど二十億を金融公庫に入れるというだけのことですけれども、何のために入れるのだということは提案理由の説明にもおのずと明らかであり、そうしてここの議論においてもそのことが議論になっているのであって、従って、その結果についての賛否は分かれています。しかしこれが法律として施行された場合という前提のある場合の質問です。だ……
○山中委員長 これより会議を開きます。 一言ごあいさつ申し上げます。今般はからずもと申し上げる慣例でございましょうが、しかしながら大体予定されておりました人事でございまして、与野党の御協力のもとに、委員長に就任をいたしました。よろしくお願いをいたします。 本委員会は歳入委員会としての実際の権威を高からしめるために、私努力をいたすつもりでございますが、今日まで同僚として働いてまいったのでありまして、大蔵委員会のあるべき姿についての与野党各位の一致した見解については私も十分存じておりますので、委員会の権威保持向上のために努力をするつもりであります。したがって大蔵省におかれましても、本委員会が歳……
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