高沢寅男 衆議院議員
33期国会発言一覧

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高沢寅男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高沢寅男衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

高沢寅男[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第9号(1973/02/22、33期、日本社会党)

○高沢寅男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置法案について、政府に質問をいたします。  財政投融資を国会の議決事項にすることは、長い間私たちが要求してきた懸案であったのでありますが、このたび、わが党の成田委員長と田中総理との党首会談を契機として、この懸案が実現の運びとなったのであります。  だが、現実に政府より提案され、ただいま趣旨説明のありました特別措置法案を見ると、政府には、財政投融資をほんとうに国会の議決事項にする意思があるのかどうか、その真意を疑わざるを得ないのであります。  ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 衆議院本会議 第6号(1975/02/14、33期、日本社会党)

○高沢寅男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案説明のありました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案につき、三木総理及び大平大蔵大臣に対して質問を申し上げます。  三木総理、いま行われている第七十五国会に対して国民が寄せている期待の最大のものは、いわゆる社会的不公正の是正が力強く推進されることではないでしょうか。あなたもまた、社会的不公正の是正を最大の課題として強調されております。  ところで、三木総理、あなたは社会的不公正をつくり出し、拡大させているものは一体何だとお考えでしょうか。それはインフレではないでしょうか。振り返……

第75回国会 衆議院本会議 第13号(1975/03/25、33期、日本社会党)

○高沢寅男君 私は、所得税法、法人税法、租税特別措置法の三法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表して反対の討論を行うものであります。  議員各位も御承知のとおり、この国会ほど社会的不公正の是正という合い言葉の叫ばれた国会はありません。三木内閣もまた、政治の基本姿勢の柱として、この言葉を強調されているのであります。  インフレによって拡大された社会的不公正、それは、具体的には所得と資産の格差の拡大となってあらわれているのでありますが、これを是正する最も直接的な、そして最も効果的な方法が、税制の改正であることは申すまでもありません。  ところが、今国会に政府より提案された租税三法の改正法……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第9号(1975/10/25、33期、日本社会党)

○高沢寅男君 ただいま同僚山田耻目議員から提案のありました大蔵委員長上村千一郎君の解任を求める動議の提案、その提案は、去る九月の末から十月一日にかけての経過に詳細に触れながら、さらにはまた、過去二十七年の大蔵委員会の運営の経過にも触れつつ、きわめて条理に満ちた提案であったのであります。この提案に対して、私は、日本社会党を代表して、この解任要求決議案について、若干の御質問をいたしたいと思います。  私は上村委員長の解任要求を検討するため、その経歴を拝見をいたしました。それによれば、上村委員長は、まずその母校である早稲田大学の商議員を務めておられます。また弁護士の資格を持ち、名古屋弁護士会の副会長……

高沢寅男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

高沢寅男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 大蔵委員会 第6号(1973/02/21、33期、日本社会党)

○高沢委員 ただいま広瀬委員からいろいろお尋ねをいたしましたが、そのことにもまた関連しながらなおお尋ねをいたしたいと思います。  まず、相続の資産の評価の原理と申しますか、これは現在は相続税法の二十二条で、時価で評価する、こういうふうなことになっているわけですが、そうするとここに土地なり資産の評価の一つの原理として時価というものが出ておる。この時価には、実際に売買される、そういう価格もあるでしょうし、それからたとえば建設省のほうでやられる実際の売買価格というものを基準にされるところの公示価格というものもあるでしょうし、この相続税の場合の評価というものは、またそれらの関連をつけながら価額というも……

第71回国会 大蔵委員会 第9号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○高沢委員 ただいま佐藤委員から、財政投融資の国会議決に関することで、総論部分から質問が始まって、だんだん各論のほうへいっているわけですが、私はまた各論のほうから少しお聞きをしていって、だんだん総論のほうへお尋ねをしたい、こう考えます。  最初に、資金運用部特別会計、これについてお尋ねをしたいわけであります。  この特別会計の予算書で、資金運用部の特別会計を見ると、歳入のほうは資金運用収入、それから一般会計より受入、それから歳出のほうは事務費及び預託金利子、予備費、こういうふうになっておりまして、その主体は、歳入のほうも歳出のほうもともに利子の出し入れ、こういうふうな性格になっているわけであり……

第71回国会 大蔵委員会 第11号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○高沢委員 もう時間がわずかですから、私はもう一度財政投融資の一体性の関係で大臣にお尋ねをしたいと思います。  われわれがいままでずっと主張してまいりましたのは、財政投融資に入る面の資金が四つある、資金の性格がですね。これをいわば一つの袋にして、一つの特別会計にできないかということでお尋ねしてきたわけですが、これについては、二重議決の問題がある、あるいは四つの資金の性格にそれぞれ違いがあるとか、一つのプールに入りがたいというふうなことが、大臣なりあるいは理財局長から繰り返し御答弁があったのですね。この点はわれわれも見解を保留したいと思います。それで、この一体性の問題で、今度は財投の資金の出てい……

第71回国会 大蔵委員会 第13号(1973/03/09、33期、日本社会党)

○高沢委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して提案の趣旨を簡単に御説明いたします。  案文はお手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただきます。  申し上げるまでもなく、わが国の経済運営につきましては、国民福祉の向上をはかることが、当面する重要な政策課題の一つとなっておりますが、この課題達成のために財政投融資が果たすべき役割りもますます大きなものとなってきているのであります。  また、財政投融資の主要な原資である資金運用部資金及び簡保積立金が国民大衆の零細な資金の蓄積であることから、財政投融資計画に対する国民の関心も一段と高まっております。  本附帯決……

第71回国会 大蔵委員会 第14号(1973/03/13、33期、日本社会党)

○高沢委員 関税定率法の改正について御質問申し上げます。  初めに、この三月一日の予算委員会で、まだ自由化されていない農産物の二十四品目、これを自由化した場合に国際収支上の影響がどのくらいあるか、こういう質問があって、農林大臣から約五億ドル、こういうふうな見解の表明があったわけですが、同じような意味で、昨年の十一月二十二日から関税の二〇%一括引き下げが行なわれたわけですが、この措置をとられた大蔵省が、これによって年間どのくらいの国際収支上の効果あるいは影響があるというふうにお考えになっていたか、そこをお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、あの措置がとられたころも円の切り上げがまた……

第71回国会 大蔵委員会 第16号(1973/03/26、33期、日本社会党)

○高沢委員 社会党の高沢寅男でございます。  きょうはお忙しい中を、参考人の先生方、御苦労さまでございました。ただいまから御質問を申し上げたいわけですが、先ほど私都合でちょっとおくれてまいりまして、北野先生と井出先生のお話はお伺いしたのですが、お伺いしたところでは、大体御意見は私たちの意見とまあ一致する点が非常に多い、こういう感じがいたします。それで、私も阿部委員のあとを受けて御質問する点は、主として税制調査会を代表される東畑先生のほうへお願いを申し上げたい、こう思うわけであります。  最初にお聞きしたいことは、もう東畑先生も御存じかと思いますが、東京都の新財源構想研究会、ここで――社会党の木……

第71回国会 大蔵委員会 第19号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○高沢委員 もう時間もありませんので、なるべく短時間のうちにしぼって御質問したいと思います。  主税局長にお尋ねするわけですが、大蔵大臣が本年の消費者物価の上昇が五・五%という昭和四十八年度の政府の見通しをこすような場合は、年内減税も含めてそれに対する対策をとる、こういうふうに言われているわけですが、ここでは当然そういう消費者物価の上昇と税負担の関係ということがあって、こういう大臣のことばが出ているわけですが、そこでこのことを少しお尋ねをしたいと思うわけです。  消費者物価が上がる。当然国民の側はそれを追いかけてということになりますが、何とかして所得水準を上げなければいかぬ。名目所得も上がる。……

第71回国会 大蔵委員会 第22号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○高沢委員 大臣がお見えになりましたので、さっそくお尋ねします。  初めにお尋ねしたいことは、日本の経済の現状で、つまりインフレの問題なんです。この問題はいままでも何度か国会で論議されておりますが、政府側から、日本の現在の経済の状態がインフレーションであるというふうなことは、まだ正式な確認はないわけですが、それはインフレマインドであるとかいうふうないろいろなそれらしい表現では言われておりますが、やはりこれはむしろはっきりと、その現状を認められるほうがいいのじゃないかと思うわけです。  インフレの問題は、たとえば財貨サービスの生産と通貨の流通の量的関係とか、あるいはまた通貨が発行されたその通貨の……

第71回国会 大蔵委員会 第26号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○高沢委員 昨日、党の佐藤委員なりあるいは村山委員からもお尋ねしておりますので、私はきょうは、もうあまり残った問題点はございませんが、短時間御質問したいと思います。  一つは入場税の問題ですが、この入場税の税収としての額が非常に予算総額の中でいわば取るに足りないというふうな額になっていることは、客観的にお認めになると思うのです。そこで、入場税の場合の徴税費との関係ですが、徴税費は入場税の関係でどのくらいになっているのか、今度はその徴税費と税収、それの対比の関係、いわば税金のコストの関係になりますが、その辺御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私としては、徴税費の金額のお答えがあれば、それ……

第71回国会 大蔵委員会 第48号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○高沢委員 越智委員の質問に続きまして、野党の立場からひとつ質問いたしたいと思います。初めに、これは大蔵大臣に日本経済の現状をどう見るかということでお尋ねをしたいわけであります。  ことしの四月四日の大蔵委員会で、私は同じような問題を大臣にお尋ねしたわけであります。つまり日本経済の現状はインフレと規定すべきじゃないかということをお尋ねしたわけであります。そのときの大臣の答えは、まだインフレという認定ではない、それは言うなれば、インフレ的な傾向が懸念される状況である、こういうふうなお答えであったわけです。そのときのさらに大臣の説明によれば、こういうことを言われておるわけです。いま昭和四十八年度の……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 大蔵委員会 第12号(1974/02/27、33期、日本社会党)

○高沢委員 関税局長、きょうはひとつよろしくお願いいたします。もうすでにわが党の委員からもお尋ねしていることに、また重複をするきらいはありますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  生活関連物資に弾力関税制度を拡充するという問題でありますが、これは租税法定主義という原理と、それからいまのようなこういう非常に変動の激しい経済情勢のもとで、行政が弾力的に対応しなければならぬ、こういうふうな見地から出された問題だと思いますが、やはりその間には、どうしても原理上矛盾があるわけであります。  そこで、そういう矛盾を前提としながら、なおかつそういう弾力的な措置が必要になるとすれば、私は、その結果が、……

第72回国会 大蔵委員会 第18号(1974/03/13、33期、日本社会党)

○高沢委員 参考人の先生方、御苦労さまでございます。よろしくお願いします。  私は初めに、これからの日本の経済構造というか、あるいは産業構造というか、そういうものとの関連の中で、税制のあり方をどういうふうに考えたらいいのかということでお尋ねをしたいと思います。  これは和田先生と谷山先生にお尋ねをしたいと思いますが、先ほどインフレにたえる税制ということで、インフレという経済情勢の中で税制としてあるべき姿なり、あるいはその場合に必要な措置については、すでにいまの山田委員の質問とのやりとりでかなりお示しをいただいたと思いますが、これからの日本の経済が、いままで経済は高度成長、そうしてインフレ、こう……

第72回国会 大蔵委員会 第21号(1974/03/20、33期、日本社会党)

○高沢委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  私は初めに政治資金の問題、それと税法の関係というような関連でお尋ねをしたいと思いますが、この問題ではひとつ政務次官に御答弁をお願いしたい、こう思うわけであります。  ことしの一月二十四日、この国会の初めにあたって参議院の本会議で、わが党の藤田進議員が代表質問を行なったわけですが、その中で政治献金の問題に触れているわけであります。その政治献金の問題に触れた中で、特に、田中総理大臣あるいは福田大蔵大臣、それから大平外務大臣、三木環境庁長官、中曽根通産大臣、それぞれの各大臣に対して、自治省の発表によるとそれぞれの派閥に対する政治献金という……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 大蔵委員会 第3号(1974/10/18、33期、日本社会党)

○高沢委員 大臣、ひとつ御質問いたしますが、よろしくお願いいたします。  きょうの午前中の討議でも出た問題でありますが、総需要抑制の政策に関してお尋ねしたいと思います。この政策の目的は物価を安定させる、ここに当然総需要抑制の政策の目的があったというふうに考えるわけですが、結論的に言いますと、どういう状態がきたら総需要抑制の政策は必要がなくなる、あるいは転換ができる、その辺のめどを大臣のお考えではどういうふうに見ておられますか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 もう少し具体的に言いますと、来年の春に対前年比一五%、こういう目標を設定されておる。その辺までいく、もちろんそのあともそういう線で……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会 第7号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○高沢委員 ただいま提案説明のありました両案のうち、入場税法の改正について御質問申し上げたいと思います。  今回の改正がいわば非常に大幅な免税点の引き上げであるということ、そのことによって入場税の負担が軽減をされる、このことについては私たちも大変評価をしているものであります。従来の国会で入場税の論議のときに、私たちもいつもこういうふうな立場で大幅な税の軽減のための措置を要求してまいりましたが、今回の改正ではかなりにその措置がなされたということは、まず評価をいたしたいと思うわけであります。しかし、なお、その上に立って問題点があります。こういうことでもってひとつ御質問をいたしたいと思います。  ま……

第75回国会 大蔵委員会 第10号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○高沢委員 私、いまの藤田委員の御質問の中身などもある程度だめ押しをするようなことも含めながら、その他のことも含めて御質問をしたいと思います。  それで初めに、これは大臣の認識をお聞きしたいわけですが、しかしそれは、もう今日では全くあたりまえのことを大臣にひとつ確認をお願いしたいということであります。  それは、年間約七十万人前後の死亡の件数の中で、相続税の課税対象になる被相続人の数のパーセントが昭和三十年代には大体一%であったのが、最近はそれが四%台にこう上がってきておる。こういう一つの趨勢です。また、この趨勢の中身を見ても、被相続人一人当たりの課税価格が昭和三十五年であれば七百七十万円、こ……

第75回国会 大蔵委員会 第13号(1975/03/04、33期、日本社会党)

○高沢委員 私は、いま所得税というものの課税の対象人員というものは非常に数が多くなって、言うなれば所得税そのものが大衆化してきているというこのことについて少しお尋ねをしたいと思うわけです。  戦前の時代には、所得税を納税するような人口は約百万ぐらいというふうなことで、当時は所得税というものは一定の高額所得者が納める税金だ、こういうことであったわけですが、戦後、その事情が変わって非常に大衆化して、特別高額所得者でなくても、普通に仕事を持って、そして給与を得る、所得を得ておるという者であるならば所得税というものはかかってくる、こういうふうなことになってきているわけですが、最近いよいよそういう傾向が……

第75回国会 大蔵委員会 第17号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○高沢委員 私はきょうは、本年の一月に東京都の新財源構想研究会が発表しました、大都市税制の不公平是正というあの第四次報告、これに沿っての質問が一つと、もう一つは、生命保険の運営に関連する質問、こういう二つでもってお願いをいたしたいと思います。  最初に、新財源構想研究会の方からお願いをいたします。  この報告の中で、東京証券取引所の第一部に上場されている六十社の大企業、もっともそのうちで七社が赤字であったので実際は五十三社ということになりますが、その五十三社について各企業の有価証券報告書、それから東京都が入手した各企業の税務申告書、こういうふうなものを合わせて税負担の実態の分析をしております。……

第75回国会 大蔵委員会 第24号(1975/04/15、33期、日本社会党)

○高沢委員 酒税法それから製造たばこ定価法に関してこれから御質問をいたしますが、私はその前に、いま大臣から御説明のありました当面の財政事情、これについてはあした一般質問が予定されておりますので、またわが党の同僚議員から十分御質問もあると思いますが、しかし、私のいま感じたことは、この国会の初めに大臣から行われました財政演説の中身よりも、きょうのこの御説明の中身の方がはるかに重大な、しかもまたいろいろな意味で具体的な内容が含まれていると思うのであります。したがいまして、この中身自体をこれから国会の場でどう審議するかというふうなことについては、私たちも十分そういう審議の場を持たなきゃならぬと思います……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 大蔵委員会 第4号(1975/11/19、33期、日本社会党)

○高沢委員 私は、初め大臣に質問をいたしまして、あとはまた具体論に入ればそれぞれの担当の局長さんにお願いをいたしたいと思います。  ことしの、この発行することになった赤字国債の問題ですが、結局、戦後のわが国の財政の歴史で、国債を出し始めるようになった直接の契機は、昭和四十年の不況のときで、このときに、四十年に赤字国債の発行があって、四十一年以降は建設国債ということで来て、それでことしまた二度目の赤字国債というふうなことになっているわけです。四十年の赤字国債のときも、その当時の経済事情を振り返ると、非常に異常な不況状態ということがありまして、当初の予算で予定しただけの歳入が入ってこないというよう……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 大蔵委員会 第6号(1976/04/27、33期、日本社会党)

○高沢委員 大臣のおられる間、大変時間が短時間ですから、ごく、一、二の点だけ集約的に大臣にお尋ねをしたいと思います。  一つは、ことし五十一年度の所得税の減税が見送りになったということに関係してお尋ねをしたいと思うのですが、このことに関して、大臣がよく言われた言葉で、もう毎年所得税減税もやってきた、そしてわが国の課税最低限も相当程度に高くもなっているし、また、いまの経済情勢ということから見て、ことしは所得税の減税は一服をしてもらう、こういう考えだという言い方をされているわけです。ことしは一服というふうな大臣の表現であったわけですが、そういたしますと、来年は一体その一服を続けるのか、来年は従来の……

第77回国会 大蔵委員会 第11号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○高沢委員 大臣に私、やはり最初の導入部分ですから、少し基本的なことをお尋ねしたいのですが、昭和四十年、四十一年ごろ、ちょうど国債の本格的な発行が始まったころに、こういうような議論があったことは御承知だと思うのです。企業もそれぞれ赤字でみんな借金しておる。家計もみんな赤字で借金しておる。ところが、国だけは借金をしていない。そこで、もうここら辺で国も借金すべきだ。そして国が借金をするその分でいわば減税もやって、企業や家計が黒字になるようにさしたらどうだというような議論があったことを、私は記憶するわけなんです。これはお名前を言えば、当時の福田大蔵大臣の御意見であったわけなんですね。つまり、いまや国……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 大蔵委員会 第1号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○高沢委員 きょうは大臣もいらっしゃいますので、私は大臣また岩瀬理財局長、吉岡理財局次長にお答えをお願いしたいと思いますが、最近大蔵省が決められました米軍基地の跡地の処分の方針、いわゆる三分割有償方式、これについてお尋ねをいたしたいと思います。  私たちはこの三分割有償方式というやり方には反対でございまして、そのやり方を是正していただくために今後いろいろなこともまたいたしたいと思いますが、きょうはそういうことの前提として、このやり方について大蔵当局がどういうふうなお考えを持っておられるかをお尋ねするということでひとつお聞きをしたいと思います。  私、最初にお尋ねしたいことは、この三分割有償方式……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○高沢分科員 初めに、防衛施設庁にお尋ねをしたいわけであります。日本にある米軍の基地の関係でありますが、この多くは、御承知のとおり旧日本軍の時代に、土地を当時の、強権的な権力で取り上げられて、それが戦後アメリカ軍に接収され、引き継がれ、また場所によっては米軍の接収の際に、さらにまた新たに民有地を拡張して接収されるというふうなこともあって、以来二十数年、そういうふうな米軍基地の周辺で生活をしてきた、そのために多くの有形無形の被害を受けてきておる、こういう基地の周辺の住民の立場があるわけであります。しかもアメリカ軍への基地の提供は、日米安保条約に基づいて政府がやってきたわけでありますから、その点に……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○高沢分科員 私、主として入場税の問題を中心にお尋ねしたいわけですが、その前に、その前提として、国の財政政策の基本が国民の福祉や幸福に貢献することである、こういうことだと思うのですが、ことに最近のようにわが国の国民の生活のあり方が、いわば非常に物質的な、そういうふうな状況が進んできておる。これは経済の高度成長ということが背景にあると思うし、その中でも特に私は、インフレーションというものがそういうふうな社会風潮を非常に進めている根源である、こういうふうに考えるわけですが、そうであればあるほど国の政策としては、国民の生活の中での文化的な側面あるいは精神的な側面ですね、こういうものを助長するような、……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○高沢分科員 大臣、たいへん連続して御苦労さまでございます。また住宅公団の総裁、たいへん御苦労さまでございます。  先日私、自分の地元に石神井団地という公団の団地がありまして、そこでちょうど住民集会が行なわれているときに招かれて、いわゆるいま問題になっておる共益費の値上げの問題でいろいろ事情をお聞きしました。きょうはそのことをお尋ねしたい、こういうことであります。  それで、初めに、今回の共益費の値上げですが、この東京地区でいえば東京支所の管内で三十八団地、平均五三・四%、それから関東支所の管内で三十六団地、平均六五%、こういう値上げの幅で、これはいずれもこの四月から実施する、こういうことで、……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○高沢分科員 山口委員それから山本委員に引き続きまして、私も、この国会で仕事をされている職員の皆さんの待遇の問題に関係することでお尋ねをしたいと思います。  たとえば、衆議院であれば、この衆議院で仕事をされている方の数は約千八百名、この皆さんの、たとえば人事の異動や交流というふうなことも、その千八百という枠の中で動いておるというふうなことで、たとえて言えば、非常に小さいたらいの中での異動ということになっておりますから、したがって私は、そういう条件から、国会の職員の皆さんの人事というものは、一般的に言って非常に停滞しがちになるということは、これはある程度やむを得ない、そういう前提の事情はあると思……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○高沢分科員 河川局長、また大臣が戻られましたら大臣にもお願いをしたいと思います。  河川行政を進めるに当たって、東京では中小河川の改修、これが住民の生活にとって非常に決定的な関係を持っております。そこで、この改修が順調に進まないと、たとえば一時間に三十ミリの雨が降るとかあるいは五十ミリの雨が降るというふうなことになると、東京のような町でももうたちまち溢水、洪水、そして水がつくというふうな事態になるわけですが、いままで統計的に河川局で見られて、東京で一時間三十ミリ以上あるいは五十ミリ以上というような雨の降った頻度といいますか、それをまずお聞きしたいと思います。



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データ更新日:2023/02/05

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