このページでは高沢寅男衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○高沢委員 大臣、先日は中曽根総理とともに中国訪問、大変御苦労さまでございました。 そこで最初に、中国の外交のあり方、あるいはそれに関連して我が国の外交のあるべき基本姿勢で、一つだけお尋ねしたいと思います。 私は、今の中国の外交のあり方は、一言で言えば一種の全方位外交をやっておるということではないかと思います。対アメリカ関係、対日本、それから西欧の西側の諸国、さらにはまた、いわゆる発展途上国はもちろんでありますが、今までは断絶をしていたソ連とも今や会談をずっと継続、ソ連と断絶したときに同じように東ヨーロッパの社会主義諸国とも断絶していたのがこれも今やいずれもずっと回復をしてきておるというよ……
○高沢委員 午前中河上委員から先般中曽根総理と外務大臣が中国を訪問された関係でいろいろお尋ねがありましたけれども、私もそれに関連してこれから若干の御質問をいたしたいと思います。 今度中国を訪問された総理、外務大臣と中国側の指導者とのお話し合いの中で、いろいろ経済の関係とかその他もありましたが、政治的な問題で一番重要なポイントは、いかなることがあっても朝鮮半島で戦争を起こしてはならぬ、起こさせてはならぬということを確認された、これで意見が一致した、私はこれが一番重要なポイントであった、こう思うわけです。そして、全面的にそういう立場を支持するつもりでございます。 ただ、それにしてはいささかちぐ……
○高沢委員 初めに熱帯木材についてお尋ねをし、出版物の国際交換は後でまたお尋ねをいたしたいと思います。
今まで我が国はいろいろの商品協定に加入をしておりますが、しかし今回の熱帯木材ほど我が国の貿易シェアが高いものはないと思います。そういう点におきまして、この国際熱帯木材協定というものはその最大の輸入国である日本にとっては非常に重要な協定である、こう思うわけでありますが、今回この協定に我が国が参加するその意義あるいはそのメリットをまず総論的にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁にありました昭和五十一年のUNCTADの第四回総会、ここで一次産品総合計画が採択され、それに基づいて五……
○高沢委員 最近の国際情勢を見ますと、例えばニカラグアで機雷の封鎖というような問題がありました。あるいはペルシャ湾がいつ封鎖されるかというふうな心配も持たれておる。あるいは日本も三海峡封鎖というふうな議論が出ておりますが、こういうことは本当にやるとするといわゆる海上封鎖ということになるわけです。
そこで最初に、この海上封鎖というのは国際法上一体どういう概念のものであり、どういうことをやることを海上封鎖というのか、まずその基本論からお尋ねをしたいと思います。御説明をお願いします。
【次の発言】 今の御説明を踏まえて、それではいわゆる国際法上の海上封鎖というふうなものをもしやるとしたらどういう要……
○高沢委員 私は、日本とマレーシアとの国際郵便為替の約定についてお尋ねをしたいと思います。
初めに、マレーシアという国についてのある程度総論的なお尋ねをいたしたいと思います。
マレーシアではブミプトラ政策、新経済政策、こういう政策が一九七一年から九〇年までということで行われている。そのもとに、現在は第四次のマレーシア計画が実施中、こう言われておりますが、これらの政策といいますか、計画といいますか、これはどういうふうな特徴を持ったものであるのか、それをまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 時間が制約されますので少しまとめてお尋ねをしたいと思いますが、今説明されたようなそういう新経済……
○高沢委員 一つの国会で一回は総理が外務委員会に出席される、きょうはその約束を実現されたということにまず評価を申し上げたいと思います。今後ともひとつよろしくお願いいたしたいと思います。 私は、防衛費の一%枠、この問題を中心にしてまずお尋ねをいたしたいと思います。 総理も御記憶のとおり、昭和五十九年度の予算案の審議の過程で、我が党の田邊書記長を初めとして多くの委員の方から一%枠の問題の質問がありまして、総理からは繰り返して我が内閣は一%の枠を守っていく、こういうふうな御答弁がずっとあったわけであります。私はこの総理のお立場をしっかりと評価して、それを踏まえた上で次の問題をお尋ねしたいと思うの……
○高沢委員 大臣、七月六日から韓国にいらっしゃるという御予定で大変御苦労さまでございます。韓国へ行かれる大臣のその外交日程の中で、全斗煥大統領の訪日の問題について何か固めてくるというようなことも報道では出されておりますが、最初にそのことについて一、二お尋ねしたいと思います。 既に大臣も御承知かと思いますが、我が党といたしましては全斗煥大統領を日本へ今は招くべきではない、あるいはまた来るべきではない、こういうような態度を決めております。これは、一つは今の時期という問題と、それから全斗煥大統領その人の問題と両面の意味がありますが、せっかく今朝鮮半島の問題の平和的解決のための三者会談というものも提……
○高沢委員 ただいま小林委員から、カンボジア問題の外務大臣の三項目提案のお尋ねがありました。私も、それを受けてまずお尋ねしたいと思います。
あの三項目提案について、ASEANの諸国はその会議で皆承知しておられるわけですが、中国なりあるいはベトナム、これらの国に外交上のルートを通じてあの提案を説明される、相手の態度を求めるというふうな措置をとられたかどうか、いかがでしょう。
【次の発言】 ベトナムが外務大臣の三項目提案を聞いた、それに対して、では彼らはどういう態度や方針を出してくるかは、いわばこれからの問題ということになろうかと思いますが、それとの関連で、ベトナム軍がカンボジアから完全に撤退す……
○高沢委員 先ほど土井委員から、事前協議の問題でいろいろお尋ねいたしました。 それで、最初に外務大臣にお願いいたしたいのですが、核の持ち込みあるいは重大な米軍の配置の変更、それから日本から極東地区への出動、こういう三つのケースについては事前協議をする、これはアメリカ側の義務であると非常にはっきりきょうお答えがあったわけですが、そのアメリカ側の義務であるということは、我が日本政府は今そういうお答えがありましたが、アメリカ側は果たして義務として認識をしているのかどうか、これが第一。 それから第二には、認識をしているとすれば、アメリカの義務であるということをいつ、日本のだれとアメリカのだれがそう……
○高沢委員 私は、まず大臣に、先ほどの漁業協定の審議の中でも随分御議論がありましたが、日ソ間の関係の正常化あるいは対話の進め方、こういうことについて御所見をお伺いをしたいと思います。 率直に言って、ここ数年来、日ソの関係というのは非常に冷たい関係、こういうような状態にあったわけですが、これからは言うならばできるだけ温かい関係にしていかなければいかぬというふうに考えるわけです。先ほど決定されました漁業協定のあの締結にも関連して、大臣も、ことしは日ソの関係で言えば関係回復のための元年であるというふうな表現も使われましたが、関係改善のためのこれからの進め方について、まず総論的な大臣の御所見をお伺い……
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