このページでは高沢寅男衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○高沢委員 私は、午前中の土井委員の質問がリムパックの問題でずっと集中的に行われた、それに加えて一問だけお尋ねして、それが済みましたら防衛庁は結構でございます。 土井委員の質問もそうであったのでありますが、いま、リムパックの訓練演習参加のポイントが、これが日本の自衛隊の集団自衛権の行使につながるようなものになるんじゃないのか、こういう点から問題になっていることは御承知のとおりです。そこで、そのことの判断のために土井委員は午前中の質問で、従来ハワイでやっていたアメリカと日本の自衛隊の二国間の訓練演習の資料とか、あるいはまた今回のリムパックへの参加のアメリカ側との間における話し合いの内容等の資料……
○高沢委員 大臣に、国際情勢の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。
その前提として、先週のこの外務委員会において、わが党の土井委員からいまのアフガン問題に関連するいわゆる対ソ報復措置の問題でお尋ねをいたしましたが、その際大臣からは、日本の置かれている立場上この種の問題については慎重に対処していく考えである、こういうお答えがございました。きょう私がこれからお尋ねすることにも関連がありますので、もう一度総論として、この対ソ報復措置に関する基本的な立場として大臣のお考えを最初にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 いま基本的な立場と具体的な対応の仕方についてのお考えが示されたわけであ……
○高沢委員 御退席のところを済みません。一言だけ。 先ほど、農業の位置づけが、アメリカにとっては輸出産業である、しかし日本やヨーロッパの国々では、これは輸出産業というよりは社会的な一つの安定剤的な位置づけだとおっしゃって、私もそのとおりだと思うのですが、ただアメリカの場合、物すごい工業国で、工業製品の輸出国であり、同時に物すごい農業国で、農産物の輸出国であるという特殊性は、これはもうアメリカだけじゃないかという感じがいたしますが、そのアメリカと日本との間はどうしても大きな貿易関係がありますから、将来にわたってこういう農産物問題のトラブルは続く、私は御指摘のとおりだと思いますが、このラウンドの……
○高沢委員 私は、まず大来外務大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、今度の東京ラウンドの交渉は一九七三年九月十四日の東京宣言からスタートしているということでありますが、その東京宣言の中にはこういうふうな文章があるわけであります。 世界貿易の自由化政策は、これまでのショッ クや不均衡から世界経済を守る通貨制度をつく る努力が並行してなされない限り、成功裏に進 めることはできない。 閣僚は、貿易の分野で始まらんとしている努 力は、秩序ある状態を維持し安定した公平な通 貨制度を確立する努力が引き続き行われること を想定しているということを忘れないであろ う。 また、閣僚は、……
○高沢委員 大来大臣、先日アメリカを訪問されてお帰りになったわけでありますが、その前後に、大臣の訪米に関する、またその中でも、訪米されればアメリカ側から日本の防衛費の増額についていろいろの要望が出るだろう、こういうようなことでいろいろな観測があったり、あるいはまたその観測に対して外務省の首脳の見解というものがしばしば新聞に報道されるというふうなことがあったわけであります。 それで、私考えてみますのに、その一連の前後の新聞をずっともう一度振り返ってみまして、この国会の論議の中で必ずしも明らかになっていないことまで含めてそうした外務省首脳の見解というようなものがしばしば新聞に報道される、また場合……
○高沢委員 私は最初に、菌寄託ブダペスト条約について、まずお尋ねをいたしたいと思います。それからその後租税関係の五条約についてお尋ねをする、こういうふうな順序で進めてまいりたいと思います。 まず、ブダペスト条約でありますが、これは外務省からいただきましたこの条約に関する各国の署名状況という資料を拝見いたしますと、これには日本はまだ署名済みということになっていない、つまり日本は署名をしていない、こういう現状であるわけですが、これはなぜかということをまずお尋ねをしたいと思います。 そして同時に、いまこういうふうに審議が行われているわけでありますが、この国会でこの条約の承認が行われて批准の手続が……
○高沢委員 大臣、ひとつお尋ねをいたしたいと思います。 御承知のとおりの経過でアメリカのカーター大統領からイランに対する政策の発表があったわけであります。これにはもちろんいろいろな経過があったわけですが、ともかくわれわれから見れば非常に突然の政策決定、こういう形でイランに対する外交関係の断絶あるいは経済の断交あるいはまたビザの発給も停止するというような、そういう措置の発表がございました。 それで、まずこのことについてお尋ねしたいことは、こういうふうな決定がアメリカによってなされるに当たって日本の政府に対して事前の相談とかあるいは通告とかいうふうなことはなかった、こういうふうに私たちはニュー……
○高沢委員 私は、ただいま委員長から列挙されました案件の中で、国際連合工業開発機関憲章、国際天然ゴム協定、日本国とフィリピン共和国との間の小包郵便約定、この三つについて、その順番で御質問をいたしたいと思います。 初めに、国際連合工業開発機関の憲章についてでありますが、昭和四十一年の第二十一回国連総会でこの機関の設立が決められたわけであります。それを受けて今度は昭和五十年のいわゆるリマ宣言で、これを国連の専門機関として独立させるということを決めて、その専門機関として独立させることを五十四年四月のウィーンにおける会議で憲章を決める、こういうふうな形になったわけであります。 そこで、この憲章のい……
○高沢委員 まず、大臣には大変御告労さま、こう申し上げたいと思います。お疲れのところをまたこうやって質問を申し上げて大変恐縮でありますが、重要な問題でありますので、ひとつお許しをいただきたいと思います。 初めに、やや総論のような形になりますが、私は、今度ECの外相理事会でああいうふうな措置を決定されて、行われる、日本もそれに同調して行われるということで、しかしそれで果たして相手のイランに対して、それでは人質の解放をしましょうというふうにさせる結果になると見ておられるのかどうか、その辺の大臣の見通し、これをまずお聞きをいたしたいと思います。
○高沢委員 私はきょうは、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約、それから千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約に関する千九百七十八年の議定書、この二件について御質問をいたしたいと思います。大変長い表題になりますので、七四年の人命の安全のための国際条約は以後七四年のSOLAS、七八年の議定書は七八年のSOLASというような呼び方でいたしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 初めにお尋ねいたしたいことは、七四年のSOLASの前に締結されました六〇年のSOLASがあるわけでありますが、この六〇年のSOLASは締約国が百カ国、こういうふうにお聞きをいたしてお……
○高沢委員 私は、日独租税協定の修正補足議定書について若干の御質問をいたしたいと思います。
初めに、この協定の対象になっております所得税にせよ財産税にせよ法人税にせよ、いずれもドイツとしてはドイツ連邦共和国の税目であるわけですが、そのほかにドイツには十一の州があります。また、州もそれぞれの税法、税制を持っておるはずでありますが、わが国の法人、個人のドイツにおけるいろいろな経済活動、それがこの州の税法、税制との関係においてどういうかかわりになっているか、どういう影響を受けているか、こういう面をまず最初にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 ドイツ連邦共和国で財産税法が改正されて、向こう……
○高沢委員 私は、日加原子力協定の改正議定書について御質問をいたしたいと思います。
まず、わが国は核防条約によって、国際原子力機関から原子力発電に関するいろいろなことの査察を受ける立場にあるわけですが、今回のこの日加原子力協定によりましてまたカナダから規制を受ける、こういう関係になりますが、この核防条約の規制と二国間条約のカナダとの関係における規制の相互関係、重複する面もありましょうし相互補完の面もありましょうし、その関係について最初に御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、今度は日米と日加の関係になりますが、わが国がカナダから輸入する天然ウランは、アメリカで濃縮されてわが……
○高沢委員 きょうは大臣に、韓国の情勢が非常に激動、そういう情勢になっておりますので、このことを中心にして私は御質問をいたしたい、こう考えます。 まず、その関係に入る前に、これは、この前アメリカを訪問された、総理と一緒に行かれてお帰りになった、そのときの外務委員会の質問の中でもちょっと出た質問の繰り返しになるわけですが、総理大臣あるいは外務大臣がカーター大統領と会談をされたそのやりとりの中で、カーター大統領が韓国の情勢についての意見を表明された。その表明された内容が、いまの韓国は言うならば、具体的に言えば全斗換、韓国の司令官になるわけですが、軍の権限あるいはまた情報関係あるいは保安関係、そう……
○高沢分科員 私は、国会の職員の待遇、とりわけ級別定数あるいは定員の増加、こういう問題でお尋ねをしたいと思うのでありますが、事務総長御存じのとおり、毎年のこの分科会で、このテーマで私お尋ねしてきておりますが、今回もまた重ねてお尋ねをしながら、お答えの中での前進をひとつ期待したい、こう思います。 事柄の性格上、やはり国会という立法機関、そこで働く職員の人たちの仕事の特殊性、置かれた立場の特殊性ということについて初めに申し上げて、質問に入りたいと思います。 この立法機関であり、また国権の最高機関である国会には、一般職とは非常に異なるさまざまな勤務の特殊性があります。当然それに見合った待遇がなさ……
○高沢分科員 御苦労さまでございます。 きょう、私、池袋駅の改造の問題についてお尋ねをしたいわけでありますが、これは主に国鉄総裁を初めとして国鉄の皆さんにお尋ねすることになると思います。運輸大臣には若干の御質問がありますけれどもそれほどありませんので、あと大臣は何か途中で退席される御予定があるそうでございますが、それは結構でございます。大臣には初めの方でお尋ねいたします。 そこで、まず第一でございますが、一月二十一日に国鉄の当局が国鉄の池袋駅の改造計画を発表された。三月から着工するというふうに発表されたわけです。しかし、これに対して地元の豊島区の区議会、こちらの方から待ったがかかっておる、……
○高沢分科員 私は、東京の豊島区東池袋三丁目、現在ここは池袋サンシャインシティーと呼ばれておりますが、これは旧東京拘置所の跡地であります。いま、ここに公園を建設するということが進んでおりまして、その公園の中に、戦争裁判の遺跡を保存する措置をとる、こういう問題がいま出ています。このことについてお尋ねをいたしたいと思います。 初めに、法務省の増井課長にお尋ねをいたしますが、この問題の出てきた発端は、昭和三十九年七月三日に、当時の閣議で、東京拘置所の敷地の一部を戦争裁判の遺跡として保存する、こういうことが閣議了解で決定をされた。その後、いろいろの経過がありましたが、それは省略いたしまして、昭和五十……
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