このページでは深谷隆司衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○深谷委員 私は、いま非常に大きな課題になっております日中航空協定について、大臣に伺いたいと思うのです。 御承知のように、田中総理が訪中をして日中国交回復はきわめて敏速に行なわれたわけであります。その中で、特に日中の航空協定については、できるだけすみやかに、しかも最初にこれを行なうのだというような意向が盛られてきたわけでございますが、あれ以来五カ月を経過している今日、どうもこの日中航空協定の締結がおくれている、そういう感じが免れないと私どもは思うわけでございます。きょうも日本側の交渉団が羽田を立って、この問題のために、事務レベルの折衝でありましょうけれども、出発をいたしました。今日の世論など……
○深谷委員 昨年の日中国交回復以来、特に経済関係はかなり拡大をされてきておるわけです。そのピッチはかなり急ピッチだと言われているわけなんですが、いままでの経済交流というのは、覚書貿易とかあるいは友好貿易というような民間協定にささえられてきたわけです。そこで、一日も早く政府間の協定でこれを実施するような方向というものが望まれているわけでありますが、八月の時点でも、この日中の通商協定についての交渉はほぼ終わったというふうに私たちは聞いておったわけであります。つまり、調印も間近である、このように理解をしておったわけでありますが、いまだに調印に達していないのは一体どういうわけなのか、まずこの辺の経緯に……
○深谷委員 きょうはたいへん貴重なお話をありがとうございました。私は東京出身の代議士で、しかも下町の浅草というところに住んでおりますから、特にこの地震による災害については非常な関心と不安を持っている一人であります。 そこで高山先生にお尋ねをいたしたいのでありますが、昭和四十三年の十勝沖地震の際に火災が相当発生をいたしましたが、そのときに先生方が追跡調査をされまして、出火の原因についてお調べになったところが、その四〇%は石油ストーブから起こっておるということが明らかになったようであります。特に、たとえば当時の記録でいきますと、十和田市の全世帯の一五・八%の家庭が石油ストーブを使った場合に、この……
○深谷委員 人間形成の上で幼児教育がきわめて大切であることは申し上げるまでもないことですが、そこで私は、文部大臣に幼稚園教育について若干お尋ねをしてまいりたい、こう思います。 文部省は、三十九年に幼稚園教育振興計画を立てて、人口一万人以上の市町村における就園率を六三・五%までに高めることを目標にして御努力をなされ、それから就園率はきわめて順調に伸びて、現在では園児数だけでも実に百八十六万人に及んでいる。これは幼児教育に対する文部省の熱意のあらわれと一応評価できると思うのです。 しかし、厳密に検討してまいりますと、どうも数をふやすということに熱心であるけれども、迎え入れる側の体制というものが十……
○深谷委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、教育職員免許法等の一部を改正する法律案に賛成するものであります。 このたびの改正法案の主眼とするところは、免許状授与の特例として、新たな教員資格認定試験の制度を設けようとするものでありますが、初等中等教育の充実向上のため、教育界に広く人材を集めることが要請されている今日、大学における通常の教員養成のコースを歩んでこなかった者であっても、必要な資質、能力を備えていることが実証されれば教職への道が開かれるようにすることは、小学校教員や高等学校、特殊教育の特定の分野の教員の確保の面における要請とも合致し、時宜を得た施策であると考えます。 なお、この……
○深谷委員 ただいま永末委員もお話の中に触れられた件で、シンガポールの石油施設の爆破事件並びにクウェート大使館の占拠事件の結末の問題からまずお尋ねをしたいと思うのです。 幸いなことに、各国の協力と外務省、日本政府の努力で、人命はそこなわれないで無事に解決はいたしました。しかし、この問題の解決にあたっての外務省並びに日本政府の行動がすべて正しかったから、解決したとは限らない。そういう問題が残っておると思うのです。特にこのたびの、人命に損傷なしに救出されたというこの解決にあたりましては、イエメン政府のとった態度というものがきわめて大きな役割りを果たしておったことは私が申し上げるまでもありません。……
○深谷委員 毎年入学の時期になりますと、必ず大きな問題になっておりますのが、一つは授業料の問題であります。それからもう一つは寄付金、特にやみ寄付金の問題をめぐりましては、昨年も相当騒がれて、この委員会でも論議がなされておるわけでございます。そこで、私はこの二つの点からまず質問をいたしてまいりたいと思います。 私立大学の中でも、特に医大それから歯科大、こういうところの授業料の値上げが非常に目立っておる感じがいたします。医大の場合には、二十六校のうち六校までが授業料の値上げをすでに決定しており、歯科大学の場合には、十四校のうち八校が値上げを決定しておりますが、こういう授業料の値上げの動きについて……
○深谷委員 本日は、専門的な分野の方々の御出席をいただいて、貴重な御意見をお聞かせ願いまして本当にありがとうございました。振動規制法という、まことに、いわば未開の、初めて行う法律でございますので、私たちも含めて相当、勉強しなければ十分な正しい理解ができない、そういう状態でございますので、本日の意見は、まことに参考になりまして、われわれも、さらにこの問題についての研究を重ねてまいりたいと思います。そこで、そういうようなむずかしい問題でありますだけに、さまざまな疑問、問題等々があるようでございますので、率直にお尋ねをして、皆様の御意見を参考にさせていただきたいと思います。 亘理参考人に、まず御質……
○深谷委員 わが国初めての試みである振動規制法案、同時にこれは世界的にも、かつて例のない、まことに新しい法律でございまして、その意味では、これをこのたび提案なさったお考え、そして、その決意に敬意を表する次第であります。しかし一方においては、とにかく初めての試みであるだけに、その内容においても、さまざまな問題点があると思われます。特に環境庁長官といたしましては、この規制法案の提出に当たり、どのような決意、抱負を持って臨んでおられるか、そういう点を、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 世界各国でとにかく例がないということで、恐らく、これから先、わが国の振動規制法案というものは各国の参考例……
○深谷委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、吉田法晴君を委員長に推薦したいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○深谷分科員 最近の新聞やテレビの報道によりますと、新幹線をめぐるトラブルが非常に多くなってきた。たとえば騒音公害とか、あるいはこれからできようとする東北新幹線、上越新幹線をめぐって、このルートでは困るとか、ここに駅をつくってくれとか、さまざまな問題が起こり、しかもそれがトラブルになっている。一体こういう原因はどこにあるとお考えか、まず伺いたい。
【次の発言】 いまあなたからはからずも、従来の新幹線をつくる場合に、たとえば安全性とかスピード性とか、そういうことばかりに力を入れておって、公害といったような問題についてはいささか配慮を欠いておったとおっしゃった。言いかえれば、地域住民に対する考え方……
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