このページでは新村勝雄衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○新村委員 私は、成田空港の問題について、まず大臣に所信を伺いたいのですが、成田空港の現状及び将来について大臣はどうお考えですか。
【次の発言】 成田空港がその後順調に推移をしているなどということでは、これは大臣の認識を疑うわけでありまして、とんでもない話であります。この工事は、政治と公共事業、それから国民と公共事業のかかわり合いの問題を最も深刻に呈示をした、いまだかつてない問題を含んでおると思うのです。そして、当初からの問題が何一つ根本的には解決をされずに今日に至っておるということだと思うのですね。二期工事の問題にいたしましても、それから油の輸送の問題にいたしましても、周辺の整備の問題にして……
○新村委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○新村委員 私は、最近の土地の高騰の問題を中心にして都市計画法の問題を伺いたいと思います。大臣からお伺いしたいのですけれども、お見えにならないということで、都市局長お見えになっておりますか。幾つかの点について順次お伺いをいたしたいと思います。
まず、最近の地価の高騰は異常なものがございまして、このために宅地を求める、あるいは安住の地を求める人たち、大多数の国民に大変な不安を与えておるわけでありますけれども、最近のこの地価の高騰の状況を当局はどのように認識をされておりますか。
【次の発言】 土地問題は物価問題の中でその中枢を占めるきわめて大切な問題ではないかと思います。そして最近の物価動向等を……
○新村委員 私は、スモンの問題について厚生大臣にお伺いをしたいと思います。 最近、医療あるいは薬務行政について多くの問題を引き起こしておりますが、その中でスモンの問題はきわめて深刻な問題を提起しておる、そして悲惨な事態であったわけです。そして、この問題についてはすでにもう論じ尽くされ、その解決の方向が明らかになっておるわけでありますけれども、それに反して実態は必ずしもそういっていないようであります。 昨年の九月十五日にいわゆる確認書なるものが調印をされて、解決の方向が明示されたわけでありますけれども、該当患者の七割は裁判所で和解、そして和解金の受領をしたと思いますが、あと三割については依然……
○新村委員 最初に会計検査院長にお伺いをいたします。 会計検査院法の改正、これはすでに論議を尽くされ、しかも待望の案であるわけであります。申し上げるまでもなく、国政の執行は最も厳正に行わなければなりませんし、特に財政再建が叫ばれておる現状におきましては、なおさら国民の税金の効率的なしかも正しい使用が要請をされておるわけであります。こういう中にあって、会計検査院の使命はますます重くなるわけでありますし、会計検査院の陣容の強化、それからまた同時に権限の強化ということが要望されておるわけです。そういう状況の中で、またそういう考えのもとに院法の改正というものが考えられ、論議をされたわけでありますけれ……
○新村委員 時間がありませんので、簡単に二、三の点を御質問いたします。
まず大臣にお伺いしたいのですが、アメリカの大統領選挙の結果、レーガン次期大統領が決定したわけでありますけれども、アメリカとわが国との質量ともにきわめて密接な関係にある経済関係、これがどういうような影響を受けるというふうにお考えですか。
【次の発言】 伝えられるところによりますと、それからまた民主党と共和党との政策の差等を見ますと、大きな方向としては、統制経済から自由経済へ、あるいはまた分配の平等よりは経済の効率性を一層強調していく、そしてまた従来の政府の需要管理政策よりは供給政策に重点を置く、そうしてこれはレーガン氏の選……
○新村委員 最初に大臣にお伺いします。
アメリカの大統領選挙によって、近く政権がかわるわけであります。そうしますと、これは当然対日政策、特に経済政策もある程度の変更が予想される。特に日本とアメリカとは、貿易の面で、農業関係の貿易が非常に重要な関係にあるわけであります。そういう点からしまして、大臣として今後の日米関係、特に農業関係の貿易を中心とした日米関係をどういうように見通しておられるか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 日米関係、特に農業を中心として見た場合に、これは食料の安定的な供給ということのために非常に大切であると同時に、また、ある品目については、いま大臣がおっしゃるように、……
○新村委員 大蔵省の問題に入る前に、会計検査院いらっしゃっていますね。お伺いをしたいのですが、最近の報道によりますと、会計検査院では検査機能を強化するために財政監督制度研究会というものをおつくりになるというようなことが言われておりますが、かねてから、会計検査院の院法の改正をして一層その機能を強化すべきであるということが言われておりまして、これについては検査院から政府の方へ要請がすでに出ておる、また、改正案としてわが党からも野党各党の賛成も得まして改正案が出ておるわけでありますけれども、この問題とそれからこの新しい機関との関係、それから新しい機関をおつくりになる意図について伺いたいと思います。
○新村委員 最初にお伺いいたしますが、原子力の開発並びに応用、技術的な研究等は科学技術庁が行っていらっしゃるわけでありますけれども、この予算の構成あるいは決算の内容等を見ますと、確かに原子力の開発、研究についての相当の配慮、成果等があるようでありますけれども、この原子力という問題については、開発あるいは応用と同時に、放射能の人体に対する影響がどういうものであるかということを徹底的に究明をしながら研究を進める必要があると思うのであります。原子力をたとえ平和の目的であろうとも使ってはならぬという議論が依然としてあるわけであります。その問題についての議論はしばらくおくとしても、少なくとも原子力の開発……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○新村委員 私は、いままでの論点に重複しないように幾つかの点を大臣に伺いたいのです。 まず一つは、今回の改正でありますけれども、ロッキードからグラマン、そして最近は富士見病院の事件に至るまで政治資金にまつわる多くの問題が続発をしまして国民に深刻な政治不信を与えておるわけでありますが、こういう状況の中で今回の提案がなされた、これは五年後の見直しということとは別だということでありますけれども、今回の改正の中で政治資金の質的な面に迫る姿勢、あるいは政治資金を明朗ないわゆる透明度の高いものにしていこうという姿勢が残念ながら余り見られないという点は非常に残念に思うわけでありますけれども、この一連の不祥……
○新村委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政治資金規正法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 国民の信頼にこたえ得る清潔な政治を確立することは、民主政治の基礎であり、現下最大の急務であります。ロッキード、グラマン事件から最近の富士見病院の献金問題に至るまで政治資金にかかわる腐敗は後を絶たず、ますます国民の疑惑を深めています。この風潮を一掃するため、金のかからない選挙と日常の政治活動体制を実現することが強く要請されています。 これにこたえるためには、政治資金規正法の抜本改正により資金の質と量を合理的に規制し、明朗なものにして国民の前に明らかにしなければなりません。わが……
○新村委員 最初に、長官にもう一回確かめたいのですが、院法改正に対する政府の態度は先般の一部新聞報道とは全く関係ない、院法改正に対する姿勢は前向きにいささかも変わることなく努力を続ける、こういうことでよろしいわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、まず、いままでの経過を考えまして、衆議院においては三回、参議院においては二回ですか、そのほかに各両院の委員会においても議決をされておる、こういう経過を踏まえて政府も鋭意努力をされておるということは認めるわけでありますけれども、依然としてそれが実現をしていないわけであります。そこで、国会の最高機関性という観点からいたしまして、政府としては、この問……
○新村委員 私は、これは国土庁の広い意味での所管になると思いますけれども、土地区画整理事業に関連をするその中での課税の問題を伺いたいと思うわけです。 その前に、いま日本におきましては、宅地の供給が非常に逼迫をしておる。それが主要な原因で土地の値上がりがかなり顕著であります。消費者物価の平均をはるかに超えて土地の値上がりが続いておるという状況でありますが、国民生活の安定のためにも、やはり地価を安定させるということはきわめて緊急の課題であると思います。その中で土地区画整理事業というものが、地価の安定及び宅地の安定的な供給のためにかなりの役割りを果たしておると思うのですけれども、土地区画整理事業が……
○新村委員 最初に大臣にお伺いしますが、会計検査院の検査につきまして、その中に「架空の名目によって旅費の支出を受け、これを別途に経理していたもの」というようなことが指摘されておりまして、これが五十二、五十四の両年度で四百十二件ということであります。私どもは、環境庁という官庁は特に清潔な官庁であるというイメージを持っているわけでありますけれども、遺憾ながらこういう事実があったということであります。それは人間のやることですから若干の間違いはあるでしょうけれども、少し件数、それから金額も多過ぎるのではないかと思うのです。どうしてこういう間違いが、しかもこういう多くの件数、多くの金額で起こったのか、こ……
○新村委員 少し方向を変えて、防衛庁内の会計経理、そしてまたそれに関連をする内部監査の制度等について、ちょっと伺いたいのです。 会計検査院の報告によりますと、これは五十四年度の決算検査報告の中にあるわけですが、その実態は五十三年度にかなり関係があるわけでありますのでお伺いしたいのですけれども、「本院において、昭和五十五年一月から五月までの間に航空自衛隊補給統制処ほか十二部隊等における物品の管理状況を検査したところ、次のとおり、物品報告書の記載内容が適切でないと認められる事態が見受けられた。」こういうことがあるわけです。そして「物品報告書に記載漏れとなっていたものが二百六十六品目、八百十八個百……
○新村委員 最初に大臣から、憲法に対する大臣の基本的な態度あるいはお考えを伺いたいと思います。
最近、一連の経過がありまして、大臣の憲法に対する御見解についての最終決着が政治的な形でつけられたというような形でありますけれども、あのような形、あるいは現在の国会における憲法に対する論議のあり方、これについて大臣は満足していらっしゃいますか。
【次の発言】 そうしますと、そういう観点からすると、現在の国会における論議のあり方、方法は、大臣のお考えからすれば十分でないということですか。
【次の発言】 いまお答えがありましたように、大臣はしばしば、護憲とそれから憲法論議は別だ、国会の中でも憲法論議は十……
○新村委員 最初に長官から。 すでに出ましたけれども、行政改革の基本理念、これについて、政府は今回こそはということで本気で取り組んでいらっしゃるということはよくわかるのですけれども、それには関係方面、特に国民に十分な理解と納得がなければ成功はしないと思うわけです。従来、政府は、歴代の内閣がいずれも行政改革を唱えない内閣はなかったわけです。ところが実際に、その実効は余り上がっていない。たとえば五十二年十二月二十三日、閣議決定による行政改革の推進というものがあるわけなんですけれども、それらを見ても行政改革の基本理念、大げさに言えば哲学というものが明らかにされていない。今回においても、金を減らし、……
○新村委員 大臣がお忙しいようでありますので、大臣にお伺いすることをまとめて先にお願いをしたいと思います。 最初に、医師の国家試験の問題が漏れた、あるいは一部の大学の問題と重複をしておるというふうな件が報道されております。前に山口大学の卒業試験と国家試験がダブっておるという問題、さらに滋賀医大の教授が前日に自分の教え子の合宿先を訪問して云々というようなこともありまして、医師の国家試験に対する疑惑が幾つか指摘をされておるわけでありますけれども、これはきわめて重大な問題であります。それからさらに最近は、文部省の問題でありますけれども、私立大学において一連の不祥事が指摘をされております。 いやし……
○新村委員 まず最初に敦賀原発の問題について、すでに論議が行われておりますけれども、なるべく重複しないように幾つかの点を伺ってまいりたいと思います。 言うまでもなく、原発が完全にしかも安全に運転されるためにはその全体の施設がお互いに整合性を保ちながら、しかも有機的に作動していなければならないはずでありますけれども、報道あるいは先ほどの御説明によりますと、廃棄物の処理をする建屋と排水口との関係がうまくいかなかった。本来ならば排水口には放射性物質が全く出ないはずでありますけれども、それが出ておるというようなことでありまして、これは原発の施設を全面的に再検討する、あるいはまたその設計の段階でそうい……
○新村委員 私は、最初に大臣にお伺いをしたいわけですが、春闘はほぼ山を越えたわけでありまして、ことしの賃上げの状況はほぼ先が見えたわけでありますけれども、ことしの春闘の経過、そしてまたその中で決まりましたあるいは決まりつつある賃金の水準、それからまた、それが日本経済に及ぼす影響というようなことも含めて、ひとつ御感想を伺いたいわけです。
【次の発言】 大臣のお立場はおっしゃるとおりだと思いますけれども、やはり春闘の成果というか、そこで決まった賃金水準は日本の経済活動、経済成長の中でもきわめて大きな役割りを果たすわけであります。そういった意味で、これは鈴木内閣の閣僚の一人として、日本の安定的な経済……
○新村委員 最初に大臣にお伺いしたいのですが、これは所管外と言えばそれまでですけれども、鈴木内閣の国務大臣としてのお考えをいただきたいのです。 いま核の持ち込みという問題が最大の政治上の問題として論議をされておりますが、考えてみると、これほどおかしな話はないわけでありまして、歴代の内閣は非核三原則を堅持するとおっしゃっておるわけであります。ところが、その三原則が果たして守られているかどうかということについてのチェックの方法が全くない。アメリカの事前協議がないから入っていないのだろう、それを信じているということだけであっては、いまや国民は納得のできない段階に来ているのではないかと思うわけです。……
○新村委員 最初に大臣にお伺いをいたします。
最近青少年の犯罪がマスコミ等において目立つようでございます。特にその犯罪が青少年のうちで低い年齢の層に移りつつある、こういう傾向を指摘をされておるわけでありまして、これは教育上きわめて重要な問題であるし、ぜひともそういう危険な傾向は、早期のうちにその原因を十分究明をして解決をしなければならない教育上の課題だと思いますけれども、大臣にはそれをどう把握されておるか、あるいはまたどういうふうな対策をお持ちであるか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 青少年の非行につきましては、それが発生する原因はきわめて多種多様であると思います。それからまた、その……
○新村委員 私、最初に流通問題についてお伺いをしたいと思います。 それは、しょうゆの流通に関する問題でありますが、これがはなはだしく不公正な取引が行われておる事実があるわけであります。いわゆる乱売の事実があるわけであります。もちろん物価が安い方が消費者はよろしいわけでありますし、安いにこしたことはないわけでありますけれども、それが生産性が向上し正しい姿での物価引き下げであればよろしいわけでありますけれども、そうではなくて、流通の過程におけるきわめて不公正な取引の結果そういうことが起こりますと、そのひずみが各方面に及んでいくということになります。特にこの問題は、主としてスーパーが通常価格よりも……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○新村委員 大分議論が煮詰まりましたし、ほとんどの問題点について、すでに議論がなされたわけでありまして、なるべく重複を避けてお伺いをいたしたいと思います。 まず最初に、提案者にお伺いしたいのですけれども、言うまでもなく政治は国民のものであり、したがいまして選挙もまた有権者本位、国民本位のものでなければいけないと思うのですけれども、いままでの選挙法あるいはこの改正案を拝見しましても、必ずしもそういっていないと思うのです。 ややもすると政治家の立場あるいは政党の立場、むしろ選挙で審判を受けるものの立場からの発想によって選挙法がつくられ、あるいは論議され、改正されるという面が非常に濃いわけですね……
○新村委員 私は、日本社会党を代表して、公職選挙法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を申し上げます。 私どもは、選挙の公正は確保しなければならないけれども、選挙中における政治活動は、基本的には自由であるべきであると考えます。 そこで、「政党その他の政治活動を行う団体の宣伝告知のための自動車及び拡声機に関する事項」についてであります。改正案中、「政党その他の政治活動を行う団体の宣伝告知のための自動車及び拡声機に関する改正」に係る部分を削除しようとするものであります。 改正案において禁止しようとしておる自動車及び拡声機は、「政党その他の政治活動を行う団体」が常時継続的に使用してい……
○新村委員 最初に大臣に、日本外交の基本といいますか、その心構えについて伺いたいわけです。
言うまでもなく、日本は武装を捨てて平和国家として再生したわけでございまして、その外交方針は、もちろん平和を基調とし、いわゆる全方位外交、これは福田さんがよく使われたわけでありますが、であるべきだと思います。もちろんこれは、日米の外交を基軸にするということは現実としてあるのでしょうけれども、考え方としては、やはり平和外交しかも全方位ということであろうと思うのですけれども、その考え方、基本的には間違いございませんか。
【次の発言】 ぜひそうありたいのですけれども、どうも外務省さんの中には、力の外交というか……
○新村委員 最初に私は、新東京国際空港についてお尋ねをしたいと思います。
この空港の建設については多くの問題がございまして、開港までに大変な混乱を重ねたわけであります。政府もそれなりに努力はされたと思いますけれども、そういう中で開港を強行いたしました。それ以来数年になるわけでありますけれども、その間におきましても、やはり基本的には問題の解決は何らなされていないわけであります。成田空港の現状について、大臣はどういうふうにお考えであるのか、まずそれを伺いたいと思います。
【次の発言】 公団はおいでになっておりますか。公団の御見解をまず伺いたいと思います。いままでの経過並びに現状及び将来の見通し等……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○新村委員 まず、国鉄さんの御都合があるそうでございますので、最初に国鉄の質問からやりたいと思います。 まず、国鉄の基本方針、特にその中で大都市圏内の大量輸送についてその基本的な方針をお伺いをして、さらに具体的な点を聞きたいと思うのです。 国鉄は、いま大変厳しい状況の中にありますけれども、国鉄の使命、特にその中で大都市圏内の大量輸送に対する需要、これに対する対応は国鉄しかできないわけですね。何かがいかに普及をしましても、とうてい大量輸送という点については国鉄が担当していただかなければならない重要な分野であるわけでありますけれども、この問題についての基本的な方針について、まず伺いたいと思いま……
○新村委員 私はまず最初に沖縄人身被害の補償について伺いたいのですが、昭和五十五年度一般会計予備費使用総調書の十ページですね。沖縄における人身被害者特別支出金の支払いに必要な経費として五十五年度の予備費から四千九十二万八千円支出されておるわけであります。沖縄における返還前のアメリカ施政権下における人身被害に対して、政府がアメリカに対する請求権を放棄して、そのかわりに政府が「実情を調査のうえ、国において適切な措置を講ずるものとする。」これが沖縄復帰対策要綱にあるわけですけれども、これに基づいて支出をされたというふうに考えますけれども、その所要経費が総額幾らであるのか。それから、これが支給が大変お……
○新村委員 最初に宮内庁にお伺いをいたします。
最近の報道等によりまして、三笠宮寛仁親王が皇籍離脱の申し出をされたということが伝えられておりますけれども、これは事実であるのか、あるいはどういう形で行われたのか伺います。
【次の発言】 そういたしますと、御意思が伝えられたということはいまのお話で事実ですね。しかし、体調が十分でないというお話ですけれども、そうしますと宮内庁としては、その御意思は正しく真意が伝えられたのではないというようにも受け取れるわけでありますけれども、その点はどうであるのか。そういうお考えがあるということを宮内庁は確認をされているのか、あるいはそういうことはどうもはっきりし……
○新村委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十五年度及び昭和五十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の六件について不承諾の意思を表明いたします。 予備費の大半は、災害復旧、社会保障関係費、選挙経費などであり、これらについては承諾できます。 しかし、予備費使用の中には、承諾できないものがあります。 昨年の総理の訪米は、共同声明において軍事を含む日米同盟、防衛力増強をアメリカに約束し、わが国の防衛費の突出増額、危険な軍事大国化へ向かわせる要因をつくったものであり、わが党は承認できません。 昭和五十五年度における国民健康保険に対する国庫負……
○新村委員 私は、米価について幾つかの点をお伺いしたいと思うのです。いまちょうど米審の前でございますので、数字的な、具体的な点をお答え願うことはあるいは無理かという気がいたしますけれども、米価に対する大臣の基本的な考え方を伺いたいと思います。 米価というのは、わが国の自由経済の中で、食糧の確保あるいは農業の保護というような見地から、特殊な環境、条件のもとに置かれてまいったわけでありまして、いわゆる政治的に決められておるということでありますけれども、いまちょうど米審の時期を控えて、農業団体あるいは農民は大変強い関心を持っておるわけであります。そこで、農業団体等では、現在の経済情勢あるいは行革等……
○新村委員 文部省にお伺いをいたします。 文部省は昭和五十四年十二月二十七日付で東日本学園大学の理事長に対して、その運営の適切でない面について指導をされております。その内容は「貴学の設立に際し、寄附を行った株式会社のために、昭和五十三年度に同社が有していた負債を肩代わり弁済したこと、貴学の設立及び学部増設に際し寄附を行った個人に対し昭和五十三年度及び昭和五十四年度に無利息で資金の貸与を行っていること及び貴学の運用財産である土地の開発を請け負った株式会社に対し、同開発費の一部に充てる目的で昭和五十三年度に当該開発されたものを含め運用財産である土地を著しく低廉と思われる価格で売却したことは、学校……
○新村委員 最初に外務大臣及び現政府の外交の基本的な姿勢についてお伺いしたいと思いますが、これは前の井上委員も触れておりますので、重複をしないようにお伺いをしたいと思います。 かつて、これは福田総理のときでありましたけれども、日本の基本的な外交姿勢はいわゆる全方位外交である、全方位外交を展開するんだということを折に触れて言っておられたわけであります。その前にもやはりそういう趣旨のことは政府としては言っておられたようであります。それから何年か経過をいたしまして、世界情勢も若干は変わっていると思いますけれども、いわゆる平和国家としての日本は全方位外交でなければならないという考え方に対して、外務大……
○新村委員 最初に、大臣から防衛政策の基本姿勢についてお伺いをいたします。
大臣は、先般日米防衛首脳会議に出席をされまして、アメリカといろいろ防衛について協議をされたと思いますが、その間のいろいろな報道等を伺いますと、従来の日本政府の防衛に関する基本政策あるいは考え方が変わりつつあるのではないかという印象を受けるわけであります。この点について、まず大臣の防衛の基本政策あるいは構想について伺いたいと思います。
【次の発言】 伝えられるところによると、長官は、日米首脳会議を終えられての帰途、新聞会見でいろいろ見解を述べられておりますけれども、その中で「日米防衛問題が転換期を迎えており、従来の惰性……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○新村委員 まず最初に、現在の経済情勢に対する大臣の認識をいただきたいわけですが、その前に、これはきわめて大ざっぱなお伺いでありますけれども、わが国がいま世界で国民総生産が第二位、そしていまや一人当たりのGNIも世界のトップクラスにあるわけです。そして、いま世界的な不況の中にありますけれども、先進諸国がいずれも厳しい経済状況の中にあるわけでありますが、その中でわが国はとにかく失業も比較的少ない、そして成長も、五十六年度はまあとても政府目標には達しないでしょうけれども、とにかく三%前後にはいくのではないかというふうに言われておるわけでありまして、こういう点で、大局的には日本の経済は安定的な発展を……
○新村委員 物価、経済に密接な関係を持っております行政改革は、現在の最大の政治的な課題、それからまた国民にとっても最大の関心事でありまして、その成功はすべての国民が望んでおるわけであります。私どももまた、もちろんこの行革の成功を期待いたしておるわけでありますが、まず、長官の行革に対する基本的な考え方について伺いたいわけです。 行革を実施すべきである、またその合理的な推進によって財政再建、それから日本の経済の活力を回復するということについては異論がないわけでありますけれども、この行革を進めるに当たっての手続の問題、あるいはこれを取り扱う政府の姿勢について伺いたいのですが、この行革を推進しておる……
○新村委員 関連をいたしまして、談合の問題について一つだけお伺いをいたしたいと思います。 なお、私の時間は三十分でありますけれども、時間がちょっと食い込みましたが、大臣が御都合があるそうでありますので、途中であっても二十五分にはお立ちをいただいて結構でございます。よろしくお願いいたします。 時間がありませんので、まず一つの事態を御説明をいたしまして、これについて御答弁を賜りたいと思います。 それは、住宅・都市整備公団の事業執行に当たりまして、この事例は測量でありますけれども、測量の仕事を執行するに当たって、一定の業者がグループをつくって、俗に言う談合のグループをつくり、しかもそのルールを……
○新村委員 私は、最初に大臣から、日本経済の現状をどう認識をされておるかということ、マクロの立場から、日本経済の現状認識について、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣、大変努力をされておりますけれども、依然として、一般の業界、特に中小企業の方面の不況感が非常に強いわけです。ところが長期的に見て、これは日本の資本主義が勃興期にあった明治三十年代から現在までのきわめて長期でありますけれども、この長期の成長率の平均は二・六七だということを言われています。そうしますと、その長期的な経済成長の水準には達しておる、あるいはそれを若干上回っておるというのが現状だと思いますけれども、それに引きかえて非……
○新村委員 最初に、大臣から日本の防衛政策の基本について伺いたいと思います。 戦後の日本の防衛政策をずっと見てみますと、日米安保条約から出発をして、現在でも安保体制は続いておるわけであります。最初は、安保は片務的であると一口に言われておりました。日本が完全にアメリカの戦力の傘の下に入って、日本の安全を確保しよう、こういうことであったと思うのです。それが最近の安保体制は、同じ安保体制であっても、アメリカの強い要請もあってかなり双務的になってきたということが言えると思います。いわゆる防衛分担を日本がこれから積極的にしなければならない、また日本もしよう、こういうような方向になっておるわけであります……
○新村委員 まず最初に、人勧の凍結について大臣のお考えを伺いたいのです。
先ほど大臣は、財政の厳しい現状のもとにおいてはやむを得ないというお話でありましたが、大臣は、この問題の解決、すなわちこの人勧実施ということについて今後とも御努力をなさいますか。
【次の発言】 五十八年度についてはどういうお考えですか。また、見通しはどうですか。
【次の発言】 次に、現在日本の経済は、これは世界経済も同じでありますが、長期の不況の過程にあるわけです。その中で、最近失業率が次第に高まっておりますが、特に一月は二・七二ということで、急に上昇したというわけであります。これについて労働省では、統計の信憑性を疑うわ……
○新村委員 最初に、医療供給体制の問題についてお伺いしたいのですが、臨時行政調査会の基本答申の第一章の中に、医療供給の合理化を図るべきであるということが答申されております。その趣旨は、「地域の実情に応じ、公私医療機関の位置付けを明確にする等総合的かつ効率的な医療供給体制の整備を計画的に進める。国立医療機関については、全国的な視野に立った高度先駆的医療や地域の医療計画における中核的施設としての機能を明確化し、併せてその整理合理化を行う。」こういうふうな臨調の答申があるわけであります。 そこで、まずお伺いしたいのですけれども、この前段の「公私医療機関の位置付けを明確にする等総合的かつ効率的な」と……
○新村委員 総理にお伺いをいたします。
総理はかねてから、総理は国民投票によって選ぶべきだという御主張を持っておられましたけれども、いまでもそういうお考えをお持ちですか。
【次の発言】 そうしますと、そういうお考えはもうない、お捨てになったということですね。
【次の発言】 次の問題ですけれども、いま行政改革が総理の強力な指導によってこれから進められようといたしております。その行政改革あるいは財政再建のもとをなすのは、やはりいかにして財政資金を有効に効率的に使うかということだと思います。そういう考え方からいわゆる会計検査院法の改正ということが出されておる。この問題は、歴代総理が、前向きに取り組……
○新村委員 私は、前に本委員会で質疑をいたしました東日本学園大学の件について、その後の経過をお伺いをしたいと思います。前回、捜査当局はこの事態の成り行きを見守る、こういう答弁をされたわけでありますが、その後の経過を伺いたいわけです。そこで、その要点を申し上げると、これは、この大学の設置そのものが、金もうけあるいは土地転がし、そういうことを意図して行われたのではないか、こういう疑いが持たれておるわけであります。そこで、その問題点は、新日本観光と佐々木真太郎氏が出した金の性格が問題であって、これが果たして寄附金なのかそれとも貸付金なのか、この金の性格をめぐってこの問題が論議をされていたわけです。こ……
○新村委員 最初に、河川の改修についてお伺いしたいのですが、河川改修は一級河川、特に大河川についてはかなり改修が進んで、完全とはまだ言えないと思いますけれども、ほぼ普通の降雨あるいは洪水にはたえ得るということだと思いますが、中小河川、都市河川等については、大河川に比較をしてかなりおくれをとっておるというような実態があるようであります。 そこで、都市河川の改修の問題についてまず伺いたいわけですが、河川法に基づく準用河川については、これは工事をする場合には市町村が補助事業として行うというのが原則のようでございますが、市町村の財政負担が困難で、水害対策が遅遅として進まないという現状があるわけです。……
○新村委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの狩野明男君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、土井たか子君が委員長に御当選になりました。
委員長土井たか子君に本席をお譲りいたします。
○新村委員 いま、公私立の大学、さらに広くは教育機関において多くの問題が指摘をされておるわけです。それは特に私立大学の運営の面について、特に財政的な運営の面について多くの遺憾な事態が指摘をされておるわけでありまして、これはまさに枚挙にいとまがないというほどマスコミをにぎわしておるわけでございます。
そこで、まずお伺いをしたいのですけれども、過去五年間で、公私立を通じていわゆる大学の不祥事件がどのくらいあったのか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 それはどことどこですか。
【次の発言】 いまお挙げになったほかに、公私立てまだまだ相当の事件があるようです。名古屋大学医学部、国立大教官らの……
○新村分科員 私は、すでに商工委員会等で取り上げられた問題でありますが、輸入された不良大豆のその後の経路であります。これが優良大豆並みに食品の流通過程の中へ入っていった、こういう問題でございます。 これについては昨年の五月九日に商工委員会の流通小委員会で取り上げられまして、およその内容については討議されているわけであります。そのときに政府・厚生省及び各関係のところからしかるべき処置をするというようなお約束があったようでありますが、その後の経過、それからまたその後あらわれた若干の問題についてお伺いをしたいと思うわけであります。 まず、この問題についてのその後の厚生省を中心とする処理の状況につ……
○新村分科員 私は土地区画整理組合の事業に関する課税の問題についてお伺いしたいと思います。 土地区画整理組合法による区画整理は、現在の宅地不足に対応するため、あるいはまた良好な住宅地帯をつくるためにきわめて有効な手法として盛んに全国で行われておるわけでありますが、この施行に関して課税の問題が実は起こっておるわけであります。 それは、区画整理組合の事業が完結をしまして、それが清算の段階になった場合に、本件の例では減歩卒が当初の予定よりも少なくて済んだ、そのために構成員に対して追加換地をする必要が起こったということであります。この追加換地に対する課税の問題が実はあるわけであります。これは千葉県……
○新村分科員 私は、競馬の運営について大臣及び競馬会の皆さんにお伺いをいたしたいと思います。 競馬の存在理由については、これは戦前は軍事的な配慮のもとに行われたわけでありますが、現在は別の角度から、国民に健全な娯楽を与える、あるいは優秀な馬を生産するというような新しい現代的な意義のもとに進められておるわけでありますけれども、現在の農林省、そして日本中央競馬会、そしてそのもとにおいて行われておる競馬の運営というものに若干の疑問点があるように思うわけであります。特に、いま財政再建が強く叫ばれておるわけでありますが、こういう中で、競馬も一つの公営企業でありますので、財政的な見地から、もう少し中央競……
○新村分科員 私は、最初に、パチンコについて幾つかの点をお伺いしたいと思うのです。パチンコがいま大変隆盛をきわめておりまして、健全娯楽ということであれば、これは何もとがめるべき点はないわけであります。その運営について若干の問題があるのではないかと思います。
そこで、まず、いま競輪、競馬、競艇と並んで大変国民の間にもてはやされているといいますか、人気のあるパチンコでありますけれども、これの規模、業者あるいは台数、推計の売り上げ、そういったものの概要をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの業者一万、台数が二百万、そして巷間のうわさによりますと売り上げは二兆を超えるだろう。恐らくこれはその……
○新村分科員 最初に、交通政策、特に鉄道を中心とする交通政策について、基本的な点を大臣からお伺いをしたいと思います。 それは、鉄道についてはいろいろ問題がございますけれども、鉄道の使命というのは大きく分けますと、大都市圏内の通勤輸送が一つ、それからもう一つは、遠距離の旅客輸送及び貨物ということになろうかと思いますが、現在の国鉄の実態を拝見しますと、遠距離輸送及び貨物については、これはむしろ能力がある面では上がっておる、あるいは交通需要に対する一応の能力としては対応する力があると思いますけれども、大都市圏内の通勤輸送については、これは全くのパンク寸前という状態です。私は通勤電車にお世話になって……
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