このページでは新村勝雄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○新村勝雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 現在の日本の経済は、資本主義に内在する矛盾と資源的制約などによって、未曽有の難局に直面をいたしております。無計画な高度成長から安定成長への調和的な移行は、全く模索の状態にあります。 このような状態の中で、国も地方も財政は収支の均衡を失って破局的な段階に立ち至っています。 五十二年度の国の予算案は、総額二十八兆五千百四十二億のうち約三〇%を公債に依存しておるのであります。また、地方財政も当然のことながら、国と軌を一にして……
○新村勝雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま御説明のありました地方財政の問題について、総理大臣並びに関係各大臣に御質問を申し上げたいと存じます。(拍手) まず、初めに地方自治に対する政府の基本姿勢についてただしたいのであります。 従来、わが国の地方自治制度は、明治以来、近代的な諸制度の整備が進められるとともに、その形骸だけは確かに与えられたわけでありますけれども、住民の自発的な創意による自治は許されず、地方団体は常に国家目的に従属させられ、国政の下部構造としての役割りを担わされてまいりました。 戦後、現憲法の施行とともに、初めて地方自治が正当な位置づけを与えられ、憲法上も「……
○新村勝雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案について、大平総理大臣を初め関係各大臣に質問をいたします。 まず最初に、地方税法は地方自治を支える根幹であり、地方自治は国政を支える根幹であるという観点から、地方自治に対する大平総理大臣の基本的なお考えについてお伺いをいたします。 あなたは、かねてから、高度成長の反省の上に立った新文化の創造を提唱され、そのためには調和のとれた地域の振興が必須の条件であると言われております。 私どもは、自民党政権としてはよりましな大平内閣、そして大平さんの庶民政治家としての構想力と政策に期待を寄せてお……
○新村委員 初めてでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
最初に大臣にお伺いをいたしたいのですが、大臣は一つの問題について、人によって答弁を変えておられるという事実があるわけであります。一つの問題について人によって答弁をお変えになるということがおありなのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 大臣は、三月一日の本会議における私の地方税法及び地方交付税法の一部改正の趣旨説明に対する質問に対しまして、私の質問は、直ちに地方交付税法中の交付率を改正すべきである、これをいつどのような形で改善されるのかということをお尋ねいたしますというふうにお尋ねをしたわけでありますけれども、……
○新村委員 最初に、私は地方団体の課税権について確かめておきたいのですが、地方団体は憲法及び地方自治法によって固有の自治権が認められておるわけであります。したがって、地方団体がその団体を経営するために必要な税を徴収するという課税権は、国の課税権と独立をして、独立の地方団体の固有の権限として認められておると思いますけれども、その点について大臣のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、従来及び現在の国の地方税に対する運用の仕方あるいは税制の改正等について、いつもそうでありますけれども、国の税制の変更によって当然に自治体の税制に根本的な変更が加えられる、あるいはまた国の政策によ……
○新村委員 議題となっております法律案について、幾つかの点についてお伺いをいたしたいと思います。
まず、これは警察官の職務に協力を要請され、あるいはまた警察官がいないときでも災害発生あるいは人命が危急の状態になっている際の援助ということでありますけれども、この法律だけではなくて、やはり消防の場合とか、同じような規定のある法律がほかにも幾つかあると思いますけれども、どういうものがあるかお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、そういうほかの法の規定も趣旨は全く同じですね。
それから、この法律の実際の実績といいますか、それを見ますと、警察官の要請によって援助をして負傷あるいは死亡したとい……
○新村委員 私は、千葉県北部を通る高速自動車道路の建設に関して、この仕事の進め方及びその中で起こった問題についてお伺いをしたいわけであります。
まず初めに、その中で現地の測量に関して公団当局と地元との間でトラブルがあったわけでありますが、その問題を先にお伺いしたいと思います。
まず警察庁にお伺いいたしますが、警察の権限、これは常識的にも法的にもわかっておりますけれども、この法律、これは警察法でありますが「この法律により警察の職務を行うすべての職員」とありますけれども、これはどういう者を指すのか、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 道路の建設に当たって現地で公団が測量したわけで……
○新村委員 すでに議論は出尽くしておりますけれども、地方交付税法はことしを含めて三年にわたってすでに法そのものが本来の目的を達成できない、あるいは機能できないというような状況になっておるわけでありますけれども、地方交付税をめぐる地方財政についての現状認識はどうお持ちであるか、大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 自治省御当局は、「まさに地方交付税法第六条の三第二項の事態に該当すると断ぜざるを得ない状態となった」というふうに言っておられるわけですね。それから大臣も公開の席で、「交付税の税率そのものを引き上げるということが、根本的な、本来的な方法でございましょうし、それを主張したわけであり……
○新村委員 共済組合法の年金の額の改定に関する法律に関してお伺いをいたしたいと思います。 年金の問題についてはその基本的な考え方、原則というものが退職者の当時の年金の価値をあくまで完全に保全をするという原則が基本だと思いますし、また同時に同じ年金の間の均衡等という問題もあろうかと思いますが、特に本法は退職時の年金の価値を完全に保全をして、長年勤務に精励をされた職員の老後の安定、所得の保障ということだと思いますが、それには何といっても法第七十四条の二の規定を十分に活用し、またその規定が機能する条件を与えなければいけないと思うわけであります。同時にまた地公共法三条の二も同じような趣旨で規定をされ……
○新村委員 私は、いま議題になっておりますモデルガンの規制の強化に関する件について、幾つかの点をお伺いいたしたいと思います。
まず、モデルガンの構造を変えてさらに一層安全性を増そうということでありますけれども、その前に拳銃、携帯用小型銃器の取り締まりのいままでの経過、歴史についての概要を伺いたいと思います。
【次の発言】 参考までに外国の拳銃取り締まりの実態の概要を伺いたいと思います。
【次の発言】 今回、当局では、モデルガンについてもさらに一層厳しく構造等を規制するというお考えのようですけれども、モデルガンというのは、これは完全なおもちゃでありますけれども、このおもちゃの領域まで厳しく規制……
○新村委員 交付税の問題点についてお伺いしたいのですが、交付税の基本的な機能というか目的は、千差万別の地方団体の行政水準を均一に近づける、地方団体の財政力を保障するということが基本になっていると思いますけれども、それでよろしいわけですか。
【次の発言】 交付税法の二条には「標準的条件を備えた地方団体が合理的、且つ、妥当な水準において地方行政を行う場合」云々とありますけれども、この「合理的、且つ、妥当な水準」というのは、それはどういうものでしょうか。
【次の発言】 単位費用の算定の方針とおっしゃいましたが、これは単位費用もさることながら、交付税の基本的な考え方、交付税運営についての基礎的な考え方……
○新村委員 私は地方公務員の給与体系についてお尋ねをしたいと思うのですが、地方公務員の給与体系なりその行政については、国家公務員の体系なりあるいはその取り扱いと密接な不可分の関係がありますので、まず最初に国家公務員の給与問題について伺いたいと思います。 まず最初に人事院にお伺いをいたしたいのですが、人事院はことしの八月九日、国会と内閣に対して、国家公務員の給与を四月から平均一万二千五円、率にいたしまして六・九二%を引き上げるよう勧告をしたわけであります。 そこで、まずお伺いをしますけれども、この勧告について基本的な考え方、それから勧告をされた時点あるいはその後におけるこの問題に対するいろい……
○新村委員 お許しをいただきまして、私は千葉県血清研究所の問題について、それと同時にワクチンの製造あるいは、その管理の方針について伺いたいと思います。 千葉県にはかねてから、これは軍の施設を継承したものですけれども、血清研究所というものがございます。創立三十一年の歴史を持っておりまして、公営企業では全国ただ一つのワクチンメーカーでございまして、これは自治体の公営の企業としてはユニークなものであるということで、いままで千葉県が誇っておった施設でございますが、この施設が急にではなくて徐々に採算が悪化したわけでありますけれども、合理化、一部の廃止という事態になり、不採算部門の製造中止、研究部門の廃……
○新村委員 交付税法の問題については、すでに論議がかなり尽くされておりますので、重複しないように御質問申し上げたいと思います。
まず第一に、基本的な問題として、法律の運用については、法的な安定性を常に確保していくということが必要であると思います。実定法の運用については、その立法の精神を常に忘れずに正しく運用されなければならないというのが、これは法律の運用の原則だと思いますけれども、その点ひとつお伺いします。
【次の発言】 そういう点からいたしまして、地方交付税法ほど、その運用の過程において、あるいはその歴史的な経過の中で、変質をさせられている法律はないのじゃないかというふうにわれわれは見るわ……
○新村委員 私は、地方行政委員会における自治大臣兼国家公安委員会委員長の所信表明をお伺いいたしましたが、それに基づきまして若干の御質問をいたしたいと思います。 まず、大臣は警察行政につきまして「当面の治安情勢は、内外の厳しい諸情勢を反映して昨年にも増して多事多難の様相を呈しております。特に極左暴力集団は、当面、新東京国際空港の開港阻止を最大の闘争課題としながら」云々とおっしゃっておりますが、特に私は、東京国際空港の近所に住むものでありまして、この事態の推移については深い関心を持っておるわけであります。そして、この地に建設をすることを国で決定をいたしましてからすでに十一年を経過をいたしておるわ……
○新村委員 政府におきましては、五十三年度の経済成長七%を至上命令として運用されておるわけでありますが、この七%経済成長とそれから地方財政とは、大まかに言ってどのような関係にあるか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 地方財政、特に税収は、その年度の経済成長と当然関係があると思うのです。税制上、国の税制と地方の税制とは違いまして、地方の税制は、むしろそのときどきの経済情勢に余り左右されないようにできているようでありますけれども、それにしても、やはりその年度の経済成長がかなり税収に影響があると思いますけれども、その影響の程度をどう見ていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。
○新村委員 私は、成田空港の問題、二十六日に起こりました過激派による問題そしてまた今後の問題について御質問をいたします。 この問題を考える場合には、単に二十六日に行われたあの過激派による行動、これだけをとらえて考えることは絶対にできないわけでありまして、いままで十二年にわたる、あるいはその前からの新空港の場所の選定の経過、それから、それ以来の政府を初めとする運輸省あるいは公団、警備当局、これらのこの問題に対する対応、この経過を考えなければ、これは暴力事件に対する、あるいはこの問題の正しい解決は期待できないというふうに考えるわけであります。 そこで、まず私は、この空港が成田に決まった当時の経……
○新村委員 私は交付税の問題でお伺いをしたいわけですが、交付税は、言うまでもなく地方財政の根幹をなす問題でありますけれども、そのマクロの問題についてはすでにたくさんの議論がございまして、ほとんど尽きておると思いますので、税法そのもの、それからその運営等について若干お伺いをいたしたいと思うわけであります。 まず、交付税法の成り立ちでありますけれども、これについては主要な点を法定いたしまして、あとは自治省令に一切を任しておるということでありますが、実は、測定単位あるいは単位費用というようなものよりは、むしろその後の補正係数あるいはこれらを縦横に駆使して配分額を決めるわけでありますけれども、その後……
○新村委員 銃刀法につきましては、いままで数次の改正が行われまして、逐次取り締まり強化という方向に進んできたわけでありまして、特に昨年はモデルガンの製造についてかなり厳しい規制を内容とした改正が行われたわけでありますが、それに伴いまして衆議院、参議院とも附帯決議が行われておるわけであります。本委員会の附帯決議といたしましては、「政府は、本法の施行に当たり、次の点に留意し、その実効に遺憾なきを期すべきである。」そして一、二、三とあるわけでありますが、この附帯決議につきまして、その後の実行を伴うべき内容もあるわけでありますけれども、その内容についてどういうふうな配慮がなされたか、あるいは実行がなさ……
○新村委員 私は、成田空港の問題についてその後の推移、特に住民に与える影響、騒音等について伺いたいと思うわけでございます。
成田空港は多くの問題を残しながら開港いたしたわけでございますが、その開港後の騒音、住民に与える影響その他が当初の予想と現実の状況とどういうふうに食い違っているか、あるいは一致しているか、その点についてまず全般的な状況を伺いたいと思います。公団の方からひとつ。
【次の発言】 成田空港について、空港の建設あるいはその建設の過程における公団、政府の処置等の不十分さ、不当性についてはしばらくおくといたしまして、何としても騒音を初めとして地域住民に対する影響を最小限に食いとめる、……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○新村委員 ただいま提案されました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案につきまして、若干の御質問をいたしたいと思います。 この議案について特に異を唱えるものではございませんが、その中の若干の問題点について明らかにいたしておきたいと思うわけであります。 まず、統一選挙は昭和二十二年以来四年ごとに行われまして、この方法についてはそれ相当の評価はされてまいったわけでありまして、それなりの成果は上げておると思いますけれども、昭和二十二年の統一地方選挙以来、今日まですでに三十年を超えております。統一の意義が選挙の種類によってかなり違ってきておる事実があるようであります。……
○新村委員 まず最初に、大臣にお伺いいたしますが、いま不況の状況の中で、四年目ですか、五年目の五十四年度の予算編成あるいは地方財政計画の策定を迎えるわけでありますけれども、五十四年度の地方財政の見通しあるいは財源の状況、財源不足は恐らくまたかなりの額に達するのではないかと思われますけれども、それらの見通し等についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いままで数年間の地方財政危機の中で、当然これは交付税率の引き上げが要請されたわけでありますけれども、諸般の事情でそれが実現できなかった。そして三二%のままいろいろの対策あるいは臨特等によって、あるいはまた、大幅な地方債への振りかえというよう……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、久野忠治君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○新村委員 私は、いま問題になっておりますいわゆる市街化区域内における農地に対する課税の問題、そして宅地供給が一つの壁にぶち当たっておる、これらの問題を中心にして、お伺いをいたしたいわけでありますけれども、現在までの政府の宅地あるいは土地政策、大きく言って土地政策は、まさに破綻をしておるというふうに、われわれは見ておるわけです。そしてその原因は、一つにはやはり地方自治の軽視にあるのではないか。土地政策はすぐれて地域の問題でありますので、地方自治体の協力と理解なしには、これは絶対に進めることができないわけであります。そういう意味からいって、地方自治体の理解が全く得られていない。それはなぜかという……
○新村委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山口シヅエ君を委員長に推薦をいたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○新村委員 私は最初に、地方自治に対する政府の基本的な姿勢についてお伺いをしたいわけであります。 先般の大平首相の施政方針演説を伺ったわけでありますけれども、この中で総理は地域に関する政策等をお述べになったわけでありますが、遺憾ながら地方自治に対する御見解なり具体的な政策は何もなかったわけであります。この中に直接地方自治に言及をされたところが全くないということでありまして、申し上げるまでもなく、地方自治は、国政と並んで、あるいは国政とある面では一体となって、国民生活にきわめて深い関係あるいは役割りを持っておるわけでありますけれども、この地方自治に対する具体的な政策なりお考えが全くなかったとい……
○新村委員 最初に大臣にお伺いしたいと思いますが、財政民主主義という言葉、概念がございますけれども、大臣はこれをどういうふうに解釈なさっておられますか。
【次の発言】 人によって解釈が若干違うのはやむを得ないのですけれども、大筋においては、やはりこれは日本国民である以上だれでも一致していなければいけないわけでありまして、いま局長が言われたことでいいと思うのでありますけれども、これが実際に日本の税財政の上で機能していないような感じがするわけであります。特に、いま局長が言われた後段の問題ですね。政府は国会に対して責任を持つ、そしてまた国会は国民に対して最終的には責任を持つわけでありますから、税財政……
○新村委員 統一地方選挙が終わって、各地方団体の責任者あるいは議会も若干の政治的な立場等の変化があったわけでありますが、まずお伺いしたいのですが、大平総理が統一地方選挙前段の直後にこういうことをおっしゃっておるわけですが、都財政の援助については、国と都の財政は両方のポケットのようなものであり、分け合っていかなければならない、推薦した以上責任を痛感しているというようなことをおっしゃっておるわけでありますけれども、これは都知事がかわれば都に対する国の態度なり政策なりが変わるというようなニュアンスを読み取れるわけでありますけれども、大臣は、御自身大平さんではありませんけれども、大平内閣の閣僚として、……
○新村委員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして、政府案に反対、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び日本共産党・革新共同提案の修正案に賛成の立場から討論を行います。 最近、地方の時代なる言葉が流行し、大平内閣の金看板ともなっていますが、政府の地方財政対策、なかんずく地方交付税対策を見れば、この言葉が全くのごまかしであることは明らかであります。すなわち、政府は本年度財政対策に当たって四たび地方財政に膨大な借金を押しつけ、昨年来の二分の一ルール化を長期にわたって固定化しようとしております。 国が膨大に借金を余儀なくされているとき地……
○新村委員 私は金大中事件について幾つかの点をお伺いしたいと思うのです。
この問題は、事件発生以来、昭和四十八年ですから六年近くの時間がたっておりますが、依然としてその事件の真相が解明されていないし、また、国民の間にも多くの疑問を投げかけておるわけでありますが、まず国家公安委員長としての澁谷大臣にお伺いいたします。
この問題の経過を概観して、所管大臣として、捜査当局の最高責任者としてどういう御感想であるか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 依然として事の真相がわからないということでありまして、捜査は継続をされておると思うのですが、全体を通じてのわれわれ国民の印象からいたしますと、……
○新村分科員 私は千葉県柏市にございます米軍基地柏通信所の用地の返還について、その後の経過並びに返還の行われた後における払い下げあるいは跡地の利用等についてお伺いをいたしたいわけでございます。 同用地は、昭和十二年陸軍が飛行場を計画し、十五年に陸軍の飛行場として完成をいたしまして、終戦まで陸軍が使用をいたしておりました。戦後に米軍は一たん同飛行場を接収いたしましたが、二十年十一月引き揚げ者を中心に入植が開始をされ、開拓が行われたわけであります。その後二十七年十二月、日米合同委員会で旧飛行場は米軍の使用が決定をいたしまして、三十年、米軍柏通信所が開設をされました。 そして、その後米軍は、四十……
○新村分科員 私は、常磐自動車道の建設についてお伺いをいたしたいと思うのです。 常磐自動車道は、御承知のように、三郷市から東北福島県に至る幹線自動車道路でありますけれども、この道路は、江戸川を越えて直ちに流山、柏市に入るわけでありますが、この地域は、御承知のように急速な都市化をしておる地域でありまして、流山市は人口九万でありますが、年間の人口増加が七、八千、次の柏市は人口二十一万でさらに大きいところでありますが、この地域を通過をするに当たって、重大な深刻な環境破壊が行われる心配があるわけであります。 これについて、地元の自治体あるいは住民が大変心配をしておるわけでありますが、この状況につい……
○新村分科員 幾つかの点についてお伺いをしたいのですが、その一つは、新東京国際空港の開港に伴う交通アクセス、また交通動態の変化にどう対応していくのかということであります。
空港の開港についてはいろいろと問題がありますけれども、一応政府としては三月末開港を目指して努力をされておるわけであります。これに伴ってそのアクセス、直接のアクセスだけではなくて、空港をめぐる周辺の交通動態にかなりの変化あるいは影響を及ぼすと考えられますけれども、これらについての概要をまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま国道十六号というお話がありましたが、これは大変ローカルな問題で恐縮でありますけれども、……
○新村分科員 私は、まず、現在の医療制度のあり方について伺いたいと思うわけです。
人間らしい生活を願う人たちにとって、健康というものは何にもかえがたい重要な問題であり、関心事であるわけでありますが、それには、国民の健康を守るべき医療制度が国民本位に確立をされていなければならないわけであります。現在の医療制度は必ずしも国民の願うような形にはなっていないわけでありますけれども、まず、現在の医療制度の現状認識について、概要をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 当局としていろいろ御苦労されていることはよくわかるのでありますけれども、いま医療荒廃というようなことが言われておりまして、福祉国家とし……
○新村分科員 私は、企業の社会的責任といいますか、企業と国民あるいは経済社会との関係について、お伺いをしたいと思うわけであります。 日本の資本主義は、政府の手厚い政策によりまして巨大な生産力を発展をさせ、世界最高のレベルにいま近づいておるわけです。その行動も、いわゆる独占資本の支配する体系になっておるわけでございます。数の上では〇・二%にすぎない大企業が、全企業が所有する純資産額の五三%を占めておりますし、大企業の動かす原材料製品は、国内経済はもとより、国際収支の根幹をなしておるわけであります。そこに働いておる数百万の被雇用者は、地域や公共団体以上に所属関係を形成しておりますし、生活の大部分……
○新村分科員 私は主として地方財政の問題について大臣の御見解を伺いたいのですが、地方財政ならば自治省に聞けとおっしゃらずに、これは財政のすべてを握っていらっしゃる大臣の特に御見解と御理解を賜りたいわけでございます。 御承知のように、現在の行政組織は国そして地方自治体、この二つになっておるわけでありますが、地方自治体は国と並んで、いわゆる人間に基本的人権があると同じように自治権が憲法にも保障されておるわけでございます。そういう意味から言いまして、いわゆる地方自治の本旨という言葉が憲法にも規定をされておるわけであります。したがいまして、この地方自治の本旨を実際に具現をするためには、何といっても裏……
○新村分科員 私は、東京都からいわき市に通ずるいわゆる常磐高速自動車道路の建設についてお尋ねをいたしたいわけでございます。
そこで、まず最初に、これは道路公団の御当局にお伺いをするわけでありますけれども、この質問につきまして総裁みずからお出ましを願いたいというふうにお願いしたわけでありますけれども、総裁はおいでにならないわけでありますが、どういうわけですか。
【次の発言】 大島理事さんは確かに担当理事ではございますけれども、公団の最高責任者ではないわけですね。私は公団の最高責任者である総裁並びに監督指導される大臣にお伺いしたい。大臣はいらっしゃいますので後でお伺いしますけれども、総裁に特にお……
○新村分科員 いわゆる医師税制の今回の手直しと、それからそれに関連をいたしまして、医業のあり方あるいは医業経理のあり方についてお伺いいたしたいわけであります。
今回、長い間の懸案であるいわゆる不公正税制、特に社会保険診療報酬に関する経費率の改定が行われたわけでありますけれども、まずその経費率の根拠についてお伺いをいたしたいと思います。
各段階ごとに、二千五百万以下は七二、あるいは二千五百万を超え三千万以下は七〇というようなことが案には決められておりますけれども、その根拠について伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明では釈然としないわけでありまして、政府税調の答申とも違う、そし……
○新村分科員 私は、都市政策と農地あるいは農業の保全という関係につきましてお伺いをいたしたいわけであります。
まず初めに、市街化区域の設定と、その中のいわゆる市街化区域内農地の関係でありますけれども、先に市街化区域の現状、それからいわゆる線引きの将来構想について伺いたいわけであります。現在の市街化区域の面積、そしてその中に占める農地、A、B、C農地についてお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、この政策が実施をされまして、市街化区域内の農地は宅地化されることが期待されたわけでありますが、その後の状況、どのくらい当初の目的が達成されたか、その実績についてお伺いしたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。