このページでは坂口力衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○坂口力君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、ただいま議題となりました租税特別措置法及び所得税法の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に基本的課題を質問したいと存じます。 政府が今最も重要視しなければならないのは、国民各層の合意であります「増税なき財政再建」を貫くため、経済の安定成長を持続させることができるかどうかにあります。昭和五十九年度にようやく五%台に達しました経済成長は、各階層がひとしく実感として認識しているものではなく、地域間格差や業種間格差の大きなばらつきの上に成り立った五%台でありました。昭和六十年度においては、少なくとも五……
○坂口力君 国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案の採決に当たり、私は、公明党・国民会議を代表し、反対の立場から討論を行います。 我が党は、昭和五十一年十月、国民基本年金構想を提唱し、その中で、国家公務員等の共済年金にも基礎年金を導入して、年金制度の一元化を速やかに進めるよう主張してまいりました。いわゆる二階建て年金制のオリジナリティーは我が公明党にあります。(拍手)その意味において、今回の改正案の基本的な方向性については、我々の主張を取り入れたものであり、評価をしているところであります。しかしながら、我々の主張した既得権を侵さず、一元化を目指し、生活保障の基礎年金を確立するという基……
○坂口委員 最近の農業共済に対する一般会計からの繰り入れの額を見てみますと、五十一年度に四百五十億円、五十五年度に一千三百八十億円、そして五十六年度には四百七十億円、こういうことになっていると思います。もし間違っておりましたら、後でひとつ御訂正をいただきたいと思いますが。それから、この一般会計からの繰入金は、剰余金が生じました場合には、今度は逆に一般会計からの繰り入れ相当額を返済することになっておりますから、その返済の方を見ますと、五十五年度に二十六億円、それから五十八年度に六十三億円、こういうふうになっていると思います。 この数字を見ますもと、かなり一般会計から繰り入れの額の方が多くて、農……
○坂口委員 初めに少しお願いをしておきますが、十分程度で結構でございますので、大臣がお見えになりましてからひとつお時間をちょうだいしたい。その分だけ少し早目に終わらせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回、酒税、物品税、石油税等の法案がここに審議されるわけでございますが、とりわけ酒税並びに物品税というのは我々国民に非常に関連の深い法案でございますだけに、その行方というものを国民全体が注目をしていると思うわけでございます。先般参考人の皆さん方をお招きいたしましていろいろの御意見を伺いましたが、参考人によりまして御意見の違いはございましたけれども、多くの皆さん方は、これから夏場……
○坂口委員 では、関連で一言だけお聞きをしたいと思いますが、先ほど柴田議員がパートの問題をやらせていただきまして、我々が執拗にパートの問題を取り上げておりますのは、別にパートにだけ光を与えよというわけでは決してないわけでございます。いわゆるパート就業者というのはどのような社会構造の中で生まれたものかということを考えてみますと、先ほどからも議論がありましたように、一つは子供の教育盛り。そうした中で御主人の給料だけでは足りない、さりとて正規に勤めるには時間が足りない、こうした生活の中から生まれた一つの新しい就業のスタイルではないかと思うわけでございます。そのほか、パートの人たちもたくさんお見えにな……
○坂口委員 大分遅くなってまいりましたので、頑張って早く終わるようにいたします。 木下税制調査会会長代理には大変お忙しいところ、きょうはありがとうございました。一、二、聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 きょうは、社会保障費の問題をお聞きをしたいと思っておりますが、今さらもう申し上げるまでもなく、高齢化社会がだんだんと進んでまいりまして、昭和七十年、一九九五年には、六十五歳以上の人が一三・六二%というふうに厚生白書にも出ております。二〇二〇年になりますと二一・八二%というふうに、非常に急速に高齢化が進んでまいりますが、この高齢化にあわせまして、社会保障費の問題が……
○坂口委員 今矢追議員が特許庁に対しましていろいろお聞きいたしましたので、特許庁に一つだけ聞かせていただいて、その後手数料の方に入っていきたいと思います。 今いろいろと議論をしていただきましたが、その中で、特別会計になります場合に、赤字は出さないというお話がございました。その決意でひとつお願いをしたいと思いますが、また逆に、こうした財政難のときでありますので、黒字になるのではないだろうかという熱いまなざしもあるわけでございまして、特別会計というものを次から次へとつくっていくということは、一般会計というものを非常に苦しい立場に追いやるのではないかというような議論が、この委員会におきましては以前……
○坂口議員 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議の提案者を代表して、ただいま議題になりました貸金業の規制等に関する法律の一部を改正する法律案並びに出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 昭和五十年代に入り、消費者向けの金融を業とするいわゆるサラ金の爆発的な拡大に伴い、サラ金に係る家出、離婚、自殺等による家庭崩壊や犯罪等の悲惨な事件が続出し、大きな社会問題になってまいりました。こうした問題を解消するため、昭和五十八年四月に現行サラ金規制二法律が成立し、昨年十一月一日より施行されているところ……
○坂口委員 既にもう先輩諸氏がいろいろの角度からこの財確法に対する審議をされまして、できる限り議論のされなかったところを中心にしてさせていただきたいというふうに思いますが、政府が示されました「仮定計算例」なるものを拝見をいたしますと、借換債を発行いたしまして一般歳出の伸びを五%というふうに仮定をいたしますと、昭和六十五年に国債費が十五兆六千億円に上る、また国債発行額がなおかつ九兆九千億円残っておる、また公債残高が百六十六兆六千億円に達する、こういうふうな数字が政府の方から示されたわけでありまして、これを解決することは容易ならざる事態であることは、この数字を見ても明らかでございます。 そこで最……
○坂口委員 総理には大変お忙しいところ、きょうは御出席をいただきましてありがとうございました。 この財確法の審議の中で、我が党も四人の議員がいろいろな角度から実は大蔵大臣を中心にいたしまして議論を詰めてきたところでございます。きょうはこの大蔵委員会でいろいろ出ました議論の中でその主たるものを拾い上げまして、今までの議論を整理しながら総理のお考えをお聞きしたいというふうに思っております。 一番最初に、これは総理の方にお伝えをしていなかったわけでございますが、いわゆるパート減税の問題がございますので、それだけ先に一言だけ言わせていただいて、次に移りたいと思うのです。 予算編成の段階におきまし……
○坂口委員 質疑もいよいよ大詰めに参りまして、私の方も五人の議員が質問をさせていただきました。全体といたしましては民営化の方向を持っていることだけは明確になりましたけれども、民営化の方向は向いてはおりますが、目標に向かってどの程度の速さで進むのかというところが明確でなかった。いろいろの質疑の結果はどうもデンデンムシの運動会みたいな感じでありまして、いつ到達できるかわからないような感じでございますが、その辺のところを不満としながらも、きょうは最終の質問を続けさせていただきたいと思います。 まず最初に、私の前の職業柄、医学的なことを先にお聞きをしなければならないわけでございますけれども、私の前の……
○坂口委員 小倉会長には、大変お忙しい中を、きょうはありがとうございます。長くお待ちいただくのは大変失礼でございますので、小倉会長にお聞きをすることを先に済まさせていただきまして、御退場いただきたいと存じます。 今、伊藤議員から各般にわたっての質問がございまして、かなり重複するところがございますが、お許しをいただきたいと思います。 まず最初に、先ほどもマル優の話が出ましたけれども、私もこの問題に少し触れさせていただきたいと思います。 先ほどの議論にもございましたとおり、これをどのような方向に持っていくかということにつきましては、既にいろいろの議論も実際にはあったろうと思いますし、また、そ……
○坂口委員 歴史は繰り返しまして、また予算編成の時期がやってきたわけでありますが、大臣にまず総体的なことをひとつお聞きをしておきたいと思います。
それは、昨年とことしと比較をいたしまして経済環境というものは変わったというふうに御理解をなすっているのか、それとも、いや、余り変わっていないというふうに理解をしておみえになるのか。もし、変わったというふうに理解をされるのなら、それは予算編成にどのように表現をされようとしているのか、現在の心境をまず一言だけお聞きをして、詳細な点に入りたいと思います。
【次の発言】 今御指摘になりましたことを六十年度予算編成にどのように表現をされようとしておみえになる……
○坂口委員 久しぶりに質問をさせていただきますが、まず最初に、公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして質疑をさせていただきたいと存じます。 先ほどからいろいろの角度から質疑がされておりますので、できるだけ重複を避けたいと思いますが、最も核心と思われるところだけひとつお聞きを申し上げたいと思います。 一つは、皆さんからちょうだいいたしましたパンフレットを読ませていただきますと「現存被認定者数の推移」というのがございますが、これを拝見いたしますと、地方工業都市におきましては認定患者数は減少ないし横ばいの傾向にあるわけでございますが、東京、大阪あるいは京阪、阪神といった大都市圏におき……
○坂口委員 前回と申しますか、三月の予算委員会の分科会で、厚生大臣に、この健保の問題の前にひとつ将来ビジョンというものを明らかにしてもらうべきではないか、それが手順というものではないかということを質問をさせていただきましたところ、その後「二十一世紀をめざして」というビジョンを発表をしていただきまして、内容につきましてはいろいろ議論もございますけれども、しかし、出していただきましたことに対しては心から敬意を表したいと思います。ありがとうございました。 ところで、その内容でございますが、まず第一は、その中に給付並びに負担の公平という項目がございまして、「全制度を通じる給付と負担の公平化措置(一元……
○坂口小委員 参考人の皆さん方には、どうも早朝からありがとうございます。引き続きまして、皆さん方にいろいろとお聞きをさせていただきたいと思いますし、また若干私見も申し述べたいと思います。 金融の自由化並びに金利の自由化につきまして、四人の参考人の皆さん方から御意見をお伺いいたしましたが、大体皆さん方向性としてはその流れにあるという御意見のように承りましたし、またそれについて一応賛成の御意見であるように承ったわけでございます。ただ、その進め方、スピードあるいは環境整備、そうした点につきましては、参考人の皆さん方の間に若干の御意見の違いもあったように承るわけでございます。私は、金利の自由化という……
○坂口分科員 久しぶりに厚生省に質問をさせていただきますが、厚生省の方も久しぶりに歯切れのいい大臣が御就任になりましたので、きょうはひとつ歯切れのいい御意見をお聞かせいただきたいと思います。 ただいまも健康保険問題がいろいろと議論になっておりましたけれども、この国会におきます最大の目玉の一つは健康保険問題ということになっております。今回政府の方から提案になりましたこの改正案等を見まして痛切に感じますのは、健康保険の問題を、組合健保あるいは政管健保といった一つの枠組みの中だけの問題ではなくて、医療保険全体の問題としての御提示があれば、もう少し事はスムーズに運んだのではないだろうか、そんな気持ち……
○坂口分科員 きょうは地下水の問題と地盤沈下の問題をひとつ御質問させていただきたいと思います。本来ならば国土庁もしくは環境庁の中で御質問を申し上げた方があるいはよろしかったのではないかというふうに思いますけれども、今までの経緯を見てみますると、この地下水問題並びに地盤沈下の問題につきましては、いわゆる企業の保護の立場からお考えになる通産省の立場と、それから環境そのものを論じますところの環境庁の意見、あるいはまた国土庁の意見等々、それぞれやはり微妙な差がございまして、そしてこの問題がなかなか一本化できずに今日を迎えたと申しますか、法案作成というところまではなかなか進まなかったわけでございます。昭……
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