このページでは坂口力衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○坂口力君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる駐留軍用地特別措置法の一部改正案、すなわち日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたしたいと存じます。 今回の政府案提出の目的は、沖縄における十三の米軍施設、三千人余の駐留軍用地の強制使用に関する県の土地収用委員会の裁決が、来る五月十四日の使用期限までに間に合わないことが確実となったため、国による不法占拠状況を回避するための措置とし……
○坂口力君 私は、新進党を代表して、日本が直面する諸問題について、橋本総理の真意をお伺いをしたいと存じます。 今、私たち政治家の前には、三つのガイドラインが重要な検討課題になっております。一つは政治改革の指針であり、他の一つは日米防衛協力の指針であり、残りの一つは少子・高齢化社会の指針であります。 まず、政治改革の指針には、国民に信頼される政治家としての自己改革と国民が公正な政治を享受できるシステムづくりと、二つの側面を持っています。特に、信頼される政治家としての自己改革が急務であり、第二次橋本内閣における人事のつまずきは、その象徴的な出来事でありました。あらゆる疑獄事件も結局は政治家と金……
○坂口力君 私の方からは二点だけお答えをさせていただきたいと思います。 裁判所に判断を任せることができるのかとの御指摘がございましたが、野党三会派案では、金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分、及び特別公的管理の開始の決定について裁判所の認可を求めることといたしておりますが、裁判所は、金融再生委員会の申請が法律の要件に該当するか否かの判断をするものであり、十分に判断できるものと考えております。 また、裁判所は、金融再生委員会から申請のあった場合、申請のあった日またはその翌日において判断することといたしておりますが、判断の材料は金融再生委員会が用意するものと想定をいたしているとこ……
○坂口力君 私は、公明党・改革クラブを代表いたしまして、森内閣総理大臣の所信表明演説に対する若干の質問を申し上げたいと存じます。 質問に入ります前に、志半ばで病に倒れられました小渕前総理に、心からのお見舞いを申し上げる次第でございます。 非常事態というまことに厳しい経済状態を双肩に担いながら、健康を顧みず悪戦苦闘の毎日を送られた小渕前総理の心情に思いをいたしますとき、まことに残念であり御同情のほかありません。いろいろの批判を受けながらも、毅然として経済対策を打ち続けられましたその成果が、今日の景気回復に結びついていることは間違いなく、後世において小渕前総理の功績は高く評価されるものと確信を……
○坂口議員 私たちも、介護保障制度を確立をしなきゃならないということは、そのとおりであります。ただし、何が何でもまず介護保険制度をやろうというこの考え方には、私たちはいささか抵抗を感じております。 と申しますのは、先ほどからも話がありますように、その前にもう少し調べなければならない、現実を把握しなければならない点が多いと思います。一つは、やはり人的な問題で、非常に足らない、あるいはまたもっと訓練を要する地域があるということ。それから、施設にいたしましても大変足らない地域が出てきている。市町村の方々にお聞きをしました場合に、前回の厚生省の調査のときに出しました数と非常に格差の出てきているところ……
○坂口委員 それでは、引き続いて質問をさせていただきたいと思います。 私に課せられました条約は、海上人命安全条約議定書と満載喫水船条約議定書の二つでございまして、党内で割り振りをいたしましたら、大変難しいのが私に当たりまして、正直なところは、いささか質問させていただくのに困っておりますが、この二つにつきまして同時に質問をさせていただきたいと存じます。 さて、この内容を拝見させていただきますと、船舶を定期的に検査をし、そしてそれに証書を発行することを規定しておりますが、検査の間隔でありますとか証書の有効期間が、他の関係条約に定める検査の間隔やあるいはまたこの有効期間と調和していないということ……
○坂口委員 久しぶりに質問をさせていただくことになりました。 一番最初に、基本的なことを一つだけお聞きしておきたいというふうに思います。 今回提案されました介護保険法案の第一条、第二条を拝見いたしますと、かなりがっちりとした表現になっておりますが、これを実現しようというふうに思いますと、今までのいわゆる施設介護よりも在宅介護を行うことの方が財政的には非常に多くかかるという気がいたします。この在宅介護を進めるに当たってそこのところは、在宅介護を行うことによって財政的に今まで以上に多くかかってもそれはやむを得ないという、そこの割り切りはきちっとできて出発をしているのかどうかということをまずお聞……
○坂口委員 公述人の先生方、お忙しいところをありがとうございます。 多くの皆さんにお聞きをしたいわけでございますが、時間の制約がございますので、お三人にだけお聞きをさせていただきたいというふうに思います。 祐川公述人と赤倉公述人と対馬公述人の三人にお開きをしたいと思います。 祐川さんの方は先ほど保険方式を強調されまして、私たちはどちらかと申しますと税方式を強調しておるものですから、そこは意見を若干異にするわけでございますが、横山先生がそこは明快に御主張いただきましたのでほっといたしております。政府の案も、入り口は保険になっております。しかし全体で見ますと、公的資源というのは約六割に及んで……
○坂口委員 大臣、大変お疲れと思いますが、何となく顔色がこちら側から見ますと青く見えまして、質問させていただくのもいささか気にかかりますけれども、引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。 多くの皆さんからさまざまな角度からの御質問がございまして、私のお聞きするところがもうなくなってきた感もございます。(発言する者あり)いや、そうではありませんで、お聞きすることはいろいろとあることはあるわけでございますが、重なることをひとつお許しいただきたいと思います。 大臣は、一昨日でございましたか、年金のことに触れられまして、六十五歳支給ということに今なっておりますけれども、六十五歳では済まな……
○坂口委員 きょうは、参考人の先生方にはどうもありがとうございます。お礼を申し上げたいと存じます。 新進党の坂口でございます。 鷲尾参考人と糸氏参考人、そして広井参考人のお三方にひとつお聞きをしたいと思います。 老人医療に対してでございますが、先ほど鷲尾参考人の方は、若いときに入っていた保険そのままで高齢者になりましても受けるという、突き抜け型と申しますか、そういう制度でどうだという御意見だったというふうに思います。これも一つの大きな有力な案だというふうに思うわけですが、その場合に、弱小健康保険があるわけで、保険の統合というものをどうしても考えないといけない。そこをどうしていったらいいと……
○坂口委員 質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。 総理にお聞きをいたします前に、きょうは与党三党の代表の皆さんもお座りでございますので、一言だけ、先にお聞きをしておきたいと存じます。 昨夜からけさにかけまして、与党三党のこの修正案がまとまり、それがマスコミに流れまして、多くの医療従事者の皆さんや労働組合の皆さん方からお電話をちょうだいいたしました。その皆さん方の異口同音おっしゃいますことを一言で申しますと、政府提案の案もまずかったけれども、今度の修正案はもう一つまずくなった、まだ前の方がましだったという声が非常に多かったわけであります。 私も実はそう思う一人でございまし……
○坂口委員 介護の質問に入ります前に、健康保険法が先日この委員会を通過いたしまして、参議院の方に参りました。それで、この委員会を通過いたしますときに修正案が与党の方から出たわけでございますが、通過いたしましたら、もうその直後に再び修正の話が出ておりまして、これは一体どうしたことか。 衆議院の方の意見とは違うという話が参議院の方で出るのならば、それはやむを得ない話でございますが、修正をされました与党の中のある幹部の方が、参議院で修正をするのだ、こういう御発言がございました。これは院の決議というものを大変ないがしろにする話でありまして、余りにもいいかげんな話ではないか、もしもそういうお気持ちがあ……
○坂口委員 新進党の坂口でございます。 大臣は、この医療の制度改革について九月までに皆さんの前に発表するということを約束されたわけでございますが、予定どおりここに案を示していただきました。改革の内容全般が我々と一致するわけではございませんけれども、評価する点も多いと私個人は考えております。 そこで、この医療制度の問題をどのように考えてこの案をおつくりになったのかということは、この案を拝見し、また先ほど大臣の御説明をお聞きしてよく理解をさせていただいたところでございますが、医療制度は、個人にとりましては、その周辺の年金でございますとかあるいは福祉、とりわけ介護の問題でございますとか、そうした……
○坂口委員 中井議員の後を受けまして質問を続けさせていただきたいと思いますが、最初に社会保障関係のことをお聞きをし、あと沖縄問題等をお聞きをしたいと思っています。 まず、ソフトな話から入らせていただきますが、厚生省は、去る一月の二十一日、将来の人口変動を予測いたしました日本の将来推計人口を発表になりました。それによりますと、平成四年九月に推計をされましたものよりもさらに高齢化が進んでいる。その理由は、細かく拝見をいたしますと、高齢者の平均余命が延びたことよりも少子化がさらに進んでいることに主な原因があるというところがその統計の中から見られるわけでございます。 その内容を見ますと、いわゆる合……
○坂口委員 小渕外務大臣に対しまして、初めての質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 既にもう同僚の議員の皆さん方からさまざまな問題につきましての質問がございまして、重複をするところもございますが、ひとつお許しをいただきたいというふうに思います。 先週、そして今週の水曜日と、二回この一般質問が行われましたが、その中で皆さん方が触れられた問題の中で一番多かったのは、やはりODAの問題でなかったかというふうに思います。このODAの問題は多くの皆さんが触れられましたし、そしてこの水曜日にも河野議員や東議員の非常にすばらしい質問がございまして、言い尽くされた感がござ……
○坂口委員 平和・改革の坂口でございます。 先ほどから、八代議員それから松沢議員と、イラクの問題につきましての話が出ましたが、お聞きをいたしておりまして、政府の姿勢というものがもう一つはっきりしない面がございますので、重ねてお聞きをしたいというふうに思います。 外務省からいただきました資料によりますと、イラクは、一九九一年の四月三日に採択されました安保理決議六八七により、大量破壊兵器の廃棄を国際的監視のもとで無条件に受け入れることを義務づけられ、実地査察に合意することを受諾をした、受諾したから停戦が発効した。したがって、査察が完全に行われ、大量破壊兵器の廃棄が明確になったときに初めて、湾岸……
○坂口委員 平和・改革の坂口でございます。 私の用意いたしました質問に入ります前に、きょう、午前中の皆さんの議論を聞かせていただきまして、私も、一部ちょっと釈然としないところがありますので、その部分につきまして少しお聞きをして、私の本来用意いたしました質問に入らせていただきたいと思います。 河野議員もお聞きになりましたが、例の未臨界核実験についてでございます。この未臨界核実験につきまして、いろいろとお答えにもなりましたけれども、その内容は、どうもぴしっと心に落ちないところがございました。 一つは、未臨界核実験につきまして、これは、この協定の中でうたっておりますところの平和的非爆発目的利用……
○坂口委員 平和・改革の坂口でございますが、引き続きまして質問をさせていただきます。 きょう、お隣の韓国の金大中氏が大統領に就任されるわけでございまして、平和・改革を代表いたしまして、心からお祝いを申し上げる次第でございます。 この金大中氏につきましては、二十五年前東京で起きましたいわゆる拉致事件がございまして、最近、韓国中央情報部、KCIAの組織的犯行であったことが韓国の内部資料として明らかになりました。一九七五年の七月に、この問題につきましては、当時の宮澤外相が訪韓をされまして、日本の主張を完全に受け入れない形で政治決着がされたわけでございます。 このときから月日が回りまして今日を迎……
○坂口委員 新党平和並びに改革クラブを代表いたしまして、平成十年度補正予算に対する質疑をさせていただきたいと思います。 さて、けさから過去の経済状態についていろいろのお話がございましたが、私は、これからのことにつきまして幾つか御質問をさせていただきたいというふうに思います。 各地域を回ってみますと、景気の停滞、後退は大変なものでございまして、各大臣も各地域で同じような思いを抱いておみえになるものと思います。医学の世界の中に燃え尽き症候群というのがございますが、私は、日本の状態がいささかこの燃え尽き症候群に陥ってきたのではないかと考えております一人でございます。 燃え尽き症候群は、決して、……
○坂口委員 平和・改革を代表しまして、お聞きをしたいと思います。 岩國先生の御質問は非常に難しい質問ばかりでございましたが、私のは易しいことばかりでございますので、ひとつお気軽にお答えをいただいて結構でございます。 先日来、過去のデータを整理いたしておりましたら、平成五年一月二十九日の予算委員会の質疑のが出てまいりまして、これは、当時宮沢総理がお答えになっておりまして、私の方の、その当時公明党の書記長をいたしておりました市川が質問をさせてもらっているものでございました。 この内容を見ますと、現在と同じようなことが議論されておりまして、金融の自由化の問題、八%の自己比率の問題、それから銀行……
○坂口委員 平和・改革の坂口でございます。三十分でございますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 この委員会の質疑もかなり進んでまいりましたし、また与野党間の協議もかなり進んでいるところでございますし、先週の金曜日には、与党側から第二次の修正案と申しますか、話し合いの場に皆さん方の御意見が出されたところでございます。それで、今いろいろ話が進んでおりますけれども、その中で、対立する点もだんだんと明確になってきたというふうに思います。 それで、一つは、長銀の取り扱いでございまして、長銀を破綻状態であるというふうに認めて対応するのか、それとも破綻をしていない状態であるというふうに認識を……
○坂口委員 前半の再生法のときには、古川先生初め民主党の皆さん方と御一緒にやらせていただきまして、めでたく成立したところでございますが、今回のこの健全化法につきまして、民主党さんの方からの修正案も昨日見せていただいたところでございます。 再生法の方は、これはどちらかといいますと破綻処理の方でございますので、民主党さんの理想主義というものが貫かれて、私は大変それはよかったのではないかというふうに思っております。 ただ、今回の健全化法の方は破綻前の金融機関の問題でございまして、かなり現実の経済社会というものに影響されるものでございます。それだけに、理想的な考え方と現実の経済の動きと両方を見てい……
○坂口委員 四条約に対する質問は後に回させていただきまして、私はコソボ・クリージスのところを少しお聞きしておきたいというふうに思います。 先ほどからいろいろ御議論ございましたが、小渕首相が、米国訪問中の四日の未明であったというふうに思いますけれども、ワシントンで、訪米中のロシアのチェルノムイルジン元首相、いわゆるユーゴ問題の大統領特使と三十分間にわたって会談をされた、こういうふうに伝えられております。 そして、マスコミの報道でございますが、マスコミがチェルノムイルジン特使の発言として、ユーゴのミロシェビッチ大統領は、国連のもとでの交渉への参加、それからもう一つは、難民の安全な帰還実現のため……
○坂口委員 公明党・改革クラブを代表しまして、質問させていただきたいと思います。 私、コソボ・クリージスのところから入らせていただきたいと思います。 昨夜、きょう質問をさせていただきますメモをつくりまして、テレビを見ることもなく床に入りまして、けさスイッチを入れてみましたら全然様相が変わっておりまして、慌ててけさはメモをつくりかえたという状況でございます。いずれにいたしましても、和平に向かっているということでございますから、まことに結構なことだというふうに思っております。 先ほども大臣からお話がございましたように、チェルノムイルジン・ロシア特使それからアハティサーリ欧州連合特使、この両方……
○坂口委員 公明党の坂口でございますが、よろしくお願いいたします。 先日の、自自連立のときの社会保障関係の取り決めというのは二つあったというふうに思いますが、一つは、消費税の福祉目的税化の話がございました。もう一つは、基礎年金の国庫負担の三分の一から二分の一への引き上げのお話がございましたが、これは正式に決まったのかどうか、ちょっとわかりません。 それで、最初の福祉目的税化の話でございますが、これは福祉目的税と決まったわけではなくて、一応、目的税化ということになっているんだろうというふうに思います。その中身でございますが、これはいろいろとり方がございまして、消費税は福祉のみに使用するという……
○坂口委員 久しぶりに質問をさせていただきますが、時間が十五分でございます。菅さんの八十三分がうらやましい限りでございますけれども、短時間でございますので簡潔に質問させていただきたいと思います。 いずれにいたしましても、高齢化社会の中で年金は生活の柱であり、また社会保障全体の中の柱であるというふうに思います。それだけにこの年金法案というのは重要な法案でありまして、その方向性を間違ってはならないと思っております。今回提出されておりますこの年金法案は、総論として見ました場合に、その方向性は間違っていないと思っております一人でございます。ただ、具体的な問題になりますと、幾つかの問題点もございますの……
○坂口委員 おはようございます。 時間の関係がございまして、一番先にやらせていただきますことをお許しをいただきたいと思います。 また、江崎総括政務次官、御就任おめでとうございます。期間はやや短いかもしれませんけれども、それだけにひとつ御活躍をお祈り申し上げたいと思います。 二点ほど、大臣にお聞きをしたいというふうに思っております。 一つは日朝の国交正常化交渉、大変御努力をいただきまして、現在進めていただいているところでございます。第一回目、四月の五日、七日の両日、ピョンヤンで開催されました。一九九二年の十一月に中断をしてからでございますから、大体七年半経過をしたことになりますが、再開さ……
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