坂口力 衆議院議員
42期国会発言一覧

坂口力[衆]在籍期 : 33期-34期-35期-37期-38期-40期-41期-|42期|-43期-44期-45期
坂口力[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは坂口力衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

坂口力[衆]本会議発言(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第2号(2001/02/05、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 鳩山代表から二つの問題が私に対してございました。  第一問題は、選挙制度についてのお尋ねでございます。  選挙制度の問題は議会制民主主義の根幹にかかわる問題であり、民意を正しく反映しているかどうかがその命であります。  公明党はかねてから中選挙区制を主張しているところでありますが、いつの時代にあっても、より十分に民意を反映する制度を追求することは、政党として当然であると考えております。したがって、これ以上多くを語る必要はないと思います。(拍手)  第二問、不正、腐敗の根絶を結党の精神とする公明党の姿勢についてお尋ねがありました。  党を代表して語る立場にはありませんが、……

第151回国会 衆議院本会議 第8号(2001/02/22、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 玄葉議員にお答えを申し上げたいと思いますが、二問ちょうだいをいたしました。  一つは、国と地方との財源配分の問題でございます。  神崎代表の発言も紹介をされましたが、仕事とそれに必要な財源をセットにして地方に回すべきだという趣旨だというふうに思います。その趣旨には私も賛成でございます。  地方分権も軌道に乗りつつあります昨今でありますから、税制全体に及ぶ問題でありまして、次の税制改革では大きな議論になるものと考えます。そのときを待ちたいと思います。  もう一点の、内閣退陣後の考え方についてのお尋ねでございましたが、予算委員会でも御答弁を申し上げましたとおり、私は森総理に……

第151回国会 衆議院本会議 第12号(2001/03/09、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 井上議員から、住宅施策と福祉施策との連携についてのお尋ねがございました。  これまで、高齢者用に整備されました公営住宅等に居住するお年寄りのもとに、福祉施策として、相談相手となる生活援助員を派遣することなどを行ってまいりましたし、また、公団住宅の建てかえの際に、デイサービスセンターなどの福祉施設あるいは医療施設の併設を推進してきたところでございます。また、元気な高齢者の話し合い、情報交換をする場をこれからも推進していきたいと考えております。  厚生労働省として、こうしたこれまでの連携政策の実績を踏まえまして、高齢者が安心して生活できるような体制整備などの環境づくりに努め……

第151回国会 衆議院本会議 第13号(2001/03/15、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 経済社会の変化に対応する円滑な再就職を促進するための雇用対策法等の一部を改正する等の法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  現在、雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、産業構造の転換等、経済社会の変化が進む中で、労働者が離職を余儀なくされる場合の円滑な再就職を可能とするとともに、労働者個人の自発的な能力開発を促進するなどにより、職業生活の全期間を通じてその職業の安定を図ることが重要となっております。  政府といたしましては、必要な施策を整備充実するため、本法律案を作成し、ここに提出した次第であります。  次に、この法律案の内容の概要を御説明申し上げます。  第……

第151回国会 衆議院本会議 第14号(2001/03/16、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) PCBやダイオキシンについてのお尋ねでございました。  これらの物質が人の健康に与える影響につきましては、現時点では、科学的に全部解明されているというわけではございません。それだけに、国民の健康を確保する観点から極めて重要な課題であるというふうに思っているところでございます。  このため、厚生労働省では、これらの物質の摂取と健康影響の因果関係を解明するために、哺乳動物を用いた実験による胎児への毒性影響、人への暴露量と健康影響の関係等につきまして、調査研究を積極的に進めているところでございます。  御指摘になりましたコルボーン博士の見解につきましても、貴重な科学的知見の一……

第151回国会 衆議院本会議 第15号(2001/03/22、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 厚生年金、国民年金等の既裁定者と保険者の権利義務につきましては、厚生年金保険法、国民年金法等の年金各法の規定に基づき設定されているものでございます。  厚生年金、国民年金等につきましては、社会保険方式のもとで、現役世代が納付する保険料財源を基本として給付に必要な費用を賄う世代間扶養の仕組みで運営しており、成熟度も農業者年金のように著しく高い状況ではありません。  農業者年金は、農業上の政策目的を有し、給付に必要な財源を専ら国庫助成で賄っており、その成熟度も著しく高い状況にあります。厚生年金、国民年金とは置かれている状況が著しく異なっているところでありまして、既裁定年金額……

第151回国会 衆議院本会議 第20号(2001/04/03、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) ただいま議題となりました確定給付企業年金法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国は、少子高齢化の進展、産業構造の変化等、社会経済情勢が大きく変化しており、公的年金に上乗せして給付を行う年金制度につきましても、このような変化に対応することが要請されております。  この法律案は、確定給付型の企業年金について、受給権保護等を図る観点から、労使の自主性を尊重しつつ、統一的な枠組みのもとに制度の整備を行うもので、これにより、公的年金を土台としつつ、確定拠出年金と相まって、国民の自主的な努力を支援する仕組みを整備するものであります。  以下、この法律案の主な内容に……

第151回国会 衆議院本会議 第28号(2001/05/09、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 神崎代表からいただきました二問ございます。  一つは、雇用のセーフティーネットの整備と新たな雇用創出策についてのお尋ねでございました。  雇用セーフティーネットにつきましては、いつ経済の変動がありましても、失業率など、失業率だけではございませんけれども、メルクマールといたしまして、緊急に対応できる対応を強化していかなければならないと決意をいたしております。  また、平素から雇用につきましては予防的措置も必要でございますし、平成十三年度予算等に盛り込まれております、離職者に対します再就職支援、あるいは年齢、能力、地域におきます労働力需給のミスマッチを解消するための対策、中……

第151回国会 衆議院本会議 第32号(2001/05/25、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 保坂議員にお答えを申し上げたいと思います。  厚生保険特別会計の事務費等についてのお尋ねがございました。  御承知のとおり、厚生年金の事務費につきましては、国が制度運営を行うという観点から、厚生年金保険法の規定によりまして、予算の範囲内で国庫が負担することとなっております。また、平成九年に、財政構造改革の推進に関する特別措置法が制定されました際に、厚生保険特別会計法が改正されまして、平成十年度から平成十五年度までの間、厚生年金の事務費の一部に保険料財源を充てることとされたところでございます。  これに基づきまして、現在、保険料の徴収や年金の給付などの事務の執行に要する費……

第151回国会 衆議院本会議 第36号(2001/06/07、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたします。(拍手)

第151回国会 衆議院本会議 第37号(2001/06/08、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  少子高齢化等が進行する中で、労働者が仕事と家庭を容易に両立させることができるようにすることは、労働者の福祉の増進を図る上でも、経済社会の活力を維持していく上でも、極めて重要な課題となっております。  このような状況に対処するためには、育児休業の取得や職場復帰をしやすい環境を整備するとともに、労働者が子育てをしながら働き続ける上で必要な時間を確保すること等が必要となっており、政府といたしましては、本法律案を作成し、ここに提出した次第であります……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 衆議院本会議 第3号(2001/10/02、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 野田党首から御質問をいただきました。  まず、消費税と社会保障税のお話がございました。年来の御主張でありますことも、よく存じ上げております。  社会保障のために消費税を充てることは私は異論はありませんが、消費税だけで社会保障を賄うには、高齢化社会の進展等を考えて、いささか難しいのではないかというのが私の考え方でございます。社会保険方式を基本といたしまして、公費と利用者負担をどのように組み合わせていくかというその組み合わせの中の課題でございましたならば、謙虚に耳を傾けなければならないと考えているところでございます。  基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げる課……

第153回国会 衆議院本会議 第15号(2001/11/09、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 仙谷議員から三問ちょうだいをいたしました。  一番最初は、現行の緊急地域雇用特別基金事業の総括についてのお尋ねでございました。  現行の基金事業につきましては、先ほど総理からも御答弁をいただきましたが、二千億円で平成十三年度末までに三十万人の雇用創出を目標として実施しているものでございます。平成十二年度末までには、千三百四十億円の事業費によりまして、約二十二万人の雇用・就業機会が創出されたものでございます。  本事業は、地方公共団体が創意工夫を凝らしていただきまして、そして、自主的にお取り組みをいただくということを内容としてきたわけでございまして、多くの場合には雇用創出……

第153回国会 衆議院本会議 第17号(2001/11/16、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 経済社会の急速な変化に対応して行う中高年齢者の円滑な再就職の促進、雇用の機会の創出等を図るための雇用保険法等の臨時の特例措置に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げたいと存じます。  一層厳しさを増しております雇用情勢にかんがみ、政府においては、本年九月に総合雇用対策を決定し、雇用の安定の確保に向け、総合的な施策を展開することとしております。  このうち、実施の緊急性が特に高い施策については、十月に策定した改革先行プログラムに盛り込み、先行して実施することとしており、これに必要な法的措置、具体的には、中高年齢者、すなわち四十五歳以上の方々の再就職の促進、雇用……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 衆議院本会議 第2号(2002/01/22、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 城島議員から、二問についての御質問がございました。  第一問は、雇用保険財政についてのお尋ねでございます。  厳しい雇用失業状況のもとで雇用保険受給者の増加が続いておりますが、雇用保険制度は、労働者が安心して働くための最後のよりどころとなるセーフティーネットでありまして、給付に必要な財源は、今年度においても確保しているところでございます。十三年度の収支はマイナスになりますけれども、積立金でカバーできる額でございます。  今後とも、経済動向、雇用失業動向を十分踏まえた上で、本年度から施行された新制度の影響なども十分に注意をしまして、安定的な運営を確保してまいりたいと思いま……

第154回国会 衆議院本会議 第6号(2002/02/06、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 山崎議員から、少子化問題につきましてのお尋ねをいただきました。  少子化の進展は、我が国の社会経済全体に大きな影響を及ぼすものでありますし、政府といたしましても、総合的な対策を進めていく必要があると考えております。  厚生労働省といたしましては、当然のことながら、子育てに当たります若い男女の負担感を緩和し、安心して子供を産み育てることができるよう、保育の充実でありますとか雇用環境の整備などを行うことはもちろんでございますが、政策全体について、少子化対策を盛り込んでいく必要があると考えているところでございます。もちろん、今後の年金、医療につきましても、そうした観点から改革……

第154回国会 衆議院本会議 第10号(2002/02/22、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 春名議員から、二問ちょうだいをいたしました。  児童扶養手当制度の見直しについてのお尋ねでございます。  厚生労働省といたしましては、母子家庭の自立促進を図りますため、子育て支援策、就労支援策、養育費の確保策、経済的支援策などにつきまして、総合的に見直すことといたしております。  この一環として、児童扶養手当につきましては、平成十四年度予算案におきまして、就労等による収入増が総収入の増加につながるように、所得制限等を見直すことといたしております。  さらに、母子家庭に対する総合的な施策を展開するために、関係法律の改正も予定しているところでございますが、児童扶養手当につき……

第154回国会 衆議院本会議 第17号(2002/03/28、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) BSE調査検討委員会の報告書原案につきましてのお尋ねがございました。  現在、大詰めの議論が行われておりますBSE問題に関する調査検討委員会の報告要旨案におきまして、農林水産省との連携に関し、厚生労働省のチェック機能も働いていなかった旨の御指摘を受けているところであります。  四月初めに同委員会の報告がまとめられる予定であり、今後、報告の御趣旨を十分に踏まえまして、体制や法律のあり方を初めとして、改めるべき点は改め、食品の安全と国民の安心の確保に全力を尽くしてまいる所存でございます。(拍手)

第154回国会 衆議院本会議 第18号(2002/03/29、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  障害者の雇用につきましては、厳しさを増している雇用情勢のもと、求職者の数が過去最高となる等、厳しい状況にあります。また、厳しい経済状況のもとでの企業組織の再編の活発化、技術革新等による職場環境の改善等、障害者雇用を取り巻く状況も大きく変化いたしております。  このような状況に対応し、障害者の職場を拡大し、雇用の分野のノーマライゼーションの実現を図るとともに、保健福祉施策との連携による総合的支援の充実を図るため、政府といたしましては、本法律案を作成し、ここに提出した次第であり……

第154回国会 衆議院本会議 第26号(2002/04/19、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 健康保険法等の一部を改正する法律案及び健康増進法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  急速な高齢化等による医療費の増大等により、医療保険財政が厳しい状況にある中で、医療保険制度については、給付と負担の公平を図るとともに、将来にわたり持続可能で安定的なものとしていくことが求められています。  このため、今回の改正では、患者一部負担金の見直し、健康保険の保険料における総報酬制の導入、政府管掌健康保険の保険料の引き上げ、老人医療費拠出金の算定方法の見直し、国民健康保険の財政基盤の強化等の措置を講ずる……

第154回国会 衆議院本会議 第35号(2002/05/17、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 母子及び寡婦福祉法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年における離婚の急増など母子家庭等をめぐる諸情勢が変化する中で、母子家庭等の自立の促進を図りながら、その児童の健全な成長を確保することが重要な課題となっております。  今回の改正は、こうした状況を踏まえ、母子家庭等に対する子育て支援の充実、就労支援の強化、扶養義務の履行の確保、児童扶養手当制度の見直し等の措置を講ずることとし、総合的な母子家庭等対策を推進するものであります。  以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、母子家庭、父子家庭に対する子育て支……

第154回国会 衆議院本会議 第37号(2002/05/28、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 中村議員の御質問にお答えをさせていただきたいと存じます。  政府案の提案のきっかけになったのは何かというお尋ねでございました。  法務省と厚生労働省におきましては、平成十一年の精神保健福祉法改正の際の、「重大な犯罪を犯した精神障害者の処遇の在り方については、幅広い観点から検討を早急に進める」べきとの附帯決議を受けまして、合同検討会を設けて、精神障害により重大な他害行為をした者に対しまして、適切な医療を確保するための方策やその処遇のあり方につきまして検討してきたところでございます。その後、大阪の池田小事件が起こりましたことは御指摘のとおりでありまして、そのことが影響を与え……

第154回国会 衆議院本会議 第38号(2002/05/30、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 松原議員にお答えを申し上げたいと思います。  いわゆる化学物質過敏症についてのお尋ねがございました。  いわゆる化学物質過敏症は、人によりまして、頭痛ですとか皮膚のかゆみ、のどの痛みなど、その訴えるところが異なりまして、病態も一定でないことから、現在は、医学的に確立された単一の疾病単位とはなっておりません。  現在のところは、アレルギー疾患の中にはめているわけでございますが、しかしながら、診療報酬請求書、いわゆるレセプトの中に、請求傷病名といたしまして化学物質過敏症と記載される場合がございましても、医学的な必要性に基づきまして適切な検査や投薬、注射などの診療行為が行われ……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 衆議院本会議 第2号(2002/10/21、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 雇用問題についてお尋ねがございました。  ちょっと声をからしてしまいまして、申しわけありません。  緊急地域雇用創出特別交付金の運用につきましては、総理からお答えのあったとおりでございますが、現在六カ月ということになっておりますので、もう少しこれは使いやすいようにしていきたいというふうに思っております。今後、地方公共団体の今後の工夫とも相まちまして、できるだけ使いやすいように改善をしていきたいと考えております。  それから、若年者に対する問題でございますけれども、若年者は失業も非常に大きいのですが、今度は、失業だけではなくて若年者に対する求人もまた大きいわけであります。……

第155回国会 衆議院本会議 第7号(2002/11/07、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 植田議員にお答えを申し上げたいと思います。  第一は、緊急地域雇用創出特別交付金の充実についてのお尋ねでございました。  緊急地域雇用創出特別交付金は、一定の雇用創出効果を上げているというふうに考えておりますが、本交付金に係る事業を企画運営しております地方公共団体から、雇用期間を含め、さまざまの要望がなされていることから、これらも勘案しつつ、交付金事業の効果的な実施が図られるよう、その改善について検討を行っているところでございます。  また、交付金の財源の増額についてお話がございましたが、平成十五年度、十六年度の事業費として、都道府県に約二千億円の基金が既に交付されてお……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第2号(2003/01/21、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 冬柴議員にお答えを申し上げたいと思います。  雇用対策への取り組み、決意についてのお尋ねがございました。総理からもお答えをいただきましたが、改めてお答えを申し上げたいと思います。  政府は、構造改革を加速し、日本経済を再生するための政策強化を行いまして、デフレを克服しながら民需主導の自律的な経済成長を目指すために、十月三十日に、改革加速のための総合対応策を取りまとめました。さらに、この総合対応策の思い切った補完・強化策を講ずるために、十二月十二日に、改革加速プログラムを策定し、これに基づきまして、平成十四年度補正予算案において、必要な雇用対策の強化策を盛り込んだところで……

第156回国会 衆議院本会議 第8号(2003/02/14、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 山花議員から、三問ちょうだいをいたしました。  まず第一は、健康保険本人三割負担についてのお尋ねでございます。  今日、急速に少子高齢化が進展します中で、医療保険財政は大変厳しい状況にあります。国民皆保険を将来にわたり守っていきますためには、患者、加入者、医療機関といった関係者に等しく負担を分かち合っていただくことは避けられず、保険料の引き上げ幅を極力抑制するためにも三割負担を導入することとしたものでございます。  社会保険は景気のいかんを問わず必要なものでありますし、厳しいときであればあるほど、相互扶助の精神が必要でございます。法律どおり、四月からの三割負担導入をお願……

第156回国会 衆議院本会議 第9号(2003/02/18、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 春名議員からは、介護保険の問題につきまして、一問、お問い合わせがございました。  介護保険制度におきまして、国が給付費といたしておりますのは二五%でございますが、その二五%のうちで、二〇%は定率負担になっているし、五%は調整交付金になっている。この五%のところを別枠にして、二五%を定率負担にして、それに五%、そして全体として三〇%にしたら市町村はより楽になるではないか、こういうお話だと思うのですが、それは、計算上はよくわかる話でございますけれども、しかし、それで介護保険制度の根幹が解決するとは思えません。  現状で実施は困難でございますが、しかし、介護保険制度の全体の見……

第156回国会 衆議院本会議 第10号(2003/02/20、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 塩川議員にお答えを申し上げたいと思います。  産業再生法は、企業が事業を再構築することによりまして、その活力を再生し、雇用の維持を図ろうとするものと考えております。しかし、労働者の再就職が必要なことも生ずることはあるわけでありますので、中央と地方の連携を密にいたしまして、きめ細かく対応していきたいと考えているところでございます。  最も重要なことは失業の予防でありまして、その点につきまして、経済産業省と連携し、全力で取り組んでまいりたいと思います。(拍手)

第156回国会 衆議院本会議 第14号(2003/03/13、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 山田議員にお答えを申し上げたいと存じます。  消費者に対して求めている役割と行動についてのお尋ねがございました。  消費者が安全性を確保するための情報を十分に提供すること、そして、意見が十分に表明される機会を与えること、そうしたことが基本として最も重要なことだというふうに思っております。  こうしたことを具体化しますために、厚生労働省としましては、今国会に提出しております食品衛生法の改正法案におきまして、国や地方公共団体は、具体的な規格基準などを設定いたしますとき、あるいはそうした場合以外におきましても、定期的に、施策の趣旨や実施状況等を公表し、広く国民の皆さんの御意見……

第156回国会 衆議院本会議 第17号(2003/03/25、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 雇用保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  雇用保険制度については、厳しい雇用失業情勢の長期化等により、受給者が増加する一方で保険料収入が減少し、極めて厳しい財政状況にあり、こうした財政状況や雇用就業形態の多様化の進展等制度をめぐる諸情勢に的確に対応し、失業した労働者の生活の安定及び再就職の促進を図るとともに、将来にわたり安定的な運営を確保し得るものとしていくことが求められています。  このため、給付について、受給者の早期再就職の促進及び多様な働き方への対応の観点からの見直し、再就職の困難な状況に対応した重点化等を図るとともに、保険料率……

第156回国会 衆議院本会議 第21号(2003/04/08、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 保坂議員にお答えを申し上げたいと存じます。  個人情報保護法案につきまして、包括法とする理由、個人情報漏えい事件についての見解、「事業者」の定義や主務大臣の関与、「報道」の定義、適用除外の範囲などにつきましてお尋ねがございましたが、これら法案の内容にかかわる事項につきましては、総理大臣の御答弁がございまして、私も同じ見解でございますので、重複することは避けさせていただきたいというふうに思います。  なお、厚生労働行政との関係で申し上げますと、個人情報保護に関しましては、医療分野を初め、特に保護が必要な分野が多いことは御指摘のとおりでございまして、これまでも、医療従事者の……

第156回国会 衆議院本会議 第24号(2003/04/22、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 職業安定法及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  厳しい雇用失業情勢や働き方の多様化等が進む中で、労働力需給のミスマッチを解消し、多様なニーズにこたえていくためには、公共及び民間の労働力需給調整機関が、それぞれの特性を生かし、労働市場においてより積極的な役割を果たしていくことが必要であります。  このため、職業紹介事業や労働者派遣事業が労働力需給の迅速、円滑かつ的確な結合を促進することができるよう、求職者の保護や派遣労働者の雇用の安定等に配慮しつつ、これらの事業に係……

第156回国会 衆議院本会議 第26号(2003/05/06、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 労働基準法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の経済社会を取り巻く状況が大きく変化し、産業・雇用構造の変化が進んでいる中で、我が国の経済社会の活力を維持向上させていくためには、労働者一人一人が主体的に多様な働き方を選択できる可能性を拡大するとともに、働き方に応じた適正な労働条件を確保し、紛争の解決にも資するよう、労働契約や労働時間など働き方に係るルールを整備することが重要な課題となっております。  このため、労働契約や労働時間に係る制度について、多様な働き方に応じた実効あるものとするための見直しを行うこととし、この法律案を提出した次第……


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第157回国会(2003/09/26〜2003/10/10)

第157回国会 衆議院本会議 第2号(2003/09/29、42期、公明党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(坂口力君) 年金改革について御質問をいただきました。  予測を超える少子高齢社会が進行いたしております。将来の世代の過重な負担が生まれないように、負担と給付のバランスを考えることが大事でございます。  先般、試案を発表させていただきました。この中で、負担の上限、給付の下限を明確にいたしまして、これから政府が取り組むべき課題も整理したところでございます。今後、さらに少子化対策、そして女性と年金、そして国庫負担の財源のあり方、こうした問題につきまして、さらに煮詰めを行わなければなりません。  十一月末には厚生労働案、そしてまた十二月末には政府案の取りまとめを行いたいと思っております。そ……

坂口力[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

坂口力[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(2000/11/17、42期、公明党)

○坂口委員 北川知事さん、そして國松知事さん、本当にきょうはお忙しいところありがとうございました。お礼を申し上げたいと思います。  北川知事さんの月へ行こうよという話を聞いて、そして國松知事さんの信長の安土城の話を聞いて、一体何を聞くかなとちょっとちゅうちょしておるわけでございますが、若干、お聞きをする前に、私の自分の考え方を少しだけ申し述べておかなければならないと思います。  これは、党の考え方というより私個人の考え方でございますが、確かに東京都はさまざまな面で疲労してきておりますし、ここを何とかしなきゃならないことだけは間違いがないというふうに思っております。  これから高齢化社会を迎えま……

第150回国会 予算委員会 第3号(2000/11/20、42期、公明党)

○坂口委員 公明党を代表いたしまして、平成十二年度補正予算に関する質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、何となく騒然とした国会の中での予算委員会でございます。与党の立場から政局についてお聞きするのは勇気の要ることでございますし、しかし、何も聞かないのもまた不自然でございますので、一言だけお聞きをさせていただきたいと思っております。  自民党内から森総理に退陣要求が出されまして、野党からも不信任案のお話が出ているわけでございます。野党から提出されるのはいつものことでございますし、これはそう珍しいことではないわけでございますけれども、しかし、与党の中から退陣要求が出るというのは非常にま……

第150回国会 労働委員会 第1号(2000/11/08、42期、公明党)

○坂口委員 久しぶりに質問させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  三十一日に労働省から出ました「最近の雇用失業情勢について」を拝見いたしますと、先ほど宮腰先生の御質問にもございましたが、九月の完全失業率は四・七%、完全失業者は三百二十万人、前年同月比で三万人の増加、そして非自発的離職者が九十九万人で前年同月比一万人増加、こういう数字が並んでおります。この一年間を見ますと、経済の方は緩やかに回復をしてきているというふうに思いますが、失業率は四%後半のところで停滞をしていると申しますか、そこにくぎづけになっている、グラフを見ますとそういう感じを受けます。  雇用の回復は景気回……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 厚生労働委員会 第2号(2001/02/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生労働大臣の坂口でございます。  厚生労働委員会の御審議に先立ちまして、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。  中央省庁の再編という歴史的な改革の一環として、厚生労働省が新たに発足をいたしました。人の誕生から雇用、老後の保障まで、国民生活に安心と活力をもたらす政策を総合的かつ一体的に展開する体制が整いました。  初代の厚生労働大臣として、国民の皆様に厚生労働省が発足してよかったと実感していただけるよう、私自身先頭に立って、厚生労働行政の推進に全力を尽くしてまいります。  まず初めに、KSD問題につきまし……

第151回国会 厚生労働委員会 第3号(2001/02/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま御指摘になりましたように、小山前議員、そしてまた村上前議員と申し上げた方がよろしいんでしょうか、二人の議員の人がおやめになるという大変異常な事態を起こしましたこのKSD問題でございます。私も、この任につかせていただきまして、この問題をやはりきちっと解明して、そして国民の皆さん方に御理解をいただけるようにするということが一番大事なことであるというふうに思っております。過去に起こったことではございますけれども、私がこの席に着かせていただきました以上、すべての責任は私にあるというふうに思っておりまして、やはり私の責任においてこの問題を解決しなければならないと思っているところで……

第151回国会 厚生労働委員会 第4号(2001/02/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  金田議員から今御提案ございましたように、この社会保障の問題というのは緊急の課題でございますし、そしてまた、各党間で議論をしなければならない問題であることも間違いございません。政府の方は政府の方で現在進めておりますし、政府・与党間での連絡協議会等におきましても社会保障の問題をやってはおりますが、やはり、この国会でどのように議論を進めていくかということが一番大事なことになるのではないかというふうに思っております。  そういう意味では、この厚生労働委員会がどう機能するかということが非常に問われるのであろうというふうに思いますので、この委員会を中心にして御議論を……

第151回国会 厚生労働委員会 第5号(2001/03/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘をいただきましたとおり、一昨日でございますか、発表させていただいたわけでございますが、今述べられました四十五名というのは、今日までのKSD関係、アイム・ジャパン関係、そしてKGS関係、それらの関係の、関係をいたしております局の局長、課長、そうした皆さん方を大体全部拾い上げましたら四十五名いたということでございまして、その人たちを中心にしまして聞き取り調査を行ってきたところでございます。  過去の問題でございまして、十年前ぐらいなのもあるわけでございますから、もうかなり記憶の薄れているものもあるわけでございます。しかし、その辺のところはクロスチェック等もいたしまして、極力そ……

第151回国会 厚生労働委員会 第6号(2001/03/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 千八百時間を目指してきたわけでございますが、残念ながら、そこがまだ達成される状況にございません。一刻も早くそういう状況にしなきゃならないわけでございますから、さらに労使ともにやはりいろいろと御検討をいただかなければならないというふうに思っておりますし、また、厚生労働省といたしましても指導監督を強化していかなければならないというふうに思います。  いずれにいたしましても、働くときにはしっかり働く、しかし休みをとるときにはしっかり休んでいただいてリフレッシュをしていただくということが大事でございますし、また、最近はそうした休みの時間、休暇をとっていただきましたその時間を利用して、い……

第151回国会 厚生労働委員会 第7号(2001/03/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 お答えをさせていただきます前に、参議院の方で本会議がございましたためにおくれて参りまして、お許しをいただきたいと思います。  今御指摘をいただきましたとおり、今回のこの法律案におきましては、いわゆる求人年齢制限の緩和、努力義務ということにしているわけでございます。何事にも副作用というものがありまして、余り厳しくやりますと、今度はそれに対する副作用みたいなものが出てくるということもあるわけでありまして、この問題も、本当は、努力義務といったようなことで役に立つのかという御意見も正直なところあるわけであります。  できる限り皆さん方にこれを、こういう法律を出します以上はこのことをお守……

第151回国会 厚生労働委員会 第8号(2001/03/30、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御承知のように、現在の保険料は、雇用しております企業、そしてそこに働いております従業員の皆さん、そして国、三者の負担によって成り立っているわけでございますが、仮にの話でございますけれども、これから先、非常に高い失業率になっていくということになりました場合にも、この三者による負担という枠組みは変わらないだろうというふうに思います。  ただ、その中の負担の割合をどうするかということは多分その場合には問題になってくるであろうというふうに思いますけれども、三者による負担ということ、その大枠は変わらないというふうに思います。
【次の発言】 そこはやはりいろいろの御議論をいただかなければな……

第151回国会 厚生労働委員会 第9号(2001/04/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました確定給付企業年金法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国は、少子高齢化の進展、産業構造の変化等、社会経済情勢が大きく変化しており、公的年金に上乗せして給付を行う年金制度につきましても、このような変化に対応することが要請されております。  この法律案は、確定給付型の企業年金について、給付の保護等を図る立場から、労使の自主性を尊重し、統一的な枠組みのもとに制度の整備を行うものであります。これにより、公的年金を土台として、確定拠出年金とともに国民の自主的な努力を支援する仕組みとするものであります。  以下、この法律案の主な内容……

第151回国会 厚生労働委員会 第10号(2001/04/11、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま御指摘いただきましたとおり、年金制度はやはり高齢化社会におきます最も重要な問題でございますし、そして、いわゆる公的年金と言われております基礎年金あるいはその上の厚生年金、共済年金といった今までの年金、これに加えまして、今までから、厚生年金基金あるいはまた退職年金基金、そうした制度もあったわけでございます。  それで、これから先の高齢化はだんだんと多様化をしてまいりますし、人生の歩み方もいろいろと多様化をしてくるであろうと思いますし、そしてまた、一人の人生の間でも、初めのスタートのとき、それが一生涯続くというわけではなくて、途中で大きな変更を来すこともあるだろう、さまざま……

第151回国会 厚生労働委員会 第11号(2001/05/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 このたび、厚生労働大臣を再び命じられました坂口でございます。委員長を初め委員の皆様方におかれましては、引き続きお世話になりますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。  現在、我が国の雇用失業情勢は、完全失業率が高水準で推移するなど依然として予断を許さない状況にあり、さらに今後、不良債権の最終処理等の構造改革を実施する過程で厳しさを増すおそれがあることが考えられ、これに的確に対応していくことが小泉内閣の重要課題であります。  このため、先般成立しました雇用対策法等改正法に基づき、労働者の円滑な再就職の促進や自発的な職業能力開発の促進等を図るとともに、緊急経済対策に盛り込ま……

第151回国会 厚生労働委員会 第12号(2001/05/18、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 その前に、再び皆さん方にいろいろとお世話になることになりますので、どうぞひとつよろしくお願いを申し上げたいと存じます。  今お話がございましたハンセン病判決に対しまして、患者の皆さん方に、十四日と思いますが、お会いをさせていただきまして、そのとき、人道的な立場から本当に皆さん方に申しわけない日々であったということを、心からのおわびを申し上げました。  原告団の皆さん方からは、控訴を取り下げという前提の上で厚生労働大臣からそのお言葉を聞きたい、それまでその言葉はお預けにしておきたいというお話がございました。  今そのことを、このようにいたしますということを申し上げることはできませ……

第151回国会 厚生労働委員会 第13号(2001/05/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 社会保障制度改革につきましては、三月の末でございましたか、政府・与党社会保障改革協議会におきまして社会保障改革大綱が決定されたところでございます。  改革の理念でございますとか基本的な考え方をこの中で明らかにいたしておりますが、具体的に、年金、医療、介護を初めといたしました社会保障の今後のあり方、具体的な問題は、いよいよこれからプロジェクトチームをつくりまして、そこで練り上げていくというのが現在のところのスケジュールでございます。  恐らくことしの年末までにその大綱が示されるだろうというふうに思いますが、とりわけ医療の方は、来年の通常国会におきまして医療改革の法律案を出さなけれ……

第151回国会 厚生労働委員会 第14号(2001/05/25、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御主張もよくわかりますので、十分検討させていただきます。
【次の発言】 母体企業の経営状況の悪化などによりまして企業年金を廃止するという事態を避けますために、次善の策として、加入者のみならず、受給者の給付水準の引き下げを行うことも労使合意による選択肢の一つであると考えております。しかし、この場合、受給権保護の観点から、通常の規約変更の手続と比べてより慎重な手続が必要であると考えており、現在の厚生年金基金におきましても、受給者の三分の二以上の同意等の追加的な要件を課しているところでございます。  新企業年金においても、このような厚生年金基金における取り扱いを基本的に踏襲して、政省……

第151回国会 厚生労働委員会 第15号(2001/05/29、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 初めに、少しおくれまして申しわけありません。おわびしたいと思います。  ただいまいろいろの感想を込めてのお話がございましたが、ハンセン病患者あるいはまた元患者でありました皆さん方に対します厳しい偏見でありますとか差別でありますとか、あるいはまた皆さん方に多大な苦痛や苦難をおかけしてきたこと、そうしたことを総合的に考えましたときに、本当に、どうその点おわびをし、これからどのようにしていったらいいのか、皆さん方に対する言葉がなかなか探せないというのが実感でございます。しかし、今御指摘になりましたように、法律的な問題は問題としてこれは存在するわけでございますから、そのことはそのことと……

第151回国会 厚生労働委員会 第17号(2001/06/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確定拠出年金につきましては、確定給付年金とともに、いわゆる年金の三階部分として今回御提案をさせていただいたわけでございます。いずれにいたしましても、公的年金と企業年金とがセットになりまして、そして国民の皆さん方に安心していただける、安定して提供のできる年金体制を確立していかなければならないというふうに思っているわけでございます。  特にその中で、企業年金の方につきましては、最近の全体の経済状況の中で、今まで右肩上がりと言われておりました時代に余り問題にならなかった年金が、最近におきましては非常にさまざまな話題を提供するといったようなことになってまいりました。そこで、企業年金をも……

第151回国会 厚生労働委員会 第18号(2001/06/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  民主党の方で介護保険に対する御提言をしておみえになります。さまざまな現場の問題も踏まえながら、衆知を集めておつくりをいただいたものだというふうに思いますし、私も、事細かく全体をまだ拝見しているわけではございませんが、各項目を拝見させていただきまして、まことに傾聴に値するさまざまな問題を提示していただいているというふうに受け取っておる次第でございます。私も、よくまた勉強させていただいて、そして皆さんの御意見も十分に検討させていただき、また、取り入れさせていただく問題は取り入れさせていただきたいと思っているところでございます。  いずれにいたしましても、今お……

第151回国会 厚生労働委員会 第19号(2001/06/08、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確かに、緊急経済対策の中にこの四〇一kの言葉が入っておりますことも事実でございますが、やはり、人によりましてこの企業年金に対する見る目というのはかなり違うなというふうに私も思っております。  我々は、どちらかといいますと、純然たる年金制度、公的年金があって、その上に企業年金があってという全体の年金の枠組みとしての中のいわゆる確定拠出年金というのを私たちはどうしても位置づけるわけですが、経済のことを中心におやりになっている皆さん方はそういうこともあるかもしれないけれども、それよりも、やはり経済を活性化していくというためにこの確定拠出年金というのは役に立つのではないかという見方をし……

第151回国会 厚生労働委員会 第20号(2001/06/11、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今、局長からも意見がありましたけれども、ハンセン病だけに限ったわけではありませんが、やはり何らかの病気を持った人、その人に対して、その病気が治っている、治っていないということを一つの基準にして、隔離する、隔離しないということを強制的にするということは問題があるだろう。急性の伝染病で隔離をしなければならないということはこれはあるでしょう。しかし、それ以外の場合には、たとえその病気が治っていなかったとしても、隔離政策を続けたということには問題があったというふうに私は思っております。  したがいまして、にもかかわらずそれがなぜ続いてきたかというのには大きな疑問がつきまとうわけでござい……

第151回国会 厚生労働委員会 第21号(2001/06/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘をいただきましたとおり、高齢化が大変な勢いで進んでおりますので、社会保障とりわけ年金にとりましては大きな問題になってまいっております。高齢者がだんだんとふえ、そして若年者が減少してくる、こういう人口構成になってくるわけでございますから、どういたしましても、支える側の人間を一人でも多くふやしていくという努力が必要だろうというふうに思います。  したがいまして、これから進んでいきます年齢構成だけにゆだねているだけではなくて、女性の皆さん方やあるいは中高年の皆さん方の雇用促進にも力を入れて、そして支え手をふやしていくということを真剣にやっていかなければならないというふうに思っ……

第151回国会 厚生労働委員会 第22号(2001/06/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘のように、すべてのものはもう予防するに限るわけでございまして、個別労働紛争につきましても、予防段階のところに一番力を入れなければならないことはもう御指摘をいただきますとおりだと私も思っております。  とりわけ中小企業等におきましては、これは事業主も含めまして、法令でありますとか判例でありますとか、そうしたことを余りよくわきまえていないというケースもあるわけでございます。誤解に基づきますものも大変多いというふうに聞いているわけでございます。  そうしたことを思いますと、やはりふだんから、いろいろの教育、そしていろいろのパンフレット等をつくって、正しい知識を持っていただき、そ……

第151回国会 厚生労働委員会 第23号(2001/06/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  今、都築委員からお話がございましたように、この問題は、いろいろな角度から検討をしなければならない問題であることは御指摘のとおりと私も思っております。  長い間の終身雇用、そして年功序列という、いわゆる日本型の雇用慣行がずっと続いてまいりまして、それはそれなりに安定をした大変メリットのあるシステムであったかというふうに思いますけれども、しかし、全体の社会環境の変化の中で、雇用環境もまた次第に変わってきたことは事実でございます。また、最近のITの発展等によりまして、とりわけ職場のあり方というのもまた非常に大きく変化をしてまいっております。  同じ職場の中にお……

第151回国会 厚生労働委員会 第24号(2001/06/22、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今委員から御指摘になりましたように、水道事業は、全国津々浦々、非常に行き渡っておりまして、それはまことに結構なことであり、そして我々の生活にもうなくてはならない存在であることは、言うまでもありません。  しかし、今委員も御指摘になりましたように、全国に津々浦々まで広がっておりますだけに、小さな事業体がたくさんできていることも事実でございます。それを、これからその内容を質的にも高めていかなければなりませんし、そうしたことを考えましたときに、技術的な困難に直面をする小さな浄水場も存在をするわけでございます。したがいまして、その管理でありますとか、水質の管理の業務を、より技術力の高い……

第151回国会 厚生労働委員会 第25号(2001/06/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました予防接種法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  最近、高齢者の間においてインフルエンザの集団感染が発生し、その症状の重症化や死亡が社会問題化したこと等を踏まえて、高齢者におけるインフルエンザの発病や重症化の防止に適切に対応できる予防接種制度の構築が求められております。  このため、今般、高齢者に対するインフルエンザを予防接種の対象疾病とし、あわせて予防接種の対象疾病を類型化する等所要の措置を講ずることとし、この法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。……

第151回国会 石炭対策特別委員会 第2号(2001/02/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生労働大臣の坂口でございます。  衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ちまして、厚生労働大臣として石炭鉱業における雇用問題について一言所信を申し述べ、委員各位を初め国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。  我が国の石炭鉱業の構造調整が進められてきている中で、炭鉱離職者を初め、石炭鉱業の合理化の影響を受ける労働者の方々の雇用対策は、重要な課題であると認識しております。  厚生労働省といたしましては、炭鉱離職者の方々のできるだけ早期の再就職を促進するため、機動的な職業訓練やきめ細かな就職相談の実施、就職促進手当の支給等の援護措置を講ずること等により、雇用の安……

第151回国会 石炭対策特別委員会 第3号(2001/06/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おくれて参りまして、申しわけございません。一言だけ、ごあいさつを申し上げさせていただきたいと存じます。  衆議院石炭対策特別委員会の御審議に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  我が国の石炭鉱業の構造調整が進められてきております中で、炭鉱離職者を初め、石炭鉱業の合理化の影響を受ける労働者の方々の雇用対策は、重要な課題であると認識いたしております。  厚生労働省といたしましては、炭鉱離職者の方々のできるだけ早期の再就職を促進するため、機動的な職業訓練やきめ細かな就職相談の実施、就職促進手当支給等の援護措置を講ずること等により、雇用の安定を図っているところでございます。  ……

第151回国会 予算委員会 第2号(2001/02/08、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 いろいろと御心配をおかけいたしまして、申しわけなく思っております。  ただいま先生が御指摘になりましたように、旧労働省といたしましては、このKSDに対して監督を今までから行ってきたところでございますが、しかし、そこが十分に機能しなかったというのが現実でございます。  とりわけ、KSDから豊明会への補助金が出ておりますが、その補助金がどう使われているのかというようなことを明確にすべきである、あるいはまた豊明会の中のその補助金と他の経理との間の関係を明確にすべきである、あるいは、その他の問題等も含めまして年々これを指導監督してきたわけでございますが、やりますやりますという言葉はあり……

第151回国会 予算委員会 第3号(2001/02/09、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ものつくり大学につきまして御質問でございますが、これは雇用保険勘定から出ているわけでございます。  十四億何がしかを今年なぜ取り下げたかというお話もございましたが、これは学校が認可されますときの一つの条件として、KSDのところはもう切り離せ、こういう条件でございました。したがいまして、新しい学校をこれから新しい執行部でおやりになるわけでございますから、その中でどのようにこれからやっていくかということをお決めをいただいた上で、そして、必要ならば必要な分を出すというのが妥当ではないか、現在の状況におきましては、ひとまずこれは保留をさせていただくというので、取り下げさせていただいたわ……

第151回国会 予算委員会 第4号(2001/02/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 突然のお伺いでございますが、大変不幸な出来事であったというふうに思いますし、そして、こうしたときに総理としてとられる立場というのは、やはりどこにお見えになるかもさることながら、的確な御指示をなさるかどうかということが最大の問題ではないかというふうに私は思っております。  今朝来も、閣議におきましても、伊吹大臣からその経過等についてお聞きをいたしまして、的確な御指示をされておみえになるというふうに思っておりますが、ゴルフをなすっていて早くお帰りになった方がよかったのではないかというお話がございますが、それは、そのことにつきましては、できれば私もそれはそれにこしたことはなかったとい……

第151回国会 予算委員会 第5号(2001/02/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今小林先生から御指摘をいただきましたように、外国人の研修制を二年から三年に延ばしたということが今話題になっておりますが、この研修制を日本の中できちっとしていくということがやはり非常に大事なことだというふうに私も思っております。このことにつきまして政策的に誤りはなかったというふうに考えております一人でございます。そして、やはり数をどんどんふやしていくよりも、二年から三年に延ばして充実した研修制をつくり上げていくということが大変その当時としては大事ではなかったのかというふうに思っておりますし、そのことについて何ら誤りはなかったというふうに思っております。  今後もこの分野につきまし……

第151回国会 予算委員会 第6号(2001/02/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 城島先生から御質問をいただきましたように、KSDの問題についてこういう御質問をいただき、そしてまたお答えをさせていただかなければならないというのは大変残念なことでございます。  御指摘いただきましたように、KSDがスタートいたしましたのは三十数年前というふうに思っておりますが、それだけの歴史を持って、そして最初は中小企業の経営者やその従業員の皆さん方のためにやろうという大きな希望を持ってスタートしたのであろうと思いますが、途中からの大変な乱脈経営と申しますか、やはり経営者の理念の欠けたところからこういう問題に発展をしてきた、私も大変残念に思う一人でございます。  いずれにいたし……

第151回国会 予算委員会 第7号(2001/02/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘いただきましたサービス残業につきましては、当然のことながら、なくしていかなければならないというふうに私も思っております。  しかし、雇用形態というものが非常に多様化をしてまいりましたこのときに、どういうふうにしていくかということにつきましては、なかなか難しい面も出てきていることも事実であるというふうに思っております。しかし、原理原則としましては、サービス残業をなくしていくという方向性は、当然のことながら進めていかなければならないと思っているところでございます。
【次の発言】 昨年十一月の中央労働基準審議会におきまして、サービス残業の解消についての建議がございました。これは……

第151回国会 予算委員会 第8号(2001/02/19、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 野呂田委員長の御発言につきましては、私も十分に存じ上げておりません。今、新聞を少し拝見をしたところでございます。  私個人の考え方といたしましては、この太平洋戦争というのは、中国などに対する侵略的行為があって、それに対する欧米からの反発があり、その結果として太平洋戦争に発展をしたと考えておりまして、いろいろの考え方があると思いますけれども、私はそのように考えております。
【次の発言】 私は、森総理に任命をされました一閣僚でございます。最後まで森総理と国家国民のために頑張る以外に私はございません。その決意でございます。

第151回国会 予算委員会 第9号(2001/02/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 田中先生から大変難しい御質問でございますが、この公的年金の将来像をどう決めるかということにつきましては、今御指摘いただきましたように、いろいろの意見がございます。基礎年金を非常に充実させていくということを中心に考えるべきか、一階、二階をあわせて充実していくという方向でいくべきか、そして、その二階建ての部分は民間にするとかあるいは積み立てにするとかというようなこともその議論の中ではあることも、私も承知をいたしております。  いずれにいたしましても、年金としていきますためには、まず基礎年金のところを充実させていくというのがまず私は大事なことではないかというふうに考えております。した……

第151回国会 予算委員会 第10号(2001/02/22、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 金子先生から児童手当についての御質問をいただきまして、大変光栄に思っております。  私は、先生にこのお答えをいたします前に、若干、手短に申し上げますが、児童手当につきましての考え方を述べさせていただかなければなりませんが、やはりこの少子高齢化社会の中で、少子化対策はどうしても進めなければならないもの、そして、その少子化対策の柱の中の一つとして児童手当は位置づけなければならないもの、その児童手当の効用につきましては、先進諸外国におきましてきちっとした幾つものデータが出されておりますこと、これらのことを踏まえまして、非常に効果のあるものというふうに私は認識をしている次第でございます……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/02/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 山田先生の原爆被爆者への熱い思いを込めてのお話でございます。  私も詳細に存じませんでしたが、今回先生の御質問をいただくということで、担当者から詳しく聞かせていただきました。  現在、原爆死没者追悼平和祈念館というのが建設中だそうでございまして、被爆者援護法に基づきまして、原爆死没者のとうとい犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するために、被爆地である広島と長崎に設置するということでスタートしたようでございます。このうち、広島の方は、平成十四年度の開館を目指しておるようでございますが、現在、広島平和記念公園内に建設中であるというふうに伺っております。  それで、この祈念館の基本構想で……

第151回国会 予算委員会 第12号(2001/02/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘をいただきました障害者の欠格条項につきまして、見直しを行っております。ノーマライゼーションの考え方に基づきまして、御指摘のように、だれでもどこへでも行っていただけるように、そしてまたどういう職業にでもついていただけるようにしていこう。そうしたことで、現在、医師法、歯科医師法を初めといたしまして二十七本の法律の改正に取り組んでおりまして、今三十一の制度見直しを行っておりまして、間もなく国会に提出をさせていただきたい、こう思っております。
【次の発言】 我が党は我が党として、一生懸命、政治は清潔でなければならないというので努力をしているわけでございます。また、自民党さんの方は……

第151回国会 予算委員会 第13号(2001/02/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 雇用情勢につきまして、非常に大変な事態になっているという認識は私も持っているところでございます。  それで、先ほども大臣からお話がございましたが、一方におきまして失業率が四%後半でずっと横ばいになっている。しかし、有効求人倍率の方は、昨年の一月から十二月にかけまして月々大体回復をしてきておりまして、昨年の十二月には〇・六六までなったというふうに記憶をいたしております。ここが、失業率がそのままで有効求人倍率がふえ、そして新求人もふえて、そして職安におきます新しい職につく人もどんどんとふえてきているにもかかわらず失業率が減らない。これは一体何を物語っているのかということだろうという……

第151回国会 予算委員会 第14号(2001/03/01、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 社会保障にかかわります負担でございますが、昨年、厚生省を中心にしまして出しましたもの、それは、二〇〇〇年度で七十八兆円、そして二〇一〇年で百二十二兆円、そして二〇二五年で二百四兆円。これは、社会保障給付費という形で出しますと、現在七十八兆円、そして一〇年には百二十七兆、二〇二五年には二百七兆、若干の数字が違いますけれども、過去のデータをもとにしまして、これを延長する形で一定の条件を置けばこういうことになるということでございます。
【次の発言】 先ほどもお答え申しましたとおり、過去の社会保障制度を基本にして、その延長線上で考えますと、先ほど申し上げた数字になるわけでございます。こ……

第151回国会 予算委員会 第15号(2001/03/02、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 失業率が四・九%ということになりました。先月発表分も季節調整をしますと四・九ということだそうでございますので、その意味では先月からは横ばいということになるわけでございますが、四・八六という数字でございまして、四捨五入いたしますと四・九になる、こういうことだそうでございます。  労働省の方でとっております有効求人倍率の方も〇・六五になりまして、〇・〇一ポイント下がったわけでございます。この内容を見てみますと、サービス業でありますとかあるいはその他の製造業といったところの新規求人というのはふえ続けてはいるんですが、ふえるスピードと申しますか、ふえるふえ方が緩やかになってきたといった……

第151回国会 予算委員会 第16号(2001/05/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 申しわけございません。  ただいま総理からお話がございましたとおり、私も今、非常に心を痛めながらいるわけでございます。本日午後、原告の皆さん方とお会いをさせていただくことにもいたしております。厚生省に対しましても大変厳しい内容でございますし、また、今お話がございましたとおり、国会に対しましても厳しい内容でございますので、これらの点も踏まえまして、総理あるいはまた法務大臣ともよく御相談をさせていただきたいと思っているところでございます。
【次の発言】 今御指摘いただきましたとおり、最近働き方がかなり多様化されてまいりまして、パート労働の人たちも一千万人を超えました。女性で見ますと……

第151回国会 予算委員会 第17号(2001/05/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘のように、不良債権の処理が進みますと雇用の問題が大変重要になることは御指摘のとおりでございます。それで、その不良債権の処理の規模、そしてそのスピードによってそれはかなり違うというふうに思っておりますが、しかし、いずれにいたしましても、この雇用に対する準備は、セーフティーネットはしておかなければならないというふうに思います。  一つは、やはり日本の中でまだまだこれから雇用の開拓のできる分野というのは、第三次産業だというふうに思っております。第三次産業に対して、アメリカは七〇%まで行っておりますけれども、日本はまだ六〇%台でございますから、まだまだここは開拓ができるわけでござ……

第151回国会 予算委員会 第18号(2001/05/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ハンセン病患者に対する極めて厳しい偏見、差別が存在してきた事実を深刻に受けとめまして、患者、元患者の方々に多大な苦痛、苦難を与えてきたことに対し、深く反省をし、おわびを申し上げました。多くの苦しみと無念の中で亡くなられた方々に対する哀悼の念もささげたところでございます。  先ほどお話ございましたように、政府といたしましては、去る二十三日に総理の英断をいただきまして、控訴を行わないことと決定したところでございますが、ハンセン病問題に対する全面的な解決に向けての本格的な取り組みは、これから始まるものと思っております。  今後、立法措置に基づきます適切な補償を行いますとともに、名誉回……


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第152回国会(2001/08/07〜2001/08/10)

第152回国会 予算委員会 第2号(2001/09/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今、雇用ミスマッチのお話が出ましたが、これは御指摘のとおりでございまして、そして能力におきましてもミスマッチがございますし、それから地域におきましても、年齢におきましても、あるいはまた賃金におきましてもございます。それらの問題を総合的に克服していかなければならないわけでございますから、きめ細かくここはいかなければならないというふうに思っております。  地域の問題も、今まで東京一本でやっておりましたのを、そうではなくて、いわゆる地域別にいたしまして、その地域地域の雇用によく合った形で対策を立てていくということを今取り上げまして、そして、それぞれの地域で意見を取りまとめていただいて……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 厚生労働委員会 第1号(2001/10/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生労働委員会の御審議に際し、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  先般、米国において発生した同時多発テロは、平和と民主主義に対する重大な挑戦であり、強い怒りを禁じ得ません。犠牲となられました方々に深く哀悼の意を表するとともに、米国民及び被害者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  厚生労働省といたしましては、現地の状況や事態の推移を踏まえつつ、現地邦人、家族の方々への医療上の支援や、政府の緊急テロ対策本部において決定された緊急対応措置に基づく国民の安全確保のための取り組みに努めてまいります。  雇用関係でございますが、雇用失業情勢は、完全失業率が過去最高水準で推移す……

第153回国会 厚生労働委員会 第2号(2001/10/17、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  ただいま谷畑先生からお話がございました雇用問題についてでございます。  今お話しいただきましたとおり、八月の完全失業率が五%、五・〇ということになりまして、非常に厳しい状況が訪れたというふうに思っております。  その中をもう少し詳しく拝見いたしますと、今まで完全失業者はふえてはおりましたが、その中で、いわゆる自発的失業者というのが今まではずっとふえていたわけでございますが、この八月を見ますと、前年同月比で、非自発的、すなわち会社の都合でやめなければならなくなった人がふえてきたということは、内容におきましても厳しさを増してきている。しかも求人の方も、今まで……

第153回国会 厚生労働委員会 第3号(2001/10/19、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  今、江田議員からお話がございましたとおり、高齢化社会を迎えまして、そして老人施設等がたくさんふえてまいりました。そうした中で、過去におきまして非常にインフルエンザが流行し、多くの死者を出した、あるいはまた、そこに至らないまでも非常に重症の人をそこから生み出したというようなこともございまして、この高齢社会の中のそうした施設等につきましては大きな問題を残したわけでございます、今委員が御指摘になりましたとおりでございまして。そうしたことを踏まえまして、その予防に適切に対応できる予防接種制度の構築が求められてきたところでございます。  このため、厚生労働省といた……

第153回国会 厚生労働委員会 第4号(2001/10/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先生の大きな立場での、そして戦後日本の歩みました道を振り返りながらのお話でございますが、私も、どちらかといえば同世代、そしてそういう中を生きてきた人間の一人といたしまして、過去のそうした歴史を振り返る中で、日本のいい面、よき習慣、そうしたものがたくさんあったことは紛れもない事実でございます。  その当時と現在とを比較いたしましたときに、どうも余りにも違い過ぎる、そして、どこがどういうふうになってこのようになったのかはなかなか説明のつきにくいところがございますが、明らかに人の生き方というものが変わってきているということだけは事実でございます。  今、私たちが厳しいこの経済状況の中……

第153回国会 厚生労働委員会 第5号(2001/10/31、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 少子化対策は、今御指摘をいただきますように、これから重要な日本の政策の柱になるというふうに考えております。  いずれにいたしましても、お母さん方が働いていただきますときに、その子育てと雇用とが両立できる社会をやはりつくらなければなりません。そうした意味で、今回のこの法律案も一つの大きな前進ではないかというふうに考えているわけでございます。  しかし、これだけで済むかと言えば、そういうわけではいかないだろうというふうに思っておりまして、あらゆる政策の中に、いわゆる少子化のための対策あるいは子育てのための対策というものをやはりもっとちりばめていかなければならないというふうに思ってお……

第153回国会 厚生労働委員会 第6号(2001/11/07、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  大変大きな問題をちょうだいいたしましたが、御承知のように、日本の人口動態でございますが、一つの変わり目を迎えているというふうに思います。今までは、日本の人口もどんどんとふえていく一方でございましたけれども、ちょうど富士山の頂上のようなときを今迎えておりまして、平成五年ぐらいからぼつぼつ労働力人口も減り始めるわけでございます。統計によりますと、二〇〇五年から二〇一〇年まで、この間の五年間の間に日本の労働力人口は百二十万ぐらい減少するというふうに言われております。また、この後はもっとまた減っていくわけでございますから、非常に労働力人口が減り始める、そうした過……

第153回国会 厚生労働委員会 第8号(2001/11/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 お疲れのところ、申しわけありません。  ただいま議題となりました経済社会の急速な変化に対応して行う中高年齢者の円滑な再就職の促進、雇用の機会の創出等を図るための雇用保険法等の臨時の特例措置に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  一層厳しさを増している雇用情勢にかんがみ、政府におきましては、本年九月に総合雇用対策を決定し、雇用の安定の確保に向け総合的な施策を展開することとしております。このうち実施の緊急性が特に高い施策につきましては、十月に策定した改革先行プログラムに盛り込み、先行して実施することとしており、これに必要な法的措置、具体的には……

第153回国会 厚生労働委員会 第9号(2001/11/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 松島先生がこの委員会でも今までに御指摘をいただきましたし、多くの皆さんからのそういう御要望がございまして、今回この予算化をさせていただいたところでございます。  統計を見ましても、自営業者の皆さん方というのは、この二年間ぐらい前年同月比でだんだんだんだんと減ってきておりまして、いかに自営業者の皆さん方が日本の国の中から少なくなってきているかということを、本当に何か背筋が寒くなるような思いで、私いつもその数字を見せていただくわけでございます。  この皆さん方に対しまして、もう一度この皆さん方が事業を開始していただけるか、あるいはまた、この皆さん方がどこかに雇用されて、そしてどこか……

第153回国会 厚生労働委員会 第10号(2001/11/21、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  今回の派遣期間の延長につきましては、先ほどから局長が御答弁を申し上げたとおりでございますが、現下の厳しい雇用失業情勢を踏まえまして、特に再就職が厳しい状況にあります中高年齢者に限って、雇用の安定と再就職に必要な措置を緊急に講じることにしたわけでございます。臨時特例の措置を講ずることとしたわけでございます。  労働者派遣事業制度全体の見直しにつきましては、これも先ほど局長からの答弁にもありましたとおり、また委員から御指摘をいただきましたとおり、我が国労働市場全体の需給調整機能を強化するという観点をもって検討に当たるものというふうに考えております。  また、……

第153回国会 厚生労働委員会 第11号(2001/11/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先ほどから御議論をいただきましたとおり、今回のいわゆる臨時特例措置というものとは別に、これからのこの派遣そのもの、全体の今後につきましては別途これから御議論をいただいていきたいというふうに思っております。既に御議論をいただいているわけでございますが、これからさらに、労使の皆さん方の御意見も十分踏まえまして、そして全体像といたしましては決定をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  とりわけ、雇用就業形態の多様化に対応した雇用の場の確保、それから労働者保護措置のあり方等に留意をして労働市場の需給調整機能の強化を図るという、その点を中心といたしまして検討を進め……

第153回国会 厚生労働委員会 第12号(2001/11/30、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘をいただきましたとおり、昨日、夕方でございますが、医療保険制度大綱が一応政府・与党の間でまとまったところでございます。まだこれから具体的に詰めなければならない問題は多く残されておりますけれども、一応の方向性が示されたというふうに思っております。  そして、今御指摘になりましたように、医療制度全体としての今後のあり方につきましては、この中に具体的に示すところまではまだ至っておりませんけれども、やはり一番大きいのは、医療保険制度を今後どうしていくかということだろうというふうに思います。五千余の保険者が存在をするという現在のこの保険の状況というのは異常でございますし、とりわけ……

第153回国会 厚生労働委員会 第13号(2001/12/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 土肥先生の今お言葉を聞きながら、厚生労働省として、戦後どれだけ助産婦さんの立場に立って、そしてまた本当に安心できる子育て、そして出産というものを考えながら、そこで助産婦さんの問題をどのように位置づけてきたのかといったことについて、私も過去のすべてを知っているわけではございませんが、やはり現在、助産婦さんの、いわゆる助産所といったところで出産をする人々が減ってきたという現実は、これはいかんともしがたい現実でありますから、そこには十分なことが行われてこなかった、その嫌いも私は否定できないと思っています。  私自身は、実は助産婦さんに取り上げていただきまして生まれました。大きくなりま……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2001/10/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 突然の御指名でございますが、私は今、公明党を代表してその意見を述べる立場にはありません。小泉内閣の一員としているわけでございますから、小泉総理と寸分のすき間もないというのが現在の立場でございますけれども、しかし、先ほどからずっと岡田議員の御発言をいろいろ聞かせていただいておりまして、非常に親近感を持ちながら聞かせていただいておるのも事実でございます。
【次の発言】 御指摘をいただきましたように、現在厚生労働省が実施をしておりますBSE技術研修でございますが、その技術研修に、東京都の中央卸売市場の食肉市場から提供されたサンプルがございまして、そのサンプルのスクリーニング検査を行っ……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号(2001/10/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 炭疽菌についてでございますが、このアメリカにおきますテロ事件が起こります前から、厚生労働省として、NBCテロ対策として検討してきたところでございますが、今回の事件を受けまして厚生労働省の緊急テロ対策本部を設けまして、その中で取り上げているところでございます。  炭疽菌あるいは天然痘、ペストそれからボツリヌス菌毒素といったようなものがその対象になるということでございますけれども、中でもこの炭疽菌につきましては、一度これにかかってしまいますと、特に肺から吸いましたものにつきましてはなかなか回復が難しい、非常に死亡率が高いということがございまして、これに対する対策をとっていかなければ……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2001/10/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 生物兵器につきましてはいろいろの言い方がございますけれども、その中で、今お挙げになりました炭疽菌でありますとかあるいは天然痘といったものがやはり主なものになるのではないかというふうに思っております。そのほかペストでありますとかボツリヌス菌毒素といったものもございますけれども、やはり一番中心になりますのは炭疽菌と天然痘ではないかというふうに思います。  天然痘の場合には二次感染ということもあるわけでございますので、そうした面で非常に重要だと思っています。炭疽菌の方は、これは二次感染というのは考えにくいわけでございますが、しかし、炭疽菌につきましては、一度なってしまいますと死亡率が……

第153回国会 石炭対策特別委員会 第2号(2001/12/03、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今、北村委員からお話がございましたとおり、石炭産業は戦後の日本を大変大きく支えてまいりました。その一つは、それはもちろんエネルギー政策として、そのエネルギーの一翼を担うという大変大きな役割を果たしたわけでございますが、それだけではなくて、一つの大きな産業として日本を支えてきたことも事実でございます。  この池島炭鉱のことにつきましては、委員は地元でもございますし、よく御存じでございますから、私がいろいろなことを申し上げる必要はないと思いますけれども、しかし、最後までこうして炭鉱の皆さん方が、産業を何とかして支えたい、そういう思いで今日まで頑張られた、そのお気持ちというものを十分……

第153回国会 予算委員会 第1号(2001/10/04、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 久間議員からただいま不良債権のお話がございまして、不良債権だけの問題ではございませんけれども、そのことが雇用に大きな影響を与えることはもう御指摘のとおりでございます。その額とスピードによりまして非常に雇用に対する影響は違ってくるというふうに思っておりますが、私ども、大きく三つに分けております。  一つは、何と申しましても、やはり新しい雇用をつくり出さなければならないわけでございますので、これは、経済産業省と協力をいたしまして、そして全国、地域を少し分けまして、九ブロックに分けて、それぞれの地域ごとにそれぞれの地域に合った雇用対策というものをやっていかなければならないというので、……

第153回国会 予算委員会 第2号(2001/10/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 約一兆七千億、その中で株式のものが約四千億でございます。
【次の発言】 今御指摘をいただきましたように、この食品衛生法第一条におきまして、「飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的とする。」こういうふうになっているわけでございますが、ここのところがもう少し不明確ではないかという御指摘も実はあるわけでございます。しかし、ここのところで、「衛生上の危害の発生を防止し、」というふうにここは書いてありますので、これを厳密に実行すればそれは起こらないはずでございますから、もう少し今御指摘の趣旨は十分に踏まえながら、私たちは、こういうことが次々と……

第153回国会 予算委員会 第4号(2001/11/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘をいただきましたとおり、九月の完全失業率が五・三%というふうに非常に危機的状況になってまいりました。また、今後さらにこれが厳しくなる可能性もあるわけでございますので、我々、今回のこの補正予算をお組みをいただいたこの中におきまして、積極果敢にこれを活用していかなければならないと思っているところでございます。  特に、先般、与党三党において取りまとめをいただきました緊急雇用対策を十分に踏まえまして、政府といたしましても、その対策を講じていきたいというふうに思いますが、その主なものは、まず一つは、これはいわゆる地域交付金の活用でございまして、三千五百億円という大変大きな額をお組……

第153回国会 予算委員会 第5号(2001/11/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 この屠畜場の問題等につきましては、これは自治事務でございますので、都道府県が中心になりまして、あるいは中に政令指定都市等もございますけれども、地方でこれはおやりをいただくことになっておりますから、その職員は地方のそれぞれの職員の方がおやりをいただくということになっているわけでございます。  しかし、そうは申しますものの、新しくこれは発生したことでございますしいたしますから、先ほどのお話がございました試薬、検査等の問題も含めまして、どんな形でそれに対して国が支援をできるのかということにつきましては、トータルでこれから考えていかなければならない問題だというふうに思っております。

第153回国会 予算委員会 第8号(2001/12/17、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今のところございません。  ただ、これからのことにつきましてはわかりませんので、今後の経緯を見たいと思います。
【次の発言】 スティーブンス・ジョンソン症候群につきましては、ことしの初めの予算委員会の分科会でございましたか、委員からお取り上げをいただきまして、私も詳しい実情を聞かせていただきました。また、患者さんの皆さん方にもお会いをさせていただきまして、非常に厳しい現状というものにつきましてもよく理解をさせていただいたところでございます。  しかし、今御指摘になりましたように、現在あります法律等によりますと、なかなか皆さん方を救うことのできる法律が実はないわけでございます。ど……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会 第2号(2002/02/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘いただきましたように、厚生労働省の予算は十八兆からあるわけでございまして、大変大きな予算であることはそのとおりでございますが、その中で、建築ですとか、あるいは機械器具の購入といった面は比較的少ないわけでありまして、全体の各省庁を一〇〇といたしますと、七、八%ぐらいのところでございます。主に、国立病院の新築、建築、あるいはまたその機械器具の購入等が中心でございます。  もちろん、今御指摘をいただきましたように、そうしたものを契約いたしますときには、透明性を確保いたしまして、関係法令に従いまして、入札及び契約にかかわります情報を公開いたしますとともに、一般競争入札を原則とした……

第154回国会 決算行政監視委員会 第3号(2002/03/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 熟慮を重ねているところでございます。現在の法律ではなかなか難しいということはわかっております。しかし、我々、政治家でありますので、法律がだめだからもうだめというわけにはまいりません。新しいものをつくるとしたらどうしたらいいか、非常に難しい問題でございますが、今いろいろと検討しているところでございますので、いましばらく御猶予をいただきたいと思います。

第154回国会 決算行政監視委員会 第13号(2002/07/10、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 松崎議員には、いろいろとお世話をかけております。  この住民基本台帳ネットワーク、そして個人情報保護法の問題が起こりましたときに、私、ちょうど政調会長をやらせてもらっておりまして、それで、そのときに私の方の党内も正直言って意見が分かれたわけでございます。それで、それをまとめるという意味からも、この住民基本台帳ネットワークをつくるに当たりましては、やはり個人情報保護法というのを成立させよう、同時にひとつ決着をしてもらおうということで提案をさせていただいたわけでございます。そうした中で、昨年でございますか、この個人情報保護法も国会に提出をされまして、そういう意味では信義を守っていた……

第154回国会 厚生労働委員会 第1号(2002/02/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生労働委員会の御審議に先立ちまして、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。  少子高齢化の急速な進展、経済の低迷等の状況の中で、国民生活のセーフティーネットである社会保障制度につきましては、国民が安心、信頼できる、公平公正で少子高齢社会にふさわしい持続可能な制度に再構築することが必要となっております。  特に医療制度につきましては、国民皆保険を守り、将来にわたり良質で効率的な医療を国民が享受していけるよう制度全般にわたる思い切った改革が求められております。  このため、高齢者医療を初めとする給付と負……

第154回国会 厚生労働委員会 第2号(2002/02/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 吉野先生から今お話をいただきましたように、日本の医療制度は、トータルで見ました場合に、世界じゅうから、大変うまくいっている立派な制度であるというふうに評価をされているというふうに私も思っております。とりわけ、少子高齢化というふうに日本は大変心配をいたしておりますけれども、これだけいわゆる高齢社会をつくることをできたのも、やはりこの医療制度があったればこそというふうに思っている次第でございます。  今御指摘をいただきましたように、この医療制度、今まで、順調にという言葉は当たらないかもしれませんけれども、何はともあれ、日本の中で、どこでもだれでも、診療に携わっていただく、あるいは診……

第154回国会 厚生労働委員会 第3号(2002/03/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案及び平成十四年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案について申し上げます。  戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況に配慮し、年金の支給を初め各種の援護措置を講じ、福祉の増進に努めてきたところであります。平成十四年度においても、年金の支給額を引き上げることにより、戦没者遺族等に対する援護の一層の充実を図ろうとするものであり、その改正の内容は、遺族年金等の額を……

第154回国会 厚生労働委員会 第4号(2002/03/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生年金におきましても一万円以下の方があるというのは、私も今初めて知ったわけでございますが、今御指摘いただきますように、制度は制度といたしまして、心情的に申しますならば、一万、二万の皆さん方に物価が下落したからこれで下げますよということは、それはなかなか言いにくい話であることだけは間違いがございません。
【次の発言】 スウェーデンの仕組みというものを私は十分に理解しているわけではございませんけれども、負担能力がなくて保険料免除を受けた期間については、国庫負担に相当する三分の一の給付を日本は保障しているということでございます。  スウェーデンの場合にはどういうふうになっているかよ……

第154回国会 厚生労働委員会 第5号(2002/04/03、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害者の雇用につきましては、厳しさを増している雇用情勢のもと、求職者の数が過去最高となる等厳しい状況にあります。また、厳しい経済状況のもとでの企業組織の再編の活発化、技術革新等による職場環境の改善等、障害者雇用を取り巻く状況も大きく変化しております。  このような状況に対応し、障害者の職場を拡大し、雇用の分野のノーマライゼーションの実現を図るとともに、保健福祉施策との連携による総合的支援の充実を図るため、政府といたしましては、本法律案を……

第154回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/04/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいまお答えになりましたそれでもう尽きるわけでございますが、盲導犬の場合には、現在、都道府県の方で助成をいたしておりまして、その半額を国の方が出している、こういうことでございます。いわゆる家庭での管理費用というのは、これはそれぞれ御負担をいただいている。そこまではできていないということでございます。  それから、もう一つの方の広報啓発につきましてのことでございますが、これはやはり国の方も、あるいは都道府県もそうでございますが、責任を持ってやっていかなければならない、なおざりにしてはならない。しっかりここはやらないと、駅でありますとかあるいはホテルでありますとか、そうしたどちら……

第154回国会 厚生労働委員会 第7号(2002/04/10、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今、委員のお話をずっと聞きながら、なるほど的確な御指摘だというふうに思って私は聞いていたわけでございます。  いずれにいたしましても、今まで厚生省と労働省と別の省であって、そして、同じ障害者のことを言いましても、厚生省の方は、障害者の生活をどう支援していくかという、そこに重点があったと思うのですね。労働省の方は、もう御指摘のとおり、これは就業をどう支援するかということであって、定義も、定義と言っていいかどうかわかりませんけれども、若干やはり見る側面が違ったと思うのですね。  ですから、これは一緒になりましたが、しかし、法律は今までのままの法律がずっと両方生きているわけだものです……

第154回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/04/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘をいただきました点は非常に大事な点だと私も思っているわけでございます。金利を上げる、下げるということを政令で定めていくということになりますと、本当に皆さん方のお声を十分に反映させることができるのかどうかという御指摘が当然あるというふうに思いますし、私もこれを最初聞きましたときにそう思いました。  それで、今考えておりますのは、審議会がございますが、今までもいろいろなことをやっておりましたけれども、そうした、今後どうするかという、金利等の問題につきましても、そこで積極的にひとつ議論をしていただく、そして大枠のところはそこで御了解をいただく。そしてまた、この審議会につきまして……

第154回国会 厚生労働委員会 第9号(2002/04/17、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。  ありがとうございました。
【次の発言】 おはようございます。  確かに、御指摘をいただきますように、今までの人口推計を見ますと、その人口推計の結論と現実の人口動態を比較しましたときに、合ったためしがないと言うと言い過ぎになるかもしれませんけれども、いつもそのとおりにいっていなかったというのが現状でございます。  私も、なぜそういつも合わないのかなというふうに思うわけですが、人口統計をとりますときに、これまでの諸条件を見て、その延長線上で将来どうなるかというこ……

第154回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/04/24、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案及び健康増進法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  急速な高齢化等による医療費の増大等により、医療保険財政が厳しい状況にある中で、医療保険制度については、給付と負担の公平を図るとともに、将来にわたり持続可能で安定的なものとしていくことが求められています。  このため、今回の改正では、患者一部負担金の見直し、健康保険の保険料における総報酬制の導入、政府管掌健康保険の保険料の引き上げ、老人医療費拠出金の算定方法の見直し、国民健康……

第154回国会 厚生労働委員会 第11号(2002/04/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 健康保険法を初めといたします今回のこの法律の審議に当たりまして、委員長初め委員の皆さん方に大変御努力をいただいて、本日、最初の日を迎えさせていただきまして、心からお礼を申し上げたいと存じます。  これからこの委員会におきまして、万般にわたりましてのひとつ御議論をいただき、御意見をちょうだいしながら、この制度改革というものをよりよいものに、どうするかということもあわせてそれが進行していけばというふうに思っている次第でございます。  さて、今お話をいただきましたように、この医療制度改革が叫ばれて久しいわけでございますが、なかなか今日まで進んでまいりませんでした。しかし、一方におきま……

第154回国会 厚生労働委員会 第12号(2002/05/08、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  最初から難しい御質問でございますが、改革なくして成長なしという総理のお言葉はそのとおりだというふうに私は思っております。改革につきましては、その進め方の問題と、そしてその内容と申しますか、質の問題と、両方あるんだろうというふうに思っておりますが、改革なくして成長なしというのは、その進め方のことを総理は御指摘になっているんだというふうに私は思います。  そういう意味で、規制改革等を行っていかなければ経済成長は望めない、やはり規制改革等は必要条件であるということを述べられているというふうに私は思います。それじゃ、それだけで経済が成長するのかといえばそうではな……

第154回国会 厚生労働委員会 第13号(2002/05/17、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  今、鴨下委員からお話ございましたように、日本の医療制度を外から見ていただきますと、WHO等におきましても高い評価を得ているわけでございまして、今御指摘いただいたとおり、フリーアクセスができ上がっている、そしてまた、皆保険制度が維持されている、そうしたことが私も大きいのではないかというふうに思っている次第でございます。  今までの日本の医療制度は非常に高く評価をされてまいりましたけれども、しかし、最近特にこの医療保険制度を取り巻きます環境というのは変わってきています。最も大きな要因は、いわゆる超少子高齢化、この進展であります。また、経済の状況が変化をしてき……

第154回国会 厚生労働委員会 第14号(2002/05/22、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 鍵田先生から、古い議事録も参照の上でいろいろと御質問をいただきました。  私も今まで、過去におきましては確かに、抜本改革なくして医療制度改革なし、こういうことを言ってきたわけでありまして、先ほど出ましたように、九七年のときには、今読んでみますと、しつこく厚生大臣に言っているな、こんなに言わなくてもよかったのになと今思うぐらいしつこく現在の小泉総理に実は言っているわけであります。新幹線に乗れと言われても、西に行くのか東に行くのかわからずに乗れと言われても乗れない、こう私はそのときに言っておりまして、少し言い過ぎたかなと今思っているわけでございますけれども、しかし、私も率直に申しま……

第154回国会 厚生労働委員会 第15号(2002/05/29、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 保険料にいたしましても、それから自己負担にいたしましても、できるだけ抑制されることが望ましいというふうには思いますけれども、現在の人口動態を見ましたときに、将来を含めて考えますと、一つのやはり上限というのは存在するだろう。それは、先ほど御指摘をいただきましたような数字が大体私は上限ではないか。それぐらいでないと、やはりこの皆保険制度というものを維持していくことができないのではないだろうか。  私も委員と同じように、この皆保険制度が将来ともに維持されるということを前提にして、すべての医療制度というのはつくり上げていくべきだというふうに考えております。

第154回国会 厚生労働委員会 第16号(2002/05/31、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今、小児救急医療について御発言いただきましたけれども、御案内のとおり、小児科医そのものがだんだんと減ってきているというようなこともございますしいたしまして、大変憂うべき事態だというふうに私も思っております。  先ほど局長から答弁をしましたように、具体的な対策というのも幾つかいたしているわけでございますし、どうしてもこの二次圏で必要だけれども、そこにない場合には隣の二次圏と合併してと申しますか、幅を広げて、そして診ていただくようにとかというようなこともやっているわけでございます。しかし、これはもう一時的な問題でございまして、基本的に、小児科の先生方を確保していくという対策がやはり……

第154回国会 厚生労働委員会 第17号(2002/06/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  少子化の問題、本当に大変な状況になってまいりまして、二十代後半の女性の未婚率というのは、一九八五年から二〇〇〇年、この間に三割から五割に上昇をした。あるいはまた、結婚をされました皆さん方の中からの出生率というものも減ってきている。今までは晩婚化ということで説明をされてきたわけでございますが、晩婚化だけではなくて、結婚をなすった皆さん方からの出生率というものも減ってきたという状況でございます。  これが何に原因をしているのかということは、非常に難しい、一言で言い切れないものがあるんだろうというふうに思っておりますが、いずれにいたしましても、やはり若い皆さん……

第154回国会 厚生労働委員会 第18号(2002/06/07、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先ほどから大島議員の御指摘いただく議論を聞いておりまして、私もこの問題を初めて知りました。確かに、譲り合った形になっていると申しますか、健康保険の中でも処理はできないし、そして業務上の問題としても、これは現在のところ処理されていない。一体この人たちはどうしているのかなというふうに思いながら聞かせていただいたわけでございます。  厚生省と労働省一緒になったことでもございますし、今まで、これは想像でございますけれども、お互いに譲り合っていたのではないかという気もいたしますけれども、御指摘いただきましたとおり、この皆さん方の問題というのはどこかが必ずお引き受けをして、そしてその皆さん……

第154回国会 厚生労働委員会 第20号(2002/06/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  アンケート調査というのは聞き方でありまして、三割負担に賛成か反対かといえば、反対だという人が多いのは当然であります。ですから、そういう聞き方ではなくて、医療費がこれから増大するわけでありますから、保険料負担にするか、それとも自己負担にするか、あるいはその両方にするか、こういう聞き方をしてもらえば、私は最も的確な答えが出てくるというふうに思っております。
【次の発言】 この委員会の審議を熱心に皆さん方に行っていただいておりますことに、私は感謝を申し上げております。  ワールドカップの話はワールドカップの話でありまして、それはそういうまあ冗談をおっしゃったん……

第154回国会 厚生労働委員会 第21号(2002/06/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 まず、今日まで十回に及ぶ、そして地方公聴会やその他を含めますと十二回、六十時間に及びます御審議をいただいてまいりました。そのことに感謝を申し上げたいと存じます。  そして今、鈴木委員からお尋ねがございましたとおり、抜本改革、この問題は一日も早く成立させなければならない問題でございまして、今、厚生労働省といたしましても、鋭意努力を重ねているところでございます。  その中で大きな柱は、一つはこの健康保険法の統合、一元化の問題、そして診療報酬の基本的なあり方の問題、もう一つは高齢者医療の今後のあり方の問題、この三つの大きな柱にさらに加えまして、質の高い医療を実現していくためにどのよう……

第154回国会 厚生労働委員会 第22号(2002/06/21、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 もう五島議員はよく御存じのことでございますから具体的なことは申し上げませんが、いずれにいたしましても、六カ月たちましたときに、それでもなおかつ病気がある、いわゆる医学的な措置をしなきゃならないというときには、そのまま継続をしていただくことができますけれども、その時点で、もう介護的な要素しか残っていないというときには、御家庭にお帰りをいただくか、あるいはまた施設にお入りをいただく方が望ましいのではないか、こういう基本的な考え方です。  そして、それが一応三カ月というふうになっておりますけれども、何も、三カ月したらもう一遍また病院へ帰れということを言っているわけではなくて、三カ月と……

第154回国会 厚生労働委員会 第23号(2002/07/03、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました薬事法及び採血及び供血あつせん業取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、バイオ、ゲノム等のさまざまな科学技術を駆使した医薬品、医療機器等が開発され、その製品も多様化している状況の中で、それぞれの製品の特性に応じて品質、有効性及び安全性を確保していくことが求められています。  また、医薬品、医療機器等について、市販後安全対策の一層の充実を図るとともに、企業形態の多様化等への対応、国際的な整合性の確保等の観点から、現行の承認・許可制度の見直しを行う必要があります。  さらに、血液製剤につきましては、……

第154回国会 厚生労働委員会 第24号(2002/07/10、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  血液製剤につきましては、国際的な立場から見ましても、また倫理性に見ましても、やはり、それぞれの国が自分の国内ですべて賄うというのが原則だというふうに思っております。そういう意味で、現在、いわゆる輸血用の血液につきまして、あるいはまた血液凝固製剤等につきましては、国内で自給ができるという見通しが大体ついておりますし、現在そのようになってきているというふうに思っております。  ただ、血漿分画製剤までこれができるといいんですが、血漿分画製剤のところは外国にまだゆだねなければならない、血液を外国にお願いをしなきゃならないという状況にあるわけでありまして、一日も早……

第154回国会 厚生労働委員会 第25号(2002/07/17、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 まず、田中先生が今日までこのホームレスの問題に熱心にお取り組みをいただいてまいりましたことに敬意を表したいと存じます。また、今回のこの法律の作成、そしてきょうの提出に至りますまで、当委員会の委員の皆さん方に大変お世話になってまいりましてここに至りましたことを本当にうれしく思いますし、皆さんの今までの御努力に敬意を表したいと存じます。  さて、今回のこの法律にもございますとおり、まず、自立の意思があるホームレスの人たちに対してどうするか、そして、ホームレスとなるおそれのある人たちに対してまず予防的にどうするかといったような問題、あるいはまた、先ほどからお話ございますように、宿泊施……

第154回国会 厚生労働委員会 第26号(2002/07/19、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おくれまして、申しわけありません。  総論としては、御指摘のとおり、私もそう思います。  基準値は、そのときそのときの科学的知見でありますとか、あるいはまたその他の条件を勘案して、国際的な条件等も勘案して多分決めているんだろうというふうに思いますが、確かに総量規制の考え方もあろうかというふうに思います。あるいはまた、いろいろの違った同種類のものが口に入りましたとき、体に入りましたときのいわゆる相乗効果というものも考えなきゃならない点だろうというふうに思います。  そうしたことを将来考えてやはりやっていかなければなりませんから、基準値というのも、そのときそのときの知見をもとにして……

第154回国会 厚生労働委員会 第27号(2002/07/24、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 血液需給計画と言いますときには、これは平時の血液需給計画を意味しておりまして、特別な場合のことを意味しているわけではないというふうに思いますが、血液分画製剤等につきましては、これは二、三カ月のデポットは持っておりますので、これらにつきましては、そうしたときに十分配慮することができるというふうに思っておりますけれども、御存じのとおり、とりわけ輸血用の血液等につきましては、たくさん前もってしておくというようなわけにはまいりませんしいたしますので、いわゆる有事のときにはどうするかということは、別途やはり考えなければならないというふうに思います。  これは、有事のときにおきましては別途……

第154回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第17号(2002/07/03、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘いただきましたように、非常に弱い立場の皆さん方をどうするかという問題は、非常に大きな問題だというふうに思っております。  平素から、救急医療あるいはまた自然災害等に対しましても、この人たちを、弱い立場の皆さん方を守っていくという立場から、インフラの整備等を進めていかなければなりませんが、武力攻撃といいましたときには、その規模あるいはまた時間、すべての面におきまして、やはり規模が違うんだろうというふうに思っております。そうしました場合に、平素からやっておりますインフラの整備、それだけで十分とは言えない事態になる可能性がございます。  また、化学兵器でありますとかあるいは生物……

第154回国会 法務委員会 第18号(2002/06/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 平成十一年でございましたけれども、精神保健福祉法の改正が行われまして、そのときの衆参の附帯決議に、「重大な犯罪を犯した精神障害者の処遇の在り方については、幅広い観点から検討を早急に進める」、こういう附帯決議がつけられていたわけでございます。そこで、法務省と厚生労働省におきましては、十三年の一月に合同検討会を設けまして、それから具体的な検討を続けてきたところでございます。  また、池田小学校の児童殺傷事件を一つのきっかけといたしまして、精神医療界を含む国民各層から、このような施策の必要性についての意見が高まったことも事実でございまして、総理からも、重大な犯罪を犯した精神障害者が精……

第154回国会 予算委員会 第3号(2002/01/24、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御趣旨は十分に私も尊重したいし、そのとおりだというふうに思っておりますが、実は昨年、大阪のハローワークにお邪魔をいたしまして、いろいろお話を伺いました。そのときに、嘱託として雇われている人でございますが、今まで会社の部長さん等をなすった方でございますが、この人たちが非常に大きな働きをいたしておりまして、そして、その人たちだけで約一万人分の雇用を掘り起こしてきたというようなことをお聞きいたしまして、やはりその辺のところは非常に大事だなというふうに思ったわけで、それで、帰りまして、いわゆるキャリアカウンセラーの制度を日本の中でも充実していこうということを提案したわけでございます。 ……

第154回国会 予算委員会 第4号(2002/01/25、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 第一次補正によりますものにつきましては、この一月の十五日から各四十七都道府県全体におきまして、いわゆる地域交付金を御使用いただくことになりまして、いよいよ第一次の方は、これから三月に向けまして成果が出てくるものというふうに思っております。  御指摘いただいておりますように、雇用情勢は一段と厳しさを増しているというふうに思っております。第二次補正におきましては、先ほど平沼大臣からもお話がございましたとおり、原資が持ちますところの制約から、なかなか思うように、直接的な雇用政策というのはなかなか組み入れることができ得なかった。ですから、第一次の補正の結果を次の本年度の本予算の方にどう……

第154回国会 予算委員会 第8号(2002/02/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘いただきましたように、十二月の完全失業率は五・六%、そして有効求人倍率は〇・五一倍となりまして、非常に厳しい状況にあるというふうに認識をいたしております。  とりわけ、その数字もさることながら、その中身でありますが、今御指摘になりましたように、新規求人が減少している、五カ月連続して減少をしているということもございます。今お話しになりましたように、唯一昨年に比べまして増加を続けてまいりましたサービス業におきましても、昨年同月に比較をいたしましてマイナスに転じたということがございますし、それから、非自発的失業者がここ五カ月連続で増加をしている。あるいは雇用者数が四カ月連続で……

第154回国会 予算委員会 第9号(2002/02/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 薬害エイズの事件、これは、アメリカで採血されました血液を材料といたしまして、血液製剤の投与を行ったことによりまして、我が国の血友病患者五千人のうちの千四百人の方々がHIVに感染をしたということでございます。  これは、株式会社ミドリ十字が関係していたわけでございますが、本件における血液製剤を製造、供給した血液製剤メーカー五社のうちのこれは一社でございまして、大きいところでございます。国や他のメーカーとともに民事裁判の被告となりましたし、これは和解をいたしておりますが、それから、刑事裁判におきましても、加熱製剤承認後も非加熱製剤の販売を継続し、肝臓病疾患をHIVに感染させ死に至ら……

第154回国会 予算委員会 第10号(2002/02/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 率直に言えば、予断を許さないということだと思います。  五・六%というこの数字は、現在もう既に五・六でありますから、いましばらくこれを前後するような数字が続くだろうというふうに予測をいたしておりまして、先ほど竹中大臣からありましたように、後半にどうなるかということはございますけれども、いましばらくはこの数字が続くだろう。  五・六という数字を掲げました以上、この五・六%を切らないような、どういう政策を打ち続けるかということになるだろうというふうに思っております。
【次の発言】 額にいたしまして、約三・八兆円でございます、これは特会も全部含めてでございますが。  今までやってまい……

第154回国会 予算委員会 第11号(2002/02/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 言わずもがなでございますけれども、開発途上国の人づくりをどう支援するかということで技能実習制度というのはでき上がったわけでございます。つくりましたときにはわずか十七職種でございましたが、現在五十九職種にふえております。  これからも、開発途上国のニーズを十分に踏まえまして、そして、皆さん方が、こういうことで日本の技術を学びたい、そういうことで勉強したいと言ってお見えになる、そうしたことにつきましては十分に私たちもこたえていきたいというふうに思っております。
【次の発言】 御指摘をいただきましたように、医学部におきます医師養成の重要性というのは大変大きいものがあるというふうに思っ……

第154回国会 予算委員会 第12号(2002/02/18、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 これは言わずもがな、各国の保健に関しますことを全体で討議をし、どういうふうに世界の健康を維持していくかということを議論するわけであります。
【次の発言】 我々は、これはもう独立国でありますから、このWHOに参加をいたしております。
【次の発言】 保健上の御趣旨は御主張になるとおりだと私は思いますが、しかし、WHOにおける、WHOの加盟のあり方というものが先ほど御指摘のように一つ決まっていて、加盟につきましては、これは全体のWHOの総会の決議によりまして、中華人民共和国政府を中国を代表する唯一の政府とするというふうになっているので、ここは無理。それで、準加盟につきましても、台湾の……

第154回国会 予算委員会 第15号(2002/02/21、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘をいただきましたような明確なものは、正直申しましてございません。ただ、喫煙をする人と非喫煙者との間に寿命等でどれだけの違いがあるかといったようなことにつきましてはいろいろ研究をしたものがございまして、いわゆる厚生労働省がん研究助成金によります、がんそれから循環器疾患の疫学研究というのがございまして、これによりますと、たばこを吸っている人の死亡率というのは、吸ったことがない人に比べまして、男性は一・六倍、女性は一・九倍、こういう数字が出ています。女性の場合には大体倍ぐらいというふうな数字になっているわけでございます。  人間、死にますのも、がんや循環器だけではありませんし……

第154回国会 予算委員会 第16号(2002/02/22、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 統計学的には最善の手法によって立派な先生方がおやりをいただいているんでしょうから、それに対して私がとやかく言う立場にはないというふうに思いますけれども、しかし、結果として、この四回出された推計を下回ったことだけは事実でございます。推測される予測よりもさらに現実は進んだと言ってしまえばそれまでだというふうには思うんですけれども、今回の一・三九というのは、それじゃ今回もこれは難しいかといえば、この一・三九という数字は、現在の先進諸国の中での合計特殊出生率を見ますと、そんなにこれが高いというわけではない。ですから、大体落ちつくべきところに落ちついてきたのではないかという気がいたします……

第154回国会 予算委員会 第17号(2002/02/25、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生労働省といたしましては、国内でBSEが発生しましたことを踏まえまして、化粧品でありますとか食品によりますところの一層の安全確保の観点から、この回収の措置を講じてきたところでございます。  こちらの対象になりますのは、化粧品や医薬品につきましては、薬事・食品衛生審議会の審議を踏まえまして、昨年の十月二日に、対象となります製品すべてにつきまして、予防的な措置としまして、製造業者等に対しまして自主的な回収を指導してきたところでございます。その結果、一月の二十八日現在でございますが、医薬品で九十四品目、それから医療用具で四十三品目、そして医薬部外品としまして五百二十九品目、それから……

第154回国会 予算委員会 第18号(2002/02/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 失業状況は非常に厳しい状況でございますし、いましばらくこの状況は続くものというふうに認識をいたしております。  また、先ほどから御議論ございますように、これからの経済状況、とりわけ全体の景気の動向によるわけでございますけれども、その中で不良債権の処理等が進んでくるということになれば、その影響もやはりあるというふうに考えなければなりません。我々は少し、悪いことを前提としてやはり対策を立てていかなければならないというふうに思っております。  本年度の、平成十四年度の動向につきましては、そうした経済の動向にもよりますから、それらもあわせて検討しなければなりませんが、十四年度の政府見通……

第154回国会 予算委員会 第20号(2002/03/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先般も、古川議員でございましたか、御質問をいただきまして、そのときにお答えをさせていただいて――済みません。松本委員でしたか、お答えをさせていただいたというふうに思いますが、法律上も、専ら被保険者の利益を目的としというふうに書いてございますし、また、専門的な知識に基づき適切に行わなければならないということにもなっておるわけでございまして、したがいまして、株価の維持操作を目的として年金資金を運用するということは、これはやってはならないというふうに思っておりますし、これからもそのように指導したいというふうに思っております。

第154回国会 予算委員会 第21号(2002/03/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘のように、一月の完全失業率は五・三になりましたけれども、これは、下がったといいますよりも、統計上のぶれの範囲と思っております。したがいまして、なおまだ厳しい状況が続いているというふうに認識をいたしております。  これらの問題を解決いたしていきますためには、今までやってまいりましたきめ細かな政策、それにあわせて、今平沼大臣からもお話がございましたけれども、やはり新しい産業を起こしていくという起業家の育成というのが大事でございますし、その起業家と、その手助けをする、いわゆる片腕になるような皆さん方の育成というのが大事でございますので、そうしたことにも着目をいたしまして、この三……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 決算行政監視委員会 第3号(2002/11/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘をいただきましたように、北朝鮮に拉致をされました皆さん方に対しましての問題につきましては、議員立法で法律をおつくりいただきまして、きょう、厚生労働委員会において、満場一致で通過をさせていただいたところでございます。  いずれにいたしましても、北朝鮮のいわゆる国家的犯罪によりまして、そして長い間北朝鮮で暮らすことを余儀なくされた、大変な苦痛を与えたものだというふうに思うわけでございます。これは、御本人はもとより、やはり御家族の皆さんに対しましても大変な御苦痛を与えたというふうに私たちも考えております。  そうした意味から、今回できるだけのことをしようという議員の皆さん方の……

第155回国会 厚生労働委員会 第1号(2002/10/30、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 このたび、引き続いて厚生労働大臣を命じられました。厚生労働行政の当面する諸課題につきまして、引き続き、委員長、委員各位を初め、国民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  厚生労働委員会の御審議に際し、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  現下の雇用失業情勢は、完全失業率が高水準で推移するなど依然として厳しい状況にあると認識しております。景気については、米国経済への先行き懸念が高まる中で、株価がバブル崩壊後最安値を更新するなど、環境は厳しさを増しており、今後不良債権処理による金融システムの安定化の取り組みが進められる過程……

第155回国会 厚生労働委員会 第2号(2002/11/01、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 雇用情勢が非常に厳しい状況の中にありまして、そして今後もこれがなお継続する可能性があるというような事態でございます。  多く出されておりますのは、民間の機関をもう少し使わなきゃいけないというお話と、それから、地方に対してもう少し、これは地方にもハローワーク的な仕事をやらすべきだ、今、国だけがやっておるというのはおかしいという、両方、実はあるわけでございます。  双方につきまして検討いたしておりまして、その両方につきまして拡大をしていくように検討しているところでございます。
【次の発言】 非常に格調の高い御質問をいただきまして、大変恐縮をいたしております。  確かに五・四という非……

第155回国会 厚生労働委員会 第3号(2002/11/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 具体的な数字等につきましてはまた局長から答弁をさせたいと思いますが、今いろいろ御指摘をいただきましたとおり、母子家庭にとりまして、それが死別であれあるいはまた離婚であれ、その家庭にとりまして一番要求されますことは、自立をどうさせるかということだろうというふうに思います。自立ができるかどうかということが最大の課題になるわけであります。  今までのさまざまな数字を拝見して感じておりますのは、多くの皆さんが自立はしておみえになるんですけれども、しかし、その内容が十分かといえば、十分ではない。これから先、また今後もふえていくであろう離婚、そのことを考えますと、この皆さん方にやはり自立を……

第155回国会 厚生労働委員会 第5号(2002/11/08、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 この法律を決めるに当たりまして、実は私も随分悩んだわけでございます。  しかし、よくよく考えてみますと、母子家庭のお母さん方が働いておみえになって、そしてその所得が平均して二百二十九万というところに最大の問題がある。これは何とかしないといけない。  中身をもう少し見ると、常勤をしておみえになる皆さん方は三百万を超える。女性の平均であります三百五、六十万に近いそういう値になっておりますが、やはりパートの方が多い。そして、パートの方が多いがゆえに全体として二百二十九万という値になっているということを知りまして、これはやはり、一番必要なことは、母子家庭の皆さん方に何を一番になすべきか……

第155回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/11/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国立病院機構法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げたいと存じます。  中央省庁等改革基本法におきましては、国の行政機関における政策の企画立案に関する機能とその実施に関する機能とを分離する観点から、実施機能を効率的かつ効果的に行わせるにふさわしい独立行政法人の制度を創設したところであります。  こうした中央省庁等改革の一環として、国立病院・療養所については、医療の高度化、専門化などの環境の変化を踏まえつつ、国の医療政策として国立病院・療養所が担うべき医療を全国において確実に実施し、かつ効率的、効果的に業務を行うため、国が……

第155回国会 厚生労働委員会 第7号(2002/11/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 まだ正式にこの補正予算の話は聞いておりませんけれども、しかし、昨夜からの報道等によりますと、大体正式になってきたという感じでございまして、どういう内容にするのかということはこれから組まれることだろうというふうに思いますが、これからの中に、いわゆるデフレ対策そして雇用対策等、これから論議をされるだろうというふうに思いますが、少なくともその中に、いわゆる産業再生そして雇用に対するセーフティーネット、これらに対しては、少なくとも中心に組まれるであろうというふうに私は予測をいたしております。
【次の発言】 今答弁ありましたように、具体的な問題、すなわち、不良債権の処理をどれぐらいのスピ……

第155回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/11/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 午前中、参議院の本会議がございましたために、大変失礼をさせていただきました。  ただいまの御質問でございますが、いわゆるナショナルセンターとして残りますものと、いわゆるハンセン療養所が残りますのと、この二つが残るわけでございますが、これを、区分は何かということでございます。  一つは、研究機能が特に高い。研究機能も、特に臨床研究だけではなくて基礎的な研究も行っている、例えばがんセンターのように基礎的な研究も行っているというようなところ。そして、高度先進医療を行っている。そういう研究によりまして、それをもとにいたしました高度先進医療というのを行っている。そうしたところにつきまして……

第155回国会 厚生労働委員会 第9号(2002/11/22、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先日のこの委員会におきましてもいろいろ議論になったところでございますが、賃金職員というのは、それぞれの理由があって、そして期限も定められて雇用されている人たちでございます。そして今後、この独法がどういう方向に進んでいくのかということにかなり影響されるであろうというふうに思っておりますが、いずれにいたしましても、平成十五年の十月には新しい法人のいわゆる理事長というものが決まる。その理事長のもとで、全国の病院がどういう政策医療を、政策医療については今後また議論があるようでございますが、どういう展開をしていくかということをお決めになる、その方針によってそれぞれの地域のことが決まってい……

第155回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/11/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。  ありがとうございました。
【次の発言】 まず、この法案を作成するに当たりまして、委員が大変御努力をいただきましたことに感謝を申し上げたいと存じます。  今お話がございましたこの被害者に対しまして、どう我々がおこたえをするかということが今緊急の課題でございます。特にその中で、御指摘をいただきましたように、年金、医療、雇用等、セーフティーネットにかかわりますところに対する、私たちが取り上げなければならない問題が山積をいたしております。  その中で、基本的には、一……

第155回国会 厚生労働委員会 第11号(2002/12/11、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おくれて参りまして申しわけありません。  ただいまお話のございました医療保険制度についてでございますが、これは現在厚生省案の取りまとめを急いでいるところでございますので、今最終的なことを申し上げることもできないわけでございますけれども、現在の段階では、私が私案を出しましたりいたしまして、私の個人的な考えの段階だということでお許しをいただきたいというふうに思います。  医療保険制度をこれからどうしていくかということが最大の課題になっておりまして、統合化をするということ自体に対しても反対をされる方もおみえでございますけれども、しかし、五千に乱立をしている保険者ではいかんともしがたい……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号(2002/11/11、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話しいただきましたように、ILO結社の自由委員会におきまして今議論をされているというふうにお聞きをいたしております。この十九日から二十二日の間に結論が出るということでございまして、我々、それを真摯に聞かせていただきたいというふうに思っているところでございます。  この消防の話を初めとしまして、かなり歴史の長い話でございまして、私、前回に労働大臣をやらせていただいたときに、そのときもうスタートしておりました話でございますので、こうした問題、やはり決着をつけるべきはちゃんとつけていかなければ、また後送りになってしまいますので、ILOのお話はよく聞かせていただいて対処したいと思っ……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号(2002/11/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御質問をいただきました内容が、労働者健康福祉機構なら労働者健康福祉機構の中のことを一例で挙げさせていただければ、その中には労災病院等も含まれているわけであります。現在三十七でございますか、全国で展開をされている。この労災病院なら労災病院というのは、今までの、いわゆるずっと古くからやってまいりました、労災病院が専門的にやってまいりましたもののほかに、やはり現代的な勤労者のための健康をどう保持していくかというようなことも、これはこれから加味してやっていかなきゃならない。  ただ、三十七全部必要かといえば、それは必要ではないんだろう。整理をすべきものは整理をしなければならない。それ……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号(2002/11/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確かに、医薬品でありますとか食料品でありますとか、こうしたものが同じになっていることは御指摘のとおりでございます。  食品につきましては、BSE問題の反省に基づきまして、これは平成十四年六月でございましたか、食品安全行政に関する関係閣僚会議の取りまとめにおきまして、内閣府に、その重要性と独立性の観点から、食品の安全に関するリスク評価を行う食品安全委員会、仮称でございますけれども、これが新たに設置をされまして、厚生労働省に対しましてリスク管理を行うよう勧告をする、こういうことになりました。これは、食品は一つ内閣府というところが中心になりまして取り扱いを行う、その下に厚生労働省ある……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号(2002/11/18、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 前回にも御質問をいただいたところでございますが、石原大臣からも御答弁をいただきました。その石原大臣が御答弁をいただきました内容は、審査とそして安全体制と、両方の分野において、審査をするときに安全体制というものが引っ張られてはいけないし、そしてまたその逆もあってはならない、そこは明確にしておくべきだ、こういう御主張であったというふうに先日お聞かせをいただいたところでございます。  したがいまして、私たちも、新法人におきましては審査や安全性が甘くなってはいけない、そこを明確にしておかなければならないというふうに思っている次第でございます。したがいまして、新法人におきましては、業務ご……

第155回国会 法務委員会 第15号(2002/12/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘になりました、過去の、例えば平成十二年なら十二年におきますところの措置入院について、それがどういう経過で措置入院になったかということは、これは調査をすればわかることだというふうに私は思います。  ただし、本法律というのは今回初めて行うわけでありますから、本法案に基づいて判断をしたときにどうかということがそこからわかるかどうかは、なかなか難しいところだというふうに思いますが、措置入院についての過去のデータというのは、これはやはり出るだろうというふうに思います。
【次の発言】 それは、過去をたどればわかる話でございますから、それはでき得るというふうに思います。

第155回国会 予算委員会 第2号(2002/10/24、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 現在の状況を考えますと、現在も非常に厳しい雇用情勢にあるわけでございますから、これに加えまして不良債権処理が行われるということになりますと、不良債権のその額とスピードによりまして、非常に大きな失業者が出る可能性がございます。そのことを私たちも見定めて、そして対策を立てなければならないというふうに思っているところでございます。  一つは、それぞれの地域によりまして、やはり雇用状況というのは非常に違いますので、地域に見合った雇用対策が立てられるような対策を中心にやっていかなければいけないというふうに思っております。  それからもう一つ、ミスマッチがございますが、このミスマッチの解消……

第155回国会 予算委員会 第3号(2002/12/02、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 激励の言葉をいただきまして、まことにありがとうございます。  経済産業省の方の経済再生と産業再生、そして私の方の雇用対策、この車の両輪でしっかりやっていかなければならないというふうに思っております。それに対します財源は当然必要でございまして、必要な財源は求めたいというふうに思っておりますが、しかし、これも限界のある話でございますので、できる限り効率的にこの雇用対策が進められるように努力をしたいというふうに思っているところでございます。  御趣旨は十分尊重させていただきまして、頑張りたいと思っております。
【次の発言】 今お話にございましたように、雇用対策につきましては、この十四……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 決算行政監視委員会 第6号(2003/06/04、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 五十嵐議員は先輩で、大変私もお世話になりましたし、よく存じておりました。  それで、ただ、このアイヌのお話はきょう初めてお聞きするわけでございますが、アイヌのこの共有財産につきましては、その管理につきましては、御承知のように、北海道旧土人保護法によって定められておりました。いわゆるアイヌ新法ができまして、この北海道旧土人保護法は平成九年に廃止になりましたけれども、この法律の所管は厚生省でございました。そのため、このアイヌの共有財産に関する御質問につきましては、厚生省が答弁すべきものであったというふうに思います。ただし、そのときに厚生省は呼ばれていなかったものですからお答えをしな……

第156回国会 決算行政監視委員会 第7号(2003/07/02、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 小児病院の問題につきましては、大変経営上難しい状況が各地で続いていることを私もよく存じております。  それで、これは、今局長からも答弁ありましたとおり、診療報酬の問題と大きくかかわっていると思っています。現在の診療報酬は、どれだけ検査をして幾ら、薬を出して幾ら、こういうことが中心になっているものですから、どういたしましても、小児科の場合には、検査項目も少のうございますし、あるいはまた薬も少ない。急性期の疾病が中心でございますから、長い、慢性の、大人のような薬は出ない。また、入院等につきましても、短な入院で退院をするというようなことが中心でございますので、やはり小児病院というのが……

第156回国会 決算行政監視委員会 第8号(2003/07/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今総理からも御答弁ございましたけれども、委員が三つお挙げになりました、その最初の自治医大の問題は、これは総務省所管になっておりますから、厚生労働省は余り言えないわけでございますけれども、しかし、いずれにいたしましても、医師になる人が、やはり地域医療や僻地医療あるいは離島、そうしたところに率先して行くような医師を養成しなきゃいけないというふうに思っております。したがいまして、そういう意味で、来年から研修医制度を設けますけれども、そのときに、僻地医療あるいは離島医療ということに十分携わるような体制をとっていきたいというふうに思っております。  それから、二番目にお話しになりました診……

第156回国会 厚生労働委員会 第1号(2003/02/25、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 厚生労働委員会の御審議に先立ちまして、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  現下の雇用失業情勢は、完全失業率が過去最高水準に並ぶなど大変厳しい状況にあり、今後不良債権処理の加速による雇用への影響も懸念されるところです。昨年末、雇用問題に関する政労使合意を取りまとめましたが、雇用問題は政労使が一体となって取り組むべき喫緊の課題であります。  厚生労働省としましては、平成十四年度補正予算に盛り込まれた、不良債権処理に伴い生じる離職者の再就職支援、緊急地域雇用創出特別交付金制度の拡充、キャリアコンサルティングの充実な……

第156回国会 厚生労働委員会 第2号(2003/02/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  国会対応にかかわる超過勤務の調査でございますが、これは内閣府の取りまとめがございまして、厚生労働省としましても事務的に厚生労働省分の状況を提出したということは事実でございます。  質問とそれに対する答弁は、これはもう実は昔からの問題でございまして、なかなか難しい問題でございますけれども、先生方にも、わかりましたらわかる限りにおいて、できるだけ早くお願いを申し上げたいというふうに言っているところでございます。しかし、その後の対応はこちらのことでございますから、こちらの方もできるだけ短時間の間に、それに対して対応をさせていただきたい、こんなふうに思っている次……

第156回国会 厚生労働委員会 第3号(2003/03/18、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました戦没者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者の父母等に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案及び平成十五年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦没者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者の父母等に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案について申し上げます。  戦没者の妻及び父母等に対しましては、これまで特別給付金として国債を継続して支給してきたところでありますが、これが最終償還を終えるため、今回、これらの方々に対し改めて特別給付金を支給する……

第156回国会 厚生労働委員会 第4号(2003/03/19、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確かに、この制度ができますときには、インフレに対する思いが強かったというふうに思いますし、デフレということはなかなか想定しにくい時期であったことは今委員が御指摘になったとおりでございます。  三年間にわたりまして引き下げを凍結、凍結と申しますか、引き下げを行わなかったわけでございますが、これは、そのときの社会経済情勢等も勘案をいたしまして、そうした方がいいだろうと。また、これほどデフレがさらに進んでいくということが想定しにくかったということもあったというふうに思います。  しかし、十四年度に入りましたころから、いわゆる保険料を納めていただいております若い皆さん方の賃金が低下をし……

第156回国会 厚生労働委員会 第5号(2003/03/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま議題となりました駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法は、前者が本年五月十六日限りで、また、後者が本年六月三十日限りで失効することとなっております。  しかしながら、駐留軍関係離職者及び漁業離職者につきましては、今後においても、国際情勢の変化等に伴い、なおその発生が予想されることから、所要の見直しを行った上で、両法を延長することとし、この法律案を提出した次第でありま……

第156回国会 厚生労働委員会 第6号(2003/04/01、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 もっとも基本なところは平成十三年の閣議決定でありまして、特殊法人等の整理合理化計画、ここに載っておりまして、ここのときに決められたものは、これはもう有無を言わず整理をしなきゃいけないということになっております。それ以外に、先ほど副大臣の方から御答弁申し上げましたような、そういう一つの基準をつくりまして、それに従って我々の方もしていきたいというふうに思っておりますから、我々が考えております基準と、それによって今後どういうものを廃止したいというふうに思っているかというものをできるだけわかりやすく整理をさせていただいて、御提示も申し上げたいと思います。

第156回国会 厚生労働委員会 第7号(2003/04/02、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話しありましたように、旧労働省の中でも今御指摘のように分かれているわけでありまして、これは役所の中の話でありますから、連携が密でなければならないことは当然であります。  それから、労働局が、今までは都道府県の中に入っていたわけですが、これが外へ出たわけですね。外へ出たのはいいんですけれども、都道府県との間の連携がうまくいかないということもこれは起こり得るあるいは起こっていることもあるわけでございますので、そうした都道府県との連携というものを密にしていくということが何よりも大事ですから、これはもう徹底したいというふうに思っております。  それから、雇用の問題等は、厚生労働省だ……

第156回国会 厚生労働委員会 第8号(2003/04/09、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今議論を聞いておりまして、問題点は二つあるというふうに思いますね。  一つは、基準をどうするか。それぞれの地域によって違う判断を下すことがあってはならないと思うんですね。先ほどからの議論のように、その所長の考え方によってこれは認める、これは認めないというようなことがあってはならない。そこの基準は明確にしておかないと、これは混乱を来す。だから、そこはひとつ基準をしっかりとして、そしてそういう格差がないようにしなきゃならないというふうに思っています。  それから、もう一つの問題は、基本にかかわるところの話でございますが、パートの場合に三〇%上乗せをする。上乗せはするが、しかし、働い……

第156回国会 厚生労働委員会 第9号(2003/04/15、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今委員がおっしゃいましたことは、総論的には私もそういうことだろうというふうに思っております。  六十五歳以上の皆さん方の就職というのは、そんなにたくさん就職依頼があるわけではありませんし、また、あったといたしましても非常に多様でございまして、いわゆる勤務日数の問題でありますとか、あるいはまた仕事の内容も非常に多様になっていることも事実でございます。また、御指摘のように、いわゆる年金生活をされる方が非常に多いということも事実でございます。  しかし、それで何もなくてもいいかといえば、今までよりも日数等を減らしまして、長くて五十日間、今まで七十五日間のを五十日間というふうに短くいた……

第156回国会 厚生労働委員会 第10号(2003/04/18、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話しをいただきましたように、健康阻害要因というのはさまざまなものがあるんだろうというふうに思います。今お挙げになりました食中毒の問題もございますし、それから、全く予想しがたい、森永ミルクの問題でございますとかカネミ油問題でありますとか、そうした問題の原因などが含まれているというふうに思っております。  そうした問題が起こりましたときに早く解決するのは、これはもう県と国、それが情報を早く共有することができるかどうか、早くそのことを把握できるかどうかにかかっている。その内容が本当に大変な問題であるかどうかということの見きわめということも大事でございますけれども、やはり県なら県だ……

第156回国会 厚生労働委員会 第11号(2003/04/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確かに、アセトアルデヒドとフェロシアン化と両方の問題が起こりまして、御指摘のように立場は同じだったわけでございます。  最初のアセトアルデヒドのときにも、アルコールを飲んだら体の中でアセトアルデヒドになるんだからいいじゃないかというような御意見もあったりしたわけでございますけれども、これは原理原則に立って処理をさせていただいた。ところが、フェロシアンの問題が引き続いて起こってまいりました。しかし、こちらの方は、余りにも多くの日本の中の食品に使われているものですから、影響が余りにも大き過ぎるということがございまして、これをだめだということになりますと、あらゆる食品をこれによってス……

第156回国会 厚生労働委員会 第12号(2003/05/07、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確かに、今拝見しますと、男性が多いことだけは間違いがございません。  ただ、この委員会、これは十三名ということになっておりまして、限られた人数でやっているものですから、その中に消費者の代表お二人にお入りいただいた。そのほかの部分、例えば毒性学でありますとか細菌学でありますとか薬学でありますとか、あるいはまた医学でありますとか、それぞれの専門分野の人たちに一人ずつずっと入っていただいているものですから、そういたしますと、消費者の皆さんお二人お入りいただくのがなかなか、とりかねてとった二つのポジションでございます。  こういうことでございますので、御趣旨はわかりますけれども、お二人……

第156回国会 厚生労働委員会 第13号(2003/05/09、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 ただいま分厚い資料をちょうだいいたしましたが、この全部を、私は、役所にあるものかどうかは、つぶさにはわかりませんが、最後の二枚につきましては、昨日、私も入手をいたしました。これは厚生労働省の中から得たものではございません。外部の皆さんからちょうだいをしたものでございます。  したがいまして、この最後の二枚の文書につきましては、厚生労働省の役人の皆さんにも見せました。そして、当時の、書いてあります原室長――室長であったかどうかわかりません。審議官だったんでしょうかね。室長ですか。当時の原さんにもお会いをいたしまして、そして、こういうペーパーが出回っているけれども覚えがあるかという……

第156回国会 厚生労働委員会 第14号(2003/05/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 私は、すべてに対しまして現在最終決定権者でございますから、すべてのことに対してめり張りをきちっとつけておかなければいけないというふうに思っているわけでございます。したがいまして、先日も申しましたとおり、私はもともと医師会に入っていたことがありますし、医師会費も払っていた方でございますから。かつては私も医師会からいただいたこともございます。しかし、大臣になりましてからは、すべてのそうしたものはお受け取りをしないということにいたしております。先ほど申しましたように、私は、最終的な責任権者であり、最終の政策の決定権を持っているわけでございますから、そのようにいたしております。  それ……

第156回国会 厚生労働委員会 第15号(2003/05/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 最近、働く皆さん方の働き方というのも非常に多様になってまいりましたし、また、御要望も多様になってきたというふうに思っております。  我々が若かったころのことを思いますと、我々のときには常用雇用というのが当然であって、それオンリーだという考え方が非常に強かったわけでございますが、最近は、時間的にも、こういう時間帯で働いて、そして余暇は自分のやりたいことをやりたいというような方もございますし、また、曜日につきましても、何曜日と何曜日は休んでこうしたことをやりたい、それ以外のところはしっかり働きたいというような方もございます。また、期間につきましても、こういう期間で働きたいというよう……

第156回国会 厚生労働委員会 第16号(2003/05/21、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 資料を提出しますときに、実は私も同じことを申しました。これはなぜ六ページだけあるのと。これは、六ページだけ出すと、恐らく一ページから五ページまでどうしたんだと多分言われるだろう、これは余計に言われる原因をつくるみたいなものだ、だから、これはないのと言って僕も問いただしたんですが、いや、実はこの六ページだけ残っている、そのほかはないという話でありまして、それでは六ページもやめておくかと僕は思ったんですけれども、やめますと、また余計に皆さん方の疑惑を招くということで、ありますものを全部お示しするというのが順当だろうというので、全部お出しをした。  現実問題として、一ページから五ペー……

第156回国会 厚生労働委員会 第17号(2003/05/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話がございましたとおり、このカイワレ訴訟につきましては、発表をしたことはいいけれども、しかしその中身が不十分だ、国民に誤解を招くことがあった、こういう内容だったというふうに思っております。  現在、私も、その当時の中間取りまとめ発表なるものの内容を検討させていただいているところでございます。関係者の皆さん方の御意見も十分拝聴しながら、今後の最終結論をしたいと考えております。
【次の発言】 長勢議員の御主張になりましたこと、私も考え方といたしましては大きく違わない、そんなつもりでおります。  いつかもここで申し上げましたとおり、これから、雇用というものを重視していかなければな……

第156回国会 厚生労働委員会 第18号(2003/05/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  有期労働契約期間の上限延長に伴うデメリットについてお話がございましたが、現在いろいろ懸念をされておりますことは、一つは、期間の定めのない労働者にかえて有期契約労働者を雇用したり、有期労働契約が事実上の若年定年として利用される可能性があるのではないかというのが一つ。それからもう一つは、一年を超えるようなより長期の有期労働契約を締結した場合には、契約期間の途中でさまざまな事情の変化が起こる可能性が高いにもかかわらず、そのような場合にも中途解約ができずに、不当に労働者が拘束されるおそれがあるのではないか。この二つのことが懸念として示されているというふうに思って……

第156回国会 厚生労働委員会 第19号(2003/05/30、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 私は城島議員ほど、この法律的な問題、詳しくありませんから、なかなか太刀打ちできないわけでございますが、民主党から先般出していただきましたものを拝見をしておりまして、目指しております方向性は私は一緒だと思っております。ただし、表現の仕方に少し違いがあるというふうに思います。この表現の違いが大きな結果を引き起こすのか、それとも、多少の違いはあるけれども方向性は変わらないということに間違いがないのか、そこのところだというふうに思っているわけでございます。  私の認識といたしましては、表現の仕方に違いはありましたけれども、目指しております方向性は同じだというふうに今のところ理解をしてい……

第156回国会 厚生労働委員会 第21号(2003/06/04、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 賃金不払い残業と申しますか、サービス残業と言われておりますもの、言われて久しいわけでございますし、これは法律違反でもございますから、何とかしてここだけはなくしていかなきゃいけないというふうに私も思っている次第でございます。  今回、もう少し前にこれを進めようというので、賃金不払残業総合対策要綱というのをまとめまして、そしてその中でひとつ指針をつくってやっていこうというふうに思っております。これはかなり、少し厳しくやっていかないといけないというふうに思っているわけでございまして、経営者の皆さん方にもここだけは、これは法律に違反しているんだということをよく理解をしてもらわないといけ……

第156回国会 厚生労働委員会 第22号(2003/06/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 合計特殊出生率が一・三二という、今までにない数字になりまして、この法案の論議をしていただくちょうどそのときに出たということもございまして、マスコミの方もいろいろ取り上げてくれているところでございます。  今お話がございましたように、少子化対策という言葉がございますし、それから今回のこの法案の次世代育成支援対策という言葉にしているわけでございますが、少子化対策というふうに言いました場合には、かなり幅広いさまざまな問題が含まれてまいります。大きく言えば、教育論でありますとかあるいは家族問題、国家論、さまざまな経済の問題等々、非常に幅広いことで議論がございます。  しかし、我々が今回……

第156回国会 厚生労働委員会 第23号(2003/06/11、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 金のないのは国も地方も同じでございますが、しかし、法律ができるということは非常に大きな意味があって、そして、そこでこの行動計画なりいろいろなものをつくっていただいて進めていく中で、何が必要かということが浮き彫りになってくるというふうに思います。そういたしましたならば、国としての予算の組み方というものがそれに影響されてくるというふうに思います。  まず、その前に、国としてどういう予算の組み方をするかということも考えなければいけないというふうに思いますけれども、地方のそうした動きも見ながら、地方からの御要望も聞きながら、国としてできることは何かということもしなければならないというふ……

第156回国会 厚生労働委員会 第24号(2003/06/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 一般精神病院を初めといたします、そこに入院をしておみえになります皆さん方も含めまして、早く地元に帰っていただいて、そして地元の方で生活がしていただけるような体制をつくり上げていく、これはもう定めました既定の方針でございまして、まず、十年ぐらいでこれを必ずやり遂げるということも申し上げているとおりでございます。  その十年でやり遂げるにはどういうスケジュールでやっていかなければならないかということも今やっている真っ最中でございまして、そういたしますと、大体年間どのぐらいのことをやっていかなければならないか、また、人材の育成につきましてはどういうふうにやっていかなければならないかと……

第156回国会 厚生労働委員会 第25号(2003/07/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先般もお聞かせをいただいたところでございますが、御指摘のような事例につきましては、今もお話のございましたように、他の生活保護受給者との比較からいきましても、バランスを欠く点があるというふうに思っております。  したがいまして、今後、この無料低額宿泊所に生活保護受給者が入所をいたしております場合には、その住宅扶助費の額が適正にこれが行われているかどうかといったことをはっきりさせなければいけないというふうに思います。  例えば、小さなお部屋に四人も五人も入れるというようなことになっておりますと、それは、一人一人から同じ額の住居費を取るということは少しおかしいのではないかというふうに……

第156回国会 予算委員会 第3号(2003/01/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 確かに、雇用情勢が厳しくなってまいりますと、限られたハローワークの職員の中でそれをやるわけでありますから、一人当たりなかなか懇切丁寧にお話を申し上げるということもできなくなってきていることも事実でございます。また、雇用状況、失業状態等を見てみますと、それぞれの地域による特色というものがあることもまた事実でございます。これらのことを考えましたときに、国一本での雇用対策というものも大事でございますが、それだけでは十分に失業者に対応できていかないという現実があることも事実でございます。  そこで、この国会に法律を出させていただいておりますが、地方自治体におきましてもそうしたハローワー……

第156回国会 予算委員会 第4号(2003/01/24、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 昨年も何度か御質疑をいただいたことをよく覚えております。  リスクコミュニケーションのことを申します前に、食品衛生法の抜本改正を間もなく出させていただきます。その目的の中に、樋高議員が今まで御主張いただきましたように、国民の健康ということをその中にちゃんと位置づけろというお話でございました。目的の中に、食品の安全を確保することにより国民の健康の保護を図るということを明確にしたいというふうに思っているところでございます。  それから、今お話にございましたリスクコミュニケーションのことでございますが、これは私たちもそのことを明確にしていかなければならないというふうに思っておりますし……

第156回国会 予算委員会 第5号(2003/01/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 スパウザにつきましては、宿泊施設であることには、先生御指摘のように私もそれはそうだというふうに思いますけれども、しかし、ここは健康増進でありますとかそうしたことを中心にしました設備でありまして、それに付随して宿泊施設もついているということなものでございますから、宿泊を第一義とした建物ではないということを申し述べているんだろうというふうに思います。
【次の発言】 今御指摘いただきましたとおり、平成十二年度の改正法の附則におきまして、安定した財源を確保して、二分の一へ引き上げを図る、こういうふうに規定されているところでございまして、いよいよ来年、十六年、いよいよ改正をしなければなら……

第156回国会 予算委員会 第7号(2003/02/06、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 社団法人京都民医連中央病院の件につきましては、大変残念な事件と申しますか、あってはならないことだというふうに思っております。  これは、訪れられます患者さんにとりましても非常に重大な問題でございますので、徹底的に究明をしたいというふうに思っております。  厚生労働省の内部におきましても、確かに縦割りのところがございますけれども、それぞれの分野、チームをつくりまして、ひとつ話し合いのもとに、早く究明をしたいというふうに思っておるところでございます。  また、外部の先生方による究明におきましては、千四百名の患者さんに対する問題でございますので、それなりに時間がかかるだろうというふう……

第156回国会 予算委員会 第8号(2003/02/07、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話しございましたように、少子高齢社会、これからさらに進むわけでございますし、そしてまた、医療技術の進歩というものもございますから、トータルで考えましたときに、なかなかこの医療費が下がっていくということは考えにくい。これからどうしてもやはり上がっていくということをある程度前提にした上で将来を考えていかなければならないというのは、これはもう枝野議員も御存じのとおりでございます。そうした中で、今御指摘の抜本改革の問題につきましても取り組んでおりまして、この三月までにその結論を出したいというふうに思っております。  まず、この診療の中でも……(枝野委員「抜本改革の中身はいいです。そ……

第156回国会 予算委員会 第9号(2003/02/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今、田中議員から御指摘をいただきました営業譲渡の際の労働契約の問題等につきまして、結論から言いますと、今年度中にひとつここを明確な指針を出そうというので、今やっている真っ最中でございます。間もなく結論を出させていただきたいというふうに思っております。  一番大事なことは、ここに働いております個別の労働者の同意を必要とするということだろうというふうに思っておりまして、特定の承継が行われるそのときの営業譲渡の法的な性格というものを踏まえて、そして私たちも結論を出したいというふうに思っている次第でございます。早く結論を出したいと思っているところでございます。

第156回国会 予算委員会 第10号(2003/02/13、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先ほどお話がありましたように、現在、話し合いと申しますか、検討を続けているところでございます。  先ほどから問題になっております、一つは八十七号、そして一つは九十八号条約でございます。特に九十八号条約の第四条には、いわゆる団体交渉権について書かれているわけでございますが、短い文章でございますからちょっと読ませていただきますと、「労働協約により雇用条件を規制する目的をもつて行う使用者又は使用者団体と労働者団体との間の自主的交渉のための手続の充分な発達及び利用を奨励し、且つ、促進するため、必要がある場合には、国内事情に適する措置を執らなければならない。」こういうふうに書いてあるわけ……

第156回国会 予算委員会 第11号(2003/02/14、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先ほど官房長官からお話がございましたとおり、追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会、ここが結論を出されたわけでありまして、私も、全部それを、中を詳細に拝見をしたわけではございませんが、先ほどから御紹介をいただいたような内容であるというふうに感じております。  したがいまして、この問題は今後、閣議等におきましても議論をされるものというふうに思っておりますし、その議論がありましたときには、私は賛成の立場をとりたいと思っております。
【次の発言】 私が一度は来てほしいというふうに申しましたのは、原爆を受けられたという認定を受けてもらわなきゃなりませんね、そして一応手……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/02/17、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話しになりました点は、現在、一三%、千分の百三十入れられておりますが、これを百六十ないし二百のところに戻せ、こういうお話だろうというふうに思います。  昨年の医療改革のときにもお願いをし、そしてまた、政府の方もそこを決定したところでございますけれども、やはり高齢者医療が大変な状況になってまいりましたために、七十五歳以上の高齢者医療につきましては、二分の一国庫負担を導入するということを決定し、そして平成十九年には二分の一にそれが達するように、七十五歳以上二分の一になるようにする、こういうことが決まったわけであります。  したがいまして、政管健保という形の中で国庫負担がその中に……

第156回国会 予算委員会 第14号(2003/02/19、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 運転手が事故を起こします場合に、長時間労働等の場合があって、そして一つの企業に例えば多発をしているといったようなことは当然起こり得る話でありますから、トラック運転等をやっておりますそういう企業に対するふだんからの、いわゆる長時間労働等につきましては、監督署からも鋭意指導をしているところでございます。特にこのトラック業界におきましては、その業務上、長時間労働にどうしても陥りやすいということがありますので、特別に上限等を設けまして、その中でやっていくといったようなことを今やっているところでございまして、そういうことも我々としてはこれからも心がけていかなければならないというふうに思っ……

第156回国会 予算委員会 第15号(2003/02/20、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 現実の問題は先ほど副大臣が御答弁を申し上げたとおりでありまして、学校法人が受注されるわけでありますから、それに対しまして、一義的には県の方がきちっと見てもらわなければならない。そして、国の方は書類審査をしている、こういうことでございます。  これは、ここに関してだけではなくて、ほかもすべてそういうふうにしているということでありますから、だから、そこをどうするかという問題があるとすればありますけれども、この件に関しましても、そのルールに従ってやっているということでございます。
【次の発言】 ですから、そこは、一義的には県がきちっとやってもらわなければいけないわけですね。そして、そ……

第156回国会 予算委員会 第17号(2003/02/24、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 三百五十万に及びます失業者の問題を、積極的に対応して解決をしていかなければならないというふうに思っております。  これは、やはりもう人海戦術でいく以外にない、厚生労働省の中だけでやっていてはいけないというふうに思っておりまして、地方自治体も同じにやっていただく、商工会議所等も一緒にやっていただく、そうした連係プレーをこれから密にして取り組んでいきたいと考えております。
【次の発言】 今お話しいただきましたように、このカネミ油症の問題につきましては、九州大学の医学部でいろいろと研究をしていただいてまいりまして、その結果として、PCBによる毒性もありますけれども、そこから派生しまし……

第156回国会 予算委員会 第19号(2003/02/26、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 私が昨日申しましたのは、具体的にどの税制をどうするということを言っているわけではございませんで、税制改革の中で三分の一から二分の一への財源はつくり出していただく以外に方法がないということを申し上げたわけであります。したがって、そこは、わずかぐらいの税制改革ではなかなか出てまいりませんから、そこは大胆にやっていただく以外にない、こういうふうに私は申し上げたところでございます。
【次の発言】 三年間実は据え置きをさせていただきました。そのときにはなぜ据え置くのかと非常におしかりを受けたわけでございますが、三年間据え置きまして、それで一・七%、そしてことしで〇・九がございまして二・六……

第156回国会 予算委員会 第20号(2003/03/03、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 御指摘をいただいております雇用保険、いわゆる雇用保険と、いわゆる雇用保険三事業というのがございまして、雇用保険三事業の方は、これは、いわゆる失業者に対する手当よりも、こうした勤労者に対する福祉の問題でございますとか、そうした問題を取り上げてきているものでございます。  今御指摘いただきましたように、十万五千円あるいは一万五百円というこの価につきましては私も今まで知っておりましたが、その最後にお挙げになりました価との差というのは、私もちょっと今わかりませんので、至急調べまして御報告を申し上げたいと思います。
【次の発言】 それでは、申しわけありません、この終わりますまでに調べまし……

第156回国会 予算委員会 第25号(2003/06/23、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 これはことしじゅうに、平成十五年の末までに決着をつけるということでやっておるわけですから、先延ばしと言われたら、今よりは先かもしれませんけれども、でも、ことしじゅうの話でございますから、これはそう先送りの話ではございません。  そして、その中で、コンビニ等で売れるものにつきましては、現在既に七万二千種類あるんです、コンビニで売れるもの。それで、いわゆる医薬品、薬局でしか売れないものは一万四千種類なんですよ。だから、その中で、またコンビニ等でも売っていただいてもいいものを選び出そうということでございまして、それをやりますのは、これはやはり厚生労働省が検討会をつくりまして、外部の皆……

第156回国会 予算委員会 第26号(2003/07/18、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 後ほど総理から答弁をしていただくといたしまして、今一番社会保障の問題で進めておりますことは、やはり今まで社会保障が幾つにも分かれてまいりました。これを総合的にどう考えていくか、年金も医療も介護も一体化をしてどう考えていくかということが一つ。それからもう一つは、少子高齢化が進んでまいりましたから、この少子高齢化の問題をどうその中に組み入れて、そして考えていくかという、この二点を踏まえて見直しを行わなければならないというふうに思っております。  そして、後は負担と給付の問題を考える。この年齢構成の中で若い人たちに余り負担が多くかからないようにするためには、これは税の問題でそのすき間……


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第157回国会(2003/09/26〜2003/10/10)

第157回国会 厚生労働委員会 第1号(2003/10/02、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 このたび、引き続いて厚生労働大臣を命じられました。厚生労働行政の当面する諸課題につきまして、引き続き、委員長、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。  本格的な少子高齢化の到来を控え、国民の安心や生活の安定を支える年金、医療、介護などの社会保障制度については、これを持続可能で安定的なものとするため、不断の改革を行っていく必要があります。  私といたしましては、まずは、平成十六年の年金制度改正について、年内に成案が得られるよう全力で取り組んでまいります。具体的には、保険料負担の上限と給付水準の下限についての考え方などを示した試案をたたき台に……

第157回国会 厚生労働委員会 第2号(2003/10/03、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  家西先生が五年前に御発言をいただいたということでございますが、先生の方が先見の明があったと申しますか、おっしゃったとおりになったわけでございます。  御承知のとおり、台湾の医師が日本に参りまして、そして、帰国いたしましてからSARSを発病したという件がございました。そのときに、二府三県でございましたか、五つの府県にまたがって旅行をいたしまして、そのことが明らかになり、そして、その皆さん方にもお集まりをいただいて、いろいろ御審議をいただいた。しかし、その経路の発表の問題でございますとかさまざまな点で、やはり府県によって考え方の違いもあって、なかなか一つに統……

第157回国会 予算委員会 第1号(2003/10/01、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お話しになりましたように、年金制度ができますまではいわゆる仕送り社会でございました。子供たちが両親なりおじいさん、おばあさん方に対して仕送りをしていた。そうではなくて、子供の数も少なくなってまいりましたし、お互いがひとつ現在の高齢者の皆さん方を支えていこう、社会的に支えていこうという制度だというふうに思っております。  したがいまして、現在の高齢者に対してどのようにこれを支えていくかということと自分たちがどのように支えてもらうかということとは、これは言ってみれば、関係はいたしておりますけれども別の話でありまして、必ずしも、支える側に立ったときに出す金とそして自分たちがもらうお……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2001/03/01、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 平成十三年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明を申し上げます。  平成十三年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は十八兆四百二十一億円であり、平成十二年度当初予算額と比較いたしますと七千七百七十六億円、四・五%の増加となっております。これは国の一般歳出の三七%を占めております。  平成十三年度厚生労働省予算につきましては、地域の子育て支援機能の強化を初め、厚生行政と労働行政の施策の融合化を推進するとともに、メディカル・フロンティア戦略、IT化のための職業能力開発など、当面の施策課題に対応するという考え方のもとに編成したところであります。  以下、その主要施……

第151回国会 予算委員会第五分科会 第2号(2001/03/02、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 委員も御承知のとおり、このC型肝炎、B型肝炎の問題は深刻な問題であるということは私も同じでございます。  私は、御承知をいただいておりますように、献血事業にかかわってまいりまして、売血から献血へという大キャンペーンが張られたころ、血液センターの所長として一生懸命にやらせていただきました。  しかし、売血から献血に変わりましても、その当時は約三割ぐらいの皆さん方が輸血後肝炎にかかられた、そういう大変残念な時代でございました。そうした皆さん方が今日、その後どういうふうになっているのかということのフォローというのは恐らくできていないんだろうというふうに思っております。  しかし、今委……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 厚生労働委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 第1号(2001/11/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 これは難しい御質問を一番最初からいただきましたが、人災とか天災とかという言葉がなかなか当てはまりにくい話でございますが、動物が災害を受けたわけでございますから動物災でございますけれども、しかし、これは人間の方、我々役所の方がもう少しやはり目をみはっていなければならなかったという意味では、私はそうした意味で我々の責任というものもあるというふうに理解をいたしております。
【次の発言】 御指摘の点は、十分私たちも拝聴しなきゃならないというふうに思っています。先週の土曜日でございましたか、五大紙に大きな広告も出させていただいたところでございます。  私も、狂牛病という言葉は避けて、ちょ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第3号(2002/07/22、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  平成十二年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計につきましては、歳出予算現額十八兆七千九百五十九億円余に対して、支出済み歳出額十八兆一千九百九億円余、翌年度繰越額三千三百三十三億円余、不用額二千七百十七億円余で決算をいたしました。  次に、特別会計の決算について申し上げます。  第一に、厚生保険特別会計につきましては、収納済み歳入額四十兆千九百七十七億円余、支出済み歳出額三十八兆二千四百十三億円余、翌年度繰越額一億円余であり、差し引き一兆九千五百六十三億円余をこの会計の積立金として積み立てるなど……

第154回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2002/04/08、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 平成十年度及び平成十一年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、平成十年度の決算について申し上げます。  一般会計につきましては、歳出予算現額十六兆四千八百五十七億円余に対しまして、支出済み歳出額十五兆九千十億円余、翌年度繰越額四千八百二十六億円余、不用額一千二十億円余で決算をいたしました。  次に、特別会計の決算について申し上げます。  第一に、厚生保険特別会計につきましては、収納済み歳入額四十一兆四千四百二十二億円余、支出済み歳出額三十六兆三千二百五十六億円余、翌年度繰越額六千六百八十六万円余でありまして、差し引き五兆一千百六十……

第154回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号(2002/07/05、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  我が国におきましては、これまで精神保健福祉法におきまして、精神保健指定医が自傷他害のおそれが認められるか否かを診断いたしまして、そして、これが認められる者に対しましては必要な医療を行ってきたところでございます。一方、諸外国におきましては、いわゆるリスクアセスメントあるいはリスクマネジメントに関する専門的な知識経験等を有する司法精神医学の専門家が多数存在しているというふうに承知をいたしております。このような諸外国と比べますと、我が国におきましては、この分野の専門家の数が必ずしも多くないことは事実だというふうに思っております。  そこで、厚生労働省におきまし……

第154回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第3号(2002/07/12、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今御指摘をいただきましたとおり、現在、心神喪失等の状況で重大な他害行為を行った者に対します治療に関しましては、今お話ありましたように、一般の精神障害者と同様のスタッフですとか施設のもとで処遇するということは、専門的な治療が困難になるというようなこともございまして、危惧されているところでございます。  そうした意味で、今回、特別な施設、専門的な施設をつくることにしたわけでありますけれども、その中で、具体的には医師及び臨床心理技術者による精神療法を頻繁に行う、あるいは作業療法などを通じました社会復帰に向けた訓練を綿密に行う、そして患者の行動観察を念入りに行い、いわゆるおそれの評価を……

第154回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2002/03/01、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  平成十四年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要につきまして御説明を申し上げます。  平成十四年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は十八兆六千六百八十四億円であり、平成十三年度当初予算額と比較をいたしますと五千八百二億円、三・二%の増加となっております。これは国の一般歳出の三九%を占めております。  以下、その主要施策につきまして御説明を申し上げます。  第一に、医療制度を将来にわたって持続可能で安定的なものにするため、高齢者医療制度の見直しなど医療保険制度の改革を行うとともに、賃金、物価の動向等を踏まえまして、薬価、診療報酬等を引き下げることと……

第154回国会 予算委員会第五分科会 第2号(2002/03/04、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先生には、骨髄移植につきましてきめ細かく、現在抱えております問題点につきまして、さまざまな角度から御質問をいただきまして、ありがとうございました。  今御指摘いただきましたように、さまざまな問題を抱えているわけでございますが、一つは、やはり財団をこれから安定的にどう運営をしていくかということが一番中心になるのではないかというふうに思っております。  このことにつきましては、財団自身の、これから御努力をどうしていただくかということもございますけれども、国としても態度を明確にしていかなければならないというふうに思います。  近く、造血幹細胞移植委員会をつくりまして、ここで今後どうい……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号(2002/11/29、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 法務大臣と同趣旨の気持ちでございますが、少しだけつけ加えさせていただきたいというふうに思います。  心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者については、今必要な医療を確保し、不幸な事態を繰り返さないようにすることにより、その社会復帰を促進することが肝要であると考えておりまして、先般、政府案を提出させていただき、そして皆さん方からいろいろの御議論をいただいたところでございます。  こうした皆さん方の御議論がございまして、それを踏まえて与党の方から、今回、修正案を御提出いただいたものというふうに理解をしている次第でございます。したがいまして、このような御意見を含めまして、今国会で……

第155回国会 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第3号(2002/12/04、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 前回、山井議員からお尋ねがございまして、私は、自分がそうした立場に立ったときに例えて御答弁を申し上げたというふうに思っております。仮に自分が重大な他害行為を犯した場合には、その後のみずからの行動について率直に希望を申し立てることがはばかられるのではないかという個人の考え方を示したわけでございまして、それは私の思いでございます。  それは先回にも申し上げたと思うんですが、正常であるという私の現在の立場から考えることですから、それはあるいは違うかもしれませんがということも申し上げたと思いますけれども、そのときに申し上げた気持ちといたしましては、一つは、自分がそういうことを犯したとい……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2003/05/19、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  平成十三年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明を申し上げます。  まず、一般会計につきましては、歳出予算現額二十兆千百七十四億円余に対しまして、支出済み歳出額十九兆八千八百八十五億円余、翌年度繰越額千五百三億円余、不用額七百八十六億円余で決算をいたしました。  次に、特別会計の決算について申し上げます。  第一に、厚生保険特別会計につきましては、収納済み歳入額三十九兆七千七百十五億円余、支出済み歳出額三十九兆三千九百八億円余、翌年度繰越額が二十六億円余であり、差し引き三千七百八十億円余をこの会計の積立金として積み立てるなどと……

第156回国会 内閣委員会厚生労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(2003/04/16、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 先ほど谷垣大臣からもお話がございましたとおり、食育という言葉は非常に幅広い言葉でありますし、健康づくり、それから家族及び人間関係、そうしたものの育成、それから食育にかかわる人材の養成、そうしたものすべて含まれてくるんだろうというふうに思っております。  具体的なお話ということでございますが、具体的には、食の安全に関する消費者との意見交換会、シンポジウムの開催というものをことしの予算におきましても取り入れておりまして、意見交換等は年八回ぐらいできる予定にいたしております。それから、平成十二年の三月に、文部科学省と農林水産省と連携いたしまして、食生活指針というものをつくっております……

第156回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2003/02/27、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 おはようございます。  平成十五年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要につきまして御説明を申し上げます。  平成十五年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は十九兆三千七百八十七億円でありまして、平成十四年度当初予算額と比較をいたしますと七千百三億円、三・八%の増加となっております。これは国の一般歳出の四一%を占めております。  以下、その主要施策につきまして御説明を申し上げます。  第一に、少子化の流れを変え、次世代の育成を支援するため、昨年九月に少子化対策プラスワンを策定し、子育て家庭を社会全体で支援するとともに、地域における子育て支援体制や保育サービスの充実、働き方……

第156回国会 予算委員会第五分科会 第2号(2003/02/28、42期、公明党)【政府役職】

○坂口国務大臣 今お取り上げをいただいております医薬品の問題につきまして、かなり広範囲に一般的な店舗におきましても販売をさせるようにすべきである、こういう意見があることもよく承知をいたしております。しかし、ここは国民の健康にかかわることでございますから、私は限界があるというふうに思っております。  そもそも、規制改革というのは、労働生産性を上げて、そして日本の産業を活性化させるというところに基本があるわけでありますから、余り医療の分野だとか教育の分野だとか、そうしたところばかりをねらい撃ちしてああしろこうしろと言うのは、少し道が間違っているんではないかと、率直に私はそう思っております。そう言い……



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データ更新日:2023/02/05

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