このページでは坂口力衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○坂口国務大臣 労働大臣に就任いたしました坂口力でございます。 衆議院石炭対策特別委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 我が国の石炭鉱業は、昨年九月に三井芦別鉱業所の閉鎖に伴い多くの炭鉱離職者が発生するなど、引き続き非常に厳しい環境のもとに。あります。 労働省といたしましては、炭鉱労働者等の雇用の安定等に関する臨時措置法に基づき、炭鉱労働者雇用安定助成金制度を積極的に活用いたしまして、石炭企業の新分野開拓に伴い、炭鉱労働者の円滑な職業の転換を図ってまいりたいと考えております。 また、離職されました方々につきましては、炭鉱離職者求職手帳制度の活用、効果的な……
○坂口国務大臣 このたび労働大臣を拝命いたしました坂口力でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。 今日の我が国経済社会の発展は、働く人々の努力のたまものでありますし、これら働く方々すべてにゆとりと生きがいを与える労働環境をつくっていくことが、労働行政に課せられた責務であると考えております。 特に現在、我が国経済は、総じて低迷しており、回復に向けた動きにやや足踏みが見られるところであります。このような経済の動向を反映をいたしまして、雇用情勢は厳しい状況が続いておりますため、雇用の安定のための対策を機動的に実施する必要があると考えております。 また、高齢化が進展する一万出生率が低下……
○坂口国務大臣 先生御承知のように、労災保険法は就労の実態から労働関係が認められるか否かによって判断されているわけでございまして、使用者の指揮監督下にあるかどうか、それにもう一つは指揮監督下で賃金が支払われているかどうか、この二つが要件になっているわけでございまして、この両方とも満たしておりますので、労災の適用にほとんどの場合になっております。
○坂口国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。 八月の有効求人倍率が〇・七〇になりまして、前月の〇・七二から〇・〇二ポイントまた減少をいたしました。完全失業率はここ四カ月間二・五%を持続をいたしておりますが、どちらかと申しますと悪化の傾向がございまして、非常に憂慮すべき段階にあるというふうに思っております。 労働省の方で各業種のヒアリングも八月末に行いましたけれども、やはり各業種ともに非常に厳しい見方をしておみえになりまして、来年前半までこの状態は続くのではないかというふうな予測をしておみえになるところが多いわけでございます。 そうした情勢でございますので、労働省といたしましては、迅速……
○坂口国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。 ただいま御指摘いただきましたように、これだけ冷害がひどくなりますと、新しい雇用の創出ということが非常に大事になるのではないかというふうに思っております。今御指摘になりましたように、まず第一、一番大事なのは、地元で就業できるということが第一審だろうというふうに思っております。 そこで、公共事業を初めといたしまして、地元で就業できるものが一体今どんなものがあるかということを今検討をいたさせております。そのほかの問題につきましても、今地元でできるものは何かということを早急にまとめたいというふうに思っております。それに対してどれだけの雇用があるかと……
○坂口国務大臣 今先生御指摘いただきましたとおり、有効求人倍率は十月に〇・六七になりまして、九月に〇・六九でありましたから、〇・〇二また下がったわけでございます。九月には六年二カ月ぶりに〇・六台に低下をしてまいりました。完全失業率も十月には二・七%ということになってまいりました。 大変憂慮すべき状態だというふうに認識をいたしておりますし、たとえ今すぐ景気が回復をしたといたしましても、雇用というのはそれからあと半年ないし一年間は非常に厳しい状態が続くものでございますから、たとえ来年すぐに景気が回復をしたと仮定をいたしましても、一年ぐらいは非常に厳しいことが続くというふうに覚悟しなければならない……
○坂口国務大臣 お答えをいたしたいと存じます。 今御指摘になりましたように、雇用状態が非常に厳しい状態にあることは十分に認識をいたしております。したがいまして、経営者側に対しましても、この状態にかんがみまして、雇用調整等を安易に行わないように要請をしているところでございます。また、新しい学生諸君等の採用につきましても、中長期的展望に立ってひとつ採用をしてもらうよう、各種団体を回りまして皆さんにお願いをしているところでございます。 きょうも新宿の方で集団面接をいたしておりまして、約二千九百名ほどの学生並びに一般の方にお見えをいただきまして、そして面接をいたしているところでございまして、そうし……
○坂口国務大臣 労働委員会の御審議に先立ちまして、今後の労働行政についての所信の一端を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。 最近の我が国経済は、景気回復に向けた動きに足踏みが続き、総じて低迷している中で、雇用情勢についても厳しい状況が続いており、一層注意すべき状態にあります。 一方、中長期的には、高齢化の急速な進展、出生率の低下による少子化社会の到来、産業・雇用構造の変化など、広範な構造変化が見込まれております。また、勤労者生活については、その生活実感において、我が国の経済水準に見合ったゆとりや豊かさを享受できていないという問題が指摘されてお……
○坂口国務大臣 きょうは初めて答弁をさせていただくわけでございますが、大野先生に初めて質問をしていただきまして、また大変難しい問題を一番最初にちょうだいをしたわけでございますが、最初の、細川政権の中の一人として、政治改革と経済問題、とりわけその中の雇用の問題、どちらが大事かというお問いでございます。 孝ならんと欲すれば忠ならずという言葉がござ いますけれども、政治改革の問題は、細川政権発足のときにどうしてもやらねばならないこととして掲げたことでございますから、これはやはり一方でどうしてもやり抜かなければならないことでございます。しかしながら、一方におきまして今御指摘のように日本が大変な経済状……
○坂口国務大臣 存じ上げております。一度だけお会いをさせていただきました。
もう少し申し上げさせていただきますと、一昨年の多分八月からだと思いますが、九月からでございますか、昨年の七月まで約十一カ月の間、私の浪人中でございますが、その病院の顧問をいたしておりました。ただ、その当時は藤井理事長が理事長あるいは院長ではございませんで、星野輝彦先生というのが理事長兼院長でございまして、星野先生が理事長兼院長の中央病院の顧問を私はさせていただいた、こういうことでございます。
【次の発言】 先ほど申し上げましたのは、私がその病院の顧問をいたしましたことを申し上げたわけでございますが、それは病院の再建に……
○坂口国務大臣 突然のお尋ねでございますので詳しいものは持っておりませんが、今御指摘いただきましたように、東南アジア等の賃金が日本と比較いたしましてかなり低いことは御指摘のとおりでございます。また、近い将来もそれが縮まってくるということは考えにくい状況にございます。 したがいまして、今、先日行われましたG7の雇用サミット等におきましても、先進国とそうした開発途上国との間の生産物をどういうふうに分けていくか、開発途上国におきます生産性のものと私たちG7に属するもの、先進諸国がこれから手がけるべきものとを分けていくというようなことで、その内容を分けるということによって、そして高賃金の仕事を我々は……
○坂口委員 大臣、まことに御苦労さまでございます。お疲れさまでございますが、できるだけ時間を短縮して質問させていただきたいと思います、遅くなってまいりましたので。 二、三点に絞って質問させていただきたいと思いますが、阪神・淡路大震災関係のことを一、二点お聞きをして、時間がございましたら、もう一点ぼかの点をお聞きをしたいというふうに思っております。 一つは、五千人を超えます死者が出たわけでございまして、この亡くなられた皆さん方の御冥福をお祈りするばかりでございますが、亡くなられました皆さん方の死を無にしないためにも、私たちは、この皆さん方の死におこたえできる対策を考えなければならないというふ……
○坂口委員 きょうは、医療の問題を少しお聞きをしたいと思います。 厚生省のさまざまな文献を見せていただきますと、年金、医療、そして福祉、この三つの分野における財源は、現在は五対四対一の割合になっている。これを将来は五対三対二にしていきたい、こういう計画が載せられております。医療の分野を、割合でありますけれども四を三にしなきゃならない。これは、割合ですから総額ではありませんけれども、しかし、高齢化社会がだんだんと進んでいく中で、医療の割合を三にしていくことは大変なことではないかというふうに思います。 内容を読ませていただきますと、それなりの理由がつけてありまして、そして、こういうことをして三……
○坂口委員 阪神大震災が起こりましてから二週間が経過をいたしまして、お亡くなりになりました方も五千九十三名というふうに言われておりますが、まだそのほかにも数字に上がっていない方もおみえになるようでございます。お亡くなりになりました皆さん方の御冥福をお祈りし、災害をお受けになりました皆さん方に心からお見舞いを申し上げて、質問に入らせていただきたいと思います。 今回の災害に関連いたしまして、法律を見ますと、その中心になりますのは災害対策基本法、それからもう一つは災害救助法、こうした法律があるわけでございます。そのほか地震に関係したものもございますけれども、この二つが主なものになっておるわけでござ……
○坂口委員 議論に入ります前に、森井厚生大臣にまだお祝いを申し上げておりませんので、まずお祝いを申し上げておきたいと思います。おめでとうございます。 さて、きょうはエイズの問題、前任者も行いましたので、私も少しエイズの問題を先にお聞きをさせていただきたいというふうに思っております。 今回、和解勧告が出まして、総論的には、この和解に国が応じてもらったこと、あるいはまた弁護団の方が応じてもらっていること、そうしたことを大変私も喜ばしく思っております一人でございます。 しかし、ここで明確にしておかなければならない点は明確にしておかないと、これから先またこうした薬害を起こすことにつながるおそれが……
○坂口委員 ただいまエイズにつきましての議論がございましたが、私も引き続きましてエイズのことを少しお聞きしたいのと、あと、薬事法の改正につきましてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 血友病患者の皆さんのエイズ感染の経過を静かに振りかえってみますときに、先日の委員会でもお聞きをいたしましたが、厚生省の対応のおくれが二千人に及ぶ患者の発生を生んだということは紛れもない事実でございます。しかも、これだけの対応のおくれがありながら、そして多くの犠牲者を出しながら、だれ一人として責任をとった人がいないというこの現実を一体どう見るかということではないかと思うわけでございます。昨年末……
○坂口委員 前国会は、住専に明け、そして住専に暮れた国会でございました。今朝からもさまざまな住専に関するお話が出ておりますが、いずれにいたしましても、第一ボタンのかけ違いがさまざまな形でいろいろの波紋を広げているというふうに思っております。民間企業の問題として処理をしていくべき問題であったものを、国がなぜここまでにというのが国民の感情であったというふうに思っておりますが、けさからも大島委員や鮫島委員が御質問になりました新基金、名前がつい ていないそうでありますので、新基金の問題を私もちょっと質問をしておきたいというふうに思っております。 六千八百五十億という税投入、これを、我々の側から見れば……
○坂口委員 私からも、非加熱製剤でエイズに罹患をされました皆さん方に対し心からお見舞いを申し上げ、また、お亡くなりになりました皆さん方に心からの哀悼の意を表したいと存じます。 さて大臣、同じに勉強させていただきました仲間としてまずお祝いを申し上げて、質問に入らせていただきたいと存じます。 先ほどから大臣の御答弁をお聞きしておりまして、少し気づいた点がございます。それは、今までエイズに対する厚生省の考え方として、社会的、人道的見地からの責任はもとより、私自身は限りなく法的責任の存在もあるというふうに思っておりますが、大臣自身も薬事法その他に対する法的な指摘等にも触れられまして、今までのお話に……
○坂口委員 参考人には御苦労さまでございます。新進党の坂口でございます。お疲れと思いますけれども、引き続いてお聞きをさせていただきたいと存じます。 ただいままでの御議論、それから先日参議院の方でなさいました御議論等を踏まえまして、少し基礎的なことを整理をさせていただきまして、そして、さらにその後時間がありましたら進ませていただきたいというふうに思っております。 先生が一九八三年の六月に研究班の班長をお引き受けになりましたその当時でございますが、まだエイズの病原体と申しますか、ウイルスは発見されておりませんでした。しかし、血友病の患者さんの中から、アメリカにおきましても他の国におきましても、……
○坂口委員 徳永参考人には、大変お疲れのところ御苦労さまでございます。引き続きまして、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ただいま鈴木議員からクリオの問題を中心にして具体的なお話が出ました。私もよく似たことをお聞きしたいというふうに思っておりましたが、若干重なる面もあるかも存じませんので、ひとつその点はお許しをいただきたいというふうに思います。 まず最初にお聞きをしたいというふうに思いますのは、エイズの実態把握に関する研究班、これに属されておみえになって、その中の血液製剤小委員会の委員にもなっておみえになったわけでございますが、その最初のエイズの実態把握に関する研究班の目的につ……
○坂口委員 新進党の坂口力でございます。 前回は参考人として御出席をいただきましたが、今回は証人として御出席をいただきまして、再度質問する機会を得ました。御苦労さまでございます。 安部証人は、一九八三年の六月、いわゆるエイズ研究班の班長を務められました。前回もお聞きをいたしましたが、その研究班の目的につきまして、日本にエイズ患者がいるかいないか、学問的に研究してほしいということであったと参考人出席のときにお答えになっております。しかし、当時の厚生省の生物製剤課の郡司課長さんは、アメリカで十数人の血友病患者にエイズ発症があったので、血友病患者の治療方法を変えるべきかどうかを研究してもらうこと……
○坂口委員 坂口でございますが、奥田文部大臣の御就任のお祝いを申し上げて、質問に入らせていただきたいと存じます。 私も議員生活が長いわけでございますが、この文教委員会で質問させていただくのは初めてでございまして、緊張しながらここに立たせていただいております。したがいまして、新人でございますので、基本的なこともお聞きをして大変失礼かと思いますけれども、ひとつその辺はお許しをいただきたいと存じます。 大臣も、就任されましていろいろと今御勉強中だというふうに思いますが、現在の文部行政の中で、総合的に見て何が一番大事だというふうにお考えになっているか、トータルなお話で結構でございますが、その辺のと……
○坂口委員 余り文化的でない人間が文化財の質問をさせていただくのはいささか気が引けるわけでございますが、理事さんからぜひおまえがやれという御指名でございまして、きょうは質問させていただくことになりました。ここに立ちましたら、我が新進党の側も藤村理事さん以外だれもおりませんで、新進党ももう少し文化に関心を持たなければいけない、こんなことでは大きくなれないなと思いながら質問に立ったような次第でございます。 さて、本論に入ります前に一、二ちょっとお聞きをしたいことがございます。これは昨日申し上げてないことでございますが、肩の凝らない話でございますので、お聞きをいただきたいと思いますし、また大臣もち……
○坂口委員 久しぶりに予算委員会で質問をさせていただきますが、本年度の予算委員会におきまして、住専の問題は連日取り上げられ、かなり解明された点もございますが、なおかつ不明確な点もたくさんあるわけでございます。きょう、もう一度全体像を見せていただいて、全体を拝見をして、そして、問題点をもう一度見直しをさせていただきたいというふうに思っております。かなり今まで専門的に、具体的な問題に入ってきておりますが、きょうはもう少し全体から見た問題点をひとつ拾ってみたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 住専の問題も、それから、菅厚生大臣のところで今問題になっておりますエイズ……
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