田村元 衆議院議員
38期国会発言一覧

田村元[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-|38期|-39期-40期
田村元[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田村元衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

田村元[衆]本会議発言(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 衆議院本会議 第11号(1986/10/31、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 我が国経済は、円高の急速な進展等によりまして内需と外需、製造業と非製造業、こういうふうに景気の二面性がより明瞭になっております。このような経済情勢にかんがみまして、通産省といたしましても四%成長を目指して総合経済対策の着実な実施に努め、景気の浮揚を図っておるところでございます。  また、今後我が国経済の中長期的発展基盤を整備していくためには、第一に、内需中心の高目の経済成長の実現に努めますとともに、技術開発施策や情報化施策等の一層の充実強化によって産業の新たな分野、すなわち、俗に言われますニューフロンティアの拡大を図ること。第二に、中小企業施策の充実強化による活力ある中……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 衆議院本会議 第8号(1987/02/26、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 我が国の経済実態から見て円レートは幾らが妥当であるかというお尋ねでございます。これは本来、業種あるいは業態等によりましてさまざまなものでございます。幾らかということを一概に言い得ない難しい問題で、非常に微妙なものでございます。また、私としては、我が国経済の基礎的な諸条件を反映し、かつ産業界の合理化努力を前提として、その健全な発展を可能とするようなレートが望ましい為替レート水準、こういうふうに考えております。  それから、現在、通産省は、我が国の産業構造が国際的に調和のとれたものへと円滑に転換していくように産業構造転換円滑化施策等各般の対策を講じてきておるところであります……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 衆議院本会議 第10号(1987/08/20、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  今回の東芝機械の外国為替及び外国貿易管理法に違反した不正輸出事件は、我が国を含む西側自由主義陣営の安全保障に重大な影響を及ぼすおそれのあるものであり、極めて深刻な問題であります。これにより、我が国の国際的信用が著しく損なわれたことは、まことに残念と言うほかありません。  このように、我が国の産業及び技術の発展並びに国際社会において我が国が担うべき責任の増大等の状況のもとで、国際的な平和及び安全の維持を妨げると認められる違法な貨物の輸出及び技術の提供が、我が国の対外取引の正常な発……

第109回国会 衆議院本会議 第11号(1987/08/21、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 中小企業の労働時間短縮のための条件としては、中小企業の経営基盤の強化、生産性の向上が不可欠であります。通産省といたしましては、中小企業に対する税制、金融上の措置を含む各般の施策を講じ、中小企業の経営基盤の強化及び生産性の向上を図っておりまして、これらの施策の推進を通じて労働時間の短縮など労働条件の改善のための環境が整備されることを期待しております。  特に下請中小企業対策につきましては、下請代金支払遅延等防止法の厳正な運用によりまして下請取引の適正化を図るとともに、六十二年度におきましては、下請取引あっせん体制の一層の充実、新分野進出等のための技術開発補助事業及び低利融……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 衆議院本会議 第3号(1987/12/01、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 総理が先ほど御答弁申し上げましたごとく、我が国は自由主義陣営の主要な一員としてココムに参加しているところでございまして、今後とも引き続き協力していくことといたしております。しかしながら、ココムの規制対象につきましては、技術進歩が著しいという状況等を踏まえまして、ココムの趣旨から見て真に規制が必要なものについて規制が行われるよう常に見直しが行われてきておるところでございまして、今後ともこの考え方に変わりはございません。(拍手)


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 衆議院本会議 第18号(1988/04/22、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) まず、電力需給見通しから見まして、原子力発電所をふやす必要があるかとの御質問にお答えを申し上げます。  今後の電力需要は、内需を中心とした安定的な経済成長に伴って着実に増加するものと見込まれております。六十一年から七十年までの平均伸び率が二・三%でございますが、こうした電力需要の増加に対応し、安定供給の確保、供給コストの低減を図るため、各電源の特性を踏まえたバランスのとれた電源構成を目指して電源開発を進める必要がございます。原子力発電は、供給の安定性、経済性、環境への影響等から考えてすぐれた電源であることから、今後とも安全性の確保に万全を期しつつ着実な開発を進めることと……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 衆議院本会議 第5号(1988/08/02、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 日米貿易摩擦問題は、一九八〇年代前半のドルの過大評価等に起因する日米貿易不均衡や日本市場へのアクセスなど、多様な問題が複合化したものと理解をいたしております。通商産業省としましても、半導体摩擦等個別の案件の処理に努めますとともに、輸入、特に製品輸入の拡大に努めておるところでございます。 それによって何とかいわゆる貿易収支のアンバランスを解消したいと努力をいたしておるところであります。  牛肉・オレンジ交渉につきましては、私が直接の担当ではございませんけれども、職務上クレイトン・ヤイターとかあるいはマイク・スミスとかあるいはベリティとかという人々としばしば会う機会がござい……

第113回国会 衆議院本会議 第16号(1988/11/16、38期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(田村元君) 先ほどの安倍基雄議員のお尋ねは、消費税が産業構造、特に中小企業に対してどういう影響を与えるのかという御趣旨であったと思います。  消費税というものは、あらゆる課税物品、サービスの取引の各段階に課せられるものでございまして、価格を通して消費者に転嫁されていく税でございます。この点からいたしますと、消費税は、特定の産業分野に対してのみ高い税負担を求める場合とは異なりまして、産業構造についておおむね中立的と考えられます。  しかしながら、我が国におきましては、流通業者を初めといたしまして零細な中小企業が多い、これは我が国の特徴でございます。その経営基盤も脆弱でございますために……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 衆議院本会議 第16号(1989/06/02、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) 諸君の御推挙により、衆議院議長の重職につくことになりました。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感いたしております。  私は、最善を尽くして、国民の皆様から信頼される議会制民主政治の健全な発展と公正円満な国会運営に努め、もって国民の負託にこたえたいと念願いたしております。  ここに、就任に際し、諸君の御協力と御支援を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)     〔事務総長弥富啓之助君副議長安井吉典     君を演壇に導く〕
【次の発言】 この際、福田一君から発言を求められております。これを許します。福田一君。

第114回国会 衆議院本会議 第17号(1989/06/05、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 農林水産委員長が欠員となっておりますので、この際、農林水産委員長の選挙を行います。
【次の発言】 金子原二郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。  議長は、農林水産委員長に近藤元次君を指名いたします。
【次の発言】 内閣総理大臣から所信について発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣宇野宗佑君。
【次の発言】 金子原二郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。  本日は、これにて散会いたします。  ……

第114回国会 衆議院本会議 第18号(1989/06/07、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 これより国務大臣の演説に対する質疑に入ります。土井たか子君。
【次の発言】 村田敬次郎君。
【次の発言】 常任委員長辞任の件につきお諮りいたします。  内閣委員長玉生孝久君、地方行政委員長西田司君、法務委員長友納武人君、外務委員長浜野剛君、大蔵委員長中村正三郎君、文教委員長工藤巌君、社会労働委員長津島雄二君、商工委員長田原隆君、運輸委員長小里貞利君、逓信委員長畑英次郎君、建設委員長野呂田芳成君、科学技術委員長中川秀直君、環境委員長菊池福治郎君、予算委員長大野明君、決算委員長官下創平君及び懲罰委員長林大幹君から、それぞれ常任委員長を辞任……

第114回国会 衆議院本会議 第19号(1989/06/08、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 これより国務大臣の演説に対する質疑を継続いたします。永末英一君。
【次の発言】 馬場昇君。
【次の発言】 これにて国務大臣の演説に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 お諮りいたします。  内閣から、  科学技術会議議員に岡本道雄君及び佐波正一君を、  社会保険審査会委員に藤田恒雄君を、  日本放送協会経営委員会委員に浅尾宏君、岩村精一洋君、小林庄一郎君、冨谷晴一君及び福田百合子君を任命したいので、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。  まず、科学技術会議議員及び日本放送協会経営委員会委員の任命について、申し出のと……

第114回国会 衆議院本会議 第20号(1989/06/09、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案、日程第二、日本開発銀行法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。  委員長の報告を求めます。大蔵委員長中西啓介君。
【次の発言】 両案を一括して採決いたします。  両案の委員長の報告はいずれも可決であります。両案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 日程第三、特定新規事業実施円滑化臨時措置法案を議題といたします。  委員長の報告を求めます。商工委員長与謝野馨……

第114回国会 衆議院本会議 第21号(1989/06/15、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 御報告いたすことがあります。  議員春日一幸君は、去る五月二日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。  同君に対する弔詞は、議長において去る六月下目贈呈いたしました。これを朗読いたします。  元民社党中央執行委員長衆議院議員正三位勲一等春日一幸君は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰されました 君は終始政党政治の推進に力をいたし議会制民主政治の発展に貢献されました その功績はまことに偉大であります  衆議院は君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

第114回国会 衆議院本会議 第22号(1989/06/16、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、常時有人の民生用宇宙基地の詳細設計、開発、運用及び利用における協力に関するアメリカ合衆国政府、欧州宇宙機関の加盟国政府、日本国政府及びカナダ政府の間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  委員長の報告を求めます。外務委員長相沢英之君。
【次の発言】 採決いたします。  本件を委員長報告のとおり承認するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本件は委員長報告のとおり承認するに決しました。
【次の発言】 日程第二、地域ソフトウェア供給力開発事業推進臨時措置法案、日程第三、小規模企業共済……

第114回国会 衆議院本会議 第23号(1989/06/21、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、法例の一部を改正する法律案を議題といたします。  委員長の報告を求めます。法務委員長戸塚進也君。
【次の発言】 採決いたします。  本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 日程第二、肥料価格安定臨時措置法を廃止する法律案を議題といたします。  委員長の報告を求めます。農林水産委員長近藤元次君。
【次の発言】 採決いたします。  本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

第114回国会 衆議院本会議 第24号(1989/06/22、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 この際、議院運営委員長から、虚礼廃止の申合せに関し発言を求められております。これを許します。議院運営委員長小此木彦三郎君。
【次の発言】 日程第一、簡易生命保険法の一部を改正する法律案、日程第二、郵便年金法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。  委員長の報告を求めます。逓信委員長田名部匡省君。
【次の発言】 両案を一括して採決いたします。  両案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。


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第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 衆議院本会議 第1号(1989/08/07、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) 諸君、第百十五回国会は本日をもって召集されました。  これより会議を開きます。
【次の発言】 衆議院規則第十四条によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
【次の発言】 日程第二、会期の件につきお諮りいたします。  今回の臨時会の会期は、八月十二日まで六日間といたしたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、会期は六日間とするに決しました。
【次の発言】 特別委員会の設置につきお諮りいたします。  災害対策を樹立するため委員四十人よりなる特別委員会  公職選挙法改正に関する調査を行うため委員二……

第115回国会 衆議院本会議 第3号(1989/08/09、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 御報告いたします。  本日、宇野内閣総理大臣から、内閣は総辞職することに決定した旨の通知書を受領いたしました。
【次の発言】 これより内閣総理大臣の指名を行います。  この手続は、衆議院規則及び先例によることといたします。衆議院規則第十八条第一項によりますと、記名投票で指名される者を定めることとなっております。お手元に配付の投票用紙に、指名される者の氏名を記載し、かつ、投票者の氏名を記載の上、木札の名刺を添えて持参されることを望みます。  これより点呼を命じます。
【次の発言】 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票……

第115回国会 衆議院本会議 第4号(1989/08/10、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 お諮りいたします。  懲罰委員会を除く内閣委員会外十六常任委員会並びに災害対策特別委員会外七特別委員会から、閉会中審査いたしたいとの申し出があります。
【次の発言】 各委員会から申し出のあった案件中、まず、地方行政委員会から申し出の留置施設法案、社会労働委員会から申し出の国民年金法等の一部を改正する法律案及び被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法案、運輸委員会から申し出の海上保安庁の留置施設に関する法律案は、各委員会において閉会中審査するに賛成の諸君の起立を求めます。


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 衆議院本会議 第1号(1989/09/28、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) 諸君、第百十六回国会は本日をもって召集されました。  これより会議を開きます。
【次の発言】 衆議院規則第十四条によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
【次の発言】 日程第二、会期の件につきお諮りいたします。  今回の臨時会の会期は、十二月十六日まで八十日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、会期は八十日間とするに決しました。
【次の発言】 特別委員会の設置につきお諮りいたします。  災害対策を樹立するため委員四十人よりなる特別委員会  公職選挙法改正に関する調査を行う……

第116回国会 衆議院本会議 第2号(1989/10/02、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきお諮りいたします。  有馬元治君から、海外旅行のため、十月五日から十二日まで八日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 内閣総理大臣から所信について発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣海部俊樹君。
【次の発言】 金子原二郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十九分散会

第116回国会 衆議院本会議 第3号(1989/10/04、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 これより国務大臣の演説に対する質疑に入ります。土井たか子君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 三塚博君。

第116回国会 衆議院本会議 第4号(1989/10/05、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 これより国務大臣の演説に対する質疑を継続いたします。永末英一君。
【次の発言】 河上民雄君。
【次の発言】 静粛に願います。

第116回国会 衆議院本会議 第5号(1989/10/19、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、電波法の一部を改正する法律案、日程第二、お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。  委員長の報告を求めます。逓信委員長田名部匡省君。
【次の発言】 これより採決に入ります。  まず、日程第一につき採決いたします。  本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、日程第二につき採決いたします。  本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

第116回国会 衆議院本会議 第6号(1989/10/31、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 お諮りいたします。  内閣から、  検査官に矢崎新二君を、  科学技術会議議員に森亘君を、  宇宙開発委員会委員に曽山克巳君を、  公害健康被害補償不服審査会委員に黒川弘君及び古川武温君を、  運輸審議会委員に植木光教君及び柳井乃武夫君を 任命したいので、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。  まず、検査官、科学技術会議議員、宇宙開発委員会委員及び運輸審議会委員の任命について、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、いずれも同意を与えるに決しました。  次に、公害健康被害補……

第116回国会 衆議院本会議 第7号(1989/11/07、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきお諮りいたします。  額賀福志郎君から、海外旅行のため、十一月十二日から二十日まで九日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 日程第一、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とベルギー王国との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、日程第二、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とインド共和国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件、右両件を一……

第116回国会 衆議院本会議 第8号(1989/11/09、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 日程第一、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  委員長の趣旨弁明を許します。公職選挙法改正に関する調査特別委員長左藤恵君。
【次の発言】 採決いたします。  本案を可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
【次の発言】 この際、第百十四回国会、内閣提出、国民年金法等の一部を改正する法律案及び被用者年金制度間の費用負担の……

第116回国会 衆議院本会議 第9号(1989/11/17、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきお諮りいたします。  上村千一郎君及び鈴切康雄君から、十一月二十一日から二十九日まで九日間、片岡清一君及び松野幸泰君から、十一月二十一日から十二月一日まで十一日間、右いずれも海外旅行のため、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、いずれも許可するに決しました。
【次の発言】 日程第一、森林の保健機能の増進に関する特別措置法案を議題といたします。  委員長の報告を求めます。農林水産委員長近藤元次君。

第116回国会 衆議院本会議 第10号(1989/11/30、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 御報告いたすことがあります。  議員城地豊司君は、去る九日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。  同君に対する弔詞は、議長において去る十九日贈呈いたしました。これを朗読いたします。  衆議院は 多年憲政のために尽力された議員従  四位勲三等城地豊司君の長逝を哀悼し つつし  んで弔詞をささげます
【次の発言】 この際、弔意を表するため、梶山静六君から発言を求められております。これを許します。梶山静六君。
【次の発言】 御報告いたすことがあります。  永年在職議員として表彰された元議員稲富稜人君は、去る六日逝去されました……

第116回国会 衆議院本会議 第11号(1989/12/01、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 金子原二郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 私立学校教職員共済組合法及び昭和六十二年度及び昭和六十三年度における私立学校教職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  委員長の報告を求めます。文教委員長鳩山邦夫君。
【次の発言】 採決いたします。  本案の委員長の報告は修正であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。

第116回国会 衆議院本会議 第12号(1989/12/05、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 特別委員会の設置につきお諮りいたします。  税制に関する諸問題等を調査するため委員五十人よりなる税制問題等に関する調査特別委員会を設置いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  ただいま議決されました特別委員会の委員は追って指名いたします。
【次の発言】 お諮りいたします。  内閣から、  中央更生保護審査会委員に金平輝子君を、  電波監理審議会委員に生田正輝君を、  日本放送協会経営委員会委員に石田名香雄君、竹見淳一君及び三野博君を、  労働保険審査会委員に……

第116回国会 衆議院本会議 第13号(1989/12/12、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、昭和六十一年度一般会計歳入歳出決算、昭和六十一年度特別会計歳入歳出決算、昭和六十一年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和六十一年度政府関係機関決算書、日程第二、昭和六十一年度国有財産増減及び現在額総計算書、日程第三、昭和六十一年度国有財産無償貸付状況総計算書、右各件を一括して議題といたします。  委員長の報告を求めます。決算委員長中村靖君。
【次の発言】 これより採決に入ります。  まず、日程第一の各件を一括して採決いたします。  各件を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

第116回国会 衆議院本会議 第14号(1989/12/14、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 お諮りいたします。  参議院から、第百十四回国会、内閣提出、貨物自動車運送事業法案及び土地基本法案が回付されております。この際、右両回付案を順次議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 まず、貨物自動車運送事業法案の参議院回付案を議題といたします。
【次の発言】 採決いたします。  本案の参議院の修正に同意するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、参議院の修正に同意するに決しました。
【次の発言】 次に、土地基本法案の参議院回付案を議題といたします。

第116回国会 衆議院本会議 第15号(1989/12/15、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 金子原二郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
【次の発言】 国立腎センター設立に関する請願外百九十九請願を一括して議題といたします。
【次の発言】 各請願は委員長の報告を省略して採択するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 お諮りいたします。  懲罰委員会を除く内閣委員会外十六常任委員会並びに税制問題等に関する調査特別委員会を除く災害対策特別委員会外七特別委員会から、閉会中審査いたしたいとの申し出がありま……


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第117回国会(1989/12/25〜1990/01/24)

第117回国会 衆議院本会議 第1号(1989/12/25、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) 諸君、第百十七回国会は本日をもって召集されました。  これより会議を開きます。
【次の発言】 衆議院規則第十四条によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
【次の発言】 特別委員会の設置につきお諮りいたします。  災害対策を樹立するため委員四十人よりなる特別委員会  公職選挙法改正に関する調査を行うため委員二十五人よりなる特別委員会  石炭に関する対策を樹立するため委員二十五人よりなる特別委員会  物価問題等に関する対策を樹立するため委員二十五人よりなる特別委員会  交通安全に関する総合対策樹立のため委員二十五人よりなる特別委員会 ……

第117回国会 衆議院本会議 第3号(1990/01/24、38期、無所属)【議会役職:議長】

○議長(田村元君) これより会議を開きます。
【次の発言】 御報告いたすことがあります。  去る十二日、文仁親王殿下の納采の儀が行われましたので、当日、議長は、本院を代表して、皇居において、天皇陛下、皇后陛下及び文仁親王殿下に御祝詞を申し上げました。  右、御報告を申し上げます。(拍手)
【次の発言】 お諮りいたします。  内閣から、  社会保険審査会委員長に信澤清君を、  同委員に新津博典君を、  中央社会保険医療協議会委員に伊東光晴君及び館龍一郎君を 任命したいので、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。  まず、社会保険審査会委員長及び同委員の任命について、申し出のとおり同意を……

田村元[衆]本会議発言(全期間)
27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-|38期|-39期-40期

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委員会発言一覧(衆議院38期)

第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 商工委員会 第1号(1986/10/17、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 去る七月に通商産業大臣を拝命いたしました。  国の内外を問わず大変な時期に大任を仰せつかりまして、身の引き締まる思いでございます。私なりに懸命の努力をいたしたいと心に誓っておりますが、何分にも素人でございまして、皆様のような練達堪能の方々の中にまじって果たしてよくその任を全うし得るや、まことに心もとない気持ちもございますが、私なりに一生懸命にやりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。まず最初にごあいさつを申し上げます。  それでは、第百七国会における商工委員会の御審議に先立ちまして、通商産業行政に対する私の所信の一端を申し上げます。  現在、世界経済はさまざまな不均衡に直……

第107回国会 商工委員会 第2号(1986/10/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 とにかく我々としては、高目の成長を目指してあらゆる可能な限りの手を打って四%に限りなく近づけたい、その努力をこれからも果たしていきたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 まず、中小企業問題につきましては、長官から具体的にお答えをいたさせたいと思います。  ガット並びにその前にありましたポルトガルのシントラにおける四極貿易大臣会議、これについて私の受けた印象、またいろいろな問題等について御報告を申し上げますと、結論から言いますと、貿易インバランスについて、日本に対する感情というものは非常に厳しいものがあります。私が予想しておったどころではありません。特にECの日本に対……

第107回国会 商工委員会 第3号(1986/10/29、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 我が国の経済は、国内需要は円高等によりまして緩やかに増加しております。しかし、輸出が弱含みでありまして、また円高の急速な進展によりまして、特に製造業を中心に企業の業況判断、これには停滞感が広がっております。このように経済にいわゆる景気の二面性というものがあることは事実であります。  こうした経済情勢にかんがみまして、去る九月十九日に総合経済対策を決定いたしました。この対策は事業規模約三兆六千億円強に上るものでございまして、その波及効果を考えれば相当程度の内需の拡大が見込まれるのではないかというふうに思っております。この対策の効果とまた円高、それから原油価格の低下による物価の安定……

第107回国会 商工委員会 第4号(1986/11/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 特定地域中小企業対策臨時措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  最近の中小企業を取り巻く環境は、円高の一層の進展、北洋漁業規制の一層の強化等により厳しいものとなっており、特に、輸出型産地、企業城下町等の特定の地域においては、円高の一層の進展等により直接的に影響を受ける中小企業のみならず、商業、サービス業等にも影響が及ぶとともに、雇用状況が悪化する等地域経済全体の疲弊が急速に進むことが深く懸念されております。  政府といたしましては、このような事態に対処するため、去る九月、総合経済対策の中で、円高等内外の経済環境の急激な変化に直面している中小企業の構造……

第107回国会 商工委員会 第5号(1986/11/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 為替相場が幾らが妥当かというのは、恐らく政府でも個人の考えも違いましょうし、政党でもそれぞれお考えが違うだろうと思うので、これはといってぴしゃっと当てることはほとんど不可能に近いと思いますけれども、ただ、この共同声明が金曜日、三十一日でございましたでしょうか出されたことは、百六十円台でそれ以上に高くなることは望ましくない、有害である、こういうことで円の頭を打った、天井を打ったということを声明したものと私どもは受けとめております。その意味では今後の円高の不安感というものを払拭したと考えております。  先般、私がこの程度で円が安定したら困りますねと言いましたのは、ちょうど百五十三、……

第107回国会 商工委員会 第6号(1986/11/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 既に御承知と思いますが、まだ先行き不透明な点は多々ありますけれども、国民のニーズ、また産業界の状況等を眺めて、相当のリスクは覚悟しつつも、思い切って還元ということに踏み切ったわけであります。  審議会にお願いをしておるわけでございますけれども、どの程度になるかということは、今後の為替レートあるいは原油、ガス等の価格にもよりましょうから、これは今後御審議願うとして、時期としては、本来ならば三月末までが第一次の還元ですから四月からということでしょうけれども、思い切ってお年玉ということで一月元旦からということを私は強く求めております。

第107回国会 商工委員会 第7号(1986/12/16、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 まだ法案が出されている段階でもありませんから、あくまでも仮定の問題としてお答えをしなければならぬわけですけれども、一言にして言えば、売上税というものが導入されれば物価は上がってデフレ効果が生ずる、これはもう当然のことだと思うのです。でありますから、所得税あるいは法人税等の思い切った減税等をやって、環境整備をして円滑な受け入れをしていくという方途を講じなければ大変なことになる、結論から言えばそういうことだと思いますが、何分にもまだ政府でこれを決定して法案を出しておるという段階ではありませんから、それ以上の評論、まあ一種の評論になりますが、これは御遠慮申し上げるとして、環境整備を先……

第107回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1986/10/20、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 過ぐる七月に通商産業大臣を拝命いたしました。当然のこととして石炭問題とは深いかかわりを持つ職務でございます。皆さんにはいろいろとお教えをいただかなければなりませんが、何分にも浅学非才な身でございまして、今後ともどうぞよろしくお願いを申し上げます。  本日は、石炭問題に対します私の考えを基本的に申し述べまして、皆様方の御参考に供したいと存ずる次第であります。  御承知のとおり、我が国石炭鉱業を取り巻く情勢には非常に厳しいものがありますが、私といたしましては、石炭政策の推進に最善を尽くしてまいる所存でございます。委員長初め委員各位の格別の御指導、御協力をお願い申し上げる次第でござい……

第107回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1986/11/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今回のこの答申原案は、国内炭を取り巻く諸情勢の変化を踏まえまして、中長期的な視点に立って国内炭の一定の役割を評価しながら、生産規模の段階的な縮小もやむなし、こういうことにしておるわけであります。  諸情勢の変化としては、国際エネルギー需要の緩和、それから需要業界の動向等を含めて幅広い観点を考慮したものでありますから、単に目先の内外炭価格格差のみを理由としたものではないということで、審議会で現在そして未来、それからバランス、財政、需給、いろんなことを勘案して出されたもの、このように考えております。ですから石炭を、今長官が言いましたように否定したものではない、石炭の重要性を認めつつ……

第107回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1986/12/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 本日の御審議に先立ちまして、石炭鉱業審議会の第八次答申が取りまとめられましたので、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。  今後の石炭政策のあり方につきましては、昨年九月三日の諮問以来、石炭鉱業審議会におかれまして、一年余りにわたり広範な角度から慎重な御審議を尽くしてこられ、先月の二十八日にその答申を受け取ったところでございます。  御承知のとおり、エネルギー需給の緩和、大幅な内外炭価格差、需要業界の動向等、近時の石炭鉱業を取り巻く諸情勢には非常に厳しいものがあり、本答申はかかる諸情勢を十分に踏まえたものとなっております。  第八次答申につきましては、後ほど事務当局から詳細な説……

第107回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1986/12/18、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 ただいまの御決議の趣旨を体しまして、今後とも石炭政策に全力を尽くしてまいる所存でございます。

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第4号(1986/10/08、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 これは昭和二十六年の五月のことでございますからもう三十五年以上前のことで、当時のことを調べるのに苦労したわけですが、発送電、九配電、これの資産とか設備というものは、電気事業再編成令というので処置されておりますけれども、職員に関しては何の法令もないのですね。何の法令もなしに、それで勤めておる会社がなくなった、新しい会社ができたというので、そこへ新規にまた採用する形で入れて、そして地位、給与、勤続年限等は過去の発送電あるいは九配電時代のものをそのまま生かしたというようなことで、全く法令も何にもなしの処置ということのようです。実は、これは当時の偉いさんはもうほとんどいないのです。それ……

第107回国会 予算委員会 第1号(1986/10/03、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 円高というのが九月から急速に進んでおる、余りにもドラスチックでありましたから、九十円くらい円が高くなったでしょうか、でありますから、いろいろな面で今おっしゃったとおり非常なショックが起こっております。つまり円高不況。でありますから、これに対応するために我々はあらゆる手を打たなければならない。もちろん中長期的な問題もありますけれども、当面の問題としてはやはり内需の拡大を充実させ、かつ急ぐということ、それからとにかく適時適切に政策介入をして円高を回避していくということ等々、いろいろあると思います。  今、具体的に業種を申し上げてもいいのですけれども、非常に時間がかかりますから……(……

第107回国会 予算委員会 第5号(1986/11/06、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今審議会がえらいところでございます。もう胸突き八丁といいますか、私どももいろいろと可能な限りのお手伝いをして、本当にこの問題は苦しきことのみ多かりきという感じなんです。でございますが、審議会で石炭政策の基本あるいは地域問題等真剣に御審議賜っておることでもございますし、もう答申が目前に迫っておるというような状況であると承っておりますが、その答申を受けまして我々全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。地域対策なしの石炭政策はあり得ません。
【次の発言】 今二千万トンとおっしゃいましたが、千六百四十五万トンでございますけれども、それが何百万トンになるのか何千万トンになるのか今こ……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 決算委員会 第1号(1987/04/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 おっしゃるとおり、いろいろと業界の方で悩み多い声が満ちておるということは承知をいたしております。特に流通業界におきましては売上税について、これが需要の減退につながるのではないか、あるいは価格転嫁が困難なんじゃないか、あるいは納税コストが大きいんじゃないかというような意見があるということはよく承知をいたしております。  私ども通産省という役所は、売上税という新税を推進する立場というより、むしろ産業界という存在を考えでどのように売上税に対応していくかというのが通産省の性格でございますから、その意味では売上税の細部の仕組みの決定あるいは運用等に当たりましても、流通業界の実態などを踏ま……

第108回国会 決算委員会 第2号(1987/04/06、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 昨夜のテレビを私は見ておりませんから存じませんが、アメリカが我々に対して文句を言っておりますのは、要するに政府対政府の問題でございます。半導体協定で我々は協定をいたしましたけれども、日米の直の取引についてはアメリカは文句を言っておりません。問題は、第三国経由のダンピングがあると彼らは言うわけです。もう一つは日本が売り込むだけで買わないということについて文句を言っておる、こういうことでございますが、日本政府としてはもうやるだけのことはいたしました。これ以上何ができるかということでございます。あとはもう、もし仮にアメリカの言うとおりのことがあるとすれば、企業のモラルの問題だと思いま……

第108回国会 商工委員会 第1号(1987/03/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 第百八回国会における商工委員会の御審議に先立ちまして、通商産業行政に対する私の所信の一端を申し上げます。  今日、世界経済は日米両国の大幅な対外不均衡、南北間の経済格差の拡大と累積債務問題の深刻化、為替レートの急激な変動などさまざまな不均衡と不安定に直面しております。これらの問題を解決するためには、主要国の協調と連帯により、産業・貿易政策等を含む各般にわたる総合的な政策対応を図ることが極めて重要となっております。  一方、我が国経済を見ますと、一昨年秋以来の急激かつ大幅な円高は、地域経済の疲弊、雇用問題の発生等円高デフレを一段と深刻化させるおそれがあるばかりではなく、産業構造転……

第108回国会 商工委員会 第2号(1987/03/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 輸出保険法の一部を改正する法律案につきましてその提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国企業が行う対外取引は近年ますます多様化しつつあり、かかる対外取引の円滑化を図る必要があります。  具体的には、現在輸出保険法の対象となっている輸出取引以外に、前払い輸入、仲介貿易に伴うリスクをてん補していく必要性が高まっております。  さらに、海外投資についても、そのリスクをてん補する範囲を拡大する必要が生じております。  他方、九百億ドルを超える貿易黒字を有する我が国としては、一兆ドルを超える累積債務に悩む発展途上国に対して、その黒字を還流することが内外から要請されております。  ……

第108回国会 商工委員会 第4号(1987/05/18、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 大変国会が会期末で多事多難のときに留守にいたしておりまして申しわけなく思っておりますが、先般の会合は、一つはIEAの閣僚理事会であります。もう一つは今御指摘のOECDでございます。  OECDの会議は閣僚理事会でございますが、議論されました点はおおむね三点であります。一つはマクロ経済の問題、一つは貿易不均衡の問題、一つは農業問題でございます。特に、やはり貿易不均衡、農業問題というのが火花が散ったわけであります。農業問題に関しましては私から申し上げることははばかりますが、いずれにいたしましても、G5、G7の合意、それから先般の四極貿易大臣会合の合意等々を踏まえた議論でありまして、……

第108回国会 商工委員会 第5号(1987/05/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今企画庁長官がいろいろと経済事情、財政事情の御発言を申し上げた。そのとおりであります。  そこで、私は政治という面からお答えしてみたいと思うのです。といいますのは、急速な円高、これはまさにもう経済というものは生き物ですから、私は世界各国の政府あるいはどの政党においても、すべて予測した経済動向というものがぴしゃっと当たるということはなかなか難しいと思うのですよ。  そこで、一昨日ですか通りました予算は、これは年末に編成してございます。そうして、ちょうど編成して国会へ提案したころからレートが急激に動き出したわけですね。そこで、私はこの委員会でも申し上げた記憶がありますが、今予算案の……

第108回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1987/03/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 第百八回国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭政策につきまして、私の所信の一端を申し述べさせていただきます。  最近の我が国石炭鉱業をめぐる環境は、国際エネルギー需給が緩和基調に推移する中で、円高の急激な進行を背景に内外炭価格差が大幅に拡大し、また多くの需要業界の経営動向が悪化するなど極めて厳しいものがあります。  こうした状況を踏まえて、昨年十一月、第八次石炭政策に関する石炭鉱業審議会の答申が出されたのであります。答申では、今後の国内炭のあり方として、需要動向をも十分勘案した生産体制とすべきであり、このため、地域経済・雇用への影響を緩和しつつ、国内炭の生産……

第108回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1987/03/24、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 八次策で最終的にはおおむね一千万トンの供給規模。そこで、具体的対策につきましては、石炭業界だけで自分たちの自己努力だけでは解消し得ない需給ギャップを調整するために、過剰貯炭対策あるいは炭鉱の規模縮小対策の実施とか閉山対策、地域対策、雇用対策の拡充等が八次策でも提言されておるわけでございます。  我々といたしましても、日切れ法案等についてぜひその延長をお願いしたいということ等で、この八次策の提言を生かしていきたい。特に貯炭会社等の問題もございますので、ぜひこの四法でございましたか、日切れ法案をお願いしたい、こういうふうに考えております。

第108回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1987/05/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今回のIEA閣僚理事会は、石油価格が低落して以来初めてエネルギー担当大臣が一堂に会して活発な意見の交換をしたわけです。今後のエネルギー政策を方向づけた本当に有意義な会合であったと思います。  問題は、三つ大きな問題があって、原子力、備蓄、開発。で、原子力につきましては、加盟各国の取り組み方に差はありましたものの、IEA全体としては最終的にエネルギー安全保障上、重要なエネルギーであるという合意を見ました。いろいろと議論はありましたけれども、共同コミュニケ案の修正ということはなかったわけです。  それから備蓄でございますが、アメリカの国家備蓄を増強すべしという意見に対してさまざまな……

第108回国会 予算委員会 第3号(1987/03/03、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今おっしゃったように、この売上税は、取引の相手方に対する転嫁を通じて最終的に消費者に転嫁されるというものであることは御指摘のとおりでございます。このためにいろいろな施策を講ずることが必要と考えておりますが、具体的な対策を通産省としても十分に検討するように、幅広く検討するようにということを指示いたしております。結論はまだ出ておりませんけれども、例えて言うなれば、景気が低迷している中では、売上税が円滑に転嫁されていくことからも、消費の拡大など内需の拡大に思い切った措置を講ずることも必要であろう。それから、最終価格への転嫁について国民の認識を得るためのPRといいますか、これも十分やら……

第108回国会 予算委員会 第10号(1987/03/13、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 為替レートがどの程度が適当かということは、これは業種、業態によって異なると思います。でありますから一概には申せない面がありますけれども、しかも今は御承知のように経済の二面性がありますから一概に言うことはできませんが、先般、御記憶があると思いますけれども、大変な円高が急速に進んで、せっかく百六十円台で安定しておったのが急速に進む。私は思い切った発言をして、百七十円プラス・マイナス十円というところであろうということを申しました。これは閣僚が口にすべきことではないのであります。けれども、あえて私はそれを申し上げた。それはぎりぎりのところでもう必死になってもがいておると言ってもいいかも……

第108回国会 予算委員会 第11号(1987/03/30、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 半導体問題でああいうことになりましたことはまことに遺憾千万であります。我我としましては、早速きょうにでも緊急協議を申し入れまして、日程の段取りをして、そして、本来なら私が訪米すべきでありましょうけれども、国会の関係もございましょうから、とりあえず審議官、つまりバイスミニスターレベルで話し合いをしたいというふうに考えております。
【次の発言】 それは円高といいますのはいろいろな要素から出てまいっておりますから、全然関係がないというわけではないでしょうけれども、例えば日本に対する経済財政上のいろいろな措置のいら立ちとかいろいろあるでしょうけれども、直接的には関係はないと思います。

第108回国会 予算委員会 第12号(1987/04/14、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 私は、閣議の発言ですから、閣議の発言は外へ本来出すべきじゃない。一々外へ出しておりましたら閣議で討論はできないわけです。ただいまおっしゃったので違いますことは、職を賭してもG7の合意を認めるわけにいかぬということは言った覚えありません。この大変な時期に、もう百四十円ぎりぎりまで来ておるこういう時期に、まあ対外関係ももちろんさることながら、国内的にも円高不況というのがひしひしと身に迫っておる、特に製造部門の中小企業というのは本当に苦しんでおります、でありますから、より大きな、中身の濃い、立派な内需拡大策を打ち出してもらいたい、そのためには職を賭しても頑張りますよと、こう言ったわけ……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 商工委員会 第1号(1987/07/28、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今、初質問ということを伺って、人間の縁というものは本当に何とも言うに言えないものがある感じで、我々の名前は割合に珍しいのですけれども同じ名前同士で、しかも御尊父とは肉親のようなおつき合いを願っておりましたから、そういう点でくしき因縁というものを感じます。  そこで、小川君にお答えを申し上げる前に、ちょっと日本の経済構造というものが今日どういうふうに変遷してきたかということを、簡単に申し上げてみたいと思います。  それは、かつて日本は富国強兵策でありました。それで戦後、外貨もなく、全国焼け野原になって、ただやみくもに日本人は働き、外貨の獲得に努力をいたしました。私が初当選をいたし……

第109回国会 商工委員会 第2号(1987/07/29、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 大体そのようなことでございます。
【次の発言】 我が国は、申すまでもなく憲法を遵守し、そして広く国際協調の実を上げ、また国際分業の一翼を担い、内にあっては国家の繁栄と国民の幸せをつくり上げる、これが日本の歩むべき道だと思います。その場合といえども、私は、日本は自由社会の一員であるという認識だけははっきりと持っていくべきだと思うのです。  先生と私と、立場が違いますから、これはもう白がいいか黒がいいかと言ってもどうにもしようがない問題でありまして、私もそれに対し別に反論する気もありません。ということは、先生も確信しておられるし、私も確信しておるのですから。私は先生を立派な人だ、美……

第109回国会 商工委員会 第3号(1987/08/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今回の東芝機械の外国為替及び外国貿易管理法に違反した不正輸出事件は、我が国を含む西側自由主義陣営の安全保障に重大な影響を及ぼすおそれのあるものであり、極めて深刻な問題であります。これにより、我が国の国際的信用が著しく損なわれたことは、まことに残念というほかありません。  このように、我が国の産業及び技術の発展並びに国際社会において我が国が担うべき責任の増大等の状況のもとで、国際的な平和及び安全の維持を妨げると認められる違法な貨物の輸出及び技術の提供が、我が国の対外取引の正……

第109回国会 商工委員会 第4号(1987/08/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 先般も申し上げましたように、若干異常な姿でございます。しかし間もなく落ちつくものと信じております。物によっては違いますけれども、俗に言う一、二カ月常識というものに落ちついていくのではないだろうかと思っております。
【次の発言】 今回の改正は、原則自由、必要最小限の規制という外為法の枠組みの中で、ココム関連貨物及び技術の違法な輸出について罰則、それから行政制裁の強化を図ろうというものでございます。  したがいまして、一たん違反行為がありましたならば従来より厳しい対応で臨むということでございますが、その意味では、国際的な平和及び安全の維持に対しより配慮したものということは言えると思……

第109回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1987/09/07、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 本日の御審議に先立ちまして、第八次石炭政策の実施状況について、一言ごあいさつ申し上げます。  第八次石炭政策につきましては、昨年十一月、石炭鉱業審議会から、地域の経済、雇用への影響を緩和しつつ、円滑な生産体制の集約化を図ることが適当である旨の答申がなされました。本年に入り、石炭企業各社は、答申の趣旨を踏まえて合理化計画を相次いで策定し、現在、鋭意その実施に努めているところであります。  政府といたしましては、このような石炭企業の円滑な生産体制の集約化に向けての努力を支援するため、先般の第百八回国会における石炭鉱業合理化臨時措置法等石炭関係四法の改正を受けて、本年度から過剰貯炭対……

第109回国会 予算委員会 第2号(1987/07/13、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 御承知のように、アメリカの政府は、東芝問題についての日本政府、すなわち通産省のとった措置を、ワインバーガーも迅速であったと非常に高く評価しております。同時に、議会の保護主義の高まり、あるいはまた東芝問題についても若干の懸念を抱いておることも事実でございます。  私が今度参りますのは、もちろんアメリカ政府に対していろいろと意見を聞くし、また当方の意見も申し述べる。これは当然のことでございますけれども、先ほど来のお話の潜水艦のスクリューの問題は、これは我々エビデンスをはっきり持っていない。でありますから、これをもって争点とするということは私は必要ないと思うのです。それよりもスクリュ……

第109回国会 予算委員会 第3号(1987/07/14、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 大変残念な事件でございまして、この虚偽の申告を見抜けなかった、この不正の輸出を見抜けなかったという責任は通産省として十分に感じておりますし、またこれを重く受けとめなければならないと思います。  でございますから、その対応としてもいろいろしなければならぬことは多かろうかと思いますが、難しい問題であっても法改正、あるいは先ほどおっしゃったような時効の問題まで付随的に、あるいはまた行政的な処分もありましょうけれども、それにも増して今とにかくやらなければならぬことは、審査官の充実を図ることだと思うのです。私も、まことに申しわけのないことでありますが、この問題が表に出てきてから知ったわけ……


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第110回国会(1987/11/06〜1987/11/11)

第110回国会 商工委員会 第1号(1987/11/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 引き続き通商産業大臣の重責を担うことになりましたが、心を新たにして任に当たる覚悟であります。  顧みますれば、昨年七月に通商産業大臣を拝命して以来、内需拡大、石炭等の産業構造調整、電気、ガスを初めとする円高差益還元等に努力し、また、対外面では任期中に延べ十回の海外出張を行い、半導体、ココム等の個別問題やウルグアイ・ラウンド等のマルチの問題に取り組んでまいりました。  これらの問題の中には、今後の課題として引き続き取り組んでいかなければならないものも少なくなく、また、新たな課題も山積しています。このたび、図らずも再任されましたからには、これらの諸課題の処理に全力を傾注してまいる所……

第110回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1987/11/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 引き続き通商産業大臣の重責を担うことになりましたが、心を新たにして任に当たる覚悟でございます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。  顧みますと、昨年七月に通商産業大臣を拝命いたしまして以来、石炭問題につきましては、昨年秋の第八次石炭政策の策定に始まって、これを受けた需給両面にわたる各般の対策の実施並びに高島炭鉱、砂川炭鉱及び先般の北炭真谷地炭鉱の閉山についての諸対策等に文字どおり心血を注いで取り組んでまいりました。  私といたしましては、これまで同様、第八次石炭政策の推進に全力を挙げて取り組んでまいると同時に、鉱害対策等についても遺漏なきを期してまいる所存であります。 ……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 商工委員会 第1号(1987/12/08、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 一昨年来の円高の進展、各企業確かに懸命の経営努力を続けておりますけれども、こう急激に円高になってまいりますと中小企業、とりわけ輸出依存度の高い産地型中小企業や下請中小企業の苦しみというものは想像を絶するものがあります。  今おっしゃったように、割合に安定的に推移しておりました為替相場が最近また激しく揺れ動いております。というようなことで、これに対してどのように対応すべきか。もちろん、ルーブル合意等に従って各国が協調的な経済政策を推進していくことは何よりも必要であります。我が国としましては、通貨当局による適時適切な介入、それに低金利政策の維持、これはもう当然のことでございます。 ……

第111回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1987/12/18、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 実は、私もそういうような考えを持っておる一人なんですが、何とか下請労働者に対して報いたいというふうに考えて、事務方にいろいろ検討もさせました。ただ、閉山交付金制度の適用という点では、法制上なかなか困難であるという法解釈を持っておるようであります。そこで私は、この下請労働者の問題は非常に重要ですから、この実態の把握と今後の対応策について検討してみたい。そのためには、これは私の単なる意見ですが、ぜひやらせたいと思っておりますからあえて申しますと、学識経験者などによって委員会をつくってもらって、そこで御検討を願うというのも一つの案かな。いずれにしても、私自身これを放置しておくことはた……

第111回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1987/12/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今、加藤委員の御質問並びに御意見でありますが、実は本年、通商産業省の内政面の一番大きな目玉の政策として取り組みたいと考えております。近年、経済の高度化あるいはソフト化が非常に進展してまいりましたが、研究者、ソフトウェア産業などいわゆる産業の頭脳部分、これが我が国経済における重要性が非常に増大いたしております。ところが、今御指摘のように、これがほとんど東京圏に集中しておるということから、何とか地方へ分散して、そして地域の活性化にも役立つようにしたい、そして地方の大学等の頭脳もこれに合流せしめたい、このように考えております。  このたび通産省としましては、これまでの工場地方分散施策……

第111回国会 予算委員会 第1号(1987/12/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 先ほどおっしゃったように、現在経済の二面性がございます。でございますから、円高の時流に乗っております産業部門は当然その差益を還元していただく、これはもう当然のことでございます。また、現下の経済情勢にかんがみまして、産業活力を維持しながら我が国経済を内需主導型に誘導することによりまして対外不均衡の是正を行い、また円滑な構造調整を進めていくことが、産業政策、中小企業政策の基本であると考えます。  具体的には、為替レートの安定でございます。これは何といってもやっていただかなければならぬことでございます。それから、内需の拡大に向けての適切なマクロ経済運営のもとで、新規事業分野への転換の……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1988/04/20、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  沖縄電力株式会社を民営化することは、沖縄復帰以来の課題であり、地元沖縄県民も、県経済の中核企業である同社が民間会社として創意にあふれた弾力的な経営を行うことを通じ、地域経済を活性化するとの観点から、同社の民営化を強く要望してきております。  加えて、同社の民営化は、行政改革大綱等において、累次にわたりうたわれてきた課題でもありました。しかしながら、これまでは同社の経営基盤が脆弱であり、民営形態への移行を行うことは困難でありました。  最近に至り、累積赤字の解消、石油火力依存型……

第112回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1988/05/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 民営化をいたしますのは、沖縄電力の累積赤字の解消や電源開発石川石炭火力の運転開始による石油依存度の低下、それから減資による財務体質の強化等、民営化のための条件が整ったと考えられたものですから、これを実施しようということにしたわけであります。  民営化後の沖縄電力による電気の供給につきましては、まず沖縄電力自身の努力が必要であるということはこれは申すに及びませんが、同時に、政府としても、沖縄における電力供給の安定のために最善を尽くしていく所存であります。  私は、あえて率直に申し上げて、沖縄県の過去、現在、そして将来を考えるとき、私は沖縄の国土復帰のときの党の広報委員長というのを……

第112回国会 商工委員会 第1号(1988/02/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 第百十二国会における商工委員会の御審議に先立ちまして、通商産業行政に対する私の所信の一端を申し上げます。  今日の世界経済は、依然として困難な局面に直面しております。すなわち、不安定な動きを見せる為替・株式市場、改善しつつあるものの依然高水準を続けている主要国間の対外不均衡、引き続き深刻な累積債務問題等々、何をおいても克服されねばならぬ課題が山積しているのであります。このような難局を打開し、世界経済の創造的発展を図っていくためには、先進諸国が、国際的な政策協調のもと、まず為替レートの安定に努めるとともに、産業政策、マクロ経済政策など多角的な政策対応を行っていくことが不可欠であり……

第112回国会 商工委員会 第2号(1988/03/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 ただいまの御質問は、プラザ合意以降の円高というものを中心にして、今後の経済運営に対する取り組み方あるいは現状の認識はどうかということと、構造調整の進捗状況あるいは今後の見通しということについての御質問だと思います。  さきおととしになりますか、昭和六十年秋のプラザ合意以降の急激そして大幅な円高の進行は、輸出の減少、企業収益の悪化、設備投資の低迷、失業率の上昇など、我が国経済に非常に深刻な影響を及ぼしましたけれども、最近の経済情勢を見ますと、物価の安定などを背景に個人消費が堅調であることや住宅投資が高水準で推移していることに加えまして、民間設備投資も着実に増加してまいりました。企……

第112回国会 商工委員会 第3号(1988/03/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 中小企業対策予算のうち都道府県を通じました補助事業につきましては、都道府県の財政事情などからその消化状況が必ずしもよくないものがある、これは御指摘のとおりだと思います。通産省としましては、地域に根差しましたきめ細かな中小企業対策を展開する上で、都道府県の果たす役割は極めて重要であると考えております。今後とも都道府県と十分密接な連携を図りながら、中小企業対策予算が十分活用されるよう懸命の努力をいたしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 政策的に中小企業者のニーズに幅広くこたえていく必要がある一方、信用補完制度の健全な発展を図るとの観点から保険収支にも留意していく必要がある……

第112回国会 商工委員会 第4号(1988/03/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今長官が申しましたように、中小企業のニーズにこたえて新しいフロンティア開拓のために弾力的に運用することが何よりも必要だと思います。  それから、この場をおかりして恐縮でございますが、私は十八、十九、二十日と三日間、西独コンスタンツにおいて行われました貿易大臣会合に出席してまいりました。先進国十四カ国、発展途上国十三カ国及びEC委員会、これの貿易担当責任者並びにガット事務局長が集まりまして、ウルグアイ・ラウンド交渉の中間レビューを実りあるものにしようという相談をする、そういう会合でございまして、大変大きな成果があったと思っておりますが、その間委員各位には何かと御迷惑、御不自由をお……

第112回国会 商工委員会 第5号(1988/03/23、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 おっしゃいましたように、私はこういう問題、余り省庁、官庁といいますか、縄張り感情は出さぬ方がいいだろうと思いますが、みんなでそれぞれお互いに、むしろある意味においては、これはあなたのところの仕事じゃないかとかいうようなことで、我々の協力を必要とするならいつでもおっしゃってくださいというようなことで、こういう問題は進めるべきだと思います。  通産省はどういうことをということになりますと、鉱工業技術に関する研究開発、これなんかの業務を総合的に遂行するというのが通産省の大きな役割でございます。これまでも鉱工業技術に関する研究開発の実施とか、民間における鉱工業技術に関する研究開発の助成……

第112回国会 商工委員会 第6号(1988/04/12、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今おっしゃったような経過をたどって、工業立地というものが変遷してきたわけであります。そこで私は、工業再配置にしてもテクノポリスの問題にしても、それなりに相当の効果を上げたと思っております。現に、新規立地というものがおおむね八〇%程度のものが地方圏にうまく立地されていったということは、自分の着任以前の話ではありますけれども、評価していいんじゃなかろうかと私は思います。  ところが、その後だんだんと新しい産業の頭脳部分というのがやはり東京圏に一極集中してまいった。こういうことで、俗に言うソフト部分といいますか頭脳部分というものをこれから地方に拡散していこう、そしてそれは東京において……

第112回国会 商工委員会 第7号(1988/04/13、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 率直に言いまして、四全総の志向するところを受けておる面が多分にあるわけでございます。東京一極集中というものにコンパスの針を置いておると言っていいのか、あるいは地方の活性化というものに針を置いているのかという問題はあると思いますけれども、先ほどおっしゃったように過去の幾つかの計画を振り返ってみますと、確かに生産部門、つまり工場については工業再配置政策等の効果もありますし、地方分散が進みつつあると思います。これはそれなりに相当の成果をおさめてきた。工場数において、新規立地という点においては大体七、八〇%の成果をおさめたのではなかろうかと思います。  ただ、従来と違って最近の特徴とい……

第112回国会 商工委員会 第9号(1988/04/19、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 訪問販売は、最近の消費者ニーズというものが非常に多様化してまいりまして、これに対応した販売手段の一つでありまして、消費者の利便の増進や流通近代化などの観点から見ても、積極的に評価し得るものと私も思います。そういう面も多いと思います。  しかしながら、現状におきましては、訪問販売によって消費者が不当に不利益をこうむることも少なくございません。これらの取引の適正化によりまして、購入者等の利益の保護を図るとともに、訪問販売業の健全な発展を図ることが当面の課題であると考えております。訪問販売というのは、非常にいい面を持っておる反面、非常にまたあくどい不当行為というものもあって、消費者が……

第112回国会 商工委員会 第10号(1988/04/20、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 消費者保護ということは当然必要でありますし、保護されてこそ消費活動も活発になる、いわゆる信頼関係も打ち立てられていく、これは当然のことであります。でありますから、法律による規制の充実あるいは業者の自主規制と同時に、やはり消費者の知識啓蒙というものが必要であろうと思います。  私は、ちょっと役人的な答弁にはならぬかもしれませんけれども、訪問販売というものはよほど考えないと嫌われるよという気持ちがあるのです。といいますのは、私の家族なんか訪問販売をやはり毛嫌いしておりますし、それからデパートなんかへ行きまして、あるいは専門店でもそうですけれども、店員がついてきてこれはどうであれはこ……

第112回国会 商工委員会 第11号(1988/04/27、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 国際社会の重要な一員でございます我が日本の国は、このかけがえのない地球を守るためにも、率先して国際的貢献を果たす必要がございます。日本に課せられた崇高な義務ということが言えましょう。今般、条約それから議定書を受けたこの法案を世界に先駆けて成立させたいということで、今国会において御審議いただくことにいたしましたのも、そういう我々の認識からでございます。  それから、さらに今後の問題でございますけれども、我が国としては、回収・再利用型設備の導入やそれから代替品の開発を積極的に推進する必要がございます。オゾン層に関する科学的知見といいますか、この科学的知見の集積に努めなければなりませ……

第112回国会 商工委員会 第12号(1988/05/11、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今回の法改正で追加をお願いしております特定施設は、いずれも経済社会の基盤の充実に資するものでございます。民間活力を活用して、そしてその整備を図ることがふさわしい重要なものというふうに考えております。  通産大臣であります私としましては、こうした特定地域に合致して地域の活性化に資するプロジェクト、民活プロジェクトというものが各地で企画立案されて、実現に向かって動き出すことを強く期待いたしております。特に、六十三年度より、地方における民活プロジェクトの推進のためにノーハウの蓄積とか人材の育成を図るための講習会を実施することとしておりまして、こうした支援を通じまして、これまで民活事業……

第112回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1988/03/24、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 第百十二回国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ちまして、石炭対策に対する私の所信の一端を申し上げます。  最近の我が国の石炭鉱業を取り巻く環境を見ると、国際エネルギー需給が緩和基調で推移する中で、近年の急速な円高に起因する内外炭価格差の大幅な拡大、国内炭引き取りに対する需要業界の厳しい対応等極めて深刻なものがあります。こうした状況を踏まえ、一昨年十一月に出された石炭鉱業審議会の第八次石炭政策に関する答申においては、地域経済、雇用への影響を緩和しつつ、国内炭の生産体制の円滑な集約化を図ることが必要であると提言されました。政府といたしましては、引き続き、石炭業界が行っ……

第112回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1988/04/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 まず先ほどの、地元の青年会議所等が非常に一生懸命になって立ち上がって努力をしていらっしゃることは、私は、やはり地場産業おこしなどを考えるときに、地元でそういう強い熱意が盛り上がってくるというのは、通産省に甘えるのではなくて通産省がお世話をしやすくなるということが言えると思うのです。何だか知らないけれども何とも言ってこぬぞ、ただ漠然と頼む頼むというのじゃなしに、具体的にこういうこと、ああいうことと自分たちでプロジェクトプラン等を練って我々に働きかけられる、そして通産省や地方公共団体が三位一体になって地元のニーズにこたえる努力をする、それは甘えというよりもむしろやるべきだというふう……

第112回国会 予算委員会 第2号(1988/02/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 大変申しわけありませんが、私はそれをまだ聞き及んでおりません。
【次の発言】 日時は私も定かでありませんが、そういう公表があったという報告は受けております。
【次の発言】 大変申しわけありませんが、今担当者を呼んでおりますので、後ほど詳細に御説明を申し上げることをお許しを願いたいと思います。
【次の発言】 大変申しわけございませんが、手違いというのでありますか、この質疑通告を通産省は知らなかったようでございます。これは、あるいは手落ちであったかもしれませんが、これはもちろん私の責任でございます。  私も実は、昨日母の葬儀をいたしておりまして、深夜に帰ってまいったものでございます……

第112回国会 予算委員会 第8号(1988/02/17、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 福川君がどういう発言をしたか実は私も存じませんが、恐らく会見でなく懇談か何かでしゃべったのじゃなかろうかと思います。それは、ちょっと報道がやや正確でなかったのか、あるいは本人の言ったことが舌足らずであったのか、私はそれは存じませんが、内容を具体的に聞いておりませんけれども、恐らくその趣旨としては、外務省と緊密な連絡をとりながら、日本の従来のアパルトヘイトに対する考え方を堅持しながら、国際協調のスキームの中で対応するという意味のことを言ったのではなかろうかというふうに思います。
【次の発言】 私は、先ほど宇野外務大臣が申しましたとおりでありまして、率直に言って外務省と通政局が角突……

第112回国会 予算委員会 第10号(1988/02/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 これはケース・バイ・ケースでございますから一概に申し上げることもできないのでありますけれども、大体どの程度でやられる、やられると言うと言葉が悪いかもしれぬが、どの程度で求めてきたかということは資料がございますから、政府委員から答弁いたさせます。
【次の発言】 おっしゃったとおりと言えばとおりなのですが、万全を期して対処していかなきゃならぬということで、特に十二月末に手動停止しました大飯二号それから美浜三号につきましては、何ら異常は認められませんでしたけれども、念には念を入れるということで、関電を指導して原子炉の運転を停止させたものでございます。  今後とも通産省としましては、先……

第112回国会 予算委員会 第11号(1988/02/23、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 防衛庁等との相談ということは、まだ私は聞いておりません。
【次の発言】 御指摘の点、事実関係はおっしゃるとおりであります。私も、これを取り寄せて少し目を通して驚きました。このようなことは、対南ア向けの投資が認められていない状況のもとで要らざる誤解を招くおそれがあった点で問題があったと私は認識しております。率直に言って、監督する立場として深くおわびを申し上げます。  なお「ポテンシャル・インベスターズ・フロム・ジャパン」、先ほどお話があったように、八六年版からはそういうことはありませんが、実はジェトロの理事長を呼びまして、私から、これだけじゃなしにいろんな、ひょっとしたら、それは……

第112回国会 予算委員会 第12号(1988/02/24、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 基本的には、率直に言いまして農水省の所管でございますから、私どもが余り立ち入ったことを申し上げるのはどうかと思いますが、現実に今おっしゃったとおりだと私は思うのです。でございますから、例えば通産省が担当する部門、流通部門もございましょう、あるいは中小企業対策もございましょう、あるいはその他いろんな分野で製造部門その他に対しても対応ができるわけでありますが、その点十分農水省の意見を徴しつつ、共同して日本国政府として対応していくということは、仰せのとおりであろうと思います。

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/02/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 シルバーコロンビアその他いろんなことが言われておりますが、今村山さんおっしゃったこと、全く私も同感でございます。
【次の発言】 この原子力については、東工大の理学部を出ておられるあなたの方がはるかに私より詳しいだろうと思うのです。ですから、むしろ折を見て実際に理学部を出られたあなたの御意見を一遍伺ってみたいなという気持ちもあります。  そこで、伊方の問題でございますけれども、出力調整運転は、先般来日した国際原子力機関のブリックス事務局長も述べていますように、海外においては既に実用原子炉において日常的に実施されておりまして、技術的にも十分確立されたものであるということを言っており……

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/02/27、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今の御質問は、来年度のエネルギー政策の重点問題ということだろうと思います。  大体岡田委員、私がお答えする答弁の大半を既に疑問点として投げかけられたわけでありますが、原油価格は、一昨年の大幅な変動の後、昨年来比較的に小康を保っております。しかしながら、緊迫したペルシャ湾情勢等がございまして、我が国を取り巻くエネルギー情勢はまことに流動的であります。また、中長期的には国際石油需給の逼迫化や石油供給の不安定化が予想されております。これはIEAでもその旨の指摘があったわけであります。このために、脆弱なエネルギー供給構造を有する我が国としては、昨年秋に策定されました、先ほどおっしゃいま……

第112回国会 予算委員会 第15号(1988/02/29、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 鉄鋼業の最近の状況を見ますと、内需が堅調に推移いたしております一方で、輸出は円高の進展等によりまして減少しております。総体として先行きには不透明なものがございます。こういう不透明な業界に高い国内炭を買わせておるわけでありますから、私も大変板挟みで苦しんでおりますが、率直に言って、先行き不透明と言わざるを得ません。  また、新日鉄を初めとして我が国鉄鋼大手各社の合理化計画は、昭和六十年の秋以来でございましょうか、秋以来の大幅な円高の進展等によりまして業績が悪化しております。また国際競争力も低下していることも踏まえまして、生産体制の合理化を行わざるを得ない状況に至ったために策定され……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/03/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今工業技術院長が申しましたことで尽きておるわけでございますが、技術開発の進展のための必要な成果、これの公表などは、やはり安全保障を理由に過度に規制することは厳に戒むべきことだろうと思います。戒めねばならないと思います。このようなことを考えますと、日本が、我々の進めておるところでございますが、やはり基礎技術を中心に技術開発にもっともっと熱心になっていくということが必要であろう。この政策は今後強く進めていきたいと思っております。

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/03/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 経済の国際化の進んでおる中で、日本だけでありませんけれども、日本からの帰国留学生が日本で習得したいわゆる知識、識見を生かして母国で活躍するということは、これは非常に重要なことでございます。裏返して言えば、外国へ留学した日本人が日本で外国企業に就職して活躍をするあるいは外国企業を相手にして活躍をする、いずれにしても重要なことであると考えます。  ただ理屈からいえば、企業の従業員に対する待遇あるいは条件というものは、個々の従業員の職務分担、責任の軽重、勤務地の変更の可能性等々の要因によって決定されるものでありますから、同一の学歴を有しているからといって必ずしも同一の待遇、条件が与え……

第112回国会 予算委員会 第24号(1988/04/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 これは村山さんのおっしゃるとおりでございます。  そこで、申し入れるべきであるという御意見でございますが、もう長い間この問題につきましてはしつこいほどに我々申し入れをいたしております。ただ、議会は、これは日本でもそうでございますけれども、議会の特殊性、自主性がございますから、我々としては政府間交渉ということになります。先般、日米首脳会議のときにも米政府側から、こういうものが通ることは阻止しなきゃならぬが、もし仮にこういうものが通ったとしても、いわゆる保護主義色の強いものが通った場合においては、米政府としては拒否権を発動するというような保証を日本側に与えておるというようなこともご……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 決算委員会 第2号(1988/08/30、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 どのような努力、あらゆる努力というお答えが一番正確かもしれませんが、我々としては、こういう保護主義色の強い法律が、一番大きな経済関係、あるいはその他いろいろな面での関係の深い友好国アメリカで成立をするということは耐えがたいことであり、また世界的に見てもこれは肯定できることではございませんから、事あるごとに私どもはこれに対して厳しい批判をし、またその阻止のためにあらゆる努力をしてきました。私もアメリカへ行きまして、アメリカ要路の方々あるいは国会議員の方々にもお目にかかり、向こうからも国会議員の方がいらっしゃる、向こうの閣僚がいらっしゃる、そのたびに随分申し上げた、もういいかげんに……

第113回国会 決算委員会 第10号(1988/11/08、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 私のところへ直接はまだ話がございません。事務方に聞きましたところ、担当部長のところへいらしたそうですけれども、単なるごあいさつということでございました。
【次の発言】 これはやはり、あくまでも両者の話し合いというものを我々は見詰め、見守っていかなければなりません。まず当事者から十分な分析評価に基づく報告を受けて、またその後の両当事者間の話し合いの推移を見守りながら、政府としてこのプロジェクトの取り扱いについて必要な検討を加えていくということになろうかと思います。  ただ、一つ一つを煮詰めてということに奇異の感をお持ちかもしれませんけれども、率直に言いまして、これだけ大規模なプラ……

第113回国会 商工委員会 第1号(1988/11/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 我が国の経済を支えておりますのは中小企業であります。今回の消費税の導入によりまして、中小企業に大きな負担が生じ、その活力をそぐようなことがあっては絶対なりません。このために、消費税の仕組みを決定するに当たりましても、中小企業の事務負担の軽減に十分配慮して簡素化に努めましたけれども、これで問題がなくなったとは考えておりません。能事終われりとするものではありません。事務負担はなお増大すること、また、転嫁についても中小企業者の不安が大きいことは十分承知をいたしております。これらを踏まえまして、各面で所要の措置を講じることが不可欠であると考えております。独禁法の暫定的例外措置などの法令……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号(1988/09/16、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今の御質問はスーパーコンピューターの問題でございますか、あるいはスーパーコンピューターを四人の国会議員がどうということでございますか、どちらの御質問でございますか。
【次の発言】 それは確かにそのとおりでございまして、スーパーコンピューターの日本への売り込みというのがなかなか成功しない、いわゆる日本市場への参入というものが非常に難しい、日本の買い入れをもっとふやしたらどうだということは随分アメリカ政府から私どもに厳しく対応がございました。それに対して、我々も我々の言い 分をずっと言い続けてきた。ただ、今のお話のどの国会議員かというのはちょっと私存じませんけれども。向こうのどうい……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/10/06、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今大蔵大臣が御答弁申し上げたことですべて尽きておると思いますけれども、奢侈品とは何か、まあ価格という点でもべらぼうなものはとにかくとして、奢侈品とは何かということについては、我々はやはり時代の変遷というものを考える必要があるのじゃなかろうか。奢侈品、庶民にとってはぜいたく物だというような考え方で、金持ちだけが買うあるいはもてあそぶ、そういうものを身につける、そういうことで庶民にとっては奢侈だという考え方はやはりいかがなものであろうかというようなことから、私ども、物品税に対して抜本的な見直しという点、それだけじゃございませんけれども、今の御質問の御趣旨に沿って御答弁申し上げれば、……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第18号(1988/11/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 御承知のように、消費税といいますのは、消費に対して薄く広く課税ということで、原則非課税を認めていないということでございますので、石油諸税におきましても例外ではあり得なかった。  しかしながら、実際に消費税がかかるわけでございますから、そういう点で、我々は総合的にこの消費税分をどういうふうにするのかということで、今鋭意検討をいたしておるところでございます。
【次の発言】 もう既に御承知と思いますが、我が国では昭和四十年代以降、法人税の税率を逐次引き上げてまいりました。ところが一方で、主要先進国におきましては、逆にその引き下げが行われております。現在、我が国企業の税負担は、国際的に……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第20号(1988/11/07、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 今川崎委員がお述べになりました非常に個々の問題は時間の関係がありますからとにかくとしまして、中小企業における消費税の円滑かつ適正な転嫁、これの円滑かつ適正な転嫁というものがなければ消費税というのは悪税になるわけでございますから、これはもう何としてもしなければなりません。そのために、国民や事業者へのPRや要請をしていく、これはもう当然のことでございます。これはきめ細かくやらなければなりません。  同時に、独占禁止法の適用除外措置等の対策を講ずる必要もございますし、公取の方からもいろいろとお話がございましたが、十分の連係プレーをしていきたいと思っておりますが、所要の助成措置を検討す……

第113回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1988/12/16、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 この下請労働者対策は御承知のような経緯がありまして、考えてみますと、より劣悪な労働条件で働いておる人々がより劣悪な退職措置を受けるということで、これは本当に同情を禁じ得ませんでした。随分あちらこちらお願いをいたしました。いろいろと御議論はありましたけれども、検討委員会までおつくりをいただいてどうやら格好がついてきた。折も折、たしか検討委員会の報告があったのは六月でございましたか、それでそのときに実は今おっしゃったような問題に当面したわけです。それから私ども必死になって、何とかならないかというので随分検討をお願いしたのですけれども、結局遡及効果は生じなかったということでございまし……

第113回国会 予算委員会 第2号(1988/08/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 定義上非課税となるもの、これを除きまして非課税品目を設けないという大原則がございます。でありますから、そういう点から石油につきましても単純併課とすべきもの、これは仕方がなかったと思うのであります。  ただ、石油につきましては既に三兆円余の石油諸税というものがかかっております。これは大変なことなんで、我々としても単純に、形としては単純併課という形をとっても、三兆円を上回るような石油諸税というものを見逃すわけにはいかないということから、さらに消費税が併課されることでの負担増ということを考えますと、これは円滑な転嫁が可能か、私は率直に言って懸念しております。けれども、御指摘の単純併課……

第113回国会 予算委員会 第4号(1988/08/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 財団法人の中東協力センターというのがございます。御承知のとおりでございますが、その事業の一環として、毎年民間専門家から構成されます調査団を中東地域に派遣して、これら諸国の工業化、経済開発に関する現状等を把握して、我が国の協力の可能性、先方のニーズ等について調査を行っておるところでございます。  このたびイラン・イラク戦争の停戦の動きがありましたことから、このセンターにおきまして両国への調査団派遣を内部で検討しておるというふうに聞いております。しかしながら、まだ詳細が詰まったわけではなさそうでありまして、現在内部検討中の段階であるということでございますので、調査団の構成員とか日程……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 議院運営委員会 第16号(1989/06/02、38期、無所属)【議会役職】

○田村議長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび、皆様方の御推挙によりまして、図らずも議長の要職につくことになりました。まことに光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感いたしておる次第でございます。  政治改革が問われている今日、国民の負託に真にこたえて、国会の権威をより一層向上させるとともに、国会の正常かつ円満な運営を図りまして、議会政治の健全な発展に全力を尽くしてまいりたいと存じます。  この重大なる職責達成のためには、ひとえに練達堪能、経験豊かな皆様方の絶大なる御支援をまたなければなりません。  何とぞ各位の御協力をお願い申し上げます。  簡単ではございますが、ご……



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各種会議発言一覧(衆議院38期)

第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号(1988/04/27、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 地球の環境保全の問題につきましては、日本は国際社会の重要な一員でございますから、我が国の責任はまことに重大であると存じます。  このオゾン層保護のためのフロン対策は、地球環境保全に関する現下の重要課題の一つでございまして、オゾン層の保護のためのウィーン条約及びオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の的確かつ円滑な実施を図るために、世界に先駆けて国内立法措置を行うべく今国会においてこの法案の御審議をお願いしておるところでございますが、今おっしゃいましたとおり、国際社会の主要な一員としての自覚は今後ますます発揮していかなければならないと思います。

第112回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1988/03/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○田村国務大臣 昭和六十三年度通商産業省関係予算の予算委員会分科会における御審議に先立って、一言ごあいさつを申し上げます。  今日の世界経済は、主要国間の対外不均衡及びこれを背景とする不安定な為替・株式市場、並びに発展途上国の累積債務問題といった課題が山積しており、依然として困難な局面に直面しております。こうした難局を打開していくため、経済大国たる我が国としては、その経済的地位にふさわしい積極的な役割を果たしていくことが強く求められております。  一方、我が国の景気は全体としては内需主導型により着実な回復局面にあるものの、輸出型中小企業等の景況には依然としてはかばかしくないものがあり、今後の為……




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データ更新日:2023/02/05

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