このページでは中山正暉衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○中山国務大臣 逓信委員会の皆様方に謹んでごあいさつを申し上げたいと存じます。 去る十一月六日郵政大臣を拝命いたしました中山正暉でございます。 塚原委員長初め逓信委員会の皆様には、平素から郵政行政の適切な運営につきまして格別の御指導をいただき、厚くお礼を申し上げます。 私が所管いたしますことになりました郵政行政は、郵便、為替貯金、簡易保険・郵便年金の三事業、電気通信、放送のいずれの分野とも国民生活と極めて密接なかかわりを持つものでございまして、私は責任の重大さを痛感しているところであります。 私は、微力でございますが、先生方の御指導と御助言をいただきながら、私どもに課せられた重大な使命……
○中山国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。 先般、通信白書でも私どもで指摘をしたところでございますけれども、中央地方の情報を中央にばかり集まらないようにということで情報の多極化と申しますか、そんな中から民活法の中で特定施設整備、横文字で恐縮でございますが、テレコムプラザとかテレトピア計画という中でのテレポート計画とかそういうもので、いわゆる海の時代にはシーポート、それから飛行機の時代にはエアポート、それに対しまして情報の時代には情報のテレポートというようなもので、ひとつ民間の活力を民間の電気通信事業者の力をもちまして実施してまいりたい、かように考えておりますし、それからまた、全国には二……
○中山国務大臣 まずもって、貯金事業に対しまして大変御心配をいただく先生に心から敬意を表し、感謝を申し上げたいと思います。 あと二年でございますが、集中的に満期を迎えます定額貯金の問題というのは私どもも大変憂慮をいたしておりますが、とにかく継続勧奨を何とかいたしまして、特に貯金局を中心にいたしまして、我が郵政省挙げて新商品の開発をいたしましたりいろいろ対策を練ってまいりたい、かように考えております。 あと六十五年といいますと花の博覧会の年でございますから、そのときに花がしぼむようなことにならないようにひとつ、花の博覧会の後援という事業が中心になるようでございますけれども、とにかく財投の原資……
○中山国務大臣 おはようございます。 第百十二回の通常国会における郵政大臣としての所信を表明申し上げたいと存じます。 逓信委員会の皆様には、平素から郵政行政の適切な運営につきまして、格別の御指導をいただき、厚くお礼を申し上げます。 この機会に、所管業務の当面する諸問題等について、所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、郵便事業について申し上げます。 今日、郵便は、年間約百八十一億通の利用があり、国民の基本的な通信手段として、将来にわたって重要な役割を果たしていくものと考えております。 現在、業務運行は、おおむね順調に推移しており、今期年末年始において……
○中山国務大臣 木内先生はもうパーソナルコンピューターのエキスパートだそうでございまして、私なども昭和一けたでございますので、ちょっと年をとり過ぎたかなと思うのですけれども、今からでも始めてみよう、木内先生のおうわさを聞きまして、これは勉強しなければいかぬなと思っております。特にこれからの子供の世界ではパーソナルコンピューターというのは大変普及率が高いようでございますから、今お話しのように電話とかファクシミリに続きまして画期的な伸びを示すのじゃないかという感覚でおります。 そこで、パソコンによるネットワークの研究会などを郵政省でつくっておりまして、将来そういう面に急速な伸びを示すという電気通……
○中山国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和六十三年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算について概略を申し上げます。 事業収支におきましては、事業収入は三千五百十一億円と前年度に比べ四億二千万円減となっておりますが、これは、前年度において固定資産の売却による特別収入五十七億七千万円が計上されていたこと等の事情によるものであり、収入の基本である受信料収入は五十二億円の増加となっております。……
○中山国務大臣 いろいろ御指摘をいただきまして、BS2a、bの問題、いろいろ御心配をおかげいたしておりますこと恐縮に存じますが、私もこの間CS3の打ち上げが行われましたときに筑波へ行ってまいりました。いろいろ大変な、技術者の方々が御努力をなすっておられる姿を見て、学問の世界でも信頼性工学とかいう、これはミサイルでもボタンを押した場合に果たして発射できるかどうかという、その信頼性を高めるという信頼性工学という学問があるそうでございます。宇宙に打ち上げました精密機械をどう操作していくかという大きな課題に日本の技術者の方々が取り組んでいただいております。 先生のお話のありました費用の問題に関しまし……
○中山国務大臣 御指摘のとおりに、ニューメディアというものは大変急展開をいたしております。その中に、昭和二十五年にNHKしかなかったときにできましたこの放送法でございます。民放も百五十社、それからお話しになりましたように衛星から放送を受けて地上のケーブルを引いたもの、そういう画期的なものが広がってきたということでございますし、それからまた、この間私、通信総合研究所というところを視察をさせていただきましたが、壁かけテレビというものの研究がどんどん進んでいるようでございます。パネル方式の、ちょうど絵の額のようなものを研究している姿を見て、まだ輝度が少し少ないようでございますが、近い将来に壁かけテレ……
○中山国務大臣 いろいろ御心配を願いまして大変ありがたい次第でございます。 今、確かに百八十一億通という、世界で三番目でございますが、個人の手紙は世界で十五番目という、その辺にちょっとおもしろい傾向が出ているという感じがいたします。先生御指摘のようになかなか手紙を書いてくれない、ワープロなんかに任せてしまうような若い人たちが育っておるように思います。アジアで指先が器用だというのは毛筆の緩急自在の書体なんかから、ICの技術とかそんなものが生まれる根底が、アジア人の器用さの根底にあるということでありますから、文部省あたりともそういう連携をとりながら――御指摘ありましたように私が感じますことは、五……
○中山国務大臣 大分県の皆さんで郵便局を育てる県民会議という会議をおつくりいただいて、いろいろな行事をしていただいていることにお礼を申し上げたいと思いますし、平松知事さん、一村一品運動とか、ハイテクからいわゆる「ふるさと小包」の世界まで大変いろいろと御配慮をいただいていることに感謝を申し上げながら、また、地方自治体の行政と郵政事業をつないでいただくような今のお話を伺いまして、ほのぼのとする思いがいたすわけでございます。 先生もかつて郵政事業にお勤めになっておられた方でございますし、お名前を見ても末は人を喜ばす男と書いてありますから、今のお話を聞いておりましても、いわゆる行政の中で愛の触れ合い……
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。 党の方でも郵政懇話会の会長として大変御努力をいただいておりますことに心から感謝を申し上げたいと思いますが、前島密という方がこの郵便制度というものを創設されまして、私、榎本武揚初代逓信大臣以後百八代目になるわけでございますけれども、全国に二万四千カ所の郵便局があります中で、今御指摘のありました一方九千足らずの特定局の皆さん方が大変今日まで御努力いただいた。その長年の伝統に報いるということが確かにおっしゃるように必要ではないかと思います。借り上げ料につきましても、六十一年に固定資産税、御承知のように三年ごとの改定でございますので三・九%か上がっておるはずで……
○中山国務大臣 今簡保の資金のことについてお話がございましたので。 売ったら三千億損をするけれども、売らない限りは損はないということでございますし、高利で運用をしておりますので、三十五兆の資金を持っておりますけれども、その三分の一は道路公団とか中小企業金融公庫とか、あとの三分の一は地方公共団体、公民館とか道路とか学校、そういうものを建てるものに回しておりまして、あとの三分の一がそういう運用をしておりますが、これは会計検査院の方で欄外にそういう報告の中に書かれるだけでございまして、決して損はいたしておりませんので、その辺御了承いただきたいと思います。
○中山国務大臣 まことにNTT関連で残念なことが起こっておりまして、特に電電公社を民営化するということで土光さんからの御指名で真藤さんが出てこられまして、そして社長として自由化した後、大変御活躍をいただくためにこれまた初代の会長に御就任をいただいて、それもつい六月に、私から了承をして会長に、代表権のある会長に御就任いただいたということでございましたが、今回村田幸蔵秘書がリクルートの株の売却益を得ていたということの関連で、関係がないというお話をしていらっしゃったのが、実は事実であったということで、私は、会長らしい責任をおとりになったという気持ちでおります。特に、造船界でも有名な方で、真藤船型と言……
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。 大矢委員初め国民の皆様方に大変御心配をかけておるようでございまして、このNTT、昭和六十年四月に民営化をされました後、大いに国民の信頼を受けて、就職戦線などでも大変評判のいい会社だということでございましたし、千五百六十万株のうち今五百四十万株を売り出しておりますので、千二十万株という多数の株を国家として保有しているわけでございまして、その売却益でいろいろな国民的な事業も推進されている中に、今度の事件と申しますか問題が起こったのでございます。 最初の長谷川寿彦と言われる方は、六十二年五月に既にNTTをやめておられる方でございます。その後の式場さんに関し……
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。 御指摘のありました、国会で六十年四月に民営化の実現いたしました電電公社に関しましては、日本電信電話株式会社法の第九条によって取締役、そしてまた監査役につきましては、選任、解任については郵政大臣の認可が要るということでございますが、これはいわゆる経営の自主性とか、そしてまた民営化しましたその意味での経営性を尊重していただきたいということで郵政省が事後に認可を与えるということになっておりますので、六十年の四月に取締役として就任をされ、それから六十一年の六月の二十六日に再任をされておられますが、その後、今答弁のありましたような事情によりまして、私どもが事後に……
○中山国務大臣 お答え申します。 先般の国会で二十五年ぶりの放送法の改正をいたしたわけでございますが、その第七条「目的」の項に「協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行うとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送を行うことを目的とする。」というような条文がございまして、豊かで、かつ明るい番組を全国にあまねく受信できるように放送を行うということでございますが、受信機を設置した者から受信料によって運営されるということでございまして、この「公共の福祉のために」という中には、日本は、特に地表十二層の……
○中山国務大臣 お答えを申し上げたいと思いますが、長谷川さんに関してはやめていかれた方でございますが、式場さん、現職におられる方で、この場合は自分の金で購入をして、そして安定株主としての要望にこたえてそれをまだ売っていらっしゃらない、いわゆる差額を稼いだという形ではないというふうに考えておりまして、特に今からこの時点で振り返って考えてみますと、李下に冠を正さずと申しますか、企業としての関連をする業界から株の譲渡を受けるべきではないという感じでございますが、私は想像して考えますのに、その時点では、民営化されたことでもあるし、これからいろいろ関連の企業との関係を円満に保っていぎたい、そういう意味で……
○中山国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。 先般のこの委員会での御答弁でも申し上げましたように、式場氏に関しましては、個人の、自分のお金で株式を買いまして、そしてまだそれを売ってはおりませんし、職務上特段の便宜を与えたという報告も受けておりません。 NTTが六十年の四月に民営化されましたときに、意欲的に取り組んで、お得意様の株を持っていた方がいろいろいいんじゃないかという判断でされたことであって、今から振り返ってみた場合にはいろいろな御疑念の対象になるかもしれませんが、私は、式場氏に関して絶対そんなことはないと信じておりまして、長期保有という形での株を安定株主としての目的に合致した方……
○中山国務大臣 御心配をおかけしておりまして大変恐縮に存じておりますが、今のようなお話はまだ私どもの方へは、NTTで調査を担当の局からさせておりますけれども、NTTからの報告の中には新聞に掲載されておりますような事実はまだ私ども受け取っておりません。 NTTは、その顧客からのシステム設計というようなものの求めに応じまして、機器の調達とかそれから設置工事とか、それから各種の試験とかを含めまして、業務としてそういうことを依頼を受けてやっておるようでございまして、私ども感じますのに、大型コンピューターの購入問題というのは、あの当時としてはアメリカとの日米貿易摩擦、そういうものを解消するために何かそ……
○中山国務大臣 お答えを申し上げます。 基本的に御理解をいただきたいと思いますのは、スーパーコンピューターの問題とそれから国会決議でいわゆる専用線を使って電話線につなぐという問題は、これは全く別の問題でございますので、その辺の御理解はいただいておきたいと思います。 それから、式場氏につきましては、これはもうNTTの方でも把握をしておりまして、自己資金で長期保有という形で株を取得しておるということは、御本人もNTTも認めておるようでございます。 それから村田氏、いわゆる真藤会長の秘書、これは電電公社の総裁になられたとき以前に所属をしておられた会社の社員を秘書として連れてこられておりまして、……
○中山国務大臣 なかなかそこが難しいところでございまして、私も省内ではこれに課税されるというときに、公共放送としてみんなで支えていかなければならないもの、特に国際放送にも力を入れてもらわなければなりませんし、国際放送の中には命令放送というようなものもございますし、あまねく日本の端から端まで難視聴地域の解消とか、だれでもが、特にラジオ放送も大変重要な要素である、携帯用の小さな小さな受信機を持って歩けるときにはいかなる災害にも対応できるのはラジオ放送だという気がします。私自身もけさ六〇二五で国際放送のニュース解説、私毎朝聞いておるわけでございますが、大変いい番組の内容だと思っておるものでございます……
○中山国務大臣 おはようございます。 郵政省所管事項について御説明を申し上げたいと存じます。 郵政省所管各会計の昭和六十三年度予算案につきまして、御説明を申し上げます。 まず、一般会計でありますが、歳出予定額は、二百四十八億円で、前年度当初予算額に対し三億円の増加となっております。この歳出予定額には、電気通信フロンティア技術の研究開発、放送及び通信の複合型衛星の研究だと、多様化する情報社会と増加の著しい通信需要に対応した施策のほか、国際放送の充実を含む放送行政の推進、テレトピア等活力ある地域社会の情報化の推進等に必要な経費を計上しております。 次に、郵政事業特別会計でありますが、歳入、……
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