このページでは神田厚衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○神田厚君 私は、民社党・民主連合を代表し、ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案について、中曽根総理並びに関係大臣に質問をいたすものであります。 我が国最大手の機械メーカー東芝機械による不正輸出事件が、今や日米関係を根底から揺るがしかねない重大な政治問題に発展したことは、まことに憂慮にたえません。半導体や市場開放問題などによって戦後最悪と言われるまでに日米間の貿易摩擦が激化し、その解決のために官民挙げて必死の取り組みを進めている最中でのこのような事件の発生は、これまでの努力をすべて水泡に帰するに等しく、関係企業と監督官庁である通産省の責任は極めて重大と言わ……
○神田厚君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま議題となっております消費税法を廃止する法律案を初めとする九法案について質問をいたすものであります。 昨日、参議院で消費税廃止法案が可決をされました。まさに歴史的な瞬間であります。本院においても、同一議決を強く要望するものであります。 消費税の存廃が最大の焦点となっておりましたさきの参議院選挙におきまして、消費税の存続を主張し、その見直しを公約した自由民主党は大敗を喫したのであります。我が民社党は、綱領でも明らかにしているように、議会制民主主義に立脚し、経済社会の改革を着実に進めることを党是としておるのであります。さきの参議院選挙における……
○神田委員 昭和六十一年度の六十一年産生産者米価に対しまして、農林水産大臣に質問をいたします。
まず最初に、大臣は、衆議院選挙に際しまして農協から出されましたアンケートに答えて、系統農協の要求米価を支持する、さらに、党内の各種農林会議において意見を開陳します、また関係省庁に積極的に働きかけます、こういう公約をなさっております。しかしながら、大臣が責任者として決めました諮問米価は前年比マイナス三・八%、こういうことであります。大臣のお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 答弁を聞いておりますと、大臣になったから要求米価を支持できないという考え方に立っておるようでありますが、……
○神田委員 国際小麦協定の御質問をいたしますが、その前に、特に質問通告はしておりませんでしたが、本日の各報道機関で取り扱われておりますけれども、ゴルバチョフ書記長の来日問題につきましてかなり具体的な日程の詰めが行われているというような報道もございますが、この問題はどういうふうになっておるのでありましょうか。 一つは、米ソの首脳会談が行われましたけれども、もう一度米ソの首脳会談が行われた後に来日をするというような判断といいますか見通しに立っておりますのか、それとも、報道によりますと来年一月ということが言われておりますけれども、単独で、米ソの関係は抜きにして日本に来られるような形になっております……
○神田委員 畑作物価格が初めて引き下げになったわけでありますが、その引き下げの幅も、てん菜は最低生産者価格、あるいはカンショにおきましては原料基準価格、バレイショでも原料基準価格、大豆では基準価格、こういうところが引き下げられております。この引き下げ価格によりまして心配しますのは、これから先の生産面の問題でありますが、全体的に畑作物価格が引き下げられたことによりまして畑作物の生産の方に問題が生じないかどうか、その点についてはどういうふうに判断をなさっておりますか。
【次の発言】 答弁でありますが、しかし、私どもといたしましては、この引き下げ価格、価格が一たん引き下げられるという問題については、……
○神田委員 マツクイムシの法案審議の前に、時節柄でありますから、いよいよあすから畜産の審議が行われると聞いております。この畜産問題について、二、三基本的なことをお伺いしたいと思います。
畜産の諮問政策価格の審議がいよいよ始まりますが、聞くところによりますと、畜産環境の諸般の事情から大幅な引き下げ諮問が行われるというふうに言われております。そういう中で、農林水産省として酪農、畜産の情勢についてどういうふうな検討をし、これらについての基礎資料の検討といいますか、それらをなさったのか、その辺のところの事情を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御説明ありましたが、値下げ諮問の方針を……
○神田委員 森林法の一部を改正する等の法律案につきまして御質問を申し上げます。
森林の保安施設の問題がこの法律にかかわってくるわけでありますが、まず最初に治山事業につきまして御質問いたします。
御案内のように、治山事業は国土を守り人命を守り財産を守るという意味で極めて重要なものであるわけでありますが、この治山事業の必要な箇所というのは現時点でどのくらいあるのか、また必要な箇所のうち緊急に実行しなければならないところはどのくらいあるのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 非常に多くの事業を実行していかなければならないわけでありますが、現在の補助率での事業実行において問題になる点はどういう点……
○神田委員 農林年金関係につきまして御質問を申します。
まず最初に、農林年金は、昭和三十四年に農林漁業団体の有能な人材の確保、そのための退職後の保障制度の確立を志向して、ひいては農林漁業の振興を図るため厚生年金から独立をして現在に至ったものでありますが、まず最初に、農林年金制度の果たしてきた役割及びその存在意義はどのようなものとお考えでありますか。
【次の発言】 農家人口は昭和三十五年に約三千四百万人、それが昭和六十一年では約二千万人、また林家数は、昭和三十五年に約二百七十万戸ありましたものが昭和五十五年約二百五十万戸、漁業就業者数は、昭和四十八年に約五十一万人だったものが昭和六十年に約四十……
○神田委員 最初に、農林漁業信用基金法案につきまして御質問を申し上げます、 この法案は、昭和五十八年三月の臨調第五次答申を受けまして、農業信用保険協会、林業信用基金及び中央漁業信用基金の三法人について統合を図ることを目的としているわけでありますが、私は、基本的にはこの法案につきましては賛成する立場を持っております。ただ、この法案が実施をされた場合、先ほどの質問でもいろいろ出ておりましたけれども、そういう意味においてどの程度の行革の効果があるのかまた金額に換算した場合どの程度の効果があるのかということについて、まず最初に御質問を申し上げます。
○神田委員 本日は、参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございました。限られた時間でございますので、ごく簡単に二、三質問をさせていただきます。 まず最初に、青木参考人にお伺いをいたしますが、この法律は、市町村のいわゆる該当地域の中で、集落地区計画については、居住者等の利用に供される道路、公園などの施設及び建築物等の整備並びに土地の利用に関する計画を定めると言われておりますが、ただいま青木参考人のお話を聞いておりますと、環境問題その他に非常に御関心もお持ちで、環境問題その他の問題も非常に大きなウエートを占めるお話をいただきました。少し抽象的でありますが、理想……
○神田委員 集落地域整備法案につきまして質問をいたします。
まず最初に加藤大臣にお伺いをいたしますが、特に首都圏を中心として異常に地価が高騰をしている、このことについてどういうふうにお考えになって、また何が原因だというふうに考えておられますか。
【次の発言】 建設省の都市局長さんはどういうふうにお考えになられますか。
【次の発言】 大前研一氏あるいは一部評論家などが、農政に対しまして非常に厳しい見方でいろいろと農政批判をやっております。大前氏は、首都圏の農地を解放してそれで土地の供給をしろというようなことを言っておりますが、この話などは既に大臣もお聞きであり、また御本をお読みになったかと思う……
○神田委員 森林組合法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案、林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案、この二点につきましてお伺いをいたしたいと思います。 最初に、森林・林業、木材産業、これらを通じました基本的問題についてお伺いをいたします。 現在我が国の森林・林業、木材産業は、木材需要の停滞や外材の大量進出によって木材価格が低迷する一方で、人件費等の経営コストの増高等により森林・林業経営は極めて厳しい状況にあり、林業生産活動は衰退の一途をたどっております。さらには一昨年からの急激な円高の進行等がこれらの状況に追い打ちをかけており、森林・林業、木材産業の活性化と体質の強化が……
○神田委員 本年度の米価諮問が大変残念な形でありますが、五・九五%下げという形で諮問案が出されました。そのことにつきまして、農林水産大臣の考え方をお聞きしたいと思うのであります。 まず最初に、米審委員の中でも米審が一日空転をしたということについて非常に米審軽視である、あるいは米審無用論というようなことが言われております。私はやはり前広に米審がきちんと行われて、しかも米審委員を招集しておきながら米審が一日空転をしたという事態は非常に大きな問題だと思っております。大臣は、その米審にたえるような諮問案をつくるために時間をかけたというような言い方をしているようでありますが、それは一つの理屈でありまし……
○神田委員 まず最初に外務省にお尋ねをいたしますが、過日夜ソ連の駐在武官と三菱商事の社員が国外退去を求められました。一体ソ連が言っているような容疑の事実があったのかどうか、この点をまずお聞かせをいただきたいと思います。
同時に、それに対しまして在日ソ連通商部の人物を国外退去させましたが、このような形での応酬というものが今後拡大するのかどうか、その辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それで、日本としましても在日通商代表部の人物の国外退去を求めたということでありますが、このような形でこれらの応酬がなお拡大する状況なのかどうか、その辺について考え方をお聞かせいただきます。
○神田委員 参考人の皆さん方には大変貴重な御意見をありがとうございました。非常に限られた時間でありますので、簡単に質問をさせていただきます。 まず最初に稲垣参考人に。先ほどの質問とちょっと重複しがちでありますが、今漁期にもしも調査捕鯨を実施をしないと、こういう意見もあるわけでありますが、その場合はいわゆる捕鯨船とかそこに従事している船員とかそういうものを一体維持できるような可能性があるのかどうか、また一年後の実施について可能性があるというふうに考えるのかどうかという点が第一点であります。 第二点は、捕鯨が日本の伝統と文化に深く根づいている、これは私ども農林水産委員会が捕鯨の基地太地等を調査……
○神田委員 昨日に引き続きまして捕鯨問題について御質問をいたします。 昨日来の大臣の答弁を聞いておりますと、昨日、本日の委員会の意向を踏まえて、政府としていろいろな決断をしていただけるような考え方でもあるようでありますが、まず最初に、捕鯨問題の経過等につきまして大臣並びに水産庁長官の御意見を伺いたいと思うのであります。 捕鯨問題につきましては、国際捕鯨委員会における捕鯨禁止の動きと米国の対日漁獲割り当て量についてここ数年の動きを見ておりますと、昭和五十七年七月の第三十四回IWC会議で商業捕鯨の禁止が決定をされ、我が国は十一月にこの決定に対しまして異議申し立てを行ったのであります。しかしなが……
○神田委員 参考人の皆さん方、大変貴重な御意見をありがとうございます。限られた時間でありますので、二、三御質問をさせていただきます。 まず、この改正法律案によりますと、パリティ方式を廃止して新しい方式で価格を決定する、こういうことになっておりますが、その内容は具体的ではありません。したがって、これからどういうふうなことを基本としてこの改正、その新しい運用をするのかということが非常に問題になるわけであります。先ほど荏開津参考人からも指摘がございましたが、これから先の運用は非常に弾力的な運用になる、この弾力的な運用の中身が非常に問題だということで御意見もいただきましたが、各参考人に、この新しい方……
○神田委員 食管改正法案につきまして御質問を申し上げます。 世界の穀物需給動向は一九八四年から急増しまして、一九八六年末には十六・七億トン、穀物在庫量四・五億トン、在庫率二七%と、短期間のうちに異常なまでに生産量、在庫量とも急増しております。それを受けまして世界の穀物価格は低落傾向にあるわけであります。 一方、我が国農業は、昨年の農政審報告におきまして「財政に大きく依存することなく可能な限り消費者及び実需者の納得の得られる価格で安定的に供給することが重要である。」このように指摘をし、生産性の向上による体質の強化、内外価格差の縮小、需要の動同に即応した生産の誘導を重要な政策課題としております……
○神田委員 食管法の改正問題で、引き続きまして御質問を申し上げます。
まず最初に、この改正案ではパリティ方式をあえて廃止をするということでありますが、このパリティ方式を廃止するという考え方、それについてひとつ御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、売却促進対策費の交付の問題であります。卸売業者に対しまして売却促進対策費を交付するということでありますが、一つには、これは何のためにこういうことを必要とするのか。二つには、九月、十月の二カ月間に卸業者への売却促進対策費の交付によりまして何万トンの政府米売却が促進されるというように考えているか。三つには、売却促進対策費の総額をどの程度に……
○神田委員 参考人の皆さん方には、大変貴重なお話をありがとうございました。
まず最初に、池田参考人にお尋ねをいたします。
先ほど、グリコ・森永事件以降、かなりの件数の類似の事件があったということでありますが、今度の法律案では通報義務というものが一つの考え方になっておりますけれども、通報するということがなかなか困難なような状況もあったというように聞いております。現実はもっと多くの事件がというかそういうものがあるのだけれどもなかなか通報できないというような状況があるかのように聞いておりますが、その辺はどうなのでありますか。
【次の発言】 同様に、労働者の立場で現場におられます関係でいろいろ情報……
○神田委員 佐藤隆大臣には、大変農政の環境の厳しい折での御就任、御苦労さまでございます。また、特に眞木経済局長におきましては、対米折衝やガット総会でのお仕事、まことに御苦労さまでございました。きょうも長時間にわたりましての質疑でお疲れでございましょうが、現下の問題につきまして絞って御質問をさせていただきたいと思うのであります。また、多少重複する問題があるかと思うのでありますが、政党の立場からの主張もございますので、御容赦をいただきたいと思います。 まず、ガット問題でありますが、ガットの裁定延期ということになりまして、今後二国間での協議を中心として非常に厳しい対応が迫られるわけであります。まず……
○神田委員 大臣の所信に対する質問を申し上げたいと思っております。既に予算委員会等で何点かの問題につきましては佐藤大臣の考え方をお聞きしておりますが、きょうは問題を絞りまして大臣にいろいろと質問します。 最初に、ただいまの武田議員の質問の中にもありましたように、今農業に携わっている生産農民の皆さん方から、これから先の農業についての展望を持てない、その希望を持てないというような悩みを随所で聞かされるわけであります。やはり日本国といたしまして、農業というものを今後国政の中でどういうふうに位置づけていくのかということが極めて重要な問題だというふうに私は考えておりますが、農林水産大臣のお考えをまず最……
○神田委員 畜産物問題を中心に御質問申し上げます。 まず最初に、先ほど水谷議員の方からもお取り上げがありましたが、アメリカのヤイター通商代表とリン農務長官が記者会見をして、そして日本の消費者にパネルを使ってアピールをする、宣伝をしているわけです。こういうことは、今、日米でこの問題についてどういう形でテーブルに着くかという非常に大事な時期に一方的に日本国民に向かって呼びかけをしているというようなことは、私はこれはルール違反ではないかというふうに思うわけであります。しかし、現実にそういう問題が出されまして、本日の夕刊各紙は第一面ですべて非常に大きく報道しております。この点について今まで眞木局長が……
○神田委員 法律案につきまして御質問を申し上げますが、まずその前に、ちょっと交渉が中断をしております日ソサケ・マス漁業交渉の問題について長官にお尋ねをいたします。
交渉の再開される見通しあるいは今後の交渉に当たっての基本政策、基本姿勢、さらにサケ・マス漁業がかなり締め出されておりますけれども、これらについての将来的な考え方等につきましてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ひとつ漁期に間に合うように精力的に交渉をしていただきたいと思うのであります。
さらに、ただいま吉浦委員の方からお話がございましたが、調査捕鯨に対するアメリカの対応が、聞くところによりますとペリー修正法の発動を考……
○神田委員 森林開発公団法の一部を改正する法案につきまして御質問を申し上げます。
まず、林業、林産業が現在構造的な不振に陥っておりまして、その活性化を図るためには地域振興及び林業基盤整備等の対策強化が必要であるわけであります。こうした中で、森林開発公団は行政改革に関連してその存廃が論議をされた経緯がありますが、林道の開設あるいは改良等の林道網の拡充あるいは水源林の造成等、造林事業に果たしてきた役割は大変大きなものがあると考えております。今回の森林開発公団法の一部を改正する趣旨につきまして少しくお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 四全総におきましても、森林・林業の重要性を指摘し、……
○神田委員 農用地開発公団法について御質問を申し上げます。 経済構造調整特別部会報告あるいは農政審議会報告にありますように、日本経済全体が国際化へと構造調整の進む中で、農業におきましても国際化への対応が急務の課題となっております。そのため水田農業確立対策に代表されるように土地利用型作物の生産性の向上、つまり国土の狭小さによる生産性の阻害要因の除去を早急になさねばならない状況でもあります。したがって今回、農用地開発公団を農用地整備公団に改組し、その目的を「農業の生産性の向上と農業構造の改善」としたことは、現在の日本農業の取り組まなければならない重要課題と合致するものでありまして、時宜を得たもの……
○神田委員 参考人の皆さん、大変貴重な御意見をありがとうございました。せっかくの機会でありますので漁災制度に限らず広く日本漁業のあり方についてまず御意見をいただきたいと思うのでありますが、最初に宮原会長さんにお伺いいたします。 全漁連では去る三月に「水産業の基本問題に関する検討中間報告」を出されております。会長として我が国経済社会の中で水産業がどのような役割を果たしていくべきであるというふうに考えているのか、その点をまずお聞かせいただきたいと思います。 同時に、水産業の発展のためには系統漁業といたしましてどのような努力をしなければならないのか、さらには、行政に対してどういうことを期待してい……
○神田委員 漁業災害補償法の改正案につきまして御質問を申し上げます。 最初に、水産業一般の問題について二、三御質問を申し上げたいと思っております。 二百海里時代に入って十年が過ぎたわけであります。この先の漁業が大体どういう方向に進んでいくかという見通し、これが見えてきたというような段階だと思っております。 そこで考えますに、一つは、日本の二百海里内の漁業振興にどういうふうに力を入れていくか。二つには、水産物は確実に輸入が多くなっております。これについてどういうふうに対応をしていくのか。三つには、海の利用についてほかの分野との調整が大きな課題になっている、こういうことについて、今いろんな問……
○神田委員 参考人の皆さん方には、大変貴重な意見をありがとうございます。重複を避けまして二、三御質問をさせていただきます。 最初に池田参考人に御質問を申し上げますが、農村の活性化というのが非常に今求められているわけでありますけれども、そういう点からいいますと、今度の自由化問題というのは農家の皆さんにとって大変深刻な問題になるというふうに考えております。こういう影響がどんなふうに出てくるのかという点では、農村の活性化に反するという形で大変心配をしておりますが、その点の考え方をいただきたいと思うのであります。 また、担い手問題は、現実に私どもの地元の農業高校などは三百名卒業生が出てもわずか十八……
○神田委員 農村工業導入法の前に、本日いろいろ議論になっております牛肉、オレンジ交渉で一言大臣の方にお伺いをしたいと思うのであります。 大変厳しい、難しい交渉でございましたが、結果は残念ながら決裂という状況でありました。しかしながら、私どもはやはり我が国の主張を貫いて、下手な妥協をするよりもさらに交渉の継続を踏まえながら努力をしていくという今回の結果は、佐藤大臣、大変御苦労なさったようでありますけれども、今後ガット裁定の場になるのかあるいは二国間協議の形が継続される状況になるのかわかりませんが、ひとつ日本の畜産農業、果樹農業を守るという意味におきまして精力的な御活躍をお願いしたい、このように……
○神田委員 農林共済年金法一部改正につきまして、数点にわたって御質問を申し上げたいと思っております。
まず初めに、公的年金制度につきましては、昭和五十九年二月二十四日の閣議決定と先般の「長寿社会対策大綱」において、昭和七十年をめどとしてその一元化を行うという政府の方針が示されております。その一環といたしまして、昭和六十年の一連の年金制度改革が行われたわけでありますが、今後本格的な高齢化社会の到来を控えまして、公的年金一元化について、農水省はどのような対応を考えておりますか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁にありましたように、農林年金はその発足の経過からいたしま……
○神田委員 基本的な問題でございますので、多少重複するところがあるかと思いますが、お伺いをさせていただきます。 まず、四・五%の引き下げ諮問が出ましたが、昨年に引き続きまして大幅な引き下げであります。私ども、今全国の農家を歩いておりますと、大変な苦労をして減反政策に協力をしている。減反に協力をすれば何とか稲作の農業は守ってくれるのではないかというのが農家の人たちの率直な、素朴な感情であります。しかし、このように毎年毎年米価が引き下げられる。今答弁がありましたけれども、来年は新しい方式でやれば、ことしよりももっと米価が下がる、これは確実であります。そういうことになりますと、本当に政府はこの日本……
○神田委員 まず最初に、税制問題につきまして総理に御質問を申し上げたいと思うのであります。 先ごろの公聴会等々を拝聴しておりましても、この税制問題につきましては、まず第一に不公平税制の是正、それから所得税及び住民税等の減税、さらにはキャピタルゲイン課税等々の意見が強く出されております。 そのような中で、一方、政府税調は基本方針といたしまして検討項目を掲げておりますが、その中にはやはり不公平税制の是正、一層の所得税、住民税の減税、さらに資産に対する課税の適正化あるいは現行個別消費税体系の矛盾を是正する方策、これは間接税についてでありますが、このことについては幅広い議論をすべきであるというふう……
○神田委員 証人にお尋ねをいたしますが、先ほどリストの問題が問題になっておりますけれども、証人は、株の譲渡に過半自分が主導的にかかわっていた、こういうふうにお答えがありました。したがって、それだけ株の譲渡にかかわっていながら、コスモス社から出てきたこのリストについて一切承知をしてない、現時点まであるいは新聞を通じてしか承知をしてないということはまことに不自然でありますが、いかがでありますか、間違いありませんか。
【次の発言】 どう考えてもそれは非常に不自然なことですね。私は、自分が株の譲渡にかかわっていたということについて確認する意味においても、当然リクルートの方からも江副氏の方に話があってし……
○神田委員 私は、特に冷害救済対策につきまして御質問申し上げたいと思います。 過日、十月十三日に佐藤農林水産大臣に「農作物の冷害救済対策に関する申し入れ」をいたしましたが、これらにつきまして、各委員会での発言もありますので多少重複するところがありますが、基本的な問題について御質問を申し上げたいと思っております。 現在、我が国農業は、農産物需要の低迷、減反面積の拡大、農業労働力の減少と高齢化、生産構造の脆弱化及び農産物の内外価格差、農産物輸出競争の激化による輸入圧力の増大等によりまして、極めて厳しい状況に直面しております。このような状況の中で、ことしの冷夏、日照不足等の異常気象は、稲を初めと……
○神田委員 東北、北関東を中心とする冷災害に苦しんでおります農家の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思っております。 きょうは、冷害の対策問題について主に質問をしたいと思うのでありますが、その前に、米の輸入自由化の問題が新ラウンドの討議等を経ましてかなり動きがあるようでありますので、まず最初にその問題につきまして御質問を申し上げたいと思っております。 一つは、RMA、全米精米業者協会がアメリカ通商代表部に対しまして、日本の米市場の開放の提訴を行っておりますが、これについてその後の経過と日本の対応、この問題につきましてまず御答弁をいただきたいと思います。
○神田委員 畑作物の政策価格の問題について質問をするということでありましたが、その前に委員会運営について委員長に一言お願いをしたいと思うのでありますが、本日の委員会の設定は、畑作物の政策価格の決定を前にして、国会の意見をそこに反映をしてもらうというような趣旨で、したがって畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案と、肉用子牛生産安定等特別措置法案については、その趣旨の説明を受けることのみにし、質疑は来週に送って、今委員会の質疑は畑作物の政策価格の問題に集中をする、こういう理事会での取り決めでもあったにかかわらず、既にもうこの畑作物の政策価格が決定されているということは、理事間協議を踏……
○神田委員 畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案及び肉用子牛生産安定等特別措置法案について御質問を申し上げます。 まず初めに、農政審議会の「二十一世紀へ向けての農政の基本方向」、この第三章におきまして「産業として自立し得る農業の確立」として、大家畜生産については「今後、飼料基盤の拡充を図りつつ、経営体質の強化、飼養規模の拡大を進め、生産性の向上を図ることが必要である。」このように述べられております。肉用牛に関しては、具体的な対策として「飼料自給度の向上と粗飼料生産・利用の合理化」「繁殖経営の規模拡大」「合理的な肥育の推進」「繁殖肥育一貫生産の推進」「新技術等を活用した改良増殖……
○神田委員 私は、民社党・民主連合を代表いたしまして、ただいま自民党より提案のありました平成元年度予算案議決のための本会議開催に対しまして、断固反対の意を表明するものであります。 反対の主たる理由は、自民党が予算委員会において我々議員の審議権を一方的に封殺し、単独で審議を行い、国政の基本にかかわる予算案を単独強行採決したことであります。 我が党は、予算審議のおくれが国民生活に重大な影響を与えることを深く考慮し、竹下総理の退陣表明を受けて、三野党と協議し、予算の審議入りと中曽根前総理の証人喚問のための十分な審議日数を要求したのであります。それにもかかわらず、自民党はこれを拒否し、強行採決を行……
○神田委員 本日大臣の就任のごあいさつがあったというふうに伺っておりますが、今私も地方に参りまして農家にお伺いしますと、ほとんどの農家の人が将来の農業に対しまして非常に不安を持っている。ただいま減反のお話がございましたが、この間会いましたある専業農家の人は、ちょうど自分が学校を終わって農業に入ってからずっと二十年間減反ばかりだ、これから先も自分の人生の中で農業と取り組んでいってずっと減反ばかり、そんなふうな農政になるのだろうかと大変真剣に心配をしておりました。 そこで、大臣にお伺いしますが、農家が希望を持てるような農政を展開すべきであるというふうに考えますが、どのようなお考えをお持ちでありま……
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