このページでは中井洽衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○中井委員 質問を始めます前に、法案審議に当たりまして参議院の予算委員会との関係で、前の遠藤議員あるいは寺前議員そして私と、大臣がお抜けになる、いろいろと御努力はいただいた結果だとは思いますけれども、大変残念だ。こういうことのないような形で今後委員会の質疑は行われる、このように委員長にもお取り計らいや御努力をお願い申し上げたいと思います。 法案につきましては賛成でありますし、中身そのものをそういろいろと議論するつもりはありませんが、簡単に一、二聞かせていただきます。 この法律改正は、言うまでもなく朝日新聞のカメラマンのサンゴ損傷事件に端を発して改正がなされたわけでございます。昔の議論は知り……
○中井委員 限られた時間ですし、この法案に賛成でありますので、簡単に質問をさせていただきます。
過去、閉鎖性水域にかかわる水質の総量規制、あるいはまた瀬戸内海の臨時措置法、あるいはまた湖沼水質保全法、それぞれの必要に応じて環境庁大変御苦労されて、それぞれの省庁との、特に縦割りの縄張り意識のある中で調整なすって法案をつくられ、今日まで来られた。今回のこの法改正も大体そういう範囲の中で、また、従来とそうたがわないやり方の中で法体系そのものがつくられておる、こういうふうに理解をしておりますけれども、それでいいですか。
【次の発言】 そういうもろもろの法や規制の中で、例えば東京湾、伊勢湾あるいは瀬戸……
○中井委員 私が初めてこのスパイクタイヤによる粉じん公害という話を聞きましたのは、当委員会で十年ぐらい前になろうかと考えております。私どもの郷里ではめったに雪は降りませんし、大臣のところもめったに雪はお降りにならない。初め、そんなことがあるのかなという思いで話を聞かせていただきました。その後、寒冷地の議員の方々は熱心に御議論なすって、結果こういう法案の審議というところを今日迎えたわけであります。先ほどからの長い審議も含めまして、大臣、どんな考えをお持ちか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 私どもの党もこの法案には賛成であります。しかし、先ほどからいろいろと御質疑がありましたように、他党の方も……
○中井委員 最初に、委員長以下各党の理事の皆さん方の御理解を得まして、時間を大変御配慮をいただきましたことをお礼を申し上げます。 水俣病に関する問題につきましては、ただいま長時間にわたって質問なさいました馬場先生が本当に熱心にお取り組みであります。すべてその中の質問に含まれておるかと考えますけれども、私も与えられました時間の範囲で疑問に思う点、何点かお尋ねをいたします。 最初に、提案者の福島先生にも、馬場先生に対すると同じく水俣病解決に関しまして長年御尽力をいただいておること、そして同時に、三たびこの法案の提出者になられたこと、心から敬意を表するところでございます。同時に、お地元の常に関心……
○中井委員 提出者の皆さん、本当に御苦労さまでございます。先ほどからお話ありましたように、画期的な論議、大変有意義にお聞かせをいただきました。これから長丁場になられますけれども、ひとつ十分御健闘いただきますよう、お祈りを申し上げます。 私は、共産党を除く野党四会派提案の廃止法案に賛成、政府提出の見直し案に反対の立場で質問をいたします。ただ、少し時間がずれ込んでおりまして、江田先生のテレビの時間が狂うといけませんので、口早く御質問いたしますので、簡単にお答えをいただきたい、このように思います。 最初に、提出者として、政府提出の見直し案について、どういったところが欠点とお考えであるかお尋ねをい……
○中井委員 私は最初に、この野党提出の法案、政府提出の法案が、衆議院で多分初めてと言えるような形で十分質疑が行われてきたこと、これに御努力をなさいました関係者各位に心から敬意を表したいと思います。同時に、私の民社党あるいは今しゃべられました共産党さん、ふだんの委員会ですとなかなか割り当て時間等大変少ないものがありますが、十分論議の時間を配慮していただいた、このことに関して、委員長以下各党の理事の皆さんにもお礼を申し上げたい、このように考えます。 消費税の見直し法案について質問をさせていただきます。 最初に、総理と大蔵大臣。今の総理大臣、大蔵大臣としての月給で所得税、住民税はどのぐらいで、こ……
○中井委員 私、三年七カ月ぶりに国会に戻ってまいりまして、浦島太郎みたいなところもございます。大蔵の委員会は初めてなものですから、大変御専門の方に素人的なことを聞くかもしれませんが、短い時間でございますので、わかりやすく御答弁をいただければありがたいと思います。 先ほどの質疑の中で、いわゆる隠れ借金についての御説明がございました。国債費の定率繰り入れの停止というものを随分過去続けてまいりました。この金額は十五兆円くらいになると聞いておりますが、これの場合には隠れ借金と考えていない、返さなければならないものだ、国債ですから返していくわけですが、基金の中に入れていかなければならないものだというふ……
○中井委員 橋本大蔵大臣にお尋ねをいたします。
先ほどからもたびたびと過般の日米蔵相会議のことについて御質疑がございました。たびたびで恐縮ですが、私も党の代表ということでございますので、簡単にお尋ねをいたします。
ブレイディ財務長官と長時間にわたって会談をされて、共同声明を発表されました。現在の日本の円安の状況というものを、この共同声明における両国の立場、そういったものから見てどのようにお考えになっていらっしゃるか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 私どもも円安ということを大変心配をいたしておりまして、一刻も早い安定を望むものであります。しかし、市場等いろいろな動きがある中で、例えばうわ……
○中井委員 私どもの党はこの法案に対して賛成でありますし、時間も十分ということですので、極めて簡単に二、三の観点から方向等をお尋ね申し上げたいと思います。
最初に、先物取引というのが世界のどういう国国でやられておるのか、その取引所で日本のような税金をかけておるところはあるのかないのか、この点について再度お答えをいただきます。
【次の発言】 すべての問題で国際性がやかましいとき、しかも金融先進国だけにこういうのが成熟して取引所としてある。しかも、それぞれの国の取引が非常に競争をし、またもたれ合っている。こういう今日の中で、日本の先物市場も当然国際性を持たなければならない、同時に、共通の倫理概念……
○中井委員 最初に、天皇陛下御即位記念貨幣法のことについて幾つかお尋ねをいたします。
先ほどの委員の質疑でもお答えがあったわけでありますが、今回の金貨の発行で大体一千億ぐらいの収入をお考えになっておられる、貨幣の原価そのものについては公表しないことになっておる、こういうお答えがあります。昭和天皇六十年の記念の金貨では、大体どれくらい収入をお考えになられ、実際どれくらい収入があったのですか。
【次の発言】 私どもは、お祝いで大変結構なことだと考えておりますから、別にとやかく言うつもりはないのですが、御在位六十年の金貨、それから今回発行を考えておられる金貨のやり方を見ておりますと、どうも金貨発行……
○中井委員 私も法案の質問に入る前に、大臣のリクルート献金の問題で一点だけお考え、御決意をお尋ねしたいと思います。 自民党さん、そして海部内閣のお決めになった倫理規程に従ってきちっと処理をされるのだろうと考えておりますから、中身のことを聞くつもりはありません。ただ、リクルート問題の場合には、特に労働省だけでなしにNTT問題等と深くつながっていることはもう御承知のとおりであります。その監督官庁の郵政大臣としてのお立場ということがあろうかと思います。 同時に、午後からNHKの審議に入りますが、三百円の値上げをめぐって私ども本当に真剣に審議していかなければならない。そのときに常に反省をしていかな……
○中井委員 島会長にお尋ねをいたします。
昨日の委員会の論議でも出されたと思うのですが、去る衆議院の選挙の最中にNHKの世論調査なるものが週刊誌等で公表に近い形で発表された、このことについて、私も党の代表ということでございますので、どのようにお考えになっていらっしゃるか、御見解を承ります。
【次の発言】 実は、NHKの世論調査というのは、大変信頼の厚い、しかも選挙に関しては非常に評価の高い世論調査であると私どもは聞かせていただいております。もちろん、放送機関として精度の高い世論調査をやっていくのはこれからもお続けいただかなければなりませんし、このようなことがあって、選挙の世論調査等、何らかの……
○中井委員 最初に大臣に、今御議論のあったリクルート問題でお答えをちょうだいいたします。 過日開かれました委員会で、私は大臣にお考えをちょうだいをいたしました。海部内閣の内部の倫理規定だ、私どもはそう考えてこの問題を見詰めておる、その中で御答弁をいただきました。大臣からは、届け出が遅かったというようなお答えをちょうだいしたように記憶をいたしております。私ども党としては、そういう御答弁でどうかなとは思いましたけれども、逓信委員会で私がお答えを聞いたということで、予算委員会等では一切お尋ねをしないで今日まで参りました。過般の、おくれておりました大臣所信表明の中で、最後に、いろいろと御迷惑をおかけ……
○中井委員 九人目ですのであるいは質問等も随分重なるかもしれませんが、お許しをいただきまして、賛成の法案ですので簡単にお尋ねをしたい、このように思います。 今回、地方分散に関する研究会の研究報告を受けて郵政省は、各省といろいろと折衝の結果、大変御苦心をいただいてこういう通信・放送衛星機構の中に新たに業務を授ける法案を作成されたわけでありますが、今国会で通信・放送衛星機構に新しい業務を設ける法案を審議するのは二つ目であります。行政改革等いろいろあって、どんどんと分野の広がる電気通信関係の法案あるいは援助をやりたくてもなかなかやれない面もあろうかと思うのでありますが、一方、こういう形で衛星機構本……
○中井委員 今回のこの法案、先ほどからお話を伺っておりますと、大都市における郵便局の設置困難に伴って法改正をするということが書かれ、言われておるわけでありますが、法案の中身そのものを見せていただきますと、別に大都市でなくてもこういう形での簡易郵便局をつくっていけるというふうに判断をするわけであります。 例えば受託の順位、今までは公共団体、農協、個人というふうになっておりましたが、この順位等も取り外してしまう、そういったことを含めると、郵政省全体としては、大都市に当面の間は絞るけれども、従来の設置基準というものを変えて、日本じゅうどこでも、法人が資格さえ有してまた十分法の意義にかなうならばどこ……
○中井委員 最初にボランティア貯金のことについて二、三お尋ねをいたします。
先ほどからも御質疑があったと思いますけれども、大体どのぐらい最低集めて、一年間にどのぐらいの利子を寄附をされるという御計画ですか。
【次の発言】 勉強不足で恐縮ですが、お話を聞いていると、今ある貯金をそういう形に移してくれというお願いをするのですか。それとも、ボランティアによって寄附をするために新しく貯金をしてくれとお願いをしていくのですか。どちらが主ですか。
【次の発言】 私は、新しくこういうのを大々的に宣伝なさって、学校とか常に海外へ援助活動をされておる団体とかそういったところへお願いをして、預金獲得と一緒におや……
○中井委員 科学技術庁に来ていただいておりますので、最初に、過般起こりました美浜原発の事故の件でお尋ねをいたします。
大変残念な事故が起こったわけであります。環境委員会ですから原因とかそんなことは関係なしに、海水にこの事故で放出された放射能の量あるいは影響、そういったものをお調べになったと思います。結果を御報告いただきます。
【次の発言】 事故は残念ですが、大したことなしに、環境にも何にも影響がない、こういう御報告であります。
九日発生したこの事故に対して、福井県は十二日に、何もなかった、こういうことを、安全宣言をマスコミを通じて発表いたしました。私ども、こういう事故は初めてでありますが、……
○中井委員 この法案に賛成でありますし、もう既に議論も尽くされておりますし、時間もありませんので簡単に、気になる点だけお尋ねをいたします。 法案を読ましていただいたわけでありますが、これはかすみ網の所持をするということを完全に禁止をしてあるのかどうかということをまず一点お尋ねをしたい。 この法案には、鳥獣の捕獲目的で所持することを禁止する。ただ何となく持っているんだったらいいのかと思うのですが、後段には学術研究のために許可をする、こうなっております。そこのところを確認をさせていただきます。要するに、学術研究以外では持てないのか、ただ何となく持っておるだけだったらいいのか、この解釈であります……
○中井委員 時間がありませんので、私も大蔵大臣に湾岸戦争の援助九十億ドルの拠出の問題を中心に、簡単にお尋ねをしたいと思います。 私どもの党は、残念ながら起こりました今回の湾岸戦争、これの政府の対応というものを御支持、御支援申し上げる、できる限り国際社会での平和回復あるいはまた戦争が終わった後の日本の環境、こういったことを考える、できる限り援助をすべき、こういうことで主張を続けているところであります。したがいまして、九十億ドルの拠出につきましても、少し私どもの予想よりも額が多かったかなという感じも抱きましたけれども、使用目的あるいは算出根拠、そういったことは党内的な論議はありましたけれども、こ……
○中井委員 法案の審議に入ります前に、既に報じられ、話し合いが行われておりますいわゆる九十億ドルの援助拠出、政府あるいは自民党さんが大変な決意をもって公明党さんや私ども民社党の要求をおのみになって、増税一本やりじゃなしに、みずからの歳出削減等を含めて増税額を減らしていく、こういう決断をされて、補正予算あるいは予算の修正すら行われようとされておること、大変歓迎をいたします。また、大蔵大臣以下の御決断に心から敬意を表するところでございます。 それらの法案が出されましたらまた審議をさせていただきますが、出される前に一つだけ御確認をさせていただきたいことは、あの修正の中で予備費の減額二千億という項目……
○中井委員 二時に戦闘行為が停止をされるというアメリカ大統領の発表がございます。また、イラクの側も、国連決議十二本すべてを受け入れるという発表をいたしたようであります。この戦闘行為の停止を受けて間違いなく戦争停止、そして中近東の平和、こういったものがやってくる、この事態を心から歓迎をするものであります。同時に、国連決議を実行させるために二十数カ国の兵士の人々が命がけで世界平和のために戦ったこと、そして見事にこれを実行してくれたこと、このことに私は日本の国会議員の一員として心から感謝と敬意を表したい、このように考えております。 きょうのこの平和へ向かっての大きな動き、橋本大蔵大臣はどのようにお……
○中井委員 かねてから今度の国会は土地国会になるのではないかと言われておったわけでありますが、湾岸問題等が勃発をいたしまして、土地の問題についても意識が少し薄れてきた国会になったなという感じを抱いておりました。しかし、いよいよこれから租特あるいは地価税、こういったものが始まりまして、私どもも本当に真剣に今の地価高騰問題を含めて幅広い視野から対応していきたい、こんな気がいたしております。 大臣に最初にお尋ねしたいのでありますが、大臣は過去この委員会でも、また私の質問に対しましても、土地高騰あるいは土地対策を税制でやるのはあくまでも補完的である、わき役的な立場だ、こういったことを言われ続けてまい……
○中井委員 私どもは、今審議しております三法に賛成であります。十五分でありますので、関連して簡単に幾つかの点で質問をいたします。
欧州復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案の中で、いろいろと勉強させていただきますと、ソビエトに対する融資の規制というものが載っております。これについて御説明をいただくと同時に、どうして一番困窮をしておるソビエトに対してこういう制限がつけられたのか、これらの点について御説明をいただきます。
【次の発言】 先ほど日笠議員から、哲学を持って対外援助をすべきだというお話がございました。今回の欧州復興開発銀行の目的等を見させていただきますと、今正森先生からお話があっ……
○中井委員 私どもは今回審議されております四つの法案、賛成であります。持ち時間が十一分でありますので、法案の中身に入っておられませんので、二、三の重要な点について大臣に簡単にお尋ねをして質疑にかえたい、このように思います。 大臣、週末に欧州復興開発銀行設立総会、G7に御出席、非常に重要な会議だと思います。承れば十六日に御帰国、委員会の日程等をお考えいただいて、無理やりお帰りいただくと聞かしていただいております。政治改革の中でこういう重要な会議、国会の日程ではしょって帰らなければならないというのはどうだろうという議論を今積極的にしていきたい、このように私どもは考えております。 それはさておき……
○中井委員 地価税法案についてお尋ねをいたします。 最初に、法案の理由というところに、「土地に対する適正かつ公平な税負担の確保を図りつつ土地政策に資するため、地価税を創設することとし、」このように述べられております。大臣の趣旨説明、提案理由の説明には、「土地に対する適正・公平な税負担を確保しつつ、土地の資産としての有利性を縮減し土地政策に資するため、」と、こういう形で述べられております。地価税に対する政府税調を含めての国民的な議論の中で、土地神話を崩す、そして、土地の価格を引き下げて働いている人たちがその所得で土地と住宅を手に入れられるようにしよう、こういう大きな合意があったと思うのでありま……
○中井委員 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております地価税法案に対し、賛成討論を行います。 我が国は世界に冠たる経済大国となりましたが、国民の生活はこれに見合う豊かさが感じられません。民社党は、国民が経済力にふさわしいゆとりと潤いのある生活を送れるよう、生活先進国の建設を主張してまいりました。その中でも、地価高騰でマイホームの夢を打ち破られたサラリーマンを救済するため、土地住宅対策を最重要課題として、これに真摯に取り組んでまいりました。土地税制の抜本改革、土地本位の金融構造の是正、都市計画の再構築、これらが三位一体となって有機的に組み合わされてこそ、初めて地価を大幅に引き下げ、勤……
○中井委員 御議論のありましたように、政府は掃海艇のペルシャ湾への派遣を決定され、実行されようといたしております。 私どもの党は、国際的貢献と同時に、ペルシャ湾を通過する我が国の船舶の安全が我が国にとって必要不可欠なこと、この二つの点から、政府の決定は当然の措置だと、これに賛成をいたしております。同時に、政府・与党の今回の御決断に敬意を表するものであります。 ただ、去年八月以来のいろいろな国会の議論、政府の対応等見させていただいておりますと、例えば去年の国連平和協力法あるいは難民の輸送に伴う自衛隊機の派遣、あるいはまた今度の掃海艇の派遣決定等、少し微妙に決断の時期が遅い、私はそのように感じ……
○中井委員 大臣にお尋ねをいたします。 七月二日、我が党の中野政審会長が党を代表して、今回の証券不祥事に関して金融対策の申し入れを大臣のところへ行いました。日本型SECをつくれ等を含んだ提言であります。大変お忙しい中、丁寧にお答えをいただいたと私どもは考えております。同時に、終わりましてから中野政審会長の手で記者会見がなされ、幾つかの新聞にも載り、我が党の機関紙にも詳しく載ったところでございます。私その日は立ち会うことができませんで、後刻報告を聞かせていただきました。意見の相違はいろいろありますが、その中で二つ、私は、これはちょっと大臣、言葉足らずかお考え違いじゃないか、こう思うところがござ……
○中井委員 最初に、関谷大臣、おめでとうございます。また、御兄弟で大臣と次官という珍しいことでありますが、特にお二人にとりましてはお父様、加藤常太郎先生が格別この委員会で御努力をいただきましたし、私ども大変御指導を賜りました。そういった意味で、大臣が郵政大臣になられたと聞かしていただいて、本当に感慨深いものがございます。大臣も格別のお喜びであろうかと思いますが、どうぞ充実した活動をいただきますよう、冒頭激励とお祈りを申し上げる次第であります。 湾岸戦争、湾岸危機のことで少しお尋ねをいたします。 先ほどから既にこの戦争に対する大臣の考え等、他の議員にお答えになっておられたわけであります。中に……
○中井委員 去年の当委員会におきましても法案が出てまいりまして、そのときにも質問をしたわけでありますが、同じようなことをお尋ねしなければならないかと思います。 電気通信あるいは放送分野が私どもの想像以上にどんどん発展的に広がる。このことは大変歓迎すべきこと、そして郵政省がそういうすさまじい技術の発展に必死でついていかれている、あるいはリードされようとされておる、このことには心から敬意を表するわけであります。しかし、郵政省で新しい分野への補助、援助、これをやろうと思えば、何かというと通信・放送衛星機構へ任務をふやしてやっていこう。少し機構的にもまた制度的にも無理があるんじゃないか、そういったこ……
○中井委員 最初に、簡保年金の現在の契約量はどのぐらいになっておるのか、また、その契約量は金額でいけば他の民間の生命保険会社なんかと比べてどのぐらいのところに位置するのか、お聞かせをいただきます。
【次の発言】 今の資金量、現在トータルでは。
【次の発言】 違うな、僕の聞いていることと答えが。違うのを読んでおるんだろう。
【次の発言】 御努力いただいて、いずれにしましても、お聞かせいただきますともう世界一の契約高であろうか。
そうしますと、郵便局といいますか郵政省というのは、保険、年金、それから預金と、世界一のものを持っておる大変な組織であると思わざるを得ません。今日までそういう組織をつくり……
○中井委員 今回の法案に関しましては、私ども、行政改革やらあるいは都会における公有地の売却、有効利用、こういったことを提言し続けました党としては、郵政省、よく風穴をあけた、結構なことだ、大いに実効ある方法で運用してほしい、こういう立場で賛成をし、その立場からまた幾つかの点で質問をさせていただきたいと思います。 最初に、国民にとって郵便局というのは大変なじみがあるのですが、郵政省あるいは郵政局というのは余りなじみがありません。ところが中央の郵政省、大変立派なビルになりました。それぞれのところにあります、東海郵政局とか、古ぼけたところもありますが、大変いい場所に立派な建物が建っております。しかし……
○中井委員 大臣も会長もお疲れでございましょうが、私で最後でございますので、簡潔にお答えをいただきますようお願いいたします。
まず最初に、先ほどからたくさん出ておりましたが、湾岸危機の報道について幾つかの点でお尋ねを申します。
八月の五日から始まりました湾岸危機、湾岸戦争、これでNHKは大変な、集中的な報道をなさいました。この特別に集中して行われた報道番組のために使われた費用というのは幾らぐらいになるか、御計算できているでしょうか。
【次の発言】 これは、こういう報道がなくて普通の放送をされたときと比べてどのくらい予算オーバーになってしまうのか、それがこれからのNHKの決算体制にどう影響を……
○中井委員 大臣に最初にお尋ねをいたします。 大蔵省の金融制度調査会の方が盛んに議論を重ねまして、銀行と証券あるいは生保と損保の相互参入、大きく前進しようといたしております。また、生保と損保等の金融業務への参入等も議論になっておると聞いております。私が言うまでもなく、郵政省は世界で最大の貯金を持ち、また世界で最大の資金量を持つ保険も持っておりまして、変わった形で国の事業として銀行あるいは保険、こういう業務をおやりになっているわけであります。それをつかさどる大臣として、各銀行、証券、生保、損保、これらの相互参入問題についてどのような御所見をお持ちであるのか、お尋ねをいたします。
○中井委員 法案について、幾つかお尋ねをいたします。
大変な設備と機械が新しい制度導入によって要るわけであります。これらの設備や機械の日本製の世界における水準というのはかなりレベルの高いものだと私どもは考えておりますが、そのように考えて間違いありませんか。
【次の発言】 移行するのに七年の月日を置きます。それぞれの船舶等がこれらの新制度にきっちりとはまっていくのに、大変な設備投資等が要るわけであります。日本の場合には何とか法律を守ってやっていただけると思いますが、他の国々ではなかなかということもあろうかと思います。そういうことに際して、日本が技術的あるいはまた資金的な援助といったことも要求さ……
○中井委員 長時間にわたって御苦労さまでございます。 最初に、会長にお尋ねをいたします。 先ほどももう既に論議が出ておりましたが、過般電波政策審議会の報告書が提出をされました。そこにはいろいろと書かれておりますが、結局は電波料金を取ったらどうだという方向であります。 今電波料金をどうするかということで論議が行われております。武部先生、随分慎重に御質問をなさっておられまして、それを私が無遠慮に会長に聞くのはどうかと思ったのでございますが、会長として、NHKというお立場で、電波料金を払えと言われたときにどうなんだろう、またこれからのお話であろうかと思いますが、率直な現在のお考えをお尋ねいたし……
○中井委員 今回の証券不祥事に関して、過般の大蔵委員会の閉会中審査で私は大蔵大臣に、補てん先のリストを出せ、そして大臣は出すよう努力する、そしてそれは一切制限なしかというお尋ねをいたしましたところ、制限なしというお答えでありました。現実にそのとおり、大蔵省から出なかったことは残念でありますが、協会を通じて出されたということは私は率直に評価をしたい、このように思います。しかし、出されたリストそのものが幾つか問題があるんじゃないかと考えております。 そういう意味で、冒頭このリストの問題あるいは補てん先の問題等で質問をいたします。 このリストあるいは証券会社の補てんの自主報告あるいは国税で更正決……
○中井委員 証人は先ほど、大蔵省の行政指導があって営業特金を閉じなきゃならない、閉じるについてはトラブルがいろいろあってというところでほかのお答えになられました。その後、推測いたしますと、それについて補てんをやむを得ずやった、そのことが田淵前社長の、大蔵省がお認めをいただいておる、こういう株主総会での発言につなかったと私どもは考えておりますが、間違いありませんか。
【次の発言】 昨日、私は当委員会で質問いたしましたし、今正森議員からもお尋ねがありました。自主報告を出された中で、野村証券は、国債先物売買、いわゆる国税の対象となるものだけに限って補てんとして出されておる。このことは、大蔵省ときっち……
○中井委員 行革審の鈴木会長、きょうはありがとうございます。お忙しい御日程のようでございますので、先に会長としてのお考えを数点承らせていただきたいと思います。 まず最初に、大変御無礼な情けない言い方になるかもしれませんが、今般御努力をいただきまして不正取引の基本的是正策に関する答申をおまとめをいただきました。これはこれで大変御苦労をおかけした立派な答申であろうか、このように思います。しかし、申し上げましたように、大変御不快に思われるかもしれませんが、メンバーを見させていただきますと、やはり補てん先と言われたところに御関係のお方がおられる。同時に、御当人が目の前におられて恐縮ですが、長岡さんも……
○中井委員 NHKの決算に入らしていただきます前に、最初に、現在国会で衆参ともに審議が行われております証券の不祥事事件で、損失補てんを受けた会社の中に、二社、KDDとそれから東京放送が補てんを受けておったという事実が発表されております。これについて郵政省はその中身、内容等どのように把握をされておられるのか、御報告をいただきます。
【次の発言】 大臣はこういう御報告を受けられてどのように感じておられますか。
【次の発言】 私が言うまでもなく、KDDは法律による会社であります。また、東京放送は免許会社であります。これらの会社が、資金運用的には別に構わないわけでありますが、しかし、結果的にこれだけ社……
○中井委員 最初に、私も他党の皆さんと一緒に、羽田大蔵大臣、村井政務次官の御就任を心からお祝いを申し上げます。財政状況大変厳しい時期、また金融・証券等難しい時期であります。御奮闘のほどお祈りを申し上げます。 先ほど同僚の村上議員から、バブル経済破綻の原因についての御質問がありました。証券・金融の特別委員会等でもたびたびこのことが議論をされ、私もそのとおりだというふうに考えております。その中でもう少しつけ加えて、こういうバブル経済が起こったことに対する大臣の認識等お尋ねを申し上げていきたいと思います。 結局プラザ合意以来かつてない超低金利政策をとってきた、このことが原因だ、こう言われておりま……
○中井委員 最初に、大臣にお尋ねをいたします。
大臣、いわゆる建設国債と赤字国債、法的にはきちっとなされているわけでありますが、一般的な概念でいってどういう違いをお持ちか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 私どももそういう理解のもとに過去審議をし議論をしてきたわけでありますが、今回この補正予算、私ども賛成でありますし、別に注文をつけるわけじゃありませんが、限度いっぱい一兆三千八百七十億円のいわゆる建設国債が発行されます。しかし、支出等を考えますと、ほとんど一般経費の足りない部分を埋めていくのじゃないか。こういうふうに考えますと、必ずしも建設国債、赤字国債の概念というのが、発行のときにはいろ……
○中井委員 大臣の所信に対しまして、久しぶりですので基本的なことを時間の間で聞いていきたい、このように思います。 昨年大臣に御就任後、地球環境という大きな目標に向かって意欲的にお取り組みをいただき、特にその中でも環境庁を環境省に昇格をぜひさせたいんだ、こういう強い意欲でお取り組みをいただいているように聞いています。臨時行政改革推進審議会等も、環境問題に対する対応の強化、こういったことを打ち出され、また環境庁も中央公害対策審議会や自然環境保全審議会に対して、簡単に言えば公害対策から地球的規模の環境対策へどういう対応をするかという諮問をされたと聞かせていただいております。この環境庁から環境省への……
○中井委員 私どもはこの法案に賛成であります。賛成の立場から、短い時間ですが、幾つかお尋ねをいたします。 いつも公害防止事業団のことを思いますと、これだけ民間の企業、産業いろいろ発達した中で、どうしてこう公害防止事業団というものが一枚かんでいろいろな仕事をやらなければならないのかと率直に思うわけであります。環境ということはなかなか利益を生み出すということは難しゅうございますから、過日大臣にも御質問で申し上げましたように、税制とか資金とか技術とかそういった形で援助だけしていけば、ここに改正で出ておるような事業団がやろうとするような業務というのは大体民間でやっていけるのではないかと私どもは実は考……
○中井委員 法案に対する質問に入ります前に、一、二点環境庁長官にお尋ねをいたします。 昨日、大変議論の多い長良川河口堰に関する追加調査というものが建設省の方から発表されました。私も、この委員会で二度ほどこの問題については質問もいたしてまいりましたし、自分自身の選挙区の問題でもございます。私自身は、この河口ぜきの問題は、環境問題から問題提起はされたけれども環境問題ではない、こういうことを今日まで一貫して言い続けてまいりました。利水、治水の面から考えるべき、同時に、公共事業が三十年もかかるというところに問題があるんだ、こういったことを言い続けてまいりました。 きのうの追加調査を見ますと、まあ大……
○中井委員 私どもの党は、この法案に賛成であります。
本日は、党大会が行われておりましたし、また今まで大蔵委員会で質疑をやっておりました。他党の方の質問を聞いておりませんので重なる面もあろうかと思いますし、ごく初歩的な質問になろうかと思いますが、お許しを賜りたいと思います。順次、疑問に思うところ、気になるところだけお尋ねをいたします。
この法案は種の保存を図るということでつくられる法案でありますが、日本には大体野生動植物の種というのはどのくらい数があるのですか。
【次の発言】 大変な数でありますが、この法案では、絶滅のおそれのある種、こうなっておりますし、先ほどからおそれがあるということに……
○中井委員 大臣の委員会における所信表明の中から幾つか時間の範囲でお尋ねをいたします。 景気について去年政府がいろいろな文書で出されたり、また各所轄の大臣が述べられたよりかかなり慎重な言い回しになっていると思いますが、それでも国の経済の動向についてかなり自信を持っておられる、こういう文書のようにも私どもは判断をしております。しかし、実際私どもが肌身で感じておる景気というのは、そんなにのんきに言えるようなものではないのじゃないか。あるいはまた二月ごろの倒産の状況あるいは各会社の利益予想の修正等を聞いておりますと、かなり景気が落ち込んでおる、冷え込んでおる、このことを心配いたしております。来年度……
○中井委員 最初に、過日の委員会で大臣の所信に対してお尋ねをしましたときに、冒頭、本会議の財政演説と大臣の所信表明とを比べて、所信表明の中の第三、「調和ある対外経済関係の形成と世界経済発展への貢献」の項で、一番に財政演説で載っております日米首脳会談の問題が抜けておる、どういう理由だ、こうお尋ねいたしましたところ、大臣は、財政演説の中で抜けておると思ってお答えになられた、こういう答弁でありました。私は時間がなかったものですから、訂正せずに、再質問せずにそのまま質問いたしました。きょうは少し時間をいただきましたので、この点を重ねてお尋ねをし、答弁を御訂正いただきたいと思います。
○中井委員 民社党の中井浩でございます。お忙しいところ、ありがとうございました。 正森委員お話ありましたように、私どもも小さい政党で十分しか時間がございませんので、簡単にそれぞれの先生にお尋ねをいたします。 金子先生にお尋ねをいたしますが、実は私どもの党はこの法案の賛否をまだ決めておりません。きょうは参考人の皆さんの御意見を聞かせていただこうと思ったら、四人とも賛成という実に珍しいことでございまして、それぞれに楽しく聞かせていただきました。 私どもの党で議論になっておりますのは、法人税と自動車の税、この二つでございます。お話ありましたように、財政あるいは国庫収入ということに関してはつじつ……
○中井委員 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております税制三法案について討論を行います。 まず、相続税法の一部を改正する法律案には賛成です。我が党は、土地評価額引き上げによる相続税の負担増を軽減するため、課税最低限の引き上げ、税率調整、小規模宅地等の減額措置拡充及び申告期限の延長などを求めてきました。本法案は民社党提案の内容を盛り込んだものであり、賛成すべきと考えます。 次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案、法人特別税法案には反対です。 我が党は、両院め代表質問や各委員会での質問、予算編成前の党首会談などで、政府に、歳入欠陥を理由に安易に増税を行わないよう強く求めてまいり……
○中井委員 法案の質疑に入ります前に、簡単に二、三、現行の景気についてお尋ねをいたします。
私は、株というのはやはり景気を見る鏡の一つだ、こんなふうに考えておりますが、昨日来からいろいろと現行の株価について御答弁がありました。しかし、今の株の商いの薄さあるいは株価の安さ、こういったことを考えると、もっと、ああいう期末的なものだとかそういうことじゃなしに、景気対策の面で真剣に受けとめていかなけりゃならないんじゃないかと考えていますが、大臣、いかがですか。
【次の発言】 そうしますと、ここ一カ月余りで円が随分安く、円安という形で推移しております。この動向については、大臣、どうお考えですか。
○中井委員 山上参考人にお尋ねをいたします。 きょうは長時間ありがとうございます。先ほどからいろいろ御議論ございましたように、去年の証券不祥事を含めて、会計監査というものがうまくいっていない問題がたくさん出てまいりました。そういう問題が続発をするというのは、法律や会計士さんの制度、そういったものに何か大きな欠陥があるのだろうか。あるいは日本的企業風土の中で、なかなか毅然としてチェックをできない、そういう日本独特の理由によるものだろうか。あるいは公認会計士さんのプロとしてのモラルの欠如か。率直に会長とされて、長年の御経験から、どれが一番だとお思いでございましょうか。
○中井委員 過日、東洋信金、昨年来大変な不祥事で騒がせました東洋信金の処理というのが終わったようであります。私どもも、信用不安という面からこういう処理もやむを得ないと考えておりますが、一方あれだけの不祥事を起こした銀行というのが、信用金庫でありますが、つぶれずに処理をされる、ここらに何かひっかかるものもあることも事実であります。 それで、大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、大蔵省の監督をする金融機関あるいは証券会社等がつぶれたときあるいはつぶれかかるとき、どういう法律を根拠に大蔵省が介入をしてこれらを防いていくのか、あるいはまたどういう手順でそういったことをやっていくのか、ここら辺をきちっとされ……
○中井委員 証券法の改正に絞ってお尋ねをいたします。 この法案がつくられ提出されるまでの間、極めて短期間、私どもは日本版SECを思い切って大蔵省の外へつくれということを提言をしてまいりました。しかし、同一政権内、今の行政の機構の中でなかなか難しい面もあるかと考えて、政府内の調整を見守らせていただいてまいりました。短期間の間にかなり思い切った委員会設置を中心とする案がつくられた。携わられた皆さん方に敬意を表したい、このように考えております。不満な点も幾つかございますが、私どもは現在の証券業界あるいは証券市場のあり方等を考えて、この法案を早く国会で成立をさすことが一つの前進と考えて法案に賛成をし……
○中井委員 民社党の中井洽です。 お忙しいところを御出席いただき、貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。特に証券業界と東証の理事長さんにはたびたびの御出席で、本当にありがとうございます。短い時間ですので、簡単にお尋ねいたします。 渡辺参考人と長岡参考人に共通でお尋ねいたします。 自主ルールを制定され、信用回復にいろいろと御努力なさっているわけでございますが、そういう中で、この法律で委員会がつくられます。それに合わせて、証券業界あるいは取引所におかれましても、監査あるいは検査、考査ですか、それぞれの部局の人数あるいはそういう部局の人たちの充実といったものの対策をおとりいただいて……
○中井委員 金融制度、証券取引制度の改革法案について質問をいたします。時間がなくて通告をしてありませんので、あちこち飛ぶ可能性もあるかもしれませんが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。 ここ一年ばかり、俗な言葉で言えば、カラスの鳴かない日はあっても金融の不祥事がマスコミをにぎわさない日はなかったというぐらい、目を覆うばかりの金融の不祥事件が続いてまいりました。証券に関しましては、法律改正、そして過般の監視委員会の創設、一つのけじめをつけてきたと私どもは考えています。しかし、そういう不祥事を背景にこの金融制度の改革法案を出して、同じことだから同時に審議をしろとたびたびの御督促がありましたけれ……
○中井委員 質問の順番に御配慮をいただきました委員長以下他党同僚議員の皆さんにお礼を申し上げます。 先週に引き続いて当法案の質疑に入りたいと思います。 最初に大臣にお尋ねいたしますが、今回のこの法案で民間の金融機関の変化、これについての枠組みができるわけであります。しかし、御承知のように日本には他国にない郵貯であるとかあるいは政府系金融機関、こういったものがあります。利用者の便利あるいは国際化、金融自由化に対応する、こういうことでありますが、これら政府系金融機関のあり方について御議論というのはこれからお進めになるのか、生命保険については来年を目指して議論がなされておると聞かしていただいてお……
○中井委員 先ほどから御質問をいろいろと聞いておりましたら、ほとんど私も用意したのに重なっておりまして、できるだけ重複を避け、違う観点からお尋ねをしたいと思います。しかし、最初に大臣に、大臣も各党お答えになりまして、おくたびれでありましょうが、私も党を代表していますので、同じようなことを聞かしていただきます。 私も逓信委員をさせていただいて長いのですが、前の前の郵政大臣、そして今回の郵政大臣、委員会初めての所信のときに金銭にまつわる不祥事で質疑が行われるというのは大変残念であります。特に郵便事業あるいは貯金、保険と世界一の信用を得て組織を動かしておる長が続けざまにそういうこと、こういうことを……
○中井委員 最初に、通信・放送衛星機構法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 平成二年度、三年度と新たな業務が追加をされて、質疑をいたしました。そのときに、これは名前を変えたらどうだということを私申し上げました。今回、名前を変えることを含めての御提案でありますが、「衛星」という言葉が取られております。第三次の臨時行政改革推進審議会で、答申の中に、この通信・放送衛星機構を通信・放送機構という形にかえて、衛星の管制体制、この業務の方を平成七年には独立をさす、民営化をさす、こういったことが打ち出されていると私どもは承知をいたしております。今回のこの法の名称改正を含めまして、そういう方……
○中井委員 大臣も、会長以下NHKの方も御苦労さまでございます。大変長時間になりまして、私が最後でございますので、もし少し我慢をしておつき合いをいただきます。ただ、いつも最後でございまして、これだけ大勢の方が質問なさいますと大半が重なり合っておりますので、あるいは通告してお願いしたのと違う形でお尋ねしたり、他の観点からお尋ねということになろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 先ほど田並議員の議論の中で、交付金の増額のことで質疑がございまして、郵政大臣がかなり踏み込んだ御答弁をいただいた。私どもは大変歓迎をいたします。国際放送に対する交付金ということだけじゃなしに、受信料制度が……
○中井委員 私どもの党はこの両方の法案に賛成であります。その立場から幾つかお聞きするつもりであったわけでありますが、いつものことでありますが、大半各党さんと質問が重なっております。関心のある点、関連のある点で幾つかの点をお尋ねして質疑を終えたいと思います。 初めに、郵便貯金法の一部を改正する法律案に関してお尋ねをいたします。 ここ数年間の郵貯特別会計の運用益、損益状況というものを見せていただきますと、六十二年度は大変大幅な赤字、六十三年も累積で赤字、元年まで累積赤字、二年が大幅な黒字、そして三年の予算でも、まだ決算は出ていませんが、五百億前後の黒字が予想されているわけであります。これらの赤……
○中井委員 最初に、お年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。地球環境の保全を図るための事業を行う団体を加えようとする、こういう目的で大変結構なことでございますが、ボランティア貯金の中で寄附をいただいておる団体を見ますと、かなり地球の緑、森林を守る、こういう運動をボランティア的におやりになっているところヘボランティア基金からの寄附が行っております。これらと随分重なる可能性もありますか。こういう団体と重なる可能性がありますか。
【次の発言】 私も国会の環境委員会、もう十二年ほど引き続いてやっておりまして、昨今地球環境ということが世界の政治の大きな課題になって……
○中井委員 法案の質問に入る前に、ここ二、三日新聞等で簡保の株の長期的な直接運用、ちょうどあの新聞に出ました明くる日、私も大蔵委員会で質問の時間がありましたので大蔵大臣に尋ねたりいたしておりまして、前回の委員会でも少しやったらどうだということを申し上げたわけでありますが、波風を立てるつもりはありませんが、私どもは、長期的に一度十分検討に値する課題だと考えております。 大臣、ああいう騒動の後でお答えにくいかもしれませんし、内部的に御迷惑をかけてはいけませんが、率直にどのようにお考えになっておるか、同時に、今回見送るとしても、十分幅広い運用というものの中でおこたえをいただけるかどうか、お答えをお……
○中井委員 私も正森議員と同じく短時間、御配慮いただいて短時間しかありませんので、二、三の問題でお尋ねいたします。
最初に、大蔵大臣にお尋ねします。
現在の景気の動向というのをどういうふうにごらんになっているか。そして、この不況、どういうのが原因だとお考えになっているか、お聞かせをください。
【次の発言】 私、今五十ですが、二十くらいから考えて、こんな不況というのはちょっとないのではないかという感じを抱いております。それは今までの過去の不況というのは何か原因があった。例えばオイルショック不況だとか円高不況だとか名前をつけられ、対策の打ちょうも極めてわかりやすかった。しかし、今回は一言で片づ……
○中井委員 先ほどから同僚議員の質疑を聞きながら感じましたことを率直にお尋ねをして大臣のお考えを尋ねたい、このように考えております。 きょう閉会中審査がやられたのでありますが、実は、御承知のように年末各党理事相寄りまして、何ということだ、直ちに委員会をということでありましたが、私はその場で、大臣はあれは確信犯だ、したがって委員会開いてやれば、予算編成時期、また年賀状等大変現場が忙しい時期、余計混乱をする。こういうことを申し上げ、各党もそうだそうだということで今日になりました。 私は、大臣とも少しはおつき合いがありますから、お考えもわかるし、御性格も知っておるつもりであります。きょうの答弁等……
○中井委員 まず最初に、おくればせでありますが、大臣の御就任を心からお喜び申し上げます。 また、環境基本法という本当にここ十数年で一番重要な法案の一つが準備をされている時期の環境庁長官であります。一層御精進をいただきますよう、冒頭お祈りを申し上げます。 私も、もう十数年この委員会に所属をさせていただいておるのですが、一昨年ぐらいから、自民党内あるいはいろいろな団体、私ども政党も含めてでありますが、環境行政のあり方、特に現在の環境庁という存在をもっともっと幅広く力のあるものにしていく、それが地球環境あるいはこれからの日本の環境行政の推進に大変なプラスだ、こういうことで議論が始まり、環境省への……
○中井委員 法案の質疑に入らせていただきますが、実は、先ほどから議論を大変思い出深く聞いておりました。私は、昭和五十一年に国会へ出まして以来、四日市が地元でございますから、公健法の問題、何度も何度も質疑を繰り返してまいりました。そして、六十一年に落選したものですから、地域指定をなくしてしまうという大改正のときに実は質疑ができませんでした。このことは、自分自身大変残念な思いを今日まで持ってまいりました。そういう意味で、その当時のことを含めて少し議論していきたい。したがいまして、少し議論の中身が古いことがあって、御訂正いただかなければならないことがあるようなら、遠慮なしに御訂正を賜りたいな、こうい……
○中井委員 最初に、今回の質疑に当たりまして時間を大変御配慮いただきました委員長初め各党の皆さん方にお礼を申し上げます。私どももこの法案につきましては反対するものではありません。しかし、どうも幾つかひっかかるところがありますので、そんなところを中心に質疑をして納得をして賛成をしたいものだな、こんな思いでございます。 最初に、大臣にお尋ねをいたしますが、諸外国でもNGOというのは政府と関係しない団体をいうんだと思うのです。それが日本の国だけが環境のNGOに対して国からお金を出す、こういう発想というのはどんな点からきておるのか、これを聞きたいのですが、どうですか。
○中井委員 環境庁に基本法について順次お尋ねをいたします。 最初に、大変な御努力をいただいてこの法案をまとめられたことに対しまして、大臣初め環境庁の皆さんに心から敬意を表します。同時に、各党の皆さん方からそれぞれ質疑がありましたように、もう少し法案のあり方としてよりよいものが出たのではないかという思いもございます。片一方では、基本法だから今の国の政府の行政の仕組みの中ではこういうところが精いっぱいかという思いもございます。 法案をざっと見ました一番最初の感じは、従来の法律、公害に関するいろいろな法律を環境という面で一本化をした、同時に、地球環境保全、これに対する日本の取り組む姿勢というもの……
○中井委員 総理、遅くまで御苦労さまでございます。 この基本法をまとめるに当たって御努力をなさった環境庁長官あるいは環境庁の皆さん方に心から敬意を表します。同時に、熱心に御討議いただいて、法案修正を含めて与野党で話がまとまりました。修正部分も含めて全党賛成という形で法案が成立しそうだということで、大変うれしい限りであります。御努力をなされました各党の皆さん方にも敬意を表したい、このように考えます。 その修正の中で、これから通るわけではありますけれども、先ほど総理がお答えになりました環境の日の設定というのがこの中に入ります。その中で、環境の日の趣旨にふさわしい事業を実施するよう国及び地方公共……
○中井委員 林大蔵大臣、おめでとうございます。頑張っていただきますようお祈りをいたします。 選挙区である方にお目にかかりまして、どうですかと言いましたら、中井さん、ことしはホールインワンだ、こう言うから、何だろうと思いましたら、パットしないということのようでございまして、パットしないよりか大変厳しい経済状況、本当に一刻も早くできる限りの対策をとらなければいけない、こんなふうに考えております。 そこで、大臣の財政演説やら所信表明を聞かせていただいておりますと、冒頭に「我が国経済は、現在調整過程にあります。」こういうお言葉があります。先ほどから答弁の中で大変厳しい経済状況という認識を承りました……
○中井委員 大蔵大臣は、過日大変忙しい日程の中、アメリカへ行かれ、ベンツェン財務長官あるいはクリントン大統領ともお会いになられたと聞かせていただいております。大臣のアメリカ新政権に対する率直な感想、同時にベンツェンさんとどういう話し合いをされたか御報告をいただきます。
【次の発言】 大臣が会談をされました後今日まで、にわかな円高という状況になってまいりました。どうも過去、円高を心配いたしましたときにも、大蔵大臣や総理大臣がいろいろな会議を終えられて帰られると、日本にとってはつらいような円高等が出てくる、こんな印象を率直に受けるわけであります。
現在の円高は、かなり想像以上に速いピッチ、こう思……
○中井委員 民社党の中井洽です。お忙しいところ大変有意義な御議論をありがとうございました。 最初に大田参考人にお尋ねをいたします。 自民党さんの御推薦で出てみえました。一応、法案には賛成なのか反対なのかをまずお聞かせをいただきたい。 それから、先ほども老人マル優のお話がございました。金利も下がったということで、私どもは、補てんじゃありませんが、まあやむを得ないのではないか、こう考えていますが、これは御議論がありましたので省かせていただき、高齢者もこれからの社会では負担をすべきだ、こういう御意見がございます。消費税の導入以来、高齢者も実は負担をしておるのである、私どもはこのように考えており……
○中井委員 私も他党の同僚議員と同じく、法案に入ります前に、過日の金丸元自民党副総裁脱税事件で逮捕、この問題について一、二、国税庁にお尋ねをしたいと思います。 今ふっと目を上げましたら、あれは金丸さんの肖像画ですかね、皮肉なものであります。 お尋ねする前に、国税庁は今回の捜査、大変よくやっていただいた、私はこのことをまず申し上げたい。同時に、国民の中にも東京佐川事件の検察のああいう処置について大変もやもやした空気があったことが、こういうことで留飲が下がるというか、ぱっと明るくなった。そういう意味で今回の、当然といえば当然の捜査でありますけれども、国税庁当局に、あるいは東京国税当局に敬意を表……
○中井委員 総理にお尋ねをいたします。既に各党から幾つか同様の質問が出ていますが、私もロシアに対する援助の問題、このことについてお尋ねをしたいと思います。 ロシアのこういう現状の中で、にわかにフランスやらアメリカから、エリツィンを助けるために、こういう声が上がってまいりまして、外務次官もあしたお戻りになるとか、あるいはG7、七カ国蔵相会議が行われるとか、いろいろと対応が取りざたされているわけであります。もちろん民主化を進め、自由主義経済に進もうとしているロシアを助けるということについては、私どもは結構なことだと考えております。しかし、どうもエリツィン大統領を助けるということがマスコミの報道等……
○中井委員 法案についで、関連することを二、三お尋ねをいたします。 今、同僚の正森議員の質疑に対しまして、現在、下部のそれぞれの機関に対しては発行の道を開くことは考えていない、こういうお答えでありました。 しかし、自己資本の充実あるいは信用の確保、こういったことを考えますと、商工中金を除いて、それぞれ立派にやっていらっしゃるところもあるし、大変難しい環境であることも事実であります。下部機関に将来的にも優先出資の道を開かずに、中央の、系統中央だけこういう形でやっていくということは、労金とか農林中金、農協系統は中央に一層系列化をして全国統一的な金融機関に将来持っていく、そちらの方向を考える、こ……
○中井委員 このたびの皇太子殿下の御成婚、まことにお喜ばしく、国民の一人として素直にお祝いを申し上げたい。国の儀式として決定されたことを当然のことと思い、同時に、それを契機に記念金貨が発行されることを私どもは率直に賛成をしていきたい、このように考えております。 それだけ申し上げれば法案審議もしなくていいようなものでありますが、せっかくの機会ですから、一、二お尋ねをいたします。 金貨、銀貨、白銅貨三種類が発行されるわけですが、十三日の国の儀式決定を待ってこういう法律をおつくりになって審議をするわけですから、金貨の発売が秋口になる、このことはわかります。しかし、せっかくの記念金貨、銀貨、白銅貨……
○中井委員 私ども民社党もこの租特の法案については賛成でございます。しかし、残念なことには補正予算案そのものには反対ということに決定をいたしました。 その理由は幾つかありますが、一番は所得税減税が盛り込まれていないということであります。私も与野党の実務者会談担当者として出てまいりましたが、私どもを含めて国民の強い要望であります所得税減税が見送られたということは返す返すも残念であり、また私どもはこれからも要求をし続けていきたいと考えています。 大蔵大臣に端的にお尋ねをいたします。 いろいろな議論の中でずっと聞かせていただいておりましたら、要は財源の問題だ、こういう財政状況下、赤字国債を発行……
○中井委員 幾つかの問題について大蔵当局に質問をいたします。本日、私、他の委員会での質問がありましたので、この委員会で他党の皆さん方の質疑を聞いておりませんでした。重複する面があったらお許しをいただきたいと思います。 最初に、過日、釜石信金の解体、清算が発表されました。この解体、清算におきまして預金保険制度が適用されて資金が出されるわけであります。かつて東洋信金のときにも、この預金保険制度の適用がなされました。預金保険制度というのは、私が言うまでもなく、預金者に対して一千万円以下の保険金の支払いと金融機関に対する資金援助、二つの面を持っているわけであります。大蔵省が金融制度の維持、金融秩序の……
○中井委員 大臣の所信も含めて、いわゆるNHKのやらせ問題に関連して質問したいと思いますが、時間が足りませんので、大臣の方はこの間やりましたし、どうぞ、放送行政局長さんだけお残りをいただければありがたい、このように考えております。
局長にお尋ねをいたしますが、今回NHKがこういう調査結果を報告いたしました。これを受けて郵政省としてはどういう対応をおとりになるつもりか、お尋ねします。
【次の発言】 放送法では、もちろん報道の自由表現の自由ありますからなかなか難しいことでありますが、真実に反した番組、そういうのをつくったときにはこれは放送停止処分というのができるのですか、できないのですか。あるい……
○中井委員 会長以下参考人の皆さん、長時間御苦労さまでございます。最初に大臣に二問ほどお尋ねいたしますので、もし御用がおありでしたら五分ぐらい結構でございます。 大臣にお尋ねをいたします。 例年のように、この予算、事業計画、資金計画に対する意見書が出ているわけでありますが、その中に「平成六年度以降の協会の財政は厳しい状況となることが考えられる。」「極力長期にわたり受信者の負担増を来さないため、経費の節減と受信料収入の確保に努め」、こういう文言が入っております。「極力長期」というのが珍しく入っているわけでありますが、「極力長期」というのはいつまでをいうのですか。先ほど会長がお話しになりました……
○中井委員 大臣にお尋ねをいたします。 実はきょうの委員会、私も他の委員会での質疑を抱えておりまして、同僚議員の質疑あるいは大臣の答弁、ほとんど聞かせていただいておりません。したがって重複するところやら少し違う面があるかもしれませんが、これはまず最初に御容赦をいただきたいとお断りを申し上げておきます。 四月の二十日、例年なら大半の法案も処理してしまえておる時期、逓信委員会としては、会期前に一日大臣の所信を聞かせていただき、途中でほとんどがNHKのやらせ問題、そして過日はNHKの予算、そして今日また大臣に対する一般質疑、こういう状況の委員会になってしまいました。いろいろとお聞かせをいただいて……
○中井委員 法案の質疑に入ります前に、大臣に一点だけ、お尋ねをいたします。 五月七日の閣議において、あるいはまた閣議後の記者会見において、またその後何日かたった、ちょっと手元に資料がありませんが、閣議あるいは記者会見等で大臣がカンボジアのPKO問題で御発言をなすった。朝日新聞などは一面トップで「撤退含めた対応要請」、こういう形で見出しとして大きく報じられているわけであります。 カンボジアのPKOに参加された中田さん、高田さん、大変悲惨なことでありまして、私ども本当に何と申し上げていいかわからないほどつらい思いをいたしております。同時に、あのお二人のお父さん、本当に立派な言動をされて、昔の日……
○中井委員 大臣に法案についてお尋ねする前に、一つだけお尋ねやら要望を含めて質問をしたいと思います。 実は私、先々週アメリカヘ行っておりまして、日米環境サミットという会議でございました。自民党さん四人ほどと社会党、公明党、民社党、私とそれから官僚の皆さんあるいは財界の皆さん含めましてアメリカで二日間、向こうの議員や関係者と環境問題で議論をしてまいりました。この会議に郵政省が参加をされ、去年のブラジルの地球サミットにも郵政省から何人か御参加になりました。郵政省が積極的にこの地球環境という問題について取り組まれておることを大変評価をいたしております。お話を聞きますと、一つは電波研究所という大変優……
○中井委員 私どもはこの法案に賛成でありますし、既に午前中からかなり各党同僚議員から微に入り細にうがった質疑がなされておりますので、余りお尋ねすることもないかと思うのですが、幾つかの点で質問をしてまいりたいと思います。
最初に、電波利用税というのですか、七十五億という予算が組まれているのですが、これは八百万ぐらいあります無線局、一〇〇%徴収という形で計算してあるのですか、それとも九〇%ぐらいの徴収という形で計算した金額ですか。
【次の発言】 どのくらいの率が、また後で計算根拠を教えてください。
それから同時に、七十五億のお金の使い道が幾つか載せられているわけでありますが、利用料の徴収経費で……
○中井委員 二つの法案に関連して幾つかの問題をお尋ねをいたします。 NTTは、既に公衆電話料金の変更申請を出されております。そして、先ほどから質疑がありましたように、郵便につきましても、御努力はいただいておりますが、大変厳しい経理内容、決算状況が出てくるのじゃないか、五%以上の赤字が出て、省令で値上げに踏み切るのじゃないか、こういう観測記事が出されているわけであります。これはこれで、それぞれの時期にまた私どもも機会があれば議論をしたいと思いますが、一つ、こういう発想というのはあるのかないのか前々から考えていることですので郵政側のお考えをお聞きしたいと思います。 今回、NTTが公衆電話だけじ……
○中井委員 民社党の中井でございます。
公述人の皆さん、御苦労さまでございます。十分間という時間でございますので、簡潔にお尋ねを申し上げます。
最初に、河野さんにお尋ねをいたしますが、河野さんのお考えでは、今回の見直し案、消費税全体から考え、あるいは税体系全体から考えれば食料品の小売段階での非課税、こういったことはやらなくてもいいじゃないか、それの方が税として堂々としたものになっておるじゃないか、このようにお考えですか。
【次の発言】 牛嶋先生にお尋ねをいたします。
先ほど四つの項目に分けて、税の基本的なところから消費税についてお話がございました。一番に、広く薄く、こういうお話がありまし……
○中井委員 大臣、どうぞ。 この法案、私どもは賛成の立場でありますが、しかし他党の御質問にありましたように、必ずしも現実の産業廃棄物の増加あるいはごみ処理の問題等に十分間に合う、役立つ、こういう意味で満腔の賛成ではないということを申し上げたいと思います。統一地方選挙がもうじき行われますが、大半の地方議員の皆さん方は政策でごみ問題あるいは廃棄物問題、これを第一の公約に掲げて選挙戦を戦うであろうと私どもは予測をいたしております。それほど大きな問題となっているわけであります。この時期にこういう法案が出てきたということは私はタイミングとしては遅くはない、しかし果たしてこの法案で本当にどれだけ効果があ……
○中井小委員 きょうのこういう小委員会の機会をおつくりになるのに御努力をいただきました堀先生に心から敬意を表します。 私は、堀先生ほど何十年と大蔵委員をやっているわけじゃありません。一年少しでありますからわからない点もありますが、証券局長、銀行局長のお話、大変興味深く聞かせていただきました。 証券取引審議会あるいは金融制度調査会、それぞれ国際化にどう対応していくかということで興味深い御報告をいただいたわけでございますが、銀行局長の話の中には、ヨーロッパあるいはアメリカ、そういった市場をにらみ、あるいは日本の金融市場の大きさ等のことを考え、国際化の必要 性というのは随分審議の中であったという……
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