このページでは上原康助衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○上原委員 池田外務大臣、お疲れのところどうも御苦労さんです。また、開発庁長官、連日大変御苦労さんです。時間がありませんから、きょうは普天間の移転先についてだけ絞ってお尋ねしておきたいと思います。 これは、議論がありますように、私はそう簡単に進むとは思っておりません。しかし、何としても普天間の全面返還、那覇軍港の移設、県道一〇四号とか読谷のパラドロ移転等の重要懸案事項は、この機会に政府にももっと御努力をしていただいて、県民の理解と協力を得られる環境ができればと私自身も考えておるところです。そういう立場でお尋ねいたしますが、要するに海上移設が最善の選択だったということでSACO報告ができ、それ……
○上原委員 外務大臣、関係者の皆さん、御苦労さんです。 私も、去る十日に起きた米軍機の爆弾投下事件でまずお尋ねをします。 続発している米軍等の事件事故に県民は怒り心頭を通り越して、本当にうんざりしています。加えて、残念ながらこういうものに迅速に対処をする外務省や政府の顔が余り見えない、そこがなお県民の不信や不満を買っている点をぜひ真剣に受けとめていただきたいと思います。 そこで、まずこの十二月十日午前十時ころ、爆弾投下、那覇空港西方十キロ地域というのだけれども、この最初の報告を受けたのはどこですか。政府、外務省、防衛庁、運輸省、どこからだれにどういう報告があったのか、それを明確に示してく……
○上原委員 総理初め閣僚の皆さん、大変御苦労さんです。 久しぶりに質問席に立ちましたので、質問の勘が戻っているかどうかわかりませんが、御承知のように、社民党は選挙の結果、大変厳しい状況にあります。同時に、政権とのかかわりでは、また御承知のような立場でありますので、総理初め御答弁なさる閣僚の誠意ある御答弁をお願いをしたいと思います。 まず、本論に入る前に、先ほど総理からも御報告がありましたが、去る六日午前、長野県小谷村蒲原沢で発生をいたしました災害に対して、お亡くなりになられた方々に心から社民党として御冥福をお祈り申し上げますと同時に、まだ救出されていない方々が一刻も早く救出されることと、負……
○上原委員 どうも、両大臣、御苦労さまです。あともうしばらくですから……。 二十分で防衛論争をやれというのは、これはどうかと思うのですが、限られた時間ですから、基本的な点だけお尋ねをさせていただきたいと思います。今後の日本の安全保障あるいは日米関係と密接に関連をすると思うんですが、沖縄の米軍基地の整理縮小等々の問題です。 私は、昨年四月の日米共同宣言というのは非常に重い意味があると見ております。そこで、懸念する問題点もありますが、防衛協力指針の見直しということで、「「指針」の見直しの基本的考え方及び目的」というのがありまして、若干その経過についても報告というか資料をいただいております。 ……
○上原委員 できれば法案についても、賛成ではありますが、いろいろお尋ねしたいこともあるのですが、時間がありませんから。 まず久間長官に、今までの防衛庁長官よりは自分の考えを述べたり、率直な御答弁をしている感を受けるのですが、ぜひその姿勢は貫いてもらいたいことを要望しておきます。 当面している沖縄の軍用地使用のための特別措置法のことについて、今与党内調整も鋭意なされておるわけですが、けさのある新聞、マスコミ等では、何かこの二十八日にも閣議決定という大変ショッキングな報道もなされているのですが、政府はそういうお考えでやろうとしているのですか。
○上原委員 社民党の上原です。 各参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。時間が非常に短いので、まず小川参考人にお尋ねをさせていただいて、また時間がありましたらそれぞれ御見解があればお答え願いたいと思います。 かねがね沖縄の米軍基地の対応について小川さんがいろいろお書きになっているものとか、きょうのお話も参考になる点が多いのでお尋ねするわけですが、若干私は見解の面で異にする面もあります。 そもそも沖縄の米軍基地というのは、日米安保体制、安保条約の枠外のものを復帰の時点で安保、地位協定にはめ込んだ、そこに非常に無理があったと思うのですね、理論構成の面で。そのことはぜひこれから解明という……
○上原委員 御三名の参考人、御意見大変ありがとうございます。時間がありませんので、若干お尋ねしたい。あるいは意見を述べながら質問といいますか問題点を指摘したいと思うのですが、そうもいきません。 まず、阪中、西元両参考人に。御見解はよくわかりました。これについては、これからガイドラインの内容が明確になった時点でまたさらに議論を深めていきたいと思います。 そこで、御指摘もありましたが、現在のガイドラインというのは、御承知のように、前提条件があるわけですね。憲法の枠内、それから両国政府の法制度あるいは予算上に影響を与えぬと。だが、今度見直しをするということになると、当初は、防衛庁あるいは外務省あ……
○上原委員 外務大臣、防衛庁長官、また関係者の皆さん、どうも御苦労さまです。 ここからお尋ねをするには少し耳が痛いお話になるかもしれませんが、私は、沖縄の施政権返還との関係で核疑惑の問題についてお尋ねをしたいと思っています。 御承知のように、ついこの間、五月十五日、復帰二十五年が経過いたしました。それまでは、米軍用地特措法の問題等があって国会も政府も沖縄問題一色のような感を受けたのですが、終わると同時に、潮が引くように沖縄という声は国会から今聞こえなくなりつつあります。政府も、基地の整理縮小問題、懸案事項、振興策を含めて、果たしてどうこれからやっていかれようとするのか、私が懸念しておったこ……
○上原委員 大分時間も遅くなっていますが、お尋ねをさせていただきたいと思います。 もう既に同僚委員の方からいろいろと御質問がありましたので、若干重複する向きもあるかと思うのですが、最初に基本的な問題点、基本的と言っても、これはみんな基本的な感じがして、なかなか区分けはしにくいのですが、何分広範多岐にわたっておりますので、きょうは問題点というか、政府の見解をむしろ確認をしておきたい点がありますので、そういう面からお尋ねさせていただきたいと思うのです。 まず、現行指針によりますと、前提条件がもちろんございますね。旧と新を比較してみまして、今回の場合に不鮮明になってきていると私は思うのです。これ……
○上原委員 ちょっと予算委員会とかけ持ちでありまして、前の質問者の御質問をみんな聞いていないで重複する面もあるかと思いますが、また、新進党の鰐淵先生の御了解を得て先に質問させていただくことにしてあります。 最初に、沖縄開発庁長官にお尋ねをいたします。 本委員会に沖振法の一部改正が出ておりまして、間もなく審議もなされると思うのですが、私は、沖縄の基地問題も大変難しい重要な課題であることは後ほどちょっと取り上げますが、復帰してこの五月で二十五年になりますけれども、当初目標とした格差の是正であるとか、自立経済への基盤整備であるとか、あるいは国際交流拠点としての産業構造振興というものがなかなか前進……
○上原委員 質問なさった方々の質問内容を余り聞いていないで、重複する面もあろうかと思うのですが、きょうは主として沖縄開発庁に、恐らく共通認識に立っていらっしゃるのじゃないかと思いますので、お尋ねをいたします。 まず、これからの沖縄振興策の基本というかコンセプト、構想の一部になるかもしれませんが、聞いてみたいと思うのです。いろいろ具体例はたくさん出ておりますし、それをどう積み上げていくかということも大事ですが、もっと基本的なことをしっかり構想を練って、三次振計の後半からその以降をどうするかも含めてやらにゃいかないと思いますので。先ほど開発庁の審議会で振計の後半、これまでの一次、二次も含めてでし……
○上原委員 きょうは、開発庁長官と外務大臣に多分それぞれ一問ずつお尋ねしたいと思います。 まず、先ほど来同僚委員の方からもお尋ね、御指摘があったのですが、いろいろ沖縄の振興策やら基地の整理縮小、その跡利用等について、構想やら提言やら、また政府がやろうとしているプロジェクト、検討事項など出ているわけですが、私は、政府もそれなりの御努力をなさっておられること、また内閣も沖縄問題を最重要課題としてやっておるというその熱意は多としつつも、かなり懸念を持ちつつあるこのごろです。 どうも受け皿の面もなかなか進捗しない、進行しない。政府も総論ではいろいろ言っておられるのだが、依然として各省庁縦割り型の検……
○上原委員 三大臣、御苦労さまです。 きょうは、易しくてやわらかい問題でお尋ねさせていただきたいと思います。時間が二十分しかありませんから、私もできるだけ要領よくお尋ねしますので、御答弁も簡潔にお願いをします。 まず、防衛庁長官あるいは施設庁になるかもしれませんが、かねがね私も、県道一〇四号線については、新年度に入ってから沖縄でやらないようにぜひ御努力を願いたいということを強く取り上げてまいりました。政府、防衛庁、外務省等々の御努力があってそのような方向に、今、日米間で合意されているか、あるいはされつつあるように思うのですが、その点、改めて明確にしていただきたいと思います。
○上原委員 両参考人、きょうは御苦労さまです。 お二人の公述で共通している点は、安保の重要性、日米同盟を大切にしながら、その枠組みの中で沖縄の基地問題とか産業振興というものをどう調整、調和してやっていくかということのように承りました。これは、お二人のキャリアからしてそうかと思うのです。 しかし、反論するとかそういうあれじゃありませんが、歴代の政府がそういう政策というか、安保運用でやってこられたわけですが、それができなかったゆえに今日の沖縄問題というのが依然としてあるということをどうお考えかということ、これが一点。 それと、もう一つ共通しておりましたのは、今度の特措法の改正はびほう策であっ……
○上原委員 今もお話がありましたが、この米軍用地特措法の改正が、きょうで本委員会では議了されようとしております。ある面では大変無念の思いを込めながら質問をさせていただきたいと思います。 まあ、余り繰り返しとか、あるいは沖縄のこれまでの歴史というものを説いてもどうかと思いますので。 私は、総理、大変懸念していることがあります。これは昨日の参考人の先生方も御指摘をしておりました。この特措法改正が衆参で圧倒的多数で議決されたとすると、確かに日米関係、あるいは総理の御訪米等々でほっとする方々が多いし、また、それをてこに、SACOで決めた基地の整理縮小であるとか、あるいは政府がお考えになっておられる……
○上原委員 どうも総理初め閣僚の皆さん大変御苦労さんです。 私が提示をしている質問順序あるいは内容と若干違う面もあるかもしれませんが、できるだけ内容のある御答弁をまず要望しておきたいと存じます。 先ほど来問題になっておりますロシアタンカーの油流出事故あるいは阪神・淡路の大震災復旧並びに復興等のことについては、明日同僚議員がお尋ねすることになりますので、私はまず補正予算並びに本予算に対する社民党の基本的な立場、見解を少し述べて、橋本内閣の最重要課題の一つと言われております沖縄の基地問題と振興策にできるだけ時間を割いてみたいと思っております。 そこで、まず補正予算の本来の原則等に関する確認が……
○上原委員 この予算委員会の総括質疑もいよいよ大詰めに入ろうといたしておりますが、橋本総理を初め各閣僚の皆さん、大変連日御苦労さんです。私は、社会民主党を代表いたしまして、きょう、ある程度時間を確保してありますので、当面する沖縄問題に絞って、後半、別のお尋ねもいたしますが、質問をさせていただきたいと存じます。 そこで、うまくこなせるかどうかもとより自信はありませんが、きょう私がこれからお尋ねするいろいろのことは、沖縄の基地問題初め振興策あるいは県が打ち出しておられる国際都市形成構想、基地アクションプログラム等々の課題に一定の影響を与えるのじゃないかと思っております。私もできるだけ質疑をかみ合……
○上原委員 若干質問の順序を変えて、社民党の意向なども入れて、おいでくださいました各大臣に要望と注文をつけておきたいと思います。 まず、この予算委員会の審議で相当公共事業費のことが問題になりました。 議論するといろいろありますが、省いて、なぜそういう不満なり強い公共事業費の見直しということが出るかといいますと、やはり大手の建設業者がほとんどというか、国直轄とかそういう面で、公共事業というのは、独占とまでは言いませんが、なかなか地域の中小企業、地方の業者に行かないという不満が非常に強いわけですね。 私はこの点は余り詳しくはありませんで、建設省の行政指導内容なども見ましたし、また、かつて五十……
○上原委員 最初に、予算案の扱いについてお尋ねをさせていただきたいと思います。 もう総理初め大蔵大臣おわかりのとおり、この九七年度予算の審議過程あるいは大詰めの段階で、社民党の方から政府・与党に対しての申し入れがなされました。さらに、与党三党でいろいろ目下の行財政状況等を勘案して、いろいろ問題はあるにしても予算案の成立は早期に図ろうという前提で努力がなされたことは、御承知のとおりであります。 そこで、予算執行に伴う経費節減努力について、与党三党から政府に申し入れがなされたものと考えます。これはなかなか困難な面もあるかと思うのですが、時間の都合もありますから簡単に指摘と、見解をお伺いしておき……
○上原委員 橋本総理並びに稲垣国務大臣、昨日は沖縄へ行き、大変御苦労さまでした。屋良元行政主席、初代知事の県民葬に御参加をしたことにお礼を申し上げたいと存じます。 私は、社民党の立場から、限られた時間ですが、できるだけ議論がかみ合うというか、問題点をより明らかにして、ぜひ政府の方にも基地の整理縮小を初め重要課題をもっと積極的に進めていただきたい、そういう期待を込めて、まず、基地の整理縮小問題で、同じことを何度かお尋ねするようで恐縮なんですが、やはり入り口から少しというか、かなり認識の隔たりがある気がしてなりません。それは、よく、沖縄に過大な犠牲と負担をかけているからそれを軽減していきましよう……
○上原委員 社民党の上原ですが、先ほど来から参考人の御答弁を聞いていますと、一切存じませんとかございませんとか、要するに、知らぬ存ぜぬですね。これでは納得しかねます。それは、きょうは参考人でおいでいただいているわけですが、場合によっては証人喚問ということも国会にはあり得るということを、まず参考人はしかと受けとめて御答弁願いたいと思います。 そこで、既に多くの質問がありましたので、少し角度を変えますが、一連の野村のこの証券不祥事に関連して、参考人自身、司法当局から何らかの事情聴取を受けたことがあるのかどうか、それが一つ。 二点目は、先ほどちょっと、官僚に物を頼むに は他を介しないで直接やるん……
○上原委員 まず、私もガイドラインのことからお尋ねしたいと思うのです。 これまで防衛庁長官あるいは池田前外務大臣の方からは、本委員会あるいは予算委員会等で見解を聞いてきたわけですが、小渕外務大臣になられてからはガイドラインに対する基本認識はまだ聞いていませんので、時間が短いから余りたくさんはお尋ねできませんが、今もありましたように、これは与党協議の中でも二十回くらい、いろいろ相当白熱した議論をしましたが、なかなか意見集約ができなかった点なんですね。幾つかあります、四点くらいあったと思うのですが。 そのことはさておいて、特に、今もありましたし、けさほどからありますように、日米防衛協力の対象地……
○上原委員 防衛庁職員等の給与関係法案につきましては、我が党も賛成でございますので、職員の給与あるいは福利厚生等について改善すべき点があれば、さらに防衛費全体の調整、抑制等も考慮に入れながらやっていただきたいという要望を申し上げて、若干の質問をさせていただきたいと思います。 今回の行革の中間報告あるいは与党間の合意経過の中で、行革会議で防衛施設庁を廃止をして、いわゆる現業部門をエージェンシー化という報道がなされて、そういう方向に動いているようであります。 これは、防衛本庁、防衛庁からすると、実をとったというのかなかなか巧妙なことを相変わらずやるなと思って感心するところもあるのだが、要するに……
○上原委員 どうも大分時間が遅くなりましたが、もうしばらく両大臣初め関係者の皆さんおつき合いを願いたいと思います。大変限られた時間ですから、できるだけ私も短目に質問しますが、お答えの方もその点御配慮を願いたいと思います。 まず最初に、沖縄振興策の方からお尋ねをしたいと思うのです。 先ほど来いろいろ御議論がありますように、沖縄県が沖縄振興策について産業振興を含めての新しい提案を最近いたしました。また、政府も、沖縄振興中期展望の中間報告をまとめてございます。 特に、私がちょっと重視して、政府にももう少し御配慮というか検討いただきたいことは、沖縄政策協議会で十のプロジェクトを設置をして広範な検……
○上原委員 私は、社会民主党を代表して、主として総理にお尋ねをさせていただきたいと存じます。 今、大変火花の散るような論戦の後に、やりづらい点もあるのですが、私なりにお尋ねをしますので、ぜひ、おわかりの時間ですから、できるだけ簡潔に、内容のある御答弁を願いたいと存じます。 まず最初に、私は、先ほど来、きょうの御質問をなさった各党から御指摘がありましたが、政治倫理について総理の御見解をお尋ねさせていただきたいと存じます。 立場もありますが、多少耳ざわりなところもあるかと思うのですが、この予算委員会、スタートの雰囲気を見ても、まさに異常なスタートであります。時間があれば総理初め各閣僚の御心境……
○上原委員 きょうの質問者のしんがりになりましたが、かわりばえのない質問になるかもしれませんが、総理初め、きょうは、できましたら、二、三の大臣にもお尋ねをさせていただきたいと思います。 今も、新ガイドラインをめぐる疑問点あるいは懸念のことについて共産党さんの方からお尋ねがありましたが、私たち社民党は、やはり日本有事も、日本周辺事態も起こらない、平和で安定した北東アジアというか、関係、そして世界の環境づくりを積極的に進めていきたい、こういう立場で、ガイドライン問題についても与党協議でいろいろと議論をさせていただきました。 そこで、その点についてはいずれ具体的にお尋ねする機会もあるかと思います……
○上原委員 どうも総理、大変お疲れさまです。 まず、連休を御利用なさっての日ロ会談について、少しお尋ねをさせていただきたいと存じます。 どのマスコミ報道を見ても、あるいは国内のロシア問題に詳しい有識者、あるいは国民の声も、今度の両首脳のいわゆる肩の凝らない、非公式会談というようですが、会談の内容は高く評価をしております。 一九五六年に日ソ共同宣言ができて以降、なかなか、旧ソ連との関係を含めて日ロ関係というものは、領土問題が根っこにあるだけに、国民の信頼醸成というか、政治、経済、外交レベルで、日米間はもちろんですが、日中、ASEAN諸国との友好関係のようにはいかなかった。これが今大きく転換……
○上原委員 先ほど来、御専門の方々から、いろいろ最近の一連の金融破綻の問題についてのお尋ねがございました。 社民党も、伊藤幹事長を本部長として、金融機関の破綻と信用秩序回復に向けての対策をいろいろ、党としても努力をしております。また、微力ながら、与党の中でもいろいろ調整をしていることも御案内かと存じます。 そこで、まず総理に簡潔にお尋ねをいたしますが、このような金融不祥事、いわゆる四大証券の一つである山一まで破綻せざるを得なくなったという一連のことをずっと見てみますと、やはり私は、これまでの金融政策というかあるいは経済政策、要するに、よく言われてまいりました護送船団方式のあり方とか政財官の……
○上原委員 社民党の上原です。 先ほどからの参考人の答弁を聞いて、また私は参議院におけるあなたの御答弁も会議録を読ましていただいたんだが、肝心のことにはお答えになりませんね。本当に責任をお感じになっているかどうか、大変疑問を持っているということを冒頭申し上げて、まず、山一証券会社の人事体制についてお尋ねします。 企業は人なりとよく言われます。参考人が経営トップであった時期に行ったいわゆる側近経営による人材の流出が今回の破綻に結びついたのではないかという声が強いですね、ちまたでは。創業百年にもなる名門企業のトップであった者として、この事態をどう見ておられるのか、あなたが本当に公平で公正な人事……
○上原委員 短い時間ですので、ちょっと政府に確認というか見解を求めておきたい点がありますので、できるだけ簡潔にお答えを願いたいと存じます。 普天間飛行場の返還問題、移設問題が、御承知のように難渋いたしております。そのことも非常に重要な点で、政府がどういう打開策を講じようとしておられるのかも両大臣からお答えがあればいただきたいわけですが、私がきょうお尋ねしたいことは、政府の海上ヘリポート基本案という、普天間飛行場移設対策本部が昨年十一月に作成したものがあります。これは、公式というか正式に沖縄側に説明された、普天間飛行場を移設する場合の規模とかあるいはどういう施設を張りつけていくかという中身にな……
○上原委員 時間が十分しかありませんから、何を聞こうか迷っているのですが、外務大臣、お答えいただきたいと思います。 所信表明の中で、いわゆる米軍基地の集中により「大変な御負担をお願いしており、政府としては、その御負担を国民全体で分かち合うことが大切であると考えております。」今まで外務大臣の沖縄関係の所信表明の中で、国民全体で分かち合うという文言は、私の記憶では余り見受けなかった、初めてではないかと思うのですね。その意味は、受け取りようによっては、前向きにもとれるし、あるいは大変抽象論で、何を分かち合うのか。先ほど来議論がありますように、分かち合っていないから今のような状態があって、常に不満が……
○上原委員 激しいやりとりの後でちょっと調子が出ませんが、最後の質問者になりましたので、時間も短いですから、できるだけ簡潔にお尋ねをさせていただきたいと思います。 ます、本沖振法の改正は、昨年十一月の沖縄復帰二十五周年記念式典における橋本首相の沖縄における式辞を踏まえ、特別自由貿易地域制度を初め情報通信産業の振興や観光の振興のための制度の創設など、沖縄の振興開発のための特別の措置を新たに導入するという県民への公約を受けて、今国会にこの法案が提出されたものと私は理解をいたしております。いろいろ評価はあろうかと思うのですが、従前の沖振法改正よりは格段の前進があるものと私も理解をしている一人であり……
○上原委員 私は、社会民主党を代表して、総理、関係大臣に質問をさせていただきたいと存じます。 総理、きょうは、けさほど来野党の方々の厳しい御質問をお受けしております。もちろん、社民党は閣外協力として与党の一角におりますが、野党の皆さんが御指摘しておることに謙虚に耳をかさねばならないということも一面考えながら質問をさせていただきます。 まず、目下の政治、経済それから金融、外交関係も山積をいたしております。この難局をぜひ橋本内閣として切り抜けてといいますか、切り開いて国民の期待にこたえていただきたい。そのことが、私は、けさほど来いろいろ御指摘のあった金融、財政、景気等々の課題にこたえていく目下……
○上原委員 橋本総理初め各閣僚の皆さん、大変御苦労さまでございます。 本補正予算案に対する質疑は、日程は明日も残っておりますが、残念ながら社民党の持ち時間はきょうで一応終わるということになっておりますので、若干確認をさせていただきたいことがございます。時間が限られておりますので、項目を申し上げて総理あるいは大蔵大臣の方からお答えを願いたいと存じます。 まず一つは、九七年度予算において九兆円を超える急激な国民の負担増を招いたというこの事実を直視して、このたび措置される特別減税を九九年度以降いわゆる継続して、延長するなり制度化するなりやっていただきたいということ。また、消費税の飲食料品課税の見……
○上原委員 三塚大蔵大臣の辞任という事態の中で迎えた九七年度補正予算三案の議了、採決に当たり、社会民主党・市民連合を代表して、これに賛成する立場を明確にした上で、橋本総理に若干の緊急提言をさせていただきたいと存じます。 まず、補正予算案賛成の理由を簡潔に申し上げると、第一に、九七年度当初予算で過剰になった国民負担について、所得税、住民税の特別減税などによって不十分ながら軽減措置がとられるとともに、総理答弁や与党三党の確認によって、今後、その延長や制度化にも含みを持たせていること、第二に、金融システム安定化に向けた公的資金の投入に、審査機関による厳正な審査、対象金融機関の経営責任の追及など、納……
○上原委員 社会民主党の上原です。私の持ち時間は一番短いので、両参考人とも簡潔にお答えをいただきたいと思います。
先ほど来御答弁を聞いて、余りにもひど過ぎる、納得できません。社民党としても、お二人の証人喚問を冒頭、要求をいたします。委員長、よろしいですね。
【次の発言】 そこで、いわゆる今の日興証券問題は、総会屋の小池隆一被告に対する利益供与事件において、日興証券も、小池被告の四大証券株購入や利益供与に関与し、多数の逮捕者を出しております。そして、今回明らかになった新井議員に対する不正利益供与問題と、特定の人物に対する利益供与が証券会社において、特に四大証券において常態化しておったんじゃない……
○上原委員 時間が非常に限られておりますので、まず総理と大蔵大臣に所見をお伺いしますが、私は、なぜ大蔵省の不祥事、もちろん大蔵省だけじゃないのですが、これほど相次いで起きているのか、本当に嘆かわしい次第と言ってもいいと思うのですね。大蔵省のまじめに働いている皆さんにとっても、大変これはざんきにたえない思いをしながら、今仕事をしておられるでありましょう。 そこで、大蔵省職員倫理規程というものは一体どうなっているかということを少し調べてみました。これは、なかなか内容はよくできている、平成八年十二月二十六日の規程などは。関係業者との接触に当たっての禁止事項というふうに十二項決められておって、第四章……
○上原委員 総理を初め各閣僚の皆さん、どうも長時間御苦労さまです。 実は私、久しぶりに風邪を引いておりまして、大変お聞き苦しい点もあろうかと思うのですが、何とか役目を果たしたいと思いますので、よろしく御答弁を願いたいと存じます。 まず、一昨日からきょうにかけて各党の御質問者の方々から触れられておりましたが、いつもは沖縄問題については後段に回しておりましたが、きょうは、事が重要なだけに、最初に沖縄の基地問題、振興策等についてお尋ねをさせていただきたいと存じます。 質問通告、いろいろやってありますが、流れによっては全部はできないかもしれませんので、また予定なさっておった閣僚に御迷惑あるいは御……
○上原委員 本論に入る前に、この事態について一言、社民党の立場を申し上げておきますが、実は、公聴会の日程につきましては、これまで理事会で再三再四議論をしてまいりました。私もその都度出席をさせていただいておりますので。 自民党、三与党としては、先週金曜日、二十七日にでも公聴会日程、日取りを決めてもらいたいということを強く提案をし、野党の方々から、総括が済むまでとは言いませんでしたが、当初は月曜段階と言って、月曜日になったら火曜日ということになりまして、なかなか日程調整がうまくいきませんでした。そういういきさつもありまして委員長は御裁断なさったと思います。しかも、御自分の党の質問は終えて、社民党……
○上原委員 私は、社会民主党を代表して、まず、今も御質問ありましたが景気対策、それから若干、日銀問題そして大蔵不祥事と公務員の人事システムについて、お尋ねをさせていただきたいと思います。 まず、総理でも結構ですし経企庁長官でも、余り長い話をしていただいたら困りますが、結構ですが、もう既に、なぜこれだけ不景気になり国民生活が非常に深刻になっているのか、中小企業あるいは企業への貸し渋り等々大変深刻な事態になっている要因等については、けさほど来、あるいは本予算委員会を通しての質疑応答で出てきていると思います。 そろそろ、政府あるいは与党として打ち出してきたいろいろの財政金融の再建策あるいは景気対……
○上原委員 どうも大変遅い時間になって、関係大臣の皆さん、もうしばらくおつき合いください。 大蔵大臣、また大蔵委員会もあるようですから、本当は質問もあるのですが、きょうは四名の閣僚に絞ってお尋ねしますので、どうぞ少し体をいたわってください。 そこで、どうも沖縄問題について絞り込んでお尋ねする時間がなかなかありませんで、きょうは基地問題と振興策について、もう少し問題整理をしながら、できるだけ展望が開けるようにお願いをしたいのですね。 そこで、まず最初に、去る十一日、沖縄県側といわゆる審議官クラスの方々が、六時間にわたってちょうちょうはっし、いろいろ、海上へリ問題、振興策等々についてお話し合……
○上原委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となっております平成十年度予算案に対し、賛成の討論を行うものであります。 賛成する第一の理由は、本予算案が現下の厳しい経済情勢を踏まえつつ、景気対策と政治経済の構造的改革の観点からも時宜にかなったものとなっている点です。 本予算案は、停滞する景気を初めとする経済情勢を踏まえ、法人課税については、中小企業等への大胆な軽減措置が取り組まれております。また、土地住宅税制では、土地譲渡益課税の軽減措置等を講じ、金融関係税制に関しても、有価証券取引税等の税率を半減するなど、国、地方合わせて八千四百億円の思い切った減税を行うこととしておりま……
○上原委員 総理を初め各閣僚の皆さん、大変御苦労さまです。時間も時間ですから、できるだけ簡潔にお尋ねをしますので、お答えを願いたいと思います。 まず、今もいろいろお尋ねがありましたが、私も景気対策について、まず総理の御見解を聞かせていただきたいと思います。 先日、あえて与党と言わせていただきますが、与党が取りまとめた総額十六兆円を上回る景気対策が具体化されてきますと、いろいろ問題含みではありますが、私は、景気の先行きはかなり明るくなっていくと期待をいたしております。 そこで、しばしば議論されてまいりましたように、所得税減税についての結論は先送りされている。これは理解はいたします。それが不……
○上原委員 社民党を代表して、お尋ねをさせていただきたいと思います。 けさほど来、与党の先生方、また野党の各委員の方から大変手厳しい御質問がございました。野党ですから、確かに内閣の責任を追及する、あるいは与党の政治運営に対していろいろ御指摘をするのは当然かと思うのですが、同時に、私は破綻という断定はいたしませんけれども、こういう事態を一日も早くどう打開をしていくかということに、橋本総理初め内閣・与党は一体となって努力をしてきているわけでありまして、ぜひひとつ国民の皆さんもそのことを御理解願いたいと存じます。 そこで、持ち時間がわずかしかありませんので、二、三問しかお尋ねできないと思うのです……
○上原委員 社会民主党を代表して、若干の質問をさせていただきたいと思います。 社民党は、御承知のように、去る六月一日に閣外協力を解消いたしました。そこで、少しく閣僚の皆さんや自民党さんには耳の痛い発言もあるかもしれませんが、御理解を願いたいと存じます。 今回、社民党が閣外協力を解消した理由は、既に三党首の政治改革協議で認識した、いわゆるあっせん利得罪創設のための政治腐敗防止法を今国会で成立させるという合意がほごにされたことが一つであります。大変遺憾に思っております。 また、新ガイドライン関連法案、私も与党協議でいろいろ努力をする一人でしたが、まだ問題点が整理をされない間に、我が党の意向を……
○上原委員 私は、平成十年度補正予算三案について、社会民主党・市民連合を代表し、賛成する立場から発言いたします。 今回の総合経済対策では、定額方式による二兆円の特別減税の追加、福祉、環境・地球温暖化対策、中小企業・貸し渋り対策、雇用対策、住宅対策など、合計十六兆六千五百億円に上る過去最大規模の経済対策が措置されております。本補正予算は、この総合経済対策を実施するために編成されたものであり、まことに時宜にかなった措置だと評価するものであります。 減税は、既に実施された二兆円の特別減税と合わせると、本年中に四兆円の減税が実施されることになります。 定額方式による減税は、高額所得者であれ低所得……
○上原委員 今の仲村先生の御質問と若干重複する面もあるかと思うのですが、まず沖縄振興策の方からやわらかくお尋ねをして、後で基地問題についてお尋ねします。 一つには、第三次振計後の振興策をどう策定をしていくのか、展開をしていくのか、大変注目されているわけですね。今、井上大臣は半ばと言うが、もう後半ですね。二〇〇一年ですから、恐らく来年以降は、ポスト三次振計をどうするかは真剣に検討しなければいかない段階だと思っております。 いろいろ言い分はあるでしょう、政府にも。だが、沖縄の振興策にしても、基地問題その他重要政策がなかなか思うようにはかどらないのは、決して沖縄県知事の責任でもない、沖縄側の責任……
○上原委員 国際情勢一般ですので、まず、日中問題からお尋ねをさせていただきたいと存じます。 高村外務大臣、せんだって中国も既に御訪問を、訪中をなさって、いろいろ、日中関係についても政治会談、あるいは経済問題含めて、江沢民主席の訪日の前準備をやってこられたわけですが、残念ながら、中国の揚子江水域の水害が余りにも大きな被害で、深刻な事態を迎えたということで、今月六日からの江沢民主席の訪日は延期になってしまいました。 この日中首脳会談は、二十一世紀に向けた新たな日中関係をさらに健全で強固なものにしていく会談になると期待をされておりましたし、御承知のように、昨年は日中国交正常化二十五周年、ことしは……
○上原委員 私はまず、極めて限られた時間ですので、日米地位協定の問題についてお尋ねします。 また沖縄で米兵による大変痛ましい事件が起きていることはもう御案内かと思います。 そこで、まず警察庁にお尋ねいたしますが、この十月七日、午前四時三十分ごろ、四時過ぎ、未明ですね、酒気帯び運転で女子高校生をひき逃げした米海兵隊員による痛ましい事件ですが、この被疑者、容疑者が基地内に逃げ込んで、身柄は米海兵隊が一時拘束をしておった。沖縄県警、沖縄署かと思うのですが、八日に起訴前に身柄を引き渡してもらいたいという申し入れをしたと思うのですが、申し入れをした理由など、なぜ県警が起訴前でも身柄を引き渡すという要……
○上原委員 時間が非常に短いので、質問の通告とは違った質問になるかもしれませんが、お答えを願いたいと思います。 今、同僚議員からもありましたが、昨年十二月十七日から二十日までのイラクへのアメリカ、イギリスの攻撃というか空爆について若干お尋ねしたかったのですが、これとの関連で、今度の空爆は、国連や米国、英国あるいは我が国にとってもいろいろ見解、言い分はあるでしょうが、しかし、これだけは指摘しておきたいと思うのです。 安保常任理事国あるいは安保理で十分な討議、結論が出ない前に武力行使に訴えたということは、やはりもっと外交努力をすべきであった。しかも、日本政府は、中国やロシアあるいはフランス等の……
○上原委員 久しぶりに質問させていただきますが、時間が非常に限られておりますので、本来ですと、自民党と自由党の政策合意、いわゆる連立政権問題について少しお尋ねしたいのですが、これをやって総理や官房長官が不機嫌になって、沖縄問題について余りいい御返事をしないと困りますから、まず沖縄問題から入らせていただきます。 本会議や本委員会における総理や関係大臣とのやりとりを聞いて、稲嶺新知事が誕生したということで、相当ほっとしておられるように思います。それは、政治の世界ですから、いろいろの受けとめ方があると思うのですが、そう簡単ではないと思うのですね、これからの振興策あるいは基地問題について。 そこで……
○上原委員 きょうは、せんだっての三大臣の所信表明に基づいて沖縄北方問題をお尋ねするということですが、昨日来、けさにかけて大きく報道をされ、また国民の関心も強くて深いものがあると思いますので、冒頭、野中沖縄開発庁長官に、官房長官も兼務なさっておりますので、恐らく官房長官のところに、昨日来、けさにかけての、あるいはまた現段階においても情報は集約されておるかと思いますので、二、三点、この点についてまずお尋ねをさせていただきたいと存じます。 いろいろな経過とか、海上保安庁あるいは防衛庁、外務省、政府全体として対処措置を講じてこられたことには、一定の理解をしている立場でございます。 そこで、これか……
○上原委員 私も、まず国際情勢、朝鮮半島情勢から外務大臣にお尋ねをしたいと思います。
高村外務大臣、この委員会終了後にも、韓国にきょう行かれる日程のようでございますが、対話といいますか、いろいろ外交案件があると思うのですが、行かれる目的とか外務大臣のお考えがあれば、まずお聞かせを願いたいと存じます。
【次の発言】 私は予算委員会でも総理並びに外務大臣に少しお尋ねしたわけですが、何といっても日本の平和と安全、あるいはアジア、特に北東アジアの平和環境をよくしていくという上では、朝鮮半島の情勢というものが平和的に解決できる方向をつくっていく、造成していくというのが一番肝心なことだと思うんですね。
……
○上原委員 私も、コソボ紛争の状況あるいはその解決の見通し等についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 民主党としても、羽田幹事長を本部長にして、いろいろコソボ紛争解決に向けての対内外政策を今検討し、まとめて、積極的にできる限りの支援策を進めていこう、こういう立場であることをまず冒頭申し上げておきたいと思います。 そこで、時間が大変限られておりますので、今もいろいろ自民党の委員の方からお尋ねがあったわけですが、問題は、これはコソボの状況をどう認識するのか、あるいは、その紛争を一日も早く終結させて難民の帰還であるとか平和的な環境というものをどう造成していくかということが私は最も大事なこと……
○上原委員 KEDO問題に入る前に一、二点だけ。先月末、高村外相、訪ロなさいました。この件についてちょっとだけお伺いをさせていただきたいと存じます。 二〇〇〇年までのロシアとの平和条約締結は国民の長年の期待であり、また強い希望でございます。いろいろいきさつは申し上げませんが、今回の高村外相の訪ロに関するマスコミ等の報道を見る限り、平和条約交渉について、大変御苦労いただいたんですが、成果があったとは言えない気がしてなりません。また、これもロシアの国内情勢もいろいろ絡んでいると思うんですが、エリツィン大統領の訪日についても、十分なお約束、お約束というか日程設定は難しかったというようになっているよ……
○上原委員 八代先生がちょっと御日程の都合で、質問の順番が早くなりました。 まず、国際情勢、特に日中、日朝のことについて、外務大臣に一問、二問お尋ねをさせていただきたいと存じます。 またまたといいますか、今大変関心が持たれておることに、テポドン2ミサイル発射を近々というか、北朝鮮が発射準備をしておるという報道がしきりになされておりまして、アメリカ側の関係者もそれを確認したとかいう報道が、きのう、きょうもなされております。この点について、日本政府はどういうふうに情報その他、その発射をさせないための外交努力をなさっておるかというのが一点であります。 もう一つは、この八日から小渕首相が訪中なさ……
○上原委員 民主党の上原です。 参考人の御意見、大変参考になりました。 これは申し上げるまでもありませんで、これまでもODAのあり方については、国会で、この外務委員会だけじゃなくして、相当議論はされてきたわけですね。だが、残念ながら、外交権あるいはODAの執行権というのは、政府が専管としてやってきておられる。突き詰めて言えば、今提起されている諸問題というのは、国会の関与あるいは国会におけるチェック機能というものが十分果たされていないということに尽きると思うのですね。 情勢変化はいろいろありますけれども、そういう意味で、特に脇阪さんが「残された課題」の中で、開発協力担当相の任命と国際協力庁……
○上原委員 まず最初に、在日米軍というか在沖米軍の事件、事故との関連についてお尋ねをいたします。 米軍基地が沖縄に集中しておる関係もあって、相変わらず米兵の交通事故とかその他の事件、事故が多いわけですが、特に公務外の事故によって起きた被害者への賠償問題がなかなか適正、適時に処理されていないという嫌いが相当あります。 そういうこともあって、一昨年のSACO協議の中でこれを改善していくという一定の方向性が出ているわけですが、九五年の六月に米海兵隊員による酒気運転によって対向車線に進入をして死亡事故が発生したことは御承知のとおりです。これは、原告の請求どおりの判決が言い渡されて、被害者への賠償金……
○上原委員 民主党の上原です。 もう本行革特別委員会で、いろいろ総論的なことは御審議というか、政府の御見解のお尋ねがあったと思うのですが、各論の議論の段階に入っているのですが、まず行革に対する基本的お考えについて、担当大臣の御見解を改めて聞いておきたいのです。 確かに、行革の必要性はだれも否定をしませんし、私たちもそれを推進するという立場で努力をしてきているわけですが、今度のこの提案をされている法案改正あるいは省庁統廃合、地方分権等々を含めて、果たして行政の簡素化、効率化、透明化ということが実現できるかとなると、私は相当疑問を持たざるを得ません。 この配付されている膨大な資料、私はこれこ……
○上原委員 横路さん、今、前原さんから質問がいろいろありましたが、若干関連づけて質問をさせていただきたいと思います。 実は、私の出番はもう少し後になると思ってじっくり構えておったら、総司令官の畑さんからいきなり周辺事態が発生したということで出動命令を出されて、当初私が構想しておった質問内容とは、時間の都合もあって、若干異なるかもしれませんが、できるだけ質疑応答をかみ合わせたい気持ちを込めてお尋ねしますので、総理初め関係閣僚の率直な御意見、御見解を聞かせていただきたいと思います。 そこで、まず、この周辺事態確保法の最も根幹になっているのは新ガイドラインだと私は理解を、もちろんそのほかにもござ……
○上原委員 私も、せんだっても質問をさせていただきましたが、改めて、問題点を指摘しながらお尋ねをさせていただきたいと存じます。 実は、きょう四月一日は、五十四年前に沖縄本島に米軍が上陸をした日なんですね。そういう意味では、その後の沖縄の苦難の歴史を振り返ってみて、大変重たい気持ちでこの質問席に今立たざるを得ない心境であります。 なぜ今また、こういう国民の間に大変多様な意見のある法案の議論をしなければいかないかという、歴史の皮肉というか繰り返しというのかを、いささか私なりに思っているところです。 そこで、まず防衛庁と外務省にお尋ねしますが、最近の防衛庁が所持しておるところの防衛秘密がどのく……
○上原委員 民主党の上原ですが、きょうは少し具体的問題についてお尋ねをさせていただきたいと存じます。 まず最初に、去る三月二十日以降、大変問題というか、本委員会でも議論されましたし、また国民の関心事でもありましたいわゆる北朝鮮の不審船問題についてお尋ねをしたいと存じます。 これまで外務大臣あるいは防衛庁長官、また官房長官からもいろいろ御答弁があったわけですが、一点、確認というか明らかにしていただきたいことは、政府がここで御答弁した以上に、マスコミ等では、いわゆる朝鮮民主主義人民共和国、北朝鮮の工作船と見られる不審船舶二隻が領海を侵犯して逃走した、海自の護衛艦による追跡がほぼ終わった直後の三……
○上原委員 民主党の上原です。 六名の公述人の方々、大変御苦労さまでございます。時間の都合がありますので、まず市川先生に一問お尋ねさせていただきたいと存じます。 憲法九条とのかかわりで疑問が持たれると、これまでの御意見でかなりの点お述べになったわけですが、弁護士というお立場もありますし、いろいろまた御研究なさっておるようでありますので、具体的に、特に市川さんとして、憲法九条とのかかわりで疑問点があるということがあればもう少しお示しをいただきたいということと、もう一つは、この法案で、日本の国の外でのいわゆる周辺事態ということで、周辺有事の際に自衛隊が出動していく内容になっている、果たして一線……
○上原委員 もう既に何度か質問をさせていただきましたが、まだなかなか理解しがたい点もありますので、改めてお尋ねをさせていただきたいと思います。 そこで、最初に、けさほどから同僚委員の方からお尋ねがあったんですが、周辺事態の定義あるいは類型についてから私もまずお尋ねをさせていただきたいと存じます。 質問者と委員長のやりとりで、今理事会で、統一見解というか政府見解を、各党の調整も含めてかもしれませんが、お出しになる努力をしておられるということですが、少しく、政府の見解といいますか、防衛庁と外務省の意見の違いなどもあるような気がしてなりません。 そこで、私は別に事を荒立てていこうという立場から……
○上原委員 若干質問の時間が短くなりましたので、外交問題、朝鮮半島情勢についてもお尋ねしたかったんですが、これは後に回したいと存じます。 私も今の岡田委員の御質問とも関連して、政府の憲法解釈と、若干私なりに疑問が、まだよくのみ込めない、理解できない点もありますので、これからのガイドライン関連法案や防衛問題等の議論を継続していく上で参考になるかと思いますので、自自連立政権政策合意等と関連づけてお尋ねをさせていただきたいと存じます。 まず、総理と自治大臣に改めてお伺いをしたいわけですが、自自連立政権政策合意があっても政府の従来の憲法解釈は変えない、これは総理は本会議並びに本委員会において再三強……
○上原委員 できれば総括質問のときにお尋ねしたかった案件が幾つかあるんですが、そうはいきませんでしたので、きょうは国際問題で、まず外務大臣にお尋ねすることになると思うんですが、朝鮮半島情勢についてまずお尋ねをさせていただきたいと思います。 これは、小渕総理が参議院の我が党の代表質問のときに、北朝鮮が国際的懸念や日朝間の諸懸案に建設的な対応を示すのであれば、対話と交流を通じて関係改善を図る用意があると、北朝鮮との対話再開への用意がある旨表明をされております。 これまでの日朝間の対話と交流というのは、御承知のように、昨年八月の弾道ミサイル発射があって以降、停止された状態にある。総理が述べた対話……
○上原委員 私は、質問通告は四、五点ばかりやってございますが、短い時間ですので、米軍基地問題に絞って全段お尋ねをさせていただきたいと存じます。 従来、いろいろお尋ねしても、北米局長が答弁したり、条約局長がごまかしたり、防衛局長が出てきてわけのわからぬことを御答弁して、いつの間にか時間切れになって、すれ違い論議が多かったのですが、きょうは、防衛、外務大臣、場合によっては総括政務次官にぜひお答えを願いたいと思っております。 経過とかそういう詳しいことは言いませんけれども、沖縄県、地元のマスコミにしても、あるいは昨今、中央のマスコミにしても、このSACO合意の重要懸案となってきた普天間基地、那覇……
○上原委員 国会も大詰めに来て、やっと外務大臣と開発庁長官、官房長官に質問する機会が来ましてほっとしているのですが、冒頭からまた航空機事故のことをお尋ねしなければならないことを、何か沖縄米軍基地の状況を象徴しているような感もして、大変私も遺憾に思います。 そこで、限られた時間でたくさん聞きたいことがありますので簡潔にお答え願いたいのですが、十二月九日午後四時二十分過ぎに起きた、いわゆる米軍嘉手納飛行クラブ所属のセスナ機の事故、嘉手納弾薬庫内道路上、これは石川市寄りの道路ですが、この件について、一体外務大臣はどういう御認識ですか。また、どういう措置をしてこられたのか、お答えを願いたいと存じます……
○上原委員 私も、今の伊藤委員の御質問と関連して、まず十五年問題から取り上げたいと存じます。 最近のマスコミとかあるいは有力な雑誌には、ポスト小渕は河野外務大臣だとよく書かれております。野党の一員だが、期待していないわけでもないんですが、防衛庁長官と外務大臣のお二人の答弁を聞いていると、むしろ早く伊藤さんと私がそこに座った方が、この国の外交や安全保障がもっと、日米関係でも議論をして前進するのかなと思ったところであります、失礼ですが。 そこで、所信表明を聞きました。お二人、両大臣の所信表明はかなり、通常国会ですから、ボリュームはあるんだが、抽象論で真空なんですね、真空内閣だからかもしらないけ……
○上原委員 民主党の上原です。
最初に、この二、三日来、大変話題というか論議を醸しております石原東京都知事の三国人発言について、防衛庁長官と外務大臣の所見を簡潔にお伺いをしておきたいと思います。
なぜ冒頭にこれを取り上げますかといいますと、四月九日、陸上自衛隊の第一師団の創設記念式典で、練馬駐屯地ですが、この東京都知事発言が出たわけで、自衛隊のあり方とも非常に関係をしておりますので防衛庁長官の見解を聞きたいわけですが、この式典には防衛庁からはだれが御出席しておったのですか、まずそれから説明してください。
【次の発言】 そうしますと、防衛庁の内局とか長官あるいは政務次官等は出席していなかった……
○上原委員 民主党の上原です。 最初に、法案について二、三点お尋ねをさせていただきたいと存じます。 今度の防衛庁設置法等の一部改正の内容は、いろいろ目を通してみますと、先ほど同僚委員の前原委員からもいろいろお尋ねがあったとおり、かなり議論をしておかなければならない重要な内容が盛られていると思います。だが、民主党も、外交、安保部会あるいはNC等でいろいろ議論、検討して、中身に疑問点もないわけではありませんが、賛成の立場をとるということでありますので、そういうことを前提に、まず、陸上自衛隊研究本部の新設に関することで質問をさせていただきたいと思います。 これは、これまで長年にわたって各研究機……
○上原委員 今防衛庁長官から違法射撃事案に関する調査報告がなされたわけですが、非常に膨大な内容であり、また関連する報告書もありますが、質問に入る前に一言。 私たちは、三月後半から、集中審議をやるべきであるということを強く求めてまいりましたが、その機会をつくってくれなかったこと、さらには、連休前に、衆議院においてもきちっとした報告をやり、それに基づく時間をかけた審議をやってもらいたいという強い要望も理事会、理事懇等で出しましたが、結局、五月も下旬に入ろうとする段階でこれだけ重大な不祥事の報告がなされたということについて、極めて遺憾であるということをまず申し上げておきたいと存じます。 それで、……
○上原委員 おはようございます。 きょうは、せんだっての青木沖縄開発庁長官の所信表明等についてお尋ねをすることになっておりますが、実は、青木長官が、いろいろ閣議等の日程の都合で十分ないし十五分くらいおくれるという当初の話だったので、その間を利用して白保総括政務次官にでもお尋ねしようと思っていましたが、せっかく青木長官が時間をやりくりなさったということでありますので、最初に長官にお尋ねをさせていただきたいと思います。 御承知のように、今いわゆる沖縄問題は山積をいたしております。きょう、ある程度具体的なことについてもお尋ねをしたいと思うのですが、まず、せんだっての所信表明にもございますが、沖縄……
○上原委員 大変短い時間ですので簡潔にお尋ねいたしますが、きょうは青木沖縄開発庁長官、官房長官が時間をやりくりしてくださって、本委員会を優先していただいたことに、まず敬意を表したいと存じます。 そこで、今も趣旨説明があったわけですが、今回の沖縄振興開発金融公庫の主として業務拡大をやっていくということについては、かなり与党内でも、あるいは私たち民主党としても、相当その内容について議論をしてまいりました。 といいますのは、平成十一年三月末現在で、金融公庫の沖縄県内に占めるシェアは三五%になっております。それは、沖縄の産業経済振興にとって有益な面ももちろん評価をいたしますが、政府の金融機関という……
○上原委員 私は、まず、嘉手納RAPCONの日本側への移管問題についてお尋ねをしたいと思います。 この件につきましては、今委員会あるいは安全保障委員会また沖特、時には予算委員会等で、回数は数えてはいませんが、恐らく何十回と私は取り上げてまいりました、一九七一年の沖縄国会以降、沖縄返還の昭和四十七年、七二年以降。遅きに失したとはいえ、去る三月十六日に河野外務大臣とコーエン米国防長官の会談で嘉手納RAPCON、いわゆるレーダー・アプローチ・コントロール・システムを日本側に移管するということが合意されたようであります。その成果につきましては、河野外務大臣の御努力、あるいは運輸省、政府関係者の皆さん……
○上原委員 民主党の上原です。 まず、委員長を初め与党の皆さんに、外務大臣の御日程の都合で質問順位を変えてもらったことに敬意を表して質問に入りたいと思います。 この間、四月十八日でしたか、安全保障委員会で、外務大臣も御出席のときにPCB問題を取り上げましたので、まずそれからお尋ねをします。 細かいことは申し上げませんが、日本の米軍基地内で産出されたPCBをカナダやアメリカ本国、シアトルに運ぼうとしたら拒否されて、また横浜に持ち帰った。こんな理屈の通らぬ話があるかといって、国民は非常にこの件について怒りを持っております。あいた口がふさがらないというのが実態。 そこで、当日、一カ月以内に日……
○上原委員 公述人の三名の先生方、大変御苦労さまです。社民党の上原です。 私も十分しか持ち時間がありませんから、それぞれお三人に一問ずつお伺いをいたします。 まず、塩野谷先生に医療保険制度改革についてですが、先ほど御所見を賜りました。確かに構造改革も負担増も必要な面が出てきているかと思うのですが、今もありましたように、米欧に比べて格段に高い薬価制度、あるいは診療報酬制度の全面的な見直しが不可欠だと指摘されていることは御承知のとおりですね。 先生もおっしゃいましたように、改革に痛みが伴うことは当然ですが、製薬業界、医師会にも相当の痛みを感じていただいて、分かち合ってもらわねばならないのじゃ……
○上原委員 社民党の上原です。お三人の公述人の皆さん、大変御苦労さまです。 まず、今井公述人にお尋ねいたしますが、トップの、経団連あるいは日本の産業、経済をリードしておられるお立場から、今の産業構造、雇用の問題等々を踏まえてといいますか、その実態に立って、経済構造改革はぜひ必要だ、そして、四つの観点からそれを推進していかねばならないということでございました。 高コスト構造の改善というのは急務だというようなことですが、わずか十分しかありませんから、今、財部公述人の方からもありましたが、大手の経済団体の皆さんでさえ、産業の空洞化、雇用の問題を深刻にお考えになっていらっしゃる。そうしますと、とり……
○上原分科員 沖縄開発庁には沖特委員会等でもお尋ねする機会はあるわけですが、社民党は小さくなって、国会での質問の時間も少なくなるし、あらゆる機会を活用しないと、一カ所だけで沖縄の抱えている多くの課題をお尋ねしたり、また若干所見も含めて提言というか提案をすることがなかなかできませんので、きょうこの機会を持つことにしました。ある意味では沖縄開発庁の激励も兼ねてですから、ひとつしっかりやっていただきたいと思います。 そこで、まず、沖縄開発庁の役割は御承知のとおりですが、沖縄政策協議会における沖縄開発庁の役割というのは余り表に出ていないような感じもいたします。政策協議会プロジェクトチームで集約をして……
○上原分科員 どうも、藤本農水大臣初め農水省の皆さん、御苦労さんです。 限られた時間ですので、余り農水大臣にお尋ねする機会もないものですから、この分科会をおかりして、少し農業問題をお尋ねさせていただきたいと思います。 今回の予算委員会を通して、農業関係予算についても非常に厳しい御指摘等があったことは御承知のとおりです、公共事業費を含めて。特にWTOとの関係で、いろいろ、大都市圏というか消費者が集中する都市と、あるいは農業生産というのをどうしても必要としている地方都市というか、地方とのこの農業に対する認識の違いというのも私は大変あると思うのですね。 そこで、これからの日本農業の省力化、いろ……
○上原分科員 予算委員会ではなかなか個別具体的なことがお尋ねできませんので、亀井建設大臣に若干お尋ねさせていただきたいと思います。 まず、今回の予算委員会の質疑を通して、特に公共事業費のあり方が大変議論になりました。私も、基本的には、いろいろ基本計画を含めて、公共事業のあり方というものは、今日的次元あるいは将来に向けて再検討、見直しは必要だという認識をしております。だが、行財政改革にしても、いろいろな社会構造改革というのは、総論は賛成でも、各論になるとなかなか容易でないというまた難しさがあって、今日まで、政府初め各政党が御努力をなさっても、思うように進まなかったという実情でもあろうかと思いま……
○上原委員 社民党の上原です。 三名の公述人の先生方、きょうは大変御苦労さまです。時間が大変限られておりますので、私は素人ですが、まず、水谷公述人にお尋ねをさせていただきたいと思います。 若干重複する面もあるかと思うのですが、先ほどの先生の御意見というか公述を聞いて、要するに、財政面においても、経済においても、国民生活においても、質の転換を図る、そういうふうに私は受けとめました。そこで、そのための全般的な構造改革をやっていく上で、御指摘がありましたように、財政改革と景気浮揚対策というか景気対策は、ある意味では並行して進めなければいかないわけですね。しかし、一面には、もう今景気が悪いから凍結……
○上原委員 社民党の上原です。 持ち時間がたったの十分ですので、御三名の公述人の方々に、それぞれ御発言順に一問ずつお尋ねできればと思いますので、よろしくお願いをしたい。 まず、稲葉公述人ですが、景況感が非常に深刻である、企業倒産も九七年度七万件余、そして負債総額も十四兆円だと。商工会議所のトップの立場にある方がそういう深刻な事態を言っておられるわけですから、地方の中小零細業を含めると、より深刻だと思うのですね。そういう面で、十年度予算の早期成立ということには社民党も賛成ですし、努力をいたしております。 そこで、財革法の弾力的運用をも考慮に入れて、さらに十兆円規模の新たな景気対策、いわゆる……
○上原分科員 島村農水大臣、どうも大変御苦労さまです。なかなかお尋ねする機会がないものですから、分科会の機会を利用して、余り勉強していないので内容の乏しいお尋ねになるかもしれませんが、主に沖縄の農業問題に絞ってお尋ねをさせていただきたいと思います。きのうも遅くまでほかの分科会ではたばたしていたものですから、まだ頭の整理ができていないのですが……。 まず最初に、沖縄政策協議会が御承知のように設置をされておりまして、その協議会の中で農水省としてもいろいろ御配慮、御努力をしておられることにまず敬意を表したいと存じます。 そこで、第五プロジェクトチーム、いわゆる産業創造・雇用開発プロジェクトの中に……
○上原分科員 どうも、藤井大臣初め関係者の皆さん、大変遅くまで御苦労さまです。あとしばらくですので。 私は、一つは、沖縄政策協議会で運輸省所管のことがいろいろ検討されておるようですが、空港インフラ整備の推進というか、那覇空港の将来展望あるいは位置づけについて、大臣や運輸省の関係者の御見解を聞いておきたいと思うのです。いろいろ検討されておって、今月末かあるいは近々検討結果がまとまると聞いておるのですが、現在どうなっているのか。 例えば、那覇空港が国際的に発展する可能性について、どういう御見解あるいは展望があるのか。もちろん、これは輸送実績なりあるいは国際的ないろいろな関係等で決まっていくこと……
○上原分科員 私にとっては、余り法務省は縁がないといったら変ですが、おつき合いのないお役所なんですが、ぜひ下稲葉法務大臣に、おわかりになっておられるか、あるいはお耳に入っているかわかりませんが、国会の場ではそう問題にはならない、ならないというか取り上げられていない問題についてちょっとお尋ねさせていただきたいと思います。 それは、法務省矯正職員の勤務改善問題で、私は内閣委員会その他で、これまで二、三回くらい取り土けてきたことかあるし、また、沖縄刑務所の那覇市から現在の知念村への移転に伴って、いろいろ復帰後のことでしたので関係をして、刑務職員一矯正局職員のことにある程度関心がありましたので、そう……
○上原分科員 瓦大臣初め皆さん、大変遅い時間までどうも御苦労さんです。パスしようかと思ったのですけれどもそうもいきませんので、できるだけ簡潔に。いろいろお尋ねしたいことがありますが、具体論から入ります。 一つは、嘉手納バイパスのことなんですが、これは、そこに額が飾られている綿貫先生が沖縄開発庁長官をして、恐らく十二、三年ぐらいになるのじゃないかな、北部に視察に行って、嘉手納ロータリー周辺が余りにも混雑をしてなかなか進まぬものだから一体どうしてそういう状況かと言って、それで嘉手納バイパスを今にもできそうなほどに大々的にぶち上げたんだが、いまだにできない。なぜそうなっているのか、今後の見通し等を……
○上原分科員 予算の総括あるいは一般質問で沖縄開発庁関係についてお尋ねする機会が短かった面もありまして、さらに、開発庁長官を官房長官が兼務しておられるということもあって、当分沖特も開かれそうにありませんので、若干お尋ねをさせていただきたいと存じます。 まず、せんだってもお尋ねをいたしましたが、今年五、六月といいますか、あるいはどの時期になるかはよくわかりませんけれども、政府が構想しておられる沖縄経済振興二十一世紀プランについて、もう少し、開発庁長官としてと申し上げますか、あるいは内閣、沖縄担当大臣という立場もありますので、現段階でお考えになっておられること、これはせんだっての、沖振法あるいは……
○上原分科員 どうも中川大臣、大変お疲れさま、御苦労さまでございます。民主党の上原ですが、なかなか農業問題でお尋ねする機会がありませんので、この分科会の機会を利用して、農政問題、また地元の農業問題等について少しお尋ねをしたいと思います。 農政に対して非常に御精通しておられる中川農水大臣ですから、私のような素人が余りお尋ねするのもいかがかと思うのですが、政府・与党といいますか、自民党さんも新たな農業基本法の策定に向けて大詰めの作業を今進めておられる。これはたしか一九六一年、昭和三十六年以来約四十年ぶりの抜本的というか時代の変化に相応する見直しだと聞かされております。中間報告でしたか、ちょっと目……
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