このページでは森喜朗衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○内閣総理大臣(森喜朗君) 第百四十九回国会の開会に当たり、最初に、有珠山や伊豆諸島における噴火、地震により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に、心からお見舞いを申し上げます。監視活動を注意深く続けるとともに、公共事業等予備費の活用を初め、被災者の皆様の生活支援や復旧復興の対策に全力で取り組んでいくことをお約束いたします。 このたびの総選挙におきまして、自由民主党、公明党、保守党の三党で絶対安定多数の議席をいただきました。国民の皆様から、連立政権に対する信任と国政の取り組みに全力で当たるようにとの激励をいただいたものと受けとめております。し……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 冒頭、鳩山議員から、さきの総選挙に関しての御指摘がございました。 自公保三党は、政権の枠組みを明示して選挙に臨み、絶対安定過半数の議席を得ることができ、国民の皆様から連立政権に対する信任をいただいたものと受けとめております。しかし、一方では厳しい評価があるのも事実でありまして、これに謙虚に耳を傾け、その要請にこたえてまいりたいと思います。 私は、選挙においても、国民の皆様に対し、景気回復に万全を期すとともに、日本新生のために必要な改革を大胆に断行することを訴えてまいりました。国民の皆様からいただいた信任にこたえるため、全力を挙げて国政に取り組んでまいりたいと思い……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 第百五十回国会の開会に当たり、当面する諸問題につき所信を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力をいただきたいと考えます。 去る十四日、私は、公明、保守両党党首とともに、三宅島、神津島及び新島の被害状況を視察し、復旧作業等に当たっておられる皆様を激励してまいりました。有珠山、三宅島の火山活動や周辺における地震活動、さらには東海地方を中心とする集中豪雨により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害をこうむり不自由な生活を余儀なくされている方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。先般決定いたしました予備費の使用のほか、補正予算での対応も含め、政府としては、監視……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 答弁に先立ちまして、神津島の地震及び東海地方の大雨により亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、有珠山や伊豆諸島におきます噴火、地震また秋雨前線豪雨等により不安で不自由な生活を余儀なくされている方々に心からお見舞いを申し上げます。 冒頭、鳩山議員から、有珠山、三宅島の火山活動や周辺の地震活動、東海地方を中心とする集中豪雨への対応につき御要請をいただきましたが、政府としては、先般決定した予備費の使用のほか、補正予算での対応を含め、監視活動を強化し、避難されている方々の生活支援や復旧復興対策に万全を期してまいります。 質問に先立ち、鳩山議員は、現在の日本は、国民……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 佐藤公治君の演説を伺いました。 余計なことかもしれませんが、佐藤君のお父さんと私は同期生でありまして、昭和四十四年初当選いたしましたときは、ちょうどまだあなたが十歳であります。こうしてここで演説されるのを伺って、綿貫議長もそうですし、党首の小沢一郎さんもそうでありますし、みんな同期生でありましたが、立派に成長されましたことを大変感無量で伺いました。 どうぞ、これからまじめに、また、お父さんが果たし得なかった道をしっかり励んでいただきたいということを心から期待いたしたいと思います。(拍手) 日本と日本人のあり方に関連してお尋ねをいただきました。 戦後、日本は高……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 社会保障制度の見直しについてのお尋ねがございました。 社会保障については、国民生活のセーフティーネットとしての重要な機能を有し、我が国の経済社会においても重要な位置を占めるものとなっております。しかしながら、今後の少子高齢化の進行に伴い、社会保障に要する費用の増大が見込まれる中で、国民の間にはその将来に不安を感じる声も出ております。生涯を安心して暮らせる社会を築くため、経済との調和がとれ、将来世代の負担が過重なものとならないように、将来にわたり持続可能で安定的、効率的な制度を構築することが必要であると考えております。 現在、社会保障構造の在り方について考える有識……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 与党提出のあっせん利得処罰法案が政治改革の過程の中で有する意義についてお尋ねがございました。 政治倫理の一層の確立のため、与党三党間におかれまして、あっせん利得罪の法制化に向けて大変御熱心に御議論をいただき、与党案としておまとめをいただきました。 私は、繰り返し、議論を引っ張る形で、法制化に当たっては構成要件を明確にし、かつ国民の要望を幅広く行政に反映させるという政治の役割にも配意する必要があると申し上げてまいりました。与党においては、私の思いをしっかり受けとめ、こうした論点を十分踏まえ、構成要件や対象行為等を明確に定め、実効性の確保に努められたものと承知いたし……
○内閣総理大臣(森喜朗君) ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団に関連し、政治資金の流れについての事実関係を調査し、公表すべきとの御指摘がございました。 ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団に関しては、現在、同財団前理事長の背任容疑で捜査中であり、また、政治資金に関しましては、既に政治資金規正法で収支報告を行うことが義務づけられ、収支報告書は一般に公表されているところであり、私の立場として改めて調査をする必要はないと考えております。 なお、自由民主党の党費につきましては、党において適切な手続を経て処理されているとの報告を受けております。 また、参議院選挙制度改革についての御指摘がありまし……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 今回の補正予算がばらまき予算ではないかとの御指摘がございました。 日本新生のための新発展政策は、規制改革などの法制度の整備、二十一世紀の新たな発展基盤の整備など、時代を先取りした経済構造改革を推進する包括的な政策であります。また、これを受けた補正予算では、IT革命の推進、環境対応、高齢化対応、都市基盤整備の重要四分野に社会資本整備の三分の二以上を集中させるとともに、IT基礎技能講習、災害対策、中小企業等金融対策、住宅金融・雇用対策等、国民生活に直結するような措置を盛り込んだところであり、ばらまき批判は当たらないと考えております。 なお、補正予算の必要性及び内容に……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 第百五十一回国会の開会に当たり、世紀の変わり目に国政を預かる内閣総理大臣として、歴史のめぐり合わせに改めてその重責をかみしめつつ、所信を申し述べたいと思います。 このような重要な国会の冒頭に、財団法人ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団をめぐり、受託収賄容疑により議員が逮捕されたことから申し上げなければならないのは、まことに残念のきわみであります。また、本件に関連して閣僚が辞任いたしました。政治倫理の確立については、政治家一人一人が厳しく身を律していくことが何より重要です。こうしたことが再び起きないように、改めて気を引き締め、信頼回復に全力を尽くしてまいります。 ……
○内閣総理大臣(森喜朗君) まず、鳩山議員から、冒頭に、このたびのインド西部の大地震につき言及がありました。 地震により多くの人命が失われましたが、この場をかりまして、インド政府並びにインド国民の皆様にお悔やみを申し上げますとともに、被害の回復のために、我が国としてできる限りのことを行いたいと考えております。この地震による多大な被害にかんがみ、日本政府といたしましては、直ちに一億三百五十万円相当の無償資金及び物資援助を行い、国際緊急援助隊医療チームを派遣いたしました。また、本日、けさ、自衛隊部隊をテント等物資の輸送及び設営技術指導のために被災地に派遣したところであります。政府といたしましては……
○内閣総理大臣(森喜朗君) KSDをめぐる事件に関し、私自身の関与も含め、関係者の証人喚問について御質問がございました。 今回の事件は、国民の政治への信頼を損なうものであり、私としても、大変遺憾であり、極めて深刻に受けとめております。党の所属議員から逮捕者を出したことについても残念のきわみでありまして、公党として国民の皆様に心からおわびを申し上げる次第です。 本件については、今後、司法当局の捜査により徹底的に真相究明が行われ、国民の前に真相が明らかにされていくべきものと考えますが、自民党としても、真相究明のため捜査に全面的に協力していく所存であります。 また、関係者の証人喚問については、……
○内閣総理大臣(森喜朗君) 初めに、私自身に関するお尋ねがございました。 内外に課題が山積いたしております現在、私は、国政にはいっときの停滞も、また、空白も許されない状況であると考えております。私としては、先日、本院におきまして内閣不信任案の否決を受け、まずは、現在参議院で御審議をお願いしております平成十三年度予算やその関連法案、さらに、各般の改革を実施するための重要法案の一日も早い成立に全力を尽くすことが、現内閣の責務であると考えております。 また、最近の厳しい経済情勢、株式市場動向にかんがみまして、政府・与党一体となって緊急経済対策本部を発足させたところでありまして、さきに提示されまし……
○内閣総理大臣(森喜朗君) まず、私の米国訪問について御報告を申し上げます。 私は、三月十八日から二十一日まで、米国を訪問し、十九日、ワシントンでブッシュ大統領と首脳会談を行いました。今回の首脳会談は、ブッシュ大統領の就任後初のものであり、今後の日米関係のあり方の基本的方向性について忌憚のない話し合いを行い、その中で、日米同盟関係を強化し、二国間の当面の問題への対処につき緊密な対話を行い、協力していくことで意見が一致し、所期の成果を上げることができました。 具体的には、当面の大きな課題である日米両国の経済運営を中心とし、また、えひめ丸の衝突事件を含め、日米安保、朝鮮半島情勢、さらには国連改……
○森内閣総理大臣 今のこの小選挙区制、比例並立制というのは、将来においてやはり二大政党制というものを求める、そういう理想に燃えて長い間議論がありましたけれども、そういう理想に燃えてこの制度というものを取り入れた。これは我々与党だけではなくて、野党の皆さんも、これまで連立で与野党いろいろと入れかわりもいたしましたけれども、そういう経過をたどってきたものだと思います。 そういう意味で、今回の選挙は、初めて自公保三党ということで政権の枠組みを明示したということでは、これまでになかったことだと思います。 そういう意味では、二大政党にすぐできるということ、あるいは二大勢力にすぐ実現できるということは……
○森内閣総理大臣 今、大畠委員からお話がございましたように、IT法案につきまして皆様方が大変御熱心に御議論をいただいておりますことに、まずお礼を申し上げたいと思います。 国会運営の交渉の中から委員会の議題を取り上げていくことでございますので、私から、ただ皆様がこうして精力的に、きょうも朝早くからこうして御議論をいただいておりますことに対して、政府として心から感謝を申し上げたいと思っております。 さて、突然の御質問でございますが、今お話がございましたように、アメリカの大統領選挙の帰趨はまだ明確にわかっておりません。アメリカの大統領選挙、また日本で行われます各種の選挙、それぞれ国情も違いますし……
○森内閣総理大臣 教育問題といいましょうか、教育に対する改革といいましょうか、これは何も今に始まったことではなくて、長い、多くの政治家も国民もみんな考えていたことだろうと思っています。 ただ、私は、ちょうどいよいよ今世紀も終わって新しい世紀に入る、いろいろな改革を進めていかなきゃならないだろう。その中には国際化という視点もありますし、情報化という視点もあるし、当然高齢化、少子化ということもあるでしょうし、いろいろな角度から日本の教育を一遍よく振り返ってみて、二十一世紀をしっかりと支えていってくれる日本の子供たちをどういう教育の環境の中から育てていくことが大事かということを改めてみんなで考えて……
○森内閣総理大臣 御指摘ございました点が今三点あったというふうに承知をいたしております。 内閣の支持率につきましては、あるいはまた不支持率に関しましては、最近の厳しい調査結果については十分承知をいたしておりますし、これまでも、本会議等でも私の考えを述べております。世論の動きを示す一つの指標として謙虚に受けとめなければならないと考えております。 支持率の変動要因というのはさまざまなものがあると考えておりますが、私としては、厳しいこういう状況にあるときこそ、基本にしっかりと立ち返って、国家国民のために何が必要かということを第一に考えることが大切である、こう考えております。 率直に申し上げて、……
○森内閣総理大臣 御激励をいただきまして大変恐縮に存じておりますし、また、得がたき友人であります亀井さん、いろいろと私のことも御心配をいただいております。 率直に申し上げて、マスコミ等に出ます支持率とか不支持率というのは、これはやはり十二分に謙虚にこれを受けとめて参考にしなきゃなりませんけれども、政治はやはり結果だと思っておりますから、できる限りの努力をして、そして、今亀井さんからいろいろお話がございましたように、将来に対して、また短期的に言えばこの新しい一年にどういう政治的な責任が果たし得るかということを常に考えながら、今微力を尽くしているところでございます。 過去の我が国の歴史から今問……
○森内閣総理大臣 昨日もお答えを申し上げましたが、支持率が上がったりあるいは不支持率の問題は、これはやはり謙虚に私は見ておりますし、気にならないと言ったらうそでありますから、いろいろな資料を見ながら考えることもございます。 私は私なりに一生懸命やっておりますが、なかなか理解をされにくい面もあるのかなと思いましょうし、それから、世論調査を受ける国民の立場から見れば、そのときそのときいろいろな心境、お考えもあるでしょうし、政策に対するものもあるでしょうし、最近のようなこうした不祥事等が当然私は大きく影響していると思います。 しかし、調査するマスコミの機関によっては、きのう我が党亀井政調会長の御……
○森内閣総理大臣 きょうは集中質問で私が予算委員会に招かれておりますので、きょうまた、各党議員からの御質問に対してもその都度お答えをしてまいりたいと思いますが、冒頭に、まず、今回のえひめ丸沈没事件に対しまして、行方不明になっております方々の御家族を初め今回の事故に遭われた方々、関係者の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、皆さんの御心痛はいかばかりかと御拝察を申し上げております。引き続き、政府といたしましても万全の対策を今講じているところでございます。 この事案への私の対応をめぐりましても、国民から強い御批判のあることも十分承知をいたしておりまして、謙虚に受けとめさせていただきたいと思……
○森内閣総理大臣 今八代議員からいろいろ御指摘をいただきました。 今回のKSDをめぐります一連の事件につきましては、国民の政治への信頼を損なうものでありまして、私としても大変深刻に受けとめております。また、今回の村上氏の議員辞職につきましては、こうしたKSD問題で世間をお騒がせし、また混乱を招いたことについてみずから責任をとり、国会議員として厳しいけじめをつけられたものであろうと承知をいたしております。多くの国民から選ばれた国会議員がみずから辞職をするということは、かなり深刻なことでもあり、同時にまた、村上議員のそうした決断というものに対して、私どもはそれなりに、それぞれのいろいろな見方はあ……
○森内閣総理大臣 借金というふうに一言で表現されますと、できる限り借金というのはないことが一番いいということになるんだと思います。しかし、日本経済はいわゆる九一年から九八年までのバブルというのが崩壊をいたしましたし、アジア経済が非常に低迷をいたしました。そういう中で、日本の経済を何とかして景気回復軌道に乗せようということで、いろいろな努力をしてきたということだと思います。 そういう中で、やはり何としても、GDPの大きな部分を占めます消費といいましょうか、そこを何とか伸ばす、つまり、国民の家計部門を元気づけるということが大事。しかし、そのためには、まず民間の景気を、経済をよりよくしていくという……
○森内閣総理大臣 KSD問題に関しまして、きょうは村上前議員が逮捕されまして初めて私は国会で答弁することになりますので、少し時間をいただきまして、自分の気持ちも申し上げたいと思います。 村上氏が参議院におきまして指導的な役割を担っておられました方だけに、私としても大変残念でもありますし、また極めて深刻に受けとめております。 所属議員が二人もの逮捕を出したということにいたしましても、自由民主党としての責任も重く受けとめておりまして、公党として国民の皆様に心からおわびを申し上げたいと思う次第でございます。 今後、司法当局の捜査によって徹底的に真相究明が行われ、国民の前に真相が明らかにされてい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。